2024年02月20日

一太郎やATOKは何台までインストールできる?

Microsoft 365 などは、このブログでもちょくちょく取り上げるので周知のことなんですが、一太郎やATOKといったジャストシステムの製品って毎年購入して更新している割に利用頻度があまりないので、ふと気が付くとどうだったっけ? っていうことが多いので、備忘録としてブログに残しておくことにしました。


【一太郎は、1ユーザー・1台】

ではまず、日本語ワープロといえば "一太郎" ということで、ジャストシステム社の主力製品とも言える「一太郎」から。

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ちょうど、2024年2月9日に、「一太郎 2024」が発売されたので、これが最新バージョンになります。
サポートFAQのページ「複数のコンピューターにインストールして使用したい」にもあるように、"1ライセンスにつきインストールできるコンピューターの台数は、1台のみ" となります。

ただし、"1人のお客様(法人の場合は特定の従業員1名)が、同時に商品を使用しないという条件のもと、その人だけが使用するコンピューター 3台までであればインストールしても問題ありません" とあり、個人のユーザーであれば、自宅のデスクトップPCに入れて、外出時に使用するノートPCにもインストールしておいて、どちらか一方を使う... というのであれば問題ないようです。

--サポート状況:

一太郎のサポート期限は以下の通りになっています。

一太郎2024 ⇒ 出荷終了日より1年後または、発売日より3年後のどちらか遅い期日
一太郎2023 ⇒ 2026年2月10日
一太郎2022 ⇒ 2025年2月10日
一太郎2021 ⇒ 2024年2月5日

ということで、一太郎2021が、一太郎2024の提供開始とともにサポートが終了していますので、それ以前のバージョンはすべてサポート対象外となります。


【サブスクリプションとなるATOK Passportは?】

さて、もう一つが ATOK。一太郎には、ATOK という日本語入力システムがついてきます。現在はサブスクリプション形式の ATOK Passport になりますが、一太郎の新しいバージョンを購入するとそのサブスクリプションがまた更新されて引き続き1年利用できるようになります。
一太郎を購入しないで、ATOK Passport のみ更新して利用することも可能です。

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ATOK (Tech Ver.34)(サポートFAQ)」の "ATOK Passportを別の本体でも使用したい" によれば、"本製品を使用される方がお客様ご自身のみに限られている場合は、同時に使用しないという条件で、お客様のみが使用するWindows、Mac、Android、iOSの機器計10台を上限としてインストールすることができます" とあるので、やはり同時に使用しないという条件であれば、インストールはできるようです。

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ATOK Passport の画面にはいってみると、上記のような感じでライセンスが管理されておりました。ほかのデバイスにインストールした場合には、使用開始にあたっては、都度、有効化の手続きが必要なようです。


-- ATOK 利用について注意が必要な点:

Windows、Mac、Android、iOS と幅広く対応しているATOKではありますが、最新バージョンの場合「Windows 10 32bit(x86)環境にATOKがインストールできない」32ビット版の Windows 10 は動作保証対象外になるようです。「ATOK for Windows(Tech Ver.34)以降、各種ツールを含め、ATOK Passportに搭載するアプリケーションを64bit化しました」という理由とのことです。

-- そのサポート対象:

ATOK 2017などの年号の入った古い製品から、ATOK Passport まで様々な製品があるわけですが、ATOK Passport については、常に最新バージョンのみがサポート対象になります。

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ATOK のサポート情報を検索していくと、現在サブスクリプション版として提供されている ATOK Passportの他にも、ATOK for Windows 月額版など様々な製品があることがお分かりいただけると思います。富士通のPCだったりすると、ATOK 2017 がプレインストールでついてくるケースもありますよね。

基本的には、ATOK 2017 は、2020年6月28日にサポートが終了しております。(「ATOK 2017 for Windows」)
なので現在サポートされているのは、
  • ATOK Passport
  • ATOK for Windows 月額版
  • ATOK for Mac 月額版
の3製品のみですべてサブスクリプション形式のものになるので、最新版のみが、サポート対象となります。


<参照>




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2024年02月16日

Word で文字入力して変換をすると真っ白で何も表示されない【ATOK 2017】 Part 2

何度かにわたってご紹介している Word で現在発生しているトラブルですが、ATOK については、テキストボックス以外の場所でも発生しております。その際ご紹介したのが、「Word で文字入力して変換をすると真っ白で何も表示されない【ATOK 2017】」といった記事になります。

さて今回、Justsystem からも新たにサポート情報が公開されたので、ATOKユーザー向けに Part 2 として取り上げさせていただきました。


【一部の製品には、修正プログラムも提供】

今回公開された Justsystem のサポートサイトによれば、今回の不具合に伴って、Justsystem では、一部の製品向けには修正プログラムが提供されております。

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--ATOK Passport:

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Web サイトにもありますが、2024年2月9日に提供がスタートした "Tech Ver.34.0.3" で対応済みとのことです。なので、オンラインアップデートなどを介して最新の状態に更新することで改善いたします。


--一太郎2020〜2021、もしくは富士通社製パソコンに搭載のATOK:

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バージョンによってだいぶ対処法も変わってくるようですが、手元には確認できる環境もないため詳細は上記のJustsystemのウェブサイトをご参照ください。

基本的には、ATOK のプロパティを開いて、"表示色のカスタマイズ" で修正していきます。


--一太郎2019以前、もしくは富士通社製パソコンに搭載のATOKをご利用の場合:

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これまでにもご紹介していましたが、ATOKのプロパティから、表示色カスタマイズにて、色の変更を行います。


ATOK Passport 以外は、基本的には手動で各自が修正する必要があるのに対して、ATOK Passport にはそれを自動的に修正してくれるようにプログラムが提供されている... そんな違いのようです。もちろん修正プログラムには、これ以外の修正も含まれているようなので、ATOK Passport をご利用の方はアップデートは必須になります。


【2024/02/17更新】

なお再度ご紹介しておきますが、今回発生している Word 側の不具合ですが、すでに「最近の Word for Windows の問題に関する修正プログラムと解決策」にもあるように "調査中" となっております。


上記サイトにもありますが、Windows 版 Word Ver.2401(17231)以降で発生しているもので、Office Insider 向けのバージョンの製品も含まれています。手元にある Beta Channel でも発生しているものです。先日今月分の Update が提供されて、Ver.2402(17328.20068)となっていますが、現時点ではまだ改善されておりません。

ATOK側での対応についてご紹介はしていますが、根本的には Word側の改善が必要になってきますので、今後の進捗状況は上記サイトもご参照ください。


<参照>



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2024年02月05日

Word で文字入力して変換をすると真っ白で何も表示されない【ATOK 2017】

ここ最近、Word + MS-IME の変換時のトラブルについて取り上げさせていただきました。
もちろんこちらもまだ絶賛発生中なのではありますが、それに関連しているものなのか?不明ですが、"ATOK 2017" という古いシステムを利用している人の場合、通常の文字変換時に文字が白くなって表示されないというトラブルも発生しているようです。

こうしたトラブルの発生しているPCを確認してみると、2例(Windows10+Atok2017/Winodws11+Atok2017)ほど見せていただきましたが、IME を、Microsoft IME に変更すると問題なく普通に変換できておりました。

これまでにご紹介した Microosft IME のケースでは、テキストボックスのみで発生するもので、通常の入力時には発生しておりませんでした。ただし、Part 2 の中でも紹介しましたが、一太郎2022 についてきた、ATOK では、IME のケースと一緒で、テキストボックスでは発生していましたが、通常の変換では問題ありませんでした。

ということで、新しいATOK であれば、今回確認したトラブルは発生しないものと思われます。


【"ATOK2017" はサポートが終了している】

さて、今回問題の "ATOK 2017" ですが、今回拝見したものは、富士通のPCにプレインストール版でついていくるもの。もちろんパッケージ版も販売はされていました。しかし一番の問題は、"ATOK 2017" はサポートが終了していること。

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上記の画像にもあるように、
  • サポート終了日:2020年6月28日
となっています。

サポートが終了しているだけならいいわけですが、実はいろいろ制限や不具合も確認されています。また、Windows 10 や Windows 11 上での制限についても、当然サポートが終了しているため、確認されているものも、Windows10 Ver.1909 とかなり古いものまで。それ以降は確認すらされておりません。
Epson Scan との問題は以前にもこのブログで紹介しましたが、Justsystem のサポート情報でも、
にもあるように、MS-IME を使用するか? ATOK Passport にバージョンアップするか? のいずれかで対応するようにあるだけです。つまりは修正されないわけですね。

そんな "ATOK 2017" なわけですから何があってもおかしくないし、そうしたトラブルがあっても、何もしてくれるわけでもありません。


【変換時のトラブル回避策】

今回、ATOK 2017 をご使用のケースで、普通に文字入力して変換をしても何も表示されない... 状況としては、以前にご紹介した以下の画像に似た感じです。

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上記の画像は、ATOK Passport なので、ATOK 2017 とは異なるわけですが、上記のような感じで変換の部分が白く何も表示されなくなるわけです。


FAQ みていると、以前にも同様の症状は発生していたようですね。


-- 回避策:

ということで、回避策です。

1) タスクバーの "あ" を右クリックし、"環境設定" を開きます
2) "キー・ローマ字・色" のところに入って、"スタイル一覧" のところで "MS-IME" が選択されていたら、"ATOK2017" に変更し、OKで保存して終了させます

今回確認した、2つの例ではこれで通常通り変更できるようになりました。

また変換する文字の色の設定が "白文字" になるように設定が変わっているケースもあるようなので、併せて確認してみてください。

基本的にこうした動作の不具合は、サポートが終了した製品だけにいつ発生しても、また修正されなくても仕方ない部分でもあります。サポート終了した製品と使う限りは、今後もちょくちょく発生しうるわけで、覚悟しておく必要はありますね。

これが嫌であれば、やはりきちんと動作保証されている ATOK Passport をご契約ください。


【2024/2/10更新】

ATOK では、その入力する際に使用する、キー割り付けや、変換時の色の設定といったものが "スタイル" として登録されています。
ATOKのスタイルで入力したい」(ジャストシステム)にもありますが、

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上記のものはATOK2017よりは新しいものですが、ATOK2017でも同様のものがあります。スタイルの中にはあらかじめ用意されたパターンをまとめたものとしていくつか候補がありますが、赤い●が付いているのが、現在選択されているスタイルになります。

ここが、MS-IME とかになっている場合には、MS-IME を模した方式を使用するということになるわけです。今回トラブルでは、ここの色の変更が "白" になっていたという例もあるようですが、細かにカスタマイズしなくても、このスタイル自体を ATOK2017 としてしまえば、ATOK の本来の変換時の色の設定などのスタイルに戻るので、ここを変更してしまうのが一番簡単なのかな?と思います。


【2024/2/16更新】

最新のATOKでも一部不具合が確認できているわけですが、現在サポート中の製品については、Justsystemから、修正モジュールの提供がスタートしているようです。


また古い ATOK 向けには以下のように変更方法が紹介されております。



<参照>




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2024年01月26日

文字数・行数を指定した通りに入力できるようにしたい...【一太郎】

前回 Microsoft Word のケースで、「文字数・行数を指定した通りに入力できるようにしたい...【Word】」という事例をご紹介しました。
ならば、日本語ワープロの老舗といっても過言ではない ジャストシステムの "一太郎" だと どんなもんなのか?確認してみました。


【デフォルトの設定のままで作成】

まずは、特に細かい設定などせずにデフォルトの設定のままで試してみました。(利用環境:Windows 11、一太郎2022 + ATOK)

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一太郎の場合にはサンプルテキストを挿入できる機能はないため、Word の RAND 関数を利用して生成されたサンプルテキストをコピーし、貼り付けてみました。

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左:ちょうど2行目。半角文字などが全くない行では、きちんと40字になってます
中央:半角の記号が入った行。記号を、"[" と "]" で1文字と計算すれば、40字と言うことになります
右:英字が入っています。全体では、44字となっていますが、英字 "SmartArt" のところを、2文字で1字とすれば、40字ということになります

フォントも、Word と同じ "游明朝" ではありますが行間が広がることもなく、行数もきちんと40行となっています。

ということで、一太郎の場合今回特に行数や文字数の設定もしませんでしたが、たまたま既定値だったということもあって何の設定もせずに、40字x40行 の設定が正常に完了という感じでした。


【"文書スタイル" という設定画面がポイント】

では改めてページの設定情報を確認しみましょう。Word でいうところの、"ページ設定" と言う項目は、一太郎 だと "文書スタイル" と言う項目になっています。

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書式タブ>文書スタイル(あるいは、ファイル>文書スタイル>スタイル) とクリックすると、文書スタイルのダイアログボックスが表示されます。

デフォルトでは、"文字設定" のところで、"字数・行数を優先する" となっているんですね。また、体裁タブを開いてみると、Word でもおなじみの禁則処理などもありますが、"欧文体裁" なんてところには、英文字などの処理設定があります。半角英数文字が入った場合に見やすくする処理ができるようになっているわけですね。

デフォルトで、"字数・行数を優先する" となっているわけですから、ここで行数と文字数さえ設定すれば、きちんとその通りになってくれるのは利用者にとっては、非常にわかりやすい設定です。


【文字設定の種類】

さてそんな 一太郎 の文字設定のところですが、その設定の種類には様々なものが用意されています。

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  1. 字数・行数を優先する
  2. 字数・行数を優先しない
  3. 標準の文字数を使う(Word互換)
  4. 文字数と行数を指定する(Word互換)
  5. 行数だけを指定する(Word互換)
最後の、"説明" をクリックすると、"一太郎2022ダイアログボックスヘルプ" と言う画面が表示され、そのダイアログボックス内の説明が表示されます。

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デフォルトでは、"字数・行数を優先する" になっているので、極端な話、行数と文字数のみ設定すれば、あまり細かいことにとらわれずに指定したとおりの文書が作成できる... と言うわけですね。

今回改めて一太郎で確認してみてもう一つ再認識されたのが、"游明朝" と言う書体。Word だと、このフォントは行間が広がってしまうので、そうしたことを前提に考えていかないといけないわけですが、一太郎だと行間が広がってしまうなんてこともない。またフォントサイズを大きくしたからといって、Word のように行間が広がってしまうこともない。

やっぱり、日本語を扱うのであれば "一太郎" だよなぁ〜 と常々感じてはいるものの、"日本語" を扱うワープロソフトとして、その細部にわたる気遣いには、改めて感心させられるばかりです。


<参照>




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2023年10月21日

一太郎、楽々はがきMax などのプログラムで脆弱性を確認、緊急アップデートモジュールが提供スタート

ジャストシステムが提供する 一太郎 2023/2022/2021 や これからシーズン本番を迎える 年賀状作成ソフト "楽々はがき Max" において、プログラムの脆弱性が確認され、その修正プログラムの提供がスタートしております。

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その影響範囲は、幅広く、一太郎といった個人向け製品だけではなく、Just Office のような法人向け製品でも影響があるようです。また体験版や、一太郎ビューワーも同様です。

なので、体験版や、一太郎ビューワーなどが導入されている場合にも、一度削除して最新版を入れなおす必要があります。


-- 脆弱性の内容:

今回公開された情報によれば、"悪用を目的に改ざんされた文書ファイルを直接開いた場合、アプリケーションが強制終了することがあります" といった内容です。
ただし、「JVN#28846531 ジャストシステム製品における複数の脆弱性」によれば、あくまでも "実証されたのは異常終了までであり、任意のコード実行は実証されていない" との事のようです。


いずれにせよ。該当製品をご利用の方は修正プログラムの適用をお勧めいたします。


<参照>




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2022年09月05日

Epson Scan2 が起動できない (続編)

先月、「Epson Scan2 が起動できない」というトラブルについてご紹介しました。日本語入力システムで、ATOK をご利用のケースで発生するトラブルです。

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富士通のPCなど一部のメーカー製 PC では、ATOK が導入されているケースもあるので、ちょっと古いPCだったりして、さらに Epson の複合機をご利用だったりすると影響を受けるかと思います。

【症状】

Windows Update により、KB5006670 が適用されると、IME(日本語入力システム) としてATOKが選択されている場合、Epson Scan 2 が起動できません。

症状の一例ですが、実際に拝見した例だと デスクトップなどのショートカットから起動しようとすると、一瞬、「読み込んでいます...」と表示されるものの、その後プログラムは起動せず終了してしまいます。


【発生要件】

以下の環境で発生いたします。

・KB5006670 が適用された、Windows 10 などのPC
・ATOKを既定のIMEとして設定されているPC


【回避策】

ジャストシステムからは、現在サポート中の製品に対しては ATOK の修正プログラムを提供しています。

-- 対象:

以下の製品向けには更新プログラムが提供されています。
  • ATOK2020
  • ATOK2021
  • ATOK Passport
-- 対象外:

以下の製品が対象外になります。
  • ATOK 2019 以前の製品(含む、富士通のPCに搭載されているATOK)
Justsystem では、ATOK Passpoort (サブスクリプションサービス)への変更、あるいは、日本語入力システムを、MS-IME に変更することを案内されています。

現在買い切り版のATOKはすべてサポートが終了しており、ATOK単体での販売の場合には、ATOK Passport のみになります。


--確認した回避策:

今回確認した限りでは、Epson Scan 2 を起動する前に、日本語入力システムを、ATOK から、MS-IME に切り替えておけば、Epson Scan 2 が正常に起動し Scan が可能なことを確認しました。

もちろんこれが一時的なもので、長時間使用していると一時的な切り替えだけではダメなケースもあるかもしれませんが、常時 MS-IME にしておかないといけない... というものでもないようです。

すべては確認しきれませんので、一部ではありますが富士通のWebサイトでちょっと確認すると、2020年10月発表モデル ぐらいだと、ATOK 2017 が搭載されているようなので、このあたりの製品だと MS-IME への切り替え、あるいは ATOK Passport への切り替えといった対策が必要になります。


<参照>




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2022年08月06日

Epson Scan2 が起動できない

前回、「Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない」をご紹介しました。この中、2022年6月になって Windows の更新プログラムの適用後から、Epson Scan2 が起動できなくなっているトラブルも発生していることもご紹介しましたが、意外とご存じでない方も多かったようなので、改めてご紹介させていただくことにしました。


【 "Epson Scan2" とは?】

Epson のコンシューマー向け複合機で、スキャナーの機能を利用するために提供されている Scan ユーティリティプログラムです。
昨今の複合機にはすべて "Epson Scan2" が提供されます。

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もちろんこの機能を利用しなくてもWIAドライバーさえインストールすれば、Windows の標準プログラム「Windows Fax と スキャナー」を利用して、スキャナーをご利用いただくことは可能です。


【ATOKを利用していると "Epson Scan2" が起動できなくなる】

さて本題です。ジャストシステムのWebサイトの情報によると、"KB5006670" を適用したPCで、ATOKをご利用の場合に Epson Scan2 が正常に動作しなくなることが確認されているようです。
ただしこの "KB5006670" は、最近提供されているものではなく、2021年10月に提供されている更新プログラム。この時もいろいろ問題はありましたが、Epson Scan2 に関しての問題は、6月末に Epson のサイトに、そして7月になってからジャストシステムのWebサイトで情報が公開されたものです。

--発生する症状:

Epsonのサイトにありますが、起動しなかったり、あるいは起動してもすぐにフリーズしてしまったりと症状は様々のようですが、結局利用できるようにならないことには変わりないようです。

--要因:

ジャストシステムの ATOK をご利用だったか?あるいは現在ご利用の方で発生するもののようです。IMEを、Windows 標準の MS-IMEに切り替えることでも、回避は可能なようです。

--回避策:
  • ジャストシステムの提供している修正プログラムを適用する
  • IMEを、MS-IMEに切り替える

【ATOKの修正プログラムの適用】

KB5006670 により ATOK が影響を受けているとのことで、ジャストシステムでは ATOK の種類に応じて修正プログラムも提供しています。富士通製のPCに搭載されている ATOK や古い ATOK の場合には修正プログラムはなく、設定の変更方法が案内されています。


-- 修正プログラムの提供:

-- 設定の変更情報を提供:

-- MS-IME への切り替え:

ATOK Passport などの定額制サービスや、新しいATOKについては、修正プログラムが提供されているようですが、富士通のPCに搭載されているものは設定変更の方法が提示されています。それ以外の古いものを含む ATOK については、ATOK をやめて、MS-IME に切り替えるか? 修正プログラムが提供される ATOK Passport への切り替えが案内されています。


<参照>




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2021年02月17日

日本語ワープロソフト 一太郎2021 リリース!

日本語ワープロソフトといえば、"一太郎"。ウィキペディアで歴史をたどってみると、1983年の JS-WORD からその歴史がスタートしているんですね。もともとは NEC の PC-100 用のワープロソフトだった...とありますが、PC-100 で Basic のプログラム練習していた時を思い出すと、懐かしさ満載です。

日本生まれの日本人のためのワープロソフトということで、1985年に "一太郎" として登場以来長い歴史のある日本語ワープロソフトですが、
この最新バージョン
"一太郎 2021"
が、2月5日に発売がスタートいたしました。

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購入してパッケージも届いているんですが、なかなか時間もなくてまだインストールしてないのでニュースを見ているだけなんですが、"双方向で作成文書のやりとりが可能になった日本語ワープロソフト「一太郎2021 プラチナ」を来年2月5日 (金) より発売" のニュースによれば、このバージョンから、初期フォントが、"游明朝" "游ゴシック" になったんですね。


-- 予約特典はマスク:

2021年だからこそなんでしょうね。今回の "一太郎" の予約特典がマスク&マスクケース。コロナ禍の真っ只中に販売された製品としてこんな特典も印象深いです。でも、赤くないんですね....

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最近は、ダウンロード版が多くなって、こうしてマニュアルが付いているって言うのも非常に新鮮な気がしてなりません。


【ダウンロードもできる】

ところで、今日こんなツィートを拝見いたしました。

20210216-1-2-1.jpg

そうなんですね。今回私が購入したのは、USBメモリ版でしたが、最近のPCだと、DVDドライブついていないものもあるしな?ということで、DVD版にしようか?悩んだ末にUSBメモリ版の選択でしたが、ダウンロードもできたんですね....

ダウンロード版もあったんだな?と今になって気が付いたのでもありますが、まぁ大きなものなので、ダウロードするとなるとうちのADSLのような回線だととてつもないことになるので選択肢からは外れるわけですが。



【3台までOK、但し注意も必要】

Microsoft 365 程でもありませんが、一太郎も本人が使用する3台のPCまでインストールして利用することが可能です。


ただし上記によれば、"同時に使用しない"という条件付きのようですので、ご注意ください。


【タブレット・スマホ向けには 一太郎 Pad】

一太郎 Pad は、一太郎2020から導入されたスマホ・タブレット向けの無料アプリ。これが今回、一太郎2021 からは、Ver.2.0.0 となってさらに一太郎との連携が強化されました。

Andoroid/iOS 向けに無料で提供されているこれらのアプリは、一太郎ユーザーでなくても利用は可能です。


今後は、機会があれば、一太郎 と Word の互換性などについても、時間があれば検証してみて取り上げてみたいと思っています。


<参照>



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2019年04月18日

Justsystem製品の新元号対応について

新元号への対応は、当然 Microsoft 製品に限ったことではなく、他社の製品も同様。

一太郎や、Just Calcなどといった製品を販売している Justsystem 製品も一緒です。
そんな Justsystem のサポートから、"【重要なお知らせ】新元号「令和」アップデートモジュール本日より提供開始" といったメールが届いていましたので、さっそく一太郎をはじめとする製品の新元号対応について確認してみました。

20190418-1-1.jpg

さっそくアクセスしてみると、本日、4/18から、Updateモジュールの配信が開始されているようでした。

サポート対象は、

・一太郎2017-2019
・ATOK 2017-2019
など

今年の2月でサポートが終了した、一太郎2016より以前のものは、新元号対策についてもサポート対象外になります。



<参照>




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2014年11月14日

一太郎の脆弱性問題

昨日、"パソコンが不正に操作される危険性" のある脆弱性が一太郎に確認されたと報道されました。
現在ジャストシステムのHPなどでも、更新プログラムを適用するようにお知らせが流れております。

対象は、一太郎2008以降のもの(一太郎2014徹)に至る広い範囲にわたります。
各一太郎の体験版や一太郎ビューアなども対象に入ります。現在修正プログラムも配布中ですので、ご使用の方は、修正モジュールの適用をしてください。

特に一太郎ビューアのみ導入されているケースだと中々気がつきにくいかもしれませんのでご注意ください。

一太郎共通セキュリティ更新モジュール

また、"JUSTオンラインアップデート" が導入されているとポップアップでお知らせが表示されますので、そちらからでも Update が可能です。

<参照>
「一太郎」シリーズにおいて任意のコードが実行される脆弱性対策について(JVN#16318793) /IPA
[JS13003] 一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について
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2013年11月12日

一太郎の脆弱性

一太郎2006以降のシリーズ、一太郎ビューワーなど、そしてまたさらにそれらの体験版なども影響を受けるようです。
既に修正プログラムは配布されていますので、Justsystemのサイトよりダウンロードしてインストールしてください。

一太郎ビューワーなどの無料のソフトも対象なので導入されている方は一端削除の上再度最新の一太郎ビューワーを導入してください。

ただしちょっと実際に気になったのが、対象商品として掲示されているのは、

一太郎2013 玄
一太郎2013 玄 体験版
一太郎2012 承
一太郎2011 創 / 一太郎2011
一太郎Pro 2
一太郎Pro 2 体験版
一太郎Pro
一太郎Government 7
一太郎Government 6
一太郎2010
一太郎ガバメント2010
一太郎2009、一太郎ガバメント2009
一太郎2008、一太郎ガバメント2008
一太郎2007、一太郎ガバメント2007
一太郎2006、一太郎ガバメント2006
一太郎ポータブル with oreplug
一太郎ビューア

といった商品ですが、詳細はありませんでしたが、公開されたアップデートモジュールの対象商品を見ると、

一太郎2010の場合(一太郎2010 アップデートモジュール

一太郎2010
ジャストスクール2010
ジャストジャンプ4
ジャストフロンティア

となっており、一太郎のみになっておりませんでした。詳細は該当製品のアップデートモジュールのダウンロード先にもありますし、また登録ユーザー宛にはメールでも連絡が来るようなので、それに従ってUpdateしてください。

なお電話での相談窓口も用意されているようです。詳細は、下記のJustsystemのHPをご参照ください。


<参照>
JVN#44999463 一太郎シリーズにおいて任意のコードが実行される脆弱性
“一太郎”シリーズに脆弱性、ファイルを開くだけでPCを乗っ取られる恐れ
[JS13003] 一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について/Justsystem
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2012年11月26日

ATOK2012が原因で、64ビット版IE9が終了されてしまうことがある

別件で、Windows8向けに配信されていた、ATOK2012の修正プログラムの内容を確認していたところ、そんな症状を回避できるように対応したとのことがあったので、ご紹介させていただくことにしました。
"回避項目" の中の、 "2012.09.25 更新版で追加した回避項目" のところで取り上げられているとおりです。
画像を保存しようとしてATOKがつかえなくなったり、ブラウザが終了したりしてしまう症状が回避されるようですが、ほかにもいろいろ。
ATOK2011/2012をご使用であれば、忘れずにアップデートモジュールを当てておいたほうがよろしいかもしれませんね。

ちなみに対象製品は以下のとおりです。
ATOK 2012 for Windows
ATOK 2012 for Windows [ベーシック]
ATOK 2012 for Windows [プレミアム]
一太郎2012 承
一太郎2012 承 プレミアム
一太郎2012 承 スーパープレミアム
対象OS:
WindowsXP
WindowsVista
Windows7
Windows8

またこの症状については、ATOK2011でも同様に確認されているようです。

<参照>
ATOK 2012 for Windows アップデートモジュール −64ビットOS用−
ATOK 2012 for Windows アップデートモジュール −32ビットOS用−
ATOK 2011 for Windows アップデートモジュール −64ビットOS用−
ATOK 2011 for Windows アップデートモジュール −32ビットOS用−

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2012年10月11日

日本語入力のON/OFFボタン

Windows8になって、一太郎創(2011)と一太郎承(2012)を使ってみてはいたものの、ATOKツールバーを表示させていなかったので、気づかなかっただけなのかもしれませんが、あえてATOKツールバーを表示させてみてびっくり。
それまでになかった、日本語入力のON/OFFを切り替えるボタンがついていたんですね...
20121011-1.jpg
上記は従来の見慣れたATOKツールバー。これもWindows8のデスクトップ上で表示させたもの。この部分を見る限り、"日本語入力オン/オフ" といった項目は見当たりません。
20121011-2.jpg
ですが、上記にあるように何かしらアプリを立ち上げたりすると、これが表示され、以降はデスクトップ上でもきちんと表示されます。
日本語入力のオン/オフは、普段は、"半角/全角"キーでやってましたが、通常言語バーが表示されないWindows8になって、タスクバー上に "日本語" としてしか表示されない不便さもありましたが、あえて通常表示されない言語バー/ATOKツールバーを表示させると発見もあるもんですね....単語登録の場合にはやはりATOKツールバーが表示されてないと不便ですから...
ちなみに、言語バーの表示・非表示は以下の部分で設定を変更します。
20121011-3.jpg
私だけかもしれませんが、まだお気づきになっていない方。
是非一度ご確認になってみてください。
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2012年10月09日

一太郎とWordの互換性(2)

前回は、一太郎から見たWordの互換性と取り上げてみましたが、今度は逆にWordから見た一太郎との互換性を整理していきます。


Word95
読込:一太郎 4 dash 5 6
Word97
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8
Word98
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8
Word2000
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8 9
Word2002
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8 9 10
Word2003
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8 9 10 11 12
Word2007
読込:一太郎 7 8-13/2004-2006
Word2010
読込:不可
Word2013
読込:不可

* Word2010以降はコンバーターの機能の提供がなくなり、基本的には直接一太郎形式のファイルを読み込んだりできなくなりました。
* 下記参照リンク先などでも、すでに配布されていないプログラム(コンバーターなど)もあります。

<一太郎のバージョンとファイル形式>
一太郎 4/dash(*.jsw)
5(*jaw, *jtw)
6(*jbw, *juw)
7(*jfw, *jvw)
8/9(*jtd, *jtt)
10(*jtd, *jtt)
11/14(2004)/2008(*jtd, *jtt)(*jtdc, *jttc)
2009
2010
2011
2012

<参照>
Word95で読み込み可能な文書/グラフィックファイル形式一覧
Word97で読み込み可能な文書/グラフィックファイル形式一覧
一太郎のファイルを Word で開くには(Word2000)
一太郎のファイルを Word で開くには(Word2002)
一太郎のファイルを Word 2003 で開く方法
一太郎のファイルを Word で開くには(Word2007)
Word 95/97/98 ビューア & コンバータ
Word 2010 で廃止、変更される機能
Taro-Word(変換ソフト)
一太郎7-12変換仕様
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2012年10月05日

一太郎とWordの互換性(1)

新しいMicrosoft Wordが出たり、一太郎が出たりする度に関心事ともなるその互換性。
今回はちょっと古いバージョンも含めて、この互換性について整理してみました。

まずは、一太郎から見たWordの互換性。
一太郎のどのバージョンで、どこまでWordに対応しているか整理してみました。

一太郎2007
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2008
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2009
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2010
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2011創
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007 2010
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2012承
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007 2010
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003

バージョンによって互換性の部分で、細かい違いはありますので、具体的な内容は以下で参照させていただいた各商品のサイトをご参照ください。

とりあえず読み込めるか?否か?という点では、概ね問題なさそうです。一太郎でWord形式に書き出すという点でいった場合、どのバージョンもDOCX形式では書き出せないので、現在でいう "互換モード" での書き出しまでしか対応しておりません。また双方とも、"Open Document"形式には対応しているようなので、両方のソフトで利用可能なこうした形式に保存してデータのやりとりを行うというのも一案かもしれません。

またJustsystemでは、法人向けには、Word2003と高い互換性を実現した、JUST Note といったソフトも販売しているようです。

次回はこの逆のパターンについて見ていきます。


<参照>
一太郎2007
一太郎2008
一太郎2009
一太郎2010
一太郎2011創
一太郎2012承
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2010年06月02日

一太郎に脆弱性が見つかる

昨日付けでJustsystemのHP上で公開されましたが、日本語ワープロソフト "一太郎" でセキュリティ上の脆弱性が見つかったそうです。
ただし同社のHPによれば、これ自体は、4/21にはJustsystem側でも一部製品で確認されていたようですが、今回それにもなう回避策が提供されたということのようです。

対象商品も、一太郎2004〜2009と幅広く、今回の不具合については、下記のサイトでも対応窓口の電話番号などが公開されています。

[JS10002] 一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について

*** そういえば、うちの一太郎2009もなんか?自動的にUpdateはじめてましたから、自動でもUpdateは行われるんでしょうね...


<参照>
「一太郎」に新たな脆弱性、ファイルを開くだけで被害の恐れ
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2010年06月01日

ATOKが既定の言語の場合、iTunes 起動時に、エラーメッセージが表示される

WindowsVista上で、iTunesを使用し、さらにATOKが既定の言語になっている時に、"Apple Mobile Device Helperは動作を停止しました" というエラーが表示されることがあるようです。

iTunesのバージョンが、Ver 7.7 の場合に確認されている現象のようです。

この場合、Apple Software Update を起動して、iTunesのバージョンを最新のものに更新すれば解消します。最低限、Ver.7.71 以降のものにする必要があるようです。

<参照>
Windows VistaでiTunes 7.7を起動すると、エラーメッセージが表示される
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2010年05月27日

WordやPowerPointを起動すると、常にひらがな入力になる【ATOK】

仮にATOKの環境設定で入力文字種の設定を "ひらがな" 以外にしても、WordやPowerPointを起動すると、自動的にアプリケーションの仕組み上、日本語入力がONになった状態になります。
仕様という言い方をするとそれで終わってしまいますが、これは、ATOKに限ったことじゃなくってMS-IMEでも同様のこと。

さてそれを何とか回避出来ないか?

以下のリンクにあるように、参照させていただいた、JustsystemのHPによるとPowerPointは設定でどうこうできるものではないようですが、Wordの場合には設定をすることで、起動時に自動的に日本語入力をOffの状態にしておくことも可能なようです。

Word2007の場合
1)Officeボタン>Wordのオプション>詳細設定と開きます
2)"日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える" をオフにします
Word2003のオプション画面
Word2003の場合
1)ツール>オプション>編集と日本語の入力 と開きます
2)"日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える" をオフにします

PowerPointにはこうした変更をできるような設定自体がないため変更は不可能なようです。


<参照>
入力文字種を変更しても、WordやPowerPointでは常にひらがなで入力される


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2009年05月13日

余白にはみ出した画像を表示させない【一太郎2009】

Wordではちょっとできない面白機能を。この辺りは、さすが一太郎なのかな?
ありそうでないような機能ですね。Wordの場合、実際に印刷してみると、余白部分にはみ出したところがありますというような警告がでて、かまわず印刷するとプリンタで印刷可能な範囲であったりすると普通に印刷ができてしまいます。逆に余白部分にはみ出したところを印刷できないようにするとなると、画像をトリミングするぐらいしかないでしょうからね。

そこまでしなくても調整可能なのは便利かもしれません。


文書の余白部分にはみだしたイラストの表示・非表示を切り替える
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2008年12月17日

一太郎で作成した住所録データがダブルクリックでは開けない

一太郎の拡張機能を利用して作成された住所録データ。このデータを保存先からダブルクリックして開こうとすると、アプリケーションの関連付けの画面が出てしまうという相談を受けたことがあります。

一太郎の拡張機能で作成された住所録データは、"〜.JSR"という拡張子の付いたファイルで、このファイルの仕様で、エクスプローラーからダブルクリックでは開けません。

住所録をエクスプローラから開けない(一太郎2008)

住所録を複数作成し、切り替えてご利用になるためには、一太郎を起動後住所録を拡張機能から呼び出して、住所録ファイルを読み込みなおす必要があります。

すでに作っている住所録を開く

なお、住所録ファイルを保存した際に一緒にできる "〜.$SR" というファイル。これは、住所録ファイル(〜.JSR)のバックアップファイルになります。先ほどご紹介した方法で、こちらのデータを読み込むことも可能ですが、上記で紹介したサイトにもありますが、このデータについては読み込み専用ファイルとして開かれますので、上書き保存はできませんのでご注意ください。

<参照>
ほかのアプリケーションで作ったデータを住所録として利用する
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2008年12月04日

冊子印刷機能【一太郎】

こんな機能があったんですねと改めて感心してしまったのが、この冊子印刷機能です。一太郎2006以降のバージョンから搭載されています。このあたりはさすが"一太郎"っていう感じです。平綴、中綴を問わず、冊子ものをワープロで作成した際、通常通り、1ページから順にデータを作成しても、ページの表や裏を勘案しながら、印刷の指定を一つ一つしたり、ページ配置を考えながら文書データを作成しないといけませんでした。
ですが、一太郎の場合、一太郎2006以降からはこれまでもあったレイアウト印刷の機能に冊子印刷という機能が加わり、表や裏を気にせずに設定だけで簡単に印刷することが可能になっています。

このあたりはさすが一太郎という感じですね。ちなみにWord2002以降であれば、やはり同様のことをやる場合、以下のようにページ設定をした後に、手差両面印刷という機能を設定する感じになります。

Wordを使ってカンタン折丁印刷
「Word」 による「小冊子」の作成

ちなみにそれ以前の場合には
用紙の両面に印刷し、綴じて製本する

<参考>
【一太郎】平とじや中とじの冊子用に印刷するには
やっぱ一太郎で折丁印刷
折丁印刷いろいろ/bindup

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