2025年02月25日

Windows 搭載PCに要求される最小仕様

Windows 10 のサポート終了が次第に近づき、新しいPCへの買い替えを検討しないといけない... そんな時期が迫りつつあります。

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そんな中、Windows 11 にアップグレードできるPCであればともかく、その仕様を満たさないPCの場合には、買い替えをしないといけない。そんな中で、新しいPCではなく、中古PCなどで Windows 11 が搭載されたPCを購入しようか?と検討されている方も多いことでしょう。

しかし中古PCにはいろいろ問題も多かったりします。


上記の中で、「仕様を満たさないPC」として触れている通りです。

通常、各メーカーから発売されている PC は、Windows をインストールして利用するための最小限必要な条件を前提(「Windows 最小ハードウェア要件」)に作られています。
当然それに搭載される OS に応じて、各パーツが選択され、その OS を使用する上で最適な環境で提供されています。

同様のことがソフトウェアについても言えます。サポート対象OSと謳うのは、その OS 上で、自分のところで製作されたアプリが最適に動作するように勘案されて作られるわけです。

サポート対象外でも その OS にインストールできたから使っている

というのは、ソフトメーカーでも検証することはないわけでそれにより、
  • OS 自体の動作に影響を与える
  • アプリが正常に動作しない
といったトラブルが発生しても、当然ながら想定外ということになります。
  • アプリが利用しているどのモジュールが、OSの動作にどう影響を与えるか? 
  • 本来 Windows 11 の仕様を満たしている PC であればカバーしている機能が、強引に Windows 11 にしたPCの場合ハード的な仕様を満たしていないために正常に機能が動作しない
そんなことが発生します。

つまりは、インストールができれば利用できる... というものでもないわけです。


【CPU が第10世代以降?】

さてそんな、Windows 11 を動作するためのCPUですが、先日 US時間 2025/2/13 そのWebサイトが更新され、

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にあるように、その対応CPUの一覧が更新され、例えば Interl Processors でいうと、第10世代以降しか掲載されないようなりました。

しかしここで掲載されている内容は、あくまでも Windows Hardware Developer 向けの情報。つまりは、OEMでPCを製作しているメーカー向けの情報で、サポートされるCPUは、ここに掲載はないもののこれまでのように第8世代以降というスタンスには変わりありません。


まさに上記サイトでも紹介されているとおりです。

一般ユーザーが、Interl 製 CPU で 第8世代以降のものを利用している人が、そこに掲載されていないからと言って サポート対象外になったという意味ではないのでくれぐれもご注意ください。


<参照>




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2025年02月23日

Excel や、PowerPoint などにも Copilot を無効にする設定が追加されました

Microsoft 365 Personal/Family にも Copilot が追加されてひと月以上たちました。

このブログでも、Copilot が搭載されたことも取り上げましたが、加えて無効の仕方についてもご紹介しておりました。


当初、Word にしか、その詳細オプションの画面を開いたときに Copilot を無効にするためのボタンがありませんでしたが、先日の Update からか、Word 以外の Excel や PowerPoint などのアプリにも、そのオプション画面に、Copilot を無効にする機能が搭載されたようです。

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当初は、これがなかったために、こちらを無効にしたい場合には接続エクスペリエンス自体を無効にする必要があり、Copilot 以外の機能も利用できなくなってしまうことになっていましたが、これで Copilot は不要だよ?というかたは、Copilot のみ無効にすることが可能になったようです。

たまたま昨日 Ver.2502 (18526.20058) に更新した時に気が付いたわけですが、Update 前の PC で確認してみたところ、すでに、Ver.2501(18429.20158)の段階で有効になっていたようです。

  • Windows の場合:
    Word: バージョン 2412
    Excel: バージョン 2501

  • Mac の場合:
    Word: バージョン 16.93
    Excel: バージョン 16.93.2
    PowerPoint: バージョン 16.93.2
となっておりますが、今回手元の環境で確認したところでは、Windows 版の場合、Ver.2502 になった段階では、PowerPoint も無効にできるようになっていました。


<参照>




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2025年02月21日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

今回確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20250221-1-1.png
・Microsoft Excel 16.95.25021921
・Microsoft OneNote 16.95.25021921
・Microsoft Outlook 16.95.25021921
・Microsoft PowerPoint 16.95.25021921
・Microsoft Word 16.95.25021921

以上となっております。

ここのところ、以前にも比べて結構頻繁に更新が到着していますね。更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。

さて今回も、Outlookチームから公開された情報をご紹介いたします。

・2025年2月10日・12日リリース Ver.16.95 (25021011) & 16.95 (25021210):

-- 修正:

メール:複数のメールを印刷すると、ヘッダのみが印刷されることがある問題を修正
パフォーマンス: Outlookで複数のプロファイルを使用した場合に発生していたパフォーマンスの問題を修正

-- 新機能または改善された機能:

メール:ユーザーがメールをカテゴリー別にソートできるようになりました

-- 既知の問題:特になし

Microsoft 365 Personal/Family にて、Copilot が利用できるようになり、ここ最近、Excel チームからは、Copilot を活用したさまざまな使い方の情報がブログにて公開されています。


Mac 版 Office であっても、Microsoft 365 Personal/Family をご利用であれば、Microsoft 365 の各アプリを起動すると Copilot のアイコンが表示されていることにお気づきの方も多いかと思います。
Copilot Chat のような、Chat を利用してインターネットから情報引き出してくるな使い方ばかりではなく、Excel などのアプリ上での活用法。ぜひ参考にしてみてください。


チャットだけじゃもったいない。Copilot の活用法。今後も各製品チームからも情報が発信されると思いますので、是非ブログなどチェックして利用できそうなものがあれば実践してみてください。







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2025年02月20日

Copilot によるデータ収集で Excel での活用の幅がさらに広がる

US時間2025年2月19日に公開された「Search and import data with Copilot in Excel」によれば、Excel において、Copilot が Word、Excel、PowerPoint、PDF ファイルを参照できるようになり、データ収集と分析プロセス全体がより速く、よりシンプルに、より直感的になったと言った記事が紹介されました。

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Excel における Copilot の分析機能において、その情報収集の範囲が、
  • Webコンテンツ
  • 内部コンテンツ
  • 組織情報
  • 別のExcelファイルからのデータ
と広がり、時間もかかり複雑なデータ収集と分析プロセス全体がよりスムーズにこなせるようになるとのことです。

ブログの中では、「Scenarios to try」として、
  • “Search the web for an itinerary for a month-long trip to Europe in a table format.” 
  • “Search the web for a list of 15 intermediate-level vocabulary words in Spanish and their translations.”
  • “Show me next week’s meetings and to-do items in a table.”
  • “List yesterday’s emails in a table, with sender, subject line, and importance.” 
といったプロンプトを試してみるようにと一例も上がっておりました。


【対象製品】

以下のバージョンを使用している Beta Channel ユーザーが対象となります。
  • Windows: バージョン 2503 (ビルド 17729.20000) 以降
  • Mac: バージョン 16.87 (ビルド 24053110) 以降


【既知の問題】

さて当然ながら現段階ではまだ Beta Channel ユーザー向けに提供されている内容なので、いろいろ制限もあったりします。
  • 更新可能なデータのインポートは、SharePoint または OneDrive に保存されているテーブルを含む Excel ファイルでのみ
  • ワークブックデータのアドレス指定と外部データの同時要求は、まだ完全にはサポートされていません

当然ながら、Copilot のサブスクリプションが利用できることが必須なわけですが、組織内の情報にアクセスするためには、法人向けの Copilot の契約は必須となります。


<参照>




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2025年02月19日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

今回確認致しました更新プログラムは以下の通りです。

20250219-1-1.png
・Microsoft Excel 16.95.25021621
・Microsoft OneNote 16.95.25021621
・Microsoft Outlook 16.95.25021621
・Microsoft PowerPoint 16.95.25021621
・Microsoft Word 16.95.25021621

以上となっております。

今回の更新プログラムについて、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が更新された場合には、改めてご紹介させていただきます。

さて久々に Outlook チームからは、2月にリリースされた更新プログラムに関する情報が提供されておりました。

※ 2月3日・5日リリース:Ver.16.95 (25020312) & 16.95 (25020513)

-- 修正:
アクセシビリティ: ダーク モードでボタンにカーソルを合わせると情報バーのテキストが読めない問題を修正

-- 新機能または改善された機能: なし
-- 既知の問題:なし


また、Excelチームからは、Copilot を利用したデータの検索とインポートに関する情報が公開されておりました。


こちらは、Mac 版の Beta Channel もその対象となっているようです。詳細は後日ご紹介させていただきますので、ご興味のある方は上記リンクよりご確認ください。







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