システムの復元については、安易に頼ってはいけないことは以前にもこちらの中で取り上げました。
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システムの復元とセキュリティソフトさて今回は "システムの復元" にも多少OSのバージョンが違うと内容も変わってくるということについて取り上げたいと思います。
WindowsMeの時代に搭載され、始まったシステムの復元。WindowsXPまでは画面も一緒。復元を開始すると、左側にカレンダーが表示され、復元ポイントはカレンダーの日付をクリックすると、右側に表示されるというものでした。
これが、WindowsVistaになって、復元を起動すると、推奨される復元ポイントと、別の復元ポイントを選択するような画面がでて、別の復元ポイントを選択して、次の画面に進むと、5日以内の復元ポイントが表示され、さらに経過日数が5日を越えているものは、チェックを入れれば、追加表示されるようになっています。そして復元ポイントを選択して次へ進むと復元が開始される...
さて、これがさらにWindows7になると、復元を起動し、次の画面にすすむと、複数の復元ポイントが表示され、"他の復元ポイントを表示する" にチェックを入れると5日を越えているものが表示されるという仕組みに変わりました。
加えて、Windows7では、"影響を受けるプログラムの検出" なる機能がついて、復元によって影響がでそうなドライバやプログラムについて事前に調べられるようになりました。
バージョンによってだんだん機能が充実してきてはいますが、復元をすることによってファイルの整合性が失われプログラムの正常動作ができなくなる可能性については状況は変わりません。"影響を受けるプログラムの検出" ででてこないからといって、当然のことながらこの結果がすべてではありませんので、あくまでも参考程度と考えていただくほうがいいでしょうね。復元にともなうリスクについては、利用者が十分理解しておく必要があるのは言うまでもありません。
posted by クリック at 14:49| 東京 ☀|
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Windows7
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