2023年05月12日

Windows の基本操作 Vol.2023-05-2 検索ボックス 〜 Windows 10 編

Windows の基本操作。今回は「検索ボックス」について取り上げてみました。まずは、Windows 10 の "検索ボックス" からご紹介します。

20230507-1-1.jpg 20230507-1-2.jpg 20230507-1-3.jpg

スタートボタンの右側にある「ここに入力して検索」とある部分が検索ボックスです。この検索ボックスでは、PC内のファイルなどの検索だけではなく、わざわざブラウザを起動しなくても「夜空のきれいな街百選」なんてキーワードを入れれば、インターネットから情報を検索してきたりもしてくれます。


【検索ボックスの脇に表示されているイラスト】

この検索ボックスですが、まず気になる人もいるであろう "検索ボックス" 内に表示される小さなイラスト。

20230507-1-4.jpg

その日に関連したイベントや関心事をイラストで表示しているもので、最初の2枚目の画像では、ブラームスの誕生日ということで、ブラームスということから、"ピアノ" のイラストが表示されているようです。

20230507-1-5.jpg

この部分は、"検索のハイライト" と呼ばれるもので、検索ボックスの上で右クリックすると上記のようにメニューが表示されるので、
"検索" をクリックして、"検索ハイライトを表示する" をクリックしてチェックが入っていれば表示されますが、同様にクリックしてチェックを外せば非表示にすることも可能です。


【検索ボックスの表示方法】

このタスクバーの検索ボックスの表示方法には以下の3つがあります。

20230507-1-6.jpg
  1. 表示しない
  2. 検索アイコンを表示
  3. 検索ボックスを表示
上記の画像では、"検索ボックスを表示する" 設定になっていますが、"検索アイコンを表示" の場合には、検索ボックス内の左脇にありますが、虫眼鏡のアイコンのみが表示されるようになります。


【検索設定とオプション設定】

"検索ボックス" をクリックすると右上に表示された【...】(オプション)をクリックするとその設定メニューが表示されます。

20230507-2-1.jpg 20230507-2-0.jpg
  1. 検索設定
  2. インデックスオプション
  3. フィードバック
** Microsoft アカウントなどでサインインされていない場合には、"Microsoft アカウントの追加" などのメニューも表示されます。

1) 検索設定:

こちらをクリックすると、Windows 10 の設定項目になりますが、「アクセス許可と履歴」というダイアログが表示されます。

20230507-2-2.jpg 20230507-2-3.jpg

アクセス許可と履歴:

ここでは、
  • セーフサーチの設定 --- Web検査kの結果に成人向けの内容を表示するか表示しないか?などの設定
  • クラウドコンテンツの検索 ---Microsoft アカウントや、職場または学校のアカウントでサインインしているときにそれらのOneDrive や SharePoint などその他のサービスをコンテンツに含めるかどうか?の設定
  • 履歴 --- このデバイスでの検索履歴クリアしたり、Microsoft アカウントなどに紐づいているクラウドの検索履歴(別途、Microsoft アカウントの画面に移行します)、Bingの検索履歴の管理などが行えます

2) インデックスオプション:

こちらをクリックすると「Windows 検索」のダイアログボックスが表示されます。

Windows 検索:

PCのコンテンツのインデックスを作成することで迅速に検索できるようにします。

20230507-3-1.jpg
  • インデックスステータス --- 現在のインデックス作成状況を表示
  • ファイルを検索 --- クラシック、あるいは、拡張の選択をします。クラシックでは、"ここで検索場所をカスタマイズします" のところから、検索場所の追加、削除が可能になっています
  • 除外するフォルダー --- 検索場所として除外するフォルダを追加します
  • インデクサーのパフォーマンス --- バッテリー駆動することがあるパソコンの場合、ここで "デバイスの電源モード設定を優先する" をオンに設定することで、インデックスの作成処理によるシステム負荷(バッテリー消費)を抑えることができます
  • その他の検索インデクサー設定 --- 検索の方法や、場所、検索対象のファイルの種類の調整などを行います
  • 機能していないものがありますか? --- インデクサーのトラブルシューティングツールを起動します

Windows の基本的な機能でもあり、PC全体のパフォーマンスにも影響する "インデックスオプション"。なかなかすべてはご紹介しきれませんが、「Windows 10 の検索インデックス作成: よくあるご質問」ところなども参考にしてみてください。

いかがでしたでしょうか?「検索ボックス」って意外と、奥が深いですよね。次回は、"Windows 11 編" としてご紹介いたします。


<参照>




デル株式会社


JR・新幹線で行く夏の旅行

posted by クリック at 07:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月11日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230511-1-1.png
・Microsoft Excel 16.74.23051000
・Microsoft OneNote 16.74.23051000
・Microsoft Outlook 16.74.23051000
・Microsoft PowerPoint 16.74.23051000
・Microsoft Word 16.74.23051000

となっております。

現時点で、今回の更新内容に関して公開されている情報は、ブログなど確認する限りではございませんでした。
修正内容、新たな機能など、銃砲が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 09:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月10日

GPT-4 を搭載した 「新しいBing」 がついにリリース!

「新しいBing」が遂にどなたでも利用できるようになりました。Microsoft アカウントでログインしなくても利用はできますが、Microsoft アカウントでサインインすることでより長い会話もできるようになるようです。

20230510-1-1.jpg 20230510-1-2.jpg

無料で利用できる chatGPT(無料版:GPT-3.5 ただし、有料版:GPT-4) の一つ先を行く、GPT-4 を搭載している "新しいBing"。これまでであれば、Microsoft アカウトにて Waiting List に登録し、順番が来ないと利用できなかった機能でしたが、現在はどなたでも利用できるようになりました。

"AI を利用した Web向け copilot" なんてサブタイトルもついていますが、新たな Power を得た "新しいBing" についてご紹介していきます。


【Bing AI に聞いてみた】

何はともあれ、まずは 新しいBing さんに、その効率的な使い方を聞いてみました。会話のスタイルを選択できますので、まずは将来性も加味して「より創造的に」として聞いてみました。

20230510-1-3.jpg

Microsoft アカウントでサインインしなくても、それなりに回答してくれます。

-- 会話のスタイルは3種類

トピックスに質問を投げかける際に、事前に会話のスタイルが選択できます。
  • より創造的に
  • よりバランスよく
  • より厳密に
先ほどと同じ内容で、"よりバランスよく" として再度やってみました。

20230510-1-4.jpg 20230510-1-5.jpg 20230510-1-6.jpg

そして回答を翻訳してと書けば、先ほどの回答を翻訳もしてくれました。ちなみに、"より厳密に" としてやると.....

20230510-1-7.jpg 20230510-1-8.jpg

より無難な回答になるようでさらに回答も短くなりますね...
ところで、Microsoftアカウントでサインインしていると回答の長さも変わるものなのか?

もちろん質問内容にもよるのでしょうけど、上記の比較的単純なケースでいうと、右の画像が Microsoft アカウントでサインインしたときのものですが、回答の質に違いはありませんでした。


【一つのトピックスで質問できる回数と文字数の制限】

1つのトピックスで、質問に入力できる文字数と、そのトピックスでやり取りできるチャットの回数について確認してみました。

-- 質問の文字数:

20230510-2-1.jpg 20230510-2-3.jpg

左:Microsoft アカウントに手サインインしている状態
右:ログインしていない状態

1つの質問で、2000字までのようです。これは、Microsoft アカウントでサインインしていても、サインインしていなくても一緒でした。

-- 1つのトピックスで質問できる回数:

20230510-2-2.jpg 20230510-2-4.jpg

左:Microsoft アカウントにてサインインしている状態
右:ログインしていない状態

Microsoft アカウントでサインイン中:20回
Microsoft アカウントなし:5回

ただしこれは、20回あるいは5回しか利用できないということではなく、あくまでも1つのトピックスでの回数なので、新たに "新しいトピックス" を立ち上げればリセットされますので、続けて利用することは可能です。


【まずは使ってみましょう!】

どなたでも気軽に利用できるようになった "新しいBing" ぜひご利用になってみてください。
旅行プランなど作ってもらうのもいいかもしれませんね。

20230510-2-5.jpg 20230510-2-6.jpg

食べ歩きのコースなんてのも面白いですね。

単純な検索だけではできなかったことが、"新しいBing" でできるようになってます。使い方はいろいろ、もちろんテクノロジーの世界などの専門的な使い方もありでしょうけど、そんなにこだわらずにまずは、ぜひ気軽に利用してみてください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


JR・新幹線で行く夏の旅行


パソコン工房の学生向けパソコン iiyama キャンパスPC
posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Microsoft関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月09日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
今回到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230509-5-1.png
・Microsoft Excel 16.74.23050702
・Microsoft OneNote 16.74.23050702
・Microsoft Outlook 16.74.23050702
・Microsoft PowerPoint 16.74.23050702
・Microsoft Word 16.74.23050702

さらに5月5日付で、

・Microsoft AutoUpdate 4.59(23050302)

も届いておりました。

今回の Beta Channel の更新プログラムに関して公開されている情報は特にございませんでした。今後、情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

ところで今回ちょっと気になったので、Current Channel  についてもご紹介しておきたいと思います。


【Outlook for mac(Current Channel)  の更新状況】

本来ここでは、Office Insider 向けの情報をお届けしておりますが、3月から5月にかけて、最新チャンネル(Currnet Channel)に提供された Microsoft Outlook についてご紹介しておきます。

リリースノート「Update history for Office for Mac」によると、

3月14日 16.71 (23031200)
3月21日 16.71.1 (23031800)
3月28日 16.71.2 (23032500)
4月11日 16.72 (23040900)
4月18日 16.72.1 (23041401)
4月25日 16.72.2 (23042300)
5月2日   16.72.3 (23043001) 

と立て続けに更新が到着しております。3月14日 Ver.16.71(23031200) と 4月11日 Ver.16.72(23040900) については、定例の Update なわけで、当然定例の Upda でも不具合の修正は入ったりしているわけですが、その間に、Outlook のみ数回にわたって講師プログラムが提供されています。

Release notes for Office for Mac」によると、その更新内容が紹介されております。直近のものについて紹介すると、

1)4月25日 16.72.2 (23042300)
  • VCFファイルのエクスポート時に発生したクラッシュを修正
  • 1年以上先のイベントがカレンダーに表示されない不具合を修正
  • オンラインアーカイブの検索で「結果がありません」と表示される問題を修正
  • 連絡先カードに写真が表示されない不具合を修正

2)5月2日   16.72.3 (23043001) 
  • Profilesでアカウントを追加または削除するときにクラッシュするのを修正
  • カレンダーの共有権限を設定する際のクラッシュを修正

不具合は順次修復されておりますので、まめに更新して最新の状態でご利用になってみてください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 15:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月08日

Outlook でスレッドの一覧がスクロールできない

Microsoft Outlook を起動、メッセージの一覧のところで、マウスなどのスクロールボタンを動かして、メッセージの一覧を下に移動しようとしても、移動できなかったり、ある程度進むと元に戻ってしまい、移動できないことがあります。

20230414-1-1.jpg

今回確認したところでは、メッセージ一覧と、プレビュー画面の間のスクロールバーを利用して移動する分には移動もできたりしてましたが、どうもここでの移動にもいまいち動きがおかしい... 

20230414-1-2.jpg 20230414-1-3.jpg

今回確認したのは、Microsoft Outlook 2021(on Windows 11)でしたが、何となくそういえば自分も思うようにうごかないことがあったな?とも心当たりもあったんですが、マウスの一時的な動作の問題だろうとあまり気にしてませんでした...

しかし調べてみるとちょっと違ったようで、今回のケースも、Microsoft Outlook 側の設定で改善されました。

そんな場合には以下の設定を見直してみてください。

1) Microsoft Outlook を起動します

2) クラシックリボンの場合、表示タブ>ビューの設定 と開きます。シンプルリボンの設定になっている場合には、表示タブ>現在のビュー>ビューの設定 と開きます

20230414-2-1.jpg 20230414-2-2-1.jpg

3) "ビューの詳細設定" の画面が表示されたら、"グループ化" のところをクリックして開きます

20230414-2-3.jpg

4) "グループ化" のダイアログが表示されますので、"並び替え方法に従って自動的にグループ化する" のチェックを外してオフにします

20230414-2-4.jpg

参考にさせていただいた Microsoft コミュニティの内容だと、Outlook 2016 の一例ではありますが、今回確認したものは Windows 11 上で動作する Outlook 2021 と最新のもの。Update も正常にできておりましたが、あまりバージョンに関係なく発生してしまうようです。


-- "並び替え方法に従って自動的にグループ化する" をオフにすると?:

こちらの設定をオフにすると、"昨日" とか "先週" などといった日付ごとにグループ化されることがなくなるので、メッセージ一覧が日付順などの一覧表示になります。


現在うちのPCで確認する限りでは問題なく動作しているので、PC側の利用環境的な問題なのかもしれません。今回はグループ化を自動ではなく手動でカスタマイズしてみてどうなるか?までは確認できませんでしたが、もしうまくスクロールできないというような場合には自動でのグループ化を解除して必要に応じて、手動で "最優先されるフィールド" などのところで、"受信日時" などにカスタマイズしてみて改善されるかどうかも確認してみてください。



<参照>




デル株式会社 デル株式会社


パソコン工房のデジタルドラゴン中古パソコン・中古スマホ

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする