特に今まで意識したことがなかったのですが、ちょっと検証したい事情があって、現在Service Pack2 までUpdateしているOffice2007をSP2がインストールされる前の状態に戻そうとしたところ、プログラムのアンインストールや更新プログラムのアンインストールでは、一度インストールされたService Pack2が削除できなかったことが判明。
でもちゃんと削除ツールが提供されていたので、その使い方を含めて備忘録としてUpすることにしました。
WindowsXPの場合には、プログラムのアンインストールの中に、そしてWindowsVistaの場合には更新プログラムの中に、"Microsoft Office2007 Service Pack2(SP2)" がありますが、このプログラム、そう簡単に削除できません。
まずは以下のサイトから削除ツールをダウンロードします。
<削除ツール>
2007 Microsoft Office スイート用 Microsoft Service Pack Uninstall Toolさてこのツールですが、ダウンロードしてもダブルクリックで実行できるようなものではありません。また英語版のみ提供されているだけで、日本語表示にもなりません。
でどのように利用するか?というと。
1) まず
2007 Microsoft Office スイート Microsoft Service Pack Uninstall Tool のサイトより、削除ツールをダウンロードします。ダウンロードボタンをクリックすると "実行" か "保存" かを聞いてきますが、これはそのまま実行します
2) OSにもよりますが、もう一度 "実行する" か "実行しない" かを聞いてきますが、そのまま "実行する" にて進みます
3) WindowsVistaなどで、ユーザーアカウント制御の画面がでるようなら許可して続行をします
(WindowsXPではこうした画面は表示されません)
4) 次に同意するかどうか聞いてきた後、保存先(展開先)として "フォルダ参照" の画面が出ますので、Cドライブの直下に、"of2007uninst" などのような新しいフォルダを作成し、作成したフォルダを指定してOKをクリック
5) 完了したらOKをクリックして閉じます
さてここでちょっと取り込んだ内容を確認。今回Cドライブ直下に、"of2007uninst"というフォルダを作成して取り込みましたが、どんな内容のものが取り込まれたのか?
内容としては、"eula.txt" "oarpman.exe" "readme.txt" の3つのファイル。
さて肝心のプログラムですが、"oarpman.exe" が削除ツールになるわけですが、かといってこれをダブルクリックすれば削除ができるわけではありません。
コマンドベースになるので、管理者権限のあるユーザーでログインして、コマンドプロンプトを立ち上げて、このプログラムを実行していきます。
早速ディレクトリを移動して、どんなコマンドを利用するのかを確認。
c:¥of2007uninst>oarpman /? と入力して、エンター
するとパラメーターリストが表示されました。まずは実際にどんな関連プログラムがいくつぐらいインストールされているか確認。
c:¥of2007uninst>oarpman /report と入力して、エンター
すると、"Release" としては、 "o12sp2" 関連パッチとしては、全部で"14" と表示されているのがわかります。
で肝心の、削除ですが、
c:¥of2007uninst>oarpman /remove o12sp2 と入力して、エンターをすると削除が始まります。
"Uninstall successful. Please reboot." と表示されれば完了です。
後は、指示通りPCを再起動します。
posted by クリック at 12:18| 東京 ☁|
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