2026年03月15日
Outlook でもメール & カレンダーのエージェント体験が...
Word や Excel、PowerPoint で広がる Microsoft 365 Copilot によるエージェント体験の広がりが、ついに Outlook にもやってきました。
Outlook におけるメールと予定表の“エージェント化”が本格始動ということになります。メールと予定表の面倒な部分を、Copilot が実際に動いて片付けてくれる... そんなエージェントがOutlookの利用をサポートしてくれます。
メールの作成から、スケジュールの管理など、エージェントがサポートしてくれるようになります。
メール:
Copilot チャットにより、その作成から送信までサポートしてくれるようになります。
プロンプトに、どういった趣旨のメールを書きたいのか?そしてそれに必要な情報がどこにあるのか?などを入力
Copilot によって作成された初稿を確認して、"より簡潔に" とか、"相手と同じトーンの文体で" などとプロンプトを入力し文体を調整
そして、件名には〜を追加してくださいなどとも追加
そんな流れてCopilot がより的確なメッセージを書き上げてくれます。
カレンダー:
仕事の優先順位に合わせて予定を調整する
仕事の空き状況を確認する
会議のスケジュールを組む
などといった作業を、Copilot が手伝ってくれます。
慣れないうちは、どうプロンプトを入力するのがベストなのか?なかなかアプローチも大変かもしれませんが、そこさえクリアできればいろいろな面で時短にはつながりそうですね。
【2026/3/18更新】
Japan Exchange & Outlook Support Blogにても以下の様に紹介されておりましたので共有させていただきます。
実際のプロンプトの例や、動画でも紹介されているのでご参照ください。
<参照>
2026年03月10日
Outlook (classic) で Yahoo あるいは Gmail のアカウントで同期エラーが発生する
Outlook(classic)で「0x800CCC0E」や「0x800CCC0F」といったエラーが発生して同期ができなくなるトラブルが発生しているようです。
Gmail や YahooメールのWebサイト側でメールパスワードを変更した場合、Outlook(classic)側に同アカウントが設定されていると、本来であれば、認証ができずにパスワードの再入力を求められるはずですが、今回はこうしたダイアログは表示されず、そのままエラーとなってしまうようです。
現在 Microsoft 側でも確認中。一応上記のように回避策として、レジストリから当該のメールアドレスのデータを削除し、Outlook(classic)を再起動する方法が紹介されています。
こうすれば、再起動時には改めてサインインが求められるようなので、それを完了すれば再びデータを同期できるようになるようです。
そしてもう一つ次のようなトラブルも確認されているようです。
こちらは、Outlook(classic) を使用してグループを作成すると発生するものとのことで、こちらも現在調査中となっています。このトラブルの影響を受ける人は一応回避策として、Outlook Web Access (OWA) あるい 新しい Outlook を使用してグループを作成および編集する必要があるようです。詳細は、上記リンクをご確認ください。
<参照>
2026年03月06日
カスペルスキーの Outlook アドインの影響で、Outlook(classic)がクラッシュしてしまう
カスペルスキーのアドインが要因で、Outlook(classic)が終了してしまう症状を確認。
今回は、
- OS:Windows11 Ver.24H2/Ver.25H2
- Outlook:Outlook 2021、Outlook2024
といった環境で発生していたことを確認しています。
最初は、Outlook を起動して、TESTメールあたりの簡単なメールを送信するには問題ないものの、新規メールで、そこそこ内容のあるものや、返信でメールを打って送ろうとすると、Outlookが突然シャットダウンしてしまう状況でした。
他にも、メールの受信はできるが、送信ができない....そんな例も。
【アドインを確認】
Outlook自体はいきなりシャットダウンしてしまうため、画面上にはエラーメッセージは表示はなし。終了後再起動してみると何事もなかったかのように普通に起動してきました。
っていうことで、Windows の アプリケーションログを確認しエラー番号を確認。「0xc0000374」という「ヒープ領域(動的メモリ管理領域)」が破損に起因するエラー。Outlook のメモリ領域が破壊されクラッシュするというもののようです。どうもセキュリティソフトあたりが怪しそうなことが判明。
さらに何度か?繰り返していると、当然ながら、Outlook はいったんセーフモードでの起動を要求してきたので、Safeモードで起動してみると.... メールも問題なく送受信できる。
というわけで、やはりアドイン周りか?ということで、アドインをすべて無効にして動作を確認。
「ピンポン!」まさに、Kaspersky Outlook Add-in を「ON」にすると、この症状が発生するようでした。
カスペルスキー自体は最新の状態で、Office も最新。Outlook 2021/2024 といずれのケースでも同様に発生することも確認。
カスペルスキーの入れ直しをしてみたものの、削除ツールまでは使わなかったせいか?カスペルスキー本体は削除されてもアドインは削除されず。その後カスペルスキー本体を入れなおしても変わらなかったので、とりあえず今回はアドインをオフにして終了。
カスペルスキーのOutlookアドインって削除などできそうなことがあったんですが、Web で検索してみると削除について説明が出ているのは、法人向けのカスペルスキーのみ、一般向けの、カスペルスキースタンダードでは、コンポーネントの変更などはできず、アンインストールしかできない状況で、結局単体では削除できませんでした。
【Kaspersky Outlook Add Inとは?】
さてそんな感じで、これをOFFにすればとりあえずクラッシュすることもないのですが改めてこのアドインについて確認してみました。
「Microsoft Office Outlook におけるメールのスキャン」をみると「Kaspersky Endpoint Security 11 for Windows」の機能の一つとしてその機能が紹介されております。いちおう、「カスペルスキー スタンダード | プラス | プレミアム」の「オンラインヘルプ」を見ても、同様にカスペルスキーOutlookアドインについて記載はされているので、一般向けのものでも同梱はされているんでしょうね。
一応法人向け製品の説明の中で、「インストール中に、メール脅威対策の機能拡張が Microsoft Office Outlook(以降、「Outlook」)に組み込まれます」ともあるので自動的にインストールされるもののようです。Microsoft Edge などのブラウザ向けの拡張機能は自動ではインストールされないので、そこがちょっと違うところなのかもしれません。
アンインストール方法についても法人向けの製品では、セットアップウィザードを利用して、「インストールの修復または削除」からできるようなことはありましたが、一般向けのものでは、これがなく「変更」はあったもののグレーに反転して推せず、結局カスペルスキー本体のアンインストールしかできませんでした。
--アドインは必要?:
アドインがあればカスペルスキー本体のメール保護対策を介さずに直接チェックしてくれるようになるようですが、アドインをオフにしてもカスペルスキー本体のメール対策保護が有効であれば問題はないようです。
-- どんな流れでトラブルが発生するのか?:
Copilot に確認してみました...
- Outlook の MAPI 処理に Kaspersky のアドインが割り込む
- メールスキャン処理が Outlook のメモリ管理と競合
- その結果、ヒープ破損(0xc0000374) が発生
という流れのようです。
【対処法は?】
基本的にはアドインを有効にしなくても、カスペルスキー本体のメール保護機能が有効になっていれば問題はなさそうなので、アドインを無効にして、本体の機能を有効にする。
そして今後のKasperskyや、Outlookの更新を待って最新の状態にしてみる.... そんな感じのようです。
- アドインを無効にする
- Kaspersky 本体のメール保護機能を有効にする
-- それ以外にできることは?
クラッシュすると、Outlook はクラッシュしたアドインを自動で無効化し、
- CrashingAddinList
- DisabledItems
をレジストリに記録するので、これらが残っていると、アドインが正常に動かず再クラッシュする可能性が大きいため、アドインを使う場合には、これらを解除して復旧させる必要もあるようです。
その流れは...
- Outlook アドイン無効化 → クラッシュが止まるか確認
- Kaspersky Standard の メール保護(Mail Anti-Virus)を有効化
- Outlook の DisabledItems / CrashingAddinList を確認
- Outlook / Kaspersky の更新状況を確認
- それでも再発 → プロファイル再作成
Outlookのプロファイルを再作成するっていうのもありなんですね。
-- レジストリの調整:
まずはそれぞれのレジストリの場所から。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\<バージョン>\Outlook\Resiliency\CrashingAddinList
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\<バージョン>\Outlook\Resiliency\DisabledItems
の2か所。
なぜそこまで必要があるのか?
一度クラッシュした時のOutlookの動作:
- 読み込み時にエラーが発生
- 読み込みに時間がかかりすぎた
- アドインがクラッシュした(CrashingAddinList に登録)
- Outlook/Excel/Word がアドインのせいで異常終了した(DisabledItems に登録)
そしてこのレジストリキーが残っていると、アドインが有効になっているとクラッシュを繰り返してしまうということのようです。
ちなみに今回はOutlook(classic)の事例ですが、Excel/Word の場合は Outlook の部分が Excel / Word に置き換えて同様の手続きが必要になるようです。
その後はあまりこのエラーで Outlook がクラッシュする例は確認してませんが、その時にはアドインが要因の場合にはこうした対処が必要になるようです。
<参照>
2026年02月26日
マウスポインタが消える?
Outlook(classic)でそんなトラブルが確認されているようです。
Support 情報によれば、「Outlook インターフェイスの上にポインターを移動すると、マウス ポインターまたはマウス カーソルが消える場合があります」とのことです。恐らくすべてのPCでそうしたトラブルが発生しているわけでもなさそうなのでご利用環境に依存するものと思われます。
私の手元のものでは、特に問題なく利用できております。
「マウス ポインターは存在しませんが、メッセージ リスト内のメールは、マウス ポインターを合わせると色が変わります」ともあることから画面上には表示されていなくても、機能はしているんでしょうね。
【トラブルの発生環境とその回避法】
詳細な点はまだわかっていないようで、Microsoft 側でも情報を収集中(調査中)となっております。
対象製品:Outlook for Microsoft 365
法人向け、一般向け、Outlook for Microsoft 365 ともに、手元の環境ではこのトラブルは確認できておりません。
-- 回避法:
回避法というほどのものではありませんが、Webサイトによれば、
- Outlook メッセージの一覧にカーソルを合わせ、メールの色が異なる色に変わったら、メールを選択してみる
- 一旦、Outlookと異なるOfficeアプリ(PowerPoint)を開き、PowerPointで編集可能なウィンドウをクリック。マウスポインタが表示されたらOutlookに再度戻って確認してみる
- PC自体を再起動してみる(この場合、シャットダウンして電源を入れなおすのではなくあくまでも「再起動」を選択します)
といった方法が提示されております。
<参照>
2026年02月15日
メールに拡張文字などが入っていると疑問符などに置き換えられてしまう
年明け早々の KB5074109 の更新プログラム以降、Microsoft Outlook [Outlook(classic)] のトラブルが続いておりますが、KB5074109 の影響で、Outlook が応答しなくなったり、起動できなくなったりといったトラブルについては、無事 KB5078127 にて改善。とりあえずはトラブルは解消されております。
ただし今回の KB5074109 による影響は他にもあるようですが、もちろんうちの手元の環境では全く問題も発生していないので、うちと同様に特に問題が発生していない、あるいは Outlook の問題が解決すれば特に問題ない場合には、気にせずご使用いただいて問題ないわけです。KB5074109 自体は、セキュリティの更新プログラムで、
といったサイトにもありますが、必須なわけです。
さてそうした更新プログラムとの関係ではないと思われますが、Outlook(classic)にて発生している別の問題について今回はご紹介させていただきます。
サポートサイトにもメールの文章内に、「登録商標 (R)、アクセント付き文字 (é、ü、ñ など)、ポンド通貨 (£)、umlauts (1 文字以上の ̈)、その他の非 ASCII 記号など」の文字が入っていると、疑問符などに置き換えられてしまうという問題が確認されているようです。
もちろんそうした文字が入っていなければ全く問題ないわけですが、メッセージの中に「?」なんて文字が入っていた場合にはこれに該当するのかもしれませんね。
【回避策】
現在のところではまだ調査中となっていますが、一応3つの回避策が提示されております。
- Outlook Web Access (OWA) または新しい Outlook を使用する
- 以前のバージョンに戻して、問題に対処しているかどうかを確認
- 送信メッセージのエンコードを自動的に選択する Outlook を無効にする
バージョンを戻したり(Ver.2512 (ビルド 19530.20184)に戻す一例の提示があります)、設定を変更したりして次の更新まで待つ.... ぐらいしかなさそうですね。
【発生要件】
一応、フィードバックに基づいているようですが、
- Ver.2601 (ビルド 19628.20150) 以降
の製品で発生しているようです。
回避策2として取り上げられているものは、1月27日に提供された「Ver.2601 (ビルド 19628.20150)」で確認されていることから、その前の、1月21日に提供された「Ver.2512 (ビルド 19530.20184)」に戻す事例が紹介されております。
もちろんこうしたメールを受け取ってたり、あるいはメール送信者側でいえば、署名欄などに、「登録商標 (R)」 なんて文字が使われていたりすると、メールを受け取った側で発生しているのかもしれません。
<参照>
2026年01月26日
Outlook(classic) に影響を与えたWindows の更新プログラム「KB5074109」向けの修正プログラムの提供がスタート
以前「KB5074109 の影響で、Outlook(classic)が正しく動作しない」にてご紹介した Outlook のトラブルですが、その要因は、OneDriveやDropboxなどのクラウドストレージに、Outlookが使用する個人データファイル(PSTファイル)が保存されると発生しているものとのことのようで、これに対する Windows の修正プログラムの提供がスタートしました。
「KB5078127」という更新プログラムで、今回のこのトラブルの修正版となっています。
「KB5074109またはKB5077744が既にインストールされているWindows 11を実行しているデバイスのWindows Updateを通じて提供」されるというもので、これらの更新プログラムを一旦削除した場合には、Windows Update では入手できないので、Microosft Update カタログから、直接入手する必要があります。
【そもそもPSTファイルはクラウドにおいて利用できるものではない】
今回、OneDrive や DropBox に PST ファイルが移動してしまったりしたケースで、トラブルが発生しているケースが多いわけですが、別途取り上げる予定ですが、Outlook(classic)にてPOPアカウントを設定すると生成されるPSTファイルは、クラウドに置くとトラブルが発生するケースは以前から発生していました。
近いうちにこのあたりもご紹介させていただきます。
多くのケースでは意図せず、OneDrive の同期に伴って移動してしまったというケースが多いと思われますが、そうしたトラブルも重なってのことなのでしょうね。
【PCが起動できないトラブルも?】
今回の「KB5074109」については、他にもご利用環境によっては問題が発生するケースも報告されているようなので、この更新プログラムの動向については今後も注意する必要がありそうです。
一部メディアには「Microsoft investigates Windows 11 boot failures after January updates」(BleepingComputer)といった新たな問題が一部の環境で発生していると報道されていますが、こちらの件については、現時点では Microsoft 側からの情報はないようです。
【Windows10向けの KB5078129】
私自身は、Windows 10 上において、Outlook の問題は確認はしておりませんが、一応同様の更新プログラム「KB5073724」が提供されていることもあって、Windows 10 向けにも、KB5078129 という更新プログラムの提供が始まっております。
仮に Windows 10 をご利用の環境で発生している場合には、ご確認ください。
Outlook(classic)については、これで一段落しそうですが、まだちょっと気を許せそうにはないようです。
【2026/01/26 一部加筆修正】
<参照>
2026年01月21日
Outlook (classic) で発生しているその他の問題
KB5074109 の影響で、POP形式で Outlook(classic)に、アカウントを設定している場合、一部の環境下で、Outlookが正しく動作しない(例、繰り返し同じメールを受信する、送信しても送信済みアイテムにメールが残らない など)については、以前にもご紹介いたしました。
今回は、これとは別に現在発生しているトラブルについてご紹介させていただきます。
「従来の Outlook for Windows での最近の問題の修正または回避策」にも上がってますが、以下の様な問題が現在調査中になっております。
Windows の更新プログラムとの関係ではないでしょうけど、ちょっとたまたま重なって色々問題が発生しているようです。詳細は、上記リンクをご参照ください。
<参照>
2026年01月17日
KB5074109 の影響で、Outlook(classic)が正しく動作しない
Windows 11 をご利用のケースで、KB5074109 の適用以降、Outlook(classic)が起動できなかったり、何度も繰り返し新着メッセージを受信しなおしたりするというトラブル。すでに Microsoft の方でも確認されていて、現在調査中になっています。
「クラシック Outlook POP アカウントプロファイルは、KB5074109に更新Windows 11後にハングしてフリーズする」でも紹介されているとおりです。
【「KB5074109」という更新プログラム】
さて今回そのトラブルの元になっている「KB5074109」という更新プログラム。US時間1月13日、つまり1月の更新プログラムとして提供された更新プログラムになります。
その修正内容は、
- ネットワーク (既知の問題)
- 電源 & バッテリ
- セキュア ブート
- Windows Deployment Services (WDS)
- WinSqlite3.dll
と、当然ながら多岐にわたってます。
2026年6月に迫ってきたセキュアブートの有効期限問題、いわゆる「2026年問題」への対応なんてのも気になるところですね。詳細な更新内容については、「クラシック Outlook POP アカウントプロファイルは、KB5074109に更新Windows 11後にハングしてフリーズする」をご確認ください。
また、既知の問題として、今回ご紹介しているOutlookの問題以外にも、「Azure Virtual Desktop と Windows 365 での接続と認証の失敗」のようなことも紹介されていますので、こちらも上記サイトにてご確認下さい。
【Outlook(classic)が正しく動作しない】
さて今回ここで取り上げるのは、Microsoft Outlook/Outlook(classic)が正しく動作しない件になります。今回、実際にいくつかの環境下で確認したところ、症状が発生するケースと発生しないケースがあり、何が影響してそうなっているかまではわかりませんでしたが、症状が発生するケースについていくつか確認してみました。
-- Windows11+Outlook 2024 の環境下で確認されたこの症状 Aのケース:
最初に、このトラブルを確認したのが、このケース。
【症状】
Outlookが起動しない
【状況】
一度、Outlook を起動します。とりあえずメールの受信も正常にスタートし完了。
その後、一旦終了して、再度、Outlook を起動しようとすると、全く応答がありませんでした。
タスクマネージャーで確認してみると、もちろん画面には、Outlook は表示されていませんが、そのプロセスに、Microsoft Outlook が残ったまま。つまりこれが要因で起動できない状況のようでした。
一旦タスクマネージャーを利用して、Outlook をタスクの終了にて終了。
➡ すると正常に Outlook は起動してくるようになりました
ただし、正常に受信の作業が完了していないためか? 起動すると、先ほど一旦受信したはずのメッセージを再度受信していました。
-- Windows 11+Outlook 2021/Outlook2024 で発生するケースと発生しないケース Bのケース:
複数のPCにて確認させていただいたケースになります。
【症状】
- Windows 11+Outlook 2024/Outlook2021 でも発生していないものもあり。
- Windows 11+Outlook 2019 でも発生せず。
- Windows 10+Outlook 2019 の環境下でも同様に発生せず。
と発生しないものもあることから、すべての環境で発生するものでもないようでした。
【状況】
こちらのケースも最初のパターンと同様に Outlook が起動しなかったり、繰り返し同じメールを受信したりという状況でした。
-- Windows 11+Outlook 2024 送信済みアイテムが残らない? Cのケース:
【症状】
Windows11+Outlook2024 という環境下で発生。
ただし VAIOと富士通の2台の Windows 11+Outlook2024 という環境下で、富士通のPCでのみ発生。
VAIOについては、全く問題なく通常通り利用できておりました。
【状況】
こちらは、Outlookを起動し、一旦終了すれば、きちんと、プロセス上からも Microsoft Outlook は終了して消え、その後再度 Outlook を開けば起動もしました。
ただし、同じメッセージをサーバーからくり返し取得。つまりはちゃんと受信が終わったことになっていないため、再度起動すると受信し直しているよう様な症状でした。
さらに、自分が利用している他のメールアカウントにTESTメールを送ると、メールは正常に送信されておりましたが、送信側には、送信済みアイテムにメッセージが残らない... という症状も確認できました。
【暫定的な対処法】
Microsoft Q&A でも、さらには「クラシック Outlook POP アカウントプロファイルは、KB5074109に更新Windows 11後にハングしてフリーズする」でも紹介されているように、「KB5074109」が要因ということは間違いないようでした。
確かに、今回確認したすべての環境で、「KB5074109」 をアンインストールすると正常に稼働することから、この更新プログラムの影響であることも確認済み。
-- KB5074109 のアンインストール:
- スタート>設定>Windows Update>更新の履歴 と開きます
- 更新プログラムをアンインストールする をクリックします
- KB5074109 の所にある「アンインストール」をクリックします
とりあえず完了したら再起動しますが、このまま再起動してしまったりするとまた更新プログラムが入ってしまいますので、とりあえず1週間程度様子を見ることにして、Windows Update については、「一週間一時停止する」をクリックして、1週間程度様子を見ていただく方がいいのかもしれませんね。
ということで、とりあえずはこれで正常に Outlook は動作するようになるかと思いますので、しばらく様子を見て、修正プログラムなどが早々に提供されたらUpdate再開... そんな感じでしょうか?
「KB5074109」 という Windows 11 向けの更新プログラムは、Windows 10 (ESU適用済みのもの) 向けに提供されている 「KB5073724」 と同じような内容のもの。ただし、Windows 10の方でも同様の症状が発生しているか?というと、Windows 10 では問題ないようでした。
もっとも手元の一部の Windows 10 では、「KB5073724」 の更新に エラー「0x80073701」が出て失敗し続けているPCもあったりするのですが、この影響かは不明。1台だけこのエラーで更新できていないものがあるのも気になっているところです。
もっとも「0x80073701」のエラーは、破損したコンポーネントやシステムファイルが原因のケースがほとんどのようなので、普段から起動しなくなるケースが多いオンボロのこのPCの場合には、今回の更新プログラムの不具合とは関係なさそうです。DISMや、SFCなど一通り試してもダメなので、一度リカバリも必要かな?と思ってますが...
【2026/1/17更新】
ちょっと新たな事実を確認したので共有させていただきます。
Windows 11 24H2 + Outlook 2021 という環境で、今回の症状が発生していたPC。
ここでも紹介したように、KB5074109 を削除して、更新を一時停止にして終了しようとしたら、一時停止をしたのに、Ver.25H2 に更新してもらいたいとのリクエスト。
仕方なくいったん更新の一時停止を解除。すると当然ながら、まずは KB5074109 からインストールされました。そして再起動後に、Ver.25H2 をインストールしてみると.....
あれ? KB5074109 は導入済みの環境なのに、症状が再発せずに問題なく使えてたりする... Ver.25H2 にしたのがよかったのか?それとも、KB 5074109 を入れなおしたのが功を奏したのかは不明。
ということで、今回確認した Windows 11 Ver.25H2 の環境下では、KB 5074109 が入っていても問題は発生しないようでした。
あくまでも今回確認した事実ではありますが、すべての環境で同様になるかは不明です。もしかしたら更新を一時停止しなくても、KB5074109 を削除して再起動。再度これがインストールされた後には発生しないこともあるのか? あるいは、Ver.25H2 上なら問題ないのか? このあたりについては、また機会があれば確認してみたいと思います。
【2026/1/20更新】
参考までにご報告です。手元の Windows 10 (ESU適用済み)にて、エラー 0x80073701 が表示されて、「KB5073724」が更新できていなかった件ですが、結果的にインプレースアップグレードにて正常な状態に戻りました。
現在は、何事もなかったように正常に動作しております。
<参照>
2026年01月09日
「OutlPrnt」ファイルの再構築
Microsoft Outlook でメールを印刷しようとしても、「アイテムを選択しないと印刷できません」となって印刷ができない...
本来であれば、上記の画像にもあるように、Microsoft Outook でメールを開いて印刷をしようとすると、「メモスタイル」や「表スタイル」といったスタイルの選択や、プレビュー画面が表示されるはずです。
ところが、あるときいざOutlookでメールを印刷をした際、本来なら表示される、こうした印刷スタイルの選択画面も表示されない上に、プレビューも表示されない....。
【「OutlPrnt」というファイル】
Outlookの場合、印刷設定については、「OutlPrnt」というファイルに依存しています。つまりこのデータがなくなってしまうとか、破損したりすると、今回取り上げているような印刷できず、「アイテムを選択しないと印刷できません」となって印刷ができないといったトラブルが発生するようです。
--「OutlPrnt」ファイルの再構築:
こうしたトラブルが発生した場合、「OutlPrnt」ファイルの再構築が必要になります。
通常これらのファイルは、
「C:¥ユーザー¥(ログインユーザー名)¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Outlook」
にありますが、エクスプローラー開いてもなかなかこのフォルダにたどり着けないのであれば
- Windowsキー+R としてファイル名を指定して実行の画面を表示します
- 名前のところに、「%userprofile%\AppData/Roaming/Microsoft/Outlook」と入力してOKをクリックします
これで該当フォルダに移動できます。
ここを開いたときに「OutlPrnt」というファイルがあったら、このファイルをデスクトップなどに一度ドラッグして移動します。
その後、改めてOutlook を開いて、印刷してみてください。今度はちゃんと印刷できるようになるかと思います。
※ このファイルは該当フォルダになくなると自動的に再生成されます。今回ドラッグするだけにとどめて削除まではしてませんが、仮にその後、Outlookを起動して正しいファイルが生成されていれば、デスクトップなどに移動したものは、削除していただいても問題ありません。
このあたりを、Copilot に確認してみたところ...
「OutlPrnt」は、Microsoft Outlook が印刷処理を行う際に使用する一時的な設定ファイル(OutlPrntファイル)を指します。このファイルには、印刷レイアウトやプリンター設定、ページ設定などの情報が保存されていて、Outlook の印刷プレビューや印刷動作に関わっています。
※ 場所:通常は以下のパスにあります
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Outlook\OutlPrnt
※ トラブル例:「印刷プレビューを表示できません」や「印刷できない」といったエラーが出る場合、このファイルが破損している可能性があります。
※ 対処法:OutlPrnt ファイルを削除またはリネームすることで、Outlook が新しい設定ファイルを自動生成し、問題が解消されることがあります。
ということでした。
またCopilot によれば、「OutlPrnt」ファイルは、Outlook の「印刷」機能を一度でも使ったことがある場合にだけ作成されるものだそうで、一度も印刷したことがない場合には表示されないもののようでした。
手元の Outlook 365 ではなかったのは、そういえば印刷なんて使ったことなかったからなんでしたね。
<参照>
2026年01月06日
メールの受信を始めるもののエラーでメールが受信できない
あまり見たことがないエラーメッセージがでてたので、ご紹介することにしました。
Microsoft Outlook/Outlook(classic) を起動すると、送信は早々に完了するものの、受信が全く進まず結果的に表示されたエラーのダイアログボックスに、
「Either there is no defauld mail client or the current mail client cannot fulfill the messaging request.Please run Microsoft Outlook and set it as the default mail client.」
というメッセージが....。
ざくっと翻訳すると「デフォルトのメールクライアントが存在しないか、現在のメールクライアントがメッセージの送信要求を実行できません。Microsoft Outlook を起動して、デフォルトのメールクライアントとして設定してください。」という内容。
【エラー内容だけじゃわからない】
まずは簡単に環境から。今回エラーが発生していた環境は以下の様な状況でした。
- OS:Windows 11 Ver.25H2
- メールクライアント:Microsoft Outlook 2016(ストアアプリ版)
- メールアカウント:Plala
そうなんですよね? Outlook 2016 は当然ながらサポートも終了しているし、ましてやサポート終了以前にトラブルも多くて、とっくに提供が
終了しているストアアプリ版の Office Home & Business 2016 についている「Microsoft Outlook 2016」でした。
-- メールの利用環境:
まずはエラー内容通り、デフォルトのメールクライアントになっていないのかどうか、確認してみました。そしてこれは問題ありませんでした。
一応、Outlook(new)もインストールはされていましたが利用されている形跡はなく、アカウントも設定されておらず、さらに他にはメールクライアントはありませんでした。
-- メールアカウントの設定状況:
続いて確認したのが、アカウントの設定状況。特に、Plala の場合には、
- ぷららメールをメールソフトで利用いただく際の設定確認のお願い
- メールソフト推奨設定の確認および対処方法
- 【重要】ぷららメールのシステム切替に伴うお願い、メールオプションサービス終了のお知らせ【12/11更新】
- ぷららメールにおける送信DMARCポリシー変更のお知らせ
と、2025年は様々なシステム変更もあって、古いままの設定によっては送受信できなくなるという状況が十分考えられたからです。
ですが今回のケースは当てはまりませんでした。
既に secure サーバーの設定になっており、特に間違えは見当たらない。さらにWebメールを確認すると、ちゃんとメールも届いていました。メールサーバーの空き容量にも問題はありませんでした。
【表示されたエラー内容】
次に、冒頭にご紹介した「Either there is no defauld mail client or the current mail client cannot fulfill the messaging request.Please run Microsoft Outlook and set it as the default mail client.」のエラー内容そのもので調べてみました。
Microsoft のサポートページにも同じエラー内容について、「Office プログラムからファイルを送信するときに発生する「既定のメール クライアントが設定されていない」エラー」な情報もありましたが、送信ができないんじゃなくって、受信ができないのでちょっと違う。
上記サイトで紹介されているものも結局レジストリの修復というお話でした。
【「Cドライブ」の空き容量の問題だった】
おそらく今回遭遇したこのエラーは、様々な理由で表示されるものなのでしょう。なので、Webで調べても、
- デフォルトのメールクライアントとして設定する
- アドインを無効にしてみる(セーフモードで起動してみる)
- レジストリの修正
といったことぐらいしか出てこない。
同時にセキュリティソフトが何度やってもエラーで更新ができなかったりするので、ふとエクスプローラーを起動してみると... なんと「Cドライブ」が真っ赤。空き容量が、60Mb(全体:128Gb)しかない。
もともとCドライブが少ないのに、じゃんじゃん保存したり、アプリをインストールしたことで、セキュリティソフトも定義ファイルの更新などができなくなっていたわけですね。
そこで、とりあえずCドライブの不要なファイルや、不要なプログラムを削除し、移動が可能なデータは、一旦Dドライブ(全体:1Tb)に移行し、約30Gbの空き領域を確保。
これでウィルス対策ソフトは正常に定義ファイルも更新が完了。そこで、改めて Microsoft Outlook を起動してみると... あれれ受信がスタートしました。そして無事すべて受信が完了!
ストアプリ版のOutlookなので、Outlookの個人設定ファイル(PSTファイル)は、ドキュメントにはないので、場所(C:\Users<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Outlook)を確認し一応、Office自体の再インストールも脳裏を横切ったわけですが、そこまでしなくてもよくなったので一安心でした。
こうなるとあらゆる可能性を一つずつチェックしていかないと行けなくなるので、エラーメッセージだけで判断できないのはつらいですね。それにしても、Cドライブの空き容量不足でもこうしたエラーがでてくるのですね...。
<参照>
2025年11月01日
iCloud メールの設定がより簡単に
新しいOutlook などの「Outlook」から、iCloud メールアカウントの設定が、より簡単に行えるようになりました。今後は、これまでのようなアプリパスワードをわざわざ作成する必要がなくなります。
従来であれば、Outlook に iCloud のメールアカウントを設定する場合、Apple のサイトにアクセスして、事前にアプリパスワードを取得した上で設定する必要がありました。
OAuth 2.0 認証プロトコルを使用して、Apple アカウントでサインインするだけで、Outlook の iCloud メール、カレンダー、連絡先にアクセスできるようになります。
--手順:
- 新しい Outlook for Windows に表示されるメール アカウントの追加します
- ブラウザを起動し、iCloud に移動しApple アカウントにサインインします
- Microsoft Outlook アプリやサービスに Apple アカウントへのアクセスを許可します
- 新しい Outlook for Windows での電子メール アカウントのセットアップが完了します
【対象デバイス】
今回の新たな認証フローを使用した iCloud メール、カレンダー、連絡先にアクセスする機能は、
- 新しい Outlook for Windows
- Outlook for Mac
- Outlook for iOS および Android
に展開されます。
なおすでに Outlook で iCloud をすでに設定している場合、今後数か月以内にサインインを求められ、新しい OAuth 2.0 フローを使用して再認証されるようです。
今後、すでにOutlookに iCloud アカウントを作成してご利用になっている方は、サインインを求められる事があるようなのでご注意ください。
<参照>
2025年09月07日
Outlook(new)から "new" がとれて「Outlook」へ
従来からある Microsoft Outlook も、その後、Outlook(new)が登場。これにともない、Outlook(classic)に改名。
Windows 11 においては、デフォルトで "新しいOutlook" 「Outlook(new)」がプレインストールされるようになりました。
Outlook 周りの環境もだいぶ変わりつつあるので、ここ最近変わってきていることなど整理してみました。
【PSTファイルへの対応状況】
これまでにも何度か取り上げていますが、Outlook(new)の "PST" ファイルへの対応状況について再度確認してみました。
前回、6月に取り上げた上記の記事の際、PSTファイルからメッセージデータについては取り込めるようになったことをご紹介しました。
さてその後の進捗状況を、Microsoft 365 ロードマップにて確認してみました。
Microsoft 365 の Outlook について、「#pstfilesupport」というタグがついているもの、さらにはその対象が Worldwide となっているものについて取り上げてみました。
-- Windows向け
8月ロールアウト:
9月ロールアウト:
・Outlook: Import calendars and contacts from PST file to mailbox in new Outlook for Windows(Worldwide)
-- Mac 向け:
11月ロールアウト:
Windows 向けには、2025年9月には、カレンダーや連絡先も Outlook(new)に取り込めるようになりそうです。
【Outlook(new)から "new" がとれた】
さて見た目の違いという点ですが、冒頭でご紹介した Windows 11 のメニュー画面。
ご覧いただくとおわかりいただけると思いますが、当初ここには、「Outlook(new)」と「Outlook(classic)」が並んでいましたが、新しいOutlookでもある「Outlook(new)」から、"new" が外れて、「Outlook」という表示に切り替わりました。
法人ユーザー向けには、メッセージセンターで、その旨通知もあったようです。
アイコンは、当然以前と同様ですが、プログラム名は、
- 新しいOutlook: Outlook
- 従来のOutlook: Outlook(classic)
となっていますので、ご注意ください。
一歩ずつ着実に、Outlook と言えば、「新しいOutlook」の方になりつつありますね。
【追加】
そうそう、もう一つだけ追加しておきます。
以前にも取り上げましたが、Office 2024 から、統合パッケージ版の製品構成がかわって、Microsoft Outlook/Outlook(classic) がついてこないものもあります。
・Microsoft Office Home 2024:
Word、Excel、PowerPoint、OneNote
・Microsoft Office Home & Business 2024:
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote
となっております。
時々、Microsoft Office Home & Business のユーザーで本来であればあるはずの、MirosoftOutlookがない...なんてケースが以前にもありましたが、そうしたユーザー向けには以下の所からダウンロードできるようになっています。
当然ながら、Microsoft Office Home 2024のユーザーにはこの製品はついていないので、インストールしてもライセンスがないため利用できませんのでご注意ください。
<参照>
・Import support for data files in Outlook(Worldwide)
・Outlook: Sharing Word, Excel, and PowerPoint local files through the new Outlook for Windows(Worldwide)
2025年08月31日
"Outlook Today" が非推奨に、そして廃止へ
私自身もあまり使ってはいなかったので、どの程度の方がご利用なのかはわかりませんが、Microsoft Outlook/Outlook (classic) の "Outlook Today" というページが廃止されることが発表されました。
8/27付で公開された「Outlook Today とフォルダー ホーム ページの廃止」で公開されたもので、「従来の Outlook for Windows での最近の問題の修正または回避策」からもリンクが貼ってありました。
【「Outlook Today」とは?】
Microsoft Outlook あるいは Outlook (classic) を起動した際、その日の予定やタスクなどを表示してくれていた、Outlookの表紙ともなるページ。
「Outlook Today を既定のページにする」にもあるように、Outlook を起動したら、まずはこの画面が表示される... という形でご利用の方もまだいらっしゃるかもしれません。起動時に表示するかどうかは、Outlook Today のカスタマイズの所から設定を変更できます。
3枚目の画像は、Outlook (new) のものですが、こちらでちょうど、予定表とか、TODO も起動時に表示できるようになりますが、これに該当する機能になります。
※ そうそう、ちょっと前から、Outlook(new)は、"new" が外れて、「Outlook」のみとなりました。いよいよ従来の Outlook(new)といっていたものが、Outlook ブランドを引き継ぐことになりましたね。
さて Internet Explorer のサポートが、2022年6月16日に完全に終了。これに伴い、Internet Explorer の本体とも呼べる そのレンダリングエンジン MSHTML(Trident)は2029年にサポート終了が予定されています。この頃には、現在 細々と残っている Microsoft Edge の IE モードも完全に終了することになるのでしょうね。
その背景には、「2036年問題」を目前に控えているといった背景も。
さて「Outlook Today とフォルダー ホーム ページの廃止」にもありますが、IE の終了に伴い MSHTMLも廃止。これとともに、Outlook Today と Folder Home Pages は非推奨扱いになっていました。
【「Outlook Today」廃止へ】
現在も、すでに非推奨になっているこの機能ですが、Outlookチームからは、以下のスケジュールで完全に廃止するとの発表がありました。
-- 2026年8月:
Ver. 2608 で 2026 年 8 月から非推奨
-- 2027年8月:
Ver. 2708 以降、この機能は完全に無効
もちろん 即廃止...と言うわけではありません。しかし、2027年8月以降は、フォルダー ホーム ページと Outlook Today は機能しなくなります。
ということで、この機能をまだご利用になっている方はご注意ください。
それにしても、32ビットアプリが動かなくなる2032年問題とか、先日ちらっとニュースでも見ましたけど、今年は昭和100年に当たるとかで、2025年問題...何てあったりもする。何か?そっちの方が気になり始めてます。
2025年問題:昭和100年問題とも言われれ、昭和換算で2桁しか対応していないシステムが障害を起こす可能性がでてくる
2036年問題:32ビットで構築されているNTPのシステムが扱える上限値の限界となる
2038年問題:UNIX時間で扱える値の上限値の限界となる
「20xx問題」...いろいろありますね。
<参照>
2025年08月07日
Outlook(classic)で表示されるメッセージの行間隔が広がってしまった!
メールを見ていたり、メッセージの作成中にどこを押してしまったのか? 突然、メッセージの行間が広がってしまう...
本来であれば上記のように表示されていたものがどこかを押してしまって....
と行間が異常に広がってしまった。
よくあるものなのか? ネットで検索すると結構でてくるですが、備忘録としてこのブログでもご紹介させていただくことにしました。
【イマーシブリーダーとは?】
今回の要因は、"イマーシブリーダー" という機能が有効になったために発生したものでした。
ちょうどこの画像にもありますが、"イマーシブリーダーを閉じる" をクリックすれば元の状態に戻ります。もちろん「イマーシブリーダー」が有効であっても、「テキストの間隔」のところで調整はできます。
-- "イマーシブリーダー" とは?:
さてではそんな「イマーシブリーダー」とはどんな機能なのか?
アクセシビリティの機能の一つになります。
マウスをポイントすると上記のように説明が表示されます。
また「Outlook 用のアクセシビリティ ツール」にもありますが、スクリーンリーダーを利用してメッセージを読み上げてもらったり、メッセージを音声入力したりと言った音声による機能がサポートされます。
せっかくなので、Microsoft Edge の Copilot モードで聞いてみました。
まぁ今回はあれ?ってことになったのですが、便利なツールではあるので機会があったら使ってみるといいかもしれませんね。ただしこれが有効だと行間が広がったりするってことも、ちょっと頭の片隅に置いておきたいところです。
<参照>
2025年07月25日
Office Insider Beta Channel ユーザーで、Outlook(classic)が起動しない
Office Insider Beta Channelを利用の方向けに提供されている
- 2025年7月17日 バージョン 2508 (ビルド 19115.20000)
- 2025年7月15日 バージョン 2508 (ビルド 19113.20000)
において、不具合が確認されており、一部ユーザーで Outlook(classic)が起動できない問題が発生するようです。
「Microsoft 365 Insiders Program に登録されている特定のユーザーは、従来の Outlook for Windows を起動できません」によると、すでに2025年7月22日付で、バージョン 2508 (ビルド 19119.20000) の提供がスタートしており、こちらで修正済みのようです。
Ver.16.0.19119.20000 以降をあてることで改善するようなので更新がまだの方は、一度最新バージョンまで更新してみてください。
<参照>
2025年06月25日
Outlook(new) における PST ファイルへの対応 Part. 3
たまたま TechCommunity Blogs で、Outlook Team を見ていたら、ちょうどちょっと前にUPされた「Embracing the future: Transitioning to new Outlook for Windows」な記事がありました。
そんな中でちょっと気になったのが、
- Offline capabilities
- PST capabilities
もちろん、その他のものについても今後の 新しいOutlook を使用する上では気になる記事ではありますが、今回はこの2点について改めて確認してみました。
【オフラインでの使用】
Outlook(new)は、リリース当初より、オフラインでは利用できない状況が続いていました。てっきりそのままかと思いしや、実はオフラインでもメールが見られるようになっていたようです。
当然ながら Outlook(classic)はオフラインでも利用は可能です。これに対して当初はオフラインだとエラーになっていた Outlook(new)ですが、現在手元の Windows 11 の環境で確認してみても、すでに オフラインでの利用は ON になっており利用が可能になっていました。
ただし、「Outlook でオフライン作業する」の中にもありますが、メールなどはご覧になれるようですが、一部またロールアウト中の機能などもあり、オンライン・オフラインと同じように利用できるようにはなっていないようです。
【PSTファイルのインポート】
さて前回対応状況について取り上げたPSTファイルの状況。Microsoft 365 ロードマップをみていると、まだ先なのかな?と思っていましたが、今回のブログの記事を受けて確認してみると、手元の環境では、インポートが可能な状況になっておりました。
手元の、Outlook(new)を改めて確認してみると、設定>全般 と入ると、「Outlookデータファイル」という項目があります。
こちらをクリックして見ると、「ファイルを追加」ボタンが表示されております。ただし現段階では、PSTファイルの中からメッセージデータのみが取り込めるような状況。予定表や、連絡先についてはまだ取り込みは出来ないようなのでご注意ください。
また「新しい Outlookで .pst ファイルを開くには、従来の Outlook もインストールする必要があります」とあることから、Outlook(classic)のない環境では利用できない様なので注意が必要です。
最も全く出来なかったところから、メッセージデータのみであっても取り込みが可能になったのは大きな一歩ですね。
【2025/07/18 更新】
「Embracing the future: Transitioning to new Outlook for Windows」の日本語版が公開されました。
・未来に向けた進化 : 新しい Outlook for Windows への移行(Japan Exchange & Outlook Support Blog)
こちらもぜひご参照ください。
<参照>
2025年06月18日
Outlook(new) における PST ファイルへの対応 Part. 2
今年の1月に、「Outlook(new) における PST ファイルへの対応」といった記事をご紹介しました。
最近この記事へのアクセスが非常に多いようなので、半年たった現在のその後の状況について、「Microsoft 365 のロードマップ」にて確認してみました。
【PSTファイルの取り込み】
「Microsoft 365 のロードマップ」にて、Microsoft Outlook/Outlook(classic) における今後の展開についてチェックしたのが以下のものになります。
対象製品:Outlook for windows、Outlook for mac
状態:In Development、Rolling out、Launched
クラウドインスタンス:Worldwide
新規または更新:すべて
として検索してみると、
- In development (45)
- Rolling out (21)
- Launched (81)
と、以上 合計で 147件の情報がヒットしてきました。
そしてこの中で、PST ファイル の Outlook(new) へのインポートに関するものは以下のようなものがありました。
- Outlook: Import emails from PST file to mailbox in new Outlook for Windows
ロールアウト開始:2025年9月 - Outlook: Import calendars and contacts from PST file to mailbox in new Outlook for Windows
ロールアウト開始:2025年9月 - Import support for data files in Outlook(Outlook for mac)
ロールアウト開始:2025年11月(Preview 2025年9月) - Outlook: Read-only access to contacts within a PST file in new Outlook for Windows
ロールアウト開始:2025年8月 - Outlook: Read-only access to calendars within a PST file in new Outlook for Windows
ロールアウト開始:2025年8月
ざっと拾ってみました。
取り合える現時点では、まだ開発中ではありますが、2025年9月の予定のようです。
これが出来ないと、Microsoft Outlook/Outlook (classic) から、Outlook (new) へのシフトは出来ないので、今後もこの動向は気になるところです。
<参照>
2025年06月10日
New Outlook for Windows に届いたWordデータを印刷できない
Outlook for Windows に関して2件ほど現在発生している既知の問題についてご紹介させていただきます。
【添付されたWord データが印刷できない】
まずはちょっと前になりますが、US時間5月22日にUpされた情報です。
New Outlook for Windows で受信したメールについているWordの添付ファイルを印刷しようとすると、サーバーエラーなどが発生することが確認されているようです。Excel や PowerPoint のデータでは発生しません。
メールに添付されたWordデータを開く際、プレビューすることを選択し、[印刷]ボタンを選択。
Microsoft Wordのダイアログボックスに[PDFを開く]ボタンが表示されますが、この際、ユーザーが「PDF を開く」ボタンを選択すると....
- 何も起こらない
- サーバーエラー「404 - ファイルまたはディレクトリが見つかりません」が表示される
といった症状が確認されているようです。
-- 回避策:
回避策としては、Word on the web あるいは、Word のデスクトップ アプリを使用して、ドキュメントを印刷することで回避は可能なようです。
横に並んだプレビュー ウィンドウで Word 文書を開いた後、上部にある [Word で開く] ボタンを選択し、[Web 上の Word で開く] または [Word デスクトップ アプリで開く] を選択して、文書を印刷します。
こちらのトラブルについては、現在も調査中のようです。
【その他の現在発生中の Outlook for Windows の既知の問題】
既知の問題の日本語サイトにはまだ掲載されていないものですが、USサイトの「Fixes or workarounds for recent issues in classic Outlook for Windows」において、現在以下の3つの問題が6月に確認された既知の問題として対応中のようです。
詳細は各サイトをご確認ください。
<参照>
2025年05月15日
Outlook for mac でサインインができない
Outlook for mac にて、一部の法人向け製品で現在サインインができないトラブルが発生しています。
残念ながら、「Errors CAA2000B, 4usqa, and 49dvs when trying to sign in to classic Outlook and Outlook for Mac」という英語版のページしか現時点では用意されていませんが、一応暫定的な回避策も提示されております。
現在対応中のようでもありますし、一時的にWebメールをご利用いただくか?あるいは上記サイトで提示されている暫定的な対処法にて対応していただいて、次の修正までお待ちいただくか?のいずれかになるようです。
一応上記サイトによれば、これに関連したインシデントとして、ID: EX1072812 が提示されていました。
【2025/5/15更新】
「Errors CAA2000B, 4usqa, and 49dvs when trying to sign in to classic Outlook and Outlook for Mac」によれば、
US時間 2025年5月14日のサービスの変更によって修正されたようです。
<参照>
2025年04月28日
ニュースレターのようなメールをスクロールしていると、スキップしたり、一時停止したりする
Microsoft Outlook/Outlook(classic)で、ニュースレターのようなメールを受信しているケースで、画面をスクロールしたりすると、通常のメールよりもスクロールが飛び跳ねる場合があります。スクロールによってテキストがスキップされたり、メール内の予期しない場所で一時停止したりすることが確認されています。
日本語サイトでは、「ニュースレターのメールをスクロールすると、従来の Outlook がジャンプする」のように回避策として、「Typography improvements in Word and Outlook for Windows」のところで紹介されているタイポグラフィーの機能強化として追加された機能でもある「 高度な文字体裁を使用する」をオフにすることで回避できることが紹介されています。
【回避策】
ここで紹介されている回避策は、以下の通りです。
1) Microsoft Outlook/Outlook(classic) を起動します
2)ファイル>オプション>メール>編集オプション>詳細設定 とクリックして開きます
3) "高度な文字体裁を使用する" をオフにします。
【ステータスは、修正済みへ】
USサイトを見ていると、US時間4月24日付で「Word チームは、2025 年 4 月 8 日にサービスから変更を加えることで、この問題を軽減。ベータ チャネル Ver.2405 (Build 18811.15030) と最新チャンネル(プレビュー)と最新チャンネル Ver.2405 (Build18827.20000) において、長期的な修正プログラム」を実装したことで、「修正済み」となっているようです。
<参照>
2025年04月25日
Office 2024 の製品構成
Office 2024 が販売されて早くも半年余りたとうとしています。すでにご使用の方はご存じかと思いますが、Office 2024 の統合パッケージについて改めてご紹介させていただきます。
【"Home Edition" と "Home & Business Edition"】
2024年10月にリリースされた Microsoft Office の統合パッケージ Office 2024 において、一般向けにリリースされている製品には以下のような製品があります。
- Office Home 2024
- Office Home & Business 2024
- Office Professional 2024
今回は、PCと一緒に購入されるケースの多いプレインストール版を例にご紹介します。基本的な製品構成は、法人向け製品も一緒ですが、法人向けLTSC版についてはの詳細は「Office LTSC 2024 の概要」をご参照ください。
-- Office Home 2024 には Microsoft Outlook はない!:
「Office Home 2024」と「Office Home & Business 2024」をご覧いただければ一目瞭然ですが、現在の Office 2024 の統合パッケージの場合、その製品構成は以下のようになっています。
- Office Home 2024:
Word、Excel、PowerPoint - Office Home & Business 2024:
Word、Excel、PowerPoint、Outlook
Office 2021 までであれば、
- Office Personal 2021:
Word、Excel、Outlook - Office Home & Business 2021:
Word、Excel、Outlook、PowerPoint
だったわけで、名称もさることながら、Office Home 2024 になると、Microsoft Outlook/Outlook(classic)はついてきません。代わりにニーズの多い "PowerPoint" がついてきています。そいう言う意味では個人的にはお得な感じもしますね。
【新規インストールでは、Home&Business Editionでもインストールされていないケースもある】
一応、Office Home & Business 2024 であれば、Microsoft Outlook がついているので当然ながらライセンスは含まれています。ですが、新規にインストールした場合、 Outlook がインストールされていないケースがあります。
以前に、
にてご紹介させていただきましたが、これは Microsoft 365 Personal などでも新規にインストールするケースでも Microsoft Outlook がインストールされないケースもあります。
【対処法】
当初こうした状態になった際に、Microsoft の方から案内されていたサイトが「新しい Windows PC では従来の Outlook を開くことができません」になります。
ただしこちらのサイトが公開された当初は、ダウンロードできるものが英語版のみだったりと、あまり推奨されるような状況ではなかったわけですが、現在は、このサイトからちゃんと日本語版もダウンロードが可能なので、必要な方は追加で Microsoft Outlook をダウンロードしてインストールしてください。
ただし...
あくまでも、Microsoft 365 をご利用だったり、Office Home & Business 2024 のライセンスをお持ちの方がダウンロードしてインストールする分には問題ありませんが、ライセンスのついていない、Office Home 2024 をご利用の場合や、ライセンスをお持ちではない場合にはライセンス認証ができませんのでご注意ください。
Office Home 2024 がプレインストールされているPCを購入されたりした場合、「Outlook」とあるものは、Windows 11 に標準搭載されている「Outlook(new)」となりますのでご注意ください。
国内の一部プロバイダーなどの場合、Outlook(new)ではアカウントが設定できないケースがあります。その場合には、Thunderbird などほかのメールアプリをご利用ください。
「【重要】新しいOutlook(Outlook new)でメールアドレスが設定できない事象について/イッツコム」にもありますが、国内のプロバイダーなどが提供するメールアドレスの一部で、POPの認証のアカウント名にメールアドレスが使用されていないところの場合(メールアドレスの@より左の部分をPOPアカウント名として使用しているケース)には、Outlook(new)では、アカウントの設定ができません。
マンション専用のプロバイダーなどでも同様のケースがあるようなので、その場合には、Thunderbird をご利用ください。詳細は、プロバイダーなどサービス提供元にご確認ください。
<参照>
2025年04月15日
Microosft Outlook / Outlook (classic) で発生している既知の問題
2025年4月に入って Microsoft Outlook で確認されている既知の問題と、解決した問題についてご紹介させていただきます。
上記のように当然ながらUSサイト以外にも、各国の言語に対応したサイトも用意されているので、日本語サイトもあります。
これまでにも時々触れていましたが、USサイトで情報が公開されても、その情報がすぐに日本語サイトに反映されるわけではないため、Microsoft Edge だったりすると、翻訳機能などを使用して日本語でご覧になっていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
さてそんな Microsoft Office に関連した既知の問題についての情報ですが、Microsoft Outlook について、CPU使用率が跳ね上がってしまう問題が紹介されていましたので、その他解決した問題も含めてご紹介します。
【既知の問題】
「Fixes or workarounds for recent issues in classic Outlook for Windows」によれば、解決に至った問題2点と、現在発生している問題1点が紹介されております。
-- 既知の問題:
【症状】Outlook (classic)でメールを作成したときに、CPU の使用率が最大 30% から 50% 急上昇し、電力消費量が増加することがある
【対象製品】Current Channel/Monthly Enterprise Channel/Insider channels で、Ver.2406(ビルド 17726.20126)以降
【状況】現在調査中
【回避策】Enterprise Channel の場合には、問題が観察されていない半期チャネルにバージョンを変更することでも回避できるようですが、一般向けの製品の場合には、回避策は現時点でありません。
-- 解決した問題:
さて一方で解決に至っている問題です。
1) KB5002700 の影響で、Office 2016 が、応答なしになってしまう症状は、「April 10, 2025, update for Office 2016 (KB5002623)」の適用で改善に至っています。
2) 今年から コンシューマー向けの Microsoft 365 には、Microsoft Outlook/Outlook(classic) がついてこなくなった関係で、「新しい Windows PC では従来の Outlook を開くことができません」にあるリンクから、ダウンロードしようとすると、英語版の Outlook 2016 鹿ダウンロードできませんでした。これは、そのダウンロードリンクの設定で、「スタンドアロンのダウンロード リンクで適切なロケールではなく en-us "clcid" が使用されたため」とのことでした。
ただしMicrosoft Storeからのダウンロードの方はいまだ間違った言語のものがダウンロードされるケースがあるようです。こちらについては、2025年4月14日月曜日以降に順次修正に入るようです。
なので当面はご利用の言語環境にあったものをダウンロードするのであれば、Microsoft Store ではなく、ダウンロードリンクの方からダウンロードしてくださいとあります。
<参照>
2025年02月28日
Microsoft 365 を新規にインストールした場合、Outlook(classic) がない! Part 2
以前に「Microsoft 365 を新規にインストールした場合、Outlook(classic) がない!」をご紹介させていただきました。
まだまだそうした事例も少ないのか? Microsoft コミュニティをのぞいても同様の事例がなかったわけですが、追加情報でもご紹介しましたが、海外で「Outlook classic dropped from Microsoft 365」を確認。まさにビンゴ!だったので、さっそく再度うちの環境で試してみました。
【まずはアンインストール】
まずは既にインストール済みの Microsoft 365 をアンインストールして、削除後、PCを再起動。
今回は、普通にコントロールパネルから削除いたしました。
【"オフラインインストーラー"を利用してインストール】
通常、Microsoft 365 をインストールする際、サービスの画面から、サブスクリプションのインストールという流れでインストールします。この際特に32ビット版とかこだわってインストールする必要がなければ Microsoft 365(既定)として、64ビット版をインストールするケースが多いかと思います。
ただし、そのまま既定のインストーラーでセットアップしてしまうと、Microsoft Outlook/Outlook(classic) の入っていないバージョンがインストールされてしまいます。
そこで「Outlook classic dropped from Microsoft 365」でも紹介されているように、「オフラインインストーラー」をダウンロードしてインストールすることになります。
-- オフラインインストーラーのダウンロード:
1) まずはサブスクリプションのサイトにアクセスして、Microsoft 365 のインストールに進みます
2) インストールをクリックすると、以下のようなダイアログが表示されますので、「Microsoft 365(既定のバージョン)」のところをクリックして、「オフラインインストーラー」に変更します
3) 「O365HomePremRetail.img」というプログラムがダウンロードされます
-- Microsoft 365 のインストール:
1) ダウンロードした、「O365HomePremRetail.img」というプログラムをダブルクリックして実行します
3) 新たなドライブとしてマウントされて、開いた画面にある「Setup.exe」を実行します。バージョンとして、"16.0.17928.20148" と表示されていることからして、ちょっと古いバージョンみたいですね
4) インストールがスタートすると、その進捗状況を示すダイアログには、ちゃんと "Outlook" がありますね。そしてインストールが完了
5) ただしインストールされたのは、「Ver.16.0.17928.20148」なので、さっそく更新を実行
6) 更新が完了してみると、Ver.2502(ビルド18526.20118)/Ver.16.0.18526.20118 に無事更新も完了し、最新バージョンまでたどりつきました
ということで、「Outlook classic dropped from Microsoft 365」でも紹介されていたように、「オフラインインストーラー」を利用すれば、無事 Microsoft Outlook / Outlook(classic)付きの Microsoft 365 がインストールできることを確認いたしました。
【2025/03/01更新】
ちなみに、オフラインインストーラー(「O365HomePremRetail.img」というイメージファイル)をダブルクリックして、インストールすると、以下のエクスプローラーにもあるように、Office のセットアッププログラムの含まれたデータが新たなドライブという形でマウントされます。
「O365HomePremRetail.img」を右クリックして "マウント" としても同様です。またこの ディスクイメージ(img)ファイルは、"ディスク イメージの書き込み" としてメディアに書き出すことも可能です。
一度マウントされたデータは、PCを再起動してもそのままなので、不要になったら、右クリックして、"取り出し" をクリックすれば表示されなくなります。
<参照>
2025年02月18日
Microsoft 365 を新規にインストールした場合、Outlook(classic) がない!
今回、Microsoft 365 Family を共有設定して別の Microsoft アカウントでサインインしている PC に、Microsoft 365 Family をインストールしてみたら、Microsoft Outlook、昨今の名称的に言えば 「Outlook (classic)」がインストールされませんでした。
当然ながら利用するライセンスはあるので使えないわけではないんですが、もう新規には自動では Microsoft Outlook はインストールされないんでしょうね....
ということで、今回はそんな Microsoft Outlook を利用したい方向けに、ダウンロードなどについてご紹介いたします。
【あるはずの Microsoft Outlook がない!】
通常であれば、Microsoft 365 のサブスクリプションをインストールすれば、
- Microsoft Access
- Microsoft Word
- Microsoft Excel
- Microsoft PowerPoint
- Microsoft Outlook
- Microsoft OneNote
といった各アプリがインストールされるはずです。
これがちょっと変わりつつあるようです。今回、リカバリしたPCに新たに Microsoft 365 Family にて共有したアプリをインストールしてみました。すると本来であれば「O」のところに並んであるはずの「Outlook(classic)」と「Outlook(new)」。でもご覧いただければお分かりいただけるように、メニューには、項目がありませんでした。
気になって、実行プログラムのあるフォルダを開いてみても、Outlook.exe がありませんでした。
インストールに失敗している?とも思えないので、新規インストールでは、デフォルトでは outlook.exe は導入されないのかもしれませんね。
Microsoft Q&A でも、Office Home & Business 2024 のユーザーの方で、Microsoft Outlook がない... なんて投稿を見かけもしましたが、そんなときのために、「新しい Windows PC では従来の Outlook を開くことができません」で紹介されているように、別途ダウンロードが可能になっているようでした。
【Outlookのインストール】
さて早速「新しい Windows PC では従来の Outlook を開くことができません」にアクセスすると、スタンドアロン版をダウンロードするか? Microsoft Store からダウンロードするか?のいずれかを選択することになります。
今回は、「従来の Outlook for Windows のスタンドアロン バージョン」をインストールしてみました。「ダウンロードする」をクリックすると「Office.Setup.exe」がダウンロード。そして実行します。
これで、Microsoft Outlook が利用可能になります。
ただしどうもこうして提供されるのは、コントロールパネルにて確認してみると「Microsoft Outlook 2016 en-us」という英語版。
英語版はあくまでも英語版なので、メニュー表示や、オプション表示はすべて英語になります。
【Microsoft 365 のバージョンダウン】
では、何とか? Microsoft 365 で、日本語版の Microsoft Outlook を利用する方法はないのか?
確認してみたところ、どうも最新バージョンを新規にインストールすると、Microsoft Outlook はそのコンポーネントに含まれないようでした。インストール時に表示される画面も実は違っていたわけで、試しに 2025/1/30 にリリースされた Ver.2501 (ビルド 18429.20132) に現行バージョンをバージョンダウンしてみたところ.... Microsoft Outlook/Outlook (classic) が復活。
インストールのところの表示にも、Outlook が加わっていることがわかりました。
左:最初に、Microsoft 365 をインストールしたときのもの
右:今回バージョンダウンしてインストールを実行しているときのもの
ってことで、1月末のバージョンでは、Microsoft Outlook が含まれているようで、正常に Microsoft Outlook が復活。そしてその後に Update をかければ最新バージョンでも、Microsoft Outlook はきちんと動作しておりました。
いずれ数年後には、Microsoft Outlook/Outlook(classic)も、Outlook(new)に統合されることはわかってますが、そういう意味では Microsoft Outlook/Outlook(classic) じゃなくって、Outlook(new)を使ってね?ってことなんでしょうけど、その変わり目が、2月とは思ってもみませんでした。
-- 現行の製品をロールバックする:
これまでにもこのブログでも取り上げてはおりますが、詳細は「以前のバージョンの Office に戻す方法」をご参照ください。
大まかな流れとしては、
- メモ帳にて、config.xml ファイルを作成する
- OfficeSetup.exe と config.xml ファイルを同じフォルダなどに保存しておく
- コマンドプロンプトを管理者で実行し、OfficeSetup.exe /confiure config.xml を実行する
といった手順の作業になります。
それにしてもせっかく「新しい Windows PC では従来の Outlook を開くことができません」でダウンロードページまで案内しているんだから、ちゃんと日本語版がダウンロードできればよかったんでしょうけどね?
一応フィードバックしておきますか....
【更新】
Microsoft Outlook が復活して起動してみると、以前、Windows のメールアプリがそうだったように、「Outlook(new)」への切り替えを促す画面が表示されました。
そこにはキャンセルやスキップという選択肢はなく、今すぐアップデートするか? 次回起動時に更新するか?のみ。後者を選択して一度は、Microsoft Outlook も起動したわけですが、いったん終了して、再度起動してみると...
Microsoft Outlook から、Outlook(new)に自動転送されて、Outlook(new)に変わってしまいました。
ただしいったん Outlook(new)に切り替わっても、Outlook(new)起動後の、右上にある「新しい Outlook」のトグルをOFFにすれば、従来の Outlook に戻すことも可能でした。
【2025/02/27更新】
ひとまず Outlook (classic) が復活して、よしよしと...しばらく様子を見ていたものの Update をしても、最新の状態ですとなってまったく更新される様子もない。もともとは、Current channnel (preview) という Insider として使用する予定のものでしたので、Insider にしても同様に半月あまり待ったものの更新が来ない。エラーになるわけでもなく、更新をかけても最新の状態ですと表示されるのみ。
USサイトの Current Channel(preview) のリリースノートを見るとすでにバージョンがかなり進んでいたので、再度、config.xml ファイルを最新バージョンに書き直してUpdateを実施。
とりあえず最新のバージョンに更新。これでやれやれ... と思ったところで、再度Updateを確認すると、今度はちゃんとまだWeb上では表示されていないものの次の更新プログラムのUpdateがスタートしました。
でも結果的には、一度は、Current Channel と同じ、Ver.2502(18526.20118)まで更新されたものの、その後更新がかかって、US時間2/19にリリースされた Ver.2502(18526.20086)にバージョンダウンしてしまいました。
まぁ、Update が動くようになったから、とりあえずまたこれで様子を見ることに。
【2025/02/27更新】Part 2
どうもこの症状、Microsoft 365 Family だけのものでもなさそうです。海外でも同じ事例を確認。
上記サイトによれば、オフラインインストーラーパッケージであれば、Outlook(classic)もついてくるようなことが書かれていますが、こちらについては未確認です。
<参照>
2025年02月10日
Outlook (new) が、Outlook に名称変更
話は聞いていたのですが、どこかに公式で発表されてたりしてたかな?と探していたもののそれらしき情報がなかったためブログでは取り上げておりませんでした。
ところがその情報が、法人向け Microsoft 365 の管理センターのメッセージセンターに届いてたことが判明。改めて取り上げさせていただきました。
Microsoft 365 のメッセージセンターに届いた「Microsoft Outlook name change: "Outlook (new)" on Windows will change to "Outlook"」によれば、「新しい Microsoft Outlook for Windows のインストール済みの名前が "Outlook (新) "Outlook (新) "Outlook" に変更されます」。
1月16日付に法人向け Microsoft 365 の管理センターにメッセージとして届いたものです。
どっかでそんな話が届いていたなぁ?って思いつつ、ご紹介し忘れておりましたが、2025年2月上旬からロールアウトがスタートし、下旬までに順次変わっていくもののようです。
今後は、
Outlook (new) → Outlook
になるわけで、従来からある Microsoft Outlook もご利用であれば、
- Outlook
- Outlook(classic)
というメニュー並びになります。
ただし現時点で今この情報が確認できるのが、法人向けの Microsoft 365 のメッセージセンターのみなので、一般ユーザー向けのものがどうなるのか?わかりませんが、メッセージセンターの方には、「これがいつ起こるか: 一般提供 (全世界、GCC): 2025 年 2 月上旬にロールアウトを開始し、2025 年 2 月下旬までに完了する予定です」とあることからすると、一般ユーザーも関係してくるのかもしれません。
「管理者によるアクションは必要ありませんが、ユーザーへの通知をお勧めします」という形でのお知らせで、事前に社員にも告知しておいてね?的な内容です。
以前に、「Microsoft Outlok が「Outlook (classic) 」という表示にならない」(2024年9月6日)に取り上げたことがありましたが、一部この影響を受けて、Microsoft Outlookが、「Outlook(クラシック)」にならず「Outlook」のままになってしまう症状も確認されていいるようで、その場合の対処法としては、「[スタート] メニューの Outlook アイコンが Outlook (クラシック) に更新されない」にもある通りです。
仮にこの症状が重なると、Microsoft Outlook も「Outlook」、そして Outlook for Windows という新しいOutlook も「Outlook」という名称になることから、結構紛らわしくなってしまいかねないわけですね。
一部メディアなどでも報道はされていますが、この辺りは今後の情報にもご注意ください。
<参照>
2025年02月06日
送信メールの取り消し【Outlook for mac】
Windows 版の Microsoft Outlook や、Outlook for the web では利用可能な機能ですが、この度、Outlook for mac でもこの機能が利用できるようになります。
うっかり書きかけで送ってしまったり、送信相手を間違えたり... そんな時には非常に便利な機能ですが、もちろんどんなメールでも送信の取り消しができるわけではありませんので注意が必要です。
【取り消しができる条件】
送信ボタンを押してしまっても、未送信のままで送信トレイに残っているのであれば、当然ながら送信トレイから削除すれば送信の取り消しは可能なので、問題ないわけですが、この「送信の取り消し」(RECALL)機能は送信トレイからなくなって、すでに「送信済みアイテム」フォルダにメッセージが入っている... そんなケースでの取り消しを意味します。
Gmailの場合にも「送信の取り消し」という機能がありますが、こちらの場合には、送信を押した後、指定された一定時間(5秒、10秒、20秒、30秒から選択)保留状態になっていてその間に取り消しが可能になるもので、送信されてしまったものが取り消せるものではありません。
-- 送信の取り消しが可能になる要件:
先ほども触れましたが、どんなメールでも取り消しが出来るわけではありません。送信の取り消しが可能になる条件として以下のようなものがあります。
- 自分と受信者の両方が同じ組織内の Microsoft 365 メール アカウントを使用していること
ちなみに、outlook(classic) for Windows の場合には、送信済みアイテム内の取り消したいメッセージをダブルクリックなどで開いて、ファイルメニュー>再送信または取り消し のところから行います。
その際のメッセージにもありますが、"相手の方がメールを開封していない" と言うことも、送信取り消しのための条件になります。
メッセージの取り消し、あるいは変更を行うと取り消しの確認メールが送られてきて、そこにあるリンクから、「メッセージの取り消しのレポート」にて状況を確認することも出来ます。
-- 利用可能な製品:
今回リリースされた、送信取り消しの機能ですが、以下の製品がその多少となります。
- Ver.16.94 (ビルド 25011325) 以降の Beta Channel ユーザー
2025年2月からは、順次 最新チャンネル (プレビュー) ユーザー向けにもロールアウトされる予定です。
ロールアウトがスタートしたばかり何でしょうね。手元の Beta Channel ではまだこの機能が使えるようになっていないので、今後順次利用できるようになるものと思われます。そんな状況ですから、この機能が最新チャンネルユーザー向けに展開されるのはもうちょっと先になりそうです。
うっかりミスを帳消しにしてくれる機能ではありますが、基本的にはそうならないように、メールを作成するときにはしっかり注意することが必要です。
<参照>
2025年01月05日
Outlook(new) における PST ファイルへの対応
2024年末をもって、ついに Windows の「メール」「カレンダー」の各アプリに提供およびサポートが終了し、年が変わって 2025年1月 からは完全に Outlook(new) へと移行になりました。
さてご存じない方もいらっしゃるかと思いましたので、改めて 「PST」ファイルと 「Outlook(new)」の現在の関係性についてご紹介させていただきます。
【Microsoft Outlook と Outlook(new)は全く別のアプリ】
まずはこんなところから。Microsoft Outlook(Outlook2016、Outlook2019、Outlook2021、Outlook2024、Outlook365)といったアプリと、「Outlook(new)」は全く別のアプリになります。
現在は、Microsoft Outlook は、「Outlook(classic)」とも呼ばれ、スタートメニューをたどってみていただくと、Microsoft Outlook が導入されているPCの場合には、「Outlook(new)」と「Outlook(classic)」が並んで表示されていることからもお分かりいただけると思います。
この他にも「Outlook on the web」なんていう Web版の 「Outlook」もありますが、こうしたものすべてを含めて「Outlook」ブランドというわけで、これらのアプリやサービスはこのブランドを構成する要素ということになります。またそれぞれが、その機能も利用方法も異なります。
【Microsoft Outlook のデータファイル】
Microsoft Outlook に、POP形式でアカウントを設定すると、メッセージデータや、スケジュールや、アドレス帳などのデータは、個人用データ(PST)ファイルとして、デフォルトでは、Cドライブ内のログインユーザー配下の ドキュメント>Outlookファイル というフォルダ内に保存されています。
「Outlook データ ファイル (.pst および .ost) の概要」にもありますが、IMAP形式で設定されていた場合、オフラインデータファイルとして、「OST」ファイルという形で保存されているケースもあります。
ちなみに「OST」ファイルについては、「オフライン Outlook データ ファイル (.ost) ファイルからインポートすることはできません」とあるように、このデータは、そのままデータをインポートして復元するといった形では利用できません。
【「Outlook(new)」はインターネット接続が必須】
Microsoft Outlook /Outlook(classic)と、Outlook(new)の大きな違いは、オフラインで利用できるかどうか?の部分でもあります。
Microsoft Outlook の場合には、インターネットの接続がなくても、PC内にデータが保存されているので、新規の送受信はできなくてもメールも起動しますし、受信済みのデータなどは見ることも可能です。
これに対して、Outlook(new)は、データをPC内に保持されておりません。インターネットがつながって、クラウド上に保持されているデータを閲覧する形で動作するものなので、インターネット接続ができていない環境では、利用できません。
「新しい Outlook と従来の Outlook の機能の比較」にはそれ以外のものも含めて、その違いについて紹介されていますので、ぜひご参照ください。
【PSTファイルへの対応は?】
メールアプリ → Outlook(new)
への移行はこれである程度ご理解いただけると思いますが、では、
Microsoft Outlook → Outlook(new)
への移行は、まだまだ時間がかかります。
その一つには、従来の Microsoft Outlook で使用していた PST ファイルとの互換性の問題があります。
現在の Outlook(new)では、これまでの Microsoft Outlook が使用していた PST ファイルをインポートすることもできません。
-- Microsoft 365 ロードマップによる情報:
以前にもこのPSTファイルへの対応について、
で紹介した当時は、2025年3月ということで、「Outlook: Initial version of PST support in new Outlook for Windows」に、2024/6/6付で公開されておりました。
その後、2024/11/12付の更新で、そのロールアウトが "January 2025" に更新されておりました。そしてその内容は....
Microsoft Edge (Bing 翻訳)で翻訳してみると....
っていうことで、その第一フェーズとして、読み取り専用という形で2025年1月にロールアウトされるようです。まもなくってことですね。
ただしこの段階ではPSTファイルを開いて、ここに保存されているメッセージデータや、カレンダー、アドレス帳のデータを見ることが可能になるだけで、インポートなどはまだできないようです。次のリリースで、サポート機能が拡張されるようなので、PSTファイルを取り込めるようになるのはまだ先のようです。
今後の更新に期待しましょう。
メールアプリは、Outlook(new)になりましたが、昨年開催された Microosoft Ignite 2024 の時の情報ということで、「What’s new and coming to Microsoft Outlook – Ignite 2024」のブログでも紹介されていますが、今後数年をかけて、その互換性をサポートしつつ Microsoft Outlook / Outlook(classic)も Outlook(new)に変わっていくことになります。
昨年秋にリリースされた「Microsoft Office Home 2024」では、その製品構成から、"Microsoft Outlook" がなくなりました。Outlook(classic)から、Outlook(new)へのシフトも着々と進んでいます。
<参照>
2024年11月27日
Outlook の新機能と今後について
先般、シカゴで開催された Microsoft IGNITE も盛況のうちに終了。その中で、Outlook チームから発表された今後の Microsoft Outlook についての情報が、TechCommunity の Outlook Blog にて公開されています。
Outlook(new)の大きなインパクトのあるアイコンがどかぁ〜んとトップに据えられて、Outlook(new)にこれまでに追加された新たな機能とともに、今後 2025 年に向けて、Microsoft Outlook/Outlook(classic)がどう Outlook(new)にシフトさせていくのか?といったことにも触れていますので非常に参考になるわけですが、あいにく情報は英語で発信されているのが現状です。
もちろん、Microsoft Edge の翻訳機能を利用すれば、日本語化してご覧いただくこともできますが、Exchange & Outlook サポート チームのブログの中でも、翻訳版が投稿されておりましたのでご紹介させていただきました。
- Copilot を利用した会議の管理
- 新たなメールの作成方法
- 新しい Outlook for Windows の新機能と今後の展望 など
特に「新しい Outlook for Windows の新機能と今後の展望」のところでは、今後、Microsoft Outlook / Outlook(classic)が Outlook(new)にどうシフトしていくか?といった点についても紹介されています。
英語だしなぁ〜と躊躇されていた方は、Exchange & Outlook サポート チームのブログを是非ご参照ください。
<参照>
2024年10月28日
フォルダ表示をリセットする
Microsoft Outlook 「あるいは outlook(classic)」をご利用のケースで、先日アカウントのメールアドレスの配下に「受信トレイ」という項目がないPCを拝見しました。Microsoft Home &Business 2019 が導入されているPC。なので、Outlook 2019 ということになります。
これまでに受信したメールもきちんと表示されるものの、アカウント名の下にない「受信トレイ」... どこへいってしまったのか?
今回はそんな時の対処法についてご紹介いたします。
【どうしてそんな事態になるのか?】
具体的にどうなったらこうした症状になるのか? そのあたりははっきりとは言えませんが今回のケースでいうと、Outlookを起動中に応答しなくなったため、PCを強制終了し再起動。
その後、Outlookを起動するとセーフモードでの起動を要求されるようになり、セーフモードを選択しだましだましご利用だったようです。そしてある時気が付いたら、すでに「受信トレイ」がなかった...
そんな状況だったようです。
Outlook が応答しなくなった... その段階ですでに問題は発生していたのかもしれませんし、またその時、いきなりPCを強制終了してしまうよりは、まずはタスクマネージャーなどで Outlook だけ終了できればよかったのかもしれません。
【コマンドラインによる修復】
では早速その修復方法をご紹介していきましょう。
今回は、そのフォルダ一覧から、「受信トレイ」が消えてしまった... という例になります。
1) まずは、Outlook が起動中であればいったん終了してください
2) 続いて Windows キー+"R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示します
3) "名前" のところに、「outlook.exe /resetfolders」と入力し、"OK" をクリックします
以上で、フォルダ一覧がリセットされて、Microsoft Outlook が起動してきます。
今回のケースは、こうしたコマンドラインスイッチを利用して、フォルダ一覧をリセットしたことで無事回復いたしました。
【コマンドラインで修復可能なその他のトラブル】
先ほどは、Microsoft Outlook の事例でご紹介していますが、Microsoft Office 製品には、様々なコマンドラインスイッチが用意されています。そうしたものを利用することで、トラブルの解決に至るケースも多々あるのでぜひ活用したいですね。
「Microsoft Office 製品のコマンド ライン スイッチ」では、Word、Excel、PowerPoint、Access といった Office の各スタンドアロンアプリで利用可能なコマンドラインスイッチが紹介されています。
これ以外にも、タスクの二重表示などの問題の解消には、「/resettodobar」といったスイッチが、ビューの設定をリセットしたい場合には「 /cleanviews」、オートコンプリートのキャッシュの削除には「 /cleanautocompletecache」といったように様々なスイッチが用意されています。
Office製品のトラブルの際には、今回ご紹介しているようなこうしたコマンドラインスイッチを利用して、修復をかけてみるのは一つの有効な手段でもあるかと思います。
<参照>
2024年10月17日
これまで利用していた メールアプリが、outlook (new) に変わってしまった
このところ outlook (new) 関連の投稿が増えていますが、それだけに多様な相談が多いってことなのでご容赦ください。
さて今更ながらですが、すでにご存じの方も多いかと思いますが、Windows 10 や Windows 11 に搭載されていた「メール」アプリは、2024年中に完全に「outlook (new)」に移行されます。
おそらくちょっと前までは、起動すると上記のような黄色いバーがトップに表示されていたかと思います。
・新しい Outlook を利用する上で注意すべき点(2023年07月29日)
そして昨今ではメールアプリを開いても、自動的に メールアプリは終了し、「outlook (new) 」が起動してくるようになった.... そんな方も多いのではないでしょうか?
ちなみに上記の画像は、2023年にご紹介した記事のものです。それからすれば、もう1年以上前から告知されていたわけですね。
その後、outlook (new) もベータ版から正式版としてリリースされるようになりました。
もっとも正式版といっても、まだまだ完全にすべての問題をクリアしているわけではないので、いろいろ問題もあったりします。今後、追加される予定の機能もあれば、今後のフィードバックをもとに改善されていくものもあるのでしょうね。
そして「Windows メール、予定表、連絡先が Outlook になります」にもありますが、2024年もあと2月半となった今、
「メール」アプリを起動しても自動的に終了して切り替わって、「outlook (new) 」が起動してきて、上記のような画面が表示されます。
仮にこれまで「メール」アプリに、POP形式 や IMAP 形式などで設定されていたアカウント設定などの情報は引き継がれるわけではなく、ここで画面に従ってアカウントを設定しなおさないといけなくなるわけです。
【あと戻りできない】
とりあえず 「outlook (new) 」の設定を回避して、メールアプリに戻ろうにも、この画面になってしまうとあと戻りすることもできません。
Microsoft アカウントなどでサインインしていたりすると自動的に Microsoft アカウントの情報を引っ張ってきて、メールアドレスに表示されますので、そのまま設定すれば、とりあえずは設定を完了することも可能です。
ただし POP や、IMAP で設定されていた他社のアカウントについては設定しなおす必要が出てきます。
-- Microsoft アカウントをお持ちであれば...
この画面になってしまうと、そのまま終了して再起動しても同じ画面がでてくるので、堂々巡りになってしまいます。なので先ほどもちらっと触れたように、もし Microsoft Office 製品などをお持ちで、Microsoft などが発行するアカウントをお持ちであれば、いったん Microsoft アカウントで設定してしまうのが一番早い回避策になります。
いったん設定が終わって起動してしまえば、設定(歯車のアイコン)をクリックして「設定」画面を表示、
全般 > Outlook について と開いて、「今すぐメールを開く」をクリックすれば、元のメール画面に戻ることが可能です。
しかし上記の右側の画像にもあるように戻せるのは現時点でのみのもの。今後も元に戻せるわけではありません。
また今、手元の環境で確認する限りでは、元に戻してもいったん終了して「メール」アプリを起動すると、また自動的に 「outlook (new)」に変わってしまうようですね。
にもありますが、2024年12月31日をもって Windows メール、予定表のサポートが終了するので、来年にはまた自動で Outlook (new) に切り替わってしまい、その後はもう元に戻すこともできなくなります。
なのであと2か月半後に同様な状況になるのであれば、せっかくですから、Outlook (new) への移行。あるいは、Thunderbird などの他のアプリへの移行をしっかり考えて対応したほうがいいのでしょうね?
<参照>
2024年10月11日
Outlook for mac でファイルが添付できない
Outlook for mac において、現在メールにファイルを添付できないトラブルが発生中のようです。
対象製品と、対象OSは以下の通りとなっています。
対象製品:Outlook for Microsoft 365 for Mac
対象OS: macOS Sequoia
症状:
メールにファイルを添付しようとしても何も起こりません
回避策:
現在調査中とのことで、現時点では再起動を試すぐらいで、それ以外に有効な回避策は提示されておりません。もしそれでもダメな場合には、一時的に、Outlook for the web をご利用いただく必要があるようです。
順次情報が公開されましたらご紹介させていただきますが、現時点でまだこうしたトラブルが発生していることのみご報告させていただきます。
他の macOS ‘あるいは、Outlook 2021 や Outlook 2024 などでも発生するかどうかは不明です。
<参照>
2024年09月30日
新しいOutlook のデータの保存先は? Part 2
以前に、「新しいOutlook のデータの保存先は?」な記事をご紹介しました。POP であろうと、IMAP であろうと基本的にはローカルPCにはデータが保存されないこと、ただしその一方で、オフライン作業が可能なように対応しつつあることをご紹介しました。そして今回その続報として、Part 2 としてご紹介させていただきます。
【データのエクスポート】
この中で「【データはどこ?】」のところで、メールボックスのデータはエクスポートできることについてもご紹介いたしました。
そこで試しにエクスポートして、数日後、右のようなメールが届きました。ダウンロードが可能ですよ?というもの。そしてそれには一応有効期限が設定されていて、今回は、10/1となっていました。それまでにダウンロードしろってことなんですね。
ダウンロードしてみると PSTファイル(Outlookデータファイル)がダウンロードされましたので、あとはこれを Microsoft Outlook に取り込んで、確認しろってことのようです。ただし残念ながら現在のところ "PST" ファイル は、新しいOutlook「Outlook(new)」では利用できません。なので、PST ファイルがあっても現段階では、Outlook (classic) がないと内容は確認できません。
Microsoft 365 ロードマップによれば、2025年3月には、インポートなどができるようになる予定のようです。
【オフラインで利用】
新しいOutlook「outlook (new)」のオフラインでの利用について補足させていただきます。
「新しい Outlook for Windows の使用を開始する」の中で、「オフライン作業」と言うところで説明がありますが、新しい Outlook の場合、あくまでも "アプリが既に実行されていてオフラインになっている場合にのみサポートされます" ということで、最初からオフラインでも受信トレイが確認できるということではありませんのでご注意ください。
そしてオフラインで利用可能な項目も上記サイトにあるとおりです。また今後の予定も同ページに表示されていました。
今後 フィードバックなどを通じて、こうしたオフライン作業のあり方も、変わっていくかもしれないので、現時点ではオフラインになったときのデータファイルがどこにあるのか?も確認はできませんでしたが、今後 何か動きがあったら改めて取り上げたいと思います。
っていうことで、今回は、先日ご紹介した続きで、エクスポートでダウンロードできるデータファイルについてご紹介いたしました。
<参照>
2024年09月29日
先進認証に対応したメールクライアント
これまでにも何度か取り上げていますが、 outlook.com などの Microsoft が提供するメールアカウントについて、基本認証の廃止とともに、先進認証に対応したメールクライアントでないと利用できなくなりました。
では、先進認証に対応したメールクライアントってどんなものがあるのか? 上記サイトの中でも紹介されてはいますが、改めて確認してみました。
-- Microsoft のサイトで紹介しているもの:
- Microsoft Outlook 2021/365「outlook (classic)」 → 対応接続方法:Exchange
- 新しい Outlook「outlook (new)」 → 対応接続方法:Exchange
- Thunderbird(バージョン78以降) → 対応接続方法:IMAP + OAuth2(認証方式)
outlook (classic) の場合には、POP/IMAP は 先進認証非対応 なの Exchange 以外に選択肢はありません。
-- その他のメールクライアント:
もしかしたらあげればきりがないのかもしれませんが、いくつか調べてみたところ、以下のようなアプリの利用が可能なようです
- Apple Mail (macOS 10.14以降) → 対応接続方法:Exchange
- Becky! Internet Mail(v2.75.02以降) → IMAP + OAuth2(認証方式)
- 秀丸メール → IMAP + OAuth2(認証方式)
- メールアプリ (Android, iOS) → 対応接続方法:Exchange
プロトコル としては、いずれのケースも 「POP」 はサポートされないので、「IMAP」として、認証方式 としては「OAuth2」を選択することで利用が可能になります。
macOS 搭載の Mail アプリや、モバイルデバイス向けのメールクライアントの場合には、やはり Exchange としてアカウントの再設定が必要になります。POP や IMAP はご利用いただけません。
の中でも、「OUTLOOK クライアントが POP および IMAP の OAuth をサポートする予定はありません」や「 POP または IMAP を使用して Outlook.com に接続するように Outlook が構成されている場合、OAuth はサポートされていません。 つまり、Basic 認証が完全に非推奨になると、接続されなくなります」とあります。
-- その他:
メールクライアントではありませんが、調べていたらちょっと面白いものも...
まだ実際にどこまで利用可能なのか?どうかまでは確認してませんが、"GmailのOAuth2に未対応のメールソフトやシステムの継続利用を可能にする メール中継アプリケーション" ということで、「O2Popper」なんていうアプリを利用して中継して現行のアプリで利用できるようにする... そんなものもあるようでした。
Github でもソースコードも公開されているようです。一応こういうものもあるようですね... ということで、あくまでも参考まで。
【Google アカウントも同様】
さてこうして、OAuth2 のことを確認していたら、実は Google の Gmail も、2024年9月30日をもって、完全に先進認証のみをサポートするようになることを改めて確認。outlook.com などの Microsoft のメールアカウントばかりじゃないわけですね。OAuth への移行は、outlook.com よりも、Gmail の方が先に進んではいました。
Microsoft の outlook.com などのメールアカウントばかり気にしてましたが、Gmail も、2024年9月30日 までで、それ以降は OAuth2 に対応したアプリを使用してアカウントの再設定が必要になります。
メールクライアントに Gmail のアカウントを設定しているケースはもとより、モバイル端末に Gmail のアカウントを設定している場合には注意が必要です。
Android系のスマホで Google の専用のアプリなどで Gmail を使っている人は問題ないと思いますが、iPhone や iPad で、Mail アプリを利用して Gmail にアクセスされている方は、認証エラーになるケースも出てきますのでご注意ください。
<参照>
2024年09月16日
新しいOutlook のデータの保存先は?
これまで何度か Windows 10 や Windows 11 に搭載されているメールアプリが、新しいOutlook(「Oultook(new)」)に代わっていくことについてはこのブログでも何度もご紹介しております。
また先月ご紹介した「New Outlook for Windows が本格的に始動....」の中では、Microsoft Outlook(「Outlook (classic)」)も含めて今後のロードマップなどもご紹介させていただきました。
さてそんな Windows 10 や Windows 11 に搭載されていたメールアプリも順次 新しいOutlook に代わり、おそらく現在はメールアプリのアイコンをクリックしても、新しい Outlook が起動してくる... そんな方の方が多いのかもしれませんね。上記のような画像も、最近ではすっかり見ることが少なくなってきました。
一応現在は、POP形式にも対応しつつあるので、従来からご利用のアカウントをPOP形式で設定されている方もいらっしゃるかもしれません。
【データはどこ?】
Microsoft Outlook/Outlook(classic) を使った経験のある方なら、Microsoft Outlook については、POP形式でアカウントを設定した場合には、「PST」(個人用データファイル)がドキュメントフォルダの "Outlookファイル" というフォルダに作成されてデータはそこにあるのでこれをバックアップしておけばいいわけですが、では、新しいOutlook/Outlook(new)てどこにデータが保存されているのか?気になりますよね?
-- デフォルトでは データは PC には保存されていません:
新しいOutlook の設定画面から、全般>プライバシーとデータ>メールボックスをエクスポート にもありますが、「Outlook のメール、予定表アイテム、連絡先はすべてメールボックスに保存されています」とあるように、クラウド上に保存されています。
ただしどうもこの8月になってフェーズ1 として、この「オフラインの機能」について制限付きでロールアウトが始まったようです。
なので、 全般>オフライン を開くと、オフラインで利用するためのデータの保存を選択できるようになっておりました。保存可能な内容などの詳細は、「New Outlook Working Offline Phase 1: Rolled Out with Limitations」をご参照ください。
また仮にオフラインでご利用中に、Copilot など他のツールクリックすると、当然ながら警告のメッセージが表示されるので注意も必要です。
オフラインでのニーズには対応しつつあるようです。ただしMicrosoft 365 Roadmap にもありましたが、現状では、あくまでもオフラインでの利用は、アプリが起動して既に実行中にオフラインになったときのみサポートされるだけのようです。
「[メールアプリ] メールを保存する方法を教えてください」(富士通)などのページを見るとまだこの点について展開される前のものなので、「メールアカウントの種類(POP、IMAPなど)にかかわらず、メールサーバーにあるメールを同期して表示しています」とありますが、この状況はちょこっとだけ変わりつつあるようです。引き続き今後の動きに注目しておく必要がありそうです。
--データのエクスポートは可能:
さてそんなクラウド上に保存されているメールなどのデータですが、一応、エクスポートしてバックアップは可能です。ただし、「この処理には最大4日かかることがあります」なんてありますので、ちょっと考えものですね。また準備ができた段階でメールで連絡が来るので、そのメールのリンクを経由してデータをダウンロードすることになるようです。
設定>全般>プライバシーとデータ>メールボックスをエクスポート
と開くと「メールボックスをエクスポート」というボタンがありますので、こちらから行います。
【どうしても メールアプリに戻りたい】
とりあえず、そんな 新しいOutlook ではありますが、現段階ではまだ「メールアプリ」に戻すこともできるので、一応ご紹介しておきます。
- 新しいOutlook の上にある「設定」(歯車のアイコン)をクリックして設定画面に移行します
- 左ペインの "全般" をクリックし、"Outlookについて" をクリックすると、「Windows メールと予定表に戻る」という項目がありますので、「今すぐメールを開く」をクリックします
- フィードバックの画面が出ますが、スキップすることもできますので、そこを進めば、従来の メールアプリに戻ります
ただしロードマップにもありますが、今後完全にメールアプリは使えなくなって、新しいOutlook に移行されますので、現在はまだ戻せますが今後は戻せなくなりますし、メールアプリを使用していても強制的に 新しいOutlook に移行されることになるのでご注意ください。
<参照>
2024年09月06日
Microsoft Outlok が「Outlook (classic) 」という表示にならない
新しい Outlook が正式にリリースされたことで、本来であれば、スタートボタンを押して "すべてのアプリ" と開いたときに表示されるメニュー画面には、以下のように Office ファミリーの Microsoft Outlook が入っているPCであれば、「Outlook(classic)」と並んで、「Outlook(new)」と表示されるようになっているはずです。
しかし一部のパソコンでは、Microsoft Outlook の表示が、「Outlook」のままで変わっていないという症状が発生しているようです。
「[スタート] メニューの Outlook アイコンが Outlook (クラシック) に更新されない」によれば、この表示自体は、2024年7月以降こうした表示に変わったもので、"Outlook バージョン 2407 以降で使用可能" となったもののようです。
ただし一部環境ではこれがうまく適用されず旧来のままの表示の状態になっている例があるようです。
-- 回避策:
本来であれば、Ver.2407 が適用されると "新しい [Outlook (クラシック)] アイコンが ProgramData フォルダー" に表示され、スタートメニューのプログラム名のところも正しく変更されるはず。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs
上記のパスをコピーしてエクスプローラーのアドレスバーに貼り付けると表示されたウィンドウには、古い Outlook のショートカット表示されます。これを削除すると、正しい "Outlook(classic)" が表示されるようです。
手元の環境では特に問題なくきちんと表示されているので確認できませんが、Microsoft Outlookが起動しないというわけでもなく、表示上だけの問題なので模式になるようであれば一度MSのサイトに公開されている情報を参考にアイコンの再構築をお試しください。
** 一応、Webサイト上では削除して、再起動すれば正しいアイコンが再構築されるとはありますが、念のため、削除ではなくいったんデスクトップなどにアイコンを移動する形でお試しいただくことをお勧めいたします。また移動したら、必ずPCの再起動をかけてください。
なお、Outlook for Windows に関しては、現在一部の環境で以下のような問題も発生しているようです。
こちらも、手元の環境では全く問題ないので、すべての環境で発生するものでもないようですが、MS側では問題を把握しているようですので、現在調査中となっていますので、今後の情報の更新をお待ちください。
「最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策」では、現在MS側で把握している様々なトラブルおよびその回避策が紹介されていることがあります。
何か?更新後におかしいことがあれば、一度確認することをお勧めいたします。
<参照>
2024年09月01日
新しい Outlook が音声入力に対応
新しいOutlook と Outlook for the web で、ディクテーションの機能を利用した音声入力に対応。リリースがスタートしています。
US時間2024年8月29日付けで投稿されたMicrosoft 365 Insider の TechCommunity Blog に投稿された情報によれば、今回搭載されたOutlookのディクテーション機能により、入力する必要をなくし、音声コマンドで人工知能(AI)の力を利用して、メッセージを簡単に伝えることができるようになるようです。
左:Windows 10
右:Windows 11 Canary Channel
新しい Outlook 自体は、8/31付けでも更新が来ていたので、このあたりでこの機能が展開され出してきたようですが、現在手元の環境では、Canary Channel の Windows 11 配下の New Outlook では、すでに利用できるようになっていましたが、通常の最新チャンネルの Windows 11 や Windows 10 の New Outlook 上では、メニューとしては追加されていましたがまだ利用できる状況ではないようでした。
【Canary Channel の Windows 11上では利用可能に】
現時点で唯一利用できる手元の環境が、Windows 11 Canary Channel のPCなので早速起動してみました。クラシックOutlook や Outlook for mac 向けについてはサブスクライバーしか利用できないこの機能ですが、新しい Outlook や Outlook for the web では利用可能になっています。
-- 音声入力の手順:
1) 新しいOutlook を起動し、新規メッセージ作成画面を表示し、メッセージ入力する部分でクリックして、カーソルをアクティブにしておきます。【...】> ディクテーション とクリックします
2) 音声入力ツールバーが表示され、ディクテーションの開始をクリックし、そのまま音声入力を試してみると... ご覧のように英語が入ってしまいました
3) 改めて、音声入力のツールバーより、設定(歯車のアイコン)をクリックして確認してみると、英語になっていましたので、日本語に変更し、設定を保存
4) 正しく日本語入力できるようになったことを確認いたしました
まだ出始めなせいなのか?言語設定が、新しいOutlook の設定に合った形でデフォルトにならないようです。
とりあえずフィードバックしておくことにしましょう。この辺りは変更すれば問題ありません。
Windows Insider 以外のPCだと、Windows 10 でも、Windows 11 でも 上記のように メニュー自体は追加されているだけにとどまっております。こちらについてはいずれ時期が来れば有効になるのでしょう? 順次展開されているでしょうから、また使えない方は、今しばらくお待ちになってみてください。
【Outlookと音声入力】
Microsoft Outlook での音声入力については、「Outlook でメールをディクテーションする」の中でも紹介されていますが、Microsoft 365 のサブスクリプションのユーザーであれば、Windows / Mac を問わず利用可能になっています。
-- Microsoft Outlook(クラシックOutlook)での音声入力:
Windows 10 上であろうと、Windows 11 上であろうと、さらには Mac 上であろうと利用可能です。
1) Windows の場合:
【...】> ディクテーション と開くと同様に音声入力ツールバーが表示されます。そしてこちらは最初からきちんと言語設定も日本語でした。
2) Mac の場合:
Microsoft Outlook を起動し、新しいメッセージの作成画面を表示します。ツールバーに、マイクのマーク(ディクテーション)のボタンがありますのでクリックすると起動します。
こちらも言語設定などは変更しなくても、デフォルトできちんと日本語入力出来ていました。
なおこれ以外にもさらにUS時間8月30日付けで Outlook チームからも、「Accessibility and Usability Improvements in the new Outlook for Windows」なブログがアップされていました。
音声入力だけではなく、スクリーンリーダーなどのインテリジェントな拡張機能などについても紹介されていますので、一度直接アクセスしてご確認になってみてください。
<参照>
2024年08月09日
New Outlook for Windows が本格的に始動....
これまで、Windows 10 や Windows 11 のメールアプリに変わるものとして New Outlook が Windows 向けには提供されていましたが、POP アカウントには対応していない、Microsoft Outlook(Classic Outlook) の PST ファイルの取り込みができないなど、様々な問題も抱えていて、なかなかその移行が進んでいませんでした。
但し、その一方で着々とすすむ New Outlook への一本化。スタートメニューを覗くと、先日から「Outlook(new)」と「Outlook(classic)」と言った表示に変わり、さらにWindows 11 では「Outlook(new)」のアイコンからは、"New" が消え 新たな "Outlook" としてスタート致しました。(Windows 10 は相変わらずのようです)
Classic Outlook から、New Outlook への移行も含め、Outlook チームからは本格的にその移行の手続きに進むことが明らかになりました。
【今後のタイムラインを公開】
US時間8月1日に公開された「Built for today, designed for the future - The new Outlook for Windows is ready when you are」の中では、2022年5月に New Outlook(プレビュー版)が公開され、2023年9月までには一般向けアカウントにも公開されたことからふれ、そして今後の移行に当たってのタイムラインも公開されました。
公開されていたタイムラインに、赤字で日本語でもわかるようにしてみました。このブログの中でも、New Outlook については紹介されていますが、「新しい Microsoft Outlook for Windows | Microsoft 365」や「最新の Outlook for Windows をご利用ください」あたりをご覧いただいても同様なので詳細はこちらをご参照ください。
そしてこうした魅力を紹介した上で先日公開されたのが「New Outlook for Windows: A guide for Delegates – part 1」。つまり New Outlo利用のためのガイドの Part 1 です。
ここでは、
- トグルを切り替えれば New Outlook への移行ができること
- リボンのカスタマイズについて
- 設定の管理について
- 共有カレンダーの表示について
- 共有/委任カレンダーの追加について
- 共有/委任されたメールボックスとフォルダの追加と表示について
紹介されています。
そしてさらに、US時間8月6日付けで公開されたのが第二弾となる「New Outlook for Windows: a guide for Executive Assistants and Delegates – part 2」。
こちらでは、Microsoft Teams との連携や、イベントのスケジュールなどについて紹介されています。
- 対面式のイベントをリクエストが可能になること
- スケジュールアシスタントで出席者のタイムゾーンとスケジュールラベルを表示可能になること
- 新しいOutlookでは、すべての会議がデフォルトでオンラインになること
- 会議の招待状を受け取るユーザーに出席者リストが表示されないようにすることができるようになったこと などなど
このほかにもカレンダーとの連携などの様々な機能が紹介されております。
なお New Outlook for Windows については、当然ながら日本語のサイトもいろいろありますので、そちらの情報もご参考ください。
【ロードマップには】
Microsoft 365 のロードマップを見てみると、Outlook(classic) から Outlook(new) に移行する上での、気になるところもどんどん公開されています。
気になる、PST ファイルの扱いとか情報が随時更新されています。
なのでぜひ Outlook の Microsoft 365 Roadmap も時にチェックしていただくことをお勧めいたします。
Outlookチームのブログにはこの記事を書き始めて、バタバタしているうちに、「New Outlook for Windows: a guide for Executive Assistants and Delegates – part 3」まで公開。ちょうど書き始めた時には、Part 1 の記事が紹介されて、取り上げなくっちゃなぁ?と思っていたら、いつの間にか? Part 2 が、そしてあれよあれよという間に、Part 3 が公開。
もう本当に追いつかないですね....
<参照>
2024年07月01日
Outlook for Mac で、連絡先の機能が強化!
US時間6月27日に公開された Outlook チームのブログ「Improvements to Contacts in the Outlook for Mac」(TechCommunity Blog)によれば、Outlook for Mac の連絡先の機能が強化されるようです。
- 組織図とファイルを含む大きなプロファイルカード(16.86.609.0で利用可能)
- 連絡先とグローバルアドレスリスト(GAL)のより良い検索(16.86.609.0で利用可能)
- 連絡先リストのサポート(16.82.211.0で利用可能)
といった内容が今回の強化ポイントのようです。
1) 組織図とファイルを含む大きなプロファイルカード
連絡先にアクセスして、登録されている情報を開くと、大きなプロファイルカードが表示されるようになります。
「Microsoft 365 のプロファイル カード」で紹介されているプロファイルカードと比べると数段大きく見やすくなりました。
また "組織" タブも用意され組織内のユーザーを検索したりするのも容易になります。さらに、最近共同作業したファイルを見つけやすくするために、"ファイル" も追加されるようです。
2) 連絡先とグローバルアドレスリスト(GAL)のより良い検索
メッセージの送信の際、宛先のわきにある、連絡先アイコンをクリックして連絡先カードを呼び出してユーザーを検索したり、追加したりすることが可能になります。複数のものが検出された場合には、そのユーザープロファイルを確認することも可能です。
3) 連絡先リストのサポート
連絡先リストが利用できるようになります。
複数の受信者にメールなどを送信する場合、連絡先リストに登録しておくことで、その連絡先リストを選択するだけで、登録されているすべてのユーザーに送信できるようになります。
これ以外にも、現在組織図エクスプローラーの追加など機能追加にも取り組んでいるようです。
<参照>
2024年06月25日
New Outlook の PSTファイル への対応について情報が更新!
「Microsoft 365 のロードマップ」は、Microsoft 365 の各アプリやサービスについて、現在開発中のものをはじめ、現在展開中のもの、すでに提供中のものなどの情報が確認できるサイトです。
ちょくちょくご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。
さてそんなロードマップに、今後 これまでの "メール" アプリに代わる 「New Outlook for Windows」の "〜.pst" ファイルへの対応について情報が公開されておりましたので、ご紹介いたします。
【初期バージョンの登場は 2025年3月】
「Outlook: Initial version of PST support in new Outlook for Windows」と題したもので、その初期バージョンのリリースについて、US時間 2024 年6月6日 に更新されたものです。
これによれば、この初期バージョンのリリースにより、
- ユーザーが「*.pst」ファイル(別名Outlookデータファイル)を開く
- 「*.pst」ファイル内のすべての電子メールメッセージを読む
- 「*.pst」ファイル内の電子メールメッセージを検索する
を可能にしてくれるもののようです。
ただし、この初期バージョンの段階では、
- メールアイテムに限定され読み取り専用となること
- ".pst "ファイルに保存されているカレンダー、連絡先、タスクのデータはすべて残っていますが、
この初期バージョンではアクセスできないこと
も公表されております。
--提供開始時期:
あくまでも現在の段階でのお話ですが
2025年3月ロールアウト開始予定
となっています。
【すでにPOP対応は展開中】
以前にも「新しいOutlook がついにPOPアカウントをサポート」にてご紹介しましたが、POPアカウント形式への対応もすでにすんでおり、その展開も進んでいます。
ただし POP 形式については現時点ではまだまだ問題もあるようです。ちょっと前ですが、私が確認したところでは、POPアカウントを設定する際、POPアカウント名が自動的にメールアドレスとなってしまうため、メールアドレスとは異なったPOPアカウントを指定しないといけないケースでは、認証が通らず利用できないようでした。(SMTPアカウント名は指定できるところはあっても、POPアカウント名を入力する場所がありません)
まだまだ課題は多い New Outlook for Windows ですが、今後の対応にも注意を払っていきたいと思います。
<参照>
2024年06月18日
Microsoft Outlook でも Copilot が利用可能になりました
US時間6月12日にリリースされた TechCommunity の Outlook Blog によれば、Classic Outlook への Copilot の展開がスタートしたようです。
既に手元の Beta Channel の Microsoft Outlook では、利用可能になっていたのですが、最新チャンネル(Current Channel)のユーザー向けにも、Copilot が利用可能になり始めているようです。
【 Classic Outlook とは?】
まずは、"Classic Outlook" について簡単に触れておきましょう。"Outlook" といった場合、従来であれば、"Microsoft Outlook" というアプリのことを指していました。
その後、"Outlook" ブランドは、様々なところで利用されるようになり、現在は「所有している Outlook のバージョンが不明な場合」にもあるように、単に "Outlook" という場合、Windows 版でも、"新しいOutlook for Windows" (New Outlook for Windows)と "従来のOutlook for Windows"(Classic Outlook for Windows)の2つがあります。
つまり従来の Microsoft Outlook と呼ばれていた、Microosft Office ファミリーの Outlook というアプリは、後者の "従来の Outlook for Windows"(Classic Outlook for Windows)になります。
【Copilot によって可能になるもの】
さてそんな Classic Outlook にも今回、Copilot の展開がスタートしましたよ?と発表されたわけです。
では具体的にどんな機能が利用可能になるものなのか?確認してみましょう。
- 要約
- 下書きの作成
- コーチング
といったものが現在提供されている基本的な機能になります。既に展開されている手元の Beta Channel の画像を踏まえてみていきましょう。
1) 要約:
受信トレイを開いて、メッセージをクリックします。プレビューウィンドウに表示されたメッセージの右上隅に "要約" というボタンが表示されます。ここをクリックすると、Copilot がメッセージの内容を要約してくれます。
2) 下書きの作成:
メッセージの作成画面を表示させると、Copilot のボタンがあることに気が付くことでしょうね。ここをクリックすると、"Copilot を使って下書き" というメニューが表示されます。
どういった内容のメールを書きたいか大まかに入力して、"生成" をクリックすると、メールの下書きのお手伝いをしてくれます。
3) コーチング:
下書きでも、あるいは自分でメッセージを入力してもいいのですが、入力されたメッセージに何か?おかしなところがないかアドバイスが欲しいな?というときに利用するのが、"コーチング" になります。
メッセージを作成したうえで、Copilot>コーチング としてクリックすると、しばらくの間 "フィードバックを生成しています" という表示ののち、しばらくすると入力されたメッセージに対するアドバイスが表示されます。
--- さらに6月以降に:
ブログによれば、6月以降には、"Copilot for Microsoft 365 チャット エクスペリエンス" といった機能が追加されるようです。わざわざアプリを切り替える必要なく Classic Outlook から直接 Copilot にアクセスできるようになる機能です。
てもとの Beta Channel には既に展開されているので、画像をアップしてみました。Microsoft 365 Roadmap には、"Outlook: Access Copilot directly in classic Outlook for Windows" として開発中の項目として取り上げられています。
【今後の展開について】
Blog の冒頭にもありますが、今後の Copilot 機能の展開については、基本的にはまずは、
- Outlook for Windows(新しいOutlook)
- Outlook for the web
向けにリリース。その後、
- Outlook for mac
- Outlook Mobile
へ展開され、こうしたバージョンへの展開がスタートして、3か月から12か月の間に "Classic Outlook" へと展開されるようです。
【Office 製品での Copilot の利用について】
Microosft Office の各アプリ上で、Copilot をご利用するにあたっては、Microosft 365 のサブスクリプションの他に、個人の場合には、Copilot Pro、法人の場合には Copilot for Microsoft 365 のご契約が別途必要になります。
詳細は、「Microsoft Copilot」や「まったく新しい生産性を Copilot for Microsoft 365 で引き出す」、「Microsoft 365 アプリで欠落している Copilot ボタンを見つけて有効にする方法」といったサイトをご参照ください。
<参照>
2024年05月05日
新しいOutlook がついにPOPアカウントをサポート
US時間5月2日に TechCommunity にて公開された Outlook チームのブログによると、新しいOutlook(New Outlook) の POP アカウント対応が順次この数週間のうちにロールアウトされるようです。
手元の環境では、多少ばらつきがありますが、Windows 11 上の 新しい Outlook は5月4日付で Ver.1.2024.424.300 となっており、おそらくこの段階で機能的には搭載されたのか?と思ってましたが、別の Windows 10 の PCでは、Ver.1.2024.319.300(3/31更新)と更新は届いていませんでしたが、そうしたものでも、POPアカウントの設定画面は出てきておりました。
【その設定を確認してみる】
1) 新しいOutlookを起動します。次の画面は新規にアカウントを設定するときの画面になります
2) "サインインするにはメールアドレスを入れてください" のところにメールアドレスを入力し、"続行" をクリックします
3) 設定が始まって、しばらくすると、サーバー設定の画面に変わります
4) メールプロバイダーの選択をひらくと、IMAP や POP が選択肢として表示されます
5) 例えばここで、POP を選択するとサーバー名などの入力画面がでてきます
6) 必要な情報を入力し、設定を続行します
と続くようでした。今回は、実際に設定までできなかったのですが、一応、POPアカウントの選択画面までは出るようになったことをご紹介しておきます。
なおすでに、New Outlook に、Outlook.jp などのアカウントが設定されている場合には、New Outlook を起動して、画面右上にある歯車のアイコン(設定)をクリックして、アカウント設定に入ると、アカウントの追加がでてくるので、そちらからアカウントの追加をクリックすると同様の画面になるようです。
また手元の、Windows 10 にインストールされている New Outlook Ver.1.2024.319.300 では、そのアカウントの設定画面もちょっと異なっていました。おそらくこちらばバージョンによる違いなのかもしれませんね。
【既に問題も指摘されている】
もちろんリリースされたばかりで、それもこれから順次展開されていこうとする機能でもあるので、いろいろ問題もあるようです。
冒頭でご紹介した、TechCommunityブログには、すでに送信者名の設定をする項目がないといったフィードバックがあがっております。
また今後多くのユーザーが、実際にPOPアカウントを設定した場合に何等かの不具合も見つかるかもしれませんので、当面は様子を見て使っていただいたほうがいいのかもしれません。
【今回の更新内容】
今回のこのブログは、個人向けの Outlook の新機能と題してのもので、これ以外にも、
- Outlook Mobile の Copilotについて
- Classic Outlook for Windows 向けの Copilot について
- 迷惑メールフォルダ内の送信者メールの表示について
- 迷惑メールフォルダ内の悪意のあるリンクにアクセスしようとした場合に警告を表示する機能について
- 新しい Outlook for Windows の IMAP/POP のサポートについて
といった内容となっております。より詳細をご確認になる場合には、「What’s new in Outlook for personal use – May 2024」をご参照ください。
ということで、新しい Outlook の IMAP/POP への対応が、ぼちぼち本格的にリリースされるつあるようです。
次回、改めて時間を見て実際に新しいOutlook の方に、POPアカウントを設定してみてご紹介したいと思います。
<参照>
2024年04月11日
Adobe Acrobat のアドインの設定によって、Microsoft Outlook で PDFファイルが添付できない
ちょっと前に、Microsoft Outlook を利用して、メールにファイルを添付しようとしてもファイルが添付できない...
そんな相談がありました。
よくよく確認しみると ドラッグ&ドロップなどでPDFファイルなどを添付しようとすると、ファイルのアイコンではなく、文面に「Adobe Acrobatを使用しています....」といったコメントが追加されて、リンクのようなものが表示されている。そんな状況でした。
ちょうど今回ご紹介する Adobe のサポートページ「Outlook向けAdobe Acrobat」にもあるように、上記のような感じです。
【PDFファイルを添付する際の処理】
この機能は、Adobe Acrobat 利用者に提供されている Outlook 向けの アドインが導入されていたりするケースで、PDFファイルを添付しようとすると表示されるものです。
通常メールクライアントを介してメールを送信する場合、利用しているメールサービスの制限などにより、送信可能なメッセージサイズに上限があったりします。なので、大きな添付ファイルを送ろうとしても送れない... そんな場合には非常に便利な機能になります。
PDFファイルを、Adobe のクラウドストレージに自動的にアップロードして、メールの文面には、そのダウンロード先のリンクのみが表示されるので、メールを受け取った人は、そのリンクをクリックすればダウンロードできるようになります。
-- 既定の形式:
便利な機能ですが、利用する上でも注意が必要です。「Outlook向けAdobe Acrobat」にもあるように、この機能は、"電子メールメッセージのデフォルトの形式としてRTFが設定されている場合、プラグインは機能しません。 プラグインを使用するには、HTML形式に切り替えます" とあるように、メッセージ作成時の形式が、HTML形式でないとプラグインが機能しません。
【アドインの設定を変更する】
大きなファイルを添付することがないケースなど、この機能が不要な場合には、アドインの設定を変更する必要があります。
-- 設定の変更方法:
1) Microsoft Outlook を起動し、メッセージ作成画面を表示させます
2) "Acrobat" タブを開いて、"添付" グループにある "設定" をクリックして開きます
3) "Adobe クラウドストレージ" の設定ダイアログが開いたら、"添付時の確認" のところで、"添付時に常に確認する" に設定を変更します
---> こうすることで、PDFファイルの添付時に、クラウドにアップロードしてリンクとしてメッセージをおくるか? 通常の添付ファイルとして送るか?選択ができるようになります。
注意:
"添付時に確認しない" 設定になっていると、PDFファイルはすべてアドインによって、クラウドストレージにアップロードされ、クラウドストレージのリンクとして添付されるようになってしまいます。
また "Adobe クラウドストレージを使用して添付ファイルを自動的に送信" を選択し、予めサイズを指定しておいて、指定したサイズ以上のものは、クラウドストレージ経由にする... といった使い方もできるようです。
ところで、「Outlook向けAdobe Acrobat」にもありますが、"2024 年 3 月のアップデート以降、Acrobat Reader には Outlook 向けの Acrobat プラグインが含まれています" ということなので、突然こんな機能が表示された...なんてケースもあるのかもしれませんね。
もちろん大きなPDFファイルをやり取りする機会がある方にとっては便利な機能なわけですから、ちゃんと設定してご利用になれば便利なものでもありますが、そうしたものが必要ない... そんな場合には、アドインを無効にしてしまうというのも一つ選択肢かもしれません。
PDFファイルを編集できるように....といったことで、Adobe Acrobat を導入したりしているケースでは、注意したほうがいいかもしれませんね。
<参照>
2024年04月01日
classic Outlook が new Outlook に切り替わった?
いつもとちょっとアイコンが変わったな?と思いつつも、"Outlook" を起動してみたら、"新しい Outlook へようこそ" という画面が出てきて、アカウントの追加画面が表示されて、メールが受信できない...
今回はそんなトラブルの一例をご紹介します。
【"新しいOutlook"とは?】
Windows10 あるいは Windows11 向けに展開されている新しいメールアプリになります。"Outlook" とはありますが、従来の "Microsoft Outlook" とは別物です。
今年中には、Windows の標準メールアプリである、メールアプリから、この "新しい Outlook" というメールアプリに代わります。メール、カレンダー、スケジュールなどの機能がこちらに完全に移行する予定です。
従来からある、Officeファミリーのアプリでもある "Microsoft Outlook" は、現在この "新しいOutlook" に対して、"Classic Outlook" と呼ばれるようになりました。
あくまでも現時点では、通常は、"新しい Outlook" が導入されていても、"メールアプリ" も、"Classic Outlook" も削除されることはありません。
【現状では、Classic Outlook が自動で切り替わることはない】
メールアプリの場合には、"新しい Outlook を試してみる" なんていうトグルがありますので、こちらを ON にすることで、"新しい Outlook" に切り替わります。
その後はメールアプリを起動しても、自動的に "新しいOutlook" が起動するようになります。
Microsoft Outlook、いわゆる "Classic Outlook" の場合、以前は、"新しいOutlook" のトグルが表示されていたことがありましたが、現在は表示されなくなりました。少なくとも手元の環境では全く表示されません。
ただし「新しい Outlook for Windows の使用を開始する」でも紹介されていますが、表示されることもあるようです。"Microsoft 365 サブスクリプションの一部としてインストールされている Outlook アプリ (バージョン 2303 ビルド 16227.20318) を使用している場合" ということで触れられいますが、現在は Ver.2403(ビルド17425.20146)なので、かなり以前のものの場合あったようです。
なのでほとんどの場合こうしたところを誤って自動的に切り替わるというケースはないものと思われます。
【メールアプリから、"新しいOutlook"へ】
Windows 10 や Windows 11 のメールアプリの場合、通常は、画面右上にある "新しいOutlookを試してみる" のトグルをONにすることで、"新しい Outlook" のインストールと、アカウントの移行が行われます。
これまでにも何度か取り上げた中で、
のところでもご紹介したように、"新しいOutlook" への切り替えを促すようなコメントが表示されることはありました。
何らかの形でこちらが ON になった場合には、それ以降は、メールアプリを起動しても、自動的に "新しい Outlook" が起動するようになります。
この場合、"新しいOutlook" の 右上にある "新しいOutlook" のトグルを、"オフ" にすることで、元の "メールアプリ" が起動するようになります。
ただし、「新しい Outlook for Windows の展開の概要」にもありますが、Windows 11 Ver.23H2 については、"新しい Outlook" がプレインストールされます。
【ストアアプリ版のOffice の場合に注意が必要】
さてここまでは、"新しい Outlook" をめぐる一般的な内容についてご紹介してきたわけですが、ここからが今回の本題でもある、"Classic Outlook が new Outlook に切り替わった?" についてトラブルの事例をご紹介します。
日本の場合、日本独自のシステムでPCメーカーが、PCとセットで Microsoft Office を提供する "プレインストール版" という Microsoft Office の統合パッケージがあります。
さてこのプレインストール版の Office 製品で、Office 2016 や Office 2019 の時に、"ストアアプリ版" と呼ばれる特殊な 統合パッケージが提供されていたことがありました。(現在は、ストアアプリ版は新規には提供されていません)
このストアアプリ版ですが、
- 他の製品との連携ができない
- 更新の際に、一部のアプリがうまく更新できずに削除されてしまうことがある
- アプリの表示が英語表示になってしまう
- SCANPST など利用できない機能がある
などトラブルも多く、こうしたトラブルを機に、クイック実行版へ切り替えてご利用の方も多いのではないでしょうか?
先ほども触れましたが、"Classic Outlook" が、"新しい Outlook" に切り替わってしまうことはほとんどないはずなわけですが、ストアアプリ版の場合、更新を機に "Classic Outlook" が削除されてしまって、残っているのが、メールアプリに代わるためインストールされた "新しい Outlook" のみになってしまうことがあります。
タイミングが悪くトラブルが重なるようなこのケースで、"classic Outlook" が "新しい Outlook" に切り替わってしまったと、勘違いされているケースがあるようですが、この場合には切り替わったのではなくて、単純に "Classic Outlook" が削除されたことになります。
-- 対処法:
さてそんな場合の対処法です。ストアアプリ版の Office 2016/2019 は、既に新規提供が終了しているため、Outlook のみ再度インストールしなおすこともできなくなっていますので、クイック実行版の Microsoft Office を入れなおす必要があります。
この場合には、
- 一旦ストアアプリ版の Office 2016/2019 自体を削除する
- 初回導入時に紐づけされた Microsoft アカウントにサインインします
- "サービスとサブスクリプション" を開いて、"購入済みの製品" のところからインストールしなおします
- 正常にアプリのインストールが完了したら、Microsoft Outlook にアカウントを設定します
- 設定完了後、ドキュメントフォルダ>Outlookファイル に残っているPSTデータなどがあればインポートしなおしてください
上記の画像にもあるように、現時点では本来であれば "新しいOutlook"、"Classic Outlook" ともに共存するわけです。
【"アカウントの検出"という画面から進まない】
ところで今回こうした事例をいろいろ見ている際に、アカウントを削除したり、トグルのON/OFFを試したりといろいろやっていたんですが、その際に確認された不具合についてもご紹介しておきます。
メールアプリの設定上は、"新しいOutlook" を使う設定が有効のままの状態。この状態のまま、新しいOutlook をいったんやめて、メールアプリに戻そうと、"新しいOutlook" のアカウント設定を削除したとします。
その後 再度 メールアプリを起動しようとすると、自動的に "新しいOutlook" に切り替わって起動するようですが、この場合本来であれば、アカウントを自動的に検出して、再設定に行ってくれるはずのようですが、この状態になってしまうようです。
上記のように、"アカウントの検出" という画面が出たままで全く進まない....
-- 対処法:
あくまでも現段階(メールアプリがまだ利用できる段階)でのものですが、いったん、スタートメニューから、"新しい Outlook" を右クリックしてアンインストールします。
これで、いったんメールアプリを起動すると、Microsoft Store からアプリを探すといった画面になりますので、OKですすみます。すると Microsoft Store アプリが起動して、"新しい Outlook" が表示されますので、インストールしなおします。
インストール完了後は、自動的にメールアプリのアカウントを引き継いだ状態で、"新しい Outlook" が起動するようになります。
** Microsoft Store からアプリを探すといった画面になったところで、何もないところをクリックしていったんこのダイアログを終了します。その後、改めて メールアプリ を起動。すると、"新しい Outlook" のトグルが "オフ" の状態で起動してきますので、この状態から再度 "オン" に切り替えても、新しい Outlook のインストールが可能です。
<参照>
2024年03月13日
Classic Outlook (Microsoft Outlook) から、New Outlook へ
ちょっと前から、New Outlook が提供されだしていますが、メールアプリを開くと今年中に New Outlook に切り替わるといったメッセージが出ているものの、その後とりわけ新しい情報もなく、かといって、Classic Outlook と呼ばれる、これまでの Microsoft Outlook との連携などの話も出ないまま今日に至っておりますが、Outlook チームより、新たな情報が公開されましたのでご紹介いたします。
US時間2024年3月7日付で公開された「New Outlook for Windows: A Guide to Product Availability」で今後の新たな方向性が発表されました。
【New Outlook への指針】
Blog の中でも触れていますが、現在、Outlook といった場合、Outlook for the web、Outlook for Windows、Outlook for Mac と展開されており、2022年初頭には、Outlook for Mac はいち早く "新しいOutlook" としてスタートし、着々と進んで、ほとんどのユーザーが新しい Outlook for Mac に完全に移行しつつあります。
こうしたオプトイン、オプトアウトといったプロセスが、Windows でも展開されており、New Outlook for Windows でも着々と新たな機能がこのプロセスに基づいて展開されているようです。
【課題もいろいろ】
classic Outlook(Microsoft Outlook)をご利用のユーザーにとっては、最低限 PST ファイルの引継ぎ、ユーザーデータの引継ぎあたりがきになるところですが、このブログへのコメントを見てもこうした点については、現状なかなか進まない割には、新しい Outlook への展開を急ごうとする姿勢に疑問を投げかけたコメントも多いようです。
またコメントにもありますが、新しい Outlook では、Word の差し込み印刷などに利用できないといった声もあり、今後まだまだ展開していくためには、様々な機能面での難関が待っているのかもしれません。
情報が出てこないと、ユーザーとしても何もできないので、今後こうした情報がどんどん公開されることに期待したいものです。Outlook チームもブログを通じて情報を順次公開することをうたっておりました。新しい Outlook においてできるようになったことは、「Things to look forward to in the new Outlook for Windows」の中にもありますが、US時間 2024/2/27付 で更新もされているようです。
<参照>
2023年12月16日
実は簡単には消せない検索履歴 〜 Microsoft Outlook の検索履歴の削除
Microsoft Outlook for Windows の検索ボックス。どこか?というと、タイトルバーのところにある "検索" をクリックすると、"現在のメールボックス" といったような検索対象が表示されるあそこの部分ですね。
ここで検索をすると、次の機会に再度検索ボックスを開くと、以前に検索した履歴が "検索候補" として表示されます。実はこれって簡単に削除できそうで削除できなかったりします。
【Outlook.com と Microsoft Outlook では異なる】
Webで検索してみると、色々出てきますがほとんどのものが、"Outlook for the web" (OWA) のもの。実は、Web版の Outlook の場合には、設定>全般>プライバシーとデータ と辿っていくと、"検索履歴" という項目があるので、ここの "履歴を削除" をクリックすれば簡単に削除ができます。
でも、Microsoft Outlook の場合には実は簡単には削除ができません。
残念ながら Microsoft Outlook の場合には、簡単に言ってしまえば、削除するためのボタンなどは用意されていません。
ただし削除ができないわけでもありません。
【レジストリキーの削除で対応する】
実は、Microsoft Outlook の場合には、そのレジストリキーの削除でしか、この検索履歴の削除ができないようになっています。ちょうど Microsoft コミュニティで、「Outlook の検索履歴の削除について」(Microsoft コミュニティ)といった質問が上がってましたが、まさにここで紹介されているこのキーになります。
"HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Profiles\Outlook\0a0d020000000000c000000000000046” のところを開いて、”101f0445" を削除する必要があります。
** ちなみに、Office 2021 の Microsoft Outlook で見たときには上記のようでしたが、手元のMicrosoft 365 の Microsoft Outlook だと、Profiles の次のところは、"Outlook2023" となっていました。
このキーを削除して、PCを再起動すれば、検索履歴はきれいになくなります。
参考までに、
- 連絡先の検索履歴:"101f0461"
- 予定表の検索履歴:"101f0460"
となるようです。
また Microsoft Outlook が起動している状態ではこのキーは表示されませんので、必ず終了してから確認してください。
-- オートコンプリートで表示されるもの:
今回ご紹介している検索ボックスとは異なりますが、メールの送信時などにメールアドレスを入れたりすると候補が表示されることがありますが、こちらは Microsoft Outlook の "オートコンプリート" という機能によるものです。
こちらは、通常、Microsoft Outlook を起動して、ファイル>オプション として、Outlook のオプションダイアログを表示。
左ペインの "メール" をクリックすると、右ペインを下にスクロールし、"メッセージの送信" というところに、「[宛先]、[CC]、[BCC]に入力するときにオートコンプリートのリストを使用して名前の候補を表示する」という項目がありますので、不要な場合には、「オートコンプリートのリストを空にする」をクリックすれば、削除できます。
またこの設定をオフにしておけば表示されなくもなります。
ということで、今回はあれ?そんなの簡単にできなかったんだぁ〜という Microsoft Outlook の検索候補の削除についてご紹介いたしました。
<参照>
2023年12月07日
Outlook for Mac の動作環境
Microsoft Office ファミリーのアプリでもある "Microsoft Outlook"。
"Outlook" まわりで言うと、Outlook for Windows は、話題も課題もいっぱいで TechCommunity Blog を覗いても、Outlook for Windows のことが取り上げられるケースも多いようですが、今回は、この Outlook for mac について、その動作仕様を再度確認してみました。
【フリー版と有償版の違い】
これまでにも何度かご紹介していますが、現在 macOS 向けに提供されている Outlook については、従来から Microsoft Office ファミリーとして提供されていた Microsoft Outlook の他に、フリー版として提供されている Microsoft Outlook があります。
どちらも同じ Microsoft Outlook な訳ですが何が違うのか?というと、フリー版で提供されている Microsoft Outlook について言えば広告が表示されることが大きな違いの一つになります。
-- 入手先:
Outlook for mac の公式サイト「Microsoft Outlook for Mac」にアクセスしてみると、その機能の違いについても紹介されていますので詳細はそちらをご確認ください。
そして "Outlook を無料で入手" をクリックすると、App Store が起動してきます。
-- サポート対象OSはM365と一緒:
さてフリーなら誰でも使えるのか?というと、そのサポート対象になる macOS は、M365 といっしょで、macOS Monterey Ver.12.0 以降となっています。
なのでサポート対象外の macOS でアクセスすると、上記のようにサポート対象外となってしまうわけです。
フリー版とは言え、通常の Microsoft Outlook と同じように更新していくバージョンになるので、あくまでもサポート対象 macOS は、最新のものから数えて3つまで。
- macOS Monterey 12.0
- macOS Ventura 13.0
- macOS Sonoma 14.0
ということになるわけですね。
ちなみに、App Store 経由でインストールされた Microsoft Outlook は、更新については引き続き App Store 経由で配信されます。
<参照>
2023年10月05日
Microsoft Outlook で編集記号の表示・非表示を切り替える
普通にみれば簡単な設定なんですが、どうも入り方によってその設定が表示されないなんてことがあって、どっぷりはまってしまったので、備忘録として取り上げてみました。
上記のようにMicrosoft のサポートページにも「編集記号の表示と非表示を切り替える」とあるように特別難しそうな設定なわけではありませんよね。でも意外とはまっている方もいらっしゃいませんでしょうか?
【編集記号とは?】
改行や、空白(全角・半角)、隠し文字や、アンカー記号などの書式設定のマークになります。普段表示されていないと、特に気にならなかったものの、何かの設定が変わったのを機に、逆に表示されるようになってたりすると気になって仕方ない.... そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ちょうど上記は、Microsoft Outlook for Microsoft 365 の、メール作成画面を開いた時の画面になりますが、右端の改行のマークなどが編集記号になります。
【表示・非表示の設定】
サポートページにもありますが、この表示・非表示の設定については、"Outlookのオプション" ダイアログから行います。
ということで、
- Microsoft Outlook の画面から、ファイル > オプション と開きます
- 左ペインの "メール" をクリックして、"メッセージの作成" のところにある、"編集オプション" をクリックします
- そして "編集オプション" は表示されますが、左ペインの表示された画面を見ても、本来あるはずの "表示" がありません
本来であれば「編集記号の表示と非表示を切り替える」にもあるように....
というような画面が出ないといけないわけですが、左ペインのところのメニューを比較しても、明らかですが、"表示" という項目はなく当然ながら、編集記号の表示・非表示を切り替える項目もありません。
【"Outlook のオプション" の開き方が異なる】
さてではどうやったら、こうした編集記号の表示・非表示を切り替えるダイアログを表示させられるのでしょうか? 実は、「編集記号の表示と非表示を切り替える」にある通りなのです。
上記の赤枠のところをよく確認しましょう。「新しいメール メッセージから、 [ファイル> オプション] > [ エディター オプション] >[表示] を選択します」とありますよね?(サポートの文章に誤りがあるので修正して引用しています)
つまり "Outlook のオプション" を開く場合、Microsoft Outlook の本体の画面からではなく、メッセージの作成画面から行う必要があります。
1) まず Microsoft Outlook を起動し、"新しいメール" をクリックして、メッセージ作成画面を表示します
2) このメッセージ作成画面のファイルメニューをクリックして、オプションをクリックし、"Outlookのオプション" ダイアログを表示させます。ここがポイントです
3) あとは通常通りで、左ペインのメールをクリックし、右ペインの "メッセージの作成" のところにある "編集オプション" をクリックします
4) そして表示されたダイアログが以下の通り。左ペインの "表示" をクリックすれば、"常に画面に表示する編集記号" のところから表示・非表示の切り替えが可能になります
5) そして、例えば "段落記号" の 表示をオフにすれば.... 以下の通り改行マークは表示されなくなります
この段落記号や、全角のスペース(白い四角マーク)や半角のスペース("・")、そしてタブ(→)などの編集記号自体は、特別印刷するときに何か影響があるわけでもないので、気にする必要もないかもしれませんが、普段出てなかったのにいつの間にか表示されるようになって気になる....
そんな場合には、こちらの設定を確認してみてください。
"Outlook のオプション" ダイアログからやるんでしょ? なんて言って、よく確認もせずに、Outlook のオプション画面を開いてもない... ちょっと慌ててしまいましたが、よくよくサポートページの説明通りにやれば問題ないわけで、思い込みは厳禁....っていう自分に対する戒めの意味も含めて取り上げました。
... 反省...
<参照>
2023年08月04日
Microsoft Outlook の起動時に "アイテムを開いている間に Outlook が閉じられた" というエラーのダイアログが表示される
そう言えば、最近こうしたエラーをちょくちょく見かけるようになったな?と感じてましたが、自分のところでは特に発生していなかったのであまり気にしてませんでしたが、Office の既知の問題で紹介されていたため取り上げてみました。
前回までは、問題なく利用できてたのに、Microsoft Outlook を起動してみると、「アイテムを開いている間に Outlook が閉じられた」なんてダイアログが表示される。例えば、Outlook が起動している状態のまま、Windows Update などが完了して思わず "今すぐ再起動する" なんてクリックしてしまった... なんてことがあれば、そうしたことが要因なのかな?とも思いがちですが、どうも今回のトラブルはこうしたことに限ったものではないようです。
-- 発生要件:
現在確認中で、まだはっきりした要因はわかっていないようです。
ただし、「Ver.2306 (ビルド 16529.20154) 以降の Microsoft Office Professional Plusや Office Home and Business などの永続版にて発生しているもののようです。M365 などのサブスクリプション版の Microsoft Outlook の場合には、"Outlook のオプション" ダイアログから、「起動時の設定」のところで調整できるようですが、永続ライセンス版などではこの設定がないため調整ができないようです。
-- 回避策:
現時点で回避策として公開されているのは、レジストリによる回避方法のみになります。
詳細は、「Outlook で前回のセッションからアイテムを再度開くよう予期せず求めるメッセージが表示される」をご確認ください。
今後、更新プログラムなどで修正されると思われますが、まだ時間がかかりそうです。
【2023/08/05 更新】
今回の、Microsoft Outlook の設定で、M365 のサブスクライバー向けに提供されるようになったものは...
このブログにて、Office Insider 向けに提供されるようになったことが紹介されております。
この中で、「Whether Outlook closed due to a crash, a system update, or when you explicitly closed it, you’ll now be asked if you want to reopen any windows that were previously open. Clicking Yes will restore email drafts, email windows, meetings, and appointment windows that were open.」とあるように、"Outlookがクラッシュ、システムアップデート、または明示的に閉じた時のいずれであっても、以前に開いていたウィンドウを再度開くかどうか尋ねられるようになりました" とのこと。M365 サブスクリプション向けの Microsoft Outlook ではこれを表示しないように設定できるものの、統合パッケージ版では、この設定自体がないので、現状ではレジストリで調整するしかないようです。
【2023/10/3更新】
今回のトラブルですが、US時間2023年9月28日付で「Outlook で前回のセッションからアイテムを再度開くよう予期せず求めるメッセージが表示される」が更新。
「Update history for Office 2016 C2R and Office 2019」にもありありますが、2023/9/28にリリースされた Ver. 2309 (ビルド 16827.20130) にて修正が入り、Microsoft 365 版の Microsoft Outlook 同様に調整できるようになりました。
<参照>
2023年07月26日
Outlook のメール上に貼られた "file://〜" へのアクセスができない
7/12に配信されたセキュリティ更新プログラムの影響で、Outlook のメール上に貼られた "file://〜" へのアクセスがブロックされてしまうというトラブルが発生しています。
これは、日本時間 7月12日 に Windows Update にて提供された "CVE-2023-35311" に関する Microsoft Outlook の修正プログラムとして提供されているもので、これにより、メール内の "file://〜" へのリンクをクリックすると、"この URL で予期しない問題が発生しました" というエラーが表示された Outlook の警告ダイアログが表示されるようになります。
なお上記にもありますが、その修正対象は、Outlook2016/2019/2021/365 はもとより、Outlook2013/Outlook2013RT といったサポートが終了した製品も対象になっています。なので、今月は Office 2013 向けにも更新プログラムが到着しております。
【回避策】
さて今回の回避策ですが、「Outlook は、2023 年 7 月 11 日にリリースされた Microsoft Outlook セキュリティ機能バイパスの脆弱性に対する保護をインストールした後、FQDN と IP アドレスのハイパーリンクを開くのをブロックします」のサポートページにあるように、該当の Web サイト(サーバーへのパス)を、インターネットオプションの、"信頼済みサイト" にします。
ということで、今回の更新は Office 2013/Office 2013RT 向けにも提供されているので、まだこちらの製品をご利用の場合には更新プログラムの適用も忘れないようにしてください。
<参照>
2023年07月17日
受信したメールの文面に取り消し線が引かれてしまう
ちょっと変わった症状に出くわしたので、その設定について確認してみました。
いつものように、Outlookを起動して、メールを開いてみると、受信したメールの本文の文章に二重取り消し線が引かれている....
こんなメールを見ると、なんだぁ?ってなってしまいますよね....
上記の左がまさにその症状のメールで、同じ文面でも右が、症状の出ていないメールです。今回サンプルで作成した上記の画像は、わかりやすいように書いてあるので一目瞭然ですね。
まず何が違うのか? 画像にもありますが、
- 左:テキストメール
- 右:HTMLメール
になります。つまり、テキストメールを受信した場合に、文面すべてに取り消し線が引かれているという状況になります。文面を見た目には基本的にテキストベースのメールサンプルなので、さほど変わりませんが、メッセージをHTMLで入力しているか? テキストで入力しているか?で違ってくるわけです。
余談ですが、うちの場合には、Outlook のセキュリティの設定を変更しているので、基本的にメールはすべてテキストで受け取るようにしているので、テキストメールに変換される関係上、上記のように届いたメールの原文が HTMLメールであっても、二重取り消し線が設定されてしまいます。
今回はあまり深くは触れませんが、テキストメールとして強制的に表示させることによるメリットは、ある意味ではセキュリティ対策ということになります。
ちなみにその設定は以下の通りです。
- ファイル>オプション と開いて、Outlookのオプションダイアログを表示します
- 左ペインの "トラストセンター" をクリックして、右ペインからは、"トラストセンターの設定" をクリックします
- トラストセンターの画面が表示されたら、左ペインの "電子メールのセキュリティ" をクリックして、右ペインの 「テキスト形式で表示」のところの、"すべての標準メールをテキスト形式で表示する" にチェックを入れて OK で閉じていきます
【Outlookの既定の設定を確認】
さて話がそれたので、本題に戻しましょう。今回のように、テキストメールに取り消し線が入ってしまうケースって、どうしてそうなったのか?まではわかりませんが、Outlookの電子メールメッセージの既定のフォントなどの設定に影響を受ける部分になります。
- ファイル>オプション と開いて、Outlookのオプションダイアログを表示します
- 左ペインの "メール" をクリックして、右ペインの「メッセージの作成」にある "ひな形およびフォント" をクリックします
- 「署名とひな形」のダイアログが表示されますので、"テキスト形式のメッセージの作成と読み込み" をクリックして開きます
- 今回のケースでは、"文字飾り" のところの "二重取り消し線(L)" にチェックが入っていますので、クリックしてチェックを外します
- あとは "OK" ですべてのダイアログを閉じていきます
どういったタイミングでこうなったのか?は謎ですが、今回の二重取り消し線以外にも、受信したメールのフォントや文字の大きさがおかしいなど、受信したメールの表示がおかしい場合には、こちらの設定を確認してみてください。
<参照>
























































