現在はまだ Office Insider ユーザー向けに提供されている内容なので、通常のバージョンをご利用の方は、今後追加される機能と読み替えていただけるといいかと思います。
この記事を書いている現在の時点での、Office 2016 および PowerPoint 2016 のバージョンは以下の通りです。Office全体の更新バージョンと、各アプリの更新バージョンは若干異なります。
Office Insider Fast: Ver.1704(build 8001.1000)
PowerPoint 2016 Insider Fast: Ver.16.0.8001.1000
Office Insider Slow: Ver.1702(build 7870.2013)
(2017/3/1 リリース)
2月に追加された 新しい機能に、"
Quick Starter(クイックスターター)" というものがあります。
これは、簡単に言うと、PowerPoint を起動して、Quick Starter(クイックスターター)を選択すると、選択したテーマに沿ったプレゼンテーション向けのリサーチ アイデアやデザインの提案が提供されるというもの。文字通り大まかな流れが完成します。そこから手直しして細かいところを詰めていき作品を作成していくというもの。
現在この機能は、英語 (米国)、日本語 (日本)、ドイツ語 (ドイツ)、フランス語 (フランス)、スペイン語 (スペイン)、イタリア語 (イタリア) の言語で利用可能になっています。
また利用可能になるものは、Office Insider Fast:build 16.0.7823.1000 以降になります。Office Insider Slow においても、3月の更新プログラムの適用で、この Quick Starter が利用できるようになりました。
【Quick Starterの流れ】ではこの
Quick Starter(クイックスターター)。どんな流れなのか確認してみましょう!
1) PowerPoint2016 を起動。テンプレートの選択画面を表示させ、"クイックスターター" をクリックします
2) 最初にようこそ画面が表示されますので、"
始める" をクリックしスタート
3) "仕事のためのインテリジェントサービス" の画面が表示されます。現在はPowerPointでしか使用できませんが、PowerPointの場合のほか、WordやOutlookでこの機能が有効になった場合にどうなるのか?なども説明されています。今回は "後で" をクリックし進みます
4) さて次から本番。テーマになるトピックスを検索したり、あらかじめ用意されたもののいずれかを選択します。今回は宇宙ステーションを選択してみました
5) スライドのテンプレート(構成)が表示されます
6) 次に体裁を選択する画面に変わります
7) 最後に選択したスライド構成が完成します
【テーマを検索したら?】ところで、先ほどは事前に用意されたテーマを選択しましたが、仮に、"旅行" というキーワードで検索するとどうなるのか? 確認してみました。
ご覧の通り、いくつかテーマが検索されてきますので、同じ手順で進んでみます。
スライドの構成をどうしたらいいのかな?と悩んだ時には、ヒントになるかもしれませんね。
現在のところ Office Insider Version のみでしか利用できませんが、feedback も募集中ですので、Office Insider にご参加されている方は是非一度確認してみてください。
WordやExcelなどにもどんどん新しい機能が追加されていますが、機会があれば順次ご紹介させていただきます。
<参照>・
Research a topic with PowerPoint QuickStarter・
Windows 版 PowerPoint 2016 の新機能・
Insiders: PowerPoint QuickStarter・
Announcing February Insider Slow update for Office 2016 for Office 365
posted by クリック at 20:49| 東京 ☀|
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