2023年09月27日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、Windows でもいわゆるDリリースと呼ばれる更新が来ていたりしてますので、そちらは後ほどとして、まずは Mac 向け Office の更新情報です。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20230927-1-1.png 20230927-1-2.png
・Microsoft OneNote 16.78.23092403
・Microsoft Outlook 16.78.23092403
・Microsoft PowerPoint 16.78.23092403
・Microsoft Word 16.78.23092403
Microsoft Excel 16.78.23092403

となっております。

最初は、Excel は検出されてませんでしたが、更新後さらに更新をチェックしたら Excel についても到着しておりました。

現時点で、今回の更新内容に関する情報は特にございませんでした。今後、情報が開示されましたら改めてご紹介させていただきます。

さて本日は、macOS 向けにも、このあとご紹介しますが、ついに macOS SONOMA がリリースされました。
後ほどご紹介しますが、そうなると、macOS Big Sur 11.0 はついに引退.... Microsoft 365 でもサポート対象外となってしまうわけですね。

とりあえず今日は、Mac も Windows も Update ラッシュ。バンバン更新していくことにしましょう。




“心に訴えるプレゼンを行う”


出張ビジネスパック びゅう



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2023年09月25日

ロールバックとセキュリティの問題

今回、Office 2013 が正しく動作しなくなって、暫定的に ロールバック(Ver.15.0.5571.1000 にバージョンダウン)することで対処されている方もいらっしゃると思います。


上記の中でも触れてはいますが、ロールバックによる対処は、あくまでも一時的な回避策に過ぎず、なるべく早めに Microsoft 365 Personal などのサポートが有効な製品に乗り換えていただくのが前提の対処法であることには変わりありませんので、くれぐれもこの点はお忘れないようにご注意ください。

今回の Office 2013 に関しては、サポートが終了している製品。4月11日以降もセキュリティの問題が確認されて、Office 2016 以降同様にセキュリティの修正プログラムが配信されているという背景はあるものの、本来であればそうしたものも配信される対象ではないはずのものでした。


【4月11日以降に配信されている更新内容】

では今回、Office 2013 に限って確認してみますが、2023年4月11日のサポート終了後以降、Office 2013 向けに配信されている更新プログラムについて確認してみましょう。

20230924-1-1.jpg 20230924-1-2.jpg

Office 2013 の更新履歴」によると、以下のようになっています。

リリース日バージョン詳細
2023/04/11Ver.15.0.5545.1000KB5002087
2023/05/09Ver.15.0.5553.1000KB5002088
2023/06/13
Ver.15.0.5563.1000
KB5002089
2023/07/11Ver.15.0.5571.1000KB5002090
2023/08/08Ver.15.0.5579.1001KB5002091
2023/09/12Ver.15.0.5589.1001KB5002092

*** ここに表示されているリリース日は、US時間となりますので、日本時間は大まかに言って、+1日になります。

例えば、今回 Ver.15.0.5577.1000 までロールバックするということは、8/8 および 9/12 に提供された更新プログラムを適用しなかったことにするわけです。

ではどんなセキュリティ上の不具合だったのか? 普段はあまり気にしなかったことがロールバックするとなると気になるところですよね?
すべて見るときりがないので、とりあえず 9月分 について確認してみましょう。

-- 2023/09/12配信:

対象製品:Office 2016、Office 2013、SharePoint Server サブスクリプション エディション、Microsoft SharePoint Server 2019、Microsoft SharePoint Server 2016、Office Online Server

Office 2013向けの内容:


その対象は、Excel 2013/Office 2013/Word 2013 となっています。

まだ英語版しかありませんが、
  • Excel:Microsoft Excel の情報漏えいの脆弱性を解決
  • Office:Microsoft Office セキュリティ機能バイパスの脆弱性および Microsoft Office スプーフィングの脆弱性を解決
  • Word:Microsoft Word の情報漏えいの脆弱性を解決
とあるように、決して侮れないものです。

Office 2013 の更新履歴」のところで、"Office 2013 更新プログラムのリリース日、バージョン番号、修正情報のリスト" でも触れられておりますが、例えば、9月の KB5002092 の場合には、KB5002488/KB5002477/KB5002483 といった内容が含まれています。

個別の情報を見ると、MSI版向けとはありますが、これがまとまって、KB5002092 として、C2R 版に配信されているわけです。


【ロールバックで対応することのメリットとデメリット】

今回の、Office 2013 のトラブル。うちの手元にある Windows 10 上で利用している Office 2013 Professional では全く問題ないので、こうした更新プログラムが要因なのか? 詳細はよくわかりません。

ただし、Office 2013 を一旦削除して、入れなおしたケースでは、最新バージョンでも正常に動作している例も確認しているので、何も Ver.15.0.5589.1001 に Update したから発生するものでもないものと思っています。


-- 国内で流通しているプレインストール版の問題点:

入れなおせばいい... ならば入れなおせばいいだけなわけですが、入れなおす際に "プロダクトキー" が必要なケースがあります。

Office 2013 の場合、特に一般ユーザーの方の多くがご利用の製品は、PC購入時に一緒についていた "プレインストール版" のケースが多いかと思います。Office 2013 のプレインストール版の場合、この後の製品以降ではすでに一般的になっている Microsoft アカウントとの紐づけがされません。ダウロード版や、パッケージ版の場合には、Office 2013 から、Microsoft アカウントとの紐づけが行われるようになりました。

つまり、プレインストール版をご利用の場合、プロダクトキーがなければ再インストールできません


** 富士通のサイトに、プロダクトキーの記載されたカードの件や、その再インストール方法について紹介されていますので、こちらもご参照ください。

意外と、PC購入時についていたはがき大ぐらいのパッケージに入っていたプロダクトキーの記載されたカードなんてすでに無くしてしまったという方も多いようです。


-- ロールバックがいい点:

ロールバックは、冒頭でも紹介したように適用した更新プログラムの適用をなかったことにすることを意味しますが、やっていること自体は、現在の Office を削除して、旧バージョンを入れなおすといった作業をしていることになります。

20230924-1-3.jpg 20230924-1-4.jpg

Mac 向け Office の場合には、そのリリースノートから、以前に提供された古いバージョンの更新パッケージだけではなく、インストールパッケージもWeb上からダウンロードできるようになっていますので、いつでもプログラムを削除して、古いバージョンに戻すことが比較的容易にできます。

これに対して、Windows 版の場合には、更新プログラムの情報まではありますが、旧バージョンをインストールすることはできません。再インストールすれば、最新のバージョンがインストールされるだけです。

ですので、Windows 版 Office 製品で、バージョンを戻すには、コマンドプロンプトを利用してロールバックするしかないわけです。

またロールバックの場合には、プロダクトキーの入力・マイクロソフトアカウントの要求はされません。そうした意味では、プレインストール版ユーザーにとっても有効な回避策にもなるわけです。


-- ロールバックのデメリット:

もちろんロールバックするのであれば、冒頭にご紹介した、セキュリティの問題を抱えることになることは覚悟しないといけません。

ロールバックとは、ロールバックするバージョンまでの間に提供されたセキュリティの修正をいったんなかったことにすることになります。
ですから、ロールバックする対処法は、あくまでも一時的な回避策に過ぎず根本的な解決にはなりません。

ちなみに、Office 2013 のロールバック方法は、「Office 2013 をロールバックする」をご参照ください。


サポートが継続している製品については、当然ながらセキュリティの修正とはいえ、それに不具合が見つかれば Microsoft 側も対応しますが、サポートが終了した製品の場合には、当然ながら不具合以上に、セキュリティのリスクが最優先されますので、修正される見込みはほとんどないと考えるべきです。

なのでロールバックして治ったから終わり... ではなく必ず新しい製品へのアップグレードを行ってください。"喉元過ぎれば熱さを忘れる" にならないようにくれぐれもご注意ください。


<参照>





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2023年09月23日

新しい Outlook for Windows がついにリリース!(続報)

今朝から、新しい Outlook for Windows が導入済みの環境では、メールアプリを起動すると、自動的に、新しいOutlook for Windows が起動する様に変わってしまったようです。

メールアプリを起動すると、しばらく前から、2024年からはこちらに切り替わるメッセージがでてましたが、まだ POP アカウントにも対応していない 新しい Outlook for Windows はちょっと待ってもらいたいという方のための対処法です。


【修正方法】

新しい Outlook for Windows の設定には、元に戻すための設定がありません。ってことで、取り急ぎ、メールアプリをまだ使いたいよ?という方のための修正方法です。

1) エクスプローラーを起動し、表示タブを開いて、"表示/非表示" グループのところの、"隠しファイル" にチェックを入れます

2) 続いて、

"C:\Users\[アカウント名]\AppData\Local\Packages
\microsoft.windowscommunicationsapps_8wekyb3d8bbwe\LocalState\Migration"

に移動します。

3) "settings.json" というファイルがあるはずなので、こちらを削除します。

以上で、メールアプリが起動してくるようになります。まだ 新しい Outlook for Windows に移行したくない方は、Outlook for Windows のアプリは削除しておいてください。


【更新】

今朝の、メールアプリの挙動にはどぎまぎしましたが、先ほど再度確認してみたところ、"settings.json" は、メールアプリを開いて、"新しい Outlook を試してみる" を ON にしたときに生成されるファイルのようでした。

とりあえずこれを削除すれば、通常の メールアプリは起動しますし、メールアプリを起動して、"新しい Outlook を試してみる" を ON にすれば、メールアプリをクリックしても、 "新しい Outlook" が起動してくるようになるようです。

今後、Windows Update などで、メールアプリが完全になくなって、"新しい Outlook" に置き換わった場合にはこうしたこともできないかもしれませんが、とりあえず当面はこれで切り替えはできそうです。


<参照>




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新しい Outlook for Windows がついにリリース!

US時間9月21日付で公開された Outlook Blog(TechCommunity) において、これまで何度かこちらのブログでも取り上げておりました、"新しい Outlook for Windows" が、Windows 11 向けに Microsoft Store よりリリースされたことが発表されました。

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Windows 11 から、Microsoft Store にアクセスしてみると....

20230922-2-4.jpg 20230922-2-3.jpg

新しい Outlook for Windows が検索すると表示されます。うちの場合には、またプレビューの段階で既にインストールしていたので、Microsoft Store を開くと、"開く" とか、"更新" といったメニューが表示されますが、未導入の場合にはこちらからダウンロードしインストールが可能です。

スタートメニューを見ると、うちのはまだ更新する前なので、そのアイコンは、"Outlook" に、"PRE" のマークがついていますが、更新されると、"NEW" になるようです。ちなみにその下の、"Outlook" は、Microsoft Outlook for Microsoft 365 です。


【Windows 10 向けにも提供中】

さて今回確認する限りでは、Windows 10 の Microsoft Store からも "新しい Outlook for Windows" は検出され、やはり "PRE" がついていたものから、"NEW" が付いたものに更新されました。

20230922-3-1.jpg 20230922-3-2.jpg 20230922-3-3.jpg

Windows 10 上の メールアプリを開くと、上記のように黄色いバーが表示され 2024年には "新しい Outlook" に切り替わることが表示されるようになっています。

Windows 10 も含め、メールアプリから、新しい Outlook へのシフトが来年にかけて進むんでしょうね。



機能的な面については、改めてご紹介させていただきます。


【追加】

今までであれば、メールアプリを開いて、"新しい Outlook を試す" トグルを ON にしないと、メールアプリから切り替わることはなかったのですが、今朝(9/23)からは、メールアプリを起動すると自動的に、新しいOutlook for Winodws が起動するようになり、削除するとメールアプリは動作しなくなるようでした。

取り急ぎご報告まで。なので、無理に削除などしないように注意してください。



<参照>




デル株式会社


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2023年09月22日

macOS Ventura 13.6 更新情報

macOS に更新が到着しております。

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macOS Monterey & Ventura などへの更新プログラムの配信がスタート。macOS Sonoma も近いためか? あいにく Big Sur にはないようです。引退間際、ぼちぼち Big Sur も潮時ってことなんでしょうね。

今回更新プログラムが提供されている製品は以下の通りです。


リリース情報を見ると、つい先日 9/18 に

iOS 17 and iPadOS 17
watchOS 10

とリリースされていることから、iOS 向けに提供されたものについては何か問題があったのか? この時にリリースされたアップデートに問題があったってことなんでしょうね。

macOS Big Sur 自身には更新はありませんが、Safari には、Ver.16.6.1 が到着しておりますので、更新をお忘れなく。

いずれにしても早急に、更新を適用しておいてください。


<参照>




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