2024年07月19日

Excel for the web の操作性向上 Part 2

前回、「Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!」という Excel for the web の操作性が向上しますよ?という記事を取り上げました。元ネタは「Modernized Excel Grid」というTechCommunity Blog にて紹介された記事でした。

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さて今回この続編となる「Modernized Excel Grid (part 2)」が紹介されておりましたので、再度取り上げさせていただきました。


【新たに展開される機能】

今回展開される機能としては以下のようなものがあります。

1) ハイパーリンクのプレビュー
2) ズーム操作
3) 容易になったシート名の変更
4) ブラウザからローカルファイルを開く
5) 新しいキーボードショートカット
6) ワンクリックでフィードバック

となっています。

では、簡単に1つずつみていきましょう!


1) ハイパーリンクのプレビュー:

Excel のシート上に貼られたハイパーリンクにマウスをポイントすると、プレビューが表示されるようになります。

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リンクのコピー、編集、あるいは削除するオプションを含むハイパーリンクプレビューが表示されます。またサムネイルが利用可能な場合にはそうしたものも表示されます。


2) ズーム操作:

ズーム操作がより簡単にできるようになりました。

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ステータスバーから操作が可能です。直接倍率を入力することもできるようになりました。


3) 容易になったシート名の変更:

デスクトップ版同様、シート名をダブルクリックするだけで変更が可能になりました。

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4) ブラウザからローカルファイルを開く:

Web 版のファイルメニューに、「このデバイスからファイルを開く」というオプションが追加されました。

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これにより、OneDrive だけではなく、ローカルファイルも開けるようになるので、わざわざいったんOneDrive のアップロードする必要がなくなります。


5) 新しいキーボードショートカット:

新たなショートカットキーが導入され、キーボードによる操作性も向上しました。

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6) ワンクリックでフィードバック:

ステータスバーに、フィードバック、ヘルプのショートカットが追加されました。

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【利用対象】

前回同様、今回の機能についても、Excel for the web ご利用のすべてのユーザーがその対象となっています。
現在順次展開がスタートしていりますが、ご利用環境で、まだ利用できないよ?という方は、もうしばらくお待ちください。



と2回にわたって紹介されていました、Excel for the web の新しい機能。ユーザーにとっては非常に助かるものです。


<参照>






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2024年07月04日

Web 版 Office のファイルメニューなどが一新!

US時間7月4日に公開された「File menu improvements in Word, Excel, and PowerPoint for the web」によると、Web 版 Office でもある "Office for the web" の各アプリのファイルメニューなどが一新されることが明らかになりました。

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Web版の Office の場合、当然デスクトップアプリとは異なるので、当然ながらメニュー表示なども若干異なります。例えばまだ手元の環境では今回の新しいUIは、幸い?まだ届いていないので、比較のために画像をアップすると、以下の通りです。

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左:現在の Word for the web の画面 右:新たに公開された画面

メニューが新たになるだけではなく、ブログの中では、
  • ファイル名の変更の効率化:タイトルバーから変更ができる
  • 自動保存機能の更新:視覚的に判断が可能になる
  • コマンドの検索が簡単に操作ができる
といったポイントを紹介していました。


【追加される新たな機能】

この他のものを含め、以下のような新たな機能が追加されることが明らかになりました。
  1. タイトルをクリックしてファイル名を変更
  2. 自動保存の外観が更新
  3. フォルダ構造(ファイルの場所の確認など)を素早く表示
  4. 自動保存
  5. PDFやODFなどへのファイルのエクスポート機能
  6. バージョン履歴の確認が容易に

1) タイトルをクリックしてファイル名を変更:

OneDrive から、Word for the web などでデータを開いた際に、タイトルバーに表示されたファイル名をクリックして直接ファイル名を変更できます。

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これについては現段階でも上記左の画像のようにできるようになっていますが、右のようにこうしたウィンドウも開かずに直接変更ができるようになるようです。

2) 自動保存の外観が更新:

自動保存自体は、もともと自動保存だったわけですが、表示が新しくなります。

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緑色のチェックマークがついた雲のマークに変わることで視覚的にもわかりやすくなり様です。

3) フォルダ構造(ファイルの場所の確認など)を素早く表示:

今までも左の画像のように場所は表示されていました。

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これが、雲のマークをクリックするとすばやく確認ができるようになります。

4) 自動保存:

当然ながら自動保存も従来からある機能ですが、コピーの作成、ダウンロードがファイルメニューから行えるようになります。

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5) PDFやODFなどへのファイルのエクスポート機能:

これまでもPDFへのエクスポートはできてましたが、エクスポートメニューではなく、"名前を付けて保存" から行っていました。

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これが今後は、エクスポートメニューの方に移動することになります。

6) バージョン履歴の確認が容易に:

今までは、ファイル名をクリックし、"バージョン履歴" から確認してました。

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今後は、ファイルメニューから直接呼び出せるようになります。


今回の様々ン更新は、現在一部のユーザーに向けてロールアウトが始まったばかりです。ブログによれば、2024年8月からはすべてのユーザー向けに展開される予定のようですので、もうしばらくお待ちください。


<参照>




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2024年07月03日

Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!

US時間7月2日に公開されたExcel Blog 「Modernized Excel Grid」によると、Excel for the web における行あるいは列の操作について、様々な新たなUIを追加。これまで以上にわかりやすく、そして操作性のいいものに更新されることが明らかになりました。

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ブログの冒頭で、「スプレッドシートのタスクをよりシンプルに、より速く、より楽しくするために設計された強力な機能が多数提供されます」とふれ、新しくなった Excel for the web について紹介されております。


【行・列の操作がよりわかりやすく!】

では具体的にどこがどう変わるのか?ブログに紹介されているものも含めて確認してみましょう!

1) 行・列のサイズ変更
2) 行・列の挿入
3) 行・列の表示・非表示
4) 操作が容易になったウィンドウ枠の固定
5) 行・列の移動の操作性の向上
6) 選択されたセルがわかりやすくなりました

それでは個別に、デスクトップ版との比較をしながら、その操作性について簡単にご紹介していきましょう。

1) 行・列のサイズ変更:

行の高さ、列の幅を変更する際、行と行の間、あるいは列と列の間にマウスを合わせてドラッグして調整しますが、デスクトップ版のExcelでもマウスカーソルの形状が変わったいるのが今ひとつ見づらいケースもあります。

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左:デスクトップ版 右:Web版

デスクトップ版も決してわかりやすいわけでもありませんが、Web版は一層わかりやすくなりました。

2) 行・列の挿入:

行や列の挿入の操作。デスクトップ版だと、該当する "行" あるいは "列" を選択して、右クリックから挿入をクリックするなどといった形で選択した行の上、あるいは列の左に挿入していました。まだこの機能は手元の環境では利用できないようなので、Webで紹介されている画像をご覧ください。

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行あるいは列番号の上または下の部分にマウスをポイントすると、円マークに "+" のついたマークが表示されますので、そこをクリックすると挿入が可能になるようです。

3) 行・列の表示・非表示:

この操作もデスクトップ版に比べても非常に操作しやすくなりました。

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デスクトップ版であれば、非表示になった行や列などその前後の行・列を選択して、右クリックから再表示などで再表示させていました。Web版では、非表示になっているセルのそばにマウスカーソルを合わせると小さな矢印のマークが現れるので、そこをクリックするだけで再表示することもできるようになります。

4) 操作が容易になったウィンドウ枠の固定:

さて次は、ウィンドウ枠の固定。

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ご存じのように、デスクトップ版なら、固定したいセルを選択した上で、表示>ウィンドウ枠の固定 と言った形で操作していました。これに対して、Web 版はドラッグするだけ。

5) 行・列の移動の操作性の向上:

任意の行または列を選択し、カーソルに手のアイコンが表示されたら押したままドラッグし、他の行または列にドロップするだけで、データの移行ができます。

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6) 選択されたセルがわかりやすくなりました:

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デスクトップ版と比べても非常に選択した部分の判別がつきやすく、わかりやすくなりました。

これらの機能は、無料版・有料版(サブスクリプションの有無)に関係なく、すべてのWeb版ユーザー向けに展開されています。ただし現時点で手元の環境でもまだすべての機能は利用できていないようなので、今後順次展開されていくものと思われます。


<参照>




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2024年04月21日

Office LTSC 2024 の商用プレビュー が公開! 提供がスタート

ひと月ほど前、Windows Blogs にて、Office LTSC 2024 プレビュー版 の公開が近いことが報じられておりましたが、ついに Office LTSC 2024 のコマーシャルプレビュー版 が公開されました。

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法人向けの製品ではありますが、今後の一般向けの "Office 2024" へのスタートという言えるものにもなるので、遅ればせながら、その概要をご紹介させていただきます。


【"LTSC" とは?】

"LTSC" とは、"Long-Term Serviceing Channel" の略で、主に法人向けに提供されている製品になります。一般向けのものではないので、一般ユーザーにはなじみのない製品かもしれませんが、一般ユーザー向けの製品との大きな違いは、オフライン環境での利用が可能な点でもあります。Update などを受け入れられない限られた規制対象のデバイスや製造プロセス制御のデバイスなど特殊な利用を想定した製品になります。

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今回提供がスタートしたものは、"プレビュー版"。つまり "LTSC" であると同時に、さらにまだ正式提供前のもの。事前に、これらの製品を利用している企業などが自分の環境で試験するための試験版になります。

なので、「Office LTSC プレビューの概要」の中でも触れられておりますが、
  • このプレビュー プログラムは、Office の新しいボリューム ライセンス (永続的) バージョンである 2024 Office LTSC購入および展開する予定の組織を対象としています。
  • このプレビュー プログラムは、Office のホーム ユーザーを対象としたものではありません。
といったものになります。


【Windows 向けだけではなく Mac も対象】

今回スタートした商用プレビュー版となる Microsoft Office LTSC 2024 は、Windows はもとより、macOS も その対象となっております。

-- ライセンスポリシー:

今回提供される Office LTSC 2024 には、固定ライセンスポリシー が適用され、正式にリリースされたのち、5年間サポートされます。

-- 提供形式:

Windows:クイック実行形式
Mac:Appleパッケージ形式(pkg)

-- 提供製品:
  • Microsoft Office LTSC Professional Plus 2024
  • Microsoft Office LTSC Standard for Mac 2024
  • Microsoft Project Professional 2024
  • Microsoft Visio Professional 2024
なおそれぞれ、

Microsoft Office LTSC Professional Plus 2024:
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、Access

Microsoft Office LTSC Standard for Mac 2024:
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote

といったアプリで構成されます。


【今回プレビュー版として提供される製品】

ただし、今回のプレビュー版で提供されるのは、「プレビュー Office LTSCインストールする」にもあるように、

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  • Office LTSC 2024 for commercial preview
  • Project 2024 プレビュー
  • Visio 2024 プレビュー
となります。

-- 対象OS:

Windows
  • Windows 11 (ARM ベースのデバイスの最小)
  • Windows 10 LTSC 2021
  • Windows 10 LTSC 2019
  • Windows 10
  • Windows Server 2022
Mac(macOS の 3 つの最新バージョン)* 2024/4 現時点でのものになります
  • macOS Sonoma Ver.14.0
  • macOS Ventura Ver.13.0
  • macOS Monterey Ver.12.0
なおその他詳細については、
をご参照ください。

過去の Office 2021 までに提供されてきた機能に、Microsoft 365 Apps for enterprise で既に利用可能な新機能のサブセットを含んでリリースされる Office LTSC 2024。

2024 年版 Microsoft Office LTSC のプレビューが近日公開されます」(Windows Blogs)でも触れられておりますが、今回提供がスタートしたものは、法人向けの、それもまだ プレビュー版 なわけですが、一般向けにも今年後半の提供が予定されており、Office 2024 の公開が着々と迫ってきているようです。


<参照>




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インテリジェンス機能があなたをサポート 〜 Microsoft 365
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2024年03月06日

利用者が少ないアプリは一線を退いて、いずれは廃止に? Microsoft や Google のソフトの墓場

"Graveyard" という言葉はご存じでしょうか? 日本語にすると "墓地" とか "墓場" といった意味の言葉です。

今回は、あまり技術的なお話ではありませんが、Microsoft や Google などから次々に発信されている新しいアプリのその後について取り上げてみました。


【効率よく利用するためには断捨離も必要】

単純にコンピューターで扱う "ソフトウェア" なんて言ってしまうと、業務用のものから、専門業種向け、一般向けなど巷にはものすごい数のソフトウェアが、我々の生活環境をサポートしているわけで、想像もつかないマーケット規模になっていることは何となくイメージがつくところです。

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さてそうしたソフトでも比較的身近な Windows ということで言えば、このブログでも時々紹介してますが、"Windows" についても、その機能は年々進化し、使われなくなった機能やアプリなどは「Windows クライアントで削除された機能と機能」や「Windows クライアントの非推奨の機能」でも紹介されているように、その事情や背景は様々なわけではありますが、順次その機能は世代交代されていきます。私たちの実生活でいう "断捨離" のようなものです。

最近完全に引退したものだと、"Internet Explorer" なんていい例ですね。


-- アプリの墓場:

こうしたことは、Microsoft に限ったことではなく、たくさんのアプリを輩出しているメーカーでは当然あったりするわけです。こうして世代交代により削除されたり使われなくなったりして消えていったアプリを紹介しているのが、"Microsoft Graveyard" や "Google Graveyard" といったサイトになります。

日本語に直訳すれば、"Microsoft の墓場" とか、"Google の墓場" というわけですからなんか?怪しそうな感じですが、決して怪しいサイトではありません。

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"Graveyard"(墓場)とはまさに言えて妙な感じですね。

完全に引退されて削除されているものは当然ながら、メーカーからの公式な発表はなくても、これから "墓場" へ向かうであろうと予測されるようなものもあったりするので、今後のアプリの動向を見極める一つの情報にもなります。


【"Publisher" は?】

そんな "Microsoft Graveyard" をみてみると、何と Microsoft 365 ファミリーの "Publisher" なんて項目があったりします。
Microsoft Publisher は、簡易DTP(Desk Top Publishing)アプリになります。チラシや、印刷物の作成に特化したもので、Word と PowerPoint の中間のような感じです。

印刷物や、チラシなどを作るのであれば意外と便利なアプリではありますが、あまり知られていない...のも事実。

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Publisher2021のライフサイクルを見ると、提供終了日:2026年10月13日 となっています。

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新規作成画面には、豊富なテンプレートも用意されていますので便利なはずですが、ちょっとしたカタログやチラシだったりすると、Word や PowerPoint でも十分できちゃいますしね。

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また最近では、AI の機能とも連携している "Microsoft Designer" や、これに関連した "Microsoft Create" なんていうものもあったりするので、こうしたWebサービスなどにとって代わられていくんでしょうね。

あながち、Publisher 2021 のサポート終了日:2026年10月13日 を機に、Microsoft 365 Apps からもなくなってしまうということは否定できないことなのかもしれません。

今後どうなるか?といった正式な情報が公開されるでしょうから、その発表を待ってということになるんでしょうね。あくまでも現時点では Publisher 2021 のサポート期限はあるものの、これはあくまでも、Office 2021 シリーズのアプリのサポート期限なわけで、Microsoft 365 ファミリーとして提供されるかどうか?とは別の話になるので、今後の動向は気になるところです。


【追加】

ちなみにやはりこのブログで時々取り上げるものに、"Microsoft Garage" というサイトがあります。ここは、Microsoft のプログラマーの人たちが、ちょっとした便利なアプリを作成して、公開しているサイトです。製品化されて現在提供されているようなものもあれば、人知れず去っていったものも多数。

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まさに "Garage" という言葉通り、いろんなものが転がっていて、見ていても楽しいサイトです。


<参照>



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2024年01月31日

Microsoft Forms のデータを Excel for the web で同期する

Microsoft Forms は、Microsoft 365 などのサブスクリプションをご利用のユーザー向けに提供されているアンケートや投票、クイズなどで情報を収集するために用意されている Microsoft 365 アプリの一つです。

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そんな Forms で収集したデータを Excel for the web と同期できるようになる.... そんな機能が追加されます。


【"Microsoft Forms" とは?】

冒頭にもちらっと触れましたが、Microsoft 365 アプリの一つで、アンケートや投票、クイズなどで情報を収集するために用意されているアプリになります。

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アンケートや投票に便利な Microsoft Forms で効率的に意見収集」でも紹介されていますが、オンラインフォーラムなどに参加したのちに参加者からアンケートをとったり、意見を募集したりなんて形で利用されるケースも多いので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

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この Microsoft Forms という機能は、Microsoft 365 のサブスクリプションがあれば利用可能な機能なので、ビジネスユーザーはもとより、一般のユーザーでも利用可能な機能です。

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町内会などの、イベントの参加者からアンケートを使って情報を集計して、意見を募集して今後につなげたい...など、一般ユーザーの方であっ手もいろいろ使い道のある機能ではあります。


【アンケートの集計】

アンケートで収集した情報は、当然ながら Web 上で確認できますが、回答結果をダウンロードして、Excel で見ることも可能です。

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アンケートや投票に便利な Microsoft Forms で効率的に意見収集」の中でも紹介されているように、Excel で集計もできれば、PowerAutomate などと連携して活用することもできるようになっています。

さてそんな Microosft Forms に今回新たに、そのデータを Excel for the web で同期する機能が追加されることが Office Insider Blog にて発表されました。

【視覚化がリアルタイムで可能に】

Excel と Excel for the web では若干その機能に違いはあるものの、アンケートの回答を受け付けると同時に、Excel for the web のフォームにその情報が反映され、そしてExcel の豊富な機能を利用してデータを分析および視覚化ができるようになるわけです。

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そのブログの中では、ビジネスシーンでの活用例、教育現場での活用例といったものが紹介されています。

-- 2月末までにすべてのユーザーへ展開:

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ブログによれば、すべての Microsoft 365 サブスクライバー向けに、2月末までに展開されるようです。


<参照>




わずか数クリックで予算を簡単に作成 〜 Microsoft 365


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2024年01月07日

大学生にはお得な Microosft 365 Personal の学割プラン

Microsoft 365 Personal は非常に便利なプランではありますが、やはり学生にとっては負担なものでもあります。通常 Microsoft Store だと、そのサブスクリプションの価格は、14,900円/年 か、1,490円/月 となります。

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PCにプレインストールで搭載されている Office アプリをご利用の方も多いとは思いますが、これだと Access が使えないとか、PowerPoint が入っていなかった.... なんてことで別途買わざるを得なくなるケースもあったりするのではないでしょうか?

もちろん学校で用意してくれたりするケースもあるでしょうけど、そうしたものが利用できない場合にはどうしたらお手軽に利用できるのか?確認してみました。


【大学生向けの学割プラン】

実は、Microsoft 365 Personal には、大学生向けにお得な学割プランが用意されていたりします。

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まさに、750円/月という非常に導入しやすい価格で利用することができます。当然大学在学中という制限はありますし、在学を証明する必要があるなど購入に際しては「学生の皆様は Microsoft 365 が 50% お得に」のサイトの「よく寄せられる質問への回答」などを参考にしてみて下さい。


【Microosft 365 Familyプランの活用】

一般向けの、Microsoft 365 のサブスクリプションのプランには、1ユーザー向けの Microsoft 365 Personal の他にも、家族で利用可能になる6ユーザー向けのプラン、Microsoft 365 Family があります。

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Microsoft 365 Family は、お父さん、お母さん、そしてお子さんと、1つの契約で、家族最大6名が、それぞれ Microsoft 365 Personal と同じ機能が利用できるようになるプランです。

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こちらは学割と異なりますので、学生でなくてもOK。また家族といっても別に同居していなくてもいいので、地方に住んでいるご両親にこちらのサブスクリプションを契約してもらえれば、ご両親も当然ながら、お父さん、お母さんそれぞれのPCに、Microsoft 365 をインストールして利用できますし、地方などの大学に通われているお子さんも、このサブスクリプションで、Microsoft 365 が利用できるようになります。

最大6名というのは非常にお得なプランなわけです。

学生さんが Microsoft 365 を如何に負担を少なくして利用できるようにするのか? 
親御さんたちにとってはどんなプランがいいのか?

春には、新生活がスタートする大学生になるお子さんがいらっしゃる親御さんにとっては、自分も Microsoft 365 を使わないといけないというのであれば、こちらのプランも検討材料になるんでしょうね。


<参照>




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Microsoft 365 で簡単にデザイン 〜 PowerPoint

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2023年11月01日

Word や Excel などのデータをもらったけど 手元のPCに、Microsoft Office がない! さてどうする? Part 2

さて、Part 1 「Word や Excel などのデータをもらったけど 手元のPCに、Microsoft Office がない! さてどうする? Part 1」では、Microsoft の正規製品での対応についてご紹介しましたが、Part 2 では後半のそれ以外のものについてご紹介していきます。

前回ご紹介した中では、
  • 有償・無償の Web 版互換製品を活用する
  • 有償・無償の互換製品を活用する
を取り上げました。今回はこうした製品についてみていきましょう。


【Web 版では定番 Google の製品】

Web 版ということでいうと真っ先に頭に浮かんでくるのは、Google の製品でしょう。

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  • Google Docs(Microsoft Word に該当する互換製品)
  • Google Sheets(Microsoft Excel に該当する互換製品)
  • Google Slides(Microsoft PowerPoint に該当する互換製品)
利用にあたっては、Google アカウントが必要になります。

こうしたアプリだけではなく他の Google の様々なアプリなどが利用できるプランとして、Google Workspace という有償のプランも用意されているわけですが、その中に含まれている製品でもあります。

無料の Google アカウントで使用した場合と、これらの製品の機能的な違いはないようです。またモバイル版のアプリもあるので、Android や iOS を搭載したモバイルデバイス向けであれば、インストールして利用することも可能です。PCでは、Web版のみになります。

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"box" なんていうクラウドストーレッジも利用していますが、こちらでは、"Box for Office for web" やら "Box for Google Workspace" といった形で、利用できるようになっていますが、独自のものはないようです。


【インストールして利用できる無償の互換製品】

おそらく互換アプリというと巷ではものすごい数の製品があるんでしょうね。なので、無料で使えて、私も使ったことのある製品に限定してご紹介します。

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  • Apache OpenOffice
  • LibreOffice
現在、"Apache Open Office" と呼ばれているものは、かつては、2011年に開発が終了した "OpenOffice.org" と呼ばれるプロジェクトの後継プロジェクトによる製品になります。そして "OpenOffice.org" から派生したプロジェクトの製品が "LibreOffice" でもあります。

これらのプロジェクトの歴史については「File:StarOffice major derivatives.svg」(WikiMediaCommons)をご参照ください。Star Office で始まったプロジェクトから、OpenOffice.orgが派生し、その後さらに様々なプロジェクトに変わっていく様子が確認できます。

-- 製品構成:

Apache OpenOffice の場合
  • ワープロ: Writer
  • 表計算: Calc
  • プレゼンテーション: Impress
  • ベクタードローツール: Draw
  • データベース: Base
  • 数式エディタ: Math
LibreOffice の場合
  • ワープロ: Writer
  • 表計算: Calc
  • プレゼンテーション: Impress
  • ベクタードローグラフィック: Draw
  • データベース: Base
  • 数式作成: Math
で構成されています。もともとがどちらも、 OpenOffice.org の後継ツールになるので、製品構成は変わりありません。
製品自体は無料でダウンロードして利用可能です。一応プロジェクトへの参加や、寄付などの募集はしております。

こうした OpenOffice 系のものには、他にも、mac向けのNeoOffice、StarOffice(NEC)といった形で派生しています。


【有償で販売されている互換製品】

正規の Microsoft Office 製品よりも安く提供されている互換製品もいくつかあります。ソースネクストから販売されている Thinkfree Ofifce Neo、WPS Office、Word Perfect など様々なものがあります。

"一太郎" で有名な JustSystem からも、Just Office という製品がかつては 一般向けにも販売されていました。現在は法人向けに提供されているのみとなっています。一般ユーザー向けに単体販売はされていませんが、 "一太郎2023 プラチナ" 版には、"Just Office 5 Personal" として同梱されています。

-- Just Office 5 Personal の製品構成:
  • ワープロ:JUST Note 5
  • 表計算:JUST Calc 5
  • プレゼンテーション:JUST Focus 5
もとは、"一太郎2023" なわけですから、ワープロとしては、"一太郎 2023" が中心なわけですが、これに加えて、JUST PDF との連携を強化したこうした製品が同梱されています。


今回、2回にわたってご紹介した互換製品ですが、あくまでも互換製品は互換製品。なので、ファイルが開けてもレイアウトが崩れてしまう、ページ構成が変わってしまうなど、どうしても避けられないこともありますので、そのあたりは理解したうえで利用していく必要があります。



<参照>





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2023年08月05日

Word for the web に追加されている新しい機能

Office Insider Blog にて、Word for the web について追加された新機能がまとめて紹介されていたので、取り上げてみました。
今回紹介されていたのは、

20230803-2-1.jpg 20230803-2-2.jpg
となります。


【"個別のページ"表示の切り替え】

View your document across separate pages in Word for the web」で紹介されているのは、1つの文書をページごとに切り分けて表示する方法と、ページの区切りなく一括で表示させる方法が切り替えられるようになったよ? というもの。

すでに実装済みなので具体的に見てみましょう!

20230803-3-1.jpg 20230803-3-2.jpg

上記のものは、Word for the web で、サンプルテキストを入力したものです。1ページ目と2ページ目の区切りがきちんと表示されていますね。
この表示を、表示タブ>個別のページ(文章の表示グループ) とクリックして解除すると....

202308003-3-3.jpg 202308003-3-4.jpg

わかりやすくするために倍率を縮小していますが、右のように長〜いつなぎ目のない文書表示に切り替えることが可能になります。

-- 利用可能なブラウザ:

一応現時点では、Microsoft Edge、Google Chrome のみです。ただし、今後、Firefox、Safari にも対応する予定のようです。


【"段落オプション" の追加】

さてもう一つ追加された機能が、「Paragraph options in Word for the web」にありますが、「段落オプション」機能の追加になります。文書の上で右クリックし、"段落オプション" をクリックします。

20230803-4-1.jpg 20230803-4-2.jpg 20230803-4-3.jpg

選択した段落の、文字配置、インデントの設定、行間隔などの設定ができるようになります。"タブ位置のオプション" からは、タブとリーダーの設定が可能になります。

20230803-4-4.jpg

またこのオプションは、ホームタブの段落グループにあるダイアログボックス表示ボタンをクリックすることでも表示が可能です。


今回ご紹介した2つの新たな機能は、有料版・無料版を問わず、すべてのユーザーで利用可能になっており、さらにすでに実装済みです。デスクトップ版と比べればまだまだ機能的に見劣りはしますが、いろいろ機能が追加されてくるようで使いやすくなってくるようですね。


<参照>




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2023年08月03日

iOS 向け、Microsoft 365 app で、PDFファイルの結合が可能に....

US時間7月31日付に公開された Office Insider Blog 「Merge PDFs in the Microsoft 365 app for iOS」によると、ファイルを選択してタップするだけで、PDFファイルの結合が可能になるようです。

20230801-5-1.jpg

この機能は、iOS版 Microsoft 365 app で利用可能になる機能です。ブログによると、ファイルを選択して「+」(Merge)ボタンをタップするだけという非常に簡単な操作のようです。


-- 対象:
  • Office Insider で、Ver.2.76(Build 23062603)以降をご利用の方
  • Microosft 365 サブスクライーバー
この機能は、プレミアム機能になるため、Microsoft 365 のサブスクリプションを利用しているユーザーが対象になります。現在は、さらにOffice Insider が対象となっています。

今後この機能が正式にリリースされて、すべてのサブスクライバーが利用できるようになるまでにはまだ少し時間がかかるかと思います。しばらくお待ちください。


<参照>




PowerPoint で 心に訴えるプレゼンを行う − Microsoft 365


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2023年06月30日

Microsoft 365 アプリの画面サイズ 〜 画面解像度によっては画面からはみ出てしまう!

ちょっと前から Windows 10 / Windows 11 に、以前あった Office 365 アプリに変わってインストールされるようになった "Microsoft 365(Office)" アプリ。

20230630-1-1-1.jpg 20230630-1-2.jpg

いろいろな意味で、思わぬ勘違いを生んでいるところもあるのですが、この "Microsoft 365(Office)" アプリの不具合についてのご紹介です。


【画面解像度によっては画面に収まらない】

ご利用環境も様々でしょうから、こうした不便さを感じることなく利用できている方も多いかと思いますが、今回、この "Microsoft 365" アプリを起動してみたところ、画面解像度によっては、画面内に収まらないケースがあることを確認いたしました。

最近のノートPCだったり、外付けのモニターだったりすると、最低限画面の解像度も "FHD" だったりするでしょうから、その場合には問題ないようですが、それより解像度を低くしていたり、能力的に現在の Microsoft 365 アプリで設定されている最低限の解像度より大きく表示できないモニターの場合に問題が発生します。

画面解像度は、そのサイズによって、以下のようになります。(単位:px/ピクセル)
  • SD(Standard Definition):720x480(480p)
  • HD(High Definition):1280×720(720p)
  • FHD(Full High Defintion):1920×1080(1080p)
  • 2K(Quadruple HD/Wide Quad-HD):2560×1440(1440p)
  • 4K(Ultra High Definition):3840×2160(2160p)
  • 8K(8K Ultra High Definition/Super High-Vision):7680×4320(4320p)
その表示能力は、モニター自身の能力や、グラフィックスボードなどの能力によって変わってきます。

-- FHD(1920x1080)の場合:

20230630-2-1.jpg

上記のように全く問題ありません。
そして一方.....

-- WXGA+ (Wide-XGA+)/1440x900 の場合:

20230630-2-2.jpg

先ほど、モニターの解像度についていくつか代表的なパターンをご紹介しましたが、実は、これ以外にも様々なものがあったりします。今回たまたま確認したモニターは、WXGA+(1440x900)という解像度のモニター。

** 画面解像度については、"画面解像度"(ウィキペディア)をご参照ください。

これで、Microsoft 365 アプリを起動した場合、最大化表示にして、画面いっぱいに表示させる分には問題ありませんが、複数のアプリのウィンドウを並べたいような場合に、いざ画面レイアウトを調整しようとしても、左右の幅が、ある一定サイズより小さくなりません。大きくする分には問題ないし、上下の高さについては調整が可能ですが、左右幅は小さくする場合そのサイズに制限がかかっているようです。

従って、WXGA+ の状態だと、上記の画面のように、わずかですが右端が画面からはみ出してしまいます。

20230631-2-3.jpg

さらに小さい解像度のモニターを複数並べてマルチモニターにしてたりすると、右端が次の画面にちょこっとだけ表示されるような中途半端な状態になってしまうようです。上記の例は、SXGA (Super-XGA) 1280×1024 の 19インチモニター2台を並べて表示している例です。

当然ながらそれよりもさらに左右幅の解像度のサイズが小さいモニターだと完全にアウト。最大化表示して使わない限り画面からはみ出してしまいます。

今回たまたま Micrsoft 365 アプリについてご紹介を兼ねて記事をまとめようかな?と起動してみたらこんな状態。フィードバックもいたしましたが、さてさてこうした画面解像度とアプリのウィンドウサイズの問題。改善されるのか? 今後も時々チェックして見たいと思います。

ノートPCなどの場合、ちょっと古いものだと、FWXGA(フルワイドXGA) 1366×768 程度のものもあったりするかもしれませんが、その場合には、不便でしょうけど最大化表示にてご使用いただくしかなさそうです。


【追加】

各OS を利用する上で出力先になるモニターの最低限必要になる画面解像度についても改めて確認してみました。
  • Windows 8.1: 1024 x 768 
  • Windows 10 :   800 x 600
  • Windows 11 : 1280 x 720
Windows 10 のときに、その仕様がちょっとだけ緩和されてたんですね... いまさらながら気がつきました。

Windows 10 にしても、Windows 11 にしても、その仕様的には、1500 px 以上必要なわけもないですから、今回の Microsoft 365 アプリも、本来なら調整できるべきものなんでしょうね。


【2023/07/01更新】

ピクセル定規「Ruler」なんていうアプリを使用して計測してみました。すると、大まかでしょうけど、1485 px ありました。これより、左右サイズは小さくならないようです。


<参照>




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2023年05月15日

Word や、Excel、Outlook などの Office 製品を起動したら「Microsoft アカウントですべてをまとめる」という画面が表示された!

ちょっと前からちょくちょくこの話は聞いてましたし、また実際に画面も何度か確認させいただいていたんですが、現在も相変わらず表示されるようなので取り上げてみました。

20230515-1-1 -1.jpg 20230515-1-2.jpg

Word、Excel、Outlook などといった Microsoft Office の製品を起動してみたら、「Microsoft アカウントですべてをまとめる」という画面が表示されることがあります。

よくPC起動時、デスクトップの画面になる前に Windows を使う上でのヒントやお勧めの方法などが表示されることがありますが、あの場合には、画面の下部に、"3日後に通知する" とか、"今は適用しない" など画面を閉じる方法があるのに、この画面は画像をご覧いただくとお分かりいただけるように、そうしたリンクはなく単に「続ける」のみなので、みなさん「続ける」をクリックしたらまたおかしな設定がされてしまうんではないか?と心配されているようです。


【"詳細情報" で確認】

このポップアップ画面の "詳細情報" のリンクをクリックします。

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-- 個人用の Microsoftアカウントで使用する場合に適用される:

上記にもありますが、まず最初に「この情報は、個人用Microsoft アカウントで使用する製品に適用され、職場または学校アカウントを使用している場合は適用されません。」とでています。つまりは、"個人用Microsoft アカウントで使用する製品に適用" されるわけなので、個人の Microsoft アカウントでのみ使用しているユーザーが表示対象となるようです。

そんなせいなのか? うちで使用している Office 製品 の利用環境では表示されません。Microsoft 365 Personal をメインで利用しているわけですが、それ以外にも Microsoft 365 の法人向けのアカウントも使用しているためなのかもしれませんね。


-- Microsoft Office を使用する上での Microsoft アカウントのヒント:

Microsoft アカウントでサインインすれば、それに紐づいた形で アカウントに保存されている情報(お気に入り、予定表の情報、連絡先、パスワード、閲覧履歴、推奨されるファイルなど)を取りまとめることができますよ?という内容です。要するに、Microsoftアカウントを活用する上でのヒント的なものとして表示されているものです。

その上で、「Microsoft プライバシー ステートメント」に基づいて、Microsoft アカウントに関連付けられているデータにはどんなものがあるのかの詳細が説明されています。

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詳細は、「Microsoft アカウント、データ、選択内容」をご覧ください。各情報がどこにあるか?などの情報が確認できます。


【"続ける" をクリック】

さてこうしたヒントが表示されるわけですが、じゃぁ具体的にこれが表示されたらどうしたらいいのか?

冒頭にも触れましtが、この画面には、"キャンセル" やら "閉じるボタン" もないので閉じることができません。しかしすでに Microsoft アカウントでサインインしている個人ユーザー向けに表示される内容であり、ヒントに過ぎないので、ここは単に「続ける」をクリックするだけでこの画面を消すことができます。

もっともすでに、Microsoft アカウントでサインインしているわけですから、現時点では「続ける」をクリックしてもこれ以上何も起こることもなく画面が閉じますので、これで完了です。今後どうなるか?は分かりませんが、少なくとも現時点ではこれ以上のことはありません。


--各種情報がどこに保存されているか?:

詳細情報」をたどって表示される「Microsoft アカウント、データ、選択内容」には、Microsoft アカウントの登録情報の変更場所、Windows 11 や Microsoft 365 で使用されている情報がどこに保存されているか?などが確認できるようになっています。

20230515-2-4.jpg 20230515-2-5.jpg


1) カテゴリ別の設定
  • 保存されたアカウントの詳細
  • オートフィル情報
  • 連絡先
  • Microsoft Edge のお気に入り、閲覧履歴、同期された情報
  • OneDrive の写真、ファイル、おすすめファイル
  • 保存された設定と基本設定(Windows11/Microsoft 365/Microsoft Edge/Outlook/Teams)
2) 製品別の設定
  • Microsoft アカウント
  • Windows 11
  • Microsoft 365(Windows / Mac / オンライン / モバイル)
  • OneDrive
  • Microsoft Edge(デスクトップ / モバイル)
  • Outlook
  • Teams
  • Microsoft Authenticator
  • Microsoft Authenticator の Chrome 拡張機能
といった形で確認できますが、このリンクは、今後も役立ちそうですね。


<参照>




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2023年05月07日

サポート対象外の macOS では、OneDrive Apps は動作しない

Microsoft 365 の各アプリについて、macOS については基本的には、最新の macOS Ventura 13.0 からさかのぼって3つまでがサポート対象となります。

すなわち....
  • macOS Ventura Ver.13.0
  • macOS Monterey Ver.12.0
  • macOS Big Sur Ver.11.0
となります。

Apple では基本的にサポート終了は明確にはアナウンスしませんが、更新プログラムの提供が終わったらサポートが終了ということになりますので、基本的には最新のものからさかのぼって3つまでしか更新プログラムが提供されませんから、macOS Catalina Ver.10.15 まではサポートが終了しているとみるべきでしょう。


【OneDrive アプリの動作仕様】

さてそんな状況下ではありますが、ここ最近ときどき、macOS Catalina Ver.10.15 を利用している方から、OneDrive App が使えなくなったという相談が、内外の Microsoft Community 見かけるようになりました。


-- 動作仕様:

20230507-10-1-1.jpg 20230507-10-1-2.jpg

OneDrive App については、その動作仕様を確認すると、macOS Big Sur Ver.11.0 以降となってますから、そのひとつ前になる macOS Catalina Ver.10.15 は、サポート対象外になってしまったとみるのが妥当なところなんでしょうね。

さらに、「OneDrive システム要件」の "OneDrive デスクトップアプリ" のところでは、macOS Mojave Ver.10.14 に至っては、「OneDrive の新しいインストールを更新または許可しなくなりました」ともあり、インストールさえできなくなっています。


【回避策】

では、回避策についてみていきましょう。
  1. 更新が可能な mac であれば、macOS を macOS Big Sur Ver.11.0 以降に更新する
  2. Webブラウザを介して、OneDrive にアクセスして利用する
といった方法になります。


1) 更新が可能な mac であれば、macOS を macOS Big Sur Ver.11.0 以降に更新する:

どうしても macOS Catalina を利用しないといけないような環境でなく、さらにご使用の mac 自身が、macOS Big Sur Ver.11.0 以降に対応しているものであれば、OS のアップグレードをしましょう。

後ほど簡単に説明しますが、昨今現行のサポートされている macOS であっても、ゼロデイ攻撃の対象になって、実際にそうした不具合をついて不正なコードが実行されていることも確認されているようです。mac は大丈夫という時代ではありません。


2) Webブラウザを介して、OneDrive にアクセスして利用する:

OneDrive App がインストールできなくても、Safari、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge といったブラウザを介して、OneDrive にアクセスすることは可能です。


【サポートが終了したアプリは次々にサポート対象外になる】

先日も、macOS Big Sur/Monterey/Ventura あたりでも致命的な不具合が確認されて緊急のアップデートが続いていたわけですが、古い macOS の場合には、こうしたものが確認されても更新されることはありません。

以下の事例は最近の緊急アップデートによるものです。
いずれのものもゼロデイ攻撃の脆弱性が確認され、さらに実際にそれが利用されていることも確認されているとのことでの緊急アップデートとなったものです。当然ながらこうした更新は仮に、macOS Catalina Ver.10.15 までのものに確認されたとしても、修正プログラムは提供されません。

そして今回の OneDrive App のように、Microsoft 365 関連のアプリについては、Apple がサポートしない OS については、サポート対象外になっています。


  • ある日突然不具合が発生して動かなくなった
  • 新規に再インストールしても動作しない
  • 再インストールすらできない
など Microsoft 365 Apps に限ったことでもありません。

macOS の場合 ご利用の mac によって、ハード的な制限もあって macOS のアップグレードができません。なのでご使用の mac で サポートされている macOS が 現在サポートされているバージョンにアップグレードできないのであれば、潮時と考えるべきでしょう。


<参照>





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2023年05月06日

Microsoft Designer を使ってみる!

先日、パブリックプレビュー版として公開された "Microsoft Designer" について、「Microsoft Designer がパブリックプレビュー版になってだれでも利用可能になりました」といった形でご紹介いたしました。

今回は、絶賛パブリックプレビュー版として提供中の "Microsoft Designer" の使い方を確認してみました。


【 "Microsoft Designer" とは?】

まずは簡単なおさらいから....。

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Microsoft Designer は、2022年10月 Microsoft 365 の新たなデザインツールの一つとして発表されたものです。この時、同時に Microsoft Create というテンプレートを提供するサイトと、動画編集のための Microsoft ClipChamp が発表されました。(「New tools from Microsoft 365, Edge, and Bing bridge the gap between productivity and creativity」)

OpenAI社のDALL∙E 2を含むAI技術を搭載した "Microsoft Designer" では、ソーシャルメディアの投稿、招待状、デジタルポストカード、グラフィックなど、魅力的なデザインを一瞬で作成。最先端の AI が、ユーザーのクリエイティビティを、バックアップ。
  • アイデアを思いついても、なかなか始められない
  • アイデアがあっても、なかなか始められない
  • デジタルでイメージしたものを作るのに、思った通りにならない
そんなユーザーをお手伝いするツールとして提供されるようになりました。

その後、しばらくは Waiting List にメールアドレスを登録していただいた一部のユーザーに向けて徐々にサービスの提供をスタート。この4月末にパブリックプレビュー版となったものです。

現在は、Microsoft アカウントをお持ちのユーザーであればどなたでも無料で利用が可能になっています。


【"Microsoft Designer" を使ってみよう!】

ではさっそく "Microsoft Designer" にアクセスしてみましょう。


-- Microsoft Designer の起動:

1) まずは、Microsoft Designer のサイトにアクセスし、右上の "Try Designer for free" のところをクリックして、Micorosoft アカウントにてサインインします

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2) サインインが完了すると、"Microsoft Designer" のトップページが表示されます

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-- Microsoft Designer の画面構成:

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基本的には現時点ではインターフェースは英語になりますが、USページって、Microsoft Edge で開こうとすると翻訳するか?としつこく出てくるので、Microsoft Edge にて翻訳させてみました。そんなに長文なわけではないので、こっちの方が見やすいかもしれませんね。

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画面構成としては、
  1. 作成したいデザインの説明入力してAIの力を借りる
  2. 自分の持っている画像、あるいは画像を生成することなどから始める
  3. 空白のキャンパスから始める
  4. とりあえずテンプレートから始めてみる
といった4つのパターンからスタートできるようになっています。


1) 作成したいデザインの説明入力してAIの力を借りる:

ここでは、どんなものを作成したいのか? 具体的に自分の思いつくイメージを入力してみます。
今回は、「インスタグラムに、こどもの日、おめでとう!と投稿したい」と入れてみました。

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どんなものを作成したいのか?を入力したうえで、"生成する" をクリックすると、右側に AI により生成されたテンプレートが表示されます。

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さらにいずれかのテンプレートを選択して、"カスタマイズする" をクリックすると、テンプレートの文字列などの追加・修正などができるようになります。右側には、どこか?で見たような.... そう、PowerPoint のデザインアイデアと同じようなウィンドウが表れて、選択したもの以外の様々なパターンを提示してくれます。アイデアの中には、静止画ばかりではなく動画などもあったりします。

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出来上がったら "ダウンロード" ボタンをクリックします。一応ダウンロードして利用する以外にも、LinkdInや、Facebookページに投稿はできるようですが、Facebook については、通常の Facebook のタイムラインへの投稿とはならないようです。まぁ、いったん画像などとしてダウンロードしてから利用すれば問題はなさそうですね。

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* 今回試したPCは、スペックが低いものでしたので、終始PCのファンはフル稼働で、CPU の使用率もフル稼働。そのためか? 頻繁に "待機中" のダイアログが表示されるなどPCに求められるスペックはそれなりに必要なようです。あまりスペックの低いPCでの利用はお勧めできません。


2) 自分の持っている画像、あるいは画像を生成することなどから始める:

自分の手持ちの画像を使用するか? AIに画像を生成させてアイデアを出そうというのがこの部分。今回は、AIに生成をお願いしてみます。

20230505-7-1.jpg 20230505-7-2.jpg

"画像の生成" をクリックすると、どんなイメージの画像か?入力する画面になりますので、今回は、"Playing Childrens"(遊んでいる子供たち) として検索してみました。

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続いて生成された画像を選択し、"選ぶ" をクリックします。するとその画像を利用したアイデアが生成されますので、いずれかの一つを選択して、"カスタマイズする" とすれば、あとは最初の 1)の時と同様の流れで、カスタマイズしたうえで、ダウンロードして利用することになります。


3) 空白のキャンパスから始める:

ここでは、まっさらな空白の状態から作成するときに使用します。"空白のキャンパス" をクリックすると、以下にもあるように "何をデザインしたいですか?" という画面が出てきますので、キャンパスのサイズから指定していきます。

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ただしここでは、インスタグラムやFacebook など Web 上での利用がメインになっているせいか? "カスタムサイズ" を選択しても、ピクセル(px)にてサイズ指定する必要があります。

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空のキャンパスが表示されますので、左サイドに並ぶ、テンプレート、マイメディア、ビジュアル、テキスト、ブランドキットを利用して作成していきます。


4) とりあえずテンプレートから始めてみる:

そして最後は、Microsoft Designer を開くと、画面右側に表示されるテンプレートから始める方法です。"Try prompt" のところに表示された一例を選択すると、"作成したいデザインを説明してください" のところに、そのテンプレートの説明が自動的に挿入されるようになっています。

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続いて、"生成する" をクリックすると.... テンプレートの候補が表示されますのでので、いずれかを選択し "デザインのカスタマイズ" をクリックして、カスタマイズに入ります。

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後の流れはこれまでと一緒で再度にダウンロードして利用します。


【その他】

最初に、 "Microsoft Designer" が紹介されたブログの中では、"Microsoft Create" というテンプレートサイトも紹介されておりました。

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こちらでは、Microsoft Designer用のテンプレートもさることながら、Word や Excel、PowerPoint といったアプリ向けのテンプレートも多数紹介されています。

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上記のような、ClipChamp 向けに動画のテンプレートなどもあったりするんですね。こちらもぜひご利用になってみてください。


【更新】

US時間 5月2日付 Office Insider Blog には、「Create stunning designs lightning fast with Microsoft Designer AI」と題して、"Microsoft Designer" が紹介されています。

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ブログの最後のところに、"プレビュー" 版であって、現在もまだいくつかの機能に取り組んでおり、エクスペリエンスを向上させるためにお客様のフィードバックを積極的に取り入れるために公開されているものであること、そして現在は無料で利用でできることに触れています。

ただし、今後これらの機能の一部を継続して使用するためには、有料のMicrosoft 365サブスクリプションが必要になるとの記載もありますので、"プレビュー" が取れて晴れて製品版としてリリースされれば、Microsoft 365 のサブスクライバーのみが利用できる機能になります。


<参照>



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2023年04月28日

Microsoft Designer がパブリックプレビュー版になってだれでも利用可能になりました

昨年(2022年)10月に公開され、その後 Waiting List への登録などを経て一部に公開されていた 「Microsoft Designer」。

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ついに "パブリックプレビュー版" としてすべてのユーザーに公開されるようになりました。


【"Microsoft Designer" とは?】

昨年10月。AIを活用した新しいデザインツールとして発表された "Microsoft Designer"。

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Introducing new Surface devices that take the Windows PC into the next era of computing」の中で紹介され、この中でも、DALL∙E 2を含むクラス最高のAIを搭載、クリエイティブなビジョンに命を吹き込むように設計されていると、紹介されています。
自分のコンテンツやアイデアから創造することを支援、ソーシャルメディアの投稿、招待状など、さまざまなデザインを簡単に素早く行うことができるようになります。

そして、US時間4月27日付のブログ「Microsoft Designer expands preview with new AI design features」で、"パブリックプレビュー版" としての提供が開始されたことが発表されました。

Microsoft アカウントが利用できればどなたでも利用可能なサービスになっています。PCに何かをインストールする必要もありません。また今後は、 Microsoft Edge のサイドバーに、この "Designer" も追加されるようになるようです。


【利用方法】

まずは以下にアクセスして、右上の「Try Designer for free」をクリックして、Microsoft アカウントにてサインインするだけ。

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実際に使ってみると、ちょっとスペックの低いPCであったり、回線が遅かったりするとちょっとつらいかな?というところもありますが、先ずは、Let's Try !

ぜひお試しください。

** ちなみに画面は英語表示ではありますが、日本語での文字データの入力などはできるようです。


<参照>




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2023年03月03日

Microsoft Designer がやってきた!

このブログでも、Microsoft の新しいサービスをいろいろご紹介しておりますが、以前にちょこっとご紹介した「Microsoft Designer」ですが、やっと本日 Waiting List を外れて利用可能になりました。

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本日上記のようなメールが到着。早速サインインしてみました。まだプレビュー版ですし、インターフェースも英語表記のみのようですが、なんか?テンプレートとはひとあじ違って、ワクワクしそうなデザインツールです。


-- 「Microsoft Designer」 とは?:

Microsoft Designer」は、昨年2022年10月13日・14日に開催された Microsoft Ignite 2022 などで公開された新たなデザインツール。ソーシャルメディアへの投稿、招待状、デジタルポストカード、グラフィックなど、魅力的なデザインを一瞬で作成できる新しいグラフィックデザインアプリとして招待制でベータ版として公開がスタートしておりました。

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こうしたまだ招待制のツール以外にも、「Microsoft Create」という素材を提供するサイトも同時に仮オープンしていますが、ここで提供されている素材を編集できるようにしたものが、今回の「Microsoft Designer」になります。

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Microsoft Create」では、Facebookや、Twitter、InstagramなどのSNS向けのテンプレートや、Word、Excel、PowerPoint など向けのテンプレートを提供しています。

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まさに PowerPoint にある "Designer" が飛び出して独立したWebアプリとして提供されているようなものです。


【"AI"を駆使した様々なサービスが展開中】

今年になって、"ChatGPT" をはじめ "AI" を駆使した様々なサービスがスタートしております。新しいBing もその一つですね。

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実は、こちらのツールもかなり前に Waiting List に登録していましたが、なかなか使えるようにならならず試すこともできずに ChatGPT に愚痴をこぼしてたりしてました... w

しかし先日やっと Waiting List から外れて利用できるようになったわけです....

まだまだ本格的なサービスがスタートしたわけでもなく、アクセスしても Waiting List にメールアドレスを登録するだけで、いっこうに利用できるようになっていない方も多くいらっしゃると思いますが、ぼちぼち本格始動に向けて進み出しているようですので、まだ使えないよ?という方は、もうしばらくお待ちください。


<参照>




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2023年02月21日

「Microsoft 365」アプリ とは?

ある時から突然 PC に 「Microsoft 365」 というアイコンが追加されたために、これって自分があまり意識していないままに誤って Microsoft 365サブスクリプション を契約してしまったんじゃないか?と心配されている方がいらっしゃるようです。

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当然そんなことはないわけですが、では「Microsoft 365」アプリ って何なの?ということになりますよね。

今回はそんな、「Microsoft 365」アプリ についてご紹介させていただきます。


【「Microsoft 365」アプリ とは?】

これまでにも「Office 365」アプリ がありましたが、これがリニューアルされて「Microsoft 365」アプリ として更新されたものです。Microsoft Store より提供されている無料のアプリになります。

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だいぶ前に「Office 365 から Microsoft 365 へ名称変更」のところでもご紹介しましたが、Office 365 ブランドから、Microsoft 365 というブランド名に変更。その後も、「"OneDrive Standalone 100GB" から "Microsoft 365 Basic" へ」や「Office Insider から Microsoft 365 Insider に変更」など、"Microsoft 365" ブランドとして広がりつつあります。

そんな中で「Office 365」アプリも、「Microsoft 365」アプリへと変更されたわけですね。


-- その用途は?:

新しい Microsoft 365 アプリをご紹介します」や「Microsoft 365 (Office)」の中でも紹介されていますが、簡単に言ってしまえば、すべての Office アプリのホームとなるプログラムで、ここから各アプリにアクセスできるようになっています。

もちろん、スタートボタンからたどってプログラムを起動しても、あるいはデスクトップにショートカットアイコンを作成して、そちらから起動してもいいわけですが、すべての Microsoft 365 製品 および 関連サービス に簡単にアクセスするための入り口になるアプリというわけです。

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Microsoft 365 アプリを開くと、左サイドに各アプリを起動するためのアイコンなどが並んでいます。
「作成」をクリックすれば、各アプリの新規作成画面の他に、テンプレートが。また「アプリ」をクリックすれば各種 Microsoft 365 アプリ を起動するためのアイコンが表示されます。


-- Microsoft アカウントでのサインインが必要:

このアプリは当然ながら、Microsoft 365 アプリやその関連サービスを利用してデータを保存、共有などをするためのものでもあるため、Microsoft アカウントでのサインインを求められます。

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当然ながらサインインされたアカウントによって利用できる機能が異なりますので、OneDrive の容量表示やサイドバーの「アプリ」をクリックした際に表示される利用可能なアプリにも違いがあります。

Word や Excel などの Microsoft Office の各アプリなどが導入されていないPCであっても、Microsoft アカウントでサインインしていれば、Office for the web (Web版の無料のOfficeアプリ)が起動し利用できるようになります。

注意) ただし Office for the web の場合、Microsoft 365 サブスクリプション を有していない場合には、非商用利用に制限されることに加えて、デスクトップ版に比べて機能も制限され、サブスクライバーが利用する場合に比べても機能に制限がかかります。

そんな「Microsoft 365」アプリではありますが、Windows 10 あるいは Windows 11 では、自動でインストールされているはずのアプリですので、ぜひご活用ください。


<参照>




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2023年02月04日

Office 2019 のストアアプリ版の新規提供が終了

先日たまたま Office Home & Business 2019 のストアアプリ版で、Word のみプログラムが削除されたような方のPCを拝見。Excel、PowerPoint、Outlook は正常に動作し、Microsoft ストアから更新プログラムもちゃんとダウンロードできて、更新されているのに、どういうわけか? Word のみどうにもならなくなったPCに遭遇いたしました。

Office Desktop Apps からの修復などを試してもダメ、当然ながら、Microsoft Store で Word や、Office H&B 2019 を検索しようとしても全く検出されませんでした。


【Microsoft Storeでの新規提供終了】

そこで思い出したのがこのサイト。以前にもちらっと紹介したことがあります。

この「プレインストールされている Office についてよく寄せられる質問」のところを開くと「Microsoft Store アプリ版とクイック実行版の違いについて教えてください」のところにあるように、

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Microsoft Store アプリ版は、Windows 10 の Microsoft Store で配布される Store アプリケーションと同じです。 このバージョンの Office アプリケーションは、過去の期間、Office 2019 のプリインストールされた PC デバイスに導入されていました。 このバージョンの Office アプリの再インストールと更新は Microsoft Store アプリで実行されます。 (*現在、Microsoft Store アプリでは、このバージョンの Office アプリの再インストール サービスが提供されなくなりました。)
の部分。そうなんです、すでに Microsoft Store 経由では新規インストールができなくなっていたんですね。今回、実際に入れ直しが必要なPCに直面して、検索しても何も出てこないので実感しました。以前は私も Microsoft 365 Personal をストアアプリ版で利用していたこともありますが、C2R版に比べて更新が遅いことなど、そして何よりも、その後、Microsoft 365 Personal でのストアアプリ版の提供が終了してしまったため利用できなくなっておりました。そしてその後提供されていた、Office 2019 についても新規の提供が終了し、インストールしなおすこともできなくなりました。

何らかの事情で、Word のみなど単体でも起動できなくなって入れなおさないといけない場合、仮に Excel や PowerPoint など他のプログラムは問題なくても、いったんすべてのストアアプリ版の Office を削除して、マイクロソフトアカウントの "サービスとサブスクリプション" のところから、クイック実行版(C2R版)を入れなおさないといけなくなりました。

  • 突然更新に失敗して英語版になってしまう
  • Outlook の Scanpst が使用できない
  • サードパーティ製会計ソフトなどとの連携ができない など
ストアアプリ版の Office って提供当初から様々なトラブルもあり、またC2R版と異なるため、会計ソフトなど他のソフトとの連携もできないなど問題もあったわけですが、いざなくなってみると複雑な思いです。

ということで、現在も ストアアプリ版の Office 製品をご利用の場合には、今後、更新などに伴い何らかの不具合に遭遇して、再インストールが必要な場合には、Microsoft Store からの導入はできないので、ご注意ください。

ただし、すでにストアアプリ版 Office 2019 などが導入されている環境においては、更新プログラムは引き続き Microsoft Store より提供されます。


<参照>




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2023年01月19日

Office Insider から Microsoft 365 Insider に変更

最近リリースノートが、Microsoft Learn のドキュメントサイトに統合されるなどの動きのあった Office Insider の Web サイト。

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本日、これまで "Office Insider" として情報を提供していたサイトが、新たに "Microsoft 365 Insider" と名称が変更されることが明らかになりました。

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名称が変わること、すでに移行済みですが、リリースノートが Microsoft Learn に移行したことぐらいでしょうか?

ただしリリースノートについては、今後どうなるかはわかりませんが、現状ではWindows 版のみしか提供されなくなっています。残念なことに、これまでのように、Mac 版、Android 版、iOS 版向けの Office Insider 製品に関するリリースノートは提供されなくなってしまいました。

こうした製品の更新内容になどについては、現状では各製品チームからダイレクト発信されるブログなどの情報を待つ以外にはなさそうです。

今後に期待したいところですね。


<参照>




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2023年01月14日

"OneDrive Standalone 100GB" から "Microsoft 365 Basic" へ

OneDrive の追加プランとして利用されてきた 「OneDrive Standalone 100GB」プラン。こちらが、1月30日から新たにサービス内容も増えて「Microsoft 365 Basic」として生まれ変わります。

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新たに登場する "Microsoft 365 Basic" について確認してみました。


【OneDrive とは?】

"OneDrive" とは、Microsoft が提供するクラウドストーレッジのサービスです。Microsoftアカウントさえあれば利用ができる 「OneDrive Basic 5GB」プランだけでは容量が足らない人向けに追加として100GBまで利用できるようになる 「OneDrive Standalone 100GB」プランが現在 ¥2,244.-/年間(年間サブスクリプション) にて提供されています。 

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さらに Microsoft 365 サービスの一員でもある OneDrive ですから、
  • Microsoft 365 Personal 1TB
  • Microsoft 365 Family 合計6TB(1契約当たり6人利用可能/一人当たり 1TB)
利用できるようになっています。


【"Microsoft 365 Basic" としてリニューアル】

これまでであれば単純にストーレッジのみのサービスだった OneDrive ですが、この度新たなサービスを追加して "Microsoft 365 Basic" としてリニューアルされることが発表されました。

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-- 含まれるサービス:

今回発表された内容によれば、
  1. 100 ギガバイト (GB) のクラウド ストレージ
  2. Outlook を使用した広告なしの安全な電子メール
  3. Microsoft 365 と Windows 11 のサポート エキスパートへのアクセス など
といった特典を含んだサービスとなります。
さらに、2023年後半にはセキュリティが強化されて、ランサムウェアの回復やパスワードで保護された OneDrive の共有リンクなどの高度なセキュリティ機能が追加される予定のようです。


--OneDrive Standalone 100GBプランの人は、自動的に移行:

サービス自体が新しくなる関係上、これまで「OneDrive Standalone 100GB」プランをご利用の方は、1月30日以降自動的に「Microsoft 365 Basic」プランに移行されます。なので特に何かする必要はありません。
Microsoft 365 Basic」に関する FAQ については、"Microsoft 365 Basic をご紹介します" もご参照ください。


-- Microsoft 365 アプリもリリース!:

こうしたサービスを様々な環境から利用できるようにすべく "Microsoft 365アプリ" のリリースも予定されています。2023年1月後半 Windows および、Android(Google Play)、iOS(Apple App Store)で公開される予定です。


お値段は据え置き、そしてセキュリティやサポートなどのサービスが充実して新たに登場する「Microsoft 365 Basic」。

こうしてみると、Microsoft 365 Personal のサブスクリプションに含まれているわけですので、ここから、Microsoft 365 Basic のサービスを引くと、Word や Excel などのアプリの利用代金って年間で1万円ぐらいになるわけですね。Office Home and Business 2021などの統合パッケージ版と比べても非常にお得なことがよくわかります。

さらに商用利用は不可とはいえ、Microsoft 365 Family に至っては、6人が利用可能になるので、OneDrive にしても単純に言えば 6TB(一人当たり1TB)ってわけですので、家庭で使うには十分すぎるしお得なサブスクリプションであることが改めて認識させられます。


<参照>




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2022年07月19日

Microsoft 365 Family を利用したアプリのインストール

続けての投稿になりますが、導入に当たってちょっと注意した方がいい点がありますので、アプリのインストール手順についてご紹介させていただきます。

Microsoft 365 Personal と異なり、最大6ユーザーが利用可能になった「Micosoft 365 Family」。その導入方法、ライセンスの管理用法も、これまでの、Microsoft 365 Personal とは異なります。

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今回は導入からライセンスの管理までについてご紹介していきます。


【初回インストールが元アカウント(所有者)になる】

Microsoft 365 Personal でもそうですが、初回インストールの際に登録した Microsoft アカウント が 元のアカウント(所有者)になります。そして Microsoft 365 Family の場合には、この元アカウントから家族の各ユーザーを最大5名まで招待でき、サブスクリプションを共有する形になります。

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-- 家族で共有する:

家族でサブスクリプションを共有して利用する場合には、
  1. 招待を送信する
  2. Microsoft ファミリに追加する
いずれかの方法にて行います。

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1) 招待を送信する:
  • Microsoft アカウントの「サービスとサブスクリプション」のページに移動します
  • 登録された サブスクリプションのところに「共有開始」のボタンがありますので、こちらをクリックします
  • "サブスクリプションの共有" のポップアップが表示されるので、「メールで招待」、「リンク経由で招待する」のいずれかを選択し「招待」します
  • 招待を受けたユーザーは、該当リンクから Microsoft アカウントにて、www.office.com にサインインして自分のPCにインストールを行います
2) Microsoft ファミリに追加する:

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  • Microsoft アカウントの「ファミリーセーフティのページ」に移動します
  • 家族のメンバーを追加」をクリックし、「家族のメンバーを追加する」のところで、メールアドレスなどを入力して「次へ」進み画面に従って家族のメンバーを追加します
  • 家族で共有できるようなライセンスがあれば、追加された家族は、www.office.com にサインインして自分のPCにインストールすることができるようになります

<< 注意 >>

さてここで、一番注意しないといけない点を一つご紹介しておきます。

最初に触れましたが、Microsoft 365 Family のライセンスを導入した際、初回インストールの際に "Micorosoft アカウント" にサインインしますが、このアカウントについては注意が必要です。


USサイトに、上記のような記事が上がっていたので気になったので、Microsoft のサポートにチャットで確認してみました。
  • 初回インストール時に利用されたアカウント(紐づけされたアカウント)は、Microsoft 365 Personal の時と一緒で変更できません
  • 現在ご使用の Microsoft アカウントにすでに Microsoft 365 Personal が登録されていると、Microsoft 365 Family にアカウントが上書きされてしまいます。つまり、Micorosoft 365 Family に書き換わってしまいます
つまり、自分は引き続き Micorosoft 365 Personal を利用したいけど、家族のために Micorosoft 365 Family も利用したいという場合には、同じ Microsoft アカウントではなく、別々のアカウントにしないといけないとのことでした。

Microsoft 365 Personal から、Micorosoft 365 Family に切り替えるならいいのですが、Micorosoft 365 Personal は引き続き自分用で使用する場合には、同じアカウントで登録しないように注意してください。


<参照>




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いよいよ販売がスタートした「Microsoft 365 Family」

前回、「Microsoft 365 Family」が発売されることに関してご紹介いたしました。



【Microsoft 365 Familyとは?】

Microsoft の YouTube チャンネルではこんな動画が公開されておりました。


まさにこんなシナリオを想定しての投入とのことなんでしょうね。

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Microsoft 365 の家庭向けラインアップが、「Microsoft 365 Personal」に加えて、「Microsoft 365 Family」が加わりましたが、その同製品のWeb サイト(Microsoft 365 Family)をのぞいてみると....

家族をもっと1つに」をテーマに、「主なメリット」、「常に最新でフル機能が使えるアプリ」、「Microsoft 365 の特徴」、「その他のメリットとサービス」、そして「最も多く寄せられる質問」といった内容で紹介されています。

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Microsoft Teams についても、これまでのようなビジネスマーケット一辺倒ではなく、 Microsoft Teams をもっと広く家族間のコミュニケーションツールとして活用してもらおうという新たな取り組みでもあるのでしょう。どこにいても家族と簡単につながる、そしてコミュニケーションがとれる... Word や Excel といったアプリケーションだけじゃない、Microsoft 365 のいいところですね。

これまでの、Microsoft 365 Personal の場合には1ユーザーでしか利用できなかったものが、6ユーザーまで利用可能になる Microsoft 365 Family。家庭向け Microsoft 365 の決定版! となりそうですね。

そしてこの登場で、今後、これまで日本独自の製品ラインナップであった「プレインストール版」という Office がどうなるのか?気になるところでもあります。


【商用利用権の問題】

日本のマーケットは、海外とはちょっと異なっていて、「一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について」にもありますが、一部学生向けのライセンスや、サブスクリプションを伴わない Web 版のサービスなどに商用利用権(Commercial Use)は含まれないものの、一般向けに販売されている Microsoft 365 および Office 製品すべてに商用利用権がついています。


例:Web版 Office / モバイル端末向け Office の利用 での違い

Office Home & Business 2019 などの統合パッケージ版(含、プレインストール版)場合:

無料のMicrosoft アカウントで使用できるのみ。商用利用権はありません。機能的にも一部制限されています。


Microsoft 365 Personal/Microsoft 365 Family の場合:

すべての機能が利用できます。商用利用権もついています。すべての機能が利用できます。Office クラウドフォント なんてものも Web 版の Office で使用できるのもサブスクライバーのみです。

Office Mobile とは」をみると、Microsoft 365 Family ではすべての機能が利用できるという位置づけになっているの、この辺りは、「Microsoft 365 Personal」と同等ということなんでしょう。


-- 日本のマーケットは特殊扱い?:

実は、「一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について」の中でも、学生向けなどの一部の製品を除けば、「Office 365 製品およびOffice2019製品はすべて商用利用権が付属しております」と説明されています。

ではUSではどうなのか? 確認してみました。「Microsoft License Terms/US」によると、この段階ではまだ「Micorosft 365 Personal」についてのみしか言及されていませんが、そのライセンスについて
(i)Microsoft 365 Family Subscription. For use by you and five (5) additional members of your household (up to six users total).
(ii)Microsoft 365 Personal Subscription. For use by you only. The non-commercial use restriction set forth in the Microsoft Services Agreement does not apply to users who live in Japan or acquired their subscription to the service/software while they lived in Japan.
と説明されています。これは、Excel などのバージョン情報を開くと以下の例のように日本語でも表示されているものと一緒です。

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Office 365 Home Premium から、Microsoft 365 Personal にブランド名が変わって、USでも、「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」の2つの製品が投入されました。

この段階では日本のマーケットでは、「Microsoft 365 Personal」のみ。しかしその商用利用権の有無の違いはこの段階からありました。

USマーケットでは、法人向けの MIcrosoft 365、一般家庭向けの Microsoft 365 Personal/Family、そして学生向けの Academic 版ときっちりその違いを明確にして、法人向けの Microsoft 365 以外には、商用利用権は付与されておりません。

現段階では「一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について」の中でも "Microsoft 365 Family" ということでは明確には触れられておりませんが、こうした経緯を見てみると日本の場合にはその商用利用権は、Microsoft 365 Personal と同様についているのかな?とも取れます。ただしこちらに関しては、詳細は Microsoft のサポートでも窓口がないということで明確な回答はいただけず、あくまでもわかることは Webの情報に限定されてしまうようです。

こちらに関しては引き続き Web での情報を注視していきたいと思います。


<参照>




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2022年07月15日

家庭向けサブスクリプション「Microsoft 365 Family」が7/19より販売スタート!

ついに「Microsoft 365 Family」が日本のマーケットにデビューすることになりました。

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家庭向けの Microsoft 365 といえば、「Micorosft 365 Personal」。これまで日本では、法人向けの Microsoft 365 ではかなり細かなプランが用意されていましたが、これまで一般家庭向けのサブスクリプション版としては、「Microsoft 365 Personal」の一択でした。

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これに対して、アメリカなどの海外では、一般向けには、「Microsoft 365 Personal」の他に、「Microsoft 365 Family」が提供されていました。

この2つの製品。何が違うのか?ご紹介していきます。


【家族でOfficeを共有できる】

最大の特徴は、家族全員が、それぞれ Office の各アプリが利用できるようになるという点です。

これまでの 「Microsoft 365 Personal」 は、契約者が利用する複数台数のデバイスへのインストールや最大5台までの同時利用が可能でした。でもあくまでも、契約者本人以外が利用すると、厳密にはライセンス違反となります。

ご家族それぞれ自分のPCをもっていて、お父さんが契約した Microsoft 365 Personal のサブスクリプションがあったとしても、お母さんやお子さんが自分のPCに Office をインストールして利用することはできない...そんな状況でした。

アメリカなどでは、今日の Microsoft 365 にブランド名が変わる以前の Office 365 の時代から、「Office 365 Home Premium」 という形で家庭向けサブスクリプションサービスが展開されていましたが、残念ながら日本では日本のマーケット独自の "プレインストール版" が普及していたせいか「Office 365 Home Premium」に該当する製品は展開されておりませんでした。

そして今回ついに家庭向けのサブスクリプション版「Microsoft 365 Family」の登場ということになります。

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-- Microsoft 365 Family の特徴:
  • 家族で共用できる。最大6ユーザーまで利用可能
  • 常に最新のOfficeが利用可能
  • 家庭向けファミリーセーフティプレミアムが利用可能
一家庭で、最大6名まで利用できるようになります。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして私と妹....まで一契約で利用できるようになるわけです。そしてそれぞれが、1TBのクラウドストーレッジも利用できます。


【製品ラインアップ】

今回販売がスタートするのは、「Microsoft 365 Family」で、従来の Microsoft 365 Personal のように、月単位年単位での契約、さらにPCなどと同時購入の条件で、年単位の契約と同じ価格で、15ヶ月利用できるものの3タイプになります。

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* 15ヶ月版は、Microsoft 365 Personal 15ヶ月版同様同時購入する対象製品が決められていますので、「パソコンや周辺機器との同時購入で Microsoft 365 Personal を更にお求めやすく。Microsoft 365 Personal 15 か月版の販売を開始」をご参考ください。

-- 通常の統合パッケージ版(買い切り版):
  • サポートが終了したら買い替える必要がある
  • 新しい機能が利用できない
  • 契約者の利用する二台のデバイスでしか利用できない
-- プレインストール版:
  • 購入当初についていたPCでしか使用できない
  • 故障などPCを買い替えると買いなおす必要がある
  • 新しい機能が利用できない
そしてどちらの場合も、無料のサポートは購入後一定期間しか利用できません。Microsoft 365 Personal や、Microsoft 365 Family のようなサブスクリプション版 の場合には、無料サポートがもれなくついてきます。

販売開始は、7月19日(火)から。PC の買い替えの際には、Office 付きの PC を買わずに、「Microsoft 365 Family」 を購入すれば、ご家族のPCにも最新の Office 環境が導入できることになるわけですから、一つの選択肢になりますね。


<参照>





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2022年06月07日

Microsoft 365 管理センターにソフトウェアアップデートのページが登場!

法人向け Microsoft 365 の管理センター に、Microsoft 365 および Windows のソフトウェア更新情報 が表示されるようになるようです。

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日本時間・本日(US時間6月6日 12:00 PM)UPされた Microsoft 365 BlogAnnouncing the preview of the software updates page in the Microsoft 365 admin center」によると、現時点ではプレビュー版として利用できるようになっているようです。

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当然のことながら、デバイスに最新のセキュリティ更新プログラムを適用しておくことは、IT管理者の重要な役割。そうした管理者向けに新たにMicrosoft がリリースした最新の更新プログラムの適用が遅れている可能性があるデバイスを知らせるサマリービューが提供されるようになるようです。

OfficeとWindowsの両方のタブで、デバイスが最新のビルドに対応しているかどうかを確認することができます。ただしまだ現在は "プレビュー" としてリリースされたばかりなのか、管理センターのメニューには反映されていないようです。

すでにページはあるようなので、「ソフトウェア更新プログラム (プレビュー)」からクリックしてサインインすればページは表示されるようです。

順次、展開されていくってことなんでしょうね。

まだプレビューとしてスタートしたばかりということもあって、Blog の中では、データが反映されるのに時間がかかるかもしれないことが記載されています。

Microsoft 365 roadmap には、「Microsoft 365 admin center: Software updates page (Windows)」として、現在開発中の機能として紹介されています。



<参照>




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2022年06月05日

フォントの選択画面が変わった Office for the web

たまたま PowerPoint for the web で資料を作成していて気が付いたんですが、Office for the web のフォントの選択画面が新しくなったようです。

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上記の画像にもあるように、現在新しい設定になっているのは、PowerPoint for the web、Word for the web で、Excel for the web は従来のままのようでした。

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上記の画像のように、
  • 最近使用した
  • 固定されたフォント
  • Office のフォント
と区分けされており、各フォントの ">" をクリックすると、フォントによってその有無の違いはありますが、Bold、Italic、Regular などの選択が可能になっています。

おそらくこれまでは、一番最初にご紹介している Excel for the web のような感じで、ずらずら〜っとフォントが出ていたものだったと思いますが、だいぶ整理されて見やすく、使いやすくなったようです。

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なお、"Office のフォント" については、Microsoft 365 のサブスクリプションユーザーのために提供されているプレミアムフォントになります。上記の画像にもあるように無料の Microsoft アカウントしかもっていない場合には利用できるフォントが限られます。


<参照>




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2022年05月04日

1つのブラウザで 複数の アカウントに同時にサインインができるようになります

通常、これまでであれば例えば Microsoft Edge を開いて Office.com などに Microsoft アカウントでサインインしているとき、職場のアカウントでサインインしないといけないくなったような場合、別のタブを開いても、新たなアカウントでサインインしてしまうと、最初にサインインしていた Microsoft アカウントの方は、サインアウトされてしまいます。

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なので、そんな時には私もよく、新たに 「Inprivate ウィンドウ」 を開いてもう一つの Microsoft アカウントでサインインして使用しています。もちろん別のブラウザを開いてサインインしても同様です。

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さてそれまでのそうした状況が今後改善されることになりました。

つまり一つのブラウザで複数の アカウント にサインインしてタブを切り替えて利用できるようになります。上記の画像は、Microsoft 365ロードマップにて、2022年4月から展開されているということを示すものです。


【4月から6月にかけて展開されます】

実は今回のこの新しい機能は、4月28日付の Microsoft 365 ブログの中、新しい機能として動画でも紹介されています。

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また US時間 4月26日付の TechCommunity の Microsoft 365 Blog に詳細が紹介されておりました。
Today, we have some exciting news to share! Soon, Microsoft 365 web users will no longer need workarounds to use multiple work (Azure Active Directory) and personal (Microsoft Account) accounts while using any of the Microsoft 365 web apps. Users will now be able to sign into multiple accounts in the same browser, and seamlessly switch between the accounts without needing to sign out and sign back in.
とそのブログの中で紹介されていますが、つまりは 同じブラウザで複数のアカウントにサインインし、サインアウトと再サインインの必要もなく、シームレスにアカウントを切り替えることができるようになるとのことです。

そしてこの機能は、4月から6月にかけて、Office.com、Word、Excel、PowerPoint for the web、Outlook on the web、OneDrive for the web、SharePoint、Microsoft 365 admin centerのWorldwide環境において展開される予定のようです。

TechCommunity Blog の中では、2つのシナリオとして例が紹介されています。

シナリオ1:Karaさん

Karaさんは、Contoso というコンサルティング会社に勤めており、その仕事の関係上、Fabrikam という会社にもサポートを提供していることもあって、2つの組織にまたがって作業やコラボレーションを行うために複数の組織アカウントを所有しているという例。

シナリオ2:Marcusさん

Marcusさんは、個人アカウントを使って家族旅行を計画していますが、仕事用のアカウントからメールを送信する必要もあり、個人用・仕事用のアカウントをシームレスに切り替えて利用できるようにする必要性に迫られているという例。


【検証】

ということで、実際に試しにMicrosoft Edge にて職場のアカウントとMSアカウントにてサインインしてみましょう。

まずは、個人用のマイクロソフトアカウントでサインインして、Outlook.com を開いてみます。

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続いてブログにもありますが、右上隅のアカウントマネージャーを開いて、"別のアカウントでサインインする" をクリックし、職場のアカウントでサインインします。

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職場のアカウントでサインインされていますが、最初に開いた Outlook.com のタブはそのままで問題なくメールの送受信ができます。タブの更新をかけても問題ありません。また同様に職場のアカウントで開いた方の Outlook をクリックすると、別のタブに Outlook.com が表示されます。

試しに、別の個人用 Microsoft アカウント も追加してみました。右上隅のアカウントマネージャーからアカウントの追加をクリックするとアカウントの追加画面になりますので、追加すると、追加したアカウントでサインインされます。

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Office.com は、新たにサインインしたアカウントの画面になり、アカウントマネージャーを開くと、先ほど最初にサインインした2つの別のアカウントが選択できるようになっています。
またここで、さらに今回サインインしたアカウントで、Outlook.com にアクセスすると、別のタブで新たに Outlook.com が開いて、画像にもあるように、職場のアカウント、Microsoftアカウントx2の、Outlook.com が表示されるようになりました。

今回は、Outlook for the web で試しましたが、Word for the web や Excel for the web といったほかのアプリでも同様でした。


--気になったポイント:

実際に試してみていくつか気が付いたできないこともご紹介しておきたいと思います。

1) Office.com の Webサイト複数表示させる

Office.com の Office のポータルサイトは、職場のアカウント、Microsoftアカウントの複数を表示させることはできないようです。複数のアカウントで別タブで開くと、片方はサインアウトされてしまうようです

2) アカウントマネージャーによる切り替え

アカウントマネージャーによるアカウントの切り替えが可能なのは、Office.com のポータルサイト、あるいは 職場のアカウントでサインインしている Office for the web のアプリ上からのみのようです。個人用 Microsoft アカウントでサインインしているアプリからは、アカウントマネージャーによる切り替えはできないようです

いろいろまだ使ってみないとわからない点もありそうですが、今後すべてにリリースが完了するとまたブログにも何らかの情報が上がると思いますが、そうした情報も踏まえて実際に使ってみて確認してみたいと思います。

今回の新しい機能、どこまで利用可能なのか?がまだはっきりわかりませんが、今後こうした機能が広く展開され1つのブラウザの中でシームレスに利用できるようになるのは便利ですね。


<参照>




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2022年03月13日

Microsoft 365 で Visio for the web が利用可能に

ちょっと前になりますが、法人向けの Microosft 365 において、Microsoft Visio の Web版 となる Visio for the web が利用できるようになりました。

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すでに各種メディアでも取り上げられておりますが、簡単にご紹介させていただきます。


【office.com より Visio for the web を起動してみる】

ではさっそく、office.com にサインインして、Visio for the web を起動してみましょう!

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当然ながらデスクトップ版の VISIO までの機能はありませんが、ちょっとした図形を作成したり手直ししたりといった用途では十分利用可能なツールとなっています。

具体的な操作方法は、"?"(ヘルプ)をクリックすると、画面右側の作業ウィンドウに、作成から、印刷までの大まかな操作方法を説明する画面が表示されます。


-- デスクトップ版の各プラントの違い:

"Visioの詳細: FAQ" の "サポートされている機能とダイアグラムの種類" のところでは、現行の Visio の Plan 1/Plan 2 と、今回提供されることになった、 Microsoft 365 向けの Visio for the web の違いについて紹介されています。

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-- 使用可能なプラン:

コンシューマー向けプランにはこの機能は含まれませんが、"Visioの詳細: FAQ" の "Microsoft 365 Web アプリを含む商用Visioプラン" のところを確認すると、
  • Office 365 E1/E3/E5
  • Office 365 A1/A3
などのプランで利用が可能です。

Business Basic や、Bisiness Standard などの中小企業向けプランでは利用できないようですが、教育機関向けの、A1/A3 といったプランでは利用可能なようです。


--さらに細かい操作方法を確認したい:

"Visio の初心者向けチュートリアル" では、Visio for the web についても初心者向けチュートリアルが用意されています。

20220312-2-1.jpg 20220312-2-2.jpg

Visio for the web のご利用の際には、こちらのページもぜひご参照ください。


<参照>




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列車で行く伊豆旅行 びゅう

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2022年03月12日

法人向け Office.com のポータルサイトの画面が一新!

office.com は、Office ユーザーのためのポータルサイトです。

この office.com から、Office for the web の各アプリの機能が利用可能です。またこれ以外にも、Skype、OneDrive などといった各機能へのアクセスが可能になっています。

当然ながら、コンシューマー向け、あるいは法人向けのIDでサインインしたときに、それぞれ利用できる機能に多少違いはあります。

コンシューマー向け:

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法人向け:

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以前は、コンシューマー向けのサイトであっても、法人向けのものであっても、基本的に画面の左端に各アプリへのアイコンがずらずら〜っと並んでいたわけですが、これがちょっと前から、法人向けのサイトは整理されてすっきりしました。

もちろん、左上のアプリランチャーのボタンからは、各種アプリ・ツールへのアクセスは可能です。

特にここに表示されるボタンの表示を変更するような設定はないようです。一般的によく使用されそうな、Outlook、Teams、Word、Excel、PowerPoint といったアプリのアイコンが固定で表示されるようです。

アプリランチャーより、Forms、Sway やら、最近仲間に加わった Visio などのアイコンをクリックして起動すると、起動中は表示されるようですが、かといってこれでピン止めできるものでもないようで、アプリが終了すれば、元の状態に戻るようです。

今回の変更。特にブログなどでの発表はないようですが、これまでのようにすべての機能が表示されるのよりは、レイアウト的にすっきりしますが、ユーザーにとって使いやすいように、普段よく使用するアプリをピン止めできたり、逆にあまり使用する機会のないアイコンのピン止めが外せたりすると便利なのかもしれませんね。


**** Microsoft 365 Personal キャッシュバックキャンペーン実施中!


現在、Microsoft 365 Personal(12か月版)は、上記でもお知らせしていますが、キャッシュバックキャンペーンを実施しております。office.com を介して利用できる Office for the web の各機能においても、無料の Microsoft アカウントで使用するのと、Microsoft 365 のサブスクライバーでは、使用できる機能に違いもあったりします。

新たに、Microosft 365 Personal を使ってみようという方、あるいは更新時期はまだちょっと早いけど、この機会に更新しておこうという方も、是非こうしたお得なキャッシュバックキャンペーンをご活用ください。

★ 一例ですが、2022年6月30日まで有効な、ライセンスをお持ちの方が、今回のキャンペーンで更新した場合には、+1年 追加されるので、2023年6月30日までに期間が延びることになります。


【2022/03/16更新】

Microsoft 365 Blog に、こちらでご紹介した新しい Office.com に関する情報がございましたのでご紹介させていただきます。


ちゃんとブログに順次展開されていることがあったんですね。そして、これは今後順次一般向けの office.com にも展開されるようです。
元をたどっていくと、2021年11月のブログの中ですでに紹介されていたんですね。



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2022年03月05日

OneDrive と、office.com 〜 アプリで使用可能なファイルサイズと OneDrive で使用可能なファイルサイズ

以前に、OneDrive にファイルをアップロードできない...といった相談を受けたときに、ファイルサイズなどを確認してみたことがあります。OneDrive で利用可能なファイルサイズ、そして office.com の各アプリを利用して利用可能なファイルサイズって調べてみると違っていたりするんですね。

今回改めて、OneDrive 上に保存しているデータを、office.com といった Web アプリや、ローカルのPCにインストールされた Office の各アプリで利用する時に、使用可能なファイルサイズの制限はいかなるものか? 整理してみました。


【OneDrive とは?】

まずは、"OneDrive" について簡単に紹介しておきましょう。

"OneDrive" は、Microsoft が提供している、オンラインストーレッジサービスになります。Microsoft アカウントさえあれば利用可能なもので、無料で利用可能な容量は 5Gb となります。

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もちろん "スタンドアロンプラン" として、単独でも容量を増やして利用可能ですが、Microsoft 365SharePoint の各プランに含まれているので、そうした形でご利用の方も多いかもしれません。

--アップロード・ダウンロード可能なファイルサイズ:

さてそんな "OneDrive" ですが、容量の範囲内であればどんなものでもアップロードや、ダウンロードが可能なわけでもありません。1つのファイルサイズには制限があります。

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"OneDrive と SharePoint の制限事項" の "ファイルのアップロードとダウンロードのサイズ" のところで紹介されていますが、アップロード・ダウンロードともに最大 "250Gb" となっています。ただしこれはあくまでも、OneDrive 上で扱えるファイルサイズということになります。

なかなか個人でこれだけの容量のファイルをアップロードするってことはないと思いますし、さらに言うとこれだけのものをアップロード・ダウンロードするとなると、インターネットの回線速度なんかも影響してくるので結構時間がかかるかもしれません。

"ファイル名とパスの長さ"、Windows や Mac といった、"OS固有の制限事項" などなど、その他 OneDrive をご利用になる上での制限事項については、"OneDrive と SharePoint の制限事項" をご参照ください。


【Office for the web で利用する】

さて本題に入りましょう。Microsoft が提供している "Office for the web" は、Word、Excel、PowerPoint といった Office アプリの Web 版になります。そのポータルサイトになるのが、"Office.com" となります。

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当然ながらデスクトップ版(PCにインストールして利用する Office アプリ)とは機能的にも違いはありますが、さらにサブスクリプションを契約している個人向けの有料版、法人向けの Microsoft 365 で使用する場合の有料版、さらには Microsoft アカウントさえあれば利用可能な無料版との間でも、多少利用できる機能に違いはあります。

ただしそれを踏まえても、Word、Excel、PowerPoint といった各Office アプリの基本的な機能は兼ね備えていますので非常に便利なツールであることには間違いはありません。

-- Excel for the web は、100Mb になる方向:

さて、"Office for the web サービスの説明" のところから、Word for the web、Excel for the web、OneNote for the web、PowerPoint for the web といった各アプリの仕様を確認しても、特にそのファイルサイズに制限がないとは書いてありません。それでさらに調べてみると "What are the file sizes supported by Office Online?" に以下のような情報がありました。

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改めてみると、アプリごとに利用可能なファイルサイズが異なるわけですね。この情報が、US時間 2021/10/20 付 のものです。
実は、Excel for the web って、ファイルサイズの制限が一番大きかったんですね。この時点で、25Mb となっています。

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ですが、2021/12/6付で、"Open & Edit more files in Excel for the Web/TechCommunityBlog" といった記事が公開されました。サブスクライバーに限定はされますが、近い将来には、このファイルサイズの制限が 100Mb まで拡張されるようです。

Excel for the web の場合、"What are the file sizes supported by Office Online?" によれば、25Mb に制限されているようですが、"Excel for the web" で説明を見ると、50Mb を超えるファイルはデスクトップアプリから開くようにあるようです。では、50Mb が上限になるのか?というと、Excel for the web の説明のところではそこまでファイルサイズについて具体的には触れておりませんでした。20Mb を超えると上限に近づいているという警告のメッセージが表示されるともあるようなので、現行では、25Mb と考えておいた方がいいのかもしれません。

いろいろ制約はあるんでしょうけど、PowerPoint for the web で、300Mb、Word for the web で、100Mb というのが現行の制限のようです。Excel for the web だけがこれまでちょっと他のアプリに後れを取っていたわけですね...


<参照>




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2021年12月21日

Microsoft 365 Personal キャッシュバックキャンペーン
間もなく終了!

12月6日より開催されている "Microsoft 365 Personal キャッシュバック キャンペーン"。以前にもこのブログでもご紹介していますが、今回のキャンペーン、もう間もなく終了します。

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ということで、"あれ、そんなのやってたの?" という方のために最後にもう一度だけ取り上げさせていただきました。

せっかく購入するなら、安い方がいいですしね... 3年とかの単位で考えても、こういったチャンスに更新していれば永続版よりもお得ですから....

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【対象製品&キャッシュバック金額】

今回のキャッシュバックキャンペーンは、Microsoft 365 Personal(1年版)が対象です。量販店などで販売されている POSAカード版、Amazonなどの正規サイトにて販売されているダウンロード版などが対象です。

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キャッシュバックされる金額は、2,500円になります。例年だと3月ぐらいに指定した口座に振り込まれてきます。


【キャンペーン期間と応募】

このキャンペーンでは、キャンペーン期間に購入したものが対象になり、また購入しただけではだめで、指定のサイトから応募用紙(PDF)をダウンロードして、必要事項記入の上、キャンペーン事務局に郵送する必要があります

キャンペーン期間: 2021年12月6日(月)〜12月26日(日)に購入された製品
応募締切: 2022年1月31日(月)当日消印有効

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ダウロードは以下のキャンペーンサイトからどうぞ。


正規代理店でも Amazon の様にサイトによっては、さらに割引もあったりするのでさらにお得に入手できます。Amazonに限らず、お近くの店舗や、普段ご利用のWebサイトなども確認してみるといいかと思います。

こういった機会に、上手にお手頃な価格で更新して利用したいですね。


<参照>




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2021年12月07日

ストアアプリ版の Microsoft Officeの各アプリの提供が終了している?

Microsoft の Office 製品には、そのインストール形式により、クイック実行版(C2R版)、MSI版(インストーラー版)、そして Microsoft Store版 と3つのタイプがありました。

コンシューマー向け製品でいえば、
  • Office 2010 までは、MSI版のみ
  • Office 2013 から、クイック実行版の提供がスタート
  • Office 2016・2019 では、Microsoft Store版とクイック実行版を提供
  • Office 365 Solo あるいは、Microsoft 365 Personal でも、クイック実行版の他に、Microsoft Store 版も提供
ということもあり、私自身も検証を兼ねて、一部、Microsoft Store 版を利用しておりました。

MSI版は、Windows Update にて、クイック実行版は、Office の更新にて、さらに、Microsoft Store版は、Microsoft Store経由で更新プログラムが提供されます。

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そんなストアアプリ版にちょっと変化が起きているようです....


【プレインストール版は一時期 Microsoft Store 版だった】

日本の場合諸外国と異なり、PCと一緒に購入するとついてくるプレインストール版という製品が存在します。

この Office Home & Business 2016 / 2019 などの場合には、当初デフォルトでは、Microsoft Store 版が導入されていたりして、その特殊性から、トラブルも多く、さらに機能的にもクイック実行版と異なること、さらにクイック実行版の様にアップデートしてバージョンが上がった後でも、コマンド操作により、バージョンダウンすることも可能なのに対して、Microsoft Store 版は、バージョンダウンができないことから、その更新プログラムの配信においても、かなり慎重に行われており、クイック実行版に比べて更新も数週間遅れてありすることはこれまでにも多々ありました。

Microsoft Store 版を削除して、クイック実行版 をインストールすることを薦める人が多かったのもこうした背景があったからです。

-- Microsoft Store 版の更新プログラム:

手元の記録によると、Microsoft Store版の更新プログラムは、2021年11月11日に到着した、Ver.2110(ビルド14527.20276)が最後で、それ以降更新プログラムは到着しておりません。クイック実行版は、2021年12月4日に提供された Ver.2111(ビルド14701.20226)が最新となっています。つまりほぼ一カ月間更新が来ていないわけです。

これはおかしい...ってことで、Microsoft Store版の場合、WordやExcelなどアプリを単独で削除やインストールが可能なため、試しに、Word Ver.2110(ビルド14527.20276)をアンインストールして、Microsoft Store より再インストールを行ってみました....

すると....

Microsoft Store 経由であるにもかかわらず、クイック実行版のインストーラーが動作して、終わってみれば当然ながら Word だけではなく、すべてクイック実行版のアプリに入れ替わってしまいました....

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つまり、Microsoft Store版 はいつの間にか?すでに提供されていなかったというわけです。Microsoft Store で、WordやExcel、あるいは Microsoft 365 Personal と検索すれば表示されますが、そこからインストールで進むと結果的には、クイック実行版の製品が導入されます。


【Microsoft Store版の提供をやめたという報道も】

ということで、改めて調べてみると、かなり前に Microsoft Store 版の提供が終了しているといった報道もありました。


記事は結構前のものですが考えてみればその間 Microsoft Store 版の Office については、更新はしていても、再インストールはしたことはなくそれからすると、この報道もあながち誤りではないのかな?とも思われます。ただしこれはあくまでも憶測です。公式な発表ではありません。

現在 Microsoft Store を介して提供されている Office 製品は、Windows 10 S あるいは、Windows 10 S モードで動作しているPCであっても、現在提供されている方式で問題なくクイック実行版のインストールもできるようです。


【今後のインストール方法】

以前は、


のような方法で、Microsoft Store からダウンロードしてインストールすれば、Microsoft Store版の Office の各アプリがインストールされたわけですがすでにこれは無理なようです。

今回試したことを踏まえてわかったのは、通常のクイック実行版と同様に、Microsoft アカウントでサインインして、サービスとサブスクリプションのところからインストールしても、Microsoft Store から、検索してインストールしても、結果的には全てクイック実行版がインストールされるようです。

そういう意味では、Microsoft アカウントでサインインしていれば、Microsoft Store からインストールしなおすのが簡単かもしれません。


Microsoft Store版のほうがよかった... という声はあまりないと思うのですが、知らない間に終了してしまうというのはちょっと寂しい限りです。"Microsoft Office Desktop Apps" 何て名称を見ることはなくなるんですね....
 

【2021/12/23更新】

既にクイック実行版になってしまった自分の環境では確認できていませんでしたが、12/20に、Microsoft Store版の更新も届いていたようです。そして、現在 Microsoft Store 版の Office は...

Ver.2111(ビルド14701.20262)

となっているようです。
クイック実行版に比べると当然ながらかなりバージョンは遅れているわけですね。一応新規のインストールはできなくても、更新は遅れてはいますが来るようですね。


<参照>




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2021年08月23日

Premium コンテンツが、iOS版の Office でも使用可能になります

Windows や Mac 向けの デスクトップ版 Office では、すっかりおなじみになっている Premium Contents。

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この Premium Contents は、デスクトップ版の他にも、PowerPoint for the web、Word for the web といった オンライン版の Office でも使用が可能です。

-- とうとう iOS 版でも可能になった:

こうした Premium Contents が、iOS 版の Word、Excel、PowerPoint でも利用できるようになりました。

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-- 利用可能な環境:

ただしまだすべての環境で利用できるわけではありません。

利用可能なバージョン: Ver.2.53(ビルド 21081101)以降をご利用の Office Insider

こうして Office Insider Blog に投稿されているわけでもありますから、まずは Office Insider 向けに提供されています。さらに、この Premium Contents は、サブスクライバー向けのコンテンツになるので、サブスクリプションでのご契約がある方に限られます。

現在、リリースノートを見ると、7月末の段階で、 iOS 向けの Office については、Office Insider 向けのものでも7月末時点で Ver.2.52 (ビルド 21072700) となっているようなので、恐らく8月の更新以降にやっと使えるようになっているものと思われます。

なので、通常版をご利用の方は、今しばらくお待ちいただく必要がありますが、今後こうしたコンテンツが手軽に iOS版 Office Mobile でも利用できるようになるというのはうれしいですね。


<参照>




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Yogibo(ヨギボー)


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2021年08月18日

Mac で UDデジタル教科書体 を使用する

Windows ではすっかりおなじみになった "UDデジタル教科書体"。Office 製品はもとより、昨今の Windows 10 上であれば Office 以外のアプリでも、ご利用いただけるようになっています。

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そんな "UDデジタル教科書体" が Mac では利用できないのか? 確認してみました。


【Windows 10 Ver.1709 から採用されたフォント】

Windows 10 では、2017年10月17日から提供が開始された Fall Creators Update (Ver.1709) から採用されたフォントになります。もう4年前になるんですね...
フォントメーカーの "モリサワ" さんの Web をご覧いただくととお分かりいただけますが、"UDデジタル教科書体" と言っても様々フォントがあり、このうち Windows 10 で採用されたのは、
  • UDデジタル教科書体 R
  • UDデジタル教科書体 B
の2種類になります。
これに、等幅(英数半角)、P付き(英数プロポーショナル)、K付き(英数かなプロポーショナル)といった仕様のものが用意されています。

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当然ながら、Windows 10 上で動作する、Word や、Excel、PowerPoint といった Office の各アプリケーションではご利用いただけます。これらのフォントは、Office に付属するフォントではないため、Microsoft 365 Personal のようなサブスクリプションをご利用ではなくても、Office 2019 といったアプリでもご利用は可能です。


【Mac では使用できるのか?】

Windows 10 に付属するフォントなわけですから、このフォント自体は、Mac では搭載されておりません。標準搭載フォントではないので、通常であれば、モリサワさんが提供している "MORISAWA PASSPORT" を契約するなどして利用する必要があります。

ただし... Microsoft 365 のサブスクライバー向けには、クラウドフォントという形で、Word、Excel、PowerPoint といった Office の各製品では利用が可能です。

-- Microsoft Typography documentation:

Microsoft Typography ドキュメンテーションでは、Microsoft の製品に搭載されているフォントに関する様々な情報が提供されています。

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上記は、Windows 10 向けに提供されているフォントリストのページです。"Japanese Supplemental Fonts" のところで、今回取り上げた "UDデジタル教科書体" があります。

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こちらのサイトの "Products that supply this font" のところで、"This typeface is also available within Office applications. For more information visit this page." と、リンクが続いており、"Office のクラウドフォント" のページへと移動していきます。

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上記の画像にもあるように、"アプリケーションによるクラウド フォントの可用性" のところをみると、ちゃんと Mac でも Word や Excel、PowerPoint、Outlook で使用できることが案内されております。

** "Publisher" は、Mac 向けには製品がありません

但し、この Office 向けクラウドフォントを使用できるようになるには条件があります。

-- 条件:
  • Microsoft 365サブスクライバーであること
  • Officeのバージョンがビルド 16.17 (180909) 以降であること
つまり、Mac 向けに提供されている Microsoft Home & Business 2019 などの統合パッケージや、Word、PowerPoint などの単体製品をご利用の方は利用いただけません。

こうしたあたりは、Microsoft 365 のサブスクリプションユーザー向けの特典ということになるわけですね。


【"UDフォント" について】

最後にちょっと、モリサワさんが提供している "UDフォント" についても触れておきます。実は、先ほどのフォントリストの中で "UD" と名の付くものには、他にも、"BIZ UDゴシック" や "BIZ UD明朝" といった書体もあったりします。

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これらの書体は、2018年11月3日にリリースされた Windows 10 October 2018 Update (ビルド1809) より採用されたフォントになります。UDデジタル教科書体とちょっと異なり、Office 向けに最適化された UDフォントです。

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-- UDフォントとは?:

ここまで何度も出てきていながら今さらですが、"UD" について簡単にご説明しておきます。"UD" とは、"Universal Design"(ユニバーサルデザイン)の略で、ウィキペディアでもその歴史などに触れられておりますが、要するに、見やすく、読みやすい、そして読み間違いをしないといったコンセプトに基づいたフォントになります。

以前にも以下のようにご紹介させていただきました。



-- Mac ユーザーも入手可能:

こちらの書体については、MORISAWA BIZ + に登録することで、どなたでもご利用いただけるように無償で提供されています。Mac 向けにも用意されているので、使ってみたい方は登録の上ダウンロードしてみてください。


<参照>




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Surface Laptop 4

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2021年06月30日

ARM版 Windows 向けに、ARM版 Office(Office Insider向) も登場

先日発表された "Windows 11" は、Intel や AMD の CPU を搭載しているPCのみならず、その対象として、Surface Pro X にて搭載されている Qualcomm プロセッサ(ARM版)も対象になっています。


今回 これら ARM64 プラットフォーム向けに、新たに Microsoft Office も対応することが明らかになりました。

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日本時間 6/29付の Office Insider Blog にて明らかにされたもので、x64エミュレーション機能により、64ビットアドインとの互換性も維持されるとのことです。

現在の、Surface Pro X では、x86エミュレーションによって、32ビットアプリが動作するようになっていたため、ARM版のアプリか、32ビット版のアプリであれば利用が可能でした。

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今回、Windows Insider 向けに提供された ARM版の新しいWindows 11 では、"Surface Pro X の展開、管理、メンテナンス" の中でも触れられていた 新しい 64ビットエミューレーション "ARM64EC" が搭載されたことで、新たに 64ビット版の動作が可能になったようです。


-- ARM版 Officeの導入:

まずは、32ビット版の Office がインストール済みであれば一旦削除して、64ビット版の Office を改めてインストールします。そして Office Insider の Beta Channel に切り替えると、自動的に ARM 版 Office へと更新されていくようです。

ARM版の Word や、Excel になっているか?は、ブログによれば、タスクマネージャーを開いて、詳細にある "アーキテクチャー" から確認できるようです。


なおまだやっと Office Insider の Beta Channel 向けに提供が開始されたばかりなので、既知の問題もあります。この辺りの詳細は上記のブログで確認してみてください。



<参照>






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2021年06月19日

Excel for the web で利用できるキーボードショートカット

前回は、タブやスペースなどで区切られたデータを列に分割できる機能についてご紹介しましたが、今回もこのExcelチームのブログで紹介されている Excel for the web で利用できるショートカットについてのご紹介です。

ショートカットは、覚えておくと非常に便利ですし、効率よく作業をすすめる時においても便利な機能です。Windows を操作するためのショートカットだけでなく、各アプリのショートカットをすべて覚えるのって大変ですよね。

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上記の様に、Excel for the web には、Excel for the web で利用できるショートカットの一覧が簡単に確認することができます。


【キーボードショートカットの一覧の表示方法】

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1) Excel for the web を起動
2) ヘルプタブ > キーボードショートカット とクリックします

普段よく使用するものはともかくこれからよく使いそうだな?というものは覚えておくと便利ですよね?


-- デスクトップ版は、ヘルプから:

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もちろんデスクトップ版にもありますので簡単にご紹介しておきます。

1) Excelを起動
2) ヘルプタブ > ヘルプ と開くと、ヘルプウィンドウが開きます
3) 検索ボックスに、"キーボードショートカット" と入力します
4) 検索結果より、"Excel のキーボード ショートカット" をクリックします


デスクトップ版とちょっと異なるものもあるので、あの操作どうするんだっけな?という時には、ヘルプから確認してみてください。


<参照>




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2021年06月17日

タブ、セミコロンなどで区切られてデータを一気に別の列に分割できちゃう

"Excel for the web" の新しい機能についてご紹介します。

新しい機能がいろいろと追加されて、使てみるのがちょっと楽しみになってきた "Excel for the web"。

今回は、一つのセル内のデータが、タブ、セミコロン、コンマ、スペースで区切られているような場合、この区切り記号を利用して列に分割できる機能についてご紹介します。
この機能は、デスクトップ版ではおなじみの "区切り位置指定ウィザード" で、これが Excel for the web にて利用可能になったものです。

以下のようなサンプルですが、ありがちな住所録のデータのようなもの。例えば、上記の例で言えば、氏名のところで "姓" と "名" がスペースで区切られているケースで、これを別々の列に分割したい....そんな時に利用できます。

20210617-1-1-1.jpg 20210617-1-2-1.jpg 20210617-1-3-1.jpg  

-- 隣に空白の列がない場合:

今回のような例で、住所の部分の様に隣の列にすでに何かしら項目が入っている場合についてみていきます。この場合、事前に空白の列を挿入しておく必要があります。

1) まずは事前に必要な分だけ列を挿入しておきます

20210617-2-1-1.jpg 20210617-2-2.jpg

2) 住所の列を選択して、"テキストから列へ" をクリックします

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3) 最後に、"適用する" をクリックすれば列に分割されます

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-- タブ、セミコロンなど以外でも可能:

今回ご紹介している "テキストから列へ" の機能には、"ユーザー定義" といって、ユーザーが指定した区切り記号を設定することもできます。例えばん今回の例でいえば郵便番号の様に "−" で区切りられている例です。

1) 事前に空白の列を挿入しておきます*

20210617-3-1.jpg

2) 郵便番号の入力された列を選択し、 "テキストから列へ" をクリックします

20210617-3-2.jpg

3) 今回は "ユーザー定義" の、"ユーザー設定" のところに、"" を区切り記号として指定します

20210617-3-3.jpg

4) "適用する" をクリックすると列に分割されます

20210617-3-4.jpg

** 今回の郵便番号のケースでは、下4桁の頭に、"00" が付く関係上、事前にセルの書式は文字列に設定したうえで行っております

デスクトップ版のExcelだと、最初にも書きましたが、 "区切り位置指定ウィザード" になります。

20210617-4-1.jpg 20210617-4-2.jpg 20210617-4-3.jpg

といったような流れになります。

Excel for the web に追加された新しい機能。是非ご活用ください。


<参照>





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2021年04月30日

Excel for the web に追加された新しい機能

"Excel for the web" に新たな機能が追加されております。

20210428-1-1.jpg

TechCommunity の Excel Team のブログによると以下の機能が追加されている、あるいは追加されるようです。
  1. カスタムカラーパレット
  2. セル スタイルギャラリー
  3. 罫線の描画と消去
  4. ミニツールバー
  5. テーブルの改善
  6. 新しい印刷体験(近日公開)

1) カスタムカラーパレット:

20210428-2-1-1.jpg 20210428-2-1-2.jpg

上記の様に、塗りつぶしの色>その他の色 とクリックすると今まで見たことがないカラーパレットが登場します。Hex値なども確認できます。

2) セル スタイルギャラリー:

20210428-2-2-1.jpg

ホームタブ>表グループ>スタイル とひらいて、スタイルギャラリーを開きます。
スタイルギャラリーを利用することで、データの書式設定に一貫性を持たせ、フォント、数値の書式設定、セルの境界線や網掛けなどのセルスタイルを適用、より読みやすく理解しやすくすることができるようになります。

3) 罫線の描画と消去:

20210428-2-3.jpg

ホームタブ>フォントグループ にある "罫線" のところで、"罫線の描画"、"罫線グリッドの描画"、"罫線の消去" といったツールが追加されています。

4) ミニツールバー:

20210428-2-4.jpg

右クリックすることで、ミニツールバーが表示されるようになりました。

5) テーブルの改善:

デザインやスタイル設定から名前付け、行の総数など、デスクトップ版のExcelとWeb版のExcelでより一貫性のあるテーブルエクスペリエンスの提供を目指しているようです。
  • テーブルのデザインとスタイルオプション
  • テーブルの名前の変更
  • 合計行の追加
  • データからテーブルへの変換
といったものが紹介されています。

6) 新しい印刷体験(近日公開) :

こちらについては、近日公開予定となっていてまだのようですが、
  • 印刷範囲を、アクティブなシート、ブック全体、現在の選択から選択可能になる
  • 印刷時にページを分割する
といったことができるようになります。まだページレイアウトタブにはコマンドがそろっていないのですが、印刷範囲の設定についてはすでに利用できるようです。

Excel for the web の今後がまた楽しみになってきましたね。


<参照>




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2021年04月23日

Office for the web のファイルの保存と印刷

今回は、"Office for the web" の WordExcelPowerPoint といったアプリの、ファイルの保存、印刷について、各アプリ毎の違いを含めて確認してみました。


【"Office for the web"とは?】

まずは "Office for the web" について簡単にご紹介します。 "Office for the web" は、無料で利用可能な Web 版 Office になります。Microsoft アカウントさえあれば利用可能で、インターネット環境とブラウザさえあれば利用できます。

-- サブスクリプションの有無:

無料とは言え、Microsoft 365 のサブスクリプションを利用している人と全く同じというわけではありません。何が違うのか? 基本的には、無料版の Office for the web には、商用利用が認められておりません。


なので、Office for the web をお仕事で使用するには、商用利用が許可された Office 製品のサブスクリプションのライセンスが必要ということになります。そこは実際に使用する上では注意が必要です。



【ファイルの保存場所】

"Office for the web" の Word などのアプリのデータの保存先は、基本的には、OneDrive になります。当然ながら、無料のMicrosoft アカウントでは、 OneDrive の利用可能な容量は 5Gbに制限されていますのでじゃんじゃん保存するというわけにはいきませんので注意が必要です。サブスクリプションをご契約の方は、1Tbあるので、その点は安心してご利用いただけると思います。

なお、Box、Dropbox などのサードパーティ製のサービスで、Office for the web が利用できるものについては、それぞれのストーレッジから開かれたデータは、それぞれの場所に保存されます。

では個別にファイルの保存の流れについてみていきましょう....


--基本的には自動保存:

Office for the web の Word、Excel、PowerPoint といったアプリで作成されたデータは、すべて OneDrive などに自動保存されます。

20210419-1-1.jpg 20210419-1-2.jpg

ここが デスクトップ版 と異なるところです。参考までに上記の画像は、デスクトップ版が、Office for the web で、ファイルメニューをクリックした時のものです。Office for the web にも、自動保存とは言え "名前を付けて保存" はありますが、デスクトップ版の様に "上書き保存" はありません。

では個別に確認してみましょう。

-- Word for the web:

-保存-

20210419-2-1.jpg

メニューから、ファイル>名前を付けて保存 とクリックすると上記のような画面が表示されます。

名前を付けて保存:現在開いている文書とは別物としてコピーを保存するときに利用します
名前の変更:基本は自動保存なので、名前を変更していないと "文書1" といった仮の名前で自動保存されます。これを正しい名前に変更します
コピーのダウンロード:自分のPCに保存したい場合に利用します
PDFとしてダウンロード:PDF形式で自分のPCに保存したい場合に利用します
ODT形式でダウンロード:ODT形式で自分のPCに保存したい場合に利用します

繰り返しますが、データはすべて自動保存されるため、デスクトップ版の様に "保存" (上書き保存) はありません。

-エクスポート-

20210419-2-2.jpg

現在は、エクスポートでは、"Webページに変換" しかありませんが、英語版では、PowerPoint への変換機能がすでについていますので、いずれはそうした拡張機能も付くんでしょうね。

-印刷-

20210419-2-3.jpg 20210419-2-4.jpg 20210419-2-5.jpg

印刷をクリックすると、以前であれば一旦PDFに書き出されたものを印刷するというイメージでしたが、現在は、デスクトップ版の様にプリンターを指定して直接印刷に進めます。うまく印刷できない場合には、PDFファイルとして表示して、そこから印刷をかけることも可能です。もちろんプリンターのところを、"PDFとして保存" をクリックすれば、印刷の画面からも、PDFファイルとして保存することもできます。


-- Excel for  the web:

-保存-

20210419-3-1.jpg

名前を付けて保存:現在開いている文書とは別物としてコピーを保存するときに利用します
名前の変更:基本は自動保存なので、名前を変更していないと "ブック1" といった仮の名前で自動保存されます。これを正しい名前に変更します
コピーのダウンロード:自分のPCに保存したい場合に利用します
ODS形式でダウンロード:ODS形式で自分のPCに保存したい場合に利用します

-印刷-

20210419-3-2.jpg 20210419-3-3.jpg 20210419-3-4.jpg

印刷では、やはり従来と異なり普通にプリンターを指定して印刷が可能になります。

Excelの場合、Wordの様にPDF形式に保存する機能が、保存メニューにはありませんが、印刷の際に、プリンター名を "PDFとして保存" にすることで、PDFファイルとして書き出して保存することも可能です。

-- PowerPoint for the web:

-保存-

20210423-4-1.jpg

名前を付けて保存:現在開いている文書とは別物としてコピーを保存するときに利用します
名前の変更:基本は自動保存なので、名前を変更していないと "文書1" といった仮の名前で自動保存されます。これを正しい名前に変更します
コピーのダウンロード:自分のPCに保存したい場合に利用します
PDFとしてダウンロード:PDF形式で自分のPCに保存したい場合に利用します
ODP形式でダウンロード:ODP形式で自分のPCに保存したい場合に利用します
画像としてダウンロード:スライドをJPEG画像としてファイルに保存する際に利用します

-印刷-

20210423-4-2.jpg 20210423-4-3.jpg

フルページサイズのスライドを印刷:印刷する際には、他のアプリ同様にこちらから行いますが、普通にプリンターに出力できます
ノートページを印刷:スライドとノートを1ページとして印刷します
配布資料を印刷:配布資料(3スライド/ページ)で印刷します

さすがにデスクトップ版の様に動画データとして書き出したりする機能はありません。

以上、Office for the web の中で、Word、Excel、PowerPoint についてみてきましたが、ぜひ上手にご活用ください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社



HP Directplus -HP公式オンラインストア-

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2021年04月07日

Microsoft AutoUpdate 4.34.21040400 配信スタート

Mac 版 の Microsoft 製品の更新に使用される Microsoft AutoUpdate に新しいバージョンが公開されております。

20210407-1-1.png
・Microsoft AutoUpdate 4.34.21040400

この製品は、Mac 向けの Microsoft 製品の更新に利用されるプログラムで、Microsoft Office のみならず、OneDriveなどでも使用されます。Mac の場合、同じ Office 製品でも、App Store より導入されたものについては、この Microsoft AutoUpdate は使用されません。すべて、App Store 経由で更新プログラムが配信されることになります。

Office Insider に参加するには、App Store 経由の Office 製品では参加できないので、App Store 経由のものは削除して、改めて初回インストールの際に紐付けされたMicrosoft アカウントから、インストールする必要があります。

リリースノートの更新履歴では、日本語版、英語版ともに、3月分の更新内容までしか反映していないようです。今回の更新に関する情報はまだリリースされておりませんでした。


<参照>



Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)"
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2021年03月15日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今回は、Mac 版 Office といっても、更新に利用されている Microsoft AutoUdate の更新情情報です。

20210315-1-1.png 20210315-1-2.png  20210315-1-3.png
・Microsoft AutoUpdate 4.33.21031100
・Microsoft Edge Canary 91.325.2103110

2021/3/9
・OneDrive 21030.0211.0002

Microsoft AutoUpdate は、何も Office 製品の更新だけに使われるわけではありません。

Microsoft 製品全般に利用されています。今回ご紹介したような、Microsoft Edge や、OneDrive のアプリなどの更新のチェックと更新にも利用されているので、Office製品が入っていなくても、インストールしておくと、更新の管理に役に立つかと思います。

"Microsoft AutoUpdate (MAU) のリリース履歴" より最新版のダウンロードが可能です。是非ご活用ください。


<参照>




Yogibo Max(ヨギボーマックス)
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2021年02月24日

Office Insider Blog と更新情報

"Office Insider" のサイトでは、Office Insider に参加されている皆さま向けに、最新の情報を公開しています。

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Office Insider として利用する方法(一般向け、法人向け)から、リリースノート、ブログまでさまざまな情報が提供されています。このブログの中でも、参照させていただくことも多いわけですが、新しい機能の場合、日本語版には対応していない機能もたくさんあったりします。

今回はこうした Office Insider Blog で現在公開されている情報について取り上げてみました。


【メニュー構成】

まずはそのメニュー構成などから簡単にご紹介します。

--開始する:

20210224-2-1.jpg

参加する 〜 プラットフォームごとにその参加方法について紹介しています
ハンドブック 〜 Office Insider プログラムに参加する方法についてご紹介しています。あくまでも一般ユーザー向けの情報です。チャンネル構成や違いなどの情報が、確認できます

--コミュニティ:

フィードバックの提供方法:ハンドブックの中のフィードバック方法についての部分にリンクされています
フォーラム:MS コミュニティの "Microsoft365 および Office" のフォーラムにリンクされています
Twitter:Office Insider の Twitter アカウントにリンクされています
ニュースレターにサインアップ:定期的なニュースレターをご希望の方はこちらから登録が可能です

--リリースノート:

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Windows/Mac/Android/iOS の各プラットフォーム向けのリリースノートへリンクされています

--一般法人向け:

20210224-2-3.jpg 20210224-2-4.jpg

Office Insider は、一般ユーザーを対象としたプログラムなので、法人向け製品をご利用いただいている方が参加するためには、その参加方法が多少異なります
一般法人向け製品をご利用いただいているユーザーの方が参加する方法や、法人向けユーザーの方にお勧めの機能などが紹介されています

--ブログ:

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製品チームが情報提供している "TechCommunity"  などのブログへのリンクも含め新機能について紹介しているのがこのOffice Insiderブログになります


【Office Insider ブログで紹介されている機能】

さて今回の本題です。Office Insider ブログでは、リリースノートで簡単に紹介されているような新しい機能の一部が、もう少し詳細に説明されています。もちろんすべてではありませんが、注目してもらいたい機能があるわけです。それ以外にも、リリースノートでは、Windows、Mac、Android、iOS といったプラットフォームに限定されてしまって紹介しきれない Web 版 の Office についての新機能なども取り上げられています。

--すべてが利用可能なわけではない:

新しい機能は、当然英語圏を中心に投入されるものが多いので、日本語環境で利用できるものばかりではありません。日本語環境で利用可能な機能については、このブログでも随時ご紹介していますので、そちらもご参照ください。

20210224-3-1.jpg 20210224-3-2.jpg

またこれは多少仕方ない部分もありますが、US版のサイトと、日本語版のサイトでは、翻訳の関係もあってか? 日本語版は多少情報の更新が遅いようです。そんな場合には、Microsoft Edge の翻訳の機能などもご利用いただくといいかもしれません。


--現在紹介されている日本語環境には対応していない機能:

ちょうど本日Upされたものも含めていくつかご紹介いたします。

1) Wrod 文書を PowerPoint のプレゼンテーションに変換する機能

20210224-3-3.jpg 20210224-3-4.jpg

この機能は、Word for the Web向けの機能になります。Word for the web より、ファイル>変換 とクリックすると、"PowerPoint プレゼンテーションに変換" という項目が加わるようです。ただし現在のところ英語環境のみでしか利用できません。また、現時点では Internet Explorer や Safari でも利用できないようです。


2) ディクテーションの対応言語の拡大

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Word や Outlook で利用可能なディクテーションでの、音声入力ですが、新しいツールバーが表示されるようになることが紹介されています。ディクテーションの機能はもちろん利用できますが、こちらについても、まだ日本語環境には完全対応していないようです。


この他にも、"Excel でのデータ型の再検討" のところでは、Excel 向けの面白そうな機能が提供されているのですが、残念ながら英語圏を対象にしているものもあったりします。

今回ご紹介した Office Insider サイト。時々チェックしてみると、新しい発見などがあったりするかもしれません。機会があればぜひご覧ください。


<参照>




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2021年02月19日

次期バージョン "Office 2021" 新着情報!

以前にも以下にあるように別館の方で取り上げました、Office の次期バージョン。
この時は、Microsoft Ignite 2020 の開催直前にブログの中でちらっと触れられたので、以下のような形でご紹介させていただきました。

20210219-2-1.jpg


さてその後、特に公式な発表はなかったわけですが、本日とうとう次期 "Office 2021" についての発表がありました。

20210219-2-2.jpg

これまでと同じような感じで、Office 2019 登場以降に追加された機能を搭載して、新たに Office 2021 としてリリースされるようです。
またMicrosoft OfficeLTSCの商用プレビューについては、4月に予定されているようです。


-- 一般向けには今年の後半の予定:

法人向け製品とは別途、一般向けには、2021年の後半を予定しているようです。

FAQでは、Windows版/Mac版ともに、リリースされること。さらに、32ビット/64ビットの両方が提供されることなどについて触れられております。

詳細は以下のWebサイトをご参照ください。


<参照>




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2021年01月04日

Word for the web にルーラーの機能が追加!

12月30日付の Office Insider ブログ で、紹介されておりますが、Word for the web に新たにルーラーの機能が追加されました。

20210102-1-1.jpg 20210102-1-2.jpg

表示タブ>表示グループ と開くと、"ルーラー" という項目が追加されていますので、クリックすると表示されるようになります。

ルーラーが追加されたことで、インデントの機能がより使いやすくなります。

20210102-1-3.jpg 20210102-1-4.jpg

また改めて気が付きましたが、以前は PowerPoint for the web でしか利用できなかった ストック画像についても、Word for the web にて利用が可能になったようです。


<参照>





HPの福袋 2021
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2020年12月01日

Web版 Word & PowerPoint に類義語検索機能が追加

Word for the web および PowerPoint for the web において、文書データ内の類義語を検索する機能が搭載されるようになったとのBlog記事が上がっていたので、さっそく確認してみました。

20201127-1-1.jpg 20201127-1-2.jpg 20201127-1-3.jpg

類義語検索機能は、uservoice でも要望の多かった機能とのことのようです。


【"類義語検索"とは?】

PCにてインストールして利用するいわゆるデスクトップ版の Word や PowerPoint ではスマート検索はありますが、類義語辞典は日本語版では利用できません。英語(英、米)、フランス語、スペイン語では、類義語辞典を利用して類義語の検索は可能です。

20201127-2-1.jpg 20201127-2-2.jpg

ということで、比較対象になるデスクトップ版では、文書内、あるいはスライド内の検索したいデータをドラッグして選択し、右クリックから、"検索" あるいは、"スマート検索" をクリックすると、Webを利用して選択した語句が検索されます。スマート検索の結果なので、類義語っていう感じではありませんね。

--デスクトップ版のWordで類義語辞典を選択すると...

20201127-2-3.jpg 20201127-2-4.jpg 20201127-2-5.jpg

"日本語の類義語辞典はありません" と表示され、また類義語を表示する画面の下部を確認すると、確かに英語(英・米)、フランス語、スペイン語しか選択肢がないことがお分かりいただけると思います。これは以前も同様で、今回のバージョンからこうなったものでもありません。

20201127-2-6.jpg 20201127-2-7.jpg

ただし、英語などのキーワードで類語辞典を開くと、上記のようにきちんと類語が検出されます。これは、PowerPoint でも一緒です。これ自体は、以前から同様で、残念ながら日本語対応の機能はないってことですね。


【Web版に追加された類義語検索】

さてでは、実際に今回追加になった、Word for the web、あるいは PowerPoint for the web ではどうなのか?見てみましょう。

20201127-3-1.jpg

うちの場合には、デスクトップに Word for the web / PowerPoint for the web のショートカットアイコンを作成してあるのでさっそく起動してみました。

-- Word for the web:

サンプルデータには、サンプルテキストが入力されています。

20201127-3-2.jpg

では、ここで、"明確" という文字の類義語を検索してみましょう。文中の "明確" という文字を選択し、右クリックから、"類義語" をクリックします。すると検索結果が右側の作業ウィンドウに表示されます。

20201127-3-4.jpg 20201127-3-5.jpg

試しに右クリックから検索(スマート検索)も行ってみました。

20201127-3-6.jpg 20201127-3-7.jpg

あれ?比べていただくとお分かりになると思いますが、残念ながら同じ結果になっています。一応検索結果には、後ほどご紹介するWeb版の辞書サービス(Weblio類語辞書)などへのリンクも出てくるので、全く検索できないわけでもないようです。同様に英語の単語を類義語検索しても同じ結果でした。

ちなみに、一応英語の部分をドラッグして類義語を検索すると、デスクトップ版ではとりあえず英語であればきちんと類義語が出てくるので、Web版とは明らかに違うことがわかります。

20201127-3-8.jpg


-- PowerPoint for the web:

さてでは今度は、PowerPoint の例です。PowerPoint for the web の方では、肝心の類義語というメニュー自体が表示されません。スマート検索のみが利用可能でした。校閲タブを開いても、類義語というメニューはありませんでした。

20201127-4-1.jpg 20201127-4-2.jpg

ということで利用可能なのはまだスマート検索のみでした。デスクトップ版で同じデータを開けば、Wordの時の様に英語などの場合にはちゃんと類義語検索が可能なのようです。
一応Word for the web と同様、Webを検索して、Weblio の類義語辞典などの検索結果なども出てくるようでした。


【どうしても類義語検索がしたい】

残念ながら、デスクトップ版、Web版を含めて、Word や PowerPoint で、無料で利用できるような日本語の類義語辞典のアドインは用意されておりません。

インターネットでは、無料で利用可能な類義語辞典のサービスを提供しているサイトもありますので、Web版の無料の類義語辞典などの辞書サービスをご利用いただくとよろしいかと思います。


-- 有償で提供されている辞書ソフト:

有償で販売されている辞書ソフトをインストールすることで、今回の機能とは別にはなりますが、アドインとして利用可能になるものもいくつかあるようです。Webで検索すると以下のような製品のPC版の辞書ソフトがいくつか出てくるようなのでご興味のある方は、検索などしてみてください。

例:
・岩波書店 国語辞典
・岩波書店 広辞苑
・三省堂 大辞林


<参照>




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2020年11月14日

Excel for the web でワークシートへのリンクが貼れるようになりました

これまでも何回かにわたって、Office on the web についてご紹介させていただきました。
今回は、そんな Web 版 Excel の新しい機能についてご紹介させていただきます。


【FY20 のゴールとして】

Excel Team の FY20 のゴールのひとつとして、"Web" について謳っていたのが、

「Customers can use your web app for all their work and should never feel they need to fall back to the rich client」

でした。

すべての作業においてWebアプリを利用できて、デスクトップ版に戻る必要性を感じさせない... そんなところを目指して Excel for the web の機能が、強化されつつあるわけですが、今回ご紹介するのはそのひとつ。もちろん、"rich client" と呼ばれるいわゆるデスクトップ版の Excel に比べるとできることもまだまだなのですが、機能は順次強化され、皆さんに使ってもらえる "Excel for the web" を目指しているわけです。

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詳細は、


あたりをご覧ください。


【ワークシートへのリンクの挿入】

さてそうした背景もあって新たに追加されたのが、今回のワークシートへのリンクの機能です。当然ながらデスクトップ版では利用できていた機能ではありますが、今までは、Web版では利用できなかった機能です。

デスクトップクライアントでは...

20200825-3-1.jpg 20200825-3-2.jpg 20200825-3-3.jpg

といった形でコピーして、リンク貼り付けをクリックすれば、ワークブック間のリンク貼り付けが可能です。

ポイントは貼り付けの際の、"リンク貼り付け" 。リンク貼り付けされたものは、数式バーを見ると、今回の例では、"=[link1.xlsx]Sheet1!D4]" と表示されていることがお分かりいただけると思います。

20200825-3-4.jpg 20200825-3-5.jpg

これにより、Link1 の内容が変更されれば、リンク先の Link2 の内容が変更されるようになります。

20200825-3-6.jpg 20200825-3-7.jpg

さてこの機能が、Excel for the web で利用できるようになるというのが今回ご紹介する内容です。

日本時間 8月19日にブログで公開され、その後、8月25日に確認した時点では、まだこの機能が利用できる状況ではないため、コピーして、右クリックから張り付けを選択しても、"リンク貼り付け" のメニューは表示されませんでした。

20200825-4-1.jpg

ブログによれば、順次ロールアウトされるということで、その後この機能がいつになったら有効になるのか?注視していたわけですが、おおよそ3か月たって、やっと利用が可能になったようです。

20200825-4-2.jpg 20200825-4-3.jpg

上記の様に、右クリックすると貼り付けの種類に、"リンク" が加わりました。

実際の手順としては、デスクトップクライアントで操作するのと一緒で、

-- 手順:

1) 2つの OneDrive あるいは SharePoint に保存されているファイルを開きます
2) データ範囲を選択して、右クリクからコピーします
3) 貼り付け先のシート上に、右クリックしてショートカットメニューを表示させ、"リンク" をクリックします

といった手順になります。

リンク先のワークシートに貼り付いた内容を見ると、

 https : //ドメイン名/フォルダ名/[ブック名.xlsx]シート名'!セルまたはセル範囲

といった形でリンク情報が反映されます。



<参照>


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2020年08月21日

無料で利用できる Web 版 Office の活用 Part 4

さて最後になる4回目は、そんなに頻繁に利用するなら、いっそのこと、デスクトップに "ショートカット" アイコンを作ってしまいましょうというお話です。

お気に入りのアプリのショートカットアイコンを作成するのと一緒で、Office for the web のポータルサイトでもいいし、各アプリへの直接のショートカットでもいいと思います。

  1. "Office アプリ" を活用する
  2. お気に入り/ブックマークに追加する
  3. ブラウザにアドインを追加する
  4. デスクトップにショートカットアイコンを作成する

デスクトップにショートカットアイコンを作成する

Internet Explorer や、新しくなった Microsoft Edge、さらには Google Chrome からは、デスクトップにドラッグ&ドロップの操作をするだけでショートカットアイコンができてしまいます。

最近では、Office for the web の画面にアクセスした際に、デスクトップにアイコンを作りましょう?何ていうメッセージが表示されたりすることもあるので、そちらからでも容易に作成が可能です。


-- Office アプリのショートカットアイコンを作成する:

まずは一番手ごろなところから。Microsoft Store で配布されている "Office アプリ" については、初回にご紹介しましたが、デスクトップにこのショートカットアイコンを作成すれば、わざわざスタートボタンを押さずに済みますよね? すでに "Officeアプリ" が導入済みであればなおさらです。

1) スタートボタンをクリックし、Liveタイルボタンにある "Office アプリ" のアイコンを、デスクトップにドラッグ&ドロップ

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2) これで完了。デスクトップに、"Officeアプリ" のショートカットアイコンが作成されました

20200819-10-1-2.jpg

せっかくですから、タスクバーにピン止めしておいてもいいかもしれません。"Officeアプリ" が起動している状態でタスクバーに表示されている "Officeアプリ" のアイコンを右クリックして、タスクバーにピン止めするをクリックします。


-- Office for the web のショートカットアイコンを作成する:

続いて、Office for the web のサイトのショートカットアイコンの作成です。

1) まずは、Office for the web にアクセスして、Microsoft アカウントにてサインインしておきます

20200819-10-2-1.jpg

 2) アドレスバーのカギのマークのところにマウスをポイントして、デスクトップ上にドラッグ&ドロップします

20200819-10-2-2.jpg 20200819-10-2-3.jpg 

3) これでデスクトップにショートカットアイコンが作成できました

20200819-10-2-4.jpg

また今回は、Office.com にアクセスしてショートカットアイコンを作成しましたが、Word for the web、Excel for the web、PowerPoint for the web など、頻繁に利用される Office for the web の各アプリにアクセスした上で同様にショートカットアイコンを作成することも可能かと思います。

20200819-2-5.jpg 20200819-2-6.jpg

もっと簡単なのは、Officeアプリに表示されている各アプリのアイコンを、デスクトップにドラッグ&ドロップする。これでもアイコンが作成できます。

20200819-2-7.jpg 20200819-10-8.jpg

さらに、お好みによってアイコンを変更してもいいかもしれませんね。

デスクトップ版のMicrosoft 365 が入っているPCであれば、先ほど作成されたショートカットアイコンを右クリック。
プロパティ > アイコンの変更 とした上で、インストールされている Microsoft 365 のプログラムフォルダに移動して、アプリをクリックすれば、アプリアイコンが選択可能になります。


-- Microsoft Edge の "アプリ起動ツール" から作成する:

新しいMicrosoft Edge の "アプリ起動ツール" からショートカットアイコンを作成することもできます。

1) まずは、Microsoft Edge を起動し、"アプリ起動ツール" をクリックして開きます

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2) PowerPoint などの各アプリのアイコンをデスクトップにドラッグ&ドロップします

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どんな形にせよ、こうして使いやすいように工夫してみるといいかもしれませんね。






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2020年08月20日

無料で利用できる Web 版 Office の活用 Part 3

"Officeアプリ"、そして "お気に入り" ときて、今回 第三回目は、"ブラウザにアドインを追加する" 方法についてご紹介いたします。

Web版の Office なわけですから、当然そのもとになるのがブラウザ。

お気に入りに登録しておいてアクセスできるようにするだけではなく、もうちょっと簡単に使いやすい方法もあるわけです。それが "アドイン" の導入です。

  1. "Office アプリ" を活用する
  2. お気に入り/ブックマークに追加する
  3. ブラウザにアドインを追加する
  4. デスクトップにショートカットアイコンを作成する

アドインだけではなくブラウザに組み込まれた機能をという部分でいうと、前回ご紹介したように新しくなった Microsoft Edge には、"アプリ起動ツール" という形で、その機能が組み込まれております。


【ブラウザにアドインを追加する】

Office.com にアクセスするためのアドインは、Google Chrome をはじめ、Microsoft Edge(Legacy)にも提供されています。もちろん 新しい Microsoft Edge には、最初から搭載されていたりしています。

今回はそうしたアドインの登録から、アドインを利用して Office for the Web の各アプリを起動する方法についてご紹介いたします。

-- Microsoft Edge の場合:

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何度か触れてますが、Microsoft Edge には、予め "アプリ起動ツール" が組み込まれています。

なので、"アプリ起動ツール" をクリックして、表示されたものからアプリをクリック(今回はPowerPointをクリックしてみました)

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MSアカウントでサインインできていない状態だと、2番目の画像にあるように、"PowerPoint on the webを探していますか?" のところの、"サインイン" をクリックして、MSアカウントでサインインすると、利用可能になります。

・拡張機能を追加する:

一応、Microsoft Edge 向けにも拡張機能はあります。拡張機能が導入されるとツールバーから気軽にアクセスできるようになります。

1) [...]>拡張機能 と開き、"Microsoft Edge の拡張機能の検出する" をクリックします

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2) 検索枠に、"Office" と入力して、エンターして検索すると、右ペインに検索結果としていくつか表示される中に、 "Office" が表示されますので、"インストール" をクリックします

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3) インストールが完了すると、画面上部に拡張機能を有効にするかどうか?聞いてきますので、"拡張機能の追加" をクリックします

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4) ツールバー上に表示された Office のアイコンをクリックして、サインインすると、アプリ起動ツールと同様にアプリアイコンや最近使用したファイルの一覧が表示されます

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-- Google Chrome の場合:

Microsoft Edge と同じ Chromium 系ブラウザになるため、同じ拡張機能が用意されています。

1) Google Chrome を起動し左上の "アプリ" ボタンをクリックし、さらに "ウェブストア" をクリックします

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2) 検索のところに、"Office" と入力して検索すると、Microsoft Edge 同様に検出されたものから、"Office" のところにある "Chrome に追加" をクリックして進みます

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3) 画面右上に表示される "機能拡張を追加" をクリックすると、Google Chrome の右上に機能拡張のボタンが表示されますのでクリックし、さらに "Office" をクリックします。すると Microsoft アカウントでのサインイン画面が出てきますので、サインインすれば利用可能になります。

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Google Chrome の場合には、同じ Chrome 系ブラウザなので、Microsoft Edge とほぼ同じような流れになります。


-- Opera の場合:

Opera も、Microsoft Edge、Google Chrome と同様、Chromiumベースのブラウザになりますので、基本的には、拡張機能は一緒です。
しかし、Opera の場合、単純に Opera の拡張機能の追加の画面では、"Office" を検索しても見つかりません。
Chromium ベースのものではありますが、Chrome の拡張機能を利用されるのであれば、拡張機能を追加しておく必要があります。もちろん機能はなくても、直接Chromeウェブストアで検索して追加することも可能です。 

1) Opera を起動し、左下にある、[...](サイドバー設定) > 拡張機能 と開きます

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2) "拡張機能をさらにインストールする" のところをクリックして、拡張機能の検索画面に移行します

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3) ただし、Operaの場合には、単純に検索してもChromeウェブストアの拡張機能は検索・インストールできません。検索結果び下部にもありますが、"install Chrome Extention" のところをクリックして "Chrome Extention" を導入します。これがないと、単純に、Chrome ウェブストアにアクセスして Office を検索しても、"Chrome に追加" というボタンを押しても、Google Chrome のインストールを求められるだけで拡張機能はインストールできません 

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4) 導入後改めて、検索して、先ほどと同様の検索結果から、"check out the Chrome Web Store" をクリックして、Chromeウェブストアに移動、検索欄に "office" と入力して検索すると、"Office" の拡張機能が検出されますので、インストールに入ります

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5) 導入後は、画面右上の拡張機能ボタンより、"Office" をクリックすると、Google Chrome や Microsoft Edge の時のように、Microsoft アカウントでのサインインを求められますので、サインインして同様に利用します

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Opera の場合、注意が必要なのは、"Chrome Extention" を導入しないまま、Chrome ウェブストアにアクセスして拡張機能を検索してインストールしようとしても、"Chrome に追加" というボタンが表示されますが、こちらをクリックしても、Opera には追加されず、Google Chrome のインストールを促されるだけです。

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なので事前に、"Chrome Extention" のツールを導入する必要があります。これが導入されていると、上記にもありましたように、"Chromeに追加" ではなく、"Opera に追加" と表示されるようになります。


-- Firefox の場合:

残念ながら、Firefox の場合には、こうした拡張機能がありません。ブックマークバーに追加するなどの形でご利用ください。


以前別件でご紹介しましたが、来年にはサポートが終了する Microsoft Edge Legacy の場合にも一応、Office on the web の拡張機能があったりします。"Officeブラウザ拡張機能" というものが用意されていますので、ご利用の方は拡張機能を追加してご利用になってみてください。

さて次回は、通常のアプリのように "デスクトップにショートカットアイコンを作成する" 方法についてご紹介いたします。


<参照>



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2020年08月12日

無料で利用できる Web 版 Office の活用 Part 2

前回は、"Officeアプリ" からの起動についてご紹介しました。

さて第二回目となる今回は、"お気に入りやブックマーク"。さらには最近多くなってきたブラウザのトップ画面によく訪れるサイトとして登録して利用する方法についてご紹介していきます。

  1. "Office アプリ" を活用する
  2. お気に入り/ブックマークに追加する
  3. ブラウザにアドインを追加する
  4. デスクトップにショートカットアイコンを作成する

【お気に入り/ブックマークに追加する】

いきなりですが、新しくなった "Microsoft Edge" はご利用になったことがありますか?

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実は、新しい Microsoft Edge の場合、最初から、Office for the web を起動するための、"アプリ起動ツール" がホームページに組み込まれているため、実はお気に入りなどに追加する必要もありません。

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もちろん、ブラウザを起動したトップページにその機能があっても、わざわざそのページに戻る必要があるわけで、そういう意味ではブックマークに追加しておくのも一つの方法ではあるわけです。

さてでは、"お気に入り" への追加についてみていくことにしましょう。

-- Microsoft Edge の場合:

・お気に入りバーを表示する

"お気に入りバー" への追加ということになりますが、画像をご覧いただくとお分かりのように、画面では表示されていますが、デフォルトでは常に表示になっていないため、設定を変更します。

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画面右上の [...] (設定)>お気に入り>お気に入りバーの表示>常に
とすることで、お気に入りバーが常に表示されるようになります。

・お気に入りバーに追加する

さて、お気に入りバーへの追加ですが、まずは、Office.com にアクセスして、アドレスバーの左にあるカギのマークをドラッグして、アドレスバーにドロップします。

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これで、お気に入りバーへの登録が完了します。

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また上記のようにホームボタンを表示する設定にしておけば、必要な時にホームページに移動して最初にご紹介した "アプリ起動ツール" からご利用いただくのも一つの方法です。


-- Google Chrome の場合:

Microsoft Edge と同じ、Chromium系のブラウザですから、操作方法はほぼ一緒で、Google Chrome では "お気に入り" のことを "ブックマーク" と呼んでいますので、"ブックマークバー" を表示させて、Microsoft Edge 同様に鍵のマークのところをドラッグして、ブックマークバーにドロップし、追加するだけです。

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-- Firefox の場合:

画面右上のツールの並んでいるところで右クリックして、"ブックマークツールバー" にチェックを入れて、表示させます。あとは、Office.comを表示させて、鍵のマークのところからドラッグして、ブックマークバーにドロップすれば完了です。

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【トップページに登録する】

さてもう一つブラウザ関連でいうと、デフォルトで表示されるトップページによく訪れるサイトとして登録する方法について、ご紹介します。

-- Microsoft Edge の場合:

サイトの追加ボタン 「+」 をクリックして、サイト名、アドレスを入力すると追加できます。削除や名前を変更する際には、アイコンのところの、[…] から削除が可能です。

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-- Google Chrome の場合:

Microsoft Edge の場合とほぼ一緒です。サイトの追加をクリックして、サイト名、アドレスを入力して登録するだけです。

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-- Firefox の場合:

Firefoxの場合、いくつか既に登録されているものもありますので、必要に応じて必要ないものは削除して整理してもいいかもしれません。
追加方法はほぼ一緒です。右上のペンのマークに合わせると、"このサイトを編集" と出てきますので、クリックしてサイト名とアドレスを入力して、完了します。

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この他、ブラウザによっても操作方法は多少異なるかもしれませんが、さほど大きな差はないかと思いますので、今回ご紹介しているブラウザ以外のものをご利用の場合も、同様な感じで登録ができないか?確認してみてください。

もちろんこうして登録して使うのもいいんですが、新しい Microsoft Edge の場合には、予め "アプリ起動ツール" があるので便利ですよね?


<参照>





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2020年08月10日

無料で利用できる Web 版 Office の活用 Part 1

Microsoft アカウントさえあれば無料で利用が可能な Web 版 Office。これまでにもこのブログでも何度か取り上げておりますが、すでにご利用の方も多いかと思います。この Web 版の Office も、初めて導入されたときには、"Office Online" と言ったり、"Office Web Apps" と言ったりしてましたが、現在は、"Office for the web" と言われています。


【もっと使いやすく】

当然ながらWeb版であるがゆえに、デスクトップ版とは起動の過程が異なります。

だから面倒... そう思われている方も多いかもしれませんが、ならば利用しやすいように工夫してみましょうというのが、今回から何回かにわたってご紹介する内容になります。

  1. "Office アプリ" を活用する
  2. お気に入り/ブックマークに追加する
  3. ブラウザにアドインを追加する
  4. デスクトップにショートカットアイコンを作成する

ざっと考えてみると、こんな形での Web 版 Office へのアクセス方法があるかと思います。それぞれでの使い方についてご紹介いたします。


【"Office アプリ" を活用する】

さてまず最初はこの "Office アプリ" の活用についてご紹介します。

Windows 10 には、Officeアプリが最初から導入されています。Windows 10 をご利用で、さらにMicrosoft アカウントにてサインインしてご利用されているのであれば、この "Officeアプリ" を利用する方法は、"Office for the web" へのアクセスという点では、一番手軽な方法かもしれません。 

スタートボタンを押すとライブタイルのところに、ピン止めされた "Office" のアイコンがあります。さらには、メニューをたどっていくと、"O" のところにも "Office" のメニューがあるのがお分かりいただけると思います。

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これらのものは、さらに必要に応じてタスクバーにピン止めすることも可能です。


-- "Office アプリ" を導入する:

スタートメニューにも、どこにも見当たらない... そんな場合には、Microsoft Store アプリを起動してアプリを追加することができます。

1) Microsoft Store アプリを起動し、検索のところに "Office" と入力し 虫眼鏡のボタンをクリックします

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2) 検索結果から、"Office" をクリックして開いて、インストールを実行します

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3) インストールが完了すると、"インストール済み" の表示と、"起動" ボタンが表示されます

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仮に、Microsoft Store アプリを起動して検索をした際に、最初から、3) のような表示になっていた場合には、アプリはPCに導入済みですので、もう一度アプリを探してみてください。


-- "Office アプリ" を起動する:

スタートボタンから、スタート画面にピン止めされている "Officeアプリ" を起動してみましょう!

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Microsoft アカウントでサインインしていると、すぐに利用が可能です。Microsoft アカウントでサインインしていない場合には、右の画像のような画面が起動してくるので、ご使用になっている Microsoft アカウントにてサインインしてみてください。

"Office アプリ" の画面に出ている Word や、ExcelPowerPoint といったおなじみのアプリのアイコンをクリックすると各Web版のアプリが起動してきます。

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データの保存先は、現在サインインしている Microsoft アカウントで利用可能な "OneDrive" になります。

今回ご紹介した "Officeアプリ" は、Windows 10 ユーザーしかご利用がいただけません。Windows 8.1 ではご利用いただけませんので、ご注意ください。


まずは第一回目として、"Officeアプリ" からの起動についてご紹介しました。次回は、最も基本かもしれませんが、お気に入りやブックマークへの追加や、最近多くなってきた、ブラウザのトップページにあるよく利用するサイトへの追加についてご紹介します。


<参照>



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2020年06月12日

Office Mobile for Windows 10 Mobile のサポート 2021年1月12日 で終了!

昨年の暮れ、Office Mobile の Windows Phone 向けのサポートについて、2021年1月12日 をもってサポートが終了することが、Tech Community のブログ上で発表されました。

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Windows Phone、つまりは、Windows 10 Mobile 自体、2019年12月10日 をもって、サポートが終了しているので、逆にこの OS の名前を聞くとどこか?懐かしさを覚えてしまうわけでもあります。

さてそんな Mobile 向けに提供されていた、Office Mobile なわけですが、Tech Community のブログの投稿の中でもありますが、あくまでも、Windows 10 Mobile 向けには、2021年1月12日 をもって、Office Mobile のサポートが終了することがありますが、タブレット向けには引き続き、提供は行われております。もちろん、Android や iOS などほかのモバイルプラットフォーム向けにも引き続き対応しております。

そして、この Office Mobile は、Windows 10 のインストールされたデスクトップ環境でも当然ご利用いただけます。10.1インチ以上のものでのご利用にあたっては、編集などの機能を利用するためには、当然ながらサブスクライバーとしてのライセンスが必要になります。


【デスクトップ版と併用は可能】

Microsoft 365 のサブスクリプションをご契約の方で、わざわざきちんとWordやExcelなどのデスクトップアプリがはいっているのに、あえて Word Mobile やら、Excel Mobile などをインストールして利用するという必要性はあまりないと思いますが、一応 Microsoft Store 経由で配信されているプログラムではありますが、当然デスクトップ版の Word や Excel とは異なった製品になるので、Windows 10 上では、インストールしてご利用いただくことは可能です。

-- Windows 10 の PC に導入してみる:

Office Mobile の場合には、無料で利用可能なのは、10.1インチ以下のデバイスに限られるので、それ以上のノートPCなどインストールした場合には利用に制限がかかります。

・どんな制限がかかるのか?

Windows 10 に、Office Mobile を導入して、サブスクリプションの契約がない場合には、画面上に契約が必要であるといったメッセージが表示されます。

サブスクリプションの契約がない場合には、かつてあった Word Viewer、Excel Viewer などのように Viewer としての機能でしか利用ができません。内容が確認できて、印刷さえできればいいという場合にはいいのですが、文字入力など編集の機能が一切利用できません。


・インストールするには?

Microsoft Storeのアプリを起動して検索してもおそらく見つからないと思います。インストールは以下の Office Mobile のサイトから行う必要があります。


上記のサイトより、Microsoft Store へのリンクをクリックすればインストールが可能です。

"Office Apps for Windows 10 Mobile: End of Support for Windows Phones/TechCommunity" のやり取りの中で、ブログの執筆者でもある担当者が、「This only applies to the Mobile apps on Windows 10 Mobile (phones). Since they will continue to be supported on tablets of 10.1, they will continue to work on the Windows 10 desktop. 」(ブログより引用) とあるように、10.1インチ以下のタブレットでは引き続きサポートが続いていること、Windows 10 のPCでも利用できることは付け加えております。


<参照>




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