Microsoft Teams を開くと、まもなくサポートが終了するので切り替えるようにとのメッセージが表示されている方いらっしゃいませんか?
その場合現在ご使用の Microsoft Teams は、Microsoft Teams Classic と呼ばれている古いバージョンになります。
数か月前から、すでに Microsoft Teams Classic を起動しようとすると、個人のアカウントだと "Microsoft Teams 無料版(クラシック)は利用できません" と表示されるようになりました。
【Microosft Teams とは?】
お仕事でご利用の方はすでにご存じの方も多いと思いますが、"Microsoft Teams" は、Microsoft Office ファミリーに位置づけられているコミュニケーションツールの一つです。他社のアプリなどを含めてみると Zoom、Google Meet などといったツールと同じ位置づけのものになります。
ミーティングツールと言ってしまえばビジネス色の非常に強いツールではありますが、その用途は当然ながらビジネスに限ったものでもなく、お友達や家族、サークル仲間同士などでより円滑なコミュニケーションを、無料のビデオ通話や、チャット、ファイル共有などを通じてサポートしてくれるツールでもあります。
もちろん 無料で利用できるものから、Microsoft 365 のサブスクリプションが必要なもの、家庭向け、法人向けと様々なプランがあり、それぞれに応じてその利用できる機能に違いもあります。
【Teams Classic から 新しいTeamsへ】
さてそんな Microsoft Teams ですが、一般の方などで 無料版として使用されている多くの方は、Microsoft Teams Classic というアプリが利用されていることになるかと思います。ちょっと前から、Microsoft Teams を起動すると冒頭の画像のように表示されていましたが、このMicrosoft Teams Classic のサポートが間もなく終了することになります。
Microsoft Teams を起動すると、黄色いバーが表示されて、サポートが終了するので切り替えるように?とのメッセージが表示されていることにお気づきの方もいらっしゃったかと思います。ただしその後、現在は単独では起動できなくなってしまったようです。
なので、無料版の Microsoft Teams Classic をご利用の方は、今後引き続きご使用になるためには、New Microsoft Teams への乗り換えが必要になります。
【New Microsoft Teams をダウンロードする】
もし Microsoft 365 Personal などのサブスクリプションをご利用ではない場合には、"New Microsoft Teams" をダウンロードする必要があります。
ダウンロードサイトに進むと、"家庭向けの Teams" と "職場/学校向けの Teams" の2つのダウロードボタンが表示されます。
これまで家庭向けでご利用の方も、今後新しい Microsoft Teams に乗り換えるのであれば、"職場/学校向けの Teams" のダウンロードボタンをクリックして、64ビット版などのアプリをダウンロードしてインストールします。
注意)"家庭向けの Teams" からでは、現在も従来の Microsoft Teams Classic (MSTeamsSetup_c_l_.exe) がダウンロードされて、インストールされてしまいますのでご注意ください。
-- 既存のものからの切り替え:
冒頭で以下のような黄色いバーが表示されている場合には、"今すぐ切り替え" をクリックすることで切り替えることも可能です。
なお、Microsoft 365 Personal などのサブスクリプションをご利用の方は、Microsoft 365 のコンポーネントの一つとして、すでに Microsoft Teams がインストールされているはずです。仮に "今すぐ切り替え" をクリックすると、インストール済みの Microsoft Teams の "新しいTeams" への切り替えのトグルが自動的に "ON" に変わり、新しいTeams として起動し、利用できるようになります。
ただし新しいTeams は、現時点では家庭向けのアカウントでサインインしても利用できないため、お友達同士でご利用のケースなどでは当面は Web版 で利用することになるようです。
-- 新しい Teams でも、個人のアカウントでのサインインは可能:
新しい Teams は、ダウンロード先にもありますが "職場/学校向けの Teams" とあるように本来は、個人向けのものではありません。ですがサインインは、個人向けのアカウントでサインインすることは可能です。
個人用アカウントとして使用するように切り替えようとすると、"Web版のTeamsを開く" という画面が表示されます。当面は、Web版で利用するしかないようです。
使用できなくなって、あれ?となる前に、気がついたときになるべく早めに切り替えていただくことをおすすめいたします。
<参照>
posted by クリック at 09:00| 東京 ☀|
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