2020年10月02日

Microsoft Edge に搭載された スリーピングタブ とは?

Microsoft Edge に搭載される "Sleeping Tab"。先日、TechCommunity Blog の方で取り上げられて、気になっていた新しい機能の一つです。

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同じ Chromiumベースのブラウザでもある Google Chrome などもそうですが、タブを一杯開いていると、それぞれがそこそこメモリやCPUリソースを占有するため、ブラウザの動きやPCの動きが非常に重たくなります。

ちょっと前にも、Google Chrome でも、これに対処していくといった話が話題になってたことは記憶に新しいいこと。

そんな中、Microsoft Edge でも新たに "Sleeping Tab" を導入して、メモリの消費を抑えていこうという試みが展開されます。


【展開される環境】

まずは、Microsoft Edge Insider 向けに展開されます。

・Canary版
・Dev版 Ver.87.0.649.0

ブログでは、Dev版 Ver.87.0.649.0 より順次とありましたが、本日自分の環境で確認すると、Dev版 Ver.87.0.654.0 となっていて既に対応済みでした。


【設定】

デフォルトではこの機能、有効になっているようです。但し "2時間" がデフォルトのようなので調整は必要です。

調整には、

1) アドレスバーに "edge://settings/system" と入力し、システムの設定画面に移行します。あるいは、Edge を起動して、右上の [...](設定など)>設定>システム と開いても同様です

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2) "リソースの節約" のところで、"非アクティブなタブを、指定された時間が経過した後、スリープ状態にします" のとこから、時間を設定します。デフォルトでは2時間ですが、15分、30分、1時間など選択肢が用意されています

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--スリープ対象外の指定:

スリープ状態にしては困るサイトについては、こちらから、"追加" をクリックして登録していきます。

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メモリーや、CPUリソースを開放して、より快適に Microsoft Edge が使いやすくなる。

まずは Microsoft Edge Insider に展開されて、様々なフィードバックをもとにさらなる改善が加わって、Beta版に、そして、Stable版にと展開されることになります。

今後、まだまだ改善されていくと思いますが心待ちにしたい機能でもあります。


【追加】

この設定、確認したところ当然ながら Mac 版 Microsoft Edge Canary版 でも展開されておりました。

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参考までに、この機能が展開されていない Stable 版のシステムの画面は、以下のような感じです。

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<参照>




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2020年09月12日

ゲストプロファイルの利用

先日、InPrivate ブラウズについてご紹介いたしました。


今回は、InPrivate ブラウズと似たような働きのある Microsoft Edge の "ゲストプロファイル" についてご紹介いたします。


【ユーザープロファイルとは?】

Microsoft Edge には、複数のユーザーが共有環境で使用し、各ユーザーがカスタマイズされたブラウザーの設定で利用できるようにするプロファイルという仕組みが取り入れられています。

ご家族で共有しているPCで、Windows 起動時に、家族の各人のユーザーを作成して、入り口を分けるのと同じで、Windows のユーザー自体は一つで、このユーザーを家族で使用していても、Microsoft Edge を起動した際には各ユーザーごとのカスタマイズされた設定で利用できるようになっているわけです。

もちろんお一人でご使用のPCであっても、お仕事や趣味などによってプロファイルを分けることで、ただただ膨大になりがちなお気に入りを使い分けたり、ホーム画面や起動時に読み込むタブを業務によって異なった設定にするといったカスタマイズが可能になるわけです。

現在の Microsoft Edge は皆様もご存知のとおり、Chromium ベースのブラウザなわけですから、このあたりの仕組みは、Google Chrome でも一緒です。


【ゲストプロファイル】

このプロファイルには、各人がそれぞれのユーザーを作成しログインして使用するものの他に、"ゲストプロファイル" というものが用意されています。

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今回ご紹介するのが、この "ゲストプロファイル" になります。

イメージ的には、Windows でログインする際に、設定によっては表示されることがある "ゲスト" プロファイル と同じ意味合いになります。Windows 起動時に、"ゲスト" というユーザーをご覧になったことのある方も多いかと思います。プログラムの起動の段階で、入口を分けて、ゲスト用の入口から入るという形になります。

ただし Windows 起動時に "ゲスト" としてログインした場合には、ファイルへのアクセスや、インストールなどした内容などは再起動するとすべて削除されてしまうので、単純にインターネット上の閲覧履歴などの削除程度のレベルではありません。

Microsoft Edge で、ゲストプロファイルでログインすると....

「ゲストとして閲覧しています ゲストの閲覧データは、このデバイス上のプロファイルとは分けて保存されます。ゲストが閲覧したすべてのウィンドウを閉じると、次のように処理されます...」

と簡単に説明がでてます。

"Microsoft Edge では次の項目が保存されません" として、
  • 閲覧履歴
  • ダウンロード履歴
  • Cookie およびサイト データ
こうしたものが保持されませんと表示されています。

ゲストモードの場合は、InPrivateモードほどでもないのですが、とりあえず閲覧履歴などのデータは残らないようになるようですね。

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ただし、ゲストモードの場合には、Microsoft Edge の設定画面に入っても何も設定の変更はできないようになっています。
InPrivate モードとはその点が大きな違いになります。




<参照>





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2020年09月06日

Microsoft Edge の IE モード

だいぶ前、まだ 新しい Microsoft Edge が、Insider 版として提供されているころに一度 "IE mode" について取り上げさせていただきました。


もう一年以上前になるわけですが、すでに新しい Microsoft Edge も正式にリリースされ、ご利用の方も増えつつある中で、再度、"IEモード" について取り上げてみました。

というのは、以前にも Internet Explorer をめぐる環境の激変で、Microsoft 製品での、Internet Explorer のサポートが終了するというお話を取り上げた中で、同様に Microsoft Edge 上の、IEモードも同様の扱になることについて触れましたこともあり、改めて整理してみました。


【IEモードとは?】

Internet Explorer でしかサポートされていないサイトのために、Microsoft Edge に導入された機能の一つになります。

ちなみにこの機能はあくまでもコンシューマー向け機能になるため、ドメインへ参加されているケースや Enterprise Editionをご利用のケースなどエンタープライズ環境では現状利用できないため、設定は常にグレー アウトしているようです。

ただし、今後は、グループポリシーで管理ができるようになるとのことです。


【IEのをめぐる環境】

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  • 2020年11月30日 Microsoft Teams での、IEのサポート終了
  • 2021年03月09日 Microsoft Edge Legacyサービス終了
  • 2021年08月17日 Microsoft 365 での、IEのサポート終了

とあるように、順次 IE11 については、Microsoft365 のアプリおよびサービスに順次接続できなくなることが決まっています。

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これは何も IE のみの問題ではなく、ブログの中でも触れられていますが、新しい Microsoft Edge 上で、IEモードを利用する場合でも同様の制限を受けることになります。


【IEがなくなるわけではない】

Microsoft 365 などのサービスに接続するためのブラウザとしてはサポート対象外になるわけですが、IE自体がすぐになくなってしまうというわけではありません。

以前に、IEの削除する方法についてご紹介していますが、ああしてもう使う必要はないから削除してしまったケースを除けば、現在のところ、Windows 10 には、IEが同梱されて有効になっております。

IEでないと開けないウェブサイトなどをご利用の場合には、IEを直接起動して、あるいは、Microsoft Edge のIEモードを利用してアクセスしていただければ問題ありません。


【Flash Playerの終了とIEモード】

2020年にサポートが終了する Adobe Flash Player。Adobe では、"Adobe Flash Player法人向けサポート終了情報ページ" の中で、Adobe Flash Playerからの移行を支援する企業や、2020年以降にそれに依存する可能性がある基幹業務アプリケーションの継続的なサポートが必要な企業向けにサポートオプションとして、引き続きサポートすることについて触れております。

その詳細は、"Adobe Flash Player法人向けサポート終了情報ページ" をご参照ください。

さてこれに伴い、US時間 9月4日付の Windows Blogs の中で、Microsoft Edge の "IE モード" でも、サポートが終了した後も、Adobe Flash Player を引き続きロードできるようにすることについて紹介されております。

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Flash Playerも同様、サポートが終了するからそれで終わり....とはスムースにはいかないので、それに伴い、IEモードでも引き続き限定的な形で操作をサポートせざるを得ないんでしょうね。


Internet Explorer をめぐる環境は、今後もまだまだいろいろなところで取り上げられることがあると思いますので、引き続き機会があれば取り上げてみたいと思います。


【2020/09/20 更新】

9月14日付けで、Microsoft Edge の IE モード および Internet Explorer の Flash Playber の対応について、Windows Blogs に情報が追加されました。


詳細は上記サイトをご参照ください。


<参照>



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2020年09月05日

Microsoft Edge で垂直タブ機能が搭載

だいぶ前に告知があって、まだか?まだか?と思っていた機能の一つで、"垂直タブ" の機能が、Microsoft Edge Insider の Dev 版に搭載されました。

まだ Beta 版 や Stable 版には搭載されておりませんが、間もなく登場することでしょう....。今回はこの "垂直タブ" について注目してみました。

まずは、現在提供中の、Stable 版と、Insider 向けの Dev 版 をご覧ください。

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どこが違うか? おわかりになりますか?
が、現在提供されているStable 版。そしてが、Insider 向けの Dev 版です。

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左上のタブ表示のところがちょっと違いますよね?

実はこれが、垂直タブへの切り替えボタンです。


【垂直タブに切り替える】

Microsoft Edge の左上の "垂直タブを有効にする" をクリクすると切り替わります。

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一枚目の画像のように従来であれば、新しいタブが開かれると、どんどん横に増えていきます。

"垂直タブに切り替える" をクリックして切り替えると、通常使用時は、画面左側に アイコン で表示され、クリックするとタブの内容が表示されるようになります。

画面の上にタブがずらぁ〜っと並ぶデザインから、左端にアイコンのみの表示になるコンパクトなデザインに...。

Dev版をご利用の皆様是非ご確認ください。またそれ以外の皆様は、もうしばらくお待ちください。


【更新】

今回の "垂直タブ" の機能、うちでは、Dev版で確認できていましたが、Windows版 では、Canary版では機能がまだありませんでした。バージョン的には当然ながら Canary 版の方が進んではいるんですが。また Mac 版 でも確認してみましたが、Mac 版は Canary 版 で搭載されておりました。

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ということで、今回の "垂直タブ" のリリースは、ある一定バージョン以降全てのものに提供されているものでもないようです。

今回うちで確認した各製品のバージョンは以下の通りです。

Windows 版 
 Stable Ver.85.0.564.44
 Deve Ver.86.0.622.3
 Canary Ver.87.0.630.0
Mac 版
 Canary Ver.87.0.630.0


<参照>




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2020年08月15日

リンクをクリックしても常にYahooのトップページが表示される

Microsoft Edge を新しくして、ホームページの設定を Yahoo にしたつもりが、どう誤ったか? メールにあったリンクをクリックしてもリンク先ではなく、Yahooのトップページが常に表示されてしまう....

実はそんな相談が増えてます。


【Microsoft Edge のホームページの設定】


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本来、Microsoft Edge でのホームページの設定は、

[...](設定など) > 設定 > 起動時設定
と開いて、"特定のページを開く" のところから、"新しいページを追加してください" をクリックして行います。

Internet Explorer や Microsoft Edge Legacy(旧 Microsoft Edge) から、当初よりYahooをホームページとして設定しており、さらにホームページの設定を含めデータをインポートした場合、すでに "特定のページを開く" を開くと、すでに Yahoo が登録されているかもしれませんので、その場合には、"特定のページを開く" という設定に変更するだけで問題ありません。


【Yahooの拡張機能】

本来ホームページの設定だけであれば、こうして登録だけすればいいわけですが、Yahoo のトップページを開いた際、右上に表示される "ワンクリックでYahooを開くには" につられて、"今すぐ設定する" をクリックしてしまうと、Yahooの拡張機能のインストールに進んでしまいます。

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"Yahoo! JAPAN簡単アクセス(Chrome拡張機能)のご利用について" にもありますが、この拡張機能を設定すると、ホームページにYahooが設定されていたりすると、これに加えてこの拡張機能により、さらにもう一つYahooが表示されるようになってしまいます。

このYahooの拡張機能では、

1) Y!ボタン を画面右上に表示させて、ワンクリックでYahooを表示できるようにする
2) 起動したときに、Yahoo! JAPANが表示されるようにする
3) ブックマーク一覧に、Yahoo! JAPANを追加する

といった機能があるようです。

ホームページにYahooを設定したいというだけであれば、最初にご紹介したMicrosoft Edge の起動時設定さえしていれば、この拡張機能は導入後オフでも問題ありません。ご利用環境に応じて、オフにて利用する、あるいは不要であれば削除するなど、適宜ご検討ください。

この拡張機能が有効になることで、メールなどにあったリンクをクリックした際、ブラウザが起動しリンク先のページに + Yahooのページが表示されるようになり、さらに Yahoo が前面に表示されるようで、そのためか? リンクをクリックしたら、Yahoo が表示された... という勘違いにつながるようです。



<参照>




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2020年08月03日

Microsoft Edge の更新とリリースノート

Microsoft Edge が新しくなって、昨今は、Windows 7 や、Windows 8.1ユーザー向けにも、Windows Update にて配信されるようになり、ご利用の方もだいぶ増えているようです。

さてそんな Microsoft Edge ですが、現在、Stable版 の他に、Insider 向けに、Beta、Dev、Canary の3つの Insider 版が提供されています。
こうした Microsoft Edge の情報が提供されているのが、doc.microsoft.com

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Beta版と、Stable版のリリースノートおよびリリーススケジュールも確認できます。

基本的には自動的に更新されていきますが、各バージョンでどのような更新がされているか?といった具体的な内容については、こちらで確認ができます。

更新内容には、機能更新と、セキュリティの更新の大きく分けて2つがありますが、例えば 7月16日にリリースされた Stable版の Ver.84.0.522.40における機能更新プログラムには...

・Internet Explorer モードでのサイト一覧のダウンロード時間の改善 
といったものの他、

・コレクションの改善
・PDF ファイル編集機能の改善
・イマーシブ リーダーでの翻訳
といったようなものも紹介されています。

ポリシーの更新やら、廃止されたポリシーなども紹介されておりますが、詳細は リリース情報 をご参照ください。


<参照>




Dynabook Direct


Dynabook Direct
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2020年07月13日

新しい Microsoft Edge への更新

うちの PC でもそうですが、ここにきて、一気に新しい Microsoft Edge への更新が進んでいるようです。

Windows Update の更新プログラムとして配信され、自動更新されますので、PCを起動してみたら、すでに新しい Microsoft Edge になっていたという方も多いかもしれませんね。

こちらのブログでも、新しい Microsoft Edge については、Insider 版の配布が配布され始めたころからご紹介していますが、今回の Update により、元のMicrosoft Edge には戻せなくなることはご紹介ずみです。ですので当初より Update されては困る場合には、Blocker Tool などによって Update されないように対処しておく必要があることもご紹介させていただいておりました。

ただし先日公開された Windows 10 May 2020 Update(Ver.2004) からは、この新しい Microsoft Edge になります。Ver.2004 はまだまだ問題もあって、すべてのデバイス向けに配信されておりませんので、Microsoft Edge のみ一足先に更新される形になります。


上記にもありますが、Microsoft Edge(Legacy) は、"開発されなくなった機能" として紹介されております。Ver.2004 については、また別途取り上げてみたいと思います。

さて今回はそんな更新直後に表示される Microsoft Edge の初期設定画面についてご紹介させていただきます。
更新が完了してブラウザを起動すると、普段見慣れた画面と異なる画面が出て、"あれ?" っとなるわけですが、すでにこれをご覧になっている段階ではすべてこの過程は完了されているのだと思いますが、順を追って確認してみたいと思います。

1) 再起動して、ブラウザが立ち上がると、"始める" といった画面が表示されます。旧Microsoft Edge から、新Microsoft Edge への設定の引継ぎの開始ということですね。そのまま、"始める" をクリックして進みます。

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2) そして次に表示されるのが、"新しいタブページ" の設定画面です。タブバーの "+" のところをクリックして開かれる新しいページの設定になりますが、こちらの設定は残念ながらお好きなものを自由に設定できるわけではなく、"イメージ" "ニュース" "シンプル" の中から選択します。一応後ほども触れますが、設定完了後には、さらに "カスタム" という選択肢もでてきますので、ちょっとだけさらに設定が変更できるようになっていますが、現段階では全く自由に設定できるものにはなっていません。いずれかをとりあえず選択して、"確認" をクリックします

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・イメージ:背景画像に、検索枠、そしてクイックリンクというよく訪れるサイトを登録する場所が表示されます。画面下部には、まいニュースなどのリンクがあり、そちらをクリックするとニュースなどが表示されます

・ニュース:イメージの画面下部にあったまいニュースなどのメニューが中心に表示されて、国内外のニュースなどの情報が表示されます。クイックリンクや、検索枠は、イメージに比べると小さいものの、こちらも表示されます

・シンプル:背景画像がなくなり、検索枠とクイックリンクがシンプルに配置されたすっきりしたデザインになります。画面下部には、イメージ同様マイニュースなどのリンクメニューが用意されています


3) 続いて表示されるのが、"同期設定" のカスタマイズ。この設定をしている時もそうですが、画面右上に "同期していません" と表示されてたりするので、これが気になるという方も多いようです。

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この 新しいMicrosoft Edge をご利用になるにあたって、一つの特徴として、この同期があげられます。問題は、何が?、何と?同期されるのか...
この同期設定では、現在導入されている PC の Microsoft Edge の、お気に入りや、パスワードなどを、スマホや、他の PC に導入された Microsoft Edge と同じ Microsoft アカウントでサインインしていれば同期できるようになっています。
つまり、PC の Microsoft Edge のお気に入りなどが、スマホに導入した Microsoft Edge でも利用できる...という意味になります。シンプルに言えば、Microsoft Edge は、スマホには入れる予定はないから...というのであれば、同期は、オフ(いいえ)にしても問題はありません。またさらに後で設定を変更できるので、今はまだよくわからない...場合には、オフにしても問題ありません。


4) そして設定の最後に現れるのが、"さらに役立つ Microsoft エクスペリエンスの実現にご協力ください" の画面。

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要するに、閲覧履歴などの情報へのアクセスを許可して、表示される広告や、検索結果、ニュースなどの表示をユーザーに合わせて表示することで、より便利に使ってもらおうというもので、そのために必要な情報を提供しますよ?という確認の画面です。
こちらも当然ながら後で設定を変更することもできますので、よくわからない...なら、オフ(いいえ)でも構いません。Microsoft が個人情報をどう利用させてもらうのか?についてさらに知りたい場合には、"プライバシーステートメント" や "詳細情報" のリンクをクリックすると別ウィンドウが起動してきて表示されます。

5) これで設定が完了すると、新しい Microsoft Edge の初期画面が立ち上がってきますが、最初に表示される初期画面は、この新しい Microsoft Edge の機能に関する説明のページになります。

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さらに言えばどいういうわけか?英語のページが表示されるので、"えっ?何書いてあるかよくわからない..." ってなってしまうわけですね。

一応アドレスのところをご覧いただけると分かるんですが、


ってありますね。この初期画面は、一度消すと出てきませんが、ちゃんとWeb上に用意されているページなので、上記のリンクをクリックすれば表示されます。また、最後の、"en-us" のところを、"ja-jp" とすれば日本語でも表示されます。本来はそうあるべきだったんでしょうけどね。


この画面はちょうど、画像が上にかぶさっている感じになっていますので、右上の "X" をクリックして閉じれば、新しい Microsoft Edge の機能の説明画面が表示されますので、新ためて機能を確認してみたいという方は、上記のリンクをクリックしてみてください。


【設定の変更】

さてこうして設定された初期設定の内容ですが、その過程の中でも、後で設定は変更ができるとご紹介しましたが、ではどこから設定を変更したらいいのか?次はこの部分についてご紹介します。

1) 新しいタブページの設定変更

新しいタブページについては、好きなページやホームページに設定されたページを指定できたりはしないので、まだまだ今後に期待したいところもありますが以下の部分で設定を変更することができます。

・Microsoft Edge を起動して、右上の "⚙" (ページ設定)のアイコンをクリックします

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・すると "画面レイアウト" の選択肢が表示されます。設定時になかった "カスタマイズ" という項目が増えていることがお分かりいただけると思いますが、各設定で構成される内容から、不要なものを非表示にするような設定ができるようになります。残念ながら現段階では、カスタマイズといっても完全に自由に設定ができるわけではありません。 

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2) 同期設定などその他の設定変更

その他の設定については、画面右上の "..." (設定など)のところから行います。

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クリックすると、メニューが表示されますので、下部にある "設定" をクリックして設定画面に移動します。

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"プロファイル" のところを開くと、"同期" 設定がありますので、さらに "同期" をクリックすると同期の有効・無効の設定が変更できます。
この同期は、画面にもありますが、"Microsoft Edge では、サインインしているすべてのデバイス間で履歴、お気に入り、パスワード、その他の閲覧データを同期" するものです。スマホでも Microsoft Edge をご利用になっている方は同期しておくことで、より便利に利用できるかもしれません。

"プライバシーとサービス" を開くと、"Webエクスペリエンスのカスタマイズ" のところで、やはり初期設定の際に設定した個人情報の取り扱いについての設定変更の画面になります。その他、初期設定の時とは関係ありませんが、閲覧データの削除などもこのところから行います。


【お気に入りとホームページの設定】

時々、初期設定が終わってみたら、お気に入りが消えてしまったとか、ホームページの設定が変わってしまったという相談もあったりしますのでこちらについて再度触れておきます。

1) お気に入りについて:

旧Microsoft Edge(Microsoft Edge Legacy)から、New Microsoft Edge に変わって、お気に入りが消えてしまったという方がいらっしゃいますが消えたわけではなく、表示されていないだけです。

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設定>お気に入り>お気に入りバーの表示>常に

とすれば、常にお気に入りバーが表示されるようになります。

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また旧 Microsoft Edge ではなく、Ingernet Explorer など他のブラウザから取り込みたい場合には、上記の "インポート" をクリックすると "ブラウザデータのインポート" の画面になり、お気に入りなどの情報がインポートできるようになります。

2) ホームページの設定:

旧 Microsoft Edge や、Internet Explorer などから、ホームページ(ブラウザを起動したら最初に表示されるページ)が設定できていない場合には、設定>起動時 とはいって、ホームページの設定を変更します。

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インポートが正しく行われていれば、"特定のページを開く" に変更すれば、ページのところにアドレスが表示されますが、取り込めていなかったり、これから設定する場合には、"新しいページを追加してください" のところをクリックすると、アドレスの入力欄が表示されますのでこちらにお好きなサイトのアドレスを入力して追加します。

その他設定については、実際にどのようなものがあるのか?設定画面でご確認ください。


【更新】

お気に入りが取り込めていないケースには、お気に入りのインポートのところで、インポート元を "Microsoft Edge 従来版" にすると、Update 前の、Microsoft Edge(Legacy) から取り込みなおすこともできます。



<参照>




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2020年06月26日

サーフィンゲームが追加?

New Microsoft Edge に "サーフィンゲーム" が搭載されているようです。Insider 版も使ってましたがちょうどブログを見ていて本日気が付いた次第です。

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ブログに寄れば、当初は、Insider 版に搭載されていたもののようですが、現在は最新バージョンであれば通常版にも搭載されているようです。

・利用可能なバージョン: Ver.83.0.478.37 以降

アドレスバーに、"edge://surf/" と入力して、エンターを押せばゲームが表示されます。

ゲームモードも、"レッツサーフィン"、"タイムトライアル"、"ジグザグ" とあるようです。

今回のサーフィンゲームは、イースター エッグ版のフィードバックを元に追加されたものですが、久々に聞きました "イースターエッグ" なわけなんですが、"さらに、皆様に気づいていただきたい秘密の変更点もいくつかございます" とのことで気になるところですね。

よくわかりませんが、何か?呪文を唱えると、Ninja Cat が登場するとも... さてその真相は??

まぁ、固いこと言わずにまずは息抜きに試してみてはいかがでしょうか?


【更新】

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Ninja Cat 版。ちなみに、呪文は、↑↑↓↓ .... とやるんですが、懐かしい呪文です。
ググればでてきますので、興味のある方は探してみてください。


【2020/06/28 更新】

ちなみにこのゲームは、Mac 版 の Microsoft Edge でもご利用いただけます。

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そして、呪文を唱えれば、Ninja Cat も登場します。


<参照>




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2020年06月23日

Windows 7 および Windows 8.1 向けに、New Microsoft Edge を、Windows Update でプッシュ配信 Part 2

前回、Windows 7 および Windows 8.1 向けに、新しい Microsoft Edge が、Windows Update で配信されるというお話を取り上げさせていただきました。

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今回はその続報です。
本日、うちの、Windows 8.1 を久しぶりに起動して Update を確認してみると....

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とうとうやってまいりました。Microsoft Edge。KB4567409 という Windows Update の更新プログラムとして配信されてきています。

ただし重要な更新として検出されてはいますが、自動でそのままインストールされるようにはなっていないようでチェックマークが外れておりました。

すでにうちの場合には、Microsoft Edge Dev版がインストールされているわけですが、当然 Windows 10 のように Updateという形ではありません。もともと Microsoft Edge はなかったわけですからね。

また前回にもちらっと触れていますが、以下の画像にもあるように、今回の Update の対象は、一般コンシューマーとなります。当然ながら、企業などで使用しているデバイスは対象外になっています。

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必要な場合には直接 Microsoft Edge のサイトよりダウンロードしてインストールすることは可能です。

さてうちの場合、すでに、Microsoft Edge Dev がインストールされているので、今回の Update でどうなるか? まだちょっと時間がかかりそうなので、この続きは後ほど追加情報として掲載いたします。


【更新】

さてインストール結果です。

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当然というか? Dev版と通常版の両方が残っています。それぞれが別々のバージョンで、別のブラウザとして動作しております。おそらく、Windows 10 で Dev 版 や Canary 版 を入れている PC は、New Microsoft Edge の更新プログラムが到着しても同様になるんでしょうね?

この辺りは実際に来てみないと何とも言えませんが... 今のところ、Insider 版の Microsoft Edge の入っている Windows 10 の PC には、New Microsoft Edge の更新プログラムは来ておりません。


【2020/06/25 更新】

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Windows 10 Ver.1909(18363.900) にて確認。Beta版が入っているPCにも更新がきました。Windows 8.1の時と同様、2つの Microsoft Edge が同居する形になりました。



<参照>



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2020年06月20日

Windows 7 および Windows 8.1 向けに、New Microsoft Edge を、Windows Update でプッシュ配信

Windows 7 については、このブログでも何度も取り上げておりますし、またメディアでも何度も取り上げられておりますので、2020年1月14日をもって、サポートが終了していることはご存知の方も多いことと思います。

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もちろん法人向けには、Windows 7 ESU として、有償によるサポートは引き続き行われておりますので、法人ユーザーの方はまだご使用の方もいらっしゃるかもしれません。

さてそんな、Windows 7 ですが、先日、New Microsoft Edge が、Wndows 7 さらには、Windows 8.1 向けに Windows Update でプッシュ配信されることが発表されました。

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上記のサイトにもありますが、本Update は、サポートが終了した一般ユーザー向けのWindows 7 と、現在サポート中になる Windows 8.1 向けに提供されるもので、Windows 7 ESU の対象である法人ユーザーをターゲットにしているものではありません。

これまでも New Microsoft Edge 自体は、リリース当初より、Windows 7 向けに提供はされておりましたが、自動で配信するということにはなっておりませんでした。

Twitter を始め、Internet Explorer では利用できなくなったサイトも増えつつありこうした状況を踏まえて、Windows 7 向けにも自動配信しておこうとなったのかもしれませんね。まぁ、まだまだそれだけ Internet Explorer を使い続けている人が多いので、多少でもセキュリティリスクを抑える意味合いもあって Windows Update による自動配信という手段が選択されたのかもしれません。

もちろんこれが配信されるからと言って、今後、一般ユーザー向けの Windows 7向けにセキュリティの修正プログラムが提供されるようになる.... なんてことはありませんので、サポート終了した OS については、そのセキュリティのリスクの高さを思えば、さっさと、Windows 10 に乗り換えることをお勧めいたします。


<参照>




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2020年06月04日

Chromium版 Microsoft Edge への更新プログラム

ちらほら自動更新されて、新しい Microsoft Edge になっていらっしゃる方も見受けられるのですが、とりあえずうちの場合にはまだ来ておりません。

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最近では、スタートボタンの隣の 検索ボックス ”ここに入力して検索” のところをクリックすると、"新しいMicrosoft Edge を手に入れましょう" とダウンロードボタンなども出たりして、だいぶ自動配信も近いんだろうな?と思わせる部分も多くなってきました。


上記の様につい先日も取り上げさせていただきましたが、海外でもぼちぼち本格的に自動配信による更新が進みだしているようですが、今回はもうちょっと具体的にどんな更新プログラムによって、Update されるのか?についてご紹介いたします。


【Windows 10 向けの更新プログラム】

Windows Update にて、新しい Microsoft Edge に更新するための更新プログラムとしては以下の更新プログラムになります。

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・Windows 10 ver.1803&1809: KB4541301
・Windows 10 ver.1903&1909: KB4541302
・Windows 10 ver.1803〜2004: KB4559309

となるようです。

前回の記事の中でも取り上げましたが、以前うちの Windows 10 Release Preview に配信されてきたのが、KB4541302。Windows 10 のバージョンによって配信されるものは異なるようです。


【直接ダウンロードする】

もちろん、Microsoft Edge のサイトでは最新バージョンを提供しています。こうした更新プログラムを待たずしても直接ダウンロードしてインストールすることも可能です。

20200604-2-1.jpg 20200604-2-2.jpg


また、Microsoft Edge Insider プログラムも健在です。Microsoft Edge Insiderプログラムでは、引き続き正式版に近い、Betaチャンネル、毎週更新される Dev チャンネル、そして毎日のように更新される Canary チャンネルが用意されいています。

Windows 8.1、Windows 7、macOS などの場合には、当然ながら自動配信されませんので、上記からダウンロードしてご利用ください。正式版、Insider版ともにご利用が可能です。

なお自動更新でアップデートされたら困る...そんな方は、以前に取り上げた "新しい Microsoft Edge の自動配信" の中でも紹介していますが、今のうちに Blocker Toolkit を実行するなど自動更新されないように事前に対処しておいてください。

当初より今年の初めには今後数週間にわたって順次ロールアウトすることが謳われておりましたが、日本の場合には、確定申告というシーズンと重なり、また世界的に、コロナウィルスなどの影響とも重なってこれがだいぶ遅れてはいるようですが、ぼちぼち本格的なロールアウトがスタートしそうです。


<参照>



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2020年05月24日

新しい Microsoft Edge の自動配信

Microsoft Edge の自動配信が日本でもぼちぼちスタートしているようです。
ただしこうしたものは、すべての方が一斉に アップデートされるというわけではなく、順次少しずつアップデートされていきます。

いくつかお客さんのPCを拝見したり、MSコミュニティを拝見していると、ここ数日、自動的に更新されて、新しいMicrosoft Edge になった...というお話が散見されます。

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上記のブログでもご紹介したように、以前、うちでも Release Preview 版に、たまたま入ってきた更新プログラム(KB4541302)をインストールしたら、正式にUpdate されてしまったことがあります。

結果的にはこの時は、システムの復元もうまくいかずリカバリして Release Preveiw 版を入れなおしたわけですが、もともとそういうための検証用のPCなので、それ自体は全く問題ありませんでした。


【自動配信されたものはアンインストールできない】

さてこれまで、Microsoft Edge Insider として配布されていた Insider 版については、不要であればいくらでも削除ができました。"Microsoft Edge Insider" については、現在も存続しますし、Beta版、Dev版、Canary版の提供は引き続き行われております。 

但し日本の場合、"新しい Microsoft Edge へのアップグレード/Windows Blogs" でも紹介されているように、確定申告のシーズンとも重なった関係で、さらにはコロナウィルスによる確定申告の受け付け延期といったことも重なって、その自動配信は延び延びになっておりました。

そして今回ぼちぼち始まったものと思われる 自動配信のスタート。

自動配信にてアップデートされた場合には、Insider 版の様に削除ができません。また以前の時もそうでしたが、KB4541302 の更新プログラムの削除もできません。

システムの復元で元に戻せる... とはあまり安易に考えない方がよろしいかもしれません。


【アップデートしないためには?】

以前にもやはりブログの中でご紹介しましたが Blocker Tool が用意されています。

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どうしても Update されたら困る... という場合には、Update される前に、上記のような Blocker Toolkit にて自動Update されるのを防ぐしかありません。ただしこの Blocker Toolkit も Update されるのを自動で Update されるのを防ぐだけで、自分でダウンロードしてインストールするといった場合には効果はありません。

Internet Exploerer 11 では、ぼちぼちうまく表示できないサイトも増え、アクセスすると、アップデートを促されるページなども出始めています。Microsoft Edge Legacy (旧 Microsoft Edge) も同様の方向ですね。

ネットの世界の進歩に合わせてブラウザも進化し続けないといけない... そんな運命を抱えているわけです。

Google Chrome を始め、Chromium版のブラウザには、Microsoft Edge 以外でも、Opera など様々なものがあります。Microsoft Edge もその一員として新たにスタートすることになりますが、Microsoft Edge ならではの個性の発揮どころも期待したいものです。

ところでうちの環境だと、ものによっては、Insider 版の Microsoft Edge も入っていますが、そうでないものもあるものの、今のところまだ自動Updateされておりません... 本日以降はもっと Update が加速して広まっていくんでしょうかね?

さてどんな更新プログラムが来るのか? ちょっと楽しみにしています。


<参照>




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2020年04月26日

着々と進化している Microsoft Edge

Microsoft Edge が新しくなって、これまでの "旧 Microsoft Edge" が "Microsoft Edge Legacy" と名前が変わり、新たに登場した New Microsoft Edge (開発コード:Anaheim) が、新たに、"Microsoft Edge" として登場し配布が始まってしばらくたちます。

さて新たに登場した Microsoft Edge ですが、その機能も引き続き着々と開発が進んでいます。
3/10のブログ "The top 10 reasons to switch to the new Microsoft Edge" では、今後追加されるであろう新しい機能について紹介されていました。そしてこのブログが 4/9付で日本のチームによって日本語化されたのがこちらになります。

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簡単にご紹介すると

・検索結果をコレクションで整理する
・垂直タブの導入
・スマートコピー
・追跡防止機能などセキュリティの強化
・パスワードモニターの採用
・InPrivate ブラウズの強化
・イマーシブリーダーの採用 などなど

それら以外にも、Microsoft 365 Personal への変更に伴って導入された "Microsoft エディター" もその一つになります。

以前にも取り上げました、"望ましくないアプリ"(PUA) のブロック機能などもセキュリティ強化の一つになります。

もちろん Chromium ベースになったことで、Google Store から拡張機能を追加することもできるようになっていますから、従来よりGoogle Chrome をご利用の方が、そちらで利用されていた拡張機能と同じものを導入してみることも可能なわけです。

今回取り上げられている新しい機能。例えば垂直タブみたいなものは、まだCanary版でも導入されていないのですが非常に楽しみな機能でもあります。Canary 版でも、Dev版でも、導入された場合には改めてご紹介させていただこうかと思っています。

今後も追加される新しい機能... 期待したいですね。


<参照>




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2020年04月03日

”Microsoft エディター" という拡張機能を使ってみた

間もなく配信が始まろうとしている New Microsoft Edge。

Chromiumベースの新しい Microsoft Edge には、従来の Microsoft Edge(Microsoft Edge Legacy) 以上に、様々な拡張機能が提供されています。今回ご紹介するのはその一つ。"Microsoft エディタ―" です。

以下のWebサイトにもありますが、文字通り文書校正やスペルチェックをしてくれる機能です。

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ただし、Office 365 または Microsoft 365 のサブスクリプションに紐づいたアカウントでサインインする必要があります。
無料の Microsoft アカウントだけでは、基本的なスペルチェックと文法の問題のみをチェックするのにとどまるようです。


【拡張機能の導入】

ではさっそく導入方法です。今回は、自分で使用している DEV版 に導入してみました。

1) まずは、次のサイト "Microsoft Editor ブラウザー拡張機能で文章校正とスペルをチェックする" に、新しい Microsoft Edge でアクセスして "エディタを取得する" のところにある "For Edge" のところをクリックします

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2) "Edge Add-ons" というサイトに移動しますので、"Get" をクリックし、さらに、"拡張機能の追加" をクリックするとダウンロードが開始されます

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3) ダウンロードが終了して自動的にに追加が実行され、その後一瞬、"Microsoft エディタ― が Microsoft Edge に追加されました" と表示され完了すると、アドレスバーの脇にアイコンが追加されます。同時にインストールが完了すると、拡張機能の説明のサイト "Check grammar and spelling with the Microsoft Editor browser extension" も表示されるようです。さらに拡張機能のサイトには、逆に削除するための "Remove" というボタンに変わります

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【拡張機能の設定】

さて導入が済んだら設定になります。アドレスバーに表示された拡張機能のボタンをクリックするとサインインの画面が出てきますので、設定を行っていきましょう。

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さて問題は、無料のMicrosoft アカウントでサインインした場合と、Office 365 サブスクリプションのアカウントでサインインした場合、さらには法人向けアカウントでサインインした場合の違いになります。

1) 無料のMicrosoft アカウント:

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2) Office 365 Solo と紐づいているMicrosoft アカウント:

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3) 法人向け Office 365 と紐づいているアカウント:

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上記を比較すればご理解いただけると思いますが、"表現や表示上の考慮点" が、サブスクリプションの有無によってONできるか?、できないか? で違いが出てくるようです。



<参照>




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2020年03月23日

Microsoft Edge の更新が一時停止

昨今のコロナウィルス騒動。世界中に蔓延して、まだまだ先が見えない状態です。

さてそんな中で、ちょっと前に Google Chrome のリリースがストップするというニュースが飛び込んできました。


日本以上に深刻なアメリカなど諸外国の状況を鑑みると、いた仕方ないことなんですが、この度新しいMicrosoft Edge についても、同様に開発が一時的にストップすることになったようです。


なお開発チームでは、今後も随時状況はTwitterなどで配信していくとのことですので、今後の状況については、Twitter をご参照いただくとよろしいかもしれません。

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早くコロナウィルス騒動も沈静化してくれることを願うばかりです。


<参照>




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2020年03月09日

Microsoft Edge Legacy(旧 Microsoft Edge) でできなかった "選択した部分のみの印刷" ができるようになります

今は、Microsoft Edge Legacy なんて名前になりましたが、この Microsoft Edge にできなかったことが、さて新しくなる Microsoft Edge で可能になるのか? 確認してみました。

Windows 7 で、Internet Explorer をご利用の方が、2020年1月14日にサポートが終了して、Windows 10 に移行したものの、Microsoft Edge を開いても、Internet Explorer にあったはずの機能がない... 

早くから Windows 10 で、Microsoft Edge をご利用の方はすでにご存じでしょうから、そんな場合には、

設定[...]>その他のツール> "Internet Explorer で開く" 

とすれば、文字通り、Internet Explorer なわけですから、選択した部分のみそのまま印刷できるよ? とはご存じだったと思いますが、どこか不便でしたよね....


1) 選択範囲のみの印刷:

Internet Explorer では、普通にできていた、選択した部分のみ印刷するという機能。Microsoft Edge Legacy では、できません。
さて、新しく Microsoft Edge を襲名した Microsoft Edge ではどうなのか?

当然ですが、選択した範囲のみの印刷は可能になりました。

20200309-1-1-1.jpg 20200309-1-2-1.jpg

あらかじめドラッグして必要な部分を選択してから、[...]>印刷 とクリックし、"その他の設定" をクリックすると、"オプション" のところに項目が表示されます。

20200309-1-4.jpg

但し上記の画像にもあるように、事前にドラッグして選択していない状態では、ここには項目自体が表示されないようなのでご注意ください。


2) お気に入りのすべて削除:

これも利用者は限られていると思いますが、右クリックして個別に削除することはできても、これまではすべて削除することができませんでした。なので数がたくさんある場合には、お気に入りを整理するにあたって、削除するのも一苦労でした。

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新しい Microsoft Edge では、"お気に入りの管理" からであれば、一気に複数のものを選択して削除が可能になっています。

まだまだあるのかな? 今後も、気になったものがあれば随時確認してご紹介させていただきます。



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2020年03月08日

新しい Microsoft Edge では "望ましくないアプリ" もブロックしてくれる

新しいMicrosoft Edge の自動配信はちょっと延期になりましたが、新しい Microsoft Edge はその後も更新が続いております。

さてこの新しい Microsoft Edge ですが、これまでの Internet Explorer や、Microsoft Edge(レガシー) になかったような新たなセキュリティ強化もされております。

それが今回ご紹介する  "望ましくないアプリ" もブロックしてくれる機能になります。

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従来より Internet Explorer などでも採用されていた "Smart Screen" という機能に加えて、"望ましくない可能性のあるアプリをブロックする" が提供されています。Ver.80.0.338.0 からの機能になります。

この機能は、Ver.80.0.338.0 から搭載されておりますが、デフォルトでは OFF になっていますので、有効にするには、

設定(...)>設定>プライバシーとサービス

と開いて、"サービス" のところにある、"望ましくない可能性のあるアプリをブロックする" を ON にする必要があります。
ちなみに "Microsoft Defender SmartScreen" はデフォルトで ON となっています。


【「望ましくない可能性のあるアプリ」とは?】

Potentially Unwanted Applications (PUA) と呼ばれるものは、ウィルスやマルウェアとも異なります。

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上記にもあるように、「望ましくない可能性のあるアプリケーション (私用) はウイルス、マルウェア、またはその他の種類の脅威と見なされませんが、エンドポイントのパフォーマンスまたは使用に悪影響を与えるエンドポイントに対する操作を実行する可能性があります」(「望ましくない可能性があるアプリケーションの検出およびブロック」より引用)にあるように、よくあるPCの動作を悪くするような類のものですね。

詳細は、


といったところをご参照ください。

これによってどこまで効果があるのかは、今後実際に運用する上での経過を見ていく必要がありますが、"Protecting users from potentially unwanted applications in Microsoft Edge" の中でも触れられていますが、誤ってPUAに含まれているもの、PUAに漏れているようなものがあれば、随時フィードバックしてあげるといいようです。


<参照>




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2020年02月27日

新しいMicrosoft Edge の自動配信がスタートしている?

先日公開されてすでにご使用の方もいらっしゃるかもしれません、新しいMicrosoft Edge。

ちょっと前にも触れましたが、日本の場合には、2月から3月にかけての確定申告という事情を踏まえて自動配信が、4月以降になっています。

もちろん直接、ダウンロードしてインストールすることも可能です。またこの自動配信がスタートするまでは、新しいMicrosoft Edge をインストールしても、削除が可能になっています。

というのがこれまでのお話。


【さらに自動配信が延期?】

ここ数か月騒がしい COVID-19(コロナウィルス) 騒ぎ。現在、渡米を控えてどうしたものか? 毎日ニュースにくぎ付けの状態ですが、このウィルスの騒ぎの影響で、確定申告の期限が本日延長されることが報道で流れてきました。

もっともこれはまだ正式決まったものでもないようですが、これが延期になると、Microsoft Edge の自動配信はさらに延期になるということもあるので、ザワザワとちょっと騒がしくなってました。


【一部で自動配信されている?】

ところで、以前に、"新しいMicrosoft Edge では、e-Tax のシステムは利用できない" の中でもご紹介させていただいたように、新しいMicrosoft Edge では、確定申告のシステムに対応できないために、自動配信が、4月以降ということになっておりましたが、実のところお客様のPCなどを見るとすでに自動配信されて Update 済みの方がちらほら...

もちろん Microsoft Edge のサイトからダウンロードしてインストールするといったようなことができそうにないような人達のPCなので、まさかそんなことが... などと思っていた矢先に、環境はちょっと異なりますが、本日うちの一部の Windows 10 に更新がかかって、自動配信されてきてしまいました...
それが、KB4541302 という更新プログラムです。

本日配信されてきたのが、

20200227-5-1.png

・KB4535996
・KB4541302
の2つ....

問題の、KB4541302 は、"2020-03Windows10 Version 1909 向け Microsoft Edge update (x64ベースシステム用)" という更新プログラムです。

これがインストールされると、旧来のMicrosoft Edge から、新しい Microsoft Edge に切り替わってしまいます。

今回これがインストールされたうちの環境は以下の通りです。

使用環境:
Windows 10 (Insider版) Release Preview 版 Ver.1909(ビルド18363.693)

当然ですが、Windows 10 でも、通常版である、Ver.1909(ビルド128363.657) には、この更新プログラムはきてません。
また、同じインサイダー版ではありますが、20H1の、Fast Ring Ver.2004(ビルド19569.1000) にもこの更新プログラムはきておりません。

通常版に近い、Release Preview 版に突如届いたこの更新プログラムになります。


【KB4541302は削除できない】

通常の更新プログラムであれば、普通にアンインストールもできるはずなのですが、この KB4541302 は削除ができません。当初から、新しい Microsoft Edge に更新されると、削除ができないということは聞いてましたが、まさにこう言うことか?と実感したわけです。

20200227-5-2.png 20200227-5-3.png

上記のように更新プログラムも削除できなければ、Microsoft Edge のアンインストールもできないようです。

ということで、こうした事態に備えて、自動で Update されては困るような事情のある人は、以前にも取り上げたように ブロッカーツールなどを利用して、自動 Update されないようにしておく必要があります。


そんな場合には上記の記事を参考にしてください。

そんなわけで自動更新されてしまったうちの Release Preview 版ですが、現在システムの復元で戻せるものなのか?確認中です。結果は後ほど追加で報告させていただきます。


【2020/02/28更新】

結果から報告させていただきますと、復元には失敗。PC自体の問題もあったのかもしれませんが。
手っ取り早く復旧させるために、同PCについては、リカバリして再度 Release Preview 版として運用を再開してます。



<参照>




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2020年02月26日

Mac 版 Microsoft Edge の更新

時々相談を受けることがあるので、単純なことですがご紹介いたします。

Microsoft Edge が新しくなって、Windows版 はもとより、Mac版、Android版、さらには iOS版があったりするのはすでにご存知かと思います。

今回は、Mac 版 の Microsoft Edge について、その更新方法についてご紹介します。


【更新は自動】

基本的に、Update (更新)は自動で行われています。これは、Windows 版、Mac版 に限ったことではありません。

これまでであれば、Mac 上で動作している Microsoft 製品って、一般クライアント向けには、Office 製品ぐらいでした。なので、Office 製品がインストールされていると、同時にインストールされている、Microsoft AutoUpdate を利用して、Office 製品が更新されて来た訳ですが、昨今、Office製品以外にも OneDrive や、今回ご紹介している Microsoft Edge など色々なソフトが増えつつあります。

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Microsoft AutoUpdate では、こうした Microsoft 製品が一つでもあれば、この更新プログラムの確認に利用できる様です。

Microsoft AutoUpdate のリリースノートによると、2月に更新された Ver.4.20 のところで、"デバイス上の少なくとも 1 つのアプリが MAU に登録されている場合にのみ、Microsoft AutoUpdate UI が起動します" と説明されております。

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もちろんこうした Microsoft AutoUpdate がなくても、Microsoft Edge は自動で更新をチェックに行って行われます。

20200225-2-2.jpg 20200225-2-3.jpg

なので、いずれかの方法で更新されていれば基本的に問題ありません。

Office製品に限ったことではなく、Mcirosoft Edge以外にも、OneDrive など複数のアプリが入っているのであれば、Microsoft AutoUpdate入れておくと一度に更新がチェックできるので便利かも知れませんね。


<参照>




Surface Pro 4

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2020年02月11日

新しいMicrosoft Edge では、e-Tax のシステムは利用できない

確定申告のシーズンを迎えようとしています。

e-Tax をご利用になる方も多いかと思いますが、e-Tax のシステムを使用して行うためには、PC側でその要件を満たしている必要があります。
詳細は国税庁のホームページをご参照いただくとして、その使い方もさることながら、先日 1月15日に正式にリリースされた Microsoft Edge で、このシステムが利用できるのか?について取り上げてみました。

e-Tax のシステムには、

1) PCにインストールして利用するもの インストール版
2) PCにインストールしないで使用する Web版
3) スマートフォンで行うSP版

の3つが用意されています。

PCで行う場合には、前者の2つになるわけですが、当然ながらどんなPC、Webブラウザでもいいわけではありません。
単にWebのシステムを使用してデータを作成し、印刷して使用するだけであれば問題ありませんが、e-Tax のシステムを使用して、カードリーダーを使用した、電子申告の場合には、PC側もその推奨環境を満たしている必要があります。


【新しいMicrosoft Edge では不可】

さてそこで最初に結論から申し上げますと、先日公開された新しい Microsoft Edge では、このシステムが使用できません。

Microsoft Edge 自体は、システムを使用する上での推奨環境に入っていますが、これはあくまでも、従来の Microsoft Edge(正式には Microsoft Edge Legacy)で行うためのものになります。

"Microsoft Edgeをご利用の方へ(令和2年1月30日)" でも紹介されていますが、新しい Microsoft Edge は推奨環境外となります。



【自動配信が4月以降になった理由】

新しい Microsoft Edge が、1月15日から配信がスタートして、世界的には自動配信が始まりつつあるのに日本ではこうした事情を踏まえて、自動配信のスケジュールが4月以降順次ということになりました。

以前にもご紹介しましたが、現時点では、新しいMicrosoft Edge を直接ダウンロードしてインストールすることが可能ですが、インストールするとご紹介したように e-Tax が利用できなくなります。なので、Microsoft Edge で行う場合には一旦 新しい Microsoft Edge を削除して、旧来の Microsoft Edge(Microsoft Edge Legacy) に戻す必要があります。自動配信がスタートしていない現在は、普通にアンインストールが可能です。

ただし自動配信がスタートして、自動で Update された場合、それ以降は、新しいMicrosoft Edge の削除ができなくなります。つまり Microsoft Edge Legacy へ戻せなくなるわけです。

そんな背景もあって、4月以降順次にずれたわけですね。


【Internet Explorer 11 は引き続き利用可能】

e-Tax を使用する推奨環境には、"Internet Explorer 11"(以下 IE と略)も入っています。ただしこの IE は以前から何度かご紹介しているように現在脆弱性を抱えています。


もっともこのサイトを使用する上で問題になるようなものではないので、暫定的にIPAのサイトや、Microsoft のサイトでも紹介されているような措置を行った上でご使用いただく分には IE をご利用いただいても問題はないかと思います。


今後は、新しい Microsoft Edge にも対応していくと思われますが、今年はとりあえず Microsoft Edge Legacy あるいは、Internet Explorer 11 で行う必要があります。

なお当然ながら、1月14日にサポートが終了した、Windows 7 はサポート対象外になっていますのでご注意ください。


<参照>




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2020年01月22日

New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 4

新しくなった New Microsoft Edge。New Microsoft Edge が、"Microsoft Edge” と呼ばれるようになり、従来からあった旧Microsoft Edge は、現在、レガシー版と呼ばれるようになりました。"Microsoft Edge レガシー" です。

もちろんまだ自動配信されているわけではなく、あくまでも自分でダウンロードしてインストールしない限りはこの Microsoft Edge Legacy なわけですので、こちらをご利用の方も多いかと思います。

"New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 2" でも触れましたが、日本の場合、自動で配信されるのは、日本語版のブログの中でも触れられておりますが、"確定申告の影響を考慮し、Windows Updateを通じた新しいMicrosoft Edgeの配信は令和2年4月1日以降、順次開始される予定"("新たな年に新たなブラウザーを – 新しい Microsoft Edge はプレビューを終え、ダウンロード提供を開始" より引用) となっています。

さてそんな Microsoft Edge ですが、最後に今回提供されている Microsoft Edge の削除について触れておきます。

すでにご存じのように、Microsoft Edge Legacy は、基本的には簡単に削除ができるものではありませんでした。これに対して、今回提供されている、Microsoft Edge は、普通にアンインストールも可能です。

スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて Micorosoft Edge をクリックし "アンインストール" をクリックすればアンインストールができます。

20200121-6-1-1.jpg 20200121-6-2-1.jpg

削除されると従来の Microsoft Edge、つまり Microsoft Edge Leagcy に戻ります。

4月以降自動で更新された場合にどうなるのか?この辺りは検証できませんが、聞くところによれば、タッチペンでの書き込みができるのが便利というユーザーの方もいらっしゃるようで、あえて Microsoft Edge Legacy の方を選択される方もいらっしゃるようです。

ユーザーのニーズもいろいろですね。


【2020/01/23 更新】

New Microsoft Edge のアンインストールについて情報が公開されたようでしたので、ご紹介します。


上記サイトにもありますが、あくまでも現時点では、"新しい Microsoft Edge のアンインストールは、Windows Update を通じて Microsoft Edge が提供されるまでの期間に限り可能です" とのことのようです。

つまり自動配信がスタートすると、それ以降は Microsoft Edge Legacy には戻せなくなることのようですね。



<参照>



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2020年01月19日

New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 3

前回は、正常に New Microsoft Edge がインストールできたケースですが、今回は英語版がインストールされてしまった場合の対処法について取り上げてみました。

New Microsoft Edge のダウンロードサイトの画面は、英語なのですが、インストールについては、前回のご案内の中、うちで試したところでは日本語で行われました。ただし、実際には必ずしも日本語でないケースもあるようで、中国語だったり、韓国語だったり、英語だったり、スペイン語だったりとまちまちのようです。

そうした場合、とりあえず何とか理解できるページであればそのままインストールして進めば言語の追加で何とかなるかと思いますが、仮に英語にもならないといったケースには、まずはリロード(再読み込み)などして、他の言語のページにする必要があるようです。


さてとりあえず英語版としてインストールされたとした場合、New Microsoft Edge を日本語で利用できるようにするにはどうしたらいいのか?

というのが今回のお話になります。


【日本語表示に切り替える】

インストールのところも含めて、最初から画面を追っていきたいと思います。

1) New Microsoft Edge の Web サイトは、現在のところ英語版です。そちらから、ダウンロードのところをクリックして、インストールまで完了させます

20200116-5-1.jpg 20200116-5-2.jpg 20200116-5-3.jpg

2) インストール完了後、右上の [...]>Settings とクリックして設定画面に入り、"Languages" をクリックし、さらに、"Add Languages" をクリックして言語の追加画面に入ります

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3) 日本語にチェックを入れ、"Add"(追加) をクリックして、言語設定画面に戻り、追加された日本語のところをクリックし、さらに "Display Microsoft Edge in this languages" にチェックを入れます。そして、"Restart" をクリックして再起動します

20200116-5-7.jpg 20200116-5-8.jpg 20200116-5-9.jpg

4) 以下のように再起動後は、日本語表示で表示されるようになります

20200116-5-10.jpg


日本語以外の言語にしたい場合にも同様に言語を追加して、"Display Microsoft Edge in this languages" にチェックを入れれば変更が可能です。



<参照>




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2020年01月18日

New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 2

さて今回は、新しくなった New Microsoft Edge のインストールについてご紹介いたします。Part 1 でも書きましたが、結果的に、1月15日(日本時間 1月16日)のリリーススタートの時点では自動配信とはなりませんでしたので、利用にあたってはダウンロードしてインストールする必要があります。

今回はこのインストールまでの流れをご紹介いたします。


【ダウンロードする】

まずはダウンロードから、前回もご紹介したように、以下のダウンロードページにアクセスします。以下のリンクからでもいいし、Microsoft Edge を起動してヘルプからでもアクセスが可能です。


1) "DOWLOAD for Windows 10" をクリックして、さらに、"同意してダウンロード" をクリックして進みます

20200116-2-1.jpg 20200116-2-2.jpg

2) ダウロードが開始されます。Microsoft Edge の場合、ダウンロードが完了すると画面下部に "実行" というボタンが表示されますので、"実行" をクリックしてセットアップを開始します

20200116-2-3.jpg

3) ユーザーアカウント制御の画面になったら、"はい" をクリックして進むと、ダウンロードが開始されます。ダウンロードが完了して、インストールの段階に入ると、当然 Microsoft Edge が開いているままではインストールができないので、閉じるように出てきますので、"閉じて続行" をクリックします。他のブラウザをご利用の場合には、そのままセットアップに進むかと思います

20200116-2-4.jpg 20200116-2-5.jpg

4) Microsoft Edge を終了したうえで、"閉じて続行" をクリックするとインストールが開始されます

20200116-2-6.jpg

5) インストールが完了すると、従来の Microsoft Edge のショートカットアイコンが消えて、New Microsoft Edge のアイコンが表示され、さらに、自動的に New Microsoft Edge が起動してきます

20200116-2-7.jpg 20200116-2-8.jpg


【セットアップ】

ダウンロードとインストールが完了すると、以下のような画面が起動してきますので、引き続きセットアップのスタートになります。

20200116-3-1.jpg

1) 上記の "始める" をクリックします。ここでは、New Microsoft Edge を起動した時に最初に表示されるページの表示方法を選択します。この辺りは、画面にもありますが後でも変更できるので、そのまま "次へ" をクリックしても問題ありません。
ちなみに、アクセスした履歴などが表示される "インスピレーション"、従来のMicrosoft Edge のように、ニュースなどが表示される "情報"、そして、背景も排除した "フォーカス" のモードが選択可能です

20200116-3-2.jpg 20200116-3-3.jpg 20200116-3-4.jpg

2) 続いて同期設定について。PCとスマホなどデバイスの間でお気に入りを同期して利用したい...そんな場合には、"はい" を選択します。不要であれば、"いいえ" に変更して、"次へ" をクリックします。"同期のカスタマイズ" をクリックすると、Microsoftアカウントを通じて同期したい項目が選択できるようになります。今回は同期しない設定にしてみました

20200116-3-5.jpg 20200116-3-6.jpg 20200116-3-7.jpg

3) 最後は、"さらに役立つ Microsoft エクスペリエンスの実現にご協力ください" のところ。こちらもどちらでもいいんですが、New Microsoft Edge の閲覧履歴から利用者に合った情報や、広告、検索、ニュースなどパーソナルニーズに合ったものにするためのものです。必要であれば、"はい" でもいいですし、不要であれば "いいえ" でも問題ありません。最後に、"確認" をクリックすると初期設定が完了し、ブラウザの画面に戻ります

20200116-3-8.jpg 20200116-3-9.jpg

表示された画面には、New Microsoft Edge についていろいろ紹介されていますので、"新しいMicrosoft Edge へようこそ" なども参考にしてみてください。

20200116-4-1.jpg

いったん終了して起動すると次回からは上記のような形で New Microsoft Edge が起動してくるようになります。
改めてセットアップたどってみましたが、当然ながら、Insider版として言語の設定などは必要ありませんでしたね....


【日本語以外の表記だった場合】

今回インストールした際には、全く問題なく日本語表記でインストールも進行し、インストール後の画面も日本語表記でした。
しかしいろいろ確認してみると、すべてがすべて、そううまく日本語表記で進めないケースもあるようです。英語ならまだしも、中国語になったり韓国語になったり....

ダウンロードページを何度かリロードして日本語がダウンロードできるようになったという方もいらっしゃるようです。

とりあえず全く分からない言語のものがダウンロードされてしまうようであれば、何度かページをリロードして試してみてください。この記事をアップするころには改善されているかもしれませんが。

ただし英語版とかである程度わかりそうな場合には、設定から言語を追加してあげれば日本語表示に変わりますので、設定を変更するのが一番簡単かもしれません。


さて当初英語版しかなかった New Microsoft Edge について触れたブログの日本語版も登場しました。


そこには英語版にもなかった一言が添えられておりました。

「日本のお客様に対しては、確定申告の影響を考慮し、Windows Updateを通じた新しいMicrosoft Edgeの配信は令和2年4月1日以降、順次開始される予定になっています」(ブログより引用)

とあるように、あくまでも自動配信は、4月以降順次となったようです。


<参照>




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2020年01月16日

New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 1

Windows 10 に現在搭載されている Microsoft Edge に代わる New Microsoft Edge のダウンロード配信がスタートしました。

当初自動配信される...ともあったので、朝から Windows Update をかけてみたりしてましたが、特に新しくダウンロードできるものがないのでどうなったのかな?と思ってましたが、現時点では自動ではなく自分でダウンロードする必要があるようです。

20200116-1-1.jpg


上記の Windows Blog にもいろいろありますが、英語だと分かりずらい....という方にお勧めは以下のところからの確認です。

1) Microsoft Edge を起動して、[…]>ヘルプとフィードバック>ヘルプ とクリックします

20200116-1-2.jpg

2) "Microsoft Edge レガシヘルプ" の画面には、"こちらから入手できます" という New Microsoft Edge へのリンクがあります

20200116-1-3-1.jpg 20200116-1-4.jpg

まぁ、もっと簡単なのは以下のリンクをクリックすることなんですが....


もっとも本日を前に、旧来の Microsoft Edge のヘルプページについてはすでに書き換えてあったってことですね。

さてそんなダウンロードページ。あいにく現時点では、英語サイトしかありません。
そして英語版がダウンロードされたら、今度は日本語表示に対応できるように設定する必要も出てくるケースもあるようです。

また注意点もあります。今回は先ずはインストールにあたっての注意点をご紹介します。


【インストールにあたって気になるところ】

・New Microsoft Edge が自動配信されるのか?

本日から配信がスタートした New Microsoft Edge でありますが、当初自動配信されるということで Blocker Toolkit まで用意されていましたが、現時点では自動配信にはならなかったようです。ただしブログによれば、今後数か月の期間をかけて順次自動配信へと向かうようです。
なのでわざわざ手動でアップデートしたくない場合には、そのまま待っていてもOKということです。

・CAN/DEV/BETA版はどうなるの?

今回配信された New Microsoft Edge は、従来の Microsoft Edge を置き換えるもので、CANARY版など、Insider 向けに提供されていたものはそのまま残ります。また引き続き Insider 版として利用することも可能です。不要であれば別途削除する必要があります。

・Windows 7 向けにもあるの?

ご存知の通り、Windows 7 のサポートは、一昨日終了いたしました。ただし一部法人向けには、ESUとして有償でのサポートも続いております。そうしたことを配慮してなのか、Windows 7 向けにも提供されているようです。

・お気に入りなどはどうなるのか?

New Microsoft Edge をインストールすると引き継がれるようです。

・今後の自動配信の対象は?

自動配信される場合でも、その対象は Windows 10 Home / Pro Edition が対象になります。
法人向けなどに提供されている Enterprise、Education、さらには Workstation Pro Edition は対象外です。
会社などで、Home Edition や Pro Edition を利用されている場合で、自動配信されては困るケースでは、以前にもご紹介した Blocker Toolkit を利用して自動配信されないように対処する必要があります。


ということで次回は、新しくなった New Microsoft Edge のインストールについて取り上げてみたいと思います。


<参照>




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2019年12月23日

Blocker Toolkit 実行する Part 2

前回は、コマンドを利用した Blocker Toolkit の利用方法を説明いたしましたが、今回はグループポリシーを使用した方法についてご紹介します。

Blocker Toolkit を実行する

前提として、Blocker Toolkit のダウンロードから、ダウンロードしたプログラムの実行までの流れは、前回と一緒なので、上記記事をご参照ください。


さて、ダウンロードしたプログラムを実行すると、

・EdgeChromium_Blocker.adml
・EdgeChromium_Blocker.admx
・EdgeChromium_Blocker.cmd
・EdgeChromium_BlockerHelp

といったファイルが展開されます。

このうち、

20191223-1-1.jpg

・EdgeChromium_Blocker.adml
・EdgeChromium_Blocker.admx

が、グループポリシー用のものになります。

さてでは、実際にグループポリシーを利用した適用方法を確認してみましょう。


--データをコピーする:

・EdgeChromium_Blocker.adml
・EdgeChromium_Blocker.admx

のファイルを所定の場所にコピーしてきます。

1) EdgeChromium_Blocker.admx について

20191223-1-3.jpg

まずこのデータを、

C:Windows>PolicyDefinitioins 内にコピーします


2) EdgeChromium_Blocker.adml について

20191223-1-4.jpg

C:Windows>PolicyDefinitioins>ja-JP フォルダ内にコピーします

作業は以上で完了です。


--ポリシーを適用する:

1) "ここに入力して検索" のところに、"GP" と入力して、"グループポリシーの編集" から "開く" をクリックします

20191223-1-5.png

"コンピューターの構成" をクリックして開きます

 20191223-1-6.png 20191223-1-7.png

引き続き、管理用テンプレート>Windows コンポーネント>Windows Update
と開くと、"Do not allow delivery of Microsoft Edge (Chromium-Based)
through Automatic Updates" という項目が表示されますので、ダブルクリックして開きます

2) 有効無効か、未定義かを選択し適用します

20191223-1-8.png

以上で設定は完了です。


<参照>




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2019年12月22日

Blocker Toolkit を実行する

さて前回は自動配信が決まった New Microsoft Edge についてご紹介しましたが、今回は、以下のサイトでも紹介されている Blocker Toolkit についてご紹介させていただきます。

20191220-2-1.jpg



【Blocker Toolkitとは?】

まずはこの "Blocker Toolkit" とは何なの? というところから。

このツールは、前回ご紹介したように、Windows 10 Ver.1803 以降向けに、自動配信される New Microsoft Edge への自動アップデートをブロックするためのツールです。

ただしブロックするといっても自動アップデートがブロックされるだけで、手動でインストールしようとしたものについては防ぐことはできません


【どうやって利用するの?】

さてここからが本題です。

"Blocker Toolkit" ですが、まずはダウンロードするところから始めましょう。

-- ダウンロードする:

1) "Microsoft Edge の自動配布を無効にするための Blocker Toolkit" にアクセスし、リンクをクリックします

20191220-2-2.jpg

2) 適宜わかりやすい場所を指定してファイルを保存します。今回はデスクトップに保存してみました。デスクトップには、"MicrosoftEdgeChromiumBlockerToolkit.exe" というアイコンができます

20191220-2-3.jpg


-- ダウンロードしたプログラムの実行:

1) ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックで実行します

20191220-2-3.jpg

2) 利用規約の画面が表示されるので、"YES" をクリックして進みます

20191220-2-4.jpg

3) 展開先の選択画面になりますので、"Browse" をクリックして、展開(解凍)先を指定します。今回は、デスクトップを選択し、さらにその後ろに、"tool" と手入力しました。
これで、デスクトップにフォルダが作成されて、その中に解凍されたファイルが保存されます。"OK" ですすむと、当然フォルダはまだないので、フォルダを作成していいか?聞いてきますので、"はい" をクリックします

20191220-2-5.jpg 20191220-2-7.jpg 20191220-2-6.jpg

これで、ダウンロードしたファイルが展開されました。
今回はデスクトップに "tool" というフォルダが作成されて、その中に以下のファイルが展開されております。

・EdgeChromium_Blocker.adml
・EdgeChromium_Blocker.admx
・EdgeChromium_Blocker.cmd
・EdgeChromium_BlockerHelp

この中で今回この後使用するのが、"EdgeChromium_Blocker.cmd" になります。


-- Block Script を実行する:

さてここからが本番です。先ほどダウンロードしたファイルをコマンドプロンプロトを管理者として起動して、実行します。"EdgeChromium_Blocker.cmd" を単純にダブルクリックしてもダメなのでご注意ください。

1) "ここに入力して検索" のところに、"cmd" と入力して、検索されたコマンドプロンプトの項目の中から、"管理者として実行" をクリックして起動します
20191220-3-0.jpg 20191220-3-1.jpg

2) 今回ダウンロードしたプログラムのパスをコピーしてコマンド画面に貼り付けます。実はコマンドを起動しても慣れないとプログラムの保存されているパスまで移動するのも面倒なので、ダウンロードして解凍してできた、フォルダの上の部分をクリックしてパスをクリックします。そして、"CD" とだけ入力した後スペースを入れたら、右クリックします。すると先ほどコピーしたパスが貼りつきます。移動したら、"EdgeChromium_Blocker.cmd /b" と入力して、エンターを押下げます

20191220-3-2.jpg 20191220-3-3.jpg 20191220-3-4.jpg

3) コマンドの実行は一瞬で、終わると以下のような画面に戻ります。

20191220-3-5.jpg 

4) 完了しましたので、実際にレジストリに Block Script キーによって、レジストリキーが追加されたか確認してみると...

20191220-3-6.jpg

と正しく追加されていることををご確認いただけると思います。


-- 解除方法:

こうしてブロックしたものを逆に解除するにはどうしたらいいのか?についてもご紹介させていただきます。
"Block Script を実行する" のところでご紹介した手順と 1)〜2) までは一緒です。

コマンドのところで、

"EdgeChromium_Blocker.cmd /u"

と入力します。

20191220-4-1.jpg 20191220-4-2.jpg 20191220-4-3.jpg

上記のようにレジストリの値が値なしになったことが確認いただけると思います。

以上で完了になります。





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2019年12月20日

New Microsoft Edge は自動配信される

いよいよリリースまで、ひと月を切った、New Microsoft Edge (開発コード:Anaheim)。

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2020年1月15日に正式にリリースされることが発表されたり、また先日も最終ベーター版がリリースされたりと、2020年1月15日に向けて着々と準備が進んでいます。

あとはリリースを待つのみという状況でした。
しかしさて、実際にどういった形で配信されるのか?が、気になるところでした。

さてそんな New Microsoft Edge のリリースに向け、新たにブログが更新されました。

20191220-1-2.jpg

そしてついにその配信方法について明らかになりました。

1) Windows 10 Ver.1803 (April 2018 Update)以降向けに、自動配信されること
2) 自動配信を止めるためのブロックツールが提供されること
3) ブロックツールには有効期限がないこと
4) ブロックツールでは自動でインストールされることは回避できるものの、手動でのインストールは回避できないこと

のようです。もちろんこれは、Windows 10 向けのものです。

当然ながら、Windows 8.1 や、 macOS 向けには個別にダウンロードしてインストールする必要がありますので、自動的にはインストールされることはありません。

そして、今回案内されているブロックツールでは、レジストリに、

Registry key: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\EdgeUpdate
Key value name: DoNotUpdateToEdgeWithChromium

結果
未定義配布はブロックされない
0配布はブロックされない
1配布はブロックされる

といったキーを生成して、自動更新で、New Microsoft Edge のインストールをブロックするか?しないか?を設定できるようにしているようです。

グループポリシーのテンプレートなども用意されていますので、詳細は以下のサイトをご確認ください。

コマンドで行う場合には、

EdgeChromium_Blocker.cmd [<machine name>] [/B] [/U] [/H]

を実行し、

 /B:配布をブロック
 /U:ブロックを解除

というスイッチにて切り替えるようです。詳細は改めてご紹介させていただきますが、"Microsoft Edge の自動配布を無効にするための Blocker Toolkit" をご覧いただければおわかりいただけるかと思います。


【旧バージョンの Microsoft Edge にアクセスする】

旧Microsoft Edge と New Microsoft Edge の両方が利用できるようにするには、Updateを回避して、ベータ版の New Microsoft Edge をインストールする必要があります。

自動更新で、気が付かないうちに、New Microsoft Edge にアップデートされてしまうと、これまでの、Microsoft Edge が利用できなくなってしまいます。

なので、事前にブロックツールを利用して、自動更新をブロックしておくこと。そして現在公開されているベータ版の New Microsoft Edge をインストールする必要があります。

さて次回は、実際にブロックツールの使い方についてご紹介させていただきます。



<参照>




デル株式会社 デル株式会社
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2019年11月20日

New Microsoft Edge を InPrivate モードで起動する

先日、New Microsoft Edge (開発コード:Anaheim)の正式なリリース日が、先日の Microsoft Ignite 2019 で発表されたことは以前にも取り上げさせていただきました。

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正式なリリース日を控え、先日やはり、一般向けの最終ベータ版の配布がスタートしました。正式リリースの、ひとつ前の最終版になります。

さてそんな New Microsoft Edge ですが、今回は、InPrivate モード で起動する方法について確認してみました。


【InPrivateモードとは?】

"閲覧が終了したときに、閲覧データ (履歴、インターネット一時ファイル、Cookie など) は PC に保存されません" (「Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う」より) とあるような使い方をしたいときに利用する特殊なモードです。

20191116-2-2.jpg

外出先などで、自分以外のPCを利用する場合などに、履歴などを残したくない場合には、こうしたモードを利用します。


【ショートカットアイコンの設定を変更する】

一度通常起動してから、画面右上の "..."(設定) から起動してもいいのですが、ショートカットをクリックしたら、そのまま InPrivate モードで起動できるようにしておくとひと手間省けますね。

20191116-2-3.jpg

--- ショートカットの設定を変更する:

1) デスクトップ上のショートカットアイコンを右クリックして、"プロパティ" を開きます

2) リンク先のところに表示されているアドレスの後に...  半角のスペースを入れたのち、"-InPrivate" と追加します

20191116-2-1.jpg

こうすることで、ショートカットからの起動については、InPrivate モードで起動できるようになります。

もう一つ覚えておくと便利な点をご紹介します。

通常、ブラウザを起動して、Microsoft アカウントでサインインしている状態で使用していると、仮に他のMicrosoftアカウントでもサインインしたい場合には、通常、一旦現在サインインしているアカウントはサインアウトしてから、別のアカウントでサインインしなおすなどの必要があります。

しかし、この InPrivate モード を利用した場合には、通常モードと組み合わせることで、同時に複数の Microsoft アカウントにサインインすることもできるようになります。

通常モードで起動し、A という Microsoft アカウントでサインイン。OneDrive 上のデータを開いて使用。さらに InPrivate モードで起動して B という Microsoft アカウントでサインインして、OneDrive 上のデータにもアクセスする。こうして2つのアカウントに同時アクセスできるようになるのは便利ですよね。


【更新】

以前、New Microsoft Edge の IE モードでの起動方法についてもご紹介していますので、こちらも併せて覚えておいておくと便利かもしれませんね。



また、同じChromiumベースではありますが、Google Chrome の場合には、ショートカットのところで、リンク先のところに表示されたアドレスの最後に、半角スぺースののち、"--incognito" と入力します。

20191116-2-2.jpg

当然ですが、同じChromiumベースでも、ブラウザごとにこの設定は異なります。


<参照>




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2019年11月06日

New Microsoft Edge の配信日が決定

現在、アメリカで開催されている Microsoft Ignite 2019。11月4日 から 8日 にかけて、オーランドで開催されているイベントです。
毎年注目されているこのイベント。

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11月4日の初日に、今回の 新しい Microsoft Edge の配信日が公開されました。これに合わせてブログの方も更新。いよいよ New Microsoft Edge の登場が間近となりました。


【2020年1月15日より配信】

ブログによれば、
「The release candidate of the new Microsoft Edge for Windows and macOS can be downloaded right now with general availability targeting Jan. 15 in more than 90 languages. 」(ブログより引用)
とあり、Windows および macOS 向け、90か国語以上の言語に対応するようです。

この New Microsoft Edge、開発コードを "Anaheim" と言っていました。Google Chrome や Opera など、Chromium ベースのブラウザはいろいろありますが、New Microsoft Edge もこの仲間入りをすることになります。


【現在はまだベータ版】

20191106-1-2.jpg 20191106-1-3.jpg

当然ながら、現在 Microsoft Edge Insider のサイトで提供されているのは、ベータ版のみです。ダウンロードすればご利用はいただけます。

ベータ版のページをのぞいてみると、アイコンが新しくなってます。

Windows 10 だけではなく、Windows 7 や Windows 8.1 でもベータ版をご利用いただけます。待ちきれない、すぐに使ってみたい... という場合には、ご利用は可能です。ただしベータ版であることはご承知おきください。



<参照>




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2019年09月16日

Microsoft Edge で、"ePub" のサポートが終了

"ePub" ってご存知でしょうか? そうです "電子書籍" ですね。

ご利用の方もいらっしゃるかと思います。

ちょうど、9月Windows 10 Ver.1903 向け更新プログラム(Build 18362.356) に、以下のような一文を見かけました。

20190915-1-1.jpg

Microsoft Edge での ePub サポートの終了” とあるように、Microsoft Edge では、今後、ePub 形式のデータが開けなくなるようになります。


【ePub とは?】

"ePub" とは、国際電子出版フォーラムが策定している電子書籍のファイルフォーマットのことです。
電子書籍だと、"Kindle" が有名ですが、”ePub” も "Kindle" 同様の電子書籍ではありますが、双方に互換性はありません。
ウィキペディアにもありますが、

【今後】

MSのサポートページでは専用のアプリを使うようにでてはいますが、専用のアプリや端末でなくても、Google ChromeFirefox といったブラウザに拡張機能を組み込むことでも閲覧は可能です。

さらに、今後?どうなるかははっきりとは言えませんが、現在、Microsoft Edge も、新しい New Microsoft Edge(Anaheim) の開発が進んでいます。New Microsoft Edge(Anaheim) は、Google Chrom 同様、Chromium ベースのブラウザになります。そうなると、拡張機能は同じものが利用できるようになるはずなので、今後は New Microsoft Edge でご利用可能になるのかもしれません。

こうした今後の展開がどうなるのか? 今後の新しい情報を待ちましょう...



<参照>




富士通 FMV LIFEBOOK UH
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2019年09月02日

New Microsoft Edge では次期バージョンから、Flash に対する制限がさらに進む

これまでにも、2020年には終焉を迎える Flash に対する制限が、様々なブラウザでかかるようになったことは、こちらのブログでも取り上げさせていただきました。

今回は、現在、Chromium ベースで開発が進んでいる New Microsoft Edge (Anaheim) でも、次のバージョンより、他の Chromium ベースのブラウザ同様に制限がかかるようになることについて、Microsoft Edge Insider のブログの中で発表されたのでご紹介させていただきます。

米国時間8月30日(日本時間8月31日)に、Microsoft Edge Insider の公式ブログの中で紹介されたのが以下の記事になります。

20190902-1-1.png


現在、Windows 10 では、Microsoft Edge と Internet Explorer 11 が、また Windows 7 や Windows 8.1 では、Internet Explorer 11 が、Microsoft のブラウザとして搭載されていますが、こちらについては、現状と変更はないようです。

変更がないというか? むしろすでに開発は進めないので、今後、現状を変更する予定もないという意味のようですね。

Flash の終焉に向けてさらに加速がつきそうです。


<参照>




マウスコンピューター/G-Tune
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2019年08月21日

New Microsoft Edge Beta版の配信がスタート!

4月初めに New Microsoft Edge が公開されて4か月が過ぎました。その後、DEV版、CAN版、さらには Mac 向けの製品が登場するなど順繰りと進化を続けていた New Microsoft Edge ”ANAHEIM”(開発コード:アナハイム)。


さてそんな今日ですが、New Microsoft Edge の Beta 版の配信がスタートしました。”Beta” 版 は、サイトにもありますが "最も安定した Microsoft Edge プレビューエクスペリエンスを提供" するもので、これが出るということは、いよいよ製品として登場が迫りつつあることになります。

20190821-1-1.jpg 20190821-1-2.jpg

今回配信がスタートした Beta 版。Windows 10 向け以外にも、Windows 8.1/8/7 の他、macOS 向けすべてのプラットフォーム向けに Beta 版の提供がスタートしています。

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Microsoft Edge Insider 参加者向けに届いたメールには、DEV版、Canary版のダウンロード数が 100万件を超え、さらには多数のフィードバックも届いていることがつづられております。

最終リリースに向けていよいよとなった、Beta版の登場。

是非この機会にお試しになってみてください。そして最終製品に向けて、さらなるフィードバックを通じてより良い製品づくりに協力してみてください。

なお、New Microsoft Edge の情報は、Microsoft Edge Insider の公式サイトの他、Github、Techcommunity などでもご覧いただけます。詳細は、Microsoft Edge Insider の公式サイトよりリンクをたどってご覧ください。


<参照>




デル株式会社

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2019年08月12日

New Microsoft Edge で、IE mode を利用する

Chromiumベースの 新しいブラウザ "New Microsoft Edge" 。"Edgium” と呼ばれたりもしてますがまだ正式な名称ではないようです。

現行の Windows 10 向けの EdgeHTML/Chakra版「Microsoft Edge」の後継という位置づけで開発が進んでいる New Microsoft Edge ですが、そんな New Microsoft Edge に、IE mode が提供されています。

今回はこの "IE mode" について確認してみました。


検証環境:

Windows 10 Ver.1903 (ビルド18362.267)
New Microsoft Edge Ver.77.0.235.5


【IEモードの有効・無効】

この "IE mode" ですが、デフォルトでは有効になっていません。

1) まずは、New Microsoft Edge を起動し、アドレスバーに、"edge://flags" と入力して、エンターを押します

20190811-5-1-1.jpg 20190811-5-1-2.jpg

2) "Experiments" という画面が表示されたら、"Search flags" のところに、"IE Integration" と入力すると、検索結果が表示されます

20190811-5-1-3.jpg

3) 続いて、”Enable IE Integration” のところの、"Default" をクリックして、"IE mode" をクリックします

20190811-5-1-4.jpg 20190811-5-1-5.jpg

4) 最後に "Restart" をクリックして、New Microsoft Edge を再起動して完了です


* "Experiments" というページは、単純に直訳すれば "実験" ということになります。文字通りまだ実験的に提供されている機能なのでこの機能を有効にすることで、ブラウザのデータが失われたりプライバシーやセキュリティが損なわれたりすることもありますよ?というメッセージが上部に警告として表示されています。現時点では、あくまでもそうしたことを理解した上でお試しください。

IEモードは現状、Internet ExplorerがインストールされているPC上でしか利用できない機能になっています。なので、Mac版の New Microsoft Edge では利用できません。


【設定をしたがIEで開くが出てこない!】

設定が終わったのでいざ IE mode の確認に... ということで喜び勇んで New Microsoft Edge を起動。

20190811-5-2-1.jpg

実は、設定は上記の設定で完了なわけですが、ご覧の通りどうも現在のDEV版ではさらに設定が必要なようでした。
通常はこの設定が完了後、設定>その他のツール と辿っていただくと、本来であれば "このページを Internet Explorer で表示する" が出てくるはずが、現行バージョンでは出てきません。

調べてみたら、Techcommunity のところで同様の質問が上がっていました。


ではその設定です。

-- 設定手順:

1) New Microsoft Edge のショートカットアイコンを右クリックして、プロパティを開きます

20190811-5-2-2.jpg

2) リンク先のアドレスの入っているところの最後に、半角のスペースを入れたうえで "--ie-mode-test" を追加します。これで完了。あとは "OK" で閉じてください。OKで閉じると、管理者権限が必要ですよ?と出てくるようであれば、"続行" を押してください

20190811-5-2-3.jpg 20190811-5-2-4.jpg

3) そしてさっそく New Microsoft Edge を起動します。"サポートされていないコマンドラインフラグ..." といったメッセージは表示されるようですが、どうせまだ "Experiments" (実験) の機能なのでここはスルーしてください。すると、"open sites in Internet Explorer mode" が表示されたかと思います

20190811-5-2-5.jpg

どうもバージョンアップ以降こうなっているようですね。


【実際にIEが起動している】

実際に Microsoft のサイトを New Microsoft Edge の IE mode で開いたところ。左上のアドレスバーのところには、IEの水色のアイコンが表示されます。

20190811-5-3-1.jpg 20190811-5-3-2.jpg

IE mode で開いて、タスクマネージャーを見てみるとわかりますが、プロセスの中に、Internet Explorer が起動していることがわかります。IE mode とはいえ、モードというより、IE 自身が Edge の中で起動している... そんな感じなんですね。

Google Chrome だと、拡張機能に、"IE Tab" というものがありますが、こうしたものとはちょっと違うようです。



昨日、IE はもう使わない方がいいとも書きましたが、まだ時々推奨ブラウザがIEなところもあったりするので、もうしばらくは "IE mode" って必要なんでしょうかね?

20190811-5-3-3.jpg

試しに、IE mode で、Facebook にアクセスしてみると... やはりブラウザをアップデートしてと出てきますね。当然ですが、ちゃんとIEとして認識されているってことですね。


<参照>




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2019年06月28日

Mac 版/Widnows 版 ともに、Edgium が日本語表示に対応!

久々に、Mac 版 の Microsoft Edge を起動してみて、びっくり。

なんと久しく英語表示しかできなかった、Microsoft Edge のインターフェースが、日本語に対応していました。

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現在、Mac OS 向けには、Dev版 と Canary版 が提供されていますが、私が使用しているのは、Canary版。それこそ毎日起動する度に更新がかかります。

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いつか?いつか?と思って設定は変更しておりましたが、やっと日本語にも対応。Beta版はまだですのでまだまだ一般公開は先になるのかも知れませんが、着実に変わってきていますね。

とはいえ、実際に確認したところ、Windows 版とも異なって、言語に日本語を追加していなくても日本語表示になるし、また逆に英語表示にすることはできないようです。

念のためWindows 版も確認してみたところ、Windows 版では、Dev版を利用していますが、以下のような設定方法で言語を追加してあげれば、英語版にも日本語版にも設定が可能でした。


【言語の設定】

Windows 版 の Edgium では、以下の手順で言語設定を変更します。

1) Microsoft Edge の右上にある  […]>Settings と入って、Languages をクリックします
2) Japaneseが追加されていない場合には、 ”Add Languages” をクリックして、"Japanese" を追加します
3) Japanese が追加されたら、Japanese の右側にある […] をクリックして、"Display Microsoft Edge in this language" にチェックを入れます
4) 最後に、"Restart" をクリックすれば、再起動され、日本語表示になります


ということで、Mac版の Microsoft Edge については、フィードバックさせていただきました。Windows 版もしばらくは英語表示でしたが、現在は上記の手順で日本語表示に変更が可能になっています。

Windows版 をご利用の方も一度ご確認ください。

しかしながら、ついに日本語表示にも対応したようで、Beta版、そして製品版として、一般公開に向けて着実に進んでいるようです。


<参照>




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2019年06月04日

Mac版 Microsoft Edge では Windows Defender Browser Protection が最初から搭載

"Windows Defender Browser Protection" というあまり聞きなれない機能かもしれませんが、Microsoft が、Google Chrome の拡張機能として提供している Windows 版の、Internet Explorer や Microsoft Edge でいう、"Smart Screen" と同じものです。

20190604-1-1.jpg 20190604-1-2.jpg

要するに、悪意のあるWebサイトへのアクセスを遮断するための保護機能になります。

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この機能自体は、2018年4月から提供が開始されており、Google Chrome では、ご利用の方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて先日もご紹介したように、Mac 向けに、Microsoft Edge の Canary 版 の提供が開始されました。

今回提供されている Canary 版 には、あらかじめ、この "Windows Defender Browser Protection" が搭載されています。

20190604-2-1.jpg 20190604-2-2.jpg

同じ Canary 版でも、Windows 向けのものには搭載はされておりませんでした。もっとも、Chrome ストアで配布されていること、そしてなんと言っても 無料で提供されているので、Windows 版の Edgium にも導入は可能なわけです。



<参照>


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2019年05月25日

Mac 版 New Microsoft Edge (Edium) の更新

ちょっと予想外でびっくりしたので紹介させていただきます。

先日、macOS 向けに、New Microsoft Edge (Edgium) の提供が開始されたことをご紹介しました。
現在は、Canary 版 なので、毎日のように Update がかかっていくわけです。

Windows 版については、この Edium の更新は、自動で行うか? 手動の場合、ヘルプから入っていくことをやはりご紹介していましたが、Mac 版の場合、意外なところからも Update されるようです。


【Microsoft AutoUpdate による更新】

Mac 版も、当然自動で更新されるので、PC起動時に、右上の方にポップアップが出て、更新が完了しましたなんてあると、あぁ〜、自動で更新されていくんだな?と思っていたのですが、タイミングにもよるようですが、通常、Microsoft の Office 製品の更新に利用される "Microsoft AutoUpdate" でも更新が検知されるようです。

20190525-1.png

何気なくいつものように、Office の更新をチェックしたら、Word や Excel などのアプリではなく、Microsoft Edge が表示された時にはびっくりしましたが、この辺り特に情報は出ていないのでなんとも言えませんが、PC起動してすぐに、Microsoft AutoUpdate を起動したりすると、Edgium が自動更新するタイミングより早かったりすると、表示されたりするのかもしれませんね。

20190524-2.png
結果的には、表示されて、"インストール" をクリックしても、macOS が起動するとほぼ一緒のタイミングで、Update のチェックも走っているようなので、すでに "更新はすでに進行中です" というメッセージが出るだけで更新されるわけではないようです。これもタイミングによっては進むのかもしれませんね。

その後は、Microsoft AutoUpdate でも当然検知されなくなりましたが、ちょっと意外な場面に遭遇したので、ご紹介させていただきました。



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2019年05月21日

Mac 版 Edgium 配信スタート!

Microsoft が、Mac 向けにブラウザを提供するというのは、ほんと久しぶりです。IE5 が出たとき以来ということになります。

以前、New Microsoft Edge(Edgium) が、Microsoft Edge Insider の Web サイトで、Windows ユーザー向けに配信がスタートしたことはご紹介しました。


今回は、macOS 向けに、New Mirosoft Edge (Canary版) の提供が開始されました。

20190521-2-1.jpg

一番、変更頻度の高い Canary 版 ですので、まだまだ不具合なども起こりうるものではありますが、着実に New Microsoft Edge の開発が進んでいるようです。


【ダウンロードとインストール】

-- ダウンロードする

Microsoft Edge Insider の Web サイトに、Safariなどでアクセスすると、Mac 用のページに繋がりますので、そちらからダウンロードをクリックして行います。

20190521-2-2.jpg 20190521-2-3.jpg 20190521-2-4.jpg


-- インストールする

ダウンロードが完了したら、インストールに入ります。ダウンロードを開くと、New Microsoft Edge がありますので、こちらをダブルクリックして実行します。

20190521-3-1.jpg

プログラムが起動したらあとは画面に従って進むだけ。

20190521-3-2.jpg 20190521-3-3.jpg 20190521-3-4.jpg

20190521-3-5.jpg 20190521-3-6.jpg

インストールが完了すると、Edgium が起動してきます。


-- Edgium の初期セットアップ

インストールが完了すると、Edgium がついに起動してきます。起動すると、初期セットアップになります。

最初は、Google Chrome もお使いの場合、Google Chrome からWeb上で使用したパスワードの設定を取り込むかどうか?から。

20190521-4-1.jpg

そして新しいタブを開いたときなどの画面表示構成などの設定を選択していきます。

20190521-4-2.jpg

完了すると、画面は、Edgium の最初の画面が表示されます。

20190521-4-3.jpg

ということでインストールが完了。ご利用可能になります。

今回、Microsoft Edge Insider の Web サイトで公開されたのは、Canary版 といって極めて初期のものです。更新頻度も頻繁ですし、またWindows 版同様にまだ日本語表示には対応していません。今後、Dev版、Beta版 と出て、最後に製品版がリリースされることになります。

製品版として登場するにはまだまだ時間はかかりますが、久しぶりに提供された、macOS 向けのブラウザ。

楽しみたいですね。


<参照>




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2019年05月05日

Android 版 の Microsoft Edge Mobile が Insider 版の Edge と同期が可能に!

Chromium版の Microsoft Edge について以前にご紹介しました。


その後更新は進んではいるようですが、PC向けにはまだ正式には、Windows 10 向け以外には "COMING SOON" のままで提供は開始されていないようです。

さてそんな中で、以前より Mobile デバイス向けには、Microsoft Edge Mobile が提供されておりましたが、今回、PC版との同期の機能について紹介されておりました。


20190504-2.jpg

最新版では、デスクトップ版の "Microsoft Edge Insider" と設定を同期する機能が追加されているようです。ただし現時点では、Android 版のみになります。

[...]をタップして、アカウント名をタップ。そして、"同期" をタップすると、"Microsoft Edge Insider チャネル" が選択できるようになっています。

一応最新バージョンにUpdateすると機能が追加されるようです。なので、以前から、Microsoft Edge Mobile をご利用の方は、最新版に更新する必要があります。

現在提供されているアプリの最新バージョンは、

Android版: Ver.42.0.2.3426

となります。iOS版はまだのようです。

ところで PC 向けの New Microsoft Edge は、当初開発コードでは、"ANAHEIM"(アナハイム)なんて呼ばれていましたが、最近では、"Edgium" (Edge + Chromium) という呼ばれ方もしているようですね。インターネットで検索してもちらほら見かけます。



<参照>



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2019年04月21日

New Microsoft Edge "ANAHEIM"(アナハイム)の更新

先日から Insider 版として提供が開始されている New Microsoft Edge。開発コードでは、"ANAHEIM"(アナハイム)と呼ばれていました。

さてこの "ANAHEIM(アナハイム)"、Microsoft Edge Insider のページを見ると、現在提供されている Dev ChannelCanary Channel の大きな違いの一つに更新頻度があげられます。

20190419-5-1-1.jpg 20190419-5-1-2.jpg

上記の画像をご覧いただければお判りいただけますが、

  • Dev Channel:Updated weekly
  • Canary Channel:Updated daily

となっています。

でもどうやって更新されるのか? 手動で更新ができないのか?
その更新方法について確認してみました。


【手動でのUpdate】

一応、それぞれ更新頻度が表示されていますので、手動で更新したからと言ってそうそう毎回更新されるわけでもないのですが、以下の手順で更新を行います。

1) 右上の [...](Settings and more)>ヘルプとフィードバック(Help & feedback)>About Microsoft Edge とクリックします

20190419-5-2-1.jpg

2) Settings という画面が表示され、自動的に更新プログラムを確認し、最新の状態であれば、"Microsoft Edge is up to date" と表示されます

20190419-5-2-2.jpg 20190419-5-2-3.jpg


もっともタスクマネージャーで確認する限り、基本的には Google Chrome のように、New Microsoft Edge も起動すると同時に、Update プログラムもバックグラウンドで起動するようなので、起動と同時にチェックにはいくようです。

20190419-5-3-1.jpg

この "ANAHEIM(アナハイム)"、更新状況は以下のような感じです。

Dev Channel: Ver.75.0.131.0
Canary Channel: Ver.75.133.0

ちなみに、Google Chrome にも、Beta版、Dev版、そして Canary版があるんですね...


<参照>




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2019年04月10日

New Microsoft Edge のダウンロード&インストール

昨日公開された、Chromiumベースの Microsoft Edge。

Microsoft Edge Insider のウェブページからダウンロードできることはご案内いたしましたが、さっそく導入してみました。

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なお現在提供されている New Microsoft Edge は、文字通り、Insider版です。
お試しになる方は、そうしたことを念頭に置いてお試しください。


【ダウンロード&インストールする】

1) Microsoft Edge Insider サイトにアクセスします。トップページには、"Dev Channel" のダウンロードリンクがありますので、今回は、こちらをダウンロードしてみました。"Download Dev Channel" をクリックしていったんデスクトップに保存

2) デスクトップには、"MicrosoftEdgeSetup.exe" という実行プログラムがダウンロードされました

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3) そしてダブルクリックして実行。UACの後、プログラムのダウンロードとインストールが開始されます

20190409-5-2.jpg 20190409-5-3.jpg

4) インストールが完了すると、デスクトップには Dev版の New Microsoft Edge のアイコンが。そしてしばらくすると、New Microsoft Edge が起動してきます

20190409-5-4.jpg 20190409-5-5.jpg


【New Micorosoft Edge の起動】

インストールが完了すると、New Micorosoft Edge が起動してきます。そしてまず最初に、セットアップの画面になります。

20190409-5-5.jpg

この画面では、現在ご利用になっている、Microsoft Edge(旧版) からお気に入りなどのデータをインポートすることから始まります。

20190409-5-6.jpg

"Start with your data": 旧Micorosoft Edge から、お気に入りなどのデータを取り込みます
"Start from scratch":そのままお気に入りなどのデータは不要ということであればこちらでもOKです

仮に "Start from scratch" を選択しても後ほど、設定>インポートブラウザデータ とすれば、データの取り込みは可能なようです。

20190409-5-7.jpg

今回はデータを取り込まずに進めてみました。"Start from scratch" をクリックして、"Confirm" をクリックします。
続いて、TABの表示などページの設定方法の選択に進みます。

20190409-6-1.jpg 20190409-6-2.jpg 20190409-6-3.jpg

Inspirational/Informational/Focused のいずれかを選択して、"Done" をクリックします。こちらの設定についても、後ほど設定画面から変更ができるようですので、今回は、"Inspirational" を選択してみました。

そして設定が完了して、いよいよ "New Microsoft Edge" が登場しました。

20190409-6-4.jpg 20190409-6-5.jpg


【日本語表示にする】

ご覧いただくとお分かりのように、この段階では、New Microsoft Edge の画面は英語表示です。
次に表示言語を変更してみます。

1) 画面右上の [...](Settings and more)をクリックして、"Settings" をクリックします

20190409-7-1.jpg

2) 左ペインのメニューから、"Languages" をクリックします

20190409-7-2.jpg

3) 続いて "Add languages" をクリックし、利用する言語 "Japanese" を選択し "Add" をクリックします

20190409-7-3-1.jpg 20190409-7-3-2.jpg

4) 言語が追加されたことを確認したら、"Japanese" の脇にある "..." をクリックして、"Move to the top" をクリックし、日本語を最上位に移動します

20190409-7-3-3.jpg

5) 設定が完了したら、New Microsoft Edge を終了して再起動

20190409-7-3-4.jpg

と設定はしてみましたが、どうも日本語表示までにはまだ対応していないようでした。


【実はwindows10 以外のユーザーでも...】

Microsoft Edge Insider のサイトでは、以下のサイトにもあるように、まだなのですが、実は "Notify Me" リンクをクリックしてみると....

20190409-3-3.jpg

ご覧いただくと、まさにその通りなわけですが、リンクをクリックすると "We can't wait for you to try it" というダイアログボックスが出てきて、必要事項を入力すればダウンロードページへの誘導する画面になります。ただしこの先はやはり同じ画面で、"Comming Soon" という画面に戻ってしまいました。
しかし、Windows 8.1 を利用して、Windows 10 用のダウンロードをクリックしてみたら....

20190409-10-1.jpg

普通にダウンロードされて、インストールも完了。問題なく起動しているようです。

ただしあくまでも、Insider版であること、さらには、Windows8.1向けには正式にはまだ配布も始まっていないことを承知の上で試したわけですので、何らかのトラブルが今後発生する可能性はありますので、お試しになる方は、その点をご理解いただいた上で、お試しください。

Chromiumベースのブラウザは、何も Google Chrome ばかりではなく、Vivaldi や Opera など様々なものがあります。
今後の、Update を通じてどう Microsoft らしい味付けがされていくのか? ちょっと楽しみなところです。


【追加情報】

Windows 8.1同様に、Windows 7 でも試してみました。

こちらも Windows 10 用のプログラムでインストールできました。正常にインストールが完了し、動作するようです。

ただし上記でも書きましたが、あくまでも Insider 版ですし、Windows 10 用のものなので、Windows 7 用を試したい場合には、あくまでも提供が開始されるまでお待ちください。


<参照>




デル株式会社

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2019年04月09日

新しい Microsoft Edge の Preview Build が公開!

Microsoft Edge が変わる... そんなニュースが流れたのが、昨年の12月。

そしてついに、その Preview Build が、Microsoft Edge Insider のサイトを通じて配布が開始されました。
本日、Micorosoft Edge Insider に登録しているメールアドレス宛に以下のようなメールが到着。

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Preview Buildsの提供が開始されることの案内でした。そしてさっそく、Insiderのページにアクセス。

20190409-3-1.jpg

公開されているのは、Micorosoft Edge Insider のサイト。
今回ダウンロード可能なのは、Dev Channel。この他に、Canary Channel もダウンロード可能になっています。

20190409-3-2.jpg 20190409-3-3.jpg

上記にもあるように、今回は、Windows 10 向けのリリースになるものの、今後、Windows 8.1、Windows 7、macOS 向けにも提供が予定されているようです。

以前、Internet Explorer の Mac 版がありましたが、macOS 向けにもブラウザが提供されるのってホント久しぶりですよね。



<参照>




デル株式会社

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2019年02月13日

Microsoft Edge のお気に入りの削除方法

意外とできそうでできない Microsoft Edge のお気に入りの一括削除。
あれ?できなかったんだぁ〜と今更思ったので、Microsoft Edge のお気に入りの管理についてまとめてみました。

通常、Microsoft Edge に登録されたお気に入りの削除は、それぞれの項目を右クリックすれば、以下の画像にもあるように、削除が可能です。

20190213-1.jpg

数が少なければこれでもいいんですが、数が多かったりすると、この作業を延々と繰り返すわけですから、うんざりしますよね?

かといって、Internet Explorer のように、ユーザーフォルダの "お気に入り" に登録されているわけではないため、そこを開いてすべて選択して削除というのもできません。

20190213-2.jpg

データ自体は、

"C:\Users\(ログインユーザー名)\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\MicrosoftEdge\User\Default\DataStore\Data\nouser1\120712-0049\Favorites"

とたどると... 実はここにデータが登録されています。追加した後開いてみると、確かに増えている。であれば、そこからさくじょすればいいんじゃないの? ってことで、削除....

20190213-3-1.jpg 20190213-3-2.jpg

しかし削除しても、お気に入りは消えてませんでした。調べてみると、ちょっと前の Windows 10 では削除もできたようですが、今回、最新バージョンでもある Ver.1809 でみてみると、こうした操作はできませんでした。

ただしお気に入りを管理しているファイルは、

20190213-1-2.jpg

"C:\Users\(ログインユーザー名)\AppData\Local\Packages\Microsoft.MicrosoftEdge_8wekyb3d8bbwe\AC\MicrosoftEdge\User\Default\DataStore\Data\nouser1\120712-0049\DBStore"

と開くとある "spartan.edb" がお気に入りのデータを保存しているファイルになります。なのでこれを削除すればすべてクリアされます。
これは確かに削除すればきれいになくなることを確認しました。

しかし.... All or Nothing という選択肢しかないとなると、これも困ったもんです。


【削除用のフォルダを作成する】

1つずつ削除するのは確かに大変ですがフォルダを削除するのであれば一度で削除ができます。ということで、削除用のフォルダを作成して、そのフォルダに不要なお気に入りをマウスでドラッグして移動する。そして、最後にフォルダを削除する... そんな方法で試してみました。

20190213-4-1.jpg 20190213-4-2.jpg

-- 削除手順:

1) Microsoft Edge を起動し、"お気に入り" を表示します

2) お気に入りの一覧のところで右クリックして、”新しいフォルダの作成” とクリックし、フォルダを作成します。わかりやすく、"削除用" とでも名前を付けておけばいいかもしれませんね

3) お気に入りの一覧から、不要なものを、マウスでドラッグして、先ほど作成した、"削除用" のフォルダに移動します

4) すべて作業が終わったところで、削除用フォルダを右クリックして、"削除" をクリックします

これで、フォルダごと削除が完了します。

そうするとフォルダを削除すれば、削除したいものが一度に削除できることになります。

やっぱりこれが一番簡単な方法のようですね。

HTMLファイルのお気に入りをエクスポートして、再度編集したうえで古いお気に入りをすべて削除して取り込みなおすということもできないわけではないと思いますが、ちょっと面倒かもしれませんね。



デル株式会社

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2018年11月05日

Microsoft Edge だけ印刷ができない

ちょっと原因がよくわからないのですが、変わった事例でしたのでご紹介させていただきます。

あってはほしくないですが、突然印刷できなくなるといったことは、どこでもよくありそうなこと。ですが今回の例は、Microsoft Edge だけ突然印刷できなくなってしまったという事例です。


【事例】

プリンターの設置状況としては、Wi-Fiにて、PC、プリンターともに接続されており、その状態で確認できた部分は、次の通りでした。

1) プリンターは正常に動作し、デバイスとプリンターなどから、テスト印刷も可能
2) Word や Excel、さらにはメモ帳など、他のアプリからの印刷は可能
3) Internet Explorer や Google Chrome 等のブラウザからの印刷も問題なく可能

にもかかわらず、Microsoft Edge から、印刷をクリックし、プリンター名もきちんと表示されて、プレビューも表示されているにもかかわらず、印刷をクリックしても、まったく応答がなく、印刷データが Spool されていきませんでした。

プリンター側のドライバで、PCとプリンターの通信状況を確認しても、インクの残量が表示されて、印刷待機中で、データが転送されてくるのを待っている状況でした。

つまり、Microsoft Edge の画面上の "印刷" というボタンをクリックしても、まったくプリンターと通信しようとしない状況なわけです。

PDFファイルを開く既定のアプリが、Microsoft Edge になっている場合には、Microsoft Edge で開かれた PDFファイル の印刷も不可。ただし、Adobe Acrobat Reader DCなどの別のクライアントであれば正常に印刷ができました。


【確認してみたこと】

Microsoft Edge からだけの症状なので、当然ですがプリンターよりも、Microsoft Edge 側を確認してみました。

1) Microsoft Edge の修復やリセット: 効果なし
2) ウィルス対策ソフトの無効化:効果なし
3) あえて今回のプリンターを通常使用するプリンターに設定:効果なし
3) Microsoft XPS Document Writer/Microsoft Print to PDFに変更しての出力:問題なくファイルとして保存できることを確認

ということで、今回は Epson のプリンターでしたが、プリンターへの出力のみ全くエラー表示もなく応答しない状況でした。

試しに、Microsoft Edge の修復やリセット、再インストールなども試したものの効果はありませんでした。

結果的には、この後行ったプリンタードライバの削除&再インストールで、また正常に印刷できるようになったわけで、なぁ〜んだ... 結局そこなのかよ? という感じで終結したわけですが、なかなか?他のものなら印刷できるという状況で、まさか?プリンタードライバ がおかしい...というところまではたどり着きにくいですよね。

ということで、すべて同じパターンで解決できるとは限りませんが、Microsoft Edge だけ印刷できないというケース。こんなケースでも、まずはドライバの再インストールは試し見る価値はあるようです。

今回は試しませんでしたが、印刷のトラブルシューティング ツール もあるようなので、こうしたものも試して確認してもよかったのかもしれませんね。



【2019/1/25 更新】

同じ事例で、Canon TS-8030 にて遭遇しました。

PDFファイルが印刷できない.... という事例。確認したところ、WordやExcelなどでは問題なく印刷できるのに、PDFファイルを既定のプログラム(Microsoft Edge)で開いたときだけ印刷できないというケースでした。

試しに、Adobe Acrobat Reader DC にて印刷すれば、やはり問題なく印刷できることを確認。ということで、Edge で開くと印刷ができないという状況でした。

ドライバの導入状況を確認したところ、インストールされたプログラムの一覧に、Canon関連ソフトがまったく入っていない....

ということで、CanonのHPよりドライバをダウンロードしてインストール。その後は、Microsoft Edge でも問題なく PDFファイルが印刷できるようになりました。

やはりそれからすると今回もドライバの問題だった様です。



<参照>





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2018年06月07日

Microsoft Edge を起動すると、"ゲームを配信するには..." などのポップアップ画面が表示される

Microsoft Edge を起動した際に、"ゲームを配信するには、..." や "始めるには、..." といった画面が右わきにチラッと表示されることがあります。

20180607-1.png 20180607-2.png

気にせずに使用すれば最初だけなのでいいんですが、起動時にこんな画面が出てたりすると気になりますよね?

これは、Windows 10 の "Game DVR" という文字通りゲームを含めて、画面上の動きを動画や静止画でキャプチャーリングするための機能が有効になっていると表示されます。

ただしこの機能、それなりにスペックも要求され、Windows7 などから Upgrade しているPCなどでは、その要件を満たさないため利用できないこともあります。

何らかのタイミングで、この機能が有効になってしまってたりすると、Microsoft Edge 起動時に、こうしたメッセージが表示されるようになります。

【対処法】

この機能自体を無効にすれば、表示されなくなりますが、その設定は以下の通りです。

1) スタート>設定>ゲーム と開きます

20180607-3.jpg

2) ゲームバー の画面になったら、この設定を "オフ" にします

20180607-4.jpg

これで完了です。


ゲームバー自体は画面を動画でキャプチャーできるなど面白い機能なんですが、古いPCだったりすると、仕様的に対応できなかったりもしますし、また使用しないのであれば無駄にポップアップなど出てこないようにオフにしてしまっていいかと思います。

また Game DVR に関連したいくつかのサイトのリンクを貼っておきましたので、逆にこの際、この機能を使ってみよう!という方は参考にしてみてください。


<参照>




ラベル:Windows 10
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2018年04月19日

Microsoft Edge が起動しない

つい先日も取り上げましたが、ここにきて、またさらに多くなっているようです。国内だけではなく、海外のMS Communityにおいても同様の投稿が増えています。


Windows Update をしたら、Micorosoft Edge が起動しなくなる.... つい先日も、




として取り上げさせていただきました。


Rapport は、Trusteer とも言いますので、Rapport という名前とは限りません。


この IBM が提供している Rapport/Trusteer というソフトは、金融機関などが導入を推奨しているソフトの一つです。多くの場合、インターネットバンキングなどで利用している金融機関を介して無料で導入されているケースがほとんどではないか?と思います。


20180417-1-1.jpg 20180417-1-2.jpg


上記は、三菱UFJ銀行の例です。最近は金融機関のホームページでも、動作環境など確認するようにしっかり記載される例がちらほら出てきましたが、この辺りは金融機関にもよりますので一概には言えません。



【なぜ? Update後に Microsoft Edge が起動できなくなるのか?】


Windows Update をすることで、これまでの、Windows のバージョンが上がると同時に、Windows 10 の標準ブラウザでもある、Microsoft Edge のバージョンも新しいものになります。


Windows 10 のバージョンと、Microsoft Edge のバージョンは以下のようになっています。


 Windows 10  Microsoft Edge
 Version 1607 (OS build 14393)
 Anniversary Update
 Ver.14
 Version 1703 (OS build 15063)
 Creators Update
 Ver.15
 Version 1709 (OS build 16299)
 Fall Creators Update
 Ver.16


Rapport/Trusteer を提供している IBM でも随時対応しており現在も対応中。対応ブラウザは更新されているようですが、あいにく、それが追いつかず Windows 10 がアップデートして、Ver.1709 になると、Microsoft Edge が、Ver.16 になり、動作しなくなってしまうという症状になります。



【対処法】

IBMのホームページでも説明がありますが、動作保証対象外のブラウザになるため、このソフトが入っている以上は、現時点では、Microsoft Edge をご利用いただくことはできません

なので、
1) Rapport/Trusteer を削除する
2) 対応するまでの間、Microsoft Edge を使用しないで、Internet Explorer などの他のブラウザを利用する

といったことぐらいしか対処法がありません。

最初にこの問題を取り上げた際には、まだ、Microsoft Edge Ver.14 までしか対応していなかったため、Ver.15 にバージョンアップすると起動できなくなるというケースでのご紹介でした。
現在はひとつ進んで、Ver.15 まではOKなのですが、Ver.16 になると利用できなくなります。

今回、Rapport/Trusteer が要因で起動できないケースが、国内外を問わずまた多くなり始めているので、再度取り上げさせていただきましたが、もちろん、これらのソフトが導入されていなくても、起動できないケースも多々あるかと思います。

そのような場合には、以下でご紹介させていただいた "Microsoft Edge の起動に失敗した場合の復旧方法 /Microsoft コミュニティ" の記事などもご参照ください。

















続きを読む
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2018年04月08日

Rapportが要因で、Microsoft Edgeが起動しない

以前にも取り上げた Rapport

Rapport が原因で、Microsoft Edge が起動しない

上記の時には、Microsoft Edgeが、Windows Updateで、Creators Update が当たって、Ver.15になると起動できないという症状でした。

その後、Windows10 も、Fall Creator Update が提供されて、これが当たると、Microsoft Edge は、Ver.16 になります。

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さて、Rapport(Trusteer)ですが、サポート対象ブラウザなどが更新されて、Microsoft Edge でも、Ver.15 まではサポートされるようになりました。

が、時すでに、Microsoft Edgeのバージョンは、Ver.16 と、まるでイタチごっこにように、Microsoft Edge(Windows)の更新についてこれていない状態で、後手後手になっています。Ver.16 はまだサポートされておりません。

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ここにきて、Fall Creators Update をインストールして、Microsoft Edge が起動できなくなったという相談も、Microsoft Community でちらほら見かけるようになりましたが、Microsoft Edge が起動できないような場合、今回ここで紹介した、Rapportが導入されていないかどうか?も確認してみてください。

仮に入っていた場合には、基本的には、Rapportを削除するか? Rapportが、Microsoft Edge Ver.16 をサポートするのを待つしかありません。その間は、IEなど他のブラウザを利用してということになります。

さてこのRapportですが、実は、他の環境でもトラブルの要因にもなっているようです。

Safari 10.1の対応状況について  Safari 10.1は、現在サポート対象ブラウザには含まれておりません。IBM Trusteerでは、Safari 10.1をサポートできるよう、Apple社と継続的に協議を行っております。本件に関するお問合せはIBM Trusteerカスタマーサポートまでご連絡ください

ちょっと古いSafariだとやはり問題があるようです。加えて、Windows8.1/7でも、

Windows 8.1とInternet Explorer をご利用のお客様へ 2018年1月18日からリリースされた最新のRapport バージョンで、Windows 8.1とInternet Explorer を組み合わせてご利用される場合、インターネット・バンキングへのログイン時に表示される証明書の選択画面などを例としたポップアップ画面が表示されない場合があります。 そのような事象が発生した場合、ここをクリックして案内されるオプションから必要な設定やアクションを実行してください

とあるように、いろいろあるようなので、Microsoft Edge に限らず、Rapport が要因ではないか?と確認したほうがいいかもしれませんね。

また、Rapport の導入の際には、ご利用環境(対応OS、ブラウザ)をよく確認してご利用ください。


<参照>

サポート対象プラットフォーム



デル株式会社



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2018年04月01日

Microsoft Edge に検索エンジンを追加する

"検索またはWebアドレスを入力" のところに、キーワードを入れて検索したり、Microsoft Edge の場合には、初期値で設定されているスタートページの中の検索枠にキーワードを入力して検索する場合、既定の検索エンジンが利用されます。

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通常デフォルトでは、検索エンジンは、Bingになっていますが、普段使い慣れた、GoogleやYahooなど他の検索エンジンに変更するにはどうしたらいいのか? 検索エンジンの追加方法についてご紹介いたします。

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既定の検索エンジンの変更については上記画面にもあるように、検索エンジンの管理から、検索エンジンの変更の画面を出して、ご希望の検索エンジンを選択して、"既定として設定する" とすれば、設定を変更できます。

でも、検索エンジンの追加ボタンなんて、どこにもありませんよね?


【検索エンジンを追加する】

今回は、Yahoo の例でみていきます。

1) まず、一旦Yahooの画面に移動します。移動しただけでは、検索エンジンが追加されるわけではありません

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2) 検索枠に、何でもいいのですが、例えば、"旅行" と入力して検索をかけます。こうして、一度検索するとご覧いただくとお分かりの様に検索エンジンが自動検出されて追加登録されます。Yahooの場合には、何かしら検索しないと追加されないようです

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試しに、Googleについては、Googleのページが表示されただけで、自動検出されて、追加されました。また、Gooについても同様にGooのサイトを表示しただけで自動検出され追加されておりました。しかし、表示しただけで追加されない場合には、一度何等か検索をしてみてください

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【既定の検索エンジンを変更する】

順番が前後しますが、Microsoft Edge の場合、既定の検索エンジンを変更するには、以下の手順になります。

1) 設定など(…)> 設定 > 詳細設定を表示 とクリックします
2) 検索エンジンの変更をクリックして管理画面を表示
3) 登録されている検索エンジンを選択し、"既定として設定する" をクリックし変更します



デル株式会社



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2018年03月29日

ブラウザとパスワードの管理 Microsoft Edge編

さて前回の Internet Explorer に続いて、Microsoft Edge編です。
IE編については、以下のところからご覧ください。

ブラウザとパスワードの管理 Internet Explorer編

さて、Microsoft Edge の場合にも、Internet Explorer 同様に設定が用意されています。


【パスワードの管理画面を表示する】

・設定(・・・)>設定 とクリックし、さらに、"詳細設定" のところにある "詳細設定を表示" をクリックします

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・"プライバシーとサービス" のところに、"パスワードの管理" がありますのでこちらをクリックします

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・ブラウザ上で保存されているWebサイトをクリックすると、ユーザー名が表示されます

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【保存されているパスワードを削除する】

IE同様に閲覧データの削除から、フォームやパスワードを選択すればいっきにすべての情報を削除することが可能です。

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ただし個別に削除するためには、最初にご紹介したように、Edgeの画面の、パスワードの管理から行います。

さらに閲覧データのクリアのところには、"ブラウザーを閉じるときに、常にこれを消去する" という項目がありますので、こちらをオンにしておけば、終了時には指定された閲覧データが削除されるようになりますので、手間が省けます。

また、保存されているパスワードは、IE同様に、資格情報マネージャーで管理されています。IEの時の様にブラウザから直接呼び出す機能はありませんので、コントロールパネルや検索などから、資格情報マネージャーを呼び出してください。

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なお、Microsoft Edgeも、Internet Explorerも、いずれもブラウザで保存されたパスワードは資格情報マネージャーにて管理されます。こちらから削除すれることで、個別に削除することも可能です。

なお資格情報マネージャーでは、"保存した人" にブラウザ名が表示されますが、IEで保存しても、Edgeで保存しても、Internet Explorer となるようです。


【閲覧データを保存しない InPrivateウィンドウ】

閲覧データを保存しないような形で利用する場合には、Microsoft Edge の場合、InPrivateウィンドウを開きます。

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タスクバーの Microsoft Edge のアイコンの上で、右クリックすると、"新しいInPrivateウィンドウ" がありますので、こちらから起動が可能です。

また一旦、Microsoft Edge を起動した後、設定>新しいInPrivateウィンドウ とクリックしても同様です。

IEの様に、左上に、"InPrivate" と表示された新しいウィンドウが開きます。

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<参照>

Microsoft Edge、閲覧データ、およびプライバシー
Microsoft Edge で InPrivate ブラウズを使う
資格情報マネージャーにアクセスする


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2018年01月01日

個人向けネットバンキングとMicrosoft Edgeの対応状況

2015年7月29日に、無償アップグレードプログラムとして Windows 10 が一般向けに提供が開始され、2年。Windows 10 の標準ブラウザとして搭載されていた、Microsoft Edge ですが、Japan Windows Blog で、"Microsoft Edge 〜日本国内の個人向けネットバンキングの対応状況" な情報が Up されておりました。

個人ユーザーの方でも、ネットバンキングをご利用の方は多いかと思いますが、金融機関によって、利用可能なブラウザが異なるのも現状です。


【個人向けサービスの対応状況】

ブログで紹介されているものをみると、都市銀行、ネット銀行を中心にかなりの金融機関で、Microsoft Edgeが利用可能なことがわかります。

Microsoft Edge 〜日本国内の個人向けネットバンキングの対応状況

金融機関も、こうした新しい環境にどんどん対応しているということなんですね。


【個人向けとは異なる法人向けサービス】

これに対して、法人向けサービスについては、なかなか難しいところもあるようです。
以下は、その一例になります。


千葉銀行の例

個人向けインターネットバンキングの動作仕様:

ご利用いただける環境

法人向けインターネットバンキングの動作仕様:

対応のOS・ブラウザの指定はありますか?【法人のお客さま向けインターネットバンキング】


たまたま先日、普段は、Macをご利用の方で、法人向けサービスを利用するために Windowsのパソコンを買ったんですよ?という方がいらっしゃいましたが、たまたまそこが千葉銀行でした。

個人事業主や小規模法人としてご商売されている方々で、法人向けインターネットバンキングをご利用の方も多いはず。ただし上記にあるように法人向けサービスについては、Windows7/8.1/10で、さらに、Internet Explorer11以外は推奨製品にはなってないケースは多々あります。


大手都市銀行でも調べてみると...

三菱東京UFJ銀行の例

個人向け
三菱東京UFJダイレクト インターネットバンキングの動作確認済環境

法人向け
BizSTATIONの動作環境

と法人向けについては、かなり利用に制限がかかります。


金融機関の対応状況については随時変わってくるとは思いますが、どんなパソコンでも構わないというものとは限らないし、個人向けのサービスか? 法人向けのサービスか? によっても、その動作環境が変わってくるので、利用の際には事前に確認するなど、注意する必要がありますのでくれぐれもご注意ください。

最も推奨環境ではなくてもサービスによっては利用できるものもあるかもしれませんので、そのあたりはご利用の金融機関にご確認いただく事をお勧めいたします。


<参照>

Microsoft Edge 〜日本国内の個人向けネットバンキングの対応状況
本日より Windows 10 の無償アップグレードを 190 か国で提供開始



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2017年12月31日

Rapport が原因で、Microsoft Edge が起動しない

夏にちょっと騒ぎになった Rapport

東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行など様々な金融機関で推奨しているネットバンキング専用のセキュリティソフトです。インターネットバンキングを狙ったウィルス対策向けに開発され、Trusteer 社が提供しており、提携先の金融機関を通じて無料で利用できるので、ご利用の方も多いかと思います。

さてこの Rapport。この夏にも、結構騒ぎになったんですが、その後どうなったのか?確認してみました。


【Creators Update 以降がインストールされたPCでは利用できない】

Creators Update 以降がインストールされて、Windows10 のバージョンが、Ver.1703に上がると、同梱の Microsoft Edge のバージョンも、Ver.15 に Update されます。
夏に騒ぎになったのは、この Microsoft Edge の Ver.15 が、サポート対象外になっているということで、Update すると、Microsoft Edge が起動できなくなるというトラブルでした。

例えば既定のブラウザが、Microsoft Edge だった場合には、メールの中のハイパーリンクをクリックして、Microsoft Edge が起動しようとすると、数秒後に何事もなかったかのように終了してしまう...

そんな症状が発生します。ちょうどその際に取り上げた記事が以下の通りです。

Microsoft Edge が起動できない

私も利用している金融機関のHPを介して、Rapportを入れて検証してみましたが、その際には、Updateする前から入れていたわけではなく、Creatros Update をインストールした後の環境に入れてみたせいか? インストールできて、特別 Microsoft Edge が落ちてしまうということはなかったんですが、Windowsログを見たら、たくさんのエラーが出ていたので、結果的に削除いたしました。


【Rapportのその後】

さて、Fall Creators Update の配布が始まってその後状況は変わったのか?と確認してみました。

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Rapport(Trusteer)サポート対象プラットフォーム

上記サイトをご覧いただければお分かりいただけますが、
Microsoft Edge については、相変わらずそのサポート対象ブラウザは、"Microsoft Edge - EdgeHTML 12、13、14" となっており、Creators Update 以降の、Microsoft Edge は含まれておりません。
Firefox は、最新の、Ver.57 も対象になっているし、Google Chrome も、Ver.63 まで対象になっているんですけどね....

ということで、Windows 10 をご利用の場合で、Rapport が導入されているような場合に、Microsoft Edge が起動できないという場合には、

1) とりあえず一旦、Rapport を削除して入れなおしてみる
2) Rapport を削除して使用しない
3) Microsoft Edge を使用しないで、Internet Explorer11など他のブラウザを利用する

のいずれかの方法で対処していくしかなさそうです。

ちなみに、Mac版の場合、一応、システム環境としては、macOS Hight Sierra にも対応しているとなっていますが、対応ブラウザは、Safariだと、Ver.10 までになっています。Sierra の場合で、Safariは、Ver.11High Sierra だと、Ver.11 ということになるので、やはりサポート対象外です。
Rapportが導入済みであれば、起動できなくなったり、遅くなったりした場合には、疑ってみる必要はありそうですね...


【2018/01/02 更新】

参考までにご紹介しますが、この Rapport の件は、当然ながら国内に限ったことではありません。参考までにご紹介しますが、海外でも同様です。

Edge browser crashes on launch when IBM Trusteer Rapport & Comodo are installed

"IBM Trusteer Rapport" という製品名で、"Microsoft Edge" とキーワードを組み合わせて検索してみる結構出てきます。



<参照>

Rapport(Trusteer)サポート対象プラットフォーム

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