2025年03月05日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20250305-1-1.png 20250305-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.78(25022527)
・Microsoft Excel 16.96.25030329
・Microsoft OneNote 16.96.25030329
・Microsoft Outlook 16.96.25030329
・Microsoft PowerPoint 16.96.25030329
・Microsoft Word 16.96.25030329

Microsoft AutoUpdate の更新は、昨年の12月以来久々の更新で、昨日到着しておりました。その時には、Offceの方はまだでしたので、Officeの各製品については、本日到着したものになります。

今回の更新内容について、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。今後情報が更新された折には改めてご紹介させていただきます。

さて、Outlookチームからは、引き続き2月に公開された更新情報について以下の通り公開されておりましたのでご紹介させていただきます。

・2025年2月17日・19日リリース Ver.16.95 (25021621) & 16.95 (25021921):

-- 修正:

クラッシュ: サイドバイサイドモードでグループカレンダーをダブルクリックすると Outlook がクラッシュする問題を修正

-- 新機能または改善された機能:なし

-- 既知の問題:なし


更新が来ないのは、問題なく使えていることなんでしょうからいいことなんでしょうけど、昨年の12月から更新が全くなかった Microsoft AutoUpdate についてはどうしたんだろう?と思ってましたが、昨日更新が来てちょっと安心しました。

ところで先ほど UP した Word の件ですが、Beta Channel ではありますが、Word for Mac でも確認してみましたが、Windows 版の方に変更されていることはなく、従来通りといった感じでした。







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Word で「白紙の文書」を開くと、フォントサイズや行間が広い

以前より 時々そうしたPCを拝見することがありましたので、改めて確認してみました。

20250304-1-1.jpg 20250304-1-2.jpg
左:Microsoft 365 Apps for enterprise 右:Microsoft 365 Family

通常であれば、
  • フォントサイズ:10.5
  • フォント:游明朝
というのが標準のはず...

もちろんこれ以外にもポイントはあるわけですが、この「白紙の文書」をクリックして開くと、フォントサイズが、11ポイントになっていたり、エンターを押して、段落を変えると段落後の行間が広がっていたりするケースをちょくちょく見かけました。

多くの場合は、
  • フォントサイズ:11pt
  • 段落後の行間:8pt
  • 行間:倍数 1.08
最初にご紹介した、Wordを起動し、「白紙の文書」を開いて、サンプルテキストを入力した画像を見ていただければ、一目瞭然ですね。

改めてWebで検索、確認して見ると、MOS対策本を出版しているFOM出版のサイトには、「【Word】新しい文書の行間が広く、完成図どおりに作成できない場合の対応について」というお知らせも出ていました。

また他にもWebで公開されている情報を検索してみると、一般向けの製品については、2024年1月ぐらいから変更されているようです。

手元の環境では、Enterprise の Microsoft 365 や Office 2019 Pro Plus の入っている PC では変わりありませんでした。また一般向けの Microsoft 365 Family(以前はPersonal)でもかなり以前より使用しているものでも、標準テンプレートファイルが書き換わっていたものもありましたが、大半は変わっておらず、更新で変わるものなのか? その事実は確認できておりません。

しかし先日、ブログでも紹介しましたが、新規に Microsoft 365 Family をインストールした際に、Outlook(classic)がついてこないといったことで検証したPCでは、すでに変わっておりました。つまり一般向けのものでは、新規に導入したケースではすでに変わっているわけですね。


【変更されたポイント】

では改めて以前の標準テンプレートファイルと、現在の標準テンプレートファイルについてその変わった点を比較してみましょう。

【フォント】

Microsoft 365 Apps for enterprise:

20250304-1-1.jpg 20250304-2-1.jpg 20250304-2-2.jpg

Microsoft 365 Family:

20250304-1-2.jpg 20250304-2-3.jpg 20250304-2-4.jpg

【段落】

Microsoft 365 Apps for enterprise:

20250304-2-5.jpg

Microsoft 365 Family:

20250304-2-6.jpg


 変更されたポイントこれまでの Word現在の Word
 【フォント】  
1フォントサイズ10.5pt11pt
2合字なし標準合字およびコンテキスト合字
 【段落】  
3段落後の間隔0行8pt
4行間1行倍数:1.08
5配置両端揃え左揃え

もちろん、ちょっと前だと標準フォントも、"MS明朝" だったわけですし、それが現在は "游明朝" になっているわけですから、これまでもこうして標準テンプレートファイルが変わったこともあるので、それ自体は特別なことでもないわけです。

しかしFOM出版社の例にもあるように、ものによってはこの変更により、完成した文書が画面通りにならないといったケースや、以前と異なって行間が空きすぎるのは気になる.... というケースでは、修正が必要になってきます。


【"Normal.dotm" ファイルの再構築では必ずしも改善しない】

標準テンプレートファイルがおかしくなったケースで、いの一番に試すであろう「Normal.dotm」ファイルの再構築。「標準テンプレート (Normal.dotm) を変更する」の中でも紹介されていますが、いわゆる「白紙の文書」を開くと呼び出されるのが、「Normal.dotm」という標準テンプレートファイル。

通常は、いったん削除したのち、Word を再度起動すれば自動的に新規の標準テンプレートファイルが生成されるので、これで大方のものが改善するはず... でしたが、今回のケースでは、改善しないケースも多々あるようです。

ちなみに手元の環境では、先日新規に Microsoft 365 Family をインストールしたものについては、Normal.dotm ファイルの再構築で、
  • フォントサイズ
  • 段落後の行間
  • 行間
については、従来のものに置き換わりましたが、
  • 合字
  • 配置
については、新たな設定のままでした。

以前に相談を受けたケースで、Normal.dotm ファイルを再構築したケースでは、今回のようにフォントサイズすら変わらなかったというケースもありましたが、手元の環境では同様に Normal.dotm ファイルを再構築しても改善しないケースもあり、この辺りはすべてのケースでこうなるものでもないようでした。


【従来の設定に戻す】

とりあえず個別に設定変更方法について見ていきましょう!

1) フォントの設定:

  1. Word を起動し、「白紙の文書」をクリックして開きます。"ホームタブ" の "フォントグループ" にあるダイアログ表示ボタンをクリックします

    20250304-3-1.jpg

  2. フォントダイアログが表示されますので、

    フォントタブ:フォント 11 ➡ 10.5
    詳細設定タブ:
    OpenTypeの機能 合字 「標準合字およびコンテキスト合字」➡「なし」

    に変更し、「既定に設定」をクリックします。

    「Normal.dotm テンプレートをを使用したすべての文書」を選択し、「OK」で閉じます

    20250304-3-2.jpg 20250304-3-4.jpg 20250304-3-3.jpg

2) 段落の設定:

  1. まずはWordの画面から、ホームタブ>段落グループ にあるダイアログ表示ボタンをクリックします

    20250304-3-8-1.jpg 20250304-3-5.jpg 20250304-3-6.jpg 20250304-3-7.jpg

  2. 段落のダイアログが表示されますので、

    全般・配置:左揃え ➡ 両端揃え
    間隔・段落後:8pt ➡ 0pt
    間隔・行間:倍数  ➡ 1行

    に変更し、「既定に設定」をクリックします。

    「Normal.dotm テンプレートをを使用したすべての文書」を選択し、「OK」で閉じます

ちなみに、こうして設定を変更し Normal.dotm ファイルを書き換えたとしても、この書き換えた Normal.dotm ファイルをデスクトップなどに移動し、再構築させると.... 「【"Normal.dotm" ファイルの再構築では必ずしも改善しない】」のところでもご紹介したように、"配置" と "合字" の設定は元に戻った形で Normal.dotm が再構築されるようです。

ちなみに今回のこうした仕様の変更って、もしかしたら Web 版 Word「Word for the web」との関係があるのか?と思って、Web 版も確認してみました。

20250304-3-9.jpg
  1. フォントサイズ:11ポイント
  2. 合字:機能なし
  3. 配置:両端揃え
  4. 行間・行間:1.08pt
  5. 行間・段落後:0行
微妙に同じだったり、違っていたり... からするとあまり Web 版との仕様の関係でもなさそうです。


<参照>



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2025年03月04日

ブラザーのプリンター(複合機)で、印刷できるのに「スキャン」ができない

Windows 11 Ver.24H2 に更新してから、印刷はできるのにスキャンができない.... そんなトラブルのご紹介です。

20250303-1-1.jpg

今回の事例は、Brother の家庭向けインクジェット複合機で確認したものです。


【トラブルの事象】

今回のトライブルの発生していた環境:
  • Windows 11 Ver.24H2
  • Brother MFC-J987
新規に購入した Windows 11 の PC に、Brother の Web サイトより、ドライバーなどの含まれた「フルパッケージダウンロード」をダウンロードして設定。
設定完了後、印刷については、正常にインク残量も表示され、問題なく印刷可能なことを確認。しかし、Control Center 4 から、スキャンをしようとすると、プリンターが見つからないというエラーが表示されて、スキャンについてはできない状況でした。


【対策】

今回の事象については、すでに Brother 側でも把握しており、Micrsoft にも報告を行った上で、現在 Brother 側で原因を調査対応中のようです。今後、ドライバの更新などにより改善される可能性はありますが、当面の回避策として、Brother でも、Control Center 4 ではなく、「Brother iPrint&Scan」のユーティリティを導入して利用するようにとのアナウンスが出ています。

20250303-1-2.jpg

実際に「Brother iPrint&Scan」のユーティリティを導入し、スキャンを実施したところ、正常にスキャンが利用できることを確認しております。

20250303-1-4.jpg 20250303-1-3.jpg

BrotherのWebサイトの各プリンターのドライバーダウンロードページに移動し、「よくある質問」からアクセスしても同様のトラブルが紹介されております。


【その他プリンター関連のトラブル】

今回、Brother のプリンターについてご紹介しましたが、Windows 11 Ver.24H2 になってからの印刷関連のトラブルはほかにもいくつかある様でしたので、メーカーが確認している一部の情報をご紹介します。
Windows 11 Ver.24H2 から搭載された「Windowsで保護された印刷モード」(デフォルトでは、OFF)によるものは、トラブルというよりむしろ Windows 11 の新たな機能(仕様)と理解すべきなんでしょうね。でもこれが有効だと、プリンターメーカーが提供しているドライバーは利用できなくなるので、Epson では、トラブルの事例として紹介しています。


おそらくまだまだあると思われますが、もし....
  • Windows 11 Ver.24H2 に更新してから印刷やScanができない
  • 新しく購入した Windows 11 の PC で印刷やScanができない
という場合には、ご使用のプリンターメーカーのWebサイトなどでまずは情報収集することをお勧めいたします。


<参照>



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2025年03月03日

「オフラインインストーラー」を利用した Microsoft 365 のインストール

昨年の暮れ、Amazono のブラックフライデーで、割安になっていたこともあって、これまでの Microsoft 365 Personal から Microsoft 365 Family にプランを変更。

そしてもう一つの Microsoft アカウントの方に共有設定して、いざインストールしてみたら、Microsoft Outlook/Outlook(classic)が同梱されてなかった... といった経緯を以下のようにこれまで、2回にわたってご紹介させていただきました。


そんな中で、現段階で一番簡単で確実に Microsoft Outlook が入った形でインストールする方法として、Part 2 で取り上げたような「オフラインインストーラー」を利用する方法をご紹介いたしました。

今後わざわざ「オフラインインストーラー」を利用しなくてもインストールされるようになればいいわけですが、そこは現時点ではまだ無理そうということで、今回は、改めて Microsoft 365 Personal/Family といったサブスクリプションをインストールする際に利用できる「オフラインインストーラー」を利用した方法について取り上げてみました。


【3つのインストールオプション】

当然ながら、「Microsoft 365、Office 2024、または Office 2021 を PC または Mac にダウンロードしてインストール、または再インストールする」にもあるように、Microsoft アカウントにてサインインして、サービスのところからインストールするという流れが一般的なわけです。

20250302-5-1.jpg 20250302-5-2.jpg

Microsoft 365 のサブスクリプションの画面にサインインしてインストールに入ると、「Microsoft 365 のインストール」というダイアログが表示されます。

20250302-5-3.jpg 20250302-5-4.jpg

そして「バージョンを選択する」のところをクリックすることで、

20250302-5-5.jpg

  1. Microsoft 365−既定のバージョン(既定)
  2. Microosft 365−32ビット
  3. Microsoft 365−64ビット
  4. オフラインインストーラー
といった選択肢から選択が可能になっています。

1) Microsoft 365−既定のバージョン(既定):Microosft 365−64ビット版がインストールされます
2) Microsoft 365ー32ビット:ご利用環境に応じて、32ビット版をインストールしたい場合にはこちらを選択します
3) Microsoft 365−64ビット:「Microsoft 365−既定のバージョン(既定)」と同じものになります
4) オフラインインストーラー:オフライン環境でインストールする場合に利用が可能です

それぞれは上記のような違いがあります。

※ 「オフラインインストーラー」は、あくまでもインストールにあたってオフライン環境でもできるようにするためのものであり、インストール後もオフラインで利用できるものではありません。クイック実行版(Click2Run形式)でインストールされること、そしてそのライセンスが定期的にチェックされること、さらに更新プログラムのインストールや、オンラインサービスの利用などにおいては、インターネット環境が必要になることなど、現在の、Microsoft 365 のご利用においてはインターネット環境は必須です。


【「オフラインインストーラー」の利用】

さて今回の本題「オフラインインストーラー」の利用についてご紹介します。「Microsoft 365 を新規にインストールした場合、Outlook(classic) がない! Part 2」でもご紹介していますが、再度見ていきましょう。

1) 「オフラインインストーラー」のダウンロード

まずは、Microsoft アカウントのサブスクリプションの画面にアクセスしてインストーラーをダウンロードします。「O365HomePremRetail.img」というプログラム(イメージファイル)がダウンロードされます

20250302-5-4.jpg 20250302-5-5.jpg

2) イメージファイルをマウントする

ダウンロードしたイメージファイルは、ダブルクリックすると、マウントされます。またダウンロードしたファイルを右クリックすると「マウント」以外にも、「ディスクイメージの書き込み」といったメニューも表示されます

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3) マウントされたイメージからインストールする

イメージがマウントされると、新たなドライブがエクスプローラーに表示されます。このマウントされたドライブ内にある「Setup.exe」をダブルクリックすると、インストールがスタートします

20250228-2-2.jpg

4) マウントを解除する

無事、Microsoft 365 のインストールが完了したら、マウントしたドライブを右クリックして、「取り出し」をクリックしてマウントを解除します

20250301-1-1.jpg 20250301-1-2.jpg 20250301-1-3.jpg


今回は、改めて「オフラインインストーラー」を利用した Microsoft 365 のインストールについて取り上げてみました。


<参照>




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2025年03月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

確認が遅れてしまいましたが、Beta Channel には、次の更新プログラムが到着しております。

今回確認致しました更新プログラムは、以下の通りです。

20250302-1-1.png
・Microsoft Excel 16.96.25022615
・Microsoft OneNote 16.96.25022615
・Microsoft Outlook 16.96.25022615
・Microsoft PowerPoint 16.96.25022615
・Microsoft Word 16.96.25022615

今回の更新内容について現時点で公開されている情報はございませんでした。今後、情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。
さて、昨日もご紹介しましたが、Skype がとうとうそのサービスが終了することが発表されました。

当然ながら、Windows 版に限ったことではなく、Mac 版や、iPhone や Android にてご利用の皆さんにとっても同様です。

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今後は、Microsoft Teams にバトンタッチする形になります。

Microsoft 365 Personal/Family についていた、60分無料通話が可能だった Skype のサービスについては、Microsoft 365 の付属のサービスからは外されて、Microsoft Teams に変わっていました。

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Microsoft Teams の Web サイトを見ると、無料プランよりはより幅広く利用が可能になっていることも確認できます。







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