2007年10月06日

列の非表示を設定としたら"オブジェクトがシートからはみだします。その操作はできません。"とエラーが表示される

オートシェイプを挿入した例Excelを利用していて、列の非表示を設定しようとして表示されることのあるこのエラー。
エラーのダイアログ
マイクロソフトのHPによると、

1)コメントという機能自体が、"セルに合わせて移動やサイズ変更をしない"オブジェクトであること
2)またテキストボックスなどの図形オブジェクトのプロパティでも同様に、"セルに合わせて移動やサイズ変更をしない"設定をおこなった場合

の2つのケースに発生するようです。

ただし、あくまでもこれはどこに配置してもそうしたエラーがでるわけではなく、以下のサイトにもありますが複数の条件が重なって初めて表示されるエラーです。"挿入したオブジェクト位置からワークシート右端までの幅より広い幅を、オブジェクト位置より左側から非表示にした場合"と"挿入したオブジェクト位置からワークシート右端までの幅の 1/2 より広い幅を、オブジェクト位置より左側から非表示にした場合"になるというのがポイントです。

[XL2002] 列の非表示でエラーが発生するケースについて
コメントの書式設定の画面オートシェイプの書式設定画面
対処方法としては、
1)コメントの場合:コメントの書式設定からプロパティを開いて、"セルに合わせて移動やサイズ変更をする"に設定を変更する
2)図形オブジェクトなどの場合:オートシェイプなどの書式設定の所から、やはりプロパティをひらいて、"セルに合わせて移動やサイズ変更をする"に戻します。通常はオブジェクトの場合、Defaultではこの設定になっています。


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2007年09月07日

Lotus1-2-3のデータをExcel2007で利用したい

これもExcel2007になってから変わった仕様の一つ。
Excel2002の画面Excel2007の画面
Excel2003までであれば、ファイル>開く で、開くことができた Lotus1-2-3のデータファイル。Excel2007では、ファイル>開く とやってもファイルの種類に以前あったはずの"Lotus"の項目がありません。


Excel2007で取り込もうとするのであれば、以下のような手順になります。

1)リボンのデータタブ>既存の接続 とクリックし、既存の接続ダイアログを開く
参照を押すとファイルの種類にはきちんとLotusも表示される2)"参照"ボタンをクリックして、"すべてのデータソース"のところをクリックすると一覧の中に"Lotus1-2-3ファイル(*.wk?,*wj?)"を選択することで開くことができるようになります。



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2007年09月05日

Excelで登録したアドインを削除する(Excel2002の例)

今さらながらですが、何となく忘れていたので、Excelのアドインの削除について。

アドインを登録して、もう使わないとうものを削除したい場合、以下のような手順となります。

1)Excelを起動、ツール>アドイン と開いて、不要なアドインのチェックをはずす
2)Cドライブ>ProgramFiles>MicrosoftOffice>Office10>Library と開く
3)不要なアドインである、〜.xla ファイルを削除する
4)Excelを再度起動して、きちんとアドインが削除されていることを確認

といった手順です。

Excel2000の場合には、Cドライブ>ProgramFiles>MicrosoftOffice>Office>Library
Excel2003の場合には、Cドライブ>ProgramFiles>MicrosoftOffice>Office11>Library
Excel2007の場合には、Cドライブ>ProgramFiles>MicrosoftOffice>Office12>Library
に登録されています。またExcel2007では、アドインデータは、"〜xlam"となっています。
Excel2007のアドイン登録画面
またExcel2007の場合、Officeボタンから、Excelオプションを開いて、アドインをクリックすると有効なアドインの一覧が表示されます。有効なものについては、"アクティブなアプリケーションアドイン"のところに、無効になっているものについては、"アクティブでないアプリケーション アドイン"に表示されています。有効/無効についても、この画面よりアドインを選択し、設定ボタンをクリックするとアドインの有効・無効を切り替えるためにチェックのON/OFFを切り替えられるようになっています。また一覧のところでは、具体的にどこにアドインファイルがあるかも確認できます。

以下のようなサイトも参考まで
アドインを登録または削除する


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2007年08月11日

Excel2007 ポップアップヒントの表示

Excel2002の画面Excel2003までであれば、ツール>ユーザー設定>オプションタブ と開いて、"その他"のところにある"ツールバーにボタン名を表示する"のところのチェックをはずすと、ツールバー上や、行列番号のところにマウスをポイントすると表示されていたポップアップヒントの表示を停止させることができました。Outlook2007など一部のプログラムでは現在も同様の操作でボタン名の表示/非表示を切り替えられるようになっています。
Excel2007の画面
どうもこれがExcel2007については事情が変わっているようです。Excel2007の場合には、Officeボタンより、Excelのオプションダイアログを開いて、基本設定にある"Excelの使用に関する基本オプション"の"ポップヒントのスタイル"のところで設定を変更するようになっており、デフォルトでは、"ポップヒントに機能の説明を表示する"が既定となっており、ポップヒントと拡張ポップヒントが有効になっています。
ちなみにヘルプによればここでは、
1)ポップヒントに機能の説明を表示する:ポップヒント+拡張ポップヒント共に有効
2)ポップヒントに機能の説明を表示しない:ポップヒントは有効。拡張ポップヒントのみ無効
3)ポップヒントを表示しない:ポップヒント+ 拡張ポップヒント共に無効
のいずれかの選択となっています。

3)のポップヒントを表示しない 設定にしてみたところ確かに、ボタン名のところにポイントすると表示されるポップヒントやもうちょっと詳細な説明を伴う拡張ポップヒントは表示されなくなりますが、ワークシート上の行列の幅を変更するところでクリックした際に表示される数値(ポイント、文字数またはピクセル)については非表示にすることはできないようです。つまり設定項目の中で表示させないという設定はないということになるようです。

*Excel2002(おそらくExcel2003も同様)では、先に紹介したユーザー設定よりボタン名を表示しない設定にした場合、行列の幅の調整のところでも、サイズのポップアップ表示はなくなりますが、変わりに名前ボックス(通常はセル番号などが表示されている部分)にサイズが表示されています。つまりは、Excel2003まででも完全に消すことはできなかったってことですね。
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2007年07月12日

Excelの自動集計を行った際の表示がおかしい?

Excelで一覧表の集計をする際に役に立つのが、"集計"の機能。ツール>集計 から集計を行うことが可能です。
Excel2002SP3の画面 Excel2003SP2の画面
さてこの集計の機能、実は、Excelのバージョンによって微妙に違いがあるようです。Excel2002のサービスパックをあてていないまでのものであれば、集計を繰り返しても全く問題なく集計実行され、追加された集計行ごとにアウトラインが設定されるようになります。こちらで確認した限りでは、Excel2000SP3までとExcel2002(サービスパックなし)までは従来どおり、Excel2002SP2があたったPC以降では同様の操作をしても同様の結果を得ることができません。(Excel2002SP1については未確認)

マイクロソフトのサイトにも似たような現象を説明したサポート情報は表示されていましたが、今ひとつ内容的に合致しないもの。

Excel 2002 および Excel 2003 で複数レベルの集計の表示位置が正しくない

レジストリ編集画面上記の説明では、Excel2002/2003ともに、修正プログラム(Excel2002の場合、ServicePack3。Excel2003の場合、ServicePack1)をあてれば修復されるとありますが、今回のこの現象については修復プログラムだけでは改善されません。結局上記サイトで説明している "詳細" のところにあるレジストリの変更を行って、ServicePackをあててアップデートした内容の集計機能のみ無効にすることで従来どおりの操作が可能になるようです。
レジストリの操作を伴いますからくれぐれもご注意の上、操作の際にはきっちりバックアップを取った上でお試しください。
レジストリ編集後の画面(Excel2003SP2)
あるサイト(現在は閉鎖)の情報によれば、集計の際に実行されるSubTotal関数の仕様変更に伴うもののようです。
ただしこのレジストリの変更によって、SubTatal関数の計算方法がExcel2000以前のときと同じものになるため、Excel2003から指定可能になった新しい引数など逆に利用できない可能性もあるようです。
手動でグループ化を設定
なお、今回ご紹介したレジストリの変更を行わない場合には、ツールメニューからの集計だけでは、きちんと集計されませんので、集計行を作成した後に、手動によるグループ化を利用して、アウトラインを設定すれば同様に表示されるようになります。


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2007年05月03日

Excelでのデータの並び替えについて

住所録などのリストがあって、氏名の50音順にデータの並び替えをしたいというようなケース。うまくいかないケースもでてきます。正確さが要求されるものであれば"フリガナ"という項目を用意して、フリガナの50音順に並び替えれば全く問題はありません。じゃ、それをやらないとどんな風に並び変わるのか? 突き詰めるところ、じゃExcelって何を基準にデータの並び替えをしているのか? という疑問が...

基本的には、Excelでの並び替え機能では、データを入力された文字データのJISの文字コード順に並び替えています。では、このJISの文字コードとはどんな順番か?

記号
数字
ひらがな
カタカナ
JIS第一水準漢字
JIS第二水準漢字.... という優先順位です。

JISの文字コードについては、ASH Multimedia lab.のサイトを参考にしてみていただくとわかると思います。

さてその基準はこれでわかったとして、またExcelに戻った場合ですが。Excelには、画面上"表示"する設定にしない限り表示はされていないものの、入力されたデータには"ふりがな"という情報がついています。つまり入力したさいの文字(変換する前の文字)がフリガナとして記録されており、これが並び替えの基準になっているわけです。同じ漢字なのに並び順が違うというようなケース、つまり入力した際のフリガナが違う場合には、同じ漢字でも並ばないことになります。
ですからそのようなケースには、書式>ふりがな>表示/非表示 とクリックして、フリガナを正しいものに訂正します。

あえてまたフリガナ順ではなく、同じ項目は同じところにといった形での並び替えをしたい場合には、データ>並び替え と開いて、並び替えのダイアログを表示。オプションをクリックして"並び替えオプション"の画面の、"ふりがなを使わない"をONにすれば、フリガナを基準に並びかえしなくなります。

まぁ、要するにきちんと入力していれば漢字でもきちんと並び替えができるようになるってことなんですね。
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2007年04月21日

MS-IMEの郵便番号辞書とOffice郵便番号辞書

更新頻度の遅いマイクロソフトの郵便番号辞書。MS-IMEの郵便番号辞書もそうですが、ExcelやAccessなどのOffice商品向けに配布されているOffice郵便番号辞書も同様。基本的にはマイクロソフトがきちんとデータを提供してくれれば何も問題ないのですが、郵便番号データというのは毎月のように更新されているのが現実。
Officeの郵便番号辞書を更新してもデータが古い参考までに現時点での最新データは以下のとおりです。サポート期限が切れている商品については、MS-IME向けの郵便番号辞書は提供されなくなっています。

Office郵便番号辞書
平成 18 年 10 月 31 日までのデータが反映
IME2000郵便番号辞書
平成 15 年 4 月 11 日までのデータまで反映
IME2002郵便番号辞書
平成 17 年 10 月 31 日までのデータまで反映
IME2003郵便番号辞書
平成 18 年 10 月 31 日までのデータまで反映

IMEのみ郵便番号辞書を作成さてそうした郵便番号データ。MS-IMEについては、以前にもこのサイトで紹介したようなフリーのツールと日本郵政公社の最新データをもとに郵便番号辞書を作ってしまうのが一番はやくて、また確実に最新データを利用できる近道ですが、では、Office用の郵便番号辞書の方はどうか?
たとえば、Excelで郵便番号変換のアドインを導入し、利用するためには、このOffice郵便番号辞書が必要になりますが、このアドインと辞書は別々にダウンロードが必要です。辞書については上記で紹介したものを、アドインについては以下のサイトからダウンロードすることになります。

郵便番号変換ウィザード (2000/2002/2003 ユーザー用)

Excelの郵便番号変換ウィザードで利用される郵便番号データは、このOffice郵便番号辞書導入で、Office11フォルダ(OfficeXPの場合)内にある、"Advzip.doc"というのが辞書ファイルになりま作成した最新の郵便番号辞書をリネームしただけでは使えませんでしたす。またIMEの郵便番号辞書は、Cドライブ>WINNTフォルダ>IME>IMEJP>Dictsフォルダ内にある"IMEJPZP.DIC"がこれに該当します。つまり辞書ファイルは別々のもの。Officeの郵便番号辞書は、株式会社アドバンスソフトウェアという会社が出しているもの。Yubin7という商品向けに配布されている辞書データと同じもの。ということで別物で、仮にIMEの辞書データをリネームしても、Office郵便番号辞書としては利用できませんでした。

<力技で、Office郵便番号辞書を更新してみる>
さてそこで何とか利用できないか?とアドバンスソフトウェアのページを確認したら、Yubin7ユーザー向けに、郵便番号辞書が無償で配布されておりました。"Yubin7 郵便番号辞書"とあるこのデータ、試しにダウンロードして確認したところマイクロソフトのOffice郵便番号辞書用のデータよりも頻繁に更新され、現在配布されているのは、現在最新として日本郵政公社で公表されている、平成19年3月30日版のデータが反映されたもの。大口事業所辞書(Advcmp.dic)も同様に配布されています。
同社のHPから、該当データ(EXEファイル)をダウンロードして、ダブルクリックすると、自動的にWinNTフォルダ内にデータがインストールされますので、インストール完了後、WinNTフォルダから、プログラムフォルダ内のOffice11フォルダにあるAdvzip.dicファイルを上書きするなり置き換えてあげれば、Office郵便番号辞書も最新の状態で使えることを確認。ちょっと強引な力技かもしれませんし、アドバンスソフトウェアさんがいつユーザー以外の人がダウンロードできないようにしてしまうかわからないので、ずぅっと使えるってわけでもないかもしれませんが、現在はこうした使い方もとりあえずできそうです。

アドバンスソフトウェアのデータのダウンロードサイト
* 一覧の中の "Yubin7 郵便番号辞書" がこれに該当します。また大口事業所も必要な場合には、"Yubin7 大口事業所辞書" もダウンロードしてみてください。ただし、くれぐれも自己責任の元お試しください。

2011.10.27 更新 アドバンスソフトさんへのリンクを更新しました
なおAdvzip.docファイルは、Yubin7の体験版にもあります。
 

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2007年04月20日

エクセルが計算間違え?

今回は、"へぇ〜"って言う話題。私などそうですが、あまりここまで使うことがない方が多いと思いますので、"演算誤差"といわれてもぴんと来ないと思います。ですから、逆に言えばこんなこともあるといった程度の覚え書きです。もっとも実際問題としてお仕事などでご利用になっている方、それも恐らく一部の方には周知のことだったとは思います。
もちろん普段、家計簿などといった用途程度でExcelを使っているとかなどのレベルでは問題はないでしょうけどね。

特定の小数部を持つ数値を入力した場合に誤差を生じる
浮動小数点数値演算の結果に含まれる丸め誤差について
浮動小数点数について

それでこうしたエラーを修復する方法としては、マイクロソフトのサイトなどいろいろなところでも紹介されておりました。

浮動演算での丸目のエラーを修正する方法
エクセル(Excel)「演算誤差」対策講座

とりあえずExcelというソフト自体が、今回ここで取り上げられているIEEE754という規格に基づいているため、Windows/Mac、そしてExcel95-2007、Excel98-Xなどすべてのバージョンが対象のようです。
こういった使い方をされる方は比較的少ないとは思いますが、ご利用になる方は対処法を参考にしてみてください。

もっとも、"丸め誤差"とか、"浮動小数点数"などといったキーワードでGoogleなどで検索してもらえればわかりますが、この誤差が生じる現象自体は一概にExcelのみに言えるものでもないわけです。
 
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2007年04月06日

Excelでのウィンドウの整列

マイドキュメントなど多数のウィンドウを開いたときなどに、タスクバー上から右クリックしてウィンドウの整列で、ウィンドウを上下・左右などにウィンドウを整列させる機能があります。これ自体はWindowsの機能です。

他のExcelデータを参照しながらもうひとつのシートで仕事をするといった使い方をする際に、複数のExcelファイルを開いて作業をするわけですが、この複数のBookを開くときの開き方によって、Windowsの機能によるウィンドウの整列が使えたり、使えなかったりするようです。

通常Excelで複数ウィンドウを開いたりする場合には、Excelのメニューバーのウィンドウから整列を選択、左右や上下に整列した上で作業を行なっているかと思います。多分それが一般的なやり方。ただしご存知のようにWindowsにも整列という機能があります。タスクバー上を右クリックすると表示される整列。本来はウィンドウズ上で開かれているウィンドウの整列で利用されるわけですが、ダブルクリックや右クリックで複数のファイルを開いた場合、タスクバー上には、Excelが複数表示されていますが、この場合この機能を利用してExcelファイルを並べて表示することができません。

<再現パターン1>
1)Excelのデータをダブルクリック、または右クリック>開く にて複数表示
2)タスクバー上にExcelが複数表示されていることを確認の上、
  タスクバー上で 整列>左右に並べて表示

----> この場合、タスクバー上での操作によるウィンドウの整列は不可。

<解決手段>
この場合には、Excelのメニューバーの ウィンドウ>整列>左右に並べて表示など
で整列をすると、1つのExcelウィンドウ内に複数のBookが並びます。


<再現パターン2>
1)1つのExcelデータは、ダブルクリックで開きます。もうひとつについては、
スタートボタンより、プログラムを起動。
2)空のExcelデータを開いて、ファイル>開く にて別ファイルを読み込んで表示させます

----> この場合、タスクバー上で右クリックし、"左右に並べて表示" にて並び替えができます。

<利用できない機能>
Excelのメニューバーより、ウィンドウ>整列>左右に並べて表示などは利用できません。


Excelデータのアイコンをダブルクリックあるいは右クリックからして開くという操作は、DDE(Dynamic Data Exchange)プロトコルを通じてExcelにメッセージが送られて起動する形になりますが、ダブルクリックで開かれたExcelウィンドウはすべて同一プログラム内に複数ファイルを表示している状態になっているようです。この場合タスクバー上には複数のアイコンが表示されていても、タスクバー上のウィンドウの整列では、ウィンドウの整列ができません。
逆にダブルクリックで開いたExcelデータと新規にプログラムからたどって新しい空白のBookを開いた上で呼び出した場合、Excelのウィンドウメニューからでは整列ができませんから、タスクバーの整列から左右などに整列させる必要があります。

加えて言えば、閉じるボタンについても、ダブルクリックして、2つのデータを開いた場合、タスクバー上には2つ表示されますが、プログラムのところの閉じるボタンを押してしまうと、2つのデータが終了してしまうため、片方のデータのみ閉じる場合には、内側にあるデータファイルの閉じるボタンを利用する必要があります。

ちなみにWordの場合にはこうしたことはなくどちらからでも整列はできるようです。
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2007年03月16日

セルの変更履歴を有効にすると制限される機能

変更履歴を設定する変更履歴の設定
Excelを利用していて、ワークシートのデータの変更履歴を保護しておこうという設定を行った場合、セルの結合など一部ご利用い変更履歴が設定された状態変更履歴が設定されているとただけなくなってしまう機能があります。
この場合にはこの保護を解除するしか方法がありません。

通常、変更履歴を記録する場合には、対象のファイルの共有を行設定できるように変更履歴を解除しようとすると、変更履歴が削除されてしまいますう必要があり、今回のような一部の機能が利用できなくなるのは、変更履歴自体の問題ではなく、変更履歴設定に当たって必要になってくる、このブックの共有により制限されてしまうようです。
ラベル:EXCEL 変更履歴
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2007年03月15日

Excelで重宝するアドイン

こんなのあったらいいな?というExcelのアドイン他を集めてみました。

行列の幅をcm表示にするアドイン
Excelセンチ単位
その他同じサイトで配布されているツール
セルの幅・高さの表示をセンチ・ミリ単位にするマクロ
ものさしマクロ

特殊文字の作成
囲み文字メーカー
その他同じサイトで配布されているツール
電子印鑑ツク〜ル for AdIn

図形描画系
Excelフローチャート作成Tool
その他同じサイトで配布されいてるもの

いろいろ
Excel FreeSoft(エクセル フリーソフト 便利ツール)
Microsoft Excelの達人たちのサイト

こりゃ〜きりがないので、またいつかそのうち。



ラベル:EXCEL アドイン
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2007年03月01日

行または列幅の表示(数値)が名前ボックスに表示される

Excelの画面Excelを利用して、行または列の幅を変更する際、行番号間あるいは列番号間にマウスを合わせてドラッグするなどにより幅の調整をしますが、その際に表示される行・列幅の表示される場所が、デフォルト(既定値)であれば、通常ポップアップのコメントのような形でマウスのそばに表示されます。
Excelの画面
これが本来行列番号が表示されているはずの、"名前ボックス"に表示されるようになってしまうことがあるようです。この場合以下のところを設定することで改善されます。

ユーザー設定ダイアログ
これで元通りポップアップで表示されるようになります。
1)ツール>ユーザー設定>オプションタブ と開く
2)"その他"にある、"ツールバーにボタン名を表示する"にチェックを入れます
ラベル:EXCEL
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2007年02月24日

PDF形式の保存

今回ご紹介する機能は、Excelとして取り上げましたが、特別Excelに限ったことではなく、Office全般に共通する機能です。

これまでのMicrosoft Officeであれば、PDF形式に保存する場合、どうしてもAcrobatなどのソフトを別途導入していただく必要がありましたが、Excelに限ったことではなく、2007 Office System Suiteからは、他のソフトを導入することなくOfficeの機能として対応するようになりました。
未導入の場合の表示
ただし、アドインとして配布されているもので、別途ダウンロードしていただく必要があるため、OfficeのCDを利用して完全インストールしたからといって導入される機能ではないため注意が必要です。
導入するためのヘルプ画面がでてくる
PDF や XPS など、その他のファイル形式のサポートを有効にする

さてそのページへの行きかたですが、上記の紹介サイトからも移動できますが、ExcelやWordなどのヘルプからでも行けるようになっています。
アドインのダウンロードページ
そんなページわからないという方は以下のところからどうぞ。

2007 Microsoft Office プログラム用 Microsoft PDF/XPS 保存アドイン

上記サイトからプログラムをダウンロードすると、ダウンロード先に、"SaveAsPDFandXPS.exe"というアイコンができますから、後はそちらをダブルクリックしてインストールしていくだけです。
ただし、PDFへの書き出しは、Officeのアドインのインストールでできるようになりますが、PDFファイルをご覧になるには、別途Adobeリーダーが必要になります。当然のことながらプリインストールされているソフトではありませんので、PDFデータの読み込みのためには別途Adobeのページより無償のAdobeリーダーをダウンロードしてインストールしていただく必要があります。
導入後はPDF形式が選択可能になる
ちなみに、PDF形式はご承知のとおり、AdobeのAcrobatなどのソフトで書き出しされる、Portable Document File形式のこと。そしてあまり聞きなれないかもしれませんが、XPS形式は、XML Paper Specification形式のこと。

プリンタの画面今回のアドオンの導入で、プリンタのところには、PDFに書き出すための機能が追加されるわけではないため、あくまでもPDFについては、Office製品でのみしか利用できません。ただし、同時に導入されるXPS形式については、XPS Writerが導入されるため、他のアプリケーションでも利用できるようになるようです。

ラベル:Office2007 Excel2007
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2007年02月16日

Excel2007のオプション画面の表示

Excel2007の画面前回の、Word2007に続き、Excel2007でのオプション画面の表示について。Word同様Excelもインターフェースががらっと変わって、メニューバーには、"ツール"というメニューはありません。ですので、Wordのときと同じように、ツーExcel2007のオプション画面ルバー上で右クリックして、"クイックアクセスツールバーのカスタマイズ"を(左)クリックして、オプション画面を表示させます。

オプション画面が出てしまえば、設定項目についてはさほどこれまでのバージョンと変わらないようです。
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2007年02月01日

Excel2007でのプログラムの関連付け

Excel2003など古いバージョンが入っている環境に、Excel2007をインストールして両方利用できるようにインストールした場合、Excel2003まで利用されていた、〜.xls形式で保存されたファイルを、ダブルクリックして開こうとしてもExcel2007でしか起動できなくなってしまいます。Excel2003を起動してから"ファイル>開く" としてファイルを指定して開く分には問題はないのですが、ファイルの関連付けがExcel2007になってしまう関係上、ダブルクリックではExcel2003では開けなくなります。
Excelファイルを旧バージョン形式で保存今回試しにフォルダオプションを開いて、ファイルの関連付けを変更して見ましたが、そえでも変更はできませんでした。ちょっと今後も検証してみることに。

2007にバージョンアップするべきか(Excel上級最終回)

<Excelの拡張子>
Excel97-2003 ----> 拡張子 〜xls
Excel2007 ------> 拡張子 〜xlsx

旧形式のファイルもExcel2007の互換モードで起動するExcel2007の場合、XMLという技術をベースしたファイル形式が採用されていて、加えてそのデータがzip圧縮されるようなしようになっています。ここが従来のXLS形式のファイルと違うところのようです。ですから、Excel2007で作成されたファイルをExcel2003などで開いた場合には、ファイルコンバーターの小ウィンドウが開いて、その後表示されるようになります。ご利用のバージョンによってはマイクロソフトのHPからファイルコンバーターをダウンロードする必要があるようです。

Excel2007について、まだまだ出たばかりのソフトだけにいろいろありそうです。

Excel2007はこう変身した!

以前のバージョンの Excel で Office Excel 2007 ファイルを使用する



ラベル:Excel2007 Excel2003
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2007年01月27日

Excelの初期ファイル

Excel起動時に表示される白紙のスプレッドシート(ワークシート)の上に表示されるツールバーなどの情報が収まっているテンプレートとなるファイル。これが、〜.xlbというファイルになります。 Wordでいう、Normal.dotのようなものに該当します。

ツールバーの表示などどうしてもうまく元に戻らないようなときには、一度このファイルを検索して、リネームした上で、再度Excelを起動。起動時にExcelは、このファイルがなければ新規に自動生成します。

ファイル名は、
Excel95     Excel5.XLB
Excel97     Excel8.XLB
Excel2000    Excel.XLB
Excel2002    Excel10.XLB

となっています。Excelの場合、バージョンによってWordの場合とはちょっと違いますね。
ラベル:EXCEL xlbファイル
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2007年01月17日

セルの表示形式の設定

セルの書式設定1セルの表示形式は、通常 書式>セル>表示形式 と開き、"分類"から選択するか、"ユーザー定義"を選択して、自分で設定することが可能です。
さて自分で設定する場合、ここで使用できる記号も "0"、"#"、"["などなどいろいろな記号が使われ、その利用方法などなれないとスムーズに設定できるものでもありません。とりあえずここで利用できる記号などの概要は、以下のサイトを参考になるかと思います。

よねさんのWordとExcelの小部屋
エクセルの学校

さて通貨や、数値の入力の際に、「○○○円」または「−○○○円」と入力されたセルの書式設定2値に応じて負の値の場合には「−」(マイナス)をつけて、さらに「円」といった記号をつけたいような場合、表示形式にユーザー定義を利用しますが、この場合、正負どちらのケースでも「円」がつくようにするには注意が必要です。


例: 正の値 123.00円 負の値 -123.00円 としたい場合
   誤: #,##0.00;-#,##0.00"円"
   *この場合、負の場合には"円"マークがつきますが、正の場合には表示されません。
   正: #,##0.00"円";-#0,##.00"円"
* 面倒ですがそれぞれの値の後ろに"円"をつけてあげる必要があります

セルの書式設定3通常 「#,##.00」といった表示形式を設定している場合には、その後ろに"円"とつけてあげればOKですが、条件に応じて変わる場合にはそれぞれの表示方法(このケースでは"#,##.00")の後ろに個別につけてあげる必要があります。


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2007年01月15日

Excelの配色

既知のことかもしれませんが、一応念のため。Excelの配色設定について。
セルの書式設定を開いて、パターンタブを開くと表示される色の配色。この配色で利用されている色については、必要に応じて変更することが可能です。
セルの書式設定ダイアログ
またここの色は、(1)の標準40色のカラーパレットのほか、(2)棒グラフ用の8色(グラフの塗りつぶし)、(3)折れ線グラフ用の8色(線の色)という構成になっています。

オプションダイアログツール>オプション と開いて確認することでこのあたりも確認いただけると思います。

さてこの配色ですが、オプションの配色タブから設定を変更することが可能になっています。
色の選択画面
ブックのカラー パレットを変更する

なお設定を逆に元に戻す場合には、オプションの画面を開いて、"リセット"をクリックすることで標準の配色に戻すことができます。

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2006年12月06日

Excelのファイルを開こうとした時のエラー

いつものようにExcel(Excel2002)ファイルをダブルクリックした際に、"〜.xlsが見つかりません"となって開けないようなケース。
同じファイルを二回開こうとして、表示されるエラーですが、レジストリの以下の値を修復することで改善されるようです。

ファイルをダブルクリックで開くと "My.xlsが見つかりません" エラー発生

ただし、あくまでもレジストリの操作になりますので、しっかりバックアップをとった上で行うなど、実施の際にはくれぐれもご注意ください。

またこのエラー、Wordのときも同じことがあるようで、同様にレジストリを調整することで改善されるようです。

ただし、Word(Word2002)で同様のことがあるような場合には、

HKEY_CLASSES_ROOT\Word.Document.8\shell\open\command

の部分になりますが、上記リンクにあるようなExcelと同様の操作をすることで改善されるようです。
ラベル:Excel2002
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2006年12月04日

ワークシートの保護

Excelで、ワークシートを作成。せっかく入力した計算式だから、誤って削除しないように、ワークシートに保護をかける... とまぁこのあたりは皆さんもよくやることではないでしょうか?
請求書のサンプル画面
通常ワークシートに保護をかける場合、計算式以外の部分で、後から項目やら金額やら入力する部分については、予めセルの書式設定を開いて、保護のタブのところの"ロック"のチェックをはずします。じゃないと、保護をかけた後全く入力できなくなってしまいますからね。
保護しないセルのロックをはずす
さてそこで一つ問題。いろいろワークシートをいじっているうちにどこに保護をかけたか、つまりロックをはずしたセルがどこかわからなくなってしまうってことありませんか? このセルはロックをかけているのかいないのか? いちいちセルの書式設定開いて確認するのも結構面倒。そんな時TABキーを利用すると、一目瞭然です。たとえばA1などをアクティブな状態にして、TABキーを押してみてください。するとどうでしょう?ちゃんとロックのかかっていないセルに飛んでいくじゃないですか?矢印キーなどでは、横に移動するだけですけど、TABキーなら入力可能なセルに簡単に移動してくれるわけですね。
ラベル:EXCEL 保護
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2006年08月14日

Excelに貼り付けられた地図をダブルクリックするとエラーになる

過去に作成されたExcelのデータをExcel2002以降のもので開き、さらにそこに表示されていた地図データをダブルクリックすると表示されるエラー。

実はこの現象、Excel2000などで作成されたExcelデータにMicrosoftMapというかつて存在したツールで作成されたデータを編集しようとした場合に起きるエラーです。簡単にいってしまえば、Excel2000までに搭載されていた機能なんですが、Excel2002以降には搭載されていないので、編集や訂正は不可能になっています。古いデータを単に表示できるのみ。これ自体はExcelの仕様なのでどうしようもありません。必要であれば似たような機能をもったソフトを導入して作成していくしかないようですね。またExcel2000でも同様にそれ以前のバージョンで作成したマップデータを開くとエラーになるようです。

Mapオブジェクトをダブルクリックするとエラーメッセージが表示される
http://support.microsoft.com/kb/282154/JA/

以前のバージョンで作成したマップを開くとエラー
http://support.microsoft.com/kb/235303/JA/

Microsoft Office活用
http://www.medmk.com/tips/msoffice.htm
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2006年08月02日

破損ファイルの復元 〜Excel編

Wordの時同様、これで回復できればラッキーってぐらいの感覚で試してみる価値はあるかと思います。

基本的には、

1)ドキュメントの回復機能の利用
a. スタート>すべてのプログラム(WinXPの場合)>MicrosoftOfficeツール
  >MicrosoftOfficeアプリケーションの回復 とクリック
b. アプリケーションダイアログの一覧より、MicrosoftExcelをクリックして、
  "アプリケーションの回復"をクリック
c. Excelを起動。"ドキュメントの回復"(作業ウィンドウ)に回復したブックが
  表示されます
d. ブックを開いて、改めて保存しなおします

2)[開いて修復する] コマンドの利用
開いて修復するで表示されるダイアログa. Excelを通常通り起動
b. ファイル>開く とクリックし、ファイルを開くダイアログを表示
c. ファイルを選択し、開くボタンの右にある▼をクリックし、
  "開いて修復する"をクリック
d. さらに出てきたダイアログの"修復"ボタンをクリックして開きます
e. 開ければ、回復したデータを保存
数式が含まれているときなどに表示されるダイアログ
* "修復"で開けない場合には、"データ抽出"をクリック
** データに数式などが含まれている場合、さらにダイアログが表示されますので、
計算式がある場合には"数式を回復する"、ない場合には"値に変換する"で開いてみてください

このほかにも仮に開ければHTML形式やXML形式で保存しなおしてみたりといった方法もあるようです。

ただし、バージョンにより多少修復方法も違うようですから、以下のサイトを参考の上ご利用のバージョンに応じて確認してみてください。


Excel2002/2003編
http://support.microsoft.com/kb/820741/
Excel2000編
http://support.microsoft.com/kb/179871/
Excel97編
http://support.microsoft.com/kb/142117/


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2006年07月30日

"10000"と入力したものが、確定すると"10"になる

Excel入力画面1アクティブセルに"10000"と入力したものが、確定するためにエンターを押したり、あるいは他のセルをクリックしたりすると、確かに"10000"と入力したはずなのに、画面には"10"と表示されてしまう。

Excel入力画面2こんな経験ありませんか? ちょっと前はよく聞いたトラブルの一つです。これは、"小数点位置を固定する"が有効になっていた場合に起こります。

<対処法>
オプションダイアログ1)ツール>オプション とクリックして、オプションのダイアログボックスを表示
2)編集タブ を開いて、設定のところにある"小数点位置を固定する"のチェックをはずしてあげます。
3)あとはOKで閉じれば終了。

いかがですか? 今度は、"10000"と入力してエンターを押しても、"10"になってたりしませんよね。

この小数点位置の固定が有効になっている場合には、画面右下のステータスバーのところに"固定"と表示されていますので、こちらでの表示の有無でも確認はできると思います。

この機能、大量の小数点付き数字を効率よく入力するための一手段としては有効なようですが、普通に使う分にはあまり必要のない機能ですね。

<小数点位置の活用事例>

http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/excel/20040304/107498/

http://www.tcs-net.co.jp/kowaza/excel/12.html


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2006年07月19日

フィルハンドルが無い!

フィルハンドルの無いExcelのワークシートExcelを起動してデータを入力。さてコピーをしようと、アクティブセルの右下のフィルハンドルを..... というところ、"フィルハンドルがない?" ってこと、経験ありませんか? もちろんコピーや切り取りだけなら、メニューバーからでもあ、るいはショートカットキーや、右クリックからでも可能ですが、"無い"という不自然な状態を何とかしたい....という人のために。
オプションダイアログさてフィルハンドルがなくなってしまう現象。ドラッグ&ドロップでの編集が出来ないように設定されている場合にそうなってしまいます。通常は問題はないはずですが何かのタイミングでこの設定が変わると....

無事フィルハンドルが表示されました<設定方法>
1)ツール>オプション>編集タブ とひらく
2)"設定"にある"ドラッグ アンド ドロップ編集を可能にする"のところのチェックが外れていたらチェックを入れなおしてあげます
3)これでOKで閉じて終了

* "セルを上書きする前にメッセージを表示する"のところのチェックはお好みに応上書きに対して注意を促すダイアログが出現じていてます。ちなみにここにチェックを入れていると、ドラッグ&ドロップによるコピーや切り取りの際に、左のようなメッセージがでてきます。ただしオートフィルによる操作の場合には、ここにチェックが入っていてもメッセージは表示されません。
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2006年06月15日

センチ単位でセルの幅/高さを調整したい

Excelの画面Excelのセルの列幅や行の高さのサイズの単位。列幅やセルの高さを調整する時に表示されるのですが、通常は"幅:8.38(72ピクセル)"とか、"高さ:13.50(18ピクセル)"と表示されるもの。
どのぐらいの大きさかイメージできるかどうかは別として、とりあえず"ピクセル"と単位が表示されているものの、その横の数値、"8.38"とか、"13.50"といった数値はどんな単位なのか? 

通常、列幅については、標準スタイルで設定されているフォントスタイル(サイズと種類)をベースとした場合の半角文字の入力できる数。この場合、おおよそ8.38文字分の幅っていう意味になります。また"13.50"という高さのほうは、ポイントという文字サイズが基準になっています。

ポイントであったり、文字数であったり、ピクセルであったりと、普段なじExcelセンチ単位をダウンロードして解凍したところんでいるようなセンチやミリ単位での表示はできないものなのか? 
残念ながら、Excel自身にはそうした単位表示をする機能はないので、何らかのフリーなどで配布されているアドインなどを利用せざるを得ません。そこで今回紹介するのが、"Excelセンチ単位"というアドイン。

"Excelセンチ単位"
http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se394135.html

このアドインはダウンロード後、lzh形式のファイルを解凍してできたフォマクロの設定ルダ内に、Excelセンチ単位というアドインがありますから、これを導入すればいいだけですが、新設にもアドインを導入するためのマクロプログラムも用意されています。よくわからないという場合には、"アドインインストール用"というExcelシートをダブルクリックで開くと、マクロを実行していいかどうか聞いてきますから、許可してあげて、インストールボタンを押せば導入できてアドイン実行例しまいます。
ただし、ワークシートを開いたときに警告画面が出てくるようであれば、マクロを実行するためにいったんセキュリティの設定を変更してあげなくてはいけませんのでご注意ください。
設定後いったん閉じて再度ファイルをダブルクリックして開くと、中などに設定した場合には、マクロを有効にしていいかどうか聞いてきますので、こちらを有効にしてください。これでインストールボタンを押せば導入完了となります。
アドイン起動画面導入後は、セルの調整をしたいところで右クリックしていただくとショートカットメニューに"列単位設定"というメニューが出てきて、こちらをクリックすると数値を入力する画面が出てきます。
こうしたアドインのほかにも、印刷用のものとして、"ものさしマクロ"なんていうマクロもあったりするようです。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se318875.html

こうしたさまざまなアドインやツールを利用して、利用しやすい環境を整えていくっていうのも、上手に利用する上でのひとつのポイントかもしれませんね。
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2006年06月05日

Excelのユーザー定義

書式設定の画面1Excelのセルの書式設定。通常は日付や数値など一般的なものを選択している場合には特に問題ないはずですが、どうしても"0001"と入力したいとか、漢数字で日付を表示したいといった場合には、ユーザー定義によって設定する必要があります。
そうした時にユーザー定義を選択してみたものの、"#"や"@"、"?"などといった記号の使い方や、さらに手の込んだ使い方が各種あるのですが、簡単に理解できるものばかりじゃありません。
代表的なものは、以下のサイトを参考にしていただくと大まかなことはご理解いただけると思います

http://support.microsoft.com/kb/883199/ja

http://www.eurus.dti.ne.jp/~yoneyama/Excel/user_set.htm

セルの書式設定さてこれでもちょっと気になたのがユーザー定義の中の日付にある"[$-411]"の表示。実はこの[$-411] は日本語の識別番号(ロケール)を意味していて、Excel2000で作成したデータをExcel2002やExcel2003で開いたときに表示形式がうまく反映されないケースに対応するための回避策となるようです。

http://plaza.rakuten.co.jp/pasodairy/diary/200502170000/

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2006年05月25日

貼り付けオプションの非表示(Excel編)

Word編につづいて、Excel編も。
オプションダイアログ
1) Excelも同様にツール>オプション とクリックしてダイアログを表示
2) 編集タブをひらいて、"[貼り付けオプション]ボタンを表示する"のチェックをはずしてあげればOKです。

後は、OKで閉じていけば設定完了。
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2006年05月07日

ページ番号のカスタマイズ

Excelの場合、通常Wordと異なる為、セッションの区切りを入れて途中から違ったページ番号を振るようなことは、通常の設定ではできませんが、"1"からページ番号を振るのではなく、任意の番号から振りたいというケースであれページ設定ば、ページ番号を設定する事が出来ます。

1)ページ設定から行う方法
ファイル>ページ設定 とひらいて、"先頭ページ番号"のところを"自動"から任意の数値にする方法。

フッターでの設定
2)フッターに直接設定する方法

http://support.microsoft.com/kb/418486/jp

こんな感じで設定されます上記サイトのように"&[ページ番号"+?"(?:は任意の数値を入れる)とすることでも同様に可能ですが、Excelのバージョンによってはこの方法でもうまく行かない場合があるようです。
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2006年04月19日

Excelのトラブルシューティング

前回のWordに続いて、Excelの起動スイッチについて。Word同様、Excelにも起動スイッチなるものがあります。代表的なものはSafeモード起動する時に利用する、"/s"。Word同様、Ctrlキーを押した状態でExcelのショートカットアイコンをクリックしても、Safeモード起動可能ですが、"スタート>ファイル名を指定して実行"から、"excel /s"と入力しても同じ。

さてこの起動スイッチですが、他にも以下のようなものがあります。

/e : 新規ブックを表示せずに起動
/s : セーフモード起動

その他について、あるいは詳細は以下のサイトをご参考になって見てください。

http://support.microsoft.com/kb/291288/ja
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2006年03月26日

ファイルをダブルクリックしても開かない

保存されたExcelファイルをダブルクリックしても開かないと言うトラブル。これもよくあるケースです。ダブルクリックしてExcelは開くものの、本来ならワークシートが表示されるものが、何も表示されない。
こんなケースでは以下のような設定がされているためにおきる事がありますので、確認してみましょう。
O20060326-1.JPG
1)一旦新規にExcelを起動します
2)ツール>オプション>全般タブ と開きます
3)"設定"というところにある"ほかのアプリケーションを無視する" にチェックが入っていたらこのチェックをはずします

マイクロソフトのサポートページ:
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP418292
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