2022年01月06日

互換モードが解除できない【Word】

現在、Wordの互換モードで保存されたデータを、Word2016/2019/365 で開いた際に、オブジェクトのサイズ変更やワードアートのサイズ変更、図形の頂点編集、描画キャンバスのサイズ変更などができないというトラブルが発生していることについては、以下のように2度ほど取り上げさせていただきました。


続報では、Beta Channel では、先日、Ver.2202(ビルド14901.20000)にて改善されたということもご紹介しましたが、また新たな不具合が確認されましたのでご紹介させていただきます。


【DOCとDOCX】
  • 〜.doc:Word97-2003文書
  • 〜.doxc:Word文書
ご存じのように、今回問題になっているファイルは、上記でいうと、〜.doc 形式で保存された Word 97-2003 文書、いわゆる互換モードの文書データになります。

さて今回確認したトラブルは、DOC形式で保存されたデータを、DOCX形式に保存しなおしても互換モードが解除されない.... そんな症状です。

--再現方法:

1) Word を起動し、画像などを挿入し、Word 97-2003形式で保存します。

20210106-1-1.jpg 20210106-1-2.jpg 20210106-1-3.jpg

当然ながら保存された互換モードのデータを開けば、3枚目の画像の様にタイトルバーにはファイル名の後ろに、"互換モード" と表示されます。今回ちょっとファイル名に、"互換モード"とつけてしまったのでわかりずらいと思いますが、ファイルの拡張子もタイトルバーを見ると、"〜.doc" ってあるので、拡張子でも確認できるかと思います。

2) 続いてこのファイルを、改めて名前を付けて保存として、"Word 文書"(〜.docx)形式で保存しなおします。

20210106-2-1-1.jpg 20210106-2-2.jpg 20210106-2-3.jpg

保存直後の画像が左のもの。ここですでにタイトルバーにも、"〜.docx" とあるもののその脇に、"互換モード" の表示も残っています。デスクトップ上に保存されたファイルのアイコンをポイントすると、二枚目の画像にもあるように "Word文書" つまり、"DOCX 形式" になっていますが、やはり開いてみると、3枚目の画像にあるように互換モードデータとして開かれます。

ファイルの拡張子は、"〜docx"(Word文書) 形式ですが、"互換モード" の表示は残ったままで、ワードアートなどを開くと互換モードならではの旧来の ワードアートが表示されます。

同様の操作を、Word 2013 にて確認しましたが、こちらは問題なく、ファイルを保存しなおせば、互換モードは解除され、〜.docx ファイルとして機能することを確認いたしました。


【Office Insider 向け製品でも同様】

今回のこのトラブルは、何も通常版でのみ発生しているものではなく、Office Insider 向けの、Beta Channel / Current Channel(preview) でも発生しております。

さらに以前にもご紹介しましたが、日本だけで発生しているものではなく、海外でも同様のトラブルが発生しております。

前回、Beta Channel では、オブジェクトのサイズ変更、頂点編集などができるようになったことをご紹介いたしましたが、今回のような、互換モードのデータを通常モードに変換したにもかかわらず、"互換モード" の表示が改善されない点については、現在も引き続き発生しております。


【ロールバックしてみる】

どうも一旦互換モードに変換したファイルを再度Word文書として保存しなおしても、互換モードが解除されないという症状はかなり前からあるようでした。普段あまりそんな使い方しませんから、なかなか気が付かないところなのかもしれませんね。

前回の件も踏まえてロールバックしながら検証してみましたが、2021/10/25 に配信されている Ver.16.0. 14527.20226 でも同様でした。一度互換モードとして保存されたファイルを、Word文書として互換モードを解除して保存しなおしても、ファイル名的には互換モードが解除されても、機能的には互換モードが解除されない状況のようです。

こうなるとあとは修正されるまで待つ以外になさそうですね。同様の操作を、Word 2013 でやってみておりますが、こちらは問題なく互換モードのデータであっても、Word文書として保存しなおすと機能的にも互換モードは解除されて問題ないことを確認しておりますので、Word側の不具合かと思われます。


Word データの互換モード周りのトラブルは、完全に収束するまでには時間がかかるようで、もうしばらく続きそうです。今回の件もフィードバックしていますので、今後この辺りについても進展がありましたら、改めてご紹介させていただきます。


<参照>




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2022年01月05日

「互換モードのファイルに挿入されたオブジェクト(画像やWordArtなど)のサイズ変更ができない」続報

以前に以下のようなトラブルが発生していることを取り上げさせていただきました。


このトラブルは、
  • Word 2016/2019/365 Ver.2111(Build 14701.20226)
    /Ver. 2111 ビルド 16.0.14701.20204
  • Word 97-2003 (互換モード)のファイル
で発生しているトラブルですが、上記の中でも追加情報としてご紹介していますが、Office Insider 向けの Beta Channel/Current Channel(preview) といったすべての Word で発生しておりました。

さらに言うとこのトラブルは、Microsoft Community (USサイト)を見ても同様のトラブルが報告されており、日本語版に限ったことでもないことが、ご理解いただけると思います。
さて、その後も、Office Insider 向けには更新プログラムが配信されてきてはおりましたが、今回の不具合については結局 2021 年内には解決に至りませんでした。

そして昨日、Office Insider Current Channel(preview)に、Ver.2112(ビルド14729.20194)が配信され、本日通常版にも同じバージョンが配信されてきておりましたが、確認したところ残念ながらまだこのトラブルの改善には至っていないようでした。

しかし、本日 Office Insider Beta Channel にも更新プログラムが到着しており、本日の更新で Ver.2202(ビルド14901.20000)となりました。そして確認したところ.....

20220105-1-1.jpg 20220105-1-2.jpg

以前はできなかった
  • 折り返しが設定されている画像サイズの変更
  • ワードアートのサイズ変更
  • 図形の頂点編集
といった操作が問題なくできるようになっていることを確認いたしました。

Office Insider でも、Insider Slow となる Current Channel(preview)の方では、昨日到着した際にはまだ進展なかったわけですが、Insider Fast となる Beta Channel では、改善されたので、ぼちぼち今回のトラブルの解決が近づいたようです。

恐らくBeta Channel に配信して様子を見て一定期間を経て問題なければ Current Channel (preview)へ、そして通常版へと配信されてくるかと思います。通常版への配信はもちょっと後になるかもしれませんが、改善には向かっていますので、もうしばらくお待ちください。


<参照>




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2022年01月04日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

新年一発目の Mac 版 Office Beta Channel 更新情報です。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220104-1-1.png 202210104-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.43.22010200
・Microsoft Excel 16.58.22010302
・Microsoft OneNote 16.58.22010302
・Microsoft Outlook 16.58.22010302
・Microsoft PowerPoint 16.58.22010302
・Microsoft Word 16.58.22010302

Microsoft AutoUpdae の更新が来た後、Officeの各アプリの更新プログラムが到着しておりました。

まだこんな時期ですから、更新内容についてブログ、リリースノートともにございません。情報が公開された折には随時ご紹介させていただきます。新年も新たにスタート、更新プログラムの配信もスタートいたしました。

今年も更新情報は随時お届けいたします。




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2022年01月02日

「このドライブでは住所録を作成することができません」
〜 Windows 11 で 筆ぐるめ が起動できない

以前に、"このドライブでは住所録を作成することができません" となって既存の住所録データも消えてしまったケースをご紹介しました。新年早々の第一弾が年賀状ネタなんですが、何せ年末からこのネタでアクセスしてくださる方が多いので、改めて新し対策を含めてご紹介させていただくことにいたしました。

以前にも、パソコンのツボ 本館 および 別館 にて、

20220102-1-1.jpg 20220102-1-2.jpg


といった形で2回ほど一昨年も取り上げました。
筆ぐるめのバージョンにもよるのでしょうね。Windows 10 の環境であれば上記のものでもいいみたいですが、Windows 11 の環境下ではちょっと異なるようです。

Windows 11 にアップグレードされたPCで、筆ぐるめ27を起動してみたものの、従来作成していた住所録データがない。そして、新規作成しようとしても、"このドライブでは住所録を作成することができません" となって新規作成もできない。
筆ぐるめを起動して、住所録の選択画面を開くと、左側のメニューには "CD/DVD" ドライブのメニューしかありませんでした。

今回はそんな事例の対処法をご紹介いたします。


【Windows 10までの対処法】

まずは従来までの対処法のおさらいから。


上記サイトでも紹介していますが通常は、

Cドライブ>ユーザー>ログインユーザー名>AppData>Local>Fujisoft>Fgw

と開いて、バージョン番号と同じフォルダがあるようなのでこれを削除して再起動すれば改善しておりました。隠しフォルダの表示方法などの詳細は上記サイトをご参照ください。


【Windows 11 の場合】

Windows 7/8.1/10 から Windows 11 にアップグレードされたPCの場合にはどうもこのフォルダがないようでした。アップグレードの方法にもよるかもしれませんし、筆ぐるめ自体のバージョンの違いがあるかもしれませんが、あくまでも Windows 10 までと同じように開いてみて同フォルダがあれば、同様の操作をしてみてください。

今回は、あくまでも Windows 10 までと同様の操作でやっても該当データがない場合の対処法になります。

今回拝見した、Windows 11 にアップグレードされたPCの場合には、AppDataフォルダを開いても、Fujisoftというフォルダもなく当然ながら、Fgwというフォルダもありませんでした。

つまり、Windows 10 の時までの様な形でリセットすることができない...ってわけです。

ならば、筆ぐるめを再インストールしてみようということで確認すると、バンドルのアプリをインストールするためのツール、"ソフトウェアディスク検索" というツールもプログラム一覧にない.... どうも Windows 11 にアップグレードされたことで、こうした富士通の一部アプリのショートカットがなくなってしまったようでした。

-- "ソフトウェアディスク検索"ツールを直接起動する:


上記サイトにもありますが、エクスプローラーを開いて直接起動すれば、このツールは起動するようです。必要であればショートカットアイコンを作成しておくことお勧めいたします。


-- "筆ぐるめ" を再インストールする:

ではさっそく対処法になります。

1) まずは現在まだ残っている筆ぐるめについては、プログラムメニューなどから右クリックしてアンインストールしておきましょう

2) 続いて上記サイトにある手順で、"ソフトウェアディスク検索"ツール(DrvCdSrc.exe)を起動します

3) 左ペインをスクロールして、"筆ぐるめ" をクリックすると、筆ぐるめのプログラムの入ったフォルダ("FudeG")と、インストール方法の記載されたテキストファイルが表示されます

4) テキストファイルをダブルクリックすれば、再インストール方法の説明が表示されます。再インストール方法はバージョンによって異なるようなので、詳細は、


を確認しましょう。今回たまたま拝見した 筆ぐるめ27 の場合には、FudeGフォルダ内の、"c190336652d94321a23a9435251ea494.msix" をダブルクリックすることで再インストールができました。Ver.26-28 は同様のようです。

筆ぐるめを削除して、再インストールすることで従来通りの住所録データは読み込めるようになり、また新規作成もできるようになりました。

通常筆ぐるめの "みんなの筆ぐるめ" フォルダに保存されたデータは、Cドライブのパブリックフォルダ内にあるドキュメントフォルダの中の筆ぐるめフォルダに保存されているので、そこの Databaseフォルダにあるはずなので、住所録がここに残っていれば、通常筆ぐるめが正しく動作するようになれば、読み込まれてまた表示できるようになるはずです。

まだまだもうちょっと年賀状に奮闘する日々...続くんでしょうね。皆様もあきらめずにもうちょっとだけがんばってみてください。

あっ、自分も追加の年賀状書かないと.... 


【2022/01/03更新】

現段階で Windows Update を介して Windows 11 にアップグレードできるPCということになると、その仕様からするとそこそこ新しいもの。おそらくもともと Windows 10 で購入したPCであろうと推測されます。そうしたPCにバンドル版としてインストールされていた筆ぐるめとなると、筆ぐるめのバージョンもそこそこ新しいものと思われます。
ですので、再インストールは、"[筆ぐるめ 26〜28] 再インストールする方法を教えてください" あたりが参考になるものと思われます。

再インストールについては、ご使用の筆ぐるめのバージョンをご確認の上、お試しください。


<参照>




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2021年12月31日

IE11での Office for the web のサポートが終了、アクセスできなくなる日が間近

Internet Explorer 11 で、Office for the web (Web版 Office)を開くと「Microsoft 365 のアプリケーションとサービスでは、Internet Explorer 11 がサポートされなくなりました。まもなく切断されます。Microsoft Edge は、Microsoft 365 の推奨ブラウザーです。」なんて言うメッセージが上部に表示されるようになってしばらくたちます。

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そしてアプリを開いてみると、同様に黄色いバーが表示され、Microsoft Edge のダウンロードが促されます。

こんな表示が出るようになって数か月たちますが、とりあえずまだ現時点ではアクセスして、利用は可能なようです。

Internet Explorer 11 のサポート終了まであと半年に迫り、Microsoft の提供しているサービスも、次々に Internet Explorer 11 での利用ができなくなっています。

20211231-1-4.jpg


上記の Windows Blogs にもありますが、Microsoft 365 アプリの IE11 サポート終了がアナウンスされたのが 2021年8月17日。ぼちぼち完全にアクセスできなくなってもおかしくない時期ですね。

私も自宅では、まだ Surface 2 を利用して、Web版の Excel などを利用していますが、Surface 2 のような、Windows RT8.1 搭載のPCの場合には、Internet Explorer 11 以外のブラウザが利用できないので、完全にサービス終了となると、データを自分のPCに保存しておかないといけなくなってしまいますね.... くれぐれもご注意ください。

<参照>




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