2019年11月18日

クイック実行版の Office をロールバックする

クイック実行版の Office 365 ProPlus の場合、何かの不具合のために正常に動作しない場合、以前のバージョンにロールバックして検証する必要が出てくることがあります。

現在、VL版などの場合も、Office 2019 からは、クイック実行版のみの提供になったので、Windows Update を介して更新プログラムが提供されるのは、VL版の Office 2016 や、それ以前のMSI形式で提供されているもののみになっています。

更新が要因で不具合が発生しているな?という場合、更新プログラムが個別にインストールされる場合にはそのプログラムを削除すればいいものの、クイック実行版の場合にはそのようにはいきません。

ということで、以前ご紹介したようなコマンドを利用してロールバックする必要が出てきます。


さて、Office 365 Solo などの一般ユーザー向けのものの場合には、上記のコマンドを利用した方法しか選択肢がないわけですが、法人向けに提供されている Office 365 ProPlus の場合には、Office Deployment Tool を利用してロールバックすることも可能です。

今回は、Office Deployment Tool を利用してロールバックする方法についてご紹介させていただきます。


【Office Deployment Tool とは?】

Office 展開ツールともいわれ、法人向けの Office 製品をPCにインストールする際に利用されるものです。"Windows で Office Insider ビルドを使用する" の中では、Office Insider 版を導入するにあたっても使用されていますが、それだけではなく、Office 365 ProPlus をカスタマイズして導入する際にも利用されるツールになります。


【config.xml を記述する】

最近では、Configration.xml を自動で生成してくれる "Office 365 クライアント構成サービスへようこそ" な機能もあったりするんですが、今回はそこまでする必要もなく、また、ODT 展開すると Setup.exe と一緒についてくる "Configuration.xml" ファイルはいじらずに、新規にメモ帳を起動して、 以下のように記述して、config.xml として保存するだけでOKです。

20191115-5-1-1.JPG

「TargetVersion="16.0.*****.*****"」 のところには、戻したい過去のビルド番号を入力します。後は、コマンドで、ODT の setup.exe コマンドを実行する際に、config.xml ファイルを指定して読み込ませるだけ....

だいぶ詳細は省略させていただきましたが、具体的な手順は、"クイック実行 (C2R) 版の Office 2016 を以前のバージョンに戻す方法" にありますので、そちらを参考にしてみてください。

今回は、法人向け Office 365 ProPlus をロールバックするもう一つの方法について取り上げてみました。


<参照>




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2019年11月15日

グループポリシーを利用して Office Insider を導入する

Office Insider プログラムといえば、当初は、一般ユーザー向けに提供されていたもの。なので、いずれかのアプリを起動してアカウントの画面に入っても、法人向けのもの(Office 365 ProPlus)には、"Office Insider" という項目もボタンはありません。

20191115-1-1.jpg 20191115-1-2.jpg

もちろん、Office Development Tool(Microsoftダウンロードセンター) を利用して法人ユーザーでも利用は可能になっていました。

さてそんな "Office Insider" プログラムですが、新たに、グループポリシーを利用して、Office Insider プログラムの導入が可能になりました。

"Administrative Template files (ADMX/ADML) and Office Customization Tool for Office 365 ProPlus, Office 2019, and Office 2016" というツールをダウンロードして行います。

法人ユーザーの方々が Office Insider を利用して、事前に新しい機能を検証する意義...大いにありますよね。

詳細は、是非 Office Insider サイト、"グループ ポリシーを使用して Office Insider ビルドをインストールする" をご参照ください。

とりあえず今回ご紹介したグループポリシーを利用して導入する方法については日本語の Office Insider のサイトにも情報としてあがっています。それ以外にも様々な情報が出ていますので、是非そちらもご参照ください。


<参照>




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2019年11月11日

Office 製品の自動保存と自動回復用データ

Word や Excel、PowerPoint など Office の各アプリには、"自動保存" という機能があります。

20191026-1-1.jpg 20191026-1-2.jpg

この "自動保存" 、各アプリのオプション設定画面にある "自動回復用データの保存" (自動保存)とも異なります。
しかしこの辺りの違いがよくわかっていらっしゃらない方も時々いらっしゃるようです。
  • Word で文書を作成、保存しないで終了してしまったけど、自動保存されたデータで元に戻せないか?
  • Excel 使用中に、アプリが強制終了してしまった。作業中のデータは戻せない?
  • 最近使用したファイルをクリックしてもデータが開けない。削除したデータを復元することはできないか?
などなど。それぞれのケースによって、データを復元できる場合と、できない場合があります。 

今回は、そうした勘違いをなくして正しく利用していただくため、この "自動保存" と "自動回復用データ" の違いについてご紹介します。


【アプリが強制終了してしまった!】

"文書を入力中、突然 Word が強制終了してしまった!"

そんな時のための機能が、"自動回復用データ" になります。Word、Excel、PowerPointなどすべてのアプリで設定があります。

20191026-2-1.jpg

上記の画像は、Excel の画面(既定値)ですが、

ファイル>オプション と開いて、左ペインの "保存" をクリックすると "ブックの保存" という項目にありますが、ここで設定ができるようになっています。

デフォルト(既定値)では、自動回復用データは、10分ごとに保存されます。また、"保存しないで終了する場合、最後に自動回復されたバージョンを残す" 設定は有効になっています。

ただしこれはあくまでも自動回復データの保存であって、自動的にバックアップされるという意味での、自動保存とは異なります。

最初に書いたように、"アプリが強制終了してしまった..." といった時などアプリの再起動後に、復元されたファイルとして表示されるやつですね。


【"自動保存" ってどんな機能?】

アプリなどが強制終了された時のためにデータを回復するのが自動回復の機能であるのに対し、アプリを起動すると左上のクイックアクセスツールバーのところに表示されている "自動保存" ってどんな機能? ってことになります。

20191026-2-2.jpg


自動保存については以前にも取り上げたことがありますので、詳細は上記をご覧いただくとして、簡単に言えば、OneDrive、OneDrive for Business、または SharePoint Online に保存されているデータを開くと有効になる機能で、文字通り自動的に保存されていくものです。

20191026-2-3.jpg

この機能がついたばかりの時よりは、だいぶわかりやすくなってきており、現在はクリックすると、"自動保存を有効にする方法" といったダイアログが表示されます。すでに Microsoft アカウントでサインインしているような場合には、上記の画像のように表示されます。以前はこの機能すらなかったのでわかりずらかったんですが、だいぶ改善されてきているってことですね。


【自動保存が有効にならないケース】

便利な自動保存の機能ではありますが、どんなデータでもOKなわけでもありません。"自動保存とは" の中の、"サブスクライバーの場合、Office の最新バージョンを使用しています。 なぜ自動保存が無効になっているのですか" のところでも取り上げられていますが、
  • ファイルが以前の形式になっている (.xls、.ppt、.doc など)
  • ファイルがローカルの OneDrive フォルダーに置かれており、OneDrive の同期が停止している
  • プレゼンテーションがスライド ショー モードになっている などなど
といったケースでは、利用できません。詳細は、"自動保存とは" をご参照ください。


【ファイルが削除されてしまった場合】

ファイルが削除されてしまった場合とか、誤って上書き保存してしまったような場合に元に戻す方法がないのか?

保存しないで終了してしまった場合、アプリがクラッシュしたわけでもありませんので、次に起動してみたものの当然作業していたファイルが自動的に復元されるわけでもありません。

そんな場合には、先ずは、"保存されていない文書を回復する" ということで、保存されていないファイルが残っていないか?確認してみます。
さらに保存せずに終了したファイルが、

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\

と開いた際にある、Word や Excel などのフォルダに残っていることもあります。〜.asd といったファイルがあれば、そこから復旧させることも可能です。一応確認してみるといいかもしれません。


-- OS のバックアップ機能を活用する

Office 製品に限ったことではありませんが、OSなどのバックアップ機能が有効であったりすれば戻すことも可能です。Windows 8.1 以降には、"ファイル履歴" というバックアップ機能があります。

ただしこの機能は、デフォルトでは有効になっていません。

これを有効にしておくと、指定したフォルダやフォルダ内のファイルの履歴が保持されるので、削除しても、上書き保存してもバックアップデータから手軽に復旧することが可能になります。

Windows7 でいう、"シャドーコピー" と同様なものですが、Windows8 以降は自分で設定する必要があります。

こうした機能も併せて利用して、いざという事態に備えておいた方がより安心ですよね?

バックアップは大事と分かっていても、ついつい.... 
でも痛い目に合わないためにも、備えは必要です。



<参照>




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2019年11月04日

利用していないはずの Office 365 Solo がインストールされている

Office Home & Business 2016 を利用しているはずなのに、Office 365 Solo もインストールされている....

20191104-1-3.jpg

そんな状況を時々拝見することがあります。

今回はたまたま、Office Home & Business 2016 のストアアプリ版の調子が悪くて、再インストールをしようとしたタイミングでした。
せっかくなので、いろいろ問題があるストアアプリ版ではなくC2R版にしようと、アプリ版を削除して再起動した後、Microsoft アカウントで、サービスとサブスクリプションの画面に入ってインストール開始。

20191104-1-2.jpg

普通では、Office Home & Business 2016 と Office 365 が同時にインストールされるということはないはずなのですが、インストールを始めると、インストール中の画面に本来インストールされるはずのない Access のアイコンが出ているので、あれ?となったわけです。

そしてインストールが完了。確認してみると、案の定 Office Home & Business 2016 の他に、Office 365 ja-jp もインストールされている。そんな状態だったわけです。

以前にも同様の状況になったこともあったので、ご紹介させていただきました。


【Office 365 ja-jpを削除する】

20191104-1-1.jpg

Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションの画面には、契約中の Microsoft Office Home & Business 2016 しかありませんでしたが、なのに何故か? Office 365 Solo (Office 365 ja-jp) がインストールされてしまうというおかしな状況。

上記の画像のようにサービスとサブスクリプションの画面には、Office 365 Solo などはないので、当然ながらこちらをインストールしたからと言って、Office 365 Solo もインストールされるっていうことは、本来ならあり得ないわけです。

このまま使用していると、Office 365 Solo の体験版の使用期間が過ぎると、Word や Excel などのアプリを開くと、ライセンスのない製品となって、ライセンス認証を求められるようになったりします。

なので、もしこの状況になったら場合には、ためらわずに "Office 365 ja-jp" を削除してください。

20191104-1-4.jpg

Office 365 ja-jp を削除すると、Word や Excel などのソフトも全部削除されちゃうんじゃないか?と心配されている方も多いようですが、今回のように、Office Home & Business 2016 と、Office 365 ja-jp の両方がインストールされているような状況で、Office 365 ja-jp を削除しても、Office Home & Business 2016 がなくなるわけでもありません。

過去に何度かこうした状況を拝見いたしましたが、いずれのケースも、"Office 365 ja-jp" の方を削除して正常な状態に戻っております。


【どうしてこんなことになるのか?】

これについては、はっきりした理由がわかっていないようです。ただし何度か?こうした事態に遭遇した経験上では、プレインストール版の Office 製品で発生しているケースが多いようです。もっとも製品版として販売されている買い切り版の統合パッケージ Office Home & Business 2016 などを利用している方に遭遇したことがないので実際にはわかりません。

特に、2017年秋に提供が開始された、Windows 10 Fall Creators Update  が搭載されたPC以降、現行のプレインストール版は基本的にすべてストアアプリ版になっています。

ストアアプリ版を削除して、C2R版(クイック実行版)をインストールしようとする場合には注意したほうがいいかもしれません。インストール後、アプリと機能の画面から、余計なものがインストールされていないか?確認しておくことをお勧めいたします。




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2019年11月02日

より進む Adobe とのパートナーシップ

Microsoft と Adobe のパートナーシップはどんどん進んでいますが、またその一つの成果が先月末明らかになりました。Office 365 から、Adobe Creative Cloud Libraries へのアクセスが可能になるようです。

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YouTube の Adobe Creative Cloud チャンネルで公開されている情報によれば、

"We're excited to show you some exciting new collaboration features coming soon to Adobe Creative Cloud and Microsoft Office 365 customers."

まもなく、エキサイティングなコレボ機能がお披露目できるよ?とあり、

"Starting at Adobe MAX, Creative Cloud Libraries, the best tool for capturing, organizing and sharing the creative elements, such as logos, designed in Creative Cloud applications, is available directly in MS Word and PowerPoint applications.​"

つまり、Adobe Creative Cloud Libraries に、Word や PowerPoint からアクセスができるようになるよ?ということがあります。

Creative Cloud Libraries は、Adobe の製品で作成したデータを共有したりするための Cloudサービス。こちらに、Office 365 から直接アクセスできるようになるんですね。

ユーザーにとってはまた一つ、Microsoft と Adobe の パートナーシップにより便利な機能が追加されることになります。


<参照>




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2019年10月16日

Office 2010 のサポート期限

Windows 7 のサポート期限が迫っていることは、Windows 7 ご利用のユーザーの方だったりすると、ブラウザを起動して Microsoft のWebサイトにアクセスすると表示されたり、メディアでも様々なところで報道されているのでご存知かと思います。

20191015-2-1.jpg

さてそんな中、Office 製品だって当然サポート期限があります。意外と気が付かないうちにじわじわ迫りつつあるのが、今回ご紹介する "Office 2010"。そうなんですね、こちらのサポート期限も1年を切りました。

残りの 1年という期間は、次の製品にステップアップするための準備期間。ぼちぼち Office 365 などへのステップアップの時期ってことですね。


【サポートが終了したコンシューマー向けOffice製品】

Windows 版でいえば、Office 2010 の一つ前になる、Office 2007。Mac 版でいえば、Office 2016 の一つ前になる、Office for mac 2011 までの製品はサポートが終了しております。

・Office 2007 終了日:2007年10月10日
・Office for mac 2010 終了日:2017年10月10日


Windows 7 は、来年早々にサポートが終了しますが、Office 2010 も来年にはサポートが終了しますので、くれぐれもご注意ください。

ところで、一般的には、2020年1月14日でサポートが終了する Windows 7。
一方で、以下のような報道もあります。


これは法人向けに提供される有料のオプションサービスです。一般向けには提供されませんのでくれぐれも勘違いされないようご注意ください。
メディアでも報じられていますが、運用コストを考えるとよっぽど大企業ではない限りは、この Windows 7 ESU(Extended Security Updates) も、必ずしも得策ともいいきれないようです。


<参照>




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2019年10月12日

Office 365 の更新情報にサポート期限の情報が追加!

Office 365 ProPlus の日付別更新プログラムのリリース情報に、各バージョンのサポート期限が提示されるようになりました。

20191008-5-1-1.jpg 20191008-5-1-2.jpg

通常、Update は、自動的に行われていきますが、バージョンアップしないで使用されているケースの場合には、サポート期限には注意する必要があります。

一般ユーザーの場合には、月次チャンネル(Monthly Channel)のところになりますが、法人ユーザーの場合にはそれぞれ導入されている更新チャンネルによって異なります。


【更新チャンネルについて】

一般ユーザー向けのものは、区別されておりませんので、通常、ここでいうチャンネルという区分けでは、"月次チャンネル" といっしょになりますが、法人向けの Office 365 ProPlus の場合には、更新頻度が異なります。ということで、この "更新チャンネル" というのがポイントになってきます。

20191008-5-2.jpg

・月次チャンネル:
最新プログラムが公開されるとすぐに更新され、常に最新の状態を維持していきます。

・半期チャンネル:
6か月ごと、1月、7月に更新されていきます。

・半期チャンネル(対象指定):
6か月ごと、3月、9月に更新されていきます。

上記の更新モデルの図などが非常にわかりやすいかと思います。


<参照>





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2019年09月12日

Office 製品の更新状況

昨日の Windows Update を経て、Windows 自身も当然 Update されておりますが、Office 製品についても Update が行われております。

ということで、9/12 時点での、Office 製品の更新状況をを整理してみました。


--- Windows 向け製品 ---

【Office Insider】
  • Insider Fast/Office Insider:Ver.1910(Build 12105.20000)
  • Insider Slow/MonthlyChannel(Targeted):
    Ver.1909(Build 12026.20108)

【Office 365】
  • Monthly Channel/月次チャンネル:Ver.1908(Build 11929.20300)
  • Semi-Annual Channel/半期チャンネル:Ver.1902(Build 11328.20420)
  • Semi-Annual Channel(Targeted)/半期チャンネル(対象指定):
    Ver.1908(Build 11929.20300)

** 一般向けのものは、月次チャンネル になります。
半期チャンネル・半期チャンネル(対象指定)については、法人向けの製品の更新状況になります。


【Office 2016/2019】(永続版)

C2R版:
  •  VL版 Office 2019:Ver.1808 (Build 10350.20019)
  •  製品版 Office 2016/2019:Ver.1908 (Build 11929.20300)
  •  製品版 Office 2013:Ver.15.0.5172.1000

MSI版:
  •  製品版 Office 2010:Ver.14.0.7237.5000


--- Mac 向け製品 ---

【Office Insider】
  • Insider Fast:Ver.16.30.0(Build 19091000)
  • Insider Slow:Ver.16.29.0(Build 19090802)

【Office 365/2019】
  • 製品版:Ver.16.29.0(Build 19090802)

【Office 2016】
  • 製品版:Ver.16.16.14(Build 19090900)

【Microsoft AutoUpdate】
  • Microsoft Auto Update:Ver.4.15

なお、特に、Office Insider 向けの製品は、多いと週に数回更新がかかることがあるので、上記の更新状況は、あくまでも、2019/9/12 現在のものです。


<参照>


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2019年08月27日

Windows 版 Office Insider 更新情報

今日は、いろいろ Update が来ているようで、Mac 版 Office Insider Fast、そして macOS Mojave に続いて、Windows 版 Office Insider の更新情報もご紹介します。

Office Insider(Insider Fast) そして、Monthly Channel(Targeted)(Insider Slow) ともに更新プログラムが配信されております。
今回の配信により、各製品のバージョンは以下の通りとなります。

・Office Insider:Ver.1909(12022.20000)

・Monthly Channel(Targeted):Ver.1908(11929.20254)


リリースノートなどには情報は現時点では上がっておりませんでした。
まだ配信がスタートしたばかりなんでしょうね。


【更新】

ちょうどさっきぐらいから、Docs の方の Insider の更新情報に今回のUpdateの情報がUpされたようです。
ただし内容についてはまだございませんでした。


ということで、Docs の方の更新情報も随時ご確認ください。


<参照>




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現在 Microsoft Store では、Surface Pro 6 をお求めの方を対象に、純正タイプ カバー (ブラック) のプレゼントキャンペーンを実施中!

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2019年08月14日

Windows 版 Office Insider Update 情報

本日は、Windows Update の日。ということで、Windows 向けに、さらには Office 向けに Update が提供されています。

皆様はすでに更新済みでしょうか?

さて Windows の更新はともかくとして、Office Insider の方も、本日、久しぶりに、Office Insider:Insider Fast、そして 月次更新(対象指定):Insider Slow ともに更新がありました。

ここでは、Office Insider の更新についてご紹介いたします。


【更新後の状況】

まずは、本日の一通りUpdate 後の Office 製品のバージョンについて確認しておきます。

-- 通常版:

・Office 2013 Ver.15.0.5163.1000
・Office 2016 Ver.1907(11901.20218)
・Office 2019 Ver.1907(11901.20218) VL版 Ver.1808(10349.20017)
・Office 365  Ver.1907(11901.20218) Store Ver.1907(11901.20218)

--Office Insider版:

・Office Insider(Insider Fast)Ver.1909(12008.20000)
・Monthly Channel(Targeted)Insider Slow Ver.1908(11929.20114)


--更新情報--



【Office Insider版について】

Office Insider 版についていえば、Insider Fast については、まめに更新が入っていましたが、Insider Slow、すなわち Monthly Channel(Targeted)/月次更新(対象指定) は、ここ最近は、C2R版と同じような進み具合でしたが、今回大幅に更新が進みました。

・Office Insider:
特に情報なし

・月次更新(対象指定):
コメントの機能の更新、アイコンの検索機能の追加、Access/Visio/Publisherのニューアイコン、Outlookでのダークモードなど


--更新情報--



なお、Office 365(ProPlus) の場合、その導入方法によりバージョンがさらに変わってきます。詳細は、"Update history for Office 365 ProPlus (listed by date)" をご参照ください。

また日本語の同サイトもありますが、更新がちょっと遅いため、最新情報はUSサイトを参考にされたほうがよろしいかと思います。


<参照>




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2019年07月30日

Windows 版 Office Insider 更新情報

更新情報をいち早くお届けしている Office Insider 更新情報。今回は、Windows 版の、Office Insider の更新情報をお届けいたします。

今回は、Office Insider/Monthly Channel(Targeted)/Monthly Channel
と、月次更新も含めて更新プログラムの配信がスタートしております。

Office Insider版:
Office Insider(Insider Fast) 
 Ver.1908(11916.20000)
---> 7/29 (日本時間7月30日) 配信 Ver.1908(11924.20004)
Monthly Channel(Targeted)(Insider Slow) 
 Ver.1907(11901.20156)
---> 7/27 (日本時間7月28日) 配信 Ver.1908(11901.20176)

・Monthly Channel
 Ver.1906(11727.20244)
---> 7/29 (日本時間7月30日) 配信 Ver.1907(11901.20176)

以上のように更新されています。


【更新内容について】

Office Insider 向けの製品については、現時点では特に更新内容に関する情報は上がっておりませんでした。

MonthlyChannel(月次チャンネル)については、すでに以下のところで紹介されております。


Office Insider の更新で提供されて、順次展開していくとご紹介した、リンク処理における設定などがこのバージョンから利用できるようになっています。ただし順次展開されるもののようで、今回うちの方で更新されたものでは、まだ反映されておりませんでした。

あわてて、Insider 向けに提供された際の記事も、Up してみました。


Insider 向けにはこの機能、7月初めには展開が始まってます。ただし、設定してもどうもリンクがすべてOnline版で開いてしまうので、まだちゃんと機能することが確認できておりません。
当初では一般向けには、来年にかけてということでしたので、順次展開されていくものと思います。

今回のUpdate。これ以外だと、Excel において、新しい配列関数の追加、また配列数式の際に、"ctrl + Shift + enter" キーを押す必要がなくなるなどの機能の追加がされております。

詳細は、"Office 365 の新機能" をご参照ください。



<参照>




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デスクトップアプリで直接リンク先のデータを開く

この機能が登場して、中々自分の Insider Fast に反映されなかったこともあり、うっかりご紹介するのが遅くなってしまいましたが、Insider 向けの機能としてご紹介させていただきます。

メールや、Webサイト上に Word や Excel などの Office データファイルのリンクをクリックした際、Office の Web アプリ(Office Online)で開くのか? それともPCにインストールされている 各Office アプリを利用して開くのか?

OneDrive/OneDrive for Business/SharePoint に保存されている Office の各アプリのデータをクリックした場合については、これまで通り、Office Online の各アプリが起動してきます。

20190709-2-4.jpg

もちろんOneDrive などのデータについては、一旦、Office Online で開いて、その後、Office Online のタブにあるボタンから、デスクトップアプリに切り替えることはできますし、あるいは右クリックから選択することも可能ではあります。

さてそんな、リンクの処理が、アプリ側で設定できるようになります。

すでに、Office Insider (Fast/Slow Ring共)では、利用できるように機能が追加されております。

20190709-3-1.jpg

-- 提供が開始されたバージョン:
・Office Insider(FastRing) 2019/5/31更新 Ver.1906 (11722.20008)

-- 設定が可能なアプリ:
 Word、Excel、PowerPoint


【設定方法】

20190709-3-2.jpg

・Word、Excel、PowerPoint の各アプリを起動します

ファイル>オプション とクリックして開いて、オプション画面を開きます

・左ペインの "詳細設定" をクリックし、右ペインの "リンクの処理" のところの、"Office ファイルへのサポート対象ハイパーリンクを Office デスクトップアプリで開く" にチェックを入れ OK で適用します


本来であれば、今回のこの設定により、Office アプリで作成されたOneDriveなどに保存されたデータへのリンクをクリックすると、PCにインストールされている各アプリが起動するようになるはずなんですが、いろいろチェックしていますが、現段階ではまだ確認は取れておりません。


【この設定が有効にならないケース】

今回のこの機能、今後どう展開するのか?は現時点では何とも言えませんが、現時点では、OneDrive や SharePoint などに保存してあるファイルへのリンクの場合に機能します。
それ以外にも、この機能が機能しないケースもいくつかWebサイト上では紹介されています。

例:

・Office for Mac で開いた場合:そもそもこの機能がありません
・Office にサインインしていない場合:Microsoftアカウントでサインインしていないとダメってことですね
・サードパーティ製のアプリからリンクをクリックする場合:Evernote などに貼られたリンクでは機能しません

などなど

それ以外にも、"Office デスクトップアプリで直接ファイルリンクを開く" には機能しない例が紹介されておりますので、機能しないケースについてもぜひ確認しておいてください。


現在この機能は、US版のサイトにもありますが、Office Insider(FastRing)ユーザーおよび、月次チャンネル(対象指定)(SlowRing)ユーザー向けに提供されております。月次チャンネルなどの通常のユーザー向けには、2020年1月をめどに展開の予定のようです。

Insider 向けに提供されているこの機能。現在、私も自分の Insider Fast のマシンで確認していますが、OneDrive や OneDrive for Business などに保存されたファイルを共有化して、メールでリンクを送ってみたりしていますが、今のところどうも、リンクをクリックしても Office Online、つまり Web 上の Excel や Word などが起動してきてしまうようなので、引き続きチェックしてみたいと思っています。


<参照>




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2019年07月27日

Windows 版 Office Insider 更新情報

時々取り上げている Windows 版の Office Insider 向け Update の更新情報です。

7月23日付で Insider Fast が、また昨日付で Insider Slow で更新プログラムの提供がございました。更新状況は以下の通りです。

・Office Insider(Insider Fast Ring):
7月23日配信 Ver.1908(11916.20000)

・Monthly Channel (Targeted) (Insider Slow Ring):
7月26日配信 Ver.1907(11901.20156)


【更新内容】

現在公開されている情報によれば、

Office Insider Ver.1908(11916.20000):

新機能として、Word、Excel、PowerPoint におきまして、PDFへの書き出しの際、アクセシビリティチェッカーが起動し、問題点を指摘してくれるようになるようです。こちらの機能については、後日改めてご紹介させていただきます。

既知の問題としては、Officeのアップデート後にOfficeのファイルタイプの関連付けとアイコンが壊れることがある問題が確認されておりましたが、こちらについて修正がはいりました。

その他にも、既知の問題およびパフォーマンスの改善などがはいっています。

その他については、情報がまた公開されましたら機会があれば順次ご紹介させていただきます。


<参照>





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2019年07月25日

MS-IME の句読点の設定が、Wordなどに反映されない

以前から目にしていたこの不具合。

20190724-2-1.jpg

メモ帳などのソフトでは、その設定もきちんと反映されていますが、WordやExcelなどの Office 製品では、上記の画像にもあるように正しく反映されておりません。

20190724-2-3.jpg 20190724-2-4.jpg


【発生要因】

この症状が発生するのは、ストアアプリ版の Office 製品で発生します。

これまでの経緯で見てみると、Windows 10 Ver.1809 の時にはいったん正常に戻りました。つまりこのバージョンでは MS-IME の設定が正しく反映されます。しかし、先日から配信されている、Windows 10 May 2019 Update Ver.1903 で再び発生するようになりました。現在のところ、Windows 10 Ver.1903 向けには修正プログラムは配信されておりません。

Windows Insider 向けには、Ver.1903(ビルド18898)で、修正が入っています。


上記サイトによれば、"What’s new in Build 18898" の "General changes, improvements, and fixes for PC" の中で、以下のように紹介されております(以下、"Announcing Windows 10 Insider Preview Build 18898"より引用)

20190724-2-2.jpg

「We fixed an issue where updated Japanese IME settings would be never applied in certain desktop bridge apps, which could result in prediction candidates being shown even after they’d been disabled in the IME settings. For those who’ve already been impacted by this, you’ll need to reset the app Settings > Apps > <select the app> > Advanced Options > Reset before you see the results of this fix.」

のように紹介されております。

要するに、"updated Japanese IME settings would be never applied in certain desktop bridge apps" ということ。つまり、日本語IMEの設定が変更されても、その設定が特定のストアアプリで反映されないことがあるということのようです。

もともとストアアプリ版の Office 製品は、クイック実行版のようにレジストリを直接参照するわけではなく、仮想レジストリを参照するような構造になっています。この仮想レジストリにその設定が反映しないことが要因で発生するようで、基本的にはその対処法としてアプリのリセットが必要なようです。

もっとも今まで問題なかったものが、アップデートなど何かのタイミングで反映されてなくなってしまうということのようですので、発生した場合にはこうした対処法が必要になるようです。


【対処法】

ストアアプリ版 Office での対処法は以下の手順になります。

1) スタートボタン>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、"Microsoft Office Desktop Apps" を探してクリックし、さらに "詳細オプション" をクリックします

20190724-3-1.jpg

2) 詳細オプションの画面が表示されたら、スクロールすると、”リセット” のところにある、"リセット" をクリックします

20190724-3-2.jpg 20190724-3-3.jpg

3) 再度確認の画面が出ますので、"リセット" をクリックしてリセットをスタート。完了するとチェックマークがつきます

20190724-3-4-1.jpg 20190724-3-4.jpg

4) リセット完了後、再度 Word を開いてみるときちんと設定が反映されたことが確認できます

20190724-3-5.jpg

ということで、今回検証のために設定を変更してみたわけですが、元に戻す際には再度同じようにIMEの設定を変更してから Office をリセットする必要がありますね.... 毎度毎度こんなことしないと設定が反映されないのは、面倒ですよね。

根本的にはプログラム側の修正が入らないとダメなので、根本的な解決にはなりませんが、とりあえず設定をもとにはこれで戻せるはずです。


-- 検証環境 --

Windows 10 ver.1903(18362.239)
Office 365 Solo (ストアアプリ版) Ver.1906(11727.20244)


【その他の例】

クイック実行版のようにレジストリを参照せずに、仮想レジストリを参照する Office のストアアプリ版の場合、他にも、通常使用するプリンターが反映されないという問題も発生しています。

こちらについても、"ストア版 Office で既定のプリンターが反映されないことがある" の中で、今回のようにアプリのリセットを試すように紹介されていることから、今回のケースに限らず、ストアアプリ版でPC側の設定が旨く反映されていないという場合には、アプリのリセットを試すのが、まずは有効な方法のようです。


<参照>




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2019年07月20日

Remix 3D のサービスが終了します

Office 365 サブスクライバー向けの機能の中で、3Dイラストがあります。

20190718-1-0.jpg

3Dイラストがいろいろあるのですが、この3Dイラストの提供サイト "Remix3D.com" が廃止されます。

この機能は Remix 3D というサイトで公開されている3Dイラストにリンクされているわけですが、要するにこのサイトが廃止されるわけです。

現在の予定では、2020年1月10日に廃止される予定です。

Office 製品(Word、Excel、PowerPOint)に限らず、このサイトの廃止により以下のアプリでも影響を受けることになります。

20190718-1-3.jpg
  • ペイント3D
  • 3Dビルダー
  • 3Dビューアー
Word、Excel、PowerPoint といった Office系のアプリでは、挿入タブのところから利用できるものです。

20190718-1-1.jpg 20190718-1-2.jpg


【Remix 3Dとは?】

そもそも "Remix3D.com” のサイトは、”Windows 10 Creators Update” (Ver.1703)の配信の際に発表・公開された3Dモデルのオンラインコミュニティで、無償で提供されておりました。

また登録ユーザーが自身で作成した3Dイラストを Up することもできていましたが、自身で作成したものも含め、最終的には全て削除されることから、事前にダウンロードしておくことを勧めています。

ペイント3Dや3Dビルダーも、Creators Update で提供されたアプリだったりしますね。

来年早々にこのサイトが終了し廃止されるのにともない、以下のようなスケジュールで進むようです。

2019年7月10日:
Remix3D.comサイトの廃止の通知・告知がスタート。

2019年8月7日:
Remix3D.com サイトへ新しい3Dモデルがアップロードできなくなります。ただしユーザーは、2020年1月10日のサービス終了までは、公開されている既存のコンテンツにはアクセスが可能です。
またペイント3D、3D Builder、フォト、あるいは PowerPoint、Word、Excel、Outlook といった Office 系アプリ から Remix3D.com アカウントにログインできなくなります。

2020年1月10日:
全てのサービスが終了し、コンテンツへのアクセスができなくなります。このコンテンツへにリンクもすべて無効になります。自分で作成されたコンテンツもこの段階で削除されアクセスできなくなりますので、必要に応じて自分でダウンロードして、OneDriveなどに保存しておく必要があります。

なお "Remix 3D: よく寄せられる質問" の中でも取り上げられておりますので、詳細はリンク先を参照ください。こちらで公開されている 3Dモデルは、ダウンロードしておけば、Office アプリなどでも引き続きご利用いただくことは可能です。






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2019年07月17日

Windows 版 Office Insider 更新情報

昨日、Mac 版の Office Insider Fast の更新情報を取り上げた際に、Windows 版も Insider Fast が更新されていることにも触れました。

改めて確認したところ、しばらく、Windows 版の 月次更新(対象指定)(Insider Slow)は、通常の月次更新とバージョンが一緒だったんですが、昨日、やはりバージョンが大幅に更新されたようです。

現在、Windows 版の Office Insider 向け製品の更新状況は以下の通りとなります。

Insider Fast:Office Insider Ver.1908(11911.20000)
Insider Slow:月次更新(対象指定) Ver.1907(11901.20080)

20190717-1.png

さて、Insider Slow になる 月次更新(対象指定) ですが、Office Insider のサイトのリリースノートでは、ちょっと前に、Office Insider (Insider Fast) に提供された、"スケッチ" の機能などが提供されていることがあげられています。

実のところうちの Office Insider では、Ver.1908(11911.20000) になった今も、"スケッチ" の機能が使えないので、本当にこれが使用できるようになるのか?ちょっと楽しみにしています。

仮に使えるようになったとしたら、Insider Fast では、利用できなくて、Insider Slow で利用できるというのもちょっとおかしな現象ですが...

Office Insider のブログでは、英語版のみではありますが、Insider Slow のユーザー向けに更新されている内容について紹介されておりますので、一度ご覧になってみてください。


【更新】

更新後、検証してみました...
残念ながら、Insider Slow でもやはり利用できませんでした。さて、いつになったらこの機能が使えるようになるでしょうかねぇ...



<参照>




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2019年07月16日

Word や Excel などの Office アプリでのみ "通常使うプリンター" の設定が反映されない

IEや、Microsoft Edge を利用して、Webサイトを印刷したり、メモ帳などのアプリを利用して印刷する分には、"通常使うプリンター" として設定したプリンターがちゃんと表示されるのに、Word や Excel などといった、Office 系のアプリのみ設定が反映されず "Microsoft Print to PDF" などになってしまう...

20190716-2.jpg

実はこの症状は、かなり前から発生しているものです。ただし具体的にどんなタイミングで、どうして発生するのか? まではまだよくわかっていないようです。


【発生する要件】

唯一、発生する要件としてわかっているのは、ストアアプリ版の Office 2016/2019 を利用している場合に発生するものだということです。ただし、当初は、何も問題なく使えていたのに、途中からこうした症状になってしまうのが、まだ解明できていないところのようです。

"ストア版 Office で既定のプリンターが反映されないことがある" の中でも原因であろうと思われることとして、"Windows 側で変更した内容が仮想レジストリに正しく反映されず、不一致となることで本記事の現象が発生する可能性があります" ということが紹介されていますが、現状根本的な解決に向けての修正プログラムの提供には至っておりません。


【暫定的な対処法】

現状は把握しているようで、根本的な解決に向けて取り組んではいるようですが、まだ解決には至っていない問題で、一応以下のような回避策が提示されています。

1) アプリのリセット:

・スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開くと、"Microsoft Office Desktop Apps" という項目がありますので、こちらをクリックして、さらに、"詳細オプション" を開きます

20190716-3-1.jpg

・画面をスクロールすると "リセット" ボタンがありますので、クリックして、Office のリセットを行います

20190716-3-2.jpg

2) C2R版に入れなおす:

-- アンインストール

・まずは、先ほどと同じ手順で、スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、"Microsoft Office Desktop Apps" をクリックします

・今度はリセットではなくさらにその下にある "アンインストール" をクリックします

20190716-3-3.jpg

削除したら次の作業に入る前に一度、PCは再起動しておきましょう。

-- C2R版のインストール

・最初に Office をインストールする際に紐づけをした、Microsoft アカウントで、"サービスとサブスクリプション" の画面に移動します

・そこに表示されたご利用の Office 製品名の脇にある "インストールする" をクリックすれば、インストールが開始されます


Microsoft コミュニティなどでもまだまだ時々見かけることもありますが、リセットだけでも解決するケースもあるようですから、先ずはリセットから試してみるといいかもしれませんね。


*** 注意 ***

実際に自分で対処した方法で、他にも、"Microsoft Print to PDF" を削除したらいいんじゃないか?ということで、削除して見たこともあります。"Microsoft Print to PDF" を削除したことで、正しく "通常う使うプリンター" が認識されるようになったこともありました。

ただし逆にプリンターが見つからない...となって印刷自体が全くできなくなってしまったこともありました。

その際には、改めて "Microsoft Print to PDF" を再インストールして、とりあえず元に戻りましたが、単に削除すれば、残ったものから正しいものを自動的に設定してくれるものでもないようですので、ご注意ください。

"ストア版 Office で既定のプリンターが反映されないことがある" の中でもありますが、"仮想レジストリに正しく反映されず、不一致となる" とあるように、Windows 側の設定が ”仮想レジストリ” 側に正しく反映されていないためで、仮に、仮想レジストリ側に、"Microsoft Print to PDF" の情報しか反映していないとこれが削除されると印刷すべきプリンターがないとなってしまうんでしょうね。

今後、こちらに関して何かしら修正が入った時には、またご紹介させていただきます。


<参照>




デル株式会社

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2019年07月05日

"近日公開の機能" の有効化・無効化

Word や Excel、PowerPoint などのアプリを起動して、新規作成画面などになった時にふと右上に "近日公開の機能の確認" 何て言うポップアップが表示されることがあります。

20190703-2-1.jpg 20190703-2-2.jpg

ポップアップ自体はちょっとだけ表示されるだけですが、上記の画像にもあるように ”表示する” をクリックすれば、近日公開予定の機能が作業ウィンドウに表示されます。もちろん、タイトルバーのところにはアイコンがありますので、アイコンにマウスをポイントすると、別な形ですがポップアップメッセージが出てきますが、こちらからでも同様に表示されます。

20190703-1-1.jpg 20190703-1-2.jpg

この機能、実はちょっと前から搭載されているもので、近々搭載される予定の新機能がある時、この画面にはいって、クリックしてオン(有効)にすると利用できますよ?というものをお知らせしているものです。

ポップアップはすぐに消えてしまいますが、タイトルバーには、上記のようなアイコンがあります。なのでこちらをクリックすると、作業ウィンドウに "近日公開の機能" 設定画面が表示され、そこから設定などを行えるようになっています。

だいぶ前に、一度、Outlook にこの機能が搭載された際に、ブログでもご紹介させていただきましたが、この機能と同じものですね。アイコンはちょっと違いますが...。この時には、Outlook の UI がシンプルデザインになるといういうことでいち早く "近日公開の機能" として表示されていました。


ではいつごろから搭載されているものなのか? 実は、リリースノートによれば、月次更新であれば 5月29日に提供されている Ver.1905(11629.20196) から提供されている機能のようです。

現在は、ここをクリックすると、今後追加されるであろう "検索" の機能についての説明と、オン(有効化)にするためのボタンが用意されています。

20190703-1-3.jpg

オンにした場合には、設定を反映させるため、一度アプリを再起動する必要があります。

現在紹介されている検索機能も、以前に Office Insider 向けに提供される際に取り上げていますが、この機能がぼちぼち搭載されるということのようですね。


タイトルバーに検索ボックスが表示されるようになりますが、この検索ボックスについては、上記サイトでも説明していますが、コンパクト表示に切り替えることも可能です。


【Microsoft Search による検索機能】

さて現在、"近日公開の機能" として表示されているのは、Microsoft Search を使用して、コマンドやユーザー、ファイル、Webの記事などを検索しようという機能です。

作業ウィンドウに表示される "近日公開の機能" の中でも、1分ほどの短い動画でも概要が説明されています。


詳細は上記サイトなどもご参照ください。


<参照>




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2019年06月29日

Windows 版 Office Insider Fast 更新情報 〜 ”おすすめ” を表示する

Windows 版 Office Insider 向けに提供された新しい機能についてご紹介させていただきます。

20199629-1-1.jpg 20199629-1-2.jpg 20199629-1-3.jpg

ブログなどではとりあえず、6月28日配信となっている Ver.1907(11819.20002) におきまして、ホーム画面に "おすすめ" が表示されるようになりました。

上記の画像は、PowerPoint、Word、Excel の例ですが、Visio でもこの機能が有効になっています。

Docs には特別細かい情報は出てませんでしたが、MS Community および、Office Insider の US版のサイトで紹介されていることをざっくりといえば...

共同作業をするにあたって、共有文書がどんなことになっているのか?最近の状況を把握するのはなかなか難しく、またどの文書に注意を払ったらいいのか?知るのも困難。そうした背景に基づいて、"おすすめ" に、関連性の高い文書を表示・配置し把握しやすくしてくれるようです。

20190629-2-1.jpg

通常のホーム画面にも、"最近使ったアイテム"、"ピン留め"、"自分と共有" といったたちで探しやすくはなっていますが、さらに "おすすめ" として表示させて、より見つけやすくしていこうということのようですね。


【法人向けの機能】

今回、 Office Insider(Fast Ring) にて提供が開始されたこの機能ですが、利用対象は、SharePointサーバー上で共有されている情報になりますので、一般ユーザー向けの機能というよりは、法人向けの機能になります。

ですので学校あるいは職場向けのアカウントでサインインしていないと利用できません。

ちなみに、同じ Office Insider 版でも、MSアカウントに切り替えると、以下のような表示に変わります。

20190629-2-1.jpg

今後、この機能が一般向けに提供がされるかどうはわかりませんが、現時点では法人向けアカウントでサインインして、SharePoint からデータを開くと、表示されるようになります。


なお今回の新機能ですが、Office Insider のページや、MS Community の中では、6月28日配信となっていますが、実際には Docs の Update History にあるように、6月24日(日本時間6月25日)に配信されています。私のところでも、日本時間で6月25日に更新されていることを確認しています。


<参照>




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2019年06月27日

Office 製品の更新状況

一昨日、昨日、そして本日と、Windows 版、Mac版 の Office Insider 向け製品の更新が続いていましたので、現段階でのデスクトップ版のOffice製品の更新状況を整理してみました。


Windows版:

通常版(月次更新):
 C2R版 6/27更新 ver. 1906(11727.20210)
 ストアアプリ版 6/11更新 ver. 1905(11629.20246)
Insider 版
 FastRing Office Insider: 6/24更新 ver. 1907(11819.20002)
 SlowRing  Monthly Channel(Targeted): 6/27更新 ver. 1906(11727.20224)
 Release Notes: 6/21更新 ver. 1907(11815.20002)

-- Office 365 ProPlus:
 月次チャンネル 6/24更新 ver.1907(11727.20210)
 半期チャンネル 6/11更新 ver.1808(10730.20348)
 半期チャンネル(対象指定) 6/11更新 ver.1902(11328.20318)


Mac版:

通常版:6/11更新 ver. 16.26(19060901)
Insider版:
 FastRing: 6/24更新 ver. 16.27(19062311)
 SlowRing:6/10更新 ver. 16.26(19060901)

といった状況です。

新しい機能、新しいUIなど、新たに導入されるものについては、リリースノートやサポートサイトなどで機能紹介されていたとしても、一斉にすべての人、すべてのデバイス向けに反映されないことがあります。

・最新バージョンにアップデートしているにもかかわらず、新機能として提供されているはずの機能が反映されていない
・このPCだとこういうメニューになっているのに、同じバージョンにも関わらずこっちは表示が違う など

そんなこともときどきあります。うちでもちょくちょく見受けられます。

例えばつい先日すべてのデバイス向けに提供が開始された、PowerPoint のライブ・キャプションの機能。

20190625-5-1-1.jpg

うちでは、ストアアプリ版の Office 365 Solo では、利用できるようになっていながら、同じ製品でも、C2R版では、数週間後に利用できるようになりました。もちろんバージョンは一緒ですし、その後、C2R版に更新があったわけでもありません。

これはプログラムを配信する側で、ランダムにターゲットを絞って展開し、状況を見ながら順次展開できるようにしているものなので、ご利用の環境によっては、このPCにはある機能が、同じバージョンであっても他のPCでは反映されていないということが発生します。

確認したところでは、Updateにて、機能自体はすでに提供済みになってはいても、それが有効になっていないだけのようです。

これはPCやUpdateプログラムが正しく適用されていないのではないので、しばらく様子を見てご利用になっていれば、表示が変わったり、新機能が利用できるようになるかと思いますので、お待ちください。


【更新】

法人向け製品、Office 365 ProPlus については、更新チャンネルによってもバージョンが異なるため、情報を追加させていただきました。なお、更新チャンネルの違いは、インストールの際に、どの更新チャンネルを指定してインストールするか?によって変わってきます。



<参照>


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2019年06月20日

Office のアプリを終了しようとすると OneDrive への保存がの画面がでてくる

Word や Excel などのアプリを利用して、うっかり保存しないで終了しようとすると、保存を促す画面がでてきます。

20190614-5-1.jpg 20190614-5-1-1.jpg

この画面... 以前は、ドキュメントフォルダだったんじゃないかな? と思われている方も多いかと思います。
でも保存するのであれば、OneDrive 上ではなく、自分のPCに変更しておきたい...

その場合には、各アプリで以下のような設定を行います。今回は、Excel で設定をご紹介します。


【設定方法】

通常、ファイル>名前を付けて保存 と開くと、個人用のOneDriveが優先的な保存先に指定されています。

20190614-5-2.jpg

この設定になっていると今回のような状況になるので、ファイル>オプション として、Excel のオプション画面を表示させます。

左ペインから、"保存" をクリックし、右ペインの "ブックの保存" のところで、"既定でコンピューターに保存する" にチェックを入れて、OKで閉じます。

20190614-5-3.jpg

その後、再度同様の作業をしようとすると、以下のようにローカルのドキュメントフォルダに保存される形になります。また名前を付けて保存としても、"このPC" が選択されるようになっています。

20190614-5-3-1.jpg 20190614-5-3-2.jpg

もちろんデータ保存時に、ちゃんと場所を自分で指定して保存する場合には、どちらでもいいと思いますが、それが面倒なので常に自分のPC内のドキュメントフォルダなどに保存したいという場合には、設定を変更してみてください。



<参照>





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2019年06月18日

Office 365 Solo のオフラインインストール版をダウンロードする

Office 365 Solo を購入したものの、インストールしたいPCは、ネットワークにつながっていない。
そんな時に利用できるのが "オフラインインストール版" です。

通常、Office 製品は、Office 365 Solo をはじめ、Office Home & Business 2019 などの製品はすべてインターネットを介してインストールを行います。なので、インストールにあたっては、インターネット環境が必須です。

しかし最初に触れたように、インターネットにつながっていないPCにもインストールしたい...という要望はあるわけで、そうした方のために用意されているのが、オフラインインストール版になります。

オフラインインストール版をダウンロードして、USBメモリなどに保存。そして、該当のPCにインストールする...そんなインストール方法もあるわけですね。


【ダウンロードする】

まずはダウンロードの手順からご紹介します。

1) Office 製品と紐づいているMicrosoftアカウントページにサインインして、"サービスとサブスクリプション" のページに移動します

20190607-10-1-1.jpg

2) "サービスとサブスクリプション" の画面に移動したら、"Office 365 Solo" と製品名があるはずですから、そこに "Office アプリを PC や Macにインストールします" のところにある "インストールする" をクリックします

20190607-10-1-2.jpg

3) ”Office 365 Solo のダウンロードとインストール” という画面が出てきますので、"既定のバージョン, 日本語" とあるところの "その他のオプション" をクリックします

20190607-10-1-3.jpg

4) 画面が変わって、言語の選択などの画面が出てきます。インストールしたい言語が日本語以外であれば言語を変更しますが、バージョンを選択のところでは、32ビット版、64ビット版の選択が可能ですがこちらは設定を変更せず、"オフライン インストーラーをダウンロードする" にチェックを入れます

20190607-10-1-4.jpg 20190607-10-1-5.jpg

** "?"  のところにもありますが、オフラインインストーラーの場合には、32ビット版と64ビット版の両方が含まれるからです。仮に32ビット版と選択しても、この設定は無視されて、両方が含まれた状態でダウンロードされます。

5) そして最後に "ダウンロードする" をクリックするとダウンロードが開始されます

20190607-10-1-6.jpg

ダウンロードが完了すると、O365HomePremRetail.img (3.4Gb) のファイルのダウンロードが開始されます。適宜保存先を決めてダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルですが、

20190607-10-2-1.jpg 20190607-10-2-2-1.jpg 20190607-10-2-3-1.jpg

というように開いてみると、64ビット版と、32ビット版の両方のインストーラーがあることが確認できるかと思います。

あとはこのIMGファイルをDVDなどに焼いて、インストールメディアとしてご利用ください。


<参照>





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2019年06月13日

Office の更新プログラム確認中の画面にMicrosoftのロゴがつくようになりました

従来、Office の更新プログラムをチェックすると...

20190613-3-1.png 20190613-3-2.png

といったような画面が走ってました。

先日、Office Insider(Insider Fast) 向けの更新プログラム Ver.1907(ビルド11807.20000)の更新以降、この画面に以下のような感じで、Microsoft のロゴマークが入るようになったようです。

20190613-3-3.jpg 20190613-3-4.jpg
とりあえず、現状では、Office Insider 向けの、C2R版のみですが、今後、月次チャンネルなどでも変わっていくのかもしれません。もちろん、Insider 版でのみ試験的にやっているだけのケースもありえます。

こういう画面も少しずつ変わっていくんですね...



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2019年05月12日

Office 365 と Office Home & Business Premium の両方がインストールされている

時々見かけるケースですが、どうしてこんな事態になったか?までは不明ですが、対処法についてご紹介いたします。

今回の利用環境:
Windows 10 Ver.1809
Office Home & Business Premium

--- シナリオ:
ある時、Excel を起動したら、"サブスクリプションの有効期限が切れた" というメッセージが表示されて、タイトルバーにも、"ライセンスのない製品" と表示されるようになり利用できなくなった...

20190509-1-2.jpg

ダブってインストールされるというのもおかしなもんですが、時々相談を受ける症例です。


【状況の確認】

-- アカウントの状態:

アプリの画面からアカウントの状態を開くと、管理アカウントは、本来このPCで使用されていた、"Office Home and Business Premium" ではなく "Office 365" となっていました。

当然、ライセンスを持っているわけではないので、体験期間が過ぎれば、利用できなくなりますよね。

-- インストール状況:

では、プログラムのアンインストールの画面から、インストールされているプログラムの一覧を確認すると...

20190509-1-1.jpg

"Office 365 ja-jp" と、"Office Home & Business Premium" の両方がインストールされている状態。日時はたまたま Update がかかって最新バージョンに更新されているので、ともに最新の状態でした。


【対処法】

では具体的な対処法です。当然、Office 365 については、契約がないので、アンインストールする必要があります。
ここで心配なのが、これによりすべて削除される(利用できなくなる)のではないか?という点。
これまでに何度かこうした事例に対処している限りでは、片方を削除したからといって、すべてが削除される(利用できなくなってしまう)ということはございませんでした。
もちろん今回のようにライセンスが、Office 365 の方になっている関係上、再度ライセンス認証が必要になります。

-- アンインストール:

スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、"Office 365 ja-jp" をクリックして、アンインストールします。
完了後、PC自体を再起動。

-- ライセンス認証:

PC再起動後、Word でも、Excel でも、いずれかのアプリをクリックして起動すると、従来の、Office 365 から、Office Home & Business Premium のみの状態に戻る関係上、ライセンスが切り替わるため、Office Home & Business Premium の再度ライセンス認証を求められます。

この場合、初回 Office Home & Business Premium のインストールの際にご利用になった Microsoftアカウント にてサインインしなおすことでライセンス認証は完了します。


ということで、削除すれば製品構成は元通りにはなりますが、ライセンス認証は必要になりますので、作業を行う場合には必ず初回インストールの時に利用したMicrosoftアカウントとパスワード確認して置いたうえで行ってください。

なお、ご利用の Microsoftアカウント に Office 製品が正しく紐づけされているか?については、以下のところをクリックして、ご使用の Microsoft アカウントでサインインすれば確認ができます。


ご使用中の製品が表示されていれば、問題ありませんが、表示されていない場合には、初回インストールの時に利用されたMicrosoftアカウントは別のものということになります。





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2019年05月11日

”自分のデータを自分で管理する” という画面が繰り返し表示される

先日の Update 以来ちょくちょく見かけるようになったこの画面。Word や Excel、Outlook などの Office 製品を起動するといきなりこの画面が出てきてどうしたらいいか?という相談がちらほら見かけるようになりました。

20190510-1-1.jpg

この画面自体は、エラーなどの際に診断データや利用状況データをMicrosoftに送信していいか?どうかを設定するための画面で、これまでであれば、Office の各アプリの セキュリティセンター のところで設定されていたものです。

なので先ずは、この設定の画面が出てくること自体は、別に怪しいものではありませんので、ご安心ください。


【なぜ?いきなり表示されるようになったのか?】

先日の、Office の Update で、Office のアイコンが新しくなりました。この時の更新でこのセキュリティの設定も従来のセキュリティセンターから設定するものから、Microsoftアカウントから設定するものに変わりました。
ただし現時点ではどちらからでも設定はできるようです。今後は後者のみになるものと思われます。

20190510-1-2.jpg 20190510-1-3.jpg 20190510-1-4.jpg


そして上記サイトに、"これは 1904 以降のバージョンの Office に適用されます" とあるように、先日からということになります。月次チャンネルの Office 365 が、Ver.1904 になったのは、日本時間4月30日の更新から。この時、Ver.1904(build11601.20144) となりました。


リリースノートの中でも、"Office スイート: 機能の更新" のところで、"プライバシー制御: 診断データおよび関連するエクスペリエンスに関する新しく更新されて改善された制御" とあります。

ということで、この変更に伴い表示されるようになったわけです。その次には、新しいアイコンの件もでてはいますが、当然ですが単にアイコンが新しくなった?だけじゃないわけですね。


【プライバシー設定について】

通常が画面に従って、データを送信するか?送信しないか?の選択ぐらいで、いずれかを選択して進めば完了になります。また先ほども書きましたが、その設定は、いつでも変更が可能です。

20190510-2-1.jpg 20190510-2-2.jpg 20190510-2-3.jpg  

設定を変更したければ、Word でも Excel でも、いずれかのアプリを起動し、ファイル>アカウントと入って、"アカウントのプライシー" のところから、"設定の管理" をクリックすれば変更が可能です。

20190510-1-3.jpg

また現時点では、従来通りオプション設定の、セキュリティセンターのところからでも設定変更は可能です。


【”自分のデータを自分で管理する” という画面が繰り返し表示される】

さて問題は、タイトルにもあるように、この画面が繰り返し表示されてしまうことがあります。
通常、Office をご利用になるにあたって、正しく Microsoft アカウントでサインインできていれば問題ないわけですが、このサインインしているはずの Microsoftアカウントに問題が発生している場合には、繰り返して表示される...つまり設定してもアカウントとの紐づけがきちんとできないため、毎回 Excel や Outlook などを起動する際に表示されることがあります。

今回はたまたま、Outlook を起動すると表示され、普通に、設定が完了しても再起動するとまた同じ画面がでてました。つまり設定が反映されていないということですね。

そして別のアプリで起動してみたら... サインインできているはずの Microsoftアカウントのところに、"!" がついていて、問題が発生していると表示されておりました。

結局詳細を確認したら、過去に何らかの理由で、PWなどの入れ間違いを繰り返したためアカウントがロックされていて、Excel や Outlook などのアプリを起動しても、サインインしているはずの Microsoft アカウントに、"!" がついている状態でした。

今回のケースでは、Microsoftアカウントのパスワードもわからなくなっていたため再設定した上で、ロックを解除して普通に利用できるように再設定。

再設定後、再度 "プライバシー設定" を行ったところ、正常に完了し、それ以降は表示されなくなりました。

ということで、今回は Microsoft アカウント自体にも問題があったわけですが、Microsoftアカウントは正常にサインインできているケースでも、繰り返し表示されるような場合には、やはり一度サインインしている Microsoftアカウントを、一旦サインアウト。

そしてその後改めてサインインしなおしてから再度プライバシー設定を行ってみるという方法を試す必要がありそうですね。


<参照>




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2019年05月06日

Office 365 Solo で利用するデバイスを管理する

Office 365 Solo は、昨年10月、インストールできる台数が、無制限になり、さらに同時に使用可能な台数が同一ユーザーで PC 5台までという形に変更になりました。

20190506-1-1.jpg


おそらくすでに複数台数のデバイスにインストールしてご利用いただいている方も多いかと思います。

上記のサイトの、"6 台目のデバイスでサインインする場合はどうなりますか" のところでも、"サインインしようとすると、「制限に達しました」というメッセージが表示され、別のデバイスからサインアウトをする必要があります" とあるように、使わなくなったデバイスは非アクティブ化する必要があります。

PCが故障して、買い替えたので、新しいPCに、Office を入れなおしたい... などで、すでに制限いっぱいまで登録済みの場合には、故障したPCは、非アクティブ化する必要がありますよね。今回はこうしたデバイスの管理について、ご紹介します。


-- 登録デバイスの確認:

もちろんちゃんとインストールできて不要になるケースもあるでしょうけど、インストールに失敗して結果的にインストールができていないにもかかわらず、登録されてしまうというケースも全くないわけでもありません。

また一度インストールしたものの何らかの事情で削除したというケースもあることでしょう。

そんな使っていないデバイスが登録されているがために、新しいPCにインストールができない... そんなケースって十分ありうることでしょうね。

そんな場合には、現在どのデバイスが有効になっているか?を確認する必要があります。

1) まず以下のサイトに、初回インストールの際に利用した Microsoft アカウントでサインインします

20190506-1-2.jpg


2) 画面スクロールすると、"デバイス"  という項目がありますが、こちらに現在アクティブなデバイスが表示されています

20190506-1-3.jpg

なお、デバイス名は、ご使用のPCのコンピューター名になっています。

コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム とクリックして開くか?
エクスプローラーから、"PC"(または"コンピュータ") を右クリックしてプロパティを開く。
Windows 10 であれば、スタートボタン(Windowsマーク)を右クリックして、"システム" をクリックするなどといった形で、
確認ができます。


-- 登録デバイスの非アクティブ化:

Office Home & Business 2019 などの統合パッケージ版(永続ライセンス版)の場合、非アクティブ化は自分ではできませんので、サポートに問い合わせて行う必要ががあります。

これに対して Office 365 Solo は、自分で管理がなえます。

1) まず "登録デバイス確認" のところでもご紹介しましたが、 "自分のサブスクリプションと Office 製品をすべて表示する/Microsoftアカウント" にアクセスします

20190506-1-2.jpg

2) 続いて "デバイス" のところに登録されているデバイスのうち、非アクティブ化 したいデバイスの脇にある "Office からサインアウトする" をクリックします

20190506-1-3.jpg

3) 確認の画面が表示されますので、間違いなければ "Office からサインアウトする" をもう一度クリックすれば、非アクティブ化されます

20190506-2-1.jpg


<参照>




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2019年04月30日

Office 製品の新元号対策

ちょっと私も当初勘違いしていた感があるので、確認も含めてご紹介いたします。

Windows 側の、新元号対策は、現時点では、Windows 10 Ver.1809 と、Windows Insider 向けの Ver.1903(Build 18326.53)/19H1 以外の製品については、新元号に対応した形になっているので、Windows 7 も、Windows 8.1 も既に対応済みになっています。
ですので、以下のサイトに紹介されているOSをご利用なのに、新元号が表示されない場合には、更新プログラムをインストールしてください。
この更新プログラムは、現時点では重要な更新プログラムではなく、オプションとして提供されているので、Windows 7 や、Windows 8.1 の場合には、Update をクリックしても自動ではインストールされませんのでご注意ください。


20190430-3-1-1.jpg 20190430-3-1-2.jpg 20190430-3-1-3.jpg

といった Windows OS が対応済みになります。


【Office製品の新元号対応】

では、Officeの対応はどうなっているのか?

もともと私が勘違いしてしまったのは、Office 製品については、Windows が非対応のうちから、Mac 版、Windows 版 ともに、いち早く、新元号対応したことから始まります。Office Insider(Fast Ring)向けに配信された更新プログラムによって、新元号対応されておりました。

こちらは以下の通りブログでもご紹介させていただきました。


もちろんこの段階では、OSはまだ、新元号対応はしておりません。macOS については、今もまだすべての macOS で未対応です。

20190430-3-2-1.jpg

しかし、”日本の新元号に関する Office の更新プログラム” によると、"日本の新元号を処理するための Office に関する前提条件" にもありますが、"Windows 上の Office が日本の新元号を正しく処理するために、Windows と .NET Framework の両方を新元号に対応するバージョンに更新する必要があります" とあるように、Office 側でそれに対応させるための更新が必要なだけではなく、OS側の設定も必要になります。

つまりOS側も対応していないといけないわけです。

単にOffice 側で必要な更新プログラムをあてているだけではだめってことですね。これは、当然ながら法人ユーザー向けのものだけに限ったことではなく、一般ユーザー向けのものでも一緒です。

20190430-3-2-2.jpg

"日本の新元号対応に向けて Windows と Office を準備する方法" の中で、"日本の新元号対応に向けて Windows と Office をどのように準備するのでしょうか?" のところで "Windows 上の Office が日本の新元号を正しく処理するために、Windows と .NET Framework の両方を新元号に対応するバージョンに更新する必要があります。 更新の実行に関する詳細については、上記の Windows と .NET Framework のセクションを参照してください" とやはり説明があります。

ということで、うちで確認できる限りですが、Excel 2010/2013/365 で確認した結果は以下の通りでした。

Windows 7 SP1 + Office 2010(14.0.7232.5000) :新元号対応済み
Windows 8.1 + Office 2010(14.0.7232.5000) :新元号対応済み
Windows 8.1 + Office 365 Ver.1904(Build 11601.20144) :新元号対応済み
Windows 10 Ver.1903(Build 18326.53) + Office 2013 Ver.15.0.5127.1000 :新元号非対応
Windows 10 Ver.1809(Build 17763.437) + Office 365 Ver.1904(Build 11601.20144) :新元号非対応
Windows 10 Ver.1809(Build 17763.437) + Office 365(ストアアプリ版)Ver.1904(Build 11601.20144) :新元号非対応
Windows 10 Ver.1903(Build 18885.1001) + Office 365(Office Insider) Ver.1905(Build 11624.20000) :新元号対応済み

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Excel の例でいうと、セルの書式設定のところで、日付を選択した場合に説明では "[日付]は、日付/時刻のシリアル値を日付形式で表示します。アスタリスク(*)で始まる日付形式は、オペレーティング システムで指定する地域の日付/自国の設定に応じて変わります。アスタリスクのない形式は、オペレーティング システムの設定が変わってもそのままです" とはありますが、上記のことからすると、オペレーティングシステムの設定を見に行っているようです。

20190430-3-4.jpg

Office 2013 向けの更新プログラム(KB4462209)の説明の中で、"日本の新元号が使用可能になったときに、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras レジストリ キーに定義されている新元号情報が Excel 2013 (32 ビット版) に確実に表示されます" と説明があります。

つまり OS 側の更新で、レジストリのこの部分に定義された情報が更新されないとだめだってことですね。

ということで、うちの場合だと、仮に Office 2013 で、必要な更新プログラムをすべてあてて、Office 側は対応済みだったとしても、Office 2013 が動いているOS側が対応していないため、Excel などでは非対応ということのようでした。


【更新】

ちなみに、Excel Mobile および Excel Online についても確認してみました。

20190503-1-2.jpg

確認した環境は以下の通りです。Windows 10 は、Insider Fast 版ですが、上記のように先日の Update Build 18885 にて対応済みです。

Windows 10 Ver.1903(Build 18885.1001) 
Excel Mobile Ver.16001.11625.20000.0
Excel Online Ver.16.0.11628.3816

Excel Online はきちんと新元号に対応できていますが、Excel Mobile はおそらくアプリ側がまだ対応できていないようで、非対応でした。


【2019/05/03更新】

前回確認した時には、Windows 10 Ver.1903(Build18885.1001)にインストールされている Excel Mobile(Ver.16001.11625.20000.0)では、OSはすでに対応していましたが、Excel Moble 上では新元号表示ができていませんでした。
本日確認したところ...

20190503-1.jpg

Excel Mobile のバージョンも、Ver.16001.11627.20010.0 に バージョンがUp。
新元号表示も正しく表示れされるようになりました。


<参照>




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Windows 版 Office 更新情報

Mac版に続いて、平成最後の Windows 版の更新情報です。

Windows 10 Ver.1809 と、19H1(Build18362.53) の新元号対応が遅れているので、Office の Update があると、Officeのみ先行してできるようになったりして?という期待もあって更新を確認しているわけですが、それも期待外れなようでした。

本日、Windows 版の Office 365 については、一般向けの月次更新 および Office Insider 版の更新ときておりましたのでご紹介します。


-- 月次更新(Monthly Channel)

20190430-2-1.jpg

月次更新については、C2R版、ストアアプリ版ともに、本日の Update にて、Ver.1904(ビルド 11601.20144)に更新されました。本日の更新の内容についてはまだ上がっていませんが、見た目には、Insider 版などで先行していた 新しい Office アイコン がこのバージョンから採用されるようになりました。

-- Office Insider (Insider Fast Ring)

Windows 10(こちらもInsider Fast)が対応する前から、Office Insider 版は、単独で、すでに新元号に対応しているので、この点は問題ありません。
今回の Update にて、Ver.1905(ビルド 11624.20000) となりました。



<参照>





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2019年04月29日

エラーコード: 0-1012(0) となって、Office 2013 が再インストールできない

このエラーでインストールできないケースいろいろあるようです。

20190425-1-1.jpg

なのでこれで絶対大丈夫というわけではありませんので、予めご了承ください。
今回は、これで無事再インストールが完了したので、備忘録として取り上げてみました。

利用環境:
  • Windows 8.1
  • Office Home and Business 2013(PIPC版)

【エラー内容と経緯】

ある時、デスクトップ上のExcelのアイコンをダブルクリックしても、プログラムが起動しない。それどころか?リンクが無効なので、ショートカットを削除していいか?とメッセージが表示されました。

CドライブのMicrosoft Office のフォルダを開いてみても、フォルダはあっても何もない...

さらに、プログラムのアンインストールを開いたときに、インストールされたプログラムの一覧にもすでに、プログラム名も表示されていない...
そんな状況でした。


【エラーが表示さるまでの流れ】

まずは以下のような手順で確認してみました。


-- Officeの修復:

プログラムの一覧に項目がないので、Officeの修復(オンライン修復)という作業はできませんでした。


-- 再インストール:

一応、再インストールの前に何か?残ってたらよくないかな?と、まずは、以下のサイトから、"Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント" というツールをダウンロードして実行。


ただし実行結果は、プログラムがインストールされていないということで、何もされないまま終了。

★ 手動で削除する方法も確認される方はこちらを参照してください。


本来なら前回ご紹介した、"O15CTRRemove.diagcab" も試したかったんですが、この時には、すでにリンクが見つからず試すチャンスはありませんでした。

ただし一応、回復アシスタントを走らせたしということで、再起動した後、再インストールへ。

PIPC版、それもPremiumシリーズの前のものなので、Microsoft アカウントには紐づかないタイプ。つまり都度、手元にあるプロダクトキーを利用してインストールするタイプです。

ただし、紐づけはされないものの、インストールにあたっては、Microsoftアカウントは必要です。


そして再起動後、


にアクセスして、インストールスタート!

Microsoftアカウントでサインインして、プロダクトキーを入れる....ここまでは順調に完了。
ただし、この後さほどたたずに、"エラーコード: 0-1012(0)" と表示されてインストールが中断。


-- エラー内容:

具体的なエラーの内容としては、

---
申し訳ございません。Officeプログラムのインストール中に問題が発生しました。
インターネット接続は機能していますか?メインのハードドライブに十分な空き容量はありますか?
上記の項目を確認してから、もう一度インストールしてみてください。
エラーコード:0-1012(0)
---

といったもの。で、一応エラー内容に従って確認。

・インターネット回線 ---> 問題なし
・HDDの空き容量 ---> 問題なし
・セキュリティソフト ---> 無効にしても変わらず

"Office のインストール時にエラー コード 0-1011、30088-1015、30183-1011、または 0-1005 が表示される" に記載されているような内容をとりあえず試したものの、インストールを始めるとすぐにこのエラーが出てストップする状況でした。


【今回改善に至った対処法】

-- Microsoft アカウントを作成:

もともと、ローカルアカウントで、メインで使用しているアカウントに管理者権限を設定して利用していた状況でした。

今回の Office Home & Business 2013 PIPC 版は、それ以降に発売されている Office Premiumシリーズなどのように Microsoftアカウント とは紐づくものではありません。ただし、いずれにしてもインストールの際にはこれが求められます。

ということで、新規に Microsoft アカウントを作成。すでにお持ちの方はお持ちのMicrosoftアカウントをご利用ください。


-- Windows にユーザーを追加:

今回の場合、Windows 8.1 でしたが、Windows 10 でも同様です。

続いて、Windows に、Microsoftアカウントを利用して新規に管理者権限のあるユーザーを作成します。


長くなるので省略しますが、上記のサイトなどを確認してみてください。

新規に管理者権限のあるローカルアカウントでも問題はないかもしれませんが、一応どうせ使うんだしということで、新規に取得したMicrosoftアカウントで管理者権限のあるユーザーを追加しました。



-- 再インストール開始:

再度、https://setup.office.com/ にアクセスして、セットアップスタート。

そして数十分後、何事もなかったかのようにあっさりと無事完了。

ユーザーを切り替えて、もともとのローカルアカウントにて、アプリを起動。

正常に起動し、Outlookについても、もともとあったOutlookファイルのデータを読み込んで、さらにメールアカウントの設定も引き継がれて動作するようになりました。


もっとも再インストール後、メールアカウントの設定が元通りに引き継がれているってことは、やはり完全には削除されていなかったってことですね。

以前に、


のところで、"SetupProd_OffScrub.exe(Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント)" では削除ができないケースがあることにも触れましたが、まさに今回がそれでした。

"Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント" を走らせても、プログラムが見当たらないとなって、削除ができないわけですから、完全削除を試すのであれば、やはり、"O15CTRRemove.diagcab" じゃないとダメなんでしょうね。

でも今回のケース。逆に言えば完全削除をしなかったので、Outlook の PSTファイルとの紐づけや、メールアカウントの設定などがそのまま引き継がれたわけなので、今回の場合には、逆に "O15CTRRemove.diagcab" を使わなくて正解だったのかもしれません。


【2019/10/18更新】

このエラーに久々に遭遇。エラーの経緯は一緒なので省略します。
さて今回は、とりあえず、ローカルユーザーに管理者権限を与えてユーザーを作成。そして無事インストールが完了。

ユーザーをもとに戻してみると、"Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント" を走らせて削除したつもりでしたが、やはりメールアカウントの設定などはそのまま引き継がれており、起動できるようになりました。
連絡先のデータも無事元通り。

やはりこのエラー、管理者権限のある別ユーザーを作成して、そちらでインストールし直すのが一番間違いないようです。
これで2回目... 


<参照>




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2019年04月24日

O15CTRRemove.diagcab のダウンロード

Office 2013/2016/365などの Office 製品を完全にアンインストールするために提供されていた "O15CTRRemove.diagcab"。
以前は、Easy Fix Tool なんていう名前でも呼ばれていました。

現在、Office のアンインストールのページにアクセスしてダウンロードされる削除ツールは、"SetupProd_OffScrub.exe(Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント)" という製品になっています。

なので、現在のアンインストール方法を紹介している以下のサイトでは、こちらのツールがダウンロードされ、インストールされます。


もちろん、この "Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント" というツールで、完全にアンインストールされるのであれば問題ないわけですが、ちらほら、これでは削除ができないという話も耳に入ってきています。

なら従来の "O15CTRRemove.diagcab" は入手することができないのか?

実はしばらくの間は、以下のところからダウンロードできていました。確かに、半月ぐらい前まではダウンロードできていたんです。


ですが、現在はこちらからダウンロードできるものもリンクが変更されて、"Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント" になってしまいました。

ではもう完全に、"O15CTRRemove.diagcab" は入手することができないのか?

確認したところ、直リンクはまだ残っていたようです。


ということで上記のリンクをクリックすれば、Microsoftのサイトから直接ダウンロードは可能なようです。
"Microsoft Office 365 のサポート/回復アシスタント" ではうまく削除ができないような場合で、従来の Easy Fix Too "O15CTRRemove.diagcab" を試したいという場合には、上記の、"Easy Fix Tool" への直リンクからダウンロードが可能なようですので、上記リンクをクリックしてダウンロードし、アンインストールをお試しになってみてください。

ただしこれもいつまで利用可能なのか?は不明です。

必要な方はダウンロードしておいた方がいいかもしれませんね。


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2019年04月18日

タイトルバーの検索ボックスを非表示にする

Windows 向けの Office Insider(Fast Ring) をご利用の方はお気づきかと思いますが、Word や、Excel、PowerPoint といったアプリを起動すると、画面トップのタイトルバーに、ちょっと前から、検索ボックスが表示されるようになりました。

20190418-2-1.jpg

新しいデザインということで、今後はこれがデフォルトになるのかな?と思いつつも、やはりタイトルバーの検索ボックスはちょっと見た目にも、あまりいいものとは思えませんでした。この点は、海外でもやはり話題にはなっていたようです。

さて先日、Windows 版の Office Insider の更新があって、新元号に対応したことについてはご紹介しましたが、実はこのバージョンから、この検索ボックス周りについても変化がありました。


【検索ボックスをコンパクト表示にする】

完全に非表示にするわけではありませんが、オプションのダイアログより、この検索ボックスを ”折りたたむ” ことができるようになりました。

ファイル>オプション として、Word や Exce 、PweorPoint などといったアプリのオプション画面を表示します。

20190418-2-2.jpg

すると全般の中に、"既定でMicrosoft Search ボックス を折りたたむ" という項目がありますので、こちらにチェックを入れて、オンにし、OK で閉じます。

20190418-2-3.jpg

すると上記のように検索ボックスが隠れて、虫メガネのアイコンの表示に切り替わります。

もちろん、この虫メガネのところをクリックすると.....

20190418-2-4.jpg

上記のように検索ボックスが表れて検索が可能になります。

やっぱりこの方がスマートですよね。

Office Insider 版をご利用の方は是非一度確認してみてください。



富士通 FMV ESPRIMO DH

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2019年04月16日

Windows 版 Office Insider 更新情報

先日、Mac 版の Office Insider Fast Ring で、新元号の "令和" に対応したことを取り上げましたが、4月15日(日本時間4月16日)付けですので、本日配信が開始された、Ver.1905(ビルド11609.20002) におきまして、Windows 版についても、新元号の "令和" への対応をしたようです。

20190416010-1.jpg

先ほど更新後確認したところ、上記画像にもあるように、Excel上で、正常に "令和" が表示されるようになりました。

配信がスタートしたばかりのため、まだリリースノートには、今回のバージョンについての情報もUpされておりませんが、ご利用の方は更新後ご確認になってみてください。

さてこれで、Insider Fast については、Mac/Windows ともに対応済みとなった、新元号対策。

今後順次通常バージョンへと広がっていくんでしょうね。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-
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2019年04月12日

Office Development Tool

法人向け Office 365 ProPlus をご利用で、インストールする際にカスタマイズするためのツールでもある "Office Development Tool"。
この "Office Development Tool" (Office展開ツール)が以前とはちょっとまた異なっているようなのでご紹介させていただきます。

法人向け、Office 365 ProPlus で、Office Insider 版として利用する場合には、このツールを利用してインストールする必要があります。
当然ですがこのツール自体のダウンロードは、Microsoftダウンロードセンターから可能です。


ダウンロードすると、以下のようなファイルがダウンロードされます。

20190412-1-1.jpg

あとはこのツールをダブルクリックして展開して使用するわけですが、展開してみると、以前であれば、"configuration.xml" ファイルと、"setup.exe" の2つのファイルが展開されておりましたが、最近のものは、以下のように、

20190412-1-2.jpg

configuration-Office365-x64
configuration-Office365-x86
configuration-Office2019Enterprise
・setup.exe

と4つのファイルが展開されるようになっておりました。

Xmlのサンプルファイルについては、文字通り、64ビット版32ビット版、そして VolumeLicense版と3つのサンプルが同梱されるようになったようです。

内容的には、あらかじめ、64ビット版に指定してあるか? 32ビット版なのか? VolumeLicense版なのか?の違いなので、Office Insider 版を利用するのあたって、ご自身で展開ツールをカスタマイズしてご利用になる場合には、基本的にはどれをベースに書き換えても問題はありません。

また、configuration.xml を作成するにあたっては、”Officeカスタマイズツール” も用意されています。
こちらを利用することで、用途に応じた configuration.xml ファイルを作成、エクスポートすることでダウンロードして利用できますが、”Office Insider” は指定できませんので、Insider版として導入される場合には、手入力でカスタマイズする必要があるようです。


<参照>




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2019年03月12日

Windows 版 Office 製品のアイコンが新しくなりました

先日、Mac版の Office 製品のアイコンが新しくなったことを取り上げました。


3/12 付で更新された Office Insider (Fast Ring) 向 Ver.1904(Build 11504.20000) より、Windows 版 Office のアイコンも新しくなりました。

20190312-0.jpg

たまたま更新されたことに気が付かずに、スタートボタンをクリックしたら、Excel Mobile が更新してる... バーが伸びているそんな状況でしたがふと上を見ると、Excelのアイコンが新しい.... ってことで気が付いた次第です。

Windows 版の Office Insider 向けの更新は、前回が3月2日に配信された Ver.1903(Build 11425.20036) になりますが、この段階ではまだでしたので、本日の更新で新しくなったことになります。

現時点では、リリースノートにも、InsiderBlog にも何もアナウンスされておりませんが、ちょうど Update が配信されたばかりなので、ブログなどで紹介されるのは明日以降になるかもしれません。


【新しいアイコン】

さて肝心の新しいアイコンですが、Mac 版では、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、そして OneNote でした。
Windows 版では、さらに OneDrive for Business も新しくなっています。Access、Publisher、OneNote(Windows 10向) は、まだのようです。

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今回のアイコンの変更は、Mac版の時にもご紹介しましたが、Microsoft のイベント Build 2017 にて発表された "Fluent Design System" というコンセプトに基づいてのものになります。


前回もご紹介いたしましたが、現在今回の新しいアイコンへの変更に関して、YouTubeにて公開されている動画は上記のとおりです。

あせてごらんになってみてください。


<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)

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2019年02月12日

Windows 版 Office Insider Fast 更新情報

せっかく新しくなった Office Insider のブログでも紹介されているので、Mac版の Insider Fast 更新情報の中でも触れはしましたが、続いてWindows 版もご紹介させていただくことにしました。

新しくなった Office Insider サイト。ご覧になっていますか?

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2月11日(日本時間2月12日)付で、以下の更新プログラムの配信がスタートしております。

20190212-2-1.jpg 20190212-4.jpg

・Ver.1903(Build 11330.20014)

Web上の表記では、Ver.1902 とはありますが、実際のバージョン情報を見ると、Ver.1903 とありますので、おそらくWeb上の表記が誤っているということなんでしょうね。

内容的には既知の問題の修正のみになっているようです。

もちろんそこに表示されていないだけで、更新されている新し機能があったりもするかもしれませんので、そのあたりは確認ができ次第ご紹介させていただきます。

PowerPoint の "ライブキャプション"、"Morph"、さらには、現在 Office Insider の トップページにヘッドを飾っている、"Covert Ink to Math" といった機能など新しい機能がどんどん増えているのですが、中々ご紹介するに至ってません。ですが、必ず取り上げてみたいと思います。

Office Insider 向けのブログでは、Windows、Mac、さらには Android、iOS などOSを問わず Insider 参加者向けの情報が配信されています。

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・ホーム:Office Insider の概要
・参加:Office Insider への参加方法
・ハンドブック:Office Insider を利用するための注意事項や各種リンク
・ブログ:Office Insider Teamから発信されているブログ情報(英語のみ)

があります。

Office Insider に参加されている方はもちろんのこと、参加されていない場合でも、近い将来こんな機能が搭載されるんだな?ということが理解できるページになっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに情報としては、USサイトのほうが早いので、より早く情報を入手したいという場合には、USサイトを参考にしてみてください。


<参照>




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2019年02月09日

ストアアプリ版の Office の更新にまつわるトラブルシューティング

こちらのブログでも何度か取り上げていますが、ストアアプリ版のOffice製品についてのトラブルシューティングに関する情報が、サポートのページにも出てくるようになりました。

現在、"最近の Office のインストールとライセンス認証に関する問題の修正プログラムと解決策" をのぞくと、更新がかかる度に相変わらず発生している、更新がうまくいかずに一部のアプリのメニュー表示が英語になってしまう例などの対処法が追加されておりました。

こちらのサイトによれば、この問題は、相変わらず "調査中" のようですが、日本だけではなく、中国でも発生しているトラブルみたいですね。

20190209-1.jpg

またここからリンクが張られている "Microsoft Store でアプリやゲームの更新プログラムをチェックする" のところでは、ストアプリの更新方法について紹介されています。

なんと、"更新プログラムをチェックする" をクリックすると、自動的に、Windows 10 のストアアプリが開いて更新プログラムがチェックできるようになっています。Microsoft Storeってどれ?どこから起動したらいいのかわからない... といった場合にはここをクリックしてみてください。


この他にも、このトップページになる "既知の問題の解決策" のところでは、Windows向け、Mac向けのWord や Excelなどの各アプリごとにトラブルの事例やその対応策が紹介されていたりします。

さらに、Outlook.com、OneDrive についても... こうした情報、上手に活用したいですね。


<参照>



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2019年02月03日

Office 365 Solo と Windows 8.1

Office 365 Solo などのサブスクリプションは、すでに、Office 2019 相当のバージョンになってきています。

"Office のシステム要件" によれば、Office 365 のサブスクリプションの動作仕様では、対応OSは、"Windows: Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 Service Pack 1、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、または Windows Server 2008 R2" となっています。

20190203-0-1.jpg 20190203-0-2.jpg 20190203-0-3.jpg 

これに対して、Office 2019 の動作仕様では、対応OSは、"Windows: Windows 10、Windows Server 2019" となっています。

でも、あれ?おかしいんじゃない?と不思議に感じたのは私だけではないと思います。

Windows 7 や Windows 8.1 だと、Office 2019 はサポート範囲外。おそらく、インストールしようとしても、インストールの段階でOSのチェックなどではじかれてしまうのではないかと思います。でも、Office 365 Solo であればインストールができる.... となると、Windows 7 や Windows 8.1 に Office 365 Solo をインストールしたらどんなバージョンになるのか? Office 2016 相当のものがインストールされるのか?

Mac版の場合には最新のものから数えて3つまでがサポートされるとありますので、OS10.12 (Sierra)以降になります。そしてバージョンは、Office 2019 相当のものになっています。なので、OS10.11 までの人が Office 365 をインストールしようとしてもOSのバージョンではじかれてインストールできません。

しかし、一応以前にもブログで取り上げましたが、現在のところ、OS10.10/10.11 ユーザー向けには Office 2016 もダウンロードが可能になっています。

さてでは、Windows 8.1などで Office 365 Solo をインストールしたらどうなるのか? 
さっそく試してみました。


【Office 365 Solo をインストールする】

Microsoft アカウントの、サービストサブスクリプションのページにアクセスしてインストールを実行します。

20190203-1-1.jpg 20190203-1-2.jpg

インストールの画面は、Windows 10 等と一緒で、特別 OS によってダウンロードされるものが異なるといったような感じでもありませんでした。

そして、インストールが完了し、Word を起動してみました。

20190203-1-3.jpg

ご覧いただくとお分かりいただけるように、Windows 8.1 にインストールされた、Office 365 のバージョンは、

Ver.1901(ビルド11231.20130)と、先日Update された最新バージョンになっていました。

Office 2019 、Office 365 の更新履歴を確認すると、

Office 2019: 1月8日配信 Ver.1808 (ビルド10340.20017)
Office 365: 1月31日配信 Ver.1901(ビルド11231.20130)/月次チャンネル

となっています。

製品が異なるので、バージョン情報を直接比較したところで参考になるものではありませんが、Windows 10 で使用する、Office 365 Solo も、Windows 8.1 で使用する Office 365 Solo もバージョンとしては一緒のようでした。

先日ついに一般向けに販売がスタートした Office 2019 の統合パッケージ版 や Word 2019、Excel 2019、PowerPoint 2019 などだと、OSのチェックの時点ではじかれてしまうのかもしれませんので、あくまでも Office 2019 は、Windows 8.1 では、ご利用いただけないんでしょうね...


【2019/2/05 更新情報】

昨年やはりブログの中で、Office と Window 製品の サービスとサポート について、ブログの中でも触れられておりました。

その中で、Office 365 ProPlus については、Windows 8.1 のサポート終了日でもある 2023年1月までサポートされるとあります。



<参照>


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2019年01月25日

"KB4461614" の修正プログラム "KB4462157" を1/18より配信開始

以前、こちらのブログで、更新プログラム(KB4461614)のインストールにより、Access 2010 が動作を停止してしまうというトラブルについてご紹介しました。


このトラブルが発生して間もなく、同更新プログラムは、以下の画像にあるように、重要な更新プログラムとして検出されては来ても、チェックボックスが外れていて、あえてオンにしない限り自動ではインストールされない状況でした。

20190111-2.png

その記事の中でもご紹介しましたが、KB4461614 は、新元号に対応する問題も含まれてはおりましたが、本来はセキュリティの更新プログラムで、CVE-2019-0560 への対策ということもあって、一概に削除していいというものではありませんでした。

そして、1月18日付で配信されたのが、KB4462157 です。

20190125-1.jpg

この更新プログラムには、KB4461614 の修正が含まれております。

以前ご紹介したように、これにより、Access 2010 でトラブルが発生していたことは、確認していましたが、同サイトによれば、Excel 2010 が動作を停止してしまうというトラブルも修正されるようです。

やはり、1月の初めに出た KB4461627 により、Excel 2010 が動作を停止してしまうトラブルが発生してましたが、それについては、同更新プログラムの削除で一段落してました。KB4461627 もその後は配信停止になっていましたので、うちのPCには入っておりません。

ただしその後も、同更新プログラムがないにもかかわらず、Excel 2010 が動作を停止するというトラブルもあったようでしたが、今回の、KB4462157 において、改善されたようです。

また、KB4462157 の適用においては、KB 4461579 の適用も必要なようです。

20190125-2.jpg 20190125-3.jpg

ただし、今回数日ぶりにUpdateをかけたところ、大量に更新がかかり、この両方のプログラムも自動的にインストールされておりました。

他にも更新プログラムが結構あるようなので、今回のトラブルに限ったことではありませんが、まずは一度、Windows Update をかけて最新の状態にしてみることをお勧めいたします。

後は... また新たなトラブルが発生しないことを祈るばかりですが...



<参照>






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2019年01月23日

Office 2019 の販売がスタート!

先週にもご案内しましたが、昨日、1月22日(火)より、Office 2019 の一般(家庭)向け販売がスタートいたしました。

20190123-6.png

Office 365 のようなサブスクリプション版と異なり、買い切り版となる統合パッケージ版や単体製品になるので、Office 365 のように新しい機能が追加されることはありませんが、Office 2016 が販売されてから、Office 365 ユーザーに追加されていた、機能がプラスされた形で、Office 2019 となって登場しているので、Office 2016 よりは当然機能も追加されています。

ちなみに、Office 365 などのサブスクリプション版で提供されているものは、すでにその後さまざまな機能が追加されており、Office 2019 相当以上の製品になっています。


以前取り上げた際にも書きましたが、Office 2019 のサポート期限は、これまでの Office 製品とは異なり短めになっています。
Office 2016 と一緒の 延長サポート終了:2025/10/14 となっています。

このあたりは、くれぐれもご注意ください。



<参照>




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2019年01月18日

Windows 版 Office Insider Fast 更新情報

Mac 版はちょくちょく取り上げてますが、今年はときどき Windows 版についても、更新情報をお届けしようかと思います。

本日、1月18日(US時間 1月17日)付にて、Windows 版の、Office Insider Fast Ring 向け更新プログラムの提供が開始されています。

今回配信されているのは、

Ver.1901(build11231.20080)

となります。

更新情報やリリースノート上では、情報はまだ公開されておりません。

現在のところ一応前回、1/11に配信されている Ver.1901(build11231.20066) について、日本語版、US版ともに紹介されております。

こちらでは PowerPoint において、音声の文字越しをリアルタイムで画面に表示するライブキャプション機能について紹介されています。
それ以外には、各アプリの既知の問題の修正が入っております。

ライブキャプションの機能は、昨年暮れに発表されたもので、Skype と PowerPoint で導入されると各種メディアでも取り上げられておりましたが、Insider Fast Ring 版にとうとう登場となりました。


ライブキャプション機能については、別の機会にまたご紹介させていただこうと思います。





デル株式会社

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2019年01月15日

Office 2019 の一般販売がスタート!

昨年の9月。Office 2019 が、法人ユーザー向けに提供がスタート。その後、Office 365 サブスクリプションユーザーに向けては、一般向けにも Office 2019 相当のバージョンに Update して提供されていましたが、いわゆる買い切り版(永続版)の統合パッケージ、あるいは単体製品としての Office 2019 の一般(家庭)向けの製品は登場しておりませんでした。


お待たせしました。本日、Windowsブログの中で、この Office 2019 の正式発売日が発表されました!

20190115-10-1.jpg


上記にもありますが、その気になる発売日は、1月22日(火)となりました。

Office 2019 は、Word、Excel、Outlook、PowerPoint、Access、Publisher、Project、Visio といった製品で構成され、例えば、"Office Home & Businesss 2019" といった統合パッケージの場合、Word、Excel、Outlook、PowerPoint で構成され、同一ユーザーが使用する2台のPC(Windows/Mac)までインストールが可能になっています。つまり、Windows1台、Mac1台 という組み合わせもOKになったようです。


【製品ラインアップ】

・Office Home & Business 2019(Windows/Mac):プレインストール版は、Windowsのみ
・Office Personal 2019/ Office Professional 2019/Office Professional Academic 2019:Windows
・Office Home & Student 2019 for mac/Office Academic 2019 for Mac
・単体製品(Word2019/Excel2019/Outlook2019/PowerPoint2019):Windows/Mac
・単体製品(Access 2019/Publisher 2019/Project Standard  2019/Project Professiona 2019/Visio Standard 2019/Visio Professional 2019):Windows

があります。OneNoteは製品構成には含まれません。Windows 10 の場合には、Windows 10 自体に、OneNoteが含まれており、さらに、Mac 向けには、Apple の App Store より無料版をダウンロードして利用することになります。


【動作OS

-- Windows:Windows 10 のみ
-- Mac:最新の3つのバージョン(Sierra 10.12 , High Sierra 10.13 , Mojave 10.14)


【サポート期限】

発売されるというのにいきなりサポート期限についても触れておきます。というのは、Office 2019 がリリースされた際にも触れていますが、Office 2019 のサポート期限は、従来の製品と異なります。

・ライフサイクル開始日:2018/9/24
・メインストリーム終了:2023/10/10
・延長サポート終了:2025/10/14

となっています。

Office 2016 のライフサイクルが、

・ライフサイクル開始日:2015/9/22
・メインストリーム終了:2020/10/13
・延長サポート終了:2025/10/14

となっていますので、Office 2016 も、Office 2019 もサポートが終了するのは一緒です。

** ちなみに、Mac版の場合には、延長サポートがないため、

Office 2016:2020/10/13
Office 2019:2023/10/10
と Windows版 よりも一足先にサポートが終了しますのでご注意ください。

Office 365 Solo や、Office 365 ProPlus などのサブスクリプション版をご利用であれば、こうしたサポート期限は気にすることはありませんが、買い切り版の場合には注意が必要です。

Windows 向け PC であったりすると、この春以降に販売されるPCのほとんどは、Office Home & Business 2019 (ストアアプリ版?)が搭載されて販売されるんでしょうね...


<参照>



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2019年01月07日

Office 2010 の新元号対応問題

昨年の11月の Access 2010 に始まって、新年早々に配信された KB4461627 による Excel 2010 のトラブルと、トラブル続きの Office 2010 の新元号対応更新プログラム。


こんな形でご紹介して今回のトラブルについてご紹介しましたが、1月には、KB4461627 以外にも、Office 2010 向けに複数のプログラムが提供されていましたが、Excel 2010 のトラブルを受け、他のプログラムの影響はなんとも言えませんが、すべて一旦取り下げられて、現在は配信停止になっているようです。

-- 1月2日付で配信された更新プログラム:


今後ご利用いただく上で何か?不具合が発生した場合には、今回 Excel のトラブル対応で削除された、KB4461627 以外のプログラムが入っているようであれば、こちらも一度削除してみてどうなるか?確認する必要が出てくるのかもしれませんね。KB4461627の削除だけではうまくいかないれいもあるようです。

Office 2010 の新元号対策ですが、Office 2013以降の製品については対応済みですがなかなか進めない状況のようなのですが、とりあえず今後の修正プログラムが配信されることをお待ちいただくことになります。



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2019年01月05日

アプリ起動時の画面に検索機能がついた!

時々取り上げている Windows 版 Office Insider(Fast Ring) の更新情報になりますが、昨年の12月初めに、US版の MS Community で以下のような更新情報が取り上げられておりました。

あまり紹介させていただく機会がなかったので今になってしまいましたが、意外とあると便利だな?ということで、ご紹介させていただきます。

比較するために一例ですが、月次チャンネルで更新されている Word Ver.1811(11029.20108) の起動時の画面および起動後の画面は以下のような感じです。(左から、バージョン情報、起動時の画面、起動後のホームメニューを開いたときの画面 となっています)

20190103-2-3.jpg 20190103-2-1.jpg 20190103-2-2-1.jpg

これが、Office Insider Fast 版では、検索の機能がついて、以下のようになっています。

20190103-3-3.jpg 20190103-3-1.jpg 20190103-3-2.jpg

この機能、現在はまだ Office Insider 向けに提供されているにすぎませんが、いずれは、月次チャンネルにも反映されるんでしょうね。

検索対象などまだ詳細はわかりませんが、実際に使ってみたところでは、最近使用したファイルが対象にはなるようです。

この辺りも今後、機能がだんだん拡張されていくんでしょうね。


<参照>




デル株式会社





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2019年01月04日

タブレット・スマホ向けOfficeの更新状況

昨年の最後に、Windows および Mac 向け Office 製品の更新状況について取り上げましたが、タブレットやスマホなどその他のデバイスに向に提供されている Office 製品や、Office Online の更新状況については、取り上げきれませんでしたので、今回ご紹介させていただくこととさせていただきました。


年が明けて新年になって、早々から更新プログラムが提供されているので、一部のデバイス向けのバージョンは、すでに1月になってさらに上がっているものもあります。


【スマートフォン・タブレット向け】

1) iOS: 
2019/1/3 配信 Ver.2.21 (190101)

2) Android:
2019/1/2 配信 Ver. 16.0.11231.20010

3) Windows 10 Mobile:
2018/11/30 配信  Ver.16001.11126.20008


【Windows 10向け】

・Office Mobile for Windows10 
2018/12/12 配信 Ver. 17.0 (11126.20074)


【Online版】

・Office Online

1) Word Online ビルド 16.0.11214.33701
2) Excel Online ビルド 16.0.11227.37954
3) PowerPoint Online ビルド 16.0.11227.35426

ところで、今回、Office Online について、いろいろ確認しているときにちょっと面白いものを見つけました。

自分のWebサーバーなどで公開している Word や Excel などの Office 製品で作成されたデータを、Office を持っていない人に見てもらうためのものですが、当然、Office Online で開くとしても、Microsoft アカウントがないと Office Online でも利用できないわけですが、以下のサイトに接続して、アドレスを入れてあげると、Office 製品の入っていないものでも、また Microsoft アカウント を持っていない人であっても開けるようになるようです。

20190104-1.jpg

"Office ドキュメントをオンラインで表示" にアクセスして頂き、"オンライン ドキュメントの URL を入力" のところに、データに接続するためのURLを入力。そして、"URL作成" をクリックします。URLが作成されたら、そのURLを教えてあげれば、Office Online で閲覧ができるようになるようです。

こんなものもあったんですね....


【更新】

確認したところ、Web上には情報はありませんでしたが、Office Mobile の Update も、行われていたようで、以下のようなバージョンになっています。

20190104-1-2.jpg

2019年1月1日更新 Ver.16001.11227.20000



<参照>




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2018年12月31日

Office 製品の更新状況

2018年最後に、確認のため取り上げてみました。

今年も、Office 2019 のリリースや、プレインストール版では、ストアアプリ版の Office の提供が定着するなどいろいろありました。

そんな Office 2013/2016/365 各製品の更新状況について整理してみました。
ちなみに、Office Premiumシリーズは、Office 365を、ストアアプリ版のOfficeは、C2R向けOffice 2016 のところをご参照ください。


【Windows向け製品】

-- Office 365 ProPlus(法人向け製品):
・月次 2018/12/11 Ver.1811(11029.20108)
・半期(対象指定)2018/12/11 Ver.1808(10730.20262)
・半期1 2018/12/11 Ver.1803(9126.2336)
・半期2 2018/12/11 Ver.1708(8431.2351)

-- Office 365 Solo/Office Premium(コンシューマー向け製品):
・2018/12/11 Ver.1811(11029.20108)

-- MSI 向
・Office 2019: 2018/12/11 Ver.1808(10339.20026)
・Office 2016: 2018/12/11 KB4477615
・Office 2013: 2018/12/11 KB4477615
・Office 2010: 2018/12/11 KB4477615
・Outlook 2016:2018/12/11 KB4461544
・Outlook 2013:2018/12/11 KB4461556
・Outlook 2010:2018/12/11 KB4461576

-- C2R 向(買切版)
・Office 2016: 2018/12/13 Ver.1611(ビルド7571.2075)
・Office 2013: 2018/12/19 Ver.15.0.5093.1001(KB4477615)
・Office 2010: 2018/11/13 Ver.14.0.7224.5000(KB4469617)

-- Insider 向
・Insider Slow:2018/12/12 Ver.1811(11029.20108)
・Insider Fast:2018/12/28 Ver.1901(11220.20008)


【Mac向け製品】

・Office 365/2019: 2018/12/11 Ver.16.20(18120801)
・Office 2016 for Mac: 2018/12/14 Ver.16.16.5(18120901)
・MAU(Microsoft AutoUpdate): 2018/12/11 Ver.4.6.0

-- Insider 向
・Insider Slow:2018/12/10 Ver.16.20(18120801)
・Insider Fast:2018/12/25 Ver.16.21(18122506)


今回取り上げなかった、Office Online、Office Mobile、更には Office Server などまだまだいろいろあるわけですが、改めて整理してみるとその製品数はものすごい数になりますね。

来年も様々な情報を発信してまいります。
皆様、よいお年をお迎えください。


<参照>

共通
Office 365 の新機能
What's new in Office 365
Office 2019 の新機能(Windows/Mac)
What's New in Office 2019
Windows インストーラー (MSI) を使用しているバージョンの Office の最新の更新プログラム
Latest updates for versions of Office that use Windows Installer (MSI)
Office 更新プログラム
Office updates

for Windows
Windows デスクトップ向け Office Insider の更新履歴
Update history for Office Insider for Windows desktop
Windows デスクトップ向け Office Insider のスロー/ファーストのレベル名の変更
Changes to Slow/Fast level names for Office Insider for Windows desktop
Office 365 ProPlus の更新履歴 (日付別の一覧)
Update history for Office 365 ProPlus (listed by date)
Office 365 ProPlus 更新プログラムリリース情報
Release information for updates to Office 365 ProPlus
Office 2013 の更新履歴
Update history for Office 2013
Microsoft 365 ブログ
Microsoft 365 Blog

for Mac
Office for Mac の更新履歴
Update history for Office for Mac
Mac 向け Office Insider の更新履歴
Update history for Office Insider for Mac
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Release notes for Insider Fast builds of Office for Mac
Office 2016 for Mac の Insider スロー ビルドのリリース ノート
Release notes for Insider Slow builds of Office 2016 for Mac



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2018年12月25日

Office で年賀状

クリスマス当日になると、同時に年賀状もピークになってきます。

このブログでも、筆ぐるめに関する記事へのアクセスが急増するのもこの時期。


ちょっと前のものですが、今年もこの記事には、この時期 毎日数百件のアクセスをいただいております。

さて、今回ご紹介するのは、Word や PowerPoint といったおなじみの Office のアプリを使用した年賀状作成。もっとも作り方というより、この時期に開設される Office ユーザー向けのテンプレートサイトのご紹介です。

Microsoftでも、Officeユーザー向けに、Word や PowerPoint を利用したテンプレートや年賀素材を提供しております。
Microsoft の Office テンプレートのサイトでは、この時期、"年賀状特集" を組んでいます。

20181225-1-1.jpg  

Word や PowerPoint のテンプレート の他にも、年賀素材なども提供されております。

20181225-1-2.jpg 20181225-1-3.jpg 20181225-1-4.jpg

年賀素材については、PowerPoint の形式でいくつかの素材がまとまっている形でダウンロードされますので、そちらからデータをコピーするなどして、Word 等でご利用いただくことになります。

20181225-3-1.jpg 20181225-3-2.jpg


もちろんテンプレートをそのまま印刷して使うもよし、さらに一工夫するもよし。
もちろん作り方も動画などで紹介されていますので是非覗いてみてください。

20181225-2-1.jpg 20181225-2-2.jpg

素材のみでもご利用いただけますので、ぜひ活用してみてください。
普段使っている年賀状ソフトで素材を使いたいなんて言うのもありですね。
さらにもっと一つ進めて、PowerPoint で、年賀動画などを作成して送る....何てのもありですね?

また Officeテンプレートサイトでは、"カレンダーを作ろう!" なんていうサイトも開設しています。
年賀状が終わったら、オリジナルのカレンダーづくり...かな?

20181225-4-1.jpg 20181225-4-2.jpg

是非、ご活用してみてください。


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2018年12月05日

Office 365 Solo のキャッシュバックキャンペーンがスタート!

今回は、お得な情報です。

20181205-2.jpg

本日12月5日(水)より、12月25日(火)の期間に、Office 365 Solo (年間モデル)を購入された方を対象に、3,000円のキャッシュバックキャンペーンがスタートしました。

Office 365 Solo は、通常、Microsoftストアでは、税込みで月払いモデル(1,274円/月)と年払いモデル(12,740円/年)で販売されているものです。通常の価格でも、年払いモデルの方が、2か月分お得なわけですが、さらに、3,000円/本のキャッシュバックがあることになります。となると、実質 9,740円/年 で利用できてしまうというお得なものです。

さらに複数本数購入することも可能です。
Office 365 Solo のライセンスは紐づけるアカウントごとに最大5年まで購入が可能になっています。

一つのマイクロソフトアカウントに紐づけできるのは、5年分まで。つまり、最大5年先の分まで購入しておくことが可能ってわけですね。


--キャンペーン詳細--

購入期間:2018年12月5日(水)〜 2018年12月25日(火)に購入した方
応募閉切:2019年1月31日(木)

キャンペーン対象は、期間内に購入された方。さらには、購入してキャッシュバックキャンペーンに応募する必要があります。購入したら忘れずにキャッシュバックキャンペーンにも応募しておきましょう!

20181205-3.jpg

キャンペーンの応募は、”Office 365 Solo キャッシュバックキャンペーン” にアクセスして、"応募用紙をダウンロード"をクリックして、PDFファイルをダウンロードして行います。

詳細は、"Office 365 Solo キャッシュバックキャンペーン" をご確認ください。



<参照>




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2018年12月02日

Office Insider の Web サイトが更新

日本語版の Office Insider の Web サイトは、特別変わっていませんが、US版の Office Insider 向けのページがリニューアルされてより更新情報が確認しやすくなりました。

左が現在の日本語サイト、そして右が現在のUSサイトです。

20181201-1-1.jpg 20181201-1-2.jpg

USサイトを下にスクロールすると、各ページへのリンクがありますが、"What's new" のところの "TAKE A PEEK" をクリックするとブログに接続され、更新情報が表示されます。

20181201-2-1.jpg 20181201-2-2.jpg

現在の最新情報としては、11月30日(日本時間 12月1日)付で配信されている、Windows 版 Office Insider Fast Ring 向けの更新情報で、Ver.1812(Build11126.20002) の更新内容が確認できます。

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Office Insider 向けの更新情報はなかなかすぐに出てこないので、Updateがあってもどこがどう更新されたのか?が分かりにくいという部分がありましたが、これで多少情報が入手しやすくなるといいですね。


<参照>



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2018年10月17日

ストアアプリ版Office の削除と、C2R版のインストール

先日、Office 365 Solo のストアアプリ版をインストールしたことについては、このブログでも取り上げさせていただきました。そして、次に取り上げたのが、ストアアプリ版とC2R版の確認方法でした。


さて今回はいきなりですが、ストアアプリ版 Office のアンインストールと、C2R版 への入れ直しについて最初にご紹介いたします。
プレインストールなどでついてくるストアアプリ版のOfficeの場合、C2R版に入れ替えることも可能になっています。以前にも一度取り上げたことはあったんですが、今回は、この部分のみを抜き出して改めて取り上げてみました。


【アンインストール】

通常、プレインストール版については、該当のPC一台のみしかインストールできませんので、インストールしなおすにあたっては、まずはストアアプリ版 Office のアンインストールが必要になります。

ただし、Office 365 Solo の場合には、これもまた以前にも取り上げましたが、現在はインストール台数が無制限。利用可能な台数が5台までとなっていますので、この制限内であれば、アンインストールする必要はありません。


-- 手順:

1) スタートボタン>設定>アプリ とクリックして開きます

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2) "アプリと機能" を開いて、"Microsoft Office Desktop Apps" をクリックし、"アンインストール" をクリックします

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アンインストールが完了したら、一度きっちりPCを再起動しておきましょう。


【C2R版をインストールする】

以前に取り上げた時とちょっとインストールする手順が変わりました。

以前であれば、Office の再インストールについては、多くの場合 初回インストール時に紐づけした Microsoftアカウントでサインインした上で、"マイアカウント" ページ から行っておりました。すると、以下のようなページに移動し、そちらからインストールを行っておりました。

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しかし、その後変更になって、現在は、Micorosoftアカウントのページの "サービスとサブスクリプション" のところから行うように変更になりました。

1) まずは以下のMicrosoftアカウントのページにアクセスして、初回インストール時に使用したMicrosoftアカウントにてサインインします


2) "サービスとサブスクリプション" をクリックすると、利用可能な Office 製品が表示されますので、そちらから、"インストールする" をクリックします

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3) ダウンロードとインストールの画面が表示されますので、この画面の "インストールする" をクリックしてインストールを開始します

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** 今回私のところの環境では、Office 365 Solo でしたが、実際にプレインストール版をご使用の場合には、"Microsoft Home & Business 2016 for PC" などと表示されている方の方が多いかもしれませんが、製品名は適宜読み替えてください。


今後、この記事の中でご紹介させていただいた対処法が必要になることがたびたび出てくるのて、最初に取り上げることにさせていただきました。


<参照>




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2018年10月13日

C2R版の Office と ストアアプリ版 の Office の確認方法

最近ではすっかり プレインストール版は、ストアアプリ版の Office に変わってきていますが、もちろん見た目は、従来の Office と同じわけなので、自分がどんな製品をご利用になっているのか? 気が付いていないケースも多いようです。

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左が従来のC2R版。そして右がストアアプリ版です。当然ですが見た目は一緒です。

前回、Office 365 Solo のストアアプリ版を試しに入れてみたわけですが、まずは最初に、この違いの見分け方についてご紹介します。


【バージョン情報での確認】

一番確実なところでは、このバージョン情報を開いて確認する方法です。

・Wordでも、Excelでも、PowerPointでも、何でも構いませんので、アプリを起動します。
ファイル>アカウント とクリックして開きます
・製品情報のところで、バージョン情報が表示されます

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その中に、"クイック実行版" とあるものは、C2R(Click-to-Run)版 (左) になります。
これに対して、"MicrosoftStore" とあるものは、ストアアプリ版(右)になります。
画面を比べるとお分かりいただけると思いますが、この次でご紹介する ”アップデート方法の違い” のところでも触れますが、"更新オプション" なんていうボタンがないのも、ストアアプリ版の特徴です。


【アップデート方法の違い】

基本的にアップデートは、自動で行われます。緊急のもの以外の定例のアップデートは、毎月第二火曜日(日本時間第二水曜日)になっています。手動で行う場合には以下の手順で行います。(MSI版は異なります)

・C2R版:

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 1) Word や Excel など何れかのアプリを起動します
 2) ファイル>アカウントと開きます
 3) 製品情報のところにある "更新オプション" をクリックして行います


・ストアアプリ版:アカウントの画面には更新に関する機能は何もありません

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 1) Microsoftストアアプリを開きます
 2) 右上の【...】>ダウンロードと更新 を開きます
 3) さらに "最新情報を取得する" をクリックして行います


プレインストール版の場合、多くのケースでは、まだ Office Home & Business 2016 が付いているものの方が多いかと思います。
先日リリースされた、Office 2019 というのも近いうちに出回るかもしれませんが、現在のところまだのようです。
Office Premiumシリーズはすでに在庫限りになっているようなので、新しいPCにプレインストールとして付いてくるケースはどんどん減っているようです。

この記事を書いている段階では、Microsoftストアで販売されている Surface Pro などをとっても、まだ "Office Home & Business 2016" がプレインストールのようです。

従来の、Office Premiumシリーズをご利用の方は、常に最新の機能が使用可能なので、Office 2019 の提供が開始されれば、必然的にバージョンアップして、Office 2019 相当のものになってきます。

これに対してプレインストール版の、Office Home & Business 2016(ストアアプリ版) 等の場合、永続ライセンス版(買い切り版)となりますので、最新の機能は追加されていきません。したがって、Office 2019 相当にもなりません。また、Office Premiumの時についていたような、Office 365サービスというものもついておりません。
ただし、Office 365 Solo へのアップグレードパスが用意されていたり、あるいはまた別の機会に詳細は取り上げますが、C2R版への切り替え(入れなおし)ができたりと、従来のプレインストール版とも異なったサービスが付いています。


<参照>






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