2019年02月09日

ストアアプリ版の Office の更新にまつわるトラブルシューティング

こちらのブログでも何度か取り上げていますが、ストアアプリ版のOffice製品についてのトラブルシューティングに関する情報が、サポートのページにも出てくるようになりました。

現在、"最近の Office のインストールとライセンス認証に関する問題の修正プログラムと解決策" をのぞくと、更新がかかる度に相変わらず発生している、更新がうまくいかずに一部のアプリのメニュー表示が英語になってしまう例などの対処法が追加されておりました。

こちらのサイトによれば、この問題は、相変わらず "調査中" のようですが、日本だけではなく、中国でも発生しているトラブルみたいですね。

20190209-1.jpg

またここからリンクが張られている "Microsoft Store でアプリやゲームの更新プログラムをチェックする" のところでは、ストアプリの更新方法について紹介されています。

なんと、"更新プログラムをチェックする" をクリックすると、自動的に、Windows 10 のストアアプリが開いて更新プログラムがチェックできるようになっています。Microsoft Storeってどれ?どこから起動したらいいのかわからない... といった場合にはここをクリックしてみてください。


この他にも、このトップページになる "既知の問題の解決策" のところでは、Windows向け、Mac向けのWord や Excelなどの各アプリごとにトラブルの事例やその対応策が紹介されていたりします。

さらに、Outlook.com、OneDrive についても... こうした情報、上手に活用したいですね。


<参照>



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2019年02月03日

Office 365 Solo と Windows 8.1

Office 365 Solo などのサブスクリプションは、すでに、Office 2019 相当のバージョンになってきています。

"Office のシステム要件" によれば、Office 365 のサブスクリプションの動作仕様では、対応OSは、"Windows: Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 Service Pack 1、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、または Windows Server 2008 R2" となっています。

20190203-0-1.jpg 20190203-0-2.jpg 20190203-0-3.jpg 

これに対して、Office 2019 の動作仕様では、対応OSは、"Windows: Windows 10、Windows Server 2019" となっています。

でも、あれ?おかしいんじゃない?と不思議に感じたのは私だけではないと思います。

Windows 7 や Windows 8.1 だと、Office 2019 はサポート範囲外。おそらく、インストールしようとしても、インストールの段階でOSのチェックなどではじかれてしまうのではないかと思います。でも、Office 365 Solo であればインストールができる.... となると、Windows 7 や Windows 8.1 に Office 365 Solo をインストールしたらどんなバージョンになるのか? Office 2016 相当のものがインストールされるのか?

Mac版の場合には最新のものから数えて3つまでがサポートされるとありますので、OS10.12 (Sierra)以降になります。そしてバージョンは、Office 2019 相当のものになっています。なので、OS10.11 までの人が Office 365 をインストールしようとしてもOSのバージョンではじかれてインストールできません。

しかし、一応以前にもブログで取り上げましたが、現在のところ、OS10.10/10.11 ユーザー向けには Office 2016 もダウンロードが可能になっています。

さてでは、Windows 8.1などで Office 365 Solo をインストールしたらどうなるのか? 
さっそく試してみました。


【Office 365 Solo をインストールする】

Microsoft アカウントの、サービストサブスクリプションのページにアクセスしてインストールを実行します。

20190203-1-1.jpg 20190203-1-2.jpg

インストールの画面は、Windows 10 等と一緒で、特別 OS によってダウンロードされるものが異なるといったような感じでもありませんでした。

そして、インストールが完了し、Word を起動してみました。

20190203-1-3.jpg

ご覧いただくとお分かりいただけるように、Windows 8.1 にインストールされた、Office 365 のバージョンは、

Ver.1901(ビルド11231.20130)と、先日Update された最新バージョンになっていました。

Office 2019 、Office 365 の更新履歴を確認すると、

Office 2019: 1月8日配信 Ver.1808 (ビルド10340.20017)
Office 365: 1月31日配信 Ver.1901(ビルド11231.20130)/月次チャンネル

となっています。

製品が異なるので、バージョン情報を直接比較したところで参考になるものではありませんが、Windows 10 で使用する、Office 365 Solo も、Windows 8.1 で使用する Office 365 Solo もバージョンとしては一緒のようでした。

先日ついに一般向けに販売がスタートした Office 2019 の統合パッケージ版 や Word 2019、Excel 2019、PowerPoint 2019 などだと、OSのチェックの時点ではじかれてしまうのかもしれませんので、あくまでも Office 2019 は、Windows 8.1 では、ご利用いただけないんでしょうね...


【2019/2/05 更新情報】

昨年やはりブログの中で、Office と Window 製品の サービスとサポート について、ブログの中でも触れられておりました。

その中で、Office 365 ProPlus については、Windows 8.1 のサポート終了日でもある 2023年1月までサポートされるとあります。



<参照>


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2019年01月25日

"KB4461614" の修正プログラム "KB4462157" を1/18より配信開始

以前、こちらのブログで、更新プログラム(KB4461614)のインストールにより、Access 2010 が動作を停止してしまうというトラブルについてご紹介しました。


このトラブルが発生して間もなく、同更新プログラムは、以下の画像にあるように、重要な更新プログラムとして検出されては来ても、チェックボックスが外れていて、あえてオンにしない限り自動ではインストールされない状況でした。

20190111-2.png

その記事の中でもご紹介しましたが、KB4461614 は、新元号に対応する問題も含まれてはおりましたが、本来はセキュリティの更新プログラムで、CVE-2019-0560 への対策ということもあって、一概に削除していいというものではありませんでした。

そして、1月18日付で配信されたのが、KB4462157 です。

20190125-1.jpg

この更新プログラムには、KB4461614 の修正が含まれております。

以前ご紹介したように、これにより、Access 2010 でトラブルが発生していたことは、確認していましたが、同サイトによれば、Excel 2010 が動作を停止してしまうというトラブルも修正されるようです。

やはり、1月の初めに出た KB4461627 により、Excel 2010 が動作を停止してしまうトラブルが発生してましたが、それについては、同更新プログラムの削除で一段落してました。KB4461627 もその後は配信停止になっていましたので、うちのPCには入っておりません。

ただしその後も、同更新プログラムがないにもかかわらず、Excel 2010 が動作を停止するというトラブルもあったようでしたが、今回の、KB4462157 において、改善されたようです。

また、KB4462157 の適用においては、KB 4461579 の適用も必要なようです。

20190125-2.jpg 20190125-3.jpg

ただし、今回数日ぶりにUpdateをかけたところ、大量に更新がかかり、この両方のプログラムも自動的にインストールされておりました。

他にも更新プログラムが結構あるようなので、今回のトラブルに限ったことではありませんが、まずは一度、Windows Update をかけて最新の状態にしてみることをお勧めいたします。

後は... また新たなトラブルが発生しないことを祈るばかりですが...



<参照>






Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)
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2019年01月23日

Office 2019 の販売がスタート!

先週にもご案内しましたが、昨日、1月22日(火)より、Office 2019 の一般(家庭)向け販売がスタートいたしました。

20190123-6.png

Office 365 のようなサブスクリプション版と異なり、買い切り版となる統合パッケージ版や単体製品になるので、Office 365 のように新しい機能が追加されることはありませんが、Office 2016 が販売されてから、Office 365 ユーザーに追加されていた、機能がプラスされた形で、Office 2019 となって登場しているので、Office 2016 よりは当然機能も追加されています。

ちなみに、Office 365 などのサブスクリプション版で提供されているものは、すでにその後さまざまな機能が追加されており、Office 2019 相当以上の製品になっています。


以前取り上げた際にも書きましたが、Office 2019 のサポート期限は、これまでの Office 製品とは異なり短めになっています。
Office 2016 と一緒の 延長サポート終了:2025/10/14 となっています。

このあたりは、くれぐれもご注意ください。



<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)
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2019年01月18日

Windows 版 Office Insider Fast 更新情報

Mac 版はちょくちょく取り上げてますが、今年はときどき Windows 版についても、更新情報をお届けしようかと思います。

本日、1月18日(US時間 1月17日)付にて、Windows 版の、Office Insider Fast Ring 向け更新プログラムの提供が開始されています。

今回配信されているのは、

Ver.1901(build11231.20080)

となります。

更新情報やリリースノート上では、情報はまだ公開されておりません。

現在のところ一応前回、1/11に配信されている Ver.1901(build11231.20066) について、日本語版、US版ともに紹介されております。

こちらでは PowerPoint において、音声の文字越しをリアルタイムで画面に表示するライブキャプション機能について紹介されています。
それ以外には、各アプリの既知の問題の修正が入っております。

ライブキャプションの機能は、昨年暮れに発表されたもので、Skype と PowerPoint で導入されると各種メディアでも取り上げられておりましたが、Insider Fast Ring 版にとうとう登場となりました。


ライブキャプション機能については、別の機会にまたご紹介させていただこうと思います。





デル株式会社

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2019年01月15日

Office 2019 の一般販売がスタート!

昨年の9月。Office 2019 が、法人ユーザー向けに提供がスタート。その後、Office 365 サブスクリプションユーザーに向けては、一般向けにも Office 2019 相当のバージョンに Update して提供されていましたが、いわゆる買い切り版(永続版)の統合パッケージ、あるいは単体製品としての Office 2019 の一般(家庭)向けの製品は登場しておりませんでした。


お待たせしました。本日、Windowsブログの中で、この Office 2019 の正式発売日が発表されました!

20190115-10-1.jpg


上記にもありますが、その気になる発売日は、1月22日(火)となりました。

Office 2019 は、Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Access、Publisher、Project、Visio といった製品で構成され、例えば、"Office Home & Businesss 2019" といった統合パッケージの場合、Word、Excel、Outlook、PowerPoint で構成され、同一ユーザーが使用する2台のPC(Windows/Mac)までインストールが可能になっています。つまり、Windows1台、Mac1台 という組み合わせもOKになったようです。


【製品ラインアップ】

・Office Home & Business 2019(Windows/Mac):プレインストール版は、Windowsのみ
・Office Personal 2019/ Office Professional 2019/Office Professional Academic 2019:Windows
・Office Home & Student 2019 for mac/Office Academic 2019 for Mac
・単体製品(Word2019/Excel2019/Outlook2019/PowerPoint2019):Windows/Mac
・単体製品(Access 2019/Publisher 2019/Project Standard  2019/Project Professiona 2019/Visio Standard 2019/Visio Professional 2019):Windows

があります。OneNoteは製品構成には含まれません。Windows 10 の場合には、Windows 10 自体に、OneNoteが含まれており、さらに、Mac 向けには、Apple の App Store より無料版をダウンロードして利用することになります。


【動作OS

-- Windows:Windows 10 のみ
-- Mac:最新の3つのバージョン(Sierra 10.12 , High Sierra 10.13 , Mojave 10.14)


【サポート期限】

発売されるというのにいきなりサポート期限についても触れておきます。というのは、Office 2019 がリリースされた際にも触れていますが、Office 2019 のサポート期限は、従来の製品と異なります。

・ライフサイクル開始日:2018/9/24
・メインストリーム終了:2023/10/10
・延長サポート終了:2025/10/14

となっています。

Office 2016 のライフサイクルが、

・ライフサイクル開始日:2015/9/22
・メインストリーム終了:2020/10/13
・延長サポート終了:2025/10/14

となっていますので、Office 2016 も、Office 2019 もサポートが終了するのは一緒です。

** ちなみに、Mac版の場合には、延長サポートがないため、

Office 2016:2020/10/13
Office 2019:2023/10/10
と Windows版 よりも一足先にサポートが終了しますのでご注意ください。

Office 365 Solo や、Office 365 ProPlus などのサブスクリプション版をご利用であれば、こうしたサポート期限は気にすることはありませんが、買い切り版の場合には注意が必要です。

Windows 向け PC であったりすると、この春以降に販売されるPCのほとんどは、Office Home & Business 2019 (ストアアプリ版?)が搭載されて販売されるんでしょうね...


<参照>



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2019年01月07日

Office 2010 の新元号対応問題

昨年の11月の Access 2010 に始まって、新年早々に配信された KB4461627 による Excel 2010 のトラブルと、トラブル続きの Office 2010 の新元号対応更新プログラム。


こんな形でご紹介して今回のトラブルについてご紹介しましたが、1月には、KB4461627 以外にも、Office 2010 向けに複数のプログラムが提供されていましたが、Excel 2010 のトラブルを受け、他のプログラムの影響はなんとも言えませんが、すべて一旦取り下げられて、現在は配信停止になっているようです。

-- 1月2日付で配信された更新プログラム:


今後ご利用いただく上で何か?不具合が発生した場合には、今回 Excel のトラブル対応で削除された、KB4461627 以外のプログラムが入っているようであれば、こちらも一度削除してみてどうなるか?確認する必要が出てくるのかもしれませんね。KB4461627の削除だけではうまくいかないれいもあるようです。

Office 2010 の新元号対策ですが、Office 2013以降の製品については対応済みですがなかなか進めない状況のようなのですが、とりあえず今後の修正プログラムが配信されることをお待ちいただくことになります。



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2019年01月05日

アプリ起動時の画面に検索機能がついた!

時々取り上げている Windows 版 Office Insider(Fast Ring) の更新情報になりますが、昨年の12月初めに、US版の MS Community で以下のような更新情報が取り上げられておりました。

あまり紹介させていただく機会がなかったので今になってしまいましたが、意外とあると便利だな?ということで、ご紹介させていただきます。

比較するために一例ですが、月次チャンネルで更新されている Word Ver.1811(11029.20108) の起動時の画面および起動後の画面は以下のような感じです。(左から、バージョン情報、起動時の画面、起動後のホームメニューを開いたときの画面 となっています)

20190103-2-3.jpg 20190103-2-1.jpg 20190103-2-2-1.jpg

これが、Office Insider Fast 版では、検索の機能がついて、以下のようになっています。

20190103-3-3.jpg 20190103-3-1.jpg 20190103-3-2.jpg

この機能、現在はまだ Office Insider 向けに提供されているにすぎませんが、いずれは、月次チャンネルにも反映されるんでしょうね。

検索対象などまだ詳細はわかりませんが、実際に使ってみたところでは、最近使用したファイルが対象にはなるようです。

この辺りも今後、機能がだんだん拡張されていくんでしょうね。


<参照>




デル株式会社





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2019年01月04日

タブレット・スマホ向けOfficeの更新状況

昨年の最後に、Windows および Mac 向け Office 製品の更新状況について取り上げましたが、タブレットやスマホなどその他のデバイスに向に提供されている Office 製品や、Office Online の更新状況については、取り上げきれませんでしたので、今回ご紹介させていただくこととさせていただきました。


年が明けて新年になって、早々から更新プログラムが提供されているので、一部のデバイス向けのバージョンは、すでに1月になってさらに上がっているものもあります。


【スマートフォン・タブレット向け】

1) iOS: 
2019/1/3 配信 Ver.2.21 (190101)

2) Android:
2019/1/2 配信 Ver. 16.0.11231.20010

3) Windows 10 Mobile:
2018/11/30 配信  Ver.16001.11126.20008


【Windows 10向け】

・Office Mobile for Windows10 
2018/12/12 配信 Ver. 17.0 (11126.20074)


【Online版】

・Office Online

1) Word Online ビルド 16.0.11214.33701
2) Excel Online ビルド 16.0.11227.37954
3) PowerPoint Online ビルド 16.0.11227.35426

ところで、今回、Office Online について、いろいろ確認しているときにちょっと面白いものを見つけました。

自分のWebサーバーなどで公開している Word や Excel などの Office 製品で作成されたデータを、Office を持っていない人に見てもらうためのものですが、当然、Office Online で開くとしても、Microsoft アカウントがないと Office Online でも利用できないわけですが、以下のサイトに接続して、アドレスを入れてあげると、Office 製品の入っていないものでも、また Microsoft アカウント を持っていない人であっても開けるようになるようです。

20190104-1.jpg

"Office ドキュメントをオンラインで表示" にアクセスして頂き、"オンライン ドキュメントの URL を入力" のところに、データに接続するためのURLを入力。そして、"URL作成" をクリックします。URLが作成されたら、そのURLを教えてあげれば、Office Online で閲覧ができるようになるようです。

こんなものもあったんですね....


【更新】

確認したところ、Web上には情報はありませんでしたが、Office Mobile の Update も、行われていたようで、以下のようなバージョンになっています。

20190104-1-2.jpg

2019年1月1日更新 Ver.16001.11227.20000



<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)

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2018年12月31日

Office 製品の更新状況

2018年最後に、確認のため取り上げてみました。

今年も、Office 2019 のリリースや、プレインストール版では、ストアアプリ版の Office の提供が定着するなどいろいろありました。

そんな Office 2013/2016/365 各製品の更新状況について整理してみました。
ちなみに、Office Premiumシリーズは、Office 365を、ストアアプリ版のOfficeは、C2R向けOffice 2016 のところをご参照ください。


【Windows向け製品】

-- Office 365 ProPlus(法人向け製品):
・月次 2018/12/11 Ver.1811(11029.20108)
・半期(対象指定)2018/12/11 Ver.1808(10730.20262)
・半期1 2018/12/11 Ver.1803(9126.2336)
・半期2 2018/12/11 Ver.1708(8431.2351)

-- Office 365 Solo/Office Premium(コンシューマー向け製品):
・2018/12/11 Ver.1811(11029.20108)

-- MSI 向
・Office 2019: 2018/12/11 Ver.1808(10339.20026)
・Office 2016: 2018/12/11 KB4477615
・Office 2013: 2018/12/11 KB4477615
・Office 2010: 2018/12/11 KB4477615
・Outlook 2016:2018/12/11 KB4461544
・Outlook 2013:2018/12/11 KB4461556
・Outlook 2010:2018/12/11 KB4461576

-- C2R 向(買切版)
・Office 2016: 2018/12/13 Ver.1611(ビルド7571.2075)
・Office 2013: 2018/12/19 Ver.15.0.5093.1001(KB4477615)
・Office 2010: 2018/11/13 Ver.14.0.7224.5000(KB4469617)

-- Insider 向
・Insider Slow:2018/12/12 Ver.1811(11029.20108)
・Insider Fast:2018/12/28 Ver.1901(11220.20008)


【Mac向け製品】

・Office 365/2019: 2018/12/11 Ver.16.20(18120801)
・Office 2016 for Mac: 2018/12/14 Ver.16.16.5(18120901)
・MAU(Microsoft AutoUpdate): 2018/12/11 Ver.4.6.0

-- Insider 向
・Insider Slow:2018/12/10 Ver.16.20(18120801)
・Insider Fast:2018/12/25 Ver.16.21(18122506)


今回取り上げなかった、Office Online、Office Mobile、更には Office Server などまだまだいろいろあるわけですが、改めて整理してみるとその製品数はものすごい数になりますね。

来年も様々な情報を発信してまいります。
皆様、よいお年をお迎えください。


<参照>

共通
Office 365 の新機能
What's new in Office 365
Office 2019 の新機能(Windows/Mac)
What's New in Office 2019
Windows インストーラー (MSI) を使用しているバージョンの Office の最新の更新プログラム
Latest updates for versions of Office that use Windows Installer (MSI)
Office 更新プログラム
Office updates

for Windows
Windows デスクトップ向け Office Insider の更新履歴
Update history for Office Insider for Windows desktop
Windows デスクトップ向け Office Insider のスロー/ファーストのレベル名の変更
Changes to Slow/Fast level names for Office Insider for Windows desktop
Office 365 ProPlus の更新履歴 (日付別の一覧)
Update history for Office 365 ProPlus (listed by date)
Office 365 ProPlus 更新プログラムリリース情報
Release information for updates to Office 365 ProPlus
Office 2013 の更新履歴
Update history for Office 2013
Microsoft 365 ブログ
Microsoft 365 Blog

for Mac
Office for Mac の更新履歴
Update history for Office for Mac
Mac 向け Office Insider の更新履歴
Update history for Office Insider for Mac
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Release notes for Insider Fast builds of Office for Mac
Office 2016 for Mac の Insider スロー ビルドのリリース ノート
Release notes for Insider Slow builds of Office 2016 for Mac



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2018年12月25日

Office で年賀状

クリスマス当日になると、同時に年賀状もピークになってきます。

このブログでも、筆ぐるめに関する記事へのアクセスが急増するのもこの時期。


ちょっと前のものですが、今年もこの記事には、この時期 毎日数百件のアクセスをいただいております。

さて、今回ご紹介するのは、Word や PowerPoint といったおなじみの Office のアプリを使用した年賀状作成。もっとも作り方というより、この時期に開設される Office ユーザー向けのテンプレートサイトのご紹介です。

Microsoftでも、Officeユーザー向けに、Word や PowerPoint を利用したテンプレートや年賀素材を提供しております。
Microsoft の Office テンプレートのサイトでは、この時期、"年賀状特集" を組んでいます。

20181225-1-1.jpg  

Word や PowerPoint のテンプレート の他にも、年賀素材なども提供されております。

20181225-1-2.jpg 20181225-1-3.jpg 20181225-1-4.jpg

年賀素材については、PowerPoint の形式でいくつかの素材がまとまっている形でダウンロードされますので、そちらからデータをコピーするなどして、Word 等でご利用いただくことになります。

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もちろんテンプレートをそのまま印刷して使うもよし、さらに一工夫するもよし。
もちろん作り方も動画などで紹介されていますので是非覗いてみてください。

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素材のみでもご利用いただけますので、ぜひ活用してみてください。
普段使っている年賀状ソフトで素材を使いたいなんて言うのもありですね。
さらにもっと一つ進めて、PowerPoint で、年賀動画などを作成して送る....何てのもありですね?

また Officeテンプレートサイトでは、"カレンダーを作ろう!" なんていうサイトも開設しています。
年賀状が終わったら、オリジナルのカレンダーづくり...かな?

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是非、ご活用してみてください。


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2018年12月05日

Office 365 Solo のキャッシュバックキャンペーンがスタート!

今回は、お得な情報です。

20181205-2.jpg

本日12月5日(水)より、12月25日(火)の期間に、Office 365 Solo (年間モデル)を購入された方を対象に、3,000円のキャッシュバックキャンペーンがスタートしました。

Office 365 Solo は、通常、Microsoftストアでは、税込みで月払いモデル(1,274円/月)と年払いモデル(12,740円/年)で販売されているものです。通常の価格でも、年払いモデルの方が、2か月分お得なわけですが、さらに、3,000円/本のキャッシュバックがあることになります。となると、実質 9,740円/年 で利用できてしまうというお得なものです。

さらに複数本数購入することも可能です。
Office 365 Solo のライセンスは紐づけるアカウントごとに最大5年まで購入が可能になっています。

一つのマイクロソフトアカウントに紐づけできるのは、5年分まで。つまり、最大5年先の分まで購入しておくことが可能ってわけですね。


--キャンペーン詳細--

購入期間:2018年12月5日(水)〜 2018年12月25日(火)に購入した方
応募閉切:2019年1月31日(木)

キャンペーン対象は、期間内に購入された方。さらには、購入してキャッシュバックキャンペーンに応募する必要があります。購入したら忘れずにキャッシュバックキャンペーンにも応募しておきましょう!

20181205-3.jpg

キャンペーンの応募は、”Office 365 Solo キャッシュバックキャンペーン” にアクセスして、"応募用紙をダウンロード"をクリックして、PDFファイルをダウンロードして行います。

詳細は、"Office 365 Solo キャッシュバックキャンペーン" をご確認ください。



<参照>




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2018年12月02日

Office Insider の Web サイトが更新

日本語版の Office Insider の Web サイトは、特別変わっていませんが、US版の Office Insider 向けのページがリニューアルされてより更新情報が確認しやすくなりました。

左が現在の日本語サイト、そして右が現在のUSサイトです。

20181201-1-1.jpg 20181201-1-2.jpg

USサイトを下にスクロールすると、各ページへのリンクがありますが、"What's new" のところの "TAKE A PEEK" をクリックするとブログに接続され、更新情報が表示されます。

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現在の最新情報としては、11月30日(日本時間 12月1日)付で配信されている、Windows 版 Office Insider Fast Ring 向けの更新情報で、Ver.1812(Build11126.20002) の更新内容が確認できます。

20181201-3-1.jpg 20181201-3-2.jpg

Office Insider 向けの更新情報はなかなかすぐに出てこないので、Updateがあってもどこがどう更新されたのか?が分かりにくいという部分がありましたが、これで多少情報が入手しやすくなるといいですね。


<参照>



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2018年10月17日

ストアアプリ版Office の削除と、C2R版のインストール

先日、Office 365 Solo のストアアプリ版をインストールしたことについては、このブログでも取り上げさせていただきました。そして、次に取り上げたのが、ストアアプリ版とC2R版の確認方法でした。


さて今回はいきなりですが、ストアアプリ版 Office のアンインストールと、C2R版 への入れ直しについて最初にご紹介いたします。
プレインストールなどでついてくるストアアプリ版のOfficeの場合、C2R版に入れ替えることも可能になっています。以前にも一度取り上げたことはあったんですが、今回は、この部分のみを抜き出して改めて取り上げてみました。


【アンインストール】

通常、プレインストール版については、該当のPC一台のみしかインストールできませんので、インストールしなおすにあたっては、まずはストアアプリ版 Office のアンインストールが必要になります。

ただし、Office 365 Solo の場合には、これもまた以前にも取り上げましたが、現在はインストール台数が無制限。利用可能な台数が5台までとなっていますので、この制限内であれば、アンインストールする必要はありません。


-- 手順:

1) スタートボタン>設定>アプリ とクリックして開きます

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2) "アプリと機能" を開いて、"Microsoft Office Desktop Apps" をクリックし、"アンインストール" をクリックします

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アンインストールが完了したら、一度きっちりPCを再起動しておきましょう。


【C2R版をインストールする】

以前に取り上げた時とちょっとインストールする手順が変わりました。

以前であれば、Office の再インストールについては、多くの場合 初回インストール時に紐づけした Microsoftアカウントでサインインした上で、"マイアカウント" ページ から行っておりました。すると、以下のようなページに移動し、そちらからインストールを行っておりました。

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しかし、その後変更になって、現在は、Micorosoftアカウントのページの "サービスとサブスクリプション" のところから行うように変更になりました。

1) まずは以下のMicrosoftアカウントのページにアクセスして、初回インストール時に使用したMicrosoftアカウントにてサインインします


2) "サービスとサブスクリプション" をクリックすると、利用可能な Office 製品が表示されますので、そちらから、"インストールする" をクリックします

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3) ダウンロードとインストールの画面が表示されますので、この画面の "インストールする" をクリックしてインストールを開始します

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** 今回私のところの環境では、Office 365 Solo でしたが、実際にプレインストール版をご使用の場合には、"Microsoft Home & Business 2016 for PC" などと表示されている方の方が多いかもしれませんが、製品名は適宜読み替えてください。


今後、この記事の中でご紹介させていただいた対処法が必要になることがたびたび出てくるのて、最初に取り上げることにさせていただきました。


<参照>




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2018年10月13日

C2R版の Office と ストアアプリ版 の Office の確認方法

最近ではすっかり プレインストール版は、ストアアプリ版の Office に変わってきていますが、もちろん見た目は、従来の Office と同じわけなので、自分がどんな製品をご利用になっているのか? 気が付いていないケースも多いようです。

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左が従来のC2R版。そして右がストアアプリ版です。当然ですが見た目は一緒です。

前回、Office 365 Solo のストアアプリ版を試しに入れてみたわけですが、まずは最初に、この違いの見分け方についてご紹介します。


【バージョン情報での確認】

一番確実なところでは、このバージョン情報を開いて確認する方法です。

・Wordでも、Excelでも、PowerPointでも、何でも構いませんので、アプリを起動します。
ファイル>アカウント とクリックして開きます
・製品情報のところで、バージョン情報が表示されます

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その中に、"クイック実行版" とあるものは、C2R(Click-to-Run)版 (左) になります。
これに対して、"MicrosoftStore" とあるものは、ストアアプリ版(右)になります。
画面を比べるとお分かりいただけると思いますが、この次でご紹介する ”アップデート方法の違い” のところでも触れますが、"更新オプション" なんていうボタンがないのも、ストアアプリ版の特徴です。


【アップデート方法の違い】

基本的にアップデートは、自動で行われます。緊急のもの以外の定例のアップデートは、毎月第二火曜日(日本時間第二水曜日)になっています。手動で行う場合には以下の手順で行います。(MSI版は異なります)

・C2R版:

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 1) Word や Excel など何れかのアプリを起動します
 2) ファイル>アカウントと開きます
 3) 製品情報のところにある "更新オプション" をクリックして行います


・ストアアプリ版:アカウントの画面には更新に関する機能は何もありません

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 1) Microsoftストアアプリを開きます
 2) 右上の【...】>ダウンロードと更新 を開きます
 3) さらに "最新情報を取得する" をクリックして行います


プレインストール版の場合、多くのケースでは、まだ Office Home & Business 2016 が付いているものの方が多いかと思います。
先日リリースされた、Office 2019 というのも近いうちに出回るかもしれませんが、現在のところまだのようです。
Office Premiumシリーズはすでに在庫限りになっているようなので、新しいPCにプレインストールとして付いてくるケースはどんどん減っているようです。

この記事を書いている段階では、Microsoftストアで販売されている Surface Pro などをとっても、まだ "Office Home & Business 2016" がプレインストールのようです。

従来の、Office Premiumシリーズをご利用の方は、常に最新の機能が使用可能なので、Office 2019 の提供が開始されれば、必然的にバージョンアップして、Office 2019 相当のものになってきます。

これに対してプレインストール版の、Office Home & Business 2016(ストアアプリ版) 等の場合、永続ライセンス版(買い切り版)となりますので、最新の機能は追加されていきません。したがって、Office 2019 相当にもなりません。また、Office Premiumの時についていたような、Office 365サービスというものもついておりません。
ただし、Office 365 Solo へのアップグレードパスが用意されていたり、あるいはまた別の機会に詳細は取り上げますが、C2R版への切り替え(入れなおし)ができたりと、従来のプレインストール版とも異なったサービスが付いています。


<参照>






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2018年10月08日

Windows Update 後 Office が起動できない

Windows Update が終わって、無事 Windows 10 も最新状態になった.... さて、Excel を起動して仕事でもするか??
と起動してみるといきなりのエラーで、Word や Excel などのアプリが起動できない。

あってはほしくはないのですが、そんなこともあったりします。

今回たまたま、Insider 版の Windows 10 を、Build 18252(Insider Fast Ring) に Update した際、その後、Office 2013 が以下のようなエラーになって、起動できなくなったのでいい機会なので取り上げてみました。

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【対処法】

PC で Office 2016 または 2013 アプリケーションを起動すると、"動作が停止しました" エラーが表示される” のところではアドインの無効化など順を追って説明がでています。

エラーログを確認しても、セーフモードで起動してどうか?確認するよう表示されておりました。

さて今回の修復の手順です。

1) スタート>設定>アプリと機能>アプリ と開いて、ご使用の製品を適宜選択してください

2) "変更" をクリックし、"Officeプログラムをどのように修復しますか?" という画面が表示されます

3) まずは、"クイック修復" を選択して修復開始

20181005010-2.jpg
修復が完了したら、念のため一度PC自体を再起動します。

今回うちの場合には、クイック修復で正常に回復しましたが、クイック修復では改善しなかった.... と言う場合には、当然アドインなどの問題も考えられますので、"PC で Office 2016 または 2013 アプリケーションを起動すると、"動作が停止しました" エラーが表示される" 等もご確認ください。

また再度修復を実行し、"オンライン修復" をお試してみてもいいかもしれませんね。


<参照>




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2018年10月03日

Office 365 Solo 5台まで同時使用可能に!

以前に、"Office 365 Solo がさらにお得に変わります!" という記事で第一報という形でご紹介しました。

このサービスがスタート。正式に同時に5台までインストールできるようになりました。

これまでなら...

本人が使用する 2台のPC、2 台のタブレット、2 台のスマートフォンの合計 6 台のデバイス

という制限がありました。

今回からは...

インストールできるデバイス: 制限なし
同時に使用できるデバイス: 5台

というように変更になります。

Microsoftアカウントのサービスとサブスクリプションのところから、"概要" をクリックしてみると、説明のところにも当然ながら "お使いのすべてのデバイスに Office をインストールし、同時に 5 台にサインインできます" とあります。

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また、"デバイスの管理" をクリックすると、下部に現在有効になっているデバイスが表示されていますが、"Officeからサインアウトする" をクリックすることで解除できるようになっています。

また、法人向けに販売されていたため当初は量販店などでは購入できなかった Office 365 Business Premium が、家電量販店でも購入できるようになったというニュースも流れてきました。

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Windows 10 October 2018 Update が最後かな?と思われた Update ラッシュ。
プログラムのアップデートだけではなく、様々なサービスも新たに Update されています。

もうしばらくは、各メディアなどからも発信される情報に目が離せそうにありませんね。


<参照>




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2018年09月25日

Office 2019 が正式にリリースされました!

この秋といわれていた Office 2019。昨日までは、まだ Preview 版として一部のユーザーに提供されていたのみでしたが、フロリダ州オーランドにおいて現在 Microsoft Ignite 2018(9月24日-28日) が開催されていますが、それに合わせての発表ということになります。
ブログでは、"Office 2019 is now available for Windows and Mac" と発表されました。

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まずはこれまでPreview版を提供していたボリュームライセンスユーザー向けに提供が開始されましたが、今後数週間のうちに、順次すべてのユーザーの方が利用できるようになります。

Microsoft Dev Center からもメールが届いておりました。メールの内容も踏まえてご紹介させていただきます。


【システム要件】

最初にまずはシステム要件から。すでに、"Officeのシステム要件" のサイトには、"Office 2019" が加わっております。簡単に対応OSのみご紹介します。

OS:Windows 10, Windows Server 2019

その他、ハードウェア構成などは、"Officeのシステム要件" のサイトをご参照ください。

なお、US版の "System requirements" のサイトでは、日本と製品構成が異なるため、名称など一部異なるところはありますが、単体製品、各製品ごとのシステム要件なども確認できますので、こちらもご参照ください。

【製品構成】

Word 2019、Excel 2019、PowerPoint 2019、Outlook 2019、Access 2019など

ただし、OneNote については、Windows 10 向けの OneNote に変わります。無料で提供されている Windows 10 向けの OneNote ではありますが、サブスクライバー向けには、無料版にないノートブック用の追加記憶域や、数式アシスタントなどのプレミアム機能が利用できるようになっています。

"OneNote と OneNote 2016 との違い" のサイトで、だいぶ前から情報が出ていますが、Office 2016 でご利用になっていた OneNote 2016 については、機能の追加などはすでに行われておりませんが、使用することは可能です。また両方を併用することも可能です。


【プレビュー版の提供終了とプレビュー版からのUpdateについて】

Microsoft Dev Centerからのメールではこの部分について触れております。

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プレビュー版については、2018/12/31 をもって終了いたします。そこで使用されていたキーについても、それ以降は無効になります。

それ以降は、機能制限モードになり、読み取りと印刷以外の機能は使用できなくなります。また12月上旬からは、定期的に警告のメッセージも表示されるようになります。

Microsoft CollaborateのOffice 2019プレビュープログラムについても、2018/12/31 に終了します。

-- ボリュームライセンスユーザーのアップデートについて

もともと、Preview プログラムは法人ユーザー向けに提供されていたもの。ということで、法人ユーザーで Office 2019 Preview をご利用の方は、KMS あるいは MAK のアクティベーションキーを利用して、アクティブ化するだけで、引き続き、Office 2019 としてご利用いただけます。

また今回の Office 2019 よりすべてC2R形式での提供のみとなり、従来からボリュームライセンスユーザーには、MSI形式のものが提供されていましたが、これがなくなり統一されます。従来から、法人ユーザー向けに提供されていた Office Development Tool も引き続き提供されます。



【新しくなる機能】

さて、Office 2019 になって何が新しくなるのか? "Overview of Office 2019 (for IT Pros)" では、各製品の新しくなる機能について紹介されています。

一部主だった製品についてリンクにてご紹介します。各サイトを直接ご参照ください。


** Microsoft Edge に、"Translator For Microsoft Edge" の拡張機能が追加してあれば、以下の画像の様に日本語として読むことも可能です。

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現時点での私が感じるファーストインプレッションとしては、Office 2016 のサブスクライバー向けに提供されていた新機能が追加されたのが、Office 2019 という感じでしょうか? もちろん今後も機能は随時追加されていくので、Office 2016 にはなかった機能というのも増えてくるかとは思います。

詳細については、今後どんどん発表されてくると思われる情報に期待したいと思います。


【サポート期限】

最後に出たばかりではありますが、サポート期限についてもご紹介いたします。

Office 2019 のサポート期限は、以前にもご紹介したことがありますが、従来の Office 製品などと異なります。

・従来の製品 :メインストリーム 5年  延長サポート 5年
・Office2019 :メインストリーム 5年  延長サポート 2年

となります。

すでに様々なメディアでも取り上げられておりますが、これによりOffice 2016 と、Office 2019 のサポート終了日が、2025年10月14日 と一緒になるようです。

Office 2019 は、延長サポートが 2年 と短いという点が今までと異なります。

今回、Office 2019 の正式リリースが発表され、ボリュームライセンスユーザー向けに提供が開始されましたが、今後その他の一般ユーザー向け製品でも提供が開始された際には改めて取り上げてみたいと思います。



<参照>





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2018年09月15日

Office製品のアプリの表示言語が、英語表記になってしまう

ここ最近非常に多いトラブルの一つです。Office の更新などが始まっているせいでしょうか? またちらほら出ているようなので再度取り上げてみました。

ブログの中でも何度も取り上げておりますが、昨年の秋の、Windows 10 Fall Creators Update 以降が標準で搭載されて販売されいるPC以降は、PCにプレインストールで添付されている Office 製品は、従来の Office Premium から、ストアアプリ版の Office に変わってきています。

もちろん在庫などの関係もあって、まだ完全に変わっているわけではありませんので、一部製品については、まだ Office Premium が添付されているケースもあるかと思いますので、現在の段階ではすべてがそうというわけではありません。

ここ最近こうした Office の表示言語が英語になってしまうというケースは、この ストアアプリ版の Office 製品で多く見られう症状です。
一部の製品のみのケースもあれば、すべての製品のケースもあるようです。


【その要因と対策】

これまでにも紹介していますが、その要因は、Update がうまくできていないことです。
なので、Update を再度適用しなおす必要があります。


【利用製品の確認】

従来の C2R形式のものと異なるため、まずはご利用の製品がどいういったバージョンものかを正しく把握する必要がります。

-- 確認方法:

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1) Word などのアプリを起動し、ファイル>アカウント と開きます
2) "製品情報" のところに、"Wordのバージョン" といった項目がありますのでそちらに表示されているバージョン情報を確認します
例:
version 1808(build 10703.20102 Microsoft Store)
一例にあるように、"Microsoft Store"

となっていれば、ご使用の製品は ストアアプリ版の Office 製品ということになります。
また、
スタートボタン>設定>アプリ>アプリと機能 と開いた際に、"Microsoft Office Desktop Apps" とあれば、やはり ストアアプリ版ということになります。


【ストアアプリ版の場合、言語設定は簡単には変更できない】

従来の C2R版MSI版 と異なり、ストアアプリ版の Office の場合には、表示言語の設定を OS に依存しているため、Office のみ表示言語の設定を簡単には切り替えられないようになっています。

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これは各アプリを起動してオプション設定の言語のところをご覧になれば一目瞭然です。

左:ストアアプリ版のオプション画面
右:C2R版のオプション画面

です。

どちらが、便利か? どうか別として....用途によっては非常に不便とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが...。


【更新方法が異なる】

ストアアプリ版の Office 製品の場合には、Update方法も従来の製品と異なります。

C2R版:

自動更新が有効であれば、Windows Updateとは別に自動更新が行われます。
手動で更新する場合、Word などのアプリを起動して、ファイル>アカウント と開いて、"製品情報" のところにある、"更新オプション" のところをクリックして行います。

MSI版:

Windows Update にて、更新プログラムが提供されます。

ストアアプリ版:

Microsoftストアにて更新プログラムが提供されます。手動で確認する場合には、Microsoftストアを起動して、【...】> ダウンロードと更新 とクリックします。"最新の情報を取得する" をクリックして更新します。

* Microsoftアカウントでサインインしていないような場合で、サインインを要求される場合には、インストールの際に使用したMicrosoftアカウントにサインインしてください。(Microsoftストアから再インストールする際には必ずサインインが必要になります)
ストアアプリ版の場合、再インストール方法も、Microsoft ストアから行います。


ということで、今回の様に英語表記になってしまった場合には、上記の "ストアアプリ版:" のところにあるような手順で、手動で更新プログラムを検出させて再度適用する必要があります。


【ストアアプリ版は不便...】

もちろんこうしたトラブルに見舞われるのも面倒だし、また表示言語を切り替えて利用したいというようなケースもあるかもしれません。

そんな場合、ストアアプリ版の Office 製品のご利用の方は、ストアプリ版をまずは削除した後、インストールする際に最初に紐づけた Microsoft アカウントにてサインインして、Microsoftアカウントの "サービスとサブスクリプション" のサイトにアクセス、そちらから、C2R版の Office を再インストールすることもできます。


先日もやはりブログで取り上げましたが、Officeの再インストールは、従来の マイアカウントページ から、Micorosoft アカウントのマイページにサインインして、サービスとサブスクリプションのところからインストールするように変更されています。


【2018/11/27更新】

ストアアプリ版のOfficeですが、更新が来るたびに、ちらほら、英語表記になるケースが多いようで、MSコミュニティを覗いていても、相変わらず減りません。こちらの記事にリンク貼っていただいたりしているケースも多いようだったんですが、自分で見ても、どうも対処法が今ひとつわかりずらいので、改めて対処法について追記させていただきます。

1) Outlookなど、アプリが起動していたら、一旦終了します
2) タスクバーや、スタートメニューにある白いショッピングバッグのアイコン Microsoft ストア をクリックして起動します

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3) 画面右上の  [...] > ダウンロードと更新 をクリックして開きます

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4) "最新情報を取得する" をクリックすると、更新プログラムのダウンロードとインストールが開始されます

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あとは完了までお待ちください。
完了したら、Outlookなど英語表記になってしまったアプリを再度開いて、日本語表示に戻っているか?確認してみてください。



<参照>






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2018年09月11日

文字入力中にWordなどのアプリが終了してしまう

Windows10 上で、Word や Excel などのアプリを利用して日本語入力している最中に突然、アプリが終了してしまう...

せっかく作成していたデータが一瞬でなくなってしまうなんてことがありませんか?
もちろん状況によっても異なりますが、アプリが終了しても、再起動すれば、自動バックアップが機能して、とりあえず元のデータが復元されることもあります。

日本語入力中に、突然アプリケーションが異常終了してしまう事例は、明確にこういった場合に発生するというものがなく、さらに不定期に発生するために再現性も低く難しい問題の一つです。

ただし、その要因として、一番大きくかかわっていそうなのが、MS-IMEの "予測入力" の機能。もし頻繁に発生するようであれば、この予測入力の機能を一旦無効にして症状が再発するか確認してみるといいかもしれません。


【予測入力のON/OFFの設定手順】

1) 画面右下のタスクバーの ”A” または "あ" と表示されている言語設定のところを右クリックし、表示されたメニューから、"プロパティ" をクリックして開きます

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2) "Microsoft IME の設定" というダイアログが表示されたら、"詳細設定" をクリックします

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3) "Microsoft IME の詳細設定" のダイアログが表示されたら、"予測入力"タブをクリックして開き、"設定" のところにある、"予測入力を使用する" のところで、クリックして、チェックが外れれば、OFF。逆にチェックを入れれば、ON となります

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異常終了などした後に、Windowsのイベントログを確認してみて、障害の発生しているモジュールが "IMJPAPI.DLL" であったとしたら、この "予測入力" の機能でトラブルが発生していることになります。

こうした文字入力に関連して、Officeのアプリが異常終了してしまう事例については、"Office Support Team Blog JAPAN" のブログでも情報が更新されるようなので随時チェックしてみるといいんでしょうね。

またこうした既知の問題に対する修復状況などは、Windows版、Mac版 共に、”最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策” のようなところでもその対応状況が更新されています。

例えば現在、"Word がクラッシュし、パフォーマンスが低下する" という例が公開されています。ちょっと古い情報ではありますが、起動すると、"0xC0000142" が表示されて起動できなくなるというもの。こちらについては、" バージョン 1803 (ビルド 9126.2116) 以降で修正されています" とありますから、バージョンが古ければ Update すれば解消するということですね。

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さらに "Office 更新プログラム" のリリースノートなどでは、更新プログラムでどういったものが修正されているかの説明などもあったりしますので、こうした情報も併せて確認していただくといいかもしれませんね。

もちろん、こうして予測入力が要因だった場合だとしても、またそうではない場合だとしても、ご利用環境(OSやOfficeのバージョン)、ご使用状況(どんな使い方をしていたらそうしたエラーに遭遇したのか)といった情報をフィードバックしておけば、それが一部の特定の環境のみで発生しているものではないとなれば、その後の Update などで、修正されていく可能性が出てきますので、ぜひフィードバックしておきたいものですね。


<参照>





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2018年09月06日

Office 365 Solo がさらにお得に変わります!

本日Office 365 Solo の利用ユーザー宛てに来たメールによれば、従来本人が使用するPC2台までしかインストールできなかったものが、とうとうOffice 365 Solo でもデバイスを問わず 5台 まで同時にインストールして利用可能になります。

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10月2日(米国時間)から実施されるもので、先日、8月30日付で、TechCommunity の Office 365 Blog でも上がってましたが、ライセンス体系がUSと日本では異なっていますので、どうなるのか?と注目してはいましたが、これが日本でも適用されるようになったものです。


【従来のライセンスは?】

従来の、Office 365 Solo のライセンスでは、本人が使用するPC2台、タブレット2台、スマートフォン2台までインストールして利用することが可能でした。

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PCにインストールできるのは、本人が使用するPC(Windows/Macを問わず)2台まででした。


【新しいライセンス形態では?】

メールに貼られていたリンクをたどって、"Office 365 サブスクリプションに関する重要なニュース" にアクセスしてみると...

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上記にあるように、「すべてのデバイスに Office 365 をインストールし、同時に 5 にサインインできるようになります。つまり、どこにいても、どのデバイスを使っているかに関係なく、Office を使うことができます。これには、PC 、Mac 、タブレット、スマートフォンなどが含まれます」と、デバイスの種類に関係なく5台まで利用可能になります。

PC2台という制限が外れるので、タブレットやスマートフォンなどを使用していないユーザーの場合には、本人が使用するPC5台まで同時に利用が可能になるわけですね...


【USなどとはライセンス形態が異なる】

USサイトなどを見ると、あれ? これはどうなるの? というものもあります。若干USなどで販売されている、Office 365 Home とはライセンス形態が異なるため、単純に比較して全く同じようにとはいかないのも事実です。

例えばUSなどで販売されている Office 365 Home の場合には、"Important news about your Office 365 subscription" の中の "Sharing Office 365 Home will be easier, and you can share with more people" というタイトルにもあるように、Office を共有するという機能もあったりします。”Home” という家庭内において、家族で、Office やその付帯機能を共有できるもので、これが実現するとさらに便利なんですが、こちらはまだ難しそうですね。


実際のところこの機能は日本で販売されている Office 365 Solo には適用されていませんが、日本語ページなどもあって混乱を招いたりもしています。


いずれにしても、PCで利用できる台数が増えたということは、ちょっと便利になるのかな?
10月2日(日本時間10月3日)が楽しみになってきました。

先日も、Officeのインストールが、これまでの、マイアカウントホームから、Micorosoftアカウントのサブスクリプションのページに移動したことをご案内しましたが、今回の変更でまたこの日に具体的にサブスクリプションのページがどう変わるか?確認して何かの形で取り上げてみたいと思います。



<参照>







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2018年09月05日

Excel を起動したら、いきなりサインインを求められた

昨日まで何も問題なく使えていたのに、今日起動したら、起動時に、Microsoftアカウントでのサインインを求めらた...

そんなケースについてご紹介いたします。

今回はたまたま Excel だったわけですが、Excel に限ったことではなく、Word や PowerPoint などでも同様です。

今回ご紹介するケース、当然ですが、

・正規の製品をご利用であること(格安で販売されているような非正規製品ではないこと)
・もともとは、ライセンス認証も済んで問題なく使用できていた

ということは最低限の前提条件です。

さてではどんな画面が出てくるのか?

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では、なぜ?こんな画面がでてくるのか? ”サインインが必要な理由” をクリックしてみました。

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"サインインしない場合" のところをにもありますが、"Office では定期的にサインインするように求めます" とあるように定期的にユーザーアカウントをチェックしています。

通常この画面が表示された場合には、インストールの際にご利用いただいた Microsoft アカウントでサインインすれば、また元通りに利用できるようになります。

1) まず "サブスクリプションの確認のためにサインインしてください" という画面の、"続行" をクリックします

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2) "パスワードの入力" 画面になったら、インストールの際に使用した、Microsoftアカウントが表示されているはずなので、こちらのパスワードを入力します。

20180815-2-2.jpg

これで完了になります。

そうすると一旦Microsoftアカウントでサインインした状態になります。

何かしらの事情があって、Microsoftアカウントでサインインして使用したくないような場合、

1) 一度、Excelなど何れかのアプリを起動します
2) ファイル>アカウント と開いて、左側のアカウントのところに表示されているアカウント名の下にある "サインアウト" をクリックします

こうしてサインアウトすればいいのですが、Office製品をサインインしていないで使用していたりすると、しばらくはこの画面がでるようです。ただし、しばらくする表示されなくなりました。

ただしその状態で運用していると、"サブスクリプションの確認のためにサインインしてください" という画面がでて、またサインインを求められるんでしょうね。

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今回は、Microsoftアカウントでサインインして使用していない 状態で利用していたためこうした画面が表示されたようです。
ただし、”Office 365 アプリケーションを開くとサブスクリプションに関するお知らせが表示される” で紹介されているような例もありますので、その際にはメッセージ内容などを確認の上、サポートサイトを参照してみてください。


<参照>




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2018年09月02日

Word や Excel などのアイコンが白いアイコンになってしまった

アイコンが白くなってしまうケースは、様々なケースが考えられます。

たとえば、

1) プログラムの関連付けで不具合が発生しているケース
  対処法:ファイルの関連付けの再構築
2) アイコンキャッシュが破損して白くなっているケース
  対処法:セーフモードで起動するなどによりアイコンキャッシュの再構築

こうしたケースでは、従来からよくあるもので、Office製品に限ったことではありません。

さて今回のケースは、Office 製品に限ったことになりますが、時々こうしてアイコンが白くなってしまって、プログラムが起動できなくなるというケースを見かけます。

今回はそうした場合の対処法です。

・デスクトップにあった、Word や Excel などのアイコンがいつのまにか?白くなってしまった
・ドキュメントフォルダ内の、Word や Excel などのデータも白くなってしまった
そして、
・プログラムを起動しようとしても起動ができない

そうした場合、Office の修復が必要になります。この修復。C2R版と、ストアアプリ版とではさらに異なります。

-- C2R版:

(Windows10の場合)
スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、Office製品を選択して、"変更" をクリックします
(Windows7などの場合)
スタート>コントロールパネル>プログラムのアンインストール と開いて、Office製品を選択して、"変更" をクリックします

20180901-1.png

状況にもよると思いますが最近の多いケースだと、クイック修復では改善せず、オンライン修復が必要になるケースが多いようです。ただし完全に削除して再インストールせざるを得ないというケースはあまりないようです。


-- ストアアプリ版:

以前取り上げた "ストアアプリ版の Office 2016 を修復する Part 1" の中でも紹介していますが、
スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、Office製品を選択し、"詳細オプション" から行います

ストアアプリ版の場合、更新がうまくできずにおかしくなることもありますが、その場合には、"ストアアプリ版の Office 2016 を修復する Part 2" でもご紹介しているような更新プログラムの適用を行います。

20180731-3-1.jpg


<参照>



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2018年08月25日

Office のインストールページが変更になります

これまで、Office の再インストールなどで利用されていた、マイアカウントホーム。

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おなじみの画面かもしれません。現在のところすべてのアカウントがすでに変わっているわけではないようなのでおそらく随時変更されるものと思われますが、今後は、Microsoftアカウントのマイページから、サブスクリプションのところに入って行うように変わるようです。

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現在自分のアカウントで確認する限りでは、マイアカウントからインストールも行えますし、また、Microsoftアカウントのサブスクリプションのページからは新しいインストール画面にも進めるようです。

これまでであれば、サブスクリプションのページでインストールをクリックすると、マイアカウントページに飛ばされていたわけですが、現在は上記のように新しいインストール画面になるようです。

"Office 365 サブスクリプションの情報は、account.microsoft.com に移動されました" とあるように、うちのアカウントの場合にはまだ完全には変わっていませんが、今後は、Microsoftアカウントのページからインストールすることになるようです。


<参照>



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2018年08月03日

リボンのデザインが変更?-- Windows 版 Office Insider

8/2 の早朝に Update があって、Windows 版 Office Insider (旧:Insider Fast) のバージョンが、Ver.1808(10723.20013) に update されました。そして今日起動してみて改めて "あれ?" となったわけですが、Windows 版 Office Insider (旧:Insider Fast) 向けの製品で、Word と Excel、Outlook について、リボンのデザインが一新されていました。


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以前に、上記のように、Word、Excel、PowerPointの起動時の画面が一新されることに関しては取り上げましたが、まずは新しくなった実際の画面をご紹介していなかったので、参考までに画像も Up させていただきました。内容については、以前の記事をご参照ください。


新しい起動画面では、一度、アプリをきちんと起動しなくても、テンプレートを読み込んで起動する前の段階で、更新プログラムの確認バージョン情報の確認などができるので、非常に便利です。

そして今回はリボンのデザインの変更。昨晩の更新については、まだリリースノートなどでも情報がないためはっきりしません。

さて今回のリボンのデザインの更新です... これも、すべての製品について更新されているわけではありませんでした。


【タブらしくない UI に...】

まずは現在の、Office 2016 のデザインから... WordやExcelなどを起動すると、リボンのデザインは、以下のような感じです。
リボンの部分だけをまとめてみましたが、すっかり見慣れたデザインですね。タブ表示をクリックするとその配下にアイコンが表示されます。

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さてこれがどのように変わったのか....

今回デザインが変わったのは、Word、Excel、Outlook のみで、PowerPoint、Access、Publisher は変わっておりませんでした。

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上記画像は、Word と Excel の例ですが、選択されたタブ?のところに、アンダーラインが表示されます。見た感じもタブとはちょっと変わってきました。

** 本日、8/3 にさらに更新がかかって、PowerPoint にも、新UI が適用されました。


【その他にも】

実はその他にも細かいところでいろいろ UI が変わってきています。
たとえば、ファイル>アカウント>更新オプション と開いて、更新プログラムをチックするところ。左は現在の Office 2016(月次更新) のメニューです。そして中央が、Office Insider(旧:Insider Fast Ring) の現在のメニュー。こちらはもうちょっと前から変わっておりました。ちなみに、右が、現在の Office 2019 commercial preview のものですが、こちらは現在の Office 2016 と一緒でした。

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少しずついろいろなところで UI も一新されてくるんですね。

この新しいデザイン。今回のバージョンアップによるもののようで、Office Insider Team に確認したところ、まずは Insider 向けに配信が開始されたもののようです。

** 実はこの記事を書いている最中にも再度 Update がかかって、新しい UI は、PowerPoint にも反映されました。現在の Windows 版 Office Insider 向けの最新バージョンは、Ver.1808(ビルド10730.20006) となっています。

更新内容に関するリリースノートなどについては、現時点ではUSのサイトでも情報がありません。UI の変更以外にも、既知の問題の修正なども入っているかもしれませんが、更新内容について、何か新しい機能などがございましたら随時ご紹介させていただきます。



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2018年07月29日

Office オンライントレーニング Part 2 〜 ビジネスユーザー・IT pro 向け編

前回はオンライントレーニングの基礎編ということで、Office 各アプリのオンライントレーニングについて、ご紹介させていただきました。

今回は、さらに一歩進めて、Office 製品以外のものも含めて、現在 Microsoft が提供している誰でも利用可能なオンライントレーニングについてご紹介させていただきます。


【Office 365 オンライントレーニング】

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Office 製品の各アプリの基本的な操作については、前回もご紹介しましたが、前回ご紹介した中で、"Office 365 トレーニングセンター" では、一般向けに提供されている Office 製品以外にも、Microsoft TeamsVisioSharePoint といった製品のオンライントレーニンが用意されています。

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こちらの製品は、一般向けの Office 製品とはちょっと外れてきますが、Microsoft Teams については、先日無料でも利用できるようになったので一般の方でも利用する機会があるかもしれませんね。

もちろん、無料版と、Office 365 ユーザー向けの有償版とでは機能に違いがありますので、その違いについては、"Microsoft Teams を無料で入手" を参考にしてみてください。

"Office 365 トレーニングセンター" にアクセスして各製品のアイコンをクリックして、各製品のページに移動し、オンライントレーニングをクリックすればご利用可能です。


【Office 365 管理者向け】

Office 365 の法人ユーザー向けには、"Office 365 管理者 ヘルプセンター" の中で、一部動画を交えてその使い方が紹介されています。また、一部無料で公開されているもののみですが、さらに高度なトレーニングとして、LinkedInラーニングから提供されている "Office 365 管理者および IT プロフェッショナル向けコース" も用意されています。

LinkedIn Learning では、有償でこうしたトレーニングが行われています。その本当の一部ではありますが、無料で利用できます。

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また法人向けのセットアップについては、"一般法人向け Office 365 のセットアップ" のところから、"作業の開始" をクリックすると、サポートページに移動。動画を交えてのセットアップ方法のヘルプがご利用いただけます。トレーニングとは異なりますが、サポート動画として役に立つものになっています。

さらに、"小規模企業向けのトレーニング" のところからは、"Microsoft Cloud" のトレーニングを受けることができます。

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【その他のオンライントレーニングなど】

こうした Office 製品以外においても様々なところでオンライントレーニングやそれに関連した動画が公開されています。YouTubeなどでも動画が公開されており、その一部は、Supportページなどでも使用されています。

1) ITエンジニア向けオンライントレーニング:
ITエンジニア向けに公開されているのが、Microsoft Virtual Academy です。

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Developer 向けなど多くのオンライントレーニングが用意されています。

2) Microsoft チャンネル/YouTube:
オンライントレーニングだけではありませんが、オンライントレーニングを含むMicrosoftの様々な情報は、YouTubeからも多く発信されております。それが、MicrosoftチャンネルMicorosftLearningチャンネル になります。

この他にも、Office 365チャンネル、Windowsチャンネルなど様々な形で、YouTubeから情報が発信されています。

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様々な形で配信されているトレーニング動画。上手に活用したいものですね。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-



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2018年07月24日

Office オンライントレーニング Part 1   〜Word や Excel の使い方を覚えたい...

Microsoft では、Office 製品を利用するにあたって、オンライントレーニングという学習ツールを用意しています。

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これを利用することで、Word や Excel などのアプリケーションの基本的な使い方などをWeb介して動画などで勉強することが可能です。

今回はこうしたオンライントレーニングについてご紹介いたします。


【オンライントレーニングとは?】

Microsoft が Web を通じて配信している Office の各製品の使い方を紹介した動画データです。もちろん、誰でも無料でご利用いただけます。Microsoftアカウントの有無なども関係なくご利用いただけます。

自分の好きな時間に

・気になる機能の使い方をチェックしたい
・基本的な操作方法を学習してみたい

そんな方にはぜひご利用いただきたいサービスの一つです。

Office 製品以外にも、ビジネスユーザー向けのものや、MCPなどの資格取得を目指す人向けのトレーニングなども用意されておりますが、こちらについては別途ご紹介させていただきます。


【オンライントレーニングへのアクセス】

では具体的に、このオンライントレーニングへのアクセス方法についてご紹介します。
オンライントレーニングを利用するには、以下のような方法があります。

1) PCやスマートフォンなどのブラウザを利用して、アクセスする
2) Officeの各製品からアクセスする

では順に見ていきましょう...

1) PCやスマートフォンなどのブラウザを利用して、アクセスする

現在確認したところ、すでにメインストーリームサポートを終了して、延長ストリームに入っている Office 2010/2013 といった古い製品についても、まだオンライントレーニングは用意されております。

当然ですが、バージョンが異なれば、表示も多少異なります。慣れない方にとっては、画面がちょっと違うだけでも戸惑うことになりますので、こうして古い Office 製品についてもまだ利用できるのは便利ですよね。

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そして、現在の Office 2016 (365)向けには、

20180724-2-3.jpg


といったところからアクセスが可能です。

内容的には基本的な機能の紹介になりますので、お仕事などで業務に即した使い方が説明されているというわけではありませんが、あれ?どうやったっけな?といった基本的な使い方を確認するのにも、また初心者の方が基本的な使い方を学習する上でも役に立つかと思います。


2) Officeの各製品からアクセスする

実は今回ご紹介したかったのはこちらです。わざわざブラウザを起動してWebサイトを開かなくても、こうしたオンライントレーニングに簡単にアクセスすることもできます。

では具体的にみていきましょう!

・ExcelやWordなどのアプリを起動します(今回は、Excel 2016 を起動しています)

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ヘルプ>トレーニングを表示 とクリックします

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作業ウィンドウに "ヘルプ" が表示され、"Excel ビデオトレーニング" が表示されます

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・表示されたトレーニングで、ご覧になりたいものをダブルクリックすると再生が開始されます

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というように、Officeのアプリからも手軽にアクセスが可能です。Word でも、PowerPoint でも利用可能です。

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Office のアプリからはアクセスはできませんが、Office 365 トレーニングセンター の Webページからであれば AccessOutlookOneNoteOneDrive といったアプリのオンライントレーニングも利用できます。

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20180724-4-5.jpg 20180724-4-6.jpg

ぜひ一度ご活用になってみてはいかがでしょうか?


<参照>





HP Directplus オンラインストア


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2018年07月16日

Office製品の商用利用権

Office製品には、その製品によって商用利用権の有無の違いがあったりします。

なかなかその違いについてかわりずらいところですが、今回は、この辺りを整理してみました。


【商用利用権とは?】

文字通り "商用" なわけですから、仕事で使用しても問題ないか?どうか?ということになります。
では、どこからが商用利用になるのか? この線引きがわかりずらいところですね。

当然、法人向けのOffice製品(Office 365 Entなど)には、この商用使用権が含まれています。問題は、一般ユーザーの利用する製品。
会社で Word を使用して文書を作成...さてその続きは自宅のPCでやるか?となったときどうなるのか...

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"一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について" によると、商用使用権とは、"利用する場所、時間帯、デバイスの所有権を問わず、業務目的または収益を得ることを目的とした活動" とのことで、これは何も法人格を持っている会社に限ったことではなく、個人でやっている商売などでのご利用も、商用利用になります。会社の仕事を自宅のPCで行おうというケースも商用利用になります。


【どういった製品が該当するのか?】

製品は、大きく分けて、

  1. 一般消費者向け
  2. 法人向け

の2つに分類されます。

一般消費者向けに提供されている製品やサービスの一部では、商用利用ができないものがあります

PCなどにインストールして利用するデスクトップアプリと呼ばれる、Office製品では、学生向けに提供されているAcademic版などがその代表ですが、ここで注意したいのは、特に無料でも利用可能な、Office OnlineOffice Mobile の場合、Office 365 のサブスクリプション契約がないと、商用利用ができません

タブレットなど10.1インチ以下のデバイスであれば無料でダウンロードして利用できる Office MobileOffice Online の場合、機能の制限の有無だけではなく、仕事で使う場合には、サブスクリプションの契約が必要になるので、注意が必要です。

具体的には、"一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について" の中で、"商用利用権を含まない Office のライセンス" として紹介されています。

20180715-2.jpg



<参照>




続きを読む
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2018年07月11日

Office製品の更新状況

本日は、Windows Update の日。ということで、Windows向け、Office製品向けに更新プログラムがたくさん到着しております。
時間を見てしっかりUpdateしておいてください。

20180711-1.jpg

さて、昨日 Mac 版 Office Insider Fast の更新情報の中で、Windows版の Insider Fast 向けの更新が Tweet さてているなんて言うお話をしましたが、昨日は結局何度更新をかけても結果的に落ちてこなかったんですが、本日 Update が落ちてきました。Insider Slow 向けにも更新が配信されていたようでしたが、とりあえず現時点(7月11日)での Windows 向け Office 製品の更新状況を整理してみました。


【Office Insider】

Office Insider(旧:Office Insider Fast Ring):Insider
Ver.1808(ビルド10702.20003)

Monthly Channel(Targeted)(旧:Office Insider Slow Ring):月次チャンネル(対象指定)
Ver.1807(ビルド10325.20030)


【一般向け】

Monthly Channel:月次チャンネル
Ver.1806(ビルド10228.20104)


【法人向け】

Monthly Channel:月次チャンネル
Ver.1806(ビルド10228.20104)

Semi-Annual (Targeted):半期チャンネル(対象指定)
Ver.1803(ビルド9126.2259)

Semi-Annual:半期チャンネル
Ver.1803(ビルド9126.2259)

Semi-Annual Extended :延期チャンネル
Ver.1708(ビルド8431.2280)


Windows 向けの更新プログラムと合わせて、今回のUpdateが適用されるとどのバージョンになるのか?
参考にしてみてください。


<参照>




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2018年07月09日

Office 2016 for Mac のサポート期限 は、2020年10月

Office 2019 が今年中にも発売されようとしているさなかではありますが、改めて Office 2016 のサポート期限について確認してみました。

現在、Office 2016 は、Windows版も、Mac版も、同じ Office 2016 という製品ではありますが、Windows版Mac版では、当然製品も異なりますし、そのライフサイクルも異なります

つまりサポート期限が違いますので注意が必要です。


【現在有効な製品】

Windows版の場合、今年になって、Office 2013 が延長サポートに入ったことは以前にも取り上げたので、ご存知の方も多いかと思います。

Office 2013、メインストリームサポート終了、延長ストリームへ

Windows 版、Mac 版のそれぞれの現在サポートが有効な製品は以下の通りです。

20180709-1-0.jpg 20180709-1.jpg

Windows版:
Office 2010
メインストリーム:2015/10/13
延長ストリーム:2020/10/13

Office 2013
メインストリーム:2018/04/10
延長ストリーム:2023/04/11

Office 2016
メインストリーム:2020/10/13
延長ストリーム:2025/10/14

となっています。

これに対して、Mac版の場合には、Office 2011が昨年10月にサポートが終了し、現在有効な Office 製品は、Office 2016 のみになります。

Office 2016
メインストリーム:2020/10/13
延長ストリーム:該当なし

しかし上記にもあるように、Mac版Office 2016 には、延長ストリームはないため、メインストリームの終了とともにサポートが終了します。

すなわち、2020/10/13 が、Mac版Office 2016サポート期限ということになります。

私も、Windows版のイメージでいたので、まだまだ先... と思っていたのですが、Windows版と違って、5年早くサポートが終了するので、注意が必要ですね。もう2年後にはサポートが終了します。

また、法人向けOffice 365 をご利用の場合、”Office と Windows のサービスとサポートの変更” にもありますが、2020年1月14日にサポートポリシーも変更されます。Office 365 では、メインストリームが終了した製品は提供されないので、そのころには、Office 365 で提供される Office 製品も Windows 版Mac版ともに Office 2019 のみになるんでしょうね。


【Macユーザーがこれから買うべきものは?】

さてこれらを踏まえて、Office 2011 for Mac がサポート期限が切れたから、これから Office 2016 に乗り換えようとしている Mac ユーザーはどんな製品を購入した方がいいのか?

選択肢としては2つになりますが.....

1)Office Home & Business 2016 for Mac/Office Home & Student 2016 for Mac:

買い切り版、いわゆるこうした永続ライセンス版は、これから購入してもすぐにサポートが終了してしまいます。今年中には Office 2019 が登場する予定ですので、おおよそ2年後にはまた新たに購入する必要が出てきます。そういうことからすると、この買い切り版という選択肢はちょっと疑問です。

2)Office 365 Solo:

こちらのサブスクリプション製品は常に新しいOffice が使用できます。現在は、Office 2016 が提供されますが、時期が来れば、Office 2019 に乗り換えることも可能です。また、iPhoneiPad などのデバイスでの利用も可能です。買い切り版と異なり、毎月、あるいは毎年 料金を払う必要があります。
しかし今買い替えるとすれば、買い切り版よりは、やはり、Office 365 Solo の方がお得になるんじゃないでしょうかね?


Mac版 Office 2016(Office 2016 for Mac) のサポート期限。注意が必要です。一般ユーザーの方も、また法人ユーザーの方も、くれぐれもお気をつけてください。


<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)

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2018年06月23日

Office 2013、メインストリームサポート終了、延長ストリームへ

Office 2013がサポート終了??って聞くと、もう?と思われる方も多いかもしれませんね。私もすっかり気が付かずにこの日が過ぎていました。

ただしあくまでもサポートが終了といっても、2018年4月10日、メインストリームが終了して、延長ストリームに入ったという意味ですので、すべてが終了したという意味ではありません。

ただしメインストリームが終了するということは、無償サポートが終了します。

この他に、先日もちょっと触れたことがありましたが、MSコミュニティの中で、Microsoftエージェントというバッチのついた方からのサポートなどのコメントはつかなくなるなど、いずれにしても、ぼちぼち、Office 2016 以降への乗り換えを検討する必要があります。

以下の画像は、Office 2007 のサポート終了に合わせて公開された、Office製品のサポートライフサイクル期間の一例です。そして以下のページを拡大したものです。

20180619-1-0.jpg 20180619-1-1.jpg 


一目瞭然、ご覧いただくとお分かりいただけると思います。


【メインストリームと延長ストリームの違い】

"Microsoft Office 製品のサポート ライフサイクルについて" の中でも触れられていますが、同サイトから引用すると以下の通りです。

-- メインストリームサポート(5年):
  • 無償サポート
  • 有償サポート (インシデント サポート、時間制 サポート)
  • セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)
  • セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト
-- 延長ストリームサポート(5年):
  • 有償サポート (インシデント サポート、時間制 サポート)
  • セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)
  • セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト

無償のサポートが終了するという点と、製品の機能更新(新しい機能の追加など)が行われなくなります。延長ストリームでも、セキュリティ面の不具合に伴う修正などは引き続き提供されます。

なら大丈夫? そういう意味ではありません。

つまり、ぼちぼち次のステップ(次の製品)に移行する準備をしてくださいという期間が延長ストリームになります。次の製品を使い始めるのが遅くなれば、その製品のサポートサイクルにともなって、新しい製品とはいえ、利用できる期間が短くなります。

道路信号のイメージで例えるなら、
メインストリーム:   延長ストリーム:   サポート終了:
といった感じでしょうね。


【Office 2019 からは、Windows 10 しかサポートされない】

これまで何度かご紹介した、Office 2019 ですが、現在まだ Commercial Preview として、一部の方を対象にプレビュー版が提供されています。ただし、この Office 2019 では、Windows 10 のみがサポート対象になります。

それ以外のOSは、サポート対象外です。"Changes to Office and Windows servicing and support" の中でも触れられているとおりです。
すなわち、Windows 7 や Windows 8.1 上では、Office 2019 の製品は利用できません。

またこのサイトの中で、"The Office 2019 client apps will be released with Click-to-Run installation technology only. We will not provide MSI as a deployment methodology for Office 2019 clients." と触れられておりますが、これまでの Office 製品は、MSI形式と C2R(Click-To-Run)形式の2つの方法で提供されていましたが、Office 2019 からは、すべて C2R形式のみになります。


【2018年にサポートが終了する製品および、延長ストリームに移行する製品】

ソフト、ハードともに実は意外とあったりします。ご注意ください。"2018 年にサポートが終了する製品" によると、身近なものだと、

-- サポートが終了するもの
・Windows 10 Version 1607 2018/4/10
・Windows 10 Version 1703 2018/10/9

-- 延長ストリームに移行するもの
・Office 2013 2018/4/10
・Windows 8.1 2018/1/9

あたりがあります。


Surfaceなども例外ではありませんので注意が必要です。製品のライフサイクルのサイトでは現在は特に公開されておりませんが、以前にメディアでも2018/4/10がメインストーリーム終了になると報じられていました。


MSコミュニティのSurfaceのカテゴリを覗くと、先日、SurfaceRT/Surface2/Surface Pro/Surface Pro2 について アナウンスがありました。

20180619-2-1.jpg

もっとも、これらの製品は、"Surface を修理に出す方法" にもありますが、すでに生産中止になっていますので、わからないでもないところです。ただし、あくまでも製品のライフサイクルのページ上では、現在は明確にサポートが終了日はアナウンスされてはいないようです。 

またさらに、無償で配布されていた、Office互換パックについても、提供が終了しました。Office 2000〜Office 2003 で、Office 2007 以降で採用されているファイル形式である docx、xlsx、pptx などのファイルを開けるようにするものでしたが、さすがにこれはもういらないでしょうね。逆にまだこのニーズがあったことにもびっくりではありますが....。




<参照>



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2018年06月20日

"ハンズフリー入力" が利用できない

先月、5月23日に配信された Ver.1805(ビルド9330.2078) より、Word、PowerPoint、Outlook において、ハンズフリー入力がサポートされました。

当然、すでに 月次更新のものは、Ver.1805(ビルド9330.2124) と該当のバージョンより進んでいるのでさてどんなものか?ということで、新機能のチェックからしてみました。

20180619-5-1-1.jpg 20180619-5-3.jpg 20180619-5-1-2.jpg

Office 365 サブスクライバーであって、このバージョン以降に Update されていれば、Wordや、PowerPoint、Outlookなどのホームタブを開くと、"ディクテーション" という項目があるはず...

なのですが、どうもうちの Office には見当たらない.... 

機能的には、以前にこのブログでもご紹介した、Microsoft Garage Project で配布している Dictate と一緒のようなんですが、うちのPCには、"Dictation"タブ(Dictateのアドインで導入されたもの)はあっても、ホームタブにはそれらしきものはありませんでした。

ただし、ファイル>アカウント>新機能 と開くとちゃんと新機能として紹介されています。

まぁ機能的には、Dictate のアドインでも問題ないわけですが、今回のこの機能について紹介していた他のMVPの方から、どうもMicrosoftアカウントでサインインしていないと使えないらしい...という情報をいただきました。

確かに現在のマシンは、ローカルアカウントでサインインしているし、Office をインストールする際に、Microsoftアカウントを使用してインストールしたものの、Office についても、最初の画像でも確認いただけると思いますが、Microsoft アカウントではサインインしていない状況でした。


【改めてMicrosoft アカウントでサインインしてみる】

そこで改めて Microsoft アカウントにてサインインしてみました。ファイル>アカウント と開いて、

20180619-6-1.jpg 20180619-6-2.jpg 20180619-6-3.jpg

そして、PowerPointの作成画面に戻って、ホームタブをクリックしてみると....

20180619-6-4.jpg

出てきました。"ディクテーション" という項目が。Microsoft Garage Project で導入した、アドインはそのままなので、Dictationというタブとホームタブ内の "ディクテーション" と、2つ同じような機能が導入されたことになります。

今回確認した限りでは、特別、インストール時に使用したMicrosoftアカウントでないといけないということではなく、MSアカウントであれば問題ないようでした。

Office 365 サブスクライバー向けに提供されている機能によっては、今回のように、Microsoft アカウントでサインインしていないと表示されないもの... そんなものがあるんですね。
今後も新機能が追加されたはずなのに見つからない... という時には、確認してみる必要がありそうですね。

なお、この機能は Office365 サブスクライバー向けのものですので、買い切り版の Office 2016 personal などには追加されません。そうした場合には、以前このブログでも紹介した Microsoft Garage Project にて配布されている "Dictate' というアドイン(無料)をダウンロードしてご利用になってみてください。




<参照>



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2018年06月14日

Officeの更新プログラムの配信のタイミングの違い

ちょうど Windows Update のかかるタイミングでもありましたので、取り上げてみました。

これまでにもいろいろなところでご紹介させていただいておりますが、Office 2013 以降、Office 製品については、従来からあるインストーラーを利用する MSI版 と、C2R(Click to Run/クイック実行)版 があります。(*先日ご紹介したMSストア版というのもあります)

ボリュームライセンスなどで提供されているMSI版については、Windows Update にて、その更新プログラムが配信されますが、緊急の場合を除くと、通常は毎月第一火曜日第二火曜日に更新プログラムが配信されます。

・非セキュリティ更新プログラム 毎月第一火曜日(日本時間第一水曜日)
・セキュリティ更新プログラム  毎月第二火曜日(日本時間第二水曜日)

一方 C2R版は、クイック実行という文字通り、随時配信されてきますので、その配信日が決まっているわけでもありません。
こうした Office 製品の更新プログラムの配信について、Outlook ではありましたが、Outlook Support Team Blog JAPAN のブログで取り上げられていたのでご紹介させていただきます。


【MSI版で配信されているセキュリティ更新プログラム】

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ブログの中でも紹介されていますが、それぞれ異なったタイミングで更新プログラムが配信されていきます。

その際、MSI版だと、KB***** といった各Office製品向けのセキュリティ更新プログラムという形で個別に配信されています。
では、C2R版ではどうなのか?

KB***** といった形で、個別には表示されませんが、更新プログラムは随時配信され、更新プログラムが適用されて、指定のバージョン以上になっていれば、この更新プログラムは適用済みと理解していいようです。

つまりそうした修正プログラムの影響で何かしら不具合が発生した場合には、個別に更新プログラムを削除することができないため、Office自体のバージョンダウン(ロールバック)が必要になります。あるいは致命的な不具合ではない場合には、修正プログラムが配信されるのを待つことになります。

ロールバックについては、やはり以前にも取り上げていますので、詳細は以下の記事を参照してください。



【Office 2019からはC2Rのみ】

先日一部公開が開始された Office 2019。こちらのブログでも、インストールについて、2度にわたってご紹介させていただきました。
こちらの製品については、C2R版 のみになります。

ちなみに、Office 2019 の利用環境としては、Windows 10 のみが対象になります。それ以外のOSは対象外です。


【サポート期限にはご注意ください】

先日、Microsoftコミュニティを覗いていたら、以下のようなディスカッションが上がっていました。

20180613-2-1.jpg 201806143-2-2.jpg 

Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 8.1 RT においては、すでに延長ストリームに入っていて、セキュリティの更新プログラムなどは提供されますが、新機能の追加や、無償のサポートは終了しています。

Office 2007 は、2017年10月に延長サポートも終了しましたが、Office 2010 は、Windows 7 と一緒で、2020年10月13日。そして、Office 2013 も、2018年4月10日 にメインストリームを終了して、延長ストリームに入りました。こちらも、2023年4月11日には、延長ストリームが終了します。

これに伴う対応なんでしょうね。

もちろん、Microsoft コミュニティは、ユーザー同士の情報交換の場でもありますので、コミュニティ上で、実際にはこれまでにもいろいろありますが、Microsoft エージェントというバッチのついた方からのサポートは受けられませんが、それ以外のユーザー同士の対応は引き続き行われます。


<参照>




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2018年06月01日

ストアアプリ版 Office が増えつつある?

先日、このブログでも、「ストアアプリ版 Office "Office Centennial"」について取り上げました。


この時は、あくまでも当初からあった Windows 10 S 向けの、ストアアプリ版 Office ということで、"Office Centennial" というものがあるということのご紹介でした。

実はこのストアアプリ版の Office。次第にいろんな形で提供が開始されているようです。今回は、プレインストール版として提供されだした、このストアアプリ版の Office についてご紹介いたします。


【個人向け・法人向け2つのプリインストール版】

プリインストール版って1つかな?と思いしや、法人向けのPCにプリインストールされているプレインストール版のOfficeは、個人向けのものとは異なり、当然ながらWebページも別々になっています。

20180601-7-1.jpg 20180601-7-2.jpg

左:個人向け 右:法人向け

Office製品のインストールガイドのページからたどってみると、"Office 搭載 PC / その他のデバイス" をクリックすると、該当先のリンクに飛びます。

20180601-7-3.jpg

20180601-7-4.jpg 20180601-7-5.jpg

この中の、製品名をクリックすれば、個人向けの製品のインストールページに、そして、右隅に小さく出ている "Office 2016(法人向け)搭載 PC はこちら" をクリックすれば、法人向けのサイトに移動します。


【Windows10 Ver.1709搭載機の発売から大きく変わった】

以下の、プレインストール版 Office 2016FAQ の中、"Microsoft ストア アプリ版 Office 2016 とは何ですか" のところで触れられていますが、"Windows 10 Fall Creators Update 以降を搭載したコンピューターのプレインストール版 Office 2016 はこのタイプとなります" ということで、Fall Creators Update以降に販売されている、Fall Creators Update を最初から搭載しているPCから順次提供が始まっているようです。

20180601-5-1.jpg 20180601-5-1-1.jpg

また "Office 2016 搭載 PC は、個人向け製品と法人向け製品がありますが、どのような違いがありますか" にもありますが、"個人向け製品の場合、プロダクト キーのカードが2つ折りで同梱されています。また、ライセンス認証を完了するためには、個人の Microsoft アカウントが必要です。さらに、ライセンス認証完了後、Office 365 Solo (1年版) を購入、ライセンスをアップグレードすることが可能です" と個人向けにはMSアカウントが必要なこと、その反面、アップグレードも可能なことが記載されていますが、法人向けには特に記載がありません。MSアカウントが必要なく、アップグレードもできない...ということなんでしょう。Office 365サービスもつけることはできません。

20180601-6-1.jpg 

これまであった Office Premium シリーズとは別のものになるわけで、いわゆる買い切り版タイプのプレインストール版ということなんでしょうね。


【法人向けPCのプレインストール製品】

法人向けPCにプレインストールされているプレインストール版については、別のページが用意されておりますので、こちらについても確認してみました。

20180601-5-2.jpg 20180601-5-2-1.jpg

同様に、FAQを確認してみたところ....

20180601-6-2.jpg

・ストアアプリ版 ---> デスクトップ版 への切り替えはOK
・2018年3月現在、32ビット版のみ提供(64ビット版は未定)
・OSを完全に初期化してWindows10 を入れなおした場合、アプリ版Officeは利用できなくなる

といったことに触れていました。

再インストールのページには、"Microsoft Store アプリ から再インストール時に同梱カードのプロダクトキーと個人の Microsoft アカウントは、基本的に必要ありません" とありましたが、インストールにあたって、Microsoft アカウントが必要ない...というのは大きな特徴です。


Windows 10 Ver.1709(Fall Creators Update)が最初から搭載されたPCとそうでないPC。個人向けのものでも違いがあるんですね。加えてこれまでなかった法人向けにもプレインストール版が提供されだしているようです。


<参照>



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2018年05月31日

"Office の使用状況を共有する" という画面が表示された

いつものようにPC内に保存されている Word の文書データを開いたら、"Office のp使用状況を共有する" という画面がでて、本来開きたかった文書が表示されない。。。。

ちょうど以下のような画面がでてくるようです。

20180531-1.jpg

・完全な診断データ
アプリ、機能、デバイスの使用状況に関する情報を共有します。これには、基本的な診断データと拡張エラーレポートが含まれます。診断データは、Officeをセキュリティで保護して最新の状態に保ち、問題のトラブルシューティングを行い、製品を改善するために使用されます。

・基本的な診断データ
Officeの設定、デバイスの機能、Officeが正常に動作していることの情報のみを共有します。診断データは、Officeをセキュリティで保護して最新の状態に保ち、問題のトラブルシューティングを行い、製品を改善するために使用されます。

といった選択肢が表示されます。基本的には、画面にしたがって、"基本的な診断データ" を選択し "確認" をクリックすれば画面が消えて、いつもどおり作業はできるようになるようです。

今日になって表示されたという事例がインターネットを検索すると見受けられますが、引き続き何か?情報が入りましたら随時ご紹介いたします。とりあえずこんな事例があったというご紹介まで。


【2018/06/01 13:45更新】

やはり、Offceのセキュリティセンターから設定を変更ができるようですね。



【2018/06/01更新】

似たような事例ですが、"Officeをより高度に使いこなしましょう" という画面が表示されたという事例もありました。


いずれにしても、Office製品のセキュリティ設定の部分との関連のようですので、当然ですが、決して怪しいものではありません。




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2018年05月25日

Flash や Silverlight を利用したコンテンツが Office 2016 でブロックされる

・PowerPoint で作成したスライドに Flash を利用した動画を埋め込んだが動作しない
・Excel で、Power View が機能しない

これらは、セキュリティ上の問題から、Office 2016 において、Flash や Silverlight、Shockwaveなどのコンテンツがブロックされるようになったことから発生しているものです。


【規制がどんどんかかるFlash】

Flash については、すでに Web ブラウザでもデフォルトで無効になっていたりするケースもあるぐらい、制限がかかり始めています。こちらのブログでも紹介したことがありますが、2020年にはサポートが終了するということもあって、今後、ますます制限はかかるんでしょうね。
Office 2016 で制限がかかったというのも納得のいく流れなのかもしれません。


【Power Viewが利用できない】

Excel 2013 から導入されたアドインで、データが変化する過程を視覚的に表現するものとして利用されています。
この PowerView。その技術的な背景に、Silverlight があったりするわけで、今回の制限により、この Silverlight に制限がかかるため、Power View も機能しなくなってしまうことになります。


【対策】

さて、こうしてセキュリティ的な意味合いもあって、いろいろ制限がかかるのは致し方ないことなのかもしれませんが、どうしても利用したいという場合には、以下のサイトでも紹介しているようにレジストリを変更することで可能になります。

詳細は、"Flash, Silverlight, and Shockwave controls blocked in Office 2016" をご確認ください。


<参照>



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2018年05月14日

Windows版 Office Insider 更新情報

Office Insiderの更新情報。
普段は、Mac版の Office Insider Fast ring ばかり取り上げているわけですが、今回は、先日更新された Windows 版についてもご紹介させていただきます。

5/9(日本時間 5/10)に提供された、Windows 版 Office Insider(旧:Insider Fast)の更新情報です。

-- 更新プログラム
Ver.1806(ビルド 10205.20008)

-- 新しくなったこと
今バージョンより、ビルド No. の表示方法が、1234.5678 といった、4ケタ・4ケタ の構成から、12345.67890 という 5ケタ・5ケタ の構成に変わります。

-- 修正箇所
Word:パフォーマンスと安定性のさまざまな問題を修正
Excel: 多数の ActiveX コントロールを含むブックを印刷するときに、Excel が応答しなくなったり、クラッシュしたりする問題を修正
PowerPoint:プログラムによって Shape.Visible プロパティを変更すると、PowerPoint でエラーが報告されるかクラッシュが発生する問題を修正
Outlook:電子署名メッセージを再送信すると Outlook がクラッシュする問題を修正
Access:パフォーマンスと安定性のさまざまな問題を修正
Project:
・最初のサマリー タスクのタスクのみが [タイムラインに既存のタスクを追加] ダイアログに表示される不具合を修正
・オートフィルターでの [日付] フィールドによるフィルタリングに関する問題を修正


【2018/05/15 更新】

昨日、5/14(日本時間)に、Windows向け Office Insider (Fast ring)の更新プログラムの配信がありました。
配信されたのは、Ver.1806(10205.20009) となります。
配信されたばかりで情報は上がっていませんが、もしかしたら、以前取り上げた、一部のアプリが起動できない部分の修正かもしれません。


上記で取り上げた、一部のアプリが起動できない件は、うちの環境では発生していないため確認できませんが、今回の更新プログラムについて、何かしら情報が公開されましたらまた取り上げさせていただきます。


<参照>



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2018年05月13日

Office のアプリケーションを起動するときにエラーになる

Office Insider をご利用の方に発生するものです。ただしすべてではないので発生している方で、早急に対処をしたいは、以下のレジストリを調整する必要があるようです。

また、Office Insider 以外の方は、今回の影響は受けません


【対象】
Windows版の Office Insider 版をご利用の方。

・Office Insider(旧:Insider Fast)
・月次チャネル (対象指定) (旧:Insider Slow)

にてご利用の方で、以下のバージョンが対象です。

・1804(builds 9266.xxxx)
・1805(builds 9330.xxxx)
・1806(builds 10205.xxxxx, 9327.xxxx) 


【事象】
アプリによって、WordやExcel、OutlookなどといったOfficeのクライアントアプリの起動時、エラーになって起動できません。アプリによっては問題なく起動できるものもあったりするようなので、一応すべてのアプリが問題なく動作するかどうか?確認する必要がありそうです。


【対処法】
Microsoft のサーバー側での設定はすでに完了しているようですが、クライアント側、つまりアプリを利用している利用者側で新しい設定がまだ有効になっていない場合には、以下のレジストリを削除する必要があります。

・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Licensing\CurrentSkuIdForApp
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Experiment
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\ExperimentEcs
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\ExperimentTas

上記のレジストリの削除は、あくまでも早急に対処するため方法ですが、Microsoft側でも現在対応中のようです。


【2018/05/14 更新】

こういうのを見ちゃうと気になるんですが、うちの Windows 10(RS5) + Office Insider Ver.1806(ビルド 10205.20008) ですが、こちらはどのアプリ問題なく起動できていました。

ということで、やはりすべてのユーザーに影響が出るわけでもないようです。

ちなみに、今更ではありますが、Ver.1805(9312.2008) の時に導入された、Officeの起動時の新画面。Word/Excel/PowerPoint については、以前にもご紹介したように新しい起動画面でしたが、改めて他のアプリも今回起動して確認したら、Publisherや、Accessなどは、前回ご紹介した際にも取り上げていませんでしたが、こうした一部のアプリは従来通りの起動画面の表示でした。


まぁ、当然ですが、新起動画面は、あくまでも、Word/Excel/PowerPoint のみってことですね。



<参照>




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2018年04月28日

Office 2019 Preview も登場!

Windows 10 の Update がくれば、今度は、Office 2019 の情報が飛び込んでまいりました!

Office 2019 Preview Commercial Preview の配信がスタートするという情報です。

20180428-1.png 

Commercial Preview に参加するには、”2019 コマーシャル プレビューの Office プログラムに参加する方法” にて登録する必要がありますので、詳細は上記サイトをご参照ください。



ゴールデンウィーク本当に忙しくなりそうですね。


<参照>





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2018年04月22日

Office の起動時画面が一新する(予定) Part 2

先日、"Office の起動時画面が一新する(予定)"  という記事をUPして、第一報としてお知らせしました。


その際には、ちょうどこの時にもバージョンアップがかかって、Ver.1805(9312.2008) となったものの、直後に確認した段階では、起動時のトップ画面も従来と同じだったため、変化なかった?とお伝えしたわけですが、どうもいったん閉じて再度起動しなおしたところ、新起動画面が適用されていたようで、日本語版でも利用可能になっていました。

20180422-1-0.jpg 20180422-2-1.jpg 20180422-3-1.jpg

当初、Word と Excel は問題なく、PowerPoint を開いたら、PowerPoint のみ古い起動画面だったので、いったん終了して改めて PowerPoint を開きなおしたろころ、PowerPoint についても、新起動画面が適用されていることを確認いたしました。

前回もご案内したように、基本的には、Ver.1805(9307.****) 以降ではありますが、Office Insider (旧 Insider Fast)Ver.1805(9321.2008) においては日本語版でもこの新起動画面が利用できるようになっています。


【新起動画面について】

さてこの新起動画面ですが、前回もご紹介したように、

20180419-2-2.jpg

上記のような構成になっています。今回確認したところでは、

1) その他のテンプレートについて


右ペインの上段に表示されるテンプレートの右下にある、"[新規]でもっと探す" をクリックすると上記の右画像の様にその他のテンプレートが表示されます。


2) アカウントメニューについて

20180422-1-2.jpg

ちょっと便利になったのが、このアカウントメニューではないかな?と思います。
これまでであれば、Windows版の場合、更新をする場合など、起動後、白紙のテンプレートなどを選択して、一旦プログラムをきちんと起動してからでないと、このメニューにはアクセスできませんでした。

新起動画面になってからは、この起動画面から直接バージョン情報やライセンス情報などにアクセスできるようになりました。

月次チャネル (対象指定)(Monthly Channel (Targeted))や 月次チャンネル(Monthly Channel)でご利用の方に適用されるのは、まだちょっと先ですが、Office Insider (旧:Insider Fast )  ユーザーの方は、ぜひ一度確認してみてください。

また今回の更新について、Office Insider Team ではフィードバックを待っていますので、ぜひ気がついたことがあれば、フィードバックしてみてください。


<参照>




Surface Pro 4



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2018年04月20日

Office の起動時画面が一新する(予定)

先日、Windows版の Office Insider Fastユーザー向けに提供された Ver.1805(ビルド9307.2004)

日本語版では見た目の変化はありませんが、実は、英語版においては、このビルド9307以降、新しいスタート画面の提供が開始されています。Word、Excel、PowerPointにおいて反映される予定のようです。

20180419-1-1.jpg 20180419-1-2.jpg 20180419-1-3.jpg

現在の起動時のスタート画面は上の画像のような感じです。最初にも書きましたが、現在英語版のみで試験的に導入されたばかりですので、日本語版の Office Insider Fast Ver.1805(ビルド9307.2004)だとしても、起動時に表示されるスタート画面は、現在のところ Monthly Channel(月次チャンネル) のものと一緒です。

さて、ではこの画面がどのように変わっていくのか?

20180419-2-1.jpg 20180419-2-2.jpg

上記の画像は、投稿されていた US版の Microsoft Community にサンプルとして上がっていたものですが、左ペインメニューアイコンが、そして右ペインには、テンプレート最近使用したファイルの一覧が表示されています。

現時点でも右ペインの上段に表示されるべきテンプレートが表示されないことがあるなどの既知の問題もいくつか確認はされているようですが、その解決に向けて取り組んでいる最中でもあるようです。

日本語版では、まだ Insider Fast ユーザー向けにも提供されていません。ただし、英語版でスタートして順次拡大していくとありましたので、今後の展開がどうなるのか? 楽しみですね。Insider 版で公開された折には改めてご紹介させていただきます。

4/19にも、Windows版の、Office Insider(旧Insider Fast) の更新プログラムが配信されておりました。これによりVer.1805(9312.2008) にバージョンが上がりましたが、今回ご紹介したスタート画面の変更は、当然ながら?まだ日本語版には反映されておりませんでした。まだもうちょっと先になりそうですね....


【参考】

ちなみに、Word や Excel などを起動した際に、こうしたテンプレート画面が表示されずにすぐに白紙のテンプレートが表示されるという形でご使用の方もいらっしゃるかと思います。

20180419-3-1.jpg

その場合には、今回のような変更を確認するためには、オプション画面から、基本設定をクリックすると、最下部に、"このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" という項目がありますので、こちらにチェックを入れて ON にしていただければ表示されるようになります。

また逆に表示させたくない場合には、こちらのチェックを外して OFF にすれば、アプリ起動後すぐに白紙のテンプレート画面が立ち上がるようになります。


<参照>






Microsoft Store (マイクロソフトストア)











続きを読む
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2018年03月13日

Windows 版 Office Insider 更新情報

Mac 版については、比較的情報が乏しいということもあって、更新情報として、更新が来る機会にお届けしています。

しかし、決して Windows 版であればいろいろ情報があるというわけでもなく、Office Insider(旧:Insider Fast) の更新情報の更新が遅いことは一緒なので、今後は時々Winodws版についても取り上げてみたいと思います。

ところで先週は、シアトルにある Microsoft 本社(Microsoft Campus)で開催されていた 2018 MVP Global Summit というイベントに参加させていただいておりました。
そのイベントを通じて、Office Insider の現状がどんなものか?というのが少し垣間見れたということもあって、Office Insider の情報をもっと発信していこうというように思った次第でもあります。

【更新情報】

ちょうど、シアトルから戻ってきてすぐだったので、気がついたのが遅かったのですが、3/9(日本時間 3/10)付で、Windows 版 Office Insider(Insider Fast)の更新プログラムが配信されました。

20180313-1.jpg

配信日:3月9日(日本時間 3月10日)
配信バージョン:Ver.1804(ビルド 9201.2008)
製品バージョン:16.0.9201.2008

更新内容:
Outlook 宛先を右クリックした際にクラッシュする事象の修復他。一部既知の問題もあり
Excel パフォーマンスの向上と安定性に向けての修正
PowerPoint パフォーマンスの向上と安定性に向けての修正他
Word パフォーマンスの向上と安定性に向けての修正

特に新機能の追加はありませんでした。今回は、主にバグの修正だったり、パフォーマンスや安定性に向けての修正が中心です。

ここまでこだわるのはちょっと酷なのかな?とも思いますが、Web上より配信されている情報のバージョン情報は記載に誤りがありますのでご注意ください。英語版のWebサイトが間違えているせいか?日本語版も間違えています....

今回配信されたバージョンから、バージョンが一つ上がって、Ver.1804
になっています。Webサイト上では、残念ながら Ver.1803 のままですが...


<参照>

Windows デスクトップ向け Office 2016 の Insider リリース ノート
Insider release notes for Office 2016 for Windows desktop

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2018年02月23日

Office のインストールから、トラブルシューティングまで

Officeのインストールから、インストールにまつわるトラブルシューティングまで。。。製品によっても異なりますし、インストールだけではなく、ライセンス認証や、利用していてトラブルが発生した時など、いろいろなシーンに直面することがあると思います。

今回は何かの時に知っておくと役に立つ Webサイトをご紹介いたします。


【インストールからトラブルシューティングまで】

Microsoftのサポートサイトを探すだけでも、いろんなページに似たような情報があって、なかなか探すのも大変ですね。

製品別にインストールの手順などが紹介されているページもあれば、個別にトラブルへの対処法をまとめてあるところもある。

そんな中で比較的まとまっているのが以下のサイト。

20180223-1-1.jpg 20180223-1-2.jpg

Office のインストール

Windowsだけでなく、Macについてもこちらから参照可能です。

インストールから、トラブルシューティングに至るまでの各サポートページへたどりやすくなっています。


【既知の問題と解決策】

そしてもう一つ、Officeの既知の問題の進捗状況や、対処法を紹介しているところ。

アップデートしてみたら、Excelがクラッシュするようになった...など現在直面しているトラブルがアップデートに起因するものなのか?また既知の問題として現在対応中のものなのか?そんな情報が確認できるところが以下のサイトです。

20180223-2-1.jpg 20180223-2-2.jpg

最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策

Windows版、Mac版 ともに、プログラムごとに現在確認されている既知の問題や回避策などが提示されています。

是非お気に入りなどに登録しておいて、いざというときに、お役に立ててください。

さてさらに言うと何回か前にも取り上げましたが、こうした日本語のページには反映していない内容などがでているのが、USのサポートサイト。

アドレスを直接入れなすのであれば、アドレスの "ja-jp" の部分を "en-us" に変更すれば、同じコンテンツのUSサイトに接続されます。(若干内容は異なることもあります)

20180223-3-1.jpg 20180223-3-2.jpg

あるいは、画面下部に移動し、左下にある言語選択のところから、変更することも可能です。

20180223-3-3.jpg 20180223-3-4.jpg

ちなみに英語のサイトにはある情報でもアドレスなどを、ja-jp つまり日本語に変更しても、ページによっては日本語ページがない場合もあります。その場合には、英語のままで表示されます。

ぜひ、こうしたサポート情報を上手に使ってみてください。


<参照>

Office のインストール
最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策


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2018年02月09日

ロールバック(バージョンダウン)して検証する

Office 365(2016)を利用していると、通常、Click To Run 形式で Update されるため、あれ?と思ったらバージョンが上がっていたりすることもあります。

これまでであれば何の問題なくできていたものが、いつからか?突然できなくなってしまった...

そんな場合の一つの検証方法として、"ロールバック" があります。つまり、バージョンダウンして、気がつかないうちに更新された Update に起因する不具合かどうか? を検証するわけです。

これまでにもこのブログで何度も取り上げては来ましたが、ちょっと2月の更新プログラムを見ていると、困ったもので、この必要性が非常に多いので、改めてロールバックの方法について、取り上げてみました。


【現在のバージョンと更新履歴の確認】

まずは、ロールバックの前に、現状を把握しておく必要がありますので、現在の Office のバージョンと、これまでの更新履歴を確認します。以前に、"いち早く Office365(2016) の更新状況を確認するには?" というかたちでも取り上げました。
更新履歴は、英語版の "Office 365 client update channel releases" が比較的きちんと情報が更新されているのでよろしいかと思います。


【ロールバックする】

さてそしてロールバックになりますが、一旦、Word や Excel などの Office 関連プログラムをすべて終了します。そして、コマンドプロンプトを管理者モードで起動して行います。

1) スタート>Windowsシステムツール と開いて、"コマンドプロンプト" を右クリック。その他>管理者として実行 とクリックして、コマンドプロンプトの画面を起動します

20170706-3-1.jpg

2) 続いて、

20170706-3-2.jpg

cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun

上記のコマンドをコピーして、そのままコマンドの画面に右クリックして貼り付けます(右クリックするだけで張り付くはずです)

3) Click To Run のところに移動出来たら、

20170706-3-3.jpg

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.8827.2179

やはり上記をコピーして右クリックして貼り付けます。

ちなみに上記のバージョンは、1/30にリリースされた、Ver.1712(ビルド8827.2179) になります。(画像は古いものを利用している関係上、バージョンが多少異なりますので、ご注意ください)

またこれ以外のバージョンにするためには、冒頭にご紹介した 英語版の "Office 365 client update channel releases" にて更新履歴を見て、具体的に、どのバージョンに戻すかを確認してみてください。

4) これでバージョンダウンが開始されますので、あとは完了まで待ちます。コマンドプロンプトの画面は閉じても問題ありません。

20170706-3-4.jpg

バージョンダウンが開始されていると、上記のような画面が出てますが、完了しても、特に完了とも表示されません。

この画面が消えると完了です。ただし、完了後、一旦画面のリフレッシュがかかりますので、完了後すぐにアプリを起動するとエラーになるケースもあります。
PCの再起動までは必要ないにしても、完了して、ダイアログが消えた後 1-2分待ってから、Wordなどのアプリを起動して、バージョンダウンができたか?バージョン情報を確認してみてください。


【更新を無効にする】

状況にもよりますが、ロールバックした結果、状況が改善されたといったケースで、どうしても改善された状態で使用せざるを得ないような場合、自動更新が有効のままだと、また自動で Update がかかってしまいます。
単純に検証のためロールバックされただけであれば、ご利用環境にもよるかと思いますが、そのままでも、数時間後には自動的に更新されるでしょうから問題ありませんが、不具合の発生していない状態でどうしても使用したいという場合には、一時的に、更新を無効にしておく必要があります。

20180209-1.jpg

上記のように、ファイル>アカウント と開くと "office 更新プログラム" のところに、"更新オプション" がありますので、こちらをクリックして、"更新を無効にする" をクリックし、無効にしておく必要があります。

ただし、もちろん更新プログラムには、中にはセキュリティ面の不具合を修正するためのものもあったりしますので、更新を無効にしてご利用になる場合には、長くてもひと月ぐらいを目安にして、ひと月ぐらいしたら、一旦、同様に、"更新オプション" から、"今すぐ更新" をクリックして、最新バージョンに Update してみて、不具合が改善されたか?確認しておくことをお勧めいたします。

また、Microsoftのサポートサイトや、Microsoftコミュニティなどで情報を収集して、すでに不具合が改善されているな?とわかった場合には、自動更新を有効に戻して、最新の状態でご使用いただくことをお勧めいたします。


<参照>

Office 365 client update channel releases
いち早く Office365(2016) の更新状況を確認するには?
リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない
以前のバージョンの Office 2013 または Office 2016 クイック実行に戻す方法


HP Directplus オンラインストア


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2018年02月06日

いち早く Office365(2016) の更新状況を確認するには?

Click To Run(C2R) にて自動更新がかかるものの、状況によっては、手動で最新状態に更新する必要が出てきたりするケースもあります。

また、何らかの事情によって、バージョンダウンせざるを得ない場合、どのバージョンに戻したらいいか?更新履歴などを確認する必要もあったりします。

そんな際に役立つのが更新情報なわけですが、情報は随時更新されていることとは思いますが、残念ながら実際のところ、日本語版のページでは、最新情報が提供されていません。

ではどうしたらいいのか? 今回は、Office 製品の更新状況の確認についてご紹介いたします。


【バージョン情報の確認】

まずは、ご利用のアプリのバージョン情報を確認してみましょう。
WordやExcelなどのアプリを起動して、ファイル>アカウント と開くと確認ができます。前回の Update より、表示位置が、アプリケーションのバージョン情報のところに移動しました。

20180201-1.jpg


【現在の更新状況】

さて自分の PC がどんな状態かは、お分かりいただけたと思いますが、自動更新で更新されているからと言って、現在の状態が最新とも限りません。WordやExcelなどを起動して手動で更新でもして、更新がありませんと出れば、とりあえず現時点では最新ということになりますが、バージョン毎に追加された機能や、更新された内容を確認するには、やはりMicrosoftの発信している情報を確認する必要があります。

更新チャンネルによっても更新状況はことなりますので、法人向けの Office 365 をご利用の場合には、最新のバージョンと言っても更新状況は異なります。


・Office 365 の更新状況

更新チャンネルごとに表示し、過去のバージョンの概略なども確認できます。

20180201-2-1.jpg

Office 365 client update channel releases

他にも、

Version and build numbers of update channel releases

でも更新バージョンなどは確認ができます。


・Office365の新機能

更新によって追加された機能などについては、製品チームのブログでも紹介されることがありますが、以下のサイトでも確認ができます。

20180201-2-2.jpg

What's new in Office 365

昨日、更新プログラムが提供されたわけですが、2/1現在で確認する限りでは、1/30(日本時間 1/31)に配信された情報が掲載されているのは、"Office 365 client update channel releases" のサイトだけでした。

ちなみに、このブログでもたびたび取り上げる Office Insider ですが、こちらについては、
What's new for Office Insiders
にてご確認ください。


【バージョンダウンにも必要な情報】

以前にも、"リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない" というタイトルで、暫定的な対処法の一つとして、Windows版の Office 2016 のバージョンダウンの方法についてもご紹介いたしました。

リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない

コマンドプロンプトを、管理者モードで実行して行うわけですが、この際にも、どのバージョンまで戻したらいいのか? バージョン番号が必要になります。

日本語のページだと、情報が反映するのに時間がかかりますので、いち早く更新状況を確認するとなると、やはり英語のサイトと言う事になるかと思われます。


【2018/2/18更新】

参考までに、現在もサポートがまだ続いている、Office 2010 および Office 2013 の直近の更新履歴についてもご紹介しておきます。

Office 2010:
2018/01/09 リリース 14.0.7193.5000 KB 4058103
2018/02/13 リリース 14.0.7194.5000 KB 4077965

Office 2013:
2018/01/09 リリース 15.0.4997.1000 KB 4058103
2018/02/13 リリース 15.0.5007.1000 KB 4077965

が更新状況となります。


<参照>

Office 365 client update channel releases
Version and build numbers of update channel releases
What's new in Office 365
What's new for Office Insiders
Office 2010 クイック実行製品の更新履歴
Update history for Office 2010 Click-to-Run products
Office 2013 の更新履歴
Update history for Office 2013



Microsoft Store (マイクロソフトストア)



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2018年01月23日

SVGグラフィックスの変換

Office 2016 において、月次チャンネルにて、SVGグラフィックスが扱えるようになったのは、 2016年12月6日に配信された、Ver.1611(7571.2072) からのお話なので、かなり以前のことになります。

Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース

上記のところにアクセスしていただいて、月次チャンネルで、2016年12月の更新内容を確認すると、すぐにお判りいただけます。

この機能は、Word2016/Excel2016/PowerPoint2016/Outlook2016 の各アプリで利用が可能になっています。
Office Insider向けにはさらにさかのぼって、2016年11月になるのでかなり前からのお話になります。





さてこうしてすっかり同じみになったアイコンですが、今回の、月次チャンネルのアップデートでさらに追加された機能に、こうして挿入された SVGアイコンを図形に変換する機能があります。

今回はこの機能についてご紹介いたします。

【SVG 画像を挿入する】

別にSVGグラフィックスをご自身でご用意いただいたものでも問題はありませんが、Office には、"アイコン" という機能があります。このアイコンで挿入されるデータが、"SVG" グラフィックスになります。

1) PowerPointなどのアプリを起動

2) 挿入タブ>アイコン とクリックし、必要なアイコンをクリックして選択し、挿入をくりっくします

20180123-1-1.jpg 20180123-1-2.jpg


【SVG画像を加工する】

Microsoft Office 2016 で SVG 画像を挿入します

上記のサイトでも紹介されていますが、挿入されたSVG画像は、従来も、画像を選択して書式タブを開くと、スタイルを適用したり、トリミングをしたりといった加工は可能でした。

20180123-2-1.jpg

ただし今回はさらに、挿入されたSVG画像を、Office画像に変換するという機能が追加されました。

1) 画像を挿入後選択された状態で、書式タブの "図形に変換" をクリックします

20180123-2-2.jpg 20180123-2-3.jpg

2) "Microsoft Office 描画オブジェクト" に変換するか?聞いてきますので、"はい" をクリックします

20180123-2-4.jpg 20180123-2-5.jpg


* またこれは、SVGデータのグループ化を解除しようとしても同様に、Office描画オブジェクトへの変換が要求されます。

20180123-2-6.jpg

変換された SVGグラフィックス は、Office 描画オブジェクト に変換されたことで、これまでであれば、トリミングとスタイルの適用ぐらいしかできなかった加工がさらに、グループ化を解除して、個別のグラフィックデータとして加工が可能になります。

Insider Fast: Ungroup Icons (and SVGs) into Shapes

ちょうど、上記で、Office Insider 向けに機能た適用された際の解説が出ていました。

仮にスタイルを適用するにしても、オブジェクトをばらして、個別に適用できるようになります。
また実際に比べてみると、SVGグラフィックのままの状態で適用できるグラフィックスのスタイルの数と、Office描画オブジェクトに変換した後に適用できるスタイルの数も数段違いがあります。

20180123-3-1.jpg
20180123-3-2.jpg 20180123-3-3.jpg

* 書式から設定するスタイルについても、変換前と変換後では名称が変わります。 

変換前:グラフィックのスタイル  変換後:図形のスタイル



【無料で利用できるその他のアイコン】

これはちょっと話がそれますが、エバンジェリストのものえさんが、Twitterで紹介していた、"heroicons-ui" というGitHubにて公開されていた SVG アイコンです。

無料で利用できるものです。

アイコンはシンプルなのが使いやすい!WebサイトやアプリのUIにぴったりな無料のSVGアイコン -Heroicons UI

こういうものもネット上で探すといろいろあるんでしょうね。

また、Inkscape というフリーの ベクトルグラフィックスソフトがあります。
これで作成した画像は、通常標準では、SVG形式で保存されますので、PowerPointにて、取り込んだ上で、Office描画オブジェクトに変換しみると、ご覧の様にさらにかなりの自由な形で調整ができるようになります。

20180123-4-1.jpg 20180123-4-2.jpg

いろいろなツールと組み合わせていくことでさらに利用できる範囲が広がりますね。

ぜひご活用ください。


注意アイコンの挿入SVGデータの変換機能は、Office 365 サブスクライバー向けの機能です。


<参照>

"アイコン" 挿入機能の利用と、Microsoftが提供する無料で利用できるアイコンセット
Microsoft Office 2016 で SVG 画像を挿入します
SVG 画像を挿入する
Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
NEW! Insert Icons in Office 2016
Office Insider更新履歴
Insider Fast: Ungroup Icons (and SVGs) into Shapes
アイコンはシンプルなのが使いやすい!WebサイトやアプリのUIにぴったりな無料のSVGアイコン -Heroicons UI
INKSCAPE


Microsoft Store (マイクロソフトストア)


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2018年01月20日

アイコンを挿入しようとするとエラーが表示されて挿入できない

前回ちょっとご紹介した不具合の続報として、その暫定的な解決策をご案内させていただきます。

1月18日(日本時間1月19日)に提供が開始された、Windows版の Office 2016/Office 365ProPlus の 月次チャンネル(Monthly Channel)向けの、Ver.1712(ビルド8827.2148)において、アイコンが挿入できないという不具合が発生しています。

Word、Excel、PowerPoint、Outlook の各アプリで発生いたします。


【アイコンとは?】

Office 365 サブスクライバー向けに提供されている機能で、Office 2016 の Word、Excel、PowerPoint、Outlook といったアプリで利用可能です。

"アイコン" 挿入機能の利用と、Microsoftが提供する無料で利用できるアイコンセット

以前にも上記のような形で取り上げさせていただいたことがありましたが、Monthly Channel(以前は、Current Channel)向けに提供されたのが、"2016/12/06に更新された Current Channelリリースのバージョン 1611 (ビルド 7571.2072) " 以降ということになるので、かなり前の話になります。

SVGデータとして提供されている "アイコン" ですが、非常に便利な機能です。Mac版の Office にはないのが残念ですが....。





--- 各アプリでの、アイコンの挿入方法

20180120-1-1.jpg 20180120-1-2.jpg
20180120-1-3.jpg 20180120-1-4.jpg


【再現手順】

さてそのアイコンの挿入機能ですが、実は今回リリースされた Ver.1712(ビルド8827.2148)をインストールすると、

20180119-2-3.jpg

「 このファイルのインポート中にエラーが発生しました。https://hubblecontent.osi.office.net/ContentSVC/Content/svg/****.svg 」

というエラーダイアログが表示されて、アイコンが挿入できないというトラブルが発生しています。

再現手順は以下の通りです。

1) Word、Excel、PowerPoint、Outlookのいずれかのアプリを起動します。今回は PowerPointを起動してみました

20180120-2-1.jpg

2) 挿入タブ>アイコンとクリックすると、アイコンの一覧が表示されます

20180120-2-2.jpg

3)いずれかのアイコンを選択して、挿入をクリックすると、エラーになります

20180120-2-3.jpg 20180120-2-4.jpg


【暫定的な解決法】

暫定的ではありますが、製品チームの方から、改善方法を、提示してもらいましたので、ご紹介いたします。


1) IEを起動して、ツール>インターネットオプション とクリックして開きます
* もちろん、コントロールパネル>インターネットオプション とクリックしても同様です

20180118-3-1.jpg 20180118-3-2.jpg

2) インターネットオプションのダイアログが表示されたら、詳細設定タブを開いて、"設定" の中の、"セキュリティ" のカテゴリにある "暗号化されたページをディスクに保存しない" のチェックを外してオフにします

20180118-3-3.jpg

3) あとは、インターネットオプションの画面をOKで閉じれば完了です

インターネットオプションの、"暗号化されたページをディスクに保存しない" がオンになっていると今回のエラーが表示されるようです。

今回トラブルの発生したPC:Windows10(Ver.1709 ビルド16299.129) + Office 365 Solo(Ver.1712 ビルド8827.2148) という環境で確認したところ、インターネットオプションの設定では、"暗号化されたページをディスクに保存しない" がオンになっていました。
ただし、同じOSでも、Windows10(Ver.1709 ビルド16299.129) + Office 2013 Pro(Ver.15.0.4997.1000) では、デフォルトで、この設定はオフでした。
さらに、Windows10(Ver.1709 ビルド17074.1000) + Office 365 ProPlus(Ver.1801 ビルド9001.2068) では、デフォルトで、やはりこの設定はオフでした。

Office 2013 には、アイコンの機能はないので関係ないとして、Windows Insider版では、デフォルトで、この設定がオフになっていたため、エラーにならずに表示されていたようです。ここをオンにするとやはり同様のエラーが表示されました。

今回このエラーの発生した Windows10 + Office 365 Solo の環境ですが、改めて、IEのインターネットオプションを開いて、IEのリセットをかけてみたところ、"暗号化されたページをディスクに保存しない" は、オフになりましたので、デフォルトではオフなんでしょう。ただし、今回発生したPCも、発生していないPCも、この設定のオン・オフを変更した記憶はありませんが何故設定の違いが出てきたのかは不明です。

当面の回避策としてここをオフにすれば利用できるようになりますが、おそらくこの辺りは、今後のアップデートにて、また修正がかかるんだと思われます。

今回問題になっている "暗号化されたページをディスクに保存しない" の機能についてはまた別の機会にご紹介させていただきます。


<参照>

SVG 画像を挿入する
Microsoft Office 2016 で SVG 画像を挿入します
Insert SVG images and icons in Office 2016
Work with SVG images in Microsoft Office 2016
Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 9 で IE ESC が有効な場合、ローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが正しく表示されない

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2018年01月19日

Windows 版 Office 2016(365) の更新情報

1月18日(日本時間1月19日)付で、Windows版の Office 2016(365) の更新がありました。1月9日に更新にがあったときからは、バージョンがまた一つ上がって、

Ver.1711 ---> Ver.1712

へとバージョンアップいたしました。

今回配信されたのは、

Ver.1712(ビルド8827.2148)

です。


【バージョン情報の表示位置が変わりました】

いろいろ機能も追加されておりますが、一つ目立ったところでは、バージョン情報の表示位置が変わりました。

20180119-1-1.jpg 20180119-1-2.jpg

Office Insider 向けには、以前にもご紹介したようにいち早くバージョン情報の場所が変わっていましたが、月次チャンネル(Monthly Channel)についても、今回からバージョン情報の表示位置が上記の画像のように変更になりました。

製品ごとのバージョン情報については、さらに各アプリのバージョン情報でご確認いただく必要があります。


【追加された機能】

新機能が追加されるのはこれまでもご紹介したように、Office 365 サブスクライバーが対象です。

Word、Excel、PowerPoint、Outlook共通

・SVGアイコンを図形に変換する機能が付きました。これにより、画像の色を変更したり、影をつけたりといった加工が可能になりました。

20180119-2-1.jpg

** アイコン機能を利用して試してみましたが、どうもアイコンの挿入がエラーになるようです。
こちらについては、現在フィードバックして確認中ですので、何かその後状況が変わりましたら取り上げさせていただきます。

20180119-2-2.jpg
20180119-2-3.jpg


PowerPoint

・3Dモデルが利用できるようになりました。

20180119-3-1.jpg 20180119-3-2.jpg


Outlook

・"Focused Inbox"(優先受信トレイ) が搭載されたとUS版のOffce365の新機能を紹介したWebページでは案内がありましたが、先行しているOffice Insider版では確かに "優先"、"その他" といった、選択ができるようになっていますが、今回のバージョンアップで、Monthly Channelでは確認できませんでした。

20180119-4-1.jpg

ちなみに、Office Insiderとして先行している Ver.1801(Build9001.2068)では、以下のような感じですので、本来は今回のUpdateでこうした表示になるようです。こちらについても、引き続きチェックして何か情報が入りましたらご紹介させていただきます。

20180119-4-2.jpg


これ以外にも、いくつかありますが、詳細は、

Office 365 client update channel releases

をご覧いただくとわかりやすいかと思います。



日本語版ページの更新が遅れているため、最新情報を確認される場合には、USサイトをご覧いただくのが一番早いかと思われます。


【2018/01/19更新】

アイコンの挿入ですが、時に以下のようなエラーで接続できなくなったりもするようなので非常に接続自体も不安定なようです。

20180119-5-1.png



<参照>

What's new in Office 365
Office 365 client update channel releases
Work with SVG images in Microsoft Office 2016

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2017年12月28日

Office のバージョン情報の表示位置が変わりました

Office Insider(旧:Insider Fast)で提供された、Ver.1801(ビルド8901.2016) より、Office のバージョン情報の表示される場所が変わりました。

従来の場合、Office Insider のものは、

20171204-1.jpg

のような感じでしたし、また月次チャンネルの場合も、

20171227-2.jpg

といった感じで表示されていましたが、12月20日にリリースされた Ver.1801(Build 8911.2016)より、

20171227-1-1.jpg

Excelを起動したときの例ですが、上記のように ファイル>アカウント と開いた時に表示される、各アプリケーションの、バージョン情報のところに表示されるようになりました。

当初、私も何かの不具合かな?と思っていましたが、英語版の Office Insider 向けのリリースノートからExcelのリリースノートにアクセスしてみるときちんと更新内容のところで紹介されておりました。
また US版 MS Community の情報でも、このように変更になったという事が紹介されておりましたので、今後また元に戻るかもしれませんが、現時点ではこの場所に表示されているのが正しい状況のようです。


<参照>

Office Insiders Windows desktop release notes!
Insider release notes for Office 2016 for Windows desktop
Insider release notes for Excel 2016 for Windows desktop


Microsoft Store (マイクロソフトストア)



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2017年12月15日

年賀状の作成 〜Microsoftが提供する素材とテンプレート

パソコンとプリンターが大活躍するこのシーズン。Word や PowerPoint などの Office 製品を利用して、年賀状を作成されていらっしゃる方も多いかと思います。

Microsoftの Webサイトでは、そうした方々の為に、

20171215-1.jpg 20171215-2.jpg

Officeで楽しく簡単に! 年賀状を作ろう 2018

といったサイトを用意しています。

書道家・岸本亜泉さんの作成したオリジナルテンプレートをはじめ、200種類以上のテンプレートが用意されています。

Surface Pro などをご利用であれば、"書道家の三種の神器" もおすすめ。Surface ペンを利用した味わいのある毛筆文字作成のTIPなども紹介されています。

20171215-3.jpg

"年賀状を作ろう 2018" から、"はがき年賀状" をクリックし、"イラスト素材" あるいは "テイストから選ぶ" を選択すると、テンプレート素材が表示されます。

はがきの作り方のページでは、WordやPowerPointを利用したはがき作成の手順が動画でも説明されております。

"素材で作るオリジナル年賀状" では、素材から自分で作成したいという傾けにさまざまな素材も用意されています。

"楽しもうOffice" のサイトではこうした楽しいコンテンツが満載。ぜひ一度覗いてみてください。


このシーズン。Microsoft以外にも Canon や Epson といったプリンターメーカーのサイトや、郵便局などさまざまなサイトでも、年賀状作成の為のツールや素材が提供されています。

季節的には、クリスマスカードなどもそうですね。
クリスマスカードに、あるいは年賀状にと、上手に活用してみてください。


<参照>

楽しもう Office
書道家の三種の神器
PIXUS 年賀状2018/Canon
年賀状特集2018/Epson Webプリワールド
はがきデザインキット2018

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