2010年10月02日

ピボットテーブルの作成画面が違う【XL2007/2010】

すでにご存知の方も多いと思いますので、お恥ずかしながら、今さらのことではありますが、忘れないようにということで取り上げました。実はこの仕様の変更に気がついたのは、今日マイクロソフトのセミナーに参加して講師の方のお話の中であったから。改めて言われてみると違う... あれ?使ってなかったっけな?と思いつつも、やはりまだまだ気がつかないことってたくさんありそうです...

Excel2007のピボットテーブル画面互換モード上のピボットテーブル画面

さてExcel2007でも、Excel2010でも同様ですが、ピボットテーブルの機能を利用する際に、Excel2007から操作画面が多少変わってきていました。従来のピボットテーブルのように項目をワークシート上にドラッグ&ドロップで配置していくというものではなくなっています。
ピボットテーブルのオプション画面
ただし、ピボットテーブル作成中のオプションタブのピボットテーブルにある、"オプション" をクリックすることで、表示されるオプションダイアログの中、表示タブの"従来のピボットテーブルレイアウトを使用する(グリッド内でのフィールドのドラッグが可能)"にチェックを入れてあげれば従来どおりの編集も可能です。

またさらに、互換モードで保存されたワークシートについても、従来どおりのようなドラッグ&ドロップ編集が可能です。今回の画像はすべてExcel2007のものですが操作自体はExcel2010でも同様です。

Excel2010の時代に移り変わろうとする今になって、気づいたわけですが、実はExcel2007から大幅にユーザーインターフェースが変わって、いろいろなところが変わってきていたんですね... まだまだありそうです。


<参照>
Excel2007(エクセル2007)基本講座:ピボットテーブルの使い方
エクセル2007のピボットテーブルは操作性がアップ!
Excelピボットテーブルでデータ分析
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2010年09月17日

Excel2010用の郵便番号変換ウィザードを導入してみる

先日紹介したExcel2010向けの郵便番号変換ウィザードのアドインを実際に導入、手順を追ってしてみました。

まずはダウンロードから

ダウンロードサイトの画面

Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード (Excel Zipcode 7 Japan)

ダウンロード後Libraryフォルダに移動したところアドインの設定1アドインの設定2

1) 上記サイトから、"Excel2010用アドイン郵便番号変換ウィザード" をクリック(一応導入手順はこのサイトにも記載されています)
2) 使用条項に同意するかどうか聞いてきますので "I Agree" をクリック
3) 保存するか? 実行するか? 聞いてきますから、一端、保存をクリック
4) 保存場所は、デスクトップなどわかりやすい場所に一端保存します
5) "zipcode7.xla" と言うアイコンが表示されます
6) このファイルを、Cドライブ>Program Files>Microsoft Office>Office14>Library へコピーします
7) Excel2010を起動し、 ファイル>オプション と開いて、"アドイン" を開いて、設定をクリック
8) アドインダイアログが表示されたら、"郵便番号変換ウィザード"にチェックを入れてOKとします
9) あとは、Excelを起動し、アドインタブから、ウィザードをクリックすると"郵便番号変換"と言う項目が表示されますので、クリックしていただければウィザードがスタートします

ウィザードが起動した画面

ウィザードが起動、上記の画面にもあるように "1/3" と画面に従ってウィザードを実行します。

CodePlexのこのサイトでは、Excel2007用も配布していますが導入手順は一緒です。
またExcel2007用は、マイクロソフトの以下のサイトからも導入可能です。詳細は比較してませんが、公開日違いからして若干郵便番号データの違いがあるのかもしれません。

Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード (2000-2007 ユーザー用)/公開日:2007/07/27
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2010年09月03日

Excel2010向けExcel アドイン: 郵便番号変換ウィザードの提供が始まる

Excel2010向けの郵便番号変換ウィザードのアドインの提供がしばらくありませんでしたが、ちょっと前より利用できるようになったようです。

ただし、これまでであればマイクロソフトのページからダウンロードできていたんですが、提供元から直接ダウンロードする形に変わっております。
MSのページで紹介されているように、"「郵便番号変換ウィザード」は、サポート対象外となります。また、「郵便番号変換ウィザード」は、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載している情報に対して、いかなる責任も負わないものとします" とあり、マイクロソフトとしてはサポート対象外のようです。

Excel アドイン : 郵便番号変換ウィザード


<参照>
Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード (Excel Zipcode 7 Japan) /CodePlex
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2010年08月27日

Office Web Appsが機能強化

Office2010から登場したWebApps。これまでも随時機能強化されることは、いろいろなところで取り上げられ、紹介されていたので周知のことでしたが、早速機能強化の第一弾があったようです。

"Excel Web Appでグラフ作成" が可能になったほか、PowerPointで、クリップアートが使用できるようになったなど早速ですが機能強化されました。ただ無料版ということでもあり、当然ですがまだまだ製品とは程遠い状態。
今後も、一層使いやすいように機能強化されることを期待したいものです。

<参照>
無料で使えるWeb版Office 2010が早くも機能強化/ITpro
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2010年08月19日

Excel2007、上書き保存時の共有違反について

ウィルスバスターの例はだいぶ以前に一度ご紹介させていただいたとおりでしたが、今回、カスペルスキーでも同様の症例があることを聞き、再度調べてみることにしました。

カスペルスキーの場合、以下のリンク先にもありますが、"アプリケーションの動作監視の機能" が関係しているようで、こちらの設定を見直すことで改善するようです。

また、MSのサイトでも紹介しているようにこうしたセキュリティソフトの設定とは関係なく発生する場合もあるようですのであわせてMSのサイトもご参照いただけるといいかもしれません。(MSの例ではすでに修正プログラムが提供されています)


<参照>
Windows Vista または Windows 7 上の Excel 2007 でファイルの上書き保存に失敗する場合がある
Excel2007で共有違反?共有してないけど何か?
excel2007共有違反/トレンドマイクロに問い合わせた方の例

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2010年07月20日

Excelでゲーム

たまには柔らかい話題も。だいぶ昔はOSでもOffice系ソフトでもイースターエッグといった形で隠れゲームや様々なメッセージがプログラムに仕込まれていて、一定の操作をするとそれが表示されるなんてことがありました。プログラミングにもそれなりに作者のこだわりなどがそうしたところに伺えたのも事実。ユーザーもそうした隠れた機能を躍起になって探している何て言う時期もありました。

一昔前のOffice系ソフト(WordやExcel)にもそうしたイースターエッグがあって、ピンボールゲームやレーシングゲーム、ソフトの開発者名のリストをスクロール表示させるなどといった機能が隠れていたこともありました。
今回紹介するのはそうしたイースターエッグとは異なりExcelそのものの機能を応用してゲームをつくってしまった例です。ご承知のように、Office系ソフトには、VBA(Visual Basice for Application)という機能が搭載されています。この機能を応用した様々なゲームが配布されています。マイクロソフトが配布しているものもあれば、個人の方がフリーウェアとして配布しているものもある。

時には一息、こうしたもので気を抜くのもいいかもしれませんね。

Cell_雀/GEN MUTO'S Home Page
Excel2010にも完全対応の最新版。その上、冴子先生復活モードなんてのも搭載。Excel2000以降で利用可能。マクロを利用したプログラムについても様々な情報が掲載されています。
DEX-EV/影倉庫
こちらもマクロを利用した本格的なシューティングゲームです。この他、こちらでもExcelのマクロを利用したプログラミングについても紹介されています。
VBAアクションゲーム? Excel(エクセル)で動かそう!
とにかくいろんなゲームへのリンクが貼られています。ゲームばかりではなく、ちょっとしたお仕事でも活用出来そうなマクロやアドインなども紹介されています。
Excelゲーセン クラシックアーケードゲーム館

改めて探してみるといろいろ。こうしたゲームを通じて、VBAという新たな世界を覗いてみるのもおもしろいかもしれませんね。


<参照>
米MSが「Excelで遊べるゲーム」を無料公開中/PConline
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2010年07月12日

テキストボックス内の設定でフォントを日本語と英数で指定できるようになった

Excel2003まででは、セルの書式設定やテキストボックスの書式設定を開いて、フォントタブなどを開いてもフォント名の指定は1つのみ。ワードのように、日本語用と英数字用で指定を変えるということはできませんでした。

Excel2003の画面1Excel2003の画面2

これがExcel2007からは、テキストボックスなどの一部で、英数字用のフォントと日本語用のフォントを別個に設定したり、文字幅と間隔を設定したりとより詳細な設定が可能になっています。この他にも、ワードアートでのフォント設定、図形にテキストを追加した際のフォント設定といった部分でも指定が可能になっています。

Excel2007の画面1Excel2007の画面2Excel2007の画面3

ただしさすがに、ワープロではないので、通常のセル内でのフォント設定については従来どおりです。
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2010年07月06日

TABキーを押すとセルが一気に数列移動してしまう

通常Excelで、セルを移動する際、既定値では、エンターキーを押せば下に、TABキーを押せば右に1つずつ移動していきます。もちろん上下左右の矢印キーで移動する分には全く問題なく動作するのに、TABキーでは、一気に列が飛んでしまう。たとえばA列がアクティブだったのにTABキーを一度押すとR列がアクティブになり、もう一度押すと、AI列がアクティブになるといった具合に1画面ずつ移動するようになります。
Excel2003の例
これは、Excelのバージョンを問わず、"Lotus 1-2-3 形式のキー操作" にチェックが入っているとこうした症状になります。

こちらにチェックを入れておくと、
Shift + TAB
(または Ctrl + ←) : 1画面左に移動
TAB または Ctrl + → : 1画面右に移動
Ctrl + PageDown    : 同じブックの次のシートに移動
Ctrl + PageUp     : 同じブックの前のシートに移動
Home           : シートの先頭セル(左上隅のセル)に移動

このほかにもキー操作として、
キー操作           配置先
' (一重引用符)      : 左詰め
" (二重引用符)      : 右詰め
^ (キャレット)      : 中央揃え
\ (円記号)        : 繰り返し

といったことが可能になります。もちろんわかって利用している人にとっては必要な機能なのかもしれませんね。
ですが、こうしたLotus 1-2-3ユーザーのための互換オプション機能。最近じゃLotus 1-2-3を使っている人の方が少ないはず。Excelしか利用したこともないのにいきなり、TABキーを押したら一画面分右に列が移動してしまったという場合には、上記の設定を一度見直してみてください。


<参照>
Lotus 1-2-3 のキー操作に対応する Excel のキー操作
  
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2010年06月15日

Excelの計算式を見やすくする

ALT+Enterでセル内改行ができるのは周知のことですが、これが計算式でも利用可能ってことはあまり知られていないんじゃないかな?
いつも参考にさせていただいているモーグのHPでこんな事例を見つけましたので、
ご紹介させていただきます。

Excelを使用していて、セルに計算式を挿入。さほど長くない計算式であれば、さほど気になりませんが、長くなれば長くなるほど計算式は見づらく、理解にしくくなる。
そこで、これを見やすく改行を入れたりできないものか?

実は、セル内での改行の際に、ALT+ENTER で改行できますが、数式にもこれが利用できます。ただし、改行する場所がポイントに。

つまりどこでも改行していいわけではなく、

1.引数を区切るカンマ(,)の後ろ
2.演算子の前

といった場所。こうした場所で、ALT+Enterで改行する分には、計算式もちゃんと機能して問題なくご利用いただけます。


<参照>
長い数式において改行を行い、見やすく入力する/moug
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2010年05月24日

Excel2007の仕様変更となった点を確認する

いまさらですが、これまでもいくつか個別に取り上げてましたが、Excel2007が、Excel2003から変わった点(仕様が変更された点)について確認できるホワイトペーパーをご紹介いたします。

グラフの塗りつぶしの部分でパターンが利用できなくなったことなどこちらのホワイトペーパーでも確認ができます。

* ちなみにこの塗りつぶしでのパターンの利用は、今回発表されたExcel2010ではまた利用できるように復活しています。


<参照>
Excel 2007 に移行する (ホワイト ペーパー)

* ちなみにOffice2010については以下のところに同様にホワイトペーパーがありますので、ご参考になってみてください。

Excel 2010 での変更点
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2010年05月15日

Excelでデータベース

MSの商品郡で言えば、Excelは表計算、Accessがデータベースというくくりではありますが、当然のことながら、昔からExcelでもある程度データベース的な利用は可能になっています。
ただ実際にExcelでデータベースを作ってみると、どうつくったらいいのか? どんな要領で作成していったらいいのか? なかなか慣れない人にとっては、苦労するところ。

そんなときにネットで探してみると結構いろいろでてくるもので、ちょっと勉強すればできそうなものから、市販の製品に劣らないような機能を持ったようなものまでいろいろ。

今回ご紹介するサイトも、会計システムから、家計簿、人事管理、顧客管理などExcelやAccessで利用できるものをフリーあるいはシェアウェアとして提供しています。

(一例)
Inage式会計帳簿: 史上最強のエクセル会計帳簿
Inageのエクセル家計簿: 毎月の収入・経費の推移をグラフでも確認できる
CD&DVD管理データベース:趣味でも利用できるソフト。操作も簡単
エクセル日記:デジカメ写真なども取り込める機能もついています
汎用名簿:当然はがきや封筒への印刷機能もついてます

もちろん今回ご紹介したサイト以外にもいろいろネットで探すとでてくるはず。フリーで利用できるものの利点は気兼ねなく試せるところ。いろいろ試してみて、"これぞ!"って思えるようなものを見つけてみてください。

* 今回なぜこのサイトを見つけたのか? いつものように"moug"を見ていたら、"キャバレー顧客管理システム"なんていうExcelを利用したデータベースを紹介しているのを発見。
こんな業界向けにもフリーのものがあるんだな?と感心してしまった次第で、実のところそこから該当のサイトに行ってみるといろいろフリーでご提供されていらっしゃったということで、今回ご紹介させていただきました。

また今回私が参照させていただいたmougにもさまざまなものが紹介されていますので、興味のある方はそちらもご参考ください。


<参照>
エクセル工房のお役立ちソフト/Excel工房 Inage
フリーソフト/moug
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2010年05月07日

離れたセルを選択する

Excelを利用して複数の離れたセルを選択する際に利用するのが、Ctrlキー。Ctrlキーを押しながらドラッグしたり、クリックしたり。
この操作をもっと簡単に、毎度毎度Ctrlキーを押さなくていい方法があるんですね。

それが今回ご紹介する "Shiftキー + F8"。
範囲選択の前に、Shift+F8 として、後は普通に必要なセルをドラッグするだけ。全部選択が終わったら、セル範囲の追加選択の機能をESCキーで解除。

Excel2003の画面1 Excel2003の画面2

Shift+F8 をするとステータスバー右下に "ADD" と表示されます。これがセル範囲の追加選択の機能がONになっている状態。ちなみに、Excel2007では、"選択範囲の拡張" と表示されます。

Excel2007の画面1 Excel2007の画面2

範囲選択がいっそう便利になりますよ。是非一度お試しください。



<参照>
[Ctrl]キーを使わずに離れたセル範囲を選択する/moug
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2010年05月05日

図形の効果が設定通りに印刷されないことがある【EX2007/PP2007】

先日Word2007でオートシェイプにグラデーションと透過性を設定、画面上はちゃんと設定通りになっているのに、実際に印刷してみるとそうした効果が全く反映されないという件を取り上げた際に調べていたら、Excel2007やPowerPoint2007にも似たような事例があることが判明。

Word2007の場合にも現時点では、特に修正プログラムの配布はないようですが、今回のExcelやPowerPointのケースも同様で、現時点では回避策は提示されているものの、修正プログラムなどの配布はないようです。

なお、今回ご紹介しているExcel2007およびPowerPoint2007の事例は、"2007 Microsoft Office System Service Pack2(SP2)"を適用しているもので、この症状が確認されており、"Oart.dll"のバージョンが、"12.0.6425.1000"以降である場合に発生するもののようです。

一応マイクロソフトが回避策として提示しているのは、
1)XPS形式で出力し、その出力結果を印刷する
2) PostScriptプリンタを利用して印刷する
の2通りになります。

MSのサイトには、再現方法などもでておりますので、詳細は以下のリンクより直接アクセスの上ご確認ください。


<参照>
Office 2007 Service Pack 2 を適用後に Excel 2007 および PowerPoint 2007 で特定の設定をした図形を印刷すると、図形の効果が設定どおりに出力されない場合がある

Word 2007 のオートシェイプに [グラデーション] と [透過性] の両方を設定しても印刷すると透過しない
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2010年04月14日

ダブルクリックでオートフィル

Excelを利用していて、数式などをコピーしたりする際に利用するオートフィルという機能。
通常は、選択したセルの右下のフィルハンドルに合わせて左ボタンを押したままドラッグするというのが一般的。まぁまれな例としては右ボタンを押したままドラッグするって言う方法もあります。

でもこれが実は多少制約はあるものの、ダブルクリックでも可能だったんですね。いまさらなんですけどね。ダブルクリックでオートフィルになるなんてことに、いまさらに気がつきました...

・列方向にのみ可能(行方向では利用できません)であること
・隣接したセルにデータが入力されている必要があること

単純な表組みを作成して計算式を列方向にコピーしたいなんていうケースにはドラッグするよりは楽かもしれませんね。

また隣接したセルに値が入っていれば、連番入力などもダブルクリックで可能になります。
普段使っていても知らない使い方。いろいろあるもんです。


<参照>
オートフィルをダブルクリックで行う/インストラクターのネタ帳
オートフィルとは/tech.kayac.com
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2010年04月09日

一行おきの合計を出す/Excel

おぉ...便利と思ってしまったのでこちらでも紹介いたします。

一行おきに入力されたデータの合計を出す方法。以下のサイトでも紹介しているように、数が少なければ、SUM関数を使って、セルを選択する際に、Ctrlキーを押しながらセルを選択していけばいいのですが、数が多くなればそんなこともやってられません。

でIF関数、MOD関数、ROW関数の合わせた配列数式にする方法が登場ってことです。前回Excel2007から加わった関数について取り上げましたが、こんな関数関連の便利だな?と思われるようなTIPも時々取り上げてみようかと思います。

さて具体的にはどんな数式になるか?といえば、

=SUM(IF(MOD(ROW(データ範囲),2)=余り),データ範囲, "")

というもの。ですがポイントは、数式の入力ができたら、CTRL+SHIFT+ENTER にて確定をすること。これをすると、数式バーには、数式が、

{=SUM(IF(MOD(ROW(データ範囲),2)=余り),データ範囲, "")}

という表示になります。つまりこの操作で配列数式にする必要があるわけですね。

また、"余り"のところに入る値は、

偶数行の合計値を求める時: 0
奇数行の合計値を求める時: 1

のいずれかが入ることになります。

今回参考にさせていただいた moug というサイト。他にもさまざまな テクニックを紹介していますので、ご興味のある方はご参照ください。


<参照>
一行おきに合計する/mougモーグ
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2010年04月07日

レジストリポリシー設定によってブロックされる【EXL2003/2007】

Excelでファイルを開こうとすると "レジストリ ポリシー設定によってブロックされている種類のファイルを開こうとしています" と表示されて開けないケースがあるようです。

Excel2003/2007でおきるもののようで、特定の拡張子を持つデータについて、制限されているために開けないというもの。たとえば、Excel2003では、ファイル>開く にて、Lotus123で作成されたデータなども開けたものの、これを開こうとしてこうしたメッセージがでて開けないことがあるようです。

その要因は、Microsoft Update などによって、ServicePack3があたってバージョンアップしたり、"更新プログラム 933666" が当たって事で、ファイルを保存する機能や開く機能を管理者がブロックできるようになったことが要因。

開けるようにするには、レジストリの修正によって、制限を解除してあげる必要があるようです。
詳細は以下のサイトをご参考の上、修正をお試しください。

ちなみに、Excel2007ではもとから、 ファイル>開く という形でLotus123で作成されたファイルを開くことはできません。データタブ>外部データの取り込み "既存の接続">参照 として呼び出す形になります。


<参照>
Excel 2007 または Excel 2003 でレジストリ ポリシー設定によりブロックされている種類のファイルを開くと、エラー メッセージが表示される
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2010年04月05日

Excel2007から追加された関数

Excel2007が登場してしばらくたちますので、すでにご存知の方も多いと思いますが、Excel2003までにはなかった新しいワークシート関数が登場しています。

SUMIFやCOUNTIFなどの条件にあったデータの合計や、データ数を計算する関数は、複数条件に対応できなかったため、皆さんいろんな工夫をして対応していました。
が、これがExcel2007からは標準で搭載されているのです。たとえば、それが "sumifs" "countifs" といった関数。

今回、この他にも averageifやら、averageifs、さらには iferror などが追加されています。
特にこの中でも汎用性が高いと思われるのが、averageif、averageifs、sumifs、countifs、iferrorあたりの関数たち。

複数条件に見合ったデータの合計、データ数、平均を出す機会は意外に多いでしょうからね。
以前はこんなことができなくて、複数条件に見合ったデータ件数を調べるのに、SUMPRODUCT関数なんか使って長々とやった記憶があります。便利になったもんです。
引数もわりとすっきりしています。ぜひご確認になってみてください。

sumifs関数の例:

=sumifs(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,[条件範囲2,条件2],[条件範囲3,条件3]...)


でさらに追加情報ですが、一例としてExcel2003でSUMIFS関数をやってしまおうというようなサイトもございましたので、参考まで。

Excel2003でSUMIFSを実現/エクセル術


<参照>
魅力的な新ワークシート関数(第4回)/PConline

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2010年03月18日

2010年3月のセキュリティ情報で提供された修正プログラム

先週、WindowsUpdateにて配信されたセキュリティ修正プログラム。今回提供された修正プログラムには、ExcelやWindowsムービーメーカーが対象。

ただし、ここで問題なのが、Excel。今回の修正プログラム実のところExcelの広範囲にわたってかかわってくる点。Excel2002/2003/2007だけでなく、Mac版の、Excel2004/2008。他に、ExcelViewerや、MAC版のOpen XML File Format Converter、Office2007ファイル形式用の互換機能パックなどなど。詳細は、以下のマイクロソフトのサイトを参考に必要なアップデートを確認してみてください。Windowsご利用の方は、WindowsUpdateやMicrosoftUpdateでも、更新プログラムの導入が可能ですが、MAC版の場合には、以下のMSのサイトのリンクをたどってプログラムをダウンロードしてインストールする必要があります。

修正プログラムが未適用の場合には、早めにご確認の上適用してみてください。


<参照>
Excelやムービーメーカーに脆弱性、ファイルを開くと被害の恐れ /ITpro
2010年3月のセキュリティ情報/マイクロソフト
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テキストボックス内のカーソルが反対に動く【EX2007】

Excel2002/2003で作成されたデータ内にテキストボックスがあるようなケースで発生するようです。これらの古いバージョンで作成されたExcelデータをExcel2007で開いて編集する際に、テキストボックス内のカーソルが逆に動くという現象が報告されています。

すでに修正プログラムは提供されていますので、Office2007SP2をあてれば改善するようです。

<参照>
Excel 2003 またはそれ以前のバージョンで作成したファイルを Excel 2007 で開き テキスト ボックス内を編集しようとするとカーソルが反対に移動する
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2010年02月20日

Excel2007の新機能/変更された機能/削除された機能

前回のリンクをたどっていただければちゃんと出ているのですが、前回のWord2007に続いて今回はExcel2007の機能についてのまとめ。(主に削除された機能を中心に)

・グラフ機能
複数のグラフに対するグラフの種類の変更:Excel2003までであれば、作成された複数のグラフを選択して一気にグラフの酒類を変更することができましたが、Excel2007からは個別でしか変更ができなくなりました。
この他にもグラフ作成での変更点はいくつかありますので、詳細は以下のグラフ作成での変更点をご参照ください。
・自然言語数式(NLF)の利用
聞きなれない言葉ですが、あまり使われないので、Excel2003などでは、標準ではOffの状態でしたが、Excel2007からはこの機能自体が削除されました。
"A1やR1C1のようなセル参照の代わりに行や列の項目名(ラベル)を使用して式を記述することができます。従来のように名前を定義する必要はありません。例えば、「距離」や「時間」のラベルを持つ表では、「速度」を求めるセルに「=距離/時間」と、自然な言葉で計算式を入力することができます。 "(以下のサイトより引用)
「Microsoft(R) Excel 97 for Windows(R)」日本語版3月28日(金)発売

その他、新機能、変更された機能、そして削除された機能の詳細は以下の、"Excel2007での変更点"をご参照ください。


<参照> 2012.01.29 更新
Excel 2007 での変更点
グラフ作成での変更点
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2010年02月10日

Excel2007のデータを上書き保存しようとしたら、共有違反となって上書きができない

Windows7の環境のもと、Excel2007をご利用の際、発生するもののようです。理由はいろいろあるようですが、ウィルスバスター2010との関係でおきるものもあるようで、その場合には修正プログラムをあてることで改善するようです。

Windows 7環境でMicrosoft Excel使用時にファイルの保存ができない/トレンドマイクロ サポートページ

上記サイトから、お問い合わせの上修正プログラムのダウンロードを行ってみてください。

具体的にウィルスバスターのサポートに問い合わされた方が、以下のサイトで手順もご紹介されていましたので、参考まで。

excel2007 共有違反/ZD Net Japan

おそらくそれ以外にもおきているパターンがあるようですが、そちらについては随時確認次第また公開させていただきます。
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2010年02月04日

セルの書式設定からユーザー定義を開いても、"G/標準"という項目が見当たらない

Excelでセルの書式設定ダイアログを開いて、表示形式のところから、ユーザー定義を開いた時、通常は、"G/標準" という項目が一番上に表示されます。
表示方法が変わっている例正常に表示されている例
ただしこれが画像のように表示されなくなってしまうことがあります。これはExcelというよりWindowsの設定によるもの。Excelは、日付情報や通貨情報などの一部の地域情報はWindowsの設定からデータを取得するようになっている関係上、Windows自体の地域情報が変わってしまうと、今回のように表示が変わってしまいます。

この場合、以下の方法で地域オプションを変更します。

<WindowsXPの場合>
地域オプションダイアログ
1) スタート>コントロールパネル>日付、時刻、地域と言語のオプション>数値、日付、時刻の形式を変更する とクリックします

2) 標準と形式の"使う言語を選び、〜" のところの言語が日本語以外のものになっていた場合に、こちらを "日本語" に変更しOKで閉じます。

* ここの説明に、"プログラムが数値、通貨、日付および時刻を表示する形式に影響を及ぼします"とあるように、Excel以外にも、Accessもそうですし、普段画像のキャプチャーリングで利用しているGIMPというソフトもここを参照しているらしく表示が変わるようでした。

OSにより多少地域のオプション設定までのたどり着き方が違いますが、以下のサイトもご参考になってみてください。

ようこそダイアログ内の項目が文字化けします/IBM

質問内容は今回のものとは異なりますが、OS毎に地域のオプションまでのたどり方が表示されていますので参考になるかと思います。
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2010年01月20日

行を基準に並び替える

通常の並び替えならこんな感じです通常データの並び替えを行う場合、列項目を基準に並び替えを行うのが一般的。これを今回行項目を基準に並び替えもできますよという便利な方法が紹介されていましたので、実際に試して見ました。
サンプルデータは、同じパターンのもので、ひとつは、列ごとに項目を表示させ、もうひとつは行ごとに項目を表示させるという方法で試してみました。

Excel2003まででは、列数が256列に限られるため、こうした表を行を基準に作成することはあまりないと思われますが今回は比較のために同じ項目で試しました。
集計表などを作成、集計項目が追加になったケースなどでは、こうして後で追加したものをコード順に並び替えるなどといった遣い方などでは、使えるのかもしれませんね。

並び替えダイアログ並び替えオプションダイアログ設定後

<手 順>
1) データ>並び替え と開いて、"オプション" をクリックします
2) "並び替えオプション"ダイアログの"方向"のところを、"列単位"に変更しOKをクリック
3) "最優先されるキー"のところに、"行1"と表示されるのを確認して、OKをクリックします
*今回のサンプルデータでは、日付(1行目)を基準に並び替えました

<参照>
行方向に並べ替えを行う/即効テクニック(mougモーグ)

今回参考にさせていただいた "moug"。他にもさまざまなTIPやFAQなど役立つ情報が紹介されていますので、ぜひご参考になってみてください。

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2009年11月18日

計算式をドラッグしても計算されない

Excelを利用して数式を作成、ドラッグして数式をコピーしたはずなのに、ワークシート上には、コピー元の数値と同じ値がコピーされているだけで正しい結果が反映されていない。そんなご経験ありませんか?

Excel2003の画面1

これは、オプションの設定で計算方法が自動になっていないため、ドラッグでコピーされて、数式はコピーされたものの、その数式が実行されていないために起きるものです。

以下のところを確認してみましょう

オプションダイアログボックス

1)ツール>オプション>計算方法タブ を開きます
2)"計算方法"のところが、"手動"になっていたら、"自動"に
変更し、OKで閉じます


またちょっと事象は異なりますが、ドラッグしようにもドラッグできない様な場合には、

1)ツール>オプション>編集タブ と開いて
2)"設定"にある"ドラッグ アンド ドロップ編集を行う"のチェックが外れているはずなので、チェックを入れて、OKで閉じます

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2009年11月13日

重複するデータを省いてカウントする

久々に便利だな?と思ったので、紹介いたします。カウント関数などで、リストの中のデータ件数をカウントする場合、通常count関数やcountA関数では単純にカウントしてしまいますのでだぶった分もカウントされてしまいます。

そこで、配列関数(SUMPRODUCT関数)を利用します。
実際にサンプルデータを作成してやって見た例が以下のとおり。
Excel2003の画面
今回参照させていただいたサイトには、他にもピボットテーブルやらCountif飲みで行くような方法も紹介されていますが、Sumproduct関数とCountif関数の合わせ技、結構スマートですね。

<参照>
リストから重複するデータをはぶいた件数(個数)をカウントする/おっルーム より
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2009年09月03日

Excel2010でのグラフの塗りつぶしパターン

Excel2010でグラフを作成した時の画面Excel2007で、利用できなくなったグラフの塗りつぶしパターンですが、現在公開されているのはまだ、TechnicalPreview版ではありますが、この段階では、Excel2010からは再度利用できるように変わっているようです。

Excel2007では、基本的に設定がなくなってしまっていたので、マクロを組んでいくぐらいしか方法がありませんでしたが、再度利用できるようになって多少は使いやすくなったと言えるのかな?

引き続き時間を見てその他の機能について確認していきたいと思います。
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2009年07月09日

ページレイアウトビューで、画像が小さくなる【EX2007】

Excel2007で発生する症状のようです。

幅自体は設定した値で表示あるいは印刷されるようですが、高さについては、設定している値より小さくなってしまうようです。

以下のリンク先にある方法で再現も可能ですが、現状ではマイクロソフトも調査中とのこと。
仮にこちらの症状でお困りの場合には、お待ちいただくぐらいしかなさそうです。

Excel 2007 のページレイアウト ビューで、挿入した画像が縦方向に小さく表示、および印刷される
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2009年06月19日

最後のページに挿入した画像が正しく印刷されない【EX2007】

今回ご紹介するのも、原因としてはServicePack2適用が要因。

具体的にどんな現象か?というと、Excel2007のワークシート上に挿入された画像が仮に印刷される最後のページに配置されているような場合、挿入した画像の一部がプレビュー上でも表示されず、また印刷しても一部が印刷されないということが起きるようです。
ただし使用しているプリンターの機種や解像度の設定によってはそうした現象がおきないこともあるようなので、必ずしも起きるものでもないようです。

MSサイドも現在調査中とのことですが、現状では改ページプレビューなどの表示にした上で図形を印刷可能な範囲までずらすぐらいしかないようです。

<参照>
Office 2007 SP2 を適用後の Excel 2007 で、最終ページに挿入した画像が正しく印刷されない場合がある

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2009年06月13日

挿入された図形オブジェクトの大きさが変わってしまう

互換モードで保存されているExcelデータをExcel2007で開いた際に起きる不具合のようです。
互換モードでの保存直後
実際再現手順に基づいて試してみましたが、挿入された図形オブジェクトが保存したときのサイズよりも大きくなって、さらに場所もちょこっとずれてしまいました。
上書き保存したあとは確かにオブジェクトが大きくなってました
以下のサイトにもありますが、互換モードで保存されたデータを、表示倍率の異なるシートを一度もアクティブにせずに、そのまま上書き保存するとおきるもので、Excel2007形式で保存している場合にはおきない現象のようです。


<参照>
Excel 2007 で表示倍率を変更している Excel 97-2003 ブック形式のファイルを開き上書き保存すると、図形オブジェクトの表示倍率がリセットされる場合がある
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2009年06月06日

セルに入力されている数値を漢数字に変換する

Excelで、入力された数値を漢数字に変換する方法として、セルの書式設定を利用する方法と、関数を利用する方法の二通りがあります。

1)セルの書式設定を利用する
表示形式のところに以下のように設定することで、漢数字表記が可能になります。
設定値         入力値       表示
[DBNum1]G/標準  -----> 12345 -----> 一万二千三百四十五
[DBNum2]G/標準  -----> 12345 -----> 壱萬弐阡参百四拾伍
[DBNum3]G/標準  -----> 12345 -----> 1万2千3百4十5

2) 関数を利用する
Nuberstring関数を利用します。
=NumberString(値, 表示形式)
*表示形式の引数を、1〜3の間で設定します

例:
=NumberString(12345, 1) -----> 一万二千三百四十五
=NumberString(12345, 2) -----> 壱萬弐阡参百四拾伍
=NumberString(12345, 3) -----> 一二三四五

注意)
1)この関数は、"DATEDIF"関数と同様、Lotus123との互換性を保つために導入されているもので、関数の挿入ダイアログを開いても、一覧には表示されません。
2)セルの書式設定で表示形式を漢数字にする:表示される値が漢数字表示になるだけで入力されたデータはあくまでも数字として保存されます。
NumberString関数の利用:関数の引数は数字であっても、戻り値は漢数字なので、扱いは、文字列になります。
3)逆に漢数字をアラビア数字に戻すためには、関数や書式設定ではできませんので、VBAをご利用いただく形になります。
 ・Excel関数には存在しない漢数字からアラビア数字への変換にトライ


<参照>
数値を漢数字で表示したい

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2009年06月01日

数式を非表示にする

Excel2002でローン計算書(標準テンプレート)を開いた例
Excelで請求書などオリジナルの汎用のフォームを作成。(サンプルは、Excelの標準テンプレートのローン計算書です)こうして作成したフォームで、数式を誤って書き換えられたりしないようにするために、シートの保護まではよくされること。
でも、通常は計算式が設定されているセルをクリックすると保護ざれていれば入力はもちろんできませんが、数式バーには計算式がばっちり表示されます。
Excel2002のセルの書式設定画面
今回はこの計算式を表示させない方法についてご紹介。ちょっとしたことなんですけどね。覚えておくと便利かもしれません。

<手順>
1)数式の入力されているセルを選択
2)書式>セル>保護タブ と開いて、
"表示しない"にチェックを入れます。当然、保護するのであれば"ロック"のところはそのままで。
3)その後、ツール>保護>シートの保護 などの手順でシートを保護します
設定後は非表示になりました


上記の手順で設定したあと再度サンプルのローン計算書を見ていただければわかると思いますが、数式の入っているセルをクリックしても、この設定以降は数式バーには何も表示されていないことがご確認いただけると思います。
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2009年04月20日

オートフィルで計算式をコピーしても計算結果が反映されない

Excel2002での例
Excelで表を作成。オートフィルで計算式をコピーしてみたものの、数式はちゃんとコピーされているのに、表示されている計算結果については、オートフィルでコピーした際のコピー元のデータとおなじものが表示されてしまい計算結果が反映されていないといったケース。
オプションダイアログ
この場合、ツール>オプション>計算方法 と開いて、計算法方法が自動になっていない場合、自動に設定しなおすと、きちんと表示されるようになるようです。

<参照>
Excel で現在の計算方法が決定されるしくみの説明



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2009年03月04日

Excel2007でのVBA

デフォルトの状態従来であれば、メニューバーの ツール>マクロ とクリックして呼び出していたVBA関連の機能。この機能ですが、Excel2007になってからは、デフォルトでは表示されていません。
Excelのオプション画面
1)Officeボタン>Excelのオプション と開きます
2)"基本設定" の "Excelの使用に関する基本オプション" にある "[開発]タブをリボンに表示する" をクリックしてチェックを入れます
3)OKで閉じます
4)あとは、開発タブを開いていただければ確認できると思いますがマクロやVBAといったおなじみのメニューが表示されるようになります。
開発タブが加わった状態
*フォームコントロールなどのツールバーは、開発タブ>挿入 とたどっていただければ確認いただけると思います。
ただし、マクロの記録などについては、表示タブ>マクロ とクリックしていただければ、開発タブは表示させてなくても利用可能です。

ちなみに、Word2007においても当然同様で、Wordのオプションダイアログを開いて、開発タブを表示させるように設定を変更しないと利用できるようになりません。



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2009年02月19日

Excelのコメント機能の初期値をカスタマイズできないか?

基本的には、Excelそれ自身にはカスタマイズするような機能はないようです。ただし、画面のプロパティのダイアログよりデザインの詳細を変更することで、Excelで挿入されるコメントに表示されるフォントの種類やサイズなどは変更できるようになるようです。

ただし、ここで注意が必要です。この部分の変更は、あくまでもWindows全体に影響が出てくる設定の変更となるので、他の部分に影響がでます。たとえば、以下のサイトによれば、この設定変更でポップアップヒントで表示されるフォントやステータスバーに表示されるフォント仕様が変更されてしまうようです。

<参照>
コメントの初期フォントサイズを変更したい/インストーラクターのネタ帳



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2009年02月12日

Excel2007での塗りつぶしパターン

Excel2007が、2003までと違うところのひとつとして、グラフや図形描画オブジェクトの塗りつぶしの際にパターンが選択できなくなったことがあります。
以前こちらのブログでも、"グラフの塗りつぶしでパターンが選択できない【EX2007】" のところで取り上げましたが、こちらは、あくまでもグラフの塗りつぶしパターンのみでした。
最もパターンはダウンロードしたものの、実際に追加するにはどうしたらいいの?という方は以下のサイトを参考にしてください。Excelのオプションから行います。

白黒グラフの作り方/Word2007 & excel2007
アドイン(PatternUI.zip)のダウンロード先

実は上記で紹介されていたファイルを活用してこれをさらに図形描画オブジェクトの塗りつぶしパターンでも利用できるようにしていらっしゃる方のサイトがございました。Okey-Dokeさんのブログでしたが、以下のとおりです。

Excel2007図形の塗りつぶしパターン
Excel 2007 図形の塗りつぶしパターン2
Excel 2007 図形の塗りつぶしパターン3
Excel 2007 図形の塗りつぶしパターン4
Excel 2007 図形の塗りつぶしパターンのリボンカスタマイズのサンプルファイル

マクロを組んでいくパターンですので、ちょっと敷居が高いかもしれませんが試してみる価値はありそうですね。

ただしそれにしもて、Excel2007からサポートされていない機能、意外にもたくさんあるんですね。このあたりは注意する必要がありそうです。
<参照>
Office Excel 2007 でサポートされていない Excel 97 〜 2003 の機能


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2009年02月07日

シートをコピーした時にオブジェクトがコピーされない/Excel2007

Excel2003までであれば、特別な設定もなく、通常ワークシートをコピーすると、コピー元のオブジェクトなどのデータも自動的にコピーされていました。もちろんデフォルトでは、Excel2007も同様です。

ただし、Excel2007の場合、以下の設定を変更している場合にはシートをコピーしてもオブジェクトがコピーされません。この場合には一度以下の設定を確認してみてください。
Excel2007のオプション画面
1)Officeボタン > Excelのオプション とクリックして開きます
2)"詳細設定" のところをクリック
3)"切り取り、コピー、貼り付け" のところにある "挿入したオブジェクトをセルと共に切り取り、コピー、並び替えを行う" のところのチェックが外れていたら、チェックを入れてOKをクリック

通常ではチェックが入っているはずですが、何か設定をいろいろカスタマイズされていたり、何かのタイミングで外れてしまった場合には入れなおしてみてください。

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2008年12月26日

Excelのファイルが開けない

保存されている Excel ファイルをいざ開こうとしたらエラーで開けないといった経験のある方も多いはず。

今回問題として取り上げているのは、理由はいろいろでしょうけど、ファイルが壊れていないのに開けないケース。以下のサイトでも説明がありますが、ファイルまでのパス名の文字数が218文字を超えると開けなくなるようです。

これ自体はExcelの仕様で、データを保存している階層が深くなれば深くなるほどエラーになってしまいかねないので、こうしたケースの場合、データの保存場所を変更してあげるしかなさそうです。


<参照>
[XL2002]ファイル保存または開くと「ファイル名が正しくありません」エラー

Microsoft Excel でファイルを開いたり保存したりするとエラー メッセージ "ファイル名は無効です" が表示される
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2008年12月23日

読み取り専用のPWをかけたExcelファイルの中身がわかってしまう?

PWをかけても、巷にはPWを見えるようにするためのフリーウェアなどもあるので、決して安心なわけではないのですが、少なくともそうした物の存在を探して、自身で導入しないとできないもの。

今回、日経BP社のPC OnlineのHPで紹介されていた以下のリンクで面白い記事が紹介されていました。この記事をみると、一般の人でも利用しうるGoogleデスクトップというファイル検索ツールでできてしまうらしい。
ただし、あくまでもGoogleデスクトップの導入されているPCで、PW保護されているExcelデータを開いていて編集などしている際に、Googleデスクトップの機能によりINDEX化がされていればという条件付。であるからあくまでも他のPCで検索できるという意味ではありません。

でもこんなツールにPW保護されたデータがプレビューされちゃうというのも皮肉なもんです。

Googleで個人情報が流出?――パスワード付きファイルが検索で丸見えに(第73回)/Excelの謎
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2008年12月07日

Webツールバー/Excel2007

Excel2003までは表示させることができた"Webツールバー"ですが、Excel2007からはそれ自体が利用できなくなっています。
Excel2002の例。Webツールバー
以下のサイトにもありますが、従来のバージョンのWebツールバーにあった、"アドレス"ボックスは、"場所"ボックスという名称に変わり、ドキュメントのプロパティを表示することで表示できるような仕様に変わりました。
Excel2007:Excelのオプションのユーザー設定画面
ただし、Webツールバーにあった全部のコマンドが利用できないわけではなく、"戻る"や"進む"ボタンは、クイックアクセス ツールバーに追加することは可能になっています。

Excel2007:ユーザー設定ツールバーが取り込まれたところまたExcel2002や2003もご利用であれば、Excel2002や2003でデータを作成する際、ユーザー設定のツールバーを作成。一旦このツールバーを添付した形でデータを保存。Excel2007で、このデータを開くと、アドインのところに"ユーザー設定のツールバー"という項目が追加されます。すべてのコマンドが利用できるわけではないので、ユーザー設定のツールバーに項目を追加しても、Excel2007で開いた際になくなってしまうものもありますが、戻るや進む、アドレスボックスは、問題なく取り込まれていたようです。
詳細は、ここでも取り上げていますが、以下の"旧Officeを活用する"のところを参考にしてみてください。

Excel2007のツールバーを使いやすくする/パソコンのつぼ

こうして追加されたカスタムツールバーはその後そのデータを閉じて新規にExcelを通常どおり立ち上げても有効です。

<参照>
Web ツールバーについて

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2008年11月18日

グラフの塗りつぶしでパターンが選択できない【EX2007】

Excel2003まではあったグラフの塗りつぶしの際のパターンが、Excel2007からなくなってしまったんですね。全然気がつきませんでした。
Excel2002での画面例
で実際に、パターンを利用したい場合にどうしたらいいのか? 現状では、マクロを組むか? アドインを導入するかといった選択肢ぐらいのようです。
Excel2007での画面例
Chart Pattern Fills/The team blog for Microsoft Excel and Excel Services

パターンという項目がない英語ではありますが、上記サイトにマクロの件および、アドインのダウンロード先などがございますので、必要な方はご参考下さい。

さて、Excel2003まであったパターンが利用できなくなって困りそうな例と言えば、カラーで作成したデータを、モノクロ出力しなくてはいけないようなケース。色の選択次第ということも多少はありますが、通常のカラーパターンのものをインクジェットプリンターなどで、単純にモノクロ出力したりすると、せっかく色分けされているものが、すべて真っ黒だったり、あるいはそれに近かったりして、どれがどれだか判別がつかなくなります。
白黒印刷のオプションではそうした場合に、判別しうるように印刷するにはどうしたらいいのか? そんな時に役立つのが、ページ設定のシートタブにある印刷オプション。"白黒印刷"です。この白黒印刷で行った場合、パターンを自動的に設定、判別がつくようにグラフを変更してモノクロ出力できるようになります。印刷プレビューでも確認できますが、画面上はあくまでもカラーのまま。当然出力すると、何かしらパターンが選択されて項目ごとに違ったパターンが採用されて出力されます。
ただし、注意が必要なのは、この設定グラフだけではなく、ワークシート全体に設定が反映される点。。画面上はあくまでもカラーのままなので、印刷してみて、"あれ?"っていうことがないようにに注意が必要ですね。


<参照>
色つきグラフを白黒印刷/TRENDYnet PC Online


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2008年11月05日

Excelの自動保存機能について

以前にWordでの、自動保存とバックアップの違いについて触れましたが、今回はExcelの場合を見ていきたいと思います。

Word同様Excelにも何かの時に、作業データを復元するために自動バックアップという機能があります。通常は標準ではONになっていて、自動バックアップをとる時間も、10分程度に設定されています。当然時間を変更したり、自動バックアップをさせない設定に変更することも可能。
  1. 【Excel2007の場合】

  2. Officeボタン>Excelのオプション>保存
    データの保存場所:C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\
  3. 【Excel2003以前の場合】

  4. ツール>オプション>自動保存タブ
    データの保存場所:C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Microsoft\Excel\

Excelで、Wordにあったような、ファイルを保存すると自動的にもう一つバックアップファイルを作成する場合、データを保存する際に保存オプションを設定することで可能です。またこうして設定されたバックアップファイルの作成の機能は、最初に保存した段階ではバックアップファイルは作成されず、次回同じファイルを操作して上書き保存などした際にバックアップファイルが作成されます。
またオプションから設定できる自動保存はあくまでも、トラブルを回避する手段として、正常に終了しなかったときのための自動バックアップ機能に限られてしまいますので、これだけではバックアップファイルをもう一つ自動的に作成することはできません。

さらにこうしたことを自動でやるために、フリーやシェアウェアなどといった形で配布されているアドインなどを利用することでも可能です。バックアップ専用のシェアウェアなどもあったりするようですから、このあたりは是非必要な方は探してみてはいかがでしょうか?

1)ファイル>名前を付けて保存 と開きます
Excel2007の場合には、Officeボタンから名前を付けて保存 と開きます
2)保存ダイアログのツール>全般オプション と開いて
3)バックアップファイルを作成するにチェックを入れます

Excel2002での画面例

 * ここで作成されるバックアップファイルは、アイコンは通常のExcelのものとは異なり、また"〜.xlk"という拡張子のついたExcelファイルですが、ダブルクリックしてもExcelがきちんと起動してきます。

例:
Excelに世代バックアップ機能を追加「SS自動保存(Excelアドイン)」
Excel自動保存アドイン

<参照>
  1. Excel の自動バックアップ機能の概要

  2. Excel2007の保存に関する設定変更



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2008年09月04日

セルの行幅・列幅が表示されない(Excel2007の場合)

Excelでは、行番号あるいは列番号の境にマウスを乗せてクリックすると本来であれば行幅あるいは列幅がきちんと表示されるはずです。
名前ボックスが表示されているときちんと表示されます
Excel2003まででも、こうした本来表示されるべきものが表示されないケースは以前にもこのブログでご紹介いたしましたが、今回はExcel2007のケース。以前紹介したなかで、コメントとしてご質問いただいた時にチラッと紹介したのですが、改めてこちらで取り上げさせていただきました。
名前ボックスが隠れてしまうと列幅などが表示されなくなります
Excel2007では、数式バーの左端をドラッグすることで、本来なら通常表示されている名前ボックスを隠してしまうようなことができるようになっています。Excel2003までは、もともと数式バーをずらして、名前ボックスを隠すことができるような仕様ではなかったためこうしたトラブルはなかったようです。

つまり、名前ボックスが隠れてしまうと、本来クリックすると表示されるはずの行幅や列幅が表示されなくなってしまうようです。列幅や行幅が表示されないといった場合には一度確認してみてください。


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2008年09月03日

セルの書式設定(日付や時刻)にある"*"(アスタリスク)

Excelのセルの書式設定を開いたときに、日付や時刻の表示形式にある"*"。
例えば、"*2001/3/4"と"2001/3/4" の違い。
セルの書式設定のダイアログには、"ただし、アスタリスク(*)をもつアイテムは除き、書式を適用しても、オペレーティングシステムの日付の並びは切り替わりません" とあるだけ。
Excelの書式設定ダイアログ
いったいどういう意味なのか?

この違い、簡単に言ってしまえば、Windows自身の地域設定情報の影響を受けるのか? 受けないのか? の違いのようです。

まぁ、こんな所に気がつくのもなんですが、気になっていたという方、ちょっとは気休めになりましたか?


<参照>
「*2001/3/14」と「2001/3/14」の違いって何?/インストラクターのネタ帳より
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2008年07月24日

"データ範囲の形式および数式を拡張する"オプション

Excelのオプション設定のところに、"データ範囲の形式および数式を拡張する" というオプションがあります。オプション画面を開いて見ると、通常既定では、有効、つまりチェックボックスにチェックが入っています。果たしてどんな機能をするオプションなのか?
Excel2003のオプション画面
たとえば、同じ計算式をオートフィルなどでコピーした場合など、同じ方式で数値を入力して計算するような表の場合、一番下の行には該当部分に値を入力するだけで、計算式はオートフィルをしなくても自動的にコピーされます。
ただし、3行以上ないと機能はしないようです。逆に、勝手に計算されたり書式が設定されたりしては困る場合には、このチェックボックスははずしておく必要があります。

Excelのヘルプなどでは、"リストの書式および数式の自動適用機能をオンまたはオフにする "というタイトルなどで、この機能について紹介されています。

リストの書式および数式の自動適用機能をオンまたはオフにする

この点を理解して利用していれば全く問題ありませんが、関係ないのに勝手に計算されてしまうな?というような場合には、一度この設定を見直してみるといいかもしれませんね。

<参照>
Excel2007 Excelのオプション−詳細設定−データ範囲の形式および数式を拡張する



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2008年06月16日

Excelの起動に関するトラブル

以前よりあるExcel起動にまつわるトラブル。起動できないとか起動に時間がかかるなど、その背後にはさまざまな理由があるのでしょうね。

今回はこのExcel起動にまつわるトラブルのサイト対処として、MSのサポート情報に記載されているものを整理してみました。

強制終了やコンピュータが応答しない場合の対処方法

Excel がエラーで起動できない場合の対処方法(Excel2003)

Excel がエラーで起動できない場合の対処方法(Excel2002)

Excel がエラーで起動できない場合の対処方法(Excel2000)

その他、Excelの起動に関するトラブルシューティングをまとめているサイトです。今回こちらのHPを参考にさせていただきました。
エクセルのよくある質問と回答/エクセルの入り口(Excel リンク)
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2008年06月05日

Excelの初期ファイル Part2

以前、"Excelの初期ファイル"というところで紹介したExcel.xlbファイル。
Excel2007の場合には、Excel12.xlbというファイルになるわけですが、どうも見つからないという話をよく聞きます。

一応、確認したところ、WindowsVistaの場合、

Cドライブ>ユーザー>(ユーザー名)>Roaming>Microsoft>Excel
と開くとあるようです。ただし、職場のPCで確認してみたら必ずしもあるとも限らない。どういうケースでないのかは引き続き確認中。

Excel 2007 の起動に関する問題のトラブルシューティング方法

上記にもありますが、

Excel12.xlb:リボンへの変更
Excel12.qat:クイック アクセス ツール バーへの変更

が保存されています。

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2008年04月16日

Excel2007のツールバーを使いやすくする

Excelに限ったことではありませんが、Office2007になってから使いづらくなったという声は色んなところで聞かれます。
今さら言ったところでどうこうできるものでもないのでしょうから、ならばリボンというインターフェースに慣れてしまうのが一番なのかもしれませんが、そうしたものになじめないという人向けにどんな代案があるか考えてみました。

1)フリーのアドインを導入する
"Excel2007でメニューバー作成"というツールがあります。

2)有償のソフトを利用する
BackTo2003
Classic Menu for Office2007

Excel2002でユーザー独自のツールバーを作成3) 旧Officeを活用する方法
旧Officeをお持ちなら、ユーザーのカスタムツールバーという形で一端Excel2002等で作成し、カスタムツールバーを添付した形でデータを保存。これをExcel2007で開くなんて方法もあるみたいです。よく考えたもんですね...
ツールバーを添付する<参照>
offece2007のツールバーのカスタマイズ

さて実際にExcel2002を利用してやってみました。上記サイトでは、Excel2003でしたが要領は一緒です。
Excel2007で読み込んだ例
1) Excel2002を起動し、ツール>ユーザー設定>新規作成 と開いて、メニューバー及び書式設定ツールバーと同じようなものを作成していきます
2)出来たら、ユーザー設定ダイアログ内の"添付"をクリックして、一端Excelファイルを保存します。
3)あとはそのファイルをExcel2007で読み込むと、アドインの所にユーザーの設定したツールバーとして登録されます。但しすべての機能が反映されるわけではないようで、Excel2007になってから変わってしまったものなどは、Excel2007で開いた段階でなくなってしまったり、あっても反応しなかツールバーの削除ったりするようです。
またこのツールバーは、Excelを終了して、次回通常通りExcelを起動してもきちんと反映されています。
なおこれを削除したい場合には、アドインタブを開いた状態でユーザー設定のツールバーの上で右クリックすると、削除が出来ます。

<参考>
Wordの場合には以下のようなものもありました。
Word Menu(英語ページ)
実際にこれを利用した例を紹介しているサイト
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2008年02月18日

オートフィルタオプションが表示されなくなった(Excel2007)

オートフィル オプション 1オートフィルオプション 2オートフィルでドラッグしてデータを入力した際に右下に表示されていた"オートフィルタオプション"のボタン。これがいつの間にか出なくなったという場合には、"貼り付けオプション"の設定を確認します。

この貼り付けオプションの設定、
Excelのオプション
Officeボタン>Excelのオプション>詳細設定>切り取り、コピー、貼り付け>"[貼り付けオプション]ボタンを表示する"

と開いて、チェックを入れていただくことで、再度きちんと表示されるようになります。

Excel2002や2003では、
Excel2002のオプション画面
ツール>オプション>編集タブ>設定>"[貼り付けオプション]ボタンを表示する" にチェックをいれていただくことになります。


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2008年02月03日

Excelを起動時、SKU011.CABが見つからないというエラーがでて起動できない

参考にさせていただいた、以下のブログにもありますが、ファイル名にはいくつかあるようです。filename.CABのケースもあれば、今回のようにSKU011.cabやSKU033.cabの場合も。

SKU011/SKU033(パソコンとアプリケーションの備忘録)

こうしたファイルが見つからないといったエラーの場合には通常、インストールの際に利用するOfficeのCDを入れてあげれば大丈夫なケースが多いのですが、実際には同名のファイルがあるにもかかわらず認識されずにこうしたエラーが出てくるケースも多いようです。
ただし、一度Office自体を削除して再インストールすれば直るというケースもあれば、それでもうまくいかないケースもあるようです。いろいろ試す必要はありそうです。

マイクロソフトでも以下のような事例をサポートで紹介していました。こちらあたりも参考になると思います。

1)Office ダウンロード Web サイトまたは Microsoft ダウンロード センターから Office 2003 プログラムを更新するときに "インストール エラー : ファイルが見つかりません" または "Error 0x51F" というエラー メッセージが表示される
2)Microsoft Office 2003 プログラムを初めて起動するときにエラー メッセージ "インストール エラー: ファイルが見つかりません" が表示される
3)インストール後のローカル インストール ソースの変更



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2008年01月24日

VLOOKUP関数によるデータの抽出が正しく行われない

そんなことがあるようです。もちろんデータの抽出がうまく行われないケースは、以下に示すような条件下においてですので、こうした利用をされる場合には注意が必要になります。

EXCEL95から2003を御使用の方へ

Excel2003での例上記のサイトに掲載されていたケースですが、私も興味があったので、実際に例を提示されている方の書き込みを参考に試してみました。

<使用環境> Windows2000SP4+Excel2003SP3(11.8169.8172)

確かに、IF関数をあわせて利用するときちんと表示されるようになりますね。

ROUND関数の丸め誤差に伴う結果の違いについては、以下のマイクロソフトのサポートサイトにも関連情報を含めて公表されていますので、興味のある方はご覧になってみてください。

Excel で浮動小数点演算の結果が正しくない場合がある
浮動演算での丸目のエラーを修正する方法。
[XL2003] 小数を使用した計算の誤差について

いろいろあるもんですね。


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