Windows 10 には、"My Office" という Office 365 を利用するためのツールがあらかじめインストールされていたりします。
このツール自体は、Microsoft Store よりいつでもダウンロードしてインストールしなおすことも可能なので、うちの Windows 10 には入っていない.... という場合には、Microsoft Store を起動して検索してみてください。ただし、現在はまだ "My Office" のみです。
さて、昨年の12月初めに、現在、Windows 10 にて利用されているこの "My Office" というツールがリニューアルするということが、ブログ上で発表されました。
Windows 10 Enterprise Long-Term Servicing チャネル (LTSC) 2018
Windows Server の次の LTSC リリース
"Overview of Office 2019 Preview(updated 21 June)" の中でも、"Office 2019 Preview can only be installed on supported versions of Windows 10 Semi-Annual Channel" と明記されています。
法人向けにはこうした書き方でもいいんでしょうけど、では一般コンシューマー向けにはどうなのか? 基本的には、"Office 2019 コマーシャル プレビューについてよく寄せられる質問" の "サポートと Windows のシステム要件" のなかで、紹介されていますが、Windows 7 や Windows 8.1 はサポート対象外になります。サポート対象外のOSについては、一緒です。
4) "The Microsoft Office 2016 Click-to-Run Administrator Tool" という画面が出てきますので、画面下部の "Click here to accept the Microsoft Software License Terms" にチェックを入れて、"Continue" をクリックします
Office 2019 Windows Commercial Preview is an opportunity for volume license customers to try the Windows perpetual software before its release later this year. The Preview version is not available to Consumer customers.」
Surface Laptop の場合、当初OSとしてはWindows 10 S が、そして Office Home and Business 2016 が搭載されていますが、このPCで利用できる Office 製品は、Windows 10 S の仕様上、MSストアからのプログラムしかインストールできませんので、通常は今回ご紹介した、"Office Centennial" がインストールされることになります。 もちろん正式には、Office Home and Business 2016 という買い切り版の Office が付いているわけですが、それでもストアからダウンロードしてインストールされるその中身は、"Office Centennial" というちょっと特殊なバージョンだったわけですね。
発売当初、Windows 10 S の場合、Windows 10 Pro へのUpgradeが可能でした。Upgrade さえすれば、以下のブログにもありますが、Microsoftアカウントでサインインすれば C2R版 の Office Home and Business 2016(買い切り版)が利用できるようになります。上記のMSコミュニティでも、Windows 10 Proにアップグレードして、Officeも、C2R版の Office Home and Business 2016 をインストールしなおすことで解決しています。
現在、Windows 10 S 自体の、単体モードでの提供が終了しています。なので、Surface Laptop も、Windows 10 (Sモード)として提供されています。
そして Sモード を解除すると、Windows 10 Pro となり、Windows10 Pro(Sモード) デバイスとなります。こうすれば後は、Microsoftアカウントでサインインすれば、C2R版の Office Home & Business 2016 として利用が可能になるので、こうした制限は受けずに済むわけですね。
Windows Liveメールもそうですが、時々サポートやダウンロード配布の終了した製品が、フリーのダウンロードサイトなどで配布されているケースがみられますが、Microsoft以外のそうしたサイトから配布されているようなものについては、マルウェアが仕込まれていたりするケースも多いので、安易にダウンロードすることのないよう、くれぐれもご注意ください。
TechCommunityの質問にもあったので、確認してみましたが、この機能、OneDrive for Business の方にはないようです。TechCommunity では、uservoice.com にて投票するようにとあったので、投票させていただきましたが、これって意外と便利かもしれませんね。
上記サイトにもありますが、今回取り上げさせていただいた、Office Mobile が最初から搭載されているモバイル端末もあります。
さてタブレットやスマホ用に提供されている、Office Mobile ですが、当然ながら、iOS、Android、Windows Phone といったモバイルOS向けには提供されていますが、Windows 10のタブレット向けということで、通常の Windows 10 用の UWA としても提供されています。
・Office Personal Premium(Word,Excel,Outlook) ・Office Home & Business Premium(Word,Excel,Outlook,PowerPoint,OneNote) ・Office Professional Premium(Word,Excel,Outlook,PowerPoint,OneNote,Access,Publisher)
Club Microsoftのページでは、PowerPointを活用したクリスマスカードや年賀状などのテンプレートも提供されています。現在は、"2017年年賀状特集 Officeで楽しく簡単に! 年賀状を作ろう2017" といった特集なども掲載されています。そうしたテンプレートを利用して楽しいクリスマスカードや年賀状を作成できるというのもPowerPointの一面です。
・Outlook Setup:Outlookのインストールに関するもの ・Outlook:Outlookのプログラム自身に関するもの ・Outlook for Mac:Mac版のOutlookのプログラム自身に関するもの ・Mobile devices:モバイル版のOutlookに関するもの ・Outlook on the Web:Web版のOutlookに関するもの ・Dynamics CRM Online:Microsoft Dynamics CRM Onlineに関するもの ・OneDrive for Business:OneDrive for Businessに関するもの
1) デスクトップにできた "Microsoft Support and Recovery Assistant for Office 365" をダブルクリックして実行します
2) トラブルとなっている項目を選択します。今回は、一例として、"Outlook I'm having trouble with my email, folders, or other Outlook items and features" を選択してみました。最初にご紹介したように、ここで選択が可能なものには、現在 7項目あります
3) 項目を選択し、"Next" をクリックして、トラブルシューティングをスタートします
4) 続いて、さらにどんな症状かを選択します。今回は、"Outlook failed to start."(Outlookの起動に失敗する) を選択してみました。処理中で先に進めないケースや、何かしらエラーが表示されるケースなど、"起動に失敗する" といてもいろいろあると思いますが、大きな項目としてこちらを選択します
2) UACが表示されたら "Yes" をクリックして進みます。英文ですが、"The Microsoft Office 2016 Click-to-Run Administrator Tool" のダイアログが表示されますので、"Click here to accept the Microsoft Software License Terms." にチェックをいれて、"Continue" をクリックします。これでファイルが展開され、"Setup.exe"と、"configuration.xml" の2つのファイルが展開されます
上記にもありますが、すでにOffice 365 Pro Plus などが導入済みの場合でも一緒で、"Office 2016 が既に PC にインストールされている場合は、上記の手順を実行すると、 PC にインストールされている Office のバージョンが自動的に更新されます" とあるようにバージョンが更新されるだけの様でした。