2010年08月11日

システムの復元とセキュリティソフト

何が要因か?よくわからないものの、ある時期からPCの調子が悪くて "システムの復元" をかけてみたり、あるいは特定のソフトを導入してからPCの調子が悪くて、 "システムの復元" を試すケースあったりするかもしれません。
仮に一時的にその不具合は改善してもとに戻ったとしても、導入されているセキュリティソフトによっては、エラーを出すようになって、更新ができなかったり、保護されていないという状態が続いたりすることがあります。

こんな場合の対処法を確認してみました。

<カスペルスキーの場合>
システムの復元を実行後、Kaspersky製品が正常に動作しない

<ウィルスバスターの場合>
システムの復元を行った後、ウイルスバスターが正常に動作しない

<McAfeeの場合>
Windowsのシステムの復元を実行後に、セキュリティセンター上に赤いアラートが表示される現象とその対処方法

<ウィルスセキュリティ/ソースネクスト>
【ウイルスセキュリティ】「システムの復元」をしたら機能が無効になってしまった

今回のセキュリティソフトの例とは異なりますが、他にも復元を行うことで復元ポイントによっては、以下のようなトラブルが発生することもあるようです。

[VAIO_PC]システムの復元、またはレジストリチェッカ (scanreg /restore) を行うと、OpenMG Jukebox、SonicStage などの音楽データを再生できない/ソニー
ソニーのケースでは、"「データの内容に不整合があるため、再生できません。(MAC の値が不正)」" といったエラーになることがあるようです。

システムの復元というのは、一見便利なようで、ハードディスク内の情報の整合性が失われてしまうという危険も伴います。それによりどんなソフトが正常に動作しなくなるか?どんな機能が正常に動作しなくなるかは、それぞれのソフトや機能によって異なります。もし仮に行うのであれば、重要なデータについては、バックアップを取っておいたほうがいいでしょう。
場合によっては、必要なデータをしっかりバックアップした上で、リカバリをされた方がいいケースも多々あると思われます。

今回、確認したセキュリティソフトメーカーの対処法を見ても、McAfeeのように更新をして情報を最新の状態にすれば解決するケースもありますが、McAfeeであってもこれで解決しない場合には、再インストールを試すようにあります。セキュリティソフトは再インストールで回復したとしても、他のソフトの動作がどうなのか? ここもその後注意をしていただいた方がいいでしょう。PC自体の動作が不安定になるなど、復元が要因でPCの動作がより悪くなったという場合には、必要なデータをバックアップした上でリカバリをされた方がいいでしょう。

当然のことですが、ワンクリック詐欺にあったり、ウィルスに感染した場合にシステムの復元をするなどというのはもってのほか、絶対に行わないでください。

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2010年07月22日

Windowsのショートカットに関する脆弱性

別に珍しいことじゃないのですが、Web上でいろいろ騒がれだしているので取り上げてみることにしました。

Windowsのショートカットに関する脆弱性ということですが、現在のところはまだ修正プログラムの提供の準備ができていないようです。いずれは提供されるものと思われますが、マイクロソフトのサイトにも回避策は掲示されていますので、取り急ぎ対策をという方は以下のサイトのマイクロソフトのページより回避策をお試しください。

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2286198)

上記のサイトにもありますが、影響を受けるソフトはWindowsXPServicePack3以降いろいろありますが、それより前はすでにサポート対象外になっているために表示されていないだけかもしれませんね。また回避策の影響を及ぼす範囲についても記載がありますので実行に当たってはくれぐれもご注意ください。


<参照>
発電所のPCが標的? Windows「ショートカットファイル」に脆弱性、侵入ソフトもすでに存在,/a>
Windowsのゼロデイ攻撃を実行するウイルス見つかる、現在も修正パッチの提供なし
posted by クリック at 11:46| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

"応答なし" となったアプリを効率よく終了させる

PCを使用していると、突然アプリケーションから応答がなくなって、しばらくすると、タイトルバーのところに、"応答なし" などと表示されるケースよくありますね?

そんな場合、タスクマネージャーを開いて、アプリを強制的に終了させたりしてもなかなか終了できず、無駄な時間を費やさざるを得ないことありませんか?

こんなときにこうした "応答なし" になったアプリを効率よく終了させるための方法があります。

1) レジストリを変更する

HKEY_CURRENT_USER \ Control Panel \ Desktop と開いて、
AutoEndTasks を開いて、この "値のデータ" を"1" にする

2) バッチファイルやコマンドを利用する

バッチファイルについては、

taskkill.exe /f /fi "status eq not responding" 

の一行をメモ帳などに貼り付けて、名前をつけて保存。保存後、拡張子を、TXTから、BATに変更すれば出来上がりになります。

応答なしになったら、作成したバッチファイルを実行します。
この場合には、レジストリをいじる必要はないので自信がない方はこっちのほうがかんたんかもしれませんね。
ただし、WindowsXPHomeEditionの場合には、"taskkill"コマンドがないためこのバッチファイルは実行できませんのでご注意ください。


<参照>
Tips 047 - [応答なし] のプログラムを自動的に終了する/CustomWindows
Windows Tips「「応答なし」アプリケーションを自動的に終了させたい」 /ITmedia エンタープライズ
3分LifeHacking: 応答なしアプリを簡単に強制終了する方法/Biz.ID
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2010年05月26日

サポート終了間近のOS

Windows2000はもとより、WindowsXPSP2、WindowsVistaRTMなど一部OSのサポート終了が間近に迫っております。

サポートが終了するとどうなるか?

セキュリティ上の不具合などがプログラム上に見つかっても、修正プログラムの提供がおこなわれないといったところが一番大きなポイントでしょう。

サポートが終了するとOS自体が使用できなくなるという意味ではありませんが、今後何かしら不具合が見つかってもそれが修復されないとなるとウィルスやスパイウェアに感染しやすかったり、PCの動作が不安定になったり、さらにはそのOSで利用できるソフトウェアもどんどん減ってきます。
ソフトウェアメーカーもサポートを終了したOS向けに新たに商品を投入することは少ないのが現状です。

WindowsXP(32ビット版)であれば、Service Pack3 へアップグレードすることで、2014年4月8日までさらに延長されます。またWindowsVistaもServicePack2にUpgradeすることで延長されます。

* ちなみにWindowsXPの64ビット版については、ServicePack2 までしかないそうです。


では、何をしたらいいか?

1) 現在利用しているOSのバージョンを確認する
2) Updateで対応できるものは、一時しのぎであったとしてもUpdateする
3) この際、PC自体を新しいものに買い換えてしまう

OSのみアップグレード版などをお買い求めいただいて、この際最新のWindows7にUpgradeするのでもいいのですが、その場合には、ご利用の現在のPCの環境でこうした新しいOSが利用可能かどうか? BIOS、メモリ、HDDの容量などといったものをご利用のPCメーカーのホームページなどで確認した上でないとせっかくOSを購入されても宝の持ち腐れになりかねないのでご注意ください。
どういった環境(OS)からUpgradeするか? によってもインストールの方法が異なりますので、この点も注意が必要です。

それにしても、WindowsXPって、2001年11月16日に発売されたわけですから、SP3のサポート期限が、2014年4月8日ってことからするとものすごいロングセラーってことになるわけですね。


<参照>
Windows Vista RTM / Windows XP Service Pack 2 (SP2) / Windows 2000 (Server / Professional) 製品のサポート終了についてのご案内
posted by クリック at 14:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

PCを起動すると、"Apple Sync Notifier.exe コンポーネントが見つかりません。Core Foundation.dllが見つからなかったためこのアプリケーションを開始できませんでした" というエラーが表示される

iTuneを再インストールすると改善するということもあるようですが、再インストールしても改善しない場合には、以下の手順でUpdateをお試しください。

1) スタート>すべてのプログラム>Apple Software Update とクリックして起動
2) "アップルから新しいソフトウェアを入手できます。"という画面のソフトのところに、とりあえず "MobileMe Control Panel" という項目があったら、これを選択して、インストール
3) インストール完了後、一旦PCを再起動

再起動後、エラーがでないことを確認してみてください。

* SoftwareUpdate以外では、以下の参照させていただいたサイトからでも最新のMobileMeコントロールパネルのダウンロードは可能です。


<参照>
MobileMeコントロールパネル
MobileMe:MobileMe Control Panel for Windows のインストールまたはアンインストール
posted by クリック at 18:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

音楽CDを作成する

ときどきWindowsMediaPlayerで、音楽CDを作成したものの、そのCDをCDラジカセなどで再生しようとしても再生できないというお話を時々伺います。

WindowsMediaPlayerやiTuneなどといったソフトでも、あるいはライティングソフトでもCDへの書き込みは可能ですが、PC以外のもので再生するには最低限、オーディオCDとして書き込む必要があります。

WindowsMediaPlayer11の場合、メニューの書き込みタブをクリックして、"オーディオCD"がチャンと選択されているか? 
iTuneでは、メニューから環境設定を開いたて、"作成"をクリックし、"オーディオフォーマット"のところで、"オーディオCD"が選択されているか?
このあたりは最低限チェックしてみてください。




<参照>
自分だけのカスタム CD を作成/Microsoft
参考資料「音楽CD の作成方法について」/novac

posted by クリック at 08:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

タスクマネージャーの起動法

タスクマネージャーを起動ですが、いろいろやり方はあるもので、覚えておいて損はなさそうですね。Ctrl+Shift+ESC は、意外でした。Ctrl+Alt+Delと比べてすぐにタスクマネージャーが起動できるのは、便利なところです。

1) Ctrl+Alt+Del : 画面が切り替わって、"タスクマネージャーの起動"をクリック
2) Ctrl+Shift+ESC
3) タスクバー上で、右クリック
4) ファイル名を指定して実行/検索の開始 : "taskmgr" と入れてエンター

posted by クリック at 14:50| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月20日

Fix It Centerとなって登場

マイクロソフトが、様々な修正を容易にできるようにと提供していた、"FixIt"。これが今回、"Fix It Center" となって登場。

まだβサービスですが、様々なトラブルを比較的容易に誰でも直せる手段として、今後に期待したいものです。

Fix It Center
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2010年03月05日

svchostって何をしているの?

Windowsのタスクマネージャーを開いて、プロセスなどを表示させると、複数表示される "svchost.exe" ですが、いったいこれは何をやっているのか? いまひとつよくわからない部分が多いという話をよく聞きます。

確かにこのsvchost.exe は、複数のプロセスと関連付けられているため、実際にひとつずつどんなものと結びついているか? 確認していかないとわからないもの。

svchost.exe とは/WindowsVistaのヘルプ
svchost.exe とは/Windows7のヘルプ

上記のMSのサイトにもあるように、どんなプロセスに関連付けられているのかは確認ができますが、ではそのプロセスがいったいどんなものなのか? そこまでとなるとそう簡単には理解しきれないかもしれません。

こうした svchost.exe が関連付けられているプロセスを確認するツールはいっぱいありますが、以下のサイトで紹介しているツール(svchost viewer)は、その関連付けられたプロセスがどんなものなのか?まで教えてくれる便利なものです。

svchost viewer

svchost viewerの画面内容を確認してみたいという方は参考にしてみてください。メニューは英語ですが説明は日本語で表示されるようです。上記サイトの右にあるDownloadをクリックしていただくか? さらにその下にある、"Downloads"タブをクリックするとダウンロードするプログラムが表示されます。
またこのプログラムはZIP形式で圧縮されていますが、解凍後、同フォルダ内にあるsvchostviewer.exe をダブルクリックして実行するだけで利用できます。インストールという作業は必要ございません。また不要になったらフォルダごと削除すればOKです。

まだまだ、これ以外にみ探せば便利なツールはあるかもしれませんので、検索などで探してみてもいいかもしれません。

<参照>
[Windows] svchost の起動内容がツリー形式で確認できる svchostviwer /NWLab.com
posted by クリック at 13:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

Fix ITソリューション と 診断ソリューション

MSが提供しているサポート情報の中で、さまざまなトラブルの対処法を提供するだけではなく、その解決までを手伝ってくれるFix ITソリューションという手段が提供されていることは以前にもチラッと触れたことがあります。その当時は非常に少なかったのですが、次第に内容も充実してきました。これに加えて、"診断ソリューション"という新たなトラブルシューティングの提供も開始されさらに充実しつつあります。


Microsoft Fix it ソリューションセンター
Microsoft 診断ソリューション センター

現在提供されている、Fix Itソリューション と診断ソリューション。微妙に異なるようですが、MSのサイトの説明によると、"診断ソリューション (Microsoft Automated Troubleshooting Services) は、マシン上の問題を検出し、検出された一般的な問題を自動的に修正するツールです"ということで、また"Fix it ソリューションは、解決方法や回避策、設定変更などの手順を自動に実行するツールです。手動の操作では失敗していた高度で複雑な手順も、Fix it を利用することで、安全かつ確実に実行することが可能になります" とのこと。

〜以下MSのサイトより

Fix it ソリューション
・「修正」の自動実行
・ 限定的な特定の問題を解決
・ 一つの原因に対して一つの解決方法を適用

診断ソリューション
・「診断+修正」の自動実行
・ 一般的で幅広い問題を解決
・ 複数の原因に対して複数の解決方法を適用

という違いのようです。

これらのサポート情報全般への入り口になるのが、サポートオンライン。これ以外にもフォーラムやコミュニティへのアクセスの入り口になっています。

サポートオンラインへようこそ
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2009年03月14日

DSP版とOEM版

マイクロソフトのサポートのページを見ていたら、DSP版とOEM版の違い及びサポートの違いなどが記載されていたので参考までに紹介させていただきます。

OEM版:Original Equipment Manufacturer 版
DSP版:Delivery Service Partner 版

ということで、DSP版も広い意味ではOEM版で、PCメーカーがPCと紐付けて販売されるOSなどがOEM版。これに対して、パソコンショップなどでHDDやメモリなどのパーツなどと紐付けて販売されているのがDSP版なんだそうです。
この違い、改めて知ったような気がします... 最も言われてみれば当然なんですが。

Windows OEM版とDSP版/マイクロソフトカスタマーサービス&サポート

ついでにこれに関連して、マイクロソフトの無償サポートについては、以下のサイトを確認してみてください。

無償テクニカルサポート/マイクロソフトカスタマーサービス&サポート
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2008年05月22日

Windows(マイクロソフト)の電話サポート

Windows Update や Microsoft UpdateなどUpdateに伴うトラブルや製品版として販売されているWindows製品に対する電話サポートなど電話でのサポート窓口が結構あったりします。

今回はこのサポート窓口をご紹介。

最近だとWindowsXPSP3導入に伴うトラブルや、以前からもあるようなWindowsUpdateに関するトラブルの無償電話サポートなども用意されているようです。

1)Windows自体のサポート
当然、PCを購入したときに最初から導入されているOEM版と呼ばれるものについては、サポートの窓口はPCメーカーまたは販売店になりますので以下の対象外。あくまでも製品版としてWindowsをパソコンショップなどでお求めになった場合の製品に対するサポート窓口になります。

  • WindowsXP Home Edition

  • WindowsXP Professional Edition

  • WindowsXP ServicePack3

  • お問い合わせ窓口 Q&A

  • Microsoft Windows Update (Windows2000Pro/WindowsXP/WindowsVista)



  • 2) Office製品のサポート
    Office製品については、製品版/OEM版ともに以下の通り。サポートを受けるに当たって必要な事項などは以下のサイトを参考にしてください。

  • Microsoft Office Personal 2007

  • その他 2007 Microsoft Office スイート製品について



  • 3) その他の製品別お問い合わせ
    下記リンクより、該当製品を選択すると製品ごとのサポート窓口が表示されます。無償サポート対象のものについては、電話番号なども表示されています。

    "製品別 お問い合わせ - 製品一覧"

    このほかにもチャットを利用したサポート "マイクロソフト オンライン コンシェルジェ サービス" などといたものもあります。こちらはテクニカルな質問はできませんが、製品購入に当たってのライセンスに関する相談などこちらをご利用になるもの一案です。

    マイクロソフト オンライン コンシェルジェサービスのご案内

    こうした無償で利用できるサポート、上手に利用したいものです。



    posted by クリック at 15:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする