2024年07月24日

Epson Scan が正しく動作しない

このブログでも何度も取り上げていますが、「Epson Scan」 と言うアプリが正常に動作しなくなってしまう事例。Windows 11 をご利用のユーザーの方が増えてきたせいか? 最近そんなトラブルを抱えている方が多いようなので再度取り上げさせていただきました。

20240724-1-1.png


【「Epson Scan」 とは?】

Epson Scan」は、Epson が提供する一般ユーザー向けの複合機や、スキャナーなどについて来るスキャナーアプリです。ただし、昨今の複合機ではすでに、「Epson Scan2」と言うアプリに変わっているので、「Epson Scan」と言う段階ですでにかなり古めの製品と言うことになります。

どんなトラブルが発生しているのか?ですが、過去にこのブログでも取り上げたのと同じ事例です。もちろんその背景もちょっと変わっているとは思いますが、発生する症状は、"プレビュー" ボタンやら、"スキャン" ボタンが表示されないというもので、事象は同じです。

20240724-1-2.png

上記の画像にもあるように、この赤枠で囲った部分が消えて何も表示されなくなってしまう症状が、現在も発生しています。

ちなみに以前にこのブログで取り上げたものの一部は以下の通りです。
ほんとよく取り上げたもんだと自分でも感心してしまいます。


【その対策は?】

基本的は、Windows 11 がではじめて間もない頃に取り上げた、「Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない」と同じことです。ただしちょっと付け加えておくと、メーカー側の対応もちょっと変わってきている部分があります。

20240724-2-1.jpg

Epson の「インクジェット複合機(カラリオ/ビジネス/エプソンのスマートチャージ) ドライバー WindowsR 11 対応表」によれば、Windows 11 や Windows Server 2022 上で発生することが確認されているもの。

20240724-2-2.jpg 20240724-2-3.jpg 20240724-2-4.jpg

-- 暫定的な対処法:

"EPSON Scan のウインドウを表示している状態で「ALT」 キーを押下してください。「ALT」 キーを押下することで表示されていないボタンが表示されるようになります。または、 本来であればボタンのある箇所をクリックすることでもボタンが表示されるようになります。" とあるように、ボタンのあるあたりにマウスポインタをのせてクリックしたりするとボタンが表示されたりします。

-- 根本的な対策:

基本的には該当機種向けには修正プログラムが提供されています。

ただしよく見ると、実は古いものになると、すでに更新プログラムが提供されていないものもあったりします。上記の画像にもありますが、各プリンター名の備考欄に
  • 「※1」とあるもの: Altキーやクリックするなどして対処
  • 「※2」「※3」とあるもの: 更新プログラムにて対応済み
となっています。つまり、古いプリンターなどの場合には、すでに修正プログラムの提供すら行われておりません。

20240724-2-5.jpg 20240724-2-6.jpg

Windows11/Windows Server2022環境で、EPSONScanの一部のボタンが表示されません。どうしたらよいでしょうか」の中でも触れられておりますが、"2.恒久対策について" のところで、「お使いの製品(一部)については、EPSON Scanのバージョンアップ(修正版の提供)や修正プログラムをインストールする事により、上記の回避手順不要で、解決できます」とあるように、あくまでも更新プログラムの提供は一部の機種向けということになります。

悲しいかな?これがサポート対象外となった古いデバイスであるが故のことになるわけです。

なので「WindowsR 11 対応表」をご確認いただいて、「※2」や「※3」の対象になっているユーザーの方は、スキャナードライバを更新して対処してみてください。

そして残念ながら「※1」とある場合には、すでに先ほどもご紹介したように、Altキーを押す、あるいはボタンのある周辺でクリックする... そうした一時的な対処法しかないようです。


<参照>



週末は、HPのオンラインストアがお得!
HP Directplus -HP公式オンラインストア-


びゅうトラベル(えきねっと JR東日本国内ツアー)

posted by クリック at 20:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年04月25日

EPSON プリンターで印刷時に、「GET /eSCL/ScannerStatus HTTP/1.1 Host:」といった文言が印刷される

印刷時に、冒頭の部分に「GET /eSCL/ScannerStatus HTTP/1.1 Host:」などといった文言が数行印刷されるというこのトラブル。

20240425-1-1.jpg

今回は、Epson の家庭向け複合機で確認した症状ですが、国内外を問わず、また Epson に限らず、HPや、Brother など他のメーカーのプリンターなどでも同様の症状が確認されているようです。


【メーカーが提案する対応策】

Epson のサイトでは、Winodws Update による更新プログラムの提供が案内されています。いずれもちょっと前の更新プログラムになります。

20240425-1-2.jpg

Windows 11 21H2:KB5016691
Windows 11 22H2:KB5018427

の更新プログラムの適用が案内されています。Windows 11 21H2 向けとされている KB5016691 についてその更新内容を確認すると確かに、USB接続されたプリンターでの印刷に関する問題への対処がうたわれています。

20240425-2-1.jpg 20240425-2-2.jpg

ただしそんなに新しい更新プログラムではないこと、さらに今回確認したところでは、発生していたOSが Windows 10 22H2 だったことからすると、まだまだメーカーでは確認しきれていない部分もあるのかもしれません。


【今回の回避策】

ネットで検索するとちらほら出てくるこのトラブル。他の事例も見てみると、Windows 11 にて USB接続で使っていると...といったことで発生しうるようなんですが、今回確認したのは、Winodws 10上。それも、Wi-Fi での利用のケースでした。

ただし今回のケース。ドライバを入れなおすためにドライバプログラムをアンインストールしようとしたら、Wi-Fi で接続されているもの、USB で接続されているもの、どちらの分を削除するのか?と表示されていたことから、かつてUSB接続で使用してドライバを設定したことがあり、その時点で デバイスとして表示されていなくても、設定が残っていたりしても発生しうるもののようでした。

-- トラブル内容:

実は印刷時に頭(行頭)に数行こうした英文が印字されるというトラブル。今回拝見したケースでは、毎回ではなく、アプリを問わず最初の印刷時に時々印字され、その後は印字されなく普通に利用できていたりすることもあるようで、毎回印刷されるものではないようでした。

また、Windows 10 22H2 でしたが、Windows Update については、今回確認した限りでは、最新のものが適用されており、更新を確認しても何も検出されるものはありませんでした。


-- 今回の対処:

さて今回の対処法ですが、たまたま今回の場合にはユーザーの方も、Wi-Fiでご利用だったということもあり、いったんドライバを完全に削除して、改めて、Wi-Fiにて設定しなおしたことで改善しておりました。

20240425-2-3.jpg

Get /eSCL/ScannerStatus HTTP/1.1 Host: Localhost – 7 Ways!/MiniTool」などいくつかのサイトでは、その対処法の一つとして、プリンターサーバーのプロパティ(スタート>設定>デバイス>プリンターとスキャナー)を確認するようにといったことが紹介されているところもいくつかあるようでしたが、こちらについては、次回また機会があれば引き続き確認してみたいと思います。

とりあえず Wi-Fi でのみ利用する分には問題はないようなので、USBでは今後使う予定はないという場合には、いったんドライバを削除して再設定してみるのが一番手軽な対処法かと思われます。


<参照>




New XPS 14 が登場!
デル株式会社


JAL 日本航空

posted by クリック at 11:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月26日

Epson Scan 2 が起動しない

以前にも取り上げましたが、年賀状シーズンになって、写真などをScanして利用しようという人が増えつつあるのか? 時々相談を受けるようになったので、改めて取り上げさせていただきました。

Epson Scan2 が起動できない (2022年08月06日)

これまでに4回ご紹介しているわけですが、富士通のPCで Windows 8.1 などから、Windows 10 にアップグレードされた Windows 10 をご利用のケースで発生します。

20221226-1-1.jpg 20221226-1-2.jpg


--症状:

ATOK 2017 などがインストールされている環境で、Epson の複合機をご利用の場合、Epson Scan2 が起動できません。
ちょっと古いプリンターで、Epson Scan(Epson Scan 2 よりもさらに古いバージョン)の場合には、Scanボタンが表示されません。

--回避策:

今回は、ATOK 2017 に絞って紹介すると、ATOK 2017 までは、すでに富士通のPCにプレインストールで搭載されているバージョンも含めサポートも終了しているため、修正プログラムの提供はありません。

ということで、Epson Scan 2 を起動する前に、IME(日本語入力システム)を ATOK 2017 から MS-IME に変更すれば、Epson Scan 2 は正常に動作します。

変更すれば、正常に動作するので Scan などは問題なくご利用可能です。

--それ以外のバージョンは?:

このトラブルは、ATOK を IME としてご利用のPCで発生します。

20221226-1-3.jpg

ATOK 2019 まではすでにサポートが終了しているので、修正プログラムの提供はありません。ただし、ATOK 2020 以降のものについては、修正プログラムが提供されていますのでアップデートにて改善します。

詳細は、「一太郎2020〜2021に搭載のATOKをご利用の場合」(Justsystem)をご参照ください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

posted by クリック at 21:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月05日

Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない

Epson の複合機や、Epson のスキャナーをご利用の方にはおなじみの 「Epson Scan」というプログラム。

Windows 10 から Windows 11 にアップグレードした PC で、この 「Epson Scan」を起動しても、"Scan" ボタンが表示されず、PCからの
Scan ができないことが確認されています。

20220803-4-2.jpg 20220803-4-3.jpg

【トラブルの発生対象】

・対象OS:Windows 11
・対象プログラム:Epson Scan

* Epson Scan 2 は対象外です。


【対処方法】

Epson Scan というプログラムなので、ちょっと古めの複合機だったりすると思いますが、「インクジェット複合機(カラリオ/ビジネス) ドライバー/WindowsR 11 対応表」にもありますが、対象の機種向けには既に修正プログラムが提供されています。

20220803-4-1.jpg

こうした古いアプリなどの場合、Windows 11 などにインストールしても正常に利用できないことは多々あるかと思います。Windows 10 から Windows 11 にアップグレードしたら利用できなくなったといったケースも含め、古いデバイスをご利用の場合には必ずメーカーのWebサイトなどで、Windows 11 での対応状況を確認するようにしましょう。

ちなみに、Epsonのサイトには、


というように、Epson Scan 2 についても、トラブルが発生していることがアナウンスされています。


MS-IMEであれば問題ないとの事のようですが、ジャストシステムでも既に修正プログラムの提供はスタートしているようなので、上記サイトをご確認ください。
Epson にかぎったことではなく、Canon でも、Windows 11 の対応状況 は公開されていますので、プリンターに限らず従来からご利用の周辺機器をご利用の場合には必ずご確認いただき、最新のドライバをご利用いただくことをお勧めいたします。


<参照>




デル株式会社


Dynabook Direct Dynabook Direct

posted by クリック at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月31日

更新プログラムのインストール後、ATOKが要因で、EpsonScan2 が起動できない

一部の環境下で、Epsonのスキャニングプログラム "Epson Scan2" が動作しないという不具合が発生しているようです。ただし、"Epson Scan" という古いプログラムの方は影響ないようです。

20220331-6-1.jpg 20220331-6-2.jpg

Windows 10 KB5006670 の適用後と、Justsystem の Web サイトでは紹介されていますが、この更新プログラム自体は、2021年10月12日に配信されたプログラムで、提供自体はかなり前のものになります。

--対象プログラム:

EpsonScan2

--状況:

ATOK 2013 以降がインストールされている環境に、KB5006670 がインストールされると発生するもののようです

--回避策:

ATOK PassportATOK 2013〜ATOK 2017などご利用環境によっても異なるようですが、修正プログラムの適用が必要になるようです。なおATOKの修正プログラムは、「ATOKを利用している環境で、エプソン社製スキャナードライバー(Epson Scan2)が正常に使用できない」よりリンクをたどればダウンロードサイトにアクセスが可能です。


KB5006670 自体は配信当初、ネットワークプリンターからの印刷ができなくなるという不具合などもあり印刷関連ではいろいろあったようですが、どういった形で、ATOKとのからみで、"Epson Scan2" が起動できなくなるのかは詳細は不明です。Justsystem の Webサイトでは、現時点では調査中と報じています。

ただし修正プログラムはすでに配信されているので、仮に不具合が発生している方は修正プログラムの適用をお試しください。

なお ATOKなどがインストールされていないという場合には、「Epson Scan 2(スキャナードライバー)が使用できない場合の対処方法について教えてください<Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP>」といった基本的な対処法もご確認ください。


【2022/04/11更新】

Epson の Web サイトにも情報が Upされました。


Epson のサイトによると、Epson Scan2 の再インストールでも改善するケースもあるようです。


<参照>




安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン


FamilyDot(ファミリードット)
posted by クリック at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月07日

Canon TSシリーズのプリンターが Wi-Fi では正常に接続できているのに印刷ができない

以前に、Canon TS-8030 でプリンター側の Wi-Fi 設定はできているのに印刷ができない といった形でご紹介させていただきました Canon TS シリーズのプリンターでの印刷の件ですが、カスペルスキー以外でも同様の症状になることがコメントでお寄せいただいたので、試しに体験版をインストールして、その設定を確認してみました。

【症状】

Canon TSシリーズのプリンターで、Wi-Fi の設定は完了し、PC側のドライバのセットアップも正常に完了するのに、いざ印刷しようとするとオフラインになって印刷ができません。


【要因】

前回ご紹介したのは、カスペルスキーインターネットセキュリティの、"ウェブ保護" が要因でしたが、今回は、eset Internet Security というセキュリティソフトの、やはり "Webアクセス保護" が要因のようです。

20170704-1-1.jpg

【eset Internet Security の "Webアクセス保護" を設定する】


1) Eset Internet Security を起動、左ペインの "設定" をクリックし、右ペインに表示される、"インターネット保護" をクリックして設定画面に進みます

20170704-1-2.jpg

2) 続いて、"インターネット保護" 画面の、"Webアクセス保護" をクリックします

20170704-1-3.jpg

3) "URLアドレス管理" の、"アドレスリスト" にある "編集" をクリックします

20170704-1-4.jpg

4) "許可するアドレスのリスト" が選択されている状態で、画面左下にある "追加" をクリックします

20170704-1-5.jpg

5) "リストの編集" 画面が表示されたら、さらに、"アドレスリスト" の枠の左下にある "追加" をクリックします

20170704-1-6.jpg

6) "マスクの追加" の画面が表示されますので、"URLアドレスを指定するマスクを入力" の枠の中に、IPアドレスを入力し指定します。画像では、"192.168.1.*" となっていますが、ここのアドレスは、ご利用環境に合わせて入力してください。また、入力する場合には、"http://〜"を含めて、正確に "http://192.168.1.*" をきちんと入れた方がよろしいかと思います。

20170704-1-7.jpg

** 最後に、"*"(アスタリスク) を入れていますが、ワイルドカードで指定しています。通常プリンター側で Wi-Fi設定を行った場合、多くの場合IPアドレスが自動取得になるので、この設定をしています。

ただし、プリンター側の設定で、IPアドレスを固定で設定している場合には、具体的に、指定した、IPアドレスを入力してください。


7) OK をクリックすると、リストの編集画面に戻りますが、アドレスリストに追加した項目が反映されていれば、完了です。あとは、OK を押して開いていた画面を閉じます

20170704-1-8.jpg

体験版で確認してみたところ、現在提供されているものが、eset Internet Security Ver.10 になるようですが、古いバージョンをご利用の場合には若干画面が異なるようですので、以下のサイトをご参照ください。

特定のホームページを閲覧できない

今回は、eset Internet Security のケースでご紹介しましたが、もしかしたらまだ他のセキュリティソフトでも起こりうるものかもしれません。
そんな場合には、ファイアーウォールばかりではなく、こうした Webアクセスに対する保護機能などの設定も確認してみてください。


<参照>

Canon TS-8030 でプリンター側のWifi設定はできているのに印刷ができない
ESET ファミリー セキュリティ
ESET Smart Security から ESET Internet Security への移行について
ESET Smart Security/ウィキペディア
特定のホームページを閲覧できない

posted by クリック at 02:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月01日

ワイヤレスマウスやキーボードのバッテリの寿命

ノートPCはもとより、デスクトップPCでも最近では、ワイヤレスのマウスやキーボードなどをご利用の方も多いかと思います。

しかし、

突然文字が打てなくなった!

とか

マウスが動かない!

といった症状に対峙して、PCがフリーズしたんじゃないか?って、強制終了などされている方も多いことでしょうね。

よくよく落ち着いてみれば、マウスやキーボードの電池切れだったりするわけですが、実際に、ワイヤレスのマウスやキーボードのバッテリ寿命ってどんなものでしょうか?

いざ調べてみたら、意外とピンからキリまであるのにびっくりしました...


【無線には2種類ある】

マウスにしても、キーボードにしても、無線(ワイヤレス)のものには、2種類あります。

1) Bluetooth

ワイヤレス接続の一つの規格で、2.4Ghz帯の周波数を使用しています。電波強度によって、Class1-3までに分類されています。最近は、PCもBluetoothへの対応も進んでいることから、こちらのものが多いかもしれません。

2) 無線接続

27Mhz/2.4Ghz帯の電波を利用して、レシーバーと通信しています。27Mhzでは、1m周囲2.4Ghzでは、10m周囲と、利用できる範囲が異なります。27Mhzのものってほとんど見かけないので、最近は、2.4Ghzのものが中心かと思います。

Bluetoothと無線接続では同じように 2.4Ghz帯を利用していますが、使用するチャンネルなどその仕組みが少し異なります。


【無線マウスの仕組み】

無線接続の2.4Ghz帯のものの場合には多くの場合レシーバーを利用します。USBポートなどにレシーバーを接続して、レシーバーとマウスの通信をします。
これに対して、Bluetoothの場合には、パソコン自体がBluetoothに対応していればレシーバーは不要です。対応していない場合にはレシーバーを介して通信を行います。

ブルーLEDや、レーザー式光学式など様々な形式があります。


【電池の寿命】

前置きはこれまでにしておいて、さて、本題の電池寿命です。

一番最初に使用するワイヤレスマウスってもしかしたら、PCなどについてくるものかもしれませんね。

ということで、いくつかのメーカーのサポートサイトから、無線マウスについて拾ってみました。

1) 富士通 ワイヤレスキーボード / ワイヤレスマウスの電池の寿命を教えてください/富士通

販売時期によっても搭載されているものが異なるせいもあり若干異なりますが、マウスについては、3.5時間/日の使用で、ほぼ6ヵ月のようです。
使用していない時も、スイッチが入っていたままであったりするとこの時間もさらに短くなるものと思われます。

2) 東芝 ノートPCに付属のワイヤレスマウス(光学式)を使用するための準備<Windows 10>

東芝のものの一例では、6時間/日で、週5日の利用で、約10ヵ月とあります。当然スイッチを切り忘れていたりする場合には、電池寿命も短くなります。

3) NEC VALUESTAR/LaVieで付属のワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスを使用した場合の電池の寿命について


こちらも機種によってだいぶ違いはあるようです。2011年以降のPCでは、ノートPC LaVie向けでは、8時間/日で、約2.4ヵ月とあります。


4)ソニー

ソニー、4ボタン/1ポインタの無線マウス〜VAIO向けのBluetoothマウスも

ちょっと古い記事ではありますが、2−3か月とあります。



ということで、スイッチをまめに切ったとしても、せいぜい半年がいいところのようです。
当然ながらスイッチをまめに切らないと、もっと持たないということになります。

"半年" という期間が、短いと感じられるか、へぇ〜、そのぐらいは持つんだ??と思われるかは人それぞれ...でしょうか。でもあくまでもまめにスイッチをオフにしていればということですから、切り忘れていたりすると、仮に自動で切れるとしても、PCを使っていなくても、それまでの時間、オンになったままということなので、1−2か月でバッテリ切れ。。。ってこともありうるわけですね。ちょっと短い感じも否定できません。
マウスのユーティリティなどで、自動でオフになる時間が設定できたりするといいのかもしれませんが。


さてでは、マウスを販売しているメーカーではどうなのか?

1) エレコム Q.【ワイヤレスマウス】電池寿命の長い機種はどれですか/ELECOM

3.5年とかびっくりするほどのものもあれば、30日前後と、非常に短いものもあります。
購入の際には注意が必要ですね。


2) Buffalo マウス総合情報サイト/BUFFALO

エレコム同様に1年を超えるものもありますが、300日程度のものもあり、まちまちのようです。

3) ロジクール logicool

ロジクール、電池寿命最大3年を実現したマウスなど/ロジクールUnifyingに対応したマウス2機種を発表

製品ごとにしか出てないので、膨大な数の製品を斜め読みしてみると、比較的現行の製品は、2.4Ghz帯の無線接続でお手頃な製品でも1年と比較的長いものが多いようです。参考にさせてもらった古い記事ではありますが、3年というものもあります。

一方では、以下のように半年ぐらいのものもあるようです。

T620 マウスの電池寿命と交換:半年
M705 マウスの電池寿命と交換 :36ヵ月
ワイヤレスなのに電池交換の必要がほぼ無いマウス ロジクールM705t

logicool においては、この Unifying という規格を組み合わせることで電池寿命も飛躍的に伸びているものもあるようです。

週刊アスキーの、"マウスの電池寿命に関する謎" の特集にもありますが、PCがスリープになったからと言ってマウスが完全にオフになっているわけではないといった事情もあるんですね。

PCに最初からついていたワイヤレスマウスだと意外に電池がもたないという一方で、1000円ぐらいでも、サプライメーカーのものだったりしても、1年ももつものもある。

いづれのケースでも、基本的には使わないときにはまめにスイッチはオフにするように心がけるほうがいいようですね。ただし、それをストレスと感じるようであれば、あまりPCに付属していたものにこだわるより、サプライメーカーのものを利用したほうが電池の節約にはなりそうですね。

実際に手に取って触ってみて、手になじむ、さらには電池寿命も長い、ストレスにならないマウスを選択したいものです。



<参照>

Bluetoothとは?/無線化.com
Wi-Fi や Bluetooth を使用した通信を妨げる要因/Apple
今さら聞けない無線の話 第20回 Bluetoothのはなし(5)/日経テクノロジーonline
マウスの豆知識/SANWAサプライ
【第25回】マウスのセンサー、どれが良いの?/SANWAサプライ
Q.【ワイヤレスマウス】電池寿命の長い機種はどれですか/ELECOM
マウスの基礎知識/Buffalo
マウスの電池寿命に関する謎/週刊アスキー
ロジクール Unifyingレシーバー
[PR]Unifyingでワイヤレスマウスにまつわるストレスを解消する/lifehacker

Bluetooth/ウィキペディア
今さら聞けない無線通信規格



posted by クリック at 11:06| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月24日

Canon TS-8030 でプリンター側のWifi設定はできているのに印刷ができない

あまりこうした個別のプリンターなどの設定については取り上げることはないんですが、自分の備忘録として取り上げておくことにしました。

一例:
PIXUS TS8030概要

CanonのTSシリーズのWifi設定がうまくいかないケースがあります。何度か、TS-8030において確認していますが、Wifi設定は正常に完了するものの、"プリンターと通信できません" となって印刷が出来ない場合には、以下の点を確認してみてください。


【何が原因か?】

今回確認している例では、カスペルスキーのウィルス対策ソフトにおいて、接続できないことを確認できていますが、仮に他のセキュリティソフトであった場合には、この後ご紹介するような設定と似たような箇所がないか、各セキュリティソフトの設定を確認してみてください。


【カスペルスキーの設定】

ファイアーウォールと思われがちですが、ファイアーウォールではなく、"ウェブ保護" の機能によりブロックされているようです。
試しにこの機能をオフにすると利用できるようになるはずですので試してみてください。


【IP固定の設定をする】

本来であれば、DHCPサーバー経由で、プリンターにIPを割り振る設定だと、後々面倒なので、以下のオンラインマニュアルなどを参考に、プリンター側のIPアドレスを固定にしてしまいます。

LAN設定>無線LAN設定>共通設定>TCP/IP設定>IPv4の設定
と開いて、IPアドレス/サブネットマスク/デフォルトゲートウェイを設定します。

DHCPサーバーからの自動取得でもとりあえず印刷は出来るようになりますが、何らかの理由で、プリンターに割り振られているIPアドレスが変わってしまうと、また印刷が出来なくなってしまいますので、今回はIPアドレスの固定でご紹介しています。


【カスペルスキーの設定を確認する】

プロテクションの設定から、"ウェブ保護" をクリックして設定画面に入ります。
信頼済みに、プリンターに設定したIPアドレスを登録します。

1) カスペルスキーのトップ画面から、"設定"(歯車のアイコン) 画面に入って、プロテクション>ウェブ保護 とクリックして進みます

20161224-1.jpg

2) "ウェブ保護の設定" に入ったら、さらに、"詳細設定" をクリックし、"信頼するWebサイトの設定" をクリックします

20161224-2.jpg 20161224-3.jpg

3) "信頼するWebサイト" の登録画面が表示されたら、"追加" をクリックし、プリンターに設定したIPアドレスを入力し、"追加" をクリックします

20161224-4.jpg 20161224-5.jpg

4) 最後に、"信頼するWebサイト" にIPアドレスが登録されたのを確認したら、"信頼するWebサイト" の画面は、閉じるボタン(×)で閉じます

以上で設定は完了。再度プリンターのユーティリティなどを利用してテスト印刷などを試してみてください。


【2017/04/29 更新】

TS-6030 にて確認する機会がありましたので情報を追加させていただきます。

"信頼するWebサイト" に追加する際に、プリンター側のIPを自動取得のままで行った場合、当然ですが、ルーターなどの再起動のタイミングで、ルーターからプリンター側に割り振られるIPアドレスが変わってしまう可能性があります。なので、一つの方法として、固定IPによる方法をご説明しているわけですが、プリンター側の設定を変更しない、つまりIPアドレスは自動取得の状態のままで、カスペルスキー側の設定を変更する場合には、


<例>
http://192.168.1.*/

のように最後のところを、"*" (ワイルドカード)で指定していただく方法でも問題ないようです。

* なお、今回一例として取り上げました "192.168.1.〜" のところまでの部分は、ご利用環境に応じて設定してください。


<参照>
TS8000シリーズオンラインマニュアル

posted by クリック at 19:29| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月21日

キャノンやエプソンの一部のプリンターで使えるTIP

年賀状シーズン到来! まだまだ余裕はあるとは思いますが、ぼちぼち、時間を見つけては年賀状の作成、住所録の整理を始めていらっしゃる方も多いかと思います。

インクジェットプリンターが大活躍するシーズンです。

さて年賀状とはちょっと関係ないのですが、Canonのインクジェットプリンターの一部の機種限定のちょっと知っておくと便利なTIPをご紹介します。

インクジェットプリンターを久々に使用して、いざ印刷しようとすると... あれ? 黒い文字が全くでない〜 (>_<)

何てことが時々ありますよね。 

ヘッドのクリーニングなどをして、インクが出るようになればいいんですが、ヘッドが損傷してヘッドの交換が必要になるケースや、黒インクがクリーニングしても目詰まりが改善せず、印刷ができなくなってしまうケースなどいろいろなトラブルが発生するのが多いのも、おそらくこの時期です。

さてそんな場合、Canonの一部のプリンターであれば、黒インクが一つ使えなくても、何とかなることもあるという方法のご紹介です。


【インクには、顔料インクと染料インクがある】
インクジェットプリンターには、そのインクの種類に、顔料インクと染料インクがあります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

染料インク:
 光沢感のある写真印刷などに向いています。用紙にしみこみやすく、また中間色がきれいに出るといった特徴があります。

顔料インク:
 環境の変化に強く、色が変わりにくいという特徴があります。しみこみにくいという特徴もあり、にじみが少なく、くっきりとした仕上がりになります。

「染料インク」と「顔料インク」の違いを教えてください/Epson

Canonの一部のプリンターには、この染料インクと顔料インクの両方の黒インクを搭載しているものがあります。Epsonの場合には、残念ながらありません。


【CanonプリンターでのTIP】

Canonの一部のプリンターには、先に紹介した、染料インクと、顔料インクの2種類の黒インクを搭載しているモデルがあります。

この2種類の黒インクがどういった使い分けがされているか?というと、こうしたインクの特性を生かして、普通紙に黒い文字を印刷する時には、にじみが少なく環境の変化に強い顔料インクの黒が、そして普通紙以外の紙に黒い文字を印刷する時には、染料インクの黒が使用されます。

といことで、仮に普通紙で印刷する際、顔料インクのカートリッジが目詰まりしたり、ヘッドが破損して黒インクが出なくなった場合、実際の用紙は普通紙であっても、プリンターのプロパティを開いて、印刷する時の用紙の種類を "普通紙" 以外のものに指定してあげれば、とりあえずは染料インクの黒インクを利用して、黒い文字も印刷できる...

っていうわけですね。

あと何枚か印刷したい、黒インクが出ないけど、夜では修理にも行けないので何とか印刷したいという時には、覚えておくと便利な裏ワザですね...

ちなみに、Canonのプリンターで、顔料系インクを搭載しているものは以下のものです。もちろん顔料系インクだけしか搭載していない場合には利用できないTIPですので、あくまでも以下のサイトにあるプリンターのうち、"全色顔料系インク搭載機種" とあるものは、今回ご紹介したTIPの対象外です。

顔料系ブラックインクを採用しているインクジェットプリンター、インクジェット複合機


【では、Epsonのプリンターは?】

Epsonのプリンターでは、その型番によりどちらのインクが搭載されているかが分れているようです。なので、両方搭載しているものはないためCanonのようなTIPは使えません。

「染料インク」と「顔料インク」の違いを教えてください

染料インクを使用するプリンター

機種名の中に「EP」の文字が入る機種
機種名の中に「PM」の文字が入る機種(PM-4000PXを除く)
機種名が「E-」で始まる機種(E-100、E-200を除く)

顔料インクを使用するプリンター

機種名の中に「PX」の文字が入る機種
E-100、E-200

でもこれで終わってはつまらない。ということで、何か?面白い特徴がないかな?と思ってみていたら、Epsonの場合には、"黒だけでモード" 何ていう機能がありました。
対象のプリンターの場合には、カラーインクが限界値を下回ってしまって通常印刷できなくなってしまうような場合でも、"最長5日間はブラックインクだけを使用してモノクロ印刷できる機能" 何ていうのもあったりするんですね。

黒だけでモード(黒だけで印刷)に対応した製品について

Epsonプリンターのユーザーの方は、ご自分の機種が対象のものであれば、こちらも覚えておくと便利ですね。

今回取り上げた、CanonやEpsonに限らず、各メーカーのプリンターには、それぞれ特徴があったりしますので、この際一度ご使用のプリンターの特徴などをもう一度確認しておいてもいいかもしれませんね。


<参照>
顔料インクと染料インクの違い
posted by クリック at 13:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月31日

MP950をWindows8で使ってみる

パソコンを買い換えて、新しくWindows8になったという方...
新しいWindows8の使い心地はいかがでしょうか?

さてPCが新しくなっても、周辺機器まで新しくするとは限らないわけで、特に古いプリンターを新しいWindows8につないでみたら使えなかった?何て言うことは多々あると思います。

今回はこれからご紹介する操作を推奨するわけではなく、あくまでも一つのケースとして、メーカーが動作保証外と謳ってて、さらにWindows Updateでもドライバーが検出されないケースでも利用できる場合もあるという例としてご紹介させて頂きます。

<利用環境>
Windows8 64ビット版
プリンター:Canon MP950
−−−−ちなみにメーカーのサイトは以下の通りです
ドライバーダウンロードページ
インクジェット複合機【PIXUS MG、MP、MXシリーズ/MultiPASS】:PIXUS MP950:OSを選ぶ
Windows8の対応状況
Microsoft Windows 8対応状況(インクジェット複合機)

上記にもあるように、CanonのメーカーのHPによれば、ドライバーの提供は、Windows7まで。Windows8への対応状況としては、対象外で、今後の予定もないとあります。

OSに搭載されているドライバーを期待して、恐る恐るUSBケーブルで、PCと接続。案の定接続するものの正常なデバイスとしては認識されず。付属のメディアリーダーがリムーバブルドライブとして認識されるのみでした。

<Windows Updateにて検証>
続いて、Windows Updateで検証してみました。何も検出されず、ドライバーはインストールできませんでした。

<Windows7/64ビット版のドライバで検証>
意外とスムースにインストールが完了し、USBケーブルをつないでみたら...
何とまったく問題なく動作する... 
これは意外でしたが、インクの残量表示も正常に表示されるし、スキャンも可能。用紙サイズなども普通にはがきやL版などが表示されました。

ということで、メーカーのHPみて、対応していないからだめだ...と諦める前に、仮にそのプリンターのドライバが、Windows7位まで対応していれば、Windows8でも利用できるものもあることが判明...

ただしこれらの操作についてはリスクも伴います。

いつどんなタイミングで不具合が発生するか、当然メーカーも検証していないので、トラブルが起きたときには自身で対処する必要があります。場合によっては、リカバリをする必要が出てくるかもしれませんので、お試しになる場合には、そうしたリスクを承知の上で、お試しください。

今回あくまでも一つの検証事例としてご紹介させて頂きました。

こうした操作を推奨するものではありませんので、リスクを回避したいのであれば、この際、新しいプリンターをお求め頂くことをおすすめいたします...

*****************************************************

さて、今年の更新もこれで終了。
現在気になっているWindows8のアカウントの件など、まだまだ検証しきれていないことが山積。
随時じゃんじゃん取り上げていきたいと思います。

また来年もよろしくお願いいたします。  m(_ _)m
posted by クリック at 10:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月17日

自動両面印刷ユニットを取り付けるようにとのエラーメッセージが表示され印刷ができない

このシーズン、確定申告をインターネットでやっていらっしゃる方も多いかと思います。

e-Taxなど電子申告をされる方の場合は今回のトラブルはあまり関係ないかもしれませんが、申告用紙を印刷して郵送などで提出される方の場合、ご使用のプリンターによっては、"自動両面ユニットを取り付けてください" といったようなエラーメッセージがプリンターの液晶画面にでて印刷が一向に進まないという経験をされることがあるかもしれません。

Web画面に必要データを入力して、完成。さて印刷といったところで、このエラー... がっくりしちゃいますね。

確定申告のページから出力されるデータは、PDFファイル形式のものなので、これを印刷する際には通常、Adobe Readerの画面が表示されて印刷されるはずです。
ご使用のプリンターによっては、オプションとはいえ両面印刷の機能があったりすると、そうしたユニットを取り付けるようにといったメッセージがでてくることがあります。
両面印刷に対応したプリンタの場合、画面にあるように両面印刷のチェックボックスがONになっているためのようです。
AdobeReaderXの印刷画面
確定申告の用紙の場合両面印刷ではいけないのでいずれにしてもチェックをはずして印刷する必要があります。またそれ以外のものの場合でも、両面で印刷する必要がないあるいは、r表面印刷ユニットなど別売りのオプションなどをご利用でない場合にはチェックをはずしてあげないと印刷ができませんので、注意が必要です。

*これ以外のケースはあると思いますが、その場合にはそれぞれの画面で似たような設定を確認する必要があります。

最近は、家庭向けのプリンタでも両面印刷の機能をオプションユニットをつけると利用できるものもあったりするので、普段あまり家庭向けでは縁のないエラーで印刷がうまくいかないことがでたりするんですね...

この時期の確定申告ページにまつわるトラブルでは、以下のような事例もあるので、Windows7/Internet Explorer9 ご利用の方は、一度ご参照いただくとよろしいかもしれません。

Web上で作成したデータがIEで正常に保存できない/世の中は不思議なことだらけ

<参照>
Adobe Reader XでPDFファイルを印刷すると「自動両面ユニットが取り外されました」や「自動両面ユニットを取り付けてください」などのメッセージが表示されて印刷できません
posted by クリック at 18:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

Canon IP3100のプリンター設定【Win7】

ちょっと意外だったので、備忘録として取り上げておくことにしました。
Canonの ip3100 というプリンターを今回新しく購入したWindows7(64ビット)に接続したものの印刷ができないというご相談がありました。

PIXUS iP3100機種仕様

上記のようなプリンタ。確かに古いプリンターでもありましたから、USBケーブルで接続して、Windows標準ドライバがあたって、それが要因かと思い、まずはドライバをインストールしなおそうと試みました。

コントロールパネルから"デバイスとプリンター"を開いてみると、ip3100という項目はあるものの、"デバイス"でもなく、"プリンターとFAX"でもなく、"その他" という区分に入っている状況。一応、"ip3100" と名前は出ているものの、プリンターとしては機能しておりませんでした。

でさっそくCanonのHPで確認したら、ドライバーがない。ドライバーが用意されているのは、WindowsXPまで。WindowsVista以降は、"CanonIJプリンタドライバー拡張モジュール Ver.1.10"のみ。

でよくこの説明を見ると、"インターネットに接続し、Windows Updateにてインストールしたプリンタードライバー用の機能拡張モジュールです" とある。??いまひとつピンとこない。
この拡張モジュールをインストールしてみてもドライバが設定されるものでもありませんでした。でよくよく確認すると、"Windows Updateにて" とあるではありませんか。

さっそくWindowsUpdateを開いて更新プログラムを確認すると、そこにちゃんと、"canon ip3100" という項目がでている。
つまりこの拡張モジュールをインストールしたら、Windows Updateでドライバー相当の機能を追加しろってことだったんですね...

WindowsUpdateの後正常に利用可能になりましたが、普通にドライバーをあてるばかりじゃなくって、こんなケースもあったんですね...

posted by クリック at 23:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

Administrator has prohibited access to CD/DVD Rom drives というエラーが表示される

"Administrator has prohibited access to CD/DVD Rom drives" といったエラーメッセージが表示されて、メディアがまったく認識されない...

AcerのPCでそうした症状の出るものがあるようです。但しちょっと古めで、OSとしては、WindowsXP搭載のPCのようです。

たまたま遭遇したAcerのPCで同症状を確認したので、備忘録としてUPいたしました。

AcerのPCの場合、サポートページによれば、同PCに同梱されている "AcerLanscopeAgent " というソフトが要因のようです。この機能自体は直接こうしたドライブとは関係ないものの、何かしらソフトとの組み合わせにより、外部メディアが認識されなくなるようです。Acerのサポートでも、このプログラムを削除するようにでてました。

Acer以外のPCでも似たような症例があるようですが、その場合には、"Intel Desktop Utilities" を削除すれば回復するという例もあるようです。

<参照>
Acer Power 1000 でDVDドライブやUSB機器がアクセス拒否になってしまう
CD-ROMが読めなくなった(WindowsXP)
トラブル:CD/DVD/USBが使えない
Administrator has prohibited access to CD/DVD ROM drives.
posted by クリック at 15:17| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月02日

USBメモリの過信は禁物

USBメモリの値段もひところに比べるとものすごく安くなって、DVDやCDなどとことなり、比較的従来のFDのような操作勝手で利用・持ち運びもできることから、ご利用の方も多いはず。

でも、このUSBメモリ。データの保存用としてご利用になる場合、ちょっと注意したほうがいいみたいです。日経BPのビジネスポータルサイト、BPnetのPC Onlineで、"メディア別の仕組みと対応策 データ消失の謎" という特集が組まれてました。USBメモリだけではなく、HDDや、光ディスクなどメディアごとに、そのデータ消失トラブルの対策について取り上げられてました。

普段何気なく利用しているUSBメモリにおいても、そのデータ消失の危険性が報じられており、状況にもよりますがこれによると5年というのがひとつの目安として取り上げられております。
気になる方は、詳細は参照のところで紹介させていただいている以下のサイトから直接同サイトに移動してご確認いただくといいかもしれませんね。

当然ながら重要なデータであればあるほど、やはり的確なメディアを利用して、二重、三重のバックアップが必要ってことですね。

<参照>
メディア別の仕組みと対応策 データ消失の謎

(3)【フラッシュメモリー編】 長期間放置するとセル内の情報が消える/PC Online
posted by クリック at 19:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月21日

iPadでHotmailにアクセスするとフリーズする

そんな問題が発生している模様です。現在マイクロソフトとアップルが一緒になって原因究明に当たっている模様です。

iPad端末にプリインストールされているSafariで、PC版のHotmailにアクセスしてメール作成画面中のフォームを選択すると端末本体がフリーズしてしまうようです。

新しいものにはつきものとはいえ、早急に改善されることを祈ります。

<参照>
iPad で Hotmail にアクセスするとフリーズする問題が判明
iPadでのHotmail利用に問題、Microsoftが対処を表明
posted by クリック at 17:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

マウスをクリックしただけなのに、ダブルクリックしたときのようになってしまう

普通正常に動作していれば、クリックで選択、ダブルクリックで開くといったマウスの動作になるはずが、クリックしただけで、ダブルクリックしたような形になってしまうケースがあるようです。
設定によるものもあるのでしょうけど、そうでない場合、マウスの老朽化などが原因でおきる、"チャタリング"現象というみたいです。

チャタリング/ウィキペディアより1

さてこうした現象改善するにはどうしたらいいか? ということで、設定も含めて確認する場合には以下のような感じになるかと思います。

1) クリック方法の設定の確認
ドキュメントフォルダなどをひらいて、
ツール>フォルダオプション>全般タブ と開くと、"クリック方法" の設定がありますので、ここの部分が、"シングルクリックで選択肢、ダブルクリックで開く" になっているか?

2) コントロールパネルの設定の確認
(WindowsXPの場合)
スタート>コントロールパネル>プリンタとその他のハードウェア>マウス
(WindowsVista/Windows7の場合)
スタート>コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>マウス> "ダブルクリックの速度"
と開いて、ちょっと早めに設定しなおしてみる

3) チャタリングによる場合
この場合にはマウスの老朽化が原因だったりするケースもあるのでマウスを交換してみるとか、以下のようなソフトを試してみるのも一案かもしれません。

マウスチャタリングキャンセラ

3) のチャタリングによるものか?どうかは、違うマウスをお持ちであれば、他のマウスで試すことで確認もできるかと思います。

posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

フチなし印刷の設定

年賀状シーズン到来ということで、プリンターメーカー、さらにはプリンタドライバによって若干手順が異なるフチなし設定について確認してみました。

エプソンプリンターの例
MACの場合
インクジェット写真用はがきを印刷する際のドライバー設定方法を教えてください
WINDOWSの場合
インクジェット写真用はがきのドライバー設定方法を教えてください
*機種によりドライバが異なるため、該当機種を探して確認してみてください。

CANONプリンターの例(Canonさんは、ハガキソフトごとに紹介しているんですね...)
MACの場合
MacOS X でフチなし全面印刷を行う方法

フチなし印刷の設定方法(MacOS 9.x/8.x)
WINDOWSの場合
筆ぐるめVer.13からはがき(年賀状)に印刷する方法
筆まめVer.19ではがき(年賀状)に印刷する方法
.筆王 ZERO(2008年リリース版)ではがき(年賀状)に印刷する方法
楽々はがき2009ではがき(年賀状)に印刷する方法

HP(ヒューレットパッカード)の例
HP ImageZoneからL判フチなし印刷する方法
*HPのプリンターによってはプリンターの仕様により"3辺フチなし"しか選択できないものもあります。ここ数年販売されているものについては、おそらく問題ないと思いますが古い場合にはご注意ください。(例、HP PSC 1350の製品仕様

当然ですがアプリケーションソフトの方でフチなしの設定をしても、肝心の印刷するプリンター側でフチなし印刷をサポートしていなければ、フチは消せません。

フチなし印刷に対応しているか否か?については、ソフト側でも確認できる例があるようです。
フチなし印刷ができるかを確認する方法/筆ぐるめ

HPについては以下のようなサイトがありました。
HP インクジェットプリンタ フチなし(3辺・4辺フチなし)印刷対応プリンタ(一覧表)

posted by クリック at 13:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

AtermのVoIPモデムで不具合

今回はFAQというより、情報として。

新聞などでも取り上げられていましたが、NECアクセステクニカが製造しているのVoIPモデム Atermのファームウェアに不具合があって、2009年11月以降 2485日(6年9ヶ月)連続稼働をすると、発着信ができなくなる不具合があるとのことです。
影響を受けるのはIP電話の発着信のみのようで、インターネット自体の利用には影響はないようです。

ただし、一度でも電源の抜き差しにより再起動していれば、日数はリセットされるようなので、とりあえず回避はできるようです。

IP電話対応機器の不具合について
IP電話対応機器の不具合についてお詫びとお願い

すでに新しいファームウェアの提供も始まっているようなので、該当の方はファームウェアのUpdateをした方が間違えないですね。

<関連ニュース>
NECアクセステクニカ製IP電話対応モデム184万台に不具合/ITpro

posted by クリック at 11:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

印字がずれる/Epsonプリンターのケース

Epsonのプリンタをご利用の場合で、WordやExcelのデータを印字してみたら微妙にずれていたりするケースがあります。もちろんEpson以外にもあるかもしれませんが、とりあえず今回はEpsonのプリンタの例。

プリンタドライバのユーティリティ機能を利用して印字ギャップを調整してみたり、ヘッドのクリーニングをしても状況が変わらないようなケース。以下のような所の調整でも改善することがあるようです。今回たまたま直面したWordのデータでの印字のずれは、解消されました。もちろんずれることがなければ特別調整は必要はないと思います。

Microsoft Excel で図形や画像を含む文書を印刷する際、用紙や印刷設定によって印刷結果にずれが生じたり、サイズが変わってしまう場合の対処方法<Windows>
Epsonプリンタの設定1
上記ではExcelでの説明になっていますが、Wordなどで大きな図形を普通紙などに印字した際にずれが発生したケースでも有効な手段でした。
対処法としては、「プリンタドライバの[詳細設定]で「スムージング(文字/Epsonプリンタの設定2輪郭)」のチェックを外して、印刷を行うと、プリンタの解像度は固定され、用紙種類による印刷結果のずれや、サイズが変化することなく一定の大きさで出力することができます」(Epsonの上記サポート情報より)とのことです。
Epsonプリンタの設定3
プリンタドライバのバージョンや機種によって多少この設定に行き着くまでの課程も異なるようですが、PM-870D(ドライバVer6.01)のケースでは以下の通りでした。また同様にPX-V780(ドライバVer6.5)のケースでも同様に改善されることを確認いたしました。

<参考>
エプソンサポート情報


posted by クリック at 12:13| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 周辺機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする