日本語ワープロソフトと言えば... 皆さん、どんなアプリを思い浮かべるでしょうか?
- Microsoft Word
- 一太郎
- Pages(Apple)
- Writer(OpenOffice, Libre Office)
- Google Docs(Google)などなど
思い浮かべるといろいろ出てくるかと思います。
以前にも「Microsoft Word が、生誕40周年!」としてご紹介しましたが「Microsoft Word turns 40!」(Office Insider Blog)にもあるように Microsoft Word は、US時間2023年10月25日に40周年を迎えてます。
さて遅れること2年。実は次回発売される日本語ワープロの老舗「一太郎」(ジャストシステム)も、「40周年」を迎えることになります。共に日本の日本語ワープロを牽引してきた二つの製品です。この2月に発売される「一太郎2025」は記念すべき "40周年アニバーサリーバージョン" になるわけです。
ということで、今回は「一太郎2025」について確認してみました。
【根強いファンに支えられて40周年】
「Microsoft Word」にしても、今回ご紹介している「一太郎」にしても、一時期 ワープロブームの際には、PCではなく、今では、まず見なくなった 日本語ワープロ専用機 と肩を並べ、日本語ワープロのシーンを支えてきたPC用のワープロソフトになります。
日本語なら「一太郎」と言う方も多いのではないでしょうか? そんな一太郎の 40周年アニバーサリーバージョン「一太郎2025」。
私も一太郎は、Ver.5.0 ぐらいの頃から利用し始めて、途中、Lotus Super Office やら、Word Perfect(Corel)、さらには P1.EXE 何て言うワープロに浮気しつつも、実のところ現在も「一太郎」は、時々利用させて貰っています。
上記にもあるように「一太郎2025」にも様々な新たな機能が搭載されていますが、その魅力は卓越した日本語処理には、さらに磨きがかかって、古くからのファンの心をがっちりつかんで離しません。
【「一太郎2025」の動作環境】
新しい一太郎の機能は、言い出したらきりがないので、詳細は、「一太郎2025」をご確認いただくとして、ここでは大まかにその動作環境についてご紹介しておきます。
-- 対応OS:
Windows 10、Windows11
- 一太郎自身は、64ビット版上では、32ビット互換モード(WOS64)で動作
- ATOKについては、64ビット版でのみ動作。32ビット版では動作しません
- ARM版 Windows は動作保証対象外
当然ながらサポート対象外のOSは、動作保証対象外になります。
2025年10月には、Windows 10 もサポート終了することになりますが、その後の対応についてはまだ未公開のようですので、Windows 10 がサポート対象外になったときに新規インストールにおいて何かしら問題が発生するものなのか?は不明です。
【注目される機能】
「執筆がはかどる機能と環境」にもありいますが、音声入力や文字起こしといった機能が大幅に向上しているようです。
もちろんこれ以外にも 「新機能・強化機能」にもありますが、一太郎の文書校正機能、ATOKや、プラチナパック利用者が利用可能な辞書機能や、JustPDF、花子、Just Office 5(Just Note5、Just Calc5、Just Focus5など)そして、40周年記念フォントパック(モリサワ、イワタなどから厳選された20書体)は、一太郎をサポートするツールが盛りだくさん。そしてそれぞれが毎年バージョンアップして、機能強化されています。
40周年を迎える一太郎。2月7日(金)の発売日まであとわずか。私もすでに予約しましたが、ちょっと楽しみです。
<参照>