2022年09月05日

Epson Scan2 が起動できない (続編)

先月、「Epson Scan2 が起動できない」というトラブルについてご紹介しました。日本語入力システムで、ATOK をご利用のケースで発生するトラブルです。

20220903-1-1.jpg

富士通のPCなど一部のメーカー製 PC では、ATOK が導入されているケースもあるので、ちょっと古いPCだったりして、さらに Epson の複合機をご利用だったりすると影響を受けるかと思います。

【症状】

Windows Update により、KB5006670 が適用されると、IME(日本語入力システム) としてATOKが選択されている場合、Epson Scan 2 が起動できません。

症状の一例ですが、実際に拝見した例だと デスクトップなどのショートカットから起動しようとすると、一瞬、「読み込んでいます...」と表示されるものの、その後プログラムは起動せず終了してしまいます。


【発生要件】

以下の環境で発生いたします。

・KB5006670 が適用された、Windows 10 などのPC
・ATOKを既定のIMEとして設定されているPC


【回避策】

ジャストシステムからは、現在サポート中の製品に対しては ATOK の修正プログラムを提供しています。

-- 対象:

以下の製品向けには更新プログラムが提供されています。
  • ATOK2020
  • ATOK2021
  • ATOK Passport
-- 対象外:

以下の製品が対象外になります。
  • ATOK 2019 以前の製品(含む、富士通のPCに搭載されているATOK)
Justsystem では、ATOK Passpoort (サブスクリプションサービス)への変更、あるいは、日本語入力システムを、MS-IME に変更することを案内されています。

現在買い切り版のATOKはすべてサポートが終了しており、ATOK単体での販売の場合には、ATOK Passport のみになります。


--確認した回避策:

今回確認した限りでは、Epson Scan 2 を起動する前に、日本語入力システムを、ATOK から、MS-IME に切り替えておけば、Epson Scan 2 が正常に起動し Scan が可能なことを確認しました。

もちろんこれが一時的なもので、長時間使用していると一時的な切り替えだけではダメなケースもあるかもしれませんが、常時 MS-IME にしておかないといけない... というものでもないようです。

すべては確認しきれませんので、一部ではありますが富士通のWebサイトでちょっと確認すると、2020年10月発表モデル ぐらいだと、ATOK 2017 が搭載されているようなので、このあたりの製品だと MS-IME への切り替え、あるいは ATOK Passport への切り替えといった対策が必要になります。


<参照>




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2022年08月06日

Epson Scan2 が起動できない

前回、「Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない」をご紹介しました。この中、2022年6月になって Windows の更新プログラムの適用後から、Epson Scan2 が起動できなくなっているトラブルも発生していることもご紹介しましたが、意外とご存じでない方も多かったようなので、改めてご紹介させていただくことにしました。


【 "Epson Scan2" とは?】

Epson のコンシューマー向け複合機で、スキャナーの機能を利用するために提供されている Scan ユーティリティプログラムです。
昨今の複合機にはすべて "Epson Scan2" が提供されます。

20220805-2-2.jpg 20220805-2-1.jpg

もちろんこの機能を利用しなくてもWIAドライバーさえインストールすれば、Windows の標準プログラム「Windows Fax と スキャナー」を利用して、スキャナーをご利用いただくことは可能です。


【ATOKを利用していると "Epson Scan2" が起動できなくなる】

さて本題です。ジャストシステムのWebサイトの情報によると、"KB5006670" を適用したPCで、ATOKをご利用の場合に Epson Scan2 が正常に動作しなくなることが確認されているようです。
ただしこの "KB5006670" は、最近提供されているものではなく、2021年10月に提供されている更新プログラム。この時もいろいろ問題はありましたが、Epson Scan2 に関しての問題は、6月末に Epson のサイトに、そして7月になってからジャストシステムのWebサイトで情報が公開されたものです。

--発生する症状:

Epsonのサイトにありますが、起動しなかったり、あるいは起動してもすぐにフリーズしてしまったりと症状は様々のようですが、結局利用できるようにならないことには変わりないようです。

--要因:

ジャストシステムの ATOK をご利用だったか?あるいは現在ご利用の方で発生するもののようです。IMEを、Windows 標準の MS-IMEに切り替えることでも、回避は可能なようです。

--回避策:
  • ジャストシステムの提供している修正プログラムを適用する
  • IMEを、MS-IMEに切り替える

【ATOKの修正プログラムの適用】

KB5006670 により ATOK が影響を受けているとのことで、ジャストシステムでは ATOK の種類に応じて修正プログラムも提供しています。富士通製のPCに搭載されている ATOK や古い ATOK の場合には修正プログラムはなく、設定の変更方法が案内されています。


-- 修正プログラムの提供:

-- 設定の変更情報を提供:

-- MS-IME への切り替え:

ATOK Passport などの定額制サービスや、新しいATOKについては、修正プログラムが提供されているようですが、富士通のPCに搭載されているものは設定変更の方法が提示されています。それ以外の古いものを含む ATOK については、ATOK をやめて、MS-IME に切り替えるか? 修正プログラムが提供される ATOK Passport への切り替えが案内されています。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


サフィール,saphir,さふぃーる,びゅう,JR東日本

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2021年02月17日

日本語ワープロソフト 一太郎2021 リリース!

日本語ワープロソフトといえば、"一太郎"。ウィキペディアで歴史をたどってみると、1983年の JS-WORD からその歴史がスタートしているんですね。もともとは NEC の PC-100 用のワープロソフトだった...とありますが、PC-100 で Basic のプログラム練習していた時を思い出すと、懐かしさ満載です。

日本生まれの日本人のためのワープロソフトということで、1985年に "一太郎" として登場以来長い歴史のある日本語ワープロソフトですが、
この最新バージョン
"一太郎 2021"
が、2月5日に発売がスタートいたしました。

20210216-1-1.jpg

購入してパッケージも届いているんですが、なかなか時間もなくてまだインストールしてないのでニュースを見ているだけなんですが、"双方向で作成文書のやりとりが可能になった日本語ワープロソフト「一太郎2021 プラチナ」を来年2月5日 (金) より発売" のニュースによれば、このバージョンから、初期フォントが、"游明朝" "游ゴシック" になったんですね。


-- 予約特典はマスク:

2021年だからこそなんでしょうね。今回の "一太郎" の予約特典がマスク&マスクケース。コロナ禍の真っ只中に販売された製品としてこんな特典も印象深いです。でも、赤くないんですね....

20210216-2-1.jpg 20210216-2-2.jpg

最近は、ダウンロード版が多くなって、こうしてマニュアルが付いているって言うのも非常に新鮮な気がしてなりません。


【ダウンロードもできる】

ところで、今日こんなツィートを拝見いたしました。

20210216-1-2-1.jpg

そうなんですね。今回私が購入したのは、USBメモリ版でしたが、最近のPCだと、DVDドライブついていないものもあるしな?ということで、DVD版にしようか?悩んだ末にUSBメモリ版の選択でしたが、ダウンロードもできたんですね....

ダウンロード版もあったんだな?と今になって気が付いたのでもありますが、まぁ大きなものなので、ダウロードするとなるとうちのADSLのような回線だととてつもないことになるので選択肢からは外れるわけですが。



【3台までOK、但し注意も必要】

Microsoft 365 程でもありませんが、一太郎も本人が使用する3台のPCまでインストールして利用することが可能です。


ただし上記によれば、"同時に使用しない"という条件付きのようですので、ご注意ください。


【タブレット・スマホ向けには 一太郎 Pad】

一太郎 Pad は、一太郎2020から導入されたスマホ・タブレット向けの無料アプリ。これが今回、一太郎2021 からは、Ver.2.0.0 となってさらに一太郎との連携が強化されました。

Andoroid/iOS 向けに無料で提供されているこれらのアプリは、一太郎ユーザーでなくても利用は可能です。


今後は、機会があれば、一太郎 と Word の互換性などについても、時間があれば検証してみて取り上げてみたいと思っています。


<参照>



デル株式会社
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2019年04月18日

Justsystem製品の新元号対応について

新元号への対応は、当然 Microsoft 製品に限ったことではなく、他社の製品も同様。

一太郎や、Just Calcなどといった製品を販売している Justsystem 製品も一緒です。
そんな Justsystem のサポートから、"【重要なお知らせ】新元号「令和」アップデートモジュール本日より提供開始" といったメールが届いていましたので、さっそく一太郎をはじめとする製品の新元号対応について確認してみました。

20190418-1-1.jpg

さっそくアクセスしてみると、本日、4/18から、Updateモジュールの配信が開始されているようでした。

サポート対象は、

・一太郎2017-2019
・ATOK 2017-2019
など

今年の2月でサポートが終了した、一太郎2016より以前のものは、新元号対策についてもサポート対象外になります。



<参照>




デル株式会社

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2014年11月14日

一太郎の脆弱性問題

昨日、"パソコンが不正に操作される危険性" のある脆弱性が一太郎に確認されたと報道されました。
現在ジャストシステムのHPなどでも、更新プログラムを適用するようにお知らせが流れております。

対象は、一太郎2008以降のもの(一太郎2014徹)に至る広い範囲にわたります。
各一太郎の体験版や一太郎ビューアなども対象に入ります。現在修正プログラムも配布中ですので、ご使用の方は、修正モジュールの適用をしてください。

特に一太郎ビューアのみ導入されているケースだと中々気がつきにくいかもしれませんのでご注意ください。

一太郎共通セキュリティ更新モジュール

また、"JUSTオンラインアップデート" が導入されているとポップアップでお知らせが表示されますので、そちらからでも Update が可能です。

<参照>
「一太郎」シリーズにおいて任意のコードが実行される脆弱性対策について(JVN#16318793) /IPA
[JS13003] 一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について
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2013年11月12日

一太郎の脆弱性

一太郎2006以降のシリーズ、一太郎ビューワーなど、そしてまたさらにそれらの体験版なども影響を受けるようです。
既に修正プログラムは配布されていますので、Justsystemのサイトよりダウンロードしてインストールしてください。

一太郎ビューワーなどの無料のソフトも対象なので導入されている方は一端削除の上再度最新の一太郎ビューワーを導入してください。

ただしちょっと実際に気になったのが、対象商品として掲示されているのは、

一太郎2013 玄
一太郎2013 玄 体験版
一太郎2012 承
一太郎2011 創 / 一太郎2011
一太郎Pro 2
一太郎Pro 2 体験版
一太郎Pro
一太郎Government 7
一太郎Government 6
一太郎2010
一太郎ガバメント2010
一太郎2009、一太郎ガバメント2009
一太郎2008、一太郎ガバメント2008
一太郎2007、一太郎ガバメント2007
一太郎2006、一太郎ガバメント2006
一太郎ポータブル with oreplug
一太郎ビューア

といった商品ですが、詳細はありませんでしたが、公開されたアップデートモジュールの対象商品を見ると、

一太郎2010の場合(一太郎2010 アップデートモジュール

一太郎2010
ジャストスクール2010
ジャストジャンプ4
ジャストフロンティア

となっており、一太郎のみになっておりませんでした。詳細は該当製品のアップデートモジュールのダウンロード先にもありますし、また登録ユーザー宛にはメールでも連絡が来るようなので、それに従ってUpdateしてください。

なお電話での相談窓口も用意されているようです。詳細は、下記のJustsystemのHPをご参照ください。


<参照>
JVN#44999463 一太郎シリーズにおいて任意のコードが実行される脆弱性
“一太郎”シリーズに脆弱性、ファイルを開くだけでPCを乗っ取られる恐れ
[JS13003] 一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について/Justsystem
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2012年11月26日

ATOK2012が原因で、64ビット版IE9が終了されてしまうことがある

別件で、Windows8向けに配信されていた、ATOK2012の修正プログラムの内容を確認していたところ、そんな症状を回避できるように対応したとのことがあったので、ご紹介させていただくことにしました。
"回避項目" の中の、 "2012.09.25 更新版で追加した回避項目" のところで取り上げられているとおりです。
画像を保存しようとしてATOKがつかえなくなったり、ブラウザが終了したりしてしまう症状が回避されるようですが、ほかにもいろいろ。
ATOK2011/2012をご使用であれば、忘れずにアップデートモジュールを当てておいたほうがよろしいかもしれませんね。

ちなみに対象製品は以下のとおりです。
ATOK 2012 for Windows
ATOK 2012 for Windows [ベーシック]
ATOK 2012 for Windows [プレミアム]
一太郎2012 承
一太郎2012 承 プレミアム
一太郎2012 承 スーパープレミアム
対象OS:
WindowsXP
WindowsVista
Windows7
Windows8

またこの症状については、ATOK2011でも同様に確認されているようです。

<参照>
ATOK 2012 for Windows アップデートモジュール −64ビットOS用−
ATOK 2012 for Windows アップデートモジュール −32ビットOS用−
ATOK 2011 for Windows アップデートモジュール −64ビットOS用−
ATOK 2011 for Windows アップデートモジュール −32ビットOS用−

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2012年10月11日

日本語入力のON/OFFボタン

Windows8になって、一太郎創(2011)と一太郎承(2012)を使ってみてはいたものの、ATOKツールバーを表示させていなかったので、気づかなかっただけなのかもしれませんが、あえてATOKツールバーを表示させてみてびっくり。
それまでになかった、日本語入力のON/OFFを切り替えるボタンがついていたんですね...
20121011-1.jpg
上記は従来の見慣れたATOKツールバー。これもWindows8のデスクトップ上で表示させたもの。この部分を見る限り、"日本語入力オン/オフ" といった項目は見当たりません。
20121011-2.jpg
ですが、上記にあるように何かしらアプリを立ち上げたりすると、これが表示され、以降はデスクトップ上でもきちんと表示されます。
日本語入力のオン/オフは、普段は、"半角/全角"キーでやってましたが、通常言語バーが表示されないWindows8になって、タスクバー上に "日本語" としてしか表示されない不便さもありましたが、あえて通常表示されない言語バー/ATOKツールバーを表示させると発見もあるもんですね....単語登録の場合にはやはりATOKツールバーが表示されてないと不便ですから...
ちなみに、言語バーの表示・非表示は以下の部分で設定を変更します。
20121011-3.jpg
私だけかもしれませんが、まだお気づきになっていない方。
是非一度ご確認になってみてください。
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2012年10月09日

一太郎とWordの互換性(2)

前回は、一太郎から見たWordの互換性と取り上げてみましたが、今度は逆にWordから見た一太郎との互換性を整理していきます。


Word95
読込:一太郎 4 dash 5 6
Word97
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8
Word98
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8
Word2000
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8 9
Word2002
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8 9 10
Word2003
読込:一太郎 4 dash 5 6 7 8 9 10 11 12
Word2007
読込:一太郎 7 8-13/2004-2006
Word2010
読込:不可
Word2013
読込:不可

* Word2010以降はコンバーターの機能の提供がなくなり、基本的には直接一太郎形式のファイルを読み込んだりできなくなりました。
* 下記参照リンク先などでも、すでに配布されていないプログラム(コンバーターなど)もあります。

<一太郎のバージョンとファイル形式>
一太郎 4/dash(*.jsw)
5(*jaw, *jtw)
6(*jbw, *juw)
7(*jfw, *jvw)
8/9(*jtd, *jtt)
10(*jtd, *jtt)
11/14(2004)/2008(*jtd, *jtt)(*jtdc, *jttc)
2009
2010
2011
2012

<参照>
Word95で読み込み可能な文書/グラフィックファイル形式一覧
Word97で読み込み可能な文書/グラフィックファイル形式一覧
一太郎のファイルを Word で開くには(Word2000)
一太郎のファイルを Word で開くには(Word2002)
一太郎のファイルを Word 2003 で開く方法
一太郎のファイルを Word で開くには(Word2007)
Word 95/97/98 ビューア & コンバータ
Word 2010 で廃止、変更される機能
Taro-Word(変換ソフト)
一太郎7-12変換仕様
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2012年10月05日

一太郎とWordの互換性(1)

新しいMicrosoft Wordが出たり、一太郎が出たりする度に関心事ともなるその互換性。
今回はちょっと古いバージョンも含めて、この互換性について整理してみました。

まずは、一太郎から見たWordの互換性。
一太郎のどのバージョンで、どこまでWordに対応しているか整理してみました。

一太郎2007
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2008
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2009
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2010
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2011創
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007 2010
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003
一太郎2012承
 読込:Word 5.0 6.0 95 97 98 2000 2002 2003 2007 2010
 保存:Word 6.0 95 97 98 2000 2002 2003

バージョンによって互換性の部分で、細かい違いはありますので、具体的な内容は以下で参照させていただいた各商品のサイトをご参照ください。

とりあえず読み込めるか?否か?という点では、概ね問題なさそうです。一太郎でWord形式に書き出すという点でいった場合、どのバージョンもDOCX形式では書き出せないので、現在でいう "互換モード" での書き出しまでしか対応しておりません。また双方とも、"Open Document"形式には対応しているようなので、両方のソフトで利用可能なこうした形式に保存してデータのやりとりを行うというのも一案かもしれません。

またJustsystemでは、法人向けには、Word2003と高い互換性を実現した、JUST Note といったソフトも販売しているようです。

次回はこの逆のパターンについて見ていきます。


<参照>
一太郎2007
一太郎2008
一太郎2009
一太郎2010
一太郎2011創
一太郎2012承
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2010年06月02日

一太郎に脆弱性が見つかる

昨日付けでJustsystemのHP上で公開されましたが、日本語ワープロソフト "一太郎" でセキュリティ上の脆弱性が見つかったそうです。
ただし同社のHPによれば、これ自体は、4/21にはJustsystem側でも一部製品で確認されていたようですが、今回それにもなう回避策が提供されたということのようです。

対象商品も、一太郎2004〜2009と幅広く、今回の不具合については、下記のサイトでも対応窓口の電話番号などが公開されています。

[JS10002] 一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について

*** そういえば、うちの一太郎2009もなんか?自動的にUpdateはじめてましたから、自動でもUpdateは行われるんでしょうね...


<参照>
「一太郎」に新たな脆弱性、ファイルを開くだけで被害の恐れ
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2010年06月01日

ATOKが既定の言語の場合、iTunes 起動時に、エラーメッセージが表示される

WindowsVista上で、iTunesを使用し、さらにATOKが既定の言語になっている時に、"Apple Mobile Device Helperは動作を停止しました" というエラーが表示されることがあるようです。

iTunesのバージョンが、Ver 7.7 の場合に確認されている現象のようです。

この場合、Apple Software Update を起動して、iTunesのバージョンを最新のものに更新すれば解消します。最低限、Ver.7.71 以降のものにする必要があるようです。

<参照>
Windows VistaでiTunes 7.7を起動すると、エラーメッセージが表示される
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2010年05月27日

WordやPowerPointを起動すると、常にひらがな入力になる【ATOK】

仮にATOKの環境設定で入力文字種の設定を "ひらがな" 以外にしても、WordやPowerPointを起動すると、自動的にアプリケーションの仕組み上、日本語入力がONになった状態になります。
仕様という言い方をするとそれで終わってしまいますが、これは、ATOKに限ったことじゃなくってMS-IMEでも同様のこと。

さてそれを何とか回避出来ないか?

以下のリンクにあるように、参照させていただいた、JustsystemのHPによるとPowerPointは設定でどうこうできるものではないようですが、Wordの場合には設定をすることで、起動時に自動的に日本語入力をOffの状態にしておくことも可能なようです。

Word2007の場合
1)Officeボタン>Wordのオプション>詳細設定と開きます
2)"日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える" をオフにします
Word2003のオプション画面
Word2003の場合
1)ツール>オプション>編集と日本語の入力 と開きます
2)"日本語入力のオン/オフを自動的に切り替える" をオフにします

PowerPointにはこうした変更をできるような設定自体がないため変更は不可能なようです。


<参照>
入力文字種を変更しても、WordやPowerPointでは常にひらがなで入力される


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2009年05月13日

余白にはみ出した画像を表示させない【一太郎2009】

Wordではちょっとできない面白機能を。この辺りは、さすが一太郎なのかな?
ありそうでないような機能ですね。Wordの場合、実際に印刷してみると、余白部分にはみ出したところがありますというような警告がでて、かまわず印刷するとプリンタで印刷可能な範囲であったりすると普通に印刷ができてしまいます。逆に余白部分にはみ出したところを印刷できないようにするとなると、画像をトリミングするぐらいしかないでしょうからね。

そこまでしなくても調整可能なのは便利かもしれません。


文書の余白部分にはみだしたイラストの表示・非表示を切り替える
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2008年12月17日

一太郎で作成した住所録データがダブルクリックでは開けない

一太郎の拡張機能を利用して作成された住所録データ。このデータを保存先からダブルクリックして開こうとすると、アプリケーションの関連付けの画面が出てしまうという相談を受けたことがあります。

一太郎の拡張機能で作成された住所録データは、"〜.JSR"という拡張子の付いたファイルで、このファイルの仕様で、エクスプローラーからダブルクリックでは開けません。

住所録をエクスプローラから開けない(一太郎2008)

住所録を複数作成し、切り替えてご利用になるためには、一太郎を起動後住所録を拡張機能から呼び出して、住所録ファイルを読み込みなおす必要があります。

すでに作っている住所録を開く

なお、住所録ファイルを保存した際に一緒にできる "〜.$SR" というファイル。これは、住所録ファイル(〜.JSR)のバックアップファイルになります。先ほどご紹介した方法で、こちらのデータを読み込むことも可能ですが、上記で紹介したサイトにもありますが、このデータについては読み込み専用ファイルとして開かれますので、上書き保存はできませんのでご注意ください。

<参照>
ほかのアプリケーションで作ったデータを住所録として利用する
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2008年12月04日

冊子印刷機能【一太郎】

こんな機能があったんですねと改めて感心してしまったのが、この冊子印刷機能です。一太郎2006以降のバージョンから搭載されています。このあたりはさすが"一太郎"っていう感じです。平綴、中綴を問わず、冊子ものをワープロで作成した際、通常通り、1ページから順にデータを作成しても、ページの表や裏を勘案しながら、印刷の指定を一つ一つしたり、ページ配置を考えながら文書データを作成しないといけませんでした。
ですが、一太郎の場合、一太郎2006以降からはこれまでもあったレイアウト印刷の機能に冊子印刷という機能が加わり、表や裏を気にせずに設定だけで簡単に印刷することが可能になっています。

このあたりはさすが一太郎という感じですね。ちなみにWord2002以降であれば、やはり同様のことをやる場合、以下のようにページ設定をした後に、手差両面印刷という機能を設定する感じになります。

Wordを使ってカンタン折丁印刷
「Word」 による「小冊子」の作成

ちなみにそれ以前の場合には
用紙の両面に印刷し、綴じて製本する

<参考>
【一太郎】平とじや中とじの冊子用に印刷するには
やっぱ一太郎で折丁印刷
折丁印刷いろいろ/bindup

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