2022年11月18日

Outlook の差出人のメールアドレスが設定したはずのメールアドレスと異なる

Microsoft Outlook でメールを送信しようとメッセージの作成画面をだしたら、そこに表示された "差出人" の名前に誤りがある...

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今回はこんなケースの対処法についてご紹介いたします。


【"差出人" のところに表示されるメールアドレスの設定場所?】

こうした事例は、メールアカウントの設定を変更した場合などに発生しうるトラブルの一つになります。

例: 迷惑メールが増えてきたので、プロバイダーのメールアドレスを変更した

上記のような例で、今まで使用していたプロバイダーのメールアドレスを変更し、Outlook の設定画面から、アカウントの登録情報を変更。メールは当然ながら正常に受信されているのに、メールを送ろうと、メッセージの作成画面を開くと、"差出人" に表示されているメールアドレスが古いままだった...

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実のところ、仮にここに表示されたメールアドレスに誤りがあったとしても、他の設定に誤りがなければ、メールの送受信ともに問題なくできてしまいます。

でもメッセージ作成画面を出すたびに、変更する前のメールアドレスができたりすると気になりますよね?
差出人のところに表示されるメールアドレス... 

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当初アカウント設定の画面で設定するメールアドレスのところだと思ってたんですが実は違いました。

もちろんこの部分の設定が間違えていると、相手に送信したのち、受け取った方が返信をクリックしたときにエラーで送れなくなってしまいますので間違えると大変なことになりますが、今回ご紹介したようなケースで、メールアドレスを変更し設定のみ変更する....そんな場合には、おそらく、ここの設定はきちんと修正されることでしょうね。

ではどこに誤りがあるのか?

20221118-1-4-2.jpg

こんな状況で、コントロールパネル>ユーザーアカウント>Mail と開いて確認してみると....
上記のように、アカウント設定欄の表示は間違えたままになっていたりします。


【設定の修正】

さて実際にではどこを修正するのか?

この場合、以下の手順で確認、修正いたします。

1) コントロールパネル>ユーザーアカウント>Mail と開きます

2) "電子メールアカウント" をクリックして、"アカウント設定" のダイアログを表示させ、アカウントを選択し、"変更" をクリックします

3) アカウントの設定画面を開いたら、"詳細設定(M)" をクリックします

4) "インターネット電子メール設定" の画面が表示されますので、"全般"タブにある、"メールアカウント" のところのメールアドレスを修正します

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"POP と IMAP のアカウント設定" のところだけ修正して終わり.... とはいかないので注意したいですね。

今回はたまたま遭遇した "あれ?" と意外だった部分について改めて備忘録を兼ねてご紹介させていただきました。


<参照>




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2022年10月18日

通知センターを利用したイベントリマインダーの機能が搭載される

これまでの Outlook for Mac では、スケジューラーなどに予定していた内容の通知を受け取る場合、アプリ内のウィンドウでのみリマインダーが表示されるようになっていました。

さてこれが今後 macOS に標準搭載の通知センターを介してこのリマインダーが受け取れるようになるようです。

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従来の Outlook for Mac の場合、「Outlook for Macで通知とサウンドをオフまたは変更する」にもあるように、Outlook の環境設定から設定を行ったばあい、アプリ内では通知が表示されるようになっていました。

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一方で、macOS には、「Mac で通知機能を使う」にあるような通知センターもありました。しかし今までの Outlook for Mac にはこの通知センターを通じたリマインダーには対応しておりませんでした。これが今回から利用できるようになったということになります。

macOS ネイティブのこの設定を好むユーザーからの要望を受けての搭載ということになります。

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現在私が使用している Outlook for mac は、Office Insider Beta Channel Ver. 16.67.22101200 ということで、すでにこの設定や有効になっておりました。


【Outook/Mac 側の通知設定】

設定に当たっては、Outlook for Mac 側、そして、Mac 側の通知設定の両方で設定を行います。

-- 通知機能の設定:

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  1. Outlook for Mac を起動し、メニューバーの Outlook > ユーザー設定 > 通知とサウンド と入ります
  2. "イベントリマインダーのスタイル" のところから、"macOS 通知センター" へ変更します

-- 通知のスタイルの調整:

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  1. こちらは、macOS 側で設定します。アップルマーク > システム環境設定 > 通知 として通知のダイアログを表示します
  2. 左ペインから、Outlook を選択し、右ペインで表示方法などを設定します
デフォルトでは、macOSの通知はバナースタイルを使用するように設定されており、通知は短く表示され、その後スライドして消えるようになっています。通知を画面に表示したままにしたい場合は、macOSの通知設定で通知の種類をMicrosoft Outlookのアラートに変更する必要があります。


【利用可能な環境】

・Ver.16.65 (Build 22091101) 以降の新しいOutlook for Macのすべてのユーザー

うちの場合には、Office Insider Beta Channel なので該当バージョンを大幅に超えていましたので利用できましたが、バージョン的に超えていても利用できないケースもあるようです。

新機能は、順次展開されていきますので、バージョン的にはクリアしていても利用できない場合には、今しばらくお待ちください。

現時点での Office Insider Blog と Office for Mac の リリースノートで確認するかぎり、現在のリリース状況は以下のようです。
  • 10/13 配信 Beta Channel Ver.16.67(ビルド22101200)
  • 10/03 配信 Current Channel Preview Ver.16.66(ビルド22100201)
  • 10/12 配信 Current Channel Ver.16.66(ビルド22101101)
ということで、バージョン的には現時点ではすべてのバージョンはクリアしていることになります。Current Channel Preview については、Web上の情報が更新できていないだけで、少なくとも Current Channel といっしょか? それよりもうちょっと実際にはバージョンが進んでいるものと思われます。


<参照>




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自動的に更新されるアプリを使用して、より迅速に作業する  -- Microsoft 365


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2022年10月10日

連絡先が正しく表示されないなど 現在 Microsoft Outlook で発生している既知の問題

10月に入って提供された更新プログラムの影響で、今回は残念ながら Microsoft Outlook では様々な問題が発生しています。その代表的なのが 連絡先のトラブルかと思われます。

Outlook では、People ビューに連絡先を表示できません」で紹介されているように、Outlook の連絡先を開くと、連絡先正しく表示されません。

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表示されないというか?操作ができなくなってしまいます。


-- トラブルが発生する製品:

Webサイトにもありますが、以下の製品で影響が出ています。
  • Outlook 2021
  • Outlook 2019
  • Outlook 2016
いわゆる 永続ライセンス版で発生しているトラブルで、Outlook for Microsoft 365 では発生していません。

-- 対象バージョン:

Windows版 Microsoft Outlook Ver. 2209(ビルド 15629.20156) に更新すると発生します

-- 対処法:

すでにトラブルは Microsoft 側でも把握しており、修正に向けて作業がスタートしております。ただし当面の回避策として以下のような方法が提示されています。

1) 設定変更による対処法

連絡先ウィンドウを開いて "表示" タブを開いて、"レイアウト"グループにある "閲覧ウィンドウ" の設定を "オフ" にします

2) ロールバックによる対処法

ロールバック、すなわちアップデートする前の状態にバージョンダウンして、正常に動作するように戻す方法です。
Ver.16.0.15601.20148 に戻せば、正常に動作することが確認されています。
ただしロールバックした場合には、更新の設定を一時的にオフにしておかないと、自動で更新されてまた利用できなくなってしまいますので、設定を変更しておくことも忘れないようにしましょう。

また更新を無効にしたままにすると、今回のトラブルが修正されたとしても自動では更新されなくなってしまうので、1-2週間したら、「Outlook では、People ビューに連絡先を表示できません」をチェックして、修正プログラムの提供状況を確認し、すでに提供済み(解決済み)となっていた場合には、再度自動更新を有効にして、最新状態にアップデートしてご利用ください。


【その他の問題】

最近の Windows PC 版 Outlook の問題に関する修正プログラムと解決策」によると、10月に提供さてた更新プログラムの影響はこれ以外にも以下のようなものが発生しています。

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1) メール サーバーへの接続を停止してしまう

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対象製品:Windows 版 Outlook for Microsoft 365

このトラブルには、回避策が提示されていますので、このトラブルが発生している場合には上記サイトをご参照ください。


2) Outlook が起動してもすぐに終了してしまう

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対象製品:Windows 版 Outlook for Microsoft 365

ただしこのトラブルは、Windows版 Microsoft Outlook Ver. 2209(ビルド 15629.20156) では修正済みです。


<参照>




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2022年07月26日

通知ウィンドウにメールの配信のお知らせを表示する

法人向けの Outlook on the web ではすでにおなじみの通知の機能。この機能が、今後 Windows 版 Outlook に搭載されることになります。

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7月7日付の Office Insider Blog によると、先ほども書きましたがこの機能は、すでに 法人向けの OWA(Outlook Web Apps)ではおなじみの機能。

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Outlook on the web にアクセスしてサインイン。右上のツールバーのところに表示されている鈴のマークです。

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通知の部分をクリックすると、通知が表示されるわけですが、さらにカスタマイズをクリックすると冒頭でご紹介したようにどんな通知を表示させるかの設定ができるようになっています。

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というのは、OWAのものなので、さっそく Windows Insider 版 Beta Channel に搭載された 通知についてみていきましょう。


【Windows 版 Outlook の通知機能】

現在この機能が提供されているのが、Windows 版 Microosft Outlook になりますが、あくまでも Office Insider Beta Channel 向けに提供されている機能になります。

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基本的には、OWA のものと同じになります。通知の オン・オフ の切り替えについては、
  • メールのメンション
  • いいね!
  • ドキュメントのメンション
  • 旅行
  • 配達
といった項目について設定が可能になっています。

--利用可能なバージョン:

Windows Insider Beta Channel Ver.2008(Build 15408.10000) 以降をご利用の Office Insider 向けに展開されています。
この機能は、最初は、法人向けに提供されていますが、将来的にはコンシューマー向けにも展開される予定です。

--既知の問題:

ドキュメントの @メンション通知カードをクリックすると、Word for Windows デスクトップではなく、Word for the web で文書が開いてしまいますが、こちらは今後 Word for Windows で開くように修正されます。


今回ご紹介した新しい通知の機能は、Windows Insider であり、Office Insider をご利用の法人向けに展開されている極めて限定的なものになっています。


<参照>




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Surface の新機能をご覧ください

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2022年06月24日

メッセージの送信を中止する機能が Outlook for Mac に搭載される

Microsoft Outlook for Mac に、送信ボタンをうっかり押してしまっても、送信を取り消せる機能が搭載されることになりました。
この機能、ユーザーからもリクエストの多かった機能のようです。

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メッセージを作成して、思わず Returnキー を押して... 

"あれ? 送信してしまった〜"

なんて経験ある方もいらっしゃるかもしれませんね。

そうしたケースに限らずメッセージを作成して、よくよく見なおさずに送信。
その後、自分の送信したメールを確認してみると、誤字(誤変換)や脱字などに気が付いて "あちゃぁ〜" となるケースもあるかもしれません。

これまでの Outlook for Mac の場合には、送ってしまったものは送信の取り消しなどもできないため、送ってしまったものは取り返しがつきませんでした。

そんな場合、トラブルを防ぐために例えば
  • 即時送信せずにいったん下書きなどの保存しておいて、内容を再確認してから送る
  • メッセージ作成後、他の人に目を通してもらってからメールを送信する
そんな形で対応していた方も多いかと思います。

当然ながらビジネスでのやり取りになった場合には、こうした慎重な対応も必要です。ただし一方では即返事を送らないといけないといったような、速やかな対応を要求されることも多々あり、どうするのが一番いいのか?難しところです。しかし面倒でも慎重にならざるを得ません。

一方、プライベートなメッセージのやり取りであったりすると、そこまでするのもどうか....とあまり気にせずにそのままの状態でご利用の方も多いかもしれませんね。。


【メッセージの送信を中止する機能】

今回搭載されるメッセージの送信に停止をかける機能は、実際には例えば Gmail や Web 版 Outlook では、すでに搭載済みですので、そちらではおなじみの機能になります。

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  • Outlook for the web:5秒、10秒からの選択
  • Gmail(Web版):5秒、10秒、20秒、30秒からの選択
となっています。

-- Outlook for the web の場合:

設定 > Outlookのすべての設定を表示 と開きます。
メール > 作成と返信 とクリックすると、「送信の取り消し」という項目があります。
デフォルトでは "0" 秒。つまり未設定になっていますが、設定を変更することで、5秒、10秒と選択できるようになっています。ただし、秒単位ではないようです。
メッセージを送信すると画面左下に「送信しています」と表示され、そこに「元に戻す」と表示されていますので、そちらをクリックすると送信がキャンセルされます。

-- Gmail の場合:

設定 > すべての設定を表示 > 全般 と開くと、「送信取り消し」という項目があります。
デフォルトでは有効になっていて、5秒に設定されています。
なので、Gmail(Web版)で送信した際に、一瞬画面の下に「送信しています」という表示されて「キャンセル」もクリックできるようになっています。


【Microsoft Outlook の場合】

さてこうした機能が Microsoft Outlook ではどうか?というと、当然ながら Outlook for Mac の機能としてはなかったわけですし、Windows版の Microsoft Outlook であっても、設定されているアカウントによっても異なっていました。

送信したメッセージを取り消す、または置き換える」にもあるように、Windows 版 Outlook であったとしても outlook.com などのような Microsoft 365 または Microsoft Exchange メール アカウントを利用しているケースでは取り消しも可能でした。それ以外のアカウントでは取り消しはできませんでした。

今回 Outlook for Mac に搭載されるようになった機能の概要は以下の通りです。
  • 取り消し可能(送信待機になる時間)は、5秒、10秒、15秒、20秒からの選択になる
  • Office Insider Beta Channel Ver.16.62(Build 22050200) 以降が対象
  • Microsoft 365 や Outlook.com のアカウントでのみ利用が可能
つまりは、やっと Windows 版と同じように Mac 版 Outlook でもこの機能が利用できるようになるということになります。


-- こうした "送信取り消し" ができない場合:

今回ご紹介したような送信の取り消しができないアカウントだったりする場合にはどういった対処法があるのか? 冒頭に、いったん下書きに保存して後で送信するなんて言う方法もご紹介しましたが、それ以外にも Microsoft Outlook の機能を利用して以下のような方法もあります。
  1. 仕訳ルールを利用して送信を制御する
  2. 送信日時を指定して送信する

1) 仕訳ルールを利用して送信を制御する

Microsoft Outlookには、受信したメッセージをルールに基づいて仕訳する機能(仕訳ルール)を設定できるようになっています。Windows 版の Outlook の場合には、仕訳ルールの作成の際に、「送信メッセージにルールを適用する」と設定することで、ルールに基づいて配信時間を何分後にするか指定が可能です。

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ただしこの機能は、Outlook for Mac では受信したメールを仕分けするルールは作成できても、送信メールに対する仕訳はできないようなので、Mac 版では残念ながら利用できません。今後に期待しましょう。


2) 送信日時を指定して送信する

唯一、Windows 版、Mac 版 のどちらでも利用できるのがこの方法になります。

-- Mac 版 Microsoft Outlook の場合:

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新規メッセージを作成したのち、"送信" ボタンの脇の "V" をクリック、"後で送信" をクリックすると、送信日時を指定するカレンダーが表示されますので、そちらから設定を行います。


-- Windows 版 Microsoft Outlook の場合:

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新規メッセージを作成し、オプション > その他のコマンド > 配信のタイミング とクリック。
"配信オプション" のところから、日時を指定します。


今回、Outlook for Mac に追加されたこの機能。現時点ではまだうちの Microsoft Outlook for Mac でも利用できないので、Outlook の環境設定を開いて「作成」を開いてもまだ以前と変わらないままです。この機能に限らずこうした新しい機能は順次展開されていくようなので、現時点でまだ展開されていない場合には、今しばらくお待ちください。

もちろんこうした機能も、送信して一定の時間を経過してしまうと、送信されてしまうわけなので、あくまでも「ヒヤリハット」を防ぐための一つの方法にすぎません。

こうならないためには、送信する前に確認する癖はつけた方がいいのかもしれませんね。


<参照>




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2022年04月02日

”近日公開の機能” と Outlook の新しいエクスペリエンス

ある時 Outlook を起動したら、画面の右上に "近日公開の表示は間もなく消えます" と右上に表示されておりました。

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今の Outlook の画面を見るとちょっと前から新しいUIになっていたわけですが、現在 "近日公開" の機能が "オン" になっていることから現在これが適用されているという状況のようでした。

"近日公開の機能" のところをクリックすると、画面の右側に "近日公開の機能" というウィンドウが表れて、その内容が表示されました。

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その部分だけ切り取ってまとめてみたのが上記の画像です。要するに今の表示は、この新しいUIが適用された状態なわけですね。そういえばいつからか変わってました。本来左下にあった、メール、連絡先、カレンダーの表示が左上に移動し、さらに、Wordなどのその他のアプリへのリンクも表示できるようになってたんですね。

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 "近日公開の機能" 適用前(左)と  "近日公開の機能" 適用後(右)と並べると明らかに違うわけですが、この新しいUIの適用が間もなく正式になる関係で、この "近日公開の機能" という表示が消えるよ?という案内だったわけですね。

"近日公開の機能" の説明の冒頭にも「すべてのお客様の変更を確定する前に、都合の良いときに新機能をプレビューし、フィードバックを共有する機会です」とあるように、Office Insider プログラムまではいかないものの、この新しい機能を事前に体験してもらうためのお試し的な期間ということになります。

ということで、Outlook の UI は間もなく、新しくなるようです。


<参照>




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2022年02月11日

KB5008212の適用後、Outlook でメールの検索がうまくいかない

Outlook を起動して、メールを検索してしてもあるはずのメールが検索でひっかかってこない....

どうも、12月14日に配信された KB5008212 が要因で、Outlookにてトラブルが発生しているようです。


【KB5008212とは?】

2021年12月14日に配信された Windows の更新プログラムです。

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Windows 10 および Windows 11 向けに提供されております。その詳細については、以下のサイトにてご確認ください。


上記サイトでも紹介されていますが、この既知の問題として、今回の Outlook でのメールの検索の問題があります。


【概要】

では今回発生しているトラブルについて具体的にご紹介していきます。

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具体的には、"Windows 更新プログラム KB5008212 の後に Outlook 検索で最近のメールが表示されない" といったサイトでも紹介されていますが、Outlook でメールを検索した際、その検索結果に実際に受信トレイを開くとあるのに、比較的近いメールが検索でひっかかって来ないという内容になります。

上記サポートサイトによると、

ローカル Windows Search サービスを使用して検索してメールのインデックスを作成するため、POP、IMAP、オフラインの Exchange アカウントを持つユーザーに大きく影響します。 Microsoft 365 にホストされているメールと接続されている Exchange アカウントはサービス検索を使用するので、この問題の影響は受けません

とのことです。

当初この問題を最初に確認した際、私もインデックスを再構築したりいろいろやってみたものの改善には至りませんでしたが、色々調べてみるとこうしたトラブルが発生していることを確認した次第です。


-- 対象:

この更新プログラムが配信されている対象OSは現在サポートされている
  • Windows 10 2004/20H2/21H1/21H2
  • Winodws 11
とすべてがその対象です。

** Windows 10 Ver.2004 は、2021年12月14日にサポートが終了しております。



【対処法】

サポートページにもありますが、ご利用環境によって異なります。Windows 10 においては、すでに "既知の問題のロールバック" によって解決済みという扱いになっていますが、Windows 11 の場合には、現在も対応中のままのようです。

ただし一時回避の方法は提示されていますので、一時的な回避は可能です。


-- Windows 10 の場合:

Windows 10 の場合には、 "既知の問題のロールバック" (KIR) での対応により、ステータスは "解決済み" となっています。

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上記の場合には、Winodws 10 21H2 の既知の問題のところでの表示になります。


-- "既知の問題のロールバック" とは?:

Windows Update によって問題が発生した場合、影響を受けたデバイスをすぐに本番環境に戻すことができる新機能です。詳細は以下のサイトをご参照ください。最近はこれがあるので、Update によるトラブルが発生しても解決まで時間がかからずに済んでいるケースも多々あります。

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-- Windows 11 の場合:

現在もまだ対応中のようです。

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ただし、一応一時的な回避策が "軽減策" として提示されています。「Outlook の組み込みの検索を使用する Windows デスクトップ サーチを無効にすることで、この問題を回避することができます」とのことです。

詳細は上記サイトの、Windows 11 の場合をご確認ください。レジストリにキーを追加するといった操作が必要になります。


<参照>




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2021年09月06日

旧来のOutlookの設定画面を表示したい

時々、Outlook のメール設定の画面が変わってしまって、メールの設定方法がよくわからない....というお話を耳にします。

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Outlook 365 の アカウントの作成画面ですが、Outlook 2019 でも上記のような画面になります。さらに言えば、Outlook2013 といったような古いものでも、この画面までは、違いがありません。

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さてではどこが変わったのか? 変わったところはこの次のアカウント作成の段階になってからになります。


【メール設定画面の違い】

では具体的に比較してみましょう。

-- Outlook 365/2019 の設定画面:

Outlook 365/2019 で "新規作成" をクリックすると、メールアドレスの入力という画面になります。

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もちろん "詳細オプション" をクリックして、"自分で自分のアカウントを手動で設定" から入れば、メールサーバーの個別の設定画面に入ることもできます。

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-- Outlook 2013 の画面:

これに対して、Outlook 2013 など古いものの画面は異なります。アカウントの画面を出して、"新規" をクリックすると...

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アカウントの作成画面が開きます。

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自分で作成するとして、POP/IMAP と選択していくと、上記のようなサーバー設定の画面開きます。

Outlook 2013 など古いものを利用していて、Outlook 2019 などの新しいものにPCの買い替えとともに新しくなったりしたときに、画面がいつもと違うってことで、カラフルで簡単そうなわりには "わかりずらい" と思われる方も多いようです。


【従来のような設定画面は表示できないのか?】

そうすると、何とか従来のような設定画面を、Outlook 2019 などでも開いて設定ができないのか?

ストアアプリ版の Office の場合には、クイック実行版とは全くベースが異なるので、これからご紹介する方法はできませんが、クイック実行版の場合には以下の手順で従来のような設定画面を表示させることが可能です。

-- 手順:

1) まずはコントロールパネルを開きます。呼び出し方はいろいろありますのでおまかせしますが、Winodws キー + "R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを開いて、"名前" のところに "control" と入力して、"OK" をクリックします

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2) コントロールパネルが開いたら、"ユーザーアカウント" をクリックし、さらに "Mail(Microsoft Outlook)" とクリックしていくと、"メール設定" の画面が表示されます

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3) "アカウント設定" の画面が表示されますが、ここからがちょっと違います。"新規" をクリックすると、この画面からは旧来の設定画面と同じ画面が表示されます

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すでにご存じの方も多いかもしれませんが、今回は Outlook の設定画面について取り上げてみました。

昔の設定画面と違ってわかりずらい〜っていう方は、コントロールパネルから設定を試してみてください。設定の変更などについても、今回ご紹介した方法で古い画面を出した方がわかりやすい....という方は多いかもしれませんね。


<参照>




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2021年07月09日

Outlook for Mac でメッセージのヘッダー情報を表示させる

Windows 版の Microsoft Outlook ではお馴染みの機能だったわけですが、メッセージのヘッダー情報を確認する機能が、Outlook for Mac に搭載されました。

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怪しいメールを受け取った時などに、メッセージのヘッダー情報から、送信元を確認したりと、使う場面はいろいろあるかもしれませんが、Windows版ではおなじみのこの機能が Outlook for Mac でも利用できるようになったというのは歓迎すべきことなのかもしれませんね。

-- 対象バージョン:

Office Insider Beta Channel Ver. 16.51 (Build 21062402) 以降
ただし、順次利用できる範囲を広げているとのことで、該当バージョンであっても利用できないこともあります。その場合には、利用が可能になりまでお待ちください。

またこの機能は現時点では、Office Insider Beta Channel ユーザー向けに展開されているものです。今後、Current Channel(Preview)および、Current Channel にも展開されていくと思われますが、Beta Channel 以外の方は、実際に展開されるまでもうしばらく時間がかかると思いますのでお待ちください。

-- 操作方法:

20210708-5-2-1.jpg

1) Outloo for Mac を起動します
2) 受信トレイなどに着信したメールの一覧から、いずれかのメールを選択し、Controlキーを押しながらクリック
3) 表示されたメニューから、"ソースの表示" をクリックします
4) するとテキストエディタが起動し、メッセージのソースが表示されます

一応ブログでは、"新しいOutlook" が有効でないと利用できないようにありますが、今回うちの Outlook for Mac で確認するかぎりでは、"新しいOutlook" が "オフ" でも、"ソースの表示" は可能でした。

一応、フィードバックしておくことにしましょうね。

Beta Channel をご利用の皆さんはぜひ一度ご確認ください。


<参照>




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2021年05月12日

Outlook.com のメールが表示されない

現在トラブルが発生中のようです。

アカウントによっては、大丈夫な方もいらっしゃるかもしれませんが、先ずは以下のサイトよりサービスの状態を確認してみてください。

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ちょうど現在はトラブル発生中の場合上記のような状態になっています。

20210512-1-2.jpg

Microsoft コミュニティに投稿されている記事で確認すると、暫定的な回避策として、Microsoft Outlook に設定されたアカウントであっても、セーフモードで起動すれば、閲覧はできるようになるようです。

既に対応は進んでおり、"May 12, 2021, at 3:00 AM UTC" までに復旧予定ともあるので、日本時間でいうとお昼ぐらい。段階的にすべてのユーザーに適用されるようなので、しばらくお待ちいただく必要があるようです。


<参照>




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2021年03月01日

Microsoft Outlook に設定した AOL のアカウントが認証エラーになる

AOLと聞くと、1998年に公開されたトム・ハンクスとメグ・ライアンが登場する "You've Got a Mail!" の映画でも話題になったあれ。一時は大流行したプロバイダーでした。電子メールもまだまだ国内では今日ほど使用されていないような時代。インターネット時代の到来を告げる作品と言っていいかもしれません。

さてそんな一時代を終えたAOLは、国内では間もなく完全に接続サービスが終わり、AOLのメールサービスは、現在は、米国Oath Inc.が提供しているフリーメールとして細々と生き残っているという現状です。

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【メールサービスはフリーメールとして引き続き利用可能】

さてそんなAOLのメールサービスですが、先ほどもちょっと書きましたが現在は米国Oath Inc.が提供しているフリーメールとして利用は可能です。今となっては新たに取得できない "〜@aol.com" 何ていうメールアドレスも貴重ですね。

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ところでそのAOLのメールサービスですが、今年になって、ちょくちょく Microsoft Outlook で認証エラーになって使用できないという声を聴くようになりました。

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そんなAOLメールを、Microsoft Outlookに設定するための情報は、"メール設定のヒント/AOL" にある通りです。一部上記のようにキャプチャーしてみましたので参考にしてみてください。

--パスワードの設定変更が必要:

このAOLのメールサービス。もちろん、Webメールとして利用する分には何も変更しなくてもこれまでのメールパスワードで利用可能なのですが、Microsoft Outlook などのメールクライアントで利用する場合、アプリパスワードを新たに作成して設定しなおす必要があります。

Webメールを利用する場合:

20210227-2-1.jpg


Webメールについては、AOLのWebサイトにアクセスしてログインすればご利用いただけますので、現時点では特に問題ないかと思います。詳細は上記リンクなどをご確認ください。

メールクライアントに設定する場合:

さて問題は、Microsoft Outlook などのメールクライアントに設定する場合です。先ほどご紹介したメールの設定のところでは、特にメールパスワードについては触れられていないのですが、実は、アプリパスワードを新たに取得して設定しないと利用できないようになってしまいました。昨年以下のような英文のメールが届いていたみたいですね。

-------
Hi AOL Member,

Just in case you missed our prior emails, we’re letting you know that AOL Mail will no longer support third-party applications (such as third-party email, calendar, or contact applications that weren't developed by AOL) using outdated sign-in methods. We’ve noticed you might be using one, so we need you to make some changes before 20 October 2020.

Please take one of the actions below to keep your inbox running securely:

Option 1: We recommend that you access your email using our free AOL app for iOS and Android or simply go to mail.aol.com to access AOL Mail on the web.

Option 2: Keep your current, non-AOL app, BUT follow a few steps to get it to sync with our secure sign-in method. The steps vary across different email applications, but in most cases, you will have to remove your AOL account from the app and then add it back again to update the sign-in security. Use the links below to follow the specific steps for your current application:

iOS Mail
Gmail
Samsung Mail
Others

Option 3: You can generate a one-time, unique password that will allow you to sign in to your account using your non-AOL email application. Once created, this password will continue to allow your app to securely sync your AOL email unless you sign out (or are signed out) from your app. You can find instructions on how to do this here.

If you have questions or need an option you don’t see above, visit our help page.

Thanks for using AOL Mail. We’re always glad to deliver on what you need.
------

そこでどうやってアプリパスワードを設定するのか?という点になりますが、たまたま、BlueMail というアプリのサポート情報にあったので、ここなんかは参考になるかな?と思いますので参考にしてみてください。


とはいえ、具体的にどうなのか? 確認してみました。

1) まずは、AOL にアクセスしてWebメールの画面にサインインします

2) AOLアカウントのセキュリティページに移動して、"アカウントのセキュリティ" にある "アプリパスワードを生成" をクリックします

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3) アプリパスワードの作成のためのポップアップ画面が表示されますので、Androidのメール、iPhoneのメール、Outlook デスクトップ版などご利用環境に合わせてアプリを選択すると、自動生成されたアプリパスワードが表示されますので、こちらのパスワードをコピーして、Microsoft Outlook などに設定しなおします

実は、Microsoft のサポートページにも以下の様に取り上げられていたんですね。


-- 以下、上記サイトより引用:

「Gmail、Yahoo、iCloud、Outlook.com、AOL アカウントはすべて、お客様のメール アカウントにアクセスしようとしているユーザーがお客様自身であることを確認できるように、2 段階認証を使用しています。
自分のメール アカウントを Outlook に追加するには、アプリ パスワードが必要になります。 これは、通常のメール アカウントのパスワードとは異なるパスワードです。 次のメッセージが表示される場合は、アプリのパスワードが必要です: 2 段階認証がアカウントに設定されています。アプリケーション パスワードを使用してをサインインしてください。」

だいぶ前にも iCloud.com のメールアドレスを Microsoft Outlook に設定する際にはアプリパスワードが必要になった際にご紹介させていただきましたが、今回のAOLもデフォルトで二段階認証が有効になっているので必要になったってことのようですね。


ただしMSコミュニティの投稿を見ていると、その真相はわかりませんが、"2021年6月には新しく設定することはできなくなる予定" 何ていう情報もあるようなので、ご利用の方は早めにアプリパスワードを取得して再設定したほうがよさそうです。


【更新】

Microsoft Outlook でのパスワード設定変更については以下のサイトをご参照ください。



【2021/08/03更新】

当初、2021年6月には新しく設定できなくなるなんて話もあったようですが、昨日確認したところでは、現在も、Webメールでアカウントのセキュリティの画面に入って、アプリパスワードを生成もできました。
当然ながら、これを利用して Outlookのメールパスワードを変更すれば、その後も、Outlookにて AOLのメールアカウントを引き続きご使用いただけます。

念のため自分用にメモ...

POPメールサーバー: pop.aol.com ポート:110
SMTPメールサーバー: smtp.aol.com ポート:465  暗号化:SSL/TLS
アカウント名:メールアドレス

なお、アプリ用パスワードはアプリパスワード生成の際、デスクトップ版 Outlook 用などご利用環境を選択して生成したものを設定します。




<参照>




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2021年02月01日

Outlook に Yahoo のメールアカウントを設定できない

だいぶ前に、Windows のメールアプリの例でご紹介させていただいた件と同様で、Outlook 365 でも自動では設定ができないようです。


Outlook 365 で確認はしておりますので、他のバージョンでは確認しておりませんのでご了承ください。

-- なぜエラーになるのか?

エラーの画面を見れば一目瞭然なんですが、メールサーバー名が異なります。本来、日本のYahooのメールアカウント(〜@yahoo.co.jp)を設定する場合、pop/imap のサーバー名は、

pop.mail.yahoo.co.jp
imap.mail.yahoo.co.jp

となるはずですが、自動で検索されるメールサーバー名が、 "pop.mail.yahoo.com" となるため、認証がとおりません。


【設定検証】

では具体的にどういったタイミングでエラーが表示されるか、そして、どう修正するか?検証してみましょう。

-- 設定編:

1) ファイル>情報>アカウント設定>アカウント設定 と開いて、"電子メールアカウント" のダイアログを表示します

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2) "新規" をクリックして、"メールアドレス" を入力し、"詳細オプション" をクリックして、さらに、"自分で自分のアカウントを手動で設定" を選択し、"接続" をクリックします

20210119-1-2.jpg 20210119-1-3.jpg

3) POP または IMAP を選択し、"POPアカウントの設定" または "IMAPアカウントの設定" 画面になったら、パスワードを入力し "接続" をクリックします

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4) しばらくすると、POPアカウントの場合、認証エラーになって、パスワードの再入力の画面が、また IMAPで設定した場合 "問題が発生しました" と即エラーの画面になります

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** POPの場合(中央の画像)には、"キャンセル" をクリックすると、ここでIMAPと同様に、エラーの画面になります


-- アカウントの修正:

さてでは具体的な修正方法です。 "問題が発生しました" というエラー表示になってから修正の作業に入ります。
ちなみにPOPで設定する場合、パスワードの再入力を求められた段階で、キャンセルをクリックすれば、"問題が発生しました" の画面になります。IMAPの場合には、すぐに "問題が発生しました" となります。

1) "アカウント設定の変更" をクリックします

20210119-2-1-1.jpg 20210119-2-1-2.jpg

2) 表示された、受信メールのサーバー情報を修正します

20210119-2-2-1.jpg

POPの場合:
受信メール pop.mail.yahoo.com ⇒ pop.mail.yahoo.co.jp
送信メール smtp.mail.yahoo.com ⇒ smtp.mail.yahoo.co.jp

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IMAPの場合:
受信メール imap.mail.yahoo.com ⇒ imap.mail.yahoo.co.jp
送信メール smtp.mail.yahoo.com ⇒ smtp.mail.yaoo.co.jp


--注意:

Yahooメールの場合、メールクライアントに設定して利用する場合
  1. WebサイトよりYahooメールにログインして、POP/IMAPを使用する設定を有効する
  2. 前回にも取り上げましたが、1/19以降、ポート番号の変更する
必要がありますので、ご注意ください。


【追加】

ちなみに以前ご紹介した、Windows 10 のメールアプリですが、こちらも依然としてエラーになってしまいますので修正が必要です。これらについては、Microsoft の方にもう数年にわたって繰り返しフィードバックしているんですが、まぁフリーのメアドですしね、悲しいかな?修正などする気もないんでしょうね...


Windows 10 のメールアプリでご利用の方は上記記事も参考にしてください。


<参照>





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2020年11月12日

Outlook で着信したメールの添付ファイルが文字化けする

以前に取り上げようと思っていてすっかり忘れていたトラブルですが、現在もトラブル継続中のようです。

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MS コミュニティを見ると、9月ぐらいにこれに該当する質問があがってますので、かなり前からの症状のようです。
たまたま今回、拝見させてもらったPCでもまだ発生しておりました。

今回、zip ファイルやxlsxファイルが、文字化けしてましたが、たまたま 頭文字を頼りに、zip、xlsx と拡張子を修正して開けることを確認しています。ファイル名は2バイト文字が使用されてましたが特に文字化けせず拡張子の2文字目以降が文字化けしていた状況でした。

恐らくいろいろなパターンがあるんでしょうね。

POP アカウント が設定された Thunderbird あるいはその他のメールクライアントから、ファイルを添付されたメールを Outlook で受信すると添付ファイルのファイル名が破損するようです。

これまでに何件か確認したところでは、2バイト文字を利用された添付ファイルのファイル名が文字化けするケースも多いようですが、拡張子だけが文字化けするケースも多々あるようです。今回のケースでは、添付ファイル自体は問題なく開けるようでした。

但しファイル名はともかくとして、拡張子が文字化けしてしまうと、何のファイルだったのか?確認しないと変更するにも変更しようがないですね....


【修正されるのはいつ?】

サポートページによれば、Build 13416.10000 で修正されているようですが、このバージョンが一般ユーザーに提供されるのは、11月後半のようです。

今月の Update で、最新チャンネルについては Ver.2010(Build 13328.20356) になっていますが、まだこれが適用されているバージョンではありません。

ただし最新チャンネル(プレビュー)は、すでに Ver.2011(Build 13426.20184) となっていますので、まもなく最新チャンネルも更新されるものと思われます。


【2020/11/25 更新】

Microsoft 365 Personal については、11/16のときに、Ver.2011(13426.20184) となっていましたが、Microsoft 365 Apps for enterpriseおよび、ストアアプリ版の Microsoft 365 Personal については、本日、11/25 に、Ver.2011(13426.20274) となりました。
ということで、とりあえず最新チャンネルでご利用の方は、今回のトラブルについては解消されているかと思います。


<参照>






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2020年10月05日

Mac 版 Outlook が大幅に刷新!

Office Insider 向けに提供されている Mac 版 Office Insider Fast において、Mac の次期OS "Big Sur" に向けて、ユーザーエクスペリエンスの更新など様々な機能の更新が入っているようです。また既知の問題の修正においても多数の修正が入ったようです。

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10月3日付で、Office Insider にて 9月20日から30日までに公開された Ver.16.42 (20093000, 20092705, 20092300, 20092101) に関するリリースノートが公開されました。


【新しくなった機能】

  • Big Sur に向けてユーザーエクスペリエンスの更新
  • 自然な言語による検索
  • 保存された検索(別名スマートフォルダー)
  • iCloudのサポート

【既知の問題の修正】

  • メールサウンド:新規メールの着信時にサウンドを再生
  • アドイン:Dynamics レコードに対する会議を追跡しようとするとき、
    会議の招待状を再送信するように求められることはなくなりました
  • 添付ファイル:メッセージから添付ファイルが開けるように修正
などなど

Mac 版の Outlook は、次期 macOS "Big Sur" に向けて、着々と準備を進めているようです。


<参照>




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2020年09月23日

大切なメッセージをピン留めする

Outlook.com ではおなじみのメッセージをピン留めする機能が、デスクトップ版 Microsoft Outlook に追加されることになります。

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Microsoft が発行する outlook.com や outlook.jp などのドメインで Microsoft アカウント を取得した場合、これをメールアドレスとしても利用が可能になります。このメールアカウントをWeb上で管理利用するための OWA: Outlook Web App (Outlook on the Web) では、かなり前から利用されていたメッセージのピン留め機能が、いち早く、Beta版 Office Insider 向けに提供がスタートしました。

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リマインダーとして保存しておきたいメールを探しやすくするためにも大勢の声が uservoice.com に寄せられていたようですが、これが晴れて実現する形になりました。


【利用方法】

ピン留めしたいメッセージを選択し、ツールバーのピン留めのボタンをクリックします。
だいぶ前にも一度紹介していますが、ツールバーの表示方法には、シンプルリボンとクラッシックリボンの2通りあります。

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左がクラシックリボンの場合、そして右がシンプルリボンの場合になります。その切替方法については、以前ご紹介している以下の記事をご参照ください。


"ピン留め" すると、"ピン留め" というグループに振り分けられ、さらに "ピン" のマークも付くようですが、現時点で確認する限り、"ピン"のマークはつかないようです。


【利用条件】

今後この利用できる要件は変わるかもしれませんが現時点では以下のようになっています。

・Microsoft 365 E3以上の契約者で、Exchange Online アカウント利用の場合
・Beta Channel Ver.2010(Build 13301.20004) 以降のバージョン


【既知の問題】

提供がスタートしたばかりの機能でもありますので、現時点で判明している既知の問題もあります。

1) PINの機能は、メールの同期ウィンドウの範囲に限定されますので、この範囲を超えるとPIN留めされたメールは表示されなくなります
2) PIN留めされたものの順番を変更できません


【今後の予定】

Outlook for Android や Outlook for iOS 向けにも提供が予定されています。

Insider 向けにも順次利用できる適用範囲を広げていくようですが、今後フィードバックなどに基づいて、機能改善のため、まれに機能が削除されることもありうるようです。


今回のメッセージのピン留めの機能。OWA上では、法人・個人関係なく利用できますが、Microsoft Outlook 上では、あくまでも、Microsoft 365 E3 以上の法人向けプランをご利用の方が対象になります。

Outlook がより使いやすくなるこの機能。一般の中小企業を対象とした、Microsoft 365 Business Standard や コンシューマー向けにも展開されるといいですよね。少なくともサブスクライバー向けには期待したいところです。今後の展開に期待しましょう。


<参照>




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2020年05月19日

Outlook のシンプルリボンとクラシックリボン

Outlookの見た目がいつの間にか?新しいシンプルリボンになっている....

--シンプルリボン:

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--クラシックリボン:

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今更ながら、あれ?と思われている方いらっしゃるかもしれません。

あるいは逆に、まだ新しいUIになっていない....と今更気が付かれた方もいらっしゃるかもしれません。

そうなんです、Outlookの外観が変わっているんですね。これ自体はもうかなり前からこうしたUIに変わることについて、このブログでもご紹介させていただいていました。


2018年11月17日の記事なので、もう2年半前ってことになりますが、その当時は、まだ "近日公開の機能" として提供されていたのですが、その後私も Mac 版の Outlook の新しい外観のことの方ばかり気になっていて、Windows 版のことはすっかり忘れてたら、Windows 版もすっかりこの新しいUIが定着していたというわけです。

但しその当時にあったように、 "近日公開の機能" というのはなく、ツールバー脇のところで、切り替えられるようになっています。
シンプルリボンになって、いつも使っていたあの機能はどこ?という方は、"簡略化されたリボン参照" をご参照ください。


-- シンプルリボンとクラシックリボンの切り替え:

このシンプルリボンクラシックリボンの切り替えは、ツールバーの右端にある "キャレット" をクリックして操作の切り替えを行います。

20200519-1-3.jpg 20200519-1-4.jpg

シンプルリボンの場合、右の画像の様に、キャレット下向きのマークになっていますので、こちらをクリックします。また左の画像にあるようにクラシックリボンの場合には、キャレット上向きのマークになっていますので、こちらをクリックします。

現在はこの操作により切り替えが可能になっています。


ところで、Mac 版の Outlook はというと、


でもご紹介していますが、すでに Insider 版などでは、新しいUIが採用されています。ただし、Mac版の場合には、設定されているアカウントによっては、この新しいUIは適用されません。

新しいUIが適用されるのは、"Office 365、Outlook.com、Google アカウント" のみとなっています。それ以外のアカウントを設定している場合には、古いUIのままとなります。

っていうことで、今更感も否めませんが、Outlookの外観について取り上げてみました。


<参照>




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2020年04月06日

Mac 版 New Outlook

Office Insider 向けに提供されているはずの New Microsoft Outlook。

いくら待ってもうちの Office Insider版 にやってこない.... ということで、Windows 版にはない、Mac 版 Outlook にある "サポート問い合わせ先" で、直接確認してみました...

最初に結果から言うと、単に私がよく確認していなかっただけの話だったわけですが、逆にこうしたときに、mac版 Outlook にある "サポート問い合わせ先" の機能は便利です。

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ログまで調べてくれて、結果、Outlook に登録されているアカウントでは、新しい Microsoft Outlook にならないということが判明。

確かに、そうなんですね。要件を確認すると...

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ちゃんと、"Office 365、Outlook.com、Google アカウント" とありました。つまりこれ以外のメールアカウントでは、New Microsoft Outlook の UI にはならないということでした。

メールの、UI なわけですから、アカウントによって変わってくるなんて全然気が付きませんでした。


以前にもご紹介したことがありますが、mac 版 Outlook には、ヘルプメニューから、"サポート問い合わせ先" をクリックすると、チャットによるサポートを受けることができます。

改めてサポートに感謝したいと思います。


<参照>




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2019年12月10日

Outlook が起動できない

ちょっと特殊な事例かもしれませんが、最近時々見かける事例ですのでご紹介させていただきます。

これまで何も問題なく動いていたはずの Microsoft Outlook が起動できなくなった.... 最近、普段以上にこうした相談を受けることがあります。

通常既定では、POPアカウントなどを設定している場合、Outlook が参照している 〜.pst というファイルは、ローカルのドキュメントフォルダ内に設置されている "Outlookファイル" というフォルダに置かれます。よくよく設定を確認してみると、同じドキュメントでも、OneDriveフォルダ内のドキュメントフォルダにある "Outlookファイル" フォルダになっていたりしていました。

どうもOneDriveのフォルダ保護の機能との関連で、OneDrive配下になってしまうようです。そしてそうなると Outlook 自体の動作が不安定になるようです。

もちろんそれでも利用できていれば問題ないわけですが、こうしたケースで以下のようなトラブルを確認しています。

・Outlookが起動できない
・起動しても、データファイルが見つからないとなって起動できない
・Outlook起動時に、資格情報のダイアログが表示され、パスワードの入力を求められる

もちろん、Outlookが起動しない... となると、Officeの修復や、PSTファイルの修復を試される方も多いかと思いますが、今回のようなケースだと、一時的に修復できても、再発してしまうケースが多いようです。

またOneDrive配下に入ると、ファイルのサイズによっては同期に時間がかかるといったデメリットもあります。


【データファイルの保存場所を確認する】

今回のようなケースに該当する場合には、修復などをする以前に、一度データの場所を確認してみてください。Outlookが起動できないケースも考えて今回は以下の手順で操作をしてみました。

1) Windowsキー + ”R” として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示し、"名前" のところに "control" と入力してOKします

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2) コントロールパネルが開いたら、ユーザーアカウント>Mail とクリックして "メール設定" のダイアログを開きます

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3) "メール設定" のダイアログが開いたら、"データ" をクリックすると、現在、Outlook が参照しているデータが表示されますので、データのパスを確認します

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"場所" のところに、"〜.pst" という現在 Outlook が参照しているデータの場所が表示されていますので、そこにまずは、"OneDrive" という名前が入っていないか?確認してみてください。


OneDrive のアプリなどで自動同期の設定などがされている場合、ローカルPC内の、OneDriveフォルダ内にも、Documentsフォルダ>Outlookファイル というフォルダができたりしていたりします。当然一応ローカルPC内ではあるわけですが、どうもここに配置されたデータを参照しているとトラブルも多いようです。

もともと Outlook が参照する PST データは、ローカルPC以外の場所においては動作が不安定になること、共有などができないことは以前から言われているとおりです。


【データの移行】

さて対処法となるデータの移行ですが、データの移行については、ご利用状況によって異なるので今回メッセージデータのみのケースでご紹介します。

1)ブラウザにて、OneDrive にアクセスして、OneDriveのドキュメントフォルダ内にあるデータを、別途エクスプローラーなどで Cドライブ>ユーザー>ログインユーザー名>Documentsと開いて、Outlookファイルフォルダにコピーしてきます

2) 再度、”データファイルの保存場所を確認する” のところで紹介した手順で、"メール設定" のダイアログを開いて、"データ" を開き、"追加" をクリックして、Cドライブ>ユーザー>ログインユーザー名>Documents>Outlookファイル フォルダ内の、"〜.pst" ファイルを追加します。必要に応じて、今回追加したデータは、"既定に設定" をクリックしておきます。

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3)続いてそのまま "メール" タブを開いて、現在設定されているアカウントを選択し、"フォルダの変更" をクリックして、今回追加したローカルPC>Cドライブ>ユーザー>ログインユーザー名>Documents>Outlookファイル と開いて、データを選択し、受信トレイを選択します

20191210-2-2.png 20191210-2-3.png

4)メールアカウントの設定が完了したら、一旦閉じてから、再度画面を開きなおして、データのパスに "OneDrive" とある方のデータは削除します


こうすれば、アカウント設定はそのままで、ローカルPCのドキュメントフォルダに保存されているPSTファイルに着信するようになります。

作業が終わったところで、改めてOutlookを起動してみてください。無事起動して送受信できるようになれば完了です。


アドレス帳などの他のデータがある場合には、アカウントを作り直して、OneDrive内に配置されているPSTデータをいったんコピーしてどちらかに保存しておいて、データのインポートにて取り込みなおしてみることになるかと思います。


<参照>




デル株式会社

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2019年07月06日

Outlook を開いても閲覧ウィンドウにメッセージが表示されない

すでに Microsoft Outlook は、ツールバーにシンプルデザインが採用され、ツールバーの表示も以前のように、タブをクリックすると、様々なコマンドのアイコンが出てくるというスタイルに比べて、かなりすっきりしました。


この新しい UI への変更については、上記にあるように以前にも Office Insider 向けに提供された際にご紹介させていただきました。

さてそれから数か月たち、この新しい UI が、月次チャンネルのユーザーにも提供が開始され、従来のツールバーからだいぶシンプルになったことにお気づきになった方も多いことでしょう。

このシンプルリボンが適用されるようになったのは、6月24日に提供された Ver.1906(11727.20210) からになります。

さらにこんな画面に気が付きませんでしたでしょうか?

20190706-1-1.jpg 20190706-1-2.jpg

Outlook を起動すると、閲覧ウィンドウを表示して使用している場合、従来であれば先頭のメッセージが選択されていると、Outlookを起動してメッセージの受信が完了すると、先頭メールの内容が閲覧ウィンドウに表示されておりました。

もちろん、閲覧ウィンドウを表示にしておくと、セキュリティという点からすると必ずしもいいわけではなく、閲覧しただけで感染してしまうようなマルウェアからの回避策として、あえて閲覧ウィンドウを表示しない設定でご使用の方も多いかと思います。

現在の Outlook の既定の設定では、Outlook を起動して、閲覧ウィンドウが表示される設定でご使用であっても、あえてメッセージの一覧から読みたいアイテムをクリックして選択しない限り、閲覧ウィンドウには表示されないようになりました。

20190706-1-2.jpg

そこで上記にもあるように、閲覧ウィンドウには、"読むアイテムを選択してください" と表示されており、いづれかのメッセージをクリックしない限り、閲覧ウィンドウにはその内容は表示されません。


【設定の変更方法】

さてそうして一つセキュリティが高くなって勝手に開かなくなった閲覧ウィンドウですが、やっぱり従来のように、Outlook を開いたら自動的に閲覧ウィンドウにメッセージ内容が表示されるようにしたい... そんな方もいらっしゃるかと思いますので、設定についてご紹介しておきます。
既定では表示できないようになりましたが、設定を変更することで、従来通り自動的に表示できるようにすることも可能です。

その場合には以下の手順で行います。

1) Outlook を起動し、表示タブ>レイアウト>閲覧ウィンドウ>オプション とクリックしていきます

20190706-2-1.jpg

2) "閲覧ウィンドウ" というダイアログが開いたら、"常にメッセージのプレビューを表示" をクリックして、チェックを入れます

20190706-2-2.jpg

3) 設定が終わったら、一旦画面を閉じて、Outlook を再起動します

以上の手順で設定を変更することも可能です。用途に応じて設定を変更してみてください。


-- 確認環境:

Windows 10 Ver.1903(18632.207) + Office 365 Solo(C2R版) Ver.1906(11727.20230)
Windows 10 Ver.1809(17763.593) + Office 365 Solo(ストアアプリ版) Ver.1906(11727.20230)


【2019/07/07更新】

今回ご紹介したものは、あくまでも Microsoft Outlook 365/2019 でのことですが、Web版の Outlook.com も同様に、"読みアイテムを選択してください" と表示されるようになっていました。

20190706-3-1.jpg

こちらについてもせっての変更は可能です。

1) 右上の歯車(設定)をクリックして、クイック設定の画面を出します。さらにその最下部にある、"Outlook のすべての設定を表示" をクリックします

20190706-3-2.jpg

2) "設定" 画面が表示されたら、メール>レイアウト とたどって "サインインしたときの動作を選んでください" のところで、デフォルトでは、"最初に読むメッセージを自分で選ぶ" が選択されていますので、必要に応じて、"一覧の最初のメッセージを開く" に変更します。

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こっちも変わってたんですね...


<参照>




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2019年06月11日

Outlook および Outlook Web App の既知の問題とその修正

Outlook および Outlook Web App で発生して以下の問題の修正が完了したようです。フィードバックで寄せられていた既知の問題の修正とのことです。

いずれの場合も、日本語がらみ。

Microsoft Outlook にいては、所定のバージョンへのバージョンアップにて、また、Outlook Web App については、自動で最新状態に更新されます。


また最近、Outlook を起動すると、電話番号の確認を求めるメッセージが表示されるケースがユーザーによってあります。こちらについては、Microsoft Communityの中でも、以下のように改善策が提示されています。


こうした既知の問題や、その対策などについては、随時情報が以下のサイトでも確認ができますので、ぜひご活用ください。

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内容や更新状況によっては、USサイトの方が情報が早く更新されていることもありますので、場合によっては、USサイトもご確認いただくとよろしいかと思います。

20190611-6-2.jpg


かなり前から発生している、ストアアプリ版の Office 製品で更新がうまくいかず、メニューなどが英語表示になってしまう問題についてもこちらのところで紹介されています。再度更新をかければほとんどの場合問題なく日本語版に戻りますが、こちらについては、まだ原因も特定されておらず引き続き取り扱い中のようですね。基本的な回避策は提示されています。

最近の Office の問題に関する修正プログラムと解決策” については随時確認するといいかもしれません。





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2019年05月14日

Outlook を起動しても送受信が開始されない

通常は、Outlook を起動すると、プログラム起動後、自動的に送受信が開始されます。
ただし設定次第では、開始されないケースもあります。

以前にも、いくつかのケースをブログでもご紹介してきました。
エラーが表示されて送受信できない場合には、そのエラー内容に応じた対処法が必要になるわけですが、エラーが表示されない場合にはどんなケースがあるのか? もう一度整理してみました。

1) "オフライン作業中" になっている
2) "送受信グループの定義" のところで、対象外になっている

の設定あたりについては、以前にもご紹介させていただきました。

そして今回は、"送受信グループの定義" と関係のある "予定された送受信を無効にする" 設定が有効になっているケースについてご紹介します。


【"予定された送受信を無効にする" 設定とは?】

自動的に送受信させないための一時的な措置として ON/OFF を切り替えて利用します。
実は以前にも、Outlook 2003/2007 の例で、過去に紹介しておりましたね...


通常、Outlookの場合、PCが起動していて、Outlook を立ち上げたままの状態であれば、"送受信グループの定義" での既定値により、例えば "30分" 毎に、自動で送受信が行われます。

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しかしメールを送りたいけど後で送りたい場合には、こうした機能が働いてしまうと、送信トレイに置いておいてあとで送ろう?とする、いつの間にか?送られてしまった...ってことになってしまいます。

送受信定義などで細かく設定してもいいですしまた、都度設定を変更してもいいんでしょうけど、これが日常であれば、送受信定義を開いて、チェックを外して自動で送受信しないようにしてしまうと、当然ながら起動時に自動的にメッセージを送受信するためには、Outlook 起動後、一度 "すべてのフォルダーを送受信" をクリックする手間が増えます。


【一時的に送受信させない】

そんな時に、一時的に送受信させないように設定するための機能が、"予定された送受信を無効にする" になります。これを必要に応じてクリックしてチェックを入れて ON にします。

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上記のようにシンプルリボンの場合が左、通常のリボンの場合が左になります。

この状態だと送受信の定義で定義された予定された送受信は実行されません。
ただし当然ですが、これが ON の状態で、Outlook を終了してしまうと、次回起動しても自動では送受信されません。

こうした機能、上手に使えば便利ですけど知らないうちに有効になってたりすると、なぜ?ってことになってしまいますね。

ということで、今回は、"送受信が開始されない" 事例として、"予定された送受信を無効にする" 機能についてご紹介させていただきました。


<参照>




富士通 FMV ESPRIMO DH

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2019年02月11日

ストアアプリ版のOutlookでプロファイルを操作する Part 2

以前に、"ストアアプリ版のOutlookでプロファイルを操作する" と題して、ストアアプリ版の Outlook でのプロファイルへのアクセス方法についてちょっと触れてみました。

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最後のところで、コマンドを利用したケースをご紹介しましたが、この辺りをもうちょっと掘り下げて Part 2 として取り上げさせていただきました。


【C2R版など従来のケース】

おそらく、プロバイダーや、PCメーカーのホームページでは、Outlook のプロファイルに関する操作方法を説明していたとしても、まだまだ従来のC2R版や、MSI版のもののほうが多いことでしょう。
ですが、現在PCにバンドルされてくる Office 製品は、ストアアプリ版がほとんど。以前にあった、Office Premiumシリーズはあっても在庫のみになっています。

"コントロールパネル" を開いて、"ユーザーアカウント" を開くと、おなじみの "メール" があって、こちらをクリックすると、"メール設定" の画面が出てきます。

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そこから、"電子メールアカウント" をクリックすれば、以下のような電子メールアカウントの設定をするための画面が出てきます。

20190211-1-3.jpg 20190211-1-4.jpg

そして、"プロファイルの表示" をクリックすれば、"メール" というダイアログが表示され、プロファイルの追加や削除、コピーなどができるようになっています。

とまぁ、ここまでは従来のパターンです。


【ストアアプリ版のOutlookの場合】

さてそして肝心のストアアプリ版のOutlookの場合です。まずコントロールパネルを開いても、"メール" がありません。

"メール" がないケースは以前にもいくつかご紹介したことがありますが、その場合でも、"MLCFG32.CPL" というプログラムを直接事項すれば起動できたんですが、ストアアプリ版の場合、一応、このプログラムがないわけではないんですが、Program Files>WindowsAppフォルダという特殊なフォルダ内にあって単独では実行できないようになっています。まぁストアアプリだからと言い切ってしまえばそれまでですが。

そこで以前ご紹介したのは、コマンドプロンプトによる操作でした。

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C2R版などの場合、わざわざコマンドを使用しなくても大丈夫ですし、また "ここに入力して検索" のところからも今回ご紹介するようなコマンドで起動ができます。しかしストアアプリ版の場合にはそれもできません。

-- ストアアプリ版の場合:

さて肝心のストアアプリ版の場合ですが、

1) "ここに入力して検索" のところに、"CMD” と入力し、コマンドプロンプトを実行します

2) "outlook.exe /profiles" と入力してエンターを押します

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** 前回ご紹介した際には、"管理者として実行" で行いましたが、別に管理者でなくても問題ないようでした
ただし、ストアアプリ版の場合、"ここに入力して検索" のところで、"outlook.exe /profiles" を入力すると一応呼び出せそうな画面にはなりますが、Outlookは起動してきませんでした。


-- プロファイルの選択画面から各種設定に:

さてプロファイルの選択画面がでたところで、まずは "オプション" をクリックしてみます。

20190211-3-1.jpg

上記のような画面に代わります。ここで、

1) プロファイル名:複数のプロファイルがある場合にはこちらでプロファイルを選択できます

2) 作成:プロファイルの新規作成

20190211-3-2.jpg

3) プロパティ:電子メールアカウント

20190211-1-3.jpg

といった画面が表示できます。

ということで、コマンドによる操作は、すべてではありませんが、いくつか試してみましたが、ストアアプリ版でも同様に機能はするようなので、"Outlook のコマンドラインスイッチと初期化される情報について/Outlook Support Team Blog JAPAN" のブログなどを参考に試してみてください。


<参照>




富士通 FMV LIFEBOOK LH

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2019年01月27日

ストアアプリ版のOutlookでプロファイルを操作する

Microsoft Outlook で、プロファイルを操作する際に必要な、"メール設定" のダイアログ。多くの場合、コントロールパネルにある "メール" から行うことが多いかと思います。

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例えば以下のサイトは一例で OCN のページです。Outlook 2016/Windows 10 という環境で、説明されていますが、コントロールパネルから説明されています。

20190127-1-1.jpg


NECのサイトでも以下のような感じで、以下のサイトでは、"Office Premium の Outlook” とはありますが、同様です。


もちろん、それで設定・操作ができるのであればなにも問題ありませんが、ストアアプリ版の Office 2016 等をご利用のケースだと、実のところ、コントロールパネルを開いても、"メール" という項目すらありません。

だいぶ前に一度以下のような記事を取り上げました。

ここでも紹介しているように、"MLCFG32.CPL" を直接ダブルクリックしても、メール設定の画面が出てくるのですが、実はこれも、ストアアプリ版ではこれも簡単には通用しません。

ではどうしたらいいのか?今回はそんな操作方法についてもご紹介です。


【Outlookのファイルメニューからプロファイルを管理する】

Microsoft Outlook には、何もコントロールパネルからだけではなく、通常のメニューからでも、ちゃんとプロファイルの管理画面にも入れるようになっています。これはストアアプリ、C2R版など関係なくすべてのアプリで可能です。

1) まずは、Outlook を起動します。そして、ファイル>情報 と進みます

2) アカウント設定>プロファイルの管理 と開きます

20190127-2-1.jpg 20190127-2-2.jpg

左:C2R版 右:ストアアプリ版

このおなじみのダイアログが開けば、プロファイルの操作は従来通りですね。プロファイルをコピーしたり、プロファイル自体を作り直したりなどなど。


【コマンドラインによる操作】

実は、コマンドラインによってもプロファイルの操作が可能です。Outlook 2013 の例で以下のような、コントロールパネル内に "メール" がない場合の対策が紹介されていましたが、このケースでは、コマンドラインによる操作方法が紹介されています。


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例えば、C2R版であれば、スタートボタンの隣にある、"ここに入力して検索" のところや、Windowsキー+”R” にて、ファイル名を指定して実行のダイアログを表示させて、Outlook.exe /profiles などと実行すればいいだけですが、ストアアプリ版の場合には、コマンドを管理者として実行しないとこれも利用できないようです。

そういう意味でも、ファイルメニューから、アカウント設定>プロファイルの管理 とする方がスマートですね。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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2018年12月28日

Outlook のルールの編集やインポートができない【続報】

以前に取り上げました、Outlookのルールで不具合が発生している件の続報です。


自分の環境では特に問題なくルールも動作していたので検証できませんでしたので、ご紹介を兼ねて取り上げた上記の記事。

ところがその後、Microsoft コミュニティなどでもかなり多く、この件についての質問が上がるようになり、そのトラブルの影響範囲の大きいことが明らかになってきました。

メッセージに従って、プログラムを入れなおしてもダメであることは、当初よりブログの中でも報じられてましたので、暫定的な対処法としてメッセージルールの削除が紹介されていました。
しかし、削除するにもそのダイアログが開けないという方もいらっしゃるため、以下の様にコマンドプロンプトを利用した削除方法についても取り上げさせていただきました。


この段階では、とりあえずメッセージルールを削除すれば、ルールによる仕訳はできなくなるものの正常に動作するようになること、また改めて、ルールを作り直せば改善することもあることが紹介されており、ルールの作り直しで確かに改善された方もいらっしゃったようです。もちろん記事の中では、ルールを作り直したところで再発する可能性についても触れておりました。

さてその後、この11月の修正プログラムに対する修正プログラムがリリースされました。"[12/26 更新] 2018 年 11 月の Outlook セキュリティ更新プログラム (32 ビット)を適用後、一部ユーザーでクライアント ルールが動作しない、ルールの編集やインポートができない" のところに、MSI版向けの更新プログラムのダウンロード先のリンクが紹介されております。

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ただし、クイック実行版(C2R版)については、

・月次チャネル バージョン 1811(ビルド 11029.20208) 以降のビルド
・半期チャネル (対象指定) バージョン 1808 (ビルド 10730.20262) 以降のビルド
・半期チャネル バージョン 1803(ビルド 9126.2336) 以降のビルド

で修正されているとのことのようです。

ただし、今回この修正を適用することで一部のユーザーでルールの編集ができなくなるという新たなトラブルが発生しているようです。

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"[12/27 更新] 2018 年 12 月の Outlook 更新プログラム (32 ビット) を適用後、一部ユーザーでルールの編集が編集ができない" で触れていますが、"ルールで指定したメールの移動先フォルダーが存在しないなど、不完全な状態となっているルールが存在する場合" といった不完全なルールがあるとここで紹介しているようなルールが編集できなくなるというトラブルが発生するようです。

その場合、やはり

1) コマンドによりルールを削除してルールを作り直す
2) 修正プログラムを一旦削除して、ルールを修正したうえで再度修正プログラムを適用する

といった対処法が必要になるようです。


【追加情報】

ちなみに、先日紹介したWordの不具合ですが、今回のOutlookの件で、その修正が、"月次チャネル バージョン 1811(ビルド 11029.20208) 以降のビルド"  とありますが、このバージョンにすると、今度は、Wordの方で、以下の不具合が発生します。


もっともこちらは、Outlookほどの影響はないのですが.... あっちがよくなれば、こっちに影響がでる... 
気になるかもしれませんが、Wordについては修正を待つしかなさそうですね。



<参照>





BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

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2018年12月20日

コマンドラインによって、メッセージルールを削除する

現在、11月に提供された更新プログラムの影響で、Microsoft Outlook でメッセージルールを開いて編集しようとしたりすると、エラーが表示されるトラブルが発生しています。

以前にも一度ブログで取り上げたのですが、ここにきて、Microsoft コミュニティを覗いているとちょくちょく質問も出ているようでしたので再度ご紹介させていただきます。



12月に提供された更新プログラムでは、今回の不具合の修正は提供されていなかったようで、現在も対応中の案件になります。

さて Outlook Support Team Blog JAPAN のブログの中でも紹介されていますが、その暫定的な対処法として、メッセージルールをすべて削除して作り直すことが紹介されています。

もちろん急ぎでない方は、修正プログラムの提供を待って、修正していただくのが一番いいのですが、一応削除して作り直せば改善はするようです。ただしどういったルールが問題になっているのか?というのが特定できないため、再作成してもまた同じ症状になってしまう可能性もあるようなので、試されるのであればそれを理解した上で、試してみる必要があります。

要するに、削除して再度作成しても、また同じ症状になる可能性もあるってことですね。


【コマンドラインによる削除方法】

さて、では本題の具体的な削除方法に入ります。ルールの削除ということで、仕訳ルールの管理画面を出して削除できれば一番手身近なんですが、どうもこの画面を出しただけでエラーになってしまうケースもあるようなので、通常の方法では削除できないようです。

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そこでコマンドラインによる削除が必要になります。

1) コマンドプロンプトを管理者で実行します

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2) "CD C:\Program Files (x86)\Microsoft Office\root\Office16"  と入力して、移動します

20181220-2-2.jpg

3) "outlook.exe /cleanrules" と入力してエンターを押します

20181220-2-3.jpg

4) 画面が戻ったら完了です。ルールがクリアされたことがわかるかと思います

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後は改めてルールを作り直すということになりますが、ルールの数が多かったりすると、作り直すのも大変な手間にはなりますので、場合によっては、修正プログラムの提供をお待ちになった方がいいケースもあるかもしれません。



<参照>




富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART


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2018年12月13日

KB4461529 をインストールすると、Outlook 2010 がクラッシュする【続報】

11月に配信された更新プログラムの中で ”KB4461529” においては、Outlook 2010(64ビット版)でクラッシュするトラブルが発生していました。


以前にも上記にある通り、ご紹介させていただきました。

さて、この修正プログラムになる KB4461576 が、12月の更新プログラムにて配信がスタートしています。

KB4461529 にて不具合が発生していた場合には、暫定的にこの更新プログラムをアンインストールして対処していただいていたかと思いますが、今回配信されている KB4461576 は、この更新プログラムを置き換えるものとして配信されていますので、こちらを適用することで、前回の修正も行われることになります。

"Outlook 2010 用のセキュリティ更新プログラムの説明: 2018 年 12 月 11日" のところから、直接更新プログラムをダウンロードも可能です。


<参照>




富士通 FMV LIFEBOOK UH

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2018年12月08日

Outlook のルールの編集やインポートができない

11月に配信された更新プログラムを摘要すると、Outlookのルールの編集や、インポートができないことが確認されているようです。
現在、Microsoft側でも確認中のようですが、現時点ではこの更新プログラムをアンインストールすることで回避する必要があるようです。

必ず発生するものでもないようで、自分の環境では、エラーは発生していませんでした。

ブログの中にもありますが、"特定のルールの条件や処理により発生する問題ではないため、見た目からはどのルールが原因となって発生しているか判断をすることができないものとなります" ということです。

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【要因となる更新プログラムおよび要件】

-- 対象のプログラム:

・Office 2010/2013(MSI版)/2016(C2R版/MSI版) 32 ビット版をご利用

-- 配信された更新プログラム名:

・Outlook 2010:KB4461529
・Outlook 2013:KB4461486
・Outlook 2016:KB4461506



【発生するタイミング】

・ルールの編集画面を開いたとき
・ルールのインポートをしようとしたとき


【対処法】

更新プログラムのアンインストール以外に現時点では対象法がありません。
ただしすでにMicrosoft側でも状況を確認しているようですので、修正プログラムが配信されるまでお待ちください。

現時点では、配信時期は未定のようです。


【2018/12/20 更新】

現状ではまだ対応中のようですが、ルール自体を削除して試してみるという件についても、Outlook Support Team Blog Japan の中で触れられてましたので、削除について確認してみました。


ただし、やはりブログの中でも触れられていますが、いったん削除して、ルールを作り直したところで、再発する可能性もありますので、お試しになる場合には、あらかじめそれを踏まえたうえでお試しください。

ルールの数が多いとこれも大変なので、修正プログラムの提供を待ったほぅがいいケースもあるかもしれません。


【2018/12/28 更新】

本件について、進展がありました。詳細は、以下の記事をご参照ください。




<参照>




富士通 FMV LIFEBOOK AH

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2018年11月30日

Outlook 2016 の画面の一部の文字が切れてしまって表示されない

C2R版のOutlook 2016 で現在発生している問題です。

20181129-1.jpg


【発生要件】

以下のケースで発生するもののようです。

・Windows 10 Ver.1803 以降のOS
・Outlook 2016(C2R版)をご利用


【対処法】

現在対応中とのことで、現時点では対処法がないようです。


改めて自分の、C2R版 の Outlook 2016 で確認してみると....

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確かに、"すべて" のところが欠けてますね... まぁ言われてみて初めてあぁ~といった感じではありますが、機能的には問題ありません。

Outlook 自体を修復したり、再インストールしたりしても改善されるようなものではないようですので、更新プログラムの配信まではしばらくお待ちいただくことになります。


【更新】

C2R版で....とあったので、ストアアプリ版はどうなのか?と確認してみました。

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現在、Windows 10 Ver.1809 の PC にインストールされているストアアプリ版の Office 365 Solo ですが、Outlook を起動するとやはり、文字が切れることを確認。

C2R版に限ったことではないようです。



<参照>






デル株式会社


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2018年11月23日

KB4461529 をインストールすると、Outlook 2010 がクラッシュする

11月に配信された更新プログラムの中で ”KB4461529” においては、Outlook 2010(64ビット版)でクラッシュするトラブルが発生していました。


の中で最後にちょっとご紹介しました。

このクラッシュが発生する要件としては、

1) Office 2010 64ビット版 を使用している
2) 11月に配信された KB4461529 が適用済みである

ことでした。

削除すれば、回避できることから、アンインストールされている方もいたようですが、今回の更新プログラムについては、セキュリティの不具合修正が含まれているため、アンインストールは推奨されず、修正プログラムが提供されるまで、 "Outlook Web Access" の方を利用することが推奨されておりました。

さてその後、Outlook Support Team Blog JAPAN のブログでも紹介されておりましたが、11/22付で修正プログラムの提供が開始されました。ただし、Windows Update では提供されないようですので、直接アクセスしてダウンロード&インストールする必要があります。


20181123-1-1.jpg 20181123-1-2.jpg


上記のリンクにアクセスしていただいて、"How to download and install the update" にリンクがある KB4461585 をダウンロードしてインストールしてください。

上記、Outlook Blog にもありますが、"Windows Update での展開時期については現時点では未定です" とのことで、Windows Update にて配信されるようになるかは、現時点では未定のようです。


【2018/12/12 更新】

本件の修正プログラムが、12月の更新プログラムにて配信されています。


Updateを実行してみてください。


<参照>




マウスコンピューター/G-Tune


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2018年11月17日

Microsoft Outlook の UI も間もなく新しく...

これまでにもご紹介していましたが、Office Insider 向けのものではすでに、また 月次チャンネルで更新されている通常の Word や Excel 等のデスクトップ版のアプリや Word Online や PowerPoint Onlineなどでもすでに新しいシンプルUIに変わってきています。

そして Microsoft Outlook さらにコマンドのところも変わるようです。

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先日 Updateして、現在は、 Ver.1810(ビルド 11001.20108)になりますが、Outlook を起動すると、画面右上に "近日公開の機能" という項目が追加されて "オフ" という表示が出ています。

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ご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、すでに現在のタブ表示も以前にもご紹介したようにシンプルなUIに変わっています。ただしタブの配下のコマンドは従来通りいろいろあります。

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さてこの、”近日公開の機能” をクリックしてみると、作業ウィンドウが現れて説明が出てきます。文字通りさらにユーザーエクスペリエンスのアップデートがあるよ?という予告ですね。

ではどう変わるのか?

こちらを、"オン" にしてみます。すると以下のような再起動を促す画面がでてきます。

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すると、UIがさらに変わってコマンドがだいぶ整理されてかなりシンプルなデザインになります。

20181116-2-2-1.jpg

現在のところ、オン/オフが切り替えられるようですが、今後はこちらに変わっていくんでしょうね。


<参照>




パソコン工房 Microsoft Office 搭載パソコン




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2018年11月16日

3つのタイムゾーンをサポート(Microsoft Outlook for Mac)

先日ご紹介した Mac 版 Office Insider Fast の更新情報。昨日ご紹介したものの一つ前になります。


この Update にて、Mac 版 Office 365 が、Ver.16.20.0(Build 18111200) となったわけですが、その後リリースノートにおいて、Outlook の方で新規機能が追加されたことが公開されたのでご紹介いたします。

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今回追加されたのは、Outlook予定表
この Outlook 予定表 において、3つのタイムゾーンの設定が利用できるようになりました。

20181115-2-2.jpg

メニューバーのOutlook>環境設定>その他>予定表

と開くとご確認いただけます。

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また、予定表のイベントカードに、会議出席者の返信状況も表示されるようになりました。こちらについては、Office 365サブスクライバー向けの機能になりますので、買い切り版の場合には利用できません。

ぜひご確認ください。


<参照>





Microsoft Store (マイクロソフトストア)

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2018年08月29日

Outlook がオフラインで起動する

通常、Outlook 2016 などを起動すれば、自動的に送受信が開始され、さらに以下のようなオフラインではなく、オンライン状態で起動してきます。もちろんあえてオフラインにされている場合には別です。

**オフラインの状態: ステータスバーにも表示されます

20180827-2-1.jpg 20180827-2-2.jpg 

**オンラインの状態: ステータスバーには表示されません

20180827-2-3.jpg 20180827-2-4.jpg

Outlook Support Team Blog JAPAN によると、いくつかの例で、オフラインで起動してくることを確認されているようです。

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ブログによれば、その原因と対処の例として、

1) Outlook 以外のプログラムによりMAPI の共有メモリにオフライン状態の情報が書き込まれている
2) Windows OS が接続性無しの応答を返している
3) その他の原因

といった事例が紹介されています。詳細はブログ "Outlook が予期せずオフライン状態で起動する/Outlook Support Team Blog JAPAN" をご参照いただければと思います。

さて "その他の原因" の中で、プレゼンテーションモードが有効な場合や、"Wi-Fi などで従量課金接続状態と Windows OS が認識していると、Outlook はオフライン状態で起動します" と紹介されていましたので、従量課金接続状態で具体的にどうなるか?確認してみました。

20180827-4.jpg

Wi-Fi を従量課金接続状態にして、Outlookを起動してみると、上図のような画面で、黄色い帯に表示されますので、見落とすことはさすがにないでしょうね... 

プレゼンテーションモードが有効な場合については、その対処法について、"認証ダイアログが表示されず、オフライン起動となってしまう (プレゼンテーション中の機能制限)" でも紹介されていますので参考にしてみてください。

Outlookを起動するとオフラインで起動してくるような場合、ブログで取り上げられている以外にも、いろいろなケースがあるかもしれませんが、その原因と対処法については、ぜひ参照してみてください。


<参照>





HP Directplus -HP公式オンラインストア- デル株式会社


デル株式会社
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2018年08月15日

Outlook 2016 のアカウント作成画面を従来のものに戻したい

Outlook 2016 のメールアカウントの作成画面。現在のような新しいシンプルな画面になって久しくたちますね。

でも、新しい画面がどうもなじめない....という方も中にはいらっしゃるようでしたので、今回は、この新規アカウントの追加画面を従来の形に戻す方法についてご紹介します。

もともと、"クイック実行版の Outlook 2016 で POP や IMAP のアカウントを設定すると「問題が発生しました」エラーで失敗する/Outlook Support Team Blog JAPAN" の中のトラブルシューティングの一つの対策として公開されていたものです。


【従来の画面と新しい画面】

まずは現状の確認から...
現在、Outlook 2016 で採用されている新しい画面(左)は、以下のような感じのものです。そして、右が旧来の画面です。

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どちらがいいかはお好み次第なわけですが、それぞれがどういった流れでアカウントの設定に入っていくかも確認しておきましょう。


【新しい画面のアカウント設定の流れ】

1) 新規アカウントの追加をクリック

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2) メールアドレスを入れて "接続" をクリックすれば自動アカウント設定が開始されます。"詳細オプション" をクリックして、"自分で自分のアカウントを手動で設定" をクリックしてチェックを入れると、手動設定に入ります(ここでは引き続き手動設定のケースで続けます)

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3) 次に表示されるのが、アカウントの種類の選択。ご利用のご契約に合わせて選択します。今回は多くの方がご利用になっているPOP形式で進めてみます

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4) 次に進むと焼成設定の画面に入りますので、サーバー情報など必要事項を入力します

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.... すべてではありませんが、こんな流れになります。


【従来の画面でのアカウント設定の流れ】

1) アカウントの追加をクリックします。ここで名前、メールアドレスとパスワードだけ入力して自動アカウント設定に進むか? "自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)" のいずれかを選択します

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2) 今回は "手動設定" の方で進んでみますと、ここで、"アカウントタイプの選択" になりますので、"POP または IMAP" などを選択します。今回は一例として、POPで進んでみます

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3) そして次の画面でサーバー情報などを入力して進みます

20180814-2-2.jpg


こうして比較してみるとやっていることは一緒なんですが、新しい画面がだいぶシンプルなデザインになったんだな?と改めて実感します。


【旧来のアカウント設定を利用する方法】

好き嫌いの問題だけじゃなくって、何かしらのトラブルがらみで、従来の設定画面に変更する必要があるケースもあるかもしれません。
通常、Outlook 2016 を起動し ファイル>アカウント設定>アカウント設定 と開いて、"新規" をクリックしていくと、新しいアカウント設定の画面が表示されます。

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でもどうしても、従来の画面で設定を行いたい場合には以下のような方法で行います。

1) コントロールパネルからアカウントの追加を行う
2) レジストリキーを追加する

意外かもしれませんが、コントロールパネル>Mail(あるいは コントロールパネル>ユーザーアカウント>Mail)と開いて、"メールの設定" 画面を出して行えば従来の画面で設定もできるんですね...


-- コントロールパネルからアカウントの追加を行う:

1) Windows 10 などの場合には、"ここに入力して検索" のところに、"control" と入力するか? Windows キー + "R"  にて、"ファイル名を指定して実行" の画面を出して、"control" と入力して、"OK" をクリックします

20180814-4-1.jpg 20180814-4-2.jpg 20180814-4-3.jpg

** コントロールパネル内の表示がアイコン表示の場合

20180814-4-4.jpg

** 最近増えつつある、ストアアプリ版の Office 2016 をご利用の場合には、Outlook Support Team Blog JAPANのブログの中でも触れられておりましたが、コントロールパネル内にこのアイコンはないようですので、その場合にはこちらからの操作はできません。


2) "メール設定" のダイアログが表示されたら、"電子メールアカウント" をクリックして、"アカウント設定" の画面が表示されたら "新規" をクリックしてアカウント設定に入ります

20180814-4-5.jpg 20180814-4-6.jpg 20180814-1-5.jpg

こうしてコントロールパネルから設定する分には従来の形でのアカウント設定が可能です。


--レジストリキーを追加する:


1) HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Office\16.0\Outlook\setup と開きます。"Setup" のところで、右クリックして、"新規" から、"DWORD(32ビット)値" をクリックして、"DisableOffice365SimplifiedAccountCreation" という名前でキーを作成します

20180814-4-7.jpg

2) "DisableOffice365SimplifiedAccountCreation" というキーを開いて、値を設定します

値の名前: DisableOffice365SimplifiedAccountCreation
値の種類: REG_DWORD
値のデータ: 1

20180814-4-8.jpg

3) 完了したら、一旦PCを再起動します。再起動後、再度 Outlook を起動して、ファイル>アカウント設定>アカウント設定 と開き、"新規" をクリックしてみると...

20180814-4-9.jpg

上記のように通常のアカウントの設定画面からでも従来の画面表示になったことを確認できます。

今回は、手入力でレジストリに追加しましたが、Outlook Support Team Blog JAPANのブログの中では、このレジストリを簡単に追加できるように、"OldAccount.zip" というファイルがダウンロードできるようになっております。

こちらをダウンロードしてダブルクリックなどで、一旦すべて展開。展開されたフォルダ内の、"OldAccount.reg" というファイルをダブルクリックして、実行すれば、わざわざレジストリエディタで手動でやらなくても、今回のレジストリキーを追加することが可能です。

ちなみに、元に戻したい場合には、今回作成された "DisableOffice365SimplifiedAccountCreation" のキーを開いて値を "0" に変更するか?このキー自体を削除すれば元に戻ります。

20180814-5-1.jpg 20180814-5-2.jpg

後から追加したキーですし、不要であれば削除してしまっても問題ありません。

最後につまらないことですが、Outlook 2016 を開くと右上に表示されている封書のアイコン。

20180814-5-3.jpg

クイックアクセスツールバーに追加されている "すべてのフォルダを送受信" というボタン。こんなのあったんですね。さらに、"F9" でこのコマンドが実行できるようなので、メッセージの送受信をしたいときには、こちらをクリックするか? "F9" をクリックするか?
わざわざホームタブから "すべてのフォルダーを送受信" としなくてもいいので、知らなかったよ?という方は、ぜひ使ってみてください。


【2018/08/23 更新】

ストアアプリ版 Office の導入されている場合の、コントロールパネル内のユーザーアカウント画面ですが、参考までに以下のようになっていて、メールという項目はありません。

20180814-4-4-1.jpg



<参照>



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2018年07月30日

Outlook で文字入力の際に勝手に確定してしまう

Outlook がらみで現在発生しているトラブル、および発生していたトラブルについてご紹介いたします。

1) 文字入力の問題
2) コピー&ペーストの問題


1) 文字入力の問題:

日本時間5月1日以降に配信された April 2018 Update による影響で、Outlook で文字入力していると、勝手に確定してしまったり、重複したりする症状が発生していました。
時間がかかったようですが、こちらにつては、7/25に配信されている KB4340917 にて修正されました。
Update がまだの方は、更新した上で、症状が改善されるかどうかご確認ください。


2) コピー&ペーストの問題:

コピーしたものを連続して、Ctrl+Vなどで貼り付けの動作を行うと、メール本文が空白になってしまうことがあります。ブログでは再現手順なども紹介されておりますが、一応プログラム側の不具合であることはわかっているようですが、動作修正を行った場合に、他の動作への影響もあることから、現在修正される予定はないようです。


<参照>






Microsoft Store (マイクロソフトストア)


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2018年07月10日

バージョンにより異なるブロックされるファイルの種類

Outlook には、セキュリティの機能の一つとして、特定の拡張子のついたファイルをブロックする機能があります。
ただしこのブロックされるファイルは、Outlook のバージョンによって、多少異なるようです。

20180710-1.jpg

Outlook Support Team のブログ上で紹介されていましたが、同じ Outlook 2016 だとしてもバージョンによって異なるし、また Outlook 2013 や Outlook 2010 とも異なるようです。

ブログによれば、

  1. Outlook 2016 MSI 版 16.0.4573.1000 以降 (2017 年 7 月 の更新プログラム KB4011052 以降の適用)
    Outlook 2016 クイック実行版 16.0.8004.1000 以降

    20180710-2-1.jpg

  2. Outlook 2010 14.0.7188.5000 以降 (2017 年 9 月 の更新プログラムKB4011089 以降の適用)
    Outlook 2013 15.0.4963.1000 以降 (2017 年 9 月 の更新プログラム KB4011090 以降の適用)

    20180710-2-2.jpg
のように異なるようで、実際にブロック対象の拡張子が紹介されています。

こうしたセキュリティの機能の関係でアクセスがブロックされるような場合には、"Outlook でのメッセージの「outlook には、次の安全でない添付ファイルへのアクセスがブロックされている」" もご確認になってみてください。


<参照>




HP Directplus オンラインストア


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2018年06月21日

Outlook で、文字入力の際に問題が発生する

April 2018 Update 適用後に、Outlookでメールを作成していると、文字が勝手に確定されたり重複したりする症状が発生しているようです。

5月23日付でOutlook Support Teamのブログにて報告されておりましたので、ちょっと前の情報になります。

20180621-1-0.jpg

ご利用環境にもよるのかもしれませんが、うちで利用している環境  Windows 10 Ver.1803(17134.112)+ Outlook 2016 Ver.1805(9330.2124)および Windows 10 Ver.1803(17134.112)+ Outlook 2013 Ver.15.0.5041.1001では、この問題は発生していませんでしたので、気にはしていなかったのですが、どうも April 2018 Update が適用されている人が増えつつあるためなのか? MSコミュニティでも、同トラブルでの相談が増えつつありますので、ご利用環境によっては発生するものなのかもしれません。


Outlook Support Teamのブログでも現在調査中と上がっています。

うちの環境では症状が発生していないため確認ができず未確認情報ではありますが、上記サイトの中で、IMEの予測入力オフにすることで改善するという報告も上がっているようです。

暫定的に、一度予測入力オフにして改善されるかどうか?試されるのも一案かと思います。


【予測入力のオフ】

1) 画面下部の言語表示のところを、右クリックして、プロパティを開きます

20180621-1-1.jpg

2) "Microsoft IMEの設定" のダイアログが表示されたら、"詳細設定" をクリックします

20180621-1-2.jpg

3) "設定" のところにある "予測入力を使用する" のチェックを外してオフにし、OK で閉じれば完了です

20180621-1-3.jpg

もしこれで改善されるのであれば、修正プログラムが配布されるまでこちらでご利用になってみてください。

ただし今回のこの対処法は、うちの環境では確認ができませんでしたので、あくまでも未確認です。予測入力をオフにしたから不具合が発生することはないと思いますが、ご利用環境によってこれをオフにすることで使いづらいことになるケースもあるかもしれませんのでご注意ください。

<参照>




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2018年05月02日

受信しているのにメールが表示されない

問題なく受信されているメールもあるのに、一部のメールにはヘッダーしか受信がされない。今回は、こうした Microsoft Outlook での事例をご紹介します。

Microsoft Outlook には、メールを受信する際に、メールヘッダーのみ受信する 設定があります。

メッセージや添付ファイルといったメール本体ではなく、ヘッダーのみ受信して必要に応じて残りを受信する....

さらにすべてのメールはダウンロードするものの、ある一定のメッセージサイズ以上のものについては、ヘッダーのみ受信する。
こうした設定になっていると、受信したメッセージによって、メッセージ一覧にはタイトルなどが表示されても、ご覧のようにメッセージが受信されません。

メッセージのところには、

"このアイテムは閲覧ウィンドウでは表示できません。アイテムをまだサーバーから受信していません"

と表示されます。


20180426-5-1.jpg

通常、デフォルトでは、完全なアイテムをダウンロードする設定ですので、あえて設定していなければ目にすることも少ないかもしれませんね。


【メールを受信する】

さてこうしてヘッダーのみ受信する設定になっている場合、以下の手順でメールの全文を受信することになります。

1) メッセージ一覧のところの封筒のマークを右クリックします

2) すると、ダウンロード用のマークがつきます

20180426-6-3.jpg
3) その後、"すべてのフォルダーを送受信" などをクリックして送受信をかければ、メッセージ本体が受信されます

20180426-6-4-1.jpg


【設定を変更する】

何らかの事情により、ヘッダーのみ受信する設定になってしまった場合などには、以下の手順で設定を変更します。

1) 送受信タブから送受信グループにある "送受信グループ" の脇にある▼をクリックして、"送受信グループの定義" をクリックします

20180426-7-1.jpg

2) "送受信グループ" のダイアログが開いたら、"編集" をクリックします

20180426-7-2.jpg

3) "送受信設定" のダイアログが表示されたら、アカウントを選択して、"フォルダオプション" のところを設定します

20180426-7-3.jpg

・ヘッダーのみダウンロード:
こちらが選択されている場合には、すべてのメールがヘッダーのみダウンロードされます。この場合、最初にご紹介したように、ダウンロードしたいメッセージについて、ダウンロード用にマークしてから送受信して、メッセージを受信します。

・添付ファイルを含む完全なアイテムをダウンロード:
"次のサイズより大きいアイテムについてはヘッダーのみダウンロード" にチェックが入っている場合、サイズを指定して、指定したサイズ以上のメールについてはヘッダーのみしか受信しないように設定が可能です。

ここのチェックが外れている場合には、すべてのメールが完全な形で受信されます。


【今回のトラブルの事例】

今回取り上げた、事例は、以下の通りです。

・Microsoft Outlook は正常に起動し、起動すればメッセージの送受信も可能
・ただし、一部のメールは正しく受信できているのに、一部のものがヘッダーのみしか受信できていない状態

これはまさに上記でご紹介した設定に基づくもので、

"添付ファイルを含む完全なアイテムをダウンロード" が有効になっているものの、さらに ”次のサイズより大きいアイテムにはヘッダーのみダウンロード” が有効になっていて、デフォルトの、"50Kb" の設定になっていたために、添付ファイル付きの一部のメールがヘッダーしか受信できていなかった状況でした。

どうしてここが有効になったのか? そこまではわかりませんが、一部のメールが、ヘッダーのみしか受信されていないようなケースには、この送受信グループの定義 を確認する必要があるってことも、どこか?頭の片隅に置いておいた方がいいわけですね。

受信トレイを開いたら、一部のメールに "このアイテムは閲覧ウィンドウでは表示できません。アイテムをまだサーバーから受信していません" と表示されていて、メッセージが表示されない場合には、一度確認してみてください。





HP Directplus オンラインストア


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2018年03月24日

Windows Liveメールから、Microsoft Outlook 2016 にデータをエクスポートできない

サポートが終了して、早一年。

20180324-1.JPG

でも実際のところ、まだまだご利用の方も多いようです。
ご利用中の方は、くれぐれも早々に移行していただくことをお勧めいたします。

Windows Essentials

さてそんな移行にあたってのトラブルの一つの事例をご紹介いたします。


【64ビット版のOutlookにエクスポートできない】

"エクスポートできませんでした。MAPI を初期化しているときにエラーが発生しました"

これはエラーの一例です。

Windows Liveメールは、32ビット版しかありませんが、32ビット版の Windows Live メール から、64ビット版の Outlook へデータをエクスポートで書き出そうとすると上記のようなエラーがでて、エクスポートできません。

"既定のメール クライアントが設定されていないか、または現在使用されているメール クライアントがメッセージングの要求を実行することができません。Microsoft Outlook を実行して、既定のメール クライアントとして設定してください"

といったエラー表示が出たりすることもあるようです。

これは、Outlook 2013 以降の制限事項となります。

参照させていただいたサポートのページにも、

"64 ビット版の Microsoft Office または Microsoft Outlook がインストールされている場合、Outlook Express および Windows Live メールは Outlook にエクスポートすることができません"

とある通りです。

回避策もサポートページにはあるようですが、いずれにしても一度、32ビット版の Office 2016 などをインストールしなおして、一旦、Outlookにメッセージをエクスポートした上で、再度、必要に応じて 64ビット版を入れなおすなどが必要になります。また、メールデータを移行するツールなどを利用して移行すれば、そのままでも可能かもしれません。

通常、Office の場合には、インストールにあたっては、32ビット版が既定値となっています。

ただし、64ビット版をあえてインストールされている方や、32ビット版がいいのか? 64ビット版がいいのか? 迷われている方もいらっしゃるようですが、こうした互換性の問題ということもあるので、64ビット版選択の際には注意が必要です。


<参照>

Outlook 2013 (64 ビット) にインターネットのメールとアドレスを移行する際の問題
64 ビット版または 32 ビット版の Office を選択する

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2018年02月26日

検索がらみで発生しているOutlookの既知の問題

Outlookのサポートチームからブログにて公開された Windows10 Fall Creators Update 適用後に確認されている Outlookの主に検索に関連した機能の不具合についてご紹介いたします。

20180226-5.png

今回ブログにて公開されたものは、

1) 人物情報ウインドウ内の検索結果が表示されない
2) 検索の絞り込み機能ボタンがグレイアウトされている
3) 検索時にエラーが返されることがある
4) 「このアカウントをWindowsに追加しますか」 が何度も表示される

の4項目。

次のOSの Update にて対応予定のものから、Officeの修復で不足しているレジストリが再生成されて改善するもの、さらには、Ver.1709向けには修正プログラムが提供済み(Ver.1703は現在も対応中)のものと、その状況はまちまちのようです。

なお以前にもご紹介しましたが、これ以外にも既知の問題として確認されているものもいくつかあったりします。こちらについては、"最近の Outlook for Windows の問題に関する修正プログラムと解決策" をご参照ください。

以前にもブログで紹介させていただいたカレンダーがモノクロで印刷されてしまう...という件についても、こちらでも紹介されております。

Outlook2016 の予定表がカラーで印刷されない Part 2


<参照>

Windows 10 に Fall Creator Update (1709) を適用してから発生する Outlook の問題/Outlook Support Team Blog JAPAN
最近の Outlook for Windows の問題に関する修正プログラムと解決策

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2018年02月18日

Outlook2016 の予定表がカラーで印刷されない Part 2

先日 Outlook 2016 のカレンダーのカラー印刷の件、以下のリンク先のように取り上げさせていただきました。

Outlook2016 の予定表がカラーで印刷されない

さて、その後正式な回答をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

前回の記事の中でも、コメントでもいただいたんですが、"網掛け印刷をする" をオフにすれば、カラーで印刷が可能なことは確認しておりました。

ただし、ロールバックしてみると、ここにチェックが入っているにもかかわらずカラー印刷ができていたので、これはバージョンアップによる不具合なのかな?と思っていた次第ですが...


【カラー印刷ができること自体が不具合でした】

結果から言うと、"網掛け印刷をする" にチェックが入っているにもかかわらずカラーで印刷できていたこと自体が不具合でした。

2月にリリースされた Version 1801 (Build 9001.2138) に Update することで、これまで修正されてこなかった不具合が解消されて、ここにデフォルトでチェックが入っていて、モノクロでしか印刷できないのが正しい状態だったようです。


【設定変更のおさらい】

では、具体的に設定についてみていきましょう。

設定は以下のようにして変更します。

1) Outlookを起動し、カレンダーに移動します

2) ファイル>印刷 とクリックして移動し、設定のところの、"月間スタイル" のところをダブルクリックします

20180218-1.jpg

3) "ページ設定" のダイアログが表示されたら、"網掛け" のところの "網掛け印刷をする" のチェックを外して、OKで閉じます

20180218-2.jpg


それにしても、これまでできていたこと自体が不具合だったというのは、さすがに利用者じゃなかなか気がつきませんよね。そして特に何の情報もなく修正されるから混乱しちゃうわけですね....

とりあえず、カラーで印刷する場合には上記でご紹介したように "網掛け印刷をする" のチェックを外す必要がある... ということで落着です。


<参照>

Outlook2016 の予定表がカラーで印刷されない

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2018年02月08日

Outlook2016 の予定表がカラーで印刷されない

まずは以下の画像をご覧ください。Outlook2016 の予定表を、印刷したものです。
(実際に印刷しても同じ結果でしたが、画面で紹介するために、一旦PDFファイルとして出力してみたものです)

20180206-10-1.jpg 20180206-10-2.jpg

左:Version 1801 (Build 9001.2138) 2018/2/1リリース
右:Version 1712 (Build 8827.2179) 2018/1/30リリース

2018/2/1にリリースされた、Ver.1801(Build 9001.2138) がインストールされると、左の画像の様にモノクロでしか印刷ができなくなります。
Outlookの予定表の中で、業務ごと、内容ごとなどに色分けして利用されている方も多いかと思いますが、これを実際に印刷すると、上記のように今回のバージョンアップ以降、印刷されたものは、カラーになりません。


【更新プログラムについて】

Monthly Channel向けに、2/1に配信された Version 1801 (Build 9001.2138) の更新内容について、"Office 365 client update channel releases" にて確認してみました。

Office 365 client update channel releases

上記によれば、Skype と Project の Update のみについてしか紹介されておりません。Outlook については、特に触れられておりませんが、今回事象を確認するために、一旦、Office 2016 を、1/30にリリースされた Version 1712 (Build 8827.2179) にバージョンダウンして確認してみたところ、Outlookのバージョンも微妙に上がっておりました。

20180206-11-1.jpg 20180206-11-2.jpg

左:Version 1801 (Build 9001.2138)の Outlook のバージョン 16.0.9001.2080
右:Version 1712 (Build 8827.2179)の Outlook のバージョン 16.0.8827.2131

"Office 365 client update channel releases" では、内容として取り上げられておりませんが、"What's new in Office 365" のところでも、特に、取り上げられておりませんでした。バージョン自体は上がっているので、細かな修正は入ったんでしょうね。

What's new in Office 365
Outlook Blog/TechCommunity


【検証手順】

順番はちょっと変わってしまいましたが、実際に今回検証させていただいた手順をご紹介します。

まずは、現在の、Outlookのバージョン情報です。2018年2月1日(日本時間 2月2日)に配信されている Version 1801 (Build 9001.2138) がインストールされている状態です。

20180206-12-1.jpg

ここに、試しに予定を設定し、オレンジ色で色分けしてみました。

SnapCrab_予定表 - takahashi@pcclickjp - Outlook_2018-2-6_17-45-4_No-00.png 20180206-12-2.jpg

そして、ファイル>印刷 に移動してみると、プレビューの段階で、すでにモノクロです。印刷結果もモノクロでした。試しにPDFに出力したものは最初にご紹介したような画像です。

20180206-10-1.jpg

さて、ここで、Office をバージョンダウンして、一つ前、つまり、Version 1712 (Build 8827.2179)にバージョンダウンしてみました。バージョンダウンの方法は、以前にもこのブログで紹介したように、コマンドプロンプトを利用して行います。詳細は、以下のブログを参照してください。

リボンのユーザー設定を開くと、"基本的なコマンド" が真っ白で何も表示されない

そして、バージョンは以下のように、1/30にリリースされた Version 1712 (Build 8827.2179) に戻りました。

20180206-12-4.jpg

そして、ファイル>印刷 としてみると、以下のようにプレビュー表示できちんとカラーになっており、さらに印刷しても、カラーで出力されました。冒頭でご紹介したPDFで出力したもののうち、カラーで表示されているものがこれに該当します。

20180206-12-5.jpg 20180206-10-2.jpg

仮に本事象のためにカラーで印刷ができずにお困りの方は、こちらでご紹介しているように、一度一つ前のバージョンにロールバック(バージョンダウン)してみてください。

また通常自動更新のままだと、気づかないうちに自動更新されて、また最新バージョンになってしまったりするケースもあります。長い期間、更新を無効にしておくことはお勧めできませんが、ひと月ぐらいを目安にして、一度更新を自動に戻して最新状態にしてみてください。

とりあえずモノクロでも当面は我慢しようというのであれば、修正されたプログラムが提供されるまでお待ちになってみてください。

今回の事象ですが、Monthly Channel で更新されている Outlook 2016(Office 2016) で確認していますが、実のところ、Office Insider(旧:Insider Fast)版の、最新のもの Ver.1802(9026.2006) Outlook 2016 のバージョンで言うと、2018/2/2 にリリースされた Ver.16.0.9026.2006 でも同様にモノクロでしか印刷できなくなっておりました。
こちらについては、いつぐらいからかは確認取れていませんが、こちらも併せて、フィードバックしておりますので、今後何か進捗があったら、こちらでもお知らせいたします。


【追加情報】

"Office 365 client update channel releases" によると、今回の記事の公開が遅くなって、そうこうしているうちに、2/7付で次の、Version 1801 (Build 9001.2144) の提供が開始されておりました。

今回のUpdateでは、Excelについてのみですが、フォントを選択するとフリーズするという不具合を修正しているしているようです。

この事象でお困りの方は、Updateをかけてみてください。
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2018年01月06日

Outlook の仕訳ルールが、一部変更

Outlook において、セキュリティ強化により一部仕様が変更され、一部の仕訳ルールが機能しなくなっています。

注意が必要なのは、仕訳ルールを作成する際に、


・アプリケーションを開始する
・スクリプトを実行する


を利用しているケース。変更はかなり前からなので既に対応済みの方もいらっしゃるかもしれませんが、ご紹介させていただきました。

以前は、以下の画像はすでに適用済みのものですが、ちょうど、"自動仕分けウィザード" の "処理を選択してください" のところで、現在は、"(音)を鳴らす"、"開封済みとしてマークする"、"仕訳ルールの処理を中止する" のみになっていますが、この間に、"アプリケーションを開始する"、"スクリプトを実行する" という項目がありました。

20180106-1.jpg.png

上記2項目については、更新プログラム適用後は上記のように、表示されなくなり設定できません。


【どのバージョンから適用されるのか?】

対象バージョンは以下の通りです。時間的にはかなり前から現在の設定に変わってたんですね。

Outlook 2016(Office 365 ProPlus : クイック実行版):
・月次チャンネル:Ver.1610(7466.2038) 以降 2016/11/10リリース
・半期チャネル (対象指定):Ver.1701(7766.2060) 以降 2017/02/22リリース
・段階的提供チャネル:Ver.1701(7766.2092) 以降 2017/06/13リリース

Outlook 2016(Office Professional Plus 2016 : MSI版):
・Ver.16.0.4534.1001以降 2017/05/02 KB3191883適用後

Outlook 2013
・Ver.15.0.4937.1000以降 2017/06/13 KB3191938適用後

Outlook 2010
・Ver.14.0.7189.5000以降 2017/10/11 KB4011196適用後


【回避策】


1) レジストリを変更する
2) グループポリシーで登録する


*グループポリシーは、利用環境により利用できないこともあります。

詳細は以下のブログを参照してください。


<参照>

[アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する仕分けルールが動作しない、または作成できなくなる/Outlook Support Team Blog JAPAN
アプリケーションを起動または 2016 を Outlook でマクロを実行するルールの処理を制御する方法と、Outlook 2013

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2017年12月22日

Outlook 2016 for Mac の Insider Fast版に、表挿入機能が追加!

先日の "Mac 版 Office Insider Fast 更新情報" の中で、Version 16.9 (171212)において、Outlook 2016 for Mac に、表挿入機能がついたことに触れましたが、今回はこの機能について、改めて取り上げてみました。

20171220-1.png 20171220-2.png

【表の挿入】

Windows版の Outlook2016 にはすでにある機能ですが、今回 Mac 版の Outlook2016 でも、同じように表の挿入機能が Outlook のメッセージ文面で利用できるようになりました。

1) 現在可能なこと

・HTML形式の文面作成画面において、表挿入が可能になった
・基本的なレイアウト(表内の文字位置調整など)や、行列の追加機能が利用できる
・表のスタイルの設定が可能

2) できないこと

・表内での計算

Wordの表の機能であれば、計算式から、表内のデータの計算ができるようになっていますが、そこまではできないようです。

表を挿入し、表の上で、controlキーを押しながらクリックすると、

20171220-3.png

といったメニューが表示され、表のプロパティでは、以下のようなダイアログが表示されます。

20171220-4.png

この辺りは、Wordと一緒ですね。

また作表すると表示されるツールバーには、テーブルデザインとレイアウトタブが表示されます。

20171220-5.png 20171220-6.png

Word2016 for Mac の表挿入時のツールバーと比べれば、同じとはいかず、やはり多少異なるようです。

20171220-7.png

Windows版の、Outlook 2016 には、表内の計算ができるようになっています。この辺りも Mac 版ではまだ搭載されておりません。

20171220-8.png

参考までに、上記が、Windows版の Outlook 2016 の場合のものです。


【更新状況】

今回この機能が追加された Version 16.9 (171212) という製品は、Office Insider Fastユーザー向けのバージョンなので、通常版に反映されるのはもうちょっと先になります。

現在の Office 2016 for Mac の更新状況は以下の通りです。


Insider Fast:Ver.16.9(17121907)
Insider Slow:Ver.16.8(17112902)
通常版:Ver.15.41(17120500)



<参照>

Insider Fast: Outlook for Mac now supports creating tables!
Outlook 2016 for Mac - Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Office 2016 for Mac の更新履歴


Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)



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2017年11月06日

Outlook 2016 for Mac Ver.16.6(17100100)の新しくなった機能

メジャーアップデートで変わった "Outlook 2016 for Mac"。

現時点ではまだ、Insider Fast(Office Insider)向けに提供されているだけですが、Ver.16.6 で追加された機能についてご紹介いたします。

Insider Fast 向けには、その後も、Updateが続いており、11/1にリリースされた、Ver.16.7.0(17102900)が最新バージョンになります。

後から追加・修正されたものについては、バージョンごとにまとめてみました。



1) 新機能および改善された機能:

-- Ver.16.6 (171001)
・作成時の絵文字のサポート: 編集>絵文字と記号 より絵文字が追加可能になりました

20171105-2.jpg

-- Ver.16.7 (171008)
・強調表示のフラグ付きメール

・Googleアカウント:Google カレンダーの予定を、Outlook.com、Office 365、Exchange の各予定表に移動またはコピーが可能になりました

-- Ver.16.7(171017)
・メールでのテキストのサイズ変更: フォントの基本設定にあるスライダー コントロールを使用し、メールのサイドバー、メッセージ リスト、および閲覧ウィンドウに含まれるテキストのサイズを拡大または縮小可能になりました

・予定表での VoiceOver のサポートの改善: 予定表のグリッド内の曜日の間を移動して特定の曜日を操作することで、それらの曜日に設定されたイベント間を移動します。サイドバーのミニカレンダー コントロールを操作することで、グリッド内の特定の週または曜日を選択します

-- Ver.16.7 (171029)
・OneNoteとの統合:"OneNoteに送る"ボタンが追加。OutlookからOneNoteにデータを送ることが可能になりました
20171106-3.jpg


2) 修正:

-- Ver.16.6 (171001)
・スマートフォルダーがない場合、"予定表" ビューのサイド バーにスマートフォルダーが表示されなくなりました
・表示メニューに、"メッセージのプレビュー" が追加されました

-- Ver.16.7(171008)
・作成時にメールとイベントのウィンドウ タイトルにアカウント名が追加され、差出人アカウントを特定しやすくなりました。

・キャンセルされた会議または過去の会議を削除する時、開催者への通知を求めるメッセージを表示しなくなりました。

・アラームウィンドウのボタンがキーボード タブの順序となり、Space キーと組み合わせて押すこともできます

・オフラインで作業する場合またはネットワークに接続していない場合、Google アカウントへの接続を試行しなくなりました

・オフラインでの作業時に、Outlook は Office 365 アカウントおよび Exchange アカウントの連絡先の写真をダウンロードしなく

・Command+Returnのショートカットによって、メールを送信する場合、VoiceOver によってメールを送信したことが通知されるようになりました

・メッセージ ヘッダーにある [このスレッド内のすべてのメッセージを表示] ボタンを押すと、VoiceOver のフォーカスがスレッド インデックスに置かれるようになりました

・連絡先の検索 (アドレス帳) ウィンドウの検索結果の個数が適切に表示るようになりました

・"会議" メニューに、"会議室の検索" を追加

・"会議室の検索" の際に、スペースキーで利用可能な会議室を選択できるようになりました

・メールビュー以外のビューのサイドバーにあるフォルダのコンテキストメニューが表示されるようになりました


-- Ver.16.7(171017)
・オンライン会議の詳細情報をイベントに追加する際、"Skype の Web アプリをお試しください" のリンクが含まれるようになりました

・オンラインアーカイブフォルダーに置かれた暗号化されたメールが適切に表示されるようになった

・返信および転送で使用される既定のフォントの色の変更が可能になりました

・"会議" メニューに、スケジュール アシスタント ウィンドウを切り替えるための、スケジュール用のメニュー項目が追加されました

-- Ver.16.7(171020)
・欠落した埋め込み画像が含まれているメールへの返信または転送時に発生していたクラッシュへの対応

・新しいメールの作成やイベントの作成ウィンドウを開いた際、メールまたはイベントの本文ではなく [宛先] にフォーカスが置かれるようになりました

・Google アカウントにおいて、メール一覧で、メールに添付ファイルが含まれる場合、添付ファイルのアイコンが正しく表示されません

・Google アカウントの利用において、一連のイベントに含まれるアラームを消去すると、アラームが消去されたままになります


3) 既知の問題:

・一部のユーザーで、起動時に Office 365 のサインイン、あるいはキーチェンアクセスの画面が表示されることがあります
→ -- Ver.16.7(171008)にて修正済み

・署名の画像が送信済みのメールに正しく表示されません
→ 回避策:Wordで署名を作成し、コピー&ペーストして作成する
→ -- Ver.16.7(171017)にて修正済み

・メール送信時に、Outlookがクラッシュすることがあります。
→ -- Ver.16.7(171017)にて修正済み

メジャーアップデート以降修正がどんどん入っていますので、既知の問題もだんだんと修正されつつあるようです。情報も随時更新されていますので、詳細は、"Outlook 2016 for Mac – Release notes for Insider Fast builds" をご参考ください。


<参照>

Release notes for Insider Fast builds of Office 2016 for Mac
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Outlook 2016 for Mac - Release notes for Insider Fast builds
Outlook 2016 for Mac - Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Outlook 2016 for Mac のヘルプ
Outlook for Mac Insights
Insider Fast: Outlook for Mac now supports sending items to OneNote!


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2017年10月06日

Outlook 2007 のサポート終了と Exchange Online の利用について

まもなくサポートが終了する Office 2007

サポートが終了することで、セキュリティ上の不具合が見つかっても修正プログラムが配布されないといったリスクがあることについては、いろんなところでも紹介されているのでご存知かと思います。

しかし、ご利用環境によっては、それだけではなく、メールサービス自体が利用できなくなってしまうことがあるので注意が必要です。

"Outlook Support Team Blog JAPAN" によると、Exchange Online を Outlook 2007 で利用している場合、2017年10月31日以降利用できなくなるため、Outlook2016などにアップグレードして利用せざるを得ないようです。

Outlookで、Exchange Onlineに接続する場合:

・RPC/HTTP
・MAPI/HTTP

の 2種類の接続方式 があります。

2017年10月31日以降、Exchange Online においては、MAPI/HTTP のみサポートされる形に変わることになっていますので、既存のユーザーも利用状況によって設定を変更する必要がありました。

さて Outlook 2007 ではここが問題になります。Outlook 2007 の場合、MAPI/HTTP に対応しておらず、RPC/HTTP しか利用できません。
そのため、10月31日以降 Exchange Online への接続できなくなります。

セキュリティ上の理由も大きな問題には違いありませんが、こうしたサービス自体の変更に伴って利用できなくなってしまうということもあるので注意が必要ですね。


<参照>

Office 2007 サポート終了に伴う影響について/Outlook Support Team Blog JAPAN
2017/10/31 の Office 365 における RPC over HTTP のサポート終了に伴う MAPI over HTTP 移行の注意点

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2017年09月20日

添付したいファイルを右クリック>送る>メール受信者 とした場合、Outlook の編集画面が表示されない

MSI版のOutlook2016Windows7 の環境下でご利用の場合に発生するトラブルのようです。参照させていただいた "Outlook Support Team Blog JAPAN" にもあるように、C2R版の Outlook 2016 では発生しない問題のようなので、このエラーになる方は非常に限られているかと思われます。


【発生要件】

以下の要件を満たした場合に発生します。


1) OS:Windows 7
2) MSI 版の Outlook 2016
3) ファイル名に全角文字が含まれている


"Windows 7 に含まれる Sendmail.dllという Simple MAPI でメール送信を行うコンポーネントの不具合であることが確認しております" ということで、Windows7のプログラム自体の問題ではあるものの、Windows7 自体が、延長サポートに入っているため、現時点では制限事項という扱いになっております。

したがって、回避策としては、レジストリを自分で削除する必要があります。


【対処法】

修正するレジストリは以下の通りです。


キー: HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Clients¥Mail¥Microsoft Outlook

名前: SupportUTF8


の部分を削除する必要があるようです。

詳細は以下のブログなども参照の上お試しください。


【追加情報】

なお、現時点で MSI形式で Office 2016 が提供されているのは、ボリュームライセンス版のみです。


<参照>

Windows 7 と Outlook 2016 (MSI版) 環境で、ローカルのファイルを選択して、右クリックメニューから [送る]-[メール受信者] を実行した際に Outlook の編集画面が表示されない問題/Outlook Support Team Blog JAPAN

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2017年07月14日

Outlook2016 のアカウント設定画面が一新しました

よりわかりやすい画面にということなんでしょう。本日もC2R版のOffice 2016の更新がかかっていますが、はっきりしたことはわかりませんが、この新しい画面は、その前のバージョンVer.1706(ビルド8229.2073)よりもさらに前からのようです。

アカウントの追加をすると現在は以下のような画面になります。

20170714-1-1.jpg 20170714-1-2.jpg
20170714-1-3.jpg 20170714-1-4.jpg

以下は、参考までに、So-netの例ですが、以前は以下のような感じでした。

Outlook 2016 のメール設定確認方法/So-net

改めて比べてみるとだいぶ変わった感じがありますね。

アカウント設定って、そうしょっちゅう行うものじゃないから、変わってみるとあれ?となってしまいます...

ちなみに、こうした UI の変更があったりすると、プロバイダーなどで、メール設定を画面入りで説明しているページを作成されているところなんかは、すべて Outlook2016 については作り直しになるので大変でしょうね。



<参照>

Office 2016新機能
Office 365 の新機能
Outlook 2010 または 2013 で Office 365 のメールを設定する


Microsoft Public Affiliate Program (JP)



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2017年06月23日

Outlook2007 で iCloud との接続がうまくいかない

6月に配信されているセキュリティ更新プログラムの既知の問題のようです。
現在、Microsoft側でも対応中とのことですので、解決までしばらく時間がかかりそうです。
iCloud との接続については、Outlook2007のみに発生している問題で、同サイトでは、"問題 6" のところで紹介されています。

20170623-1.png

この他にも、

1) Outlook2007/2010:【暫定的な回避策あり】

メールに添付されたファイル、連絡先あるいはリッチテキスト形式のタスクを開こうとするt、"このオブジェクトは Outlook で作成されましたが、このプログラムがお使いのコンピューターにインストールされていないか、応答していません。このオブジェクトを編集するには、Outlook をインストールするか、Outlook でダイアログ ボックスが開いていないことを確認します" というエラーが表示されます。

"このアイテムには、安全でない可能性のある添付ファイルが含まれています。アイテムを閉じた後、添付ファイルは表示されなくなります" と表示されることもあるようです。


2) Outlook2007/2010/2013/2016:【暫定的な回避策あり】

連続するピリオド (...) または感嘆符 (!) を含む添付ファイルを開こうとすると、ファイルがブロックされ、[添付ファイルを開いています] の警告が表示されます。


3) Outlook2013/2016:【暫定的な回避策あり】

レベル 1 の添付ファイルの表示を Outlook に許可するように ShowLevel1Attach を設定している場合、次のエラーが表示されます。“このファイルには、ポリシー設定が原因で無効になっているオブジェクトがあります。”


4) Outlook2007/2010/2013/2016:【調査中】

Outlook 用に作成したユーザー設定フォームの使用時、VBScriptが実行できないなどのエラーが表示されます


5) Windows 7、Windows 8、Windows 10 のすべてのバージョンの Outlook:【調査中】

検索時に、"エラーが発生したため、検索を完了できませんでした" となってしまう


6) Outlook2007:【調査中】

iCloud との同期がうまくできず、正しく読み込めません


暫定的なものですが、一応、回避策が提示されいてるものもあれば、現在調査中のものもあります。
根本的には、今後のUpdateをお待ちいただく必要があるようです。


【追加情報】

パソコンのツボ別館で取り上げさせてもらいましたが、今回のようなUpdateに伴うトラブルについては、以下の、"Office の問題に関する修正プログラムと解決策" のところでも確認ができます。

20170623-3.jpg

Update と既知の問題、そして回避策/パソコンのツボ別館

ぜひこちらもご参照ください。



<参照>

Outlook2007:iCloudと同期されなくなった/MSコミュニティ
2017 年 6 月セキュリティ更新プログラムの Outlook の既知の問題

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2017年05月25日

Outlookで、〜@icloud.comのメールアドレスを利用する場合にはパスワードの再設定が必要

従来でも、iPadや、iPhone、iPodTouch、さらには Mac において、Apple IDのセキュリティ強化のために、2ファクタ認証を設定して使用しだした場合、〜@icloud.com などのメールアドレス(他にも、〜@me.com、〜@mac.comなども含む)を、Outlook に設定して利用する場合、これが必要でした。

* 従来のようにApple IDとパスワードでは認証が通らなくなってしまいます

20170517-1.jpg

さてこれが、2017年6月15日 以降は、他社アプリからのiCloudへのアクセスにおいて、"App用パスワード" の使用が必須となります。Appleから上記のようなお知らせが届いている方も多いはず。

"App用パスワード" を設定するためには、"2ファクタ認証" が必須になるわけで、これまで "2ファクタ認証" を利用していなかった方は、順番としては、まずこの設定をした上で、"App用パスワード" を設定する必要があります。

6/15以降なのでまだちょっと余裕はありますが、あっという間ですので、ご注意ください。


【2ファクタ認証を有効にする】

Macや、iPhone、iPad、iPodTouch などのApple製品から、まずこの機能を有効にします。

iOS10.2 以前:設定>iCloud と移動し、AppleID>パスワードとセキュリティ の順にタップして進みます
iOS10.3 以降:設定>ユーザー名>パスワードとセキュリティ とタップし、"2ファクタ認証を設定" とタップして進みます
OS X:アップルマーク>システム環境設定>iCloud>アカウントの詳細 と進んで "セキュリティ" と開きます

ちなみに設定する前にApple IDの画面に入ると、

20170517-2-1.jpg 20170517-2-3.jpg
20170517-2-4.jpg

といった感じで、"2ファクタ認証" のところの、"利用を始める..." をクリックすると設定方法などの説明が表示されます。


【App用パスワードの設定】

1) Apple ID のアカウントページにサインインします。2ファクタ認証が有効になっていると画面は以下のような感じで、セキュリティのところにある、App用パスワードのところから、"パスワードを生成..." をっクリックしていきます

20170517-3-1.jpg

2) 最初にパスワードではなく、"パスワードのラベル"(管理用)を適宜決めて入力します。以下の例では、仮に "iCloud2017" と入れていますがお好きなものを決めてください。そして、"作成" をクリックします

20170517-3-2.jpg

3) するとパスワードが表示されます。〜@icloud.com などのメールアドレスを Apple製品以外のソフトなどで利用する場合(例、Outlook2016 で、icloud.com のメールアカウントを設定する場合)には、このパスワードを利用します。

20170517-3-3.jpg

なおここで設定したパスワードは、AppleIDの管理画面の、セキュリティから、"編集" をクリック、"App用パスワード" のところにある "履歴を表示" をクリックすると、パスワードを生成する際に設定したラベル名が表示されます。

ここではパスワードの作成日時は表示されますが、パスワード自体は表示されませんので、仮にパスワードがわからない場合には一旦現在のものを削除して、再度パスワードを生成して設定しなおしてみてください。

こうしてセキュリティが強化されて、従来できていたものができなくなってしまう例としては、他にもGoogleアカウントの例もあります。

20170517-4-1.jpg

Googleの場合には、Google アカウントの画面に入って "安全性の低いアプリ" からのアクセスを許可してあげる必要があります。

セキュリティが強化されることで、これまで利用できていたメールが突然認証が通らなくなってしまった....そんな場合にはご利用のサービスのセキュリティなどを一度確認してみる必要がありそうですね。

とりあえず今回ご紹介した、〜@icloud.com のメールアカウントについては、6/15以降必須になるのでご注意ください。


<参照>

iCloud:@icloud.com、@me.com、および @mac.com メールアドレスについて
Apple ID の 2 ファクタ認証
App 用パスワードを使う
他社製アプリからiCloudへのアクセスに「2ファクタ認証」必須へ/iPhone Mania
Appleから「6月15日よりApp用パスワードが必要になります」メールが届いた時の対処法/AppBank
安全性の低いアプリがアカウントにアクセスするのを許可する/Googleアカウントヘルプ


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2017年04月03日

Outlook 2016 も、Windows版とMac版では似て非なるもの

ちょっと面白いブログがありましたのでご紹介を含めて取り上げてみました。

Windows版 Outlook 2016:
20170403-1.jpg
Mac版 Outlook 2016:
20170403-2.jpg

今までWindows版のOfficeをご利用の方で、Mac版のOfficeを使い始めた方。あるいは、逆にMac版のOfficeを使っていた方が、新たにWindows版のOfficeを使い始めた方。さらには両方をご利用の方などもいらっしゃるかもしれません。

以下のサイトでは、そんな方のために、Windows 版の Outlook2016Mac 版の Outlook2016どこがどう違うのか?といったことを紹介しています。


Outlook 2016 for Mac と Windows 版 Outlook 2016 を比較する


比較的わかりやすくまとまっています。

Mac版は、Outlookになったのが、Office2011と、つい数年前のお話です。それまでは、Microsoft Entourageというメールクライアントでした。
現在は、Windows版も、Mac版も Office 2016になっていますが、名称が同じになってくるとつい同じものと勘違いして、その違いが判りずらい部分もありますので、こうした機能を比較したサイトがあるのは便利かもしれませんね。

ご覧いただけるとお分かりになれると思いますが、Windows版のOutlook2016に比べると、mac版のほうはまだまだない機能がありますね。


さらにリンクをたどっていくと面白いのが、

Outlook for Mac 2011 と Outlook 2016 for Mac の比較

Outlook for Mac 2011 VS Outlook 2016 for Mac
当然、バージョンが異なれば、機能も変わってきます。ぜひこちらも参考にしてみてください。

あの機能 Outlook 2016 にはあるのかな?など、比較したいときには参考になりますね。
またその他 Mac版の Outlook に関する情報は、

Outlook for Mac Insights

にて随時更新されています。ぜひこちらもチェックしてみてください。


<参照>

Outlook Features ? Windows vs. Mac Outlook/Outlook for Mac Insights
Outlook 2016 for Mac と Windows 版 Outlook 2016 を比較する
Compare Outlook 2016 for Mac with Outlook 2016 for Windows
第 1 回 - Office for Mac と Windows 版 Office、
何が同じでどこが違う?

Outlook for Mac 2011 と Outlook 2016 for Mac の比較
Compare Outlook 2016 for Mac with Outlook 2016 for Windows
Compare Outlook for Mac 2011 with Outlook 2016 for Mac

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