2018年10月08日

Windows Update 後 Office が起動できない

Windows Update が終わって、無事 Windows 10 も最新状態になった.... さて、Excel を起動して仕事でもするか??
と起動してみるといきなりのエラーで、Word や Excel などのアプリが起動できない。

あってはほしくはないのですが、そんなこともあったりします。

今回たまたま、Insider 版の Windows 10 を、Build 18252(Insider Fast Ring) に Update した際、その後、Office 2013 が以下のようなエラーになって、起動できなくなったのでいい機会なので取り上げてみました。

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【対処法】

PC で Office 2016 または 2013 アプリケーションを起動すると、"動作が停止しました" エラーが表示される” のところではアドインの無効化など順を追って説明がでています。

エラーログを確認しても、セーフモードで起動してどうか?確認するよう表示されておりました。

さて今回の修復の手順です。

1) スタート>設定>アプリと機能>アプリ と開いて、ご使用の製品を適宜選択してください

2) "変更" をクリックし、"Officeプログラムをどのように修復しますか?" という画面が表示されます

3) まずは、"クイック修復" を選択して修復開始

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修復が完了したら、念のため一度PC自体を再起動します。

今回うちの場合には、クイック修復で正常に回復しましたが、クイック修復では改善しなかった.... と言う場合には、当然アドインなどの問題も考えられますので、"PC で Office 2016 または 2013 アプリケーションを起動すると、"動作が停止しました" エラーが表示される" 等もご確認ください。

また再度修復を実行し、"オンライン修復" をお試してみてもいいかもしれませんね。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム) Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


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2018年10月03日

Office 365 Solo 5台まで同時使用可能に!

以前に、"Office 365 Solo がさらにお得に変わります!" という記事で第一報という形でご紹介しました。

このサービスがスタート。正式に同時に5台までインストールできるようになりました。

これまでなら...

本人が使用する 2台のPC、2 台のタブレット、2 台のスマートフォンの合計 6 台のデバイス

という制限がありました。

今回からは...

インストールできるデバイス: 制限なし
同時に使用できるデバイス: 5台

というように変更になります。

Microsoftアカウントのサービスとサブスクリプションのところから、"概要" をクリックしてみると、説明のところにも当然ながら "お使いのすべてのデバイスに Office をインストールし、同時に 5 台にサインインできます" とあります。

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また、"デバイスの管理" をクリックすると、下部に現在有効になっているデバイスが表示されていますが、"Officeからサインアウトする" をクリックすることで解除できるようになっています。

また、法人向けに販売されていたため当初は量販店などでは購入できなかった Office 365 Business Premium が、家電量販店でも購入できるようになったというニュースも流れてきました。

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Windows 10 October 2018 Update が最後かな?と思われた Update ラッシュ。
プログラムのアップデートだけではなく、様々なサービスも新たに Update されています。

もうしばらくは、各メディアなどからも発信される情報に目が離せそうにありませんね。


<参照>




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2018年09月25日

Office 2019 が正式にリリースされました!

この秋といわれていた Office 2019。昨日までは、まだ Preview 版として一部のユーザーに提供されていたのみでしたが、フロリダ州オーランドにおいて現在 Microsoft Ignite 2018(9月24日-28日) が開催されていますが、それに合わせての発表ということになります。
ブログでは、"Office 2019 is now available for Windows and Mac" と発表されました。

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まずはこれまでPreview版を提供していたボリュームライセンスユーザー向けに提供が開始されましたが、今後数週間のうちに、順次すべてのユーザーの方が利用できるようになります。

Microsoft Dev Center からもメールが届いておりました。メールの内容も踏まえてご紹介させていただきます。


【システム要件】

最初にまずはシステム要件から。すでに、"Officeのシステム要件" のサイトには、"Office 2019" が加わっております。簡単に対応OSのみご紹介します。

OS:Windows 10, Windows Server 2019

その他、ハードウェア構成などは、"Officeのシステム要件" のサイトをご参照ください。

なお、US版の "System requirements" のサイトでは、日本と製品構成が異なるため、名称など一部異なるところはありますが、単体製品、各製品ごとのシステム要件なども確認できますので、こちらもご参照ください。

【製品構成】

Word 2019、Excel 2019、PowerPoint 2019、Outlook 2019、Access 2019など

ただし、OneNote については、Windows 10 向けの OneNote に変わります。無料で提供されている Windows 10 向けの OneNote ではありますが、サブスクライバー向けには、無料版にないノートブック用の追加記憶域や、数式アシスタントなどのプレミアム機能が利用できるようになっています。

"OneNote と OneNote 2016 との違い" のサイトで、だいぶ前から情報が出ていますが、Office 2016 でご利用になっていた OneNote 2016 については、機能の追加などはすでに行われておりませんが、使用することは可能です。また両方を併用することも可能です。


【プレビュー版の提供終了とプレビュー版からのUpdateについて】

Microsoft Dev Centerからのメールではこの部分について触れております。

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プレビュー版については、2018/12/31 をもって終了いたします。そこで使用されていたキーについても、それ以降は無効になります。

それ以降は、機能制限モードになり、読み取りと印刷以外の機能は使用できなくなります。また12月上旬からは、定期的に警告のメッセージも表示されるようになります。

Microsoft CollaborateのOffice 2019プレビュープログラムについても、2018/12/31 に終了します。

-- ボリュームライセンスユーザーのアップデートについて

もともと、Preview プログラムは法人ユーザー向けに提供されていたもの。ということで、法人ユーザーで Office 2019 Preview をご利用の方は、KMS あるいは MAK のアクティベーションキーを利用して、アクティブ化するだけで、引き続き、Office 2019 としてご利用いただけます。

また今回の Office 2019 よりすべてC2R形式での提供のみとなり、従来からボリュームライセンスユーザーには、MSI形式のものが提供されていましたが、これがなくなり統一されます。従来から、法人ユーザー向けに提供されていた Office Development Tool も引き続き提供されます。



【新しくなる機能】

さて、Office 2019 になって何が新しくなるのか? "Overview of Office 2019 (for IT Pros)" では、各製品の新しくなる機能について紹介されています。

一部主だった製品についてリンクにてご紹介します。各サイトを直接ご参照ください。


** Microsoft Edge に、"Translator For Microsoft Edge" の拡張機能が追加してあれば、以下の画像の様に日本語として読むことも可能です。

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現時点での私が感じるファーストインプレッションとしては、Office 2016 のサブスクライバー向けに提供されていた新機能が追加されたのが、Office 2019 という感じでしょうか? もちろん今後も機能は随時追加されていくので、Office 2016 にはなかった機能というのも増えてくるかとは思います。

詳細については、今後どんどん発表されてくると思われる情報に期待したいと思います。


【サポート期限】

最後に出たばかりではありますが、サポート期限についてもご紹介いたします。

Office 2019 のサポート期限は、以前にもご紹介したことがありますが、従来の Office 製品などと異なります。

・従来の製品 :メインストリーム 5年  延長サポート 5年
・Office2019 :メインストリーム 5年  延長サポート 2年

となります。

すでに様々なメディアでも取り上げられておりますが、これによりOffice 2016 と、Office 2019 のサポート終了日が、2025年10月14日 と一緒になるようです。

Office 2019 は、延長サポートが 2年 と短いという点が今までと異なります。

今回、Office 2019 の正式リリースが発表され、ボリュームライセンスユーザー向けに提供が開始されましたが、今後その他の一般ユーザー向け製品でも提供が開始された際には改めて取り上げてみたいと思います。



<参照>





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2018年09月15日

Office製品のアプリの表示言語が、英語表記になってしまう

ここ最近非常に多いトラブルの一つです。Office の更新などが始まっているせいでしょうか? またちらほら出ているようなので再度取り上げてみました。

ブログの中でも何度も取り上げておりますが、昨年の秋の、Windows 10 Fall Creators Update 以降が標準で搭載されて販売されいるPC以降は、PCにプレインストールで添付されている Office 製品は、従来の Office Premium から、ストアアプリ版の Office に変わってきています。

もちろん在庫などの関係もあって、まだ完全に変わっているわけではありませんので、一部製品については、まだ Office Premium が添付されているケースもあるかと思いますので、現在の段階ではすべてがそうというわけではありません。

ここ最近こうした Office の表示言語が英語になってしまうというケースは、この ストアアプリ版の Office 製品で多く見られう症状です。
一部の製品のみのケースもあれば、すべての製品のケースもあるようです。


【その要因と対策】

これまでにも紹介していますが、その要因は、Update がうまくできていないことです。
なので、Update を再度適用しなおす必要があります。


【利用製品の確認】

従来の C2R形式のものと異なるため、まずはご利用の製品がどいういったバージョンものかを正しく把握する必要がります。

-- 確認方法:

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1) Word などのアプリを起動し、ファイル>アカウント と開きます
2) "製品情報" のところに、"Wordのバージョン" といった項目がありますのでそちらに表示されているバージョン情報を確認します
例:
version 1808(build 10703.20102 Microsoft Store)
一例にあるように、"Microsoft Store"

となっていれば、ご使用の製品は ストアアプリ版の Office 製品ということになります。
また、
スタートボタン>設定>アプリ>アプリと機能 と開いた際に、"Microsoft Office Desktop Apps" とあれば、やはり ストアアプリ版ということになります。


【ストアアプリ版の場合、言語設定は簡単には変更できない】

従来の C2R版MSI版 と異なり、ストアアプリ版の Office の場合には、表示言語の設定を OS に依存しているため、Office のみ表示言語の設定を簡単には切り替えられないようになっています。

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これは各アプリを起動してオプション設定の言語のところをご覧になれば一目瞭然です。

左:ストアアプリ版のオプション画面
右:C2R版のオプション画面

です。

どちらが、便利か? どうか別として....用途によっては非常に不便とお感じになる方もいらっしゃるかもしれませんが...。


【更新方法が異なる】

ストアアプリ版の Office 製品の場合には、Update方法も従来の製品と異なります。

C2R版:

自動更新が有効であれば、Windows Updateとは別に自動更新が行われます。
手動で更新する場合、Word などのアプリを起動して、ファイル>アカウント と開いて、"製品情報" のところにある、"更新オプション" のところをクリックして行います。

MSI版:

Windows Update にて、更新プログラムが提供されます。

ストアアプリ版:

Microsoftストアにて更新プログラムが提供されます。手動で確認する場合には、Microsoftストアを起動して、【...】> ダウンロードと更新 とクリックします。"最新の情報を取得する" をクリックして更新します。

* Microsoftアカウントでサインインしていないような場合で、サインインを要求される場合には、インストールの際に使用したMicrosoftアカウントにサインインしてください。(Microsoftストアから再インストールする際には必ずサインインが必要になります)
ストアアプリ版の場合、再インストール方法も、Microsoft ストアから行います。


ということで、今回の様に英語表記になってしまった場合には、上記の "ストアアプリ版:" のところにあるような手順で、手動で更新プログラムを検出させて再度適用する必要があります。


【ストアアプリ版は不便...】

もちろんこうしたトラブルに見舞われるのも面倒だし、また表示言語を切り替えて利用したいというようなケースもあるかもしれません。

そんな場合、ストアアプリ版の Office 製品のご利用の方は、ストアプリ版をまずは削除した後、インストールする際に最初に紐づけた Microsoft アカウントにてサインインして、Microsoftアカウントの "サービスとサブスクリプション" のサイトにアクセス、そちらから、C2R版の Office を再インストールすることもできます。


先日もやはりブログで取り上げましたが、Officeの再インストールは、従来の マイアカウントページ から、Micorosoft アカウントのマイページにサインインして、サービスとサブスクリプションのところからインストールするように変更されています。


【2018/11/27更新】

ストアアプリ版のOfficeですが、更新が来るたびに、ちらほら、英語表記になるケースが多いようで、MSコミュニティを覗いていても、相変わらず減りません。こちらの記事にリンク貼っていただいたりしているケースも多いようだったんですが、自分で見ても、どうも対処法が今ひとつわかりずらいので、改めて対処法について追記させていただきます。

1) Outlookなど、アプリが起動していたら、一旦終了します
2) タスクバーや、スタートメニューにある白いショッピングバッグのアイコン Microsoft ストア をクリックして起動します

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3) 画面右上の  [...] > ダウンロードと更新 をクリックして開きます

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4) "最新情報を取得する" をクリックすると、更新プログラムのダウンロードとインストールが開始されます

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あとは完了までお待ちください。
完了したら、Outlookなど英語表記になってしまったアプリを再度開いて、日本語表示に戻っているか?確認してみてください。



<参照>






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2018年09月11日

文字入力中にWordなどのアプリが終了してしまう

Windows10 上で、Word や Excel などのアプリを利用して日本語入力している最中に突然、アプリが終了してしまう...

せっかく作成していたデータが一瞬でなくなってしまうなんてことがありませんか?
もちろん状況によっても異なりますが、アプリが終了しても、再起動すれば、自動バックアップが機能して、とりあえず元のデータが復元されることもあります。

日本語入力中に、突然アプリケーションが異常終了してしまう事例は、明確にこういった場合に発生するというものがなく、さらに不定期に発生するために再現性も低く難しい問題の一つです。

ただし、その要因として、一番大きくかかわっていそうなのが、MS-IMEの "予測入力" の機能。もし頻繁に発生するようであれば、この予測入力の機能を一旦無効にして症状が再発するか確認してみるといいかもしれません。


【予測入力のON/OFFの設定手順】

1) 画面右下のタスクバーの ”A” または "あ" と表示されている言語設定のところを右クリックし、表示されたメニューから、"プロパティ" をクリックして開きます

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2) "Microsoft IME の設定" というダイアログが表示されたら、"詳細設定" をクリックします

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3) "Microsoft IME の詳細設定" のダイアログが表示されたら、"予測入力"タブをクリックして開き、"設定" のところにある、"予測入力を使用する" のところで、クリックして、チェックが外れれば、OFF。逆にチェックを入れれば、ON となります

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異常終了などした後に、Windowsのイベントログを確認してみて、障害の発生しているモジュールが "IMJPAPI.DLL" であったとしたら、この "予測入力" の機能でトラブルが発生していることになります。

こうした文字入力に関連して、Officeのアプリが異常終了してしまう事例については、"Office Support Team Blog JAPAN" のブログでも情報が更新されるようなので随時チェックしてみるといいんでしょうね。

またこうした既知の問題に対する修復状況などは、Windows版、Mac版 共に、”最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策” のようなところでもその対応状況が更新されています。

例えば現在、"Word がクラッシュし、パフォーマンスが低下する" という例が公開されています。ちょっと古い情報ではありますが、起動すると、"0xC0000142" が表示されて起動できなくなるというもの。こちらについては、" バージョン 1803 (ビルド 9126.2116) 以降で修正されています" とありますから、バージョンが古ければ Update すれば解消するということですね。

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さらに "Office 更新プログラム" のリリースノートなどでは、更新プログラムでどういったものが修正されているかの説明などもあったりしますので、こうした情報も併せて確認していただくといいかもしれませんね。

もちろん、こうして予測入力が要因だった場合だとしても、またそうではない場合だとしても、ご利用環境(OSやOfficeのバージョン)、ご使用状況(どんな使い方をしていたらそうしたエラーに遭遇したのか)といった情報をフィードバックしておけば、それが一部の特定の環境のみで発生しているものではないとなれば、その後の Update などで、修正されていく可能性が出てきますので、ぜひフィードバックしておきたいものですね。


<参照>





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2018年09月06日

Office 365 Solo がさらにお得に変わります!

本日Office 365 Solo の利用ユーザー宛てに来たメールによれば、従来本人が使用するPC2台までしかインストールできなかったものが、とうとうOffice 365 Solo でもデバイスを問わず 5台 まで同時にインストールして利用可能になります。

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10月2日(米国時間)から実施されるもので、先日、8月30日付で、TechCommunity の Office 365 Blog でも上がってましたが、ライセンス体系がUSと日本では異なっていますので、どうなるのか?と注目してはいましたが、これが日本でも適用されるようになったものです。


【従来のライセンスは?】

従来の、Office 365 Solo のライセンスでは、本人が使用するPC2台、タブレット2台、スマートフォン2台までインストールして利用することが可能でした。

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PCにインストールできるのは、本人が使用するPC(Windows/Macを問わず)2台まででした。


【新しいライセンス形態では?】

メールに貼られていたリンクをたどって、"Office 365 サブスクリプションに関する重要なニュース" にアクセスしてみると...

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上記にあるように、「すべてのデバイスに Office 365 をインストールし、同時に 5 にサインインできるようになります。つまり、どこにいても、どのデバイスを使っているかに関係なく、Office を使うことができます。これには、PC 、Mac 、タブレット、スマートフォンなどが含まれます」と、デバイスの種類に関係なく5台まで利用可能になります。

PC2台という制限が外れるので、タブレットやスマートフォンなどを使用していないユーザーの場合には、本人が使用するPC5台まで同時に利用が可能になるわけですね...


【USなどとはライセンス形態が異なる】

USサイトなどを見ると、あれ? これはどうなるの? というものもあります。若干USなどで販売されている、Office 365 Home とはライセンス形態が異なるため、単純に比較して全く同じようにとはいかないのも事実です。

例えばUSなどで販売されている Office 365 Home の場合には、"Important news about your Office 365 subscription" の中の "Sharing Office 365 Home will be easier, and you can share with more people" というタイトルにもあるように、Office を共有するという機能もあったりします。”Home” という家庭内において、家族で、Office やその付帯機能を共有できるもので、これが実現するとさらに便利なんですが、こちらはまだ難しそうですね。


実際のところこの機能は日本で販売されている Office 365 Solo には適用されていませんが、日本語ページなどもあって混乱を招いたりもしています。


いずれにしても、PCで利用できる台数が増えたということは、ちょっと便利になるのかな?
10月2日(日本時間10月3日)が楽しみになってきました。

先日も、Officeのインストールが、これまでの、マイアカウントホームから、Micorosoftアカウントのサブスクリプションのページに移動したことをご案内しましたが、今回の変更でまたこの日に具体的にサブスクリプションのページがどう変わるか?確認して何かの形で取り上げてみたいと思います。



<参照>







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2018年09月05日

Excel を起動したら、いきなりサインインを求められた

昨日まで何も問題なく使えていたのに、今日起動したら、起動時に、Microsoftアカウントでのサインインを求めらた...

そんなケースについてご紹介いたします。

今回はたまたま Excel だったわけですが、Excel に限ったことではなく、Word や PowerPoint などでも同様です。

今回ご紹介するケース、当然ですが、

・正規の製品をご利用であること(格安で販売されているような非正規製品ではないこと)
・もともとは、ライセンス認証も済んで問題なく使用できていた

ということは最低限の前提条件です。

さてではどんな画面が出てくるのか?

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では、なぜ?こんな画面がでてくるのか? ”サインインが必要な理由” をクリックしてみました。

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"サインインしない場合" のところをにもありますが、"Office では定期的にサインインするように求めます" とあるように定期的にユーザーアカウントをチェックしています。

通常この画面が表示された場合には、インストールの際にご利用いただいた Microsoft アカウントでサインインすれば、また元通りに利用できるようになります。

1) まず "サブスクリプションの確認のためにサインインしてください" という画面の、"続行" をクリックします

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2) "パスワードの入力" 画面になったら、インストールの際に使用した、Microsoftアカウントが表示されているはずなので、こちらのパスワードを入力します。

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これで完了になります。

そうすると一旦Microsoftアカウントでサインインした状態になります。

何かしらの事情があって、Microsoftアカウントでサインインして使用したくないような場合、

1) 一度、Excelなど何れかのアプリを起動します
2) ファイル>アカウント と開いて、左側のアカウントのところに表示されているアカウント名の下にある "サインアウト" をクリックします

こうしてサインアウトすればいいのですが、Office製品をサインインしていないで使用していたりすると、しばらくはこの画面がでるようです。ただし、しばらくする表示されなくなりました。

ただしその状態で運用していると、"サブスクリプションの確認のためにサインインしてください" という画面がでて、またサインインを求められるんでしょうね。

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今回は、Microsoftアカウントでサインインして使用していない 状態で利用していたためこうした画面が表示されたようです。
ただし、”Office 365 アプリケーションを開くとサブスクリプションに関するお知らせが表示される” で紹介されているような例もありますので、その際にはメッセージ内容などを確認の上、サポートサイトを参照してみてください。


<参照>




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2018年09月02日

Word や Excel などのアイコンが白いアイコンになってしまった

アイコンが白くなってしまうケースは、様々なケースが考えられます。

たとえば、

1) プログラムの関連付けで不具合が発生しているケース
  対処法:ファイルの関連付けの再構築
2) アイコンキャッシュが破損して白くなっているケース
  対処法:セーフモードで起動するなどによりアイコンキャッシュの再構築

こうしたケースでは、従来からよくあるもので、Office製品に限ったことではありません。

さて今回のケースは、Office 製品に限ったことになりますが、時々こうしてアイコンが白くなってしまって、プログラムが起動できなくなるというケースを見かけます。

今回はそうした場合の対処法です。

・デスクトップにあった、Word や Excel などのアイコンがいつのまにか?白くなってしまった
・ドキュメントフォルダ内の、Word や Excel などのデータも白くなってしまった
そして、
・プログラムを起動しようとしても起動ができない

そうした場合、Office の修復が必要になります。この修復。C2R版と、ストアアプリ版とではさらに異なります。

-- C2R版:

(Windows10の場合)
スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、Office製品を選択して、"変更" をクリックします
(Windows7などの場合)
スタート>コントロールパネル>プログラムのアンインストール と開いて、Office製品を選択して、"変更" をクリックします

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状況にもよると思いますが最近の多いケースだと、クイック修復では改善せず、オンライン修復が必要になるケースが多いようです。ただし完全に削除して再インストールせざるを得ないというケースはあまりないようです。


-- ストアアプリ版:

以前取り上げた "ストアアプリ版の Office 2016 を修復する Part 1" の中でも紹介していますが、
スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、Office製品を選択し、"詳細オプション" から行います

ストアアプリ版の場合、更新がうまくできずにおかしくなることもありますが、その場合には、"ストアアプリ版の Office 2016 を修復する Part 2" でもご紹介しているような更新プログラムの適用を行います。

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<参照>



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2018年08月25日

Office のインストールページが変更になります

これまで、Office の再インストールなどで利用されていた、マイアカウントホーム。

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おなじみの画面かもしれません。現在のところすべてのアカウントがすでに変わっているわけではないようなのでおそらく随時変更されるものと思われますが、今後は、Microsoftアカウントのマイページから、サブスクリプションのところに入って行うように変わるようです。

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現在自分のアカウントで確認する限りでは、マイアカウントからインストールも行えますし、また、Microsoftアカウントのサブスクリプションのページからは新しいインストール画面にも進めるようです。

これまでであれば、サブスクリプションのページでインストールをクリックすると、マイアカウントページに飛ばされていたわけですが、現在は上記のように新しいインストール画面になるようです。

"Office 365 サブスクリプションの情報は、account.microsoft.com に移動されました" とあるように、うちのアカウントの場合にはまだ完全には変わっていませんが、今後は、Microsoftアカウントのページからインストールすることになるようです。


<参照>



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2018年08月03日

リボンのデザインが変更?-- Windows 版 Office Insider

8/2 の早朝に Update があって、Windows 版 Office Insider (旧:Insider Fast) のバージョンが、Ver.1808(10723.20013) に update されました。そして今日起動してみて改めて "あれ?" となったわけですが、Windows 版 Office Insider (旧:Insider Fast) 向けの製品で、Word と Excel、Outlook について、リボンのデザインが一新されていました。


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以前に、上記のように、Word、Excel、PowerPointの起動時の画面が一新されることに関しては取り上げましたが、まずは新しくなった実際の画面をご紹介していなかったので、参考までに画像も Up させていただきました。内容については、以前の記事をご参照ください。


新しい起動画面では、一度、アプリをきちんと起動しなくても、テンプレートを読み込んで起動する前の段階で、更新プログラムの確認バージョン情報の確認などができるので、非常に便利です。

そして今回はリボンのデザインの変更。昨晩の更新については、まだリリースノートなどでも情報がないためはっきりしません。

さて今回のリボンのデザインの更新です... これも、すべての製品について更新されているわけではありませんでした。


【タブらしくない UI に...】

まずは現在の、Office 2016 のデザインから... WordやExcelなどを起動すると、リボンのデザインは、以下のような感じです。
リボンの部分だけをまとめてみましたが、すっかり見慣れたデザインですね。タブ表示をクリックするとその配下にアイコンが表示されます。

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さてこれがどのように変わったのか....

今回デザインが変わったのは、Word、Excel、Outlook のみで、PowerPoint、Access、Publisher は変わっておりませんでした。

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上記画像は、Word と Excel の例ですが、選択されたタブ?のところに、アンダーラインが表示されます。見た感じもタブとはちょっと変わってきました。

** 本日、8/3 にさらに更新がかかって、PowerPoint にも、新UI が適用されました。


【その他にも】

実はその他にも細かいところでいろいろ UI が変わってきています。
たとえば、ファイル>アカウント>更新オプション と開いて、更新プログラムをチックするところ。左は現在の Office 2016(月次更新) のメニューです。そして中央が、Office Insider(旧:Insider Fast Ring) の現在のメニュー。こちらはもうちょっと前から変わっておりました。ちなみに、右が、現在の Office 2019 commercial preview のものですが、こちらは現在の Office 2016 と一緒でした。

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少しずついろいろなところで UI も一新されてくるんですね。

この新しいデザイン。今回のバージョンアップによるもののようで、Office Insider Team に確認したところ、まずは Insider 向けに配信が開始されたもののようです。

** 実はこの記事を書いている最中にも再度 Update がかかって、新しい UI は、PowerPoint にも反映されました。現在の Windows 版 Office Insider 向けの最新バージョンは、Ver.1808(ビルド10730.20006) となっています。

更新内容に関するリリースノートなどについては、現時点ではUSのサイトでも情報がありません。UI の変更以外にも、既知の問題の修正なども入っているかもしれませんが、更新内容について、何か新しい機能などがございましたら随時ご紹介させていただきます。



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2018年07月29日

Office オンライントレーニング Part 2 〜 ビジネスユーザー・IT pro 向け編

前回はオンライントレーニングの基礎編ということで、Office 各アプリのオンライントレーニングについて、ご紹介させていただきました。

今回は、さらに一歩進めて、Office 製品以外のものも含めて、現在 Microsoft が提供している誰でも利用可能なオンライントレーニングについてご紹介させていただきます。


【Office 365 オンライントレーニング】

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Office 製品の各アプリの基本的な操作については、前回もご紹介しましたが、前回ご紹介した中で、"Office 365 トレーニングセンター" では、一般向けに提供されている Office 製品以外にも、Microsoft TeamsVisioSharePoint といった製品のオンライントレーニンが用意されています。

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こちらの製品は、一般向けの Office 製品とはちょっと外れてきますが、Microsoft Teams については、先日無料でも利用できるようになったので一般の方でも利用する機会があるかもしれませんね。

もちろん、無料版と、Office 365 ユーザー向けの有償版とでは機能に違いがありますので、その違いについては、"Microsoft Teams を無料で入手" を参考にしてみてください。

"Office 365 トレーニングセンター" にアクセスして各製品のアイコンをクリックして、各製品のページに移動し、オンライントレーニングをクリックすればご利用可能です。


【Office 365 管理者向け】

Office 365 の法人ユーザー向けには、"Office 365 管理者 ヘルプセンター" の中で、一部動画を交えてその使い方が紹介されています。また、一部無料で公開されているもののみですが、さらに高度なトレーニングとして、LinkedInラーニングから提供されている "Office 365 管理者および IT プロフェッショナル向けコース" も用意されています。

LinkedIn Learning では、有償でこうしたトレーニングが行われています。その本当の一部ではありますが、無料で利用できます。

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また法人向けのセットアップについては、"一般法人向け Office 365 のセットアップ" のところから、"作業の開始" をクリックすると、サポートページに移動。動画を交えてのセットアップ方法のヘルプがご利用いただけます。トレーニングとは異なりますが、サポート動画として役に立つものになっています。

さらに、"小規模企業向けのトレーニング" のところからは、"Microsoft Cloud" のトレーニングを受けることができます。

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【その他のオンライントレーニングなど】

こうした Office 製品以外においても様々なところでオンライントレーニングやそれに関連した動画が公開されています。YouTubeなどでも動画が公開されており、その一部は、Supportページなどでも使用されています。

1) ITエンジニア向けオンライントレーニング:
ITエンジニア向けに公開されているのが、Microsoft Virtual Academy です。

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Developer 向けなど多くのオンライントレーニングが用意されています。

2) Microsoft チャンネル/YouTube:
オンライントレーニングだけではありませんが、オンライントレーニングを含むMicrosoftの様々な情報は、YouTubeからも多く発信されております。それが、MicrosoftチャンネルMicorosftLearningチャンネル になります。

この他にも、Office 365チャンネル、Windowsチャンネルなど様々な形で、YouTubeから情報が発信されています。

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様々な形で配信されているトレーニング動画。上手に活用したいものですね。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-



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2018年07月24日

Office オンライントレーニング Part 1   〜Word や Excel の使い方を覚えたい...

Microsoft では、Office 製品を利用するにあたって、オンライントレーニングという学習ツールを用意しています。

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これを利用することで、Word や Excel などのアプリケーションの基本的な使い方などをWeb介して動画などで勉強することが可能です。

今回はこうしたオンライントレーニングについてご紹介いたします。


【オンライントレーニングとは?】

Microsoft が Web を通じて配信している Office の各製品の使い方を紹介した動画データです。もちろん、誰でも無料でご利用いただけます。Microsoftアカウントの有無なども関係なくご利用いただけます。

自分の好きな時間に

・気になる機能の使い方をチェックしたい
・基本的な操作方法を学習してみたい

そんな方にはぜひご利用いただきたいサービスの一つです。

Office 製品以外にも、ビジネスユーザー向けのものや、MCPなどの資格取得を目指す人向けのトレーニングなども用意されておりますが、こちらについては別途ご紹介させていただきます。


【オンライントレーニングへのアクセス】

では具体的に、このオンライントレーニングへのアクセス方法についてご紹介します。
オンライントレーニングを利用するには、以下のような方法があります。

1) PCやスマートフォンなどのブラウザを利用して、アクセスする
2) Officeの各製品からアクセスする

では順に見ていきましょう...

1) PCやスマートフォンなどのブラウザを利用して、アクセスする

現在確認したところ、すでにメインストーリームサポートを終了して、延長ストリームに入っている Office 2010/2013 といった古い製品についても、まだオンライントレーニングは用意されております。

当然ですが、バージョンが異なれば、表示も多少異なります。慣れない方にとっては、画面がちょっと違うだけでも戸惑うことになりますので、こうして古い Office 製品についてもまだ利用できるのは便利ですよね。

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そして、現在の Office 2016 (365)向けには、

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といったところからアクセスが可能です。

内容的には基本的な機能の紹介になりますので、お仕事などで業務に即した使い方が説明されているというわけではありませんが、あれ?どうやったっけな?といった基本的な使い方を確認するのにも、また初心者の方が基本的な使い方を学習する上でも役に立つかと思います。


2) Officeの各製品からアクセスする

実は今回ご紹介したかったのはこちらです。わざわざブラウザを起動してWebサイトを開かなくても、こうしたオンライントレーニングに簡単にアクセスすることもできます。

では具体的にみていきましょう!

・ExcelやWordなどのアプリを起動します(今回は、Excel 2016 を起動しています)

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ヘルプ>トレーニングを表示 とクリックします

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作業ウィンドウに "ヘルプ" が表示され、"Excel ビデオトレーニング" が表示されます

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・表示されたトレーニングで、ご覧になりたいものをダブルクリックすると再生が開始されます

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というように、Officeのアプリからも手軽にアクセスが可能です。Word でも、PowerPoint でも利用可能です。

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Office のアプリからはアクセスはできませんが、Office 365 トレーニングセンター の Webページからであれば AccessOutlookOneNoteOneDrive といったアプリのオンライントレーニングも利用できます。

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ぜひ一度ご活用になってみてはいかがでしょうか?


<参照>





HP Directplus オンラインストア


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2018年07月16日

Office製品の商用利用権

Office製品には、その製品によって商用利用権の有無の違いがあったりします。

なかなかその違いについてかわりずらいところですが、今回は、この辺りを整理してみました。


【商用利用権とは?】

文字通り "商用" なわけですから、仕事で使用しても問題ないか?どうか?ということになります。
では、どこからが商用利用になるのか? この線引きがわかりずらいところですね。

当然、法人向けのOffice製品(Office 365 Entなど)には、この商用使用権が含まれています。問題は、一般ユーザーの利用する製品。
会社で Word を使用して文書を作成...さてその続きは自宅のPCでやるか?となったときどうなるのか...

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"一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について" によると、商用使用権とは、"利用する場所、時間帯、デバイスの所有権を問わず、業務目的または収益を得ることを目的とした活動" とのことで、これは何も法人格を持っている会社に限ったことではなく、個人でやっている商売などでのご利用も、商用利用になります。会社の仕事を自宅のPCで行おうというケースも商用利用になります。


【どういった製品が該当するのか?】

製品は、大きく分けて、

  1. 一般消費者向け
  2. 法人向け

の2つに分類されます。

一般消費者向けに提供されている製品やサービスの一部では、商用利用ができないものがあります

PCなどにインストールして利用するデスクトップアプリと呼ばれる、Office製品では、学生向けに提供されているAcademic版などがその代表ですが、ここで注意したいのは、特に無料でも利用可能な、Office OnlineOffice Mobile の場合、Office 365 のサブスクリプション契約がないと、商用利用ができません

タブレットなど10.1インチ以下のデバイスであれば無料でダウンロードして利用できる Office MobileOffice Online の場合、機能の制限の有無だけではなく、仕事で使う場合には、サブスクリプションの契約が必要になるので、注意が必要です。

具体的には、"一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について" の中で、"商用利用権を含まない Office のライセンス" として紹介されています。

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<参照>




続きを読む
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2018年07月11日

Office製品の更新状況

本日は、Windows Update の日。ということで、Windows向け、Office製品向けに更新プログラムがたくさん到着しております。
時間を見てしっかりUpdateしておいてください。

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さて、昨日 Mac 版 Office Insider Fast の更新情報の中で、Windows版の Insider Fast 向けの更新が Tweet さてているなんて言うお話をしましたが、昨日は結局何度更新をかけても結果的に落ちてこなかったんですが、本日 Update が落ちてきました。Insider Slow 向けにも更新が配信されていたようでしたが、とりあえず現時点(7月11日)での Windows 向け Office 製品の更新状況を整理してみました。


【Office Insider】

Office Insider(旧:Office Insider Fast Ring):Insider
Ver.1808(ビルド10702.20003)

Monthly Channel(Targeted)(旧:Office Insider Slow Ring):月次チャンネル(対象指定)
Ver.1807(ビルド10325.20030)


【一般向け】

Monthly Channel:月次チャンネル
Ver.1806(ビルド10228.20104)


【法人向け】

Monthly Channel:月次チャンネル
Ver.1806(ビルド10228.20104)

Semi-Annual (Targeted):半期チャンネル(対象指定)
Ver.1803(ビルド9126.2259)

Semi-Annual:半期チャンネル
Ver.1803(ビルド9126.2259)

Semi-Annual Extended :延期チャンネル
Ver.1708(ビルド8431.2280)


Windows 向けの更新プログラムと合わせて、今回のUpdateが適用されるとどのバージョンになるのか?
参考にしてみてください。


<参照>




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2018年07月09日

Office 2016 for Mac のサポート期限 は、2020年10月

Office 2019 が今年中にも発売されようとしているさなかではありますが、改めて Office 2016 のサポート期限について確認してみました。

現在、Office 2016 は、Windows版も、Mac版も、同じ Office 2016 という製品ではありますが、Windows版Mac版では、当然製品も異なりますし、そのライフサイクルも異なります

つまりサポート期限が違いますので注意が必要です。


【現在有効な製品】

Windows版の場合、今年になって、Office 2013 が延長サポートに入ったことは以前にも取り上げたので、ご存知の方も多いかと思います。

Office 2013、メインストリームサポート終了、延長ストリームへ

Windows 版、Mac 版のそれぞれの現在サポートが有効な製品は以下の通りです。

20180709-1-0.jpg 20180709-1.jpg

Windows版:
Office 2010
メインストリーム:2015/10/13
延長ストリーム:2020/10/13

Office 2013
メインストリーム:2018/04/10
延長ストリーム:2023/04/11

Office 2016
メインストリーム:2020/10/13
延長ストリーム:2025/10/14

となっています。

これに対して、Mac版の場合には、Office 2011が昨年10月にサポートが終了し、現在有効な Office 製品は、Office 2016 のみになります。

Office 2016
メインストリーム:2020/10/13
延長ストリーム:該当なし

しかし上記にもあるように、Mac版Office 2016 には、延長ストリームはないため、メインストリームの終了とともにサポートが終了します。

すなわち、2020/10/13 が、Mac版Office 2016サポート期限ということになります。

私も、Windows版のイメージでいたので、まだまだ先... と思っていたのですが、Windows版と違って、5年早くサポートが終了するので、注意が必要ですね。もう2年後にはサポートが終了します。

また、法人向けOffice 365 をご利用の場合、”Office と Windows のサービスとサポートの変更” にもありますが、2020年1月14日にサポートポリシーも変更されます。Office 365 では、メインストリームが終了した製品は提供されないので、そのころには、Office 365 で提供される Office 製品も Windows 版Mac版ともに Office 2019 のみになるんでしょうね。


【Macユーザーがこれから買うべきものは?】

さてこれらを踏まえて、Office 2011 for Mac がサポート期限が切れたから、これから Office 2016 に乗り換えようとしている Mac ユーザーはどんな製品を購入した方がいいのか?

選択肢としては2つになりますが.....

1)Office Home & Business 2016 for Mac/Office Home & Student 2016 for Mac:

買い切り版、いわゆるこうした永続ライセンス版は、これから購入してもすぐにサポートが終了してしまいます。今年中には Office 2019 が登場する予定ですので、おおよそ2年後にはまた新たに購入する必要が出てきます。そういうことからすると、この買い切り版という選択肢はちょっと疑問です。

2)Office 365 Solo:

こちらのサブスクリプション製品は常に新しいOffice が使用できます。現在は、Office 2016 が提供されますが、時期が来れば、Office 2019 に乗り換えることも可能です。また、iPhoneiPad などのデバイスでの利用も可能です。買い切り版と異なり、毎月、あるいは毎年 料金を払う必要があります。
しかし今買い替えるとすれば、買い切り版よりは、やはり、Office 365 Solo の方がお得になるんじゃないでしょうかね?


Mac版 Office 2016(Office 2016 for Mac) のサポート期限。注意が必要です。一般ユーザーの方も、また法人ユーザーの方も、くれぐれもお気をつけてください。


<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)

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2018年06月23日

Office 2013、メインストリームサポート終了、延長ストリームへ

Office 2013がサポート終了??って聞くと、もう?と思われる方も多いかもしれませんね。私もすっかり気が付かずにこの日が過ぎていました。

ただしあくまでもサポートが終了といっても、2018年4月10日、メインストリームが終了して、延長ストリームに入ったという意味ですので、すべてが終了したという意味ではありません。

ただしメインストリームが終了するということは、無償サポートが終了します。

この他に、先日もちょっと触れたことがありましたが、MSコミュニティの中で、Microsoftエージェントというバッチのついた方からのサポートなどのコメントはつかなくなるなど、いずれにしても、ぼちぼち、Office 2016 以降への乗り換えを検討する必要があります。

以下の画像は、Office 2007 のサポート終了に合わせて公開された、Office製品のサポートライフサイクル期間の一例です。そして以下のページを拡大したものです。

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一目瞭然、ご覧いただくとお分かりいただけると思います。


【メインストリームと延長ストリームの違い】

"Microsoft Office 製品のサポート ライフサイクルについて" の中でも触れられていますが、同サイトから引用すると以下の通りです。

-- メインストリームサポート(5年):
  • 無償サポート
  • 有償サポート (インシデント サポート、時間制 サポート)
  • セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)
  • セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト
-- 延長ストリームサポート(5年):
  • 有償サポート (インシデント サポート、時間制 サポート)
  • セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)
  • セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト

無償のサポートが終了するという点と、製品の機能更新(新しい機能の追加など)が行われなくなります。延長ストリームでも、セキュリティ面の不具合に伴う修正などは引き続き提供されます。

なら大丈夫? そういう意味ではありません。

つまり、ぼちぼち次のステップ(次の製品)に移行する準備をしてくださいという期間が延長ストリームになります。次の製品を使い始めるのが遅くなれば、その製品のサポートサイクルにともなって、新しい製品とはいえ、利用できる期間が短くなります。

道路信号のイメージで例えるなら、
メインストリーム:   延長ストリーム:   サポート終了:
といった感じでしょうね。


【Office 2019 からは、Windows 10 しかサポートされない】

これまで何度かご紹介した、Office 2019 ですが、現在まだ Commercial Preview として、一部の方を対象にプレビュー版が提供されています。ただし、この Office 2019 では、Windows 10 のみがサポート対象になります。

それ以外のOSは、サポート対象外です。"Changes to Office and Windows servicing and support" の中でも触れられているとおりです。
すなわち、Windows 7 や Windows 8.1 上では、Office 2019 の製品は利用できません。

またこのサイトの中で、"The Office 2019 client apps will be released with Click-to-Run installation technology only. We will not provide MSI as a deployment methodology for Office 2019 clients." と触れられておりますが、これまでの Office 製品は、MSI形式と C2R(Click-To-Run)形式の2つの方法で提供されていましたが、Office 2019 からは、すべて C2R形式のみになります。


【2018年にサポートが終了する製品および、延長ストリームに移行する製品】

ソフト、ハードともに実は意外とあったりします。ご注意ください。"2018 年にサポートが終了する製品" によると、身近なものだと、

-- サポートが終了するもの
・Windows 10 Version 1607 2018/4/10
・Windows 10 Version 1703 2018/10/9

-- 延長ストリームに移行するもの
・Office 2013 2018/4/10
・Windows 8.1 2018/1/9

あたりがあります。


Surfaceなども例外ではありませんので注意が必要です。製品のライフサイクルのサイトでは現在は特に公開されておりませんが、以前にメディアでも2018/4/10がメインストーリーム終了になると報じられていました。


MSコミュニティのSurfaceのカテゴリを覗くと、先日、SurfaceRT/Surface2/Surface Pro/Surface Pro2 について アナウンスがありました。

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もっとも、これらの製品は、"Surface を修理に出す方法" にもありますが、すでに生産中止になっていますので、わからないでもないところです。ただし、あくまでも製品のライフサイクルのページ上では、現在は明確にサポートが終了日はアナウンスされてはいないようです。 

またさらに、無償で配布されていた、Office互換パックについても、提供が終了しました。Office 2000〜Office 2003 で、Office 2007 以降で採用されているファイル形式である docx、xlsx、pptx などのファイルを開けるようにするものでしたが、さすがにこれはもういらないでしょうね。逆にまだこのニーズがあったことにもびっくりではありますが....。




<参照>



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2018年06月20日

"ハンズフリー入力" が利用できない

先月、5月23日に配信された Ver.1805(ビルド9330.2078) より、Word、PowerPoint、Outlook において、ハンズフリー入力がサポートされました。

当然、すでに 月次更新のものは、Ver.1805(ビルド9330.2124) と該当のバージョンより進んでいるのでさてどんなものか?ということで、新機能のチェックからしてみました。

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Office 365 サブスクライバーであって、このバージョン以降に Update されていれば、Wordや、PowerPoint、Outlookなどのホームタブを開くと、"ディクテーション" という項目があるはず...

なのですが、どうもうちの Office には見当たらない.... 

機能的には、以前にこのブログでもご紹介した、Microsoft Garage Project で配布している Dictate と一緒のようなんですが、うちのPCには、"Dictation"タブ(Dictateのアドインで導入されたもの)はあっても、ホームタブにはそれらしきものはありませんでした。

ただし、ファイル>アカウント>新機能 と開くとちゃんと新機能として紹介されています。

まぁ機能的には、Dictate のアドインでも問題ないわけですが、今回のこの機能について紹介していた他のMVPの方から、どうもMicrosoftアカウントでサインインしていないと使えないらしい...という情報をいただきました。

確かに現在のマシンは、ローカルアカウントでサインインしているし、Office をインストールする際に、Microsoftアカウントを使用してインストールしたものの、Office についても、最初の画像でも確認いただけると思いますが、Microsoft アカウントではサインインしていない状況でした。


【改めてMicrosoft アカウントでサインインしてみる】

そこで改めて Microsoft アカウントにてサインインしてみました。ファイル>アカウント と開いて、

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そして、PowerPointの作成画面に戻って、ホームタブをクリックしてみると....

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出てきました。"ディクテーション" という項目が。Microsoft Garage Project で導入した、アドインはそのままなので、Dictationというタブとホームタブ内の "ディクテーション" と、2つ同じような機能が導入されたことになります。

今回確認した限りでは、特別、インストール時に使用したMicrosoftアカウントでないといけないということではなく、MSアカウントであれば問題ないようでした。

Office 365 サブスクライバー向けに提供されている機能によっては、今回のように、Microsoft アカウントでサインインしていないと表示されないもの... そんなものがあるんですね。
今後も新機能が追加されたはずなのに見つからない... という時には、確認してみる必要がありそうですね。

なお、この機能は Office365 サブスクライバー向けのものですので、買い切り版の Office 2016 personal などには追加されません。そうした場合には、以前このブログでも紹介した Microsoft Garage Project にて配布されている "Dictate' というアドイン(無料)をダウンロードしてご利用になってみてください。




<参照>



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2018年06月14日

Officeの更新プログラムの配信のタイミングの違い

ちょうど Windows Update のかかるタイミングでもありましたので、取り上げてみました。

これまでにもいろいろなところでご紹介させていただいておりますが、Office 2013 以降、Office 製品については、従来からあるインストーラーを利用する MSI版 と、C2R(Click to Run/クイック実行)版 があります。(*先日ご紹介したMSストア版というのもあります)

ボリュームライセンスなどで提供されているMSI版については、Windows Update にて、その更新プログラムが配信されますが、緊急の場合を除くと、通常は毎月第一火曜日第二火曜日に更新プログラムが配信されます。

・非セキュリティ更新プログラム 毎月第一火曜日(日本時間第一水曜日)
・セキュリティ更新プログラム  毎月第二火曜日(日本時間第二水曜日)

一方 C2R版は、クイック実行という文字通り、随時配信されてきますので、その配信日が決まっているわけでもありません。
こうした Office 製品の更新プログラムの配信について、Outlook ではありましたが、Outlook Support Team Blog JAPAN のブログで取り上げられていたのでご紹介させていただきます。


【MSI版で配信されているセキュリティ更新プログラム】

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ブログの中でも紹介されていますが、それぞれ異なったタイミングで更新プログラムが配信されていきます。

その際、MSI版だと、KB***** といった各Office製品向けのセキュリティ更新プログラムという形で個別に配信されています。
では、C2R版ではどうなのか?

KB***** といった形で、個別には表示されませんが、更新プログラムは随時配信され、更新プログラムが適用されて、指定のバージョン以上になっていれば、この更新プログラムは適用済みと理解していいようです。

つまりそうした修正プログラムの影響で何かしら不具合が発生した場合には、個別に更新プログラムを削除することができないため、Office自体のバージョンダウン(ロールバック)が必要になります。あるいは致命的な不具合ではない場合には、修正プログラムが配信されるのを待つことになります。

ロールバックについては、やはり以前にも取り上げていますので、詳細は以下の記事を参照してください。



【Office 2019からはC2Rのみ】

先日一部公開が開始された Office 2019。こちらのブログでも、インストールについて、2度にわたってご紹介させていただきました。
こちらの製品については、C2R版 のみになります。

ちなみに、Office 2019 の利用環境としては、Windows 10 のみが対象になります。それ以外のOSは対象外です。


【サポート期限にはご注意ください】

先日、Microsoftコミュニティを覗いていたら、以下のようなディスカッションが上がっていました。

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Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 8.1 RT においては、すでに延長ストリームに入っていて、セキュリティの更新プログラムなどは提供されますが、新機能の追加や、無償のサポートは終了しています。

Office 2007 は、2017年10月に延長サポートも終了しましたが、Office 2010 は、Windows 7 と一緒で、2020年10月13日。そして、Office 2013 も、2018年4月10日 にメインストリームを終了して、延長ストリームに入りました。こちらも、2023年4月11日には、延長ストリームが終了します。

これに伴う対応なんでしょうね。

もちろん、Microsoft コミュニティは、ユーザー同士の情報交換の場でもありますので、コミュニティ上で、実際にはこれまでにもいろいろありますが、Microsoft エージェントというバッチのついた方からのサポートは受けられませんが、それ以外のユーザー同士の対応は引き続き行われます。


<参照>




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2018年06月01日

ストアアプリ版 Office が増えつつある?

先日、このブログでも、「ストアアプリ版 Office "Office Centennial"」について取り上げました。


この時は、あくまでも当初からあった Windows 10 S 向けの、ストアアプリ版 Office ということで、"Office Centennial" というものがあるということのご紹介でした。

実はこのストアアプリ版の Office。次第にいろんな形で提供が開始されているようです。今回は、プレインストール版として提供されだした、このストアアプリ版の Office についてご紹介いたします。


【個人向け・法人向け2つのプリインストール版】

プリインストール版って1つかな?と思いしや、法人向けのPCにプリインストールされているプレインストール版のOfficeは、個人向けのものとは異なり、当然ながらWebページも別々になっています。

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左:個人向け 右:法人向け

Office製品のインストールガイドのページからたどってみると、"Office 搭載 PC / その他のデバイス" をクリックすると、該当先のリンクに飛びます。

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この中の、製品名をクリックすれば、個人向けの製品のインストールページに、そして、右隅に小さく出ている "Office 2016(法人向け)搭載 PC はこちら" をクリックすれば、法人向けのサイトに移動します。


【Windows10 Ver.1709搭載機の発売から大きく変わった】

以下の、プレインストール版 Office 2016FAQ の中、"Microsoft ストア アプリ版 Office 2016 とは何ですか" のところで触れられていますが、"Windows 10 Fall Creators Update 以降を搭載したコンピューターのプレインストール版 Office 2016 はこのタイプとなります" ということで、Fall Creators Update以降に販売されている、Fall Creators Update を最初から搭載しているPCから順次提供が始まっているようです。

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また "Office 2016 搭載 PC は、個人向け製品と法人向け製品がありますが、どのような違いがありますか" にもありますが、"個人向け製品の場合、プロダクト キーのカードが2つ折りで同梱されています。また、ライセンス認証を完了するためには、個人の Microsoft アカウントが必要です。さらに、ライセンス認証完了後、Office 365 Solo (1年版) を購入、ライセンスをアップグレードすることが可能です" と個人向けにはMSアカウントが必要なこと、その反面、アップグレードも可能なことが記載されていますが、法人向けには特に記載がありません。MSアカウントが必要なく、アップグレードもできない...ということなんでしょう。Office 365サービスもつけることはできません。

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これまであった Office Premium シリーズとは別のものになるわけで、いわゆる買い切り版タイプのプレインストール版ということなんでしょうね。


【法人向けPCのプレインストール製品】

法人向けPCにプレインストールされているプレインストール版については、別のページが用意されておりますので、こちらについても確認してみました。

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同様に、FAQを確認してみたところ....

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・ストアアプリ版 ---> デスクトップ版 への切り替えはOK
・2018年3月現在、32ビット版のみ提供(64ビット版は未定)
・OSを完全に初期化してWindows10 を入れなおした場合、アプリ版Officeは利用できなくなる

といったことに触れていました。

再インストールのページには、"Microsoft Store アプリ から再インストール時に同梱カードのプロダクトキーと個人の Microsoft アカウントは、基本的に必要ありません" とありましたが、インストールにあたって、Microsoft アカウントが必要ない...というのは大きな特徴です。


Windows 10 Ver.1709(Fall Creators Update)が最初から搭載されたPCとそうでないPC。個人向けのものでも違いがあるんですね。加えてこれまでなかった法人向けにもプレインストール版が提供されだしているようです。


<参照>



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2018年05月31日

"Office の使用状況を共有する" という画面が表示された

いつものようにPC内に保存されている Word の文書データを開いたら、"Office のp使用状況を共有する" という画面がでて、本来開きたかった文書が表示されない。。。。

ちょうど以下のような画面がでてくるようです。

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・完全な診断データ
アプリ、機能、デバイスの使用状況に関する情報を共有します。これには、基本的な診断データと拡張エラーレポートが含まれます。診断データは、Officeをセキュリティで保護して最新の状態に保ち、問題のトラブルシューティングを行い、製品を改善するために使用されます。

・基本的な診断データ
Officeの設定、デバイスの機能、Officeが正常に動作していることの情報のみを共有します。診断データは、Officeをセキュリティで保護して最新の状態に保ち、問題のトラブルシューティングを行い、製品を改善するために使用されます。

といった選択肢が表示されます。基本的には、画面にしたがって、"基本的な診断データ" を選択し "確認" をクリックすれば画面が消えて、いつもどおり作業はできるようになるようです。

今日になって表示されたという事例がインターネットを検索すると見受けられますが、引き続き何か?情報が入りましたら随時ご紹介いたします。とりあえずこんな事例があったというご紹介まで。


【2018/06/01 13:45更新】

やはり、Offceのセキュリティセンターから設定を変更ができるようですね。



【2018/06/01更新】

似たような事例ですが、"Officeをより高度に使いこなしましょう" という画面が表示されたという事例もありました。


いずれにしても、Office製品のセキュリティ設定の部分との関連のようですので、当然ですが、決して怪しいものではありません。




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2018年05月25日

Flash や Silverlight を利用したコンテンツが Office 2016 でブロックされる

・PowerPoint で作成したスライドに Flash を利用した動画を埋め込んだが動作しない
・Excel で、Power View が機能しない

これらは、セキュリティ上の問題から、Office 2016 において、Flash や Silverlight、Shockwaveなどのコンテンツがブロックされるようになったことから発生しているものです。


【規制がどんどんかかるFlash】

Flash については、すでに Web ブラウザでもデフォルトで無効になっていたりするケースもあるぐらい、制限がかかり始めています。こちらのブログでも紹介したことがありますが、2020年にはサポートが終了するということもあって、今後、ますます制限はかかるんでしょうね。
Office 2016 で制限がかかったというのも納得のいく流れなのかもしれません。


【Power Viewが利用できない】

Excel 2013 から導入されたアドインで、データが変化する過程を視覚的に表現するものとして利用されています。
この PowerView。その技術的な背景に、Silverlight があったりするわけで、今回の制限により、この Silverlight に制限がかかるため、Power View も機能しなくなってしまうことになります。


【対策】

さて、こうしてセキュリティ的な意味合いもあって、いろいろ制限がかかるのは致し方ないことなのかもしれませんが、どうしても利用したいという場合には、以下のサイトでも紹介しているようにレジストリを変更することで可能になります。

詳細は、"Flash, Silverlight, and Shockwave controls blocked in Office 2016" をご確認ください。


<参照>



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2018年05月14日

Windows版 Office Insider 更新情報

Office Insiderの更新情報。
普段は、Mac版の Office Insider Fast ring ばかり取り上げているわけですが、今回は、先日更新された Windows 版についてもご紹介させていただきます。

5/9(日本時間 5/10)に提供された、Windows 版 Office Insider(旧:Insider Fast)の更新情報です。

-- 更新プログラム
Ver.1806(ビルド 10205.20008)

-- 新しくなったこと
今バージョンより、ビルド No. の表示方法が、1234.5678 といった、4ケタ・4ケタ の構成から、12345.67890 という 5ケタ・5ケタ の構成に変わります。

-- 修正箇所
Word:パフォーマンスと安定性のさまざまな問題を修正
Excel: 多数の ActiveX コントロールを含むブックを印刷するときに、Excel が応答しなくなったり、クラッシュしたりする問題を修正
PowerPoint:プログラムによって Shape.Visible プロパティを変更すると、PowerPoint でエラーが報告されるかクラッシュが発生する問題を修正
Outlook:電子署名メッセージを再送信すると Outlook がクラッシュする問題を修正
Access:パフォーマンスと安定性のさまざまな問題を修正
Project:
・最初のサマリー タスクのタスクのみが [タイムラインに既存のタスクを追加] ダイアログに表示される不具合を修正
・オートフィルターでの [日付] フィールドによるフィルタリングに関する問題を修正


【2018/05/15 更新】

昨日、5/14(日本時間)に、Windows向け Office Insider (Fast ring)の更新プログラムの配信がありました。
配信されたのは、Ver.1806(10205.20009) となります。
配信されたばかりで情報は上がっていませんが、もしかしたら、以前取り上げた、一部のアプリが起動できない部分の修正かもしれません。


上記で取り上げた、一部のアプリが起動できない件は、うちの環境では発生していないため確認できませんが、今回の更新プログラムについて、何かしら情報が公開されましたらまた取り上げさせていただきます。


<参照>



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2018年05月13日

Office のアプリケーションを起動するときにエラーになる

Office Insider をご利用の方に発生するものです。ただしすべてではないので発生している方で、早急に対処をしたいは、以下のレジストリを調整する必要があるようです。

また、Office Insider 以外の方は、今回の影響は受けません


【対象】
Windows版の Office Insider 版をご利用の方。

・Office Insider(旧:Insider Fast)
・月次チャネル (対象指定) (旧:Insider Slow)

にてご利用の方で、以下のバージョンが対象です。

・1804(builds 9266.xxxx)
・1805(builds 9330.xxxx)
・1806(builds 10205.xxxxx, 9327.xxxx) 


【事象】
アプリによって、WordやExcel、OutlookなどといったOfficeのクライアントアプリの起動時、エラーになって起動できません。アプリによっては問題なく起動できるものもあったりするようなので、一応すべてのアプリが問題なく動作するかどうか?確認する必要がありそうです。


【対処法】
Microsoft のサーバー側での設定はすでに完了しているようですが、クライアント側、つまりアプリを利用している利用者側で新しい設定がまだ有効になっていない場合には、以下のレジストリを削除する必要があります。

・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Licensing\CurrentSkuIdForApp
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\Experiment
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\ExperimentEcs
・HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Common\ExperimentTas

上記のレジストリの削除は、あくまでも早急に対処するため方法ですが、Microsoft側でも現在対応中のようです。


【2018/05/14 更新】

こういうのを見ちゃうと気になるんですが、うちの Windows 10(RS5) + Office Insider Ver.1806(ビルド 10205.20008) ですが、こちらはどのアプリ問題なく起動できていました。

ということで、やはりすべてのユーザーに影響が出るわけでもないようです。

ちなみに、今更ではありますが、Ver.1805(9312.2008) の時に導入された、Officeの起動時の新画面。Word/Excel/PowerPoint については、以前にもご紹介したように新しい起動画面でしたが、改めて他のアプリも今回起動して確認したら、Publisherや、Accessなどは、前回ご紹介した際にも取り上げていませんでしたが、こうした一部のアプリは従来通りの起動画面の表示でした。


まぁ、当然ですが、新起動画面は、あくまでも、Word/Excel/PowerPoint のみってことですね。



<参照>




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2018年04月28日

Office 2019 Preview も登場!

Windows 10 の Update がくれば、今度は、Office 2019 の情報が飛び込んでまいりました!

Office 2019 Preview Commercial Preview の配信がスタートするという情報です。

20180428-1.png 

Commercial Preview に参加するには、”2019 コマーシャル プレビューの Office プログラムに参加する方法” にて登録する必要がありますので、詳細は上記サイトをご参照ください。



ゴールデンウィーク本当に忙しくなりそうですね。


<参照>





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2018年04月22日

Office の起動時画面が一新する(予定) Part 2

先日、"Office の起動時画面が一新する(予定)"  という記事をUPして、第一報としてお知らせしました。


その際には、ちょうどこの時にもバージョンアップがかかって、Ver.1805(9312.2008) となったものの、直後に確認した段階では、起動時のトップ画面も従来と同じだったため、変化なかった?とお伝えしたわけですが、どうもいったん閉じて再度起動しなおしたところ、新起動画面が適用されていたようで、日本語版でも利用可能になっていました。

20180422-1-0.jpg 20180422-2-1.jpg 20180422-3-1.jpg

当初、Word と Excel は問題なく、PowerPoint を開いたら、PowerPoint のみ古い起動画面だったので、いったん終了して改めて PowerPoint を開きなおしたろころ、PowerPoint についても、新起動画面が適用されていることを確認いたしました。

前回もご案内したように、基本的には、Ver.1805(9307.****) 以降ではありますが、Office Insider (旧 Insider Fast)Ver.1805(9321.2008) においては日本語版でもこの新起動画面が利用できるようになっています。


【新起動画面について】

さてこの新起動画面ですが、前回もご紹介したように、

20180419-2-2.jpg

上記のような構成になっています。今回確認したところでは、

1) その他のテンプレートについて


右ペインの上段に表示されるテンプレートの右下にある、"[新規]でもっと探す" をクリックすると上記の右画像の様にその他のテンプレートが表示されます。


2) アカウントメニューについて

20180422-1-2.jpg

ちょっと便利になったのが、このアカウントメニューではないかな?と思います。
これまでであれば、Windows版の場合、更新をする場合など、起動後、白紙のテンプレートなどを選択して、一旦プログラムをきちんと起動してからでないと、このメニューにはアクセスできませんでした。

新起動画面になってからは、この起動画面から直接バージョン情報やライセンス情報などにアクセスできるようになりました。

月次チャネル (対象指定)(Monthly Channel (Targeted))や 月次チャンネル(Monthly Channel)でご利用の方に適用されるのは、まだちょっと先ですが、Office Insider (旧:Insider Fast )  ユーザーの方は、ぜひ一度確認してみてください。

また今回の更新について、Office Insider Team ではフィードバックを待っていますので、ぜひ気がついたことがあれば、フィードバックしてみてください。


<参照>




Surface Pro 4



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2018年04月20日

Office の起動時画面が一新する(予定)

先日、Windows版の Office Insider Fastユーザー向けに提供された Ver.1805(ビルド9307.2004)

日本語版では見た目の変化はありませんが、実は、英語版においては、このビルド9307以降、新しいスタート画面の提供が開始されています。Word、Excel、PowerPointにおいて反映される予定のようです。

20180419-1-1.jpg 20180419-1-2.jpg 20180419-1-3.jpg

現在の起動時のスタート画面は上の画像のような感じです。最初にも書きましたが、現在英語版のみで試験的に導入されたばかりですので、日本語版の Office Insider Fast Ver.1805(ビルド9307.2004)だとしても、起動時に表示されるスタート画面は、現在のところ Monthly Channel(月次チャンネル) のものと一緒です。

さて、ではこの画面がどのように変わっていくのか?

20180419-2-1.jpg 20180419-2-2.jpg

上記の画像は、投稿されていた US版の Microsoft Community にサンプルとして上がっていたものですが、左ペインメニューアイコンが、そして右ペインには、テンプレート最近使用したファイルの一覧が表示されています。

現時点でも右ペインの上段に表示されるべきテンプレートが表示されないことがあるなどの既知の問題もいくつか確認はされているようですが、その解決に向けて取り組んでいる最中でもあるようです。

日本語版では、まだ Insider Fast ユーザー向けにも提供されていません。ただし、英語版でスタートして順次拡大していくとありましたので、今後の展開がどうなるのか? 楽しみですね。Insider 版で公開された折には改めてご紹介させていただきます。

4/19にも、Windows版の、Office Insider(旧Insider Fast) の更新プログラムが配信されておりました。これによりVer.1805(9312.2008) にバージョンが上がりましたが、今回ご紹介したスタート画面の変更は、当然ながら?まだ日本語版には反映されておりませんでした。まだもうちょっと先になりそうですね....


【参考】

ちなみに、Word や Excel などを起動した際に、こうしたテンプレート画面が表示されずにすぐに白紙のテンプレートが表示されるという形でご使用の方もいらっしゃるかと思います。

20180419-3-1.jpg

その場合には、今回のような変更を確認するためには、オプション画面から、基本設定をクリックすると、最下部に、"このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" という項目がありますので、こちらにチェックを入れて ON にしていただければ表示されるようになります。

また逆に表示させたくない場合には、こちらのチェックを外して OFF にすれば、アプリ起動後すぐに白紙のテンプレート画面が立ち上がるようになります。


<参照>






Microsoft Store (マイクロソフトストア)











続きを読む
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2018年03月13日

Windows 版 Office Insider 更新情報

Mac 版については、比較的情報が乏しいということもあって、更新情報として、更新が来る機会にお届けしています。

しかし、決して Windows 版であればいろいろ情報があるというわけでもなく、Office Insider(旧:Insider Fast) の更新情報の更新が遅いことは一緒なので、今後は時々Winodws版についても取り上げてみたいと思います。

ところで先週は、シアトルにある Microsoft 本社(Microsoft Campus)で開催されていた 2018 MVP Global Summit というイベントに参加させていただいておりました。
そのイベントを通じて、Office Insider の現状がどんなものか?というのが少し垣間見れたということもあって、Office Insider の情報をもっと発信していこうというように思った次第でもあります。

【更新情報】

ちょうど、シアトルから戻ってきてすぐだったので、気がついたのが遅かったのですが、3/9(日本時間 3/10)付で、Windows 版 Office Insider(Insider Fast)の更新プログラムが配信されました。

20180313-1.jpg

配信日:3月9日(日本時間 3月10日)
配信バージョン:Ver.1804(ビルド 9201.2008)
製品バージョン:16.0.9201.2008

更新内容:
Outlook 宛先を右クリックした際にクラッシュする事象の修復他。一部既知の問題もあり
Excel パフォーマンスの向上と安定性に向けての修正
PowerPoint パフォーマンスの向上と安定性に向けての修正他
Word パフォーマンスの向上と安定性に向けての修正

特に新機能の追加はありませんでした。今回は、主にバグの修正だったり、パフォーマンスや安定性に向けての修正が中心です。

ここまでこだわるのはちょっと酷なのかな?とも思いますが、Web上より配信されている情報のバージョン情報は記載に誤りがありますのでご注意ください。英語版のWebサイトが間違えているせいか?日本語版も間違えています....

今回配信されたバージョンから、バージョンが一つ上がって、Ver.1804
になっています。Webサイト上では、残念ながら Ver.1803 のままですが...


<参照>

Windows デスクトップ向け Office 2016 の Insider リリース ノート
Insider release notes for Office 2016 for Windows desktop

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2018年02月23日

Office のインストールから、トラブルシューティングまで

Officeのインストールから、インストールにまつわるトラブルシューティングまで。。。製品によっても異なりますし、インストールだけではなく、ライセンス認証や、利用していてトラブルが発生した時など、いろいろなシーンに直面することがあると思います。

今回は何かの時に知っておくと役に立つ Webサイトをご紹介いたします。


【インストールからトラブルシューティングまで】

Microsoftのサポートサイトを探すだけでも、いろんなページに似たような情報があって、なかなか探すのも大変ですね。

製品別にインストールの手順などが紹介されているページもあれば、個別にトラブルへの対処法をまとめてあるところもある。

そんな中で比較的まとまっているのが以下のサイト。

20180223-1-1.jpg 20180223-1-2.jpg

Office のインストール

Windowsだけでなく、Macについてもこちらから参照可能です。

インストールから、トラブルシューティングに至るまでの各サポートページへたどりやすくなっています。


【既知の問題と解決策】

そしてもう一つ、Officeの既知の問題の進捗状況や、対処法を紹介しているところ。

アップデートしてみたら、Excelがクラッシュするようになった...など現在直面しているトラブルがアップデートに起因するものなのか?また既知の問題として現在対応中のものなのか?そんな情報が確認できるところが以下のサイトです。

20180223-2-1.jpg 20180223-2-2.jpg

最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策

Windows版、Mac版 ともに、プログラムごとに現在確認されている既知の問題や回避策などが提示されています。

是非お気に入りなどに登録しておいて、いざというときに、お役に立ててください。

さてさらに言うと何回か前にも取り上げましたが、こうした日本語のページには反映していない内容などがでているのが、USのサポートサイト。

アドレスを直接入れなすのであれば、アドレスの "ja-jp" の部分を "en-us" に変更すれば、同じコンテンツのUSサイトに接続されます。(若干内容は異なることもあります)

20180223-3-1.jpg 20180223-3-2.jpg

あるいは、画面下部に移動し、左下にある言語選択のところから、変更することも可能です。

20180223-3-3.jpg 20180223-3-4.jpg

ちなみに英語のサイトにはある情報でもアドレスなどを、ja-jp つまり日本語に変更しても、ページによっては日本語ページがない場合もあります。その場合には、英語のままで表示されます。

ぜひ、こうしたサポート情報を上手に使ってみてください。


<参照>

Office のインストール
最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策


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2018年02月09日

ロールバック(バージョンダウン)して検証する

Office 365(2016)を利用していると、通常、Click To Run 形式で Update されるため、あれ?と思ったらバージョンが上がっていたりすることもあります。

これまでであれば何の問題なくできていたものが、いつからか?突然できなくなってしまった...

そんな場合の一つの検証方法として、"ロールバック" があります。つまり、バージョンダウンして、気がつかないうちに更新された Update に起因する不具合かどうか? を検証するわけです。

これまでにもこのブログで何度も取り上げては来ましたが、ちょっと2月の更新プログラムを見ていると、困ったもので、この必要性が非常に多いので、改めてロールバックの方法について、取り上げてみました。


【現在のバージョンと更新履歴の確認】

まずは、ロールバックの前に、現状を把握しておく必要がありますので、現在の Office のバージョンと、これまでの更新履歴を確認します。以前に、"いち早く Office365(2016) の更新状況を確認するには?" というかたちでも取り上げました。
更新履歴は、英語版の "Office 365 client update channel releases" が比較的きちんと情報が更新されているのでよろしいかと思います。


【ロールバックする】

さてそしてロールバックになりますが、一旦、Word や Excel などの Office 関連プログラムをすべて終了します。そして、コマンドプロンプトを管理者モードで起動して行います。

1) スタート>Windowsシステムツール と開いて、"コマンドプロンプト" を右クリック。その他>管理者として実行 とクリックして、コマンドプロンプトの画面を起動します

20170706-3-1.jpg

2) 続いて、

20170706-3-2.jpg

cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun

上記のコマンドをコピーして、そのままコマンドの画面に右クリックして貼り付けます(右クリックするだけで張り付くはずです)

3) Click To Run のところに移動出来たら、

20170706-3-3.jpg

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.8827.2179

やはり上記をコピーして右クリックして貼り付けます。

ちなみに上記のバージョンは、1/30にリリースされた、Ver.1712(ビルド8827.2179) になります。(画像は古いものを利用している関係上、バージョンが多少異なりますので、ご注意ください)

またこれ以外のバージョンにするためには、冒頭にご紹介した 英語版の "Office 365 client update channel releases" にて更新履歴を見て、具体的に、どのバージョンに戻すかを確認してみてください。

4) これでバージョンダウンが開始されますので、あとは完了まで待ちます。コマンドプロンプトの画面は閉じても問題ありません。

20170706-3-4.jpg

バージョンダウンが開始されていると、上記のような画面が出てますが、完了しても、特に完了とも表示されません。

この画面が消えると完了です。ただし、完了後、一旦画面のリフレッシュがかかりますので、完了後すぐにアプリを起動するとエラーになるケースもあります。
PCの再起動までは必要ないにしても、完了して、ダイアログが消えた後 1-2分待ってから、Wordなどのアプリを起動して、バージョンダウンができたか?バージョン情報を確認してみてください。


【更新を無効にする】

状況にもよりますが、ロールバックした結果、状況が改善されたといったケースで、どうしても改善された状態で使用せざるを得ないような場合、自動更新が有効のままだと、また自動で Update がかかってしまいます。
単純に検証のためロールバックされただけであれば、ご利用環境にもよるかと思いますが、そのままでも、数時間後には自動的に更新されるでしょうから問題ありませんが、不具合の発生していない状態でどうしても使用したいという場合には、一時的に、更新を無効にしておく必要があります。

20180209-1.jpg

上記のように、ファイル>アカウント と開くと "office 更新プログラム" のところに、"更新オプション" がありますので、こちらをクリックして、"更新を無効にする" をクリックし、無効にしておく必要があります。

ただし、もちろん更新プログラムには、中にはセキュリティ面の不具合を修正するためのものもあったりしますので、更新を無効にしてご利用になる場合には、長くてもひと月ぐらいを目安にして、ひと月ぐらいしたら、一旦、同様に、"更新オプション" から、"今すぐ更新" をクリックして、最新バージョンに Update してみて、不具合が改善されたか?確認しておくことをお勧めいたします。

また、Microsoftのサポートサイトや、Microsoftコミュニティなどで情報を収集して、すでに不具合が改善されているな?とわかった場合には、自動更新を有効に戻して、最新の状態でご使用いただくことをお勧めいたします。


<参照>

Office 365 client update channel releases
いち早く Office365(2016) の更新状況を確認するには?
リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない
以前のバージョンの Office 2013 または Office 2016 クイック実行に戻す方法


HP Directplus オンラインストア


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2018年02月06日

いち早く Office365(2016) の更新状況を確認するには?

Click To Run(C2R) にて自動更新がかかるものの、状況によっては、手動で最新状態に更新する必要が出てきたりするケースもあります。

また、何らかの事情によって、バージョンダウンせざるを得ない場合、どのバージョンに戻したらいいか?更新履歴などを確認する必要もあったりします。

そんな際に役立つのが更新情報なわけですが、情報は随時更新されていることとは思いますが、残念ながら実際のところ、日本語版のページでは、最新情報が提供されていません。

ではどうしたらいいのか? 今回は、Office 製品の更新状況の確認についてご紹介いたします。


【バージョン情報の確認】

まずは、ご利用のアプリのバージョン情報を確認してみましょう。
WordやExcelなどのアプリを起動して、ファイル>アカウント と開くと確認ができます。前回の Update より、表示位置が、アプリケーションのバージョン情報のところに移動しました。

20180201-1.jpg


【現在の更新状況】

さて自分の PC がどんな状態かは、お分かりいただけたと思いますが、自動更新で更新されているからと言って、現在の状態が最新とも限りません。WordやExcelなどを起動して手動で更新でもして、更新がありませんと出れば、とりあえず現時点では最新ということになりますが、バージョン毎に追加された機能や、更新された内容を確認するには、やはりMicrosoftの発信している情報を確認する必要があります。

更新チャンネルによっても更新状況はことなりますので、法人向けの Office 365 をご利用の場合には、最新のバージョンと言っても更新状況は異なります。


・Office 365 の更新状況

更新チャンネルごとに表示し、過去のバージョンの概略なども確認できます。

20180201-2-1.jpg

Office 365 client update channel releases

他にも、

Version and build numbers of update channel releases

でも更新バージョンなどは確認ができます。


・Office365の新機能

更新によって追加された機能などについては、製品チームのブログでも紹介されることがありますが、以下のサイトでも確認ができます。

20180201-2-2.jpg

What's new in Office 365

昨日、更新プログラムが提供されたわけですが、2/1現在で確認する限りでは、1/30(日本時間 1/31)に配信された情報が掲載されているのは、"Office 365 client update channel releases" のサイトだけでした。

ちなみに、このブログでもたびたび取り上げる Office Insider ですが、こちらについては、
What's new for Office Insiders
にてご確認ください。


【バージョンダウンにも必要な情報】

以前にも、"リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない" というタイトルで、暫定的な対処法の一つとして、Windows版の Office 2016 のバージョンダウンの方法についてもご紹介いたしました。

リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない

コマンドプロンプトを、管理者モードで実行して行うわけですが、この際にも、どのバージョンまで戻したらいいのか? バージョン番号が必要になります。

日本語のページだと、情報が反映するのに時間がかかりますので、いち早く更新状況を確認するとなると、やはり英語のサイトと言う事になるかと思われます。


【2018/2/18更新】

参考までに、現在もサポートがまだ続いている、Office 2010 および Office 2013 の直近の更新履歴についてもご紹介しておきます。

Office 2010:
2018/01/09 リリース 14.0.7193.5000 KB 4058103
2018/02/13 リリース 14.0.7194.5000 KB 4077965

Office 2013:
2018/01/09 リリース 15.0.4997.1000 KB 4058103
2018/02/13 リリース 15.0.5007.1000 KB 4077965

が更新状況となります。


<参照>

Office 365 client update channel releases
Version and build numbers of update channel releases
What's new in Office 365
What's new for Office Insiders
Office 2010 クイック実行製品の更新履歴
Update history for Office 2010 Click-to-Run products
Office 2013 の更新履歴
Update history for Office 2013



Microsoft Store (マイクロソフトストア)



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2018年01月23日

SVGグラフィックスの変換

Office 2016 において、月次チャンネルにて、SVGグラフィックスが扱えるようになったのは、 2016年12月6日に配信された、Ver.1611(7571.2072) からのお話なので、かなり以前のことになります。

Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース

上記のところにアクセスしていただいて、月次チャンネルで、2016年12月の更新内容を確認すると、すぐにお判りいただけます。

この機能は、Word2016/Excel2016/PowerPoint2016/Outlook2016 の各アプリで利用が可能になっています。
Office Insider向けにはさらにさかのぼって、2016年11月になるのでかなり前からのお話になります。





さてこうしてすっかり同じみになったアイコンですが、今回の、月次チャンネルのアップデートでさらに追加された機能に、こうして挿入された SVGアイコンを図形に変換する機能があります。

今回はこの機能についてご紹介いたします。

【SVG 画像を挿入する】

別にSVGグラフィックスをご自身でご用意いただいたものでも問題はありませんが、Office には、"アイコン" という機能があります。このアイコンで挿入されるデータが、"SVG" グラフィックスになります。

1) PowerPointなどのアプリを起動

2) 挿入タブ>アイコン とクリックし、必要なアイコンをクリックして選択し、挿入をくりっくします

20180123-1-1.jpg 20180123-1-2.jpg


【SVG画像を加工する】

Microsoft Office 2016 で SVG 画像を挿入します

上記のサイトでも紹介されていますが、挿入されたSVG画像は、従来も、画像を選択して書式タブを開くと、スタイルを適用したり、トリミングをしたりといった加工は可能でした。

20180123-2-1.jpg

ただし今回はさらに、挿入されたSVG画像を、Office画像に変換するという機能が追加されました。

1) 画像を挿入後選択された状態で、書式タブの "図形に変換" をクリックします

20180123-2-2.jpg 20180123-2-3.jpg

2) "Microsoft Office 描画オブジェクト" に変換するか?聞いてきますので、"はい" をクリックします

20180123-2-4.jpg 20180123-2-5.jpg


* またこれは、SVGデータのグループ化を解除しようとしても同様に、Office描画オブジェクトへの変換が要求されます。

20180123-2-6.jpg

変換された SVGグラフィックス は、Office 描画オブジェクト に変換されたことで、これまでであれば、トリミングとスタイルの適用ぐらいしかできなかった加工がさらに、グループ化を解除して、個別のグラフィックデータとして加工が可能になります。

Insider Fast: Ungroup Icons (and SVGs) into Shapes

ちょうど、上記で、Office Insider 向けに機能た適用された際の解説が出ていました。

仮にスタイルを適用するにしても、オブジェクトをばらして、個別に適用できるようになります。
また実際に比べてみると、SVGグラフィックのままの状態で適用できるグラフィックスのスタイルの数と、Office描画オブジェクトに変換した後に適用できるスタイルの数も数段違いがあります。

20180123-3-1.jpg
20180123-3-2.jpg 20180123-3-3.jpg

* 書式から設定するスタイルについても、変換前と変換後では名称が変わります。 

変換前:グラフィックのスタイル  変換後:図形のスタイル



【無料で利用できるその他のアイコン】

これはちょっと話がそれますが、エバンジェリストのものえさんが、Twitterで紹介していた、"heroicons-ui" というGitHubにて公開されていた SVG アイコンです。

無料で利用できるものです。

アイコンはシンプルなのが使いやすい!WebサイトやアプリのUIにぴったりな無料のSVGアイコン -Heroicons UI

こういうものもネット上で探すといろいろあるんでしょうね。

また、Inkscape というフリーの ベクトルグラフィックスソフトがあります。
これで作成した画像は、通常標準では、SVG形式で保存されますので、PowerPointにて、取り込んだ上で、Office描画オブジェクトに変換しみると、ご覧の様にさらにかなりの自由な形で調整ができるようになります。

20180123-4-1.jpg 20180123-4-2.jpg

いろいろなツールと組み合わせていくことでさらに利用できる範囲が広がりますね。

ぜひご活用ください。


注意アイコンの挿入SVGデータの変換機能は、Office 365 サブスクライバー向けの機能です。


<参照>

"アイコン" 挿入機能の利用と、Microsoftが提供する無料で利用できるアイコンセット
Microsoft Office 2016 で SVG 画像を挿入します
SVG 画像を挿入する
Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
NEW! Insert Icons in Office 2016
Office Insider更新履歴
Insider Fast: Ungroup Icons (and SVGs) into Shapes
アイコンはシンプルなのが使いやすい!WebサイトやアプリのUIにぴったりな無料のSVGアイコン -Heroicons UI
INKSCAPE


Microsoft Store (マイクロソフトストア)


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2018年01月20日

アイコンを挿入しようとするとエラーが表示されて挿入できない

前回ちょっとご紹介した不具合の続報として、その暫定的な解決策をご案内させていただきます。

1月18日(日本時間1月19日)に提供が開始された、Windows版の Office 2016/Office 365ProPlus の 月次チャンネル(Monthly Channel)向けの、Ver.1712(ビルド8827.2148)において、アイコンが挿入できないという不具合が発生しています。

Word、Excel、PowerPoint、Outlook の各アプリで発生いたします。


【アイコンとは?】

Office 365 サブスクライバー向けに提供されている機能で、Office 2016 の Word、Excel、PowerPoint、Outlook といったアプリで利用可能です。

"アイコン" 挿入機能の利用と、Microsoftが提供する無料で利用できるアイコンセット

以前にも上記のような形で取り上げさせていただいたことがありましたが、Monthly Channel(以前は、Current Channel)向けに提供されたのが、"2016/12/06に更新された Current Channelリリースのバージョン 1611 (ビルド 7571.2072) " 以降ということになるので、かなり前の話になります。

SVGデータとして提供されている "アイコン" ですが、非常に便利な機能です。Mac版の Office にはないのが残念ですが....。





--- 各アプリでの、アイコンの挿入方法

20180120-1-1.jpg 20180120-1-2.jpg
20180120-1-3.jpg 20180120-1-4.jpg


【再現手順】

さてそのアイコンの挿入機能ですが、実は今回リリースされた Ver.1712(ビルド8827.2148)をインストールすると、

20180119-2-3.jpg

「 このファイルのインポート中にエラーが発生しました。https://hubblecontent.osi.office.net/ContentSVC/Content/svg/****.svg 」

というエラーダイアログが表示されて、アイコンが挿入できないというトラブルが発生しています。

再現手順は以下の通りです。

1) Word、Excel、PowerPoint、Outlookのいずれかのアプリを起動します。今回は PowerPointを起動してみました

20180120-2-1.jpg

2) 挿入タブ>アイコンとクリックすると、アイコンの一覧が表示されます

20180120-2-2.jpg

3)いずれかのアイコンを選択して、挿入をクリックすると、エラーになります

20180120-2-3.jpg 20180120-2-4.jpg


【暫定的な解決法】

暫定的ではありますが、製品チームの方から、改善方法を、提示してもらいましたので、ご紹介いたします。


1) IEを起動して、ツール>インターネットオプション とクリックして開きます
* もちろん、コントロールパネル>インターネットオプション とクリックしても同様です

20180118-3-1.jpg 20180118-3-2.jpg

2) インターネットオプションのダイアログが表示されたら、詳細設定タブを開いて、"設定" の中の、"セキュリティ" のカテゴリにある "暗号化されたページをディスクに保存しない" のチェックを外してオフにします

20180118-3-3.jpg

3) あとは、インターネットオプションの画面をOKで閉じれば完了です

インターネットオプションの、"暗号化されたページをディスクに保存しない" がオンになっていると今回のエラーが表示されるようです。

今回トラブルの発生したPC:Windows10(Ver.1709 ビルド16299.129) + Office 365 Solo(Ver.1712 ビルド8827.2148) という環境で確認したところ、インターネットオプションの設定では、"暗号化されたページをディスクに保存しない" がオンになっていました。
ただし、同じOSでも、Windows10(Ver.1709 ビルド16299.129) + Office 2013 Pro(Ver.15.0.4997.1000) では、デフォルトで、この設定はオフでした。
さらに、Windows10(Ver.1709 ビルド17074.1000) + Office 365 ProPlus(Ver.1801 ビルド9001.2068) では、デフォルトで、やはりこの設定はオフでした。

Office 2013 には、アイコンの機能はないので関係ないとして、Windows Insider版では、デフォルトで、この設定がオフになっていたため、エラーにならずに表示されていたようです。ここをオンにするとやはり同様のエラーが表示されました。

今回このエラーの発生した Windows10 + Office 365 Solo の環境ですが、改めて、IEのインターネットオプションを開いて、IEのリセットをかけてみたところ、"暗号化されたページをディスクに保存しない" は、オフになりましたので、デフォルトではオフなんでしょう。ただし、今回発生したPCも、発生していないPCも、この設定のオン・オフを変更した記憶はありませんが何故設定の違いが出てきたのかは不明です。

当面の回避策としてここをオフにすれば利用できるようになりますが、おそらくこの辺りは、今後のアップデートにて、また修正がかかるんだと思われます。

今回問題になっている "暗号化されたページをディスクに保存しない" の機能についてはまた別の機会にご紹介させていただきます。


<参照>

SVG 画像を挿入する
Microsoft Office 2016 で SVG 画像を挿入します
Insert SVG images and icons in Office 2016
Work with SVG images in Microsoft Office 2016
Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 9 で IE ESC が有効な場合、ローカル キャッシュの利用を前提とした ActiveX コントロールが正しく表示されない

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2018年01月19日

Windows 版 Office 2016(365) の更新情報

1月18日(日本時間1月19日)付で、Windows版の Office 2016(365) の更新がありました。1月9日に更新にがあったときからは、バージョンがまた一つ上がって、

Ver.1711 ---> Ver.1712

へとバージョンアップいたしました。

今回配信されたのは、

Ver.1712(ビルド8827.2148)

です。


【バージョン情報の表示位置が変わりました】

いろいろ機能も追加されておりますが、一つ目立ったところでは、バージョン情報の表示位置が変わりました。

20180119-1-1.jpg 20180119-1-2.jpg

Office Insider 向けには、以前にもご紹介したようにいち早くバージョン情報の場所が変わっていましたが、月次チャンネル(Monthly Channel)についても、今回からバージョン情報の表示位置が上記の画像のように変更になりました。

製品ごとのバージョン情報については、さらに各アプリのバージョン情報でご確認いただく必要があります。


【追加された機能】

新機能が追加されるのはこれまでもご紹介したように、Office 365 サブスクライバーが対象です。

Word、Excel、PowerPoint、Outlook共通

・SVGアイコンを図形に変換する機能が付きました。これにより、画像の色を変更したり、影をつけたりといった加工が可能になりました。

20180119-2-1.jpg

** アイコン機能を利用して試してみましたが、どうもアイコンの挿入がエラーになるようです。
こちらについては、現在フィードバックして確認中ですので、何かその後状況が変わりましたら取り上げさせていただきます。

20180119-2-2.jpg
20180119-2-3.jpg


PowerPoint

・3Dモデルが利用できるようになりました。

20180119-3-1.jpg 20180119-3-2.jpg


Outlook

・"Focused Inbox"(優先受信トレイ) が搭載されたとUS版のOffce365の新機能を紹介したWebページでは案内がありましたが、先行しているOffice Insider版では確かに "優先"、"その他" といった、選択ができるようになっていますが、今回のバージョンアップで、Monthly Channelでは確認できませんでした。

20180119-4-1.jpg

ちなみに、Office Insiderとして先行している Ver.1801(Build9001.2068)では、以下のような感じですので、本来は今回のUpdateでこうした表示になるようです。こちらについても、引き続きチェックして何か情報が入りましたらご紹介させていただきます。

20180119-4-2.jpg


これ以外にも、いくつかありますが、詳細は、

Office 365 client update channel releases

をご覧いただくとわかりやすいかと思います。



日本語版ページの更新が遅れているため、最新情報を確認される場合には、USサイトをご覧いただくのが一番早いかと思われます。


【2018/01/19更新】

アイコンの挿入ですが、時に以下のようなエラーで接続できなくなったりもするようなので非常に接続自体も不安定なようです。

20180119-5-1.png



<参照>

What's new in Office 365
Office 365 client update channel releases
Work with SVG images in Microsoft Office 2016

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2017年12月28日

Office のバージョン情報の表示位置が変わりました

Office Insider(旧:Insider Fast)で提供された、Ver.1801(ビルド8901.2016) より、Office のバージョン情報の表示される場所が変わりました。

従来の場合、Office Insider のものは、

20171204-1.jpg

のような感じでしたし、また月次チャンネルの場合も、

20171227-2.jpg

といった感じで表示されていましたが、12月20日にリリースされた Ver.1801(Build 8911.2016)より、

20171227-1-1.jpg

Excelを起動したときの例ですが、上記のように ファイル>アカウント と開いた時に表示される、各アプリケーションの、バージョン情報のところに表示されるようになりました。

当初、私も何かの不具合かな?と思っていましたが、英語版の Office Insider 向けのリリースノートからExcelのリリースノートにアクセスしてみるときちんと更新内容のところで紹介されておりました。
また US版 MS Community の情報でも、このように変更になったという事が紹介されておりましたので、今後また元に戻るかもしれませんが、現時点ではこの場所に表示されているのが正しい状況のようです。


<参照>

Office Insiders Windows desktop release notes!
Insider release notes for Office 2016 for Windows desktop
Insider release notes for Excel 2016 for Windows desktop


Microsoft Store (マイクロソフトストア)



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2017年12月15日

年賀状の作成 〜Microsoftが提供する素材とテンプレート

パソコンとプリンターが大活躍するこのシーズン。Word や PowerPoint などの Office 製品を利用して、年賀状を作成されていらっしゃる方も多いかと思います。

Microsoftの Webサイトでは、そうした方々の為に、

20171215-1.jpg 20171215-2.jpg

Officeで楽しく簡単に! 年賀状を作ろう 2018

といったサイトを用意しています。

書道家・岸本亜泉さんの作成したオリジナルテンプレートをはじめ、200種類以上のテンプレートが用意されています。

Surface Pro などをご利用であれば、"書道家の三種の神器" もおすすめ。Surface ペンを利用した味わいのある毛筆文字作成のTIPなども紹介されています。

20171215-3.jpg

"年賀状を作ろう 2018" から、"はがき年賀状" をクリックし、"イラスト素材" あるいは "テイストから選ぶ" を選択すると、テンプレート素材が表示されます。

はがきの作り方のページでは、WordやPowerPointを利用したはがき作成の手順が動画でも説明されております。

"素材で作るオリジナル年賀状" では、素材から自分で作成したいという傾けにさまざまな素材も用意されています。

"楽しもうOffice" のサイトではこうした楽しいコンテンツが満載。ぜひ一度覗いてみてください。


このシーズン。Microsoft以外にも Canon や Epson といったプリンターメーカーのサイトや、郵便局などさまざまなサイトでも、年賀状作成の為のツールや素材が提供されています。

季節的には、クリスマスカードなどもそうですね。
クリスマスカードに、あるいは年賀状にと、上手に活用してみてください。


<参照>

楽しもう Office
書道家の三種の神器
PIXUS 年賀状2018/Canon
年賀状特集2018/Epson Webプリワールド
はがきデザインキット2018

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2017年12月04日

Windows向け Office Insider 版 のバージョンダウン

Windows向け Office Insider 版(旧 Insider Fast)のバージョンが、11月末の更新で、バージョンダウンされました。

20171204-1.jpg

当初、11/20付で バージョン 1712 (ビルド 8813.1000) がリリースされておりましたが、その後発見された不具合のため、11/30付で、"以前のより安定性の高いビルド" ということで、バージョン 1711 (ビルド 8730.2102) にバージョンダウンされました。

バージョン 1711 (ビルド 8730.2102) のものは、11/28付で、月次チャンネル(対象指定)/旧 Insider Slow に配信されているものと同じバージョンです。

従いまして、現在の Windows 向けの Office Insider 版は、


Office Insider バージョン 1711 (ビルド 8730.2102)
月次チャンネル バージョン 1711 (ビルド 8730.2102)


と同じバージョンになっています。


<参照>

Windows デスクトップ向け Office Insider の更新履歴
Update history for Office Insider for Windows desktop


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2017年10月20日

Windows版 Office Insider の名称変更

すっかり見落としていた情報でしたので、改めて取り上げてみました。

こちらでも様々な形で取り上げている Office Insider ですが、Insider Fast/Insider Slow とありました。
さて、この名称ですが、2017年8月 Office 365 の更新リリース名の変更に合わせて、Office Insider の名称も変更されておりました。

20171020-2.jpg


Insider Fast → Insider
Insider Slow → Monthly Channel


さてそれもそうなんですが、引き続き Insider として利用している場合、US版のMS Communityや、"Update history for Office Insider for Windows desktop" には情報が出てますが、次の更新プログラムがすでに提供されているようです。

が、現時点ではうちの方では確認できておりません。
一応、 10月18日付で Insider/Monthly Channel 向けに

Ver. 1710(8625.2055)

が配信されているようですが、現時点で、Windows版の Insider に参加させている PC にて更新を確認しても、

Ver. 1710(8613.1000)

のままでした。

* Webサイトでは、Monthly Channel 向けが、10月16日配信とありましたが、この辺りはよくわかりません。

US版のMS Communityをのぞいてみると、海外でも同様にまだ更新が来ないよ?という書き込みがあるので、私に限ったことでもないようです。

Windows版の Insider には、ここしばらくまた更新が来てませんが、いずれにしても近いうちに更新が来るものと思われますので、まだ来ないよ?という方は、時々手動で更新をかけて様子をみてください。

*ちなみに、Mac版は、Microsoft AutoUpdateで確認する限り、また従来通り、Insider Fast と Insider Slow のままです。

20171020-3.jpg


【2017/10/21 更新】

本日やっと更新されました。Insider版は、Ver. 1710(8625.2055) となりました。

20171020-4-1.jpg


<参照>

Windows デスクトップ向け Office Insider のスロー/ファーストのレベル名の変更
Windows デスクトップ向け Office Insider の更新履歴
Update history for Office Insider for Windows desktop
Insider (formerly known as Insider Fast) build for Windows Desktop for October


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2017年10月18日

Office の更新プログラム

Windows Update のメジャーアップデートが、年2回に変わったのはつい半年前。その時に、Office 365 についても、Windows 10に合わせて更新されることがうたわれておりました。

そして、今回、Fall Creators Update が配信。

では、Officeのメジャーアップデートは? というところになりますが、Office については、先日来年には、Office 2019 出ることが発表されてすっかり忘れがちですが、Windows 同様に、通常の Update よりは、ちょっと大きな Update が年2回あります。

Mac版は、先日もご紹介しましたが、すでに Insider 向けに、メジャーアップデート(Ver.16.**)が提供されておりました。

20171017-7.jpg

Winodws版については、"Office 365 client update channel releases" によれば、Monthly Channelにて、10月16日(米国時間)配信された、Ver.1709(ビルド8528.2139)が、今回のメジャーアップデートになるようです。

20171017-7-1.jpg

確かに、10月10日(米国時間)に配信された Version 1708 (ビルド 8431.2107) からは、バージョン自体が一つ上がっていますね。

まだ "Office 365 client update channel releases" などの英語サイトにちょこっとしか情報が上がっていませんが、ほどなく更新されることでしょう。

さて、Office については、今後あと1回ぐらいは?もしかしてメジャーアップデートがあるかもしれませんが、次期 Office 2019 に向けて着々と進行しているようです。

Office 2019 についてのニュースもこれから多くなるかもしれませんが、これはこれでまた楽しみですね。

ちなみに、Office 365 や Office Premium をご利用の場合、来年 Office 2019 が登場すれば、Office 2019 がご利用いただけますが、Surface Laptop についている Office Home and Business 2016 や、Office Personal 2016、Office Home and Business 2016など、あるいは PowerPoint 2016 などの単体製品といった買い切り版をご利用の場合には、Office 2019 がでたとしても、アップデートはできませんので、改めて購入しなおす必要があります。



【追加情報】

ところで、以前、Excelや、PowerPointなどで、テキストボックス内のフォントの書式設定を変更しようとしてフォントダイアログを表示した際に、日本語用のフォントが表示されないという不具合が続いていましたが、こちらの不具合は、今回の Update で改善しているようです。

20171017-8.jpg


<参照>

What's new in Office 365
Office 365 の新機能
Office 365 client update channel releases
Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
Office 365 ProPlus 更新プログラムの管理に関する今後の変更の概要
Office 365 ProPlus updates
Office 365 ProPlus に関する更新
更新プログラム チャネル リリースのバージョン番号とビルド番号



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2017年10月07日

サンプルテキストの入力

前回、PowerPoint でのサンプルテキストについてご紹介しました。
が、実はこれだけじゃなかったサンプルテキスト。引き続きご紹介させていただきます。

Word、PowerPointとご紹介しましたが、この機能が利用できるものに、Microsoft Outlook がありました。
でも、Outlookでこれが必要な用途はどこにあるのか?よくわかりませんが、まぁ、そういう機能があるということでご紹介します。


【Outlook 2016でサンプルテキストを入力する】

入力する方法は、Wordの場合と一緒です。
Outlook の場合には、メッセージの文面のところに入力する形になります。

1) メッセージ作成画面を開きます
2) =rand(3,3) と入力し、エンター

20171007-1-1.jpg 20171007-1-2.jpg

といった感じです。


【外国語のサンプルテキストを入力する】

サンプルテキストは、何も日本語ばかりではありません。まぁ、レイアウト用なので英語でも日本語でも構わないんでしょうけど、日本語以外のものも可能になっています。

その場合、

=lorem(p,l)

p : 段落の数
l : 各段落に含める行数

と入力します。 

Outlook の画面でついでにやってみました。

20171007-2-1.jpg 20171007-2-2.jpg

ちなみに当然ですが、PowerPointでも、Wordでも外国語の文章が表示されます。

20171007-2-3.jpg 20171007-2-4.jpg

ところでこの外国語の場合表示されるサンプルテキスト。lorem ipsum(ロレム・イプサム)という典型的なダミーテキストのようですね。

Word、PowerPoint、Outlookで利用可能なこうしたサンプルテキスト。Publisherあたりも利用できるのかな?と思って確認してみましたが、こちらは対応していないようです。
Publisherのようなソフトの方が、ニーズもあると思うんですが....


<参照>

Lorem ipsum/ウィキペディア


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2017年10月01日

"日本語用のフォント"が表示されない

現在発生中のトラブルですが、もう一つご紹介します。

現在、Monthly Channelで配布されている Ver.1708(ビルド8431.2079)において、Excel 2016PowerPoint 2016 において、"日本語用フォント" が表示されないというトラブルが発生しています。

もう少し具体的に書くと、

1) Excel 2016/PowerPoint 2016 において、テキストボックスを挿入

2) ホームタブの、フォトングループにある "ダイアログボックス表示ボタン" をクリックして、"フォント" のダイアログボックスを表示

3) 以下にもありますようにここに表示される、"日本語用のフォント" のところが空欄になっており、表示されません

20171001-1-1.jpg 20171001-1-2.jpg

ただし、ホームタブにあるフォントグループのところで、直接フォントを指定する分には問題はないようですので、改善するまでの間、フォントの種類を変更する場合にはホームタブのフォントグループのところから直接変更してご利用ください。

20171001-1-4.jpg

この症状ですが、Word2016、Outlook2016、Publisher2016では発生いたしません

20171001-1-3.jpg


すでにこちらも現在、担当者には報告は上がっており、対応中になります。

進捗状況が分かり次第、ブログでも随時更新させていただきます。

もう一つのVBAのトラブル同様にバージョンを戻す方法もありますが、先ほども書きましたが、ホームタブのフォントの部分で直接指定する分には問題ないので、改善するまでの間は、こちらで対処していただく方がよろしいかと思います。

またこれらの症状ですが、現在、Office Insider Fast で提供されている Ver.1710(ビルド8613.1000) では全く問題ありません。

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2017年09月05日

イマーシブリーダーがさらに使いやすくなりました

現在、Word Online、OneNote Online、Outlook on the Web、OneNote for Windows10、Word 2016 で利用できるイマーシブリーダー

20170905-1-1.jpg

以前にご紹介した時には、デスクトップ版のWordであれば、閲覧モードにしてからでないと利用できませんでしたが、その後機能が充実し、表示タブに、"Immersive" というグループが新規に用意され、こちらからも利用ができるようになりました。

Word に加わる新しい表示機能
Wordに導入される新しい機能 "イマーシブリーダー" とは?

以前に取り上げた時には、まだ、Office Insider向けの機能でしたが、ちょうど7月に更新された バージョン 1707 (ビルド 8326.2058) からCurrent Channel(Monthly Channel)でも利用ができるようになりました。

Office Insider向けに提供が開始されたころと比べ、当然ながらその後も開発が進んで、ツールへのアクセスなどが非常にわかりやすくなっています。

今回は改めて、この新しい イマーシブリーダー について取り上げてみました。


【イマーシブリーダーとは?】

まずはこの新しい、イマーシブリーダー(immersive reader)とは、"Word の学習ツール" のサイトでも説明がありますが、"単語を正しく発音したり、迅速かつ正確に読み取ったり、またその読み取った内容を理解したりする能力を高める" ために無料で提供されているツールになります。

20170905-1-2.jpg

以前にもご紹介していますが、サブスクライバー向けの新機能として追加されているもので、Word 2016 の単体製品Office Professional 2016 などの統合パッケージの Word 2016 など一部の製品では利用できない機能になります。

2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office


【イマーシブリーダーを使う!】

では実際に Word 2016 で使ってみることにしましょう。


1) まずは Word を起動して、サンプルテキストを入力してみました
20170905-2-1.jpg

2) 続いて、表示タブ>Immersiveグループの "学習ツール" をクリックします
20170905-2-2.jpg

3) あとは、"読み上げる" をクリックすると音声による読み上げが開始されます


操作自体はさほど難しくはないので、すぐにわかるかと思います。
以前は、一旦閲覧モードに表示モードを切り替えてから、ツール>読み上げる とクリックすると表示されておりました。
20170905-2-3.jpg

Word Online では、デスクトップ版とちょっと違いますが、表示タブをクリックすると、"イマーシブリーダー" という項目がメニューに表示されます。
20170905-2-4.jpg 20170905-2-5.jpg

【設定と調整】

Word を例にとって見ますが、デスクトップ版と、Online版では若干異なります。

Word 2016(デスクトップ版)
20170905-3-1.jpg 20170905-3-2.jpg

イマーシブリーダーが起動すると、"学習ツール" タブに、

・列幅
・ページの色
・テキストの間隔
・音節
・読みあげる
・学習ツールを閉じる

といった、ツールボタンが表示されます。また実際に読みあげが開始されると、右上に再生用のツールが表示され、再生・停止、読みあげ速度の調整などが可能になっています。

Word Online:
20170905-3-3.jpg

20170905-3-4.jpg 20170905-3-5.jpg 20170905-3-6.jpg

デスクトップ版に対して、Online版では、

・設定(歯車のアイコン)
・テキストのオプション
・品詞
・音声のオプション

といったツールが用意されています。Online版では、設定から女性・男性の音声の選択が可能です。

Outlook on the Web の場合、つまり Outlook.com にブラウザでアクセスした場合には、メッセージを開いた後、"その他の操作" から、"イマーシブリーダーで表示" をクリックすると利用できます。
20170905-4-1.jpg

最初にも書きましたが、現在この機能は、Word Online、OneNote Online、Outlook on the Web、OneNote for Windows10、Word 2016で利用ができます。

さらにデスクトップ版のアプリについては、サブスクライバー向けの機能になりますので、現在のところこれ以外のケースでは利用できませんので、ご注意ください。


<参照>

Learning Tools and Immersive Reader updated for OneNote, Word and Outlook
読み書き能力を向上させる学習ツール
Word の学習ツール
Office 365 の新機能
更新プログラム チャネル リリースのバージョン番号とビルド番号
Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース


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2017年09月03日

Office 2007/Office for Mac 2011 のサポート終了が迫る

以前にも取り上げましたが、今年サポートが終了する製品の中で比較的まだ大勢の方が利用されているのかな?と思われるものが、


Office 2007(Windows)

Office for Mac 2011(Mac)
です。

以前以下のような形で取り上げさせていただきました。

Office 2007 のサポート終了まで半年を切りました
Office 製品のサポート期限


ともに、2017年10月10日 がサポート期限になります。


【サポートが終了するとは?】

さて、ではサポートが終了するというのは具体的にどういったことなのか?

まずもちろん、2017年10月10日を過ぎたら、昨日まで使えていたWord2007(Windows)やWord2011(Mac)が動かなくなる...そんなことはありません。

でも、サポートが終了すると...

・新機能などがリクエストできない
・セキュリティ更新プログラムが提供されない
・無償はもとより、有償のサポートも対象外になる など


といったことになります。

詳細は、Office 2007 の例で、以下のサイトでも紹介されている通りです。基本的には、Mac版の、Office 2011 も一緒です。

20170903-1.jpg

サポート終了の重要なお知らせ

なんといっても、セキュリティ更新プログラムがサポートされなくなることは、IPAのサイトにもありますが、大きな問題ですね。


あとひと月あまりとなりました。両製品をご利用の皆様。

Office 365 Soloなどへの移行...ぼちぼち本格的に検討する必要がありそうですね。


【追加情報】

さて実際に買い替えるとなるとどの Office製品 がいいのか?

もちろん製品は各種、法人・個人向けに様々なものがあるので、用途に応じて...ということになりますが、ここで注意したいのが、以前にも取り上げた "2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office"

せっかく購入しても、同じPowerPoint 2016 を使っていても、新機能が追加されないものもありますので、注意が必要です。


-- 法人向けプランでも、個人ユーザーにも販売しているところもある

もちろん、多くのところは、法人向けプランの場合、個人ユーザーには販売していないと思います。
しかし最近は、Office 365 の法人向けプランであっても、一部の会社では、個人でもOKですよ?と販売しているところもあるようです。

例えば、Office 365 Soloだと、PC 2台しかインストールできないのに対して、Office 365 Businessだと、Mac/Windowsを含めて5台。さらにスマートフォンやタブレットなどもそれぞれ5台可能という金額からするとちょっとの差で、利用できる台数に大きな違いが出てくるケースもあります。

最近では個人の方でも、WindowsにMac、スマートフォンに、タブレットと多くのデバイスをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。そんな場合にはそうしたプランも選択肢になってくるわけですね。


-- 安いからと飛びつくとあとから痛い目に合う

最後にもう一つ。ネット上では、仮に大手の通販サイトであってもまだまだ逆輸入品や、法人向けの製品を勝手にばら売りしているような製品も多数見受けられます。
そうした不正な製品には、安いからと飛びついたりすると、あとで大変なことになりますのでくれぐれもご注意ください。
購入はきちんとした正規の販売店(Microsoftパートナー)でのご利用をお勧めいたします。

偽造品や不正利用のリスク(「知らなかった」「つい、うっかり」が大変なことに…

20170903-2.jpg

非正規品の Office にご注意ください

くれぐれもご注意ください。


<参照>

Office 2007 のサポート終了まで半年を切りました
Office 製品のサポート期限
2017 年にサポートが終了する製品
Microsoft ライフサイクル ポリシー
「Office 2007」サポート終了まで3カ月 - 「Office for Mac 2011」もEOLへ/Security Next
延長サポート終了を控える「Office 2007」および「Windows Vista」の速やかな移行を/IPA
2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office


Microsoft Public Affiliate Program (JP)



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2017年09月01日

Office 製品の既知の問題を確認する

Mac 版 Office Insider Fast の記事の中で、既知の問題について取り上げているサイトをご紹介しましたが、こちらについて、もうちょっとご紹介させていただく事にしました。

Office の Update に伴い問題がないに越したことはありませんが、実際にはそう簡単にも行かず様々な問題が発覚することがあります。更新されたプログラム自体の問題によるケースもあれば、利用環境によるものもある。またプログラム自体の仕様によるものもあったりと様々です。

加えて更新プログラムの配信が始まった段階で、既知の問題としてわかっていることもあれば、あとから判明して、既知の問題として追加されるものもあります。

そんな、Office製品の既知の問題について、その対応状況や、回避策などが案内されているページが、"Office の問題に関する修正プログラムと解決策" になります。

20170824-2.jpg

Windows版、Mac版の各 Office アプリについて、現在発生している問題について、その調査状況や、回避策などが提示されています。
また、"サービス" からは、Outlook.comOneDriveなどの関連サービスの既知の問題について紹介されています。

例.
・コモン コントロール (mscomctl.ocx) の上にカーソルを合わせたときに Office 2016 がクラッシュする
・優先受信トレイの通知が表示されると Outlook.com がフリーズする


US版、日本語版ともに基本的には同じ内容ではありますが、新しい情報などの場合には、US版の方が先に更新されることも多いため、時にはUS版のサイトなどを確認してみることも必要かもしれませんね。

当然ですが、ここに集約されている情報がすべてということではありません。日本のMSコミュニティUSのMS Community などの掲示板では、常に様々なユーザーから質問が上がっていたりします。そしてそこから問題が発覚することも多々あります。

何か?トラブルにあったときには、MSコミュニティなどを検索してみて同様の症状の人がいないか?確認するというのも、問題を確認するための一つの方法でもあります。


<参照>

Office の問題に関する修正プログラムと解決策
Fixes or workarounds for Office issues
最近の Office のインストールとライセンス認証に関する問題の修正プログラムと解決策
Fixes or workarounds for recent Office installation or activation issues



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2017年08月28日

2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office

Microsoft のホームページやブログなどを始め、様々な Web サイトで、PowerPoint 2016 に、こんな機能が追加されました。こんな機能を使うと効率的に作業ができますよ? など、Office 2016 に追加された 新しい機能 について紹介されることがあります。

** 各機能を使用するためには、当然新しい機能が追加されたバージョンまで Update できていない場合には Update する必要があります。

20170823-0.jpg 20170823-0-1.jpg
20170823-0-2.jpg

上記はほんの一例で、Microsoftの公式ツイッターのアカウントから発信されているものや、サポートページで、紹介されているものです。

しかしそれでも同じ Office 2016 を使っているはずなのに、いざ確認してみると、うちの PC には、説明にあるような新しい機能がない。。。。そんなこともあります。

パソコンのツボ 別館でも取り上げましたが、ポイントは、Office 365 サブスクライバーであるかどうか?

Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?/パソコンのツボ 別館

"サブスクライバー" については、上記ブログを参照していただくとして、この新しい機能が追加される Office追加されない Office について、こちらでも取り上げてみました。


【 サブスクライバー向けの機能と、非サブスクライバー向けの機能 】

以下の、"Office 365 の新機能" は、Office に追加された新しい機能について紹介されているサイトになります。すでにご存知の方も多いかと思います。

20170823-1.jpg

Office 365 サブスクライバーの皆様/Office 365 の新機能

ちょうど上記のところでは、左ペインのメニューの "Office 365 サブスクライバーの皆様" が選択されて、サブスクライバーの皆様のところに紹介されている、新しい機能が紹介されています。バージョンがあがるごとにさまざまな新しい機能が追加されていますね。

20170823-3-1.jpg

2017年7月に更新されたバージョン 1707 (ビルド 8236.2058) でリリースされたプログラム
のところで見ても、

・Excel2016などでの自動保存機能
・PowerPointデザイナーの機能強化
・Word2016で、LaTex 構文を使用した数式の作成および編集機能

などが追加されています。

しかしこれらの機能は全てサブスクライバー向けの機能です。

ではそれ以外のユーザーはどうなるのか?

新機能や非サブスクライバーに対して Office 2016 の向上

上記にあるように、左ペインの "サブスクライバー以外の皆様" のところをクリックすると、"新機能や非サブスクライバーに対して Office 2016 の向上" という画面が表示されますので、そちらでご確認いただくこととなります。

20170823-3-2.jpg

ご覧いただければお分かりいただけると思いますが、それ以外のユーザーの場合には、サブスクライバーほどの新機能が追加されることはありません。


【 なぜ違うのか?? 】

では、どうして違うものなのか? 

Office 365 と Office 2016 の違い

上記の、"パッケージ版の Office 2016 と Office 365 サブスクリプションの比較" の "機能の更新" でも紹介されているとおり、製品自体の特長の違いということになります。

20170823-2-2.jpg

この違いにより、新機能が追加される Office 2016 と 追加されない Office 2016 に分かれるわけですね。

サブスクライバーの対象となる製品には、一般家庭向けの製品で言えば、Office 365 Soloや、PCと一緒に販売される、Office Premiumシリーズがあります。法人向けだと、Office 365 ProPlusといった製品になります。

それ以外の製品、Office Home and Business 2016などの統合パッケージWord 2016PowerPoint 2016などといった単体の買い切りの製品は、サブスクライーバー以外の製品となります。

・PCに Office が付いていなかったので、後から Office Personal 2016 を購入した
Excel 2016 だけ購入して利用している
・Office は入っていたけど、PowerPoint 2016 だけ後から追加した

そんな場合、追加された製品は全て買い切り版になりますので、次々に導入される新しい機能は追加されません
こうした違いにより、仮に同じ PowerPoint 2016 であっても、機能に違いが出てくることになります。


【アドインとして提供されているものなど利用できるものもある】

こうして、サブスクライバー向けに提供されている新しい機能は、非サブスクライバー向けには提供されていませんが、当然まったく機能が追加されないわけではありません。
"新機能や非サブスクライバーに対して Office 2016 の向上" のところで説明されている機能は当然利用可能ですし、またアドインとして利用できる機能も色々あります。もちろんストアからダウンロードして追加できる機能もあります。
当然セキュリティの更新プログラムは、サポート期間であれば提供されます。

例:
1) PowerPointを使用したプレゼンテーションにリアルタイムで字幕を追加、ドキュメント内のテキストを翻訳するアドイン
Presentation Translator

2) 音声入力を可能にするアドイン
Dictate
Officeで音声入力できる「Dictate」が公開--リアルタイム翻訳は60言語に対応/cnet

こうしたアドインにもさまざまなものがありますし、今後も増えて行くかもしれません。

20170823-2-1.jpg

Officeストアから追加できるものにも、有償あるいは無償にて提供されている様々なものがあります。こうしたものは、非サブスクライバーであっても、利用要件さえ満たせば利用が可能なものです。


【 新しい Surface でも違いがある! 】

ところで、最近話題の Surface の2つの新製品。実は、Surface Pro4 と Surface Laptop。これにも違いがあります。

Surface Pro4: Office Home and Business Premium + Office 365サービス

Surface Laptop: Office Home and Business 2016(プロダクトキー)

それぞれ、リンクをクリックしていただければ、各製品の説明が表示されますので、ご覧いただければ、一目瞭然ですね。

Surface Laptop だと、付属するのが、Office Home and Business 2016 になるので、同じ Office 2016 が動いていても、その機能に違いが出てきます。

新機能が追加される Office と 追加されない Office。

あなたはどちらの Office をご利用ですか?



【2017/09/15 更新】

今回ご紹介した、2つの Office について、非常に参考になるページがありましたので、追加でご紹介させていただきます。

20170915-3.png

Office についてよく寄せられる質問

上記では、今回ご紹介しているような、製品の違いだけではなく、ライセンスの管理や、OneDriveSkypeの利用に至るまで様々な項目について紹介されています。

20170915-4.png

一般法人向け Office 365 についてよく寄せられる質問

また同時に、法人向けの Office 365 についての同様のページなどもあったりしますので、是非一度ご覧になってみてください。お気に入りに登録しておくときっと役立つと思います。



<参照>

Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?
Office 365 サブスクライバーの皆様/Office 365 の新機能
新機能や非サブスクライバーに対して Office 2016 の向上
Office 365 と Office 2016 の違い


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2017年08月22日

Windows版のOffice Insider向けにもリーリース情報が提供されるようになりました

Mac版 Office Insider Fast の更新情報の中で、Mac版のOffice製品の Office Insider 向けに Microsoft の Support サイトにて、リリース情報が提供されるようになったことは以前にもご紹介いたしました。

20170822-1.jpg

Mac版については、製品ごとに細かいリリースノートも用意されていますので、ご利用の方はぜひ以下の記事もご参照ください。

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報


こうした Office Insider 向けのリリース情報。これが Windows 版のOffice Insider 向けにも用意されました。

従来は、Office Insider で利用できる新機能として、Office Insider Slowにおいては情報もありましたが、Office Insider Fastユーザーに対しての情報がありませんでした。

20170822.jpg

Insider 向けに展開されている更新プログラムについては、特に、Insider Fastユーザーにおいては、これまで更新内容がブログなどで公開されるにも時間がかかっていたため、新たに追加された機能の情報を探すにも、またどの不具合が修正されたかを確認するにも、手間でしたが、こうして情報が公開されるようになるとより分かりやすくなって助かりますね。

なお一般ユーザー向けに展開されている更新内容については、従来から展開されている

Office 365 の新機能

をご参照ください。月ごとに展開されている更新プログラムの内容が紹介されています。

なお、更新プログラムは、Office 365 サブスクライバー向けのものが中心になりますが、それ以外の製品については、"サブスクライーバー以外の皆様" のところをクリックするとご確認いだけます。


<参照>

新着! Windows デスクトップ向け Office の Insider ファースト/スローのバージョン履歴の記事
Windows デスクトップ向け Office Insider のスロー/ファーストのレベル名の変更
Windows デスクトップ向け Office Insider の更新履歴
Office 2016 for Mac のリリース ノート
Office 2016 for Mac の更新履歴
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Office 365 の新機能


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2017年08月15日

"アカウントに関するお知らせ。Office 365のサブスクリプションの変更が行われていません〜" が表示される

"アカウントに関するお知らせ。Office 365 のサブスクリプションの変更がまだ行われていません。アプリケーションを継続して使えるように、今すぐサインインしてください"
と表示されるケースがあります。

また

"更新が必要です。Office 365 サブスクリプションの保留中の変更ができます。適用してください、変更を今すぐアプリケーションを使用してください"
と表示されたりすることもあるようです。

20170814-1-1.jpg

これは、PCにインストールされている Office が、法人向けの Office 365 サブスクリプションであって、所属している会社などで、法人向け Office のプラン変更をした場合新しいプランに付属している Office をインストールする必要があるときに表示されるものです。

そうした場合、プラン変更後、1−3日以内にこうしたメッセージが表示されるようです。

そんな場合には、

Office 2016:Office を更新する
Office 2013:Office を再インストールする

として、古いバージョンを削除して、プランに沿った新しいバージョンをインストールしなおす必要があります。

変更されたプランに沿った Office をインストールしていない場合、"ライセンスのない製品" となり、制限モードに入ってしまい、ほとんどの機能が利用できなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

いずれにせよ、法人向けのサブスクリプション・パッケージをご利用の方で、こうしたメッセ―ジが表示されるような場合には、まずは所属組織の、Office製品の管理者の方にご確認いただいた上で、対処していただく方がよろしいかと思います。



<参照>

Office 365 プランの切り替え後に “アカウントに関するお知らせ” が表示される
“Account Notice” appears in Office after switching Office 365 plans


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2017年08月14日

"アイコン" 挿入機能の利用と、Microsoftが提供する無料で利用できるアイコンセット

Windows 版の Word 2016、Excel 2016、PowerPoint 2016など では、すでに通常版(Current Channel)でも利用可能になった "アイコン"。

20170808-1-1.jpg

以前に一度、Insider 版で利用可能になった際には、このブログでもご紹介させていただきました。

Windows版Office Insider で アイコンの挿入が可能になりました

当時は、Ver.16.0.7524.1000以降のOffice Insider版のみでしたが、その後、2016/12/06に更新された Current Channelリリースのバージョン 1611 (ビルド 7571.2072) でも利用できるようになったので、もう半年以上前の話になります。

さてこの "アイコン" を挿入できる機能ですが、こちらの機能が利用できるのは、Office 365のサブスクライバーであり、さらに Office 2016 をご利用の方に限られます。

ということは、Mac版や、Office 2013 など別のバージョンの Office では利用できません。

Officeのバージョンに関係なく、またOffice製品に限らないで利用できる、何かこれと同じようなアイコンが Microsoftから提供されていないものなのか? 確認してみました。


1) Officeテンプレートでの提供

20170808-1-2.jpg

Microsoftが提供する、"楽しもう Office ライフ" で提供しているテンプレートの中に、"ビジネスアイコンセット" があります。

PowerPointのテンプレートデータとして提供されていますので、PowerPointをお持ちであれば、ダウンロードしてすぐに開いてご確認いただけます。

ビジネス アイコン セット



2) Azure向けに作成されたアイコンセット

20170808-1-3.jpg

UXグループが、Azure向けに作成したアイコンセットで、基本的には Azure関連のアイコンですが一般的なものもかなりの数含まれています。更新も行われております。
ただし、PowerPointやPNG、あるいはSVGデータであったり、Visioのデータとして提供されているものがあったりと必ずしもすべてがご利用の環境で開けるものばかりではないかもしれませんのでご注意ください。


Microsoft Azure, Cloud and Enterprise Symbol / Icon Set - Visio stencil, PowerPoint, PNG, SVG

機能として追加できなくても利用できるものはいろいろとあるようです。



3) Visual Stuido Image Library

主に Visual Studioやら、Officeなどの製品で使用されているアイコンの画像データになりますが、プレゼンやマニュアル作成などで、こうしたアイコンの画像が必要な時には役立ちますね。

Visual Studio Image Library
Visual Studio Image Library


なおこうした Officeについている機能も含めて使用にあたっては、使用許諾に基づいてご使用ください。

マイクロソフトの著作物の使用について
マイクロソフトの著作物の使用に関する FAQ



* Officeの製品に追加されている "アイコン" の機能は、Office 365 サブスクライバー向けのものです。



<参照>

SVG 画像を挿入する
Windows版Office Insider で アイコンの挿入が可能になりました
NEW! Insert Icons in Office 2016
Icons and diagrams

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2017年08月07日

OneDrive上の過去のデータを復元する

Word 2016、Excel 2016など Office 2016 では、OneDrive 上のデータを利用して作業を行っている場合、前回取り上げたように、自動保存の機能が利用できるようになりました。

加えて、アクティビティというところから、過去のバージョンを復元することも可能になりました。

20170802-3-1.jpg

7/19に OneDriveにおいて、すべてのファイルのバージョン管理が可能になったというニュースが Office Blogs の方でも上がってましたが、Officeのデータについては従来よりバージョン管理が行われておりました。

従来、このバージョンの管理は、OneDrive上で利用できる機能でしたが、クライアントアプリ側からも、OneDrive 上のデータを作業している場合には、右上にあるアクティビティのところから、バージョンの管理が利用できるようになりました。

【操作手順】

1) OneDrive 上からデータを呼び出して、Excel 2016 などで開きます

2) アクティビティをクリックすると、過去のバージョン履歴が表示されます

20170802-3-2.jpg

3) ご希望のものを探して、"バージョンを開く" をクリックします

20170802-3-3.jpg

過去のバージョンが表示され、別ファイルとして、読み取り専用として開きますので、別名で保存する場合には、ファイルから名前を付けて保存、過去のバージョンに現在のものを戻すには、"復元" をクリックします。

従来であれば、OneDrive を開いて、該当データを右クリックして、バージョン履歴をクリックします。
今回の Excel のデータでいえば、Excel Online が起動して、過去のバージョンが表示されておりましたので、こちらから復元などしておりました。

20170802-3-4.jpg 20170802-3-5.jpg


<参照>

Office ファイルの過去のバージョンを表示する
View historical versions of Office files
Previously, version history only supported Office files. Now, version history is compati...
OneDrive for Business で以前のバージョンのドキュメントを復元する


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2017年08月06日

自動保存のオン/オフボタンが押せない

Word 2016、Excel 2016などクイックアクセスツールバーにある、"自動保存" というツール。

20170802-1-1.jpg

このツール、いつもグレーアウトして、操作ができない.... なぜ? と思われてませんか?


実はこの "自動保存" 。OneDrive 上のデータ(他にも、OneDrive for Business、または SharePoint Onlineでも同様です)を、ローカルの Office 2016 で開いている際に利用できる機能です。ですから、例えばドキュメントフォルダ内に保存されているデータを開いたとしても、この機能は利用できないので、画像のようになっているわけですね。

通常、OneDrive上のデータを、Office Online(Word Online、Excel Onlineなど)を利用して作業していると、データは基本的に自動保存されますので、特に保存という作業を意識しなくていいようになっています。

これに対して、ローカルのクライアントアプリで開いた場合には、OneDrive上には自動保存ができませんでした。ただしもちろん Word や Excel などがクラッシュした際のための、ドキュメントの回復機能はあります。

実際に Excel 2013 など この機能のないものを利用して、OneDrive 上の例えば Excel データを開いて作業などして、保存しないで終了しようとすると、必ず、変更内容を保存するか? 保存しないのか? を聞いてくることからもわかります。

version.jpg

当然、Excel Online で開いて作業している時のように十数秒ごとに自動保存されているわけではないため、そのまま終了してしまうと、作業内容は反映されていません。

20170802-1-2.jpg

ドキュメントの回復機能は通常のクライアントアプリとしての機能として、正常に動作するわけですが、OneDrive などからドキュメントデータを開いて、作業している際には、データの保存を意識しなくても、自動的に保存してくれているというのは便利な機能ですね。

当初は、Office Insider 向けのものでしたが、現在、通常版の、最新バージョン Ver.1707(8326.2059) においては利用ができるようになっています。

いつから利用できるようになった機能か?その辺りがはっきり覚えてませんが、先月の更新ぐらいから利用できるようになった機能だったと思います。Office Insider 向けにはもうちょっと前からあったんですけどね...

なおこの機能は、Office 365 サブスクライバー向けのものになります。


【2017/08/08更新】

この自動保存の機能。Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース での更新履歴で確認したところ、2017年7月27日に更新されたバージョン 1707 (ビルド 8326.2058) にて追加された機能でした。


【2017/08/24更新】

自動保存とは」 の中で、
サブスクライバーの場合、Office の最新バージョンを使用しています。なぜ自動保存が無効になっているのですか
にもありますが、OneDriveなどのクラウド上のデータ以外の場合であっても、
"ファイルが、.xls、.ppt、または .doc などの古い形式で保存されている場合、自動保存は無効になります。また、プレゼンテーションがスライド ショー モードの場合やブックにパスワード保護が含まれている場合" も自動保存が無効になります。


<参照>

自動保存とは
クラッシュした場合に備えてファイルを保護する
Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース


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2017年08月01日

Word 2016 や PowerPoint 2016 などで、3Dモデルを扱えるようになりました

Office Insider FastVersion 1707 (Build 8319.1000) および Office Insider SlowVersion 1708 (Build 8326.2033) から、PowerPoint 2016Word 2016Excel 2016Outlook 2016 の各アプリで、3Dモデルの取り扱いが可能になりました。


Office Insider Fast版で確認してみましたが、比較のため、通常版の最新バージョン Ver.1706(build 8229.2103)のメニューが、以下のように、挿入タブを開いても、"3Dモデル" という項目はありません。

20170725-5-1.jpg

Office Insider Fast版PowerPoint 2016 を起動すると、以下のようにメニューが追加されており3Dモデルの画像データの挿入、そして挿入後の設定変更が可能になっています。(当然ながら、Officeクライアントでは、3Dグラフィックスの編集はできません)

20170725-5-1-0.jpg 20170725-5-2.jpg

Word 2016Excel 2016Outlook 2016 では、以下のような感じで挿入タブにメニューが追加されています。

20170725-6-1.jpg 20170725-6-2.jpg
20170725-6-3.jpg

現在のところでは、Office Insider のみの方向けのものですが、随時新しい機能が追加される Office 365サブスクライバーの方には、さほど時間がかからないうちに追加されるものと思われます。

今回の3Dモデルの対応。

"Creators Update" から "ペイント3D" が導入されていますが、そうした3Dモジュールへの対応の波が、Officeクライアントにも押し寄せてきた?という感じですね。


<参照>

New! 3D in Office now available to Office Insiders on Windows Desktop
Helpful sounds to provide feedback
New to Office 365 in July--Microsoft 365, business apps and more/Office Blogs


マウスコンピューター/G-Tune



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