outlook.jp や outlook.com などの Microsoft が発行するアカウントを、POP形式で使用する.... という方は非常に少ないかと思いますが、一応そうした事例でのトラブルについてご紹介しておきます。
outlook.jp や outlook.com、hotmail.com といった Microsoft が発行するアカウントの場合、Outlook(classic)や、Outlook(new)にアカウントを設定すると、POPやIMAPと異なり、「Microsoft Exchange」として設定されます。
なので、Outlook(classic)や Outlook(new)にアカウントを設定する際に、あえてPOPやIMAPとして設定して利用する... というケースってほどんどないはずなのです。
しかしちょっと前の Thunderbird(現在のThunderbirdは、メールの受信については、Exchangeの設定が可能) や、それ以外の他社のメールクライアントを利用する場合には、outlook.com などのメールアカウントを設定する場合、POP 形式や、IMAP形式 を使わざるを得ないわけです。
【基本的には、POP/IMAPは許可されていない】
「Outlook.com の POP、IMAP、および SMTP の設定」にもありますが、当然ながら Microsoft では、Microsoft Exchange に対応していないメールクライアント向けには、ちゃんとその設定方法についてはWebページでも紹介しています。
ただし Outlook.com といったアカウントの場合、注意にもありますがデフォルトでは、POP/IMAP での利用はできないようになっています。なので設定にあたっては事前にアカウントにアクセスして、その設定を利用できるように有効化する必要があります。
-- 有効化の手順:
- まずは、ブラウザで、outlook.com などにアクセスします。
- 右上の設定(歯車のアイコン)をクリックして開きます。
- メール>転送とIMAP とクリックして開いて、「サインイン」をクリックします。
- 「POPとIMAP」のところをひらいて、
「デバイスやアプリでPOPを利用する」
「デバイスやアプリでIMAPを利用する」
のトグルをスライドして、その利用を有効にします。
-- POP/IMAPの設定情報:
「Outlook.com の POP、IMAP、および SMTP の設定」の「Outlook.com の POP、IMAP、および SMTP の設定」のところにある通りです。
それにして今回改めて気が付いたのですが、2025/11のThunderbird Blog にもありますが、現在のところメールのみのようですが、ExchangeへのEWS (Exchange Web Services) 経由での接続が可能になったんですね。今後、アドレス帳やカレンダーへの接続も予定されているようです。
今回たまたま確認させていただいたPCの場合には、2024年1月までは問題なく送受信できていたようですが、それ以降ができなくなってました。Copilot に確認してみても公式には情報はないものの、2023年〜2024年にかけて、使えなくなる事例があって、2025年ごろからはPOPアクセスが不可になったようだとのこと。OAuth2.0 への移行にともなってPOPやIMAPでのアクセスに制限がかかったようです。
<参照>
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