2019年01月18日

直接コントロールパネルの各項目を操作する

Windows 10 になって、"設定"(Windowsの設定)メニューを使用するようになって、"コントロールパネル" を操作することが少なくなりました。

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でも、Windows7/8.1では、やはり "コントロールパネル" なんですよね。

Windows 10 であっても、スタートボタンから、たどればちゃんと、"Windows システムツール" のところに、"コントロールパネル" はあります。

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さてそんなコントロールパネルですが、ここ最近続いている Office 2010 の新元号対応に関する不具合などを説明する際、更新プログラムの削除をするのにも、使っている人のOSが分からないと、どこからコントロールパネルを呼び出して説明したらいいのか?迷うところです。

しかし、コントロールパネルを呼び出すより個別のコマンドを直接呼び出せれば、それが一番早いわけです。今回はそんなコマンドを直接実行することによりコントロールパネル内の各機能を操作する方法についてご紹介します。


【コントロールパネルの画面を呼び出す】

各コマンドの前に、コントロールパネルを呼び出す方法から。

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1) Windowsキー + "R" として、"ファイル名を指定して実行" の画面を出します
2) "名前" のところに、"control" と入力して、エンターまたは、OKをクリックします


【コントロールパネル内の各機能を呼び出す】

コントロールパネルの画面を呼び出せれば、それが一番早いわけですが、そのコマンドを呼び出すときに利用するのが、"ファイル名を指定して実行" の画面になります。

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先ほどの、"コントロールパネルの画面を呼び出す" のところにもありますが、この画面については、Windows キー を押しながら、"R" キーを押すと表示されます。

あとはここに、コントロールパネル内の各プログラムのコマンドを入力します。

例えば、"プログラムと機能"(プログラムのアンインストール) の画面を呼び出すのであれば、"appwiz.cpl" と入力します。

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すると上記のようにおなじみのコントロールパネルの画面が表示されます。

あとは具体的にどのメニューを呼び出すのに、どのコマンドを入力したらいいのか?ということになりますが、参考までに以下のようなコマンドが利用できます。

appwiz.cpl:プログラムと機能
inetcpl.cpl:インターネットオプション
intl.cpl:地域と言語のオプション
ncpa.cpl:ネットワーク接続
sysdm.cpl:システムのプロパティ
wscui.cpl:セキュリティとメンテナンス

などなど

また以下のようなものもあります。

devmgmt.msc:デバイスマネージャー
diskmgmt.msc:ディスクの管理
eventvwr.msc:イベントビューア

〜.cpl ばかりではなく、〜.msc 等というプログラムの形ものもあります。

プログラムの多くは、

Cドライブ>Windows>System32 と開くと以下のようにあります。

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〜.cpl ファイルは、本来は、DLLファイルなわけですが、cplファイルは実行ファイルとコマンドの関連付けができているため単独でも実行できるようになっています。


この1月早々に、Excel 2010 向けに配信された更新プログラムの影響で、Excel 2010 が起動できなくなった場合の対処法として、"appwiz.cpl" を直接実行して、"インストールされた更新プログラム" のところから削除するなんて言う記事を取り上げましたが、よく利用する機能については、覚えておくと便利かもしれませんね。

おそらく検索するといっぱい出てくると思いますので、是非あれどうやるんだろう?というものがあったら、検索してみてください。


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2018年11月11日

Microsoft Easy Fix ツールの提供が終了

これまで、Microsoft Easy Fix ツールであったり、Fix It であったりした形で提供されていた各種診断ツール。

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これらの一部の提供が終了いたしました。

PCメーカーのホームページなどでは、サポートページでこうしたサイトへのリンクを張っているところもまだまだ多々ありますが、その多数が提供終了にともない、アクセスできなくなってきています。


【一例】


以前に一時期公開されていた Microsoft Fix It Center というサイトもなくなり、また一時期ベータ版として提供されていた "Microsoft Fix it Center Online (BETA)" の提供も終了しました。


という以前にあったサイトにアクセスすると、現在は Microsoft のサポートページに転送されます。

・診断ツール Fix it : パソコンが重い、パソコンの動作が遅い問題
・診断ツール Fix it : CD や DVD ドライブが認識されない、読み取れない、書き込みできない問題

といった以前提供されていたツールを検索してリンクがあったとしても、最初にご紹介したようなサポートされなくなりましたというサイトに転送されるようになっています。

もちろんそれ以外にも様々なトラブルシューティングツールが提供されていますが、引き続き提供されているものもあります。

【一例】


リンクをクリックすると提供されなくなったものについては、"Microsoft Easy Fix ソリューションはサポートされなくなりました" というサイトに転送されますが、このサイトによると、OSの基本的なトラブルシューティングについては、OSに付属するトラブルシューティングツールを利用するように.... という趣旨のようです。

Windows 10 の場合には、スタートボタン>設定>更新とセキュリティ とはいって、"トラブルシューティング" の画面に入ります。

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ご覧いただければお分かりのように、Windows Updateインターネット接続オーディオ再生プリンターBluetoothDirectAccessを使用した職場への接続Windowsストアアプリオーディオの録音キーボードネットワークアダプタービデオの再生プログラム互換性のトラブルシューティングツール共有フォルダー検索とインデックス作成着信接続電源音声認識 といった各項目に対するトラブルシューティングが用意されています。

仮にインターネットなどで検索して診断ツールへのリンクにたどり着いたものの、すでに提供が終了しているものだった場合には、ご使用のOSのトラブルシューティングツールをお試しになってみてください。






デル株式会社

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2018年09月03日

"Microsoft Print to PDF" がない

Windows 10 などで、 コントロールパネルから "デバイスとプリンター" を開いた場合にあるはずの "Microsoft Print to PDF" 。

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ある時気が付いてみたらプリンターのところにこれがない... そんな場合の追加方法をご紹介します。
誤って削除してしまったりして、これがない場合には、以下の手順で追加します。


【追加手順】

1) コントロールパネルなどから、"デバイスとプリンター" を開き、"プリンターの追加" をクリックします

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2) "このPCに追加するデバイスまたはプリンターを選びます" という画面が表示されて、自動的にネットワークや、USBで接続されているデバイスなどの検索が始まりますが、これが終わるまでお待ちいただき、検索結果は関係ありませんので、下部の "プリンターが一覧にない場合” をクリックします

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3) "その他のオプションでプリンターを検索" の画面では、"ローカルプリンター または ネットワークプリンターを手動で追加する" をクリックします

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4) "プリンターポートの選択" のところでは、"既存のポートを使用" を選択し、"FILE:(ファイルへ出力)" に変更します

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5) "プリンタードライバーのインストール" の画面では、"製造元" を "Microsoft" に変更し、"プリンター" のところで "Microsoft Print to PDF" を選択し、"次へ" をクリックします

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6) "どのバージョンのドライバを使用しますか?" のところでは、"現在インストールされているドライバーを使う(推奨)" を選択し、"次へ" をクリックします

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7) ”プリンター名を入力してください” の画面は既に入力されているはずなので、そのまま "次へ" をクリックします

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8) ”Microsoft Print to PDFが正しく追加されました” と出たら完了です。"テストページの印刷" をクリックすれば、プリンターテストページがPDF形式で出力されます

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9) "デバイスとプリンター" の画面を開くと、"Microsoft Print とPDF" が追加されていることを確認できるかと思います

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同様の方法で、"Microsoft XPS Document Writer" も追加することが可能です。



デル株式会社

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2018年08月31日

様々な Insider プログラム

Windows InsiderOffice Insider は、こちらのブログでもちょくちょく取り上げるので、既にご存知の方も多いかと思います。

Insider プログラムという取り組みは、実は現在のところ他にもいくつか用意されています。今回はこうした Insider プログラムについてご紹介させていただきます。

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コンシューマー向けという事で言えば上記のようなものがあります。

Windows Insider の中には、さらに 法人などを対象とした Windows Insider Program for Business(Windows Server Insider) といたものもあったりします。

Skype Insider についても、Xbox Insider について、参加するには個別にエントリーする必要があります。ただしどの Insider Program も、Insider Program という理念をご理解いただいた上でご参加ください。

製品としていいものを世の中に送り出す前に、多くの人に使ってもらって不具合を見つけたり、よりいいものにするために機能を改善したりする。そうした目的のために、事前に提供されるものです。

当然リスクもあります。

そのソフトを入れたことで、PCをリカバリせざるを得なくなることだってありうることです。なので、そうしたことが当然自分でも解決できる、またそうした苦労をいとわないという事も前提になります。

そして、もちろんいいこともあります。

世に出る前のものなわけですから、当然まだ誰も使ったことがないようなゲームが試せたり、Windows や、Office、Skype などの新しい機能が試せたりします。

われこそは?という方は、ぜひ各Insider Program の各ページにアクセスして、覗いてみてください。皆様からの、フィードバックが、次のプログラム開発の上での大きな力にもなります。


<参照>

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2018年06月04日

"展開ファイルを作成できませんでした" というエラーが表示される

ZIP圧縮されたファイルをダブルクリックしたとき、あえて何か圧縮・解凍ソフト入れてないければ、通常は、エクスプローラーが起動して、ZIPファイルの内容が表示されます。

この状態で、一部のファイルをさらに開いて実行しようとすると、"展開ファイルを作成できませんでした" というエラーが表示されることが確認されているようです。

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【対象】

・2018年3月以降のセキュリティ更新プログラムを適用した Windows 環境


【発生するOS】

Windows 7
Windows 8.1
Windows 10 (すべてのバージョン)
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
Windows Server 2012
Windows Server 2012 R2
Windows Server 2016


【発生用件】

・SETUP.EXE または INSTALL.EXE といったEXEファイルを実行したとき
・ZIP内にサブディレクトリが存在する場合


【回避策】

現状では、エクスプローラーで開いたら、一旦展開(解凍)してから利用すれば問題はありません。


普通は圧縮されたものを解凍せずにエクスプローラーで開いただけで、実行すると、Windows10(Ver.1803)で試すと以下のような画面がでて、一応、展開(解凍)してから実行してね?的な画面が出てきてました。

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これで実行をクリックしてみましたが、

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といったエラーが表示され実行できませんでした。もちろん、一度展開してからであれば問題ありません。

エラー内容は違えど、ZIP圧縮されたファイルを展開(解凍)せずに直接実行ファイルを、ダブルクリックして実行しても望んだような結果にはならないケースの方が多いでしょうから、きっちり一度展開してからご利用いただくことをお勧めいたします。

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2018年05月15日

Rapport が要因で Snipping Tool が利用できない

Microsoft Edge が落ちてしまうのは相変わらずですが、いろいろ調べてみたりすると、"Rapport"、他にもいろいろなところでトラブルが発生しています。

その一つが、Windows Vista以降ではおなじみの Snipping Tool。当然現在の Windows 10 でもご利用の方も多いでしょう。

ご存知のように、スクリーンショットなどをとったりするためのツールです。

本来この Snipping Tool を利用してキャプチャーした場合、のようになるはずが、Rapport が動作していると、のように真っ黒になってしまうことがあります。

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この症状はだいぶ以前に発生していたもののようですが、たまたまそうした症状を見る機会があって、さらに Rapport を調べてみたら、他にもいろいろあることが判明。今回、改めてご紹介させていただくことにしました。


【Rapportとは?】

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まずは簡単におさらいです。"Rapport"とは、IBMが提供している "IBM Security Trusteer Rapport" というソフトで、大手都市銀行、地銀、信金、証券会社などで推奨している金融機関をターゲットにしたマルウェア感染、フィッシング攻撃を検出して防御するセキュリティソフトです。
当初は、一般的に "Rapport" という名前の方が全面にでていたのですが、"アプリと機能" (Windows10の場合)を確認して "Trusteerエンドポイント保護" とあったりするので、"Rapport" と気が付かないかもしれません。"Rapport" や "Trusteer" といった名前がキーワードということになります。


おそらく、インターネットバンキングなどをご利用だったりした場合には、銀行からインストールするように?という案内が一度以上は来ている方も多いかと思います。
それだけ深刻な状況ということではあるわけですね。


【Snipping Tool が利用できない】
これまでにも、Microsoft Edge が起動できないという症状はありますが、こちらは、Microsoft Edge の更新に、Rapport が追い付いていけないために、非対応であるが故に発生しているものですが、今回の Snipping Tool については、Rapport のセキュリティ機能との関係で発生しているものでした。

-- 対処法
この症状は、その後確認したところ、どうやら古い Rapport だと発生するもののようです。一旦、Rapport を削除して、再度ご利用の金融機関のホームページ経由で再導入し、現在提供されている最新版の Rapport であれば問題は発生しないようです

ただし設定を調整して直す場合には以下の部分になります。

1) ブラウザなどから、Rapport のコンソール画面を開きます
2) "セキュリティポリシー" にある "ポリシーの編集" をクリックします

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3) "スクリーンキャプチャーをブロックする" のところを、"使用しない" に変更します

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あとは、"保存" をクリックしたうえで、さらに "OK" をクリックして設定を保存します。

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実はこの機能、文字通り画面のキャプチャーを制限する機能になりますが、Windows のこうした標準の機能のほかにも、キャプチャーリングするソフトなどにも影響が出ているところもあるようです。

・その他でこの機能が影響する一例:

Rapportに限らず、セキュリティという観点からスクリーンショットを制限するソフトは多々あります。カスペルスキーなどもその一つです。
Rapport の、この機能のところにもちゃんと説明はありますね。

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そうした場合、ソフトによって、利用を許可できるような設定があるものについては、ブロック対象のアプリから外せば問題ないのですが、ない場合には無効にするしかないようです。

Rapport の場合、本来は、"保護対象のWebサイト" となっているサイトに対するスクリーンキャプチャーを制限するというのがその機能なんでしょうけど、古いバージョンだと、どうも Rapport の拡張機能が組み込まれたブラウザが起動していると、Snipping Tool 自体に制限がかかって利用できていませんでした。(私が確認した時には、Google Chrome のみで発生していました)

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対処法の最初にも書きましたが、現在の Rapport の場合には、Snipping Tool に制限がかかることがないようです。このケースのように、最新バージョンのソフトに入れなおすことで Rapport 側での対応が進んで改善しているるケースもあるので、設定変更もそうですが、まずは最新バージョンに入れなおしてみることをお勧めいたします。

スクリーンキャプチャー以外にも、あれ?というところに影響が出ている Rapport ですが、次回は、今回のこのトラブルを通じて確認したその他のアプリへの影響についてご紹介いたします。


<参照>



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2018年05月12日

悪意のあるソフトウェアの削除ツール

Windows Update があると、毎月のように提供されている、"悪意のあるソフトの駆除ツール"。

ときどき、Windows Update の更新履歴に、"インストールされませんでした" と失敗の履歴している例を見かけます。

でもこのツールについては、失敗した後、再度、更新プログラムを確認しても、検出されたりしません。
では必要ないものなのか?

Microsoftの "セーフティとセキュリティセンター" によれば、"Blaster、Sasser、Mydoom などの特定の悪意のあるソフトウェア (マルウェア) をチェックして、検出された感染を除去" するためのもので、"このツールの新バージョンを毎月第 2 火曜日 (米国時間 ) およびセキュリティ インシデントに対応する必要に応じてリリースしています" というもの。

つまり定期的に配信されているツールです。

また、"悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、ウイルス対策製品に代わるものではありません。 このツールは、コンピューターに既に感染しているウイルスを削除するツールです。 そのため、マイクロソフトでは、最新のウイルス対策製品をインストールして使用することを強く推奨します"("Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールで流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する"より)にもあるように、ウィルス対策ソフトに変わるものではありませんので、ウィルス対策ソフトが未導入の場合には別途導入が必要になります。

* Windows7であれば、Microsoft Security Essentials が、Windows8.1/10 においては、Windows Defenderが機能していれば問題ありませんが、当然サードパーティ製のウィルス対策ソフトを導入しているものでも問題ありません。


【手動でスキャンする】

Windows Updateで失敗したものの、どうしても気になる方は、Microsoft Download Center からダウンロードして手動で実行することも可能です。
ただしこのプログラムで利用されている定義ファイルは、月毎に更新されていますので、都度新しいものをダウンロードしてご利用になることをお勧めいたします。


【Windows Updateでダウンロードされたものはどこにあるの?】

確認したところ、Cドライブ>Windows と開くとある "System32" フォルダ内に、"mrt.exe" という実行ファイルが保存されているようでした。
通常インストール済みであれば、

1) Windwosキー+R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示
2) "名前" のところに "mrt.exe" と入力して OK をクリックすれば起動します

スキャンの結果のログは、

Cドライブ>Windows>debug

と開くと "mrt.log" がありこちらから確認することもできます。

このツールについては、インストールに失敗と表示されて、以後 Update をかけても検出されなくてもあまり気にする必要はなさそうです。

もちろんインストールに失敗するということは何かが要因となっているので、他にも Update で失敗しているようなケースがあるならば、その要因を確認する必要はあるかと思いますが....


<参照>



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2017年12月25日

プログラムをダウロードしようとしたら "WindowsによってPCが保護されました" と表示される

以下の画面は、一例ですが、Windows10を利用して Epson の Webページから、Webプリワールドのプログラムをダウンロードしようとした際に表示されたものです。

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Webサイト上から何か?ダウンロードしようとすると、こうして、Windows のスマートスクリーン(Smart Screen)によって、ブロックされることがあります。
こうした画面がぱっと出たりすると、慌てたりしちゃいますよね? でも、ブロックされるからと言って必ずしも悪いものと限ったわけではありません。

ダウンロードしようとしているサイトに問題はなく、プログラム自体にも問題ないことがわかっているような場合には、以下の手順でダウンロードを実行できるようにします。

1) "詳細情報" をクリックします

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2) アプリ名や発行元などが表示されますが、問題なければ、"実行" がこれでクリックできるようになります

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** Windows8.1 においても同様です。


本来、この "Windows Defender SmartScreen は、フィッシング Web サイトまたはマルウェアを含む Web サイトとして既に報告されているサイトに従業員がアクセスしようとした場合や、悪意のある可能性があるファイルを従業員がダウンロードしようとした場合に、従業員を保護するために役立つ機能" ですとあるように、有害なサイトから不正なプログラムをダウンロードしたりして誤って実行しないために有効なツールです。

ですから通常は有効にしておいて、必要に応じて、上記のように実行するかたちでご利用いただくおくことをお勧めいたします。

今回の Epson のケースは、ほんの一例です。参照先の Epson の Webページ にもありますが、こうして一時的にブロックされることがあることは、メーカー側も把握されているようです。
もっともこうしてブロックされるものは、今回ご紹介した例に限ったことではありません。他のプログラムであっても当然ありうることです。

こうした画面が表示された場合には、アクセスしているサイトに本当に問題ないのか?など、もう一度確認してください。

クリスマスに、年末、そして年始。この時期は、こうした不正なプログラムやマルウェアも暗躍する時期でもあります。くれぐれもご注意ください。

そして、良い年の瀬を!


<参照>

「WindowsによってPCが保護されました」と表示される/Epson Webプリサポートセンター
Windows 10: OS レベルで悪意のあるサイト、アプリをブロック ? SmartScreen フィルター/日本のセキュリティチーム
Windows Defender SmartScreen

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2017年11月08日

ファイルの関連付けを元に戻したい

こういった場合、いろいろなケースがあります。
以前にも、

ZIPファイルの関連づけをIEに変えてしまった
〜.exe ファイルの関連づけがおかしくなって、プログラムが起動できない

といった事例をご紹介いたしました。

今回はまた別の事例です。
〜.TMPという拡張子のファイルを、Adobe Readerに紐づけてしまった例です。

〜.TMP ファイルがどんなものか?よくわからずに、ダブルクリックして開こうとしたら、どのプログラムで開くか?といった画面がでてくる... よくあることですね。

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この画面が出たら、思いとどまって、もう一度しっかり考えていただければいいんですが、こういう時って、慌ててしまって、"閉じる" ボタンもないから、思わず "OK" をクリックしてしまう.... 
* 本来なら、この段階で何もないところでクリックすれば、画面は消えて、回避できます。

結果、〜.TMPという拡張子のついたファイルが、すべてこのケースだと、Adobe Acrobat Reader DC に関連づいてしまい、当然開けるものではないのでエラーになってしまう... 
〜.TMPに限らず、〜.DAT とか、パソコンの中にはどのアプリとも紐づいていないような拡張子のデータっていっぱいあります。

以前紹介した例だと、コマンドプロンプトを利用して修正するとか、レジストリを直接修正するとか...次に待っているのは、初心者にとっては、さらに難関な対処法になるわけです。

でも、"レジストリ" って聞いて、"それはちょっと...." っていう方も多いのではないでしょうか?

今回のように、Adobe Acrobat Reader DC のような、Windowsの標準の機能と違うような、あとから導入したプログラムと紐づいてしまったような場合には、実はもっと簡単に修正できる方法があります。

結果から先にご紹介すると、今回の例で言えば、

一度、Adobe Acrobat Reader DC を削除して、入れなおす...

これだけです。

一度 Acrobat Reader を削除すれば、当然、プログラムがなくなるわけですから、関連付けは一度解除されます。そして、TMPファイルは不明なアプリで開く設定に戻って、白いアイコンに戻ります。

そしてもう一度新規に Adobe Reader を入れなおします。

TMPファイルは当然ながら、Acrobat Readerとは関係のないファイルなので関連づいたりすることはありませんので、TMPファイルの属性は不明なアプリで開く設定のままで、仮にまたダブルクリックしても、当初のようなアプリの選択画面がでてくるようになります。

よくよく考えれば当然のことなんですが、意外と難しく考えすぎちゃうと、見落としがちですよね。

でもまぁ、何でもダブルクリックすればいいってもんではないわけですから、とりあえずダブルクリックすれば開けるんじゃないか?って思うのは危険ですので、くれぐれもご注意ください。

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2017年07月04日

"Snip" というキャプチャーツール Part2

前回の Part1では、大まかな内容をご紹介しましたが、今回は実際に導入から利用まで Windows10(Creators Update 適用済み)にて、ご紹介いたします。


【Snipのインストール】


1) まずは、Snip Preview の公式サイトにアクセスします

Snip Preview

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2) 画面右上の、"Download Snip" をクリックして、ダウンロード&インストールの開始です。画面下部に表示された、"実行" をクリックします

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3) インストールが完了すると、"Snip" が起動し、画面上部にマウスをポイントするとツールが表示されます。またインストール直後は、Snip の紹介の画面が表示されます

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【Snipを起動する】

Snipツールは、デフォルトでは、PC起動時に同時に起動し常駐するようです。通知領域にハサミのアイコンがありますので、そちらから設定の変更も可能です。常駐させておくのはちょっとな?という場合には設定を変更して、利用したいときだけ起動して使用してみてください。

20170701-2-1.jpg

Snipは画面上部にマウスをポイントすると以下のようなアイコンが表示されます。基本のツールはこれがすべてです。
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20170701-2-2-1.jpg Capture:画面をキャプチャーします
20170701-2-2-2.jpg Whiteboard:ホワイトボードのように文字を書いたりできます
20170701-2-2-3.jpg Camera カメラ機能を利用して画像を取り込みます
20170701-2-2-4.jpg 閉じるボタン/Library

またタスクバーには、Snipのアイコンが常駐していますので、そちらを右クリックして Settings をクリックすると、Windows起動時に起動するのか? デスクトップにツールを表示させるのか?といった設定や、Hotkeys の割り当てなどの設定が可能になっています。

20170701-2-2-5.jpg 20170701-2-2-6.jpg
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【Snipを利用する】

さて、今度は、実際に使ってみてご紹介いたします。

1) Capture:Captureツールをクリックすると大きな十字のマークが表示され取り込み範囲を選択する画面に変わります。マウスでドラッグして離すとキャプチャーが完了し、Snip の編集画面に変わります。

20170701-3-1.jpg 20170701-3-2.jpg

取り込んだものについては、描画ツールを使って直接書き込みや、録音ツールを使って、音声の入力も行えます。

20170701-3-3.jpg 20170701-3-4.jpg
20170701-3-5.jpg

2) Whiteboard:文字通りホワイトボードとして、録音ツールを使いながらペンなどを駆使してホワイトボードに書き込むことができます。

3) Camera:ノートPCなどでWebカメラを搭載している場合などには、そのカメラの機能を利用して画像の取り込みが可能です。

音声の録音や、キャプチャーした画像にペンツールを使って解説したような動画データは、Linkの機能を利用して、データの共有が可能です。この場合、Linkなどをクリックすると、現時点ではデータは一時的に、Office Mixのサイトに保管され、リンク先のアドレスがクリップボードにコピーされますので、そのアドレスをメールやFacebook、OneNoteなどに貼り付けて利用します。もちろんSaveをクリックしてMP4の動画データとして自身のPCに保存することも可能です。

Office Mix上に保管された一時データは、今回確認した段階では、Snipのライブラリからデータそのものを削除すると、リンク先からも削除されるようです。


【アンインストールについて】

最後にアンインストールについて。この Snip をアンインストールする場合、通常のプログラムと同様に、コントロールパネル>プログラムのアンインストール(あるいはプログラムと機能)から削除ができます。
また、スタート>設定>アプリと機能 からでも同様です。



<参照>

"Snip" というキャプチャーツール Part1
The Microsoft Garage
Snip
Snip, a Microsoft Garage project
Office Mix



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2017年07月01日

"Snip" というキャプチャーツール Part1

先日、"Dictate" というツールについてご紹介しました。Microsoft Garage Project から登場した Word、PowerPoint、Outlook のアドインとして利用できる音声入力ツールでした。

"Dictate" を利用した音声入力 Part1
"Dictate" を利用した音声入力 Part2


その時にも、この Microsoft Garage Project では、これ以外にも面白いツールがいろいろありますよ?とご紹介したわけですが、今回は、"Snip" というツールを取り上げてみました。

"Snip" と聞いて、何かに似ているな?とピンときた方もいらっしゃるかもしれませんね。Windowsには、Windows Vista 以降、Snipping Tool というキャプチャーソフトが付属しています。ご利用になったことのあるかとも多いかと思います。

20170630-1-1.jpg
20170630-1-2.jpg 20170630-1-3.jpg

Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする

上記にもありますが、画面の一部の範囲を指定してキャプチャーしたり、画面全体をキャプチャーしたりするツールです。書き込んだり、電子メールに添付したりといった機能も搭載されています。

今回の、"Snip" というツールはこれにさらにいくつかの機能を追加したものになります。

まずは具体的にどんなものができるのか? まずは以下のサイトをご覧ください。

20170630-0.jpg

ポイントは、


Step 1: 切り取って
Step 2: 注釈をつけて
Step 3: 共有する


そんな具体的な例が紹介されています。

Snip, a Microsoft Garage project

Windows 標準搭載に Snipping Tool のように単に画像として保存できるだけではなく、動画(MP4)として書き出しができるのが特徴ですね。

では具体的にどのように導入し利用するのか? 


次回は、その導入から利用についてご紹介します。


<参照>

The Microsoft Garage
Snip
Snip, a Microsoft Garage project
Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする

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2017年06月14日

ピクチャフォルダを開いても、"スクリーンショット" フォルダがない Part 2

長くなったので、2回に分けさせていただきました。前回の続きで、さらにこのスクリーンショットの機能について取り上げてみました。

ピクチャフォルダを開いても、"スクリーンショット" フォルダがない

前回取り上げたのが、スクリーンショットフォルダがないという件でしたが、今回はもうちょっと踏み込んでみました。



【スクリーンショットフォルダの場所の変更】

通常は、ピクチャフォルダ内の、スクリーンショットフォルダに保存されますが、これをどこか他の場所にしたい。

20170611-1-1.jpg

そうした場合には、

1) スクリーンショットフォルダを右クリックして、プロパティをクリックして開きます

2) 場所タブを開いて、移動をクリックして場所を変更します

場所を変更すると、現在スクリーンショットフォルダに入っている画像もすべてそちらに移動されます。

また移動した状態で、スクリーンショットフォルダを削除した場合、次にスクリーンショットを撮ると、移動した場所に新たにスクリーンショットフォルダが作成されます。


【スクリーンショットのファイル名をリセットする】

レジストリの調整が必要になります。

20170611-2.png

1) まず
 HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer
と開きます。

2) "ScreenshotIndex" をダブルクリックして開いて、"値のデータ" を、"1" にしてOKで閉じます

3) F5キーを押して変更内容を反映。レジストリエディタを終了します

これで再度 1 から番号が自動的に振られるようになります



【Snipping Tool を使う】

20170611-3.png

Windowsには、Snipping Toolというキャプチャーソフトがついています。これを利用して希望した部分をキャプチャーして、JPEGなど好きな形式で保存ができます。

詳細は、"Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする" を参照してください。



<参照>

MS Windowsでスクリーンショットを撮る方法/WikiHow
Windows 8/10でスクリーンショットを撮る方法/AllAbout
Win 8編: スクリーンショット撮影時の数値をリセットする/マイナビニュース
Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする



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2017年06月11日

ピクチャフォルダを開いても、"スクリーンショット" フォルダがない

時々、ピクチャフォルダを開いても、自分のPCには、"スクリーンショット" フォルダがないんですけど?という相談を受けるので取り上げてみました。

20170609-1.jpg

ご覧いただくとお分かりのように、通常はありません。
今回はこのスクリーンショットの撮り方のおさらいを含めて改めて、問題として取り上げた、"スクリーンショット"フォルダがないという問題について取り上げてみます。

【スクリーンショットについて】

Windows 7までであれば、Print Screenキーで、スクリーンショットは撮れていましたが、クリップボードにコピーされているだけでしたので、スクリーンショットを撮ったのち、ペイントに貼り付けてファイルとして保存するか、Word や Excel などのアプリの画面に直接貼り付けるなどしておかないと、当然ながら次に何かをコピーしたら自動的に削除されてしまいました。

これが、Windows 8 以降についた機能で、Windowsキーを押しながら、Print Screen キーを押すことで、画面のスクリーンショットが撮れ、さらに自動的にファイルとして保存されるようになりました。もちろん、Windows 10 でも有効な機能です。


【スクリーンショットの撮り方】

・Windows 7 以前:
PrintScreenキー:デスクトップの画面全体のスクリーンショットを撮影
Altキー + PrintScreenキー:アクティブウィンドウのみのスクリーンショットを撮影

・Windows 8 以降:
PrintScreenキー:デスクトップの画面全体のスクリーンショットを撮影
Altキー + PrintScreenキー:アクティブウィンドウのみのスクリーンショットを撮影
ここまでは、従来通り。
これに加えて、
Windowsキー + PrintScreenキー:デスクトップの場面全体のスクリーンショットを撮影し、ファイルとして保存

** Windowsキー + PrintScreenキー によって、スクリーンショットを撮影する際、画面が一瞬暗くなります。

*** ノートPCなど一部の機種では、PrintScreenキーを利用するには、Fnキーなども押す必要がある場合があります。その場合には、Windows キー + Fnキー + PrintScreenキー という形になります。

**** さらに Surface/Surface Pro などの製品、PCやWindowsタブレットなどそれぞれの製品によっては、その撮り方もいろいろありますので、詳細はそれぞれの機種の操作案内などをご確認ください。

***** 今回は取り上げてませんが、この他、Windowsでは、Snipping Tool を利用してスクリーンショットなども撮影できます。


【保存方法】

・Windows 7 以前:
PrintScreenキーAltキー + PrintScreenキーの場合、ペイントなどのグラフィックスソフトに貼り付けてファイルとして保存する。あるいは、WordやExcelなどのアプリに直接貼り付けて利用する

・Windows 8 以降:
PrintScreenキーAltキー + PrintScreenキーの場合、ペイントなどのグラフィックスソフトに貼り付けてファイルとして保存する。あるいは、WordやExcelなどのアプリに直接貼り付けて利用する
Windowsキー + PrintScreenキーの場合、ピクチャフォルダ内に、"スクリーンショット" フォルダが自動生成されて保存されます

20170609-2.jpg


【ピクチャーフォルダに "スクリーンショット"フォルダがない、あるいは削除してしまった】

まず該当するのは、Windows 8以降ということになりますが、ピクチャフォルダを開いても、肝心の、"スクリーンショット" フォルダがない...そんなケースもあります。

通常、今回ご紹介した、Windows キー + PrintScreenキー による、スクリーンショット撮影をしたことがないと、フォルダはありません

リカバリ後などにこのフォルダが見当たらない...という方は、まずは、一度この操作をしてみてください。
そうすることで、フォルダが自動生成されます。

仮に削除してしまっても、再度、Windows キー + PrintScreenキー にて、スクリーンショットを撮影すると生成されます。 


【スクリーンショットフォルダに保存されない】

私の場合、"SnapCrab for Windows" というスクリーンショットを撮影するための専用のアプリを導入しているので、このソフトのホットキー機能が有効になっていたりすると、Windows のスクリーンショット機能が働かないため、フォルダも作成されませんし、またフォルダ内にも保存されませんでした。

20170609-3.jpg

何かしら画像をキャプチャーリングするソフトが導入されている場合、そうしたソフトの機能の設定を確認する必要があります。

また、OneDriveDropboxなどのデスクトップアプリをご利用の場合、スクリーンショットを撮ると、OneDriveDropbox に直接保存されてしまうケースもあります。その場合には、まずは OneDriveDropbox をご確認いただいた上で、それぞれのアプリの設定もご確認いただき、必要に応じて設定を変更してください。



<参照>

Windows 10でスクリーンショットを撮る2つの方法/できるネット
スクリーンショットを自動的に OneDrive に保存する
Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする
Dropbox でスクリーンショットを共有/保存する


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2017年05月05日

メールの文面にあるリンクをクリックすると "クラスが登録されていません" となってリンクが開かない

"クラスが登録されていません" というメッセージは、添付ファイルなどを開こうとした際にプログラムの関連付けがうまくできていない時にも表示されます。また特定のデータを開こうとしてダブルクリックしたときに関連付けがうまくできていない場合にも表示されることがあります。

20170503-5.jpg

今回のケースではメールの文面にあるホームページへのリンクですが、クリックしてもブラウザが起動できずにこうしたエラーになっています。

ですので、既定のブラウザを再設定しなおしてあげれば、正常にリンクが開けるようになります。

特定のプログラムで使用するデータだったりした場合には、その拡張子とのプログラムの関連付けが正しくできていないので同様なエラーになりますが、この場合にはアイコンの上で右クリックして、プログラムから開く として、"既定のプログラムの選択" を開いて、該当するプログラムを指定すればいいわけですが、メールの文面に記載されたハイパーリンクだったりするとそうはいきません。

コントロールパネル>プログラム>既定のプログラム>既定のプログラムの設定
として開くか?
コントロールパネル>既定のプログラム>既定のプログラムの設定

と開いて、Internet Explorer あるいは、Microsoft Edgeなど既定で使用しているブラウザを選択します。

20170503-6.jpg

"すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する"

"既定でこのプログラムで開く項目を選択する"

のいずれかを選択するわけですが、例えば、Internet Explorerをメインに使用されているのであれば、"すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する" でも構わないかと思います。
また場面に応じて、ブラウザを使い分けているというような場合には、"既定でこのプログラムで開く項目を選択する" を選択して、該当する項目にチェックを入れます。

参考までに、"既定でこのプログラムで開く項目を選択する" をクリックして開くと以下のような感じで、場面に応じてチェックマークがついているもの、ついていないものがあります。(左:IE 右:Edge)

20170503-7-1.jpg 20170503-7-2.jpg

Internet Explorer ではなくて、Microsoft Edgeや、Google ChromeFirefoxなど 他のブラウザをメインに使用されている場合にはそれぞれのプログラムを選択して同様の操作を行います。

設定後は、通常はPCを再起動しなくても、再度メールをいったん終了してから、開きなおせば、リンクは指定したブラウザで開けるようになります。


マウスコンピューター/G-Tune



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2017年04月07日

タスクバーにピン止めしたアプリは、ショートカットキーで一発起動!

頻繁に使用されるアプリケーションは、デスクトップにショートカットアイコンを作成されたり、タスクバーにピン止めしたりしてご利用の方も多いかと思います。

それだけでも、スタートボタンからプログラムをたどっていくよりは断然便利ではあるのですが、それでもマウスやタッチパッドを触るのが面倒? 何とか、もっと手軽に起動できないか? っていうシチュエーションってあったりしませんか?

20170407-1.jpg

ご覧の画像は、タスクバーにピン止めしたアプリですが、いくつか並んでいますが、実はこのタスクバーにピン止めしたアプリには、左から、123.... と順番が付いています。

どういうことか?というと、キーボードのWindowsキーを押しながら、数字を押せば、その番号の位置に該当するアプリが起動できるようになっています。

これは Windows10 に限ったことではありません。Windows7 でも同様です。

こういう機能、知っているだけでもちょっと便利に使えますよね? ぜひ活用してみてください。



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2017年02月14日

Amazon Assistant の削除について

だいぶ前に取り上げた Amazon Assistant に関する記事については非常に多くのアクセスをいただいております。

"Amazon アシスタント" がインストールされてしまう


ただし去年の暮れぐらいからときどき "Amazon Assistant が削除できない!" とか、"削除しても、再起動するとまたインストールされてしまう!" などといった報告をいただいたり、またMSコミュニティなどでもそうした相談を見かけたりするケースが多くなってきました。

ちょうど最初に取り上げたのが、2016年1月25日と、ほぼ1年前の話で、確かにこの時には普通にアンインストールもできたし、Amazon Assistant だけではなく、Amazon 1Button App Service についても削除ができたのに、状況がだいぶ変わってきたようでしたので、再度自分のPCに導入してその実態を確認してみました。

インストールから削除まですべて書き出すときりがないのでこの記事では、なぜ削除できないのか? そしてどうやって削除したらいいのか?という点だけご紹介させていただきます。


【削除しても再起動すると再インストールされてしまうのはなぜ?】

確認してみた結果からいうと、Amazon Assistant だけを削除しても、Amazon 1Button App Service が動いていると、再起動すると自動的に、Amazon Assitant がインストールされてしまいます。

つまりせっかく削除してもAmazon 1Button App Service が、Amazon Assistant を自動で再インストールさせていることがわかりました。

また、この Amazon 1Button App Service は、今回導入して検証したところでは、以前と異なり、プログラムの一覧には表示されないので、通常のアンインストールの方法では削除ができません。

つまり、この "Amazon 1Button App Service" をなんとかする必要があるわけですね。

ただしご利用環境はそれぞれ異なるので一概には言えませんが、仮に、"Amazon 1Button App" がプログラムのアンインストールを開いた時に一覧に表示されているよ?と言う場合には、Amazon Assistant を削除したら必ずこちらも削除してください。これも以前なら、Amazon Assistant を削除すれば削除されたんですが、現在は削除できないかもしれません。
今回は、Amazon Assistant を導入した後で、Amazon 1Button App が、表示されているケースは確認できませんでしたが、別途 Windows8.1 のPCで、Amazon 1Button App のみをインストールして、普通にプログラムのアンインストールで削除した場合には、問題なくサービスも削除されていましたが、Windows10 のPC ではプログラムを導入後削除しても、サービスまではやはり削除されませんでした。

では具体的に削除する方法をご紹介します。


【Amazon Assistantを削除する】

まずアンインストールする前に、サービスとして動作している "Amazon Assistant" と "Amazon 1Button App Service" を停止させる必要があります。

1) Windowsキー+R にて、ファイル名を指定して実行の画面を出して、"services.msc" と入力しエンターします

20170210-5-1.jpg

2) サービスの一覧が表示されますので、"Amazon Assistant" と "Amazon 1Button App Service" を順にダブルクリックして開いて、サービスを停止させ、さらに スタートアップの種類をも、"無効" にしてしまいます

20170210-5-2.jpg
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3) 次に改めてコントロールパネルから、プログラムのアンインストールと開いて、Amazon Assistant を削除します。Windows10 の場合、スタート>設定>システム>アプリと機能 からでも削除できれば、どちらからでも結構です(今回うちのWindows10では、Amazon関連ツールが2つありましたが、1つは削除できたものの、もう一つはグレーになって、削除もできない状態でした。ただしコントロールパネルからでは削除ができたので、従来からあるコントロールパネル>プログラムのアンインストール にて削除しました)

4) ここで一端PCを再起動します。再起動後は、Amazon Assistant が再インストールされるという症状からは解放されているはずです。さらに、"Amazon 1Button App Service" が参照している、Cドライブ>Program Files(x86)フォルダ内にある、"Amazon" フォルダをフォルダごと削除します。

先ほどのサービスの一覧を表示させると、まだしつこく "Amazon 1Button App Service" は残っているはずなので、こちらを開けば、どこのプログラムを参照しているかご確認いただけます。

このフォルダが削除できないというお話もネット上では見受けられましたが、サービスを停止して、さらにスタートアップも無効にしておけば、何も問題なく削除できました

20170210-6-2.jpg 20170210-6-3.jpg
20170210-6-4.jpg

"Amazon" フォルダを削除してしまえば、実体はなくなるので、Amazon 1Button App Service も起動できませんし、仮に有効に戻しても何も起きなくなります。

こちらについては実際に削除後、サービスを有効にして確認してみましたが、当然ながら実行するプログラムがないので何も起きませんでした。

さてご覧いただいたように、この手順で削除すれば、Amazon Assistant はとりあえず、削除して再起動しても、インストールされなくなります。(今後のことを考えて、最低限、Java の更新がかかってまたインストールされることがないように Java の設定を変更し、スポンサーからのオファーを表示しない設定にしておきましょう!)

JavaのUpdateの際にスポンサーからのオファーを表示させない


とりあえず動かなくなって、再起動したら再度インストールされてしまうと言う症状が改善すれば OK と言う方はここで終わりでもいいと思います。


この先は "どうしてもきれいに削除したい!" と言う人向けのレジストリを含めての削除についてご紹介です。


【サービスの削除】

実は、Amazon 1Button App Service については、プログラムのアンインストールで削除できればきれいにサービスもなくなるんでしょうけど、今回 Windows 10 で試したところでは、このプログラムが、インストールされたプログラムの一覧にもないため、アンインストールができませんでした。

最初にご紹介した削除方法で、プログラムの実態はなくなったのですが、再度、service.msc にて確認すると、サービスの一覧には、まだ "Amazon 1Button App Service" が残ったままでした。

20170210-7-4.jpg


おまけにこのサービス、コマンドで確認すると、

1) sc.exe query state="all"
として確認すると、一覧にはありましたが、

20170210-7-7.jpg

2) sc.exe delete Amazon 1Button App Service
として削除しようとしましたが、そういったサービスはないとはじかれてしまいました

20170210-7-5.jpg 20170210-7-6.jpg


確かに、Autoruns for Windows を利用して、サービスのタブを開いても、サービスとして表示されていませんでした。唯一、Autorunsで引っかかってきたのは、"Amazon 1Button App Configuration" でしたので、こちらも削除しておいた方がいいかと思います。

20170210-7-1.jpg 20170210-7-2.jpg
20170210-7-3.jpg

* Autoruns for Windows で確認したところでは、
HKLM¥SOFTWARE¥WOW6432Node¥Microsoft¥Active Setup¥Installed Components のところに、"Amazon 1Button App Configuration" と言うエントリーがありましたので、Amazon 関係は不要なので削除させていただきました。ただしそれ以外の項目は、Autorunsでは検出されませんでした。

最終的に結果としては、レジストリエディターを起動して、サービスを直接手動で削除することにしましたが、サービス自体は、

20170210-7-8.jpg

HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services

と開くと、ここに "Amazon 1Button App Service" がありますので、右クリックして削除してしまいます。

後は、PCを再起動。

20170210-7-9.jpg

再起動後には、サービス自体もなくなってすっきりしたと思います。


今回いろいろインストールして、Amazon 1Button Appアプリのみインストールしてもみたり試したんですが、たまたまなのか?OSによっても挙動がだいぶ違い Windows8.1 では、プログラムのアンインストールに追加されて、そこから削除することもできましたが、Windows10 上では、プログラムの一覧には追加されませんでしたので、やはりプログラムのアンインストールでは削除できませんでした。

とりあえず削除法のみご紹介しましたが、これまで何度か削除を試みたものの、うまく削除できないと言う方は、こちらでご紹介させていただいた方法で、一度お試しください。

ポイントは、サービスを停止して無効にすること。そうすれば、Amazonフォルダ内の実行プログラムもフォルダごと一気に削除することができます。

それにしてもこのアプリ。どんどん面倒になりますが、この後もっと面倒にならないことを祈るばかりです。

まぁ、Amazon については、私もしょっちゅう買い物をしますし、便利だとは思いますが、こうした余計なツールが配られたり、いつの間にかインストールされてたりすると、やはりちょっと迷惑ですよね。。。


【2017/02/24更新】

その後レジストリを確認していたら、気になったキーがありましたので、確認してみました。
詳細は以下の記事をどうぞ。

Amazon Assistant の削除について Part 2


【2017/02/25更新】

最初に掲載しました、"Amazon アシスタント" がインストールされてしまう" の記事の中で、"三菱東京UFJ銀行のBizSTATIONの振り込みが出来なくなる" という事象が発生していることについてコメントをいただきましたが、本日やはり、ある証券会社の一部のサイトにアクセスできない(取引ができない)という事象も発生していることも確認いたしました。この件は証券会社の方でも把握しているようです。

どうしてそうしたサイトに影響が及んでいるのかはわかりませんが、皆様ご注意ください。


【2017/03/03更新】

三菱東京UFJ銀行の法人向け、BizSTATION以外にもやはり法人向けの口座で Amazon Assistant による不具合が原因でアクセスできない例が発生しているようです。

大東ビジネスインターネットバンキングにおけるInternet Explorer動作停止への対応について/大東銀行

金融機関のWebページ上で削除方法が紹介されるなど、ちょっと自体は深刻になりつつありますね...


【2017/03/09更新】

本日、PC起動時などに、スクリプトエラーのダイアログが表示されるというケースが確認されました。
URLなどをみると、やはり amazon...の文字が。さらに確認すると、やはりAmazon Assistant がインストールされておりました。

結果から言うとこちらについても、Amazon Assistant の影響のようです。もちろんすべてが Amazon Assistant によるものとも限りませんが、もしPC起動時に、スクリプトエラーが表示されるな?という場合には、Amazon Assistant がインストールされていないかどうか? 確認してみる必要もありそうです。

こちらについても、Amazon Assistantを削除すれば、表示されなくなるかと思います。

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2017年01月20日

従量制課金接続のメッセージが、アクションセンターに表示される

"このPCは、従量制課金ネットワークに接続されています" とアクションセンターに表示されることがありますが、この "従量制課金ネットワーク" って何? と思われている方も多いのではないでしょうか?

20170120-1.jpg

普通に自宅で、無線ルーターを介して、WiFiで使っているだけなのに....

そうなんですね。気にせずご利用の方も多いのかもしれませんが、PCを起動する度にアクションセンターに表示されたりすると、気にするな?と言われても、気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、この "従量制課金" について、ご紹介させていただきます。


【従量制課金とは?】

そもそもこの機能は、Windows8から搭載されているものです。Windows7までにはなかったので、Windows7からWindows10にUpgradeされてご利用の方は、あれ?と思う方も多いかもしれません。

インターネットを、光回線やADSL、CATVなどの固定回線でご利用の場合には、特別問題ないと思いますが、モバイルルーターや、スマートフォンのテザリングなどで使用している場合、その利用状況によって制限がかかることがあります。FAQのところでも紹介されていますが、"インターネット サービス プロバイダーは、使用されたデータ (ユーザーの PC で送受信されたデータの量) に応じて課金することがあります" と言う部分ですね。モバイルルーターやテザリングなどで利用していると、7G制限などがあったりするので、知らない間に制限を超えて、極端に速度が低下した... そんな経験をされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そうした場合に、この従量制課金接続の設定をしておくことで、Windows Updateでは何でもかんでもいストールされるわけではなく、"Windows Update で、優先度の高い更新プログラムだけがダウンロードされる" ようになるなど、データ使用量を節約することができるようになります。


【設定方法・解除方法】

固定回線などご自宅でご利用の場合には、特別問題ないので、逆にメッセージが気になるという方は、この機能をオフに、また外出先でモバイルルーターなどを介して、ご利用になるケースがある場合にはオンにしておいた方がいいわけですが、ではどこから設定を行うのか? 今回は、Windows 10のケースでご紹介します。

1) スタート>設定 とクリックして設定画面を表示させます

2) "ネットワークとインターネット" をクリックして、左ペインの "WiFi" をクリックすると、現在接続されているWiFiの接続先が表示されます

20170120-2.jpg 20170120-3.jpg

3) 現在接続されている項目の上でクリックすると、接続先の詳細設定画面になりますので、”従量制課金接続” のところを必要に応じて、オン または オフ に設定します

20170120-4.jpg

4) 設定後、この画面には、適用とか、OKなどのボタンはありませんから、そのまま X で閉じてしまえば、設定完了です

気になっていた方は一度確認してみてください。


<参照>
従量制課金接続: FAQ
Windows 10 での従量制課金接続
[Windows 8.1/8] 従量制課金接続の設定について教えてください/富士通
[Windows 10] 従量制課金接続の設定について教えてください/富士通
[Windows 10] 従量制課金接続の設定について/Vaio

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2017年01月09日

"Autoruns for Windows" の使い方

BitDefenderの記事の中では、Autoruns for Windows の使い方までは説明してませんでしたので、今回はこちらのツールについて解説したいと思います。

もっとも "何を今さら..." という方も大勢いらっしゃるかとも思いますが....


【Autoruns for Windowsとは?】

Microsoftが提供する、"Systernal Suite" を構成している一つのツールになります。
もちろんどなたでも無料でダウンロードして利用することができます。

Systernal Suite 全部ダウンロードしてご利用いただくのでも構いませんが、一般の方が利用する上ではあまり必要のない機能もたくさんありますので、必要なツールだけダウンロードして利用するほうがよろしいかもしれませんね。

なので、"Systernal Suite" のダウンロード以外にも、各ツールへのリンクが貼ってあって、直接各ツールのみダウンロードが可能になっています。


--- Autoruns for Windows について

Autoruns for Windows

Windowsにも、システム構成ユーティリティ(msconfig.exe)というツールは標準搭載されています。こちらによりスタートアップに登録されているプログラムを無効にしたりすることはできますが、こちらのツールでは削除まではできません。
Autoruns では、さらに一歩進めて削除することも可能になっています。


【ダウンロードと解凍】

このツールは、インストールは必要ありません。必要な時に実行すればいいだけのツールになっています。つまりダウンロードして、どこかに保管しておいて、使いたい時に使用する...それで OK です。

Autoruns for Windows


1) まず上記のサイトにアクセスし、"Autoruns と Autorunsc のダウンロード" をクリックし、一旦、名前を付けて保存として、デスクトップなどわかりやすい場所を指定して保存します。

20170107-1-1.jpg


2) ダウンロードが完了すると、IEの画面下部に、"ファイルを開く" ボタンが表示されますので、クリックし、解凍作業に入ります。ZIPファイルの内容が表示されますので、"ファイルをすべて展開" をクリックします。

20170107-1-2.jpg 20170107-1-3.jpg


3) 展開(解凍)作業は基本的には画面に従って進むだけですが、次の画面ではフォルダーの展開先を聞いてきますので、特定の場所を指定しても問題ありませんが、通常はファイルをダウンロードした場所と同じところに解凍されます。ここでは、"展開" をクリックして解凍します。解凍されると、フォルダが開いて、内容が表示されます。

20170107-1-4.jpg 20170107-1-5.jpg


・Autoruns.exe : GUI32ビット版
・Autoruns64.exe: GUI64ビット版
・autorunsc.exe : コマンドライン版
・autorunsc64.exe :コマンドライン64ビット版

といったものが確認できると思いますが、これらが Autoruns のプログラムになります。
コマンドラインでも利用できますが、慣れない方は、GUI版の方が操作が簡単ですので、こちらでは次にGUI版にてご説明します。


【Autorunsを起動する】

単に起動するだけなら普通にGUI版をダブルクリックすればいいだけですが、実際に削除などの作業を行う上では管理者権限を求められることになるので、右クリックして、"管理者として実行" をクリックし起動します。

20170107-2-1.jpg

後は削除したい項目を探して、右クリックして、"Delete" をクリックして削除します。

20170107-2-2-1.jpg

削除が済んだらPCを再起動して、削除したプログラムが起動しなくなったことを確認してください。


--- 探したい項目が見つからない

そんな場合には、Filterのところに、キーワードを入力して検索してみると比較的容易に見つかるかもしれません。

20170107-2-3-1.jpg


前回ご紹介した、BitDefenderの時には、ここに、"BitDefender"と入力して、関連項目を検索してみる方法をご説明いたしました。


さていかがでしたでしょうか? "Autoruns for Windows"。
便利なツールですので是非何かの時にはご活用になって見てください。



<参照>

Windows Sysinternals
Autoruns for Windows

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2017年01月05日

タスクマネージャーを活用しよう!

アイコンをダブルクリックしてもプログラムが起動しない。。。

20170105-1.jpg

そんな経験一度はあるのではないでしょうか? 
起動しないからまたダブルクリックする。これを繰り返して、結局、どうやってもプログラムが起動しない。

一度起動できなくなって "応答なし" になったプロセスなどが、タスクにたまり出すとその後何度やってもそのプログラムを起動することができなくなります。

画面上に何も表示されていないのに、プログラムが起動しているの?

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうしたものを確認するツールが、"タスクマネージャー" になります。

以前にもご紹介しましたが、警告音とともにエラーを表示させて電話させようとする類いのものについても、このタスクマネージャーで終了させることができましたよね。

Microsoft Edgeや、Internet Explorer、WordやExcelといったソフトなど、どんなアプリでも、その時のPCの状態次第で "応答なし" になってしまうことは十分起こりうることです。

そうした応答しないアプリケーションを強制終了させることができる Windows 標準搭載のツールになります。

使い方は簡単なので、是非覚えて、日頃のトラブル解決の一助にしていただけるとよろしいかと思います。


【タスクマネージャーを起動する】

起動方法はいろいろとありますが、今回はこうしてアプリケーションが応答しない場合に使えそうな方法を2つご紹介します。

1) タスクバーからの起動

画面下部のタスクバーの上で右クリックして、"タスクマネージャー" をクリックして起動します

2) ショートカットキーによる起動

Ctrl+Shift+ESC を押すことで、タスクマネージャーが起動できます



【プログラムの終了方法】

では、具体的にタスクマネージャーが起動したら、次にどうしたらいいのか?

応答していないプログラムを探します。"応答なし" などと表示されていたりするとわかりやすいのかもしれませんが、必ずしもそのように表示されているものばかりとは限りません。

いずれにしてもプログラムを見つけて、右クリックして、"タスクの終了" をクリックして終了させます。

20170105-2.jpg


ついでにMacでいえば、同様の作業は、"アプリケーションの強制終了" のウィンドウを出すことになりますが、

1) アップルマーク>強制終了
2) Command+Option+ESC で呼び出す

のいずれかの操作で、応答していないプログラムを強制終了させることができます。
Windowsでいうタスクマネージャーに該当するものだとすれば、"アクティビティモニタ" になりますが、当然こちらからも終了させることも可能です。

* 移動>アプリケーション>ユーティリティ と開くと起動できます

他にもDockにあるアプリケーションのアイコンを長押し。メニューが表示されますが、その後、Optionキーを押すと、メニューに "強制終了" が表示され、そちらから終了させることが可能です。

最後は話がそれましたが、応答しない場合には一度起動して確認してみてください。


<参照>

Windows タスク マネージャーの使用方法および Windows タスク マネージャーの問題のトラブルシューティング方法

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2016年07月31日

ユーザー名の設定に伴うトラブル

よくログインする時のユーザー名は日本語にしない方がいいよ? という話は、聞いた方も多いかと思います。

そんな、日本語に限らず、ユーザー名の設定に伴うトラブルをいくつかご紹介いたします。



事例1: ユーザー名に、"user" が入っていると、CPU使用率が上がってしまう

Windows 8.1/Windows 8.1 Enterprise/Windows 8.1 Pro/Windows 8.1 with Bing が対象。

"DfpCommon.dll" が原因とわかっているようですが、MicrosoftのHPでは、ユーザー名に、"user" という文字は使用しない...というのが、解決策になっています。


事例2: 日本語ユーザー名を使用していて、特定の文字を使用した場合、IEなどのCookieが利用できなくなる

IE10の頃に確認されていたもののようですが、Windows10上の、IEやEdgeでもこれによる影響があるようです。
YahooやGoogleのアカウントにサインインしてもこれが維持できずにログアウトされてしまう...そんな症状が報告されていました。


昔からユーザー名に日本語(2バイト文字)を利用するとよくないことは言われていますが、こういうのはおそらくほんの一例に過ぎないものと思います。

ソフトのインストールの際に影響がでたりなどなど、事例を探せばまだまだ出てきそうですね...

日本語にしたい...という気持ちはわかりますが、無駄にトラブルを巻き起こす原因になりうるものであれば、実のところ避けるのが一番手堅い方法かもしれません。

稀に、事例1 のように、英語でもダメなケースもありますが...



<参照>

ユーザー名に"user"はダメ―Windows 8.1でCPU使用率が高くなる不具合が明らかに
High CPU use by taskhost.exe when Windows 8.1 user name contains "user"
Internet Explorer 10 でユーザー アカウント名に特定の日本語文字を使用していると、Cookie が利用できない
Windows10のログイン維持について/MSコミュニティ


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2016年07月01日

スナップ機能の設定の ON/OFF

アプリケーションや、エクスプローラーを開いて、任意のサイズにしてから、画面の片隅に置いておこうと移動したら。。。せっかく小さくしたのに最大化表示に戻ってしまった。
左の画像のような状態から、マウスでドラッグしてウィンドウを移動すると、右の画像ようにウィンドウサイズが変更されてしまう。。。

.20160701-0-1.jpg .20160701-0-2.jpg

いろいろなパターンがあるとは思いますが、そんなご経験はありませんか? 

実はこの機能、Windows7においても、"Aeroスナップ" という機能として搭載されていたものです。Windows8においては、この "Aeroスナップ" とは別に、"スナップ機能" がありましたが、Winodws10からは、名称も単に "スナップ機能" として、一つにまとめられました。
Windows7だったりするとこの機能はデフォルトでOFFになっていたりするので、Windows7からUpgradeして、Windows10を使いだしたりすると "あれ?" となる機能の一つかもしれません。


【"スナップ機能" とは?】

任意のサイズに調整したウィンドウを画面の四隅などにドラッグすると、自動的に画面サイズをリサイズして、配置してくれる機能です。

各OSでは、

Windows7:Aeroスナップ機能
Winodws8/8.1/RT8/RT8.1:Aeroスナップ機能/スナップ機能
Windows10:スナップ機能

のように呼ばれています。



【2つの "スナップ機能" 】

上記でも書きましたが、スナップ機能といっても、"Aeroスナップ" というものと、単に "スナップ" というものと2種類の "スナップ機能" があります。


1) Aeroスナップ機能

デスクトップなどの画面上で、ウィンドウをリサイズしたり、整理・配置したりするために利用されていた、Windows7/8/8.1に搭載されていた "Aeroスナップ" という機能です。


2) スナップ機能

Windows8/8.1においては、スタート画面で、ライブタイルが表示されている画面を左右に分割したりする際に利用されていたのが、もともと "スナップ機能" と呼ばれて、"Aeroスナップ" とは別の機能として搭載されておりました。
Windows10においては、タブレットモードに切り替えると、ライブタイル表示になるため、同様の操作が可能になりますが、Windows10からは、どちらも、"スナップ機能" として統一されました。



【スナップ機能のON/OFF】

さてこうした Windows10 になってさらに便利になったスナップ機能ではありますが、やはり操作する上では、便利なのはわかっていても使い慣れた方法が一番。

ということで、この機能のON/OFFについて確認してみました。

・Windows7:

20160701-1.jpg

1) スタート>コントロールパネル>コンピューターの簡単操作 と開きます

2) コンピューターの簡単操作センター>マウスの動作の変更 と開いて、

3)  "ウィンドウの管理を簡単にします" のところにある "ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします" のチェックを外します(OFFにする場合)


・Windows8/8.1:

1) Windowsキー+ "I" >コントロールパネル>コンピューターの簡単操作 と開きます

2) この後は、Windows7の場合と一緒で、コンピューターの簡単操作センター>マウスの動作の変更 と開いて、

3)  "ウィンドウの管理を簡単にします" のところにある "ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします" のチェックを外します(OFFにする場合)


・Windows10:

20160701-2.jpg

スタート>設定>システム>マルチタスク と開いて、"スナップ" のところの設定のON/Offを切り替えます。



<参照>

Windows 7 新機能 簡単「Aero スナップ」操作
[Windows 8]  Aeroスナップを有効/無効にする方法/Sony
[Windows 8] スナップ機能を使用する方法/Sony
Windows 10のスナップ機能
複数のアプリを同時に使う/WindowsRT8.1

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2016年05月13日

Windows 製品のライフサイクル

時々サポート終了が近くなった時には取り上げておりました、Windows 10 へのUpdateを促す画面が相変わらず活発に出る中? じゃぁ、Windows 7 とか、 Windows 8.1 っていつまで利用可能なのか?


再度確認の意味を含めて取り上げてみました。


・Winodws XP SP3: 2014/04/08サポート終了
・Windows Vista SP2: 2017/04/11サポート終了
・Windows 7 SP3: 2020/01/14サポート終了
・Winodws 8.1: 2023/01/10サポート終了
・Winodws 10: 2025/10/14サポート終了


簡単に書くとこんな感じです。


基本的には、OSの提供が開始されてから、メインストリームサーポート(5年)、延長サポート(5年)というのがライフサイクルになります。

各OSとも、最新バージョンの状態で、つまり提供されているService Packは少なくとも全部インストールされている製品のサポート終了期日になります。

必要な Service Pack がインストールされていないもの、例えば、

Windows Vistaの場合には、Service Pack 1以前
Windows 7の場合には、Service Pack 2以前

の状態であったりする場合には、最新のサービスパックがインストールされていることが必須条件になります。

Windows8の場合には、Winodws8.1が従来のService Packと同じ扱いになりますので、Windows 8.1 に上がっていないものは、サポート対象外となります。


なお、以下で参照させていただいた、"Windows ライフサイクルのファクト シート(最終更新日: 2016 年 1 月)" の "サービスパックと更新プログラム" にもありますが、各サービスパックの提供状況としては、Windows Vistaについては、SP1の提供は終了しておりますが、それ以降のものについては現在も提供中ですので、適用されていない場合には、各OSを最新状態までUpdateしていただくことをお勧めいたします。


PCの不調などの事情で、リカバリなどされた場合、少なくともOSについては、セキュリティという面においても、真っ先に、最新状態にUpdateした上でご使用ください。


【追加情報】

ついでにもう一つ、まだまだWindows Liveメールをご利用の方も多いかと思いますが、先日、"Windows Liveメールでは、Outlook.comが利用できなくなる!" においても取り上げましたが、Winodws Liveメールについては、無償提供されている製品のためか、ライフサイクルにも明確には表示されている情報が見当たりませんでした。


念のため現在の状況について整理してみました。


・Winodws Liveメール2009 [Windows Live Essentials(旧名:おすすめパック)]:提供終了

・Windows Liveメール2011 [Windows Live Essentials 2011]:提供終了

Winodws Liveメール2012 [Windows Essentials]:現在提供中
 対象OS:Windows7/Windows8/Windows Server 2008 R2


ということで、現在Microsoftから正式に提供がされているものは、Windows Liveメール2012(Windows Essentials)のみになります。

古いバージョンをご利用の方は、こちらも、最新のものに変更してご利用いただくことをお勧めいたします。



<参照>

Windows ライフサイクルのファクト シート(最終更新日: 2016 年 1 月)
マイクロソフト サポート ライフサイクル



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2016年05月12日

外字エディターがない...

"外字エディターがない..." とは書きましたが別に機能がなくなったというわけではありません。

Windows7までであれば、

スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>システムツール

と開けば、メニューにもきちんとあった、外字エディター。誰でも使用するという機能ではないものの、利用されている方も、多いかと思います。

これがその後、Windows8 になって、スタートメニューがなくなった。さらに、スタート画面からすべての項目を表示しても、そこには、"外字エディタ―" はありませんでした。


Windows 8 / 8.1で外字エディターを使用する方法/NEC


上記のNECのサイトでも紹介されていますが、

1) ファイル名を指定して実行 を利用して、"eudcedit" と入力して呼び出す

2) 検索から、"eudcedit" として呼び出す

20160511-2-1.jpg

そんな方法で呼び出す必要がありました。


【Windows 10 で、外字エディタ―を呼び出す】

さて、時が変わって、Windows 10 に。

Windows 10 からは、スタートボタンが復活して、スタートメニューも復帰した....

しかし、実際にご覧になればお分かり頂けると思いますが、そこには、"外字エディター" はありません。

ならば、Windows 10 の場合にはどうやって呼び出したらいいのか?

Windows 7 から、Windows 10 に Upgrade された方であれば、アクセサリにあるんではないか?と探してしまうかもしれませんね。しかし、残念ながらそこには、"外字エディター" の文字は見当たらない...

Windows 10 の場合には、

1) Windows8の時と同様に、Windowsキー+R などで、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを呼び出して、"eudcedit" と入力して呼び出す

20160511-2-2.jpg 20160511-2-3.jpg

2) 検索欄に、直接 "eudcedit" と入力して呼び出す

20160511-1.jpg

そのいずれかになります。

頻繁にご利用になる方は、

1) 検索結果として表示された、"外字エディター" の上で右クリックし、"ファイルの場所を開く" をクリックします

20160511-3-1.jpg

2) "eudcedit" の実行プログラムの上で右クリックし、送る>デスクトップ(ショートカットを作成) をクリックして、ショートカットアイコンを作っておくといいかもしれませんね。

20160511-3-2.jpg


起動してしまえばあとは基本的に一緒。使い方はいつも通りです。



デル株式会社




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2016年05月03日

"更新プログラムを確認しています" のままで画面が変わらない

Windows Updateにまつわるトラブル。色々な要因はあると思いますが、状況もそれぞれなので、中々これをやれば必ず改善するという決定打がないので、難しいところです。

20160429-1.jpg 20160429-2.jpg

Windows Updateをかけて、エラーが表示されれば、"このエラーに関するヘルプの取得" をクリックして、ヘルプ画面に移動したら該当のエラー番号をクリックしてサポート情報を確認してみる...あるいは、インターネットなどでエラー番号からヒントを探す。

20160429-3.jpg 20160429-4.jpg

さて今回は、Windows Updateをかけたものの、"更新プログラムを確認しています" のままで画面が変わらない、そんな場合の対処法のご紹介です。

20160503-1.jpg

上記サイトにありますが、

1) Windows Update Agentの更新プログラムを適用する
2) IEの累積的なセキュリティ更新プログラムを適用する

Windows Updateを実行する前に、これを手動でやることですんなりいくことも多いようです。

何らかの理由があってリカバリされた後等、更新プログラムが沢山あるときには覚えておくといいかもしれませんね。


Windows Updateにまつわるトラブルは様々。

Windows Update での更新プログラムのインストールに失敗する場合の対処方法

更新プログラムのインストールに関する問題のトラブルシューティング

一般的な Windows Update のエラーの解決方法

上記のような情報も確認してみてください。

トラブルシューティングツールを利用した、問題のしぼりだしや、ヘルプの画面などから、"更新プログラムのインストールに関する問題のトラブルシューティング" をクリックし、この修正ツールのダウンロードして問題点を探ってみるなど...トラブル解決の糸口になるかもしれません。

Windows Update のトラブルシューティング ツールを開く

Microsoft 簡易修正ツールソリューションを使用する方法

DISM またはシステム更新準備ツールを使用して Windows の破損エラーを修正します


<参照>

「Windows Update がなかなか終わらないな…」と思ったら/Japan WSUS Support Team Blog


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2016年04月20日

QuickTime for Windows を削除すると、AdobeのCreative Cloudの一部の機能で不具合が発生する

Appleがサポートを終了したとして、脆弱性を抱えているものの修正する予定がないため、QuickTime for Windows を削除するように報じられてました。

またこのブログでも、以下のように取り上げさせていただきました。


Windows版の Quick Time 「Quick Time for Windows」は削除が推奨!



さて、さっそくというか? 今回はこの一部の機能が、AdobeのCreative Cloud で不具合が発生すること判明したようです。

一応Adobe側は対応を進めているとありますが、対応時期は未定のようです。

今回の不具合はあまり一般のユーザーには関係はない部分かもしれませんが、Windows向け、QuickTimeのAppleのサポート打ち切りがどこまで影響がでてくるのか?


今後も気になるところです。


<参照>

脆弱な「QuickTime for Windows」を削除すると「Creative Cloud」利用に一部不具合
QuickTime Windows版のサポート終了について
QuickTime on Windows/English


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2016年04月15日

Windows版の Quick Time 「Quick Time for Windows」は削除が推奨!

ちょっと突然のニュースでびっくりしましたが、Windows版のQuick Timeのサポートが終了することに伴い、アンインストールを呼びかけているようです。


Apple Ends Support for QuickTime for Windows; New Vulnerabilities Announced


アメリカの国土安全保障省コンピューターセキュリティ対策チームにより発表されたレポートによると、"QuickTime for Windows" の脆弱性が見つかったものの、Apple側でも修正の予定はないことが判明、Appleではサポートを継続しないことを表明しているようです。


Apple、「QuickTime for Windows」のサポートを終了 ー アンインストールを推奨


Trend Micro のレポートで指摘されている脆弱性のようで、その中で "However, even with protections, ultimately the right answer is to follow Apple’s guidance and uninstall QuickTime for Windows. That is the only sure way to be protected against all current and future vulnerabilities in the product now that Apple is no longer providing security updates for it." とあるように、これに対する対策としては削除以外には方法はないようです。


今後これがどういったサービスに影響を及ぼすことになるのか? Windowsユーザーにとっても気になるところです。

Appleの製品は、OSもそうですが、どうもはっきりとその製品のライフサイクルを明言しないし、わかりずらいところがありますね。。。

ということで、とりあえず "Quick Time for Windows" は、アンインストールが推奨されるようです。


【2016/04/19】

ちょっと話題からそれますがこんな情報もでてきたので、追加としてリンクをあげておきます。

iPhoneは3年、MacBookは4年が寿命 Appleが公式発表

ハードにしても、ソフトにしても、やはりその寿命は短い....


<参照>

Urgent Call to Action: Uninstall QuickTime for Windows Today
QuickTime 7 for Windows をアンインストールする

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2016年01月20日

Windows のディスクイメージをダウンロードする

Windows 10 については、実際にUpdateする際にダウンロードされている方もいらっしゃると思いますが、Windows 8.1やWindows7のイメージもダウロードが可能です。

・Windows 10 にしたけどリカバリせざるを得なくなってしまった
・ディスクをなくしてしまい、リカバリしたいけどメディアがない
など

そんな場合どうやってリカバリをしたらいいのか?

実は、Windows 10だけではなく、Windows8.1やWindows7のディスクイメージがMicrosoftのサイトからダウンロードできます。

20160112-1.jpg

もちろんインストールにあたっては、プロダクトキーは必要になります。プロダクトキーが該当OSのものでなければだめですが、有事に備えてイメージをダウンロードができることを覚えておくと安心ですね。

もっともダウンロードできるPCもないといけないという現実もありますが....

リカバリなどにあたっては、Windowsのイメージだけではなく、各PC用のドライバー関連で必要なものもあります。こうしたものについては、あくまでもご利用のPCメーカーやマザーボードや拡張ボードなどの各メーカーのHPからダウンロードする必要がありますので、ご注意ください。

なおご利用にあたっては、以下の "よく寄せられる質問" にも十分目を通した上でご使用ください。

よく寄せられる質問/ソフトウェアのダウンロード

メーカーへの確認なども必要なケースもあるようなので、ご注意ください。

以下のような場合にも活用できるようです。

Insider ビルドの受信を停止する



<参照>
ソフトウェアのダウンロード


デル株式会社



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2016年01月18日

Windowsのサポートポリシーが変更に??

新年早々にまた大きなニュースが飛び込んできました。

つい先日、IEのサポートポリシーが変更になり、各OSの最新バージョンのIEのみしかサポート対象にならなくなったばかりですが、今度は、Windowsのサポートポリシーが変更になるという話が出てきました。

当初、Windows7SP1の場合には、2020年1月14日まで延長サポートがあると思われていたものが、またWindows8.1においては、2023年1月10日まで延長サポートがあると思われていたものが、どうやら、CPU(Intelの第6世代Coreシリーズ(コードネーム:Skylake))次第で、Windows10にUpgradeしないと、2017年7月17日までで、サポートが終わってしまうというもの。

今後、OEMと協力してリストを公開するということですが、ちょっと今後の各種メディアや、Microsoftからの詳細な情報に注目する必要がありそうです。


【2016/01/21更新】

今回の発端となったWindows Blogが、以下のサイトになるようです。

Windows 10 Embracing Silicon Innovation(英文)


<参照>
Windows 7/8サポート、Skylake搭載端末上の場合は2017年7月17日までに/ITmedia
Windows ライフサイクルのファクト シート

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2015年11月30日

メモ帳の便利な使い方

普段から使っている割に、知らなかったので自分のための備忘録として取り上げてみました。

知っているとちょっとメモ帳が便利に利用できます。

普段何気なく使用しているおまけのアプリ "メモ帳"。

このアプリにこんな使い方があったんだと、いまさらながら関心してしまったしだいです。

メモ帳を開いて、先頭行のところに、

20151112-1.jpg

".LOG" と半角で入力し、いったん保存。

これだけで、次回以降このファイルを開くたびに、日時情報が自動的に挿入される。

20151112-2.jpg

こんなことできたんですね...
意外と便利な機能です。ぜひお試しください。


<参照>
メモ帳を使用してログ ファイルを作成する方法
メモ帳での簡単な日付入力法/@IT


Surface Pro 4


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2015年11月13日

KB3097877 の更新プログラムによるトラブル その2

前回取り上げたOutlookで、画像を含んだメールを開こうとすると動作を停止してしまう症状。

すでに更新プログラムの最新版が提供されていますので、それを適用すれば問題ないのですが、遅ればせながら自分のPCでも試してみました。


【症状の再現】

今回そのトラブルのもとになったのは、

Windows 用のセキュリティ更新プログラムの MS15-115: 説明: 2015 年 11 月 10 日

という KB3097877 の更新プログラムでした。

11月の定例Updateで、適用されたわけですが、これが適用されると、以下のようにOutlookが動作を停止してしまいます。

20151112-5-1.jpg

Windows Updateの更新履歴を確認すると、11/12付で KB3097877 が適用されていますね。

20151112-5-2.jpg


【更新プログラムの適用】

さて、すでに古い KB3097877 を削除されて、問題なく動作されている方も、またまだ削除されていない方も、再度Windows Updateをかけると、新しい KB3097877 が重要な更新プログラムとして検出されます。

20151112-5-3.jpg

今回は古いものは削除せずに、そのまま手動で新しいものを追加適用してみました。

20151112-5-4.jpg

インストール後の更新履歴をご覧いただくとお分かり頂けると思いますが、11/12の古いものと、11/13に適用された新しいもの2つがインストールされていることがお分かり頂けると思います。

20151112-5-5.jpg

ちなみに新しいものをダブルクリックして詳細を確認すると以下のような感じです。リンク先は、最初にご紹介した、"Windows 用のセキュリティ更新プログラムの MS15-115: 説明: 2015 年 11 月 10 日" のページになります。

そして正常にインストールが完了し、Outlook2010 を実行...

20151112-5-6.jpg

めでたく? 動作することを確認できました。

ということで、昨日の KB3097877 騒動 でした....

<参照>
Windows 用のセキュリティ更新プログラムの MS15-115: 説明: 2015 年 11 月 10 日

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2015年11月12日

KB3097877 の影響で、Outlookが終了してしまう

11月の更新プログラムで配信された KB3097877 が原因で Outlookなど 一部のプログラムが正常に動作しなくなることが確認されています。

Outlookだけではなく、ワコムのタブレットなどを使用しているケースでも発生するようです。

Microsoft側にも複数報告があがっており、緊急レビュー中のようです。

なお、Outlookに関しては、タイミング的には、画像をダウンロードするメールを選択した際にトラブルが発生するようです。

急ぎでどうしても、Outlookをご使用になるのであれば、一時的に KB3097877 を削除していただくことで、あくまでも一時的にご利用は可能です。

時間的にどのぐらいかかるかは不明ですが、マイクロソフト側でも問題は認識しているようなので最終的にはマイクロソフト側の対応を待つ以外になさそうです。

新しい情報が入りましたら、随時ご紹介させていただきます。


【2015/11/12 22:30 追加情報】

Outlookの件については、どうやら、修正された KB3097877 が配信されたようで、仮にこの更新プログラムが入っていても、Windows Updateをかけて再度検出された、KB3097877をインストールすることでも改善するようです。
一度削除された型は、Windows Updateをかけて再度検出された KB3097877をインストールしても問題なく利用可能になるようです。

一度確認してみてください。

Outlook 2013でメールの画像をダウンロードしようとすると動作が停止する/MSコミュニティ


<参照>
マイクロソフトの月例パッチで一部の「Outlook」に問題か/ZDNet Japan
11/11配信:WindowsUpdate「KB3097877、KB3107998」をアップデートするとワコム製ペンタブが原因で起動しない不具合が発生
2015年11月のWindows Updateに関するトラブル情報

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2015年10月07日

"システム構成" を開くと、"スタートアップのオプションを選択" の画面になっている

通常はそうしょっちゅう開くこともないかと思いますので、気が付かないケースも多々あるのかもしれませんが、Winodws 8/8.1 や Windows 10 、さらには、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2 において、"システム構成" の画面を開くと、"スタートアップの選択" のところが、"通常スタートアップ" ではなく、"スタートアップのオプションを選択" となってしまう不具合が報告されているようです。


ただし必ずそうなるものでもないようで、自分の使用しているWindows 10 Proでは問題ありませんでした。


20151007-1.jpg 20151007-2.jpg


本来なら、左のように特に何も設定してなければ、"通常スタートアップ" になっているはずですが、逆に何も設定を変更していないのに、いざ開いてみたら、右のように "スタートアップのオプションを選択" になっているということのようです。


TechNet Blogsに寄れば、あくまでも表示上の問題だけで、"通常スタートアップ" を選択して適用、あるいはOKを押して再起動すれば、その設定は有効なようです。


今後、修正プログラムの提供も予定されているようです。


気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、修正プログラムの提供まで、もうしばらくお待ちください。


【2020/09/14更新】

参照記事が、TechNetBlog から、Docs に移動しましたので、リンクを修正させていただきました。


また記事によれば、この動作は不具合であることを確認しているようですが、表示上の問題だけで動作には影響がないことから、修正は見送られているようです。


<参照>




デル株式会社
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2015年10月02日

"God Mode" を使ってみる

コントロールパネルを開いてみたらアイコンがいっぱい。見たこともあるし、ある程度どのようなものなのか?わかるものもあれば、一目見ただけでは、"これなに?" っていうものもあったりする....

アイコンでその内容までを表現するっていうことにおいては、やはり限界もあります。

20151002-1.jpg 20151002-2.jpg

Windows7の例ですが、見慣れた画面かもしれませんが、左がカテゴリ表示のコントロールパネル。右がアイコン表示にした例です。

トラブルの時にどこから手を付けたらいいのか? 

ネットで調べてみて、コントロールパネルを開いて、どこそこを右クリックしてプロパティを開く....何てたどって、"あぁ〜、なるほどね?" "ここにあったか?" 何てこともよくありますね。

そんな時に役立つのが、"Gode Mode"(神モード)。これは、コントロールパネル内の設定項目を、種類毎に見やすくまとめて、簡単にアクセスできるように表示しようというものです。

以下の画像はWindows 7でGod Modeを作成表示した例です。

20151002-3.jpg

この "God Mode"、ご存知の方も多いでしょうし、またすでにご利用の方もいらっしゃるかと思いますが、初めてこの言葉を耳にされる方もいらっしゃるかもしれないので、今更ですが、ご紹介させていただきました。

Windows7、Windows8/8.1、Windows10 とも、操作方法は一緒です。

さらにcnetの記事でも紹介されていましたが、GodModeの他にもいろいろあるようです。


【作成方法】

1) デスクトップ上で右クリックし、新規作成>フォルダー として、新しいフォルダを作成します
20151002-5.jpg

2) フォルダ名を、"GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}" と入力し、エンターにて確定
20151002-6.jpg

これで完了です。開いてみると以下の通り...

20151002-7.jpg

** 上記で使用した画像は、Windows 10 のものです。


何か困った時に、普通にコントロールパネルを開くより、項目ごとにまとまって、さらにその処理内容がきちんと文字で表示されているという点ではわかりやすいですよね。

ということで、備忘録もかねて取り上げてみました。


<参照>
Windows 10で「神モード(GodMode)」を使う方法/Gigazine
Windows 8.1 - How to access the God Mode/ccm
「GodMode」以外にもあった「Windows 7」の隠し機能--マイクロソフト幹部が自ら公開/cnet


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2015年09月04日

Windows 互換性センターで、ソフトウェアの互換性を確認する

Windows 10 に Upgrade したら、このソフト動くんだろうか?

ちょうどこんなことが心配でWindows 10 へのUpgradeを躊躇されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

Windows 10 に限ったことではありませんが、Windows 7 から、 Windows 8.1 に。Windows 8.1 から Windows 10 にUpgradeした際に、ソフトウェアやデバイスが正常に動作するかどうか?そういった情報を提供しているのが、"Windows 互換性センター" になります。

20150904-1.jpg
Windows 互換性センター

様々なユーザーからの実際の声を元に、互換性の有無などが表示されます。

もちろんOSは同じでも、利用環境によって、動作するか? 動作しないか? といったことも変わってくるので、一概にこれがすべてとは言い切れませんが、Upgradeなどをする際には、参考にはなるかと思います。

最終的にはご使用のPCメーカーや、ハードウェアメーカーのHPなどで確認しないとわからないことも多々あるかもしれませんが、場合によっては、メーカーでも検証していないけど "互換性あり" なんてものもあったりします。

Microsoft製品のソフトウェア、ハードウェアに限らず、様々なメーカーのソフトウェアやハードウェアの互換性情報を検索にて確認することができます。

もし皆さんがご使用のもので、互換性センターでは "互換性なし" となっているけど正常に動いているよ? とか、Windows 10 では、"互換性あり" とあるのに、うちでは動いていないなどといった情報があったら是非、"互換性あり" "互換性なし" のいずれかをクリックして投票してみてください。

あなたからの情報が、他のユーザーの方に役に立つかもしれません。

Windows 8.1 でアプリやデバイスを動作させる
Windows 7 との互換性の問題のヘルプ
そのデバイス、Surface RTで使える?Windows互換性センターで確認

上記のような感じで、各OSの互換性については、互換性センターを参照するようになっていますね。

Upgradeに当たって、何か情報がないかな?と思われる場合には一度互換センターにてご確認になってみてはいかがでしょうか?


<参照>
Windows 互換性センター
よく寄せられる質問に対する回答/互換性センター


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2015年06月20日

Adobe Readerのインストール、アップデートあるいは削除ができない

Adobe ReaderのUpdateの画面が出たので、そのままUpdateしようとしてもエラーでアップデートができない。
最近では、Windows8.1などをご利用だと、PDFファイルをご覧になるときには、Readerでご覧になるケースもあるかもしれませんが、Adobe Readerはまだまだご利用の方も多いのではないでしょうか?

さてこのAdobe Reader。Updateの案内が出たので画面に従って進んでもインストールができなかったり、あるいは、コントロールパネルからAdobe Reader(あるいはAdobe Acrobat Reader DC)を一旦削除して、再度インストールしなおそうと、削除を試みても、削除もできない。

そんな症状になることが時々あるようです。そんなケースには、Cleaner Tool が有効です。

20150620-1.jpg

一度、Cleaner Tool を利用してアンインストールした後、再インストールしてみてください。

1) 上記サイトにアクセスして、Adobe Readerのバージョンに応じたプログラムをダウンロード

2) "acrobat_ittools_cleaner_p2_061713.zip" というZIPファイルがダウンロードされますので解凍します

3) 解凍後、同盟のフォルダを開くと、"AdbeArCleaner_v2"というアイコンがありますのでこちらをダブルクリックにて実行します
20150620-2.jpg

4) 起動後、英文ではありますが、"Next" をクリックして次に進むと、いわゆる利用規約の画面が出ますので、"Accept" をクリックして進みます

5) 次の画面で、Reader なのか? Acrobat なのか?を選択。今回のケースでは、Readerをクリックしてすすみます

6) 処理が完了しても、"完了" といったような画面も出ず、プログラムがそのまま終了しますので、画面が消えたら、PCを再起動。再起動後に改めてAdobe Readerを必要に応じてインストールし直してみてください。

また、以下にありますが、意外?にも、"アドビ製品をアンインストールできない場合の対処方法" などという "Fix It" を利用する方法もあったりするんですね。プログラムのアンインストールでも削除できないような場合に有効か?どうかは難しいところですが、こんな方法もあるんですね...

もっとも、やはりいざという時に、こうして専用の削除ツールが用意されているのは助かりますね。

<参照>
Adobe Reader および Acrobat 用の Cleaner Tool について(Windows)
アドビ製品をアンインストールできない場合の対処方法

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2015年06月02日

PCを起動したら、"ソフトウェアが偽造品である可能性があります" と表示された!

ある時、PCを起動したら、"ソフトウェアが偽造品である可能性があります" と怪しいポップアップ画面が表示された....
また何かおかしなアドウェアに感染してポップアップの警告がでてるのかな?何てチェックしても特に何も検出されない。
たまたま自分の使用しているWindows7 UltimateのPCで表示されたので取り上げてみました。

実はこの画面は、アドウェアではなく、正規品であるかの確認を促すメッセージです。

もちろん、正規品でないものをご利用の場合には、"このWindowsのコピーは正規品ではありません" と表示されるようになり、背景が真っ黒になったりしますが、ちゃんとしたPCショップなどで購入されたものであれば、ほとんどのケースでは、画面に従って検証すれば正規品として確認され通常表示に戻るはずですので、ポップアップが出たからと言って慌てずに、次の手順で検証を進めてみてください。

ではさっそく、そのプロセスを追ってみましょう。

1) "停止中:オプションの更新プログラムの配信" ダイアログの、"今すぐオンラインで解決します" をクリックします
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2) "検証ステータス:必要な作業があります" という画面に移動したら、"今すぐ検証" をクリックします
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3) 実行プログラムの取り込みが開始され、ダウンロードが完了すると画面下部に、バーが表示されますので、"実行" をクリックします
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4) "Windows検証プロセスを実行中です" という画面がしばらく続いたのち、検証が完了し、"Windowsへようこそ" という画面になります。"お使いのコンピューターにインストールされているWindowsは正規品です" と表示されていることがお分かりいただけると思います
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偽造品に対する対策は、この後すぐに発売されるWindows10においても、その取扱いが注目されているものです。

Windows の正規品と非正規品の違いと Windows 10 での対応

中古品などで入手したPCなどだとこうした偽造品を知らず知らずに利用しているなんていう事例も減らないようです。
OSやOffice製品などネット上のショッピングサイトでも、格安で、ライセンスキーのみを販売する、中国のものを販売する、個人ユーザー向けのものではない商品を販売するなどその手法も様々、くれぐれもご注意ください。


<参照>
正規のWindowsとは
Windows のライセンス認証: よく寄せられる質問
偽造品や不正利用のリスク(こんなケースにお心当たりはありませんか?


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2015年04月22日

プログラムを起動しようとすると、ユーザーアカウント制御の画面がでてくる

何等か、アイコンをダブルクリックするなどしてプログラムを起動する際に、いつからか? 毎度毎度、"ユーザーアカウント制御"の画面が出てきて、"はい" をクリックしないと起動できない...

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またプログラムによって、これが出たり出なかったり....。

そんな場合には、一つの例ですが、以下の設定を確認してみてください。

1) 該当のプログラムのショートカットの上で右クリックして、プロパティを開きます
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2) "ショートカット"タブの中の、"詳細設定" を開きます
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3) "詳細プロパティ" のダイアログが表示されたら、"管理者として実行" のところにチェックが入っているはずなので、こちらをクリックして解除します
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4) その際、"アクセス拒否" というダイアログがでて、"管理者のアクセス許可を提供する必要があります" という画面が出る場合には、"続行" をクリックします
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5) 解除されたことを確認してOKで、画面を閉じます
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これ以降は、起動時にユーザーアカウント制御の画面は出てこないようになります。

あるいは、ショートカットアイコンを作り直してしまうというのも一つの方法ですね。

また、自分で何かをダブルクリックして起動したわけでもないのに、PCを利用していると突然ユーザーアカウント制御の画面が出てくる....なんてこともあるかもしれません。

そんな場合には、今回のようなケースとちょっと異なりますが、まずは、"プログラム名"、"確認済みの発行元"、さらには "詳細を表示する" をクリックしてさらに詳細な情報を確認してみてください。さらにプログラムの場所も表示されるようになりますので、プログラムの特定に役立ちます。

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とりあえずよくわからなければ、"いいえ" をクリックして許可しない。許可しないことで何か不自由が発生するようであれば、現在やろうとしている何か?によって、必要とされる機能あるいは、それに連動して起動してきているプログラムの可能性が高い...。
いずれにしても、おかしいな? と思ったら、まずは "いいえ" をクリックし、実行を許可しない。そして、その後怪しいプログラムなのか? プログラム名などの情報をもとに、インターネットなどで検索して確認してみることをお勧めいたします。
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2015年02月11日

"KB3001652" のWindows Updateが繰り返し失敗する

本日、2月のUpdateがたくさん表示されている方も多いかと思いますが、Updateをかけた時間帯や多くの方がそうかと思いますが、自動更新になっていたりすると場合によって、"KB3001652" のUpdateがうまくいかず、途中で止まったままになってしまいます。
また一旦強制終了してPCを再起動してから、再度Updateをしても同様の症状になってしまい、Updateが完了しない....。

今回、その要因になっていたのは、

Microsoft Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime の更新プログラム (KB3001652)

で、このプログラム自体はすでに配信が停止されておりますので、現在は普通にUpdateしても検出されてきません。

たとえば今朝からUpdateをしてもどうしても、PCシャットダウン時にUpdateがかかり、○○個/○○個中 というところでとまってしまう場合には、とりあえず一旦強制終了し、再度PCを起動。

スタート>コントロールパネル>システムとセキュリティ>Windows Update

と開いて、"〜個の重要な更新プログラムが利用可能です" を表示されているところをクリックして、検出されているプログラムの一覧を確認。

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仮に、"Microsoft Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime の更新プログラム (KB3001652)" が検出されて出ている場合には、チェックをはずして "オフ" にします。(ちなみに上記の画像ではすでに検出されなくなっています)

その後、"OK" で閉じて、"更新プログラムのインストール" をクリックして残りのものをすべてインストールします。

再起動後、今度は手動でWindows Updateの画面を出して、"更新プログラムの確認" をクリックして、Updateを手動にて行ってみてください。

"KB3001652" が検出されなければOKです。仮に他のものが検出されたら、再度更新をかけてみてください。

さらに手動でUpdateをかけたらまた "KB3001652" が検出されるようであれば、該当項目の上で右クリックして "更新プログラム" の非表示にしてください。

今回のように何か特定のUpdateプログラムで応答しなくなるような場合には、一度Windows Updateの画面を開いて、そのまま "更新プログラムのインストール" にて手動で更新をかけて見てください。
こうすれば、この画面では現在何をインストール中なのか?表示されるので、どんなプログラムがネックで応答がなく止まってしまうのかなど確認ができますから、問題解決の糸口がつかめるかもしれません。

<参照>
KB3001652 Visual Studio 2010 Feb 10, 2015 Windows Update Hangs systems
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2015年01月03日

Javaを利用したゲームサイトが動作しない

Javaを利用したゲームサイトなどを表示させて、いざ実行しようとすると、Javaがインストールされているにもかかわらず、ファイルのダウンロードが開いて、"〜.jnlp" というファイルがダウンロードされるものの、開くをクリックしても、実行ができないことがあります。

そもそも、この "〜.jnlp" というファイルは、IEでは開けないので、Javaと関連付けをする必要があります。
この関連付けがきちんとできていないと今回のような症状になります。

【対処法】
さて早速その対処法を見ていくことにしましょう。

1) コントロールパネル>既定のプログラム>ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け の順でクリックして開きます。

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2) 一覧が表示されたら、".jnlp" という項目を探して、"現在の既定プログラム" のところが、"Internet Explorer" など "Java(TM)Web Start Luncher" 以外のものになっていたらこれを変更します。
(以下の画像の例では、きちんとなっていますが、その設定方法を引き続き見ていきます)

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3) まずは ".jnlp" のところをダブルクリックすると、"ファイルを開くプログラムの選択" の画面がでてきます。この段階で、"推奨されたプログラム" に "Java(TM)Web Start Luncher" があればこちらをクリックします。"この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う" にチェックが入っていることを確認し、OKで閉じます。

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もしない場合には、"参照" をクリックして、
Cドライブ>Program Files>Java>jre1.8.0_25>bin
と開いて、
"javaws" をクリックして開くを押して "Java(TM)Web Start Luncher" が表示されたら、それを選択します。

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これで関連付けが修正されたら、一度IEを再起動してから再度ゲームサイトなどでご確認ください。
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2014年12月12日

Windows Updateに伴う不具合の整理

12月10日前後に配信された12月のセキュリティ更新プログラム。その一部の不具合により結構な騒動になってましたので、わかっている範囲内で、整理してみました。

【問題のUpdateは?】
まずどのUpdateが問題になっていたのか? 現在把握しているものとしては以下のものがあります。

・KB3002339:VisualStudio2012向け
・KB3004394:ルート証明書
・KB3011970:Silverlight向け
・KB2553154:Office2010向け更新プログラム


【それぞれの更新プログラムはどんなものなのか?】

1) KB3002339:
Visual Studio2012対象の更新プログラムです。なので、Visual Studio2012がインストールされていないPCには、当然インストールされません。

[ご注意ください] 12 月 10 日に Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の更新プログラム KB3002339 をインストールするとシステムのハングアップなどの問題が発生する/Visual Studio サポート チーム blog

上記のサポートチームのブログでもすでに公表されており、Windows Updateからこの更新プログラムをインストールすると、問題が発生するようですが、ダウンロードセンターから単体でダウンロードしてインストールする分には問題ないようです。

2) KB3004394:
ルート証明書プログラムの更新プログラムです。
今回トラブルになっているのは、Windows7SP1/WindowsServer2008R2が対象。Windows8/8.1、WindowsRT8/8.1では、現在も提供されています。現在は、Windows7SP1/WindowsServer2008R2向けに、KB3004394を削除させる、KB3024777が配信されているようです。

December 2014 update for Windows Root Certificate Program in Windows
You cannot install Windows updates after KB 3004394 is installed on Windows 7 and Windows Server 2008 R2
UACのダイアログが頻繁に表示されたりWindows Defenderが起動できなくなった場合の対処方法(KB3004394パッチ編)/@IT


3) KB3011970:
Silverlight対象の更新プログラムです。

[ご注意ください] 12 月 10 日の Windows Update で配信された Silverlight 対象の更新プログラム KB3011970 をインストールするとエラー(6001)が発生し Silverlight で動画再生が出来ない事象が発生します/Multimedia サポートチームのブログ

上記に寄れば、このプログラムの適用により、Silverlightのバージョンが、
Ver.5.1.30514 ---> Ver.5.1.31010
に更新されるそうで、その後、"DRM 暗号化が利用されいるコンテンツを扱うサイトから動画の再生すると、エラーが発生する可能があります" とのことです。

回避策:現在導入されているバージョンを確認して、該当バージョンであれば、一度Sliverlightを削除して、再インストールする必要があります。詳細は、上記MSDNブログにありますので、ご確認ください。

4) KB2553154:
Office2010向けに、配信されていた更新プログラムです。これが導入されたことで、VBAが使用できなくなるなどの症状が発生しています。Excel2010だけではなく、以下のように、バージョンごとに対象プログラムが異なります。

Excel2007:KB2596927/Office2007用
Excel2010:KB2553154/Office2010用
Excel2013:KB2726958/Office2013用

マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-082 - 重要
Office Update breaks ActiveX controls/Excel Matters
山市良のえぬなんとかわーるど
KB2553154の更新プログラムをアンインストールするVBScript
Form Controls stop working after December 2014 Updates

C:¥users¥username¥AppData¥Local¥Temp¥Excel8.0 と開いて、
MSForms.exd を削除して再起動する

これでも改善するとケースもあるようですが、再インストールして改善されている方もいらっしゃるようです。ただし、これ自体はセキュリティの脆弱性を解決するためのプログラムで、Excel単体向けのものではなく、Office2007/2010/2013のそれぞれ向けのものです。
検索すると削除すれば改善するといった内容のやり取りも散見されますが、参照させていただいたmougの質問と回答の中にもありましたが、単純に削除すればOKという問題ではなさそうですね。
まずは古いキャッシュを削除する...これを最初に試すべきなんでしょう。

ってことで、現在把握している情報をまとめてみました。

【追加情報 2014.12.18】
現在多い、Excelのマクロの件
[MS12-027] MSCOMCTL.OCX の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2012 年 4 月 10 日)
"既知の問題" として、"セキュリティ更新プログラム 2598041 の既知の問題" のところにとりあげられるようになったようです。


<参照>
本日実施した Windows Update 後から Excel 2010 の VBA が動作しなくなった/MSコミュニティ
ルート証明書プログラム/TechNet
KB 2553154, 2726958 clobber Excel ActiveX; KB 3011970 Silverlight, KB 3004394 Root Cert pulled
突然? ActiveXのオブジェクトが挿入できなくなりました[Excel2010/2003] /moug
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2014年11月24日

スクリーンセーバーって不要?

スクリーンセーバーといえば、トースターが飛んだり、ロゴマークが表示されたりなど、その昔は大活躍した機能。

ただしこれも、CRTモニタの時代までのお話。CRTモニタの頃に言われていた "画面の焼き付き" といったことは、液晶のモニターでは起こりません。ただし、長時間同じ画面をつけたままにすると、一時的に焼き付いたような感じになります。これは、"ゴーストイメージ" といって、焼き付きとは異なり、液晶パネルの帯電によるものなので、電源を切ったり、色の変化の大きい画像を映したりすることで元に戻すことができます。

WindowsなどのOperating System(OS)にはスクリーンセーバーの機能はまだ搭載されていますが、上記で説明したようなことから、現在多く普及している液晶モニターにおいては、"焼き付け防止" という機能としての役割はほとんど意味がありません。

むしろ、スクリーンセーバーが動作することで、バックライトが活動し続ける(点滅し続ける)ことになるので、液晶画面的には寿命を早めることになり、あまりいいことではありません。ですから、不要な時には電源を切る方が節電にもなるし、効果的な使い方なのかもしれませんね。

ただし、セキュリティという観点からすれば、スクリーンセーバーを解除した際に、ログオン画面に戻すことで、パスワードでロックをかけたりすることもできるので、個人情報保護という点で有効な使い方ではあるかとも思います。
もっとも、Windowsキー + L でロックをかけることはできるので、あえてスクリーンセーバーに頼らなくてもいいといえばそれまでですが....

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Windows 7でスクリーンセーバーにパスワードを設定する方法/NEC
Windows 8 / 8.1でスクリーンセーバーにパスワードを設定する方法/NEC

スクリーンセーバーを使うにしても、使わないにしても、"焼き付け防止" の効果があると思っていた場合には、従来とは考え方を変えた方がいいかもしれませんね。

さてこうしたスクリーンセーバー、現在もいろんなところで無償・有償で配布されています。画面の焼き付け防止という役割はしなくても、ちょっと席を離れた時に他人にPCをいじられたくない、見られなくないといったプライバシー保護のために、お気に入りのものを取り入れてみる...

これもPCを利用する上での楽しみの一つかもしれませんね。BingやGoogleなどの検索サービスを利用して、"スクリーンセーバー" というキーワードで検索してみると、まだまだ各企業、公共団体などから無償で配布されているものもかなりあります。

おしゃれなデザインのものもあれば、風景や乗り物など様々なものがありますので、壁紙などと同様にお好みのものを探してみてもいいかもしれません。

無料で使えるオシャレスクリーンセーバー/Naver


<参照>
焼き付き/ウィキペディア
液晶モニタにスクリーンセイバーをかけても意味がないのですか?
スクリーンセーバー/Wikipedia
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2014年10月01日

"適用" と "OK" そして"キャンセル" の違い

何かしらダイアログボックスを開いて機能の設定変更をした後に、"OK" で閉じる....

まぁ当然設定を反映させるわけですから、"OK" で閉じてダイアログボックスを閉じるわけですが、"適用" を押してから、 "OK" を押す....なんて説明もときどき見かけますね。

皆さんどうされていますか?

通常、この違いは以下の通りになります。

OK:
 変更した設定内容を保存して、ダイアログボックスを閉じる。

キャンセル:
 変更した設定内容を保存しないで、ダイアログボックスを閉じる。

適用:
 変更した設定内容を、一旦適用し、引き続き他の設定を行う。

20140931-1.jpg20140931-2.jpg

上記は、Windows7で画面解像度を変更する時のダイアログボックスです。

左がダイアログボックスを呼び出したところ。この段階では何も設定が変更されていませんので、"適用"は押せません。右は解像度を変更したところ。今度は、"適用"が押せるようになっています。

例えば、画面解像度を変更し、それで(設定変更の)操作が終わりであれば、変更後、別に "適用" を押さずに "OK" でダイアログボックスを閉じても問題はありません。
もちろんアプリケーションによっては、異なることがあるかもしれませんが。

また時々ありますが、こうしたダイアログボックスを開いて、いろいろ設定を変更し、わけが分らなくなってしまった...何て時には、"適用" を押す前であれば、多くの場合、"キャンセル" で閉じてしまえば、設定は反映されずに元に戻ります。

もちろん "OK" や "適用" などがなく、あるいはあったとしても、アプリケーションや機能によっては、設定を変更した時点で自動的に反映されてしまうケースもありますので、その場合には、それらのソフトなどの使い方や、表示される注意などに気を付けて設定する必要があります。


<参照>
「OK」と「適用」の違いを教えてほしい/IT media
ダイアログ ボックスなどに表示される [OK] と [適用] の違いについて教えてください/富士通
Windowsの設定画面の「OK」ボタンと「適用」ボタンの違い/NEC
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2014年09月21日

ファイルのバックアップ機能

前回、ファイル履歴の設定についてご紹介させていただきました。

最後に、このファイル履歴の機能は、SurfaceRT/Surface2(ともにWindowsRT8.1)でも利用できることを書きましたが、改めて見ると、Windowsのファイルのバックアップの機能って、Surfaceでは利用できないんですね。

こうしたバックアップ設定について、Windows7、Windows8やWindows8.1、WindowsRT8.1と確認してみると、OSによってちょっと違うんだな?ということもありましたので、こちらも簡単にご紹介させていただくことにしました。

よくWindows7の頃には、通知領域のところのアクションセンターに "×" がついて、バックアップの設定がされていないなんて言うメッセージがでてきて、面倒だな?なんて思われていた方も多いかと思います。

すみません、私だけかもしれませんね.....。

さてこのバックアップ。前回ご紹介した、いざという時の "ファイル履歴" とは別に、システムのバックアップを定期的にきちんと取っておくことは、もちろん大事なことです。特にお仕事で使用されている大事なデータが保存されているならなおさらのことですね。

このバックアップの機能ですが、OSにより多少、コントロールパネルから開いていくと、そのたどり着くまでが異なるんですね。今回はそんなバックアップの設定画面を出すまでの違いについて取り上げてみました。

1) Windows7
こちらは、
コントロールパネル>システムとセキュリティ>バックアップと復元 
から入って行います。

20140919-15.JPG

2) Windows8
コントロールパネル>システムとセキュリティ>ファイル履歴
とひらいて、関連項目にある "Windows7のファイルの回復" をクリック。"システムイメージの作成" へと進みます。

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3) Windows8.1
Windows8.1は、Windows8ともちょっと異なります。
コントロールパネル>ファイル履歴
とひらいて、ファイル履歴を開くと、関連項目のところに、"システムイメージのバックアップ" という項目が確認できると思います。

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4) WindowsRT8/RT8.1
Surfaceにはこの機能がありません。ファイル履歴を利用するか、OneDriveを利用するなどしてバックアップを取ることになります。以下のように、Surfaceの場合には関連項目のところには、Windows8.1などのような項目がないことがお分かり頂けると思います。

20140919-12.JPG

似て非なるもの。当然ですが、バックアップの項目一つとってもちょっと違うんですね...

<参照>
Windows 8/8.1でシステムイメージバックアップを取る/@IT
写真やドキュメントなどをバックアップする/Microsoft Surface
[Windows 8]PC全体のバックアップ(システムイメージバックアップ)を行う方法/ソニー
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2014年07月15日

PC起動時に、"Windows更新プログラムの構成に失敗しました" と表示される

PC起動時に、"Windows更新プログラムの構成に失敗しました" と表示されることがあります。これは、前回電源を切る際に自動でインストールされたWindows Updateがうまくいかなかったために設定を元に戻しているという状況です。

ここ数日特に多いようです。特にWindows7の方で発生しているようです。ただしここ数日のケースで言うと多くの場合、コントロールパネルから、Windows Updateを開いて、"更新プログラムのインストール" をクリックすると、ほとんどの場合正常に更新されますのでご確認ください。

20140715-1.jpg

ということで、今回のケースに限ったことではありませんが、Windows Updateがうまくいかない方のためのトラブルシューティングを取り上げてみました。

まずは、Google で、"Windows Update" "トラブルシューティング" で検索した例です。

"Windows Update" "トラブルシューティング"の検索結果

いゃぁ〜、多いですね。それだけトラブルも多いってことですね。

とりあえず今回のケースはおいておいて、一般的にWindows Updateに失敗する場合の対処法をまとめてみますと....

1) Windows をクリーンブートして実行してみる
PC起動時に同時に起動するプログラムの何か?が原因で、Updateやインストールがうまくいかないケースがありますので、そんな場合に試したい対策です。Windows Updateに限らず、何かしらのアプリケーションのインストールがうまくいかない場合には、一度試してみるといいかと思います。

Windows のクリーン ブートを実行する方法
クリーンブートの実行手順のおまとめ
Windows のクリーン ブートを実行する方法

2) システムファイルチェッカー(sfc.exe)を使用してみる
システムファイルチェッカーは、Windows のシステム ファイルの破損チェックして、破損しているファイルを回復できるようにしてくれるユーティリティです

システム ファイル チェッカー ツールを使用して不足または破損しているシステム ファイルを修復する

3) Windows Updateトラブルシューティングツールを利用してみる
Windowsについている機能を利用して問題解決をしてみようというのが、このトラブルシューティングツールです。問題が解決したら、一旦PCを再起動してから、再度Windows Updateをかけてみてください。

・スタート>コントロールパネル>システムとセキュリティ>アクションセンター と開きます
・トラブルシューティングから、"Windows Updateで問題を解決する" をクリックして起動します

20140715-2.jpg20140715-2-1.jpg
20140715-2-2.jpg

4) システム更新準備ツールを使用してみる
"Windows の更新プログラムや Service Pack のインストールを妨げる可能性のある問題を修正するため"(「システム更新準備ツールとは」より引用) のツールです。

システム更新準備ツールとは
0x80070002、0x80070057 などの Windows 破損エラーの解決
x64 ベース システム用 Windows 7 のシステム更新準備ツール (KB947821) [2014 年 5 月]

5) その他
・Windows Updateエージェントの最新版を使用してみる
Windows Updateの動作自体がおかしいかな?と思われる場合には、こうした最新のツールにしてみることも...
Windows Update エージェントの最新バージョンを入手する方法に関する、ネットワーク管理者向けの情報

あげだしたらきりがないですね。以上のような内容は一般的な対処法の一つに過ぎません。具体的にエラー番号などが確認できる場合には、エラー番号などを参考に、さらにそれに合った対処法をお試しください。

<参照>
更新プログラムのインストールに関する問題のトラブルシューティング
Windows 更新プログラムの構成に失敗しました。変更を元に戻しています。コンピューターの電源を切らないでください" というエラーが Windows 更新プログラムをインストールしようとすると発生する
Windows Update/Microsoft Support
Windows UpdateのトラブルをFix itで解消する/@IT
Windows Update で更新プログラムのインストールが失敗した場合にエラー コードを確認する方法
"8024800A"というエラーが表示されWindows Updateができない

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2014年06月05日

エクスプローラーのお気に入りのところに "デスクトップ" がなくなった

こうしたトラブルは昔からよくあることなので、Webで検索すると随所で紹介されていますが、時々受ける相談でもありましたので、取り上げてみました。
普段何気なく開いて、特に意識するでもなく利用できていたデスクトップへの移動。エクスプローラーを開くと普通は以下のように表示されていたものが、いつからか? お気に入りから、"デスクトップ" が消えてしまった....

20140605-1.jpg20140605-2.jpg

2つのイメージを比較していただくと一目瞭然ですね。右側のキャプチャーのイメージの方には、"デスクトップ" がありません。もちろん、コンピューター>Cドライブ>ユーザー>(ログインユーザー名) とクリックして開けば、"デスクトップ" は表示されますので、ちょっと面倒でも作業はできますが、どうもしっくりこない。

そんな場合には、以下の手順で、復活させます。今回はその復元手順をご紹介いたします。

1) エクスプローラーを開いたら、"お気に入り" のところで右クリックします

20140605-3.jpg

2) そして、"お気に入りのリンクの復元" をクリックします

20140605-4.jpg

これで完了。間違えて削除してしまっても復元できますのでご安心ください。

以前に取り上げた例で、"ドキュメントフォルダやピクチャーフォルダが開けない" といったことも似たような事例ですね。

普段見慣れた表示も、いざなくなってみると "あれ?" ってなってしまいますが、これらについての復元作業は、さほど難しい操作ではありませんので、慌てずに対処してみてください。
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2014年05月23日

PC起動時にWindowsサービスに接続できませんでしたと表示される Part2

以前に、同様のタイトルで取り上げてみましたが、この際には、"Yahooメッセンジャー" が原因だったということで取り上げてみました。

PC起動時に "Windowsサービスに接続できませんでした" と表示される

この際にもあくまでも一例に過ぎずいろいろなパターンがあるということを書きましたが今回はまた別のパターン。

windows_service1.jpg

上記のようなポップアップが表示され、"System Event Noritication Serviceサービスに接続できませんでした" とありました。

まさに、

パソコンを立ち上げると「Windowsサービスに接続出来ませんでした。」というメッセージが出ます

と似たようなパターン。でも、このエラーの後、起動した画面をよーく見ると、どうもスタートボタンがいつもと違い、クラシックスタイルのようになっている。また各種ダイアログやウィンドウを開くと、どうもいつもと感じが違う。

windows_service2.jpg

そんなこともあって、イベントログから確認。ただしイベントログには特にエラーらしきものは見当たらず。
次にサービスの状態を確認。特に上記サイトでも上がっている、
・System Event Notification Service
・Themes
両方のサービスは、ともに確認した時点では、正常に開始されておりました。さらには、管理者でログインしているのに、標準ユーザーでは...といったメッセージっていうのもどうもおかしい。
"Themes"というサービスは、本来こうしたテーマの管理を提供するサービスでもあり、いわゆるデスクトップの背景、ウィンドウの色、サウンドやスクリーンセーバーなどとも関係のある部分。
今回は意図とせずにスタート画面がクラシック表示になるなどこのテーマがうまく読み込めていない可能性もあったため、とりあえず再起動。

再起動後は正常な状態に回復いたしました。

今回のようにイベントログを確認すると、エラーはないし、さらにサービス自体も正常に動いているケースでも、必ずしもPCが起動するタイミングとうまく合わずに、ユーザープロファイルの読み込みがきちんとできず、一部機能しなくなってしまうこともあるようなので、まずは再起動を試してみるってことなんでしょうね。

それでも変わらない場合には、"winsock"のリセットと進んでいくことになるんでしょう。その場合には以下の手順になります。

1) 管理者モードで、コマンドプロンプトを起動
2) "netsh winsock reset" と入力してエンター

windows_service3.jpg

3) リセットをすると再起動を促されるので、再起動をして完了します

windows_service4.jpg

コマンドプロンプトの画面にもきちんとメッセージがでていますのでお分かりいただけると思いますが、リセット後は必ず再起動をしてください。自動では再起動はされません。
今回のこのケースは、うちの場合、Windows7(Ultimate)で発生した例ですが、Windows7に限らず、Windows8でも当然起こりうるエラーです。
そんな場合には、まずはイベントログ、サービスの確認...から。
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2014年05月16日

PC起動時に "Windowsサービスに接続できませんでした" と表示される

おそらくいろいろなケースがあると思われるので、今回の例はあくまでも一例です。

今回とりあげる一例の原因は、PC起動時に自動起動する設定になっていた "Yahooメッセンジャー" でした。

今回の例に限らず、PC起動時には、さまざまなプログラムやサービスが起動します。その一部のプログラムやサービスがうまく動作しなかったりすると表示されるエラーメッセージの一つです。インターネットに接続できなくて出てくる場合もあれば、つながっていても出てくる場合があります。なので、詳細は、イベントログなどで確認した方がよろしいかと思います。

さて今回の例は、Yahooメッセンジャーが原因だったと書きましたが、ご存知の方も多いかと思いますが、Yahooメッセンジャーのサービスは、2014年3月26日に終了しました。

Yahoo!メッセンジャーはサービスを終了いたしました

PC起動時に自動的にサインインして起動しようとすると、Yahooへのサインインはできてもサービスは利用できないためエラーがでてくるようで、今回イベントログを確認したところ、Yahooメッセンジャーからエラーが出ていたことが判明。
プログラムを削除して再起動したところ、それ以降は表示されず、解決となりました。サービスが終了したソフトをいつまでも入れたままにしておくといいことはありませんね。

パソコンを立ち上げると「Windowsサービスに接続出来ませんでした。」というメッセージが出ます

今回のケースは、上記のように、"System Event Notification Serviceに接続できませんでした" といった形でポップアップが出ていたわけでないのですが、こうしたエラーメッセージが出てたら、まずはイベントログを確認して、どんなプログラムに関連したエラーなのかを確認し、プログラムを特定していく必要があります。

今回とは違うケースではありますが、

netsh winsock reset の利用
System Event Norification Service、Themesといったサービスの状況の確認などといった対処が必要になることも。

こちらはあくまでも、ご参考まで。

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2014年04月01日

PDFファイルが開けない

PDFファイルを開こうとすると、"この PDF ファイル内の Flash テクノロジーのコンテンツを表示するには、 Adobe Reader と Acrobat をサポートするこのバージョンの Flash Player をインストールしてください" というメッセージが出て開けないことがあります。

これは、もちろん単純なPDFファイルであれば発生しませんが、PDF内にFlashコンテンツが埋め込まれていたり、PDFポートフォリオのように複数のPDFファイルをひとつにまとめてあるようなものを開くようにするに、Flash Playerが必要になるためです。

YouTubeなどは見られるから、Flash Playerはちゃんと入っているはず... と思われるかもしれませんね。
では、何故エラーになるのか?

以下のAdobeのサイトにもありますが、"Acrobat X/Adobe Reader X の 10.1.5 アップデートにより Flash Player が同梱されなくなったため、10.1.5 アップデート適用後にも同様の問題が発生します" とのことで、AdobeReaderがUpdateされたことが要因となるようです。
通常こうしたファイルを開くためには、Internet Explorer用のFlash Playerではなくその他のブラウザ用のFlash Playerのプラグインが必要になるためにこうしたエラーで表示されなくなるようです。

Adobe Flash Playerのダウンロードページ

上記のダウンロードサイトにアクセスし、手順1で、利用のOSを選択、手順2で、"Flash Player 12 for Other Browsers"(現在配布されているのが、Flash Player12なのでこうした表示になります)を選択してインストールしておきます。こうすれば、エラーが出ずに該当のPDFファイルも表示されるようになります。
インストール後は必ずPCを再起動した上で動作をご確認ください。

<参照>
PDFポートフォリオとは?
PDF の SWF コンテンツや Flash ムービー、PDF ポートフォリオが表示されない(Acrobat XI/10.1.5 | Adobe Reader XI/10.1.5)
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2014年03月24日

SDカードを挿入しても自動再生されない

自動再生の設定を、リセットして、本来であればUSBメモリやSDカードを挿入すれば自動再生のダイアログが表示されるはずなのに何も反応がない。
ただし、メディア自体は正常に認識されていて、エクスプローラーからアクセスすれば、きちんとSDカードやUSBメモリなどにアクセスできるといった場合、以下の点について確認してみてください。

1) ウィルス対策ソフトなどの設定で、自動再生が制御されていないか?
今でも皆無ではないと思いますが、一時期自動再生を悪用したウィルスがはやったことがあります。ウィルス対策ソフトによってはこうした対策として、USBデバイスなどの自動再生を制御している場合がありますので、その場合には、セキュリティソフトをご確認いただくことになります。

2) レジストリの確認
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows
\CurrentVersion\Policies\Explorer」にある「NoDriveTypeAutoRun」 のキーの値が、「0x000000ff」となっていた場合、これは、"すべて無効化する" という設定になるので、これを解除します。
このキーをダブルクリックで開いて、"ff" を削除して、"91" という値に変更します。

あとは、一旦PCを再起動し、再度SDカードなどを挿入してみてください。

【注意】
今回取り上げた、"自動再生がされない" という問題は、1) で、セキュリティソフトの設定を確認して頂くように説明いたしましたが、セキュリティ対策とも関係してきます。なので決して、設定を解除して下さいという意味ではありません
セキュリティソフトで、自動再生が制御されて全く反応せず、またご使用のセキュリティソフトではその調整ができないようであれば、セキュリティを第一に考えて、面倒でも手動で取り込むなどして頂く方法をお勧めいたします。

posted by クリック at 09:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月07日

自分のパソコンの型式名が知りたい

もちろん慣れた方なら何も問題ないでしょうし、またしっかり自分の使っているPCの情報を覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。
ソフトメーカーやハードメーカーなどでサポートを受ける際、必ず必要なのが利用環境。どんなPCを使っているのか?(どこのメーカーのどんな型式名なのか?)

自分のものでも意外とちゃんとわかっていないことも多いようです。サポートの仕事をしていると、たいていの方は改めてPCを色々探してみたり、マニュアルを探してみたりと、質問されてから、ごそごそ探すわけですがどうも見つからない。
そのあげく、"ご使用のパソコンの型番は?" と聞くと、 "Windowsです"  何て言う、トンチンカンな回答が返ってきたりする...
でもいざ正式な型番となると、最近のPCには紙マニュアルなどはないことも多く、メーカーの保証書もどこかにしまってわからない... 何てこともありますよね。

そんな時には以下の操作で、ご使用のPCの情報を入手できます。

1) Windowsキー + R を押して、"ファイル名を指定して実行" ダイアログを表示させます
2) 名前の脇に "msinfo32" と入力してOKをクリックします
3) すると "システム情報" というダイアログが表示されます
【参考】
スタート>すべてのプログラム>アクセサリ>システムツール>システム情報
とクリックしても同様です。

コマンドプロンプトや、PowerShellなどで、"systeminfo" と入れても型式名などの確認が出来ます。ただし、WindowsXPのHomePremium では、コマンドでの実行が出来ず、コマンドを実行すると、"内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません" となってしまいますので、その場合には、上記の手順で "システム情報" ダイアログを表示させ確認してください。

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PCメーカーのサポート情報を確認しようとしたとき、最近では富士通やソニーなど多くのメーカーで、自動的にアクセスしたPCを確認するようなしくみをWeb上で取り入れているケースも多いのですが、そうでないところでは、やはりPCの型式名からたどっていかないと自分のPCの情報が入手できないことも多々あります。

そんな時には、一度、"msinfo32" と入力して確認してみてください。

<参照>
systeminfoコマンドでシステムの情報を収集する
システム情報とは
Windows XP システム情報 (Msinfo32.exe) ツールについて

posted by クリック at 18:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする