2023年05月05日

Windows の基本操作 Vol.2023-05-1 ストレージセンサーを利用して定期的なごみ箱のお掃除

ある時 エクスプローラーを開いたら Cドライブが真っ赤!.... 何てこと、ありませんか?

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何かの際にエラーのメッセージなどが表示されていたりしたら気が付いたのかもしれませんが、気が付かずに使い続けていたらこんなことに... PCを何年も使っていたりすると、いつの間にか?Cドライブの空き容量が減ってしまって慌てちゃうことって、あるあるな?出来事ではないでしょうか....

特に何かをした覚えもないのに、PCを使っていてデータを保存しようとしたら「ディスクの空き容量またはメモリが不足しています」というエラーメッセージが表示されたりすると、何をどうして空き容量を確保できるものなのか? 悩みますよね。

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会社などであれば、クラウド化なども進んでいるのかもしれませんし、一般ユーザーの方でもデータをしっかり管理されている方であれば、外付けのドライブなどにデータをバックアップされてたりするケースも多いかと思います。

そこまで使うことなんてないな?何て思っていても、気が付いたらこんなことになっていた.... そんなケースも多々あることです。

さてそんなケース。もちろん物理的に空き容量を確保しないといけないわけなので、やることと言えば1つ。不要なファイルの削除や、データを外付けのドライブ、クラウドなどに移動して空き容量を確保することです。


【Windows の "ストレージセンサー"とは?】

Windows にはこうした緊急事態にならないように、ストレージ、つまりCドライブなどの空き領域を監視して快適に利用できるようにする機能があります。これが「ストレージセンサー」という機能になります。

この機能は、Windows 10 Ver.1809 以降に搭載されたもので、Windows 10Windows 11 でご利用いただけます。

スタート > 設定 > システム > ストレージ 開くと表示されます。


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左:Windows10 右:Windows11


-- 利用状況が把握できる:

上記の画像からもご理解いただけると思いますが、ストレージセンサーを開くと、現在のCドライブの利用状況が確認できます。Windows 10 の場合には "アプリと機能"、Windows 11 の場合には、"インストールされているアプリ" とあるところをクリックするとどんなアプリがどれだけの容量を占めているのかが表示されます。

不要なアプリがあれば、ここから削除することも可能です。


-- "ストレージセンサー" を実行する:

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  1. Windows 10 の場合(左)には、ストレージセンサーを "オン" にして、"ストレージセンサを構成するか、今すぐ実行する"
  2. Windows 11 の場合(右)には、ストレージセンサーを "オン" にして、さらに、"ストレージセンサー" のところをクリックします
ストーレッジセンサーを実行するタイミング
一時ファイルの削除のタイミング
などがあらかじめ設定しておくことが可能になります。

ダウンロードフォルダについては、通常一時的にダウンロードされたファイルなどが保存される場所ですから、ここをファイルの保存場所として利用していることはやめましょう。必ずダウンロードしたもので、必要なものはちゃんと別の場所に移動して保存しているということを前提としていても、ダウンロードフォルダは、意外といろんなものが残ってたりしますので、こちらも定期的にお掃除する必要がある場所です。

ごみ箱についても、通常ここをデータの保存場所として利用することはないので、やはり定期的にお掃除する必要があります。14日間や、30日などに設定しておけば、自動的に指定した日数でファイルを削除してくれるようになります。


-- それでも空き容量が足らない?:

ごみ箱や、ダウンロードフォルダもお掃除した、さらに使っていないアプリも削除した.... にもかかわらず、空き領域はまだ真っ赤(空き容量不足)な状態... という場合には、旧来からある "ディスクのクリーンアップ" を実行することになります。

Windows 10 の場合:

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  • エクスプローラーを起動して、Cドライブを右クリックしてプロパティを開きます。
  • "ディスクのクリーンアップ" をクリックすると画面が表示されます。

Windows 11 の場合:

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  • エクスプローラーを起動して、Cドライブを右クリックしてプロパティを開きます
  • "詳細" をクリックすると、"ストレージの使用量" の画面が出てきます
  • 続いて、"一時ファイル" をクリックすると、クリーンアップするファイルが選択できるようになります

こうした Windows の標準搭載機能を上手に利用して、不要なファイルも定期的にお掃除することは、快適に利用するための一つのとも言えます。


<参照>




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2023年05月04日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次に更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230504-1-1.png
・Microsoft Excel 16.74.23050300
・Microsoft OneNote 16.74.23050300
・Microsoft Outlook 16.74.23050300
・Microsoft PowerPoint 16.74.23050300
・Micrsooft Word 16.74.23050300

本日公開された更新プログラムに関する公開された情報は特にございませんでした。今後 Office Insider Blog などでなんらかの新機能の紹介といった形で取り上げられた折には改めてご紹介させていただきます。

さて、Outlook チームからは、US時間4月17日・19日に公開された Ver.16.73 (23041700) &  16.73 (23041900) での更新内容について情報が公開されております。

-- Ver.16.73 (23041700) &  16.73 (23041900):

【修正内容】

メール:Google、Yahoo、iCloudのアカウントで、送信済みフォルダがサーバーに同期されない問題を修正
メール: macOSのウィンドウを最大化するショートカットが機能しない問題を修正
カレンダー:クイックイベント作成ページで「ルームファインダーで参照」をクリックした後、2つのフルイベント作成ウィンドウが開く問題を修正
検索:複数のメールボックスを追加して保存した検索で、検索範囲が正しくない問題を修正
アクセシビリティ:フルキーボードアクセスが有効で、メールの添付ファイルにフォーカスがある場合、次の要素にフォーカスが移動する問題を修正
クラッシュ:空のイベントを作成し、後で出席者を追加する際に発生するクラッシュの問題を修正

【新規または改良された機能】

管理者設定で、テナントがMacのTLSのバージョンを1.2に設定できるようにしました

以上となっております。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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2023年05月03日

2023年11月30日、Microsoft 365 での個人用メール アドレスのサポートが終了

個人向け Microsoft 365 において、これまで利用できていたカスタマイズされたメールアドレスの利用が、2023年11月30日以降利用できなくなります。

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これまで Microsoft 365 Personal、Microsoft 365 Family 向けには、「Microsoft 365 でカスタマイズされたメール アドレスを取得する」にもあるように、そのサブスクリプション特典(Premium機能)の一つとして、別途 GoDaddy から取得されたドメインのカスタマイズされたメールアドレスの利用が可能でした。

今回「Microsoft 365 の電子メール機能とストレージの変更」で発表されたものは、こうして取得されたカスタマイズされた独自のドメインのメールアドレスの利用ができなくなります。


【カスタムドメインでのメールアドレスとは?】

〜@outlook.jp や、〜@hotmail.com などのメールアドレスではなく、オリジナルのドメインで使用したいという方向けのサービスで、GoDaddy にてドメインの取得されたものをエイリアスとして追加することが可能でした。ただし、これに対応しているレジストラが、GoDaddy のみだったというわけです。

Microsoft 365 でカスタマイズされたメール アドレスを取得する」でもその手順は紹介されていますが、

1) まずは、Outlook.com にアクセスして、設定>プレミアム>機能 とクリックします

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2) "パーソナライズされたメールアドレス" のところにある "始める" をクリックすると GoDaddy にてドメインを取得(別途費用が必要)してオリジナルのメールアドレスが利用できるようになります

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** 繰り返しますが、このサービスは、Microsoft 365 のサブスクリプションユーザーのための Premium 機能になりますので、無料の Microsoft アカウントでは利用できません。


【今後】

現在使用中のものについては引き続きご利用が可能です。今後、新規には追加ができなくなります。

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仮に、新規に追加したい場合には、Microsoft 365 Business Basic などといった法人向けプランに移行する必要があります。

この影響を受けそうなのは、個人でお仕事をされている方など一部限られた方のみだと思いますが、ご利用の方はご注意ください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


Surface Laptop4 特別版販売中! なくなり次第終了
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2023年05月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

久々のような気がしますが、次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230502-1.png
・Microsoft Excel 16.74.23043001
・Microsoft OneNote 16.74.23043001
・Microsoft Outlook 16.74.23043001
・Microsoft PowerPoint 16.74.23043001
・Microsoft Word 16.74.23043001

今回配信されている更新プログラムに関する情報は、ブログなど特に公開されているものはございませんでした。今後新たに追加された機能など紹介された折には随時ご紹介させていただきます。

本日公開された Office Insider Blog では、先日もご紹介しました Microsoft Designer について紹介されております。

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先日もご紹介しましたが、まだパブリックプレビュー版として一般公開されたばかりで、インターフェースが英語のみしかないことなど、多少とっつきにくい部分もあるかもしれませんが、macOS でも利用は可能なのでご興味のある方はぜひご利用になてみてください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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iPhone に対応した「スマートフォン連携」の提供がスタート!

かつて「スマホ同期」として提供されていたスマホ連携機能となるストアアプリ。

この "スマホ同期" も、Android 搭載のスマートフォンであれば、そこそこ使えていたものの、残念ながら iPhone となると、「リンクの共有」のみしか利用できませんでした。

そしてその後 "スマホ同期" が、新たに「スマートフォン連携」にアップグレード。

しかし先日までは、この 「スマートフォン連携」では、Android のみにしか対応しておらず。iPhone については、全く利用できない状況が続いておりました。

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そして先日、ついに iPhone にも対応し、Windows 11 をご利用の一般ユーザー向けへのリリースがスタートいたしました。

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上記の画像は、
  • 左:Windows Insider Canary Channel
  • 右:Windows 11 Pro
の画面です。

Windows Insider 向けにはすでに以前より提供されていますので利用できるようになっていますが、一般向けのものについては、現状うちで確認する限りではまだ展開されていないようです。順次ってことなのでしょうけど、もっともここまでくれば、ほんとにもう間もなくなのでしょうね。

-- 以前の Windows Insider 向けの情報 より:

2023年2月28日に公開された Windows Blogs「Previewing Phone Link for iPhone users on Windows 11 with Windows Insiders」にありますが、この段階では、US版の Microsoft Community の「Phone Link app – iOS support」にもありますが、

-- 既知の問題点 --

メッセージ:
  • スマートフォン連携では、グループメッセージの作成・返信、メッセージ内のメディアの送受信には対応していません
  • スマートフォン連携がメッセージで新しい受信者からの最初のメッセージを受信しません
  • スマートフォン連携は、画像、GIF、メモ帳の送信には対応していません
  • iPhoneのメッセージの設定が、常に "プレビューを表示しない "に設定されている場合、スマートフォン連携はメッセージを表示できません
  • アプリの使用中にBluetoothセッションが切断された場合、Phone Linkはメッセージの会話履歴を表示しない

電話機能:
  • スマートフォン連携の使用中、Bluetoothヘッドセットがペアリングされて接続されている場合、通話音声をPCスピーカーにまわすことができません
  • iPhoneとPCをBluetoothで接続した状態で、電話機でVoIP通話に応答した場合、通話中のPCにスマートフォン連携が表示されます
  • スマートフォン連携は、ウィンドウを閉じた場合、進行中の通話も終了してしまいます

お知らせ:
  • スマートフォン連携でボイスメールの通知をフィードから解除することができません
  • アクションセンターの通知をオンにしている場合、Windowsアプリからの通知とPhone Linkからの通知が重複して表示される場合があります。

システム要件:
  • Windows 11を搭載し、Windows Insider Programに登録されているPC
  • iOS 14.0以降を搭載したiPhone端末で、カメラが動作すること
  • Microsoft Storeのスマートフォン連携アプリ バージョン1.23012.169.0以降
  • Windows 11搭載のPCはBluetoothが必須
という制約があったようです。


【今回展開がスタートした「スマートフォン連携」について】

さてでは、さっそく今回 US時間4月26日に公開された「Phone Link for iOS is now rolling out to all Windows 11 customers」を確認してみましょう!

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冒頭、Windows 11 をご利用の iOS ユーザー向けに、世界 85 のマーケットをターゲットとして、39言語でこの機能の展開がスタートしたことが紹介されています。そして、5月中旬までには、すべてのユーザーが使用できるように、Windows 11のユーザーへ段階的なロールアウトを開始したとあります。

これまでであれば、Android 向けにしか提供できなかったサービスですが、このスマートフォン連携アプリにより、通話、メッセージ、連絡先へのアクセスについて、基本的なiOSサポートが提供されますとあります。

プレゼン中などで、スマホをしまっておかないといけないようなときでも、PCの画面上で通知を受け取ることが可能になりますとあります。


--注意事項として:

注意事項として以下のようなことが紹介されています。
  • Phone Link for iOSは、iOS 14以上のiPhone、Windows 11デバイス、Bluetooth接続、Phone Linkアプリの最新版が必要です。
  • iPad(iPadOS)または macOS ではご利用できません。デバイスの互換性は異なる場合があります。地域によって制限がある場合もあります。
  • メッセージング機能はiOSによって制限されます。
  • 画像・映像の共有やグループメッセージには対応していません。
  • メッセージはセッションベースであり、電話がPCに接続されているときのみ送信されます。

冒頭にも触れましたがリリースはスタートしています。順次展開されていきますので、今後の スマートフォン連携アプリの更新にご注目ください。

ちなみにこの機能は、Windows 10 向けにはリリースされません。Windows 10 の「スマートフォン連携」アプリでは、Android のみしか利用できません。


<参照>




安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン


デル株式会社

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