2023年03月19日

PowerPoint などのアプリを開いてもテンプレートが表示されない

Office for mac の各アプリを起動すると、通常は以下のように白紙のテンプレート以外にもいくつかのテンプレートが表示されます。

20230319-1-1.jpg 20230319-1-2.jpg 20230319-1-3.jpg

本来であれば上記のような感じできちんと表示されるはずのテンプレート。

20230319-2-1.jpg 20230319-2-2.jpg

これが、上記の画像のように設定によっては表示されなくなることもあります。上記の、PowerPoint であれば、白紙のテンプレート以外にも、クイックスターターなんていう項目もかろうじてありますが...

20230319-2-3.jpg 20230319-2-4.jpg

Word や Excel ではまさに白紙のテンプレート以外には何もない状態です。


【プライバシー設定を見直す】

今回ような状況になった場合には、以下の手順で設定を見直してみてください。

1) まずは、PowerPoint などアプリを起動し、メニューバーの "PowerPoint" をクリックして "環境設定" を開きます

20230319-3-1.jpg

2) 若干アプリによって次の場所は異なりますが、PowerPoint の例だと、"個人設定" のところに "プライバシー" という項目がありますのでクリックして開きます。

20230319-3-2.jpg

Excel の場合: 環境設定>共有とプライバシー>プライバシー
Word の場合: 環境設定>個人設定>プライバシー
となります

3) 接続エクスペリエンス > 接続エクスペリエンスの管理 と開きます

20230319-3-3.jpg

4) "接続エクスペリエンス" の中で、「オンラインコンテンツをダウンロードするエクスペリエンスをオンにする」がオフ(チェックが入っていない状態)であれば、チェックを入れて "オン" にし、"OK" をクリックしてダイアログボックスを閉じます

20230319-3-4.jpg

5) あとは一旦全ての画面を閉じて、PowerPoint を終了し、再起動します

6) 再起動後、きちんと表示されるようになったか確認します

ちなみに、今回は PowerPoint for mac を開いて設定してますが、PowerPoint で設定変更しても全ての Office アプリにこの設定が反映されますので、Word や Excel で開いて設定を変更しても問題ありません。


今まで表示されていたものが何かの拍子で突然表示されなくなった場合などは、特に使わないものであってもきになってしまいますよね。その際には、ぜひ一度上記の設定を確認してみてください。


<参照>



心に訴えるプレゼンを行う 〜 PowerPoint


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2023年03月17日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここ最近連日到着する更新プログラム。昨日、Microsoft Copilot が発表されて、Microsoft 365 でも AI が導入されることで話題になっていますが、Office の各アプリも今後は Windows 版に限ったことではなく、Mac 版でも、タブレットやスマホ向けの製品にしてもどんどん変わっていくんでしょうね。

さて本日到着した更新プログラムですが、以下の通りとなっています。

20230317-1-1.png
・Microsoft Excel 16.72.23031501
・Microsoft OneNote 16.72.23031501
・Microsoft Outlook 16.72.23031501
・Microsoft Powerpoint 16.72.23031501
・Microsoft Word 16.72.23031501

今回の更新に関して公開されている情報は特にございませんでした。

さて昨日から、新たなサービスでもある Microsoft Copilot について、様々なメディアで報じられています。Microsoft 365 の Word、Excel、PowerPoint などの各アプリが AI の機能と連携させるというもの。詳細は以下のブログなどもご参照ください。


こちらにちては、機会があれば改めて取り上げてみたいと思います。

こうした新たな取り組みがスタートするとなると、Beta Channel の更新頻度って今まで以上に上がるようになるんでしょうね。




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Microsoft Edge で "PDFファイル" が印刷できない

一応 3/15 で、令和4年分の確定申告の申告が閉め切られて一段落されている方も多いかと思います。ここ数日、奮闘されていた皆様、お疲れさまでした。

20230316-1-1.jpg 20230316-1-2.jpg

さてすでにご存じの方の方が多いかと思いますが、確定申告で使用された印刷用のデータはダウンロードすると "PDFファイル" としてPCに保存されていたりします。そういうこともあって、大勢の方が普段以上に "PDFファイル" の印刷に関わるケースが多いのもこの時期じゃないかな?とも思います。

様々な事情で印刷にまつわるトラブルとも直面するのもこの時期。年賀状が終われば、今度はPDFと、たまったもんじゃありませんよね?

いざPDFファイルを開いて印刷しようとしても印刷できない.... 今回はこうしたPDFファイルの印刷に伴うトラブルの対処法についてご紹介いたします。


【Microsoft Edge だと印刷できないものもあったりする?】

確定申告書作成コーナーなどでデータを入力していざ印刷となったときに、しつこいくらい Adobe Acrobat Reader のインストールをするように表示されていたこと気づかれた方も多いかと思います。

20230316-2-1.jpg 20230316-2-2.jpg

PDFファイルって、Microsoft Edge でも表示できるし、印刷もできたりするのになぜ?って....

実は、こうした表示がされるのって、国税庁の確定申告書作成コーナーに限ったことではありません。

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事情はちょっと異なりますが、上記のように厚生労働省のサイトなど他のサイトでも同様に Adobe Acrobat Reader のインストール・利用を推奨しているところも多かったりします。

もっともブラウザとしては、Microsoft Edge でも問題ないけど、PDFの印刷については、Adobe Acrobat Reader を利用してね?と推奨される背景には、無料で入手可能なソフトなのでリンクなどを貼ってダウンロードサイトへの誘導がしやすいなどの事情もあるんでしょうね。

さて確定申告書作成コーナーもそうですし、厚生労働省のサイトもそうですが、実際に何かの様式をダウンロードして印刷しないといけないものを配布しているところとしては、ダウンロードされたデータが、きちんと印刷までできて終了になるわけですから、ダウンロードして、画面に表示されたからOKというわけでもありません。

Windows 10 や Windows 11 などでは、そうしたPDFファイルをダウンロードして開いてみると、Microsoft Edge が起動してPDFファイルが表示されることがあります。あるというよりも、他にソフトが入っていなければ、それが既定値となっています。

もちろん Microsoft Edge で PDF ファイルがきちんと表示され、そして問題なく印刷もできれば、何も問題ないわけです。しかし、これまでにもブログでもご紹介してきましたが、まだまだ必ずしも印刷できるわけでもないわけですね...。

-- データが消える!:

一度は、Microsoft Edge でも、確定申告のPDFファイルを印刷できたのに、何度か?やってると突然印刷ができなくなりました。PDFファイルを Microsoft Edge で、右クリックなどで、印刷をクリックして、印刷用のダイアログも表示され、プレビューもきちんと表示される。

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そして印刷をクリックすると、上記のような感じでデータがスプールされて、印刷待ちジョブの一覧に "印刷中" と表示されてました。そしてしばらくすると消える。これだけ見れば印刷終わったんだろうな?とプリンターを見ても何も印刷されない... エラー表示もない。

データがどっかに?消えちゃったんですね。

探してみると同様の症状、結構あったりするんですね。私も今回は、さっそくフィードバックさせていただきました。


--Adobe Acrobat Reader はインストールしておいた方がいい:

PDFファイルのトラブルについては、こちらのブログでも何度か?紹介させていただきました。


これ以外にも、Adobe Acrobat Reader でもトラブルが発生することもあるわけです。


なので、Adobe Acrobat Reader なら全く問題ないというわけでもないのですが、トラブル対応のための代替手段としての Adobe Acrobat Reader の導入は必要なのかな?と思っています。

今回うちの場合も、確定申告のPDFファイルについては、Microsoft Edge からは印刷できなくなったので、ダウンロードフォルダから、Adobe Acrobat Reader を利用して印刷しておりました。

Adobe Acrobat Reader を導入し、PDFを開くための既定のアプリとして設定していても、Microsoft Edge でダウンロードして、ツールバーのダウンロードから、"ファイルを開く" としてクリックした場合、Adobe Acrobat Reader ではなく、Microsoft Edge で PDFファイルが開かれてしまいます。

こうして Microsoft Edge で開かれたPDFファイルがうまく印刷できないような場合には、一度ブラウザを閉じて、ダウロードフォルダなどにある該当ファイルをダブルクリックして、改めて Adobe Acrobat Reader で開いて印刷をお試しになってみてください。


ちょうど先月上記のような記事もご紹介しましたが、今後 Adobe との連携がすすんで Microsoft Edge がさらに便利になることに期待して、少しずつでもこうしたトラブルも解消されていくことを祈りたいものですね。

電子申告などで特に申告書データを印刷されなかったな?という方や、ダウンロードまではしたけどこれから印刷されるという方。また確定申告のデータに限らずPDFファイルがうまく印刷できない....という場合には、Adobe Acrobat Reader を利用しての印刷もお試しください。


<参照>




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デル株式会社

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2023年03月15日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ちょっと間が空いた感もありますが次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230315-1-1.png
・Microsoft Excel 16.72.23031301
・Microsoft OneNote 16.72.23031301
・Microsoft Outlook 16.72.23031301
・Microosft Word 16.72.23031301

そして、昨日までチェックしても更新はなかったんですが、Microsoft AutoUpdate も3月13日付で更新されておりました。

・Microsoft AutoUpdate 4.57

現在確認している段階では、PowerPoint には更新が来ていないようです。ちょっと時間がずれてくることもあるので確認されましたら改めてご紹介いたします。

ブログなどに新しい情報は特にございませんでした。ブログの方では新たな機能が追加された折には対象バージョンも含めて紹介されますので、新たな機能についてそうした機会にご紹介させていただきます。

本日は、Windows Update の日。Windows をご利用の皆様も、Officeの更新プログラムが到着しておりますので、更新はお忘れなく。


【更新】

ちょうど書き終わってUpしようとしたその時に、再度更新をかけたら、PowerPoint の更新プログラムも遅れて到着いたしました。

20230315-1-2.png
・PowerPoint 16.72.23031301

これでスッキリ全て更新が到着したことになります。




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2023年03月12日

Word に新たなショートカットキーが追加。Zoom機能がさらに身近に!

Office Insider Blog によると、Microsoft Word に新たなショートカットキーが追加されることが紹介されました。

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つい先日も、テキストのみ貼り付けが利用できる Ctrl + Shift + "v" (Word for macの場合、Cmd + Shift+ "v")が利用できるようになることをご紹介したばかりですが、今回は、画面の拡大(Zoom In)と 画面の縮小(Zoom Out)といった操作がショートカットキーにて利用できるようになります。
  • Ctrl+:縮小
  • Ctrl++:拡大
  • Ctrl+0:100%に戻す
なんか?今更できなかったんだっけ?と思ってしまいましたができなかったんですね。ブログの中では、Ctrl + Scroll:拡大・縮小 もありましたが、こちらはすでに利用できるので何かの間違いでしょうね。

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上記の様に今回追加されたショートカットキーの一覧もございました。また以前のショートカットとの比較や、以前のショートカットに戻す方法についても紹介されております。


【利用可能な製品】

Windows 版、Mac 版 の Word で、Beta Channel のユーザーが対象となります。
  • Windows:Ver.16.0.15831.20174以降
  • Mac:Ver.16.67.1113.0以降

使い慣れてくるとメニューたどって使うより、やはりショートカットキーは便利ですからね。


<参照>




デル株式会社


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