2022年07月22日

「Requested type library or wizard is not a VBA project」というエラーで、Access が利用できない

Microsoft Access で作成された ACCDE/MDE ファイルを開こうとすると「Requested type library or wizard is not a VBA project」というエラーが発生し利用できないというトラブルが 発生、現在も一部の環境では対応中となっておりもう少し時間がかかるようです。

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「Requested type library or wizard is not a VBA project」は、日本語にすると、「要求されたタイプ ライブラリまたはウィザードは VBA プロジェクトではありません」というエラーで、異なるバージョンの Microsoft Access で作成されたデータベースを開こうとして発生するもの。

別のバージョンの Access で作成された ACCDE/MDE ファイルを開こうとすると発生するエラー 」でも順次情報が公開されていますが、Office 2013 あるいは Office 2016(MSI版)については、その修正プログラムの提供が、"2022年8月2日" となっており、もうちょっと時間がかかるようです。

Office 2016/2019/2021 のリテール版、Microsoft 365 の最新チャンネルなどについては既に修正プログラムは提供済みなので、アップデートによって修正されます。クイック実行版の場合には、ファイル>アカウントと開いて、「更新オプション」を開き、「今すぐ更新」とすれば更新プログラムの入手が可能です。


--修正プログラムの進捗状況:

日本語サイトだと更新が遅れているようですが、USサイトを確認すると、一応現時点ですべての製品向けに修正プログラムの提供時期の案内があります。

20220722-1-2.jpg 20220722-1-3.jpg 20220722-1-4.jpg


上記によれば、法人向け Microsoft 365 の最新チャンネルだけではなく、月次エンタープライズチャンネル、半期エンタープライズチャンネル(プレビュー)、半期エンタープライズチャンネルなどへの提供予定が、2022年7月25日(US時間)になることについても案内されておりますので、ご利用のバージョンがどうなるのか?については、上記リンクをご参照ください。


<参照>




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2022年02月06日

Access が起動できない

先日提供された Office の更新プログラム Ver.2112(ビルド14827.20158) を適用すると、Access が正しく動作しないトラブルが現在発生中です。

【対象製品】

Microsoft Access 2016/2019/2021/365 Ver.2112(ビルド14827.20158)

** Office Insider Current Channel(Preview) は、2/5に、Ver.2112(ビルド14827.20186) に更新されました。


バージョンは更新されていますが、更新内容には Access はないようです。


【エラーの内容】

  • アクセスウィンドウは開いていませんが、タスクマネージャでアクセスプロセスが実行されています
  • Accessファイルを圧縮して修復しようとしましたが、データベースがすでに使用されているというメッセージを受信しました
  • 「エラー3048:これ以上データベースを開くことができません」というエラーが表示される
  • 「エラー3014:これ以上テーブルを開くことができません」というエラーが表示される
  • 「管理者はすでに使用中です」というエラーが表示される
といったようなエラーが表示されることが報告されているようです。

Microsoft コミュニティを見ても内外を問わず、
  • VBAのコードを実行すると、プロセスにACCESSが残る
  • これ以上データーベースが開けませんといったエラーが出て開けない
などのトラブルが発生していることがわかります。


【回避策】

あくまでも一時的な回避策になりますが、Office のバージョンを、これ以前のものに戻すことでこのトラブルは回避可能なようです。
ただし、ロールバックした場合には、更新プログラムの提供があるまで、更新を止めておかないと自動的にUpdateされてしまいますのでご注意ください。

2021/12/17 Ver.2112(ビルド14729.20170)
2022/01/05 Ver.2112(ビルド14729.20194)
2022/01/11 Ver.2112(ビルド14729.20248)
2022/01/13 Ver.2201(ビルド14729.20260)
2022/01/20 Ver.2201(ビルド14827.20122)

といった形で更新プログラムが提供されてきました。

ロールバック方法については、以下の記事も参考にしてみてください。



すでに現在、製品チームにおいてはこのトラブルを認識しており、対応中となっています。
基本的にお急ぎでなければ、更新プログラムの提供までもうしばらくお待ちください。


【更新】

"Access is unable to close and leaves lockfile active" の中で、その回避策として、"データベースを信頼できる場所に配置する" という話が出てます。

20220206-4-1.jpg

1) Access を起動します

2) ホーム>オプション とクリックして "Access のオプション" ダイアログを表示します

3) 左ペインの "トラストセンター" を選択し、右ペインの "Microsoft Access トラストセンター" にある、"トラストセンターの設定" を開きます

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4) "トラストセンター" のダイアログが表示されたら、左ペインの "信頼できる場所" をクリックし、右ペインの "信頼できる場所" のところで、下部にある "新しい場所の追加" をクリックしてDBの配置されている場所を追加してあげます

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確かに、MSコミュニティの投稿の中では、これによって回避できている例もあるようです。



【2022/02/10 更新】

US時間 2月8日(日本時間 2月9日) にリリースされた Ver.2201 (ビルド 14827.20192) において、このトラブルが修正されました。


一時的にロールバックして、回避されていた方におきましては、再度更新を有効にして、最新状態までアップデートしてみてください。



<参照>




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2019年12月14日

Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される Part 4

一応、トラブル自体は解決しているわけですが、たまたまこれに該当するエラーのPCに遭遇しましたので、その修正手順について取り上げてみました。

今回のトラブルですが、Microsoft Access 2010/2013/2016/2019/365 で発生していたものでした。その経緯は、既にこのブログでも何度も取り上げておりますので、過去の記事をご参考いただければと思います。

そして、その要因は、2019年11月に提供された更新プログラムで、


上記のサイトにある通りでした。その後、順次更新プログラムの提供が進み、現在は解決に至っております。
ですので、Updateして更新プログラムが適用されればトラブルは解決するはずです。


【Access は使っていない?】

Microsoft Access というデーターベースのプログラムを直接ご利用ではなくても、Microsoft Access の Runtime がインストールされていても同様の症状になります。

この Runtime ってどんな形で利用されるか?というと、会計ソフトなどの一部のソフトで、Microsoft Access のデータベースの機能を利用して作成されたプログラムの場合、このプログラムを動かすために、Access Runtime が必要になります。

今回は、たまたま "会計らくだ" というソフトで発生していたものですが、まさにそのケースでした。つまり、このプログラム自体を動作させるのに、Access Runtime が必要になるためインストールされていたというわけですね。もちろんこれ以外にもこうしたアプリケーションは多々あると思われますので、根本的には、ソフトメーカーにご確認いただくのが確実かと思われます。


【対処法】

Access の Runtime も、Access2010用のものなのか? Access2013用のものなのか、さらには、Access2016用のものなのか?によっても異なります。

今回のトラブルについてもそれぞれのバージョンに応じた更新プログラムをインストールする必要があります。


上記のケースのようなMSI版の場合、通常は、Windows Update にて修正プログラムも検出されるかとは思いますが、うまく導入できない場合には、上記のリンクより直接プログラムをダウンロードしてインストールしてみてください。


<参照>




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2019年12月11日

Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される Part 3

毎月第二水曜日は、Windows Update の日。ということで、Windows および Office 製品の更新プログラムの配信が行われております。加えて、Windows Insider 向けの更新も来てたりするので、本日は朝からネット回線が大渋滞。

さて、以前より取り上げておりました、"Microsoft Access" の不具合の件ですが、本日の Update により、C2R版のAccess向けの修正プログラムの提供がスタート。

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本日の Update で更新プログラムが提供されているのは、

・Access 2010 C2R
・Access 2013 C2R
・Access 2019 C2R

となります。それ以外のバージョンについてはすでに修正プログラムは配信済みとなっています。

これで今回のトラブルについては全てのバージョンで解消したことになります。

更新がまだの方は、Update をかけてみてください。


<参照>




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2019年11月25日

Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される Part 2

本件、続報ということで、"Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される" に続けて更新していたのですが、どうもなかなかすっきりと改善にも至らないようでしたので、引き続きこちらで取り上げさせていただきました。

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右の画像にあるように、本件の最新情報は、"Access error: "Query is corrupt"" でご確認いただけます。
情報は随時更新されております。現時点では日本語サイト(Access エラー: 「クエリは破損しています」)もあります。更新状況としては、ほぼ同じタイミングで更新はされているようですが、進捗状況が反映するのはUSサイトの方が早いので、進捗状況を確認するのであれば、USサイトの方がよろしいかもしれません。

当初、Access 2010/Access 2013(MSI版)向けの更新プログラムの提供が、11/22(日本時間 11/24)でしたが、11/29(日本時間 11/30)に変更されております。


【症状】

対象製品:Access 2010/2013/2016/2019/365 

更新クエリの実行時に、"クエリ〜が破損しています" と表示されてエラーになります。


【要因】

11/12付で配信された更新プログラムが要因で発生しています。Access を含まないパッケージであっても、Access のデータを利用するためにランタイムを導入されているケースでも発生します。

Office 2010:KB4484127
Office 2013:KB4484119
Office 2016:KB4484113、KB3085368


【対策】

発生当初から、更新プログラムの影響であることがわかっていたため、更新プログラムのアンインストールなどで対応されているケースが多いようです。

サポートサイトにも改善策も提示されておりますし、また最初に取り上げた "Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される" の中で、コメントを頂きました ダンディさんのところにも詳しく紹介されています。(参考までにリンクを張らせていただきます)



-- 修正プログラムの配信状況:

11/22に更新された Web サイトによれば、その後随時修正プログラムの提供も開始されており、改善されているケースもあります。ご自身で使用されている Access のバージョンなどをご確認の上、”Access error: "Query is corrupt"” にて確認してみてください。


また暫定的な対策として更新プログラムを削除して修正されるのを待つという方法もあるわけですが、MSI版とC2R版、ストアアプリ版では、更新方法も異なれば、その削除方法が異なります。

まずはご自身で、自分がどのタイプのインストーラーが利用された Access をご利用になっているか?確認してください。

-- インストールタイプの確認:

1) Access を起動します
2) アカウント をクリックして開きます

20191125-2-1.jpg 20191125-2-2.jpg

Access のバージョン情報のところに、うちの場合 バージョン 1911(ビルド12228.20250 クイック実行) とありますが、"クイック実行"
となっていれば、クイック実行版、いわゆる C2R版ということになります。
ストアアプリ版の場合には、"Microsoft Store" と表示されます。さらに逆にMSI版の場合には、特に表示はありません。


-- 更新プログラムの削除:

今回の件に限ったことではありませんが、こうして更新プログラムを要因とするトラブルの場合には、バージョンダウンして改善されるか?確認するわけですが、インストール形式によって、方法が異なります。

MSI版:
更新プログラムは Windows Update にて提供されますので、インストールされた更新プログラムを探してアンインストールします

C2R版:
コマンドや、Office Developer Tool を利用してロールバック(バージョンダウン)して、更新前のバージョンに戻します

Micrsoft Store版:
更新プログラムは、Microsoft Store により配信されます。この場合ロールバックができませんので、更新プログラムを待つしかありません

ロールバックなどして改善した場合には、更新方法を変更して、しばらくは更新プログラムを受け取らないように設定しないとまた自動的に行使にされて同じトラブルにあってしまいますのでご注意ください。


情報は随時更新されます。今回、Access 2010/2013(MSI版)のスケジュールが伸びましたが、現時点ではこれも予定の状態ですからさらに伸びる可能性もありますので、随時ご確認いただくことをお勧めいたします。


<参照>




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2019年11月14日

Access で、”クエリが破損しています" というエラー が表示される

本日配信されている更新プログラムの影響で、Access 2010/2013/2016 と、Access のランタイムを利用しているようなケースで、”クエリが破損しています" というエラーが表示されて正常に動作しないというトラブルが発生しているようです。

MSコミュニティにて確認している限りでは、USのMS Community でも同様のトラブル相談もあることから、国内外ともに同様の状況が確認されております。

当面は、該当の更新プログラムを削除して様子を見るしかなさそうです。

Access 2010: KB4484127
Access 2013: KB4484119
Access 2016: KB4484113

今回配信されているプログラムで影響が出るのは、上記の3つ。

これらのプログラムが、Windows Update を介して提供されるのは、Access 2010 については、C2R版はないのですべて Windows Update 経由になりますので、すべてのユーザーが対象に。またAccess 2013 および Access 2016 については、基本的にMSI版として提供されている VL版などでのご利用の方が対象になります。

Access 2019/365(C2R版)は、USのサポート情報を見ると、

Access 2019 Volume License
Access O365/2019 (Version 1911)

についてはやはり同様のトラブルが発生するようです。

"Access error: "Query is corrupt"" では、一応すでに修正プログラムの配信予定が提示されていますが、ちょっと時間がかかるようです。


なお、今月配信されているセキュリティの更新プログラムについては、"2019 年 11 月のセキュリティ更新プログラム (月例)" から各サイトへのリンクをたどっていただければ確認いただけます。


【2019/11/20更新】

"Access error: "Query is corrupt"" によると、その後さらに情報が追加更新されているようです。

Access 2016 のVL版などの、MSI版については、11/18(日本時間 11/19)に修正プログラムの提供が開始されているようです。

Access 2016(MSI版):KB4484198


-- その他
Access 2010:11/22 配信予定
Access 2013:11/22 配信予定
となっているようです。

情報は随時更新されますので、詳細は随時、"Access error: "Query is corrupt"" をご覧ください。

** 一応、"Access error: "Query is corrupt"" の日本語サイト、"Access エラー: 「クエリは破損しています」" もありますが、US版の情報が日本語版になるのに多少時間がかかるため、最新情報は、USサイトをご確認いただくことをお勧めいたします。


【2019/11/24更新】


Access 2010/Access 2013(MSI) 向けの修正プログラムの配信予定が、当初の予定では、11/22 でしたが、今回更新された情報では、1週間遅くなり、11/29 となったようです。

その他、修正プログラムの配信予定は、上記サイトをご参照ください。




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2019年01月11日

KB4461614 をあてると Access が強制終了する

2018年11月にも一度新元号対応プログラム(KB4461627)が配信されたものの、Access 2010 の日付フィールドなどでトラブルが発生し、一度取り下げられました。

それ以来のものとなりますが、この1月9日に配信された、KB4461614 をインストールして、日付フィールドなどを操作すると、やはり Access 2010 が終了してしまうというトラブルが発生しているようです。

今回、1月9日付で同時に、Office 2010 向けに配信されたものには、32/64ビット版共に、

・KB4461614
・KB2553332
・KB4461617
・KB4461623(Outlook)
・KB4461625(Word)

といったプログラムがありました。

昨年11月に配信された KB4461522 をあてて、日付フィールドを操作するとAccess 2010 が終了してしまうというトラブルがありましたが、この時のものはセキュリティの更新プログラムではなくてあくまでも新元号に対応させるための更新プログラムでした。

今回の、KB4461614 は、Office 2010 に向けた セキュリティの更新プログラムで、CVE-2019-0560 に該当するものです。情報漏洩の脆弱性を修正するためのプログラムです。ただし、以下のサイトにもありますが、"日本語のカレンダーで、新時代の日本語のサポートを追加します" とある様に、やはり新元号への対応についての部分も含まれているようです。


当然ながら削除すれば、Access は正常に動作するようになりますが、この脆弱性は未修正のままの状態になります。状況からすると安易にアンインストールすることも、お勧めできません。悩ましいところです。

もちろん Access が動作しないと困る場合には別でしょう。業務上どうしてもという場合には、削除せざるを得ないんでしょうね。

今後の Update 状況や、更新についてもまめに取り上げていく予定ですので、ご注意ください。

20190111-2.png

ただしこの更新プログラムは、現在確認するとUpdateでは重要な更新プログラムとして検出されはしますが、チェックが外れていて、自動ではインストールまではされないようです。

Office 2010 向けの新元号対策。なかなか難しい問題のようです。


【2019/01/24 更新情報】

この件の修正プログラムの提供が、1/18から開始されているようです。


ダウンロードセンターにアクセスして、"Japanese" を選択して、ダウンロードし、インストールします。
32ビット版、64ビット版のダウンロード先が異なりますので、ご注意ください。

なおこれにより、KB4461627 が入っていないにもかかわらず、Excel 2010 が動作を停止してしまうという不具合が発生している場合、こちらの更新プログラムにより改善するようです。


<参照>





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2018年11月21日

KB4461522 と KB2863821 は一旦配信停止されました

今月配信された Office 向けの更新プログラムの中で、Office 2010向けに提供された KB4461522 と KB2863821。

新元号への対応するための更新プログラムの一つでしたが、Access 2010 において、日付コントロールにカーソルを合わせたりするとクラッシュするといったトラブルが複数報告されたため、現在は配信がストップしております。

すでにご存じかと思いますが、Office 2010 は、メインストリームサポートを終了して、延長ストリームに入っています。ですので、来年から施行される新元号に対応してくれないんじゃないか?と思われている方も多いようですが、一応今回の様に Office 2010 向けにも更新プログラムが提供されていることから、対応する予定のようです。

今回配信されたプログラムは、本来であれば、新元号の開始にともない元号が正しく表示されるようにする目的で "Microsoft Office 2010 Service Pack 2" 向けに提供された機能更新プログラムです。セキュリティのアップデートプログラムではありません。
一旦配信停止になって取り下げられておりますが、一応開発側もこのトラブルを確認し修正にあたっているようですので、しばらくは様子見っていうところでしょうか?

なお今回の更新プログラムをインストールしてしまった方は、アンインストールすることが推奨されております。

20181121-1.png

また今回の更新プログラムのなかで ”KB4461529” においては、Outlook(64ビット版)でもクラッシュするトラブルが確認されているようです。

ただしこちらについては、遠隔地からのコード実行されてしまう件に関する4件の脆弱性修正が含まれていることから、アンインストールは推奨されておらず、修正プログラムが配信されるまで "Outlook Web Access" の方を利用することが推奨されているようです。


【2018/11/23更新 追加情報】

Outlookの件ですが、Outlook Support Team Blog JAPANでも取り上げられているので参考までにリンクを貼らせていただきます。


Blogによれば、”November 21, 2018, update for Outlook 2010 (KB4461585)” にて解決しているとのことですので、こちらについては、更新プログラムをダウンロードしてインストールすればいいようです。


<参照>



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2018年04月25日

Access に新機能が追加 (ただし現在のところ英語版のみ)

4/18(日本時間4/19)Windows版 Office Insider (旧:Insider Fast) 向けに新しい更新プログラムが配信されました。

今回、配信されたのが、Ver.1805(Build9312.2008)です。前回、4/11(日本時間4/12)に配信されたのが、Ver.1805(Build9307.2004) でしたので、こちらでご紹介する Access の新機能が追加されるのは、今回の Update からということになります。

今回ご紹介するのが、Access です。データベースソフトの Access ですが、機能的なことで言えば、昨年の春に、"bigint" 型の導入、そしてその後夏に、SalesForceDynamics365とのリンクが可能になったというお話どまり。それ以降あまり聞いていなかったので、比較的珍しいかなとも思われます新機能の追加です。

ただしこの機能は、現在のところ英語版でのみの提供になります。


【データの視覚化に向けた新しいチャートの導入】

今回追加された機能は、Access で取り扱われるデータを視覚化すべく、より見やすく近代的なチャートが簡単に作成・カスタマイズできるような機能になります。

20180419-10-1.jpg

フォームやレポートにチャートを追加する際に、ライブプレビュー機能なども利用できるようになります。

MSコミュニティに上がった情報を具体的に見ると、

・11種類のチャートが用意され、さらに簡単に作成ができるようになった
・データ系列のプロパティなどの編集が容易にできる
・フォームやレポート上で、ライブプレビューが可能になる

といった点を挙げています。

20180419-10-2.jpg

こうした新機能、利用可能なのは、

・Office 365サブスクライーバーであること
・そして、バージョン1805 (Build 9312.1000)以降

が対象になります。

さらに最初にも書きましたが、この機能は、現在のところ英語版でのみの提供となっています。

順次適用範囲は広がっていくものと思われますが、日本語版に反映されるのはまだちょっと先になりそうです。


<参照>





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2017年05月17日

Access 2016 で、住所入力支援機能が動作しない

だいぶ前から発生してるものですが、先日もちょっとお客さんのところで相談を受けたのですが、意外にご存知のない方も多いようでしたので、取り上げさせていただきました。

MSコミュニティには、3月ぐらいからこうした症状が報告されているようですが、現在もまだ改善はしておりません。

20170510-1.png

Office Support Team Blog JAPAN で取り上げられておりますが、現在もMicrosoft側で調査中となっております。


【発生する要件】

クイック実行版(C2R版)の Access 2016 において発生することが確認されています。

2017 年 2 月更新のバージョン 1701 (ビルド 7766.2060) 以降に発生するようになりました。


【対策】

この機能を利用できるようにするには、現在のところ、以前のバージョン(問題が発生しないバージョン 16.0.7668.2074)まで戻すしか方法はないようです。
クイック実行形式の Access 2016 上で住所入力支援機能が動作しない/Office Support Team Blog JAPAN では、以前のバージョンに戻す手順なども紹介されておりますので、リンクをクリックの上ご参照ください。

未確認ではありますが、32ビット版で発生しているものの、64ビット版であれば問題ないという方もいらっしゃるようです。

いずれにしても、現在も調査中の状態。プログラム側で対応できるようになるにはもう少し時間がかかるようです。


【2017/05/18 更新追加情報】

現在もまだ現行バージョンでは改善しておりませんが、IP版(Insider Preview版)FAST を選択している場合、

Officeのバージョン Ver.1705(8117.1000)
Accessのバージョン 16.0.8117.1000

になりますが、こちらであれば、住所入力支援機能は利用できるようです。



<参照>

クイック実行形式の Access 2016 上で住所入力支援機能が動作しない/Office Support Team Blog JAPAN

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2007年06月30日

ACCESSで、他のデータベースファイルの取り込み(Access2000/2002/2003)

Microsoft Worksを利用して作成していたデータベースファイルを、Microsoft Accessで引き続き利用したい。
そんな際に、Worksのデータベースファイル(〜.wdb)ファイルは、同じマイクロソフトの製品ではありますが、直接このWorksのデータベースファイルをAccessにインポートすることができません。

以下の手順で一旦、Worksのデータベースファイルを、インポートできる形式に保存しなおしてからインポートしてあげる必要が出てきます。

1)Worksのデータベースを開く
2)ファイル>名前をつけて保存 として、ファイルの種類を"dBASE IV (*.dbf)" に変更し一旦保存しなおします
3)Accessを開いて、新規にデータベースを作成
4)テーブルを選択して、ファイル>外部データの取り込み としてデータを指定して取り込んでいきます

詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。

データおよびオブジェクトをインポートまたはリンクする
Works データベースを Microsoft Access 2002 へインポートします

また、上記の"データおよびオブジェクトをインポートまたはリンクする"のところには、他の形式のデータのインポートの方法が解説されていますので、参考にしてみてください。



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2006年04月11日

郵便番号辞書

郵便番号データ作成プログラム以前にIMEの郵便番号辞書の作成のところでもとりあげた、"郵便番号データ作成プログラム"(kenken_y の部屋にて配布)ですが、こちらのサイトでは、実はACCESSで作成された郵便番号データ検索プログラムの配布もされており、このプログラムで使用するDBファイルを、"郵便番号データ作成プログラム"で作成できるようにもなっています。

郵便番号データ検索ようプログラム通常は、このプログラムで、IME用の郵便番号辞書データを作成するのであれば、プログラム本体を起動後そのまま"次へ"をクリックすれば始まりますが、ACCESSで作成された郵便番号検索プログラム用のデータを作成する場合には、"郵便番号検索用MDB作成"をクリックして次へをおして、MDBデータを作成します。"kenken_y の部屋"では、このMDBデータを利用するためのAccessのプログラムを配布していますので、こちらをあわせてダウンロードしておけばこれで利用できるようになります。また、作成されたMDBデータには、"ZIPDATA"というテーブルが含まれており、こちらを自分で住所録などをAccessで作成する際の郵便番号データ用のテーブルとして利用することも可能です。

*一応再度参考までにHPのアドレスも....
<kenken_y の部屋>
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kenken_y/
<同サイトの郵便番号検索プログラム>
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kenken_y/#zipcsv
<同サイトの郵便番号検索使用説明書>
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kenken_y/zipcsv/zip06.html
<日本郵政公社> 郵便番号のデータは以下のサイトから
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/download.html
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