2025年11月04日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Beta Channel に次の更新プログラムが到着しております。

今回確認した更新プログラムは、次の通りです。

20251104-1-1.png
・Microsoft Excel 16.104.25110230
・Microsoft OneNote 16.104.25110230
・Microosft Outlook 16.104.25110230
・Microosft PowerPoint 16.104.25110230
・Microsoft Word 16.104.25110230

以上の通りです。

今回確認された更新プログラムの内容に関して、現時点で公開されている情報は特にございませんでした。
今後情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。

さてここ最近、Excel for mac でも、また Excel for Windows でも、ダウンロードしたファイルを開こうとして応答しなくなったり、書式設定を開こうとして応答しなくなったりといった相談をちょくちょく受けることがあります。

手元の環境ではそうした症状は確認出来ないので、必ずしも更新プログラムが要因とは言い切れないものの、ものによってはバージョンを戻せば正常に動作するケースもあることから、Update が何らか?関わっているケースもあるのかもしれません。問題は特定できませんが、もしそうした症状が発生した場合には、是非フィードバックして開発チームにも情報を提供しておきましょう!

取り急ぎ一般的なトラブルシューティングについてご紹介いたします。

20251104-1-3.jpg 20251104-1-4.jpg



Excel for Mac エラー: "アプリケーション Microsoft Excel が予期せず終了しました"」では、その基本的な対処法として次のような件について紹介されております。
  • 手順 1: すべてのプログラムを終了し、すべてのウィンドウを閉じる
  • 手順 2: Excel の設定と Office の設定を削除する
  • 手順 3: クリーン 再起動を実行する
  • 手順 4: Office を削除してから再インストールする
  • 手順 5: ディスクのアクセス許可の修復機能を使用する
また冒頭にもちょっと触れましたが、Update前の古いバージョンに戻してみて、症状が改善されるかどうか?確認してみてもいいんでしょうね。今回いくつか確認しているものについては、結果的にUpdate前のバージョンに戻して正常に動作するようになっておりました。 


<参照>

Outlook for Mac/Microsoft Support
Outlook for Mac機能/Microsoft Support
Office for Mac の展開ガイド
Apple シリコン用の Microsoft 365、Office 2021 および Office 2019 のサポート



SPRING JAPAN公式サイト


ソースネクスト

posted by クリック at 15:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Microsoft 365 Copilot のパワーアップが止まらない...

以前に「Microsoft Copilot と Microsoft 365 Copilot」といった記事で、Copilot について取り上げたのを機に、Copilot について取り上げる機会が多くなりました。

もちろんそれだけ急速に様々な機能が追加されて、ブラッシュアップされ、さらに洗練されたAIへと進化しつつある「Copilot」な訳ですが、今回は、改めて「Microsoft 365 Copilot」について取り上げてみました。

現在ブログには、10月「Microsoft 365 Copilot」に提供された 新しい機能についてまとめて紹介されています。

20251103-1-1.jpg

もちろんこちらをご覧いただければ、10月にどれだけの機能が追加されているのか?おわかりいただけると思います。

まずは、Copilot 自身に、このブログを要約して、一覧表に整理して貰いました。

機能カテゴリ新機能・改善点主な内容・特徴
Copilot Chat品質向上とセッション履歴会話の継続性が向上し、途中で離れても履歴から再開可能
ファイルベース質問の精度向上複数ファイルや曖昧な質問にも正確に対応(11月展開予定)
エージェント推薦ユーザーのニーズに合ったエージェントを自動提案
Copilotアプリ(モバイル)プレビュー機能検索と表示がより直感的に
Teams音声要約とファイルサマリー 会議の音声を要約し、共有ファイルの概要も自動生成
PowerPoint話者ノートと翻訳プレゼン資料に話者ノートを追加、翻訳機能も強化
Word / ExcelAgent Mode文書や表計算の作業をエージェントが支援(自動化・提案)
Outlook会議計画支援スケジュール調整や議題整理がよりスムーズに
Researcher新エージェント追加調査・情報収集を支援するエージェントが強化
Copilot Control System 管理機能の強化管理者向けに新しいレポートとダッシュボードを提供
公開ロードマップ
機能の展開状況を確認できるように

 10月だけでもかなり多岐にわたるので、個別のものについてはまた改めてご紹介させていただきます。


【どんなシナリオが考えられるか?】

では実際に、こうした Microsoft 365 Copilot を活用するシナリオについて、Copilot に聞いてみました。

※ 教育現場:授業準備と教材作成(Word + PowerPoint + Researcher)

シナリオ:高校の情報科の先生が「AIと社会」について授業を準備。

Copilot活用:
  • Researcherエージェントで最新のAI活用事例を収集。
  • WordのAgent Modeで授業プリントの構成を自動提案。
  • PowerPointの話者ノート機能で、スライドに補足説明を追加。
  • 翻訳機能で英語資料を日本語に変換し、参考資料として配布。

※ ビジネス:チーム会議と議事録作成(Teams + Outlook + Copilot Chat)

シナリオ:マーケティングチームが新製品キャンペーンの戦略会議を実施。

Copilot活用:
  • Teamsの音声要約機能で会議の内容を自動でまとめる。
  • 共有ファイルのサマリー機能で、提案資料の要点を抽出。
  • Outlookの会議計画支援で、次回の会議日程と議題を自動整理。
  • Copilot Chatで、議事録の内容に関する質問に即座に回答。

※ 資料作成:投資レポートの構築(Excel + Word + Copilot Control)

シナリオ:投資アナリストがAI関連銘柄の月次レポートを作成。

Copilot活用:
  • ExcelのAgent Modeで株価データの傾向を分析し、グラフを自動生成。
  • WordのAgent Modeでレポート本文を構成、見出しや要約も提案。
  • Copilot Control Systemで社内共有用にアクセス権と配布状況を管理。

そこには、Office 製品を効率よく利用して業務の効率化を推進すべくAIをどう活用したらいいのか?そんなシナリオがうかがい知れます。

まずは取り急ぎ、10月に公開された機能についてご紹介させていただきましたが、 Microsoft 365 Copilot を活用する上で欠かすことができない「エージェント」というキーワード。AIを使用してビジネスプロセスを自動化。業務を効率化するための専用のアシスタントですが、改めて次の機会に 今回 新たに追加された「Researcher」をご紹介させていただきますので、その際この「エージェント」がどういったものなのか?についてもご紹介させていただきます。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-


ソースネクスト


デル株式会社

posted by クリック at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Copilot | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月03日

Microsoft 365 Premium という個人向けの最強プラン

Office 2016/Office 2019 のサポートが終了し、さらに世の中はAIの活用がそこここで進み Microsoft Office においても AI の機能なくしては、語れない時代となりつつあります。

20251030-3-1.jpg

そして新たに登場した「Microsoft 365 Premium」という一般向けサブスクリプションの最強プラン。

今回はこの最強プラン「Microsoft 365 Premium」について取り上げてみました。


【「Microosft 365 Premium」とは?】

Microsoft 365 Premium」は、この秋新たに投入された一般向けのMicrosoft 365 のサブスクリプションプランです。これまでのプラントどう違うのか?

プラン名年額
(税込)
月額
(税込)
ユーザー数同時
利用可能台数
クラウド
ストレージ容量
主な特徴
Microsoft 365
 Personal
\21,300\2,130 1人最大5台1TB個人利用向け。 Copilot搭載、画像・動画編集、セキュリティ機能付き。
Microsoft 365
 Family
\27,400\2,740最大6人各ユーザー最大5台最大6TB
(1人あたり1TB)
家族利用向け。Personalの機能を6人まで共有可能。
Microsoft 365
 Premium
\32,000\3,200最大6人各ユーザー最大5台最大6TB
(1人あたり1TB)
Familyの機能に加え、Copilotの利用上限が最も高く、限定機能も利用可能。

概要をまとめてみましたが、内容的には、Microsoft 365 Family + Copilot Pro という感じの内容になっています。もちろん、Microsoft 365 Personal や Microsoft 365 Family でも、Copilot の利用は可能でした。
しかし、
  • GPT-4 Turboの利用
  • 画像生成機能
  • 月60クレジット制限(Pro加入で無制限)
といった制限がありました。さらに、Microosft 365 Family において、Copilot が利用可能なのは、管理者アカウントのみで、サブスクリプションの共有を利用している残り5名のユーザーは利用不可でした。
ただし、例えばAIをバリバリ利用したいと言う方の場合には、Microosft 365 Perosnal+Copilot Pro のサブスクリプションを利用することで、こうした制限がなく利用できるようになっていました。

20251030-3-2.jpg 20251030-3-3.jpg

Microsoft 365 Premium」の中でもその機能が紹介されています。

2024年1月に一般向けに提供された Microsoft Copilot のサブスクリプションが、「Copilot Pro」だったわけですが、「Microsoft 365 Premium」の登場により、こちらのサービスは終了いたしました。

法人向けには「Microsoft 365 Copilot」にもありますが、引き続き別途サブスクリプションとして提供されています。


-- Copilot の利用はサブスクリプション所有者のみ:

さてここで注意しておきたいポイントが一つあります。Microsoft 365 Family同様、Microsoft 365 Premiumでも、Microsoft 365 Copilot などの高度なAIの活用に関しては、サブスクリプションのオーナーのみになります。

20251030-3-4.jpg

サブスクリプションの共有により、最大6名(所有者+5名)まで、Microsoft 365 のメインアプリとなる Word や Excel、PowerPointなどが利用できたり、OneDrive(1TB) が提供されることになりますが、Copilot の利用はそこには含まれませんのでご注意ください。あくまでもサブスクリプションの所有者のみになります。この点は、Microsoft 365 Family と一緒です。

Microsoft 365 Personal や Microsoft 365 Family でも、Copilot の利用ができるようになってはいますが、あんなのじゃ物足りない...そんな方は、最強プラン「Microsoft 365 Premium」がお薦めです。


<参照>




デル株式会社


SPRING JAPAN公式サイト


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 18:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月02日

Microsoft Edge のスケアウェア対策を強化!

最近では、Google Chrome や Firefox といったメジャーなブラウザにもこうした詐欺対策機能が搭載されて、ブラウザ全般に、詐欺対策機能が浸透しつつあります。

Microsoft Edge では、いち早く「スケアウェア対策」機能としてこうしたサイトへの対応に着手していましたが、何せその数の多いことからなかなかこれだけでは防ぎきれないのが現実。

しかしこうしたブラウザの対策は確実に不正なサイトのシャットアウトには貢献しております。

20251101-1-1.jpg

さてそんな他のブラウザに先駆けて導入されていた Microsoft Edge のスケアウェア対策が、さらに強化されたことが発表されました。今回は、US時間10月31日に公開された「Protecting more Edge users with expanded Scareware blocker availability and real-time protection」のブログについてご紹介させていただきます。


【スケアウェア対策とは?】

では、まずは「スケアウェア対策」についておさらいしていきましょう。

20251101-1-2.jpg

Microsoft Edge のスケアウェア対策機能は、

[...]> プライバシー、検索、サービス > セキュリティ

と開くと、そこに「スケアウェア ブロック」があります。上記の画像にもありますが、トグルを右にずらしてONになっていれば、有効ということになります。

その詳細については、「Microsoft Edge でスケアウェア ブロックを使用してオンライン詐欺を防止する」をご参照いただけるとよりご理解いただけると思います、昨今多い いわゆるサポート詐欺のようなものをブロックするということを目的としています。

以前にこの機能が Microsoft Edge に搭載されたときには、"プレビュー" と表示されていましたが、現在はこれがとれて正式な機能になっています。


【今回の強化ポイント】

今回、Microsoft Edge に搭載されているこの機能が強化されたわけですが、どういった点が強化されているのか? Copilot に整理して貰いました。

項目内容
機能名Scareware Blocker(スケアウェア・ブロッカー)
主な目的フルスクリーン詐欺(スケアウェア)からユーザーを保護
対応デバイスWindowsおよびMac(2GB以上のRAMと4コア以上のCPUが必要)
デフォルト設定対応デバイスではデフォルトで有効化
技術的特徴ローカルのコンピュータビジョンモデルを使用して詐欺ページを検出
企業向け機能ポリシーでブロッカーの設定が可能、内部リソースの許可リスト登録も対応
効果グローバルなブロックリストに載る前に詐欺を検出・遮断可能
ユーザー報告の影響 1件の報告で平均50人の他ユーザーを保護
新機能
(Edge 142)
 ScarewareセンサーがSmartScreenに即時通知
(スクリーンショットは送信せず)
今後の展望匿名の検出シグナルを追加し、詐欺パターンの再発検出を強化予定

従来のSmartScreenによるブロックよりも早く詐欺を検出できる点が大きな特徴。特に、偽のブルースクリーンや警察を装った詐欺など、巧妙な手口にも対応しているようです。

ブログの中でも触れられていますが、ちょっと前からは 2 GB を超える RAM と 4 つの CPU コアを搭載したデバイスでは既定で有効になっています。それからすれば昨今の一般向けPCであれば、多くの場合デフォルトで有効ということになります。


【1つの報告で50件のスケアウェアをブロック】

 プレビューとしてこの機能が Microsoft Edge に搭載されて以来、この機能によりブロッカーを使用した詐欺が報告された場合、Microsoft では Microsoft Defender SmartScreen と直接連携して、SmartScreen を使用している他の顧客に対して詐欺をブロックしてきたようです。そしてその1件の報告で、平均50ユーザーのスケアウェアのブロックに貢献できていたようです。

現在公開される最新バージョンの Microsoft Edge Ver.142 以降は、スケアウェア ブロッカーが不審な全画面ページを検出した場合、Edge 142 の新しいスケアウェア センサーが、スクリーンショットや SmartScreen がすでに受信しているデータ以外の追加データを共有することなく、潜在的な詐欺について SmartScreen に即座に通知するようになります。

こうしたこのリアルタイム レポートにより、SmartScreen は即座に警告を発揮し、詐欺をより迅速に確認し、世界中でブロックすることが可能になるわけです。
 
こうしたスケアウェアセンサーの機能は、スケアウェアブロック機能が公開当初プレビューとして無効だったように当面はデフォルトでは無効の状態のようですので、いち早く試したい場合には手動で有効に切り替えていただく必要があります。


【フィードバックとコミュニティでの情報が鍵】

こうした詐欺サイトを撲滅するには、そうした画面に直面したユーザーからのフィードバックや、こうした詐欺サイトを撲滅しようと日夜活動されているコミュニティ活動の協力があってとのこと。

そしてそうした情報を元に AI が学習してより精度の高い、高度な分析を可能にしてくれるわけです。

フィードバック... 大切ですね。



<参照>




デル株式会社 デル株式会社


SPRING JAPAN公式サイト

お得な製品がいっぱい! 週末はHPのオンラインストアへ
HP Directplus -HP公式オンラインストア-
posted by クリック at 08:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月01日

iCloud メールの設定がより簡単に

新しいOutlook などの「Outlook」から、iCloud メールアカウントの設定が、より簡単に行えるようになりました。今後は、これまでのようなアプリパスワードをわざわざ作成する必要がなくなります。

20251031-1-1.jpg

従来であれば、Outlook に iCloud のメールアカウントを設定する場合、Apple のサイトにアクセスして、事前にアプリパスワードを取得した上で設定する必要がありました。

OAuth 2.0 認証プロトコルを使用して、Apple アカウントでサインインするだけで、Outlook の iCloud メール、カレンダー、連絡先にアクセスできるようになります。

--手順:
  • 新しい Outlook for Windows に表示されるメール アカウントの追加します
  • ブラウザを起動し、iCloud に移動しApple アカウントにサインインします
  • Microsoft Outlook アプリやサービスに Apple アカウントへのアクセスを許可します
  • 新しい Outlook for Windows での電子メール アカウントのセットアップが完了します

【対象デバイス】

今回の新たな認証フローを使用した iCloud メール、カレンダー、連絡先にアクセスする機能は、
  • 新しい Outlook for Windows
  • Outlook for Mac
  • Outlook for iOS および Android
に展開されます。

なおすでに Outlook で iCloud をすでに設定している場合、今後数か月以内にサインインを求められ、新しい OAuth 2.0 フローを使用して再認証されるようです。

今後、すでにOutlookに iCloud アカウントを作成してご利用になっている方は、サインインを求められる事があるようなのでご注意ください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


SPRING JAPAN公式サイト


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook/New Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする