2024年02月04日

Windows 10 の古いPC(古いCPU)では、一部のアプリが動作しない

ちょっと前から、"電卓" アプリが起動しない... なんていうスレッドが、MS コミュニティに上がっているのは、なんとなく気にしていましたのが、どうもこの不具合、古いPC(古いCPUを搭載)だと発生するもののようです。

20240204-1-1.jpg

現在、手元のWindows 10 Pro(64ビット版) で症状が発生しているのは、

CPU:Pentium Dual  E2160 1.8Ghz (Cual Core)

というかなり古いPC。Windows 7 のころから使用しているもの。32ビット版だと問題ないようですが、何度もリカバリなどしていることもあって、現在は、64ビット版の Windows 10 を利用しています。Windows 7、Vista、8、8.1、そして、10 と、歴史あるPCです。

現時点で確認できているのが、
  • 電卓
  • ペイント
  • フォト
  • フィードバックHUB
といったアプリが起動できません。

一方で、もう一台ある古いPCで、Windows 7 のころから利用しているものですが、CPU:AMD E1-1200(Ducal Core)APU RadeonHD Graphics 1400  については、同じ64ビット版の Windows 10 Pro ですがすべて問題なく動作しています。

20240204-1-2.jpg

まぁ、ものが古いだけに仕方ない部分もあるんでしょうけど、一応「windows10の電卓が起動しません」(MSコミュニティ)のスレッドでも紹介されていましたが、USサイトの「Microsoft Photos: File system error (-2147219196) 」についてリンクして紹介されており、USサイトでは対応中ともあるようなので、今後の成り行きを見守りたいと思います。

古いPCをご利用の方、もうちょっと様子を見てください。


【2024/2/4更新】

今回の問題すでにいろいろなところでも取り上げられていますが、


の中でも、触れられていますが "SSE4.2命令" の64bit環境で発生するCPUの非互換問題なので、32ビット版の Windows 10 では発生しません。

-- SSE4.2命令とは?:(Copilotより)

SSE4.2命令は、マルチメディアおよび浮動小数点演算を強化するように設計されたSSEファミリの命令セットの一部であり、データの並列処理をより高速で効率的に行うことができます1。SSE4.2命令は、SSE4.1命令を強化したもので、SSE4.1と合わせてSSE4と呼ばれる場合もあります2。SSE4.2命令は、Intel Core iシリーズの第2世代のプロセッサ’Sandy Bridge’から採用されました。


Edge の Copilot さんに聞いてみた結果...

20240204-6-1.jpg

こういう時は、Copilotさんが便利です。


【2024/02/06 更新】

今回のトラブルに関連して本日から一部のプログラムの更新プログラムの提供がスタートしたようです。

20240206-1-1.jpg

手元の環境で確認した限りでは、
  • フォト
  • メール/カレンダー
の2つでしたが、フィードバックアプリも今回の更新後は動作するようになりました。

** 一部修正:

フィードバックHUBのアプリも、特別更新が来たわけではないものの、今回の更新以降正常に起動するようになりましたが、"電卓" アプリも、今回の更新にはありませんでしたが、先ほどご紹介した本日の更新以降は正常に動作するようになりました。


<参照>




デル株式会社


ノートPCなら、HP Directplus -HP公式オンラインストア-
posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月13日

KB503441 の更新プログラムがインストールできない

2024年1月、今年最初の Windows Update ですが、Windows 10 向けに提供されている更新プログラムの中で、"KB503441" のインストールに失敗する事例が確認されています。

20240111-1-1.jpg 20240111-1-2.jpg

KB5034441: Windows 10 バージョン 21H2 および 22H2 用 Windows 回復環境の更新プログラム: 2024 年 1 月 9 日」によると、エラーの要因は、"この更新プログラムを完了させるのに十分な大きさの回復パーティションがない可能性があります。 このため、WinRE の更新が失敗する可能性があります" とのことで、回復パーティッションに十分な領域が確保されていないことが要因とあります。

エラー 0x80070643 と表示されるようですが、確かに手元の環境で確認する限りでは、ダウンロードとインストールは開始されますが、最終的に、以下のようにエラー表示が出てました。

20240111-1-4.jpg 20240111-1-3.jpg

エラー的には、十分な大きさの回復パーティションが確保できていないことに当てはまるわけです。失敗している2台とも、回復パーティションは、572Mb だったり、607Mbだったりと少なめでした。

ただし、ちょうど現在記事を書いている Windows 10 のPCについては、回復パーティションのサイズが 572Mb しかありませんが、KB503441 の適用は正常に完了しておりました。少なくても成功しているPCもあれば、少なくて失敗を繰り返しているPCもありと、回復ドライブで作成されているパーティションの空き状況などにもよるのかもしれませんが、この辺りはどこまであれば成功するのか?何とも言えないところです。


【ちょっとハードルが高いかも? 〜 その対策は?】

さて今回のトラブル。「KB5034441: Windows 10 バージョン 21H2 および 22H2 用 Windows 回復環境の更新プログラム: 2024 年 1 月 9 日」の中では、明確にその理由と、対処法が説明されています。

なのでその通りにして、回復ドライブのパーティションサイズを広げてあげれば、更新プログラムも適用できるわけですが、この作業はやはり慣れていない人でないとなかなかハードルが高い作業内容になります。

--- 対応策:

ではどんな対策があるか?
  1. Microsoft のサイトに従って手動でパーティションサイズを調整する
  2. 専用のツール(無料版・有償版いろいろあり)を利用してサイズを調整する
  3. 専門の業者にお願いして、調整してもらう
  4. Microsoft からの対策を待つ
といったところでしょうか?

Microsoft コミュニティなどを見ていると「KB5034441が0x80070643エラーでインストールできない」(MSコミュニティ)にもあるように、すでに手動で調整されて、正常に更新も完了している方もいらっしゃいます。

でもこれはちょっと、初心者の方にとってみればハードルが高いですよね?


--- おすすめの対策は?:

今回のトラブルを受けて、Microsoft でも US時間 1月13日付で今回のトラブルについて言及がありました。

20240111-2-1.jpg 20240111-2-2.jpg

まだ日本語の、Windows 10 バージョン22H2 の既知の問題とお知らせのところは、更新されていないため、USサイトを Microsoft Edge の翻訳機能を利用して日本語化したものが上記のものです。

既知の問題(Known issues and notifications)として、「The January 2024 Windows RE update might fail to install」のところで紹介されています。

20240111-2-3.jpg

クローズアップすると上記の部分ですが、"次のステップ" のところでも言及されているように "現在、解決に取り組んでおり、今後のリリースでアップデートを提供する予定です"("We are working on a resolution and will provide an update in an upcoming release.")とあります。

ということで、セキュリティの修正プログラム( CVE-2024-20666 の脆弱性への対応)ではありますが、その内容的には、Bitlocker 暗号化などを使用しているとか、「BitLocker のセキュリティ機能のバイパスの脆弱性」(Microsoft MSRC) のなかで説明されているような利用環境で問題になるトラブルなので、これに該当しない場合にはこの更新プログラムの適用を急ぐ必要もありません。
  • "Windows RE に起動する起動可能な Windows ISO または USB フラッシュ ドライブを使用して、この脆弱性を悪用することはできますか?"
     ⇒ "なし。攻撃者が悪用が成功させるには、デバイスの回復パーティションにある winre.wim を使用する必要があります"
なので、攻撃者が直接PCを操作できる状況でないといけないわけで、PCは外に持ち出して使用していないなど、こうしたリスクに直面されていないような使い方の場合には急いで適用しなくても問題はありません。

Microsoft の側でも、今後のアップデートで提供する予定とあるようなのでしばらく待ってみていただくのが一番容易で、確実なお勧めの対応ということになります。

今回の更新プログラムのトラブルについては、今後改めて更新プログラムがリリースされた折にはご紹介させていただきます。


【更新】

さて今回、うちの場合には、2台失敗しているうちの、1台はとりあえず、Microsoft から配信される修正プログラムの適用を試したいので、失敗したままにして、もう一台は、普段からよく利用させてもらっている MiniTool Partion Wizard Free Edition を利用して、パーティションを切りなおして更新プログラムを再度適用。ほんと、GUI でサクッとできちゃうので、更新も含めて30分程度ですべて完了。

更新プログラムも無事に適用が完了しました。

ただしこのツール、インストールする際に無料版をちゃんと選択すること、さらにインストール後は、パーティションの管理は無料で利用できるのですが、一緒にインストールされる MiniTool ShadowMaker というツールがタスクスケジューラーに追加されちゃうのでこれを無効にしないとバックアップするようにメッセージがでて、うるさいです。ご利用の際にはご注意ください。


<参照>




デル株式会社


楽天トラベル
posted by クリック at 19:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月05日

Windows 10 から、"ペイント" が消えた?

ペイント(Microsoft Paint)といえば、Windows 95/3.1 よりも前からある Windows 標準搭載のお絵かきソフトです。

20240102-1-1.jpg

この "ペイント" がなくなると最初に発表されたのが、2017年の Windows 10 Fall Creators Update の時。もっともそれ以来、一応削除される機能としてはリストアップされてはいましたが、その後 無くなった?っていう話は特に聞いてませんでした。

しかし、MS コミュニティを見ていたら...


など、昨年末ぐらいの投稿から "ペイント" が無くなったという投稿がちらほらみられるようになってきました。

20240102-1-2.jpg 20240102-1-3.jpg

Windows 10 Fall Creators Update の時に無くなるよ?という話が上がった時には、今後、ペイント3Dを使ってもらって、またクラシックペイントとして、Microsoft Store からも提供するよ?という事になっていましたが、気が付いてみるとこれが利用できるのも Windows 11 のみ。Windows 10 は対象外。

Windows 11 では、ペイントにレイヤーの機能が付いたり、テキストを抽出する機能などの新機能が搭載されるなどペイントも機能強化されてきています。一方で、すでに機能面で新たな機能が搭載されなくなった Windows 10 においては、現状維持か?と思いしやどうもシナリオ通りなくなる方向で進んでいるようです。


【削除される機能】

Windows の機能も、使われない機能、セキュリティ的に古くて不要になった機能などなどバージョンが上がれば、機能も断捨離されてきます。一方で新しい機能が搭載されていきます。

こうした削除される機能、あるいは削除された機能については、「Windows クライアントで削除された機能と機能」で紹介されています。

20240102-2-1.jpg 20240102-2-2.jpg

Ver.1703 のところに "Microsoft ペイント" がありますね。

こうしたことは当然 Windows 10 に限ったことではなく、Windows 11 でも同様。「非推奨の Windows 機能」のところで紹介されています。

ということで、ここにリストアップされているということは、いつ削除されても仕方ない状態になっているわけです。

あとはどんなタイミングでなくなってしまうのか? ここにある以上、無くなるというシナリオは変わらないわけで、何かの更新を機に無くなったり、リカバリして Windows 10 を再インストールしたらすでに無くなってたなど...

新機能が段階的に展開されるのと一緒で、無くなるのもいっきににすべてのユーザーからなくなるわけではなく、段階的に消えていくんでしょうね。


【"ペイント" を復活させたい!】

とりあえず現状ではうちの環境ではすべて問題なく動作しているので、普通に起動できている Windows 10 の環境で確認してみました。

-- プログラムの場所:

Windows 10 の場合、そのほとんどは 64ビット版。もちろん 32ビット版というケースもあるわけですが、

64ビット版の場合 通常は、
C:\Windows\System32  と開くと、"mspaint" があります。
また、
C:\WINDOWS\System32\ja-jp\  にある "mspaint.exe.mui" もあるようなので確認してみてください。

また32ビット版の場合には、
C:\WINDOWS\SysWOW64\  と開くと、"mspaint" があります。

これらの場所を開いて、"mspaint" があれば、デスクトップなどにショートカットアイコンを作成しておけば、そこから起動できるようになります。

なので、あれ?ペイントがない... となった場合には、上記の場所を確認してみてください。64ビット版は無くなって使えなくなっても、32ビット版であれば使えるというケースもあるようです。


-- PowerShell を利用して再インストールする:

これまでにも、"ペイント" がなくなったっていうことで、様々な対処法がネットを探すと出てきます。以下の、PowerShell を利用した方法もその一つになります。仮に機能が完全に無効化?されたときにこの方法が有効かは分かりませんが、試してみる価値はあるかと思います。

PowerShell を管理者として実行し、以下のコマンドをコピーして貼り付けます。

DISM /Online /Add-Capability /CapabilityName:Microsoft.Windows.MSPaint~~~~0.0.1.0

を実行してみます。


残念ながら、現時点で手元の環境では全く問題なく利用できる環境にあるため、無くなった?という状況は確認できておりません。
なのでなくなった折には、今回ご紹介した方法を確認してみたいと思います。


<参照>




リコレ!ソフマップの中古通販サイト


HP のお得なPCは... --HP Directplus

posted by クリック at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月19日

「このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため...」と表示されて、サインインができない

PCの電源を入れて、いつも通りサインインしようとすると、PINコードを入れても「このデバイスのセキュリティ設定が変更されたため、セットアップした暗証番号(PIN)は使えなくなりました。設定>アカウント>サインインオプションと開くと、暗証番号をもう一度設定できます」と表示されてサインインができなくなることがあります。

20231219-1-0.jpg

PINコードにまつわるトラブル、いろいろありますが、今回はそんな場合の対処法を確認し見ました。


【パスワードなどでいったんサインインする】

今回のケース、サインインする時点の問題なわけですから、サインインができないと何もできません。
ということで... まずは他の方法でサインインする必要があります。

1) 通常は、PINコードを入力する枠の下に、"サインインオプション" のリンクがあるので、鍵のアイコンなどをクリックします
2) すると MicrosoftアカウントのPWを入力できる画面になりますので、いったんパスワードでサインインします


-- PIN を再設定する:

20231219-1-1.jpg

一度サインインしたら、今度は PIN の再設定に入ります。

1) スタート>設定>アカウント>サインインオプション と移動します
2) "Windows Hello 暗証番号(PIN)" のところをクリックして、"削除" をクリックします
3) Microsoft アカウントのPWの入力を求められるので、PWを入力します

削除ができたら念のため一旦PC自体を再起動しておきましょう。
再起動後、いったんMicrosoftアカウントのPWを利用してサインインします。その後、再度PINの設定に入ります。

1) スタート>設定>アカウント>サインインオプション と移動します
2) "Windows Hello 暗証番号(PIN)" のところをクリックして、"追加" をクリックします
3) Microsoft アカウントのPWの入力を求められるので、PWを入力します
4) そして、新たにPINの設定を行います


【"サインインオプション"が表示されない】

今回ご紹介した例は、あくまでも、エラーメッセージの下に、"サインインオプション" が表示される場合のものです。ただし、これが表示されない場合もあります。

20231219-1-2.jpg

アカウントのサインインオプションの追加の設定のところで、「MicrosoftアカウントにWindows Helloサインインを要求する」が、オフ(デフォルトではオンが推奨の設定)になっていれば表示されるはずですが、これが "オン" になっていると、表示されなくなります。

こうなってしまうと、最悪初期化して再インストールしないと駄目なケースもでてきますが、こちらの対処法については機会があれば別の機会に取り上げたいと思います。

今回は、Windows 10 の例でご紹介しましたが、PINコードも、最初は4桁でOKだったものが、6桁じゃないとダメなんてことになったりもするようなので、いろいろPINコードにまつわるトラブルも多そうです。

【2023/12/19 一部訂正】


<参照>




デル株式会社


富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART

posted by クリック at 20:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月07日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 6

Windows 10 の通常版向けに Copilot が展開されだしたようです。

20231207-3-1.jpg 20231207-3-2.jpg

前回「Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 5」では、「2023 年 11 月 30 日 − KB5032278 (OS ビルド 19045.3758) プレビュー」の導入により、"利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" が追加されたことをご紹介しました。

そんな Windows 10 の通常版に、うちのPCでも一部であって すべてではないのですが、"Copilot(PRE)" が表示されるようになりました。

"PRE" はついたままで、現時点ではあくまでもプレビュー版のままですが、Windows 11 に搭載されているのも、相変わらず "PRE" が付いたプレビュー版と一緒なので、これはあまり気にする必要はなさそうです。

12月1日にDリリースとして配信された KB5032278 がインストールされている必要があることから、このプレビュープログラムが入っていないとまだ先になるわけです。おそらく12月の Update で通常版にこの更新プログラムが展開されるでしょうから、それ以降順次ということになると思われます。

とうとう、Windows 10 の通常版向けにも ロールアウトがスタートしたんですね。順次その提供範囲は広がっていくと思いますので、まだ来ないよ?という方は、もうしばらくお待ちください。


<参照>



安心の15インチ! 画面は大きいほうが見やすい
デル株式会社


ソースネクスト

posted by クリック at 10:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月01日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 5

本日から、Windows 10 の通常版に、"KB5032278" がDリリースとして提供がスタートしました。

20231201-5-1.jpg

この更新プログラムは、これまでに何度か「Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 4」といった形で紹介していますが、本来であればもうセキュリティの更新プログラムしか提供がなかったはずの Windows 10 に、機能更新できるように "利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" というトグルを追加。これを有効にしておくことで、今後も、Windows 10 でも、最新のエクスペリエンスを受け取れるようにするためのものです。

そしてその一つが、Windows 10 向けの "Copilot" (Windows Copilot)ということになります。このプログラムの適用後は以下にあるように、"利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" が追加されることになります。

20231201-5-2.jpg

ただし「2023 年 11 月 30 日 − KB5032278 (OS ビルド 19045.3758) プレビュー」にもありますが、これがついたからと言って、すぐに "Copilot" が追加されるわけではなく、今後順次リリースされることになりますので、利用可能になるまでもうしばらくお待ちください。

現在は、このブログでも、過去に4回にわたってご紹介していますが、Windows Insider Release Preview 版までには提供されています。


<参照>




デル株式会社

人気の 富士通のPCが、メーカー直販で格安に!
【320*50】キャンペーン

posted by クリック at 23:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月28日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 4

前回の「Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 3」で、やっとうちの Windows 10 Insider Release Preview に Copilot がやってきたことをご紹介しました。

20231128-1-1.jpg

でもあの Copilot、通知領域の一番右側に位置するわけですが、あれって消せるのかな?ということも含めて改めて確認してみました。


【アイコンの表示・非表示】

Windows 10 に搭載される予定の Copilot については、Windows Insider Release Preview 版に展開されているものを見ている限りでは、画面右下の Windows の「通知」のさらに右側に配置されています。

20231128-1-2.jpg 20231128-1-3.jpg

Copilot は使わないから、余計なアイコンは消しておきたい... そんな方もいらっしゃるかもしれませんが、このアイコンについては、タスクバーを右クリックすることで、表示・非表示の切り替えが可能です。

この辺りは、ニュースと関心事項、タスクビュー、ワークスペースなどのその他のアイコンと扱いは一緒のようです。


【そのメニュー内容】

具体的に起動後に、【...】 から、メニューを見ると、主に使用条件やプライバシーステートメントといったお決まりの内容の他に、"設定" メニューが用意されています。

20231128-2-1.jpg 20231128-2-2.jpg

設定メニューには、「Bing Chat と Microsoft Edge コンテンツを共有する」という選択肢があり、デフォルトではオフになっています。
オンにすると、「アクティブな Edge タブのコンテンツを Bing Chat と共有して、より関連性の高い回答を提供できるようにします」と説明があります。

20231128-2-3.jpg

"詳細情報" をクリックすると、「Windows の Copilot へようこそ」にリンクされていますが、この辺りは、Windows 11 に搭載された Copilot (プレビュー)といっしょってことですね。

さてさて、この Windows 10 向けの Copilot、いつ通常版に展開されるのか?


<参照>




デル株式会社


出張ビジネスパック びゅう

posted by クリック at 11:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月23日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 3

Windows 10 のリリースプレビュー版に向けてロールアウトされるよ?とアナウンスのあった Windows 10 向けの "Copilot in Windows" ですが、ついにやってきました。

20231123-2-1.jpg

最初にご紹介した際、KB5032278 という更新プログラムが落ちてきたことをご紹介しましたが、この導入により、Windows 10 の Windows Update の画面に新たに "利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" ボタンが追加されたことをご紹介いたしました。

20231123-2-2.jpg

そして本日今度は、Windows Update の画面に、"Windows Configuration Update" なるものが適用されていて、再起動を求める画面がすでに出てました。

20231123-2-3.jpg

上記の画面は適用後のものですが、冒頭の画像にもありますがこちらの適用後の再起動により画面右下に、Windows 10 向けの "Copilot in Windows" (Preview)が追加されました。

ちなみにこの更新プログラムのリンクをクリックすると、「Windows 10構成の更新」というサイトに飛んでいきます。

20231123-2-4.jpg

"CFR を使用して、新しい機能を段階的にロールアウト" していくという説明でしたが、Windows 10 自体はすでにこうした機能で新機能が展開されるように変わってますので、この "Windows Configuration Update" を通じて有効化されたということなんでしょうね

CFR:Controlled Feature Rollout については、以前にも「"制限されたロールアウト" とは?」でご紹介していますので過去の記事をご参照ください。

ということで、とりあえずは古いPCではありましたが、少なくとも Copilot が動作する程度のものだったようです。さてさて、あとはこればいつ通常版の Windows 10 にリリースされるか.... ですね。


<参照>




デル株式会社

さぁ、年賀状シーズン到来!

ソースネクスト


posted by クリック at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月21日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる Part 2

先日、TechCommunity にて、Windows 10 向けの Copilot の続報がアップされていましたのでご紹介させていただきます。
前回、「Windows 10 にも、Copilot がやってくる」にて、Windows 10 にも Windows Copilot が提供される予定になっていることをご紹介させていただきました。そして、Windows Insider Release Preview 向けにロールアウトが開始されたことが報じられておりました。

たまたま Winodws 11 の仕様を満たさずに Winodws 10 Insider Release Preview で使用しているPCがあったので、さっそく更新を試したところ、Windows Update の画面に、「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」ボタンが追加されたところまでご紹介いたしました。

20231121-2-1.jpg

ただし、その後も更新は来ても相変わらず Copilot は来ていないわけですが、US時間11月20日付の Winodws IT Pro Blog の中で、今回新たに「Copilot coming to Windows 10」として追加情報が公開されました。

このブログによって、Windows 10 向けの Copilot の概要がだいぶ明らかになりました。


【Windows 10 Insider Relase Preview向けに展開がスタート】

ブログの中、冒頭では、11/20 Windows 10 Ver.22H2 の Windows Insider Release Prevew 向けに、Copilot の展開がスタートしたことを紹介。またWindowsのCopilotでは、管理されたWindows 10および11のPCでのジェネレーティブAI体験を強化しているとあり、 IT Pro として、組織が AI の最前線に立つことを支援するいっぽう、従業員が AI モデルと共有する可能性のある企業データの保護についても制限を設けておきたいともしており、Copilotを使用することで Windows 10およびWindows 11デバイスに管理されたバージョンのCopilotを提供できるため、従業員が機密情報や専有情報を誤って共有することもなくなりますと紹介しています。

Windows Copilot で可能になることとして...
  1. 自然言語または音声でプロンプトで入力することで、情報やサービスを 1 か所で確認でき、時間と労力を節約できる
  2. テキストと画像の両方を含む創造的で革新的なコンテンツを生成、新しい可能性とアイデアを探求することができる
としています。

20231121-2-2.jpg

実際に稼働すると、ブログの中でも上記のように紹介されていますが、通知領域の右側に Copilot のアイコンが表示されてクリックすると右側に作業ウィンドウが表示されるようです。


【動作要件・仕様】

さて実は、うちの Release Preview の PC にもまだ来ていないので、憶測な面もありますが、どうもその動作環境とみると、Windows 10 であれば何でもかんでもOKということではなさそうですので、その利用要件を確認してみましょう。

Availability of Copilot in Windows 10」のところでは、Controlled Feature Rollout(CFR)技術を使用して今後数か月かけて段階的に Windows 10 Ver.22H2 にロールアウトしていくとあります。

ただし最初は、
  • Windows 10 Ver.22H2 の Enterprise または Education エディションを実行しているデバイス
  • 管理された Pro デバイス
は、この最初のロールアウトには含まれないとあります。
またいち早く体験するには、設定>更新とセキュリティ>Windows Update と開いて、"最新の更新プログラムが利用可能になり次第、入手する" をオンにし、"更新プログラムの確認" を選択することで、Copilot in Windowsが選択できるようになりますとあります。「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」 は、先日ご紹介した KB5032278 にて追加されてるものです。

さらに、一部のグローバル市場にプレビューリリースされこと、また Copilot in Windowsプレビュー版の最初の市場には、北米、アジアと南米の一部が含まれていることが紹介されています。今後、Windows 11のCopilotのリリース方針に合わせて、時間をかけて市場を追加していく予定のようです。

組織内の特定のグループにて Windows 10のCopilotアクセスを管理する必要がある場合、MDMまたはグループポリシーの設定を使用して管理できること。また事前に、商用データ保護のCopilotが有効になっていることを確認することについても言及されております。

20231121-2-3.jpg

さてそのブログの脚注のところで、これまでにも触れたことに加えてちょっと気になる部分もありました。[2] のところになります。これによれば、
  • デバイスには、4GB以上のRAMと720pの解像度をサポートするディスプレイアダプタが必要
  • デバイスにアプリケーションの互換性がないなどの問題があることが判明した場合、その問題が解決されるまで、Windows版(プレビュー版)のCopilotを提供しないセーフガードホールドを設定されることがあること
がありました。ハード的な制約で、セーフガードホールドがかかって適用されない... そんなこともありうるわけですね。

当然ながら Windows 10 で、Ver.22H2 なら何でもOKということではないわけですね。

さてさてうちの Release Preview 版にはいつになったら Copilot がやってくるやら... あるいは Windows 11 の動作仕様も満たさない古いPCなので、何かセーフホールドがかかってこないのか? この辺りはわかりませんが、今後また落ちてくるようなことがあれば改めてご紹介したいと思います。


<参照>




デル株式会社


個人向けノートPCなら HP Directplusへ
posted by クリック at 13:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月18日

Windows 10 にも、Copilot がやってくる

本日リリースされた Windows 10 Insider release Preview Channel 向けの更新プログラムにて、Copilot が追加されました。

ということは.... Windows 10 にも "Copilot" が追加されるようです。

20231118-1-1.jpg

Windows Blogs「Releasing Windows 10 Build 19045.3754 to Release Preview Channel 」によると、Windows 10 22H2 Build 19045.3754 (KB5032278) が本日リリース。これに Copilot が含まれていることが発表されました。

Windows 10 はご存じの通り、現在の Ver.22H2 が最終バージョン。今後はセキュリティの更新プログラムは来るものの、機能更新のプログラムは提供されてないとアナウンスされていたわけですが、世の中の AI に対する動向を踏まえてなのか? Windows 10 にも導入されることになったようです。

【Build 19045.3754 (KB5032278) の提供がスタート】

今回 Windows 10 Insider Release Preview にリリースされた Windows 10 22H2 Build 19045.3754 (KB5032278) がこれに該当するプログラム。
これにより、Windows 10, バージョン 22H2 Home Edition および Pro Edition2が動作するデバイスに、Copilot in Windows(プレビュー版)1が導入されるようです。

20231118-1-2.jpg

ブログにもありますが、Windows 11 のようにタスクバーの右側にCopilot in Windowsボタンが表示され、こちらをクリックして選択すると、画面の右側にCopilot in Windows が表示されます。


【さっそくUpdate】

Windows 11 の要件を満たしていないので、Windows 10 の Release Preview のまま利用しているPCがこんな時に役立つとは....
ということで早速 Windows Update を実行。

20231118-1-3.jpg

KB5032278 が落ちてきました。

更新が完了すると、Windows Update の画面には、新たにこんなものが追加。

20231118-1-4.jpg

"利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する" ボタンが追加されたので、これを有効にしておけば順次追加されるということなんでしょうね。

現時点では、Copilot は確認できませんが、順次ということで今後また更新されました際にはご紹介させていただきます。


【"Copilot" ブランドに統一】

これまで、"Copilot" といえば、Microsoft 365 Copilot、Microsoft Sales Copilot、Windows Copilot とこれまでに様々な名称のものがありました。Microsoft Edge に搭載された Bing Chat も、名称はともかく同じ Copilot の仲間でした。

今回、11/15・16 に シアトルで開催されていた Microsoft Ignite 2023 においてこうした Copilot ブランドが統一され、
  • Bing Chat/Bing Chat Enterprise → Copilot
  • Windows Copilot → Copilot in Windows
  • Microsoft 365 Copilot → Copilot for Microsoft 365
  • Microsoft Sales Copilot → Copilot for Sales
というように変更されることが明らかになりました。

一般ユーザー向けということであれば、従来からある Bing Chat(今後は、"Copilot")と、Windows Copilot(今後は、Copilot in Windows)ということになります。

名称的には、どれも "Copilot" なのでちょっと戸惑いそうですね。「Power your AI transformation with Microsoft Copilot」にもありますがいろいろあるもんです。


【他にも新たな機能が導入】

今回提供された KB5032278 は、もちろん Copilot の追加のみの更新プログラムではありません。これ以外にも追加された機能、改善された機能がある機能更新プログラムです。

詳細は、「Releasing Windows 10 Build 19045.3754 to Release Preview Channel 」をご参照ください。


まずは今回、Windows Insider Release Preview Channel に展開し、今後順次 Stalable バージョンへの展開となるようです。サポート終了まで2年を切った Windows 10 ではありますが、AI の波に乗り遅れてはまずいってことなんでしょうね。


<参照>








デル株式会社


ソースネクスト
posted by クリック at 08:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月03日

Windows 10 への無償アップグレードが完全に終了

何をいまさら? な感もありますが、改めて確認してみました。

20231003-1-3.jpg 20231003-1-4.jpg

Windows 10 へのアップグレード:よくあるご質問」の "Windows 10 への無償アップグレードは今も可能ですか?" にもありますが、公式には、2016年7月29に終了していました。

もちろん一度でも無償アップグレード期間中にアップグレードすれば、その後一度、リカバリなどして Windows 8.1 などに戻しても、再度 Windows 10 にすることも可能ではありました。しかし実際、Microsoft コミュニティなどでも、Windows 8.1 の方が普通にアップグレードされているケースも見かけてましたので、本当? 何故? ってことになっていました。

20231003-1-1.jpg

上記の Web 「Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade」によると、無償アップグレード終了後も実のところアップグレードはできていたからだったんですね....


【改めて正式に無償アップグレード終了のアナウンス】

Windows Ends Installation Path for Free Windows 7/8 Upgrade」によれば、結局のところ、2016年7月29日を過ぎても、Windows 8.1 などからの、Windows 10 への無償アップグレードはできていたようなのですが、今回改めて完全に終了したよ?というアナウンスが、今回のものになります。

20231003-1-1.jpg

もっとも、アップグレード機関が1年間と当初から言われていたわけで、アップグレードできたとしても自己責任でやらないといけなかったわけですし、いつ終わっても何も言えるわけでもなかったわけです。

20231003-2-1.jpg 20231003-2-2.jpg

もちろん、Windows 10 から Windows 11 へのアップグレードは現在も引き続き無料でできるようになっています。

2021年10月4日にリリースされた Windows 11 ではありますが、「Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説」の "4. アップグレード Q&A" にもありますが、"2022年10月5日より前になることはありません" とあるだけで、"対象となるシステムに対する無料アップグレードに特定の終了日は設けていません"  ということなので、当然ながら1年以上経過した現在も無償での Update は可能です。

Windows 10 自体は、そのライフサイクルでは 2025年10月14日 がサポート終了日。まだちょっとある感じではありますが、Windows 11 に更新できる方は、なるべく早めに Upgrade しておいた方がいいのかもしれませんね。

-- Ver.21H2 のサポート終了:

ライフサイクルついでにもう一つご紹介しておくと、Windows 11 Ver.21H2 のサポート終了日が1週間後となりました。

20231003-2-3.jpg

Ver.21H2 の更新は今月も届いてはいますが、来週がサポート終了。まだアップグレードされていない場合には、Windows Update などが集中する時期を避けて、なるべく早めに Ver.22H2 へのアップグレードしておくことをお勧めいたします。


<参照>



やっぱり 15インチクラスは欲しい!
デル株式会社

中古なら信頼のおけるお店で! 中古でお手軽に Windows 11 対応PCを Get !
安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

posted by クリック at 09:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月07日

Windows の基本操作 Vol.2023-07-1 スクリーンショットの撮り方 〜 Windows 10 編 

以前に、「スクリーンショットの撮り方が、Snipping Tool に統一される」なんていう記事をご紹介いたしました。

従来からあるスクリーンショットの取り方、
  • Print Screen
  • Altキー + Print Screen
という使い方を含めて、改めて現在の Windows 10 あるいは、Windows 11 における スクリーンショットの取り方を改めて整理してみました。


【"Print Screen" を押したらその後どうする?】

従来からあるスクリーンショットの撮り方は、
  • Print Screen:画面全体のスクリーンショットを撮影
  • Altキー + Print Screen:クリックなどして、指定されたアクティブウィンドウのスクリーンショットを撮影
という、キーボードにあるキーを利用した方法です。ノートPCなどの場合には、キーボードの配列によっては、さらに Fnキーなども押さないといけないケースもあるかもしれません。

20230707-1-1.jpg

でも、こうしたキーを押したからと言って、撮影されたスクリーンショットを利用するには、このデータを Word や Excel、あるいはペイント などに貼り付けて使用しないと、スクリーンショットを撮っただけでは何も画面上には現れません。またデータ自体も保存されているわけではありません。

上記の画像にもあるように、Print Screen あるいは Alt + Print Screen で撮影されたスクリーンショットは、PCの "クリップボード" という場所に一時的に保持されています。画像ばかりではなく、テキストなどの文字データなど様々なものがコピーされると一時的にこのクリップボードに保持されます。

--- 別のものがコピーされると前のものが消えてしまう!:

ただしこのクリップボード。非常に便利なんですが、実のところ、一度画像などスクリーンショットをコピーして、クリップボードにあったとしても、次に文字データでも、画像でも、何かしらコピーしてクリップボードに貼り付けてしまうと、最初にコピーしてクリップボードにあったものは自動的に削除されて消えてしまいます

--- "クリップボードの履歴" という "超" 便利なツールが登場!:

そこで、Windows 10 以降登場したのが、このクリップボードを拡張して利用できるようになる "クリップボードの履歴" という機能です。25個までコピーしたものが保持されます。ただしこの機能でも、たんにコピーしただけでは、いったんPCの電源を切ってしまうと消えてしまいますが、さらにこの機能が便利なのが、ピン止めすることで、電源を切っても保持されるようにすることもできる点です。

いずれにしても、コピーしただけでは画像ファイルとして保存されているわけではないので、別途保存という作業が必要になるわけです。


【ピクチャーフォルダにある "スクリーンショット" というフォルダ】

ピクチャーフォルダをあけると、"スクリーンショット" というフォルダがあるのをご覧になったことがある方もいらっしゃると思います。

20230707-1-2.jpg

先ほどご紹介した通常の方法で Print Screen を利用した場合、単にクリップボードに貼り付くだけなので、スクリーンショットがここに保存されません。

このピクチャーフォルダにある "スクリーンショット" というフォルダに保存されるのは、

Windows キー + Print Screen

とした時になります。
ちなみに、

Windows キー + Alt + Print Screen

とした場合には、ビデオフォルダの中の "キャプチャ" というフォルダにスクリーンショットが保持されます。

これらの操作の場合、クリップボードというよりは、そのままPNGデータファイルとして各フォルダに保存されます。

またちょっと違いますが、 Print Screen キーによるキャプチャーの場合、OneDrive などをご利用になっていたりすると、設定次第ではキャプチャーした画像を自動的に OneDrive に保存するといったことも可能です。


【スクリーンショットのその他の機能】

こうして Windows の標準機能としてPC内に保存されるものでも、"Snipping Tool" のような Windowsの標準ツールもあります。さらにこの他にも、Windows 向けに提供されているスクリーンキャプチャー用の様々なアプリがあります。


こうしたアプリを利用するのも非常に便利です。


--- さらに便利になった! Snipping Tool:

Windows 10 や Windows 11 の標準ツールとして搭載されているのが、このツールです。

20230707-1-3.jpg

今回の記事の冒頭でも触れましたが、「スクリーンショットの撮り方が、Snipping Tool に統一される」なんていう記事でも紹介していますが、スタート > 設定 > 簡単操作 > キーボード と開くと、"プリント スクリーンのショートカット" という項目がありますので、"PrtScnボタンを使用して画面領域切り取りを開く" を "オン" にします。

20230707-1-4.jpg

特別サードパーティ製のアプリを入れていなくても、Print Screen キーで、この Snipping Tool が起動するようになります。Snipping Tool で撮影されたデータも、やはりそのままでは保存されないので別途保存という操作が必要になります。

** こうしたWindows 搭載アプリ以外のアプリをご利用の場合、アプリなどの設定によっては、Print Screen などの操作がそうしたアプリ用に代わってしまうこともありますのでご注意ください。

こうした専用のアプリの場合、Windows 標準機能の画面キャプチャーでは撮影できない、マウスポインタなども同時にキャプチャーできたりするものもありますが、そういう点では非常に便利なツールです。

ということで、今回は、Windows 10 での スクリーンショットの撮り方について整理してみました。内容的にはほとんど一緒になるかもしれませんが、次回は、Windows 11 編 をご紹介いたします。


<参照>




デル株式会社


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール


列車で行く花火大会

posted by クリック at 11:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月12日

Windows の基本操作 Vol.2023-05-2 検索ボックス 〜 Windows 10 編

Windows の基本操作。今回は「検索ボックス」について取り上げてみました。まずは、Windows 10 の "検索ボックス" からご紹介します。

20230507-1-1.jpg 20230507-1-2.jpg 20230507-1-3.jpg

スタートボタンの右側にある「ここに入力して検索」とある部分が検索ボックスです。この検索ボックスでは、PC内のファイルなどの検索だけではなく、わざわざブラウザを起動しなくても「夜空のきれいな街百選」なんてキーワードを入れれば、インターネットから情報を検索してきたりもしてくれます。


【検索ボックスの脇に表示されているイラスト】

この検索ボックスですが、まず気になる人もいるであろう "検索ボックス" 内に表示される小さなイラスト。

20230507-1-4.jpg

その日に関連したイベントや関心事をイラストで表示しているもので、最初の2枚目の画像では、ブラームスの誕生日ということで、ブラームスということから、"ピアノ" のイラストが表示されているようです。

20230507-1-5.jpg

この部分は、"検索のハイライト" と呼ばれるもので、検索ボックスの上で右クリックすると上記のようにメニューが表示されるので、
"検索" をクリックして、"検索ハイライトを表示する" をクリックしてチェックが入っていれば表示されますが、同様にクリックしてチェックを外せば非表示にすることも可能です。


【検索ボックスの表示方法】

このタスクバーの検索ボックスの表示方法には以下の3つがあります。

20230507-1-6.jpg
  1. 表示しない
  2. 検索アイコンを表示
  3. 検索ボックスを表示
上記の画像では、"検索ボックスを表示する" 設定になっていますが、"検索アイコンを表示" の場合には、検索ボックス内の左脇にありますが、虫眼鏡のアイコンのみが表示されるようになります。


【検索設定とオプション設定】

"検索ボックス" をクリックすると右上に表示された【...】(オプション)をクリックするとその設定メニューが表示されます。

20230507-2-1.jpg 20230507-2-0.jpg
  1. 検索設定
  2. インデックスオプション
  3. フィードバック
** Microsoft アカウントなどでサインインされていない場合には、"Microsoft アカウントの追加" などのメニューも表示されます。

1) 検索設定:

こちらをクリックすると、Windows 10 の設定項目になりますが、「アクセス許可と履歴」というダイアログが表示されます。

20230507-2-2.jpg 20230507-2-3.jpg

アクセス許可と履歴:

ここでは、
  • セーフサーチの設定 --- Web検査kの結果に成人向けの内容を表示するか表示しないか?などの設定
  • クラウドコンテンツの検索 ---Microsoft アカウントや、職場または学校のアカウントでサインインしているときにそれらのOneDrive や SharePoint などその他のサービスをコンテンツに含めるかどうか?の設定
  • 履歴 --- このデバイスでの検索履歴クリアしたり、Microsoft アカウントなどに紐づいているクラウドの検索履歴(別途、Microsoft アカウントの画面に移行します)、Bingの検索履歴の管理などが行えます

2) インデックスオプション:

こちらをクリックすると「Windows 検索」のダイアログボックスが表示されます。

Windows 検索:

PCのコンテンツのインデックスを作成することで迅速に検索できるようにします。

20230507-3-1.jpg
  • インデックスステータス --- 現在のインデックス作成状況を表示
  • ファイルを検索 --- クラシック、あるいは、拡張の選択をします。クラシックでは、"ここで検索場所をカスタマイズします" のところから、検索場所の追加、削除が可能になっています
  • 除外するフォルダー --- 検索場所として除外するフォルダを追加します
  • インデクサーのパフォーマンス --- バッテリー駆動することがあるパソコンの場合、ここで "デバイスの電源モード設定を優先する" をオンに設定することで、インデックスの作成処理によるシステム負荷(バッテリー消費)を抑えることができます
  • その他の検索インデクサー設定 --- 検索の方法や、場所、検索対象のファイルの種類の調整などを行います
  • 機能していないものがありますか? --- インデクサーのトラブルシューティングツールを起動します

Windows の基本的な機能でもあり、PC全体のパフォーマンスにも影響する "インデックスオプション"。なかなかすべてはご紹介しきれませんが、「Windows 10 の検索インデックス作成: よくあるご質問」ところなども参考にしてみてください。

いかがでしたでしょうか?「検索ボックス」って意外と、奥が深いですよね。次回は、"Windows 11 編" としてご紹介いたします。


<参照>




デル株式会社


JR・新幹線で行く夏の旅行

posted by クリック at 07:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月01日

Windows 10 は、Ver.22H2 で終了。いよいよ Windows 11 の時代へ

US時間4月27日付「Windows client roadmap update」におきまして、今後の Windows の クライアントOSのロードマップが更新、公開されました。

20230429-1-1.jpg 20230429-1-2.jpg

これによると、現行のクライアントOS でもある Windows 10 については、現行の Ver.22H2 が最終バージョンとなり、2025年10月14日にサポートが終了することが明らかになりました。

20230429-1-3.jpg

上記画像にある Windows 10 Home and Pro のライフサイクルのページにも "重要" と題して触れていますが、一般ユーザー向けの製品については、現在のバージョンである Ver.22H2 がWindows 10の最終バージョンとはなります。すべてのエディションはその日まで毎月のセキュリティアップデートリリースでサポートは継続されることになります。

なお、法人向けに提供されている LTSC版 については、それぞれに製品のライフサイクルに応じて、その後もサポートは継続されます。

また「Windows client roadmap update」の中では、法人向けの Windows 11 LTSC版(Windows 11 Enterprise LTSC/Windows 11 IoT Enterprise LTSC)2024年後半から提供されることが発表されました。


<参照>



デル株式会社


安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン


3万円台からWindows11 対応PCが手に入る! コスパ最高! PCはHPのオンラインストアへ
HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月20日

ダウングレード権 〜 OS 編

Windows 10 の入っているPCを購入し、その後 Windows 11 にアップグレードしたけど、やっぱりもうしばらく Windows 10 で使おう... なんて時には、通常10日以内であれば元に戻すことも可能です。

20230306-1-1.jpg 20230306-1-2.jpg

またインストールメディアを作成してリカバリをされるのであれば、Microsoft の Web サイト「Windows 10 のダウンロード」からツールをダウンロードしてインストールメディアを作成すれば、それを利用してリカバリすれば、当然 Windows 10 としても利用できます。さらに、一度 Windows 11 にしたことがある PC であれば、逆にいつでもまた「Windows 11 をダウンロードする 」からダウンロードしてアップグレードすれば Windows 11 としての利用は可能です。

これらのケースは、もともと Windows 10 だったわけですから、当然といえば当然です。

2015年7月に登場した Windows 10 も8年目を迎え、ぼちぼちサポートの終了もちらほら見えつつあるこの時期。Windows 10 を搭載して販売されている PC 自体がどんどん少なくなっていますので、中古であれば別ですが新規に購入しようとしても Windows 11  搭載 PC しかない... もうそんな時期も迎えつつあります。

そんな事情もあって、仕方なく Windows 11 の PC を購入したものの、どうしても Windows 10 でないと動作しないアプリなどがあって、Windows 10 にダウンロードしたい... そんなケースもあるのではないでしょうか?

そんな時に、Windows 11 から、Windows 10 にダウングレードできるかどうか?
今回はそんな話題を取り上げてみました。


【"ダウングレード権" とは?】

現在 Windows 11 の入っているPCを購入した際に、これを Windows 10 などにダウングレードして利用できる権利のことを "ダウングレード権" といいます。

当然、PCによってはこうしたダウンロード権付で販売されているものもあるので、はっきりそうして販売されているPCであれば問題ないわけです。ただし、そこまで謳われていない PC や、パッケージ版やダウンロード版の Windows 11 のライセンスを購入した場合にどうなるのか?気になるところですね。

-- Windows 11 Pro であればダウングレード権が付随する:


20230306-2-1.jpg 20230306-2-2.jpg 20230306-2-3.jpg

とあるように「OEM 製品を通じて取得した Windows 11 Pro、もしくは Windows 10 Pro ライセンスの場合、サポート終了日を迎えていない Windows Pro/Professional であれば、どのバージョンにでもダウングレードすることができます」(「Windows 10 へのダウングレードについて」より引用)となっています。

20230306-2-4.jpg

Windows 11 搭載の PC であっても、Windows 11 Pro であれば、Windows 10 Pro へのダウングレードが可能です。今回参照させていただいた DELL や Panasonic の Web ページにも紹介されているとおりです。

ただし、OEMとして提供されているOSが、Windows 11 Home の場合にはこの権利がありません。

ダウングレード権付きで販売されているものについては、メディアが付随いたりすることもあるようです。

ただし通常 OEM 版など Windows 11 Pro にはその権利があるというだけで、特別インストールメディアなどが付随するわけではないので、「Windows 10 のダウンロード」などからダウンロードしてインストールメディアを作成するなど各自で行う必要もあります。

ただし注意も必要です。

ダウングレード権付きで販売されているケースであれば、メーカーもその動作をある程度把握しているものと思われますが、そうでないものの場合、Windows 10 にダウングレードして正常にそのPCのすべて機能が動作するかどうか?は別のお話。なので自己責任ということになります。インストール自体に失敗することもないとも言い切れません。そのあたりは覚悟した上で行う必要があります。

次回は、Office 製品のダウングレード権について確認してみます。


<参照>



ノートにもかかわらず17インチ! 迫力の大画面が魅力
デル株式会社


パソコン工房のデジタルドラゴン中古パソコン・中古スマホ

posted by クリック at 08:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月08日

ダウンロード版 Windows 10、2023年1月31日に販売終了 !

何度か?このブログでも取り上げていますが、2023年1月10日になると、Windows 8.1 のサポートが終了します。これに伴い、Windows 10 へのアップグレードを検討されている方も多いようです。

20230108-1-1.jpg 20230108-1-2.jpg 20230108-1-3.jpg

そんなさなかではありますが、実はPCメーカーも順次 Windows 10 搭載PCの販売も終了し始めています。加えて、Microsoft の Web ページでは、2023年1月末をもって、ダウンロード版の Windows 10 の販売が終了する旨の案内が表示されるようになりました。

ということで今回は、Windows 10 のライフサイクルについて改めて取り上げてみました。


【Windows 10 のライフサイクル】

Windows 10 が登場したのが、2015年7月29日。それからしてもすでに、8年目に入っているわけです。早いもんですね。

20230108-2-1.jpg 20230108-2-2.jpg

ご存じの方も多いと思いますが、Windows 10 のサポートは、2025年10月14日まで続きます。リリースごとのサポート終了日はありますが、完全にサポート終了になるまでにはまだ2年近くあります。



【早くも近づく販売終了】

Windows 10 のサポート終了は知っていても、でもいつまで販売しているか?については、あまり話題になりませんが、Microsoft によるダウンロード販売の終了日が、何気なく Web サイト上で案内が上がってました。

20230108-1-2.jpg

もちろん市場に出回っている製品はなくなるまで販売されるのでしょうけど、Microsoft によるダウンロード販売は、2023年1月31日で終了するようです。今後は、Windows 11 ってことですね。

サポート終了まで残り2年となったわけですから、ぼちぼち販売が終了するのは分からないでもないところです。

メーカー にもよりますが、Epson ダイレクトのサイトにもあるように メーカーからの出荷(Windows 10 搭載PC)が終了しているところもあります。

20230108-2-3.jpg

あくまでも今回ご紹介したものは、Microsoft Store でのダウンロード販売 に関してのアナウンスなわけではありますので、市場に出回っているパッケージ製品などはそれがなくなるまでになるでしょうし、Microsoft Store 以外のところからのダウンロード販売(オンラインコード版など)はこれに限るわけではないものの、確実に世の中は、Windows 11 へシフトしつつあるわけですね。

Windows 8.1 をご利用の方で、PC を買い替えずに Windows 10 にアップグレードして引き続き使おうとご検討の方は、くれぐれもご注意ください。


<参照>




デル株式会社


パソコン工房のお得なキャンペーン

posted by クリック at 08:12| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月30日

いよいよサポート終了まであと半月となった "Windows 10 Ver.21H1"

Windows 10 Ver.21H1 のサポート期限が、いよいよあと半月となりました。

20221125-10-1.jpg

以前にも、「Windows 10 のバージョンごとのサポート期限」な形でご紹介しましたが、半年って早いですね。

上記のサイトでも触れてますが、
  • Ver.21H1 サポート終了日:2022年12月13日
となります。またさらにその後の
  • Ver.21H2 サポート終了日:2023年6月13日
についても、ほぼ残すこと半年となったわけです。

Ver.21H1 や、Ver.21H2 から、最新の Ver.22H2 へのアップデートについては、以前「Windows Update と イネーブルメント パッケージ」の中でもご紹介しましたが、さほど時間はかからないはずなので、年の瀬であわただしくなる前になるべく更新を済ませておくことをお勧めいたします。


<参照>




デル株式会社


安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

posted by クリック at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月23日

タスクバーが応答しなくなる

最近ちょくちょくタスクバーが応答しなくなるトラブルに遭遇するケースが多くなってきました。

いつぐらいからか?はっきりとした記憶はないんですが、数か月前から何となくどうしたもんか?と思っていたところ、8月に配信された "KB5016688" 以降の更新プログラムが影響していたようです。

20221122-5-2.jpg 20221122-5-1.jpg

Windows 10 Ver.22H2 の既知の問題として公開された情報ですが、日本語サイトにはこの情報はございません。KB5016688 以降のプログラムということで、複数のプログラムが関係しているようです。

US時間 11/16付で、「Your desktop or taskbar might momentarily disappear or might become unresponsive」として公開されたもの。


-- 影響を受けるプラットフォーム:

Windows 10 ver. 22H2
Windows 10 ver. 21H2
Windows 10 ver. 21H1
Windows 10 ver. 20H2

ただし必ずそうなるわけでもないんでしょうね。自分が使用している環境では全くそうしたトラブルはないので、何かしら利用環境にも依存するものなのかもしれません。


US時間8/26に配信されたプレビュープログラム KB5016688 以降が適用された環境で発生するもののようですが、11/16に情報が公開されてますが、すでにKIR(Know Issue Rollback)という機能により、その修正が自動的に適用されるようになっているようです。

ただし企業など向けには、グループ ポリシーも用意されているようです。「Your desktop or taskbar might momentarily disappear or might become unresponsive」からリンクをたどってダウンロードも可能になっています。

これで多少は、タスクバーが応答しないトラブル減るのかな...


<参照>



17インチの大型画面の New XPS 17
デル株式会社


パソコン工房のデジタルドラゴン中古パソコン・中古スマホ

posted by クリック at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月22日

Windows Update と イネーブルメント パッケージ

先日ご紹介した Windows 10 Ver.22H2 の更新ですが、通常の更新に比較してもほとんど時間もかからずにものの数分で完了してました。月例の更新は、そこそこ時間もかかるし、大型のアップデートということなので、再起動にも時間がかかると覚悟してました。

なのに....  "なぜ ?"

実はそこに関係してくるのが、"イネーブルメント パッケージ" というキーワード。


【"イネーブルメント パッケージ"とは?】

英語では、"enablement package"  というもので、古くは、Windows 10 Ver.1909 の時に機能更新プログラムとして Ver.1903 の PC 向けに提供された更新方法になります。(「Windows 10 バージョン 1909 イネーブルメント パッケージを介した機能更新プログラム」)

20221019-2-1.jpg 20221019-2-2.jpg

通常の機能更新プログラムとイネーブルメント パッケージ、どちらを展開するべき?」(Japan Microsoft Endpoint Manager Support Blog)にもありますが、Ver.2004 以降は、Ver.21H2 までは共通のコア オペレーティング システムを使用しているため、Ver.21H2 の更新にも使用されていました。

そして今回の、Ver.22H2 について....

20221019-2-3.jpg 20221019-2-5.jpg


-- 以下引用 --
Windows 10、バージョン 2004、20H2、21H1、21H2、および 22H2 は、同じシステム ファイルのセットで共通のコア オペレーティング システムを共有します。 したがって、Windows 10 バージョン 22H2 の新機能は、Windows 10、バージョン 2004、20H2、21H1、21H2 の最新の月次品質更新プログラムに含まれていますが、非アクティブで休止状態です。 これらの新機能は、Windows 10バージョン 22H2 の機能をアクティブ化する小規模でクイックインストールの "マスター スイッチ" である "有効化パッケージ" を通じて有効になるまで、休止状態のままになります。
有効化パッケージは、バージョン 2004、20H2、21H1、または 21H2 からバージョン 22H2 への更新を 1 回の再起動で可能にするため、Windows 10バージョン 22H2 などのスコープ機能更新プログラムをインストールするための優れたオプションであり、更新のダウンタイムを短縮します。 これにより、デバイスは今すぐ新機能を利用できるようになります。 Windows Updateから直接更新プログラムを受け取るバージョン 2004、20H2、21H1、および 21H2 デバイスの場合、デバイスは機能更新プログラムを Windows 10 バージョン 22H2 にインストールすることで、有効化パッケージを自動的に取得します。
まさにサクッと更新が完了したのはこういうことだったんですね。


【きちんと更新ができているPCは、更新も早い】

"イネーブルメント パッケージ" が適用されるには、Windows 10 Ver.2004 以降できちんとその後の更新が適用されていることが前提で、仮に Ver.21H2 まですべてきちんと更新ができていれば、Ver.22H2 の更新はあっという間に終了してしまいます。

20221019-2-4.jpg

KB5015684: 有効化パッケージを使用したWindows 10バージョン 22H2 の注目の更新プログラム」のところでもありますが、上記のような適用に当たっての前提条件があるわけです。

それまでに提供された月例の更新プログラムの中に、今回から提供される機能が少しずつ展開されていて、無効にされてたものが、Ver.22H2 の適用で有効に切り替えるだけですむので、更新という手続きにかかる時間も、大幅な時間短縮になるわけです。

簡単に言ってしまえば、これまでのすべての更新プログラムがインストール済みなら、"イネーブルメントパッケージ" が使用されることで、最小限のダウンロードと短時間のインストールと再起動で、Windows 10 Ver.22H2 にアップデートできてしまうというわけです。

ともあれ利用者にとっては非常にありがたい機能なわけですね。

Ver.2004 から更新しないとか、Ver.21H1でとまっているなどの場合にも、Ver.21H2 適用済みの人に比べると追加される機能があるので、それなりに時間もかかります。それがさらに Ver.1909 ともなれば、"イネーブルメントパッケージ" は適用されないので、更新にはかなりの時間を要することになります。


【更新】

同様に、Windows 11 についても、以下のサイトにあるような試みがなされています。


アップデートをより小さく、より速く、そしてより邪魔にならないものにして、効率よく展開するための試みは、引き続き今後も模索されていくのでしょうね。


<参照>



デル株式会社


楽天トラベル


posted by クリック at 07:10| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月19日

Windows 10 22H2 の配信がスタート!

ちょっと前の Windows 11 22H2 の配信に続いて、本日より、Windows 10 向けにも、22H2 の配信がスタートいたしました。

20221019-1-1.png 20221019-1-2.png

スタート>更新とセキュリティ>Windows Update と開いて、"Windows 10、バージョン 22H2 の機能更新プログラム" と表示されれば、"ダウンロードしてインストール" をクリックすれば更新がスタートいたします。

ただし、Windows 11 への更新待機中の場合には、"今は、Windows 10 の使用を継続します" をクリックして、この設定をいったん解除しないと検出もされませんのでご注意ください。

本日は、Microsoft 365 にも更新プログラム "Ver.2210(Build 15726.200140)" が到着しております。併せて更新の方をご確認ください。


【更新】

How to get the Windows 10 2022 Update 」の中で、法人ユーザー向けに、IT tool について触れていますがその詳細については以下のサイトをご参照ください。


なお更新自体はあれ?って思うほどサクっと終わります。うちのしょぼいPCでも数分で完了でした。

221019-1-3.png

さぁ、あとは何か問題が発生しないか? 一部、以前にもありましたが、KB5012170インストール後にPCが起動しない不具合が発生しうるという話もありますが...


【2022/10/20 更新】

既知の問題ですが、日本語ページにはまだありませんがUSサイトにはすでにございましたので、参考までにリンクを貼らせていただきます。


ちなみにこの問題は、Windows 11 の更新プログラムで発生しているものと一緒です。



<参照>




17インチの "New XPS 17" ーDELL の大画面、高性能パソコンを体感せよ!
デル株式会社


パソコン工房のデジタルドラゴン中古パソコン・中古スマホ
posted by クリック at 11:11| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月21日

KB5017380 が Windows 10 向けにリリース

先ほど、Windows 11 向けにメジャーアップデートの提供がスタートした件をご紹介しましたが、続きまして Windows 10 向けのご案内です。本日 Winodws 10 向けにも更新プログラムが提供されています。

20220921-1-3.jpg

この更新プログラムは、Cリリースとして提供されているプレビュー版で、提供されている更新プログラムについては自動ではインストールされません。

2022 年 9 月 20 日 - KB5017380 (OS ビルド 19042.2075、19043.2075、19044.2075) プレビュー」にありますが、新機能が追加されていると同時に、すでに確認されている既知の問題もありますので、お急ぎでない場合にはインストールしなくても、この機能自体は、次の更新プログラムで提供されることになるかと思います。

なお、この更新プログラム。Windows Insider プログラムの、Release Preview Channel 向けには、すでに提供されているものです。仕様的に Windows 11 にアップグレードできない Windows Insider Relesse Preview Channel に参加している Windows 10 の PC にも到着しており、こちらは自動で更新されておりました。

ちなみに、Windows 11 の仕様を満たしている PC で、Windows Insider Release Preview Channel に参加しているPC向けにも同じ更新が提供されています。


<参照>



HP Directplus -HP公式オンラインストア-


富士通 FMV LIFEBOOK NH

posted by クリック at 08:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月30日

Windows 10 で、USB接続されたプリンターが認識されない

USB接続のプリンターが認識しない.... まぁ、よくありそうなトラブルの一つなわけですが、今回についてはこれがどうも 6月末に Windows Update にて提供された更新プログラムの影響のようなので取り上げてみました。

20220730-1-1.jpg 20220730-1-2.jpg 20220730-1-3.jpg

Windows 10 のリリースノートで公開されている各バージョンの「既知の問題」のところによれば、今回のトラブルは、6月28日以降にリリースされている KB5014666 をインストールしたのち、一部の印刷デバイスに影響があることが報告されているようです。

20220730-2-2.jpg 20220730-2-1.jpg

確かに上記のようにうちの場合には、6/30にインストールしておりました。


--対象OS:

今回この影響を受けていると思われる対象OSは、以下の通りです。

【クライアント】
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H1
  • Windows 10 バージョン 20H2
【サーバー】
  • Windows Server、バージョン 20H2
となっているようです。


--回避策:

現時点で提示されている回避策としては、「USB 接続プリンターへの印刷が失敗する可能性があります」に紹介されている通りになります。
今回たまたまこの症状と思われる事例を直接拝見することがありましたが、結果的にはいったんデバイスを削除して、ドライバを再設定するといったことで改善されました。

それからすれば、よくある一般的な対処法の範囲を超えない程度のもので改善には至っておりましたが、こうしたUSB接続のプリンターがうまく認識しなくなるということは最近多かったようにも思いますので、この影響の可能性もあるのかもしれません。


現在、既知の問題のところでも「現在調査しており、より多くの情報が利用可能になったときに更新プログラムを提供します」とあるように、Microsoft 側でもまだ情報収集中のようでこれといったはっきりした要因は確認できていないようです。

最近は、プリンター一つとっても、Wi-Fi や 有線LAN などで接続して利用されているケースも多いでしょうから、USB 接続となると利用者がさらに限定されてしまいますから、影響を受けていない方も多いかと思います。

またすべてのデバイスで発生するものでもないようで、うちの Windows 10 の PC では、この更新プログラムは適用されていても、USB 接続されたレーザープリンターは全く問題なく動作しています。

もし機会があれば私も次回はフィードバックしてその情報収集に協力したいと思っていますが、もっとも、いざ実際に「印刷できない」ってなると、事例的にはよくあるトラブルでもありますし、やはりそちらの対処の方に注力してしまうので、なかなかフィードバックは集まりにくいのかもしれませんね。


【2022/08/05更新】

この問題、Windows 11 でも確認されているようです。Canon のサイトには以下のように OS 起因の場合には、Microsoft 側の対応を待つようにとありました。


現時点では、まだ更新プログラムの提供はありません。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

posted by クリック at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月18日

PC起動時に「Microsoft は、お使いのデバイスに Windows 11 をお勧めします」と表示される

Windows 10 でも、Windows 11 にアップグレードできる要件を満たしているPCだったりすると、Windows Update の画面に、Windows 11 へのアップデートを勧める画面が出てくることは、 以前にも取り上げました。

20220718-1-1.jpg


うちでも一部「今は Windows 10 を使用を継続します」をクリックして解除しないと検出されない更新プログラムがあったりするのでその確認のために Windows 11 にせずに使用しているPCがあるんですが、今度はそうしたPC向けに、PC起動時に、「Microsoft は、お使いのデバイスに Windows 11 をお勧めします」と表示されるようになりました。

20220718-1-2.jpg

Windows 11 がリリースされたのが、2021年10月4日。9か月を過ぎぼちぼち無料アップデートがいつまでなんだろう?時々気になりつつあるわけですが、とりあえずはまだ強制的にアップグレードされるわけではないので、私のように事情があってまだアップグレードできない、そんな場合には、以下の手順でこの画面を進んでいきます。

1) 画面下部の、「アップグレードを拒否する」をクリックします

20220718-2-0.jpg

2) 今回はこれで済まず、過ぎに「引き続き Windows 10 を使う」という画面になるので、「Windows 10 に進む」をクリックします。これで、通常の Windows 10 の画面に戻ります

20220718-2-1.jpg

3) ところで、一番最初の画面に、「詳しい情報を見る」なんていうリンクもありましたので、クリックしてみたら、こちらは「Windows 11 に移行するか迷っていますか?」なんて言う画面なりました。もちろんここからでも「アップグレードを拒否する」をクリックすれば、上記と同じ手順で進んで、通常の Windows 10 の画面に戻れるはずです

20220718-2-2.jpg

アップグレードを拒否する」をクリックすると、この後無料でのアップグレードができなくなるんじゃないか?と心配されている方もいらっしゃるようですが、これはあくまで 今は拒否する という意味に過ぎないので、ご安心ください。

とりあえずまだ無料でのアップデートがいつまでとは発表されているわけでもありませんし、事情があって Windows 10 へのアップグレードができない場合には、まだアップグレードしないでご利用になっていただいても問題ありません。

ただ時々 Windows 11 にすると不具合があるから...などという人もいますが、基本的に現在新しいPCに搭載されているOSはほぼ Windows 11 なわけですし、OS自体に特別問題が多くあるわけでもありません。当然 Windows 10 までの時と同様、何かしら問題が発見されれば随時修正されていきます。

もちろん Windows 11 の動作要件を満たさない PC に無理やり Windows 11 を入れればおかしくなっても仕方ないことですが、Windows 11 では現在使用中のアプリが古くて対応していないのでどうしてもアップグレードはできない...といった事情でもない限り、推奨環境を満たした PC であればぼちぼち Windows 11 へのアップグレードを検討してもいいのかな?と思います。


<参照>




デル株式会社



安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン
posted by クリック at 09:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月04日

Windows 10 のバージョンごとのサポート期限

現在大勢の方が利用されている Windows 10。Windows 10 の時代もぼちぼち先が見えて、Windows 11 へとシフトしつつあるまさに過渡期といえる時期になろうとしています。

20220703-1-1.png

Windows 10 Home and Pro
  • 2015 年 7 月 29 日 サポート開始
  • 2025 年 10 月 14 日 サポート終了
とあるように、2025年10月14日 がサポート終了日となります。

つい先日 2022年6月15日 の Windows 10 向け Internet Explorer 11 サポート終了にあたって、Windows 8.1 や Windows 10 自体のサポート期限なども報じられていましたので、Windows 10 自体のサポート期限をご存じの方も多いかと思います。

ただしこれは常に Windows 10 を最新状態に保っている方向けの情報です。

20220703-1-2.png


一方でWindows10 には、バージョンごとにサポート終了日が決められていることもご存じの方も多いかと思います。昨年まで、年に2回(春・秋)に大型の更新が提供されていましたが、そうした更新プログラムを順次適用して最新バージョンになっていれば問題ありません。そしてこの大型の更新プログラムの提供も今年からは、年1回に変更されました。

現在の最新バージョンは、
  • Ver.21H2 サポート終了日:2023年6月13日
となっています。こちらはまだ1年ありますね。

さて問題は、
  • Ver.21H1 サポート終了日:2022年12月13日
のほうです。

ご覧いただくと一目瞭然。もうサポート期日まで半年を切っているわけですね。

実は半年切ってはいますが、現時点では自動で、Ver.21H2 にアップグレードされることはありません。自動で更新されるのはあくまでも、毎月配信される Ver.21H1 向けの更新プログラムのみ。

つまり、手動で更新の作業をしないといけないわけです。

20220703-1-3.jpg


上記のように Windows Update を開いた時に、「Windows 10、バージョン 21H2 の機能更新プログラム」といった表示が出ていれば「ダウンロードしてインストール」をクリックすれば、更新がスタートします。

もしこうした表示がない場合には、直接以下のサイトからダウンロードして、更新アシスタントを利用してバージョンアップする必要が出てきます。



【バージョンを確認する】

ということで、まずはご使用の Windows 10 のバージョンを確認しみましょう。

1) Windowsキー + "R" として、「ファイル名を指定して実行」のダイアログを呼び出します

2) "名前" のところに、"winver" と入力して、OK をクリックします

20220703-2-1.jpg

3) これで現在ご使用の Windows のバージョン情報が確認できます

20220703-2-2.jpg

Ver.21H1 など古いバージョンでしたら、早めに、Ver.21H2 に更新しておきましょう。
Windows 10 Home and Pro/ライフサイクル」にもありますが、今回ご紹介している Ver.21H1 についてはそれでもまだ半年はありますが、つい先日サポートが終了した Ver.20H2サポート終了日:2021年5月10日)となっておりすでにサポートが終了しております。なので、こちらに至ってはセキュリティの不具合などが見つかっても修正されることはありません。


-- 学校・法人向け製品は異なる:

ちなみに、同じ Windows 10 だったとしても、学校や法人向けに提供されている製品はサポート期限が異なります。「Windows 10 Enterprise and Education」にある通りになりますのでご注意ください。


さて、あなたの Windows 10。更新もれしてませんか? Windows 10 だからまだ大丈夫って思いこんでいませんか?

もう一度しっかり確認して最新バージョンにしておきましょう。


【一部追加更新】


<参照>



デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア- HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年06月13日

Windows の基本操作 Vol.2022-06-1 Guest アカウント

Windows の基本操作。今回は、「Guest アカウント について取り上げてみました。

Windows を起動する際に最初に読み込まれるのがユーザープロファイル。このユーザープロファイルが、つまりは「ユーザーアカウント」になります。もうちょっと厳密にいえば、ユーザープロファイルにログインするために認証のために使用されるユーザー名とパスワードで構成される情報がユーザーアカウント。そして ユーザーアカウントごとにアドレス帳、お気に入り、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどの個別ファイル、さらにはWindowsの設定情報(デスクトップ情報、個人設定、アプリケーション設定など)などが保存されます。

さてこれにはいくつかの種類があります。その用途に応じて区分けの方法が異なります。
  • ローカルアカウント と Microsoftアカウント
  • 管理者 と 標準ユーザー
そうしたユーザーの中、ローカルアカウントの一つになるわけですが、「Guest」アカウントがあります。

Windows 8.1 のころまでは、比較的目に付くところにあった "Guest" アカウント。

20220505-1-1.jpg 20220505-1-2.jpg

上記にもありますが、

コントロールパネル>ユーザーアカウントとファミリーセーフティ>ユーザーアカウント>別のアカウントの管理

とクリックすると、"Guest" アカウントが表示されます。

もっともデフォルトでは "無効" になっていますので、オフと表示されているかと思います。

この "Guest" アカウントですが、上記の右の画像にもあるように Windows 10 以降では同様に開いても表示すらされません。"Guest" アカウントは便利な反面、きちんと設定・管理しておかないとセキュリティ面でのリスクもありますので、安易に有効にすべきではないという意図もあるんでしょうね。


【Guest アカウントとは?】

さてではそうしたことを踏まえて、Guest アカウント について、簡単にご紹介しておきましょう。

Guest アカウントは、ローカルアカウントの一つになります。その PC にユーザーアカウントを持たない人が使用するための一時的なアカウントとして用意されているものです。

ソフトウェアのインストール、設定の変更などについては制限がかかっており、既に導入済みのプログラムなどを利用する際には、仮に一時的に設定変更ができても再起動すると設定は破棄されます。インターネット利用時の閲覧履歴なども残りません。

現在の Windows 10 や Windows 11 ではデフォルトで無効になっていて、ユーザーアカウントの作成のところでも表示されないように、その仕様も変更されています。


【Guest アカウントは有効にする必要はない】

通常、一般のユーザーの方が、既定であえて "無効" になっているこうした Guest アカウント を有効にする必要はないかと思います。

でもどうしても有効にして使うのであれば、多少でもセキュリティ面に配慮した形で利用できるようにパスワードは最低限設定するようにして利用することをお勧めいたします。

そうじゃなければ、ローカルアカウントとして 標準ユーザーで "Guest" 用に、アカウントを作成する程度にとどめていただいた方がいいのかな?と思います。


-- Guest アカウントの状況を確認する:

"コマンドプロンプト" を起動して

net user guest

と入力し、Enter を押します。

20220505-1-3.jpg

「アカウントの有効」のところが、
  • YES:有効
  • NO:無効
となりますので、上記の画像では、現状では「無効」ということになります。 


【それでも何とか? Guest を有効にしたい】

その場合には、以下のような方法があります。
  1. ポリシーを利用して有効にする
  2. コマンドプロンプト(管理者モード)でコマンドを実行する
といった方法があります。

1) ポリシーを利用して有効にする(Windows 10 Proなど)

20220505-1-5.jpg 20220505-1-4.jpg

Windows 10 Proなどで、ポリシーが利用できる場合には、「ここに入力して検索」のところに、

lusrmgr.msc

と入力しても「lusrmgr.msc」が Microsoft Common Console Document が検出されますのでこちらからでもいいですし、Windows + R として、ファイル名を指定して実行のところに、上記コマンドを入力しても上記の画面が表示されます。

あとはGuestを右クリックしてプロパティを開けば、「アカウントを無効にする」という項目がありますので、デフォルトでは上記にあるようにチェックが入っていますので、チェックを外してあげればOKです。

2) コマンドプロンプト(管理者モード)でコマンドを実行する

20220505-1-6.jpg

Windows 10 Home など既定ではポリシーが利用できない場合には、コマンドプロンプトを利用することで可能です。

まずは、コマンドプロンプトを管理者モードで開きます。

net user guest /active:yes

と入力して、エンターを押せば完了です。
先ほど net user guest と入力してエンターを押せば、Guest アカウントが有効になったことをが確認できます。


今回は、"Guest" アカウントを取り上げましたが、ご利用にあたってはくれぐれもご注意の上ご利用ください。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン
posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月24日

「検索のハイライト」の表示・非表示

最近、Windows 10 だと、タスクバーの検索ボックスのところに、様々なイラストが表示されているケースをちょくちょく見かけるようになりました。

20220524-1-1.jpg

これは「検索のハイライト」という機能で、2022年3月22日にWindows 10 Ver.20H2、21H1、および21H2 向けにプレビューとして配信された "KB5011543" の更新以降有効になったものです。その後、この更新プログラムは正式に4月に配信されました。

20220524-2-1.jpg 20220524-2-2.jpg 20220524-2-3.jpg

うちの PC で 更新履歴を見ると、4月3日にインストールされています。


【検索機能の拡張機能】

さてこの「検索のハイライト」という機能、ここには「休日、記念日、その他の教育的な時間など、世界中と地域の両方で、毎日の特別な点の注目すべき興味深い瞬間が表示されます」というものです。

Webサイトにもありますが、法人ユーザー向けと、一般ユーザー向けでは、そこに表示されるものも異なるようです。法人向けの場合には、「組織の最新の更新プログラムが表示され、ユーザー、ファイルなどが提案されます」との事のようです。

20220524-2-4.jpg


法人向けには、TechCommunity Blogにもあるように、ポリシーによる設定方法なども紹介されておりますので、必要に応じてご確認ください。


【設定の有効化・無効化】

ある時から突然表示されるようになって、「なんだ〜?」と思われていた方も多いとは思いますが、この機能も当然ながら設定の有効・無効を切り替えていただくことが可能です。

--設定の切り替え方法:

20220524-2-5.jpg

1) 検索ボックスで右クリック > 検索 とクリックします
2) 有効:「検索のハイライトを表示する」にチェックを入れます
  無効:「検索のハイライトを表示する」にチェックを外します

20220524-3-1.jpg 20220524-3-2.jpg

ちなみに検索のハイライトがONだと、今日のBing ということで、クロアチアのコルナティ諸島の情報へのリンクが表示されます。OFFだと、最近使用したものや、クイック検索などが表示されます。

そういえば、子供の日などは "こいのぼり" のイラストも出ていたかな?と思います。

ちなみにこの機能は、Windows 11 にも搭載されています。

20220524-4-1.png.png 20220524-4-2.png.png

1) スタート > 設定 > プライバシーとセキュリティ > 検索アクセス許可 と開きます
2) 右ペインの、「その他の設定」のところに、「検索のハイライトを表示する」という項目があります

必要に応じて、オン・オフの設定を切り替えてご利用ください


<参照>




デル株式会社


パソコン工房のお得なキャンペーン

posted by クリック at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月07日

Windows の基本操作 Vol.2022-04-2 ファイルのバックアップ Part 2

Windows の基本操作 Vol.2022-04-1 ファイルのバックアップ Part 1」では、バックアップ機能全般についてご紹介いたしました。

さて Part 2 では、データのバックアップ機能に的を絞ってご紹介いたします。

Windows の基本操作 Vol.2022-04-1 ファイルのバックアップ Part 1」の中でもご紹介しましたが、Windows に標準搭載されているバックアップ機能には大きく分けて4つあります。このうち、実際に作成した文書データや画像などのバックアップを取る機能には....

20220404-2-1.jpg 20220404-2-2.jpg
  1. ファイル履歴
  2. システムイメージ
といった機能を使用することになります。

ただし "システムイメージ" は、システムを丸ごとイメージとしてバックアップするもので、個別にデータの復元ができるわけではないため、さらに的を絞って今回このシリーズで取り上げるのは、「ファイル履歴」とさせていただきます。

また、"OneDrive にバックアップ" するという機能もありますが、こちらはインターネットにつながっている必要もあり、さらに容量によってはサブスクリプションなどの契約がないといけないケースも出てくるため、今回はオフラインでも利用できる機能ということで、こちらも省略させていただきます。

ではさっそく、改めて "ファイル履歴" についてみていくことにしましょう。


【"ファイル履歴" とは?】

"ファイル履歴" という機能は、Windows 8 以降に搭載された機能になります。「Windows のファイル履歴(Windows8.1)」の中でも紹介されていますが、
ドキュメント、音楽、画像、ビデオ、デスクトップフォルダー、および PC 上でオフラインで使用可能な OneDrive ファイルに含まれるファイルのコピーのみがバックアップされます
とあるように、利用者が保存したデータを自動バックアップするための機能です。この機能は、Windows 10/11 でも引き続き利用が可能です。


【"ファイル履歴" を使用するために必要なもの】

  • OS: Windows 8 以降のOS。Windows 10、Windows 11 にも搭載されています。
  • ドライブ: バックアップ先として、Windows のシステムがインストールされているドライブとは別ドライブが必要になります
注意)エクスプローラーを開いたときに、仮に "Cドライブ" と、"Dドライブ" と2つのドライブがあっても、1つのディスクドライブを2つのパーティッションで区切られているだけの場合、同じディスクドライブになるので、バックアップドライブとしては利用できません。

-- 用意するもの:

外付けのHDDドライブ、USBメモリ、SDカードなどといったものにバックアップを取ることができます。基本的には定期的に自動でバックアップさせることになりますので、常時接続しておくことをお勧めいたします。


【"ファイル履歴" の設定】

設定は簡単です。

20220404-2-3.jpg
  1. スタートボタン > 設定 > 更新とセキュリティ とクリックします
  2. 左ペインの、"バックアップ" をクリックして、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところを、"オン" にします
以上。基本的な設定は簡単ですよね。では続いて細かい設定についてみていきましょう。


-- バックアップオプションの設定:

"バックアップオプション" では、バックアップを取るタイミングや、バックアップするフォルダを具体的に設定可能です。すべてバックアップするとなるとデータ量もかなりのものになるので、ドキュメントやピクチャーフォルダーなどバックアップする場所を限定しておくことで、バックアップドライブをより有効に活用できることにもなります。

20220404-2-4.jpg 20220404-2-5.jpg
  1. スタートボタン > 設定 > 更新とセキュリティ とクリックします
  2. 左ペインの、"バックアップ" をクリックして、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところで、"その他のオプション" をクリックします
  3. バックアップを実行するタイミング(時間)ファイル保持期間対象フォルダ除外するフォルダ を適宜選択します
"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところを、"オン" にすればすぐにバックアップはスタートしますが、任意のタイミングでバックアップを実行したい場合には、"バックアップオプション" のところから、"今すぐバックアップ" をクリックすればいつでもスタートいたします。

その "概要" には、現在のバックアップ状況の情報が表示されます。


【バックアップされたデータを復元する】

復元する方法としては、まるまる一気に復元する方法の他、データを個別に復元することも可能です。システムイメージとして保存されているわけではないので、ここが "ファイル履歴" の便利なところです。

では具体的に復元方法についてみていくことにしましょう。

1) 2つの復元方法:

--ファイルやフォルダを一気に復元する:
  1. スタートボタン > 設定 > 更新とセキュリティ と開きます

  2. 左ペインの "バックアップ" をクリックして、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところの、"その他のオプション" をクリックします

  3. "関連設定" のところにある、"現在のバックアップからファイルを復元" をクリックします

    202204054-2-6.jpg

  4. "ファイル履歴" のダイアログが表示されます。最新の情報が表示されます

    20220404-2-7.jpg

  5. ここで検索などを利用して、復元ポイントを遡ってファイルやフォルダを選択して "元の場所に復元します" という 復元ボタンをクリックすれば復元がスタートします

    20220404-2-8.jpg
  6. フォルダ内のデータをすべて復元する場合には、フォルダを選択して。さらにフォルダ内の特定のファイルを復元したい場合には、フォルダをダブルクリックしてフォルダ内のファイルを表示させ、選択してから復元を行います
** 補足 **

ここの "復元ボタン" を右クリックするか? さらには "ファイル履歴" の画面の右上の設定ボタンをクリックしても、そのまま同じ場所に復元か? 指定した場所に復元するか? の選択が可能です。

20220404-4-1.jpg 20220404-4-2.jpg


--データを個別に復元する:

個別にデータから直接復元する場合には、 "以前のバージョンの復元" を利用することでも可能です。

20220404-3-1.jpg 20220404-3-2.jpg
  1. ファイルやフォルダを右クリックして、"以前のバージョンの復元" をクリックします
  2. こうすることで、ファイルやフォルダのプロパティダイアログが表示され、"以前のバージョン" タブが開かれます
  3. "ファイルのバージョン" のところにその履歴が表示されますので、"更新日時" から適宜復元したいポイントを選択し、復元します。
20220404-3-3.jpg 20220404-3-4.jpg

この際、復元するのではなく、内容を確認するために "開く" だけでもいいし、ファイルを復元することも、また復元先を選択することも可能です。上書き保存されてしまったデータなどで、上書きされる前の状態に戻したいし、さらに上書きされた現在のデータも残しておきたいという場合には、復元先を指定すれば、現在のものとは別にデータが復元されます。


2) 古いデータを削除する:

今回この記事を書きながら自分の "FileHistory" フォルダを見ていると、デスクトップなどでは、過去にキャプチャーしたデータでごみ箱から削除したようなものまでたっぷり残っていたので、時々整理しないと無駄に容量を使うことになるんだな?と改めて実感いたしましたので、合わせて過去のファイル履歴の削除方法についてもご紹介させていただきます。

  1. スタートボタン > 設定 > 更新とセキュリティ と開きます

  2. 左ペインの "バックアップ" をクリックして、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところの、"その他のオプション" をクリックします

  3. "バックアップオプション" の画面が表示されたら、下にスクロールすると "関連設定" のところに "詳細設定の表示" というリンクがありますのでクリックします

    20220404-2-9.jpg
  4. "ファイル履歴" というダイアログが表示されるので、左ペインの "詳細設定" をクリックし、詳細設定のところの、"古いバージョンのクリーンアップ" をクリックします

    20220404-2-10.jpg 20220404-2-11.jpg
  5. "ファイル履歴のクリーンアップ" というダイアログが表示されますので、"ファイルの削除" のところから、いつから前のものを削除するのか?を適宜選択し、"クリーンアップ" をクリックしするとスタートします

    20220404-2-12.jpg 20220404-2-13.jpg
  6. "クリーンアップは正常に完了しました" と表示されれば完了です

    20220404-2-14.jpg
いかがでしょう。Windows 8 以降に搭載された "ファイル履歴" という機能。まだご利用でなければ、いざという時の大切なデータのバックアップのために活用してみてください。


<参照>





デル株式会社


パソコン工房のお得なキャンペーン

posted by クリック at 09:55| 東京 ☔| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月04日

Windows の基本操作 Vol.2022-04-1 ファイルのバックアップ Part 1

Windows の基本操作をご紹介するこのシリーズ。今回は、Windows 10 を例に、ファイルのバックアップについてご紹介します。
  • 作業中にPCがフリーズして、強制終了せざるを得なくなり、データの保存ができない
  • 作業中のデータを削除してごみ箱も空にしてしまった
  • 作業中のデータを上書き保存してしまったが、上書きする前に戻したい
などなど。いざとなった時、こうしたデータを元に戻すには、日ごろからデータをきちんとバックアップしておく必要があります。今回は、Windows 10/11 の "バックアップ機能" についてご紹介いたします。


【バックアップのためのWindows の機能】

一言で "バックアップ" といった場合、単純なデータのバックアップから、システムを元の状態に戻すためのバックアップ、PC自体を再インストールするためのバックアップと様々なものがあります。

20220404-1-1.jpg 20220404-1-2.jpg 20220404-1-3.jpg
  1. システムの復元
  2. ファイル履歴
  3. システムイメージ
  4. システム修復ディスク、回復ドライブ
これらはすべて Windows 10 に搭載されている機能です。

Windows の機能だけで、これだけの "バックアップ" のための機能が用意されています。Part 1 では、まずは簡単にその違いについてご紹介していきましょう。

1) システムの復元:

Windows Update に失敗したり、何かのアプリをインストールしてからPCの調子が悪くなったなどの際に使用される一つの復元手段がこのシステムの復元です。Windows のシステムファイルをバックアップしておいて、不具合が発生した場合に復元させるために使用します。
使用にあたっては、事前に「システムの保護」の機能が有効になっていないと利用できません。

2) ファイル履歴:

文書データや画像データなどのデータファイルのバックアップの機能です。Windows 8 以降に搭載された機能になります。今回はこの機能をご紹介いたします。当然ながら、データをバックアップするわけですから、保存先として外付けのHDDや、USBメモリなどが必要になります。OneDrive へファイルをバックアップすることも可能です。ただしこの場合、サブスクリプションなどがないと容量的には厳しいかもしれません。

3) システムイメージ:

PC全体の今の状態をそのままバックアップするのがイメージバックアップになります。イメージの復元をすると、ドライブ内の復元対象のデータはすべて、システムイメージ内のデータによって置き換えられることになります。

4) システム修復ディスク、回復ドライブ:

トラブルに見舞われて起動しなくなったPCを起動させて修復を行うためのもので、CDやDVDに復元するためのデータを保存された場合には、「システム修復ディスク」と言います。また外部ドライブ、USBメモリなどに作成した場合には「回復ドライブ」と言います。


1)4)については、データのバックアップというよりも、Windows 自体が起動しなくなった際の回復手段の一つになるので、データのバックアップという観点からすると今回のテーマからは外れるので取り上げませんが、参照先の各サイトには、その手順なども紹介されているので是非参考にしてみてください。

Part 1 では、バックアップの概要についてご紹介しましたが、Part 2 では実際に "ファイル履歴" を使用したバックアップ方法について、ご紹介していきます。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-


富士通 FMV LOOX

posted by クリック at 11:00| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月01日

Internet Explorer 11 を再インストールしたい

Internet Explorer 11 のサポート終了まであと2か月を切りました。Microsoft Edge などへの乗り換えも進んでいらっしゃる方も多いかと思いますが、一方で、これだけ数年前から騒いでいても、一向に進んでいない人もかなり多いようです。


どうせ使うことがないのであれば、いっそのこと削除してしまえぇ〜 なんてことで上記のような記事を過去に取り上げましたが、実は、Internet Explorer 11 を削除してしまうと、Microsoft EdgeInternet Explorer モード(以下、IEモードと略)が利用できません。

20220401-1-0.jpg

そんなこともあって仮に一度、削除してしまった人が、今になってやっぱり Internet Explorer 11 が必要... となり慌てている方もいらっしゃるようですので、一度削除してしまった方が、これを復活させる方法について再度ご紹介させていただきたいと思います。


【Windows 11になっても Internet Explorer が削除されるわけではない】

すでに Windows 11 をご利用の方は、"Internet Explorer" といってもメニューにはそうしたものがないので通常であれば、起動することもないかと思います。あるとすれば、まだ Internet Explorer 11 でないと開けない対応が遅れているサイトを開くために、IEモードとして開くぐらいでしょう。

20220401-1-1.jpg 20220401-1-2.jpg

ただし "IEモード" を利用するためにも、"Internet Explorer 11" 本体は削除するわけにはいきません。なので、Windows 11 であったとしても、"Internet Explorer 11" が削除されたわけではありません。

なのでそんな状況下でもなんとか? Internet Explorer 11 を開こうといろいろ試している人も多く、Internet Explorer 11 を起動されているケースも散見します。


【Internet Explorer 11 の削除と再インストール】

さてでは本題に移りましょう。Windows 11 では最初から利用できなくなっているので、2022年6月に使えなくなる予定の Windows 10 を例に見ていくことにします。

-- Internet Explorer 11 の削除:

1) スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、"オプション機能" とクリックします

20220401-2-1.jpg

2) "インストールされている機能" の中に、"Internet Explorer 11" があるので、こちらをクリックして "アンインストール" をクリックします

20220401-2-2.jpg

3) "アンインストール済み" となれば削除が完了。一度再起動すれば完了です

20220401-2-3.jpg


-- Internet Explorer 11 の再インストール:

1) スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、"オプション機能" とクリックします

20220401-2-1.jpg

2) "インストールされている機能" の中には、すでに "Internet Explorer 11" はないので、"機能の追加" をクリックし、"Internet Explorer 11" にチェックを入れて、下部の "インストール" をクリックします

20220401-3-1.jpg 20220401-3-2.jpg

3) しばらく "インストール中" と表示され、"インストール済み" となれば完了です。あとは画面にもありますが、PCを再起動します

20220401-3-3.jpg 20220401-3-4.jpg

というのがまずは通常の方法になります。


【コントロールパネルから削除すると....】

さて問題は、プログラムをコントロールパネルから削除した場合です。プログラムの削除方法としては、設定から進む以外にも、従来からの方法でコントロールパネルからも行えます。

-- Internet Explorer 11 の削除:

1) "ここに入力して検索" のところに、"con" と入力すると、"コントロールパネル" が表示されますのでクリックして、コントロールパネルを開きます

20220401-4-1.jpg

2) プログラムのアンインストール>インストールされた更新プログラムを表示>Windowsの機能の有効化または無効化 とクリックします

20220401-4-2.jpg

3) "Windowsの機能" のダイアログが表示されますので、"Internet Explorer11" のチェックをオフにします。他のプログラムに影響が出ますよ?と表示されますが、"はい" をクリックすれば、チェックが外れます

20220401-4-3.jpg 20220401-4-4.jpg 20220401-4-5.jpg

4) 昨日の更新が画面が表示され、その後、"今すぐ再起動" ボタンが表示されますので、クリックして再起動すれば完了です

20220401-4-6.jpg 20220401-4-7.jpg 20220401-4-8.jpg

とここまでは、以前ご紹介した "Internet Explorer を削除する" と一緒ですが、その後の再インストールはまたちょっと以前とは状況が変わってきていました。

こうして削除したはずですが、どうも、設定>アプリ>アプリと機能>オプション機能 と開くと、"Internet Explorer 11" が残ったままです。ただし、Cドライブ>Program Files>Internet Explorer と開くと、 "iexplorer.exe" はなくなっています。なのでなくなっているんでしょうね。 コントロールパネル>Windows の機能の有効化または無効化 と開くとオフになっています。

20220401-5-1.jpg 20220401-5-2.jpg 20220401-5-3.jpg

ちょっとこの辺りは以前と状況がまた変わってきているようです。


-- Internet Explorer 11 の再インストール:

以前であれば、コントロールパネルからは再インストールができなかったので、設定>アプリ>アプリと機能>オプション機能 と開いて再度有効にする必要があったわけですが、状況が変わって、再度 削除するときと同じようにコントロールパネルから有効にしていく必要があるようです。

コントロールパネルを開くところまでは、インストールするときと一緒なので省略させていただきます。

1) プログラムのアンインストール>インストールされた更新プログラムを表示>Windowsの機能の有効化または無効化 とクリックします

20220401-6-1.jpg

2)  "Windowsの機能" のダイアログが表示されますので、"Internet Explorer11" のチェックをオンにします。他のプログラムに影響が出ますよ?と表示されますが、"はい" をクリックすると適用がスタートします

20220401-6-2.jpg 20220401-6-3.jpg

3) 完了したら "今すぐ再起動する" をクリックします

20220401-6-4.jpg

4) 再起動後、確認してみると、ちゃんと、Internet Explorer 11 は有効になっていて、ProgramFiles の Internet Explorer のフォルダにも、"iexplore.exe" が復帰しています

20220401-6-5.jpg 20220401-6-6.jpg


前回ご紹介した時から、Windows 自体も更新されてきていますのでこのあたりの挙動の違いは、OSのバージョンによる違いなんでしょうね。つまりは以前できなかったことが改善されて、コントロールパネルから追加できるようになったってことなんでしょうけど、逆に削除されているのに、設定アプリからは消えていないというのは新たな不具合なんでしょうね。

こちらについてはフィードバックしておきましょう。


<参照>




Surface期間限定キャンペーン実施中!/Microsoft Store


デル株式会社 デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-
posted by クリック at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月24日

KB5011543が検出されない

本日提供されている、"KB5011543" という更新プログラム。

20220324-1-1.jpg

当然ながら、Windows 10 をご使用の皆さんには表示されているものと思われます。機能更新のためのプログラムですが、プレビューとあるように、この時期に配信される更新プログラムは通常、Cリリースなどと呼ばれ、プレビュー版として先行して配信されるものです。

もちろんこれにより改善される部分もありますので、この更新プログラムの適用を待っていた方はお試しいただいてもいいと思いますが、通常は、来月の定例更新の際に提供されるもの。さらにセキュリティの修正などは含みませんので、特に何か急ぎでなければインストールしなくても問題はないかと思います。


【Windows 11 Ready な Windows 10 では検出されない】

さてそんな "KB5011543" ですが、これまでにも何度かご紹介してきていますが、Windows 11 に Update が可能な PC を、Windows 10 の状態で使用している場合、Windows Update を開いても検出されません。


上記でも紹介しているように、もしこのプレビュープログラムをインストールする場合には、

20220218-2-1.jpg

上記にあるような画面から、"今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックして、いったん解除すれば検出されます。

特別必ずインストールしないといけないものでもありませんが、インストールして現在発生している不具合が修正されるかを確認したいという場合にはお試しください。


<参照>



デル株式会社


サフィール,saphir,さふぃーる,びゅう,JR東日本

posted by クリック at 11:15| 東京 🌁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月11日

Windows の基本操作 Vol.2022-03-1 メール アプリ

Windows 10 に標準搭載されている "メール" アプリ。Microsoft Store を介して提供されているアプリでもあります。

20220308-2-1.jpg 20220308-2-2.jpg 20220308-2-3.jpg

仮に、Office 製品非搭載の PC を購入した場合、メールを利用しようとした時に、真っ先に思いつくのがこの "メール" アプリでしょう。

Office 製品が搭載されている PC だったりした場合には、"Outlook" がメールクライアントとして利用されるでしょうし、またこれまで Thunderbird などの他のメールクライアントをご利用だった場合には、Windows 10 にしたから、Windows 11 にしたからといって、"メール" アプリを使おうという人は少ないかもしれませんね。

さてそんなメールアプリなんですが、いまさらですが、メールアプリってあくまでもシンプルの機能しかないよ?ということを改めて備忘録として取り上げてみました。


【"メール" アプリとは?】

Microsoft Store アプリを起動してみると、"メール/カレンダー" として提供されているのがこのアプリになります。Windows 10 や、Windows 11 に標準搭載のメールアプリなわけですが、もちろん、アンインストールしてしまって、再インストールする際には、"Microsoft Store" アプリから行います。

20220308-3-1.jpg

このメールアプリは、同じく Windows 10 標準搭載となる、予定表連絡先 といったアプリや、Microsoft Store より無料でダウンロードして利用できる "To Do" といったアプリとの連携もとれるようになっていたりします。

--メールとしては非常にシンプルな機能しかない:

さてこのメールアプリですが、Outlook や、Thunderbird、さらにはかつての Windows Live メールに比べると非常にシンプルな機能しかありません。

Outlook などでできるような、メッセージをルールに基づいて仕分けたり、メッセージデータをまとめてバックアップしたりするような機能はありません。

この辺りはある程度割り切った使い方をしていくものだと思って利用する必要があります。そんなんじゃ物足りないよ? というのであれば、Outlook なり、Thunderbird などのようなメールクライアントに乗り換えた方がいいかもしれませんね。


--メールアプリのPOP設定:

メールアカウントを設定する場合、通常、POP形式あるいは、IMAP形式のいずれかを選択することになります。もちろん、Outlook.com のように Exchange なんていうケースもあるでしょう。

さて今回は、POP と、IMAP に的を絞りますが、POP形式と、IMAP形式の違いは、以下のサイトをご参照ください。


-- Microsoft コミュニティ:


IMAP 形式の場合には、通常のメールクライアントと呼ばれるソフトも、Windows メールアプリも一緒なんですが、POP形式については、メールアプリの場合、通常のメールクライアントとは違うところがあります。

上記にもありますが、通常は、「POP はユーザーが利用している電子メール サービスに問い合わせ、そこから新しいメッセージをすべてダウンロードします」 といった動きをするのに対して、Windows 10 のメールアプリの場合には、メッセージデータはダウンロードされません。
つまり、PCにデータが保存されません。都度、メールサーバーにアクセスして表示させています。

状況としては、IMAP と同じような動作をするわけです。
Windows 10 に搭載の標準のメールアプリについては、そういった意味で割り切った使い方をする必要があります。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


3連休におすすめの旅行 えきねっと びゅう国内ツアー

posted by クリック at 11:05| 東京 🌁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月16日

”KB5010415” が検出されない

これまでにも何度か取り上げてきましたが、Windows 11 Ready な PC だと、通常の Update (Bリリース) でも一部の更新プログラムはこないこともあるようですが、Cリリース、Dリリースといったオプションの更新プログラムについても、ものによるのかもしれませんが、検出されないようです。

20220216-3-1.jpg

本日提供がスタートした "KB5010415" は、オプションの更新プログラム。こちらは、Windows 11 Ready な PC の場合、そのまま更新の確認をクリックしても検出されてきません。

この時期に配信される更新プログラムの中でも今回のものの様にプレビューとして配信されるものは、セキュリティの修正を含まない機能の改善・修正が主な中心の更新プログラムです。通常は大きな問題もなければ次の更新の際に配信されるはずなので、急いでインストールする必要もありませんが、複数の機能改善を目的に事前に提供されているもので、事前に修正内容などを確認したい場合にはインストールする必要があります。

当然既知の問題も抱えていますので、インストールにあたってはそのあたりの確認も必要です。

但し冒頭でも取り上げましたが、Windows 11 Ready な PC の場合、これまでにも何度かご紹介しているように、いったん "今は、Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除してあげないとこの更新プログラムは検出されませんのでご注意ください。


<参照>




デル株式会社


パソコン工房のお得なキャンペーン


posted by クリック at 11:13| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月13日

Windows Update でデバイスドライバが更新できない

確定申告のシーズンならではな話題になると思いますが、"デバイスドライバ" の更新という意味では、今回ご紹介するものに限らずとりあえず共通して言えることと思われますので、タイトルにあるように "デバイスドライバの更新ができない" という場合には一度確認し見ることをお勧めいたします。


【IC カードリーダーが正しく動作しない】

Windows 7 や Windows 8.1 のころに確定申告の際に使用していた "ICカードリーダー" を、その後、新しく購入した Windows 10 で使用しようとすると正常に動作しなくなったという一例です。

カードリーダーぐらい新しいものを買えばいいじゃない...と言ってしまえばそれで終わっちゃうのですが、PCを新しくしても、一緒にカードリーダーまで新しくしないといけない....なんて気が回らないことはあると思います。この程度のデバイスならどんなPCでも問題ないだろう?という安易な考えではありますが...

今回確認したのは、以下のシャープの "住民基本台帳用 IC カードリーダライタ"。一応、Windows 10 にはメーカーの Web サイトでも対応していません... とはなっているようです。

20220213-1-1.jpg 20220213-1-2.jpg 20220213-1-3.jpg

さらにドライバは、Windows Update を通じてインストールするようにWebサイトにもあります。

案の定、USBケーブルを接続してもカードリーダーは動作しません。


-- デバイスマネージャーで確認:

ドライバが問題だろうということはある程度明白なわけで、デバイマネージャーを開いて、デバイスの状態を確認すると、やはりドライバが正しく動作していない。

ドライバの更新をクリックすると、Windows Update で更新をするように促されます。でもここが問題。


以前上記のように2度ほど取り上げましたが、これまでに Windows 11 Ready な Windows 10 の PC の場合だと、Windows Update を開くと "Windows 11 へのアップグレードの準備ができました―しかも無料です" なんて表示されているケースも多々あるかと思います。

実はこの状態では Windows Update をかけても、デバイスドライバが検出されないことがあるようです。


-- 対処法:

この場合、以下のようにして Windows Update を介して更新が可能かどうか?確認する必要があります。

1) "KB5010793 の更新プログラムが検出されない" の中でも紹介していますが、一旦 "今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除します

2) そしてその後デバイスを接続した状態で、Windows Update をかけるときちんとデバイスが検出され、正常に動作するようになりました


今回の例はちょっと特殊で、メーカーも動作保証していないわけなので、仮にドライバーが入っても正しく動作しないというケースは十分考えられるわけです。

しかしこうしたカードリーダーに限ったことではなく、今回のように Windows Update を介してドライバをインストールしないといけないような場合、Windows 11 Ready な PC で様々な事情によりまだ Windows 11 にアップデートできないようなケースでは、一旦 "今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除してから、ドライバの検索をした方がいいケースもあるようです。

ICカードリーダーに限ったことではありませんが、古いPCで使用していた様々な周辺機器の場合、Windows 10 や Windows 11 などに対応していないというケースは多々あると思います。

そんな場合、基本的にメーカーでもサポートしないような場合には、現在ご使用の環境にあったデバイスに買い替える方が間違えはないかと思います。


<参照>



安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン



明日を、もっと、ハッピーに!『ショップジャパン』

posted by クリック at 14:16| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月26日

Cリリースで提供されている KB5009596 について

本日、Windows Update にて提供されている KB5009596。以前にもご紹介していますが、月末などに配信される更新プログラムは、Cリリースとか、Dリリースなどと呼ばれています。


セキュリティの更新というよりも、機能更新にまつわる更新プログラムで、通常であれば翌月の更新プログラムに含まれてくる内容になります。要はその一部の機能的な不具合を解消するために早めに提供されているというものになります。

さてこうした更新プログラムですが、これまで何度か?ご紹介していますが、Windows 11 Ready な PC を、Windows 10 のまま利用しているようなケースでは、これまでご紹介してきているケース同様、検出すらされません。

20220126-1-0.jpg 20220126-1-1.jpg

もし適用される場合には、これまでにもご紹介していた通り、"今は、Windows 10 の使用を継続します" をクリックして一旦解除してあげる必要があります。


【KB5009596について】

かなり広範囲にわたる機能の更新が追加されています。

20220126-1-2.jpg

来月の更新で正式には追加されるでしょうから、上記のハイライトで紹介されているような不具合で現在困っているのであれば事前に適用してみてもいいかもしれませんが、特に困っていないのであれば、急いでインストールする必要はないので2月の更新まで待ってみてもいいかもしれませんね。


<参照>



デル株式会社 デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 11:02| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月24日

Windows 10 20H2 のサポート終了と、Windows 10 21H2 の自動配信のスタート

昨年、Windows 10 Ver.2004 についてのサポート終了について取り上げました。


今回は年も明けて次にサポート期限がくる、Windows 10 Ver.20H2 についてご紹介です。


【サポート終了は、2022年5月22日】

2021年12月14日には、Windows 10 Ver.2004 のサポートが終了し、年が明けてもう1月末となりますが、5月には次のバージョンでもある Windows10 Ver.20H2 のサポートが終了します。

20220124-1-1.jpg 20220124-1-2.jpg

さてそれに伴い、昨年11月に公開された、Windows 10 November 2021 Update/Ver.21H2 の自動配信がスタートしているようです。Windows 10 20H2 の "既知の問題とお知らせ" には、「Windows 10 バージョン 21H2 に自動的に更新するサービスの終了に近づいている、Windows 10 バージョン 20H2 のデバイスを対象とした機械学習 (ML) トレーニングのロールアウトの第 1 段階も開始しました」("Windows 10 バージョン 21H2" より引用)とあり、同様のことが、「Windows 10 バージョン 20H2 および Windows Server バージョン 20H2」の中でもアナウンスされております。

まだ、20H2 をご利用の方の場合には、順次自動更新されていくことになります。

20220124-1-3.jpg

スタート>設定>更新とセキュリティ

と開いたときに、Windows 10 21H2 の表示と、"ダウンロードしてインストール" の表示があるかたは、なるべくほかの Update などと重ならいうちに早めに Update を済ましてしまった方がいいかもしれませんね。

PCの能力や、ネット回線の状況にもよりますし、PC自体の動作状況にもよりますが、Windows 10 Ver.20H2 から、Ver.21H2 へのアップデート自体はさほど時間はかかりません。通常の毎月のアップデートとさほど変わらない程度で完了いたします。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

posted by クリック at 21:22| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月18日

KB5010793 の更新プログラムが検出されない

本日、オプションの品質更新プログラム KB5010793 の配信がスタートしております。

当然ながらその提供先は、現在サポート対象となっている Windows 10  21H2/21H1/20H2Windows 11 となります。それ以前(Windows 10 2004以前)のバージョンには提供されません。

内容については、昨日ご紹介した VPN 接続に失敗するといった問題の修正も入っていますので是非インストールしてみてください。


【KB5010793が検出されない】

さて今回は、更新プログラムの内容というより、内容以前にこの更新プログラムがご利用環境によっては検出されないことがありますのでその場合の対処法についてご紹介です。

以前にも、Windows 11 Ready な PC を、Windows 10 の状態で、例えば Ver.21H1 などで運用していた場合、Windows 10 November 2021 Update が表示されない件についてご紹介いたしました。


実は、今回のオプションの品質改善プログラムについても、上記の記事でご紹介したように、Windows 11 Ready な PC では、いったんこれを解除しないと、検出されません。

20220118-1-1-1.jpg 20220118-1-2-1.jpg

以下は、Windows 10 21H2 に更新されたPCですが、Winodws 11 Ready なため、いくら更新をかけても今回の修正プログラムは表示されませんでした。「Windows 10 November 2021 Update をインストールする」の中でもご紹介したように、"今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除すれば、ちゃんと検出されて、Updateが可能なので、表示されない場合には、いったん解除して行ってみてください。

20220118-1-3.jpg

アップデート完了後は、再度 "インストールの準備が完了したかどうかを確認する" をクリックすれば、従来のような表示に戻すことも可能です。このあたりは、必要に応じてお試しください。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 11:42| 東京 ☀| Comment(2) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月14日

Windows 10 Ver.2004 のサポート終了

先月、以下の様に Windows 10 Ver.2004 のサポート終了についてご紹介いたしました。Reminder として、TechCommunityのブログでも同様に紹介されております。

20211214-2-1.jpg 20211214-2-2.jpg


そしてついに最後の日がやってきました。細かい点は、"Windows 10 Ver.2004 のサポートは、2021年12月14日 まで" をご覧いただくとして、まだ古いバージョンをご使用の場合には、早急に Ver.21H2へのアップグレードをお試しください。

まだまだ時々 Ver.1909 をご利用の方も見かけますが、こちらは、"Windows 10 Version 1909 のサービス終了 (Home および Pro)" にもありますが、すでに 2021年5月11日 にサポートが終了している製品。そして、今回 2021年12月14日 に、その次のバージョンとなる Ver.2004 のサポートが終了することになるわけです。

くれぐれもご注意ください。

古いPCをご利用であれば、この際、Windows 11 搭載PCへの買い替えも検討したほうがいいですね!


<参照>




デスクトップもノートもお買い得!
お手頃なものなら、50000円以下で、Windows 11 のPCが手に入ります!

デル株式会社 デル株式会社


富士通 WEB MART

posted by クリック at 15:17| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月02日

PC 起動時に "お使いのデバイスには Windows 11 をお勧めします" と表示される

Windows 11 Ready な PC を、Windows 10 のままで利用していると、ある日 PC 起動時に以下のような画面が表示されました。

20211201-2-1.jpg

PC起動すると表示されるこうした画面。以前にも、このブログの中で、Windows 10 のケースで....


といったこともご紹介しましたが、これと同様です。

Windows 11 Ready な PC なんだから、Windows 11 にしちゃいなさいよ?っていうお誘いですね。

もちろんアップグレードしてもいいわけですが、まだしばらく Windows 10 で使わないといけない事情があったりすると、その通りに従うわけにもいかないわけです。


【対処法】

さてこうした画面が表示された場合の対処法です。

1) "お使いのデバイスには Windows 11 をお勧めします" の画面の左下にある "アップグレードを拒否する" をクリックします

20211201-2-3.jpg

2) 続いて "Windows 11 に移行するか迷っていますか?" のところでは、やはり画面左下にある "今は何もしない" をクリックすれば、通常のデスクトップ画面に戻ります

20211201-2-4.jpg


【通知を表示させない】

こうした通知をたびたび表示させたくない場合には、Windows 10 の通知とアクションの設定を変更しておく必要があります。

20211201-2-5.jpg

スタート>設定>システム と開いて、"通知とアクション" を開くと、下部にスクロールすると、3項目ほどありますので、必要に応じてチェックを外してオフにしてください。


なお今回の表示はあくまでも Windows 11 Ready な PC にのみ表示されるものです。仕様を満たさない PC には表示されません。なお今回のような表示ですがここで、 "アップグレードを拒否する" をクリックしたとしても、決して今後アップグレードできなくなってしまうというものではありませんので、ご安心ください。



デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


富士通 FMV LIFEBOOK NH
posted by クリック at 10:00| 東京 ☔| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月01日

Windows 10 November 2021 Update をインストールする

Windows 10 November 2021 Update の提供が開始されてほぼ半月を迎えようとしています。

すでに、Windows 10 November 2021 Update (Ver.21H2)をインストールされた方も多いことでしょう。ちょうど私も本日、これまで Windows Insider Dev Channel で使用していた 古いPCをリカバリして、改めて Windows 10 Ver.21H2 をインストールしてみたところでした。

21211119-1-6.jpg

Windows 11 に Upgrade できない(仕様を満たさない)PCの場合には、通常の Windows Update にて、Windows 10 Ver.21H2 が到着してきますから、普通に 設定 > 更新とセキュリティ と開けば Windows 10 Ver.21H2 にアップデートすること可能です。内容的にはさほど大きな機能更新でもないせいか? ご利用環境にもよるかもしれませんが、比較的あっさり完了してしまいます。


【November 2021 Update がやってこない?】

さて問題は、Windows 11 にアップグレードできるPC。どうも、Windows 11 にアップグレードできるPCの場合、"更新とセキュリティ" には、いくら待っても、何度更新のチェックをしても、Ver.21H2 が降ってきません。

20211130-2-3.jpg

November Update じゃなくって、Windows 11 にしちゃえばいいのに....ということなんでしょうけど、10月5日に Windows 11 が登場してほぼふた月たとうとはしていますが、まだまだ現在利用中のアプリが Windows 11 で動くことが確認が取れていないなどなど、様々な理由で、Windows 10 で使用せざるを得ないケースもあることでしょう。


【 "更新とセキュリティ" からでも問題ありません】

そうした Windows 11 にできる PC なのに、まだもうちょっと Windows 10 で使わないといけないようなケースで、Novemver 2021 Update を適用するにはどうしたらいいのでしょうか?
  1. 更新とセキュリティの画面から、アップデートする
  2. 更新アシスタントなど Windows 10 のダウンロード サイトから直接ダウンロードしてアップデートする
といった方法があります。

最終的には、Windows 11 にするけど、まだアップグレードはしたくない。
  • かといって更新アシスタントを使用して November 2021 Update をインストールしてしまったらどうるんだろう?
  • 現在 "更新とセキュリティ" に表示されている "今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックしてアップグレードした場合、Windows 11 はどうしたらいいんだろう?
と不安に思われている方もいらっしゃるようです。


-- 無料アップグレードはまだしばらく続きます:

具体的にいつまで無料でアップグレードができるかは、アナウンスされておりませんが、"Windows 11 の入手方法" の "よくある質問" のなかで、"無料のアップグレードが可能な期間はいつまでですか?" の中で 「対象となるシステムに対する無料アップグレードに特定の終了日は設けていません。しかし、Microsoft は無料アップグレードに対するサポートをいずれ終了する権利を留保します。この終了日が 2022 年 10 月 5 日より前になることはありません」と説明されています。 

20211130-4-1.jpg 20211130-4-2.jpg 20211130-4-3.jpg

つまりあわてる必要はないわけです。


-- "更新とセキュリティ" から Ver.21H2 を適用する:

今回は、"更新とセキュリティ" の画面から更新していくことにしましょう。

1) スタート > 設定 > 更新とセキュリティ と開いて、"今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックします

20211130-3-1.jpg

2) すると通常の更新画面に戻って、"Windows 10、バージョン 21H2 の機能更新プログラム" が表示され、"ダウンロードしてインストール" をクリックして、引き続き画面に従って更新します

20211130-3-2.jpg 20211130-3-3.jpg 20211130-3-4.jpg

3) 更新が完了した直後の画面だと、Winndows 11 の無料アップグレードのバナー表示がなくなっていますが、Windows 11 へのアップグレードができることはきちんと表示されていますし、また "インストールの準備が完了したかどうかを確認する" をクリックすれば従来のような表示に戻すことも可能です。

20211130-3-5-1.jpg 20211130-3-6.jpg

"Windows 11 の入手方法" の中では、"Microsoft は無料アップグレードに対するサポートをいずれ終了する権利を留保します。この終了日が 2022 年 10 月 5 日より前になることはありません" ともあるので、1年は続くということなので急ぐ必要はないわけです。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


富士通 FMV LIFEBOOK NH
posted by クリック at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月19日

Windows 10 21H2 の提供がスタート

この秋は、Windows にしても、Officeにしても更新ラッシュでしたが、Windows 10 にもついに、Ver.21H2 の提供がスタートいたしました。

20211119-1-1.jpg 20211119-1-2.jpg

正式な名称は "Windows 10 November 2021 Update" となっており、現在 Windows 10 のダウンロードサイトもすでに Ver.21H2 に変わりました。

ブログにもありますが、注意したいのは、アップグレード対象バージョン。時々まだまだサポートが終了している、Windows 10 Ver.1909 などをご利用の方も散見しますが、

Eligible Windows 10 devices must be on version 2004 or later, and have installed the Sept. 14, 2021, security update or later, to upgrade directly to Windows 11.

とブログの中でも、上記のように、その対象デバイスとしては Windows 10 Ver.2004 以降と紹介されています。ただしこの Ver.2004 の場合も、2021年12月14日にサポートが終了するので、早急に、Updateすることが必要になります。


【今後の更新について】

さてこれまで Windows 10 だと、年二回の大型更新が提供されていましたが、Windows 11 からはこれが年一回に変更されているのはすでにご存じの方も多いかと思います。

"Windows 10 リリース情報" によると、Windows 10 Ver.21H2 以降は、「Windows 10 バージョン 21H2 以降、Windows 10 リリースの機能更新プログラムは、暦年の後半に、一般提供チャネルに毎年リリースされます。ライフサイクル ポリシーに応じて、リリース日から 18 か月または 30 か月間、毎月の品質更新プログラムが提供されます」 とあるように Windows 11 と同様、年一回の更新に変わることが発表されました。この辺りについては、"How to get the Windows 10 November 2021 Update" でも以下の画像にあるように紹介されております。

20211119-1-5.jpg

"リリース日から 18 か月または 30 か月間" ということは、Edition によりサポート期間が異なるようです。
  • Windows 10 Home/Professional:18か月
  • Windows 10 Enterprise/Education:30か月
となるようですが、一般のコンシューマー向けのものは基本的に18か月とこれまでと変わりないことになります。

20211119-1-3.jpg 20211119-1-4.jpg

"What’s new for IT pros in Windows 10, version 21H2" の中で、法人向けの30日サポートされることなどが触れられています。またチャンネル名も一部、Semi-Annual Channelから、General Availability Channel に変わることも紹介されております。


【Update の配信】

更新プログラムの提供は、既に開始されています。ただし、Windows Update の方には順次配信のようで、一斉にすべての対象デバイスに配信されてくるわけではないようですので、まだ何も表示されないよ?という方は、もう少々お待ちいただいてもよろしいかと思います。

21211119-1-6.jpg

これまでの Update 同様に、"Windows 10、バージョン 21H2 の機能更新プログラム" という枠組みが表示され "ダウンロードしてインストール" というリンクが表示されます。

待てない... 場合には、Windows 10 のダウンロードサイトではすでに提供がスタートしているので、更新アシスタントなどを利用して Update を進めていただいても問題はないかと思います。


【Microsoft Store アプリも更新!】

さて併せてご紹介しておくと、本日 Microsoft ストアアプリにも更新が到着しており、この更新の適用により、Microsoft ストアアプリの表示も、Windows 11 的な新たなUIに変わりました。

20211119-2-1.jpg 20211119-2-2.jpg

右の画像は適用前の従来の Microsoft ストアの画面と、今回の更新をダウンロード中の表示です。これが適用されると、左の画像のように変わります。

Windows 10 であっても、Office にしても、アプリにしても、UIは着々と Windows 11 向けのものに変わりつつあるようです。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


テレワークにおすすめのモバイルPC

posted by クリック at 11:47| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月08日

Windows 10 Ver.2004 のサポートは、2021年12月14日 まで

US時間 2020年5月27日 にリリースされた Windows 10 Ver.2004。リリース後、来月でリリース後 18カ月となるサポート期限が終了いたします

20211108-1-1.jpg

今回はサポート終了の迫っている、Windows 10 Ver.2004 の件と、改めて、Windows 10 のサポート期限について取り上げてみました。


【バージョンごとのサポートは18カ月】

すでにご存じとは思いますが、念のためご紹介しておきますと、"Windows 10 のサービスとサポートの更新" にもあるように、Windows 10 のバージョンごとのサポート期間は、18カ月となっています。

20211108-1-2.jpg 20211108-1-3.jpg

ちなみに、Windows 10 自体は、2025年10月14日 で、サポートが終了することになっていますが...

20211108-1-4.jpg

"Windows 10 Home and Pro" のライフサイクルのサイトにもありますが、現在最新の Windows 10 Ver.21H1 については 2022年12月13日 となっています。

Ver. 2004 をご利用の方は、現在最新のバージョンになる Ver. 21H1、あるいは間もなくリリースされるであろう Ver.21H2  へのアップデートが必要になります。


まだ Ver.2004 のままでご利用の方、なるべく早めに Ver.21H1 などへの Update をお試しください。


【2021/11/13 更新】



<参照>




デル株式会社 デル株式会社


テレワークにおすすめのモバイルPC

posted by クリック at 19:02| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月14日

Windows の基本操作 Vol.2021-10-1 クリップボードの履歴

久しぶりに Windowsの基本操作シリーズです。今回は "クリップボードの履歴" について取り上げてみました。

20211013-2-0.jpg

この機能は、Windows 10 からの機能になります。そして当然ながら、"Windows 11" でもその機能は引き継がれております。もうちょっと詳しく言うと、Windows 10 October 2018 Update の時に追加された機能になります。

通常、これまでのクリップボードという機能では、一つのものをコピーすると、クリップボードというメモリ空間にデータが一時的に保持されて、次のものがコピーされると、その前のものが消えてしまうといった形で、コピーして保持できるものは1つに限られてました。

なので、一つだけじゃ足らないよぉ〜という方は、クリップボードを拡張する様々なアプリを利用せざるを得ませんでした。インターネットで "クリップボード" や "拡張機能" といったキーワードで検索するといろいろなアプリが出てくると思います。こうしたアプリには様々な機能がありますので、クリップボードよりも便利なものもたくさんあるでしょうから、用途に応じて上手に使い分けていただくといいと思います。


【その機能について】

まずは概要としてその機能についてご紹介します。
  1. テキスト、HTML、および画像をサポート
  2. 25項目までコピーが可能
  3. ピン留めして保持することが可能
  4. ピン留めしていないものは、PCを再起動するとクリアされる
  5. "切り取りとスケッチ" のアプリでキャプチャーした画像も自動的に履歴にコピーされる
  6. 項目ごとに4Mb/1項目という制限がある
  7. Microsoft アカウントを介して他のデバイスと同期ができる
といったことがあげられます。


【"クリップボードの履歴" の操作方法】

では早速その使い方から見ていきましょう。

-- "クリップボードの履歴" を有効にする:

まずはこの "クリップボードの履歴" を有効にしないとお話は始まりません。既定では、この機能はオフになっています。
最初に使用する際に....

20211013-2-1.jpg 20211013-2-2.jpg 20211013-2-3.jpg

といった画面が出てきたりもしますが、ここで "有効にする" をクリックしても利用可能になります。

ただし、

スタートボタン >設定 > システム > クリップボード

とクリックして、有効・無効 を切り替えてもOKです。


-- コピーと貼り付けの操作:
  • Ctrl キー + "C"
  • Windows キー + "V"
コピーは従来通りのコピーの操作になりますが、貼り付け方が異なります。例えば従来であれば Ctrlキー + "V" であったり、右クリックなどから貼り付けていたと思いますが、Windows キー + "V" になります。

操作方法は簡単ですよね? Windows キー + "V" さえ覚えておけばいいわけです。


【"クリップボードの履歴" の活用】

頻繁に使用する文言などを一時的にクリップボードにコピーしておく...そんな時には非常に便利です。例えば本日まで開催されている Microsoft Japan Digital Day のイベントで、"#MSDD2021" なんてハッシュタグでツイートするなんて場合には、クリップボードの履歴から貼り付けるのが簡単ですよね。

比較的シンプルな機能ではありますが、とは言えいろいろ制約だったり設定もあったりします。
細かい点については、
といったところもぜひ参考にしてみてください。


<参照>




富士通 FMV LIFEBOOK TH


デル株式会社

posted by クリック at 15:00| 東京 ☔| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年10月04日

IPv4で Ping をうつ

PING ってちょくちょく利用するんですが、今回たまたま Try WiMax で借りているルーター経由で PING を打ってみたら....あれ?となったので備忘録として取り上げてみました。


【IPv6が優先される】

これまでは、IPv4 で使用していたので、いつものようにIPアドレスを調べてみようかな?と PING を打ってみたらこんな画面になりました。

20211004-2-1.jpg

もちろんPINGもきちんと通っているわけですしなにも問題ないわけですが、IPv4の IP アドレスが欲しかったのでとっとあれ?ってなったわけです。


【IPv4でPINGを打つ】

じゃぁ、IPv4 で Ping をうつにはどうするんだっけ?っていうことで...

20211004-2-2.jpg

上記にもあるように、

ping -4 [ホスト名]

って打てばいいわけですね。

試しにこんな感じで現在どの通信が優先されているのか?確認してみました。
20211004-2-3.jpg

::1/128 IPv6ループバックアドレス
::/0  IPv6 デフォルトルート
::ffff:0:0/96 IPv4通信

となるので、IPv4 よりも、IPv6 が優先されていることがわかります。


何でもないことなんですが、IPv6 環境って、初めてでしたので自分のための備忘録として取り上げてみました。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


富士通 FMV LIFEBOOK CH
posted by クリック at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月20日

Windows 10 S の "Sモード" を解除する

すっかりその存在すら忘れかけてましたが、Windows 10 S モードって、Surface Laptop Go 2 とかでもまだまだデフォルトではこのOSを積んでいるので、必要に応じて、Sモードを解除しないと、普通にアプリをインストールしたりすることもできません。

20210819-2-1-1.jpg 20210819-2-1-2.jpg 20210819-2-1-3.jpg

Microsoft コミュニティあたりにも以前システム側の問題もあって、"Windows 10 の S モードを解除する" にある方法ではうまくいかないという時期もあったようですが、恐らく現在は問題ないものと思います。


但しまたいつ何時に同様のトラブルが発生するか?もわからないので、そんな場合の回避策となる方法について確認してみました。


【Windows 10 S モードとは?】

まずはおさらいから。Windows 10 Sモードが通常の Windows 10 と大きく異なるのは、Microsoft Store から提供されるアプリケーションのみインストール可能になっていること。そしてこうした制限により、より安全性が強化されているところにあります。

当然、市販されているアプリや、インターネット上で配布されているようなアプリはインストールできません。Microsoft Store より配信されているアプリのみになります。つまり、事前に Microsoft の審査をクリアしたものしかインストールできないというものになっています。

ただし、Windows 10 Sモード搭載のPCには、これを解除して、Windows 10 Home などの様に通常の Windows 10 として利用することも可能になっています。


【Sモードの解除】

今年の初めのころ一時期システムの問題により日本語版ではうまく解除ができなかった時期がありました。しかし、現在は問題なく解除ができるはずです。

-- 手順:
  1. スタート>設定>更新とセキュリティ>ライセンス認証 と開きます
  2. "Windows 10 Home に切り替える" という部分に、"Microsoft Store に移動" というリンクがあるのでこちらをクリックします
  3. Microsoft Store が表示されますので、"Sモードをオフにする" のところ "入手" をクリックします
ちなみに自分のは、当然Sモードではないのですが確認してみたところ、以下の様に、Sモードと、その解除の実施後の機能の違いについて Microsoft Store アプリでも紹介されておりました。

20210819-2-2-1.jpg 20210819-2-2-2.jpg


【システム側の問題でうまく日本語ページでは表示できない場合】

以前にもありましたが、日本語ページでうまくSモード解除の手続きができないような場合には、英語モードに変更することで同様の手続きが可能になるようです。

何かしらトラブルが発生してSモード解除ページにつないでもエラーになる... そんな場合には、"Windows 10:Sモードの解除画面(またはEdition Upgrade)のページに移動できない(0x80131500)" で紹介されている方法でお試しください。

簡単に言うと、表示言語を英語に変更して、英語版の Windows 10 Sモードに一旦します。その後上記と同様に 設定(Settings)から入って、Microsoft Store に移行して、Sモードを解除。

解除後に再度表示言語を、日本語に戻す... そんな作業の流れになります。


<参照>




Surface Laptop GO


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

posted by クリック at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月05日

スタートボタンが反応しない

Windows 10 で、スタートボタンをクリックしても全く応答がない....

20210603-1-1.jpg 20210603-1-2.jpg 20210603-1-3.jpg

何となくよく見かけるシーンですが、今回はちょっと事情が違いました。

というのは、スタートボタンだけではなく、通知オプションもクリックしても反応しない。さらに上記の画像ではちゃんと動いている例ですが、最近機能が利用できるようになった "ニュースと関心事" のところも、お天気や気温が表示されず、上記にアイコン一覧の中で、赤枠で囲ったような別のアイコンが表示されており、クリックしても全く応答しない....そんな状況でした。

一応右クリックすれば、タスクマネージャーも起動するし、スタートボタンを右クリックしてシャットダウンできるので、強制終了までする必要はない状況でした。


【まずは試したい再起動】

こんな時には、先ずは再起動して、完全シャットダウンと試すところから....
  • Ctrl+Alt+Del として、一旦サインアウトして、再度サインイン
  • スタートボタンを右クリックから、Shiftキーを押しながらシャットダウン(普通に再起動も同様)での完全シャットダウン
  • Windows Update をかけて、Ver.2004 から、Ver.20H2 への更新
  • コマンドプロンプトを起動して、sfc を実行
  • 通知オプションのところが反応しないので、タブレットモードのオン・オフの切り替えは不可
といった基本的なことを試すものの、今回は効果なし....

今回のケースでは、PowerShell を利用して、"StartMenu Experience Host" を再構築してみるのもいい方法だとわかりました。今回はこの手順について、ご紹介いたします。

1) まずは、タスクバーで右クリックして、"タスクマネージャー" を起動し、さらにプロセスの中から、"エクスプローラー" を見つけて、右クリックして一旦終了させます

20210603-2-1.jpg

2) 続いて、ファイル>新しいタスクの実行 と開いて、"powershell" と入力してOKし、"PowerShell" を起動します

20210603-2-2.jpg 20210603-2-3.jpg 20210603-2-4.jpg

3) PowerShell が起動したら、以下のコマンドを入力

20210603-2-5.jpg

"cmd /c ren %USERPROFILE%\AppData\Local\Packages
\Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost_cw5n1h2txyewy.old"


4) これが完了して、PowerShell が再度コマンド待機モードに戻ったら、今度は、"explorer" と入力して、エクスプローラーを再開させます

20210603-2-6.jpg

5) "エクスプローラー" が再開されて、10秒から20秒 再びタスクバーなどが通常通り表示されるまで待ちます


すると、タスクバーの "ニュースと関心事" のアイコンも通常表示に戻り、通知オプションも、そして問題のスタートボタンもきちんと応答するようになることでしょう....。

もっともこれでもダメだとすると、ユーザープロファイルを新規に作り直すなどさらなる深みにはまっていくわけですが、今回はこれで無事動作するようになりました。

ってことで、備忘録でした。


【追加】

今回は利用しませんでしたが、同じく PowerShell を利用して、

"DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth"

を実行しても、改善するケースもあるようなので、次回また同じような環境に遭遇した場合には試してみたいと思います。


<参照>






デル株式会社 デル株式会社

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(1) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月04日

Windows の基本操作 Vol.2021-6-3
 PCの画面を静止画としてキャプチャーする Part 3

前回は、Windows 7 のころから使われているおなじみの "Snipping Tool" についてご紹介いたしました。

今回ご紹介するのは、Windows 10 において、この "Snipping Tool" に変わるツールとして提供されている "切り取りとスケッチ" についてご紹介いたします。

Windows 10 Ver.1809(October 2018 Update)から搭載された機能です。現在の Windows 10 にはすべてに標準搭載されています。

20210601-3-1-1.jpg 20210601-3-1-2.jpg

**このツールについては、ご利用いただけるのは Windows 10 (Ver.1809以降)のみで、Windows 8.1 ではご利用いただけません


【起動とキャプチャー】

スタートボタン > 切り取りとスケッチ とたどれば、起動できます。上記の起動画面にもありますが、Windowsキー + Shiftキー + S としても直接呼び出すことが可能です。


--キャプチャーと保存:

1) Windows + Shift + S として、"切り取りとスケッチ" が起動すると、画面上部にツールが表示されます

20210601-3-2-1.jpg

2) 通常は左端の四角形での領域切り取りが選択されている状態になっていますので、画面上の必要な部分をドラッグして範囲指定します。範囲指定が済んで手を離すと、画面右下に、"切り取りとスケッチ" でキャプチャーされたデータがクリップボードに一時保存されたことが表示されます

20210601-3-2-2.jpg 20210601-3-2-3.jpg

3) 画面右下の通知で表示された画面をクリックすると、"切り取りとスケッチ" という画面に、先ほど切り取った画像が表示されます

20210601-3-2-5.jpg

4) 保存する場合には、ツールバー上のディスクのマークをクリックすると保存先、ファイル名、ファイルの種類を指定して保存します。JPEG、PNG、GIF形式での保存が可能です

20210601-3-2-6-1.jpg


-- "切り取りとスケッチ" の各ツール:

"切り取りとスケッチ" を起動した際に表示されるツールには、4つあります。

20210601-3-2-0.jpg 20210601-3-2-4.jpg

用途に応じて使い分けてください。

また画像を取り込んだ後に表示されるツールがあります。このツールは、前回ご紹介した、"Snipping Tool" に比べると機能が増えていますね。

20210601-3-3-1.jpg

ペンツールの他にも、タッチによる手書き機能、定規や分度器、トリミングなどのツールが用意されております。

さて、次回は最後にこうした画面をキャプチャーするためのサードパーティ製のアプリ、Microsoft Edge や、Microsoft Office 製品についている画面のキャプチャー機能についてご紹介いたします。


<参照>





CORNERS SPORTS AUTHORITY(コーナーズ スポーツオーソリティ)

posted by クリック at 12:00| 東京 ☔| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月02日

Windows Update と 「既知の問題のロールバック」

Windows Update に伴う不具合。あってもらいたくないものの、すべてのユーザーに影響があるような問題ならともかく、特定の環境でのみ発生するようなトラブルの場合、中々その解決にも時間がかかることがあります。

20210601-2-1.jpg

そんなケースに、一部のコードをロールバックすることで、その問題の解消にいち早く対応していこうとするための手法として、取り入れられたものです。


【一部のコードを元に戻すという手法】

既知の問題のロールバック(Known Issue Rollback)は、非セキュリティ更新プログラムに適用されているもので、Updateをするにあたって、更新前の古いコードを残しておいて、更新を実行。仮に不具合が見つかった場合に、ここをロールバックしていつでも古いコードの状態に戻せるようにする仕組みです。

20210601-2-2.jpg 20210601-2-3.jpg


ポリシーを利用して新しいコード・古いコードの有効・無効が切り替えられるようになっているため、問題が発生した場合には Microsoft 側で クラウド上で設定を変更、Windows UpdateやWindows Update Businessを通じて各デバイスに通知されるという仕組みです。


【利用された一例】

この "既知の問題のロールバック" が適用された例を一部ご紹介します。

・2021/02/24 配信 KB4601382

20210601-3-1.jpg 20210601-3-2.jpg

この更新プログラムで発生していた 「Microsoft Word、Microsoft Excel など、任意の Microsoft Office アプリケーションで文書を開こうとすると、"使用可能なメモリまたはディスク領域が十分でないため、Microsoft Excel で文書をこれ以上開く、または保存することはできません" というエラーが表示される」という問題において、既知の問題のロールバックが適用されました。

・2021/03/29 配信 KB5000842

20210601-3-3.jpg 20210601-3-4.jpg 20210601-3-5.jpg

この更新プログラムでは、これにより「ゲームのパフォーマンスが予想よりも低い」という問題が報告されました。影響を受けるプラットフォームについてはすでに確認されているようですが、この対応においても、既知の問題のロールバックが適用されました。


【法人ユーザーにはポリシー定義 MSI ファイルを提供】

20210601-3-6.jpg


一般ユーザー向けには、今回ご紹介した "既知の問題のロールパック" は自動的に適用されますが、法人ユーザー向けの場合には、ポリシー定義ファイルが提供されています。「企業のお客様は、エンタープライズ グループ ポリシー インフラストラクチャを使用して、KIR を管理システムに伝達できます」となります。


世界中で8億台を超えたといわれている Windows 10 搭載のデバイス。ないに越したことのないトラブルではありますが、大勢の方が利用しているPCでは、それぞれ様々な環境でご利用になっている状況下において、トラブルは避けられない部分もあります。こうして素早く対応できる仕組みは非常にありがたいものです。


<参照>




デル株式会社

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月19日

Windows 10 May 2021 Update Ver.21H1 のリリースがスタート!

本日、2021年の上期のリリースとなる Windows 10 May 2021 Update (Ver.21H1) のリリースがスタートしました。

20210519-1.jpg

スタート>設定>更新とセキュリティ

と開いたときに、"ダウンロードしてインストール" が表示されれば、インストール可の準備が整いましたよ? のサインです。

表示された方はお試しください。


【更新】

Update自体は、普段のUpdate以上にサクッと終了してしまいました。

20210519-1-1.jpg

それだけ大きな内容変更ではないんでしょうね。ただし、うちのデスクトップ2台(比較的新しいものと10年になろうとする超がつくぐらい古いもの)、まだ 先般ご紹介した、"News and interests" や、"今すぐ会議"(Skype)の機能はいまだなし。もちろんノートの方にはきちんとあるのですが....

ちょっとこの辺りは引き続き経過観察していきたいと思います。


<参考>



デル株式会社
posted by クリック at 10:22| 東京 🌁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月18日

PCを起動したら "デバイスのセットアップを完了しましょう" と表示された

いつものように PC の電源を入れたら "デバイスのセットアップを完了しましょう" という画面が表示された.... 

20210518-1-1.jpg

いつものデスクトップ画面になると思いしや、こんな画面が出てきたりしてどうしたらいいのかよくわからない...という相談は相変わらず多いものの一つです。

たまたま今日PCを起動したらこんな画面がでてきたので、ブログの中では触れたこともなかったので改めてご紹介させていただくことにしました。

この画面で表示される内容は、若干異なるケースもあるようですが、
基本的には
  1. Windows Hello を使用して、すばやくサインイン
  2. スマートフォンとPCのリンク
  3. 全てのデバイス間でシームレスに作業する
  4. Microsoft 365 サブスクリプションで生産性を向上
  5. OneDriveを使用すると、クラウドにあるファイルのセキュリティを強化できます
  6. Webブラウザの操作性を向上させる
といった項目が順で紹介されて設定できるようになります。

そのタイトルも、
  • デバイスのセットアップを完了しましょう
  • Windowsをよりいっそう活用できるようになります
  • Windowsへようこそ
だったりとタイトルのパターンも変わることもあるようですが、基本的には中身は一緒です。

もちろんセットアップを画面に従って完了していてもいいんですが、"後で通知する" や "今はスキップする" があれば、こちらをクリックすれば一旦回避は可能です。


-- "後で通知する" や "今はスキップする" がない場合:

"後で通知する" や "今はスキップする" がなくて、どうしても終了できない... そんな場合には、

20210518-1-2.jpg
  1. Ctrl+Alt+Del として、一旦サインアウトします。
  2. ロック画面に戻ったら改めてサインインしなおします。
こうすれば、今度はこの画面にならずに、通常のデスクトップ画面などに移動できるかと思います。


【こうした "通知" を表示させない】

突然表示されたりするとやはり面倒...ということで、こうした通知を表示させないためには設定の変更が必要です。

20210518-1-3.jpg
  1. スタートボタン>設定>システムと開きます
  2. 左ペインの "通知とアクション" をクリックします
  3. 通知のところで、
    ・新機能とおすすめを確認するために、更新の後と、サインイン時にときどき、[Windowsへようこそ] の情報を表示する
    ・Windows を最大限に活用するためのデバイス設定の完了方法を提案する
    の2項目のチェックを外してオフにします

この画面の中で、今回は表示はなかったんですが、Microsoft 365 のサブスクリプションの50%Off の提案が表示されることがあります。

20210518-1-4.jpg

次回表示されたら、ちょっと試してみたいことがあるので、改めてそのチャンスがあればご紹介させていただきます。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社



BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

posted by クリック at 12:34| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月11日

Windows の基本操作 Vol.2021-5-1
 サウンドレコーダーとボイスレコーダー Windows 10 編

先日から思い付きで始めたこの企画。Windows 10 だけにとどめるのをやめて、現在サポートされている Windows の基本操作シリーズとしてお届けすることにしました。

前回の Windows Update に続いて、今回は サウンドレコーダー/ボイスレコーダー について取り上げてみました。


【標準搭載の録音機能】

Windows のアクセサリとして標準搭載されている サウンドレコーダー、あるいは ボイスレコーダー。今回は Windows 10 編 なので、"ボイスレコーダー" ということになります。
  • サウンドレコーダー → Windows 8.1
  • ボイスレコーダー → Windows 10
マイクなどを利用して、音声などを録音する機能になります。

20210511-1-0.jpg 20210511-1-1.jpg 20210511-1-2.jpg

スタートメニュー>ボイスレコーダー とクリックすると起動できます。

ちなみにこのアプリは、Windows 10 の標準搭載アプリの一つですが、ストアアプリでもありますので誤って削除した場合などには、Microsoft Store から再度無料で入手することが可能です。


【マイクだけじゃない、PCで流れるサウンドの録音もOK】

ノートPCなど、内蔵マイクなどの機能があるPCであれば、特別何かマイクを用意しなくてもすぐに音声録音が可能です。デスクトップPCの場合には、一体型のようなものを除くと別途マイクが必要になります。

もちろん、Microsoft Store の "Windows ボイス レコーダー" の説明にもありますが、"講演" や "インタビュー" といったようなものを録音するとなると、よりいい音質で録音するには、ノートPCであっても、マイクなどをご用意いただく必要があります。

-- PC 上に流れるラジオ番組なども録音できる:

この "ボイスレコーダー" では、マイク以外にもPCによっては、PC上に流れる音声データを保存することも可能です。ただしこの場合には、PC側で、"サウンドミキサー" が利用できる必要があります。

この "サウンドミキサー"、もちろん多くのPCで搭載されていると思いますが、当然ながら搭載されていないものもありますのでご注意ください。


【デバイスの確認】

スタート>設定>システム>サウンド と開いて、"サウンドコントロールパネル" と開くと、サウンドのプロパティの画面が表示されます。
コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>サウンド と開いても同様です。

もちろんマイクさえあれば録音はできますが、PCに流れる音声をマイクで拾って録音するとなると話し声など周りの雑音も入ってしまいますので、PCに流れる内部音声をきれいに録音するには、"サウンドミキサー" が利用できる必要があります。

上記の手順で開いたら、"録音" タブを開きます

-- 利用できるケース:

20210511-2-1.jpg

上記の様に、サウンドミキサーが利用可能な場合には、PC上に流れる音声のみをきれいに録音することが可能です。

-- 利用できないケース:

20210511-2-2.jpg

マイクでも、PC上で再生される音声は録音できますが、当然ながら周りの雑音もマイクが拾ってしまいます。

**  今回は深く触れませんが、サウンドドライバが、"High Difinition Audio" の様に、Windows 10 の標準ドライバが利用されていたら、メーカーから提供されているサウンドドライバを入れなおすと利用できるケースもあるようですし、また仮想オーディオミキサーなんてものを入れることで代用にするとか方法はあるようです。


【データの保存場所とデータ形式】

最後にデータの保存場所と、その形式についてご紹介します。

20210511-3-1.jpg 20210511-3-2.jpg

--データの保存場所:

Windows 10 の ボイスレコーダーの場合、データは、ご覧の様に ドキュメントフォルダ>サウンドレコーディング というフォルダに保存されます。

--データ形式:

保存されるデータ形式は、"m4a" 形式。MP4 の動画形式はご存知の方も多いかもしれませんが、これを Apple が音声用に拡張して作成したものです。Windows Media Player や、iTunes などでも再生ができます。

但し一般的に広く利用されている MP3 形式とは異なりますので、MP3 形式に変換するには、別途、音楽編集ソフトや、コンバーターなどが必要になります。


<参照>




デル株式会社

posted by クリック at 13:05| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする