2023年02月13日

いよいよあと数時間で、Internet Explorer 11 の完全無効化へ

これまでにも何度もお知らせしてきましたが、ついに明日、2月14日以降、Windows 10 の一部バージョンで、Internet Explorer 11 の完全無効化がはじまります。

前回、10/31に取り上げた「Internet Explorer 11 がいよいよ無効化へ」の中でも紹介しましたが、いよいよ完全無効化 Xデー の第一弾です。

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Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」の 2022年2月21日付の Windows Blog で紹介されている通りです。このブログの最終更新日は、2022年12月16日。随時部分的に更新されております。


【今後のスケジュール】

2022年06月15日 IE11のデスクトップアプリケーションのサポートが終了
2023年02月14日 一部のWindows10 において完全無効化
2023年06月13日 スタートメニュー、タスクバーなどのIE11のアイコンの視覚的な参照情報が削除

となる予定です。


【無効化されるWindows 10のバージョン】

ブログの中でも「Windows 10 の特定のバージョンにおいて完全に無効になります」なんてあるように、すべてがその対象ではないわけです。であればどれが無効化される対象で、どれが対象外なのか?

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ブログにもありますが以下の通りです。

-- 無効化の対象:
  • Windows 10 クライアント SKU
  • Windows 10 IoT
  • Windows 10 Enterprise マルチセッション

-- 無効化の対象外:
  • Windows 8.1
    (注:Microsoft Edgeのバージョン109は、Window 8.1での最後のサポートバージョン)
  • Windows 7 ESU
  • Windows Server SAC (全バージョン)
  • Windows 10 IoT LTSC (全バージョン)
  • Windows Server LTSC (全バージョン)
  • Windows 10 クライアント LTSC (全バージョン)
  • Windows 10 China Government Edition
一般ユーザーが利用している製品は、上記で言うと、「Windows 10 クライアント SKU」になります。

なお「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」の中で、「20H2 より前の Windows 10 バージョンでは、Internet Explorer (IE11) の廃止とリダイレクトはどうなりますか? (2022 年 6 月 14 日 追加)」なんて部分もありますが、すでにサポートが終了している古い Windows 10 であっても関係ないようです。「既にサポートの提供が終了しているバージョンの Windows 10 を使用し続けても、リダイレクトを止めることはできません」とあるように自動的に Microsoft Edge にリダイレクトされるようになります。

さて2月13日は、IE11の最後の日。あと3時間ちょっとになりました...


<参照>




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2022年10月31日

Internet Explorer 11 がいよいよ無効化へ

2022年6月15日をもって Windows 10 向けのサポートが終了した Internet Explorer 11

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すでに多くの方は、上記のサポート終了にともない、Microsoft Edge などの他のブラウザを既定のブラウザとしてご利用の方も多いかと思います。ただし実際のところ、Windows 10 上では、Internet Explorer 11 がなくなったわけでもなく、また Microsoft Edge 側の設定を変更しておけば、Internet Explorer 11 が利用できないわけでもありません。

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スタート > Windows アクセサリ  と辿っていけば、"Internet Explorer" という項目もあります。

さてそんな Internet Explorer ではありますが、来年2月の無効化まであとわずかとなってきました。Windows 11 ではすでに単独起動ができないようになっており、IEモードとしてのみ利用可能になっていますが、2023年2月14日に予定されている Update 以降は、Windows 10 上の Internet Explorer 11 も同様に単独起動ができなくなります。


【2023年2月のUpdate以降無効化される】


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ただしブログにもあるようにこのブログ内容は随時更新されるようになっています。そして先日 10月28日付で更新された内容が、「Windows Update の一環として、IE11はいつ無効化されますか?(2022 年 10 月 28 日 追加)」というもの。

早ければ、オプションのCリリースとして提供(予定)となっている 2023年1月17日。あるいは、通常のリリース(Bリリース)となる 2023年2月14日に予定されている Update を機に、無効化されるようです。

いよいよ、Winodws 10 の Internet Explorer 11 も、Windows 11 のものと同様の扱いになるわけですね。


【Windows 7(ESU)/Windows 8.1 のサポート終了】

一般向けにはサポートが終了した Windows 7 ではありますが、法人向けには有償でのサポートが続いていました。ESU(Extended Security Updates) と呼ばれるもの。
さてこの Windows 7 ESU のサポート期限も、2023年1月10日に終了を迎えます。一般向けには、Windows 8.1 のサポート期限がやはり、2023年1月10日 となっています。

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やはり上記のように「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」(Windows Blogs)の中でも触れられておりますが、サポートが終了したOSへの Internet Explorer 11 のサポートはもとより、Microsoft Edge(含、IEモード) の提供も終了します。

一般向け Windows 7 向け Microsoft Edge は 2022年1月15日 にサポートが終了しており、IEモードも当然サポートが終了しております。

Internet Explorer ではご利用いただけないサイトも以前にもまして増えてきました。

まだまだ Internet Explorer をご利用という方は、Windows 10 をご利用でも来年の2月までに、Microsoft Edge の IEモードへの移行をおわすれなく。完全に起動できなくなるまであとおよそ3か月半となりました。


<参照>



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2022年06月18日

2つの Internet Explorer 11

先日とうとう終焉を迎えた Internet Explorer。今後、Windows 10 向けの Internet Explorer については、順次使えなくなるようです。

以前にもご紹介していますが、2022/6/15 にサポートが終了するのは、Windows 10 向けであって、Windows 8.1 に搭載されている Internet Explorer は別。こちらは来年1月の Windows 8.1 のサポート終了まで引き続きご利用いただけます。

さてこの Windows 8.1 には、2つの Internet Explorer があります。2つあるといっても実は同じものなんですが、その表示も微妙に異なります。

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左が、普通に Internet Explorer 11 を起動したもの。そして右は、ストアアプリとして提供されている Internet Explorer 11 を起動したところ。一目で、アドレスバーが上にあるか?下にあるか?でその違いもお分かりいただけると思います。

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今回たまたま、Windows 8.1 での Internet Explorer 11 の動作を確認していた時にふと、アプリ版のほうはどうなんだろう?と思って起動してみたところ、スタート画面に戻って、白抜きの Internet Explorer をクリックしたところ、普通にデスクトップ版の Internet Explorer が起動してきました。

あれ?と思って確認してみたところ、どうも既定のブラウザが「Internet Explorer」以外のものになっているとこうした形で動作するようになるようでした。

結局、Microsoft Edge の導入によって既定のブラウザをこちらに変更していたためこうなってたわけですが、コントロールパネルから、いったん既定のブラウザを改めて、Microsoft Edge から、Internet Explorer に変更。

無事アプリ版の IE が起動してきたわけですが、今さらながら、Internet Explorer の動きを確認することになったわけですが、改めて気が付いた点でしたので備忘録として取り上げてみました。


<参照>


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2022年06月16日

Internet Explorer 11 のサポートが終了

これまでにも何度もご紹介しましたが、ついにその日がやってきました。Internet Explorer 11 の終了の日。25年以上にもわたって Internet の世界を支えてきた1つのブラウザの終焉です。

今回は、USのブログもそうですが、日本語版の登場も早かったようです。

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日本語版のブログもありますし、そこに「今後数か月にわたって、Internet Explorer を開くと、モダン ブラウザーである IE モード搭載の Microsoft Edge に徐々にユーザーをリダイレクトします」(「Internet Explorer 11 はサポートを終了しました。長年のご愛顧ありがとうございました」より引用)となることなど具体的にどのような形で、Internet Explorer 11 から、Microsoft Edge へとシフトさせていくかもありますので、詳細はぜひブログをご参照ください。

今回はさすがにブログの日本語化も早かった...


<参照>




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2022年06月01日

動画サイトの利用環境

先日、Radiko が、Windows 8.1 と Internet Explorer 11 のサポートを 2022/5/31 をもって終了することをご紹介いたしました。


Internet Explorer 11 のサポート終了をすでに謳っているところもたくさんあるわけですが、Yahoo については、2021/9/7 には、Google などその他のサイトでも利用推奨環境から外しているところもかなり増えてきました。

さてそんな中、Radiko に続いて、動画配信サービスの現状はいかがなものなのか? いくつか確認してみました。

-- TVer:

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OS: Windows 8.1以降 macOS 10.15 以降
ブラウザ: Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Safari の最新版

--Gyao:

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Yahooに準ずるんでしょうけど、以下のようになっていました。

OS: Windows 10以降 macOS 11 以降
ブラウザ: Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari の最新版

--Amazon Prime:

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OS: Windows 10/11  macOS 10.14 以降
ブラウザ: Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari、Opera

また「Prime Videoの再生は、これらのウェブブラウザでサポートされています。WindowsまたはmacOS以外のオペレーティングシステムを実行している場合、再生は標準画質に制限されます」とあるようにこれ以外の環境で再生ができたとしても制限がかかるようです。

--AbemaTV:

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OS: Windows 8.1 以降  macOS 10.10 以降
ブラウザ: Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari の最新版

--Disney+:

OS: Windows 7 以降 macOS 10.9 以降
ブラウザ: それぞれの OS に対応した Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari の最新版

--NETFLIX:

OS: Windows 8 以降
ブラウザ: Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Opera、Safari

--DAZN:

OS: Windows 8.1 以降 macOS X 以降
ブラウザ: Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Opera、Safari

--WOWOW:

OS: Windows 10 以降 macOS 最新版
ブラウザ: Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari の最新版


こうやって改めて調べてみると、当然の結果かもしれませんが、おおむね Internet Explorer 11 での利用は推奨環境からほとんど外れているのが現状のようです。Windows 8.1 についても同様にすでにサポート対象から外れているところもちらほら。Google のサービスなどでもそうですが、Gmail とかでも HTML版であれば、Internet Explorer 11 でも利用できてたりしますし、Yahoo のサービスでもまだ利用ができているものもあったりしますが、サービス内容によっては、部分的に利用できているものもあったりしますが、これらも順次利用できなくなるんでしょうね。

その大きなターニングポイントになりそうなのが、Windows 10 の Internet Explorer 11 のサポート終了が言われている 2022年6月15日。これを過ぎると、もっともっと増えるんでしょうね。

Internet Explroer 11(Windows 10 向)のサポート終了まであと半月。さてどうなることか?


【更新】

ところで、Radiko が本日より、Windows 8.1 までの OS はとうとうサポート対象外となりました。

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上記をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、
  • Windows:Windows10以降
  • Mac:macOS 10.13以降
そしてブラウザは、
  • Windows:Edge最新版、Firefox最新版、GoogleChrome最新版
  • Mac:Safari最新版、Firefox最新版、GoogleChrome最新版
が必要となりました。

*** ちなみに、5月30日以降は、iOS 9 向けのサポートも終了したようです。iOS 9 においては、インストール済みのアプリはまだ利用できるようですが、今後、アップデートは提供されることもなく、また何かがあって削除してしまうと、再インストールもできなくなります。



<参照>



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2022年02月22日

Internet Explorer を起動したら、下部に、Microsoft Edge の使用を促すポップアップが表示された

Windows 10 における Internet Explorer 11 (以下、IEと略)のサポート終了まで、あと約3か月半と迫りました。

IE で、Yahooを開くと、サポートされないなんて言う文言が表示された...という相談もあったので、IE を開いてみたら....そんなポップアップが出てくるようになったようです。

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ちょうど昨日も、昨年の5月19日にUSサイトで公開された Windows Blogs の日本語版が改めて以下のように公開されたようです。

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上記ブログにもありますし、これまでにもこのブログでもご紹介してきていますが、IE11 のデスクトップアプリケーションのサポート期限は、2022年6月15日。それ以降、一般向けの Windows 10 における IE 11 はサポートされなくなります。

サポートが行われいてる一般のコンシューマー向け製品でいうと、Windows 8.1、Windows RT8.1 における、IE 11 については、OSのサポート期間中はサポート対象となります。

法人向けに提供されている、Windows 7 ESUなどの一部製品についてはまた異なりますので、詳細はブログなどをご参照ください。


-- 2022年6月15日以降はどうなるのか?

ブログの中では、
2022 年 6 月 15 日に提供終了した後には、IE11 はサポートの提供が終了となります。日本を除くすべての国のユーザーは、2022 年 6 月 15 日以降から Microsoft Edge への移行が開始されます。その後の Windows 累積的更新プログラムでは、IE11 デスクトップ アプリケーションがデバイスで無効化され、完全に使用できなくなります。
("Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート" より引用)
となっています。

ちょうど、Windows 11 がそうであるように、IE 単体での動作が無効化されて、IE モードという形で、Microsoft Edge の中でのみ利用可能な状況になるんでしょうね。


【YahooなどのWebサービスの状況】

さてちょっと話を戻しますが、IE で Yahoo を開いたら、サポート対象外と表示されたという話ですが、今回確認する限りでは、特にそうした表示は確認できませんでした。

ただし、Yahooのヘルプページでは....

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一応一部サービスは使用できなくなっているということと、2021/9/7をもって非推奨とするといったことが案内されています。
ということで、Yahooを利用されるにあたっても、基本的には Microsoft Edge などほかのブラウザじゃないだめってことですね。

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まだ Twitter や Facebook といったように、完全にアクセスできなくなっているわけではありませんが、一部サービスは利用できないようです。

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以前にもご紹介しましたが、Office.com のサイトも同様です。"まもなく切断されます" というポップアップが画面上の部表示されますが、とりあえず現在のところ利用は可能なようです。

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Windows 10 以降であれば、Microsoft Edge はすでに既定のブラウザとして導入されているので問題ありませんが、Windows 8.1 の場合には、ダウンロードしてインストールする必要がありますので、IE のみしかないよ?という方は、非常に少ないかと思いますが、くれぐれもご注意ください。


<参照>





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2021年12月31日

IE11での Office for the web のサポートが終了、アクセスできなくなる日が間近

Internet Explorer 11 で、Office for the web (Web版 Office)を開くと「Microsoft 365 のアプリケーションとサービスでは、Internet Explorer 11 がサポートされなくなりました。まもなく切断されます。Microsoft Edge は、Microsoft 365 の推奨ブラウザーです。」なんて言うメッセージが上部に表示されるようになってしばらくたちます。

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そしてアプリを開いてみると、同様に黄色いバーが表示され、Microsoft Edge のダウンロードが促されます。

こんな表示が出るようになって数か月たちますが、とりあえずまだ現時点ではアクセスして、利用は可能なようです。

Internet Explorer 11 のサポート終了まであと半年に迫り、Microsoft の提供しているサービスも、次々に Internet Explorer 11 での利用ができなくなっています。

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上記の Windows Blogs にもありますが、Microsoft 365 アプリの IE11 サポート終了がアナウンスされたのが 2021年8月17日。ぼちぼち完全にアクセスできなくなってもおかしくない時期ですね。

私も自宅では、まだ Surface 2 を利用して、Web版の Excel などを利用していますが、Surface 2 のような、Windows RT8.1 搭載のPCの場合には、Internet Explorer 11 以外のブラウザが利用できないので、完全にサービス終了となると、データを自分のPCに保存しておかないといけなくなってしまいますね.... くれぐれもご注意ください。

<参照>




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筆まめ


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2021年07月14日

Internet Explorer 11 で、PDFファイルが開けない

Microsoft Edge へのシフトが進んでいると思いますので、何を今さらな? と思われるかもしれませんが、更新プログラムが提供されているのでご紹介いたします。

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6月8日に配信された更新プログラム KB5003637 以降、Windows 10 の Internet Explorer 11 にて、PDFファイルが開けない不具合が発生しています。


【対象となる製品】

Windows 10 Ver.21H1/Ver.20H2/Ver.2004
Windows Server Ver.20H2/Ver.2004

【症状】

Internet Exploer 11 にて、ブラウザの画面上からリンクなどをクリックしてPDFファイルを開こうとしても開けません。Adobe Acrobat Reader のプラグインが入っていると、上記の様に灰色の背景にエラーメッセージが表示されるようになります。

もちろん、Microsoft Edge など他のブラウザであれば開くことは可能です。

【更新プログラムについて】

この更新プログラムは、Windows Update では配信されません。Microsoft Update カタログにて必要な方のみがダウンロードしてインストールする必要があります。

-- 入手方法:

1) "2021 年 6 月 29 日 − KB5004760 (OS ビルド 19041.1082、19042.1082、および 19043.1082) 帯域外" にアクセスし、"この更新プログラムのインストール" のところに進みます

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2) "Microsoft Update カタログ" のところにある、"Microsoft Update Catalog Web サイトにアクセス" のリンクをクリックすると、Microsoft Update カタログのサイトに移行しますので、一覧の中からご利用環境にあったプログラムをダウンロードしてインストールしてください

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Internet Explorer 11でなければ開けますし、またリンクを右クリックして、"対象をファイルに保存" としてから保存したうえで、改めて、Adobe Acrobat Reader DCなどで開けば、問題なく開くこともできます。


<参照>




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Dynabook Direct


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2021年05月21日

Internet Explorer のサポート終了は、プラットフォームにもよる

先日、Windows 10 の Internet Explorer 11 のサポートが終了する件についてご紹介いたしました。


今朝の新聞などメディアでも大きく取り上げられているんですが、どうも一部メディアの報道を見ていると、すべての Internet Explorer 11 の終了するかのように報じられているところもあるようなので、もう一度確認の意味を含めて取り上げてみました。


【サポーと終了は、プラットフォームにもよる】

Internet Explorer 11 は、Windows 7 のころから利用されているブラウザになりますので、これを標準搭載していた Windows OS も多岐にわたっています。

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上記の発表されたブログの中でもありますが、"提供中の Windows 10 LTSC やWindows Server 上の Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション" は対象外であること、さらに今回の対象は、"「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了」の発表に関連する FAQ" を確認するようにあります。

20210520-2-3.jpg 20210521-1-2.jpg


上記の右の画像にもあるように、"1)IE 11 デスクトップ アプリケーションが 2022 年 6 月 15 日にサポートを終了した際、どのプラットフォームが影響を受けますか?" のところで、2022年6月15日にサポートが終了するものは、

半期チャネル (SAC) で配信される Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
  • Windows 10 デスクトップ SKU (20H2 以降)
  • Windows 10 IoT (20H2 以降)
であることがお分かりいただけると思います。
そしてサポート終了の対象外として、
  • Microsoft Edge の Internet Explorer モード
  • Internet Explorer プラットフォーム (MSHTML/Trident)
  • 以下のオペレーティング システムで動作する Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーション:
    Windows 8.1
    Windows 7 ESU
    Windows 10 Server SAC (全バージョン)
    Windows 10 IoT LTSC (全バージョン)
    Windows 10 Server LTSC (全バージョン)
    Windows 10 クライアント LTSC (全バージョン)
が紹介されています。さらに、"提供中の Windows 10 LTSC および Windows 10 Server は今回の発表の対象外です (影響を受けません)" ともあります。

つまり今回の対象外の製品については、基本的には、各プラットフォームのライフサイクルに依存することになります。

一般ユーザー向けにサポートが続いているOSと言えば、Windows 8.1 か、Windows 10。さすがに、個人ユーザーが Windows 7 ESU を契約してご利用のケースは少ないと思います。

となると、
Windows 8.1  サポート終了:2023年1月10日
Windows 10
 Ver.1909 サポート終了:2021年5月11日
 Ver.2004 サポート終了:2021年12月14日
 Ver.20H2 サポート終了:2022年5月10日
という現状。サポートが終了しているOSは当然サポート対象外になります。

仮に、Windows 10 であっても、上記の様に、Ver.2004 だと、今年の12月14日にはサポート期限が切れて、それに搭載されている Internet Explorer 11 も、今回の発表を待たずにサポートが終了することになります。

いずれにしてもいつまでも、Internet Explorer 11 を使い続けるわけにはいかないことはご理解いただけると思いますが、一括りに "Internet Explorer 11" とはいかないわけです。

今回発表された "2022年6月15日" という日程には、あくまでもその対象とするプラットフォームがあることも忘れないようにしましょう。


<参照>




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2021年05月20日

Internet Explorer のサポートは、2022年6月15日に終了

Windows 10 の推奨ブラウザが、Microsoft Edge になっても、後方互換のためにいまだにサポートが続いている "Internet Explorer 11" ですが、とうとうサポート終了の公式な日程が公開されました。

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このブログでも、何度もご紹介していますが、Internet Explorer 11 では利用できなくなっているサイトがどんどん増えていく一方で、一部の企業や、団体の Web サイトなどではいまだに Internet Explorer でないと利用できないサイトがあるのも事実。

今回のサポート終了日の公式発表で、Internet Explorer をサポート対象外とするサイトもさらに増えるんでしょうね。


【Microsoft 365 は、2021年8月17日まで】

さてすでに先行してサポート期限が提示されている "Microsoft 365 アプリ" の "Internet Explorer11" のサポート。

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上記の Windows Blogs の中で、すでに 2020年8月18日に公開されており、そのサポート終了日が、 "2021年8月17日" と迫ってきております。

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当然ながら、2021年3月9日にサポートが終了した Microsoft Edge Legacy(旧:Microsoft Edge)はサポート対象外になっていますが、加えて、8月17日以降は、Interet Explorer 11 もサポート対象外になります。

--サポート対象外になるとどうなるのか?:

IE 11 上での動作が制限されるので、
  • Microsoft 365 アプリ・サービスへの接続ができなくなる
  • 接続できても利用できる機能が制限されてしまう
といったことになります。

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Office for the web の利用も 2021年8月17日以降は、難しくなるかと思います。

現在、私も自宅では、Surface 2(Windows RT 8.1) の Internet Explorer 11 を利用して Office for the web にアクセスしていますが、これも夏以降は厳しいってことになりますね。Internet Explorer しか利用できない Surface 2 のようなデバイスはほんと引退ですね....

ちなみに、Windows RT 搭載のデバイスは、Surface/Surface 2 といった Microsoft の製品以外にも、NEC の LaVie Y LY750/JW、ASUS VivoTab RT TF600Tなどいくつかのメーカーから出ておりましたが、条件としては一緒です。

それにしても、Office for the web の対応OS のところで、Windows Vista や、Windows 7 でも一部制限はあるものの、Firefox や、Google Chrome であれば利用できる...というのは別の意味でびっくりしました。


これまで Microsoft Edge(Chromium版)を利用するようにアナウンスされていてもなかなか進まなかったという部分もありますが、今後はこれでお尻がはっきりしたことから、Microsoft Edge への移行が加速してくれるといいですね。

あぁ〜、うちの Surface 2 も、引退だなぁ...


<参照>




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2021年02月07日

Internet Explorer と、Microsoft の各種サービスの対応

先日、Gmail が、Internet Explorer で利用できなくなる件についてご紹介しました。


改めて、Microsoft が提供するサービスで、Internet Explorer がいつまで使えるものか? 確認してみました。

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-- Microsoft Teams Web アプリ:

2020年11月30日をもって、Webアプリを利用する場合でも、Internet Explorer はサポート対象外となりました。Microsoft Edge Legacy 2021年3月9日 に完全にサポートが終了するので、一応動作するようですが同様と考えたほうがよろしいでしょう。


-- Microsfot Teams 以外の Microsoft 365 アプリおよびサービス:

2021年8月17日 をもって、サポートを終了します。
つまりWeb版の Office アプリ系のものも、最終的には、2021年8月17日以降は、Internet Explorer では利用できなくなります。

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なお上記にもあるように、Chromium版の Microsoft Edge には、Internet Explorer モードが用意されてはいますが、上記の日付を過ぎると、Internet Explorer モードを使用しても利用することはできません。


【Microsoft Edge Legacyについて】

Windows 10 の標準ブラウザとして登場した 旧Microsoft Edge。その後、New Microsoft Edge の登場により、 旧Microsoft Edge は、"Microsoft Edge Legacy" と名前が変更になりました。

なので現在言う "Microsoft Edge" は、"Microsoft Edge Legacy" のことではなく、Chromium版の 新 "Microsoft Edge" になります。

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"Microsoft 365 アプリの Internet Explorer 11 のサポート終了と Windows 10 での Microsoft Edge レガシー版のサービス終了" の中でも触れられていますが、2021年3月9日のサポート終了以降は、Chromium版の Microsoft Edge への移行が推奨されることには違いありません。

"現在開発中の Windows 10 の機能" の中で取り上げられていますが、Winodws 10 Ver.2004 からは、Microsoft Edge については、"開発を行っていない機能" という位置づけに変わっています。さらに、その後に公開された Windows 10 Ver.20H2 からは、Legacy 版自体が含まれなくなりました。

Ver.2004 までは、Legacy 版もありますが、同時に "KB4559309" という更新プログラムが配信されており、この適用により New Microsoft Edge への Update が行われるようになります。


【Internet Explorerのサポートについて】

時々 Internet Explorer のサポートが終了したと誤解されている方もいらっしゃるようですが、サポート自体は終了しているわけではありません。

但し、利用に際して推奨していないこと、Microsoft Edge への移行を提案していることは確かです。

-- なぜか?:

Internet Explorer の開発が終了したとは言え、まだまだ巷には Internet Explorer ではないと動作しないサイトもあるのが現実です。Web上に公開されている一般向けのサイトもそうですが、一部企業がパートナー向けに提供している専用のサイトや、企業内で使用されているサイトなどその場もさまざまです。

そうした現状があり、Windows 10 が登場した当初から、Internet Explorer の位置づけは、"後方互換" のためのツールとなっていました。この状況は現在も変わりありません。


-- ライフサイクルポリシーに準じる:

Internet Explorer は、Windows のコンポーネントの一つとして提供されているものです。これは現在も変わりありません。従ってそのライフサイクルはそのOSに準ずることになります。

ライフサイクルに関する FAQ - Internet Explorer および Edge

この点については、上記の中でも触れているとおりです。


-- Internet Explorer の更新プログラムは提供されている:

一つの例ですが、以下のセキュリティの脆弱性を修正するためのプログラムが、2020年11月に提供されています。


この月には、CVE-2020-17052、CVE-2020-17053、CVE-2020-17058 といった修正プログラムが提供されています。

通常は、上記のサイトにもあるように現在サポートが続いている Window 8.1 や Windows 10 向けになりますが、Windows 7 でも延長サポートを受けている法人向けには提供されます。




<参照>




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2020年11月22日

e-Tax ではまだ Internet Explorer が必要

そろそろ年末。年明けになると、確定申告の本格的なシーズンになります。

私は相変わらず紙で郵送して確定申告を毎年していますが、最近は、e-Tax & マイナンバーカードを利用して確定申告されていらっしゃる方も多いかと思います。


【マイナンバーカード方式では、まだ Internet Explorer が必要】

さて、e-Tax で確定申告をする場合、
  • マイナンバーカード方式
  • ID/パスワード方式
のいずれかが選択できます。

20201122-1-1.jpg 20201122-1-2.jpg

せっかくマイナンバーカード作って、カードリーダーも用意したことだから、次回の確定申告は、マイナンバーカードを使用してみよう!と思われている方も多いかと思いますが、"確定申告書等作成コーナー" で推奨環境を確認してみると、Windows の場合、まだまだ "Internet Explorer 11" が必須なんですね。

上記の推奨環境にある "Microsoft Edge 44" というのは、現在の Microsoft Edge (Chromium版) ではなく、Microsoft Edge Legacy になります。仮に、Windows 10 October 2020 Update をインストールしているような場合、すでに Microsoft Edge Legacy は搭載されなくなりましたので、選択肢としては "Internet Explorer 11" のみとなります。

マイナンバーカードではなく、ID/パスワード方式であれば他のブラウザも利用可能なので、こちらの方式で申告するしかなさそうです。それ以外にも、32ビットモードで使用しないといけないとか、タブレットモードではなくデスクトップモードでやらないといけないとか、いろいろ注意する必要もあるようです。

Internet Explorer 11 は、開発も終了しているし、昨今では表示できないサイトも増えているので、なるべく使わないほうがいいですよ?何てお客様にもお話しする機会が多いわけですが、こうしたサイトがある以上、使うな?とも言えないわけですね...

早く、新環境に対応してもらいたいものです。


<参照>




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2020年09月21日

Internet Explorer から、Microsoft Edge にリダイレクトされる Part 2

以前に、"Internet Explorer から、Microsoft Edge にリダイレクトされる" 症状についてご紹介させていただきました。

この時には、Autoruns for Windows を使用して、Internet Explorer 11 に組み込まれた アドインを削除する...何て方法でしたが、Microsoft Edge 側の設定を変更するだけでも、設定変更できるようになってたみたいでしたのでご紹介します。

20200920-2-1.jpg

実は、以前にご紹介したときには、Internet Explorerを起動しても、MSNのサイトですら Microsoft Edge を利用するようにバーが表示されてたりしましたが、昨今ではこんなタブが開いたりするんですね....

まぁそれはさておき本題です。


【Microsoft Edge 側の設定を変更する】

Microsoft Edge 側の設定を変更するわけですが、以下の手順になります。

1) [...](設定など)>設定 と開いて、さらに左ペインの "既定のブラウザー" をクリックします

20200920-2-2.jpg

2) "既定のブラウザー" のところに、"Internet Explorer の互換性" という項目がありますので、"Internet Explorer に Microsoft Edge でサイトを開かせる" のところが通常は、"互換性のないサイトのみ(推奨)" となっているところを "なし" に変更します

20200920-2-3.jpg

3) OKや保存といったボタンはないので、設定を変更したら、"設定" のタブを閉じれば完了です


この部分の設定ですが、?によると

20200920-2-4.jpg

上記のようになっています。

20200920-2-5.jpg

ただしこの設定、あくまでも Stable 版の場合で、Dev版を見ると、さらに "常に表示" といった項目もあったりします。今後のバージョンアップでさらに変わってくるのかもしれませんね。


【Microsoft Edge での Internet Explorer 互換モードへのリダイレクト】

そして加えてもう一つ。この "既定のブラウザ" のところには、単に Microsoft Edge にリダイレクトさせるだけではなく、Microsoft Edge の Internet Explorer モードでサイトを再読み込みさせる....なんて設定もあったりしました。

20200920-3-1.jpg 20200920-3-2.jpg

単に、IE11 からリダイレクトで、Microsoft Edge で開かせるだけではなく、Microsoft Edge の IE 互換モードで開かせるためのもの。
こうしたあたりも順次更新されていっているもんなんでしょうね。

ちなみに以前ご紹介した中で取り上げましたが、Microsoft Edge に転送されるリストがある XML ファイル。前回ご紹介した際には、Ver.4 でしたが、今回改めて確認すると Ver.5 に更新されていました。

こちらも順次更新されているもののようですね。


<参照>




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2020年09月04日

Internet Explorer を削除する

Internet Explorer を使っていると、リダイレクトされて Microsoft Edge でページが開かれたり、時には、Internet Explorer ではサポートされていないとなって全く利用できないサイトがあったりと、Internet Explorer をめぐる環境がこれまで以上に激変しつつあることは、これまでにも何度かご紹介しました。

今回のテーマは、ならば... 「Internet Explorer なんていっそのこと削除してしまえ....」 というお話です。

もちろんすべての人にお勧めできるものでもありません。

当然ながら、まだまだ Internet Explorer じゃないとダメだよ?というWebサイトもありますし、企業などで社内向けのシステムや、パートナー向けの専用サイトなどが Internet Explorer を前提に作成されてたりする場合には、削除してしまうと非常に不便なことになりますので、あくまでも....

1) すでに Microsoft Edge などの他のブラウザを既定のブラウザとして使用している
2) ここ数年、Internet Explorer なんて起動した記憶もない
3) 業務上、Internet Explorer がなくても支障はない などなど

といった方々で、使わないものであれば、いっそのこと削除したいという方はお試しください。


【削除する】

まず最初にお断りしておきますが、"削除する" とは書いておりますが、こちらでご紹介する方法は、厳密には "削除" というものではなく、その機能を利用できないように非表示にするといった方が正しい表現になります。

言い換えれば、必要に応じて再度 "有効" にすることは容易に可能です。改めて何かをダウンロードするという必要もありません。

ただし、将来 Windows 10 などの更新により、Internet Explorer の機能自体が搭載されなくなった場合には、完全に削除されることになります。

やり方は色々ですが、結果は一緒です。ということでいくつかの削除方法をご紹介します。

1) スタートメニューから直接アンインストールする(Windows10の場合):

スタート>Windowsアクセサリ とたどっていくと、Internet Explorer がありますので、右クリックして、アンインストール をクリックします

20200903-1-1.jpg

・すると "オプション機能" の選択画面になりますので、"Internet Explorer" をクリックして、"アンインストール" をクリックします。完了後は、PCを再起動します

20200903-1-2.jpg 20200903-1-3.jpg 20200903-1-4.jpg

** スタートメニューからではなく、スタート>設定>アプリ>アプリと機能>オプション機能 と移動しても同様です


2) コントロールパネルを開いて削除する(Windows 8.1/10 共通):

コントロールパネル>プログラムと機能(あるいはプログラムのアンインストール)とクリックして開きます

20200903-2-1.jpg

・"Windows の機能の有効化または無効化" をクリックして、"Internet Explorer 11" のチェックボックスをクリックしてチェックを外し、オフにし、OKで閉じたうえで、PCを再起動します

20200903-2-2.jpg 20200903-2-3.jpg 20200903-2-5.jpg
20200903-2-6.jpg

** チェックボックスをオフにすると、"Internet Explorer 11を無効にすると、このコンピューターにインストールされている Windows のそのほかの機能やプログラムと既定の設定にも影響がでる可能性があります。" とメッセージが表示されますが、"はい" で進んでください。

20200903-2-4.jpg


【Internet Explorer 11を再度有効にする】

削除のお話なのではありますが、やはり元に戻したい...という方のために、再度有効にする方法もご紹介いたします。この方法は、Windows 10とそれ以外ではちょっと手順が異なりますので、ご注意ください。

1) Windows 10 の場合:

スタート>設定>アプリ>アプリと機能>オプション機能 と開きます

20200903-3-2.jpg

・"機能の追加" をクリックして、"Internet Explorer 11" をクリックして、"インストール" をクリックします

20200903-3-3.jpg 20200903-3-4.jpg 20200903-3-5.jpg

・インストールが完了したら、PCを再起動します

20200903-3-6.jpg


2) Windows 8.1 の場合:

スタートボタンを右クリク>コントロールパネル>プログラムのアンインストール(プログラムと機能)とクリックします

・"Windows の機能の有効化または無効化" をクリックして、"Internet Explorer 11" のチェックボックスをクリックしてチェックを入れて有効にします

20200903-4-1.jpg 

・そして削除の時と同様に作業が進んで完了したら、PCを再起動します

20200903-4-2.jpg


** Windows 10 の場合、コントロールパネルからだと、"Windows の機能の有効化または無効化" をクリックして開いても、Internet Explorer 11 の項目すらありませんので、ご注意ください。

20200903-3-1.jpg


<参照>




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2020年08月30日

Internet Explorer から、Microsoft Edge にリダイレクトされる

ちょっと前に、Internet Explorer11(IE11)を非推奨とするWebサイトを開くと、Microsoft Edge にリダイレクトされる件をご紹介いたしました。


もちろん前回も書きましたように、"IE11" をいつまでも使っているよりは、"Microsoft Edge" に乗り換えていただく方がいい ことは、繰り返して言うまでもないわけです。

前回もその一例として、YouTube や Twitter などがリダイレクトされることをご紹介したわけですが、でもなぜ、"IE11" でそうしたサイトに接続したら、"Microsoft Edge" にリダイレクトされるのか?

気になったので調べてみました。


【さまざまプラットフォームに対応した Microsoft Edge】

日々進化し、新しい技術が取り入れられている昨今のWeb事情を考えると、すでに開発が止まって新しい機能が追加されない "IE11" では対応できないページもあります。そしてそれに代わる新しいブラウザとして、新しくなった "Microsoft Edge" が提供されているわけでもあります。

Microsoft Edge は、現在 Windows、Mac、Android、iOS 向けに提供が始まっています。さらにこれに加え 2020年5月 に開催された "Build 2020" では、Linux版 の提供も予定されていることが明らかになりました。本当にすべてのプラットフォーム向けに提供されるんですね。


【"IEToEdge" というアドインが追加されていた】

Microsoft Edge にリダイレクトされるようになった背景には、すでにかなり前に "IE11" の開発もストップし、加えて Microsoft 365 といった Microsoft 製品でもサポート終了が近づいていること、これまでにも触れたような YouTube やら、Twitter などのように、"IE11" を推奨環境としない Web ページが増えつつあることがあげられます。

こうした背景踏まえ、引退間近の IE11 に変わって、新しい Microsoft Edge にスムースに移行してもらおうという、"IEToEdge BHO" というアドインが、IE11 に組み込まれたわけです。今回のアドインは、Microsoft Edge にスムースに乗り換えてもらおうという意図も多々あるものと思われます。

20200829-1-1.jpg 20200829-1-2.jpg

Internet Explorer を開いて、ツール>アドオンの管理 と開いて、"ツールバーと拡張機能" の中に、この "IEToEdge BHO" というアドオンが追加されていることが確認できます。

ただしこのアドオンについては、通常のアドオンのようにクリックしても 有効無効 の設定を変更することもできないようになっています。


【制限されているWebサイト】

"IE11" から "Microsoft Edge" にリダイレクトされるのは、当然ながら何も日本に限ったことではなく、海外でもいろいろ話題になっているようでした。

そしていろいろ探していてたどり着いたのが以下のXMLページ。XMLのページに、リダイレクトされるWebサイトの一覧がありました。

20200829-1-3.jpg


「-<site-list version="4">」と始まるこのリスト。

-<site url="****.com">
<open-in allow-redirect="true">MSEdge</open-in>
</site>

という形で、リダイレクトされるサイト名ごとに「<open-in allow-redirect="true">MSEdge</open-in>」が指定されています。

これがいつどんなタイミングで更新されていくものかは不明ですが、確かにこちらにあるサイトを、IEで開こうとすると、Microsoft Edge にリダイレクトされることが確認できました。

リストを見ると、以前ご紹介した YouTube や Twitter 以外にも、apple.com やら、starbucks.com などなど聞き覚えのある企業の Web サイトもたくさんあるようです。


【IEToEdgeのアドインを無効にする】

ここでは、IEToEdge BHO を無効にして、YouTube などのサイトが、リダイレクトされることなく "IE11" で表示できるものか?どうかを確認・検証してみることにします。

20200829-1-1.jpg

上記の画像のようにアドインの管理の画面を開いても、このアドインについては通常のアドインのように有効・無効 を切り換えられないことがお分かりいただけると思います。

では無効にすることはできないのか....??

今回は、Microsoft が公開している "Autoruns for Windows" というツールを利用してみました。


ダウンロードなどについては省略させていただきますが、上記の Microsoft のサイトより、"Download Autoruns and Autorunsc" をクリックすればダウンロードが可能です。ダウンロードされた ZIP ファイルを展開するとその中に実際に使用するプログラムが表示されます。

Autoruns を起動して、"IEToEdge" を検索します。これを行うにあたっては、当然ながら事前に IE11 は終了しておいてください。

20200829-2-1.jpg

検索された、"IEToEdge" のチェックをはずして、Autoruns for Windows を閉じるボタンで終了します。今回は、この後IEを起動した段階ですでに、"IEToEdge" は表示されなくなっていましたが、念のためPCは再起動しておいた方がいいかもしれません。

再起動後、再度、IEを開いて、アドオンの管理を開くと、"IEToEdge" がなくなっていることが確認できました。

** 有効に戻す場合には、再度、Autoruns for Windows を開いて、IEToEdge を検索し、チェックを入れて、オンにすれば元に戻ります。


【BHOをリネームする】

アドオンが有効な状態で、"IEToEdge BHO" のアドオンを選択して、"詳細情報" をクリックすると、実際に参照しているアドオンの場所が確認できます。

20200829-1-2.jpg

最初の方でも上記の画像では、"フォルダ―" のところに、

C:\Program Files\Microsoft\Edge\Application\85.0.5564.41\BHO

にあることがわかります。

国内外のサイトいくつかのサイトでは、この "BHO" フォルダをリネームしてしまうという方法で、アドインを実行しないようにしているところもあるようです。ただしこのフォルダをリネームするという方法は、果たして他に何か?影響ないのか何とも言えません。

そういう意味では、単純に "IE11" 側のアドオンを無効にしてしまう方がリスクも少ないんじゃないかな?と考えています。

ちなみに、うちの Windows 10 Ver.1909(18363.1049) には、実はまだ新しい Microsoft Edge が更新できていません。Dev 版は入れてますので、Edge のフォルダをたどっていくと、ちゃんと "BHO” フォルダもあり、"ie_to_edge_bho.dll" も存在します。特別ブロッカーツールでブロックしているわけでもないんですが...

なので、IE11 にもアドインが追加されていないため、IE11 で YouTube も普通に表示されます。さすがに以前ご紹介したように、Twitterは "このブラウザは現在サポートされていません" となってダメですが...


今回、Microsoft Edge にリダイレクトされることが気になってちょっと調べてみましたが、繰り返して言いますが、"IE11" にこだわる必要はなく、"Microsoft Edge" をご利用いただくのが一番なのは変わりません。こうした設定を推奨するものではありませんので、ご注意ください。


【2020/12/2 更新】

最近本記事へのアクセスが多いようですが、以下の記事もご参照ください。Part 2 では、Microosft Edge 側での設定変更方法を取り上げております。



<参照>



パソコン工房 Microsoft Office 搭載パソコン


デル株式会社 デル株式会社


デル株式会社


そして最近、TV CM になってちょっと気になっているあれ?

週刊 アイアンマン

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2020年08月17日

Internet Explorer で YouTube を開いたら、Microsoft Edge にリダイレクトされ、Webページが表示さる

以前にも何度かご紹介させていただいたように、Internet Explorer 11 では表示できないページも増え、さらには推奨環境から外れているサイトもどんどん増えています。

Windws 7 や、Windows 8.1 向けにも、新しい Microsoft Edge が提供されるなど、Internet Explorer に代わる環境も提供されているためか、Internet Explorer でそうした非推奨とされるWebサイトを開くと、タイミングなどによっても変わるようですが、Microsoft Edge が導入されている方の場合には、Microsoft Edge にリダイレクトされて、Microsoft Edge で開くようになったりするケースもあるようです。

たとえば MSN のサイトなどの場合には、アクセスすると、Microsoft Edge の紹介のサイトが立ち上がってきます。


【Microsoft Edge に リダイレクト される例】

必ずではありませんが、今回確認したところでは、すでに Windows 10 にて新しい Microsoft Edge が導入されている環境で、Internet Explorer 11 で、YOUTUBE を開いたときに、以下のような画面が Internet Explorer 11上に表示され、Microsoft Edge の方で、YOUTUBE が表示されておりました。

20200815-1-1.jpg


こうした例は、YOUTUBEに限らないようです。


【MSNの例】

ここ最近では、MSNのサイトに Internet Explorer でアクセスすると、画面上部にブラウザは最新ではないので、Microsoft Edge をダウンロードするようにメッセージが表示されます。同時に、一部のサイトは、Internet Explorer では、すでにサポートされなくなったということで、Microsoft Edge を紹介するページが同時に立ち上がることもあります。

20200815-2-1.jpg 20200815-2-2.jpg

これもちょっと前までにはなかったこと。

一般の方は、まだまだ Internet Explorer をご利用の方も多いようですが、"さよなら Internet Explorer 包囲網" ... どんどん広がっているようです。

Windows 10 がリリースされた当初から言われていたことですが、Windows 10 に Internet Explorer が導入されていたのはあくまでも後方互換、言い換えると、Internet Explorer ではないと開けない古いサイトを開くためにありました。

企業内のみで運用されているようなサイトなどはともかくとして、実際問題として一般的に公開されているサイトなどの場合、まだまだ多かったそうしたサイトも徐々に少なくなってきています。

もちろんまだなくなったわけではないので、絶対に使っちゃだめだよ?とも言い切れないのが現状です。

さらにまだ本格的に配信が始まってはいませんが、"Windows 10 May 2020 Update" からは、Microsoft Edge Legacy(旧: Microsoft Edge)についても、開発されなくなった機能となりました。つまり、旧: Microsoft Edge ももう終了ってことですね。


そうした状況でもありますので、ぼちぼち本腰で新しい Chromium ベースの Microsoft Edge などへの移行されたほうがいいかもしれません。


【2020/08/19 更新】

20200819-20.jpg

YouTube にアクセスしたときに、Microsoft Edge に転送された際に表示されたものですが、Microsoft Edge で開いていますなんて表示されることもあるんですね。


<参照>



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2020年06月03日

とうとうサポート終了! Twitter は、Internet Explorer では利用できません

Twitter の Internet Explorer のサポートがとうとう終了しました。

以前にも何度か?取り上げたことがありますが、昨日から正式にアクセスが不可になりました。


現在、OSを問わず、Internet Explorer で、Twitter にアクセスすると以下の様に表示されます。

20200603-1.jpg

上記の画像は、Windows 10 の Internet Explorer 11 でアクセスしたものです。Windows 10 の場合には、Microsoft Edge もあるわけですし、その他のブラウザも導入すれば利用可能なわけですので、新しい Microsoft Edge でも、Google Chrome、Firefox、Opera などその他のブラウザを利用すればいいだけのことではありますが、問題はそれが利用できない環境。

例えば、Surface 2 などの、Windows RT 環境では利用できるメジャーどころのブラウザが他にはありませんので難しいわけですね。Surface 2 に搭載されている、Windows RT8.1 の場合には、メインストリームは、2018年1月9日に終わってますが、現在は延長ストリームに入って、2023年1月10日までサポートはあります。

User Agent を、IE以外のものにしてみると多少見えたりもするようですが、ちゃんと表示はされないようです。ただし、現時点では以下のMobile 向けのページは、現在のIE11でもご利用可能なようです。


もっともそんなことまでして、Internet Explorer にこだわる必要もないので、Windows 10 などであれば新しい Microsoft Edge などに乗り換えていただくいい機会ととらえていただいたほうがいいのかもしれません。

【2020/06/06更新】

Surface 2で確認したところ、モバイル版のページは。開けました。

20200606-0.JPG


<参照>




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2020年05月10日

Twitter でも、Internet Explorer は推奨ブラウザから外れた

以前にも、YouTube で、サポート対象としていたブラウザから、Internet Explorer が外れたことをご紹介しました。また Twitter でも外れることは以前にもご紹介しました。


Twitterにおいてもその期日は明示されておりませんでしたが、こうした動きは着実に進んでおり、Twitter を Internet Explorer で表示した場合、従来のバージョンの Twitter.com のため、2020年6月からはブラウザを切り替えるようにとメッセージが出るようになりました。

Internet Explorer で、Twitter にアクセスすると...

20200510-1-1.jpg 20200510-1-2.jpg 20200510-1-3.jpg

と画面下部にサポート対象のブラウザの確認を促すメッセージが表示されるようになりました。画面下部のリンクをクリックするとサポート対象となるブラウザを紹介したヘルプページにつながります。

これによれば、

・Firefox
・Edge
・Safari
・Google Chrome

がサポート対象となります。

振り返ってみると、2018年4月29日のブログ "Twitter では、IE11はサポート対象外" の中でも紹介していたので、2年の猶予をもって完全終了... に至る形になります。


【Internet Explorer は後方互換のために搭載されている】

Windows 10 が登場したころより言われていたことですが、Windows 10 において、Internet Explorer は、あくまでも後方互換、つまり Internet Explorer でないと利用できないサイトのために搭載されておりました。

20200510-1-4.jpg

当初より、Windows 10 においては、"ライフサイクルに関する FAQ - Internet Explorer および Edge" でも紹介されているように、Microsoft Edge が標準ブラウザという立ち位置になっています。

そして、その Microsoft Edge も、かつての Microsoft Edge は、”Microsoft Edge Legacy” と名前も変わって引退し、新たに開発コード ANAHEIM として進んでいた Chromium プロジェクトベースの New Microsoft Edge が、新たな "Microsoft Edge" となっています。

日本の場合、この配信時期が確定申告の時期と重なったため、自動配信されずに現時点まで来ています。確定申告も、コロナウィルスの影響でさらに期間が延びていることから、新しい Microsoft Edge の自動配信は現時点でも行われておりません。


ただし新しい Microsoft Edge はすでにリリースされております。macOS、Windows 7、Windows 8.1、そして Windows 10 で、さらには iOS や Android といった Mobileデバイスにて利用が可能になっています。


【まだまだあるInternet Explorer が必要なケース】

今回の様に Twitter が外れ、YouTube が外れと、Internet Explorer がサポート対象から外れていく一方で、まだまだ Internet Explorer でないといけないWebサイトもあります。
逆にこうしたサイトはどんどん減っているとはいえ、以下の様な、政府系のサイトでもまだあったりするんですね。

20200510-2-1.jpg 

FAQ で、そのパソコン環境についてのところを見ると....

20200510-2-2.jpg 20200510-2-3.jpg

OS は、Windows 8.1/10 ブラウザは、Internet Explorer 11 とあって、その他のブラウザについては検討中とあります。4月末時点では、実際まだその他のブラウザでは利用できないようでした。

まだまだこうしたサイトはあるでしょうし、社内でクローズドな環境で利用されているものについてはもっとあるかもしれません。

最初にも書きましたが、あくまでも後方互換として搭載されているので、そうした限られたサイトのためだけに残っているというのが現状です。すでに、Internet Explorerの開発はストップしています。

使い慣れた Internet Explorer がいいという方もまだたくさんいらっしゃるようですが、ぼちぼち本格的に Microsoft Edge に乗り換えてみてはいかがでしょうか??


<参照>


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2020年02月12日

【解決】Internet Explorer の脆弱性とその対策 Part 2

先月発見された Internet Explorer の脆弱性ですが、本日の Windows Update にて更新プログラムの提供がスタートしております。


Internet Explorer 11 にて発生していた脆弱性で、Windows 7 から Windows 10 に至るまでの多くのプラットフォーム向けの製品に関連してきます。 
* Windows Server製品は除く

なお、当初この不具合の暫定的な対処法として、コマンドにより、Jscript.dll へのアクセス権の変更をする方法が案内されており、上記サイトでもご紹介していますが、今回提供されている更新プログラムの適用にあたっては、再度このアクセス権限を元に戻す必要がありますので、くれぐれもご注意ください。


【更新】

Windows 7 (ESUの契約のないもの) にて確認してみました。
Windows Update では、今回の修正プログラムは落ちてこないようです。

20200212-11-1.jpg 20200212-11-2.jpg


上記サイトにアクセスして、"Microsoft Update Catalog" のところをクリックしてアップデートカタログから取り込めばインストールが可能です。

-- インストール手順:

1) Microsoft Update Catalog のリンクをクリックすると、そのまま該当のプログラムが表示されます

20200212-11-3.jpg

2) KB4537820 の中から、ご利用の環境に合わせて選択し ”次へ” をクリックし、次の画面では、"ダウンロード" をクリックします

20200212-11-4.jpg

3) 参照をクリックしてダウンロード先を指定しプログラムを保存したのち、ダブルクリックして実行します

20200212-11-5.jpg


<参照>




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2020年02月08日

Windows 10 なのに、YOUTUBE にアクセスすると "このブラウザのサポートは間もなく終了します..." と表示される

YouTube にアクセスしてみると画面の上部に、"このブラウザのサポートは間もなく終了します..." と表示され、さらに "ブラウザをアップデートしてください" のところをクリックしてみると、ブラウザのアイコンが表示された....

20200208-1-1.jpg 20200208-1-2.jpg

ちょっと前から YouTube のトップ画面にこんな表示が出るようになりました。
ちょうど昨年にも、


といった記事を取り上げさせていただきました。

2020年1月14日に、Windows 7 のサポートが終了し、標準ブラウザとして Internet Explorer が利用されているOSも、残すはあと Windows 8.1 のみ。こちらも、2023年1月10日でサポートが終了します。残すとこあと3年。あっという間でしょうね。

Windows 7 のサポートが終了したことでもさらに拍車がかかってきた感じなんでしょう。これまでの Facebook や Twitter などに続いて、YouTube についても、その利用にあたっての推奨環境から、Internet Explorer が外されました。

20200208-2-1.jpg 20200208-2-2.jpg

推奨環境から外されたのはもうかなり前からなんですが、YouTube を開いたときに表示されるようになったのが、つい先日からということになります。


【Internet Explorer のセキュリティの脆弱性問題】

先日もご紹介しましたが、現在の Internet Explorer 11 は、脆弱性の問題を抱えています。


そして、これは何も 先日サポートが終了した Windows 7 に搭載されている Internet Explorer だけの問題ではありません。Wndows Server 製品に搭載されているものを除き、Windows 7/8.1/10 すべてのバージョンが対象です。

またこの問題は、現時点では解決しておりません。IPA 情報処理推進機構では、早急に Microsoft のWebページに従って対処するようにアナウンスしているんですが、悲しいかな?どうもあまり一般ユーザーには認知されていないようです。

20200208-3-1.jpg 20200208-3-2.jpg


もちろん更新プログラムの提供は予定されていますが、現時点ではまだ配信されておりません。また、Windows 7 向けにこの更新プログラムが提供されるかどうか? 当然ながらサポートが終了した製品ですから、ESU の契約のないユーザーには配信されない可能性も大きいかと思います。

暫定的な対策は一応提示されていますが、一番簡単なのは、Internet Explorer を使わないことです。そして、既定のブラウザを他のものにして、リンクをクリックしても、Internet Explorer が起動してこないようにしておけばとりあえずは問題ありません。


【Microsoft Edge を導入してみませんか?】

Internet Explorer を取り巻く状況は、今後さらに厳しくなっていくことでしょう。今回ご紹介した YouTube のように、サイトを利用するにあたっての推奨ブラウザから、Internet Explorer が外れるところはどんどん増えてきます。

ネットバンキングなどの金融機関も、OSからは、Windows 7 を外し、さらに今後はブラウザについても次第に Internet Explorer が対象外になってくることと思われます。

では、何を利用したらいいのか? Microsoft からは、Windows 7 のサポートが終了した翌日 1月15日より、正式に、Microsoft Edge の配布をスタートしました。Google Chrome、Opera などと同じ、Chromiumベースの Web ブラウザです。もちろん無料で提供されています。

20200208-3-3.jpg


サポートが終了したとはいえ、一部法人向けには、有償で ESU(Extended Security Update)として、引き続きサポートしているということもあり、何とこの Microsoft Edge は、Windows 7 の方でも利用できます。


-- Microsoft Edge って、Windows 10 向けのものじゃなかったの?

もともと、Windows 10 向けに提供が開始された Microsoft Edge。これが新しくなって登場したのが、今回ご紹介している Microsoft Edge になります。新しい Microsoft Edge の登場によって、この古い Microsoft Edge は、あらたに "Microsoft Edge Legacy"(マイクロソフト・エッジ・レガシー)と名前が変わりました。

現在、Windows 10 の PC に搭載されているものは、"Microsoft Edge Legacy" です。つまり古い方です。新しい Microsoft Edge にはなっておりませんので、こちらを利用するにはダウンロードする必要があります。

ただしいくつか注意点もあります。

1) 新しい Microsoft Edge をインストールすると古いものに上書きされてしまいます
2) お気に入りなどは、そのまま引き継がれますが、画面に従って作業が必要です
3) 現在は、新しいMicrosoft Edge をアンインストールができ、削除すれば古いMicrosoft Edge に戻れますが、4月以降正式に配信がスタートして、Update された場合には、古い Microsoft Edge には戻れなくなります

まぁ、Windows 8.1 をご利用の方は、普通に Google Chrome や、Firefox などのブラウザと同じ感覚でインストールしてご利用いただければ問題ありません。

Microsoft Edge の導入などについては、このブログでも過去に何度か取り上げておりますのでリンクを参照してください。

ということで今回、YouTube を例にご紹介しましたが、今後こうしたサイトが増えてくることは間違いありません。加えて、Internet Explorer では、利用できない Web サイトも...

なるべく早めに、Microsoft Edge などの新しいブラウザに乗り換えて、慣れていくことをお勧めいたします。


<参照>




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2020年01月22日

Internet Explorer の脆弱性とその対策

先日、Windows 7 のサポートが終了。Internet Explorerについても、すでに開発はストップし、Microsoft Edge などのブラウザへの移行が望ましいことについても取り上げさせていただいたことがありました。


さてそんな中、Windows 7 のサポートが終了して、サポート対象外になった直後の Internet Explorer の脆弱性が発見され、さらにそれをついた攻撃も確認されているようです。

20200122-1-1.jpg 20200122-1-2.jpg


Windows 7 はサポート対象外になっているとは言え、ESU対象の製品は当然更新プログラムが提供されると思われますが、それ以外のものについては、提供される可能性は低いと思ったほうがいいのかもしれません。ただし、この辺りは現時点では特にはっきりしたことはWebページ上にもありません。

FAQにもありますが、Microsoftでは、この脆弱性をついた攻撃がすでに確認されているとのことのようです。


【影響範囲】

-- Internet Explorer:

・Internet Explorer 11

-- OS:

Windows 7 SP1
Windows 8.1
Windows RT 8.1
Windows 10

注意書きにもありますが、Windows Server 製品(2008/2008R2/2012/2012R2/2016/2019)は、Internet Explorer 9/10/11 だったととしても、"Critical" ではなく "Moderate" となっております。これは、IEがあらかじめ制限モードで開かれるからのようです。


【暫定的な対処法】

回避策としては、IPAのサイトでは2つ紹介されています。

1) Internet Explorer を使用しない:

もちろんこの場合、メールなどのリンクをクリックしてIEが起動してこないように、既定のブラウザも IE以外のものに設定しておく必要があります。

対応策が提示されるまで使わないのが一番簡単な回避策になります。


2) コマンドにより Jscript.dll へのアクセスを制限する:

暫定的な対処法が公開されております。コマンドプロンプトを管理者モードで開いて、以下のコマンドを実行します。
ただしこれを実行した場合、今後修正プログラムの提供が開始された場合には、それを実行する前に、再度設定を元に戻す必要があるようです。Microsoft の Webサイト上では、現時点では、"Microsoft recommends these mitigation steps only if there is indication that you are under elevated risk." 、こうしたリスクの兆候がある場合には、以下の暫定的な対策をしてくださいとあります。

20200122-1-3.jpg

32ビット版の場合:

takeown /f %windir%\system32\jscript.dll
cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /P everyone:N

64ビット版の場合:

takeown /f %windir%\syswow64\jscript.dll
cacls %windir%\syswow64\jscript.dll /E /P everyone:N
takeown /f %windir%\system32\jscript.dll
cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /P everyone:N

上記のコマンドを一行ずつコピーして、コマンドプロンプトの画面内で右クリックすれば貼りつきますので、貼りついたらエンターキーを押して実行します。

今回のものは、Jscript.dll へのアクセスに対して制限をかけるものになります。これにより、この機能に依存するコンポーネントなどに依存しているようなものがある場合、機能の低下につながることがあるようです。

また、"By default, IE11, IE10, and IE9 uses Jscript9.dll which is not impacted by this vulnerability. This vulnerability only affects certain websites that utilize jscript as the scripting engine." とあるようにデフォルトでは IE11などは、Jscript9.dl を使用しているので影響はないものの、スクリプトエンジンとして jscript を使用する特定のWebサイトにのみで影響します。

つまりそうしたサイトを立ち上げて誘導され、アクセスしてし攻撃された場合には、対処しておかないと、今回の脆弱性により影響を受けることになります。

-- 元に戻す方法:

同様にコマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。

20200122-1-4.jpg

32ビット版の場合:

cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /R everyone

64ビット版の場合:

cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /R everyone
cacls %windir%\syswow64\jscript.dll /E /R everyone


IPA のサイトにもありますが、一般のユーザーの皆さんにおいては、基本的には Internet Explorer の使用を避けるのが一番簡単な対処法だとは思います。

ということですので、Internet Explorer のご利用にあたってはくれぐれもご注意ください。


<参照>



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2019年09月19日

KB4516065 が要因で、Internet Explorer 11(Windows7)で日本語入力ができないことがある

今月は、多方面で Update の影響が出ているようで、先日ご紹介した、Surface 2(Windows RT8.1)の Internet Explorer 11 が起動できなくなる以外にもいろいろあるようです。

今回ご紹介するのは、Windows 7 向けに配信された "KB4516065" というマンスリーロールアッププログラム。

これが導入された場合の症状として...

Internet Explorer 11 で、Yahooなどを表示したときに、アドレスバーなどの検索ボックスでは、日本語入力ができるのに、Yahoo の画面上の検索枠では、日本語入力(MS-IME)のツールバーが消えてしまって日本語入力ができなくなります。

試しに、Google IME も入れてみましたが、こちらでも一緒でした。


【"KB4516065" とは?】

さてこのプログラムのサポートサイトを見ると、これ以外にも既知の問題があるようで紹介もされているので、そもそもこれが原因なら、削除してしまえ.... というのはちょっとお待ちください。

そうはいかないのが現実問題なんです。

20190918-2-1.jpg

このプログラムには、上記の画像にもあるように「32 ビット (x86) 版の Windows 用に、Microarchitectural Data Sampling と呼ばれる投機的実行サイドチャネルの脆弱性の新しいサブクラスに対する保護機能を提供します (CVE-2019-11091CVE-2018-12126CVE-2018-12127CVE-2018-12130)」(2019 年 9 月 11 日 - KB4516065 (マンスリー ロールアップ) より引用)などということで、こうしたセキュリティの問題を修正する目的もあるからです。


【ではどうするのがいいのか?】

とりあえず多少不便でも、当面は KB4516065 については削除せずにお待ちいただくのがベストかと思います。

Windows 7 であれば、先にご紹介した、Windows RT8.1 のように、Internet Explorer しか利用できないという状況でもないですから、他のブラウザも利用できます。

検索であればツールバー上の検索ボックスも利用は可能です。

また何か情報が入りましたら、こちらのサイトでもご紹介したいと思います。それにしてもほんと、今月は比較的身近なところでのトラブルが多いですね...



<参照>





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2019年08月11日

Internet Explorer 11 で、Webサイトを開くと警告が表示されるようになった

Facebook や Twitter など一部のページを "Internet Explorer11" で開くと以下のような警告のメッセージが表示されます。

20190811-1-1.jpg 20190811-1-2.jpg

リンクをクリックしてみると、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge といった最新のブラウザを使用するようにというページに移動します。ちなにみ、Twitterでも似たようなもので、Internet Explorer11 でアクセスすると、画面下部にメッセージが表示されました。

20190811-2-1.jpg

昨今Web界隈は、2014年10月28日、”W3C” (World Wide Web Consortium/ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)により、今後のWeb技術の標準規格を、"HTML5" と発表されてからはどんどんこれが浸透しつつあります。

** ”W3C” は World Wide Web 上で使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体()です。

Internet Explorer11 が、HTML5に全く対応していないというわけでもないのですが、最新の技術を利用したWebページなどでは表示できなくなったりもします。

Windows 10 の登場で、標準ブラウザを Microsoft Edge とし、Internet Explorer については開発を中止。Microsoft 側でも、Internet Explorer の使用中止を呼びかけてはいてもなかなかそのシェアたるもの落ちてはこないようです。


【HTML5Testスコア】

各ブラウザがどれだけ対応しているものなのか? HTML5 のWeb技術に、ブラウザがどれだけ対応しているのか?が確認できるのが、"HTML5test" というサイト。

ご利用の環境でここにアクセスするとスコアが表示されます。

例えば、Windows10 Ver.1903 で、Firefox Ver.68.01 にてアクセスした結果は以下の通り。

20190811-3-1.jpg

まずまずのハイスコアです。他のブラウザでも確認してみました。

20190811-3-2.jpg 20190811-3-2.jpg 20190811-3-3.jpg

左から、Microsoft Edge、Google Chrome、そして Internet Explorer11 の例です。単純に数値化されたものを比較しても Internet Explorer11 が いかに数値が低いのかが一目瞭然ですね。


【回避策】

さてそんな流れなので、今後も、最初にご紹介した Facebook や Twitter のように警告を表示するようなページや、今まで利用できていたページが突然 Internet Explorer11 では表示できなくなってしまうということが起きるかもしれません。

今回たまたま Surface2(Windows RT8.1) の Internet Explorer11 で、Facebook を見ようとしたらこんな警告が出てたので気がついたわけですが、今後どう対応したらいいのか?

すでに開発がストップしている "IE11は使用せず他のブラウザを使用する"... やはりそれしかないんでしょうね。

Windows RTの方の場合には、Windows RT向けにはほかのブラウザが使用できませんので残念ながら難しいですが、
Windows 7 以降であれば、

・Google Chrome
・Firefox
・Opera
・Microsoft Edge(Windows 10の場合)

といったブラウザが利用できます。
また現在まだBeta版すらでていないので、動作に多少心配なところもありますが、新しい Microsoft Edge でも利用できます。

20190811-3-4.jpg

上記をご覧いただくとお分かりのように、New Microsoft Edge については、新しいだけにあってかなりいいスコアを出しているようです。
New Microsoft Edge は、現在提供されているものは、日本語表示にも対応しました。

ということで、まだ Beta版 ですら提供されていないとはいえ、"New Microsoft Edge" というのも、一つの選択肢としていいかもしれませんね。


【追加情報】

時々、YouTubeの動画再生が Internet Explorer 11 だと固まったりしてうまくいかないという相談もあるので追加情報です。

具体的にどの部分が... ということではありませんが、以下のサイトにもあるように、YouTube では、Internet Explorer のサポートを終了しました。


推奨環境としては、
となるようです。ですので、YouTube をご利用になる場合には、やはり Internet Explorer 以外のブラウザをご利用いただいたほうがよろしいかと思います。

来年早々には、Windows 7 もサポートが終了しますが、そうなるとこうした動きは、さらに拍車がかかるような気もしますね。


<参照>



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2019年08月03日

"Internet Explorer の設定" と言う画面が表示される

Internet Explorer を開いたら、いきなり "Internet Explorer 11 の設定" という画面が表示された.....

20190802-1-1.JPG 20190802-1-2.JPG

まだまだ Internet Explorer ご利用の方も多いですね。

通常この画面は、Internet Explorer を最初に起動するときに表示されるものではありますが、Internet Explorer がリセットされたりして初期状態に戻ったりしても表示されます。

通常、特別な事情がない限りこの画面については、"お勧めのセキュリティと互換性の設定を行う" を選択して、OK で閉じていただければ結構です。

ホームページの設定や、検索プロバイダーの設定については、起動後、お好みに応じてインターネットオプションの画面を開いて設定しなおしてみてください。

今更ではありますが、時々こうした相談があるので取り上げてみました。



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2018年10月28日

インターネットは繋がっているのに、Yahoo が表示できない

インターネットの回線は繋がっているのに、いつものようにブラウザを起動したらページが表示できませんとなって、Yahooが開けなくなった....

20181027-1.jpg

Yahooに限ったことではありませんが、インターネットの世界ではセキュリティの強化が進んでおります。今回取り上げた、Yahoo もいい例です。

以前にも以下のように取り上げさせていただきましたが、古いPCでは、とうとう Yahoo については表示できなくなったようです。


Windows Vista や、Windows XPなどの古いOS、IE8 や IE9 などでは、Yahooが推奨するTLS1.2に対応していないため、Yahooのページをご覧になることができません。またそれ以降の Windows 7 や、Windows 8、Windows 10 で、Internet Explorer 10 や Internet Explorer 11 をご利用であったとしても、"TLS1.2" が有効になっていないとYahooは開けません。

20181027-2.jpg

仮に、Windows 7 以降の OS で、IE11をご利用であれば開けない場合には、今回ご紹介したTLS1.2 の有効化が必要になります。また、一部サイトを互換設定で開いていたような場合には、この設定を解除する必要があります。

20181027-3.jpg

互換設定が有効な場合には、Yahooを開くと上記のような黄色い帯が表示されます。IE11 をご利用のケースでこちらが表示される場合には、互換設定を確認してみてください。

20181027-4.jpg 20181027-5.jpg

ちなみに、"セキュリティ強化のお知らせ" の、"対処法をみる" のところにもありますが、パソコンに限らず、スマートフォンやタブレットなどでも同様です。古いものではご覧になれないケースもありますのでご注意ください。


<参照>




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2018年08月06日

Internet Explorer のアドオンが追加できない

Internet Explorerのアドオンの管理から、"ツールバーと拡張機能" を開いて "追加のツールバーと拡張機能を検索" をクリックすると....

20180805-1-1.jpg 20180805-1-2.jpg

といったサーバーエラーの画面になります。

"検索プロバイダー" のところは、"追加の検索プロバイダーを検索" をクリックしても正しいサイトに接続されますが、"アクセラレータ" から、"追加のアクセラレータを検索" をクリックしても、さらには "追跡防止" のところから、"追跡防止リストをオンラインで取得" をクリックしても同様です。


【対策】

例えば、"ツールバーと拡張機能" のところから "追加の検索プロバイダーを検索" をクリックすると、"http://www.iegallery.com/jp" というサイトに接続されるわけですが、このアドレス自体が現在使用されていないために、ご覧のようなエラー表示になります。

20180805-1-2.jpg

アドオンが全く提供されていないという意味ではありません。

アドレスが変わって、アドオンは、以下のサイトからダウンロードが可能です。

20180805-2.jpg


Internet Explorer にて、直接上記アドレスにアクセスするなどして、各項目のところの最後にある "Internet Explorer に追加" あるいは "追加" をクリックします。


【アドオンギャラリーへのアクセス方法】

もう一度整理すると、"Internet Explorer ギャラリー" へのアクセス方法は以下の通りとなります。

1) "検索プロバイダー" のところの、"追加の検索プロバイダーを検索" から、検索プロバイダー以外のアドオンについても追加する
2) https://www.microsoft.com/ja-jp/iegallery に直接アクセスして導入する

といったいずれかの方法になります。

現在、

アドオン:楽天市場商品検索、BIGLOBEサーチ、Bing Search、goo検索、Google ウェブ検索、IT用語辞典 e-Words、Wikipedia検索、Yahoo! Japan、YouTube動画ダウンロード、価格.com商品検索プラグイン

追跡防止リスト:EasyList、TrustArc

が追加できるようになっていますが、楽天市場商品検索、BIGLOBEサーチ、goo Search、IT用語辞典 e-Words といったものは追加しても利用はできないようです。


一時期に比べれば利用できるアドオンは大分少なくなりましたが、まだまだまったく利用できなくなったわけではありませんので、必要なものがあれば追加してみて下さい。






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2018年04月29日

Twitter では、IE11はサポート対象外

昨日自宅の、Surface 2 で、Twitter を開いたら、"お使いのブラウザは現在サポートされていません。より快適にTwitterをご利用いただくために、ブラウザを更新してください" というバーが表示されました。

このご時世、とうとう Surface 2(Windows RT8.1) もだめかぁ.... と思って特に詳細は見ずに、今度は、Windows 10 の IE11 で開いてみたらやはり同じメッセージが...

20180429-1-1.png

Windows 10 とか、Windows RT8.1 とか、プラットフォームの問題ではなくブラウザの問題だったんですね。

そこで、Twitter で、確認してみると...

20180429-2.png

ちゃんと、Internet Explorer 11 はサポート対象外とありました...

時代の流れとは言え、Windows RT8.1 だと、IE以外のブラウザが基本的にはないので、"お使いのブラウザは現在サポートされていません" というメッセージは表示されたまま使うしかないんですね...

IEに限ったことではなく、古いブラウザについては、サポート対象外になるものもあるので、Safariにしても、Chromeにしてもご注意ください。

普段は、Firefoxを使うケースが多いので全然気にしてませんでしたが、改めて IE を使ってみて、もう、IE11(Windows 10) であっても、サポート対象外というところも出てきているんだな?と思い知らされました。



<参照>




続きを読む
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2018年03月27日

ブラウザとパスワードの管理 Internet Explorer編

Webページを閲覧していると、時に会員専用のページだったりする場合、ユーザー名やパスワードを入力してサインインしてからでないと利用できないようなWebサイトも多々あります。

普段よく使用するサイトであれば当然、毎度毎度ユーザー名やパスワードを入れてアクセスするのが面倒ということで、ブラウザに記憶させておいて、ページにアクセスさえすれば、すぐにサインインできるといった状態でご利用の方も多いのではないでしょうか?

また時には保存したくないパスワードを保存してしまった...そんな方もいらっしゃるかもしれません。

ということで、今回はブラウザに保存されたパスワードの管理について、ご紹介いたします。


【ブラウザ毎に異なる対処方法】

当然ですが、対処方法はブラウザ毎に異なります。今回は、Windows 10 に搭載されている Internet Explorer 11 と Microsoft Edge のケースでご紹介いたします。そして今回、第一回目は、Internet Explorer です。

Google Chrome、Firefox、Safariなど他のブラウザについては、また機会があればご紹介させていただきます。

Internet Explorerの場合

・ツール>インターネットオプション と開いて、コンテンツタブ を開きます

20180327-1-1.jpg

・"オートコンプリート" のところにある、"設定" をクリックして開きます

20180327-1-2.jpg

・"フォームのユーザー名およびパスワード" のところにある、"パスワードの管理" をクリックして開きます

20180327-1-3.jpg

・資格情報マネージャーが開いて、"Webパスワード" のところに、現在IEで保存されているサイト名と、ユーザ名が表示されます

20180327-1-4.jpg 20180327-1-5.jpg

・該当のサイト名をクリックすると詳細な情報が評されますので、"パスワード" のところにある "表示" をクリックし、管理者権限のあるユーザーでパスワードを入力してサインインすれば、ブラウザに保存されたパスワードが表示されます

20180327-1-6.jpg

注意)ローカルアカウントなどをご利用で、パスワード保護されていないユーザーの場合には、表示することはできません。

今回は、ブラウザから、資格情報マネージャーを開きましたが、これ自体はコントロールパネル内にありますので、ブラウザ(IE)を起動しない状態でも、直接開くことも可能です。


【パスワードを削除したい】

通常、インターネットオプションのところから、ホームタブにある "閲覧の履歴" のところにある "削除" をクリックすれば、フォームやパスワードという項目がありますので、すべて削除してさっぱりしたいということであれば、こちらにチェックを入れて削除すればすべて削除可能です。

20180327-2-1.jpg 20180327-2-2.jpg

さらに、"終了時に閲覧の履歴を削除する" を有効にしておいて、削除対象に、フォームやパスワードを入れておけば、IE終了時にはすべて削除されることになります。

20180327-1-1.jpg

ただし、個別に削除したい場合には、最初にご紹介したように、インターネットオプションなどから、資格情報マネージャーを開いて、パスワードの管理画面に入って不要なもののみ削除していただくことになります。


【Inprivateブラウズで履歴を残さない】

そもそも最初からそうしたものを残さないようにしたい...
そんな場合には、"InPrivateブラウズ" をクリックして開きます。

タスクバーにIEのアイコンがあれば、右クリックすると、"InPrivateブラウズを開始する" をクリックします。

20180327-3-1.jpg

あるいは、一旦、IEを起動した後、ツール>セーフティ>InPrivate

20180327-3-2.jpg

こうすることで、アドレスバーに、"InPrivate" と表示された形でブラウザが起動してきます。

20180327-3-3.jpg 20180327-3-4.jpg


説明にもあるように、この画面で開いた場合には、インターネット一時ファイル、Cookieなどの情報が保存されません。

自分のPC以外のPCを利用して、インターネットを利用するような場合にも誤ってログインパスワードなどが保持されないようにするためにも、InPrivateブラウズを利用する方がいいですよね。


<参照>

公共のコンピューターを安全に利用するための 5 つのヒント/セーフティとセキュリティセンター
資格情報マネージャーにアクセスする
ブラウザーでInPrivateブラウズを使用して閲覧情報を残さずにWebページを閲覧する方法/NEC



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2018年02月01日

"暗号化されたページをディスクに保存しない" の設定について

先日、アイコンが挿入できないことでこの設定が問題になったわけですが、引き続きこの設定について確認してみました。

20180118-3-3.jpg

アイコンを挿入しようとするとエラーが表示されて挿入できない/パソコンのツボ


【"暗号化されたページをディスクに保存しない"とは?】

もとは、IE9の頃に、セキュリティ強化のために有効になったオプションのようです。

Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 9 で IE ESC が有効な場合、ローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが正しく表示されない

上記サイトによれば、
"Internet Explorer 9 で SSL 接続を行う際に受信したコンテンツなどを Internet Explorer 9 のキャッシュに保存するか、または保存しないかの設定です。この設定を有効にした場合には、ローカル キャッシュに保存しない動作となります" とのこと。

さらに、

"この設定が有効な場合、Internet Explorer 8 までは、キャッシュとして永続的に保持はしないものの、一時的にディスク上にファイルを保存するため、ローカル キャッシュに保存されたActiveX コントロールが表示される動作となっておりました。一方、Internet Explorer 9 では、[暗号化されたページをディスクに保存しない] の設定を遵守するように強化されており、一時ファイルとしても一切ディスクに書き込みを行わないため、ActiveX コントロールが表示されない動作となります"

ということで、これに起因してうまく動作しなくなるサービスがあるってことなんですね。
今回の、Office 2016 のアイコンの件も、結果的にはこのIEの設定の影響を受けていたことになります。

20180120-2-3.jpg 20180120-2-4.jpg

今回アイコンが挿入できなくなった自分のWindows10/IE11でも確認してみましたが、以前アイコンの挿入機能が追加されたときには問題なく動作していたのでまったく気にしていませんでしたが、どこかのタイミングでUpdateがかかった際に変更されたのかもしれません。

ただし今回に限らず、インターネットなどで調べてみるとこれが有効になっていることで、利用できなくなるサービスもあるようで、様々なサイトで、サービスを利用するために、この設定をオフにするように設定を案内しているところもありました。

"Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 9 で IE ESC が有効な場合、ローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが正しく表示されない" にも、"注 : この設定は、IE のセキュリティ強化の構成を変更し有効にした場合に、本設定も再び有効になりますのでご注意ください" とあることから、IEのセキュリティの更新などが当たったことで、オンになってしまうケースもあるのかもしれません。

現在の、Windows10 Ver.1709 以降で、IE11のインターネットオプションを利用して、詳細設定タブを開いて、リセットしてみると、この設定は、オフになるようです。

また、Windows Insider 向けに提供されている Ver.1801(Build17074) についても、同様にこの設定はオフになっていました。IE11のリセットをかけると同様にオフになるようです。


【セキュリティ面からすると?】

今回のこの設定、セキュリティという面からすると、これがオン(有効)になっているということは、余計なデータをキャッシュしないということになります。
暗号化されたWebサイトの場合、パスワードやクレジットカードの情報、あるいは様々な個人情報のやり取りがされているケースがあります。
こうしたセキュリティで保護された情報を含む暗号化されたページ (HTTPS) に接続し、パスワードやクレジット カード番号などの情報をやり取りした際、セキュリティで保護されていない可能性がある Internet Explorer のキャッシュに保存されてしまうことを回避できることになります。


・オンの場合:暗号化されたページ (HTTPS) をキャッシュに保存しません
・オフの場合:暗号化されたページ (HTTPS) をキャッシュに保存します


セキュリティを強化するという点では、本来は有効にしておくのがいいんでしょうね。

「キャッシュに残る個人情報」にご用心:ブラウザの「プライベートモード」を使うべき理由/lifehacker

上記サイトにもあるように、個人情報がディスクに残ることの危険性という点についてからすると、単純にオフにしてサービスが利用できるようになれば OK と安易に考えない方がいいようですね。

他のサービスなどを利用する上でも、検討する必要はありそうす。



<参照>

Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 9 で IE ESC が有効な場合、ローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが正しく表示されない
暗号化されたページをディスクに保存しない(IE11のオプション)/Windows 疑問・トラブル即解決 | FAQ CENTER
暗号化されたページをディスクに保存しない/Group Policy Administrative Templates Catalog


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2016年09月26日

IE11で、古いバージョンの Active コントロールがブロックされる

来月10月11日(米国時間)より、Internet Explorer 11(以下、IE11と略) において、古いバージョンのActiveXコントロールをブロックする機能が拡張されます。

対象は、"サポートされる構成"のところにもありますが、"Windows 7 SP1 または Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 11 にのみ適用されます" とのことです。

冒頭の説明にもありますが、"Windows Server 2012 R2、Windows 8.1、および Windows 10 を実行しているお客様は、この変更による影響を受けません" とのこと。

なぜ Windows 7 が対象なのか? Windows 8以降の OS の場合、Flash Player の機能は Windows Update にて自動更新される仕組みになっているからです。

また、"Administrator グループのメンバーではないユーザーも含め、すべてのユーザーに古いバージョンの Flash ActiveX コントロールをブロックする機能を適用したい場合は、コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します" とあるように、対象のユーザーはあくまでも "Administrator グループのメンバー" で、それ以外の場合には、レジストリを変更しない限り対象外になるようです。


【どんなものが対象なのか?】

具体的にどんなものが対象なのか? 一番身近?かもしれないものはFlash Playerですが、それだけではありません。

ブロックされる古い ActiveX コントロール/Browser IT Center

のページにもありますが以下のようなものになります。


Adobe Flash Plyer
 
Adobe Flash Player version 21.0.0.198 以前のバージョン
Adobe Flash Player 拡張サポート版 version 18.0.0.241 以前のバージョン


Java

Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) 1.4、Update 43 以前のすべて (43 は含まない)
J2SE 5.0、Update 99 以前のすべて (99 は含まない)
Java SE 6、Update 121 以前のすべて (121 は含まない)
Java SE 7、Update 111 以前のすべて (111 は含まない)
Java SE 8、Update 101 以前のすべて (101 は含まない)


Silverlight

Silverlight 5.1.41212.0 以前のすべて (このバージョンは含まない)


Flash Player に限らず、Java や Silverlight も含まれます。Windows 7 をご利用で、定期的に Update が表示された時に Update されていれば問題ないかもしれませんが、そうでない場合には注意が必要です。

ただし、"古いバージョンの Flash ActiveX コントロールをブロックする機能の期限は 2016 年 11 月 10 日 (米国日付) に終了します" ということも。

どういった範囲で、どんな影響が出てくるのか? 今回のこうした機能の拡張は、期限付きということではありますが、10月11日 以降はちょっと注意したいですね。


<参照>

IE11 で古いバージョンの Flash ActiveX コントロールのブロックを開始/日本のセキュリティチーム(Japan Security Team)
Blocking out-of-date Flash ActiveX controls on IE11
ブロックされる古い ActiveX コントロール/Browser IT Center
古い ActiveX コントロールのブロック/Browser TechCenter

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2016年07月27日

Internet Explorerのタブの色が赤くなる

Internet Explorerを利用していて調べ物をしていたら、タブのところが赤く表示されたり、黄色く表示されたり、白いままだったり....

20160726-1.jpg

これって、何か危ないサイトにつながってしまうということ? と思われたことありませんか?

普段はありまり、Internet Explorer を使っていないので、私もちょうど、トロイの木馬やら何やら調べている時に、タブのところが赤くなったりした時には何か?怪しいサイトなのかな?って、つい勘違いしてしまいそうです。

すでにご存知の方も多いかもしれませんが、備忘録として取り上げてみました。



【タブのグループ化】

このタブを色分けしてグループ化する機能。意外に古く、IE8の時からついている機能です。
タブをたくさん開いていると、その関連性がわかりずらくなるということからこうした色分けがデフォルトで有効になっています。

ですので、危険なサイト、怪しいサイトだから、赤とか、安全なサイトだから緑だとかといったような意味合いのものではありません。

20160726-2.jpg


上記の例でいえば、

・最初に開いたYahooのページ検索した結果を新しいタブで開いたのが2ページ
・新規タブを表示させて、McAfeeのホームページを表示。リンクをさらに新しいタブで表示したものが2ページ
・最後にやはり新しいタブを開いて、Googleのトップページを表示。その検索結果から新たなページを別タブとして開いたものが、1つ

といった感じになっています。



【色によるグループ分けを解除したい】


こうした機能必要か?不要化は、ユーザー次第なわけなので、仮にこの機能が不要であれば以下のインターネットオプションの設定から変更していきます。

1) ツール>インターネットオプション と開きます

2) "タブ"の欄にある、"タブ" をクリックします

20160726-3-1.jpg


3) "タブブラウズの設定" 画面が表示されたら、"タブブラウズ"のグループのところにある "タブ グループを有効にする" のチェックを外し、あとは、すべてOKで閉じます

20160726-3-2.jpg


4) 最後にInternet Explorerを再起動すれば、再起動後は色分けされないようになります

20160726-4.jpg


設定が完了すれば、上記のように、アクティブページのみ白く表示されそれ以外はみんな一緒の表示になります。

怪しいサイトを開いて赤くなったりすると、あれ?って思われるかもしれませんが、決してそういう意味で赤いわけではないわけですね...


<参照>

IEのタブに色が付くことがあります。どんな意味があるのですか?/PC Online
タブ・グループの色付け/@IT
Microsoft Internet Explorer 8 - タブ グループの有効/無効を設定する方法/HPカスタマーサポート


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2016年04月23日

ブラウザを開いたら、"ホームページと検索設定の選択" が表示された

時々あるそんな相談ですが、ある時、IEを開いたら以下のような "ホームページと検索設定の選択" という画面が突然表示されたなんてことありませんか?

ご覧いただくとお分かりのように、ホームページの設定と、検索プロバイダーの設定の確認の画面なんですが、そのまま、"完了" をクリックしてしまうと、"Microsoftの設定" になっているため、仮にホームページの設定や、検索プロバイダーの設定をご自身の好みに変更されていたような場合、設定が変わってしまいます。

もちろんそれでも問題ありませんが、仮に何かご自身用に設定がカスタマイズされていた場合には、"現在の設定" の方を選択して、"完了" をクリックする必要があります。

20160422-1.jpg

"詳細についてはここをクリックしてください" をクリックしてみました。

20160422-2.jpg

ご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、"Internet Explorer 11 による保護の設定" に、"サードバーティ製のプログラムによる製品の変更が防止されるようになりました" とあるようなことが理由のようです。

単に、"完了" をクリックしてしまえばいいというものでもないので、皆様ご注意くださいませ。


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2016年03月02日

IEを起動すると、Windows10へのUpgradeを促す画面が表示される

ちょっと前から表示されるようになりましたね。私自身はFireFoxをメインで使用しているので気にしてませんでしたが、それでも時々、IEでWebページの動作などを確認する際に起動すると表示されていたので気にはなっておりました。

20160302-1.jpg

もちろん、Windows10 にUpgradeできるPCをご利用であれば、問題ないのですが、メーカーも推奨しておらず、Upgradeできない PCで、泣く泣く Windows7 を使っていらっしゃるという方...毎度毎度閉じないといけないので、ちょっと迷惑ですよね....。 ということで確認してみました。

Internet Explore をデフォルトで使用していると、通常は結果的にMSNのページが表示されるのですが、IEのホームページの設定を見ると以下のようになっています。すでにご存知の方も多いかと思いますが、つまりMSNが直接指定されているわけではないんですね。MSNではなくて、"http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=255141" から "http://www.msn.com/ja-jp/?ocid=iehp" に飛ばされていると言うわけです。

20160302-2.jpg

例えばこのアドレスをGoogle Chromeに貼り付けてみるとやはり同様に表示されるようになります。

20160302-3.jpg

ということで、IE起動時にこうした広告を表示させたくない...というのであれば、従来通りMSNを表示させたいのであればMSNのアドレスを、YahooやGoogleなど他のサイトに変更したければ変更さえしておけばこうした広告は表示されなくなります。

始めから、YahooやGoogleなど他のサイトをホームページに指定されていると、最初からこうした表示がされることすら気が付かない方も多かったかもしれませんね.... 

たったこれだけのことではありますが、毎度閉じないと面倒なので気になる方は、変更してみてください。

なお、IEをリセットすると、通常設定はデフォルトに戻りますので、アドレスも変わってしまいますので、ホームページの設定は再度設定しなおす必要があります。



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2016年02月02日

Internet Explorerのアドオンが追加できない

ここ最近ですが、サーバー側の問題で、現在アドオンギャラリーが利用できなくなっているようです。

問題は、アドオンを提供していたサイトが何らかの事情により停止しているようで、日本に限ったことではないようです。

1) ツール>アドオンの管理 と開きます。

20160201-1.jpg

2) ツールバーと拡張機能 をクリックして選択し、画面下部にある "追加のツールバーと拡張機能を検索" をクリックします。

20160201-2.jpg 20160201-3.jpg

本来であれば、アドオンギャラリーが開くわけですが、現在は、"ページは表示できません" となります。

ツールバーと拡張機能に限らず、検索プロバイダー、追跡防止機能などすべて同様の症状です。

IEのアドオンギャラリーのサイトがダウンしているだけなので、とりあえず、すでに登録済みになっているアドオンの動作には問題はないようです。

正式には何も発表されていないのですが、当面は復旧するまで待つしかなさそうですね。

また何か情報が入りましたらご紹介させていただきます。

【2016/02/05更新】

内容はともかく、アドオンギャラリー復活したようです。
Internet Explorerギャラリー

20160205-1.jpg




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2015年12月15日

Internet Explorerのサポートポリシーの変更と、Yahooの警告

"【重要】 [Internet Explorer] 1/12 〜 Windows Vista は IE9 のみ、Windows 7 および Windows 8.1? " こんなタイトルのメールを受け取られている方も多いかもしれませんね。

20151215-1.jpg

以前より何度かご紹介していましたが、Internet Explorerのサポートポリシーの変更日(2016/1/12)が迫り、再度各ユーザー宛てに送信されてきています。

Internet Explorerののサポートポリシー変更が近づく!
Internet Exploreのサポートポリシーの変更

また以前、Yahooを開くと "このブラウザは最新版ではありません" と表示される例も取り上げさせていただきました。

"このブラウザーは最新版ではありません。アップデートしないと危険です" と表示される

参照させていただいた、Web-tan Forum の記事の中でも取り上げられてましたが、Yahooのページを開いてこうしてブラウザの更新を促すメッセージを表示させていたのは、実はこれ、このサポートポリシーの変更に伴うものだったんですね。

web-tan Forumの記事にもありますが、レガシーブラウザの対応の引き延ばしは結果的に利用者側にリスクを負わせることになってしまいます。

特にセキュリティという面でのリスクは計り知れません。

Internet Explorerは、最新バージョンへのアップデートが必要です。/特設ページ

20151215-2.jpg

Yahooでは上記のような特設ページを設けています。IEを利用して、上記のサイトにアクセスすると、以下のように表示されます。

まだまだ古いブラウザを利用されている方は多いようです。

2016/1/12を過ぎると、

Windows Vista SP2:Internet Explorer9
Windows7 SP1:Internet Explorer11
Windows8.1: Internet Explorer11


のみがサポート対象になります。

くれぐれもご注意ください。


また同様に、Windows8をご利用のユーザーの皆様。やはり以前にも取り上げさせていただいておりますが、Windows 8.1 へのUpdate期限が、やはり、2016/1/12と同様に期限が迫っています

何らかの事情で、初期化されてWindows8 に戻ってしまっている方
まだ一度も、Windows8から、Windows8.1 へUpdateされていない方 など

こちらのUpdateもお忘れなく!


<参照>
なぜヤフーは古いIEのアップデートを促したのか/web-tan Forum
Internet Explorerののサポートポリシー変更が近づく!
Internet Exploreのサポートポリシーの変更
Windows8.1への移行期間は、2016年1月12日まで


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2015年12月04日

ウィルスバスターのTrendツールバーにより、IE11が動作を停止してしまう

IEの画面から直接PDFファイルを開こうとすると、"Internet Explorerは動作を停止しました" となってしまいます。

IE11上で発生するようです。

Trendツールバーを無効にすれば問題なく動作も可能なようですし、また Windows 10 上だと、Microsoft Edgeでは問題なく動作しているようです。

トレンドマイクロの方もしばらくは情報が出てなかったようですが、半月ぐらい前になりますが、修正モジュールの配布を開始しているようです。

仮に、ウィルスバスターをご利用の方で、Trendツールバーを無効にすれば、正常にPDFが開けるという場合には、以下で参照させていただいた、修正モジュール "VB2016_100_win_jp_Toolbar_hfb1211.exe" を適用してみてください。

以前にも、McAfeeのWebアドバイザーが原因で、IEが動作を停止してしまうという件について取り上げさせていただきましたが、こうしたセキュリティソフト関連のツールバーは、結構トラブルのもとになっているケースが多いですね...

Internet Explorerが動作を停止する

"IEを起動したら動作を停止する" ケースにおいては、まずはIEをアドオンなしで起動して、面倒ですが、アドオンを検証していくってことなんでしょうけど、こうしたセキュリティソフトのツールバー関連はアドオンを無効にしても、どこかで影響を及ぼしているケースは多々あるようです。

ほんと、厄介ですね。



<参照>
Internet ExplorerにてPDFファイルを表示しようとすると、「Internet Explorerは動作を停止しました」というメッセージが表示される
Internet Explorerが動作を停止する


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2015年11月17日

Internet Explorerののサポートポリシー変更が近づく!

何度かこちらのブログでも取り上げていますが、タイトルにあるように、"Internet Explorerののサポートポリシー変更" の期日が迫っています。

大切なことなので、再度取り上げさせていただきました。

20151117-1.jpg

今回のInternet Explorer(以下、IEと略)のサポートポリシーの変更にともない、現在サポートが継続している各オペレーティングシステム(OS)でサポートされるIEの最新バージョンだけが技術サポート、セキュリティアップデートの対象となります。

"Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ" にもありますが、

WindowsVistaSP2 ---> IE9
Windows7SP1 ---> IE11
Windows8.1update ---> IE11

ということになります。(その他のOSについては、MicroosftのHPをご確認ください)


なぜ? サポートポリシーが変更になるのか?
またなぜ最新のIEを使用しないといけないのか?
そして、
そのためにはまずは何をしたらいいのか?

詳細は、Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ をご参照ください。

PCが不調になってリカバリなどされると、IEも当初最初に搭載されていた初期の状態に戻ってしまいます。リカバリ直後などは、Windows Updateもたくさんあって大変だとは思いますが、IEについては、最新バージョンまでしっかりUpdateしておきたいものですね。

またWindows8をご利用の方におきましては、こちらも同様に以前にも取り上げましたがサポート終了は、2016年1月になります。

Windows8.1への移行期間は、2016年1月12日まで

リフレッシュなどで、Windows8の状態に戻っている場合には、早めにWindows 8.1 にUpgradeしてください。


<参照>
Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ
Internet Exploreのサポートポリシーの変更
Internet Explorer のサポートポリシーが変わります
サポート終了に関する、よくあるご質問と回答
Windows 製品のサポート ライフサイクル について
Windows8.1への移行期間は、2016年1月12日まで

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2015年11月14日

Internet Explorerを起動すると、セキュリティの警告画面が表示される

以前に、

"Yahooを開こうとしたら、Windowsセキュリティの画面が表示される" 

という症状についてご紹介させていただきました。

この際にも、IME2010 同様に、IME2007でも発生することにも触れましたが、具体的には以下のとおりとなります。

20151114-1.jpg

11月の修正プログラムインストール後、Windows Vista SP2+Office 2007 の環境で利用しているPCのIEを起動したときの状態です。


【対処法】

前回の IME2010 の時と同様、

1) "今後、このプログラムに関する警告を表示しない" にチェックを入れて、"許可する" をクリックします。
20151114-2.jpg


2) ダイアログは閉じられますが、ブラウザはアクセスできないままの状態になりますので、一旦、終了したうえで、ブラウザを再起動します。


これ以降は、Internet Explorerを起動しても、セキュリティの画面は出なくなり、また通常通りご利用可能になります。

ただしご注意ください。今回のものは、あくまでも、発行元が、"Microsoft" であり、プログラム名が、"Microsoft Office IME 2007" とはっきり問題ないことが分かっているからの対処法です。

当然ですが、インターネットを利用していると、突然こうしたダイアログが表示されて、セキュリティの警告画面が表示されることがあります。

何でも "許可する" をクリックすればいいわけではありません。こうしたダイアログが表示された場合には、発行元やプログラム名などをしっかり確認。 よくわからないものであれば、メモしておいて、一旦 "許可しない" としてダイアログを閉じたうえで、検索して、果たして正しいものなのか? おかしなアドウェアだったりしないのか? 確認することも大切です。


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2015年11月04日

Internet Explorerが動作を停止する

ある日 Internet Explorer を起動したら "Internet Explorerは動作を停止しました" となってIEが終了してしまう。IE起動時に読み込まれるアドオンなど、その要因は様々です。

Internet Explorer が動作していない場合の対処方法

Internet Explorer 11で「Internet Explorerは動作を停止しました」と表示される場合の対処方法

一般的な対処法は上記にもあるように、アドオンを確認したり、ソフトウェアレンダリングを有効にしたり、IEをリセットしたりといった対処法になります。

ただし、上記のような一般的な対処法ではどうにもならないケースも多々あります。

今回のケースは、"マカフィーインターネットセキュリティ" というウィルス対策ソフトが影響しているケースとなります。


【症状】

McAfee Internet Security のファイアーウォールの機能である、"侵入検知" の "侵入防御を使用する" が有効になると、"Internet Explorerは動作を停止しました" となり、IEが起動できないという症状が発生しております。


【対処法】

当初、
"ファイアーウォール" の "侵入検知" を開いて、"侵入防御を使用する" を無効にしてくだいさい といった案内がマカフィーのサイトに上がってましたが、その後情報が更新されて、サイトアドバイザーの問題だったことが判明したようです。

サイトアドバイザーの不具合による件は、以前から何度も拝見したことがありましたがが、この場合、サイトアドバイザーを削除しても症状の改善がされないことも多いということは、実体験として感じていましたが、現在以下のマカフィーのサイトにも案内があるように、やはり、マカフィー自体を一旦削除して、再インストールするといったことまでしないと、改善には至らないようです。


<参照>

Internet Explorerを起動したときに「Internet Explorerは動作を停止しました」というエラーメッセージが表示される事象について



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2015年09月11日

"このブラウザーは最新版ではありません。アップデートしないと危険です" と表示される


Yahooを開いたら、突然画面の上部に、"このブラウザーは最新版ではありません。アップデートしないと危険です" と表示された。

20150911-1.jpg

Windows7 あるいは、Windows8/8.1などをご使用で、Internet Explorer 11 ととりあえず最新のIEを利用しているのにもかかわらず....。

何となく、怪しいページに飛ばされるのかも?と思うと、上部のバーをクリックするにも今一つ勇気がいりますね。

ということで、クリックしてみました...

20150911-2.jpg 20150911-3.jpg

ご覧いただければわかるように、怪しい広告ではないことがお分かり頂けると思います。

YahooのWebサイト側でご利用のブラウザをチェックして、古いバージョンだったりするとセキュリティ的に問題がありますよということで注意を促しているものです。

さてでは、なぜWindows 7で、IE11を利用しているはずなのに、こんなメッセージが出てくるのか?

これは、上記のYahooの画面を見ても、利用しているブラウザが、"IE7"と認識されていることがお分かり頂けると思います。

つまりIE11を使用しているにもかかわらず、IE7と認識される...これは互換性の設定の問題ということになります。



【対処法】

どこが要因だったか?というと、YahooのWebサイトを互換設定で開く設定になっていたことが要因でした。

1) ツール>互換表示設定 と開きます。
20150911-4.jpg

2) ご覧いただければわかるように今回はここにYahooが登録されておりましたので、
こちらをクリックして、削除をクリックします。
20150911-5-1.jpg 20150911-5-2.jpg

以上で設定が完了です。念のため、一旦IEを再起動してから再度アクセスしてみてください。


ホームページによって、利用者のブラウザ環境などについてこうして注意を促すページもあります。最新版を使っているのに、どうしてこんなメッセージがでてくるんだろう?という場合には、一度この互換表示設定も確認してみてください。

まだまだWebページによっては、互換表示設定をしないとうまく表示できないなんて言うページもあったりします。逆に設定していると、今回のように注意を促すメッセージが出たりすることもありますので、このあたりはページごとに設定していただく必要があります。

ちょっと、手間のかかるところかもしれませんね。


<参照>
互換表示でサイトの表示の問題を修正する
Internet Explorerの互換表示について/Yahoo! JAPANヘルプセンター

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2015年06月22日

IEでMSNのサイトにアクセスした際に画像がグレーになって表示されない

すべての方がそうなるわけでもないようですが、ここ数日、表示されない人が増え出しているようです。

原因はよくわかりませんが、とりあえず、暫定的な対応策となりますが、MSNのサイトを信頼済みサイトに追加登録してあげれば、表示されるようになるようなので、同症状が発生されている場合には、一度試されてみてはいかがでしょうか?

【対処法】

1) 画像が表示されないMSNのページを表示しておきます

2) ツール>インターネットオプション>セキュリティタブ を開きます

3) "セキュリティ設定を表示または変更するゾーンを選択してください" 
のところで、"信頼済みサイト" をクリックします

4) "サイト" をクリック、"このWebサイトをゾーンに追加する" の下に、MSNのアドレスが入力されていることを確認し、"このゾーンのサイトにはすべてのサーバーの確認(https:)を必要とする" のチェックをはずしてから、”追加” をクリックします

5) Webサイトのところに MSNのアドレスが追加されたら、"閉じる" でとじたうえで、インターネットオプションの画面は、"OK" で終了します

一度Internet Explorerを再起動して、再度MSNにアクセス。きちんと表示されるかどうかご確認ください。

以下のMSコミュニティでも、書かせていただきましたが、とりあえずいくつかの例では、改善に至っているようです。

もっとも、MSNを信頼済みサイトに入れないと表示できないというのは、ちょっとおかしいですから、あくまでも暫定的な対処法ということになるかと思いますが、ご参考まで。


<参照>
MSN のサイトがうまく表示されない


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2015年06月18日

Internet Exploreのサポートポリシーの変更

ちょっと前になりますが、"Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ"といったお知らせが流れていました。先日、Windows10から搭載される Microsoft Edgeという新しいブラウザに関するイベントに参加させていただいた折、エバンジェリストの春日井さんのお話の中で、このサポートポリシーのお話が出てきましたので、改めてもう一度取り上げてみました。

20150618-1.jpg

Internet Explorerのサポートポリシーが変更各OSの最新バージョンのIEのみがサポートの対象に!

実は以前にも、ちょうど上記のような形で取り上げさせていただきました。
このサポートポリシーが適用されるのが、2016年1月12日。もうあと半年ぐらいに迫ってきましたね。

この以前と、これ以降でどう変わるのか? 再度確認してみました。具体的には以下で参照させていただいた、"マイクロソフトのWebブラウザのいままでとこれから" というエバンジェリストの春日井さんが公開されている資料が一番わかりやすいかと思います。参照のところにリンクがありますのでこちらをクリックしてご覧になって見てください。

一応念のため書きますと、

2016/01/12 以前:
動作するOSのライフサイクルに準拠

Windows Vista: IE7-IE9
Windows7: IE8-IE11
Windows8.1: IE11

がサポート対象になります。


2016/01/12 以降:
各OSの最新バージョン・最新ブラウザのみがサポート対象に変わります。

Windows Vista SP2: IE9
Windows7 SP1:IE11
Windows8.1 Update:IE11

ということですね。

"Windows 製品のサポート ライフサイクル について" のところでもありますが、WindowsXPは昨年の4月に完全にサポートが終了し、現在古いものでは、Windows Vistaはまだサポート対象になっていますが、これも、"SP2" がインストールされたVistaということになります。"SP1" については、2011/7/12にサポートが終了しています。

改めて注意したいですね。

なお、エバンジェリスト・春日井さんが公開されている資料には、Windows10から新たに搭載されるMicrosoft Edge ついての情報が満載です。こちらもぜひご参照ください。

<参照>
Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ
マイクロソフトのWebブラウザのいままでとこれから
Windows 製品のサポート ライフサイクル について
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2015年02月21日

Nortonが原因で、IEが強制終了してしまう

IEを起動すると、"動作を停止しました" となって起動できなくなてしまうという症状が、2/21 15時前後から国内外を問わず全国で発生しておりました。

20150221-1.jpg

アプリケーションログを確認すると、"IPSEng32.dll" で障害が発生と。これを確認するとどうも、Nortonが原因だったようです。

20150221-2.jpg

さて本トラブルですが、ちょっと前に配信された修正ファイルをNortonのLive Updateなどで適用することで、問題なく起動できるようになるようです。

通常はIEを起動しても "動作を停止しました" とエラーが表示さえれるだけなので、エラーの詳細が分かりずらいところですが。。。

デスクトップとタスクバーからIE11が起動しません/Microsoftコミュニティ

今回たまたま職場でトラブルに遭遇しましたが、帰宅して自宅のPCのNortonを更新したら全く問題なく動作してましたので、どうにか自宅のPCは難を逃れたようです。

ところで、ちょうどこっちの件で、ばたばたしてる時に、同じようにIEがやはり動作を停止するというトラブルもありました。

ただしこちらはちょっと前の話ですが、全く別件で、たまたま重なっただけ。Nortonとは関係ありませんでした。

Internet Explorer版 PhishWallクライアント最新版(ver3.5.19)への更新のお願い

こちらは、アプリケーションログを確認すると、"sbpw32.dll" で障害が発生するもの。Phishwallというフィッシングサイトチェックツールが原因で発生していたもので、上記のセキュアブレインのサイトにもお知らせがあります。

こちらのトラブルについては、一旦Phishwallを削除してから、入れなおしていただければ、IEは正常にまた動作するようになります。


【2015/02/21 23時更新】
さてさて、一段落してこんなニュースが流れているのを見ると、まさにそんな現場の真っただ中だったんですね。。。。
「ノートン」更新でIEに障害、修正ファイルを配布/朝日新聞

<参照>
最新版PhishWallへの更新のお願い
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2015年02月20日

Javaがインストールできない

最近時々こういった相談を見かけるようになりました。

20150220-1.jpg

確かにIEでJavaをホームページからダウンロードしようとすると、以前ならIEの画面の下部に、ダウンロードが完了すると、"実行"、"保存"、"キャンセル" といったボタンが表示されていたはずなのに、"ファイルを開く" や "保存"、"キャンセル" といったボタンが表示されるようになってしまいました。

20150220-2.jpg

そしてそのまま、"ファイルを開く" をクリックすると、いわゆるアプリケーションの関連付けの表示が....

さてそんな場合の対処法です。3つほどご紹介します。結果としてはどれでやっても一緒です。


【対処法】

1) 直接オフライン版の実行プログラムをダウンロードする

20150220-3.jpg
・Javaのトップ画面から、"無料Javaのダウンロード" をクリックしてダウンロードページに移動しいます
20150220-4.jpg
・ダウンロードページに移動したら、画面下部の "すべてのJavaのダウンロードを表示します" をクリックします
20150220-5.jpg
・表示された一覧の中からご利用の環境に合わせて、"オフライン" 版をダウンロードし実行します


2) 一旦保存し拡張子を変更して実行する

20150220-6.jpg
・ダウンロードページに移動し、"同意して無料ダウンロードを開始" をクリック
20150220-7.jpg
・画面下部の "保存" の隣の▼をクリックして、"名前を付けて保存" にてデスクトップなどわかりやすい場所に一旦保存します
20150220-8.jpg
・フォルダオプションの設定を変更し、一旦拡張子を表示する設定にします
20150220-9.jpg
・ダウンロードしたファイルを右クリックして、"名前の変更" を左でクリック
20150220-10.jpg
・今回の例だと、"JavaSetup8u31.com&AuthParam=1424400758_2474255c2f008ce79aab9b71794c70c5" と名前がついていましたが、".com〜" を削除して、".exe" となるように変更します
20150220-11.jpg
・そして、エンターで確定。"拡張子を変更すると〜" というダイアログが出ますが、そのまま "はい" で進みます
20150220-12.jpg
・見慣れた実行ファイルに変わります。あとはダブルクリックすれば、ユーザーアカウント制御の画面がでて、"はい" で進めば、従来通りのインストール画面が表示されてインストールが開始されます


3) IE以外のブラウザを利用する

FireFoxやGoogleChromeなどであれば、特別何かしなくても従来通りの方法でインストールできるようです。
ブラウザによって、ダウンロード、インストールの過程は多少異なりますので、それぞれのブラウザの方法でインストールしてみてください。
20150220-13.jpg20150220-14.jpg

以前は問題なかったんですけどね。いつからか? IEではこうなってしまったようです。

私も当初は、Java Web Start(Javaws.exe)との関連付けがおかしくなった例もあったので、これが要因なのかな?と思ってたんですが、IE以外では問題ないことから、どうもそうでもなかったようです。

っていうことで、今後いずれは改善するだろうとは思いますが、当面は以上のような方法でインストールをお試しになってみてください。
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2015年01月09日

Internet Explorerのサポートポリシーが変更
各OSの最新バージョンのIEのみがサポートの対象に!

今すぐにというわけではありませんが、Internet Explorer(以下、IEと略)のサポートポリシーが変更になり、2016年1月12日以降、OSに応じてサポート対象になるIEのバージョンが限定されます。

20150109-1.jpg

サポートポリシーが変わることで今後のセキュリティ上の不具合が見つかった時のUpdateなどでも問題になってきます。

・なぜサポート ポリシーを変更するのでしょうか
・最新版の Internet Explorer を利用しないと、何が問題になるのでしょうか

といった詳細については以下の参照させていただいたサイトをご参考ください。

OSとそのサポート対象になるIEのバージョンは以下の通りです。

WindowsVista SP2:  Internet Explorer9
Windows 7 SP1:  Internet Explorer11
Windows8.1: Internet Explorer11
 Windows 8 ----> Windows8.1へのUpdateが必須

これにより、"2016年1月12日以降は使用しているオペレーティング システムでサポートされる、最新バージョンの Internet Explorer だけが、技術サポートとセキュリティ アップデートを受けられることになります" ということなので、注意が必要です。

それにしても、この情報今突然発表されたわけではなく、"米国時間の2014年8月7日" ということでしたが、全然気が付きませんでした...

IEの利用者(ユーザー側)もそうですが、Webサイトを運営している側も、旧バージョンでないと閲覧できず、さらには、互換設定とかでも対応できないようなサイトの場合には根本的に見直しが必要ですね...

また期限が迫ったところで取り上げてみたいと思いますが、ご注意ください。


<参照>
Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ
Microsoft Internet Explorer サポート ライフサイクル ポリシーに関する FAQ
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2015年01月02日

Internet Explorerのホームページの設定について

前回のコマンドオプションの中でも触れたんですが、ちょっと話がそれましたので、別項目として追加させていただきました。

前回ちらっと取り上げた、ホームページの設定が、"about:blank" になってしまい、IEを起動すると空白のページが表示されるようになってしまうという相談がときどきあります。

ほとんどの場合は、IEのオプションを表示させてホームページのところの設定を修正すれば問題ないことが多いのですが、当然ですがそれでも改善しないケースもあります。

ケース1: ショートカットのリンク先が変更されるケース
前回の中でも取り上げましたが、デスクトップやタスクトレイなどの、IEのアイコンのリンク先のところに細工されてしまうケース。
ショートカットなどからだとホームページが正しく表示されない場合でも、このケースでは、
Cドライブ>Program Files>Internet Explorer と開いて、"ieplore.exe" をダブルクリックするなどして起動するか? 
Windowsキー + R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを開いて、"iexplore.exe" と入力し起動すれば問題なく正常に起動できます。

20150101-5.jpg20150101-6.jpg



ケース2: レジストリが変更されているケース
ちなみにレジストリの場合には、以下のサイトにあるようなキーになります。

Internet Explorer のスタートページが変更される現象について

また以下のHPの例にもありますが、レアケースだと思いますが、変わった例として、以下のHPのケースもご紹介いたします。レジストリに、"First Home Page" なんていうキーが追加されているケースですが、そこにいずれかのアドレスや、about:blank などが設定されてしまっても、最初に表示されるページが変更されてしまいます。

HP Pavilion x2 シリーズ Internet Explorerの設定について

HPのホームページ上でも、"「First Home Page」について   当該設定は、ご購入後最初にInternet Explorerを起動した際にアクセスするサイトを設定するファイルで、削除いただいても、製品の機能・仕様に影響はでません" とあるように普通はないものなので、このキーが問題であれば削除しても問題ありません。試しに、このキーを追加して、値を "about:blank" にて設定・確認してみましたが、やはりホームページは切り替わってしまうようでした。

といことで、ホームページの設定にいて、あわせて取り上げてみました。
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2015年01月01日

コマンドラインオプションを指定してIEを起動する

Internet Explorerのコマンドオプションについて改めて整理してみました。たまたま、閲覧履歴を残さないで起動したいなんて、相談もあったり、また昨日あったもので言えば、"Delta Search" なんてやつは、IEのショートカットを細工するようでしたので....

代表的なもので、
・アドオンなしで起動: -extoff
・InPrivateブラウズ: -private
・キオスクモード(全画面): -k
 * 終了するときは、Alt+F4 または Ctrl+W

他に、

iexplore.exe [半角スペース] http://www.yahoo.co.jp/

のように、http〜のアドレスを入れると、指定したページが開くようになります。

これをショートカットのリンク先のところに設定させておけば、ここで指定したホームページが起動時に表示されるようになります。

一部のアドウェアなどでも、ここに細工して、ホームページの設定をいくら変更しても、アドウェアのページが出てくるといった仕掛けをしているものも結構あったりしますね。

Windowsキー+Rにて、"ファイル名を指定して実行" を使用して設定するパターン:
20150101-1.jpg20150101-2.jpg

IEのショートカットに設定するパターン:
20150101-3.jpg20150101-4.jpg

またキオスクモードは、IEを全画面で表示させるものです。この場合、F11による全画面表示と異なりツールバーなども表示されません。
公共の場所など特定のところで、限定した利用をさせたい時などの動作モードです。

その他いくつかありますが、詳細は参照させていただいたサイトをご参照ください。

<参照>
IE Command-Line Options
Internet Explorer デベロッパー センター
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2014年12月11日

IE11のSSLが無効化されました

今月の定例更新で配信された、KB3008923 におきまして、従来よりちょくちょく取り上げさせていただいておりましたSSL3.0の脆弱性(Poodle)対策として、IE11におけるSSL3.0の機能が無効化されました。

20141211-1.jpg

ただし、IE向けの修正プログラムですから、先日ご紹介した、FireFoxやGoogleChromeなど他のものについては個別に対応する必要があります。
またどうしてもSSL3.0を有効にしないと表示できないサイトなどがあった場合には、別途配信されているFixIt51028を導入することで、再度有効にすることも可能なようです。

Update enables SSL 3.0 fallback warnings in Internet Explorer 11

先日ご紹介した、FireFoxやGoogleChrome、そして、今回のIEと、これでほぼ出そろった感じです。もちろん、あくまでもブラウザごとの設定になるので、他のブラウザやJAVAなどSSL3.0を個別に無効化する必要があるものもございます。ご利用の皆様は、ご注意ください。

[回避策まとめ] セキュリティ アドバイザリ 3009008「SSL 3.0 の脆弱性により、情報漏えいが起こる」を公開 その2/日本のセキュリティチーム

また以前にも取り上げましたが、上記のサイトにある、クライアント側の回避策の中で、"(方法 2) Windows 上で SSL 3.0 を無効化する" といった形で、レジストリを変更し、Windows 上で動作するすべてのアプリケーションおよびソフトウェアにて行われる SSL 通信を無効化してしまう方法もあります。


<参照>
MS14-080: Cumulative security update for Internet Explorer: December 9, 2014
Windows 8.1 for x64-based Systems 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3008923)
2014 年 12 月 10 日のセキュリティ リリース予定 (月例)/日本のセキュリティチーム
2014 年 12 月のセキュリティ情報 (月例) - MS14-075、MS14-080 〜 MS14-085/日本のセキュリティチーム
2014 年 12 月のマイクロソフト ワンポイント セキュリティ 〜ビデオで簡単に解説 〜/日本のセキュリティチーム
Microsoft、「Internet Explorer 11」の“SSL 3.0”フォールバック機能を無効化/窓の杜
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2014年10月08日

ブラウザを開くと、"よくアクセスするサイト" が表示される

以前であれば、"空白のページ"(about:blank) となってしまうケースもありました。

20141008-1-1.jpg

Internet Explorer10以降は、以前のインターネットオプションにあった、"空白のページ" だったところが、"新しいタブの使用"に変わっています。

20141008-1.jpg20141008-2.jpg

間違えて "新しいタブの使用" をクリックして設定しまったり、あるいは何らかの事情で変更されてしまったりすると、ブラウザを開いた時に、表示される最初のページが "よくアクセスするサイト" に変わってしまいます。

設定変更は、

1) ツール(右上の歯車のアイコン)>インターネットオプション と開きます

2) インターネットオプションのダイアログが開いたら、
全般タブ>ホームページ のところにある枠内が、"about:Tabs" となっていますので、こちらのアドレスを "http://〜" のように入れなおします

3) 後はOKで閉じて、ブラウザを再起動。再起動後は指定されたホームページが開くようになります

* ちなみに、"標準設定" をクリックすると、通常は、MSNのページ画表示されるようになります。これは従来どおり。

また、"空白のページ" がなくなったわけではないので、あえて "空白のページ" にしたい場合には、"about:blank" と設定すれば、空白のページになります。

20141008-3.jpg

参考までに上記の画像は、IE9のインターネットオプションの画像です。いまさらですが、IE9から、IE10ってこんなところも変わってたんですね....


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2014年09月26日

ホームページの設定が変更できない

Internet Explorer(以下、IEと略)の場合、IEを起動した際に最初に表示されるページは、ツール>インターネットオプション と開いて、全般タブのところにあるホームページのところに設定されているものが表示されます。

20140926-1.jpg20140926-2.jpg

上記の例では、ホームページのところに設定されているMSNのページがきちんと出てますので、お分かりいただけるとおりです。

しかし、アドウェアなどの様々なマルウェアなどの影響により個々の設定を書き換えてもきちんと自分で設定したホームページが表示されなくなってしまうことがあります。

1. マルウェアなどによって、レジストリなどが書き換えられてしまうケース
2. マルウェアなどが常駐することによって、ホームページのところの設定が書き換えられてしまい、変更しても元に戻されてしまうケース
3. マルウェア以外の、さほど悪意のないソフトによってホームページの設定だけが書き換えられてしまうケース
4. さらには、hostファイルが細工されたりするケース
などなど

こうしたケースはあげればきりがないのですが、多くの場合、まず皆さんがお試しになるであろうことは、IEをアドオンなしで起動したり、IEをリセットしてみたり...といったあたりかと思います。

初心者でもわかる! IE トラブル おすすめ対処法

でもリセットしても改善しないケースって結構あるんですね。マルウェアに感染したりしたケースの場合には、当然ありうることですが、マルウェアに感染していない場合でも、あるいは感染が確認されて駆除したはずでも設定が残ってしまって改善しないケースもあります。

さてそんなリセットなどで解決しないケースの中でも比較的単純なケースもあります。それが、今回ご紹介するIEのショートカットアイコンが細工されるケースです。

この場合には、いくらIEをリセットしてもプログラム本体に手を加えられているわけではないし、また仮にレジストリを見ても何でもないので、だからこそ、あれ?ってなってしまうわけですね。

意外と単純なところに細工されて、気が付きいにくいケースの一つかと思いましたので、取り上げてみました。私も以前あるアドウェアを駆除した際に、そのアドウェアがこの部分を細工していたので気が付いた次第です。

20140926-3.jpg

特にデスクトップなどにIEのショートカットアイコンがあって、そちらから起動するとおかしいなんて言う場合にはまさに今回のケースが当てはまるかもしれませんね。


【 症状の確認 】
まずは実際に確認してみます。まずは、デスクトップのアイコンをクリックしたときに、この "パソコンのツボ" が表示されるように細工してみました....まぁ、細工というほどのものでもありませんが....

20140926-4.jpg20140926-5.jpg

左がデスクトップのIEのショートカットから開いた例ですが、普通にブログが表示されています。そして右をご覧いただくとお分かりいただけるように、インターネットオプションの設定では、ホームページのところは、MSNになっていますね。


【 修正 】
では具体的に修復の流れを見ていきます。

1) デスクトップ上のIEのアイコンの上で右クリックして、プロパティを開きます。

20140926-6.jpg

2) ショートカットタブを開いて、リンク先を確認します。ご覧いただけるとお分かりかと思いますが、リンク先にはプログラムまでのパスが記載されています。一見普通に見えますが...ずらしてみると...右の画像にあるように、最後のほうに、"http://pcclick.seesaa.net/" なんて言う余計なものがくっついていますよね....

20140926-7.jpg20140926-8.jpg

3) この余計な部分を削除して、OKで閉じます。改めてIEのショートカットから起動していただくと...正しくホームページが表示されることが確認できますね。

20140926-9.jpg

意外と身近な部分で気が付きにくい部分かもしれませんね。今回のようなケースには、もちろんショートカットアイコンを作り直してもOKです。

マルウェアの中にはこんな細工をするものもあるので注意が必要ですね。こうした症状はIEに限らず、Google Chromeであっても、FireFoxであっても、ショートカットアイコンを細工されれば同様です。IEに限らず他のブラウザであってもうまく反映されない場合には一度ご確認ください。

今回のようなケースではありませんが、一応参考までにレジストリが書き換えられてしまったケースについては、以下にリンクを張りましたので、そちらを参考にしてみてください。

<参照>
Internet Explorer のスタートページが変更される現象について
スタートページが勝手に書き変わってしまう/IT media
posted by クリック at 13:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Internet Explorer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする