2022年07月30日
今後 提供予定の Excel の新機能
2022年07月27日
VBAを含んだシートを開くと「&H80004005(-2147467259)エラーを特定できません」というエラーが表示されて開けない
上記のサイトを参照の上、Office 製品をロールバックします。この際、バージョンとしては、Ver.2205 まで戻す必要があるようなので、
16.0.15225.20288
とすれば、2022年6月14日に提供された Ver.2205(Build15225.20288)まで戻せるはずです。
戻しても、そのままだと、また自動更新がかかってしまいますから、しばらくは、ファイル>アカウント と開いて、更新を無効にしておく必要があります。
「現在のチャネルのリリース ノート」をご覧いただくとおわかりいただけるように、この間に提供されている更新プログラムも様々な既知の問題が修正されています。またセキュリティの問題の修正なども含まれています。なのであくまでも一時的な回避策とご理解ください。
なのでこちらを無効にしたままというのも問題。すでにひと月以上たってはいますが、数週間後に修復ができているかなどを Microsoft コミュニティの掲示板などで確認してみて、修正プログラムがすでに提供されているようであれば、再度自動更新を "有効" にして最新状態にしてご利用いただくことをお勧めいたします。
2022年06月23日
日付を入れてもシリアル値で表示されてしまう
- Excel を起動します
- ファイル > オプション と開いて、"Excelのオプション" ダイアログを表示します
- 左ペインの "詳細設定" をクリックします
- 右ペインの "次のシートで作業するときの表示設定" にある "計算結果の代わりに数式をセルに表示する"が "オン" になっていたら、クリックしてチェックを外して "オフ" に変更し、"OK" をクリックして閉じます
2022年03月30日
Excel for Mac にナビゲーションペインが追加
2022年03月26日
Excel/Excel for the web の新機能
- TEXTBEFORE:文字を区切る前のテキストを返します
- TEXTAFTER:文字を区切った後のテキストを返します
- TEXTSPLIT:区切り文字を使用してテキストを行または列に分割しま
- VSTACK:選択されたデータ配列を垂直方向に配置してくれます
- HSTACK:選択されたデータ配列を水平方向に配置してくれます
- TOROW:配列を1行に配置しなおします
- TOCOL:配列を1つの列に配置しなおします
- WRAPROWS:行配列を2D配列にラップします
- WRAPCOLS:列配列を2D配列にラップします
- TAKE:配列の開始または終了から行または列を返します
- DROP:配列の開始または終了から行または列を削除します
- CHOOSEROWS:配列から指定された行を返します
- CHOOSECOLS:指定された列を配列から返します
- EXPAND:配列を指定された次元に拡張します
- 新しい条件付きフォーマット
- 関数ライブラリ
- 新しいフィルターメニュー
- スライサーの挿入
- オンライン画像の挿入
2022年02月05日
コメントにハイパーリンクを追加する
- Windows Version 2110 (ビルド 14701.20210) またはそれ以降
- Mac Version 16.58 (ビルド 22010904) またはそれ以降
- 2022/02/03 Speed up data entry and validation with AutoComplete for dropdown lists in Excel for Windows
- 2022/02/01 Better insights from Analyze Data feature in Excel
2021年11月28日
rand 関数
-- Excel でも乱数を表示させる代表的な関数:
-- randbetween 関数と何が異なるのか?:
【rand関数の活用法】
今回ご紹介している rand 関数、そして以前にご紹介した randbetween 関数は、Windows でも、Macでも、さらには、Excel for the web でも利用可能な関数です。
2021年11月13日
入力規則のダイアログに、"日本語入力" タブがない!
2021年11月12日
Excel for Mac に、”すべて検索” 機能が追加される!
2021年11月10日
PHONETIC関数がない!
2021年07月21日
Mac 版 Excel の "名前の定義" がより使いやすくなります
2021年07月08日
ランダムな数値を表示してくれる RANDBETWEEN関数
2021年03月19日
Excel for the web で変更内容が確認できるようになりました
2020年07月22日
Excel for the web の最新情報
Web版のOfice製品は、その名称も変わってきています。例えば、出始めのころには、"Office Web Apps" 何ていういい方もしてましたが、その後、"Office Online" になり、現在は、"Office for the web" と呼ばれています。
さて今回注目してみたのは、この中の "Excel for the web"。Web版 Excel です。TechCommunity に、Excelチームが、どれだけ Web 版の Excel に力を注いでいるかが、投稿されております。FY20での目標として、"Customers can use our web app for all their work and should never feel they need to fall back to the rich client" と掲げられております。興味のある方は是非ご覧になってみてください。
2020年04月19日
Excel に加わった新しい機能 "クリックして追加"
2020年03月29日
"画像からのデータ" 挿入に対応。ただし課題もまだまだ
スマホやタブレットなどと異なり、カメラと連動させるということ自体が比較的少ないデスクトップ版の Office なわけなのですが、画像として保存されたデータを読み込んでの利用が可能になっています。
もちろん編集のところで修正すればきちんと取り込めます。但し数が多いとこの作業も大変ですよね?
2020年01月18日
1月に配信された更新プログラムの影響で、Excelの動きがおかしい 〜完結編
2020年01月17日
1月に配信された更新プログラムの影響で、Excelの動きがおかしい
2019年09月01日
新たな関数 "XLOOKUP" が登場!まずは、一部の Office Insider 向けに提供開始
2019年06月25日
Excel for mac(Office Insider Fast Ring) でファイルを開こうとすると応答しなくなる
<参照>
2019年06月11日
計算式は正しいのに、#VALUE! とエラーになる
2019年06月09日
撮影した写真の表を直接 Excel に取り込める新機能が iOS でも利用可能に
Bosnian
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Finnish
French
German
Hungarian
Italian
Norwegian
Polish
Portuguese
Romanian
Serbian
Slovak
Slovenian
Spanish
Swedish
Turkish
2019年06月07日
Excel Online で、Pivot Chart が利用可能になりました
2019年06月05日
Excel for Mac で、Power Query の導入に向けてスタート!
2019年04月13日
Mac版 Excel、"令和" に対応
2019年01月05日
KB4461627 が原因で、Excel 2010 が動作を停止してしまう
【更新プログラムの削除】
2018年11月03日
FILTER、UNIQUE、そして SORT.... Excel for Mac に新しく追加された関数
今回、Mac 版 Insider Fast Ring の Excel 向けに提供が開始された関数は、
・FILTER:定義した条件に基づいてリストをフィルター処理
・UNIQUE:リストまたは範囲から一意の値を取得
・SORT:値のリストを並べ替える
といった3つの関数になります。
Office 365 サブスクライバーとして Office を利用するメリットの大きなものに、こうして新しい機能が随時提供されていくことがあげられます。Office Home & Business 2016 for Mac などの永続ライセンス版(買い切り版)にはない機能です。
今年の9月に開催された Microsoft Ignite 2018 での発表を受けて、Mac 版の Office Insider Fast Ring をご利用のMac 版 Excel 向けに提供されました。Windows 版については、まだ、Insider Fast Ring でも提供されておりません。
Microsoft Ignite 2018 にて発表された内容からすると、その他の関数(SORTBY、SEQUENCE、SINGLE、RANDARRAY)といったものについては、現時点ではまだのようですが、順次配信されるものと思われます。(2018/11/4更新)
これらの関数によって、必要なデータ行の抽出、不要データ行の自動削除、該当データの自動並べ替え、重複削除による集約用のキーの自動整列が可能になります。
同様に Microsoft Ignite 2018 で発表された AI を利用した "アイデア" の機能は、更に一つ前の、10月18日に提供された、 バージョン 16.19 (ビルド 181018) より利用が可能になっています。
2018年08月27日
Excel2016 for Mac での印刷時、先頭ページ番号の設定ができない
2018年03月30日
"=" を入力して関数を入れても何も候補が表示されない
本来、セルに "=" を入力して、関数などを入れると、オートコンプリートの機能によって、候補が表示されます。


ちょうど本来は、上記画像でいうと、左のようになるはずですが、これが右の画像のように何も表示されないことがあるということでした。
リリースノートの記事によれば、この場合、Excel の環境設定から、オートコンプリートの設定をするようにとあります。
1) メンニューバーの、Excel をクリックして、 環境設定を開きます

2) オートコンプリートをクリックします

3) "関数と名前付き範囲の入力でオートコンプリートオプションを表示する" にチェックを入れて オン にします

あとは一旦閉じて、Excel の画面に戻れば、通常は再起動などしなくても、設定は有効になっているはずで、きちんと表示されるようになるはずです。ただし表示されない場合には、再起動もお試しください。
この既知の問題ですが、本日 3/30 付けで配信された バージョン: 16.13.0(ビルド18032900) の段階で確認する限りでは最初から有効になっていましたので、特に情報として発信されておりませんので未確認ではありますが、今回の Update にて改善されているものかもしれません。
表示されない場合には、上記部分の確認と、最新状態への Update などをお試しの上、ご確認ください。
<参照>
・Excel 2016 for Mac – Release notes for Insider Fast builds
・Excel 2016 for Mac – Insider ファースト ビルドのリリース ノート
2017年10月19日
Excel 2016 for Mac Ver.16.6(17100100) の新しくなった機能
今回ご紹介するのは、Excel 2016 for Mac です。
メジャーアップデートとして10/2に配信されたのは、Ver.16.6(171001)。
Insider Fast版については、現在その後バージョンアップもあって、Ver.16.7(Build 171008)となっています。
1) 新機能および改善された機能:
・共同作業 - OneDriveとSharePointに格納されたブックを他のユーザーと同時に編集可能になりました。データは自動保存されます。クイック起動ツールバーには、自動保存のON/OFF機能が追加されました。 * O365サブスクライバー限定

・新しい機能 - 新しいIFS関数とSWITCH関数といった関数が利用できるようになりました。
* O365サブスクライバー限定

・ピボットテーブルをデータソースとして使用するグラフとの連携が向上 - ピボットテーブルを更新すると、グラフも更新されます。
・テーブルスライサー - スライサーを追加してテーブルをすばやくフィルターリングできるようになりました。
・新しいグラフの種類 - 箱ひげ図、じょうご、ヒストグラム、パレート、サンバースト、ツリーマップ、ウォーターフォールなどの新しいグラフが利用できるようになりました。
* O365サブスクライバー限定

・Visual Basic for Applications(VBA)を更新 - Windows Officeユーザーが利用できるメソッド、プロパティ、およびオブジェクトの一部が、Macでも動作するようになりました。
2) バグの修正:
・ページレイアウト表示でのパフォーマンスの向上
・特定の状況下でクラッシュする、あるいはフリーズする問題の修正
・CMD + A を含むショートカットキーに関する問題の修正 など
3) 既知の問題点:
現時点でわかっている既知の問題点ついていくつかご紹介します。
既知の問題:
・新しいブックにつけられる既定の名前が、以前の名前とは異なります。以前は "ワークシート1" でしたが、以降 "ブック1" になります。そのため、既定のファイル名を参照するスクリプトまたは VBA マクロを使用している場合、影響が出る可能性があります。
・多数のショートカット キーが期待どおりに動作しないことがあります。
・アプリケーションの起動に時間がかかることがあります。
など
一部のみのご紹介ですので詳細は、"Excel 2016 for Mac – Insider ファースト ビルドのリリース ノート" もご参照ください。
こうした既知の問題は、今後のアップデートで改善されていくものと思います。もちろん、今後広く一般のユーザーの方々が利用しだせば、また新たな問題が見つかるかもしれませんが、そのような場合にはぜひフィードバックして、不具合の修正に協力したいものですね。
<参照>
・Release notes for Insider Fast builds of Office 2016 for Mac
・Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
・Excel 2016 for Mac – Release notes for Insider Fast builds
・Excel 2016 for Mac – Insider ファースト ビルドのリリース ノート
・Excel 2016 for Mac のヘルプ
・Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?
2017年10月01日
Excelを起動しても、スタート画面が表示されない

* ファイル>オプション と開いて、基本設定にある "このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" をオフにすると直接ワークシートが表示されるようになります。
ところが、Office 2016 C2R版のバージョン 1704(16.0.8067.xxxx) 以降の更新より、これが表示されず、また新規のワークシートも表示されることなく起動してくるという症状が発生しています。
これは、以下のケースで発生します。
・Office 2016 C2R版のバージョン 1704(16.0.8067.xxxx) 以降
・XLL形式のアドインが導入されている
【対処法】
この状態であっても、Excel は起動しますので、ファイル>新規作成 として、スタート画面を出していただければ利用可能です。
なおこちらの症状もすでにMicrosoft側では把握済みで対応を検討中のようです。
今後、"Japan Office Developer Support Blog" でも情報は更新されるはずです。
<参照>
・Excel 2016 バージョン 1704 以降で XLL 形式のアドインを組み込んだ場合の問題について/Japan Office Developer Support Blog
VBAの含まれたExcelデータを開くとエラーになる
以下の、"Japan Office Developer Support Blog" でも随時情報が更新されていますが、現在対応中で、現在のところ有効な修正プログラムはないため、以下のブログなどでも紹介されているように、コマンドプロンプトにより、バージョンを以前の状態に戻すぐらいしかありません。
先ほども書きましたが、既に対応中で、情報も随時更新されておりますので、"Japan Office Developer Support Blog" もご確認ください。
【暫定的な対処法】
1) コマンドプロンプトを管理者として実行し起動します
2) そして以下のコマンドをコピーして貼り付けます
"%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun\officec2rclient.exe" /update user updatetoversion=16.0.8326.2107
3) バージョンが、Ver1707(ビルド 8326.2107) まで戻ります
4) その後、ファイル>アカウント と開いて、更新を停止しておきます。
* 停止しておかないと、自動更新されてまた利用できなくなってしまいます。
あくまでも暫定的な対処法です。こちらのブログでも随時情報を更新していく予定ですが、"Japan Office Developer Support Blog" も随時ご確認いただき、修正プログラムの配布が開始された場合には、自動更新を有効に戻して更新してください。
【2017/10/06更新】
以下のブログにもありますが、MonthlyChannel(月次チャンネル)および Insider Slowユーザーに向けて更新プログラムの提供が開始されたようです。
ファイル>アカウント>更新オプション と開いて、
"今すぐ更新" をクリックして、手動で更新してみてください。
<参照>
・Office 2016 バージョン 1708 以降で日本語の VBA モジュール名を含むファイルを開くとエラー/Japan Office Developer Support Blog
2017年09月19日
IFS関数やSWITCH関数など利用できない関数がある
そんな事例のご紹介です。
会社や、友達の PC にインストールされている Excel 2016 にはあるのに、自分の PC では利用できない。同じ Excel 2016 なのになぜ??
これまでにも取り上げていますが、まさに先日も以下のところで取り上げた以下の記事によるところです。
・2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office
つまり、サブスクライバーであるか? 否か?
** Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何? をご参照ください
タイトルで取り上げた、IFS関数、SWITCH関数に限らず結構あったりします。
比較的更新内容が一番わかりやすいのが、以下の "Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース" のページになります。
・Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
たとえば今回話題にしている IFS関数については、2016年2月に配信されている機能です。
Current Channelで、2016年2月16日バージョン 1601(ビルド 6568.2025) のところを見ると、Excelに追加された機能としてこの関数が紹介されています。
他にも、MAXIFS関数やMINIFS関数などいくつかあることがご覧いただけると思います。もちろん、この後もサブスクライバー向けには新しい機能が追加されています。
こうして、ここで紹介されている機能はすべてサブスクライバー向けのものになります。
以前にも取り上げましたが、
・Excel 2016 を単体で購入してインストールして利用している
・Office Home and Business 2016 (統合パッケージ)を利用している
・ボリュームライセンス版の Office Standard 2016 などを利用している など
といった場合には、こうした新機能は追加されません。
一般向けのものであれば、Office 365 Solo や Office Premiumシリーズ。法人向けののものであれば、Office 365 ProPlus をご利用のユーザーの皆さんのみ利用可能な機能になります。
参考までに、IFS関数のサポートページにいってみると、小さいですがちゃんと注意書きに、"注: この機能は、Office 365 サブスクリプションを購入しているユーザーのみが使用できます" とありますね。

・IFS 関数

上記のような MAXIFS関数なども同様ですね。
こうして機能の違いがいろいろなところで出てきますので紹介し切れませんが、同じ Word 2016、Excel 2016、PowerPoint 2016 であったとしてもこうした機能の違いがあることには注意したいですね。
【追加情報】
参考までに、Mac版の Excel 2016 の場合でも、この関数に対する対応もまた微妙に変わってきます。
今回ご紹介している、IFS関数や SWITCH関数 については、Mac版の Excel 2016 では対応していませんので、仮にサブスクライバー向けのものを利用していたとしても利用不可になります。
MAXIFS関数などは、Mac版の Excel 2016 でも対応していますが、当然ながら、サブスクライバー向けの新機能になりますので、
・Microsoft Office Home & Student 2016 for Mac
・Microsoft Office Home & Business 2016 for Mac
・Microsoft Office Mac Academic 2016
といった買い切り版の製品をご利用の場合には、やはり利用できない機能になります。
以前からも、Windows 版の Excel では利用できても、Mac 版の Excel では利用できない関数は多々ありますが、同じ Excel 2016 だとしても、Windowsか? Macか? によっても変わってきます。
一例:
・関数が機能しない
<参照>
・2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office
・Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
・IFS 関数
・Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?
2017年09月13日
条件付書式の多く含まれたデータを開いて、コピーや貼り付けの作業をすると時間がかかる
Excelにおいて、条件付書式が多く含まれたExcelのデータを開いて、コピーや貼り付けなどの作業をすると、応答に時間がかかったりする症状が確認されています。
Excel 2010 以降で見られる症状のようです。ただしあくまでも、Excel2007などそれ以前のExcelと比べてということと、さらには条件付書式が沢山含まれているケースということなので、そんなに多くの方が直面する症状でもないのかもしれません。
これは、Excel 2010 以降、貼り付けなどの際に、条件付書式の再評価が行われますが、この再評価の処理作業が、Excel 2007 までよりも、より緻密に行われるために遅延が発生するものです。
結果からすると、ここで時間がかかるのは、Excel の仕様変更に伴うもののようで、そうしたことからすると仕様ということになるんでしょうね。
ただし、一応 回避策として、この時間のかかる再評価処理を行わないように、リアルタイムのプレビュー機能を無効化する、あるいはレジストリなどにより、回避することは可能です。
・Excel 2010 で条件付き書式が多く含まれるブックを開き、コピーや貼り付けなど編集をおこなうと入力が遅延したり Excel が応答しない
のサポートサイトにて回避方法が提示されていますので、必要に応じてご確認の上お試しください。
<参照>
・Excel 2010 以降で条件付き書式を設定したブックへのコピー & ペーストに時間がかかる
・Excel 2010 で条件付き書式が多く含まれるブックを開き、コピーや貼り付けなど編集をおこなうと入力が遅延したり Excel が応答しない
2017年01月13日
Mac版 Office Insider Fast 更新情報
Microsoft Excel Update 15.31.0 (170110)

Excel の最新情報では特に変わりがないようなので、新しい機能の追加というよりも、マイナーバージョンアップなんでしょう。リンク先のwebサイトにも特に情報は上がっていないようです。
<参照>
・Office 2016 for Mac の新機能と改善点
2016年11月11日
VBAフォーム上のコントロールが表示されない
先日、Click-To-Run(C2R)形式で配信されている Excel2016 において、10月に配信された build 16.0.7369.xxxx以降のバージョンにアップデートを行うとVBAフォーム上に配置されたテキストボックスなどのコントロールに設定した透過設定が機能しなくなり、見えなくなってしまうとうトラブルが発生しています。

現在調査中とのことで、当面は、以下のサイトでも紹介されているような暫定的な対処法でしのぐしかなさそうです。今後の情報をお待ちください。
【暫定的な対処法】
1) Office 2016 のバージョンを16.0.7369.xxxxより前のバージョンに戻す
2) 透過表示を行っているコントロールを削除する
また注意のところにもありますが、
"他のバージョンの Office と共存している環境の場合、共存しているすべての Excel に影響が出ます"
とのことです。
詳しくは下記サイトをご参照ください。
【2016/11/18 更新】
以下のTechNet Blogにも掲載されていますが、
"Current Channnel 、First Release Defferd Channel をご使用の場合、Office 2016 のバージョンを16.0.7369.2054 以降のバージョンに更新することで改善します"
とのことです。
また、以下のMSコミュニティにも掲載されていますので、こちらもご参照ください。
・9 月の機能更新プログラムでの VBA フォームに関する既知の問題 (修正済み)
<参照>
・Office 2016 のクイック実行版環境で、VBA フォーム上のコントロールが表示されなくなる/Office Support Team Blog JAPAN
2016年10月20日
シート見出し・シートの表示・非表示の設定の違い
これに加えて、今日では様々なデバイス向けに Office 製品が導入されており、Office Online と タブレットやスマートフォン向けの Office Mobile、さらにはWindows10向けの Office Mobile といった製品もあったりします。
デスクトップ版のExcelの場合には、さほど気にせず操作できていたものが、モバイル版や、Online版など様々なデバイス向けに提供されているOffice製品の場合には、その機能の違いに戸惑いも隠せない方も多いかもしれません。
ということで、今回は、Excel のシート見出し・シートの表示・非表示についてご紹介いたします。
デスクトップ版の場合(Windows版 Excel2016):
【シート見出しのオン・オフ】
Excelのオプションを開いて、詳細設定>表示 と移動してシート見出しの表示・非表示を切り替えます。
【シートの表示・非表示】
シート名を右クリックして、非表示をクリック。また表示する際には同様に右クリックして、再表示をクリックすると、再表示したいシート名が表示されますので、該当シートを選択してOKで閉じれば再表示されます。



さて問題は、他のプラットフォームの場合になります...
1) Excel Onlineの場合:
* Excel Onlineにて起動したら、"ブラウザで編集" として編集モードに移行する必要があります。
【シート見出しのオン・オフ】
機能なし
【シートの表示・非表示】
シート名の上で右クリックして非表示をクリック。
再表示するには、再度シート名の上で右クリックして、再表示をクリックすると非表示にされているシートの一覧が表示されるので、再表示したいシートを選択してOKします。



・Excel Online
2) Exce Mobile for Windows10 の場合:
【シート見出しのオン・オフ】
表示タブを開くと、"シート見出し" のオン・オフが選択可能です

【シートの表示・非表示】
シート名の上で右クリックして非表示をクリック。
再表示するには、再度シート名の上で右クリックして、再表示をクリックすると非表示にされているシートの一覧が表示されるので、再表示したいシートを選択してOKします。



3) Excel Mobile for Windows Phoneの場合:
【シート見出しのオン・オフ】
・Excel Mobile にて、ワークシートを表示
・”・・・” をクリックしてメニューを表示させ、"ホーム" と表示されているところから "表示" に変更
・"見出し" にチェックが入っていれば表示、チェックを外せば、非表示になります

【シートの表示・非表示】
・シート名のところを軽くタップすると、"非表示" や "再表示" といったメニューが表示されます

4) Excel for iOS版の場合
【シート見出しのオン・オフ】
・ちょっと表示は違いますが、Mobile版はほぼ一緒で、Excel Mobileを開いて、データを開きます
・"ペン"のマークをタップして、編集モードに入って、画面下部に表示されるメニューを、"ホーム" から "表示" に切り替えます
・スライダを操作して、ON/OFFを切り替えます

【シートの表示・非表示】
・シート名のところを軽くタップすると、"非表示" や "再表示" といったメニューが表示されます
このあたりは、Windows Phone版と一緒でした

<参照>
・無料の Office Online アプリ
・Office のヘルプとトレーニング
2016年06月03日
Excel Mobile あるいは、Excel Online でハイパーリンクを貼る
ということで、今回、Excelを例に、ハイパーリンクについて取り上げてみました。
デスクトップ版のExcelの場合には、

挿入>ハイパーリンク として、リンク先を選択してOKしていきます。
今回は、Excelを例にしていますが、Word Mobile でも Word Online でも要領は一緒です。
さて、そうした昨今様々なデバイスに対応した、ほかのアプリではいかがなものか? 確認してみました。
1) Excel Online の場合
比較的PCから利用するという点ではインターフェースも似たような感じではありますが多少操作感は異なります。
・Excel Onlineを起動し、データを開きます。さらにブラウザで編集をクリックして、編集モードに入ります

・ハイパーリンクを貼りたい部分を選択し、挿入から、ハイパーリンクをクリックします

とここまでは一緒。ですが、肝心のデータの場所の指定の方法がわかりません。例えば、同じOneDriveに保存されているデータとリンクさせるにはどうしたらいいのか??
・次に、PowerPoint Onlineを起動し、データを開き、"共有する" をクリックします

・共有の画面が表示されたら、"リンクの取得" をクリックし、"オプションの選択" の所では、今回は、"表示のみ"(読み取り専用)を選択し、"リンクの作成" をクリックします



・コピーしたアドレスを、Excel Onlineで、ハイパーリンクを貼るアドレス欄にペーストします

といった感じでハイパーリンクを貼ります。
2) Excel Mobile の場合
Windows 10 のユーザー向けに無償で提供されているユニバーサルAPP版のOffice。これが、Office Mobileになります。この一つでもある、Excel Mobileで見ていきます。
Excel Mobile の場合には、Microsoftアカウントがあるだけではだめで、編集機能を利用できるようにするには、10.1インチより大きなデバイスの場合Office 365 Soloなどのアカウントも必要になります。(10インチ以下のタブレットなどのデバイスであれば無料で編集機能も利用できます)

ということで、ここから先は、Excel Mobileでの編集も可能なデバイスを利用し、さらに必要なアカウントでサインインしているという前提で進めていきます。
・まずは編集可能なデバイスあるいはアカウントで Excel Mobile を起動します

・挿入タブ>リンク とクリックするとリンク先のアドレスを入力する欄が表示されます。でもこの画面、Excel Onlineとも、またデスクトップ版のExcelの画面とも異なって、リンク先のアドレスしか入れられません

・そこで、まずはリンク先のPowerPointのデータを、PowerPoint Mobileで起動し開きます

・続いて、画面右上の "共有" をクリックします。ファイル>共有としても同様で、共有の作業領域が表示されますので、画面下部にある、"共有リンクの取得" をクリックします

・"共有リンクを取得"の表示に変わり、"編集リンク" か? "表示のみのリンク" か?を選択します。今回は、"表示のみのリンク" で進んでみます。すると、リンク先のアドレスが表示されますので、"コピー" をクリックしてアドレスを一旦コピーします


・最後に再度 Excel Mobile の画面に戻って、挿入>リンク とたどって、リンク先アドレスを貼りつければ完了です

Windows10 MobileのExcel MobileやWindows10向けのExcel Mobile 上ではこうしたリンクは問題ないようです。ただし、現時点で確認する限りでは、手元の iOS版 の Excel Mobile には、こうしたハイパーリンクを挿入する機能は搭載されていないようです。当然ですが、ハイパーリンクの貼られたデータから、そのリンク先の資料をタップして開くことは可能です。
今回のハイパーリンクに限らず、プラットフォームによってできること/できないこと、多少の違いはあるようなので、すべて網羅されているわけではありませんが、"さまざまなプラットフォームでの Excel の機能の比較" といったところなどで、Mobiel版をご利用の際には、ご利用のプラットフォームに合わせて事前にその違いも把握しておく必要はありそうですね。
<参照>
・Windows 10 の Office Mobile アプリ: はじめに
・☆「Office for Windows 10」って何?【Word Excel PowerPoint OneNote Mobile】
・さまざまなプラットフォームでの Excel の機能の比較
・さまざまなプラットフォームの Word 機能の比較
・さまざまなプラットフォームの PowerPoint 機能の比較
・モバイル デバイス向け Office アプリの使い方や機能のまとめ
2015年11月20日
入力規則のダイアログに、"日本語入力" のタブがない
さてExcelを起動して入力規則を利用し、セルごとに、日本語入力のオン・オフを切り替えようと設定した時、"日本語入力" のタブが表示されないことがあります。まずは正しい状態をご覧ください。


上記の画面にあるように通常は、Excelのバージョンを問わず表示されます。
さてここで今回取り上げる表示されないケースです。
【事象の再現】
Excelの画面を開いたときに、きちんと日本語で表示されていると、普通は問題ないだろうな?と考えるかと思いますが、今回のExcelに限ったことではなく、Wordであっても、表示言語(画面の表示)と編集言語(実際に優先して利用する編集言語)を別々に設定できるようになっています。
1) ファイル>オプション と開いて、Excelのオプション画面を表示させます。そして、左ペインの "言語" をクリックします。

2) こちらの "編集言語の選択" のところの既定値が、上記のように日本語以外のもの(今回のケースでは英語)になっていると、以下のように、入力規則の画面を開いても、当然編集言語が英語なので日本語を使わないわけですから、"日本語入力" というタブは表示されません。

【設定の変更】
では設定を元に戻して、既定の言語を日本語に戻してみましょう。
1) まずは、ファイル>オプション とクリックして、Excelのオプションダイアログを表示させます。
2) 左ペインの言語を開いて、編集言語の選択画面より、日本語をクリックして、既定に設定します。

3) 編集言語の設定の変更は、再起動後に有効になるといったダイアログが表示されますので、"はい" をクリックします。

4) 既定の言語が変更されると、再起動を促されますので、"OK" をクリックして、再起動します。

これでExcelが再起動すれば、通常通りに入力規則を開いても、きちんと "日本語入力" タブが表示されるようになります。
今回の症状ですが、Excel2010/2013 でも、一緒です。

「Excel2013/Windows10 での例」
編集言語と表示言語の設定が異なること、そして編集言語が日本語以外になっている場合、画面表示は日本語になっていても、利用できない機能が出てくることがあること。
編集言語の既定値が、日本語じゃないわけですから、当然といえば当然なのかもしれませんが、注意したいですね。
2015年06月12日
アプリケーションを起動したときにテンプレートの一覧を表示させずに白紙あるいはからの空白のテンプレートファイルを起動させたい
Office2010までなら、普通に WordやExcel、PowerPointなどのアプリを起動すると、白紙のテンプレートファイルや空白のブックが表示されていました。
Office2013からは、起動時の設定が一つ加わって、Office2013のWordやExcelなど一部のアプリケーションの起動時には、テンプレートの一覧が表示されるようになりました。

今回は、起動時の設定を変更して従来のようにすぐに白紙や空白のブックといったテンプレートファイルを呼び出すための設定について、今更ですが、Excelを例にご紹介させていただきます。
【設定】
1) ファイル>オプション とクリックして、Excelのオプションダイアログを開きます
2) 左ペインのところでは、"基本設定" をクリック。右ペインのところでは "起動時の設定" のところにある "このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" をオフにします(チェックを外します)

3) あとは、OK をクリックしてダイアログを閉じます
この設定、今回はExcelを例に取り上げましたが、Word2013、PowerPoint2013、Publisher2013でも同様です。


さらに付け加えると、上記のExcel2016Preview の例をご覧いただくとお分かりいただけるように、Office2016Previewでも同様設定をすることで回避することができます。
起動後に、ファイル>新規作成 とたどればテンプレートの一覧が表示されるのは、すべてのバージョンで共通です。
2015年02月24日
Excel2013を起動した時にお勧めのテンプレートが表示されない
・PowerPoint2013を起動した時に表示されるお勧めのテンプレートが表示されない
実は昨日Surface2で、Excel2013RTを起動しようとしたらまた同じ症状が発生していました。


左が本来起動した時の状態。赤枠で囲ったところに、きちんとお勧めテンプレートが表示されていますが、先日のPowerPoint同様、今度はExcelが右のように "現在、お勧めのテンプレートはありません" となってしまいました。一時的なものかと思い、ExcelやSurface自体を再起動しても改善しませんでした。
もちろん前回も、また今回もそうですが、起動時に表示されないということだけで、検索したり、検索候補のところから、ビジネスや予算などのテーマを選択すればきちんと表示されます。

そういう意味では、空白のブックも選択できるわけですから、特別利用する際の機能的な部分では問題ないのでしょうけど、やっぱり起動時に出ていたものが出てこないというのは気になるところですよね。
今回のExcelは、Surfaceのみでしたけど、こうした症状、前回のPowerPointのケース(前回のPowerPointの場合には、PowerPoint2013/Windows8.1/デスクトップとPowerPoint2013RT/WindowsRT8.1/Surface・Surface2で発生していました)もあることから、Office2013RTでのみ発生するものでもなさそうです。
ということで、前回同様に、日付を2か月ずらして、Excel2013RTを起動。正常にテンプレートが表示されたことを確認して、再度日付を元に戻す...そんな対処法で改善しました。
念のため対処法のおさらいです。
1) コントロールパネル>時計、言語及び地域>日付と時刻 と開きます
(もちろん画面右下の日付のところをダブルクリックして開いても同様です)
2) "日付と時刻の変更" をクリックし、"日付と時刻の設定" 画面がでたら、カレンダーを2か月先にずらして、一旦日付を2か月先に設定します
3) OKで確定した後、Excel2013を起動します
----> これで従来の表示のようにおすすめが表示されるようになります
4) そして、1)からの手順で再度日付の設定を元に戻します
普段、新規に立ち上げることが少なく、特定のデータを開いてご利用になっていると、中々気が付かないケースも多いのかもしれませんが、PowerPointやExcelに限らず、Wordなどのケースでも、仮に新規起動時にお勧めのテンプレートが表示されないという症状が発生した場合には、この対処法をお試しになってみてください。
** ちなみに、今回はExcelでしたが、前回のPowerPointでご紹介させていただいた対処法を試したわけですが、この対処法、前回症状が発生した際、Microsoft米国本社のPowerPoint Product Teamの方から直接コメントをいただきご教授いただいたものです。この場を借りてお礼申し上げます。
<参照>
・PowerPoint2013を起動した時に表示されるお勧めのテンプレートが表示されない
2014年04月08日
計算式を挿入しているのに、値(計算結果)ではなくて、数式が表示されてしまう
通常は、Excelで計算式を入れた場合には、その値(計算結果)が、そのセルに反映されます。まぁ、当然ですよね。

仮にここに数式を表示したい場合には、Excelのオプションを開いて、詳細設定を選択し、"次のシートで作業する時の表示設定" のところで、"計算結果の代わりに数式をセルに表示する"をオンにすれば、計算結果ではなく、数式が表示されるようになります。


さて今回ご紹介するケースは、この数式を表示すると言う設定になっていないのに、計算式の設定されたセルに数式が表示されてしまうケースです。
実際に検証してみました。
予めセルの書式の表示形式が、"標準" の状態ではなく、"文字列" となっている場合、そこに計算式を設定しても、当然文字列として認識されてしまうため、計算式がそのまま表示されてしまう様です。

画面左が、セルの書式の表示形式が、"標準" の場合。そして画面右が、予めセルの書式の表示形式を "文字列" とした場合です。
結果どんな、症状が発生するのか?
1) セルの表示形式が標準のまま計算式を設定
計算結果が表示された状態でセルの書式設定を、あえて、"文字列"に変更してみました
----> 表示された値は文字列として扱われるようですが、計算式は表示されず、その後の計算結果も正しく表示されます。
但しこの場合対処法の所でもご紹介していますが、一旦F2などで編集モードに入って、エンターで確定などで数式が編集される、"文字列"に変更したことが有効になり、数式が表示されるようになります。
2) セルの書式を文字列にした状態で数式を設定
結果としては、数式が表示されてしまいますので、誤りに気がついてセルの書式を、標準に変更したとします。しかし、書式は変更されても、数式は表示されたままです。当然参照先の値を変更しても再計算されません。
仮に、データ>再計算を実行 としても再計算されず数式が表示されたままになります。
では、そうなった場合どう対処したらいいのか?
まずは、とにかくセルの書式設定を確認し、表示形式を "標準" に戻します。
その後、
方法 1) 一旦編集モードにしてから確定し直す
該当のセルを選択し、F2キーで一旦編集モードに移動し、
そのままエンターで確定します ---> これが一番簡単な対処法です
方法 2) 区切り位置指定ウィザード を利用する
データタブ>区切り位置 とクリックします
"区切り位置指定ウィザード" のダイアログを開いて、何もせずそのまま、"完了"をクリックします

* "区切り位置指定ウィザード" を利用する場合、複数の列に渡っている場合には、複数列のセルを同時に選択してこの設定を行えませんので、1列ずつ行う必要があります。同じ列の複数の行を選択する分には問題なく一度に行えます。

もし順にウィザードに従って進む場合には、
1) 区切り位置指定ウィザード−1/3

2) 区切り位置指定ウィザード−2/3
"区切り文字"のチェックは外しておきます。

3) 区切り位置指定ウィザード−3/3
"列のデータ形式" の所が、"G/標準" となっていることを確認して、"完了" で終了します。

と、こんな方法もあるようですね。後者の方は、ちょっと面倒ですが。
2014年03月12日
"印刷プレビューの表示"ボタンが表示される【EX2013】
例:
本来なら


この症状ですが、以下の様なケースで表示されることを確認しています。もちろん、これ以外にもあるかもしれません。
1) 画面に表示されないところに、罫線枠や塗りつぶし、データが入力されているなど
データがどこかに残っていたりする場合
例:どこかにデータが削除し切れていない残っていたりするケース


2) 印刷範囲の指定を誤って、指定されている範囲が極端に大きな場合
例:プレビューボタンが表示される例(印刷範囲の指定を誤っているケース)


他のケースもあるかもしれませんが、数十ページ程度のものであれば問題ないようですが、上記のように印刷範囲の指定を誤ったり、データが残っていたりと、とんでもないページ数になったりするとすぐにプレビュー表示されずに "印刷プレビューの表示" というボタンが表示されるようです。
とりあえず現在作業中のデータを確認して、必要な部分以外に何かデータを消し忘れてたり、おかしなものが残っていないか確認して削除するなりして頂ければ、正常に表示されるはずです。
2013年12月20日
Excelを利用していて、データを開こうとしたら "プログラムにコマンドを送信しているときに、エラーが発生しました" と表示されてデータを開けない【XL2013】
さらに、インターネットにはつながるものの、IEの動作も一部不安定で、IEをリセットをしても改善されず。
ということで、一旦PCを再起動。再起動した上で、再度Excelを起動したところ正常に動作し、データも表示されるようになりました。
TechNet Blogにもありますが、"「ファイルを開く」情報を読み込む際、タイミングが合わない" ことが要因だったようです。
・PC起動直後、ちょっと時間を空けてからプログラムを起動する
・他のOffice製品を起動させててみてから、Excelを起動してみる
・Enterキーを二回押してみる
・"Dynamic Data Exchange (DDE) を使用する他のアプリケーションを無視する" のチェックをはずす
など
参照させていただいたサイトに、いくつか対処法がでてますが、まずは一度 PCの再起動を試してみていただくといいのかも知れません。
今回のケースだと、Officeの修復を求める画面も出ていたようですが、場合によってはOfficeのオンライン修復なども必要になるケースもあるのかもしれません。
<参照>
・Excel 2013 で PC 起動時、初回のみ Excel のファイルを直接ダブルクリックで開けない
・Excel 2013 または Excel 2010 のファイルのアイコンをダブルクリックしてもファイルが開かない場合がある
2013年08月27日
Wordの表をExcelで使用したい
通常そんな場合には、表を選択して、コピー&ペーストにて、Excelに貼り付ければいいんですが、そんな場合、Wordで利用していた書式も引き継いでしまいます。


純粋にデータのみをExcelで再利用したいと言った場合にはちょっと不便ですよね。
そんな時に役立つのが、ペースとした際に表示される "貼り付けオプション" のボタン。


そんな時には、この貼り付けオプションから、"貼り付け先の書式と一致させる" をクリックするだけ。Wordの文書内で設定していた表の書式を破棄して、貼り付けた先のExcelの書式にあわせることが一発で出来ます。
<参照>
・Word の表を Excel にコピーする
2013年07月23日
日付の表示方法
通常、セルの書式設定を選択すると、日付のところから設定が可能になっていますが、もちろんユーザー定義を利用すればさらにカスタマイズが可能になります。





さらに、Excel2007以降は、これに条件付き書式も利用した設定も可能になりました。




これを組み合わせることで、"dd" を設定すると、通常であれば "05" などのような表示になってしまいますが、余計な"0" を表示させないで、きちんと日付の桁を揃えるなんてこともできるようになります。
*Excel2003までの条件付き書式では、セルの表示形式まで設定は出来ませんでした。
なるほど、いろいろあるもんです...
<参照>
・Excel のセルの表示形式で [ユーザー定義] に使用できる書式記号について
2012年11月27日
郵便番号変換ウィザードを導入する
現在公開されている郵便番号変換ウィザードは以下のところからダウンロードが可能です。
・Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード(2000-2007 ユーザー用)
上記サイトにも説明がありますが、このウィザードをご利用に当たっては、Office 郵便番号辞書が別途必要になります。
さて、Office2007用までなら上記でいいのですが、以前にもご紹介しましたが、Office2010用は、マイクロソフトのHPのダウンロードセンターなどでは配布しておりません。ということで、以下のところからダウンロードする必要があります。
・Excel アドイン郵便番号変換ウィザード
アクセスしていただければおわかりになると思いますが、まだOffice2013も正式にはリリースされていないこともあって、公開されているのはOffice2010用のものまで。
ということで、このOffice2010用のものが、Office2013で使えるか?という検証です。
<郵便番号ウィザードの導入>
1) 上記のCodePlexのサイトより、"Excel2010用アドイン郵便番号変換ウィザード"をクリックしてダウンロードし、デスクトップなどわかりやすい場所に保存します

2) ダウンロードした "zipcode7.xla" を
Program Files(x86)>Microsoft Office>Office15>Library にコピーまたは移動します

3) Excelを起動し、ファイル>オプション として "Excelのオプション" ダイアログを開き、左ペインより "アドイン" をクリックし、管理のところが "Excelアドイン" となっていることを確認して、"管理" をクリックします

4) アドインの設定画面がでたら、"郵便番号変換ウィザード" をチェックしてOKで閉じます

<利用方法>
1) Excelを起動し、ワークシートを開きます
2) アドインタブを開いて、ウィザードの▼をクリックし、郵便番号変換ウィザードを実行します


ということで、現在CodePlexにて配布されているExcel2010用の郵便番号変換ウィザードは、Excel2013でも利用は可能でした。
さて問題は、ここで使用されている郵便番号データがどこまで対応しているものなのか?という点。当然、IMEの郵便番号辞書とは異なる、Office郵便番号辞書の問題になります。
そこで、日本郵便発行の "郵便番号変更案内 (2012年10月31日更新)" にて最新のデータで確認してみました。
平成24年10月版で追加された例
245-0021 横浜市泉区下泉 ×
243-0028 厚木市愛甲西 ×
いずれも表示されませんでした。もちろんIMEの郵便番号辞書でも変換されないものもあります。ということで、当然?最新の郵便番号データには完全には対応していませんでした。ただしいくつかさらに確認すると...
350-1158 埼玉県川越市むさし野南 ○
362-0055 埼玉県上尾市平方領々家 ○
など、一部のものはきちんと変換されるものもありました。
念のため、平成24年10月より以前に合併されたデータを、日本郵便の市町村合併情報を元にいくつか確認してみました。
平成23年10月11日に川口市に合併された"埼玉県鳩ヶ谷市"の例
334-0012 川口市八幡木 ○
平成24年1月4日に変更された"愛知郡長久手町"の例
480-1331 愛知県長久手市雨堤 ○
平成24年4月1日に変更された"熊本県熊本市"の例
860-0801 熊本市中央区安政町 ○
平成24年10月1日に変更された"埼玉県白岡市荒井新田"の例
349-0202 埼玉県白岡市荒井新田 ×
ということでいくつか抜粋して確認したところ、とりあえず今年の4月までの分はちゃんと反映されているようです。平成24年10月に公表された郵便番号変更案内の場合には、すべてが反映されているわけではないようです。
もちろんすべて確認しているわけではありませんので異なることもあるかもしれませんのでご了承ください。
2012年08月17日
起動時のテンプレート選択画面を表示させない【XL2013PR】

これまでなら、ExcelもWord同様、起動するとすぐに白紙のワークシートが出てきたのに、起動時にどんなテンプレートを利用するか?といった、テンプレートの選択画面が表示されるようになりました。
もちろんこれはこれもWordの時と同様に設定を変更することで、スキップすることが可能です。

1) 一端、"白紙のブック" でも選択して、Excelを起動
2) ファイル>オプション と開いて、"Excelのオプション"ダイアログを表示します
3) 基本設定>起動時の設定 と開いて "このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" のチェックを外します
Wordの時と同様、これで起動時に白紙のブックが読み込まれるようになります。
2012年06月01日
テキストボックスやグラフなどが表示通りに印刷できない【EX2007】
(KB2596535)
(KB2596539)
(KB2596545)
(KB2596596)
(KB2596991)
(KB2597045)
の5つの更新プログラムがインストールされていると、テキストボックス、図、グラフなどが画面通りに印刷できない不具合が発生しています。
今のところ、該当する5つの更新プログラムを削除するか、一旦、"PDF または XPS として保存したものを印刷する" 位になるようです。
現在調査中とか。原因がはっきりしたらFix Itなどの形で修正されると思いますが当面は以下のサイトをご参照の上、いずれかの方法で対処していくしかないようです。
一応以下のサイトには症状の再現方法なども提示されています。
<参照>
・2011 年 10 月以降に公開された Excel 2007 の更新プログラムを適用すると表示通りに印刷できない
2012年03月28日
Excelのコピーの機能がおかしい
症状としては、
コピーできても、書式がコピーされず、値のみコピーされてしまうといったもの。
Skypeのサポートページでは、英文ですがWordでも同じような症状が発生していることが取り上げられてました。
また英語版のMicrosoft Answersでも話題になっていたようです。
とりあえずアドオンを無効にすることで当面は対応するしかないようです。
また何か?進捗状況が変われば取り上げてみたいと思います。
コピーがうまく機能しないという方は、一度このSkypeのアドオンを無効にしてみてください。
またこの機能自体は、Skype本体の通常の動作には影響ないので使わないのであれば、削除しても問題はないと思われます。
<参照>
・突然、Excel シートにデータを貼り付けると、書式など反映されず、テキストのみでしか貼り付けが出来なくなった
・Excelのクリップボードがおかしくなる
・Installing Skype Click to call breaks Excel 2010 Paste feature(英文)
・Skype Click-to-Call Breaks Paste functions in Microsift 2010 Word and Excel(英文)
・Problem with copy & paste in Excel 2010(英文)