2022年12月21日

Windows のパフォーマンスを最適化する "PC Manager" Part 3 〜 Security 編

PC Manager については、これまで、


とご紹介してまいりました。

そして、今回はもう一つの機能 "Security" 編 となります。

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その機能は
  1. Windows Update
  2. Browser Protection
  3. Pop-up Management
で構成されています。

トップ画面の "Allowed threats" にある "Scan" ボタンをクリックすると、Windows セキュリティが起動して簡易スキャンが実行されます。

1) Windows Update

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この画面から Windows Update が行えるようになります。もちろん、スタート > 設置 > 更新とセキュリティ と開いて、Windows Update を実行するのと一緒です。Windows Defender の定義ファイルの更新などもこちらから可能です。


2) Browser Protection

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ここでは、ブラウザプロテクションを有効にすると、この画面で既定のブラウザの設定の切り替えが可能になります。また既定のブラウザが勝手に変更されないようになります。


3) Pop-up Management

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インターネットご利用時に、ポップアップ広告などが表示されないようにブロックできる機能です。基本的にはこの機能も各ブラウザにあるわけですが、こちらから設定を変更できるようになります。


【PC Manager の設定】

今回ご紹介しているこうした機能のほかに、右上の歯車のマークをクリックすると、PC Manager の設定画面が表示されます。

20221221-1-6.jpg
  • Windows 起動時に自動起動するか?
  • 自動でプログラムを更新するか?
の設定がこちらから可能になります。

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最初にご紹介した画面だと、Ver.1.2.5.3 ですが、本日確認すると、Ver.1.2.6.3 となっているのでバージョンアップされていることが確認できます。さらに、Winodws Defender の更新状況なども確認が可能です。


3回にわたってご紹介してきた PC Manager ですが、まだ相変わらず Beta 版のままです。一時期、どうしてもインストールが途中で止まってインストールもできない時期もありましたが、そうしたトラブルは今はないようです。

今後正式にリリースされた折には改めてまたご紹介させていただきます。


<参照>




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2022年12月19日

Windows のパフォーマンスを最適化する "PC Manager" Part 2 〜 Cleanup 編

今月初めに、「Windows のパフォーマンスを最適化する "PC Manager" Part 1」というタイトルでご紹介させていただいた "PC Manager"。

だいぶ間が空きましたが、この "PC Manager" の機能について "Cleanup" 編 と "Security" 編 に分けてご紹介いたします。

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まずは "PC Manager" についておさらいです。"PC Manager" は、Microsoft が提供するメンテナンスツールの一つです。ただしWebサイトにもあるようにまだ Beta版です。なので正式なツールとして配布されているわけではありません。利用するにあたってはそのあたりをしっかり理解したうえでご利用いただく必要があります。

起動すると画面下部に表示される "Cleanup" または "Security" の ところから、その機能の切り替えを行います。


【PCを快適に使用するための Cleanup 機能】

さて今回は、Part 2 として、Cleanup 編です。この機能はメモリの使用率を下げるために開放したり不要なファイルを削除するなどといった、この "PC Manager" のメインな機能です。

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その機能は、
  1. Health check
  2. Storage management
  3. Process management
  4. Startupapps
で構成されています。

トップ画面の各機能の上に "Boost you PC’s performance" のところにある Memory usageTemporary files のところでは、"Boost" をクリックすることで、メモリなどが一時的に解放されます。 


1) Health check

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ここでは、PC を Scanして、クリーンアップ可能なファイルを教えてくれます。必要に応じて不要なファイルを削除することができます。
スタートアップアプリの有効・無効の切り替えもできるようになっています。

2) Storage management

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こちらはもう一つさらに踏み込んで不要なファイルをチェックして、削除対象のファイルを教えてくれます。この辺りは、ディスクのクリーンアップツールと同じような機能です。

ただしそれより踏み込んで、指定したサイズのデータをチェックしたりする機能もあったりします。大きなファイルを探し出したりするのにも有効な機能です。


3) Process management

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起動中のアプリを終了するなどの、プロセスの管理を行う機能です。タスクマネージャーを開いて、プロセスタブを開いた感じです。


4) Startupapps

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PC起動時に同時に起動してくる各アプリの有効・無効を切り替えます。やはりタスクマネージャーでいうところのスタートアップタブを開いて行うのと一緒です。

Windows 10 の場合には、

スタート>設定>アプリ>スタートアップ

と開いて設定するものと同様です。

特別目新しい機能があるわけではないのですが、いろんなところに分散してある機能を一つにまとめたというような感じです。これ一つ起動すれば、一応一通りのことが行えるという部分では使いやすいのかもしれません。


一番最初にご紹介した、"Boost you PC’s performance" のところにある "Boost" をクリックしてメモリを解放できる機能はちょっと便利かな?と思います。ただし実はこれも Windows Server 用に提供されている Resource Kit Tools に付属する "empty.exe" を利用すればできることだったりもします。

OSに標準でついてくるツールも、いろんなところに分散して存在しているので なかなか探しずらい部分もあるかもしれませんが、OSに標準でついてくるツールではなかったとしても、今回ご紹介した Windows Server 用の Resource Kit ToolsSysternals をはじめ様々な形でメンテナンスに役立つツールは配布されていたりするわけですね。


<参照>




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2022年12月17日

Windows の基本操作 Vol.2022-12-01 ”メモ帳” を使いこなしてますか?

Windows のおまけのアプリでもある "メモ帳"。Windows には昔からついているいわゆるテキストエディターと呼ばれているアプリです。

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上記の画像は、Windows 8.1 に搭載されている "メモ帳" と そのヘルプの画面です。

"メモ帳" と聞いて、なぁ〜んだ、文字しか打てないアプリか?と思われている方も多いかと思いますが、実は侮るなかれ "メモ帳" も常に進化しているんです。今回の Windows の基本操作では、この "メモ帳" について取り上げてみました。


【Windows 8.1のメモ帳】

メモ帳がどう変わってきているか? まずは昔どうだったか?を確認するために、Windows 8.1 を確認してみました。

まずはどんなメニュー構成か? 画像をご覧ください。

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まさにこのころの "メモ帳" は古き良き "メモ帳" ですね。同じように文字入力をするためのアプリと言えば、Microsoft Word ですが、Microsoft Word よりもさらに機能を削ったのが、やはり Windows のおまけについてくる リッチテキストエディターと呼ばれる "ワードパッド"。そしてそれよりもさらにシンプルになったのが、まさに Simple is best な感じの "メモ帳" というアプリなわけです。

単純なテキスト文書の編集には非常に重宝なツールで、軽くてサクサク利用できるし、余計な機能がないので、ネットからデータをコピーしてきても余計な書式がついたりしないので便利です。

ただし機能を削ったはいいものの、そこは人によっては、こうあってもらいたい、こういう機能がほしい などなどあるので、巷にはこうしたテキストエディターにも、メモ帳よりももっと使い勝手のいい TeraPad やら、EmEditor、Notepad++、秀丸エディターなどさまざまなテキストエディターがあったりします。またネット環境を生かして利用できるような OneNote や Google Keep のようなツールもあったりします。

昨今では、その用途に応じて選択肢は昔以上に増えています。


【Windows 10 のメモ帳】

さてでは次に、Windows 10 のメモ帳を見ていきましょう!

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Windows 8.1 の時と見た目は変わりません。しかしそのメニューを見ると....

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ファイルメニューに "新しいウィンドウ" なんて加わっています。もちろん、Windows 10 でもバージョンによっては多少違うかもしれませんが、とりあえず最新チャンネルの Ver.22H2(ビルド19045.2364)では上記のようになっています。

この "新しいウィンドウ" は、現在作業中のウィンドウとは別に、新しいウィンドウを開くときに使用するものです。Windows 8.1 のメモ帳にはない機能ですね。


【Windows 11 のメモ帳】

Windows 11 のメモ帳には、ダークモードが導入されていたりとさらに新しくなっています。

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ズームなんて機能もあります。まずは各メニューをご覧ください。

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そして "ファイル" メニューには、Windows 10 版の メモ帳 と同様に、"新しいウィンドウ" なんてあります。
つまり、複数のウィンドウが簡単に開けるようになっているわけです。Windows 11 版には設定メニューから "アプリのテーマ" からダークモードの設定も可能になっています。

メモ帳といえば、F5キー一発で、日時が入力できたり、新規作成画面の一行目に ".LOG" と入れておけば、自動的にファイルを開くごとに日付が自動挿入されるなど、他にも便利な機能があったりもします。

これまでできなかった複数ウィンドウを開くのも簡単にできるようになったし、ダークモードにも対応するなど、地味に気が付かないところでいろいろな機能が追加されてたりします。

Windows についてくるテキストエディター 「メモ帳」。

これを機にぜひ活用してみてはいかがでしょうか?


【更新】

念のため触れておきますが、従来の "メモ帳" も、同時に複数ウィンドウを表示することが全くできなかったわけではありません。

あくまでも、
  • ファイルメニュー>新規
  • ファイル>開く
と操作した場合、現在開いているウィンドウがクリアされるだけで、新しいウィンドウが立ち上がるわけではない...という意味です。

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なので、例えば...
  1. Windows + "R" でファイル名を指定して実行などを開いて、"notepad" と入力して開く
  2. Windows 10 の検索ボックスなどで、"notepad" と入力して開く
  3. メモ帳のショートカットアイコンを作成しておいて、アイコンから随時ダブルクリックなどで開く
  4. スタートメニューからメモ帳を開く などなど
といった方法で新規ウィンドウを開けば、同時に複数ウィンドウを開くことは可能です。

ただあくまでも、昨今の Windows 10 や Windows 11 の "メモ帳" の場合には、わざわざそんなことをしなくてもファイルメニューから新規ウィンドウが開けるようになった...ということです。


<参照>





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2022年12月02日

Windows のパフォーマンスを最適化する "PC Manager" Part 1

以前、このツールが Beta 版として配布が始まったとき話題になっていたツールではありましたが、その時はまだ中国語のサイトしかありませんでした。

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ただしその当時も、サイトは中国語ではありましたが、ダウンロードすれば、英語のインターフェースでインストールもできていましたし、またその後の起動画面も英語表示になっていましたので利用する上では問題ありませんでしたが、先々月末 ついに英語版のサイトもオープン。

現在は、中国語・英語を切り替えて表示もできるようになりました。ただし現在もまだ Beta 版として提供されている範囲にとどまるツールでもありますので、そのあたりについてはお試しになる場合にはご注意ください。

中国語で配布がスタートしたこのツール。Microsoft 初の公式なパフォーマンス最適化ツールとして、さまざまなメディアで取り上げられておりましたが、今回はこの「PC Manager」について取り上げてみました。


【"PC Manager" とは?】

Safeguard your PC in a quiet and reliable way」とあるこのツール。中国語では、「简单无打扰,安全又安心」とあって、翻訳ツールを使って中国語バージョンを翻訳してみると何となく英語版と違うような感じがしますが、シンプルで飽きの来ないデザインのメンテナンスツールといったところなんでしょうね。

文字通り、PCのパフォーマンスの向上に役立つツールです。

-- ダウンロードから、インストールまで:

1) "PC Manager の公式サイト" にアクセスし、"DOWNLOAD" をクリックします

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2) "MSPCManagerSetup.exe" というプログラムのダウンロードがスタートしますので、ダウンロードしたら "ファイルを開く" をクリックします

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3) 中国語で、ユーザーアカウント制御の画面が出てきますが、"はい" をクリックすると、インストーラーが起動してきますので、"Install" をクリックします

4) "I accept End User License and Privacy Agreements" にチェックを入れると、"Install" がクリックできるようになりますのでクリックして、インストールスタート

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5) 完了すると、「Installation Complete」と表示され、デスクトップ上には、PC Manager のアイコンが表示されます

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【PC Manager を起動する】

インストールが完了したらさっそく起動しみましょう。

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メニューとしては、最下部にある "Cleanup" と "Security" がメインの項目になります。

実はこの記事を整理し始めていざ自分のPCにインストールしようとすると、インストーラーが起動して、32%までは進むものの、その後エラーになってインストールができないという状態が約2週間ぐらい続いていました。サーバー側の問題なのか?その事情は定かではありませんが、通信エラーのような内容でしたが、自宅だけではなく他の環境でも同様でしたので、PC側の問題でもないんだろうな?と思っていたところで昨日やっとインストールが完了。

ということでなかなかご紹介できなかったのですが、昨日やっとインストールができるようになったので取り上げさせていただきました。

さてこの続きは、Part 2 にてその機能について確認していきます。


<参照>



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2022年11月29日

スタートボタンが反応しないなどタスクバー回りのトラブル

PCを起動してみたものの....
  • スタートボタンをクリックしても反応しない
  • 検索ボタンをクリックしてもウィンドウが表示されない
  • タスクバー自体が表示されない
  • タスクバーに普段表示されるはずのアイコンが全く表示されない などなど
タスクバーに関連したトラブル、最近よく見かけることが多くなりました。かなり前からの症状ですが、ある時期からちらほら確認されるようになってました。最近ではまた多少落ち着いたような気がしますが...

結果的には、今回発生していた症状は、前回ご紹介した Windows Update に関連したトラブルだったようですが、それがわからずにいろいろこうしたトラブルの際の対処法を考えてましたので、念のため整理してみました。


とは言え、こうしたトラブル自分のPCでは同じように更新プログラムを適用していても遭遇したこともないので、その詳細な要因の追求まではできないのが現実でしたが、利用環境によるものでもあるんでしょうね?

その症状の見ていると、軽微なものから、簡単には修復できそうにないちょっと深刻なものまでいろいろでした。今回ご紹介する対処法はあくまでも確認しておいてもらいたい一般的なものになります。


【利用環境を構成する様々なサービス】

Windows が起動してユーザー環境を構築する上では、様々なサービスが関連してきます。なのでむやみにサービスを停止することはトラブルのもとともいえます。

例えばこの後ご紹介する "StartMenuExperienceHost" というサービスは、タスクバー周りを管理しているサービスです。

他にも、
  • User Manager
  • Touch Keyboard and Handwriting Panel Service(現在は"Text Input Management Service")
などのサービスは、日本語入力やらタスクバーの動作にも関連したサービスになります。

こうしたサービスが意図せずクラッシュして停止してたり、トラブルで正しく動作しなくなっていたりすると再起動などが必要になります。以前直接拝見したPCでは、 "StartMenuExperienceHost" のサービス自体が全く起動しておらず、起動すらしない状況のものもありました。

こうしたサービス、「そのサービスを止めないで!〜タッチ キーボードを無効化する正しい方法〜」にもありますが、PC起動時に自動起動する様々なサービスの役割は常に変わることもあります。システム自体は、こうしたサービスが動作していることを前提に構築されているプログラムなどもあるため、サービスをむやみに止めてしまうことはトラブルの要因ともなります。

現時点では、限られた利用法で限定された機能に留まっているものの、ある時期から様々なサービスに別の用途でも利用されるようになる。そうなると、そうしたサービスが停止していることが要因で、Windows(OS)自身の動作や、様々なアプリの動作にも影響を及ぼすこともありうるわけです。


【"StartMenuExperienceHost.exe"とは?】

昨今の、Windows 10 や Windows 11 の場合、タスクバー周りの機能を管理しているのが "StartMenuExperienceHost.exe" になります。

実は、Windows 10 も以前は、"Windows Shell Experience Host (ShellExperienceHost.exe) " が利用されておりましたが、Ver.1903 から、これが "StartMenuExperienceHost.exe" に変わりました。

現在の、Windows 10 や Windows 11 において、スタートボタンをはじめとするタスクバーの機能は、"StartMenuExperienceHost.exe" によって管理されています。

このプログラムは、Windows の Host プログラムとして、サービスとして実行されていますが、タスクマネージャーを開いた時には、サービスタブではなく、詳細タブを開くとその動作状況も確認できます。

当然ながらこれが動作しなくなるとタスクバーは正常に機能しなくなります。

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通常はタスクマネージャーを開くと "スタート" という名称でプログラムが常駐しているはずです。

以前これが全く機能しなくなったPCを直接拝見したことがありますが、その際には、SFC や DISM などでもダメで、結果的にはリカバリをせざるを得ないかな?といった状況でした。


【タスクバーが反応しない時の対処法】

さてこの具体的な対処法ですが、一時的な軽微なものであれば、PCの再起動などで改善するケースも多々ありますので、以下の順で試してみてください。
  • Windows を再起動する
  • エクスプローラーを再起動する
  • タスクマネージャーから、"スタート"("StartMenuExperienceHost.exe")を再起動してみる
  • サービスから、User Manager を一旦停止して再起動してみる

これでも改善しない場合には、SFC.exe や Dism.exe を実行してみたり、別途ユーザーを作成して正常に動作するか?試してみたり、さらにはインプレースアップグレードなどで、Windows 自身を再構築してみるなどもっと深いところまで見ていかないといけないケースもあるかもしれません。

今回発生していたトラブルのケースでは、Windows Update による更新プログラムが要因だったわけなので、その場合には取り急ぎこうした対処をして一時的なトラブルの回避をしていただいて、まずは様子を見ることになるかと思います。


<参照>




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2022年11月09日

Windows Update と 更新プログラム

これまでにも Windows Update に関して何度か取り上げたことがありますが、前回 "KB5018496" のプレビューで提供された更新プログラムについて取り上げたので、改めて確認を兼ねて Windows Update にて提供される更新プログラムについて取り上げてみました。


【更新プログラムの提供時期】

以前に取り上げた記事は以下の通りです。


上記でも触れていますが、通常、リリースされる時期によって、
  • 第一週目:Aリリース
  • 第二週目:Bリリース
  • 第三週目:Cリリース
  • 第四週目:Dリリース
となっています。

つまり、通常の Windows Update で毎月提供される更新プログラムは、US時間 第二週の火曜日以降にリリースされるので、"Bリリース" と言うことになります。(日本時間 第二水曜日以降)

これ以外にもさらにこうした時期にとらわれず、緊急にて供されるようなものは、
  • 定例外(out-of-band release)
があります。

前回ご紹介した、"KB5018496" のような 第四週目 にリリースされるものを "Dリリース" となります。これらの更新プログラムは "プレビュー" として提供されるものです。


【何故、Windows Update は火曜日なのか?】

第一週目は、Aリリースとはなっていますが、通常月初めと言うことに配慮しリリースされることはほとんどありません。

さて毎月第二週の火曜日(US時間)に配信される定例の Windows Update って、なぜ?火曜日なのか...

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これについて、「Windows 10 update servicing cadence」の中では以下のように説明されています。
  1. 前週に発生したその他の問題に対処するための日(月曜日)を確保するため。
  2. アップデートをテストしてデバイスに展開し、残りの週に発生する可能性のある問題に対応する時間を十分に確保するため。
    また、マイクロソフトは、企業や消費者から特定されたフィードバックや問題を監視し、必要に応じてすぐに修正プログラムの準備を開始できるように、この週の残りの時間を費やしています。
こうしたいろいろな配慮があって、結果US時間第二火曜日(日本時間第二水曜日)となっているわけですね。


【"プレビュー" として提供されるC/Dリリースの更新プログラム】

前回ご紹介した "KB5018496" は、"Dリリース"。つまりは、Webサイトにもあるように "プレビュー" と言う扱いで、自動で更新する設定になっていても、自動ではインストールされません。

20221108-3-1.jpg 

そもそも、翌月の Bリリース で提供予定の機能を事前に実際に使用してみて貰うために先行リリースされているもので、必ずインストールしないといけない更新プログラムとは異なります。

なので、Cリリース、Dリリースとして提供される更新プログラムの機能は、翌月のBリリースで反映されたりするのでそれを待っても問題ないものです。当然ながらこれに伴う不具合も十分ありうることです。それを事前に検証してもらうためという意味でのリリースでもあります。

また「2022 年 10 月 25 日 − KB5018496 (OS ビルド 22621.755) プレビュー」の中の新機能の中でも一部あるように、内容によってはこれをインストールしてもすべての人に向けて、すぐにすべての新しい機能が展開されるわけではなく、順次デプロイされていくものもあったりします。

ユーザーとしては、これらの機能については利用できるように待つ以外にはありません。

何気なく更新している Windows Update の更新プログラム。

こうやって見ていくといろいろあったりするんですね。

さて今日は、第二水曜日のWindows Update の日。

Windows にも、Officeにも更新プログラムが到着しております。PCの電源を入れてみていざ使おうとしても動作が重たいな? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、バックグラウンドでこうした Update が始まってたりするからなので、さっさと Update を終えてしまえば、あとは普通に使えるようになりますので、さっさとアップデートはかたずけてしまってください。


<参照>


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2022年10月25日

Windows の基本操作 Vol.2022-10-02 Windows Update について

今回の「Windows の基本操作」では、"Windows Update" について取り上げてみました。

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"Windows Update"、皆さんちゃんとやっていらっしゃいますか?

Update に伴う不具合などもあったりするので、ご利用環境によっては Update については慎重になっていらっしゃる方もいらっしゃるかと思いますので、"Update はちょっとぉ..." という方もいらっしゃることでしょう。それはそれで、個人でご利用のPC、会社で使用しているPCなど各自のご利用環境は異なるので、否定はしませんが、でも基本的にはきっちりと Update はしておく必要があるものです。


【「Windows Update」とは?】

現在ご利用の Windows を最新の状態に保持するため、更新プログラムを適用するプロセスになります。以下は、Windows Update を実行するための一例です。
  • Windows 10/Windows 11 の場合:
    スタート > 設定 > 更新とセキュリティ
  • Windows 8.1の場合:
    スタートボタンを右クリック > コントロールパネル > システムとセキュリティ > Windows Update

    * Windows キー+I でサイドメニューを表示し、設定 > PC設定の変更 > 保守と管理 > Windows Update でもいいんでしょうね
これまでに確認されている不具合を修正したり、セキュリティ面の不具合を修正するためなどに更新プログラムが配信されてきます。通常は、US時間の毎月第二火曜日(日本時間だと第二水曜日)以降に提供されていますが、内容によっては順次提供されるものもあれば、Windows 10 や Windows 11 などの場合には、以前であれば年2回大型の更新プログラムが提供されていましたが、今年からは、これが年1回に変更され、つい先日も、Windows 10 Ver.22H2、Windows 11 Ver.22H2 が提供されました。


【更新プログラムの有効期限】

例えば、Windows 10 のサポート期限は、2025年10月14日。しかしこれは最新の状態に常に維持していることを前提となっているので、すべてのバージョンの Windows 10 のサポート期限という意味ではありません。


上記にもありますが、リリースされているバージョンごとに、そのサポート終了日が決まっていますので、サポートが終了した Windows 10 には、更新プログラムは提供されません。

2022年12月13日には、2021年春にリリースされている Windows 10 Ver.21H1 もサポートが終了することになります。


--リリースから18か月サポートされる:

Windows 10 のサービスとサポートの更新」にもありますが、各バージョンのサポート期限は、リリースされてから、18か月になっています。

先ほども触れましたが、Windows 10 Ver.21H1であっても今年の12月にはサポート期限を迎えるわけですが、Ver.20H2 までの一般ユーザー向けのすべてのバージョンは、すでにサポートが終了しています。

まだ Ver.1909 など古いものをご利用のケースもときどき見かけますが、Ver.2004 の更新の説明などが出てたとしても、すでに Ver.2004 の提供も終了しているので更新ができません。Ver.21H2 に更新するにも、ここまで古いバージョンになると Windows Update では更新できなくなります


--更新方法:

Windows の更新プログラムの適用を行う場合、Windows Update の他にも、Microsoft Update カタログなどを介して直接ダウンロードして更新プログラムを適用する方法もあります。

例えば、2022/10/12 に Windows10 21H2 向けにリリースされた KB5018410 という更新プログラムを例にとると、Update の画面から更新プログラムのリンクをクリックすると、該当更新プログラムの詳細ページに移動します。

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このページの下部には、この更新プログラムがどのような形で入手できるかが説明されています。Microsoft Update カタログ で入手できるものについては、直接単独でダウンロードしてインストールすることも可能です。

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先ほど触れましたが、Ver.1909 など、Ver.2004 より以前のものについては、Windows Update を利用して、Ver.22H2 などにアップグレードすることができないので、提供サイトから更新アシスタントやインストールメディアを作成するなどして直接インストールする必要が出てきます。

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【Windows Update だけじゃない】

PCを使用していて、"Update" といった場合、今回ご紹介している "Windows Update" 以外にも、Windows や Office 製品が搭載されているPCの場合には、以下のような感じで更新が必要になります。
  • Windows Update
  • Office Update
  • Microsoft Store での更新
  • Microsoft Edge の更新
  • OneDrive アプリの更新
基本的には自動で行われるものではありますが、こうしたものが重なるとPCの動きはどうしても一時的に重たくなったりします。更新が完了していないと、次に起動したときに続きが始まったりするので、次に起動した時もPCの動きが悪かったりすることもありうるわけです。

なので私自身としては、一番の解決手段は、自動で更新されるのを待つのではなく手動でさっさと更新を済ませてしまうことかな?と思っています。


<参照>




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2022年10月03日

Windows の基本操作 Vol.2022-10-01 デスクトップにストアアプリのショートカットアイコンを作成する

普段からよく利用するアプリは、デスクトップにショートカットアイコンを作成しておくとすぐに利用できて便利ですね。プログラムに限らず、コントロールパネルのプリンターの設定など、トラブルの際に利用しそうなものも作成しておくと便利です。

さてそんなショートカットアイコンの作成について、おさらいしておきましょう。


【「Windows10」と「Windows11」の違い】

まずはいくつか具体例をご紹介しましょう

1) 一般的なプログラムのショートカットアイコンの作成方法:

例えばスタートメニューに項目があれば、メニューの上で
右クリック>その他>ファイルの場所を開く
とすればスタートメニューに登録されているショートカットの場所が表示されます。

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Windows 10 までであれば、
ファイルアイコンの上で 右クリック > 送る > デスクトップ(ショートカットを作成)
とすればデスクトップなどにショートカットアイコンが作成できていました。

Windows 11 では、右クリックだけでは "送る" が表示されません。
アイコンを 右クリック > その他のオプションを表示 >送る > デスクトップ(ショートカットを作成)
という手順になります。一工程手続きが増えたわけですね。


2) ストアアプリの場合:

--スタートメニューに登録されているアプリ:

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この場合、スタートメニューからデスクトップにドラッグすると "リンク" という形で表示されてショートカットアイコンが作成されます。ストアアプリに限らず、この方法でショートカットアイコンも作成できます。


--スタートメニューに登録されているのにドラッグ&ドロップでは作成できないアプリ:

実は、ストアアプリなど一部のものは、ドラッグ&ドロップでもショートカットアイコンが作成できないものもあったりします。

プログラムをインストールした際に自動的に作成されたようなケースで、その後誤ってアイコンを削除してしまった... 
ストアアプリの場合で、最初にご紹介したドラッグ&ドロップで作成できない場合には以下の手順で作成します。

a) まず、Windowsキー + "R" として、"ファイル名を指定して実行" の画面を表示し、名前のところに "shell:AppsFolder" と入力しOKをクリックします。

20221003-2-3.jpg

b) "Applications" というフォルダが表示されますので、あとは該当のプログラムのアイコンをデスクトップにドラッグする、あるいは右クリックからショートカットを作成することで、デスクトップにショートカットアイコンが作成されます。

20221003-2-1.jpg 20221003-2-2.jpg


3) その他の方法:

ショートカットアイコンの作成方法はほかにもあります。以前にもご紹介したことがあったと思いますが...

20221003-2-4.jpg 20221003-2-5.jpg

a) デスクトップ上で右クリック > 新規作成 > ショートカット とクリックします。
b) "ショートカットの作成" のダイアログが表示されたら、"参照" をクリックしてプログラムの場所を指定します。

この方法では通常、ストアアプリについては、そのプログラムが登録されているフォルダへのアクセス権がないため、ショートカットアイコンは作成できません。

20221003-3-1.jpg 20221003-3-2.jpg

** ちなみにストアアプリは、 Cドライブ > Program Files > WinodwsApps という場所に登録されています。このフォルダは隠しフォルダになっていますので、普通にエクスプローラーで開いても表示されません。
アクセス権の設定を変えれば表示もできますが、セキュリティ的に問題もあるのでここでは触れないことにします。


【「コントロールパネル」などもドラッグ&ドロップで作成可能】

「コントロールパネル」や、「デバイスとプリンター」などといった Windows のシステムへのアクセスするためのショートカットアイコンも簡単にデスクトップに作成が可能です。

20221003-3-3.jpg

上記はコントロールパネルの例ですが、「コントロールパネル」を開いたら、アドレスバーのアイコンをデスクトプにドラッグすると、ショートカットアイコンの作成が可能です。


ということで今回は、ショートカットの作成方法についてのご紹介でした。


<参照>



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2022年09月17日

プログラムが動いているはずなのに画面がでてこない!

アプリが起動して、プログラムは動いている。タスクバーにもアイコンが表示されていて、よく見ると起動しているという目安になるようにアイコンの下には青い線も表示されています。

20220912-1-1.jpg 20220912-1-2-1.jpg

にもかかわらずどこにもデータもアプリも表示されない....

アプリを起動すると、起動時のスプラッシュ画面は表示されるものの、その後上記のように何も表示されなくなってしまうことがあります。仮にタスクマネージャーなどでアプリを強制終了させて、再起動しても変わらない....


【タスクバーで右クリックして「最大化」】

以下の例は、Excelですが、Excelに限ったことではなく、何かしらのアプリであったり、データであったりとさまざまかもしれません。こうしたことになってしまった要因はともかくとして、こんな場合には、タスクバーにあるアイコンにマウスをポイントするとウィンドウが表示されますので、そこで右クリックします。

20220912-2-1.jpg 20220912-2-2.jpg

右クリックして表示されたメニューから、上記のように「最大化」をクリックすれば、プログラムやデータが表示されるようになります。


--タイトルバーにポイントしてドラッグしてみる:

これで隠れていたウィンドウは表示されるようになったわけですが、ではどうして表示されなかったのか? 一度最大化した状態で、タイトルバーにマウスをポイントして、左側のボタンを押したままちょっとだけドラッグしてみてください。

20220912-2-3.jpg 20220912-2-4.jpg

実はこんな状態だったんですね。ウィンドウが小さくなって、こうした細長い状態で、タスクバーの陰に隠れていたというわけです。

この状態でいくら、プログラムを終了して、再起動しても、起動時には前回と同じ状態で起動してきますので、ウィンドウは表示されません。


-- 最大化、あるいはドラッグしてウィンドウを表示:

ここまでくれば、とりあえず再度最大化するか? マウスでドラッグしてウィンドウサイズを適宜ちょうどいいサイズに調整してから終了すれば、次回からちゃんと表示されるようになります。


今回試しに自分のPCでは、Excelで行いましたが、どんなアプリでも起こりうることなので、起動しているはずなのにウィンドウがどこにも表示されない....

そんな場合には、まずは一度タスクバーから、アプリウィンドウの「最大化」をお試しになってみてください。



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2022年09月03日

日本語入力が思うように機能してくれない

日本語入力のオン・オフの切り替えをしてみたり、Word などのアプリを起動してみたり....
いろいろ試すものの日本語入力がうまく機能しない。

そんなときふとタスクバーを見ると、別に無効にした覚えもないのに、本来「A」や「あ」と表示される IME のところに「×」マークが。そしてそこにマウスをポイントしてみると「IMEが無効です」なんて表示されてたりすることがあります。

20220901-1-1.jpg

IME 関連のトラブルはよくあることですが、最近で多いのは更新プログラムによる影響。

例:6/28 に配信された KB5014666。これ により、「入力インジケーターと言語バーが通知領域に表示されない可能性がある」というトラブル。こちらは、8/9にリリースされた KB5016616 にて解決となっています。

20220901-1-2.jpg


他にも、やはりこちらもすでに解決済みですが「KB4564002」の例。そしてまたつい先日 8/26 にCリリースとしてプレビュー配信された 「KB5016688」 では、入力モードが自動的に切り替わらない場合があるケースも確認されているようです。

今回はこうした更新プログラムによる影響の場合も含めて、一般的な対処法、確認すべて点について取り上げてみました。更新プログラムが影響している場合には、最終的には修正プログラムの提供を待たないといけないわけですが、それを回避する方法は、Microsoft Support の Web サイトでも紹介されていたりします。


【基本的な対処法と回避策】

その代表的なものが、「以前のバージョンのIME」に戻すという方法になります。先日提供された 「KB5016688」 のケースも、入力モードが自動的に切り替わらないという不具合があるようですが、この方法で一時的に回避が可能なようです。

20220901-1-1-4.jpg 20220901-1-1-3.jpg

  1. スタート>設定>時刻と言語>言語 と開きます。
  2. 言語のところに表示されている日本語をクリックして、「オプション」をクリックします。
  3. 言語のオプションのところから、「キーボード」のところにある「Microsoft IME」をクリックし、さらに「オプション」をクリックします。
  4. さらに「全般」をクリックし、画面を下部にスクロールすると「互換性」という項目があります。

【見落としがちなサービスの設定】

さてもう一つ今回ご紹介したいポイントがあります。それが、「Touch Keyboard and Handwrinting Panel Service」が無効になっていないか?というポイントです。

Touch Keyboard and Handwrinting Panel Service」というサービスは、タッチキーボードや手書き入力パネルの管理をつかさどっているサービス。通常バックグラウンドで自動的に起動して動いているものです。

タッチパネルなんて使わないし、手書き入力パネルなんて使う気もないから、このサービスを無効にしてしまおう...とか、PCの起動を早くするためにPCの様々なサービスを調整したりするアプリが入っていたりすると、これらがこうしたサービスを無効にしてしまうケースがあります。

20220901-1-3.jpg

しかし、実は 2020年10月19日付の Windows Blogs の中で「そのサービスを止めないで!〜タッチ キーボードを無効化する正しい方法〜」を取り上げていますが、MS-IME の動作にも影響を及ぼすこのサービス。

このブログの中でも「Windows 10 ではそのサービスの役割が広がり、日本語入力をはじめとして、クリップボードの履歴、絵文字パネル、音声入力等の様々な入力機能にも使われるようになりました。このサービスが無効化されているとそれらの機能が正しく動作できません」とあるようにその役割は、広がっていて、単にタッチキーボードや手書き入力パネルの管理だけにとどまっていません。

これは、Windows 11 でも同様です。

今回たまたま確認した PC では、やはりこのサービスが「無効」になっているため、Windows 11 の PC で、IMEが有効にならず日本語入力ができない...そんな症状が発生していました。

もちろんこのサービスを「有効」にしたことで症状は改善。普通に文字入力ができるようになったわけです。


<参照>




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2022年09月02日

Windows の基本操作 Vol.2022-09-01 再起動が必要なプログラムと不要なプログラム

Windows Update などをかけて、画面を見ていると、ダウンロードしてインストールが完了すると、「今すぐ再起動」なんていうボタンが表示されるケース多々あるかと思います。

一方で、Update したからと言って、すべてのプログラムが、完了後に「今すぐ再起動」が出てくるわけでもありません。

20220831-1-0-1.png

更新をかけると、最初はあんなにたくさんあったのに、インストールが終わって次々に消えて、「今すぐ再起動」が表示されているものは、わずか数個... なんてこともたくさんあります。

さらに Windows Update 以外でも、アプリを起動するといきなり更新を要求されるものもあったりしますが、この場合、逆に多くのケースでは PC の再起動までは求められません。

ではこの違いは何なのか? 今回は基本知識としてこの違いについて取り上げてみました。


【更新後に再起動を求められるケース】

Microsoft 関連ツールでいえば、Windows といった OS の他にも、Microsoft Office などの様々なアプリがあります。これらのアプリの更新方法も、Office 製品のような C2R(Click-to-Run)テクノロジーを利用したものから、Windows のようなインストーラーを利用するものなどさまざま。その更新方法も様々なわけです。Microsoft Store 経由で配布される UWA アプリなどもまたその動作は異なります。

-- プログラムに関連した機能が動作中では更新できない:

Windowsベースのコンピューターにセキュリティ更新プログラムをインストールすると、コンピューターの再起動を促されることがある理由」の中では、Windows 10 のすべてのエディションを対象に紹介しています。ちょっと機械翻訳なので日本語訳がお粗末なので英語版を見ながら確認しなおしてみました。

20220831-1-1.jpg 20220831-1-2.jpg

この中でセキュリティ更新プログラムを例に紹介していますが、「セキュリティ更新プログラムをインストールした後、次の条件のいずれかに該当する場合、コンピュータの再起動を求めるメッセージが表示されることがあります」とあります。
  • セキュリティ更新プログラムは、Windows が必要とする 1 つまたは複数のプロセスで読み込まれる DLL(ライブラリと呼ばれるプログラム群)も更新します。DLL がメモリ上にロードされている間は、セキュリティ更新を完了することができません。したがって、セキュリティ更新プログラムは、DLLをロードさせるプロセスを停止する必要があります。プロセスを停止することで、更新を完了するために必要なDLLがアンロードされます。しかし、Windowsが動作している間は、DLLがロードされるプロセスを停止することはできません。たとえば、セキュリティ情報 MS04-011 に記載されているセキュリティ更新プログラムは、Windows をシャットダウンせずに停止することができないオペレーティング システムのコア プロセスにロードされている多くの DLL を更新します。

  • セキュリティ更新プログラムは、Windows が必要とするプロセスとして現在実行されている .exe ファイルを更新します。このプロセスが実行されている間は、やはり更新を完了することはできません。しかし、Windowsをシャットダウンしない限り、このプロセスを強制的に停止させることはできません。例えば、Csrss.exeはWindowsで必要なプロセスです。

  • セキュリティ更新プログラムは、現在使用されている、Windowsが必要とするデバイスドライバを更新します。このデバイスドライバが使用されている間は、やはり更新を完了させることができません。Windowsをシャットダウンしない限り、このデバイスドライバーをアンロードすることもできません。例えば、Disk.sysは、Windowsが必要とするデバイスドライバです。

  • セキュリティ更新プログラムは、レジストリを変更します。この変更には、やはりコンピュータを再起動する必要があります。

  • セキュリティ更新プログラムでは、コンピュータの起動時に読み取り専用となるレジストリエントリが変更されます。
いろいろありますが簡単に言ってしまえば、更新しようとしているプログラムやその関連機能がメモリ上に読み込まれていて起動中のため、これをいったん終了させないと更新ができないからです。インストールした更新を反映させるためには、いったんメモリ上などに読み込まれているプログラムを終了して更新し、その後更新したものを再び読み込ませる必要があるわけです。

Windows 自身の更新とはちょっと異なりますが、他にも以下の更新プログラムのように、更新後再起動を求められるケースがあります。

20220831-1-3.jpg 20220831-1-4.jpg


こちらも、「影響を受けるファイルが使用されている場合、この更新プログラムの適用後、コンピューターを再起動する必要があります」とあるように、やはり影響を受けるファイルが動作しているため更新適用後に、PCの再起動を求められるわけです。


-- 更新時にアプリの終了を求められるケース:

おなじみの Microsoft 365 の Word、Excel、PowerPoint などの各アプリを起動して、更新を手動で実行する場合には、ファイル > アカウント と開いて、「更新オプション」をクリックして、「今すぐ更新」とすると更新がスタートします。

もちろんわざわざ手動でやらなくても、自動でもやってくれるのですべてお任せでもいいわけです。

20220831-2-1.jpg

この場合実際に更新がスタートした時に各アプリが起動中の場合にはやはり更新ができないので、Word や Excel を開いて作業をしていたりするものなら、作業中のプログラムの終了を求めるメッセージが表示されます。そしてプログラムを終了すると改めて更新が続行されます。

20220831-2-3.jpg 20220831-2-4.jpg

Microsoft Edge のようなブラウザも同様で、ブラウザが起動していない状態で更新されている場合には問題ありませんが、ブラウザを起動してたりすると、更新を反映させるために更新後には、一度ブラウザの再起動が要求されます。

このようにOffice の各アプリや、その他のプログラムの場合には、更新内容にもよると思いますが、基本的には Windows 自体の更新とは異なり、プログラムが起動中であれば一旦再起動を求められますが、PC 自体の再起動まで求められることはほとんどありません。

20220831-2-2.jpg

同様に Microsoft Store 経由で配信されてくるアプリについても、Microsoft Store 自身の更新以外では、アプリを起動さえしていなければ終了や再起動は求められません。

Microsoft 関連製品に限らず、セキュリティソフトだったりするとこうしたものはPC自体起動時に常に常駐して監視することになるんで更新内容によっては、プログラムを再起動して情報を反映させるだけではなく、PC自体を再起動して、更新した新しい状態でプログラム自体を読み込み直させる必要があったりします。

再起動が必要なケース、不要なケース様々ですが、自動更新してくれて再起動が必要なかったりすると、まさに気が付かないうちにやってくれるので、あとから Windows Update の更新履歴や、Microsoft Store アプリなどを開いて更新状況を確認してみたら、どおりで PC の動きが重たいと思ったら、バックグラウンドでこれだけのものが更新されてたんだぁ.... なんてこともあるわけですね。


<参照>





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2022年08月27日

Windows の基本操作 Vol.2022-08-02  デバイスの暗号化と BitLocker 暗号化

前回更新プログラムの影響でBitLocker 周りで最近トラブルも多いことをご紹介。そしてその際の対処法として、BitLocker回復キーの確認方法などについてご紹介しました。

20220822-1-1.png

この中でもちょっと触れましたが、デバイスを保護する方法として、「BitLockerによる保護」の他、Windows には、「デバイスの保護」という機能があることにも触れ、この機能の違いについてもちらっとご紹介しました。

さて今回は内容的には、基本操作からはちょとはずれますが、Windows というOSを活用する上で知っておいてもらいたい機能の一つともなる「デバイスの保護機能」について取り上げてみました。


【デバイスの暗号化とBitlocker暗号化の違い】

昨今の PC はその性能も向上し、さらにセキュリティ的にもよりセキュアな環境で利用できるようになりつつあります。従来であれば法人向けの PC でないと搭載していることのなかった TPM モジュールも標準搭載し、PCの起動ディスク、起動方法、周辺機器の認識と管理などを定義しているファームウェアでもある BIOS (Baisic Input Output System)も、よりセキュアな BIOSの仕様に関する新たな定義となる UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)へと変わりました。

こうしたハード&ソフト的な、スペックの向上とともにデバイスを保護ずる方法も変わってきました。

-- Professional エディション以上でなくてもデバイスを保護:

従来、HDDドライブなどのデバイスを暗号化し保護する方法として Windows には、「BitLocker による保護」が用意されていました。ただしこれは、あくまでも Professional エディションなどの OS を搭載している PC 向けの機能。一般ユーザーの多くが利用する Home エディションでは利用できない機能でした。

昨今こうしてデバイスの性能が向上し一般ユーザーが使用するPCであっても、それなりにセキュアな環境が整いつつある今日。ある一定の仕様を満たす PC であれば、デバイスを保護する機能が Windows 10 より導入されました。これが「デバイスの保護」という機能になります。

従来からある「BitLocker による保護」との違いは以下の通りです。
  • BitLocker:Windows 10 などで、Professional エディション、Enterprise エディションなどの上位OSを搭載したデバイス
  • デバイスの保護:TPMなど一定の仕様を満たす Windows の Home エディションを含むOSを搭載したデバイス
BitLocker による保護」の場合には、OSの仕様を満たしていないPCでは、表示すらされません。

逆に、Windows 11 Home とかであっても、昨今の PC であれば、セキュアブートにも対応し、TPMモジュールも搭載しているので、BitLockerは利用できなくても、「デバイスの保護」は利用が可能なこともあります。

前回の記事の中でも一部ご紹介しましたが、DELL や Dynabook、富士通などメーカーによっては、機種によっては既定でこの「デバイスの保護」が有効になっているようです。


【デバイスの暗号化の有効・無効】

Windows 11 Pro の例ですが、「デバイスの保護」機能は以下のところにあります。

20220822-1-1.png

スタート > 設定 > プライバシーとセキュリティ > デバイスの暗号化 という項目があります。

Windows 10 の場合には、

スタート > 設定 > 更新とセキュリティ と開くと、左ペインに、「デバイスの暗号化」という項目があります。

ちなみに、手持ちのデバイスでは、一番新しいPCを除くと、"デバイスの暗号化" に対応していないので、項目すら表示されません。

20220822-1-2.jpg

なので参考までに、「[Windows 10] デバイスの暗号化をオン(有効)にする方法を教えてください/富士通」のサイトを例にご紹介すると以下のような感じで有効化が可能になります。

20220822-1-3.jpg 20220822-1-4.jpg 20220822-1-5.jpg

富士通の上記のサイトのアドバイスの中でも、「管理者のアカウントでサインインしている状態で「デバイスの暗号化」が表示されない場合は、お使いの機種はデバイスの暗号化に対応していません」と紹介されているように、対応していないデバイスの場合には、こうした項目が表示されません。


-- デバイスの暗号化に必要なシステム要件:

さてではもうちょっと具体的にこのデバイスの暗号化が有効になるためのシステム要件についてみていきます。

デル製システムにおけるWindowsデバイスの自動暗号化/BitLocker」(DELL)のWebサイトに以下のようにありました。
  1. BIOSは、UEFIモードであること
  2. TPMまたはPTTが有効であること
  3. セキュアブートが有効になっていること
  4. Windows 10 でコア分離が有効になっていること
TPMには対応している、UEFIモードは有効だし、セキュアブートも問題ないといったケースでも「デバイスの暗号化」が表示されないというケースもあります。

20220822-1-6.jpg

この場合、システム情報(msinfo32.exe)を管理者として起動すると、利用できない理由が表示されています。上記のうちのPCだと、そもそもTPM自体に全く対応していないので、その仕様的に論外ということになりますね。

ここで確認してみた時に、「デバイス暗号化のサポート」のところに、「デバイスの自動暗号化が失敗した理由:」という項目があり、何が要因で利用できないかが表示されます。「TPMは使用できません」「PCR7バインドはサポートされていません」「許可されないDMA対応バス/デバイスが検出されました」などといった表示があれば、「デバイスの自動暗号化」が利用できないケースは、そのあたりから確認していく必要があるようです。

もちろん仕様的に対応できないケースもありますが、それ以外にも何かが要因でうまく機能していないだけのケースもあるので、その要因は様々なようです。PCの仕様的には対応しているはずであって、よくわからない場合には、PCメーカーのサポートなどに相談してみるのも一つの方法かと思います。


-- 暗号化を無効にしないといけないケース:

普段使いでは問題ないと思いますが、ちょうど先日も富士通のノートPCで、BIOS の更新をお手伝いをした際に、その手順でも紹介されてましたが、BIOSの更新などの際には、デバイスの暗号化をいったん無効にする必要がありました。


以前であれば、そんなこと気にしないで Update してたわけですが、デバイスの暗号化が有効になっていた Windows 11 Home の PC でしたが、こうしたPCの場合には事前に暗号化をオフにする必要があるわけですね。更新が終わったら、また必要に応じて暗号化を有効にします。

暗号化の解除していると、「暗号化を解除しています」という表示になって、それなりに時間もかかります。この間、他の作業をしていても問題ありませんが、解除が終わるまでしばらくお待ちいただく必要があります。

前回ご紹介した 「KB5012170」 の更新についても失敗する場合には、BitLocker 保護をいったん中断して行う必要もあるなど、デバイスの保護やBitlockerによる保護の解除が必要なケースもあるので、Windows Update や BIOS の更新など 状況によって毎回 有効・無効 を切り替える必要が出てきます。


<参照>



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2022年08月25日

PCを完全シャットダウンする

Windows 8.1 以降に導入された「高速スタートアップ」。

ちょっと前まで利用できていたデバイスが突然認識しなくなった、PCの動きがおかしい...などちょっとしたトラブルの場合には、この「高速スタートアップ」を無効にしてシャットダウンし、再起動することで改善するケースが多々あったります。

この「高速スタートアップ」を無効にしてシャットダウンすることを「完全シャットダウン」と言ったりしています。

今回はこの操作方法について、一部勘違いされているケースも見かけるので取り上げてみました。


【「高速スタートアップ」とは?】

高速スタートアップ」とは、PC の シャットダウン時に デバイス情報(CPUやメモリーの状態)などを保持することで、次の起動にかかる時間を短縮を可能にする機能です。

この設定自体は、

20220824-1-1.jpg

コントロールパネル > ハードウェアとサウンド > 電源オプション と開いて、「電源ボタンの動作の選択」と開くと設定変更が可能です。
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックすることで、オン・オフが切り替えられるようになります。


-- 本当に「高速」なのか?:

この辺りはちょっと気になるところですね。PCを長く利用すれば、レジストリの情報もいらない情報も残ってたりして肥大する。さらには、その他 PC のハード・ソフト面での要因に伴い、これが有効だからと言って、必ずしも「高速」な起動が実現しているとも言い切れないかと思います。


-- 高速スタートアップと通常の起動の違い:

ちょっとその起動の違いについて簡単にご紹介しておきましょう。

スタートアップとシャットダウンの優れたエクスペリエンスを提供する」によると「すべてのユーザー セッション (セッション 1) がログオフし、残りの情報が休止状態ファイルに書き込まれることです。 この状態から PC を起動すると、Windows は、Windows、ドライバー、デバイス、およびサービスが初期化されるフル ブート プロセスを実行せずに、以前に初期化された状態を休止状態ファイルから読み取って、読み込みます」

20220824-1-2.jpg

つまり通常は、電源を投入して、BIOSが読み込まれた後、Windowsが、ドライバ、デバイスなどのサービスの初期化を行います。ただし高速スタートアップが動作しているとこの部分は、前回終了時に保存された休止状態ファイル(Hiberfil.sys)を読み込むだけで済むので、その分スタートが高速化されるという仕組みです。


【完全シャットダウンの実行】

さて「高速スタートアップ」ですが、冒頭でもちょっと触れましたが、これが有効だとうまく動作しないことが続いたりします。その場合に試すのが「完全シャットダウン」。つまり 休止状態ファイルを残さずに、完全に電源をきること。こうすることで、次回起動時には、ドライバーやサービスの初期化という作業から再度行って起動するため、軽微なトラブルの回避につながったりします。

この際の操作として、
  1. 高速スタートアップを無効にする
  2. マウス&キー操作による完全シャットダウンを行う
といった方法があります。

1) 高速スタートアップを無効にする:

20220824-1-1.jpg

起動が多少遅くなってもかまわないから、正しく動作する環境を構築したいといった場合には、冒頭でご紹介した電源オプションの画面から、高速スタートアップのチェックを外して、オフにします。


2) マウス&キー操作による完全シャットダウンを行う:

このキー操作による完全シャットダウン。要するに一時的に終了時に休止ファイルに情報を残さないようにして再起動する方法です。通常の方法でシャットダウンすると、高速スタートアップが有効だと、休止ファイルに情報が残ってしまいますので、以下の方法で行います。
  1. Shiftキーを押したままシャットダウン:
    この操作で完全シャットダウンになりますので、電源が切れたら普通に再度電源を入れて起動しなおします。

  2. PCの再起動:
    完全シャットダウン+再起動 を一緒に行う場合には、実は、「再起動」をクリックするだけでOKです。

  3. Shiftキーを押したまま再起動:
    Shiftキー
    を押したまま、再起動をクリックすると、オプションの選択画面が表示されるので、そこから、「PCの電源を切る」をクリックします。これで完全シャットダウンとなります。セーフモード起動する際にもこの操作は有効です。
上記でもお分かりいただけると思いますが、

スタートボタン > 電源 > 再起動

といった操作をするだけで、

完全シャットダウン」+「再起動」

ができるわけです。

時々、Shift キーを押しながら、シャットダウン という「完全シャットダウン」の操作と同じような感覚で、Shift キーを押しながら 再起動 をクリックしているケースを見かけますが、この場合、「オプションの選択」画面 を呼び出すための操作になります。

Windows 10 や Windows 11 など昨今のPCでは、「完全シャットダウン」「再起動」を実現するだけであれば、単純に「電源」「再起動」とするだけでいいだけです。



<参照>




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2022年08月02日

Windows の基本操作 Vol.2022-08-01 ファイル履歴のデータを整理する

Windows 8 以降の Windows には、「ファイル履歴」というデータバックアップ機能が搭載されており、これを有効にすることでユーザーデータを自動バックアップすることができます。Windows 7 などの古いOSであれば、「シャドーコピー」といった形で同様の機能が利用できるようになっています。

この「ファイル履歴」については、過去に何度か取り上げていますので、詳細については以下のリンクより過去の記事をご参照ください。


さてこんな便利なファイル履歴ですが、その設定の際、あまり細かいことを意識せずに設定していくと、バックアップされたデータの保持される期間は "無期限"(既定値)だったりします。

20220802-1-1.jpg

もちろんバックアップドライブに余裕があって全く問題ないのであれば、このままでもいいわけですが、当然ながらバックアップを取っていくとバックアップデータは肥大化していきます。

ということで今回は、ファイル履歴の古いデータの削除についてご紹介していきます。


【現状の確認と履歴の削除】

--確認:

ではまずは現在の状況を確認することから始めましょう。

1) スタート > 設定 > 更新とセキュリティ と開いて、左ペインより "バックアップ" をクリックし、さらに右ペインから、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところの "その他のオプション" をクリックします

20220802-1-1.jpg

2) 続いて画面をスクロールして、"関連設定" のところの "詳細設定の表示" をクリックします。ファイル履歴のダイアログが表示されます。ここであとどの程度の空き領域があるのかが確認できます

20220802-1-2.jpg 20220802-1-3.jpg


-- 履歴の削除:

では続いて履歴の削除に入ります。

1) 左ペインの "詳細設定" をクリックし、"バージョン" のところにある "古いバージョンのクリーンアップ" をクリックします

20220802-1-4.jpg

2) "ファイル履歴のクリーンアップ" というダイアログボックスが表示されたら、ファイルの削除のところから、"2年以上前" など用途に応じて期間を決め "クリーンアップ" をクリックして削除を開始します

20220802-1-5.jpg

3) クリーンアップがスタートし、"クリーンアップは正常に完了しました" と表示されたら "OK" をクリックして完了します

20220802-1-6.jpg 20220802-1-7.jpg


外付けのドライブなどに保存しているような場合には、当然ファイル履歴以外のファイルも保存されていたりするかもしれませんので、以下の画像にあるような形で空き領域がでても、すべてが "ファイル履歴" で占められているわけでもありません。

20220802-1-3.jpg 20220802-1-8.jpg

実際にどの程度の容量を占めているか?については、バックアップ先のドライブを開いて "FileHistory" というフォルダを右クリックして "プロパティ" を開けば確認することもできます。


<参照>




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2022年08月01日

エクスプローラーを開くと「処理しています」となって「応答なし」になる

Windows 10 でも、Windows 11 でも発生しうるトラブルの一つですが、ある時タスクバーにある「エクスプローラー」を起動してみたら、本来表示されるはずのアイコンが表示されず、"処理しています..." となって、その後、タイトルバーには "(応答なし)" と表示されてまったく応答しない....。

20220801-0.jpg

Windows 10 のエクスプローラーを開いたときの例ですが、上記の画像はなかなかこうした場面に遭遇しないので、その時に見かけた画面を合成して作成してみたものです。なので実際のものとはフォントなどの感じはちょっと違うかもしれませんが、こうした画面が出たままで応答しません。

例えば、本来であれば....

Winodws 11 の例:

20220801-1-1.jpg 20220801-1-2.jpg

上記の画像は、Windows 11 Insider Dev版のものなので、ちょっと通常の Windows 11 ともエクスプローラーの表示が違うかもしれませんが、タスクバーのエクスプローラーを開けば、右にあるような形で表示されます。

Windows 10 の例:

20220801-1-3.jpg 20220801-1-4.jpg

Windows 10 の場合には上記のような感じで、本来は、エクスプローラーが起動してきます。


【エクスプローラーの再起動と他のプログラムの動作】

今回確認した中では、まずはタスクマネージャーを起動して、エクスプローラーを終了し、再開してみました。エクスプローラー自体は正常に終了し、再開しても、再度エクスプローラーを開くと同じ状況。

そうした中で、プログラムを起動したり、ほかのフォルダを開いたりすることは全く問題ない。つまりは、タスクバーなどから、コマンドであっても、タスクバーからダブルクリックなどで起動しても、エクスプローラーだけを起動しようとすると、こうした症状になっておりました。


【エクスプローラーの履歴を削除であっさり解決】

さて今回のトラブル。意外とあっさりと解決に至りました。それが、「履歴」の削除でした。「「エクスプローラー」履歴を消去する方法<Windows 10>」(dynabook)のサイトにもありますが、エクスプローラーを開いたときに読み込まれる「よく使用するフォルダ」や「最近使用したファイル」といった履歴の読み込みが進まずに今回のような症状になるようです。

なのでこの履歴を消去して古い履歴のデータを読み込まなくてもいいようにします。

でもここで問題なのは、エクスプローラーを開いても、「処理しています...」となって、何も操作ができないとなると、この後にご紹介する履歴の消去もできない。


1) 何かしらのフォルダを開く:

もしデスクトップなどにフォルダがあれば、このフォルダを利用すれば履歴の削除が行えます。

2)コマンドプロンプトでGUIのフォルダを呼び出す:

20220801-2-1.jpg 20220801-2-2.jpg
  • Windows + R としてファイル名を指定して実行のダイアログを表示。
  • 名前のところに、「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開きます。
  • "start.." とだけ入力してエンターを押せば、GUIのユーザーフォルダが表示されます。
いずれかの方法で、どうにかフォルダを開きます。ここまでが前準備となります。


-- エクスプローラーの履歴を削除する:

Winodws 10 の場合:

1) フォルダを開いたら、表示タブ>オプション と開きます

20220801-3-4.jpg 20220801-3-5.jpg

2) 「フォルダオプション」のダイアログが表示されたら、「全般」タブの「プライバシー」のところにある「エクスプローラーの履歴を消去する」の「消去」をクリックします

以上で完了です。


Windows 11 の場合:

1) フォルダが開いたら、[...] (もっと見る) をクリックして、「オプション」をクリックします

20220801-3-1.jpg 20220801-3-2.jpg

2) 「フォルダオプション」のダイアログが表示されたら、「全般」タブの「プライバシー」のところにある「エクスプローラーの履歴を消去する」の「消去」をクリックします

20220801-3-3.jpg

以上で完了です。

タスクバーなどから、エクスプローラーを開いてみてください。

この件について、インターネットで検索してみると、こうしたエクスプローラーの履歴の削除を紹介しているところよりは、HDDの問題や、ユーザーアカウントの作り直しなどを紹介しているところもあるようです。もちろんそうしたことまでしないといけないケースもあるのかもしれませんが、もっと簡単なところで試せる対処法もあるので、まずは試してみるといいかと思います。


<参照>




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2022年07月17日

Windows の基本操作 Vol.2022-07-03 ファイル名に連番をつける

前回、「Windows の基本操作 Vol.2022-07-02」では、マイクロソフトサポートがツイートした、パスを取得するためのちょっと便利な使い方をご紹介しました。

20220713-1-1.jpg 20220713-1-2.jpg

今回も、前回同様にこれは覚えておいて損はないということで、マイクロソフトサポートがツイートしたファイル名に連番をつけるちょっと便利な機能についてご紹介いたします。


【どんなシナリオが考えられるのか?】

すべてのファイルに連番を振る... といってもどんな状況が考えられるのか?ピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。ファイル名に連番を振って整理しないといけないような状況になればわかるんでしょうけど、そうじゃない時だとすぐにイメージできませんよね。

例えば以下のようなケースがあります。

document_paperless_computer.png
  • 書籍等や資料などをスキャンしてPDF化してPCに保存する
  • デジカメで撮影された写真をPCに取り込む
といった場合、多くのケースだとスキャナーや、デジカメなどによって自動的に割り振られた番号のファイル名だったりします。数が少なければ取り込んだのちに手作業でファイル名を一つ一つ変更すればいいわけですが、数があると大変ですよね。

そんな時にはまとめて一気に同じファイル名で連番を振るいい例かもしれません。


Microsoft サポートのツイート、前回同様こうしたちょっとしたいろいろなTIPが発信されている便利なものです。Twitter をご利用の方はぜひフォローしてみて下さい。こちらのブログでも、これは便利!というものについては、自分のための備忘録もかねて随時ご紹介したいと思います。


<参照>




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2022年07月11日

Windows の基本操作 Vol.2022-07-02 コマンドラインで使用するためのパスを取得する

今回ちょっと便利だな?と思ってご紹介する「パス」のコピー方法。このブログでも、コマンドラインを開いて、ブログで紹介したパスをコピペして実行するなんて言う形で紹介している記事もいくつかあったりしますので、実際にパスのコピー方法について取り上げてみました。

でもそもそも「パス」といわれて、なに?と思われる方もいると思うので、まずはそのあたりから簡単にご紹介していきたいと思います。


【「パス」とは?】

パス」(Path)とは、"コマンドサーチパス"(Command Search Path)を省略したもの。コマンドによって、データの場所を探すために通り道とでもいいましょうか? 

コンピューターの中にあるデータやプログラムの場所までの道筋を示すものです。

例:Microsoft 365 Personal(32ビット版)

例えば、「Microsoft 365 Personal(32ビット版)」の例ですが、各アプリの場所は以下のようになります。

20220705-1-1.jpg

Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16

例えば、Excel だとしたら、Cドライブからたどって、Office 16 を開くと、"EXCEL.EXE" という実行ファイルがあるので、これを実行するためには、
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
と開いて、"EXCEL.EXE" をダブルクリックして実行するわけです。


【「パス」が必要になるシチュエーション】

パス」が必要になるシチュエーションって、意外と身近なところで結構いろいろあったりします。
その一例です。

・Scanpst を使用して、Outlook の "PSTファイル" を修復する:

20220705-1-2.jpg

この場合、まずは、
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
と開いて Scanpst.exe を実行します。

そして Scanpst.exe を実行した後、修正すべき "PST ファイル" を上記の「参照」ボタンを押してたどって指定しすると、"スキャンするファイル名" のところには、データまでの道筋、すなわち「パス」が設定されます。

これ以外にも、コマンドプロンプトを利用してプログラムを実行しないといけないケースなどでは、その実行ファイルの保存されている場所までのパス(道筋)の情報が必要になります。


【どうやってパスを取得するのか?】

さてここからが本題。こうして必要になる「パス」をどうやって取得するのか? その一つが、今回ご紹介する Microsoft サポートがツイートしてたドラッグ&ドロップによる方法。

20220705-1-3.jpg

こんな方法もあったんですね....

ちなみに私が普段やっているのは、上記でご紹介した Scanpst を例にすると、エクスプローラーにて、Scanpst の保存されているフォルダまでたどって、アドレスバーの "v" をクリックして、パスを表示させコピーする方法でした。

20220705-1-4.jpg

今回マイクロソフトサポートのツイートでもあったような、コマンドの画面にドラッグするという方法も便利かもしれません。今度機会があれば試してみようと思っています。

まぁやり方は人それぞれ、いろいろあるでしょうけど、こんな方法もあったんですね。いい勉強になりました。


<参照>




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2022年07月03日

Windows の基本操作 Vol.2022-07-01 Windows を利用するためのヒント

最近のパソコンやソフトウェアには昔あったような紙に印刷されたマニュアル的なものはほとんどついてこなくなりました。これも時代ということなんでしょうね。

さて今回は、Windows 10 あるいは、Windows 11 の使い方のヒントを提供してくれている「ヒント」アプリについてご紹介いたします。

--「ヒント」アプリとは?:

Windows 10 や Windows 11 のビルドが更新される毎に、そのビルドから追加された新しい機能、その時点で提供されている新しい機能や使い方のヒントを提供してくれるアプリです。

20220526-1-1.jpg

スタート > ヒント

とクリックすると起動してきます。


--どんなヒントが提供されているのか?:

Windows Update などを通して大型の更新がインストールされた際などに、そのビルドから提供された機能や、その時点で展開されている注目してもらいたい機能についてのヒントが提供されています。

20220526-1-2.jpg 20220526-1-3.jpg 20220526-1-4.jpg

上記(Ver.21H2)では、
  • 新機能(7件のヒント)
  • Wndows 10 を初めてご利用になる方へ(8件のヒント)
  • Windowsのキーボードショートカット(7件のヒント)
  • リモート学習についてヒント(6件のヒント)
  • Windowsのヒント(16件のヒント)
  • Officeのヒント(8件のヒント)
にて構成されています。

Officeのヒント」では、さらに進むとアプリ毎に様々なヒントが提供されています。

20220526-2-1.jpg 20220526-2-2.jpg

あれってどんな機能って?って、ネットで検索したりして調べてみてもいいわけですが、意外とこうして身近なところに情報があったりするんですね。きっとヒントを覗いてみると、「あれ?こんな機能があったんだぁ〜」と新たな発見もあるかもしれません。

紙マニュアルがなくなった背景には、資源を大切にし、紙を無駄にしない。紙マニュアルをなくすことで、重量を少しでも減らして輸送コストを削減、ひいては燃料の無駄をなくすなど様々なことが考えられます。

でもそれと同様に大きな要因に、コンピューターなどのハードウェア、あるいはその上で動作するソフトウェアの進化の速さがあげられます。Windows などのOSや、Office製品のようなアプリケーションは、世の中の情勢、時代のニーズに合うように常に進化が求められ、これに応えて常に進化を繰り返しています。

それだけ早く進化するハードやソフトの情報を紙に印刷して届けるとなると、それらが顧客のもとに届くころには、すでに情報が古くなって役に立たない...そんなケースも多々出てくるでしょう。インターネットの普及は、こうした状況を後押しするように、インターネットというメディアを通じて常に最新の情報を手元に届けやすい環境を作り出してくれました。

もちろん、基本的な操作や使い方については、書店には様々な本が並び、またネットを通じて様々な最新の情報が提供されているため、ハード・ソフトの各メーカーが、そこまでやらなくてもいい環境を作り出してくれていることもあるんでしょうね。


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2022年05月20日

Windows の基本操作 Vol.2022-05-2 Windows スナップ

最近は、PCの画面解像度もどんどん高くなってフルHD(1920x1080)は当然です。デスクトップであれば、ゲームなどをされる方はより解像度の高い高品質なモニターを利用されているケースも多いですし、ノートPCですら、高解像度なものがどんどん出てきています。ノートPCと、外部ディスプレイなどをつないで、マルチディスプレイで利用するケースもあれば、フルHDを超える8K(7680×4320)、4K(3840×2160)、WQHD(2560×1440)といった高解像度のディスプレイをご利用のケースもあるでしょう。

さてそんな感じで画面解像度が高くなって領域を広く利用できるようになると、ついつい複数のウィンドウを開きっぱなしにしがちです。もちろんお仕事などで、あれや、これやと複数の画面を立ち上げて作業していかないといけないケースの場合には当然な光景なのかもしれません。

20220519-1-1.jpg

さてそうやって複数のウィンドウを起動して作業を同時に進めるにあたって、必要なウィンドウを使いやすいようにどこに配置するか?といった問題が出てきます。作業の効率化という部分でも必要になってくる要素ですね。そうした開いた複数のダイアログボックスを整理するための機能が、「Windowsスナップ」といいます。

20220519-1-2.jpg 20220519-1-3.jpg 20220519-1-4.jpg 20220519-1-5.jpg

Windows 10 では、上下左右にウィンドウを移動したり、Windowsキー+矢印キー でウィンドウの位置なども変更できますが、Winodws 11 になるこうしたショートカットキー以外にも、さらに便利にレイアウトの配置ができます。

20220519-1-6.jpg 20220519-1-6.jpg

こうした機能、メーカーなどが提供しているアプリなどもあり、OSの機能だけではなく、ユーティリティとして提供されているケースもあります。



--ウィンドウのスナップ機能をオフにする:

逆に今回ご紹介しているような複数の画面を同時に表示して作業するケースはほとんどないという方の場合には、うっかりウィンドウをマウスでドラッグしてたら画面半分になってしまったとか、知らないうちにショートカットキーを操作したことで画面が突然半分になってしまった...などとならないためにはこうした機能はオフにしておいて使用されるののもありかと思います。

Windows 10の場合:

20220519-2-1.jpg

スタート>設定>システム と開いて、左ペインの "マルチタスク" をクリックします。

Windows 11の場合:

20220519-2-2.jpg

スタート>設定>システム と開いて、右ペインのマルチタスクのところにあります


有効にする&無効にする はそれぞれのご利用環境によって異なるかもしれませんが、効率よく作業を行う、画面を整理して、あの画面はどこに行った?とバタバタしないためにも、こうした機能は上手に使いたいものですね。


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2022年05月10日

Windows の基本操作 Vol.2022-05-1 Windows の再インストールメディアの作成

ある日、PCの電源を入れたものの、Windows が起動してこない...

前回終了するときまでは何もなかったのに、ある日PCの電源を入れたときにこんなことになったら呆然としてしまいますね。

今回はそんなときに役立つ Windows の再インストールメディアの作成方法について簡単にご紹介します。詳細な手順は、この後ブログの中でご紹介するリンク先をご覧ください。この分野については、あえてここで長々書かなくても、画像を利用して詳細な手順を紹介しているサイトがたくさんあったりしますので、今回はさくっとそちらのご紹介程度にとどめさせていただきます。


【「再インストールメディア」とは?】

再インストールメディア」とは、Windows 10 や Windows 11 などの OS が今回ご紹介したような感じで起動しなくなった....そんなときのためのレスキューディスクということになります。

20220510-2-1.jpg 20220510-2-2.jpg

Windows 10 や、Windows 11 のダウンロードサイトから、ツールをダウンロードすればいつでも作成が可能です。

OSが起動しなくなった場合の対処法としては、当然リカバリなどをする前の段階として、セーフモード起動やスタートアップ修復をするなどやってみるべき作業はいろいろあります。


上記のリンク先のようにPCメーカー各社ともそうした情報は充実していますので、詳細はご使用のメーカーの情報をご参照ください。

ということでさて今回は、あくまでも最終手段となりリカバリなどに使用するための「再インストールメディア」の作成に的を絞らせていただきます。


--必要なもの:

再インストールメディア」なわけですから、"メディア" が必要になります。

メディアとは、一般的には、CDやDVD、USBメモリ、SDカードなどをさします。ただし再インストールメディアの作成の再利用できるのは、USBメモリか、DVDになります。

最近のPCだと、DVDドライブなどがついていないものもあったりします。なので "USBメモリ" で作成するのがいいでしょう。DVDドライブのついたPCをご利用であれば、"DVD-R" でも問題ありません。

容量に余裕をもって、8Gb 以上 USBメモリ を使用することをお勧めいたします。

再インストール専用のものになるので、専用に1つ用意しましょう。8Gb 程度のものなら 数百円〜1,000円しないものもたくさんあります。


【メディアの作成】

ということでUSBメモリなどのメディアが用意出来たら、さっそく作成に入ります。

20220510-2-3.jpg 20220510-2-4.jpg

Windows 10 あるいは Windows 11 のダウンロードサイトにアクセスして、ツールのダウンロードなどからインストールメディアの作成を行います。

具体的な手順、作業の流れは、以下のサイトよりご確認ください。

Windows 10:


Windows 11:



できあがった「インストールメディア」は、大切に保管しておきましょう。


【「再インストールメディア」の活用法】

文字通り、「再インストールメディア」なわけですから、再インストールに活用するものですが、それ以外にも利用できます。
それが....
  • 再インストールメディアで起動してOSの修復を行う
という作業です。

再インストール」は最後の手段なわけでですが、起動できなくなったPCを、USBメディアで作成された再インストールメディアを利用して起動すれば、修復作業が可能になります。
  • SFC、DISMコマンドによる修復
  • systemrestet コマンドによるリセット
  • システムの復元(RSTRUI.exe)
などなど。

もっともここまでくるとどなたでもできるものばかりでもないと思いますので、ご自身の手に負えない場合にはPCを購入した販売店、PCメーカー、さらには修復などを請負ってくれる専門の業者の方などに任せた方がいいかもしれません。

インプレースアップグレードで、OSの上書きインストールをするのであれば、現在の個人用データを残すことも可能です。


いかがでしょう。再インストールメディア。いざという時のために用意しておくといいですよね。


<参照>




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2022年05月06日

「このデバイスの他のユーザーがこのMicrosoftアカウントを使用しているため、ここに追加することはできません」となって、ローカルアカウントから、Microsoft アカウントに切り替えができない


ローカルアカウントで運用のPCで、いざ Microsoftアカウントに切り替えようとすると 「〜は既に存在します」というダイアログが表示され「このデバイスの他のユーザーがこのMicrosoftアカウントを使用しているため、ここに追加することはできません」となって切り替えができないことがあります。

20220503-5-1.jpg 20220503-5-2.jpg

実はこの事象、今回検証したところでは、Windows 10 の ライセンス認証で、デジタルラインセンスを Microsoft アカウントに紐づけしようと、「Microsoftアカウントを追加」として、アカウントを追加した際にも発生します。

20220503-5-3.jpg

このデバイスの他のユーザーがこのMicrosoftアカウントを使用しているため、ここに追加することはできません」で調べてみると、ローカルポリシーの変更やら、レジストリの変更などの対処法が紹介されているわけですが、今回私のPCで発生しているものとはちょっと違うようでこれらの方法では改善しませんでした。

その後自分のPCで確認したところ、以下のケースで発生していたことを確認しました。

1) Microsoftアカウントでユーザーアカウントを作成。その後、ローカルアカウントに変更している
2) 同様のアカウントのMicrosoftアカウントに紐づいている Microsoft 365 Personal などの Office 製品を導入している

つまりは、同じMicrosoftアカウントと紐づいていた Microsoft 365 Personal のライセンス情報が残ったままだったのでこうしたメッセージが出ていたわけですね。


【今回試した対処法】

さて対処法ですが、これがすべてのケースで該当するとも言えないので、極めて限定的かもしれませんが、あくまでも今回の私のPCで発生していたケースと同様の場合の対処法になります。


--「他のアプリで使われるアカウント」に登録されているアカウントの削除:

Microsoft 365 Personal が導入されていると、

20220503-6-1.jpg 20220503-6-2.jpg 20220503-6-3.jpg

スタート>設定>アカウント>メールとアカウント

と開くと、「他のアプリで使われるアカウント」のところに、Microsoftアカウントが追加されます。ここから上記の画像にもあるようにいったんアカウントを削除します。

** 削除の際に、「このアカウントを削除しますか?... 」というダイアログが表示されますが、今回自分のPCの場合には、組織によって管理されているデバイスではないため、「はい」で進みましたが、この部分については、ご利用環境によってはご注意ください。特にどこの組織にも属していない一般ユーザーのPCであれば、この部分は「はい」でも問題はないかと思います。
こうしたのち、Microsoft Office のいずれかの製品を開いてみると、

20220503-7-1.jpg

ユーザーアカウント情報でエラーが発生し、修復を求められるようになります。

20220503-7-2.jpg 20220503-7-3-1.jpg

「アカウント情報の修正」をクリックして修正します。「このデバイスではどこでもこのアカウントを使用する」というダイアログが表示されますので、「次へ」をクリックして修正を完了させます。


--Microsoft アカウントのサインイン状況を確認:

そして改めて、ユーザーアカウントのユーザー情報を確認してみます。

20220503-8-1.jpg 20220503-8-2.jpg

上記のように、Microsoftアカウントでサインインされた状態になっているのが確認できると思います。また Windows 10 のライセンス認証の Microsoft アカウントとの紐づけも完了していることが確認できます。

この段階で、Microsoft アカウントのデバイスのところを見るとちゃんとこのデバイスが登録されておりました。そして実はこの段階で、Windows 10 のデジタル認証も、Microsoftアカウントとの紐づけが完了して、Microsoft アカウントのWebサイトのデバイスのところに、今回のPCの情報が追加されていることを確認いたしました。


--ローカルアカウントに戻したい:

今回のトラブルの始まりは、一度 Microsoft アカウントでサインインしたものを、ローカルアカウントに切り替えたことが問題だったわけですが、それを踏まえてもあえてもう一度ローカルアカウントに戻すのであれば、以下の画像にもありますが、まずは一度 Microsoftアカウントとの紐づけを、本人確認も完了させて終了させておかないといけません。

20220503-8-1.jpg

「お使いのデバイス間でパスワードを同期するために本人確認をしてください」のところの、「確認する」をクリックします。
「本人確認のお願い」のダイアログが表示されたら、メールアドレスや、Microsoft Authenticator アプリなど表示された確認方法のいずれかを選択して、セキュリティコードを入手して完了させてください。

これが済まないと、アカウントの解除もできません。

でもここで、「すべての Microsoft アプリへのログインを自動的に停止」をクリックすると、ローカルアカウントに戻りますが、今回のようにアカウント情報が一部残るため? 再度Microsoftアカウントにサインインしようとするときに、「このデバイスの他のユーザーがこのMicrosoftアカウントを使用しているため、ここに追加することはできません」となってしまうようです。

通常 Microsoftアカウントからローカルアカウントへの切り替えは、設定>アカウント>ユーザー情報 と開くと「ローカル アカウントでのサインインに切り替える」というリンクがあるはずです。ただし「すべての Microsoft アプリへのログインを自動的に停止」と表示されている場合には注意してください。


富士通のサイトによれば、「Microsoft アカウントの情報がWindowsに記憶されている状態」の際にはこうした表示になるようです。つまりは今回の私のPCの事象のようになるわけで、一部 Microsoft アカウントの情報が残っていると、こうなるようですね。

そしてこうなった場合には、今回のように残っている情報をいったん削除しないと変更もできないようです。先日ご紹介した Windows 10 のデジタル認証について調べてたら、たまたま遭遇したトラブルですがいい勉強になりました....


<参照>




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2022年05月05日

Windows や Office で採用されている「デジタル認証」

Microsoft Office のアクティベーション(ライセンス認証)が、プレインストール版 では初回の導入時に 従来のような プロダクトキーを使用したライセンス認証の方式から、Digital Prodact Key を使用した方法に変わりつつあることを以前にご紹介させていただきました。

さて今回はこれを振り返って Windows 10 などで採用されている「デジタル認証」について改めて取り上げてみました。


【"デジタル認証" とは?】

簡単に言ってしまえば従来のような "プロダクトキー" を使用したライセンス認証方式ではなく、デバイスやアプリケーションに紐づけられた情報を元にそのデバイスやアプリケーションの使用開始時などに "プロダクトキー" の入力作業をせずにライセンス認証する方式となります。

20220429-2-1-1.jpg

Windows としては、Windows 10Ver.1511)からはこの方式が採用されており、現在展開中の Windows 11 もこの方式になります。そして、以前にもご紹介したように、プレインストール版の Office 製品もこの方式に変わりつつあるわけです。


【Windows のデジタル認証】

Windows10 や Windows 11 でのライセンス認証といっても、あれ?そんなことしたっけ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でもこれは必ずどの段階かで行われています。

量販店などで購入したメーカー製のPCで初期セットアップなどもお店に依頼されたケース、インターネットを通じて OS をアップグレードしたケースでは、プロダクトキーを入力してライセンス認証したなんて記憶もないかもしれませんし、そんな作業あったの?って思われてしまうかもしれませんね。

自作のPCや、あるいは OSのアップグレードなどのケースで、OSを別途購入してインストールしているようなケースでは、初回導入時には従来通りプロダクトキーによるライセンス認証が行われます。ただしその後の再インストールなどではやはりデジタル認証をすることになります。

Windows 10 を例(左の画像)にご紹介すると、現在のご使用のPCの状態は、

20220429-2-1-2.jpg 20220429-2-1-3.jpg

スタートボタン > 設定 > 更新とセキュリティ > ライセンス認証
とクリックすると確認することができます。

同様に Windows 11 の場合(右の画像)には、

スタートボタン > 設定 > システム > ライセンス認証
とクリックすると確認することができます。


【どんな情報と紐づけられるのか?】

最初にも書きましたが、Windows 10Windows 11 といった OS の製品のパッケージを購入した場合には、付属するプロダクトキーによるライセンス認証が必要になります。初回のライセンス認証の後、インストールされたPCのハードウェアの構成の情報と、初回導入時に使用されたプロダクトキーが紐づけされて、インターネットを介して情報が送られ、以後再インストールの際には "デジタル認証" として利用されます。

なので「ハードウェア構成の変更後に Windows のライセンス認証をもう一度行う」でも紹介されていますが、マザーボードの交換などハードウェアの構成が大幅に変わってしまうと、このデジタルライセンスによるライセンス認証が利用できなくなってしまうことがあります。

20220429-2-1-1.jpg 20220429-2-1-4.jpg

ローカルアカウントなどでPCをセットアップした場合、デジタルライセンスでデバイスとしてはライセンス認証が済んでいても、Microsoft アカウントと紐づいていない場合があります。

上記の画像にあるように、"ライセンス認証" のところが、
  • 紐づいていないもの(左):Windows はデジタルライセンスによってライセンス認証されています
  • 紐づいているもの(右):Windows は、Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています
とその違いがお分かりいただけると思います。

20220429-2-1-3.jpg

また紐づいていないものは、「Microsoft アカウントを追加」のところから、「アカウントの追加」を行うと Microsoft アカウントとも紐づくようになります。


--Microsoftアカウントとの紐づけをすることのメリット:

Microsoft アカウントとの紐づけは、必ずしも必須ではありません。しかし「ハードウェア構成の変更後に Windows のライセンス認証をもう一度行う」の中で触れられていますが、ハードウェアの構成変更後にライセンス認証がうまくいかない場合には、ポイントになる部分でもあります。

20210429-3-1.jpg 20210429-3-2.jpg

トラブルシューティングツールを使用して、Microsoftアカウントと紐づいているデバイスを選択すれば、ライセンス認証ができるようになります。

もっとも、ハードウェアの大幅な構成が変わったりすることがなければ、特別 Microsoft アカウントとの紐づけがされていなくても、OSの再インストールの際には、インターネットを介してハードウェアの情報から、ライセンス認証はデジタル認証にて行われることになります。


<参照>



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2022年04月26日

Windows の基本操作 Vol.2022-04-3 ファイルの関連付け

エクスプローラーを開いたり、何かファイルをダウンロードしたりした時、初心者の方はダブルクリックすれば何でも開けるものと勘違いされる方は相変わらず多いようです。

「何だか?わからないから、とりあえずアイコンをダブルクリックしてみよう....」

20220323-2-1.jpg 20220323-2-3.jpg

そんな時、よく表示される画面が上記のような画面です。

そのファイルを開くためのプログラムがPCにない、あるいは特定のアプリケーションとの紐づけがされていない時に表示されたりするものです。ご覧になったことのある方も多いかもしれません。

そんな時、とりあえず何かで開いてみるか? と "えぃ、やぁ〜" と勢いでクリックしたりすると大変なことになってしまいます。
これは絶対やってはいけません。

特に2枚目の画像にもあるような、"常にこのアプリを使て〜" 何てところにチェックマークが入っていたりすると、大変です。もちろん、1枚目にあるように、Microsot Store で探してインストールすればいいというものでもありません。

メールについてきた添付ファイルを、ダブルクリックしてみたらこんな画面が表示された... なんてこともあるでしょう。


-- まずはいったん中断して確認を:

こんな画面が出たら、まずは一度何もないところをクリックして解除しておきましょう。

そしてそのファイルがどんなものか?を確認するような癖をつけましょう。これがトラブル回避への第一歩になります。深みにはまってからだと、元通りに戻すにも一苦労ですからね..。


【"ファイルの関連付け" とは?】

Windows では、ファイルの拡張子によって、このデータはどういったプログラムで開くものなのか?が決められます。このことを "ファイルの関連付け" といいます。拡張子とは、普段非表示になっていたりすると目にすることもないかもしれませんが、ファイル名を構成する一要素です。

20220323-2-4.jpg

""(ドット)で区切られた後ろの文字が拡張子になります。文字数はいろいろです。2文字のこともあれば3文字、4文字以上のケースもあります。この拡張子によって、そのデータがどのようなプログラムで開くかが決まってきます。

それだけ大切なものなので、通常は表示しない設定になっていることも多いかと思います。なので、エクスプローラーを開いて、拡張子を表示する設定をオンにしないと表示されない方が多いかもしれません。

20220323-3-1.jpg 20220323-3-2.jpg

そんな "ファイルの関連付け" のところを管理しているのが、Windows 10 のケースだと、上記の画像にもあるように、

スタート>設定>アプリ>既定のアプリ

と開いた画面になります。


【誤って変更してしまうと??】

さて、このファイルの関連付けが変更されてしまうとどうなるのか? 以下の画像はあくまでも一例です。

20220323-3-3.jpg

ご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、"office.pdf" というファイルをテキストエディタ(Terapad)に強引に紐づけを変えて、ダブルクリックして開いたのが上記の画像です。

当然ですが、ファイルは開けても何が何だか全くわかりませんね。PDFファイルなので、Adobe Acrobat Reader DCMicrosoft Edge などでは問題なくきちんと開けます。


【関連付けを元に戻すには?】

修正する方法はいくつかあります。簡単な方法から紹介していきましょう。

** 今回の例は、PDFファイルの関連付けが、Wordに変わってしまった例を再現してみました。


1) "プログラムから開く" の利用

20220422-2-1-1.jpg 20220422-2-1-2.jpg 20220422-2-1-3.jpg
  1. まずは簡単なところから。関連付けの変わってしまったデータファイルの上で右クリック
  2. プログラムから開く>別のファイルを利用する とクリックします
  3. 「このファイルを開く方法を選んでください」という画面が表示されたらプログラムを選択し、さらに、"常にこのアプリを使って〜" にもチェックを入れてOKをクリックします

2) "設定" 画面から行う方法

  1. スタート>設定>アプリと開きます

    20220422-2-2-1.jpg
  2. 左ペインの "既定のアプリ" をクリックし、右ペインでは、"アプリごとに既定値を設定する" とクリックします

    20220422-2-2-2.jpg
  3. 起動したいアプリ名をクリックして、"管理" をクリック

    20220422-2-2-3.jpg
  4. 拡張子のところのわきのプログラム名をクリックして、"アプリを選ぶ" の画面が表示されたら、開きたいアプリ名を選択しその設定を変更します

    20220422-2-2-4.jpg 20220422-2-2-5.jpg

3) その他

今回詳細には触れませんが、この他にも、
  • コマンド (assocコマンド) による方法
  • レジストリの変更による方法
もあります。


こうしたトラブルに巻き込まれないように、くれぐれもご注意ください。最初にご紹介したような、どのアプリで開くのか?といった画面が表示された場合には、まずは一度 ESC キーで画面を消して、もう一度今開こうとしているファイルが何なのか? 確認する癖をつけたいですね。


<参照>




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2022年02月07日

"Autologon" を利用した自動ログインの設定

自動ログインといえば、"netplwiz" とばかりに、前回にも、以下のような Windows 11 でのケースをご紹介いたしました。


もちろんこうしてコマンドでもできてしまうので、あえて今回ご紹介するようなツールを利用するまでもないわけですが、Microsoft から "Sysinternals ツール" の一つとして、"Autologon" というツールも配布されています。

20220206-1-2.jpg

今回はこのツール "Autologon" を利用した自動ログインについてご紹介させていただきます。


【"Sysinternals" ツールとは?】

正式には、"Windows Sysinternals" というツールで、Microsoft が ITpro や 開発者向けに、Windowsのシステム、アプリケーションの分析、トラブルシューティング、最適化を行うために提供しているユーティリティソフトの総称です。

20220206-1-1.jpg


20220206-2-1.jpg 20220206-2-2.jpg 20220206-2-3.jpg
  • ファイルおよびディスクユーティリティ
  • ネットワークユーティリティ
  • プロセスユーティリティ
  • セキュリティユーティリティ
  • システム情報
  • その他
で構成されています。

20220206-2-4.jpg

そしてそれらすべてをまとめたのが、"Sysinternals Suite" です。

一度にすべてのツールを紹介するには、無理もあるので、他のツールについては次回以降機会があればご紹介させていただきます。


【"Autologon" を利用して自動サインイン】

さてでは、早速その使い方についてみいてきましょう。


-- ダウンロードする:

"Autologon v3.10" にアクセスして、"Autologon のダウンロード" あるいは "Sysinternals Live から今すぐ実行します" をクリックします。

20220206-3-1.jpg 20220206-3-2.jpg 20220206-3-3.jpg

クリックすると "Autologon.exe" のダウンロードが開始されます。


-- 実行する:

ダウンロードした、"Autologon.exe" をダブルクリックして実行すると、ユーザーアカウント制御の画面が表示されますので、"はい" をクリックすると "Augologon License Agreement" のダイアログが表示されます。次に "Agree" (同意する) をクリックします。

20220206-3-4.jpg

すると以下のようなダイアログが起動して表示されます。

20220206-3-5.jpg

あとは各項目に必要事項を入力します。
  • Username: ログインするローカルアカウントのユーザー名、Microsoftアカウントのメールアドレス、学校や職場でご利用のアカウント名を入力します
  • Domain: 必要に応じて入力します。アクティブディレクトリのユーザーアカウントでサインインする場合には必要なケースもあります。通常はそのままでも問題ありません
  • Password: ここに入力するのはあくまでもPWです。PINコードでサインインされている方の場合でも、PWが必要になります。
必要事項入力後は、
  • Enable: 有効にする
  • Disable: 無効にする
いずれかをクリックして設定します。


Windows 10 でも、Windows 11 でも利用可能なツールです。ぜひご利用になってみてください。


<参照>




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2022年01月22日

Microsoft Updateカタログから更新プログラムを入手する

Windows の更新プログラムは、重要なものは自動的に更新が行われますが、オプションとして配信されているものや、どうしても急いで更新しないといけないようなケースの場合、手動で行います。

20220121-3-1-1.jpg 20220121-3-1-2.jpg 20220121-3-1-3.jpg

通常、

スタート > 設定 > 更新とセキュリティ とクリックして、Windows Update を実行する.... そんな形で実行します。上記の画像にもありますが日々様々な更新プログラムが提供されていますので、その更新履歴を見ると、どんなものが更新されたのかが一目瞭然です。


【更新プログラムの提供方法】

さてそんな更新プログラムのリンクをクリックすると、その更新プログラムの情報のサイトに接続されます。以下は、先日配信された、"KB5010793" の例です。

20220121-3-2-1.jpg 20220121-3-2-2.jpg


-- 提供方法にはいくつかある:

さてこうして表示された該当サイトをスクロールして見てみると "この更新プログラムの入手方法" という項目があります。

20220121-3-2-3.jpg 20220121-3-2-4.jpg

すでにご存じの方も多いと思いますが、上記からもお分かりいただけるように、更新プログラムを入手する場合、何も "更新とセキュリティ"(Windows 10/11) や、Windows Update の画面から行う以外にも、"Microsoft Update カタログ" を利用して直接ダウンロードできるものも多々あります。


【Microsoft Update カタログから更新プログラムをダウンロードする】

Windows Update で更新しようとしてもなかなかうまくいかないケースで、場合によっては、"Microsoft Update カタログ" から行えばうまくいくケースもあったりします。もちろんうまくいかない場合、そのエラー内容もまちまちですので、何でもかんでもというわけではありませんが、Microsoft Update カタログからスタンドアロンインストーラーをダウンロードして、Update を実行してみるというのも一つの方法というわけです。

20220121-3-3-1.jpg 20220121-3-3-2.jpg 20220121-3-3-3.jpg

更新プログラムの番号がわかれば、上記のように Microsoft Update カタログのサイトより、検索のところに "KB〜" と番号を入れて検索。あるいは更新プログラムのリリースノートより、"Microsoft Update カタログ" へのリンクをクリックすれば、該当プログラムにたどり着きます。

20220121-3-3-4.jpg

あとはご利用環境にあった更新プログラムの "ダウンロード" をクリックすれば、スタンドアロンインストーラーのダウンロードが始まります。ダウンロード後、ダブルクリックして実行すれば、更新プログラムのインストールがスタートいたします。


<参照>



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2022年01月17日

KB5009543/KB5009566 によるVPNへの影響

1月(日本時間 2022/01/12)に配信された更新プログラム

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  • KB5009543(Windows 10 20H2/21H1/21H2)
  • KB5009566(Windows 11)
の影響で、現在 VPN(L2TP IPsec)による通信ができないというトラブルが発生しています。

すでに様々なメディアでも取り上げられていますし、Microsoft の Web サイトでも既知の問題として、この2つの更新プログラムが影響していることも紹介されております。

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Windows 10 においては、Support サイトだと、Windows 10 20H2/21H1/21H2 となっていますが、DOCSによれば、

20220117-2-4.jpg

にあるように、クライアント/サーバーを含め広範囲に影響しています。この問題はすでに確認されており、Microsoft 側でも調査中となっています。今後の更新プログラムの提供をお待ちください。

更新プログラムを削除などロールバックすることで一時的に回避はできるようですが、推奨されません。次の更新プログラムの配信をお待ちいただくことをお勧めいたします。


<参照>




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2021年11月30日

Windows Update で表示されるタスクバーのアイコン表示

タスクバーの通知領域に以下のようなアイコンが表示されることがあります。すでに見慣れている方も多いと思いますが、こちらは、Windows Update のインストールが完了して再起動待機中のアイコンです。

20211130-1-1.jpg 20211130-1-2.jpg 20211130-1-3.jpg


これに対して、最近は以下のようなアイコンが表示されることもあります。こちらは、Windows 11 のインストール準備ができましたよ? という意味合いのアイコンになります。

20211130-2-1.jpg 20211130-2-2.jpg 20211130-2-3.jpg

オレンジ色のポッチが付いているアイコンと、青色のポッチのついているアイコン。最近はこうした2種類のアイコンが表示されることがあります。

青色のポッチのついたアイコンが表示される場合、そのPCでは、Windows 11 の インストールの準備ができていますよ?という意味になりますので、お時間のある時にUpdateをお試しください。

現段階ではこの表示がでているからといって、強制的に Windows 11 にアップグレードされるわけではありません。Upgrade はもうちょっと待ちたいという場合にも普通に再起動しても、次回起動時にはいつも通り、Windows 10 にて起動してくることになります。


<参照>




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2021年10月17日

LZH形式の圧縮ファイル

"LZH" という圧縮ファイル形式。日本では、かつてはフリーウェアの配布などでもよく利用されていました。もちろんまだまだこの形式で配布されているものも多数あります。

Windows 7 や Windows 8/8.1 のころから、Windows 10 の時代に突入したぐらいまでは、Windows でも OS の機能としてサポートされておりましたが、その後、そのファイルの脆弱性が発覚。この脆弱性を解決できないため、その使用を作者自身が本人のWebサイトで呼びかけるに至ったという経緯のあるものです。

そうしたセキュリティの問題もあって、Windows 10 Version 1703(Creators Update)以降サポートされなくなった LZHという圧縮形式なので、Windows 標準の機能ではこの形式のファイルを扱うことはできません。


【LZH 形式を扱うにはアーカイバーが必要】

OS標準機能としてはサポートされなくなったものの、個人の方がこの形式で配布しているフリーウェアや、データはまだまだあったりします。

自分自身でアーカイバーを利用して、LZHに圧縮して使用するのであったり、信頼できるところから配布されているものであれば LZH形式でも大丈夫なんだよね?ということで、LZH形式自体は、現在も個人ユーザーを中心に使用されています。

なのでインターネットからこの形式のファイルをダウンロードしないといけない場合には、その配布先にはくれぐれも注意していただく必要があります。もちろんメールでこの形式のファイルが見知らぬ人から来た...なんて場合には絶対開けちゃダメです。

-- アーカイバー:

圧縮・解凍するソフトのことを "アーカイバー" と言います。国内でいうと、窓の杜やら、Vectorなどといったフリーウェアなどを提供している大手サイトに行けば様々なものがあります。

例: Lhaca、Lhaplus、7-zip などなど

ただしこうしたアーカイバーによっても、様々なセキュリティ上の脆弱性を抱えているものもありますので、ご使用にあたってはくれぐれもご注意ください。

常に最新バージョンをご利用いただくこと、またIPAなどで公開される情報に注意して、脆弱性が報告された場合には速やかに使用を中止し、修正されるまでその使用を控える必要があります。

こうした背景を見ると、OS標準からは外れてしまったということも納得いくわけですね。加えて言うとこのファイル形式は日本では使用されていますが、海外ではほとんど使用されていないので、そうした事情もあったかと思います。

当然ですが、先日リリースされた "Windows 11" でもサポートされておりません。

ということで、今回はちょっと懐かしさも感じる "LZH" について取り上げてみました。


<参照>




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2021年08月26日

Windows 8.1 および Windows 10 のライフサイクル

Windows 11 が、Windows Insider Program を通じて提供がスタートし、Dev(開発)チャンネル、Beta(ベータ)チャンネルのユーザーに提供が開始され、さらには、先日もご紹介しましたように、ISOイメージの提供もスタート。

着々と、Windows 11 への動きが進んでいます。

さて今回は、こうした Windows 11 への動きの中、改めて、現在サポート中の Windows のライフサイクルについておさらいしてみました。


【Windows 8.1 と Windows 10 では異なる】

まずライフサイクルを説明する前に、Windows 8.1 と Windows 10 では、基本的な違いについて触れておきたいと思います。Windows 8.1 までの OS では、従来より固定ライフサイクルが適用されていました。 Windows 8.1 の例でいうと、発売がスタートした 2013年11月13日の段階から、5年のメインストーリームと、後半5年の延長ストリームの、10年が基本となる、固定ライフサイクルポリシーが適用されています。

20210826-1-1.jpg

これに対して、Windows 10 の場合には、リリースされたバージョンごとに、18カ月というサポート期間が設定されて、更新して最新状態を維持すれば、Windows 10 の提供が終了するまではサポートが続くという モダンライフサイクルポリシーが適用されています。つまり発売の段階では、Windows 10 としてのサポートの終了日は、固定されておりませんでした。


【サポート終了日】

モダンライフサイクルポリシーが適用され、当初より、Windows 10 は最後のバージョンともいわれていたこともあって Windows 11 へのシフトについては、ある部分では驚きを隠せない部分ではありますが、Windows 11 の登場により、Windows 10 のライフサイクルもはっきりしてきました。

-- Windows 8.1:

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発売開始日 2013/11/13
メインストリーム終了 2018/1/9
延長ストリーム終了 2023/1/10


-- Windows 10:

20210826-1-3.jpg

発売開始 2015/7/29
提供終了 2025/10/14


【Windows 11からのサービスタイムライン】

さてここでもう一つ、Windows 11 からの更新のタイミングについて確認しておきたいと思います。

"ライフサイクルに関する FAQ - Windows" の中、そのサービスタイムラインの違いについて説明があります。

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Windows 10:H1/H2 の年二回。リリースから、18カ月がサポート期間になります。
Windows 11:年一回。リリースから、24カ月がサポート期間になります。

細かく見れば、コンシューマー向けのものと、法人向けのものでは異なる部分もありますので、詳細は、"ライフサイクルに関する FAQ - Windows" をご参照ください。

こうした OS のサポート期間に加え、以前にもやはりご紹介している Internet Explorer 11 のサポート終了などが絡んでくるのでよりごちゃごちゃになってしまいますね。

20210826-2-4.jpg

ちなみに Internet Explorer 11 については、その搭載されているOSに応じてサポート期間が変わります。
Windows 10 向けには、2022/6/15 まで、Windows 8.1 などに搭載されているものについては、そのOSのサポート終了までとなっています。

Windows 11 からは、Internet Explorer はなくなり、Internet Explorer モードとして、Microsoft Edge にて利用できるようになっております。ただしその期限も、2029年までとされています。ただし現時点では詳細な日程は、1年前に通知するとはありますが、発表されておりません。


<参照>




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〜 Windows 11 への準備はすすんでいますか? 〜


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2021年08月04日

Windows の基本操作 Vol.2021-8-1 スクリーンキーボードの活用

最近、時々聞く相談の一つに、PC起動時に文字入力ができないというものがあります。

数字が入力できない...

のであれば、テンキー、つまり Num Lock のオン・オフかな?と思うわけですが、そうではなくて、キーボードのアルファベットなどのところが全く入力できない.... そんな状況になることがあるようです。

それも、デスクトップで、無線のキーボードなどを使っているのであればありえそうですが、ノートPCのケースでもあったりする...
キーボードから文字が入力できないということだと、Windows の ログインする際に入力しないといけないパスワードも入力できません。

20210803-2-1.jpg

そんな時に活用していただきたいのが、"スクリーンキーボード" です。Windows の基本操作 Vol.2021-8-1 となる今回は、そんな "スクリーンキーボード" について取り上げてみました。


【Windows にはスクリーンキーボードという便利なものがある】

Windows のログイン画面の段階で、キーボードから文字入力できなくなると、慌ててしまいますよね?

そんな時には、"Windows 10でスクリーンキーボードを使用する方法/NEC" にもありますが、ようこそ画面の右下にある "コンピューターの簡単操作" をクリックします。

すると "スクリーンキーボード" という項目が表示されますのでクリックすれば、"スクリーンキーボード" が起動し、表示されます。

後はマウスを利用してスクリーンキーボードから、パスワードを入力して、まずは Windows を起動してみてください。


--スクリーンキーボードの起動方法:

PCが起動している場合:

20210803-2-2.jpg

スタート > 設定 > 簡単操作 > キーボード とクリックし、"スクリーンキーボードを使用する" を "オン" にします


--PCのサインイン画面の場合:

画面右下にある コンピューターの簡単操作  > スクリーンキーボード とクリックします


PCがこれで起動すれば、あとはご利用環境によっても違いますがデバイスの状態を確認したり、Bluetooth 接続のキーボードだった場合には、再度ペアリングを試みる、さらにはPC自体を再起動してみるなど再度キーボードが使用できるようにいろいろ試してみてください。


【その他の入力方法】

今回ご紹介したスクリーンキーボード以外にも、Windows 10 だったりすると以下のようなものが利用できます。

1) MS-IME の ソフトキーボード

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これは、Windows というよりも、MS-IMEの標準機能でもある、IMEパッドを起動すれば利用できるソフトキーボードです。当然ながらマウス操作により文字入力が可能になります。

2) タッチキーボード

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Windows 10 では、タスクバーを右クリックすると "タッチキーボード" という項目が表示されます。こちらを起動すると画面下部にキーボードが表示されますが、今回ご紹介したスクリーンキーボードとはまた別の機能になります。
タッチ(指)で操作することを前提にしてますが、デスクトップPCや、タッチに対応していないPCなどでは、マウスを利用して操作が可能です。

といったように、とりあえずPCが起動すれば、何とか文字入力をサポートしてくれる各種ツールを呼び出すことは可能です。


<参照>



** Windows 11 に向けて準備を始めてますか?
新しい Windows 11 がすぐそこまで来ています!

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2021年08月03日

いよいよスタート! Windows 365 Cloud PC

8月2日。日本時間だと、8月3日になりますが、いよいよ Windows 365 Cloud PC の受付がスタートしました。

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大規模企業向けの Enterprise プランと、中小企業向けの、Business プランの2本立て。

USでもローンチを記念して Windows 365 についてのイベントが行われてましたが、日本でも 8/3の午前中に行われたイベントが開催されました。この中では、各コースの違いと、Azure Virtual Desktop との違いなどについて紹介されておりました。コロナ禍の影響で、Microsoft Teams のニーズが大幅に増えたことはご存じだと思いますが、Azure Virtual Desktop のニーズもかなり増えていたようです。

さてそんなまだコロナ禍の真っ最中の今、新たに投入された "Windows 365 Cloud PC"。Windows 10 や、次期OSとなる Windows 11 を Cloud を介して利用できる法人向けの DaaS (Desktop as a Service) サービス。メディアの取り上げ方を見ても、その期待の声は大きいようです。


【Business プラン と Enterprise プラン 】

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さて今回発表されたプランに、"Business" プランと "Enterprise" プランが用意されておりました。

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公開された料金設定を見ると、いずれのプランも、2,720円/月から利用が可能なようで、ネットを覗いてみると、Windows 10 がまだ英語版だけしか提供されていないなどの声もあったりと、すでに利用開始しているユーザーの方もいらっしゃるようです。

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Business プランでは、最大300ユーザーまでとなっており、それを超えるユーザーが利用できるようになるのが Enterprise プランとなります。

また Enterprise プランでは、利用にあたってその前提条件があり設定を要するのに対して、Business プランでは、PC単位での契約さえすればすぐにでも利用も可能になるといった形で、その利用方法にも違いがあります。

Business プランでは、"ハイブリッド特典" を利用することで、割引が受けられ、2,270円/月 からの利用が可能になります。これは、すでに Windows 10 Pro をご利用のユーザーに向けての特典で、最大16%の割引を受けられるというもの。"ハイブリッド特典" の詳細については、"よく寄せられる質問" をご参照ください。


<参照>



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2021年08月01日

Windows Update と オプションの更新プログラム

毎月定期的に配信される Windows Update には、その配信時期によって、Bリリースとか、Cリリース、Dリリースなどと呼ばれるものがあることは、以前にもご紹介いたしました。


当然ながら重要な更新プログラムについては自動で配信されて、インストールも自動で行われますので、PCの電源を切ろうとしたら、"更新を適用しています。コンピューターの電源を切らずにお待ちください" と表示されて、改めて Update がかかってたんだ?とお気づきになる方もいらっしゃるかもしれません。

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そんな Windows Update の画面。上記の様に、"最新の状態です" と表示されていれば、とりあえず現時点では更新すべきプログラムはないというわけですが、時々、

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"オプションの品質更新プログラムがあります" とか、"オプションの更新プログラムを表示" といったメッセージが表示されることがあります。これらの更新プログラムは自動ではインストールされません。あくまでもオプションなので、必要に応じてインストールするものです。

Windows Update にて提供される更新プログラムには、"Windows Update とそのリリース時期" の中でもご紹介しましたが、
  1. 機能更新プログラム
  2. 品質更新プログラム
  3. ドライバー更新プログラム
  4. 定義更新プログラム
  5. その他の更新プログラム
があります。

このうち、"オプションの更新プログラムを表示" といったメッセージが表示されるものには主にドライバの更新だったりします。

20210801-1-2.jpg 20210801-1-3.jpg

上記の例でいえば、Bluetooth のドライバの更新になるわけですが、こうしたものは個別に手動でやる必要があります。但しドライバの更新は、Windows Update ですべてが届くわけでもないので、ヒューレットパッカードのサポートページにもありますが、必要に応じて手動で更新したり、メーカーサイトから直接ダウンロードするなど対応が必要になることもあります。



【"オプションの品質更新プログラムがあります" と表示されたら?】

さて問題はもう一つの、"オプションの品質更新プログラムがあります" と表示されるものについて。例えば、以下のものは、7月末に配信されてきた "KB5004296" という更新プログラム。

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自動更新されるわけではないので、仮にこれをインストールするためには、"ダウンロードしてインストール" をクリックしてインストールの作業に入る必要があります。毎月第三・第四週目に配信される更新プログラムは、通常、Cリリースとか、Dリリースと呼ばれるもので、緊急のものを除けば基本的には、機能更新に関するプログラムになります。

さらに言うと、これらのアップデートは、翌月の "B" または火曜日に提供されるアップデートの一部としてリリースされる予定のものが事前に、前月に提供されているものです。

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そういう意味でいえば、急いで適用する必要はありません。"KB5004296" でいうと、その "ハイライト" のところで、今回の更新で改善が期待される内容が紹介されていると同時に、"この更新プログラムに関する既知の問題" では、今回の更新では解決できず引き続き対応中の問題を既知の問題として紹介しています。

何か? 現在ご自身で使用中の機能でこの更新によって改善される可能性があるのであればインストールして試してみるというのも一案ではありますが、通常 "オプションの品質更新プログラムがあります" ついては、基本的には翌月に配信されてくる予定のいわゆるプレビュー版のケースが多いので、内容を確認してみて、不要そうであれば、急いで適用する必要もないかと思います。


【追加】

Windows Insider Program に参加していると、以下のような形で、更新プログラムが配信されることがあります。

20210801-3-1.jpg

上記のものは、"リリースプレビュー" 版に提供されていた更新プログラムの例です。Insider 向けの更新プログラムは、こんな形で提供されますので、Insider Program にご参加の方は、こちらから、ダウンロードしてインストールする必要があります。


<参照>




** Winodws 11 への準備はできていますか? 
古いPCをご利用であればこの際、Windows 11 対応の新しいPCで...


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2021年07月11日

KB5004945 と これによる影響

7月7日に提供された更新プログラム "KB5004945" は、"CVE-2021-34527" の "Windows 印刷スプーラーのリモートでコードが実行される脆弱性" を回避するための更新プログラムです。

その問題の深刻性から、すでにサポートが終了している Windows 7 向けにも更新プログラムが配信されています。Windows 7、Windows 8.1、Windows RT8.1、Windows 10といったコンシューマ向けOS以外にも、Windows Serverなどにも影響が及びます。

* Windows 7 の場合には、 Extended Security Update(ESU)という契約者を対象に更新プログラムの提供など引き続きサポートは続いています。ただし今回の更新プログラムはサポートが切れているWindows 7 向けにも提供されています。

至急、更新する必要がある緊急更新プログラムに位置づけされているものです。

現在の時点で分かっていること、できうる対応について整理してみました。


【印刷スプーラーの脆弱性の問題】

6月に公開された "CVE-2021-1675" での "印刷スプーラーの脆弱性" の脆弱性問題は、当初は、"権限昇格" の脆弱性であるとのこともあって、深刻度も低いものでした。その後、6月末このコードを悪用して任意コードの実行可能になることが判明し、また MSRC のサイトにもありますが実際に、"悪用の事実" も確認されたことから、さらに "CVE-2021-34527" として情報が公開され、"KB5004945" の更新プログラムの配信に至りました。
これが悪用されると、"SYSTEM 特権で任意のコードを実行する可能性があります。攻撃者は、その後、プログラムのインストール、データの表示、変更、削除などを行ったり、完全なユーザー権限を持つ新たなアカウントを作成したりする可能性があります"(CVE-2021-34527 Windows 印刷スプーラーのリモートでコードが実行される脆弱性/MSRC より引用)といったかなり深刻なものです。

簡単に言うと、管理者権限を持つユーザーが作成されて、勝手にプログラムがインストールされてしまったり.... 要するにPCが乗っ取られてしまいかねないというものです。


【"PrintNightmare" とは?】

"CVE-2021-1675" で指摘された印刷スプーラーの脆弱性の問題になるコードを実証したコードが GitHub 上で公開されたことが発端。その後すぐにこれは削除されたものの、すでにこれを利用した攻撃手法が出回ってしまったというもので、"CVE-2021-34527" により公開されたものが "PrintNightmare の脆弱性" と呼ばれています。

-- どのような対策が必要なのか?:

この脆弱性への対策として、
  • 印刷スプ―ラ―サービスを無効にする
  • グループポリシーを使用してリモート印刷のインバウンドを無効にする
が緩和策として推奨されています。

実際問題としては、"印刷スプーラ―サービス" を無効にしてしまうと、印刷ができなくなってしまいます。

そこで今回提供されている "KB5004945" になるわけです。しかしすでにメディアでも報じられているようで、さらに "ポイントアンドプリント" が動作する環境だったりすると、この対策をしてもまだ完全な対策にはならないとも言われていて、さらにこれも "未構成" にする必要があると指摘する声もあるようです。

-- KB5004945 の適用でプリンターが正常に動作しなくなる例もある:

さてそんな不具合を修正するプログラムではありますが、この影響で一部のプリンターで、印刷できなくなるなどの不具合が確認されています。今回 私が実際確認した例では、

Canon TS-203 というプリンターの例。この更新プログラムのインストール後
  1. 印刷を押しても一部しか印刷されなくなる
  2. プリンターの警告ランプが二回点滅を繰り返して応答しなくなる
  3. この症状になると、プリンター本体の電源ボタンを押しても電源は切れない
といった症状。

プリンターの電源ケーブルを抜けば電源も切れるんでしょうけど、当然そんな強制終了は基本的には避けるべきです。

-- プリンターの電源が切れない場合

今回のケースでプリンターの警告ランプが点滅して、電源も切れない状態の場合
→ PCを一旦再起動してください

こうすれば、PCの再起動後には、プリンターについても普通に電源ボタンでも電源が切れるようになります。


【対策は?】

KB5004945 をインストールしない....と、当然今回の脆弱性を放置してしまうことになってしまいます。なので基本的には更新プログラムの適用が推奨されます

この更新プログラムを適用して問題ない方はそのままご使用ください。

さて問題は、更新プログラムを適用するとプリンターが正常に動作しなくなってしまう方。かといって、前項でもご紹介したような回避策(印刷スプーラーサービスの無効化など)をしてしまうと、更新プログラムを適用しなくても、印刷ができなくなってしまいます。

一応、"KB5004945" が適用された環境で、印刷ができないなどの問題については、KIR(Known Issue Rollback)により、この不具合を解消するとあるようですが、これも仮にすべての問題に対して有効なのかはわかりません。今回私が確認した限りでは、24時間程度(厳密には、24時間まではたっていません)たった状況では、この不具合は解決しておりませんでした。"KB5004945" を一旦削除することで、正常に印刷できることを確認したので、ここに問題があることは明らかでした。

では一時的に、どうしても印刷を優先せざるを得ない場合に、このプログラムを削除した場合、最低限どんな回避策が必要になるのか? "CVE-2021-34527" の Web サイトを確認してみました。


このサイトでは、その "回避策" として以下の点を紹介しています。 なので最低限この回避策は行う必要があるかと思われます。

-- 回避策:
  1. オプション 1: 印刷スプーラー サービスを無効にする
  2. オプション 2 - グループ ポリシーで受信リモート印刷を無効にする

1) オプション 1: 印刷スプーラー サービスを無効にする:

これは、"回避策の影響: 印刷スプーラー サービスを無効にすると、ローカル印刷機能とリモート印刷機能の両方が無効になります" とあるように、印刷ができなくなってしまうので注意が必要です。

2) オプション 2 - グループ ポリシーで受信リモート印刷を無効にする:

こちらは、"回避策の影響: このポリシーを使用して受信リモート印刷操作を防ぐことで、リモート攻撃元区分がブロックされます。システムはプリント サーバーとして機能しなくなりますが、直接接続されたデバイスへのローカル印刷は利用できます" とあるように、こちらであればPCに接続されたプリンターからの印刷には影響はありません。

さらに、グループポリシーでいうと、"ポイントアンドプリント" のところも設定しておく方が無難かもしれませんね。

【グループポリシーの変更】

オプション 2 で指摘されているグループポリシーは以下のところになります。

1) "ここに入力して検索" のところに、"gpedit" と入力し、"グループポリシーの編集" をクリックします

20210711-1-1.jpg

2) コンピューターの構成 >管理者テンプレート > プリンター と開き、"印刷スプーラーにクライアント接続の受け入れを許可する" をダブルクリックして開きます

20210711-1-2.jpg

3) "未構成" となっている部分の設定を、"無効" に変更しOKで閉じたら、PCを再起動すれば完了です

20210711-1-3.jpg


-- "ポイントアンドプリント" の設定について:

ついでにもう一つ指摘されている、"ポイントアンドプリント" の設定についてもご紹介しておきます。

1) グループポリシーエディタ―を開いたら、コンピューターの構成 >管理者テンプレート > プリンター と開き、"ポイント アンド プリントの制限" をダブルクリックして開きます

20210711-2-1.jpg

2) 仮に、この設定が、"有効" になっていたら、"未構成" に設定を変更します

20210711-2-2.jpg

なお "ポイントアンドプリント" については、"CVE-2021-34527 Windows 印刷スプーラーのリモートでコードが実行される脆弱性/MSRC" の中の "ポイント アンド プリント テクノロジは、この脆弱性の影響をどのように受けますか?" についてもご参照ください。

今回ご紹介したように、"KB5004945" については、これ自体が影響して印刷ができなくなるプリンターもある上に、"ポイントアンドプリント" が構成されてたりすると、これだけでは問題があるというように問題を指摘する声もあります。

次の更新プログラムの提供が行われるまで、引き続き今後も注視していく必要がありそうです。


<参照>



〜 Windows 11 に向けて、ぼちぼち新しいPCを検討してみませんか?
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2021年06月05日

Windows の基本操作 Vol.2021-6-4
 PCの画面を静止画としてキャプチャーする Part 4

さて今回の画面のキャプチャーシリーズの最後になります。

Windows 標準搭載のツール以外にも、こうした画面をキャプチャーするためのツールはいろいろあります。最後に、Windows 標準搭載ツールににないメリットもある サードパーティ製の ツール や、Microsoft Edge のキャプチャーツールについてご紹介します。


【標準ツールではできないこと】

"Snipping Tool" や、"切り取りとスケッチ" といった、Windows の標準ツールには1つだけできないことがあります。もっとも、あれはできるのか? これはできるのか? と言われるときりがないのですが、キャプチャーするにあたって、やはり時にはあったほうがいいな?というものに、"マウスカーソル" があります。 Windows に搭載されたキャプチャーツールでは、これがキャプチャーできません。もっとも、Mac で画面をキャプチャーする場合も同じですが....

20210601-4-1.jpg

そうした部分をカバーしてくれるのが、いわゆるサードパーティ製の キャプチャーツール ということになります。


【フリーからシェアウェアまでいろいろ】

こうしたツールは探し始めるときりがありませんね。例えば、"窓の杜" あたりで、"画面キャプチャ―" を検索するといろいろ出てきます。実際にはご自身で試してみて、一番使いやすいと思われるものをご利用になるのが一番かと思います。静止画から動画のキャプチャーまで、いろいろありますね。

一例としてご紹介すると、私が利用させていただいているのは、Sleipnir などのブラウザを提供している Fenrir 社 が提供している "SnapCrab" というツールです。

20210601-4-2.jpg


このツールは上記のキャプチャー画像にもありますが、マウスカーソルもキャプチャーすることができます。

是非いろいろ試して、これは使いやすい!というツールを見つけてください。


【Microsoft Edge のキャプチャーツール】

ブラウザの画面をキャプチャーしたい... Microsoft Edge には、ブラウザの一部をキャプチャーするための "Webキャプチャー" ツールが搭載されています。

1) Microsoft Edge の右上の [...] >Webキャプチャー とクリックします

20210601-4-3-1.jpg

2) キャプチャーツールになるので、取り込みたい範囲をドラッグして選択します

20210601-4-3-2.jpg

3) 範囲指定して、マウスを話すと、範囲が選択された右下にコピーのボタンが表示されます

20210601-4-3-3.jpg

以前に、"Ctrl+Shift+X で画面をキャプチャー【Microsoft Edge】" もご紹介しましたが、Microsoft Edge にはこんな形でWebの画面をキャプチャーする機能があります。


【Officeのキャプチャーツール】

Office 製品にも、画面をキャプチャーするツールがあったりします。

20210601-4-4-1.jpg 20210601-4-4-2.jpg 20210601-4-4-3.jpg

Office 製品上での画面のキャプチャーであればこういったツールも利用可能です。


【クリップボード】

このシリーズでご紹介したキャプチャーの機能も、また本日ご紹介したものも、一部のツールを除くと範囲指定などしたものは一旦クリップボードに保持されます。

最初にも書きましたが、クリップボードに保持されているデータは、通常新しいものがコピーされたりすると古いものは削除され、またPCを再起動するなど電源が切れてしまうとクリップボードに保持されていたデータも消えてしまいます。
そこで便利な機能が、 Windows 10 の "クリップボード履歴" になります。


--Windows 10 の "クリップボード履歴":

クリップボード履歴は、Windows 10 Ver.1809 から搭載されるようになった機能になります。

・操作方法

コピー: Ctrl + C
貼り付け: Windows + V

コピーは従来からの方法と一緒ですが、貼り付け方法が異なります。通常は、Ctrl + V になるわけですが、クリップボード履歴から張り付ける場合には、Windowsキー + V になります。


・初めて使用する

クリップボード履歴を始めて使う場合、Windows キー + V を始めて操作すると、有効にするかどうか?聞いてきますので、"有効にする" をクリックすれば、次回以降、履歴としてコピーしたものが残るようになります。

・制限

機能は順次拡張しているようですが、一応以下のような制限があります。
  • 画像、テキスト、HTMLのみ
  • 1つ4Mb以下
  • ピン留めされてものを含めて50件まで

Windows の標準のクリップボードは、コピーできるものは比較的制限も少なく何でもコピーできる反面、保持できる件数が1つのみでしたから、それからすると、かなり標準の機能が拡張されたということにもなります。

画面キャプチャ―ツール同様、"Clibor" のようなこうしたクリップボードを拡張するツールもあったりしますので、定型文を頻繁に利用するようなケースにはこうしたツールを利用するのも便利かもしれませんね。


ちなみに、今回ご紹介した中では、 "SnapCrab" の場合には、キャプチャーするとすぐに画像データファイルとして保存されますのであえて保存する必要はありません。


<参照>




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2021年06月02日

Windows の基本操作 Vol.2021-6-2
 PCの画面を静止画としてキャプチャーする Part 2

さて第一回は基本的なキー操作によるキャプチャー方法のおさらいでした。第二回では、Windows についているキャプチャーツールについてのご紹介です。

Windows には、Windows 7 以降、画面をキャプチャーするためのツールが、OSの標準ツールとして搭載されています。それが、"Snipping Tool" です。このツールは、現在の Windows 10 にも搭載されています。

20210601-2-1.jpg

今回はこの、"Snipping Tool" について、ご紹介します。


【利用方法】

Snipping Tool の起動にあたっては、特にショートカットキーが割り当てられておりません。

20210601-2-3.jpg

上記にもありますが、ご利用の OS によって、若干起動方法が異なります。ちなみに、Windows 10 の場合には、スタート>Windowsアクセサリ と開くと、 "Snipping Tool" が見つかることでしょう。

頻繁に利用する機会があるようであれば、一旦起動した上で、タスクバーにピン留めしておくのも一つの方法です。


--キャプチャーから保存まで:

ちょうどこの記事を書いている最中にやっていた Microsoft Build 2021 の画面をキャプチャーする方法でご説明します。

1) まずは何はともあれ、"Snipping Tool" を起動します

20210601-2-2.jpg

起動すると画面の上部に、Snipping Tool のツールバーが表示されます

2) 続いて、マウスなどを利用してドラッグしてキャプチャーしたい範囲を選択します

20210601-2-4.jpg

3) 範囲選択して、マウスのボタンを離すと選択した部分がキャプチャーされ、"Snipping Tool" 内に表示されます

20210601-2-5.jpg

4) ツールバーのディスクのマークをクリックして保存します。保存形式には、JPEG、PNG、GIF といった画像の形式が選択できます

20210601-2-6.jpg 20210601-2-7.jpg


--画像の加工:

グラフィックスソフトではないので、利用できる機能はだいぶ制限はありますが、キャプチャーした画像にペンツールを利用して書き込みをしたり、Windows 10 の場合には、"ペイント3D" を利用して編集したりすることも可能です。

20210601-2-8.jpg 20210601-2-9.jpg

もちろん一旦保存したデータを、ペイントやその他のグラフィックスソフトを利用して加工することは可能です。

Word や Excel、PowerPoint といったような Office 製品であれば Word などに貼りけてから、各アプリの画像編集の機能を利用して編集することも可能ですし、Word などの製品には、出来上がった画像をファイルとして保存する機能もあるので、ある程度 Word や、PowerPoint などで加工したものを改めて図として保存しなおす.... それもありかと思います。


【開発されなくなった機能】

さてこの "Snipping Tool" ですが、Windows 10 Ver.1809 の時に、"開発をおこなっていない機能" という位置づけに変わりました。そしてこれに変わって、Windows 10 に搭載されたのが、"切り取りとスケッチ" になります。

ただしもちろんつい先日公開された Windows 10 の最新バージョン Ver.21H1 にも、まだこの機能は搭載されております。ですがいつになるかはわかりませんが、将来的には、"切り取りとスケッチ" に置き換わっていくものと思われます。


Part 3 では、今後、Windows 10 でのキャプチャーツールの標準ツールともなる "切り取りとスケッチ" について、ご紹介していきます。


<参照>



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2021年06月01日

Windows の基本操作 Vol.2021-6-1
 PCの画面を静止画としてキャプチャーする Part 1

画面に映っているものをキャプチャーしたくなるシーンはいろいろあると思います。
  • 今、表示されているエラー...このエラーをどう説明したらいいのかわからない
  • 資料作りの最中、この画面をキャプチャーして利用したい
  • 掲示板などでエラーの対処法を教えてもらうために、現在表示されている画面をキャプチャーしたい
などなど
PC上に映っている画面をキャプチャーしたい局面はいろいろあります。

今回、"Windows の基本操作" シリーズでは、この画面のキャプチャーについて取り上げてみました。まずは初回となる Part 1 では、キーボードを利用した旧来から使われている方法についてのおさらいです。


【Print Screenキーの活用】

一番基本で、シンプルなキー操作になります。デスクトップなのか?ノートPCなのか?などPCによってキーの位置や、押下げるキーの組み合わせが異なっていたりすることもありますので、それぞれご自身のご利用環境に合わせて操作をしてみてください。

20210601-1-1.jpg

-- PCの画面全体をキャプチャーする:

キーボードの、単純に "Print Screen" を押せば、画面がコピーされます。

--指定したウィンドウのみをキャプチャーする:

また、キャプチャーしたウィンドウをクリックして選択したうえで、 "Alt+Printscreen" とすれば、選択したウィンドウのみがキャプチャーされます。

キーボードによっては、"Print Screen" として利用するために、"Fn" キーなども押さないといけないケースもあります。
この場合には、Fn + Alt + PrintScreen などといった組み合わせになることもあります。


【コピーしたものはクリップボードにある】

コピーしただけでは、まだ画像ファイルとして保存されているわけではありません。
Print Screen キーの押下などによる操作の場合、コピーしたものは、その後、一時的に、Windowsのクリップボードという機能に貼りつきます。

このクリップボードに一時的に保管されているデータは、
  • 次のものがコピーされると前のものは消えてしまう
  • PCの電源を切れば消えてしまう
ものです。そして、何よりも目視では確認できません。

なので次に "クリップボード" に貼りついているデータを読み込んで、ファイルとして保存する必要があります


--ペイントを起動する:

Windows で標準で搭載されている "画像編集アプリ" と言えば、もっとも基本的なものとして、"ペイント" があります。これを利用して、クリップボードに一時的にコピーされているデータを貼り付けて、ファイルとして保存します。

この操作は、"ペイント" に限ったことではなく、何か別にお手持ちのグラフィックスソフトがあれば、そちらを利用して、ファイルとして保存しなおしても問題ありません。

20210601-1-3.jpg 20210601-1-2.jpg 20210601-1-4.jpg

ペイントを起動し、白紙の用紙の上に、貼り付けボタンをクリックして貼り付けます。白紙より大きなサイズの場合には、問題ありませんが、画像が小さなサイズだったりすると、周りに白い枠ができてしまいますので、貼り付けたあとに、"トリミング" ボタンを押すと、貼り付けたサイズに調整されます。

あとは、ファイル>名前を付けて保存 として "JPEG" などのファイル形式に保存します。

ここまでできて、やっとファイルをして保存されることになります。後はくれぐれもどこに保存したか?お忘れのないように....


<参照>




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2021年05月05日

Windows Update とそのリリース時期

Windows Update にて提供されるプログラムにはリリースされる時期によって、"B" リリースとか、"C" リリースとか言われているものがあったりします。

20210430-5-1.jpg 20210430-5-2.jpg

ちょうど以前にご紹介した "KB5001391" は、"C" リリースの一例です。

そうしたリリース時期や、Windows Update について、今回はもうちょっと細かいところをご紹介させていただきます。


【Windows Update で更新される内容】

Windows Update(Windows 10 の場合)を開くと更新内容は以下の様に分類されています。

20210501-1-1.jpg
  1. 機能更新プログラム
  2. 品質更新プログラム
  3. ドライバー更新プログラム
  4. 定義更新プログラム
  5. その他の更新プログラム
の5つになります。具体的には、スタート>設定>更新とセキュリティ と開いて、Windows Update を開いて "更新の履歴を表示する" とクリックすれば過去に更新された履歴が表示されますので、それぞれにどのような項目があるのかがご理解いただけると思います。

もちろんこの他にも Update と言えば、Microsoft Store 経由で配信されるものや、Microsoft 365 の様に C2R にて順次配信されるものもありますし、Microsoft Edge のように、アプリ毎に更新がやってくるものもあったりしますが、今回は、Windows Update だけとさせていただきます。


【Windows Update の提供日】

-- "B" リリース:
"Windows 10 update servicing cadence" の中で触れていますが、"品質更新プログラム" など一般的に Windows Update の定期更新は、"B" リリースと言われ、日本時間毎月第二水曜日(US時間第二火曜日)にリリースされています。
2021年のリリーススケジュールは、"セキュリティ更新プログラム リリース スケジュール (2021 年)" でも公開されています。
セキュリティの脆弱性対策などの更新プログラムはこうしたスケジュールとは別途随時提供されています。

-- "C" リリース/"D" リリース:
第三週、第四週に提供されるセキュリティ以外の更新で、翌月の火曜日の更新リリースを対象としており、計画されているセキュリティ以外の修正プログラムで、その可視性とテストを目的として事前に提供されているものです。これらのアップデートは、翌月の "B" または火曜日に提供されるアップデートの一部としてリリースされます。 


もご参照ください。


<参照>




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2021年01月09日

「ディスク作成機能またはソフトウェアが見つかりません」となってCDへの書き込みができない

iTunes を利用して、ライブラリにある音楽データを、オーディオCDに書き出そうとしたら 「ディスク作成機能またはソフトウェアが見つかりません」となって書き出しができない....

実は以前にもだいぶ前に一度取り上げさせていただきました。


その時にも書きましたが、このエラーはデバイスが認識されていなかったりする場合でも表示されます。

よくよくデバイスマネージャーを見ると、DVD/CDドライブが "!" となってたりするケースもあるわけですね。それ以外にも、iTunes の "gcdreom.cfg" ファイルを書き換える必要があるケースもあるようです。


【DVDドライブのドライバ入れ直しがうまくいかない!】

さて今回、ちょっとピンポイントになりますが Toshiba の Dynabook のケースでのお話になります。他社メーカーのものでも似たようなのもがあれば試してみるといいかもしれません。

DVDドライブのドライバを入れなおしてみようと、デバイスマネージャーを開いて、右クリックから、デバイスのアンインストールを行う....

20210108-2-1.jpg 20210108-2-2.jpg
** 上記の画像は、参考イメージであって "Toshiba Dynabook" のものではありません

これはよくある光景... いや、あまりよくあってはいけない光景ではありますが...。

そして削除が済んだら、PCを "再起動" したり、"ハードウェア変更のスキャン" などで再度検出させて再設定を行ったりします。


--再設定後も "!" が消えない:

そして再起動したものの、やはりデバイスに "!" がついていてドライバが正しくあたらない....

そんな場合には、以下のような形で入れ直しをしてみてください。

1) スタート>Windows管理ツール>サービス とクリックして開きます

2) サービスの中に、"TOSHIBA Optical Disc Drive Service" という項目がありますのでダブルクリックして開きます

3) "スタートアップの種類" を "自動" から一旦、"無効" に変更し、さらに "サービスの状態" が "実行中" になっているはずなので、一旦 "停止" をクリックして停止させ、"OK" で閉じます

こうしてサービスを停止させてから、デバイスマネージャーを開いて、デバイスのアンインストールを行い、再度PCを "再起動" したり、"ハードウェア変更のスキャン" などで再度検出させて再設定を行います。

PCによってはこうしてバックグラウンドで動いているサービスがある場合、一旦そのサービスを停止してから削除しないと、うまくデバイスが認識されないことがあります。

デバイスのアンインストールと再設定がうまくいかない場合にはぜひ一度この辺りも確認してみてください。

ドライバの再インストールがどうしてもうまくいかない... そんな場合には関連のサービスが動作してたりしないか?確認してみる。基本的なことなんですが、うっかり見落としがちですね。

今回の iTunes で発生した 「ディスク作成機能またはソフトウェアが見つかりません」のエラーも、デバイスが正しく認識されたことで正常に機能するようになりました。



Dynabook Direct


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2020年12月19日

"レジストリに対する値が無効です" と表示されて JPEG ファイルが開けない

PCに保存されているJPEGデータをダブルクリックして表示しようとすると "レジストリに対する値が無効です" となって、ファイルが開けなくなってしまう。

20201219-1.jpg

多くの場合、プログラムの関連付けがおかしくなっているケースが多いようです。

今回は、ピクチャーフォルダに保存された写真(JPEGファイル)を開こうとして表示されたもの。昨日まで普通に見られていたのに、今日になったら突然そんなメッセージで開けなくなってしまう。何か、やっちゃった??って、疑心暗鬼にもなってしまいますよね?

今回のような症状は何も、画像などのJPEGファイルに限ったことでもありませんので、いざダブルクリックして開こうとしても開けない...そんな場合には、ファイル形式や、その形式のファイルを利用するために必要なアプリケーションソフトがどんなものだったか? 落ち着いて考えてみてください。


【ファイルの関連付けを修正する】

ちょくちょく私が見かけるのは、どちらかというとこうしたファイルの関連付けがおかしくなって開けなくなるケースです。こんな場合には、以下の手順でプログラムの関連付けを変更します。

1) 該当のアイコンを右クリックして、"プログラムから開く" をクリックします

20201219-1-3.jpg

2) "このファイルを開く方法を選んでください" 表示されたプログラムのところで、フォトなどのプログラムを選択し、さらに "常にこのアプリを使って .jpg ファイルを開く" にチェックを入れて、"OK" をクリックします

20201219-1-4.jpg

フォトアプリを選択すれば本来であれば、関連付けがフォトアプリに変更されて、以降はダブルクリックでもフォトアプリで開けるようになるはずです。


-- フォトアプリに関連付けを変更したのにまだ開けない....:

仮にフォトアプリに変更しても同様のエラーが表示されることもあるようです。今回遭遇したのはそのパターン。

1) この場合まずは 一度、上記で紹介した方法で "ペイント" などの他のアプリに変更します。できれば関連付けを変更した時点で、試しに一度ダブルクリックでペイントが起動して開けるようになるか?確認してみてください。もちろん開ければ "OK"。でももしそれでも開けないようであれば、まずは一度PC自体を再起動してから再度試してみてください。

* この場合の再起動は、あくまでも再起動です。シャットダウンしてから、再度電源を入れるのではなく、スタートボタン>電源>再起動 にて再起動してください

2) ペイントで開けるようになったら、そこはお好み次第なので、もちろんペイントのままでもいいんですが、もう一度関連付けを "フォトアプリ" に設定しなおしてみてください


もちろんこうした関連付けだけで改善されないケースも多々あるかと思いますので、その場合には以下で参照させていただいたサイトを参考にしてみてください。



<参照>





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HPの福袋 2021

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2020年11月25日

Bing Wallpaper を利用してデスクトップの背景をより華やかに!

Microsoft の検索エンジンでもある Bing が提供しているカラフルで素晴らしい壁紙をデスクトップの背景にすることができます。
それが今回ご紹介する "Bing Wallpaper" です。

20201125-1-1.jpg

これまでに、"Bing Wallpaper" でどのような画像が背景画像として提供されていたかは、"Bing Wallpaper Archive" にてご確認いただけます。

20201125-1-2.jpg

この Bing Wallpaper、実は日本語版が提供されだしてたいして時間がたっていません。Microsoft Bing Blogs によると、2020年9月23日付で、日本語対応について紹介されていますので、実際のところまだ2カ月余りしかたっていないんですね。もっとも公開されたのは各メディアで取り上げられた記事からすると、2020年春ぐらいの様ではありますが。


【Androidのスマホでも利用可能】

Bing Wallpaper は、PCはもとより、Android のスマートフォンでもご利用いただけます。スマートフォンの背景を、Bing が提供する素晴らしい画像にしてみたい...そんな場合にご利用ください。



【Microsoft 提供の公式ツール】

以下の 窓の杜の記事を見ていると、これ以外にも Bing で提供されている日替わり画像を背景に設定するツールはいくつかあるようです。


Microsoft Store より入手可能な "Dynamic Theme" も一つの例です。こちらは、Bing の壁紙の他、Windows Spotlight で使用された画像を背景だけではなく、ロック画面にも利用できるようです。


そうした様々なツールがすでにある中で、Microsoft の公式ツールがリリースされたというわけです。もちろん無料でご利用いただけます。


お気に入りの写真を壁紙にするのもいいんですが、コロナ禍の状況下において、PCの壁紙を通じて世界旅行....っていうのもいいもんですね。


<参照>



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2020年10月31日

Flash Player の削除ツールの配信開始

こちらのブログでも何度か取り上げておりますが、2020年12月31日をもって配布・サポートが終了する Adobe Flash Player において、Windows から削除するための削除ツールの配信が、日本時間10月28日よりスタートいたしました。

20201031-1-1.jpg 20201031-1-2.jpg

ただしこちらについては、現時点では、Microsoft Update カタログを介してのみの配布で、Windows Update を通じては配信されてきませんので、急いで適用してさっさと Flash Player を削除したいという場合には、Microsoft Update カタログのサイトに移動して、"Flash Player の削除に関する更新" などと入力して検索すると各プラットフォーム向けの更新プログラムが検出されてきます。

当然のことながら、今年の1月でサポートが終了した Windows 7 向けには同ツールは用意されておりません。

更新プログラムのサポートサイトを確認すると、

・このアップデートを適用すると、WindowsデバイスからAdobe FlashPlayerが削除されること
・この更新プログラムが適用後は、この更新プログラムをアンインストールできないこと
・AdobeFlash Playerの削除によって発生する可能性のある影響について環境をテスト・検証できるように、サポートが終了する前にこの削除アップデートがリリースされていること

といった説明があります。

なおこの更新プログラムの適用に当たっては、先ほども書きましたが、インストールしてしまうとアンインストールができないため、以下のような注意事項も記載されております。

このプログラムを適用して Flash Player を削除された場合、再度 Flash Player が必要になった場合には、以下の方法で利用できるようにする必要があります。

1) システムの復元ポイントによるリセット:
事前に、この更新プログラムを適用する前に、この機能を有効にし、Windowsデバイス上にシステムの復元ポイントを作成しておく必要があります

2)Windowsオペレーティングシステムの再インストール:
再インストール後、この更新プログラムは適用しないでください

つまりは、システムの復元か?再インストールしか方法がないということなので、適用に当たってはご注意ください。


<参照>




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2020年10月16日

"制限されたロールアウト" とは?

このブログの中でも時々触れることがありますが、Windows や Office 製品などの Insider プログラムに参加していると、こんな新しい機能が追加されましたよ?とリリースノートやブログなどでアナウンスされていても、いざ更新してから開いてみても、自分の更新された環境では反映されていない... そんなことがあります。

これは、こうした新しい機能が搭載された際に一度にすべてのユーザーに展開するのではなく、その新しい機能が利用できる適用範囲を制限して様子を見ながら徐々に、その機能を展開していくという方法で、提供されているためです。

これがまさに "制限されたロールアウト" になります。

制限されたロールアウト = Controlled Feature Rollout: CFR

といわれるもので、Windows や、Office 製品、Microsoft Edge など様々な製品でこうした展開方法が利用されています。


【Insider プログラムだけではない】

Windows Insider や Office Insider、Microsoft Edge Insider などといった Insider プログラムに参加して、いち早く新しいプログラムを試されている場合にはなおさらですが、Stable 版としてリリースされた正式版であってもこうした展開手法が利用されることがあります。

当然新機能や修正プログラムのリリースに当たっては、何度も何度もテストし、Insider プログラム参加者にも使用してもらってフィードバックの元、改善に改善を重ねてからリリースされるわけですが、それでも十人十色、様々な環境下で使用され世界中のユーザーが使用してみると動作の不具合が見つかったりする.... そうしたことを避けることはなかなか難しいものです。

なので機能によっては、少しずつ様子を見ながら展開していくわけですね。

-- Windows 10 での事例:

例えば、現在 Windows 10 の Insider に展開されている Dev Channel (Build20231)の "Meet Now"(今すぐ会議)ボタンは一つの例です。

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9月23日にリリースされた Build 20221 の時に一部の Dev Channel ユーザーに提供がスタート。9月30日Build 20226 で修正が入り、10月7日にリリースされた Build 20231 ですべての Dev Channel ユーザーに展開されています。もちろんまだ一般ユーザーには展開されていません。


-- Microsoft Edge での例:

現在、デルのアンバサダーとして借りている DELL の XPS 13 7390 (2-in-1) 。以前、このブログの Skype について取り上げた際にもちらっとご紹介しましたが、このPCに搭載されていた Microsoft Edge (Ver.86.0.622.38) の "新しいタブ" ボタンを開くと表示されるページに、Skype の "今すぐ会議"(Meet Now) ボタンが付いておりました。

20201011-3-2.jpg

うちの Canary版にも、Dev版、Beta版、さらには Stable版にもなかったので、あれ?と思ってましたが、先日別の一般の方のPCの Microsoft Edge (Stable版) にもあったので、さらに謎が深まっておりました。その後確認したところやはり、これもまだすべてのユーザーではなく一部のユーザーに展開されている今回ご紹介した、"制限されたロールアウト" の一つでした。一部メディアでも報じられてたんですね...

20201011-3-1.jpg 20201011-3-3.jpg 20201011-3-4.jpg

Canary版やDev版を使っているのにそうしたものがない一方で、Stable版を使っている一般ユーザーの Microsoft Edge にあったりするわけですからちょっとあれ?ってなってしまいますが、まぁそういうもんなんでしょう。

とりあえず今後搭載されるんでしょうけど、ブラウザにこんなボタンが用意されていたりすると、今まで以上に手軽に、Skype会議が利用できるわけですね。


今回、"制限されたロールアウト" について取り上げてみましたが、こうしてみると意外に身近なところで結構あったりするものなんですね。

  • あの新機能が使えるはずなのにうちのPCにはまだ提供されてこない
  • あの人のPCにはあるのに、うちのPCにはない など

そんな場合、その機能を使用する上での対象となっているバージョンなどの条件をクリアしているのであれば、配信側によって制限をかけているケースも多いので、利用できるようになるまで、しばらくお待ちください。


<参照>




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2020年07月19日

ちょっと便利! Ctrl+Shift+V

すでにご存じで、ご活用されている方も多いと思いますが、私的には最近改めて気が付いたので、備忘録として取り上げてみました。

20200719-1-1.jpg

資料を作成中などに、Webページのデータを引用しようとコピーして貼り付ける.... そうすると、そのWebサイトで指定されている書式まで貼り付けられてしまって、逆にプレーンテキストに戻すのが面倒だなぁ....っていう時ありますよね?
もっとも上記の様にWordであれば、貼り付けオプションが表示されるので、そこからテキストにすることはできるのですが、こうした Office アプリの様にはいかないケースも多々あります。

20200719-1-2.jpg

私の場合には、もっぱらこうしてブログを作成するために、Evernote を利用して、ネタ集めしていると、気が付いたWebサイトの情報を常日頃コピーしているんですが、この場合も同様です。
例えば上記のような Microsoft の Webサイト をコピーして貼り付ける.... 普通にコピー&ペーストするとその書式まで貼りついてしまいます。


【コピー & ペースト】

通常の "コピー&ペースト" のショートカットキーは皆さんもご存じの通り、Ctrl+C/Ctrl+V となります。

20200719-2-1.jpg
とりあえず、コピーの操作は変わらないわけですが、普通に貼り付けるときに、Ctrl+V としてしまうと、最初にも書いたように、その書式も貼りついてしまうわけです。
めんどくさいなぁ?と思いつつも、一旦メモ帳など書式を引き継がないようなアプリに貼り付けてから、再度コピー&ペーストしなおさなくってはいけなかったわけです。

そこで登場するのが、今回ご紹介する "Ctrl + Shift + V" です。

20200719-2-2.jpg

ただ "Ctrl + V" とやるより、さらに "Shift" も加えて、 "Ctrl + Shift + V" として貼り付けてあげると、書式を引き継がずにテキストのみコピーが可能です。

20200719-3-1.jpg


【アプリによってはできないこともある】

こうしたショートカットキーによる操作、すべてのアプリで利用ができるものでもなく、実はアプリによっては利用できないものもあります。
例えば、Office 製品。最初に例として紹介した、Word や PowerPoint といった製品でも、Ctrl+Shift+V は利用できません。

なぜか?というと、すでにこのショートカットキーの組み合わせが利用されているからです。

参考までに、それらの製品では、

Ctrl + Shift + C : 書式のコピー
Ctrl + Shift + V : 書式の貼り付け

と設定されているからす。設定を変更することも当然できますが、使用頻度ということから、どちらを優先にするか?という選択になってしまいます。


【コピーや貼り付けのショートカットキー】

これ以外にもコピーや貼り付けにまつわるショートカットキーはいろいろあったりします。Windows 10 だと、クリップボードの履歴何ていう機能もその一つです。コピーされたものを履歴をたどって貼り付けられます。

20200719-3-2.jpg 20200719-3-3.jpg

この機能はすでにご存じの方も多いかと思いますが、Windows 10 October 2018 Update にて提供された新機能。新機能といってももう2年近く前になるわけです。 "Windows キー + V" でクリップボード履歴を呼び出して、履歴からたどって貼り付けます。

これが有効になっていない場合、これを有効にするには、スタートボタン>設定>システム とはいって、クリップボードのところを開くと、右ペインに、"クリップボードの履歴" という項目があるので、オンにします。

コピーしたものを貼り付けるだけでもいろいろあるもんです。しかしそれにしても私にとっては、"Ctrl + Shift + V" のおかげで作業が楽になりました。

ご存じなかった皆様は、ぜひご利用になってみてください。

今後も色々と、作業効率がアップして役立ちそうな、面白そうなショートカットキーを見つけて、ご紹介できればと思います。



<参照>




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2020年07月05日

新しい機能は全ての人に一斉に反映されるものばかりではない

Windows にしても、Office にしても、最新バージョンが公開されて、ウキウキした気分で早速ダウンロードして、インストールしてみたものの、肝心の新しい機能が、どこを見てもない....

そんなことありませんか?

新機能を紹介した Microsoftのブログやら、いち早く新機能を紹介しているメディアの記事を見ると....こんな新しい機能があるはずなのに、正常にUpdateが完了したはずなのに自分のPCにはそれがない。

ちょうどいい例がありますので、一つご紹介します。

20200705-1-1.jpg

上記の画像は、先日 Windows Insider Dev. Channel 向けに提供がスタートした、Windows 10 Insider Preview Build 20161 を紹介したブログです。Build 20161 では、スタート画面が一部新しくなったりとこのブログでも、このビルドで導入された内容が紹介されております。

しかし、ブログを読み進めるとこんなこともあります。

20200705-1-2.jpg 20200705-1-3.jpg

右の画像は、その一部を抜粋したものです。(以下はブログより抜粋)

And third?we’re introducing some cool new features in today’s build, however many of these features are rolling out to a subset of Insiders in the Dev Channel at first, to help us quickly identify issues that may impact performance and reliability. This means Insiders may not see some of these features right away, but rest assured they will be gradually rolled out to everyone in the Dev Channel. Check out what the team has been working on!

--- Microsoft Translator で翻訳してみると....

3 つ目は、今日のビルドで優れた新機能を導入しますが、これらの機能の多くは、まず Dev チャンネルの Insider のサブセットに展開されており、パフォーマンスと信頼性に影響を与える可能性のある問題を迅速に特定できます。つまり、Insiderはこうした機能の一部をすぐには見えないかもしれませんが、Devチャンネルの全員に徐々に展開されますので安心してください。チームが取り組んでいるものをチェックしてください!

というようにちゃんとブログでもアナウンスしているんですね。

もちろん Window や Office の更新記事に関して、毎回すべてにおいてきちんとこうしてアナウンスされているわけでもないので、時になぜ?ということになるわけですが、Windows にしても、Office にしても、Insider 向けの 試験的な要素の強い製品はさることながら、一般向けにリリースされる通常版であったとしてもこうしたことはよくあることです。

大きなトラブルを未然に防ぐために、順次適用範囲を広げて、利用できる人たちを増やしていく...


更新プログラムをインストールしたはずなのに、あの機能が使えない...

そんな場合には順次適用されるまでお待ちください。インストールが問題なく完了していれば順番が来れば利用できるようになります。それが、1週間後だったりするのか?2週間後だったりするのか?そのあたりは何とも言えませんが、自分が利用していた環境では、3週間後ぐらいにやっと反映されたという経験もあります。

以前に開発担当の方から直接聞いたこともありますが、こうした場合、更新プログラムのインストール自体はすでに適用が済んでいても、その一部の機能に制限がかけられていて、単にその機能が利用できないような状態になっているだけになっていることが多いようです。なので、時期が来れば更新プログラムなどなくても順次利用できるようになるもののようです。

もちろんすべてがこうというわけでもなく、リリースと同時にすべてのユーザーで利用が可能になるものもあります。しかし、こういった形で順次利用できる範囲を増やしていくなんて言う方法で更新内容が反映されることもあるということを、どこか頭の片隅においておけば、余計な心配しなくて済みますよね?


<参照>




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2020年03月26日

Microsoft が提供するサービスや更新などの制限や一部停止

まだまだ先が見えないコロナウィルス騒動。東京もかなり厳戒態勢に入りつつあります。

さて、そうした世の中の状況を反映して、Microsoft Teams など在宅ワークに必要なアイテムへのニーズが高まる中、Microsoft でも、既存の Online サービスについて、一部制限をかけたり、停止したりする必要が出てきているようです。

TechCommunity Blog など一部で公開されている情報を見ると以下の様なものがありました。

20200326-1-1.jpg 20200326-1-2.jpg 20200326-1-3.jpg


ちょっと前には、Google Chrome や、新しいMicrosoft Edge の更新が一時停止されることを取り上げましたが、昨日には、Windows Updateについても、上記で紹介したように、非セキュリティリリース(つまり機能の追加や更新)について、停止されることが発表されました。

今後もまだまだこの状況が続く限り、こうした事態は他の分野にも影響を与えてくるものと思われますので、くれぐれもご注意ください。

TechCommunity などで公開された情報については、できる限り随時こちらでもご紹介させていただく予定です。


【追加】

Windows の更新について、もうちょっと触れておくと、上記サイトでは以下の画像の様にあります。

20200326-1-4.jpg 20200326-1-5.jpg

その Tweet の中でも、

Starting in May 2020, we are pausing all optional non-security releases (C and D updates) for all supported versions of Windows client and server products to prioritize security and keep customers protected and productive. ” 

と触れられております。

ただしセキュリティの更新プログラムについては、

"There is no change to the monthly security updates (B release – Update Tuesday); these will continue as planned to ensure business continuity and to keep our customers protected and productive."

とあるように、これまで通りのスケジュールで配信されます。


<参照>




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2020年03月23日

ネットワークのプロファイル名を変更したい!

有線でインターネットにはつながっているのに、画面下部の通知領域にある、インターネット状態を示すアイコンにマウスをポイントすると、以前利用していた無線ルーターのSSIDが表示される.... 

似たようなケースっていろいろあるようで、ネットワークの画面を開くと、Ethernet のところに、"ネットワーク2" とか、"ネットワーク3" とか数字がはいっていたりすると、何か?気になりませんか...。

20200320-1-1.jpg

こうしたものは、"ネットワークプロファイル名" と言います。

Windows 7 のころまでであれば比較的簡単に修正もできたんですが、Windows 8 以降は簡単には変更ができなくなりました。


【ネットワークプロファイル名を変更する】

変更する場合にはいくつか方法があります。

1) レジストリの設定を変更する:

・Windowsキー+ "R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示
・"Regedit" と入力し、レジストリエディタを起動
・以下のキーに移動し、"ProfileName" を開いて編集します

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\NetworkList\Profiles\{GUID}\ProfileName

20200320-2-1.jpg


2) ポリシーを利用して変更する:

・Windowsキー+ "R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示
・"secpol.msc" と入力し、”セキュリティポリシーエディター” を起動
・"ネットワークリストマネージャーポリシー" を選択
・該当のネットワーク名を開いて、"名前" を変更します


20200320-2-2.jpg

これで紛らわしい名前は、変更できます....

もっとも、プロファイル名がどうであろうと、とりあえずネットを利用したりする分には問題ないわけですが、どうしても気になる.... という場合には、上記の方法にて設定を変更してみてください。


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2019年12月16日

ディスプレイドライバのリセット

ちょっと便利なショートカットを教えてもらったのでご紹介します。
今回ご紹介するのは、

Ctrl + Shift + Windowsキー + B

という組み合わせ。

20191216-1-1.png 20191216-1-2.png

これは、ディスプレイドライバ(グラフィックスドライバ)のリセットができる魔法のショートカットです。

ふぅ〜ん、でもそんなキー使うケースっていつあるの?と考えていらっしゃる人もいると思いますが、実は結構身近なところで必要なケースがあったりします。

それが以下のようなケースです。

今までは、時々見かけますが、起動時にグラフィックスドライバがうまく読み込まれずに、黒い画面にマウスポインタが表示されただけの状態になって、何もできなくなってしまうこと...経験ありませんか?

私もこれまでであれば、Ctrl + Alt + Del として、一旦サインアウトしてから、サインインしなおしてました。もちろんサインアウトして再度サインインすれば、それでもリセットにはなりますが、こんな方法でもいいわけですね。

Ctrl + Shift + Windowsキー + B

と押下げると "ポー" と音が鳴って、PCにもよりますがちょっとすると画面がチラチラっとなります。でもこれで再起動が完了。
覚えておくと便利ですね。

Windows のショートカットキーって、"Windows のキーボード ショートカット" にもいろいろ紹介されていますが、数が多すぎて覚えきれないよ?と思うのは私も同様。

まずは普段使いそうな機能からぼちぼち使ってみるといいかもしれませんね。


<参照>




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2019年09月30日

9月の更新プログラムとその後の修正状況

ほんと9月の Windows Update の更新プログラムには不具合がいつもより多くて、バタバタしましたが、その後の進捗状況を整理してみました。


まずは一番に困ったこれ。Surface 2 ユーザーとしては、IEしか選択肢がないのに、IEが起動しなくなるという非常に困ったものでした。

さてその後ですが、KB4516067 の中では、進捗状況も、調査中に変わり、さらに、9/25付で、修正プログラム、KB46165041 が配信されました。まだ自宅の Surface 2 にはインストールしていませんが、さっそく帰ったら当ててみたいと思います。

そしてもう一つ、


こちらについても、KB4516048 にて修正が入りました。

なお、パソコンのツボ別館でもご紹介しましたが、Windows Update の不具合に関する更新プログラムの配信状況は、以下のところから確認できます。

この二件以外にもいろいろありますので、ぜひご参照ください。



<参照>




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2019年09月20日

9月の更新プログラム が要因で、Toshiba Dynabook の Qosmio AV Centerでテレビを視聴できない

KB4516065 が要因で、Windows 7 の Internet Explorer 使用時に IME が表示されなくなるトラブルについて紹介いたしましたが、その中でチラッと触れた、Toshiba の Dynabook に搭載されている Qosmio AV Cetner についてもうちょっとご紹介しておきたいと思います。

この Toshiba の Qosmio AV Cetner については、8月の更新プログラムの時点から問題が発生しているようです。それに加えて、9月の更新プログラムもまた影響されているもの。

ともに、
  • KB4512506(2019/08/14 配信)
  • KB4516065(2019/09/11 配信)
といったプログラムの影響のようですが、現在、Microsoft と Toshiba で対応中のようです。


【削除してはダメなのか?】

前回、IMEの問題の中でも紹介したように、KB4516065 には、セキュリティの更新プログラムが含まれて居ますので、削除は推奨できません。

20190918-2-1.jpg

現在、9月後半を目処に、修正プログラムを配布できるように対応中のようですのでしばらくお待ちいただくことをお勧めいたします。

こちらについては、またステータスが変わったりした場合には取り上げてみたいと思います。


【2019/9/30更新】

本件ですが、9/25付の、KB4516048 にて修正が入りました。
更新プログラムの適用で、改善するようです。是非ご確認ください。


上記でも紹介されております。


<参照>



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2019年08月17日

8月の更新プログラムの影響でVB6で作成されたプログラムなどに不具合が発生する

8月に配信されている更新プログラムで、VB6で作成されたプログラムや、VBAで組まれたマクロなどがエラーになる不具合が確認されているようです。

原因となる "KB4512508" は、Windows 10 Ver.1903 向けの更新プログラムですが、Windows 7 から、Windows 10 まですべてのバージョンで影響が出ているようです。それぞれ適用されるプログラム名(KB〜)は異なるようです。

さてそんな Ver.1903 向けの、KB4512508 の更新情報を見てみると...肝心の部分が日本語サイトにはありませんでした。

まずはUSサイト:

20190817-1-1.jpg 20190817-1-2.jpg 20190817-1-3.jpg
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そして肝心の部分が既知の問題の最後のところで触れている以下の部分です。以下は、8/16現在のものでした。

20190817-1-6.jpg

そして本日 8/17 に確認したところ多少ステータスも変わって、今月中には更新プログラムが配信予定になったようです。

20190817-1-7.jpg

ということでしばらくはお待ちいただく必要があるようです。
この件については日本語版のサイトにはないので、US版のサイトをご参照ください。


【影響のうける更新プログラム】

さて今回こうしたトラブルの影響がでるのは、何も、Windows 10 Ver.1903 向けのみのお話ではありません。
ということで、一応更新プログラムを確認してみました。

Windows 10:

Ver.1903(18362.295) ⇒ KB4512508
Ver.1809(17763.678) ⇒ KB4511553
Ver.1803(17134.950) ⇒ KB4512501
Ver.1709(16299.1331) ⇒ KB4512516
Ver.1703(15063.1988) ⇒ KB4512507
Ver.1607(14393.3144) ⇒ KB4512517
Ver.1507(10240.18305) ⇒ KB4512497

Windows 8.1 and Windows Server 2012 R2:

KB4512489 (Security-only update)
KB4512488 (Monthly Rollup)

⇒ オプションUpdate KB4517298 にて改善



Windows 7 SP1 and Windows Server 2008 R2 SP1:

KB4512486 (Security-only update)
KB4512506 (Monthly Rollup)

⇒ オプション Update KB4517297 にて改善



確認したところでは、Windows 10 以外については、すでに更新プログラムが提供されています。ただしオプションの更新プログラムとして提供されていますので、Microsoft Update Catalog からダウンロードする必要があります。

詳細は以下のリンクより、参照させていただいた各更新プログラムのリリース情報をご確認ください。


ちょうどお盆休みに配信されているプログラムなので会社や学校などで利用されているようなケースだと、来週の週開けからお仕事がスタートすると何等か?影響が出てくるかもしれませんのでご注意ください。


【更新】

Windows 7 向けの、KB4517297 および Windows 8.1向けの KB4517298 については、Windows Update では落ちてきませんので、上記の各リンクから、該当サイトに移動していただいて、Microsoft Update Catalog のところをクリックしリンク先に進むと、以下のようにダウンロード画面に進めます。

20190817-2-1.jpg

あとはご利用環境にあったものを、こちらからダウンロードしてインストールして下さい。


【2019/08/19更新】

更に本件について修正プログラムの提供が開始されているものが増えてきましたので、続報です。

・Windows 10 Ver.1809 → August 17, 2019−KB4512534 (OS Build 17763.720) にて修正
・Windows 10 Ver.1709 → August 16, 2019−KB4512494 (OS Build 16299.1365) にて修正
・Windows 10 Ver.1703 → August 17, 2019−KB4512474 (OS Build 15063.2021) にて修正
・Windows 10 Ver.1607 → August 17, 2019−KB4512495 (OS Build 14393.3181) にて修正
・Windows 10 Ver.1507 → August 17, 2019−KB4517276 (OS Build 10240.18308) にて修正

Windows 10 について、ぼちぼち修正プログラムの提供が開始されているようです。


【2019/08/20更新】

随時更新プログラムの提供はされているようで、本日は以下の更新プログラムの配信がスタートしているようです。

・Windows 10 Ver.1803 → August 19, 2019−KB4512509 (OS Build 17134.984) にて修正

引き続き、公開された場合には情報を更新させていただきます。


【2019/09/01更新】

昨日やっと、Windows 10 Ver.1903 向けに KB4512941 として更新プログラムの提供が開始されました。


20190901-1.png

ただし自動実行されませんので、更新とセキュリティを開いて、"今すぐダウンロードしてインストールする" をクリックする必要があります。

これですべてのOS向けの修正プログラムの提供が終了。やっとこの騒動は終止符がうたれたことになる...といいですね。


<参照>




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