2026年05月06日

Office の基本操作 Vol.2026-05-1 差し込み印刷とフィールドコードの編集

領収書や見積書など、Word の差し込み印刷の機能は、ラベル印刷などに限ったことではなく幅広く利用できる機能です。

顧客情報や、その顧客との取引内容が Excel に保存されているとしたときに、そのExcelファイルから、Wordに差し込み印刷の機能を利用して、顧客名や販売価格などが自動で挿入されるように利用したい.... そんなニーズもあることでしょう。

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今回はそんな、Word の差し込み印刷について Office の基本操作 として取り上げてみました。


【Excelでは桁区切りのカンマがあるのに...】

Excelで管理している顧客情報には、見積価格や、請求価格などがきちんと表示されているのに、いざ Word に挿入してみると、桁区切りのカンマがない.... そんなことがあります。

Excelではちゃんと桁区切りスタイルが適用されているのでカンマがついているのに...と思われがちですが、Excelは、あくまでもそこに入力された数値のみ情報として認識しているだけで、そこに書式設定という機能を介して人の目には、桁区切りのカンマ付きのデータになっているだけ。

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つまりデータ自体は、数字だけなわけです。

なので、これをWordに差し込み印刷で入れたとしても、Word側では単に差し込みフィールドを挿入しただけでは、桁区切り表示にならないわけです。


【Word 側で設定を変更する】

ならばどうするか?というと、Word の差し込みフィールドの設定を、フィールドコードを修正して表示形式を整えていく必要があります。

フィールドコードの編集に際し、事前に必要な個所に差し込みフィールドは挿入しておいてください。挿入された差し込みフィールドに対して次の手順で作業を行います。

1) フィールドコードの表示:

20260505-2-6.JPG
上記の例では金額のところになりますが、ここで右クリックして フィールドコードの表示・非表示 をクリックしてフィールドコード表示させます。

2) フィールドコードの編集:

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挿入されているフィールドコード名の後ろに、「¥# “#,##0”」を追加し、再度フィールドコードを非表示に戻します。

3) フィールドコードの更新:

編集されたフィールドコードは、表示・非表示を再度クリックして非表示に戻しても、その編集内容は自動では反映されません。

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そこで、再度右クリックから、「フィール更新」を行う必要があります。


【フィールドコードの操作に関するショートカットキー】

今回、右クリックから表示・非表示の切り替えや、編集、更新などを行いましたが、当然ながらショートカットキーを利用した操作も可能です。

-- Word でフィールドコードを扱う時のショートカットキー:

操作内容ショートカットキー機能
すべてのフィールドコードの表示・非表示Alt + F9文書全体のフィールドコードの表示・非表示を一度に切り替えることができます。
選択されたフィールドのみの表示・非表示Shift + F9個別に手入力でコードを入力したり、編集したりする際に利用します。
新規に空のフィールドを挿入Ctrl + F9手入力でコードを最初から入力したい場合に利用します。
フィールドの更新F9フィールドコードを作成・編集 した後、反映させるために行います。

Word で、フィールドコードを扱う場合には上記のようなショートカットキーが利用できます。これは現在の Word でも有効です。
ただし、以前だいぶ前にこのブログでも「フィールドコードの 表示・非表示の切り替えができない!」とご紹介していますが、一部ご利用環境によっては、「Alt+F9」が正しく動作しないケースもあります。

これは他の機能がこのショートカットキーを使っているためで、Word の不具合ではありません。この場合、バッティングしているアプリ側の設定の変更をするか? ショートカットキーはやめて右クリックから切り替えてご利用ください。


<参照>





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2026年05月05日

Mac 版 Office Insider Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しておりました。

今回確認した更新プログラムは、以下の通りです。

20260505-3-1.png
・Microsoft Excel 16.110.26050319
・Microsoft OneNote 16.110.26050319
・Microsoft Outlook 16.110.26050319
・Microsoft PowerPoint 16.110.26050319
・Microosft Word 16.110.26050319

以上となっております。

今回提供された更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

さて改めて「Microsoft 365 のロードマップ」を覗いてみると、
  • Microsoft Copilot (Microsoft 365): Create a presentation with Copilot in PowerPoint directly from the PowerPoint Home
  • Excel: Plan Mode for Copilot in Excel
  • PowerPoint: Create and Edit images with the model of your choice
  • Outlook: Copilot provides coaching feedback in chat as you draft, edit and format emails
などなど

Copilot 関連ではありますが、5月に予定されている Office for mac に提供される機能がいろいろ紹介されています。あくまでもロードマップなので予定にすぎないので、遅れるものもあるかと思いますが、これだけ見ていると Office for mac 向けにも今月はいろいろな機能追加がありそうです。気になる方は、「Microsoft 365 のロードマップ」をご参照ください。


<参照>

macOS での Copilot の概要



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リンクをクリックしたら画面が分割してしまった....

Microsoft Edge を利用して Copilot を利用して調べごとをしていたところ、Copilot 内の回答にあるリンクをクリックしてみたら画面が2つに分割。元に戻そうと四苦八苦。タブを閉じればせっかく開いていたリンク先の画面が消えて、Copilot の画面だけになってしまう....そんな画面が分割したときの対処法についてご紹介いたします。

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まさに上記のような画面になるわけですが、今まではあまり気にしなくても普通にリンクが別のタブで開いていたと思いますが、いつからか?リンクによってクリックすると、こうして画面が分割するようになっておりました。

もちろんすべてがこういう状況でもなく、普通に別のタブで開いてくれるものもあったりします。


【Microsoft Edge の画面分割の機能】

Microsoft Edge の画面分割の機能は、最近追加された機能ではありません。調べてみると、2022年に Edge Canary / Dev チャネルで Split Screen が実験的に展開がスタート。その後、2023/2024年と順次機能が改善され、2025年から主要機能として定着したもの。

さらに今年になってから、Copilot との連携により、Copilot がページ内容を解析し、「元ページを見ながら参照した方が良い」と判断すると自動で分割するようになったようです。
  • “補助情報”扱い → 分割されやすい
  • “メイン情報”扱い → 分割されにくい
Copilot の文脈判断により分割の発動が高度化してきたわけですね。もっともこれが使いやすいか?どうかは、別のお話なわけです。

-- 画面分割:

Microsoft Edge の「分割画面ブラウジングによるマルチタスク」のところにもありますが、現在は主要機能の一つとなっています。

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このサイトの「ヒントとコツ」には以下の様なものが紹介されております。
  • 簡単に画面を分割する
  • スプリット画面へのクイックアクセスを追加
  • 画面サイズを調整する
  • 横向きか縦向きか?選ぶのはあなたです
  • リンクを画面の右側だけで開く

【画面分割をオフにする】

さて本題ですが、こうした画面分割されて表示されるとさほど大きくない画面だったりすると逆に不便になったりもするわけです。ということで設定をオフにする方法を確認してみました。
  • [...]>設定>外観 と開きます
  • 「その他のデザイン設定」にある「ブラウザのビヘイビアと機能」と開きます
  • 「画面を分割する」にある「画面分割を有効にする」のトグルをオフにします
さらに「画面分割を構成する」をクリックすると、さらに詳細な設定が可能になります。

-- 設定を変更しても分割される:

今回、Microsoft Copilot の画面からリンクをクリックして、画面が分割されたわけですが、実はこの場合、先ほども触れましたが画面の分割の可否は、Copilot がコンテンツの内容から判断するようになっているため、設定をオフにしても画面が分割される場合と、されない場合があったりします。

-- 対処法:

Copilot によって判別されて、Copilot のチャットウィンドウと、その他のリンクページが1つのタブに表示されるような場合、タブページが1ぺージしかなくて分割されている場合、タブの閉じるボタンを押してしまうと Microsoft Edge がすべて終了してしまいます。

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なのでこの場合、Microsoft Edge の右上にある Copilot チャットのボタンを押して、いったんCopilotのチャットウィンドウを非表示に。そして新たにタブを開いて、必要であれば再度Copilot チャットを開く...そんな形で再開するしかないようです。

最初はえぇ〜って感じで分割された画面に戸惑いましたが、まぁとりあえず画面が Copilot の判断で分割されたとしても、Edge を終了させずに元の状態に戻れることは確認できたので、とりあえずは良しとしましょうか....


<参照>




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KB5083631の既知の問題

US時間4月30日「KB5083631」がリリースされました。

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このプログラムはDリリースと呼ばれるもので、ここで提供される機能は、次回5月以降の更新にて提供されるものがプレビュー版として一部のユーザーに展開されるもの。Windows Update のところで、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」がONになっていれば到着するものです。

なので Update が来ない人も当然いらっしゃるでしょうし、また慌ててインストールしないといけないものでもないのであえてOFFのままでも特別問題ありません。


【段階的なロールアウトと通常のロールアウト】

さて今回提供された更新プログラム。その更新内容についてサクッと簡単にご紹介しておきます。

Windows 11 25H2 / 24H2 向けのセキュリティ以外のプレビュー更新となります。AI 機能、エクスプローラー、入力、タスクバー、ドライバー、ストレージなど 幅広い領域で改善と新機能追加 が行われています。

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今回の更新プログラムには、
  • 段階的なロールアウト
  • 通常のロールアウト
の2つが含まれています。ただし配信のタイミングがデバイスによって異なるだけで、どの機能が段階的に展開されるもので、どの機能が通常のロールアウトか?と機能的に区分けされているものではないようです。

そのハイライトになる大きな機能について、Copilot に整理してもらいました。

-- ハイライト(大きな新機能)
  1. Xbox モード(新機能)
    • Windows PC で Xbox ライクな全画面 UI を提供
    • ゲームに集中できるシンプルなインターフェイス
    • 切り替え:Xbox アプリ / ゲームバー設定 / Win + F11

  2. エクスプローラーの強化
    • 新たに uu / cpio / xar / NuGet(nupkg) 形式のアーカイブに対応
    • フォルダーの表示設定がより安定して保持
    • ダークモード時の白いフラッシュを削除
    • explorer.exe の信頼性向上

  3. 入力まわりの改善
    • 触覚フィードバック対応デバイスでハプティック反応
      (Surface Slim Pen 2、ASUS Pen 3.0、MSI Pen 2、対応マウスなど)
    • タッチキーボードの音声入力 UI を簡素化
    • アラビア語 101 レガシーレイアウト追加
    • 絵文字パネルや ADLaM キーボードの信頼性向上

  4. タスクバーに「エージェント進行状況」表示(新機能)
    • Microsoft 365 Copilot の Researcher などの進行状況をタスクバーで確認
    • ホバーでリアルタイム進行状況を表示

  5. Enterprise / 管理者向けの大きな変更
    • Enterprise State Roaming が Windows バックアップで管理可能に
    • プレインストールアプリのポリシー削除に「動的アプリ削除リスト」追加
    • ドライバーポリシー強化(クロス署名ドライバーの既定信頼を廃止)
    • バッチファイルの安全モード(LockBatchFilesWhenInUse)追加

-- その他の改善点(分野別まとめ):
  • 印刷:
    Windows 保護印刷モード対応プリンターに新アイコン追加

  • Microsoft Store:
    アプリインストール時のエラー(0x80070057 など)を削減

  • フォント:
    タイ語・ラオス語・クメール語・ロンタラのレンダリング改善

  • オーディオ:
    midisrv.exe とサードパーティドライバーの互換性向上

  • Windows Hello:
    顔認証の信頼性向上
    指紋データの永続性改善

  • ストレージ:
    大容量ストレージ情報の表示パフォーマンス改善
    FAT32 フォーマットのサイズ制限を 32GB → 2TB に拡大

  • 配信の最適化:
    メモリ使用量の最適化

  • グラフィックス:
    モニターのカラープロファイル永続性改善

  • キオスクモード:
    Edge を含む許可アプリ構成が簡素化

  • パフォーマンス・信頼性:
    スタートアップアプリの起動高速化
    explorer.exe の安定性向上
これだけ見てもかなり広範囲な機能更新であることがご理解いただけると思います。
ちょっと気になったのは、FAT32 の仕様変更。だいぶ前に変わるよ?ということは聞いて知ってはいましたが、やっと、32Gb以上の大きなSDカードなども普通にフォーマットできるようになるんですね。


【公開されている既知の問題】

さてこうして事前にプレビュー版として提供されているこうした更新プログラムには、ある意味では既知の問題を抱えているケースも多く、これによる不具合に遭遇するケースも否定できません。まぁそれがいやなら、オンにしないことになるわけです。

現在、公開されている既知の問題には次のようなものがあります。

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特定の条件(PCR7 構成、UEFI CA 2023 証明書など)が揃う一部デバイスで、更新後の最初の再起動時に BitLocker 回復キーが要求される場合あるようです。企業向けには回避策(グループポリシー変更)も案内されています。詳細は、「2026 年 4 月 30 日 − KB5083631 (OS ビルド 26200.8328 および 26100.8328) プレビュー」をご参照ください。

「BitLocker 回復キーは 1 回だけ入力する必要」があるというものですが、現在 Microsoft 側で把握している既知の問題については、主に法人ユーザーでの問題となり、一般ユーザーは気にする必要はないようです。

-- 既知の問題として提示されている特定の条件:
  • 条件1:BitLocker が有効
    (個人PCでは多くが「デバイス暗号化」扱いで自動ONだが、問題は次の条件とセットで発生)

  • 条件2:PCR7 バインディングが特定の構成
    → 企業向けのセキュリティ構成で発生しやすい

  • 条件3:UEFI CA 2023 証明書が関係
    → 企業の管理されたデバイスでよく使われる

  • 条件4:企業の管理ポリシー(Intune / GPO)で BitLocker 設定がカスタム
    → 一般家庭ではまず設定されていない
要するに、企業の管理下にある PC(会社支給PC)は、
  • セキュリティポリシーが厳しい環境
  • BitLocker の高度な設定を使っている場合
こういう環境でのみ、更新後の最初の再起動で BitLocker 回復キーを求められる可能性があるということ。

通常一般ユーザー向けのPCの場合には、
  • 家庭用PCは PCR7 の特殊構成を使っていない
  • UEFI CA 2023 の影響を受けるケースがほぼない
  • BitLocker の高度なポリシーを使っていない
ということから、Microsoft 側では “企業向けの注意” として説明しているようです。

もっとも昨今のPCは、BitLocker 自体はデフォルトで有効になっているケースも多いので、こうした注意喚起があった折には、自分で使用しているPCの回復キーを確認しておくのもいいのかもしれませんね。


【2025/5/14更新】

一部の環境で、PC起動時に BitLocker の回復キーが要求されるトラブル。5月に提供された KB5089549 にて修正されました。



<参照>




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2026年05月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここのところ忙しくてなかなか確認できなかったわけですが、恐る恐る Microsoft AutoUpdate を起動してみると案の定 Beta Channel に次の更新プログラムが到着しておりました。

今回確認した更新プログラムは、以下の通りです。

20260502-2-1.png
・Microsoft Excel 16.110.26042837
・Microsoft OneNote 16.110.26042837
・Microsoft Outlook 16.110.26042837
・Microsoft PowerPoint 16.110.26042837
・Microsoft Word 16.110.26042837
・Microsof 365 Copilot 1.2604.2103

以上となっております。

今回提供された更新プログラムに関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

さて月も改まって5月。GWのまっただ中ですが、TedhCommunity には、4月に提供された更新プログラムのまとめが続々と投稿されておりますので、今回は Excel のまとめについてご紹介させていただきます。


Windows のデスクトップアプリに比べるとちょっと遅れ気味ではありますが、Excel for mac においてもその Copilot の機能が追加されつつあります。Excel においてエージェントとして Copilot の活用が始まってます。


「エージェント型AI機能Copilot Cowork」は今後も注目されるものになります。


<参照>

macOS での Copilot の概要



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