WindowsXPには、メニューにもないコマンドもたくさんあったりします。その中の一つがタイトルにもあるような圧縮ファイルの作成機能。WindowsXPでは、標準でZIPファイルの解凍機能がついているのは当然のことながら、日本語版にのみLZH形式にも解凍という面では対応しています。ただし、LZH形式についてはマイクロソフトのHPからプログラムをダウンロードしてインストールする必要があるようです。このアドオンを導入することのメリットもあるようですが、すでに別途他の解凍ソフトを導入されている場合には、関連付けが変わってしまうということもあるようで注意が必要なようです。
WindowsXP日本語版だけに「圧縮(LZH形式)フォルダ」を追加LZH形式の圧縮ファイルの解凍機能を組み込むMS、正規ユーザー特典で配布されるLZH解凍アドオンの詳細・公開日を発表さて今回はこのLZH形式ではなく、最初から標準で搭載されているZIP形式に関するお話。解凍については、ZIPファイルを取り込んでみていただければわかるように、
図のようなアイコンで表示されますので、ダブルクリックすれば、開いて中を確認することも可能です。今回は逆にこのZIP形式への圧縮する方の機能
をご紹介します。
1)スタート>ファイル名を指定して実行 とクリックして、"iexpress" と入力してOKまたはエンターですすみます
2)"Welcome to IExpress 2.0"が起動しウィザードが始まります。"Create new SelfExtraction Directive file." の状態で、"次へ"をクリ
ック
3)"Package purpose"では、解凍後何か圧縮されたファイル内のプログラム自動実行させたりするのかなどの選択をしますが、単純に解凍だけなら、"Extract
files only"を選択して、"次へ"をクリック
4)"Package title"にはこれから作成する圧縮ファイルのファイル名を入力し、"次へ"をクリック(ここで入力されたものは、自己解凍をする際に表示される
ダイアログボックスに表示される名称となります)
5)"Confirmation prompt"は、そのまま"次へ"をクリック
6)"License agreement"は、そのまま"次へ"をクリック
7)"Packaged files"のところでは、"Add"をクリックすると、どこにあるファイ
ルを圧縮するのか聞いてきますので、ファイルを指定し"次へ"をクリック
8)"Show window" は "Default"のままで、"次へ"をクリック
9)"Finish Message"は、"No message"のままで、"次へ"をクリック
10)"Package Name and Options" の画面では、これから作成するZIPの自己解凍ファイルの名前と保存先を指定して、"次へ"をクリック
11)"Save Self Extraction Directive file"では、"Don't save"に変更して次へをクリックし、最後に"完了"をクリックすると、指定した場所に自己解凍ファイ
ルが作成されます
スペースの都合上一部画像を省略させていただいていますが、詳細は以下のサイトもご参考になってみてください。
インストーラーのような圧縮ファイルを作る普段あまり使うことのない機能ですが、探してみると結構いろんな機能があるもの
です。ちなみにこの機能、Windows2000にも搭載されています。同様にファイル名を指定して実行から利用可能です。
今回は単純な自己解凍書庫の作成でしたが、途中さまざまな設定をすることでさらに違った利用方法も可能なので、一度いろいろお試しになってみてください。
posted by クリック at 17:58| 東京 ☀|
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