2015年11月20日

入力規則のダイアログに、"日本語入力" のタブがない

Excel2016でのご紹介になりますが、本件については、Excel2013でも同様です。

さてExcelを起動して入力規則を利用し、セルごとに、日本語入力のオン・オフを切り替えようと設定した時、"日本語入力" のタブが表示されないことがあります。まずは正しい状態をご覧ください。

20151120-1.jpg 20151120-2.jpg

上記の画面にあるように通常は、Excelのバージョンを問わず表示されます。

さてここで今回取り上げる表示されないケースです。

【事象の再現】

Excelの画面を開いたときに、きちんと日本語で表示されていると、普通は問題ないだろうな?と考えるかと思いますが、今回のExcelに限ったことではなく、Wordであっても、表示言語(画面の表示)と編集言語(実際に優先して利用する編集言語)を別々に設定できるようになっています。

1) ファイル>オプション と開いて、Excelのオプション画面を表示させます。そして、左ペインの "言語" をクリックします。

20151120-3.jpg

2) こちらの "編集言語の選択" のところの既定値が、上記のように日本語以外のもの(今回のケースでは英語)になっていると、以下のように、入力規則の画面を開いても、当然編集言語が英語なので日本語を使わないわけですから、"日本語入力" というタブは表示されません。

20151120-4.jpg


【設定の変更】

では設定を元に戻して、既定の言語を日本語に戻してみましょう。

1) まずは、ファイル>オプション とクリックして、Excelのオプションダイアログを表示させます。

2) 左ペインの言語を開いて、編集言語の選択画面より、日本語をクリックして、既定に設定します。

20151120-5.jpg

3) 編集言語の設定の変更は、再起動後に有効になるといったダイアログが表示されますので、"はい" をクリックします。

20151120-6.jpg

4) 既定の言語が変更されると、再起動を促されますので、"OK" をクリックして、再起動します。

20151120-7.jpg

これでExcelが再起動すれば、通常通りに入力規則を開いても、きちんと "日本語入力" タブが表示されるようになります。

今回の症状ですが、Excel2010/2013 でも、一緒です。

20151120-8.jpg
「Excel2013/Windows10 での例」


編集言語と表示言語の設定が異なること、そして編集言語が日本語以外になっている場合、画面表示は日本語になっていても、利用できない機能が出てくることがあること。

編集言語の既定値が、日本語じゃないわけですから、当然といえば当然なのかもしれませんが、注意したいですね。


Surface Pro 4



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2015年06月12日

アプリケーションを起動したときにテンプレートの一覧を表示させずに白紙あるいはからの空白のテンプレートファイルを起動させたい

だいぶ前に一度Office2013PR版の時に取り上げましたが、Office2016Previewも出たことでしたので、再度取り上げてみました。
Office2010までなら、普通に WordやExcel、PowerPointなどのアプリを起動すると、白紙のテンプレートファイルや空白のブックが表示されていました。

Office2013からは、起動時の設定が一つ加わって、Office2013のWordやExcelなど一部のアプリケーションの起動時には、テンプレートの一覧が表示されるようになりました。

20150612-2.jpg

今回は、起動時の設定を変更して従来のようにすぐに白紙や空白のブックといったテンプレートファイルを呼び出すための設定について、今更ですが、Excelを例にご紹介させていただきます。

【設定】

1) ファイル>オプション とクリックして、Excelのオプションダイアログを開きます
2) 左ペインのところでは、"基本設定" をクリック。右ペインのところでは "起動時の設定" のところにある "このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" をオフにします(チェックを外します)

20150612-2-1.jpg

3) あとは、OK をクリックしてダイアログを閉じます

この設定、今回はExcelを例に取り上げましたが、Word2013、PowerPoint2013、Publisher2013でも同様です。

20150612-3.jpg20150612-3-1.jpg

さらに付け加えると、上記のExcel2016Preview の例をご覧いただくとお分かりいただけるように、Office2016Previewでも同様設定をすることで回避することができます。

起動後に、ファイル>新規作成 とたどればテンプレートの一覧が表示されるのは、すべてのバージョンで共通です。

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2015年02月24日

Excel2013を起動した時にお勧めのテンプレートが表示されない

以前にも、PowerPoint2013での例でご紹介させていただきました起動時のトラブル。

PowerPoint2013を起動した時に表示されるお勧めのテンプレートが表示されない

実は昨日Surface2で、Excel2013RTを起動しようとしたらまた同じ症状が発生していました。

20150224-1.jpg20150224-2.jpg

左が本来起動した時の状態。赤枠で囲ったところに、きちんとお勧めテンプレートが表示されていますが、先日のPowerPoint同様、今度はExcelが右のように "現在、お勧めのテンプレートはありません" となってしまいました。一時的なものかと思い、ExcelやSurface自体を再起動しても改善しませんでした。

もちろん前回も、また今回もそうですが、起動時に表示されないということだけで、検索したり、検索候補のところから、ビジネスや予算などのテーマを選択すればきちんと表示されます。

20150224-4.jpg

そういう意味では、空白のブックも選択できるわけですから、特別利用する際の機能的な部分では問題ないのでしょうけど、やっぱり起動時に出ていたものが出てこないというのは気になるところですよね。

今回のExcelは、Surfaceのみでしたけど、こうした症状、前回のPowerPointのケース(前回のPowerPointの場合には、PowerPoint2013/Windows8.1/デスクトップとPowerPoint2013RT/WindowsRT8.1/Surface・Surface2で発生していました)もあることから、Office2013RTでのみ発生するものでもなさそうです。

ということで、前回同様に、日付を2か月ずらして、Excel2013RTを起動。正常にテンプレートが表示されたことを確認して、再度日付を元に戻す...そんな対処法で改善しました。

念のため対処法のおさらいです。

1) コントロールパネル>時計、言語及び地域>日付と時刻 と開きます
(もちろん画面右下の日付のところをダブルクリックして開いても同様です)
2) "日付と時刻の変更" をクリックし、"日付と時刻の設定" 画面がでたら、カレンダーを2か月先にずらして、一旦日付を2か月先に設定します
3) OKで確定した後、Excel2013を起動します
  ----> これで従来の表示のようにおすすめが表示されるようになります
4) そして、1)からの手順で再度日付の設定を元に戻します

普段、新規に立ち上げることが少なく、特定のデータを開いてご利用になっていると、中々気が付かないケースも多いのかもしれませんが、PowerPointやExcelに限らず、Wordなどのケースでも、仮に新規起動時にお勧めのテンプレートが表示されないという症状が発生した場合には、この対処法をお試しになってみてください。

** ちなみに、今回はExcelでしたが、前回のPowerPointでご紹介させていただいた対処法を試したわけですが、この対処法、前回症状が発生した際、Microsoft米国本社のPowerPoint Product Teamの方から直接コメントをいただきご教授いただいたものです。この場を借りてお礼申し上げます。

<参照>
PowerPoint2013を起動した時に表示されるお勧めのテンプレートが表示されない
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2014年04月08日

計算式を挿入しているのに、値(計算結果)ではなくて、数式が表示されてしまう

トラブルと言うほどのことでもないのですが、たまたまサポートで見かけた面白い症状でしたのでご紹介と、対処法を取り上げてみました。
通常は、Excelで計算式を入れた場合には、その値(計算結果)が、そのセルに反映されます。まぁ、当然ですよね。

20140408-1.jpg

仮にここに数式を表示したい場合には、Excelのオプションを開いて、詳細設定を選択し、"次のシートで作業する時の表示設定" のところで、"計算結果の代わりに数式をセルに表示する"をオンにすれば、計算結果ではなく、数式が表示されるようになります。

20140408-2.jpg20140408-3.jpg

さて今回ご紹介するケースは、この数式を表示すると言う設定になっていないのに、計算式の設定されたセルに数式が表示されてしまうケースです。

実際に検証してみました。

予めセルの書式の表示形式が、"標準" の状態ではなく、"文字列" となっている場合、そこに計算式を設定しても、当然文字列として認識されてしまうため、計算式がそのまま表示されてしまう様です。

20140408-4.jpg

画面左が、セルの書式の表示形式が、"標準" の場合。そして画面右が、予めセルの書式の表示形式を "文字列" とした場合です。

結果どんな、症状が発生するのか?

1) セルの表示形式が標準のまま計算式を設定
計算結果が表示された状態でセルの書式設定を、あえて、"文字列"に変更してみました 
----> 表示された値は文字列として扱われるようですが、計算式は表示されず、その後の計算結果も正しく表示されます。
但しこの場合対処法の所でもご紹介していますが、一旦F2などで編集モードに入って、エンターで確定などで数式が編集される、"文字列"に変更したことが有効になり、数式が表示されるようになります。

2) セルの書式を文字列にした状態で数式を設定
結果としては、数式が表示されてしまいますので、誤りに気がついてセルの書式を、標準に変更したとします。しかし、書式は変更されても、数式は表示されたままです。当然参照先の値を変更しても再計算されません。
仮に、データ>再計算を実行 としても再計算されず数式が表示されたままになります。

では、そうなった場合どう対処したらいいのか?
まずは、とにかくセルの書式設定を確認し、表示形式を "標準" に戻します。
その後、
方法 1) 一旦編集モードにしてから確定し直す
該当のセルを選択し、F2キーで一旦編集モードに移動し、
そのままエンターで確定します ---> これが一番簡単な対処法です 

方法 2) 区切り位置指定ウィザード を利用する
データタブ>区切り位置 とクリックします
"区切り位置指定ウィザード" のダイアログを開いて、何もせずそのまま、"完了"をクリックします

20140408-5.jpg

* "区切り位置指定ウィザード" を利用する場合、複数の列に渡っている場合には、複数列のセルを同時に選択してこの設定を行えませんので、1列ずつ行う必要があります。同じ列の複数の行を選択する分には問題なく一度に行えます。

20140408-1-1.jpg

もし順にウィザードに従って進む場合には、
1) 区切り位置指定ウィザード−1/3

20140408-1-2.jpg

2) 区切り位置指定ウィザード−2/3
"区切り文字"のチェックは外しておきます。

20140408-1-3.jpg

3) 区切り位置指定ウィザード−3/3
"列のデータ形式" の所が、"G/標準" となっていることを確認して、"完了" で終了します。

20140408-1-4.jpg


と、こんな方法もあるようですね。後者の方は、ちょっと面倒ですが。


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2014年03月12日

"印刷プレビューの表示"ボタンが表示される【EX2013】

Excel2013で資料を作成し、いざ印刷をしようとしたものの、いつもなら、ファイル>印刷 とすると、表示される、プレビュー画面が表示されず、"印刷プレビュー"ボタンが表示されることがあります。

例:
本来なら
20140312-1.jpg20140312-2.jpg


この症状ですが、以下の様なケースで表示されることを確認しています。もちろん、これ以外にもあるかもしれません。

1) 画面に表示されないところに、罫線枠や塗りつぶし、データが入力されているなど
データがどこかに残っていたりする場合
例:どこかにデータが削除し切れていない残っていたりするケース
20140312-5.jpg20140312-4.jpg

2) 印刷範囲の指定を誤って、指定されている範囲が極端に大きな場合
例:プレビューボタンが表示される例(印刷範囲の指定を誤っているケース)
20140312-3.jpg20140312-4.jpg

他のケースもあるかもしれませんが、数十ページ程度のものであれば問題ないようですが、上記のように印刷範囲の指定を誤ったり、データが残っていたりと、とんでもないページ数になったりするとすぐにプレビュー表示されずに "印刷プレビューの表示" というボタンが表示されるようです。
とりあえず現在作業中のデータを確認して、必要な部分以外に何かデータを消し忘れてたり、おかしなものが残っていないか確認して削除するなりして頂ければ、正常に表示されるはずです。
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2013年12月20日

Excelを利用していて、データを開こうとしたら "プログラムにコマンドを送信しているときに、エラーが発生しました" と表示されてデータを開けない【XL2013】

このエラーが出るケース。いろいろあるようです。今回たまたま遭遇したケースでは、Excelのみではなく、WordやPower Pointなども全く応答なく動作しない状態でした。
さらに、インターネットにはつながるものの、IEの動作も一部不安定で、IEをリセットをしても改善されず。

ということで、一旦PCを再起動。再起動した上で、再度Excelを起動したところ正常に動作し、データも表示されるようになりました。

TechNet Blogにもありますが、"「ファイルを開く」情報を読み込む際、タイミングが合わない" ことが要因だったようです。

・PC起動直後、ちょっと時間を空けてからプログラムを起動する
・他のOffice製品を起動させててみてから、Excelを起動してみる
・Enterキーを二回押してみる
・"Dynamic Data Exchange (DDE) を使用する他のアプリケーションを無視する" のチェックをはずす
など
参照させていただいたサイトに、いくつか対処法がでてますが、まずは一度 PCの再起動を試してみていただくといいのかも知れません。

今回のケースだと、Officeの修復を求める画面も出ていたようですが、場合によってはOfficeのオンライン修復なども必要になるケースもあるのかもしれません。

<参照>
Excel 2013 で PC 起動時、初回のみ Excel のファイルを直接ダブルクリックで開けない
Excel 2013 または Excel 2010 のファイルのアイコンをダブルクリックしてもファイルが開かない場合がある
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2013年08月27日

Wordの表をExcelで使用したい

Wordで文書を作成した際に使用した文書内の表をExcelにコピーして活用したいこと... ありますね。
通常そんな場合には、表を選択して、コピー&ペーストにて、Excelに貼り付ければいいんですが、そんな場合、Wordで利用していた書式も引き継いでしまいます。

20130827-1.jpg20130827-2.jpg

純粋にデータのみをExcelで再利用したいと言った場合にはちょっと不便ですよね。

そんな時に役立つのが、ペースとした際に表示される "貼り付けオプション" のボタン。

20130827-3.jpg20130827-4.jpg

そんな時には、この貼り付けオプションから、"貼り付け先の書式と一致させる" をクリックするだけ。Wordの文書内で設定していた表の書式を破棄して、貼り付けた先のExcelの書式にあわせることが一発で出来ます。

<参照>
Word の表を Excel にコピーする
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2013年07月23日

日付の表示方法

今更の感もありますが、Excelの日付の表示方法を改めて検証してみました。
通常、セルの書式設定を選択すると、日付のところから設定が可能になっていますが、もちろんユーザー定義を利用すればさらにカスタマイズが可能になります。

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20130723-10 .jpg20130723-11.jpg

さらに、Excel2007以降は、これに条件付き書式も利用した設定も可能になりました。

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20130723-8.jpg
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これを組み合わせることで、"dd" を設定すると、通常であれば "05" などのような表示になってしまいますが、余計な"0" を表示させないで、きちんと日付の桁を揃えるなんてこともできるようになります。

*Excel2003までの条件付き書式では、セルの表示形式まで設定は出来ませんでした。

なるほど、いろいろあるもんです...

<参照>
Excel のセルの表示形式で [ユーザー定義] に使用できる書式記号について
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2012年11月27日

郵便番号変換ウィザードを導入する

Excelといえば...というほどでもないかもしれませんが、このアドオンをご利用の方は多いと思われますので、"新しいOffice"(Office2013)の、Excel2013で導入してみました。
現在公開されている郵便番号変換ウィザードは以下のところからダウンロードが可能です。

Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード(2000-2007 ユーザー用)

上記サイトにも説明がありますが、このウィザードをご利用に当たっては、Office 郵便番号辞書が別途必要になります。
さて、Office2007用までなら上記でいいのですが、以前にもご紹介しましたが、Office2010用は、マイクロソフトのHPのダウンロードセンターなどでは配布しておりません。ということで、以下のところからダウンロードする必要があります。

Excel アドイン郵便番号変換ウィザード

アクセスしていただければおわかりになると思いますが、まだOffice2013も正式にはリリースされていないこともあって、公開されているのはOffice2010用のものまで。
ということで、このOffice2010用のものが、Office2013で使えるか?という検証です。

<郵便番号ウィザードの導入>

1) 上記のCodePlexのサイトより、"Excel2010用アドイン郵便番号変換ウィザード"をクリックしてダウンロードし、デスクトップなどわかりやすい場所に保存します
20121127-1.jpg

2) ダウンロードした "zipcode7.xla" を
Program Files(x86)>Microsoft Office>Office15>Library にコピーまたは移動します
20121127-2.jpg

3) Excelを起動し、ファイル>オプション として "Excelのオプション" ダイアログを開き、左ペインより "アドイン" をクリックし、管理のところが "Excelアドイン" となっていることを確認して、"管理" をクリックします
20121127-3.jpg

4) アドインの設定画面がでたら、"郵便番号変換ウィザード" をチェックしてOKで閉じます
20121127-4.jpg

<利用方法>

1) Excelを起動し、ワークシートを開きます

2) アドインタブを開いて、ウィザードの▼をクリックし、郵便番号変換ウィザードを実行します
20121127-5.jpg 
20121127-6.jpg


ということで、現在CodePlexにて配布されているExcel2010用の郵便番号変換ウィザードは、Excel2013でも利用は可能でした。

さて問題は、ここで使用されている郵便番号データがどこまで対応しているものなのか?という点。当然、IMEの郵便番号辞書とは異なる、Office郵便番号辞書の問題になります。

そこで、日本郵便発行の "郵便番号変更案内 (2012年10月31日更新)" にて最新のデータで確認してみました。

平成24年10月版で追加された例
245-0021 横浜市泉区下泉 ×
243-0028 厚木市愛甲西  ×
いずれも表示されませんでした。もちろんIMEの郵便番号辞書でも変換されないものもあります。ということで、当然?最新の郵便番号データには完全には対応していませんでした。ただしいくつかさらに確認すると...
350-1158 埼玉県川越市むさし野南 ○
362-0055 埼玉県上尾市平方領々家 ○
など、一部のものはきちんと変換されるものもありました。

念のため、平成24年10月より以前に合併されたデータを、日本郵便の市町村合併情報を元にいくつか確認してみました。

平成23年10月11日に川口市に合併された"埼玉県鳩ヶ谷市"の例
334-0012 川口市八幡木 ○
平成24年1月4日に変更された"愛知郡長久手町"の例
480-1331 愛知県長久手市雨堤 ○
平成24年4月1日に変更された"熊本県熊本市"の例
860-0801 熊本市中央区安政町 ○
平成24年10月1日に変更された"埼玉県白岡市荒井新田"の例
349-0202 埼玉県白岡市荒井新田 ×

ということでいくつか抜粋して確認したところ、とりあえず今年の4月までの分はちゃんと反映されているようです。平成24年10月に公表された郵便番号変更案内の場合には、すべてが反映されているわけではないようです。

もちろんすべて確認しているわけではありませんので異なることもあるかもしれませんのでご了承ください。

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2012年08月17日

起動時のテンプレート選択画面を表示させない【XL2013PR】

前回と同様。今回は、Excel2013の方で見ていきます。
20120814-3.jpg
これまでなら、ExcelもWord同様、起動するとすぐに白紙のワークシートが出てきたのに、起動時にどんなテンプレートを利用するか?といった、テンプレートの選択画面が表示されるようになりました。
もちろんこれはこれもWordの時と同様に設定を変更することで、スキップすることが可能です。
20120814-4.jpg
1) 一端、"白紙のブック" でも選択して、Excelを起動
2) ファイル>オプション と開いて、"Excelのオプション"ダイアログを表示します
3) 基本設定>起動時の設定 と開いて "このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" のチェックを外します

Wordの時と同様、これで起動時に白紙のブックが読み込まれるようになります。


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2012年06月01日

テキストボックスやグラフなどが表示通りに印刷できない【EX2007】

Excel2007で発生する症状のようですが、2011年10月以降に公開された、
(KB2596535)
(KB2596539)
(KB2596545)
(KB2596596)
(KB2596991)
(KB2597045)
の5つの更新プログラムがインストールされていると、テキストボックス、図、グラフなどが画面通りに印刷できない不具合が発生しています。
今のところ、該当する5つの更新プログラムを削除するか、一旦、"PDF または XPS として保存したものを印刷する" 位になるようです。
現在調査中とか。原因がはっきりしたらFix Itなどの形で修正されると思いますが当面は以下のサイトをご参照の上、いずれかの方法で対処していくしかないようです。
一応以下のサイトには症状の再現方法なども提示されています。

<参照>
2011 年 10 月以降に公開された Excel 2007 の更新プログラムを適用すると表示通りに印刷できない
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2012年03月28日

Excelのコピーの機能がおかしい

どうもちょっと前から発生しているようで、その要因のひとつに、Skypeの "Skype Click to Call" というブラウザ用のアドインが要因になっているケースが多いようです。

症状としては、
コピーできても、書式がコピーされず、値のみコピーされてしまうといったもの。
Skypeのサポートページでは、英文ですがWordでも同じような症状が発生していることが取り上げられてました。
また英語版のMicrosoft Answersでも話題になっていたようです。

とりあえずアドオンを無効にすることで当面は対応するしかないようです。
また何か?進捗状況が変われば取り上げてみたいと思います。
コピーがうまく機能しないという方は、一度このSkypeのアドオンを無効にしてみてください。
またこの機能自体は、Skype本体の通常の動作には影響ないので使わないのであれば、削除しても問題はないと思われます。

<参照>
突然、Excel シートにデータを貼り付けると、書式など反映されず、テキストのみでしか貼り付けが出来なくなった
Excelのクリップボードがおかしくなる
Installing Skype Click to call breaks Excel 2010 Paste feature(英文)
Skype Click-to-Call Breaks Paste functions in Microsift 2010 Word and Excel(英文)
Problem with copy & paste in Excel 2010(英文)

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2012年01月30日

Excel2010の新機能/変更された機能/削除された機能

前回のWord2010同様、Excel2010についても、"Excel2007の新機能/変更された機能/削除された機能" のExcel2010版として取り上げてみました。

バージョンが変わると、あの機能はどこへいった?何てことがちょくちょくありますから、その際にはご参照下さい。



<参照>
Excel 2010 での変更点
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2011年07月04日

サーバー上のExcelデータを開くときに時間がかかる

WindowsUpdateにて6/29から配布されていた、"Office File Validation Add-In" がインストールされると、Excel2003で発生するトラブルのようです。

対処法としては、

1)ネットワーク上の共有ファイルをローカルにコピーし、データをローカルにおいた上で作業を行う
2)レジストリを設定する
3)Excel2007/2010を使用する

のいずれかになるようです。一応、"Office ファイル検証機能は、ファイルを開く際に、特定のバイナリ ファイルがアプリケーションの前提に従っていることを検証し、不明なバイナリ ファイル形式による Microsoft Office 97-2003 ファイル形式に対する攻撃を防止するアドインです" とのことで、セキュリティ的には、検証機能を追加しておくほうがよさそうなので、毎度毎度コピーして作業ってのは大変ですから、MSのサイトにも紹介されているレジストリを設定する方法のほうがよさそうです。
また、Excel2007やExcel2010を使用する場合には発生しません。

このアドインを削除している方も、ネット上で検索するとちらほら見かけますが、サーバー上からExcelデータを参照して作業をされることがあるのであれば、アドインを削除するよりはむしろきちんと対策を施すことをお勧めいたします。


<参照>
Office File Validation (OFV) アドインがインストールされた Excel 2003 でネットワーク上のファイル共有から XLS ファイルを開く時に時間がかかる
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2011年06月07日

Excelの行内で改行したものを一気に削除したい

Wordで無駄な改行を整理する際に、置換の機能を利用した方法をご紹介しました。実はPC Onlineの所には、さらにExcelで使用した場合のTIPも紹介されていましたので、今回はExcelの部分でご紹介いたします。
_Excelで作成された住所録データ
仮に、上記のような住所録を作成していたとします。住所欄を見て頂くとわかるように、当初は郵便番号を上段に、2行目に住所を入れて作成した様なケースで、このExcelの同一行の中で改行された場合の改行の削除をどうしたらいいのか?

同一行内の改行は、Alt + Enter で可能です。これはご存じのことと思います。
さてこれを削除するには...例のように件数が少なければ手作業で一つずつ削除してもさほど手間のかかるもんではありませんが、件数が多くなれば大変。

そこで、Wordの時と同じように置換の機能を利用するわけです。
置換の作業
手順としては、
1) 対象部分をドラッグして範囲指定します。今回のケースだと住所の入力されている行になります。
2) Ctrl+H あるいは 編集から置換にて置換のダイアログを呼び出します。
3) あとは、検索する文字列欄をクリックして、 Ctrl + J とします。
*画面上は何もみえませんが、これで改行を検索文字列として指定できます
4) 置換後の文字列のところには、全角のスペースを入れます
区切り機能を利用して分割したところ
これですべて置換をクリックするだけ。 さらに区切り位置の機能を利用してセルを分割すると、郵便番号枠と住所枠を分割することも...便利ですよね。

<参照>
メール本文から、余分な改行を削除する/PC Online
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2011年05月11日

Excelで宛名印刷

Excel2003までであれば、宛名印刷となった場合、宛名ラベルを出すにも、はがきの宛名面の印刷においても、Wordとの連携の上で行うしかありませんでした。
もちろん専用のソフトをご利用になれば別ですが。

宛名面をつくる

これが、Excel2007以降の場合には、宛名ラベル作成においては、アドオンの機能が加わりました。

Excelラベル印刷ウィザード

Excel2007の場合
Officeボタン>印刷>ラベル印刷

Excel2010の場合
ファイル>印刷>ラベル印刷ウィザード

といった形で起動します。

もし印刷のところにあわせて、"ラベル印刷" といった文言が見当たらなければ、ウィザードが有効になっていない可能性があります。
その場合には、
1)Officeボタン(あるいはファイル)>Excelのオプション>アドイン と開きます
2)アクティブでないアプリケーションアドインのところにある "ラベル印刷ウィザード" を選択して、画面下部の設定をクリック
3)アドインのダイアログが表示されたら、"ラベル印刷ウィザード" にチェックをつけてOKで閉じれば、有効になります

ウィザードが起動すればあとは画面に従って進むだけ。宛名ラベルには対応しましたが、ハガキへの宛名印刷については、まだExcel2010でもExcel単独ではできないので、Wordとのあわせ技が必要になります。

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2011年03月31日

Excelで設定した取り消し線が印刷されない

WindowsVista上で発生しているようです。Excelのセル内に入力されたデータにフォントの文字飾りのところから、"取り消し線" を設定した場合、Excelの画面上(印刷プレビュー画面も含む)では、正常に反映しますが、実際に印刷をすると、印刷されないという症状が発生しているようです。

ただし、WindowsVistaにService Pack1をインストールすることで改善されるようですので、この症状が発生している場合には、Windows Updateをご利用になって、SP1へのUpdateをお試しください。

<参照>
本語文字の下線が引かれている Windows Vista で、下線なしで印刷します
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2011年01月27日

ファイルをダブルクリックしてもワークシートが表示されない

以前取り上げた症状とはちょっと違うパターンです。

以前取り上げたものも、やはりダブルクリックでは開けないという症状ではありましたが、この場合、すべてのファイルがダブルクリックでは開けなくなります。ただし、ファイル>開く とすればデータは開けました。
今回ご紹介する例はファイルによっては普通に開けますが、逆にそのファイルについては、ファイル>開く としてやっても表示されません。つまり ウィンドウを "表示しない"という設定にされているというわけですね。

<"表示しない" ための設定>
1) Excelのバージョンにかかわらず、一旦、ワークシートを読み込んで、表示させます。
2) 続いて、 ウィンドウ>表示しない とクリックして、上書き保存

こうすると、次回からは、ファイルをダブルクリックして、Excelが起動しても表示されません。ファイル>開く にて該当データを指定しても表示できなくなってしまいます。

ですから表示するように設定を戻すには、

1)ファイルをダブルクリックするなどして、Excel起動(この段階で、ワークシートは表示されません)
2)メニューバーの "ウィンドウ" > "再表示"  とクリック
3)"ウィンドウの再表示"ダイアログが表示されますが、このなかから該当データを選択してOK

こうすればワークシートは表示されるようになります。
表示された状態でデータを上書き保存しておけば、次回からはダブルクリックでも表示されるようになります。

ちょっとしたことですが、実際いざ開かないと、あれ?って思いますよね...
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2011年01月08日

アイコンをダブルクリックしてもExcelが開かない【EL2010】

以前からよくあった症状で、Excel2010でも同様な部分も多々ありますが、その対処法の一例として以前にも紹介したかもしれませんが、Excel2010での例としてご紹介いたします。

対処法1.DDE メッセージの設定変更による方法
旧バージョンのExcelでもありましたが、旧バージョンの場合、ツール>オプション>全般タブと開くとあった部分ですね。

Excel2003の画面

これと同じことがExcel2010でもいえます。ファイルをダブルクリックすると、DDEメッセージが Excel 2010 に送られることで、Excel 2010 がファイルを開くことになります。これが、"Dynamic Data Exchange (DDE) を使用する他のアプリケーションを無視する" にチェック入っていると、Excel 2010 は他のアプリケーションからの DDE メッセージを無視し、ダブルクリックでファイルを開くことができなくなってしまいます。
その場合に、
ファイル>オプション>詳細設定>全般 と開いて、"Dynamic Data Exchange (DDE) を使用する他のアプリケーションを無視する" のところを変更します。Excel2007の場合も同様です。

*以下で参照させていただいたサイトの情報によれば、"Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する"について以下のように説明されておりました。

"この設定は、他のアプリケーションが開いた状態で Excel 2010 のファイルを開いた
場合、そのアプリケーションに関連付けられることにより Excel 2010 のデータが
変わってしまう、もしくは Excel 2010 の機能が欠落するなど、違う拡張子で保存される
のを防ぐために設定されている機能です。" とのことでした。

対処法2.プログラム ファイルのプロパティを設定する方法

今回この記事を取り上げるきっかけになったのは、このサイトで、この2番目の方法の説明があったからです。
"Microsoft Office Excel 2010" のプロパティ画面より、互換性タブを表示して、その設定を変更してみる。こんな方法もあったんですね。
対処法1で改善しないような場合には、試してみる価値がありそうです。



<参照>
エクセル2010をアップグレードしたのですが、今まで作成した エクセルファイルを開くことができません/MicrosoftAnswers
Excel 2007 のファイルのアイコンをダブルクリックするとファイルが開かない場合がある【EL2007】

Excel 2010 のファイルのアイコンをダブルクリックしてもファイルが開かない場合がある【EL2010】



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2010年12月03日

Excelデータの上書きに失敗する

WindowsVistaあるいはWindows7上で、Excel2007あるいはExcel2010をご利用のケースで、xlsx 形式のファイルを上書き保存すると共有違反のエラー メッセージが表示され保存処理が中断する場合があるようです。

"'Book1.xlsx' への変更は、共有違反のため保存されませんでした。別のファイルに保存し直してください。" といったエラーメッセージが表示されるようで、参照させていただいたマイクロソフトのサイトによると、"保存先のフォルダをエクスプローラーで開いている状態で、かつ、上書き保存を行ったファイルのサムネイル表示が行われている時に発生することがあります" とのことです。

下記参照先にもリンクがありますが、現在修正プログラムも提供されています。この他に回避策も提示されていますので、お試しください。


<参照>
Windows Vista または Windows 7 上の Excel 2007 または Excel 2010 でファイルの上書き保存に失敗する場合がある
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2010年11月21日

区切り位置指定ウィザードを活用する

時は年賀状シーズン。住所録のチェックや、入力に苦労されている方も多い時期ですね。
年賀状作成ソフト、いわゆる "筆ソフト" を利用するもよし、WordやExcelを活用するもよし、要するに使い慣れたソフトを利用して行うのが一番です。


さて今回は、Excelで住所録を作成されている方向けのTIPです。住所録を作成する際、一般的な項目は一通り項目名として設定されていると思いますが、たとえば何らかの事情で、名前のところを姓と、名に分けておかなければいけないケースが出てきたとします。


作成した住所録データでは、氏名欄はあって、姓と名の間にスペースで区切って入るものの、分割して入れているわけでもない。かといって、最初から手作業でその部分だけ切り取りや貼り付けをして、抜き出すのも手間のかかるお話。そんな時に利用できるのが今回紹介する、"区切り位置指定ウィザード" という機能です。


Excel2000-2003
 データ>区切り位置 として起動
Excel2007-2010
 "データ"タブ>区切り位置(データツール)


という順でクリックして起動。ウィザードが起動しますので、区切り記号の種類や、区切った後に表示させるセルを指定するだけ。ぜひ一度お試しください。




<参照>
[エクセル]文字列を複数のセルに分けて表示したい/FMworld
区切り位置でデータを分割/Be Cool User

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2010年10月02日

ピボットテーブルの作成画面が違う【XL2007/2010】

すでにご存知の方も多いと思いますので、お恥ずかしながら、今さらのことではありますが、忘れないようにということで取り上げました。実はこの仕様の変更に気がついたのは、今日マイクロソフトのセミナーに参加して講師の方のお話の中であったから。改めて言われてみると違う... あれ?使ってなかったっけな?と思いつつも、やはりまだまだ気がつかないことってたくさんありそうです...

Excel2007のピボットテーブル画面互換モード上のピボットテーブル画面

さてExcel2007でも、Excel2010でも同様ですが、ピボットテーブルの機能を利用する際に、Excel2007から操作画面が多少変わってきていました。従来のピボットテーブルのように項目をワークシート上にドラッグ&ドロップで配置していくというものではなくなっています。
ピボットテーブルのオプション画面
ただし、ピボットテーブル作成中のオプションタブのピボットテーブルにある、"オプション" をクリックすることで、表示されるオプションダイアログの中、表示タブの"従来のピボットテーブルレイアウトを使用する(グリッド内でのフィールドのドラッグが可能)"にチェックを入れてあげれば従来どおりの編集も可能です。

またさらに、互換モードで保存されたワークシートについても、従来どおりのようなドラッグ&ドロップ編集が可能です。今回の画像はすべてExcel2007のものですが操作自体はExcel2010でも同様です。

Excel2010の時代に移り変わろうとする今になって、気づいたわけですが、実はExcel2007から大幅にユーザーインターフェースが変わって、いろいろなところが変わってきていたんですね... まだまだありそうです。


<参照>
Excel2007(エクセル2007)基本講座:ピボットテーブルの使い方
エクセル2007のピボットテーブルは操作性がアップ!
Excelピボットテーブルでデータ分析
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2010年09月17日

Excel2010用の郵便番号変換ウィザードを導入してみる

先日紹介したExcel2010向けの郵便番号変換ウィザードのアドインを実際に導入、手順を追ってしてみました。

まずはダウンロードから

ダウンロードサイトの画面

Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード (Excel Zipcode 7 Japan)

ダウンロード後Libraryフォルダに移動したところアドインの設定1アドインの設定2

1) 上記サイトから、"Excel2010用アドイン郵便番号変換ウィザード" をクリック(一応導入手順はこのサイトにも記載されています)
2) 使用条項に同意するかどうか聞いてきますので "I Agree" をクリック
3) 保存するか? 実行するか? 聞いてきますから、一端、保存をクリック
4) 保存場所は、デスクトップなどわかりやすい場所に一端保存します
5) "zipcode7.xla" と言うアイコンが表示されます
6) このファイルを、Cドライブ>Program Files>Microsoft Office>Office14>Library へコピーします
7) Excel2010を起動し、 ファイル>オプション と開いて、"アドイン" を開いて、設定をクリック
8) アドインダイアログが表示されたら、"郵便番号変換ウィザード"にチェックを入れてOKとします
9) あとは、Excelを起動し、アドインタブから、ウィザードをクリックすると"郵便番号変換"と言う項目が表示されますので、クリックしていただければウィザードがスタートします

ウィザードが起動した画面

ウィザードが起動、上記の画面にもあるように "1/3" と画面に従ってウィザードを実行します。

CodePlexのこのサイトでは、Excel2007用も配布していますが導入手順は一緒です。
またExcel2007用は、マイクロソフトの以下のサイトからも導入可能です。詳細は比較してませんが、公開日違いからして若干郵便番号データの違いがあるのかもしれません。

Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード (2000-2007 ユーザー用)/公開日:2007/07/27
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2010年09月03日

Excel2010向けExcel アドイン: 郵便番号変換ウィザードの提供が始まる

Excel2010向けの郵便番号変換ウィザードのアドインの提供がしばらくありませんでしたが、ちょっと前より利用できるようになったようです。

ただし、これまでであればマイクロソフトのページからダウンロードできていたんですが、提供元から直接ダウンロードする形に変わっております。
MSのページで紹介されているように、"「郵便番号変換ウィザード」は、サポート対象外となります。また、「郵便番号変換ウィザード」は、将来予告なしに変更されることがあります。マイクロソフトは、掲載している情報に対して、いかなる責任も負わないものとします" とあり、マイクロソフトとしてはサポート対象外のようです。

Excel アドイン : 郵便番号変換ウィザード


<参照>
Excel アドイン: 郵便番号変換ウィザード (Excel Zipcode 7 Japan) /CodePlex
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2010年08月27日

Office Web Appsが機能強化

Office2010から登場したWebApps。これまでも随時機能強化されることは、いろいろなところで取り上げられ、紹介されていたので周知のことでしたが、早速機能強化の第一弾があったようです。

"Excel Web Appでグラフ作成" が可能になったほか、PowerPointで、クリップアートが使用できるようになったなど早速ですが機能強化されました。ただ無料版ということでもあり、当然ですがまだまだ製品とは程遠い状態。
今後も、一層使いやすいように機能強化されることを期待したいものです。

<参照>
無料で使えるWeb版Office 2010が早くも機能強化/ITpro
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2010年08月19日

Excel2007、上書き保存時の共有違反について

ウィルスバスターの例はだいぶ以前に一度ご紹介させていただいたとおりでしたが、今回、カスペルスキーでも同様の症例があることを聞き、再度調べてみることにしました。

カスペルスキーの場合、以下のリンク先にもありますが、"アプリケーションの動作監視の機能" が関係しているようで、こちらの設定を見直すことで改善するようです。

また、MSのサイトでも紹介しているようにこうしたセキュリティソフトの設定とは関係なく発生する場合もあるようですのであわせてMSのサイトもご参照いただけるといいかもしれません。(MSの例ではすでに修正プログラムが提供されています)


<参照>
Windows Vista または Windows 7 上の Excel 2007 でファイルの上書き保存に失敗する場合がある
Excel2007で共有違反?共有してないけど何か?
excel2007共有違反/トレンドマイクロに問い合わせた方の例

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2010年07月20日

Excelでゲーム

たまには柔らかい話題も。だいぶ昔はOSでもOffice系ソフトでもイースターエッグといった形で隠れゲームや様々なメッセージがプログラムに仕込まれていて、一定の操作をするとそれが表示されるなんてことがありました。プログラミングにもそれなりに作者のこだわりなどがそうしたところに伺えたのも事実。ユーザーもそうした隠れた機能を躍起になって探している何て言う時期もありました。

一昔前のOffice系ソフト(WordやExcel)にもそうしたイースターエッグがあって、ピンボールゲームやレーシングゲーム、ソフトの開発者名のリストをスクロール表示させるなどといった機能が隠れていたこともありました。
今回紹介するのはそうしたイースターエッグとは異なりExcelそのものの機能を応用してゲームをつくってしまった例です。ご承知のように、Office系ソフトには、VBA(Visual Basice for Application)という機能が搭載されています。この機能を応用した様々なゲームが配布されています。マイクロソフトが配布しているものもあれば、個人の方がフリーウェアとして配布しているものもある。

時には一息、こうしたもので気を抜くのもいいかもしれませんね。

Cell_雀/GEN MUTO'S Home Page
Excel2010にも完全対応の最新版。その上、冴子先生復活モードなんてのも搭載。Excel2000以降で利用可能。マクロを利用したプログラムについても様々な情報が掲載されています。
DEX-EV/影倉庫
こちらもマクロを利用した本格的なシューティングゲームです。この他、こちらでもExcelのマクロを利用したプログラミングについても紹介されています。
VBAアクションゲーム? Excel(エクセル)で動かそう!
とにかくいろんなゲームへのリンクが貼られています。ゲームばかりではなく、ちょっとしたお仕事でも活用出来そうなマクロやアドインなども紹介されています。
Excelゲーセン クラシックアーケードゲーム館

改めて探してみるといろいろ。こうしたゲームを通じて、VBAという新たな世界を覗いてみるのもおもしろいかもしれませんね。


<参照>
米MSが「Excelで遊べるゲーム」を無料公開中/PConline
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2010年07月12日

テキストボックス内の設定でフォントを日本語と英数で指定できるようになった

Excel2003まででは、セルの書式設定やテキストボックスの書式設定を開いて、フォントタブなどを開いてもフォント名の指定は1つのみ。ワードのように、日本語用と英数字用で指定を変えるということはできませんでした。

Excel2003の画面1Excel2003の画面2

これがExcel2007からは、テキストボックスなどの一部で、英数字用のフォントと日本語用のフォントを別個に設定したり、文字幅と間隔を設定したりとより詳細な設定が可能になっています。この他にも、ワードアートでのフォント設定、図形にテキストを追加した際のフォント設定といった部分でも指定が可能になっています。

Excel2007の画面1Excel2007の画面2Excel2007の画面3

ただしさすがに、ワープロではないので、通常のセル内でのフォント設定については従来どおりです。
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2010年07月06日

TABキーを押すとセルが一気に数列移動してしまう

通常Excelで、セルを移動する際、既定値では、エンターキーを押せば下に、TABキーを押せば右に1つずつ移動していきます。もちろん上下左右の矢印キーで移動する分には全く問題なく動作するのに、TABキーでは、一気に列が飛んでしまう。たとえばA列がアクティブだったのにTABキーを一度押すとR列がアクティブになり、もう一度押すと、AI列がアクティブになるといった具合に1画面ずつ移動するようになります。
Excel2003の例
これは、Excelのバージョンを問わず、"Lotus 1-2-3 形式のキー操作" にチェックが入っているとこうした症状になります。

こちらにチェックを入れておくと、
Shift + TAB
(または Ctrl + ←) : 1画面左に移動
TAB または Ctrl + → : 1画面右に移動
Ctrl + PageDown    : 同じブックの次のシートに移動
Ctrl + PageUp     : 同じブックの前のシートに移動
Home           : シートの先頭セル(左上隅のセル)に移動

このほかにもキー操作として、
キー操作           配置先
' (一重引用符)      : 左詰め
" (二重引用符)      : 右詰め
^ (キャレット)      : 中央揃え
\ (円記号)        : 繰り返し

といったことが可能になります。もちろんわかって利用している人にとっては必要な機能なのかもしれませんね。
ですが、こうしたLotus 1-2-3ユーザーのための互換オプション機能。最近じゃLotus 1-2-3を使っている人の方が少ないはず。Excelしか利用したこともないのにいきなり、TABキーを押したら一画面分右に列が移動してしまったという場合には、上記の設定を一度見直してみてください。


<参照>
Lotus 1-2-3 のキー操作に対応する Excel のキー操作
  
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2010年06月15日

Excelの計算式を見やすくする

ALT+Enterでセル内改行ができるのは周知のことですが、これが計算式でも利用可能ってことはあまり知られていないんじゃないかな?
いつも参考にさせていただいているモーグのHPでこんな事例を見つけましたので、
ご紹介させていただきます。

Excelを使用していて、セルに計算式を挿入。さほど長くない計算式であれば、さほど気になりませんが、長くなれば長くなるほど計算式は見づらく、理解にしくくなる。
そこで、これを見やすく改行を入れたりできないものか?

実は、セル内での改行の際に、ALT+ENTER で改行できますが、数式にもこれが利用できます。ただし、改行する場所がポイントに。

つまりどこでも改行していいわけではなく、

1.引数を区切るカンマ(,)の後ろ
2.演算子の前

といった場所。こうした場所で、ALT+Enterで改行する分には、計算式もちゃんと機能して問題なくご利用いただけます。


<参照>
長い数式において改行を行い、見やすく入力する/moug
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2010年05月24日

Excel2007の仕様変更となった点を確認する

いまさらですが、これまでもいくつか個別に取り上げてましたが、Excel2007が、Excel2003から変わった点(仕様が変更された点)について確認できるホワイトペーパーをご紹介いたします。

グラフの塗りつぶしの部分でパターンが利用できなくなったことなどこちらのホワイトペーパーでも確認ができます。

* ちなみにこの塗りつぶしでのパターンの利用は、今回発表されたExcel2010ではまた利用できるように復活しています。


<参照>
Excel 2007 に移行する (ホワイト ペーパー)

* ちなみにOffice2010については以下のところに同様にホワイトペーパーがありますので、ご参考になってみてください。

Excel 2010 での変更点
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2010年05月15日

Excelでデータベース

MSの商品郡で言えば、Excelは表計算、Accessがデータベースというくくりではありますが、当然のことながら、昔からExcelでもある程度データベース的な利用は可能になっています。
ただ実際にExcelでデータベースを作ってみると、どうつくったらいいのか? どんな要領で作成していったらいいのか? なかなか慣れない人にとっては、苦労するところ。

そんなときにネットで探してみると結構いろいろでてくるもので、ちょっと勉強すればできそうなものから、市販の製品に劣らないような機能を持ったようなものまでいろいろ。

今回ご紹介するサイトも、会計システムから、家計簿、人事管理、顧客管理などExcelやAccessで利用できるものをフリーあるいはシェアウェアとして提供しています。

(一例)
Inage式会計帳簿: 史上最強のエクセル会計帳簿
Inageのエクセル家計簿: 毎月の収入・経費の推移をグラフでも確認できる
CD&DVD管理データベース:趣味でも利用できるソフト。操作も簡単
エクセル日記:デジカメ写真なども取り込める機能もついています
汎用名簿:当然はがきや封筒への印刷機能もついてます

もちろん今回ご紹介したサイト以外にもいろいろネットで探すとでてくるはず。フリーで利用できるものの利点は気兼ねなく試せるところ。いろいろ試してみて、"これぞ!"って思えるようなものを見つけてみてください。

* 今回なぜこのサイトを見つけたのか? いつものように"moug"を見ていたら、"キャバレー顧客管理システム"なんていうExcelを利用したデータベースを紹介しているのを発見。
こんな業界向けにもフリーのものがあるんだな?と感心してしまった次第で、実のところそこから該当のサイトに行ってみるといろいろフリーでご提供されていらっしゃったということで、今回ご紹介させていただきました。

また今回私が参照させていただいたmougにもさまざまなものが紹介されていますので、興味のある方はそちらもご参考ください。


<参照>
エクセル工房のお役立ちソフト/Excel工房 Inage
フリーソフト/moug
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2010年05月07日

離れたセルを選択する

Excelを利用して複数の離れたセルを選択する際に利用するのが、Ctrlキー。Ctrlキーを押しながらドラッグしたり、クリックしたり。
この操作をもっと簡単に、毎度毎度Ctrlキーを押さなくていい方法があるんですね。

それが今回ご紹介する "Shiftキー + F8"。
範囲選択の前に、Shift+F8 として、後は普通に必要なセルをドラッグするだけ。全部選択が終わったら、セル範囲の追加選択の機能をESCキーで解除。

Excel2003の画面1 Excel2003の画面2

Shift+F8 をするとステータスバー右下に "ADD" と表示されます。これがセル範囲の追加選択の機能がONになっている状態。ちなみに、Excel2007では、"選択範囲の拡張" と表示されます。

Excel2007の画面1 Excel2007の画面2

範囲選択がいっそう便利になりますよ。是非一度お試しください。



<参照>
[Ctrl]キーを使わずに離れたセル範囲を選択する/moug
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2010年05月05日

図形の効果が設定通りに印刷されないことがある【EX2007/PP2007】

先日Word2007でオートシェイプにグラデーションと透過性を設定、画面上はちゃんと設定通りになっているのに、実際に印刷してみるとそうした効果が全く反映されないという件を取り上げた際に調べていたら、Excel2007やPowerPoint2007にも似たような事例があることが判明。

Word2007の場合にも現時点では、特に修正プログラムの配布はないようですが、今回のExcelやPowerPointのケースも同様で、現時点では回避策は提示されているものの、修正プログラムなどの配布はないようです。

なお、今回ご紹介しているExcel2007およびPowerPoint2007の事例は、"2007 Microsoft Office System Service Pack2(SP2)"を適用しているもので、この症状が確認されており、"Oart.dll"のバージョンが、"12.0.6425.1000"以降である場合に発生するもののようです。

一応マイクロソフトが回避策として提示しているのは、
1)XPS形式で出力し、その出力結果を印刷する
2) PostScriptプリンタを利用して印刷する
の2通りになります。

MSのサイトには、再現方法などもでておりますので、詳細は以下のリンクより直接アクセスの上ご確認ください。


<参照>
Office 2007 Service Pack 2 を適用後に Excel 2007 および PowerPoint 2007 で特定の設定をした図形を印刷すると、図形の効果が設定どおりに出力されない場合がある

Word 2007 のオートシェイプに [グラデーション] と [透過性] の両方を設定しても印刷すると透過しない
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2010年04月14日

ダブルクリックでオートフィル

Excelを利用していて、数式などをコピーしたりする際に利用するオートフィルという機能。
通常は、選択したセルの右下のフィルハンドルに合わせて左ボタンを押したままドラッグするというのが一般的。まぁまれな例としては右ボタンを押したままドラッグするって言う方法もあります。

でもこれが実は多少制約はあるものの、ダブルクリックでも可能だったんですね。いまさらなんですけどね。ダブルクリックでオートフィルになるなんてことに、いまさらに気がつきました...

・列方向にのみ可能(行方向では利用できません)であること
・隣接したセルにデータが入力されている必要があること

単純な表組みを作成して計算式を列方向にコピーしたいなんていうケースにはドラッグするよりは楽かもしれませんね。

また隣接したセルに値が入っていれば、連番入力などもダブルクリックで可能になります。
普段使っていても知らない使い方。いろいろあるもんです。


<参照>
オートフィルをダブルクリックで行う/インストラクターのネタ帳
オートフィルとは/tech.kayac.com
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2010年04月09日

一行おきの合計を出す/Excel

おぉ...便利と思ってしまったのでこちらでも紹介いたします。

一行おきに入力されたデータの合計を出す方法。以下のサイトでも紹介しているように、数が少なければ、SUM関数を使って、セルを選択する際に、Ctrlキーを押しながらセルを選択していけばいいのですが、数が多くなればそんなこともやってられません。

でIF関数、MOD関数、ROW関数の合わせた配列数式にする方法が登場ってことです。前回Excel2007から加わった関数について取り上げましたが、こんな関数関連の便利だな?と思われるようなTIPも時々取り上げてみようかと思います。

さて具体的にはどんな数式になるか?といえば、

=SUM(IF(MOD(ROW(データ範囲),2)=余り),データ範囲, "")

というもの。ですがポイントは、数式の入力ができたら、CTRL+SHIFT+ENTER にて確定をすること。これをすると、数式バーには、数式が、

{=SUM(IF(MOD(ROW(データ範囲),2)=余り),データ範囲, "")}

という表示になります。つまりこの操作で配列数式にする必要があるわけですね。

また、"余り"のところに入る値は、

偶数行の合計値を求める時: 0
奇数行の合計値を求める時: 1

のいずれかが入ることになります。

今回参考にさせていただいた moug というサイト。他にもさまざまな テクニックを紹介していますので、ご興味のある方はご参照ください。


<参照>
一行おきに合計する/mougモーグ
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2010年04月07日

レジストリポリシー設定によってブロックされる【EXL2003/2007】

Excelでファイルを開こうとすると "レジストリ ポリシー設定によってブロックされている種類のファイルを開こうとしています" と表示されて開けないケースがあるようです。

Excel2003/2007でおきるもののようで、特定の拡張子を持つデータについて、制限されているために開けないというもの。たとえば、Excel2003では、ファイル>開く にて、Lotus123で作成されたデータなども開けたものの、これを開こうとしてこうしたメッセージがでて開けないことがあるようです。

その要因は、Microsoft Update などによって、ServicePack3があたってバージョンアップしたり、"更新プログラム 933666" が当たって事で、ファイルを保存する機能や開く機能を管理者がブロックできるようになったことが要因。

開けるようにするには、レジストリの修正によって、制限を解除してあげる必要があるようです。
詳細は以下のサイトをご参考の上、修正をお試しください。

ちなみに、Excel2007ではもとから、 ファイル>開く という形でLotus123で作成されたファイルを開くことはできません。データタブ>外部データの取り込み "既存の接続">参照 として呼び出す形になります。


<参照>
Excel 2007 または Excel 2003 でレジストリ ポリシー設定によりブロックされている種類のファイルを開くと、エラー メッセージが表示される
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2010年04月05日

Excel2007から追加された関数

Excel2007が登場してしばらくたちますので、すでにご存知の方も多いと思いますが、Excel2003までにはなかった新しいワークシート関数が登場しています。

SUMIFやCOUNTIFなどの条件にあったデータの合計や、データ数を計算する関数は、複数条件に対応できなかったため、皆さんいろんな工夫をして対応していました。
が、これがExcel2007からは標準で搭載されているのです。たとえば、それが "sumifs" "countifs" といった関数。

今回、この他にも averageifやら、averageifs、さらには iferror などが追加されています。
特にこの中でも汎用性が高いと思われるのが、averageif、averageifs、sumifs、countifs、iferrorあたりの関数たち。

複数条件に見合ったデータの合計、データ数、平均を出す機会は意外に多いでしょうからね。
以前はこんなことができなくて、複数条件に見合ったデータ件数を調べるのに、SUMPRODUCT関数なんか使って長々とやった記憶があります。便利になったもんです。
引数もわりとすっきりしています。ぜひご確認になってみてください。

sumifs関数の例:

=sumifs(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,[条件範囲2,条件2],[条件範囲3,条件3]...)


でさらに追加情報ですが、一例としてExcel2003でSUMIFS関数をやってしまおうというようなサイトもございましたので、参考まで。

Excel2003でSUMIFSを実現/エクセル術


<参照>
魅力的な新ワークシート関数(第4回)/PConline

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2010年03月18日

2010年3月のセキュリティ情報で提供された修正プログラム

先週、WindowsUpdateにて配信されたセキュリティ修正プログラム。今回提供された修正プログラムには、ExcelやWindowsムービーメーカーが対象。

ただし、ここで問題なのが、Excel。今回の修正プログラム実のところExcelの広範囲にわたってかかわってくる点。Excel2002/2003/2007だけでなく、Mac版の、Excel2004/2008。他に、ExcelViewerや、MAC版のOpen XML File Format Converter、Office2007ファイル形式用の互換機能パックなどなど。詳細は、以下のマイクロソフトのサイトを参考に必要なアップデートを確認してみてください。Windowsご利用の方は、WindowsUpdateやMicrosoftUpdateでも、更新プログラムの導入が可能ですが、MAC版の場合には、以下のMSのサイトのリンクをたどってプログラムをダウンロードしてインストールする必要があります。

修正プログラムが未適用の場合には、早めにご確認の上適用してみてください。


<参照>
Excelやムービーメーカーに脆弱性、ファイルを開くと被害の恐れ /ITpro
2010年3月のセキュリティ情報/マイクロソフト
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テキストボックス内のカーソルが反対に動く【EX2007】

Excel2002/2003で作成されたデータ内にテキストボックスがあるようなケースで発生するようです。これらの古いバージョンで作成されたExcelデータをExcel2007で開いて編集する際に、テキストボックス内のカーソルが逆に動くという現象が報告されています。

すでに修正プログラムは提供されていますので、Office2007SP2をあてれば改善するようです。

<参照>
Excel 2003 またはそれ以前のバージョンで作成したファイルを Excel 2007 で開き テキスト ボックス内を編集しようとするとカーソルが反対に移動する
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2010年02月20日

Excel2007の新機能/変更された機能/削除された機能

前回のリンクをたどっていただければちゃんと出ているのですが、前回のWord2007に続いて今回はExcel2007の機能についてのまとめ。(主に削除された機能を中心に)

・グラフ機能
複数のグラフに対するグラフの種類の変更:Excel2003までであれば、作成された複数のグラフを選択して一気にグラフの酒類を変更することができましたが、Excel2007からは個別でしか変更ができなくなりました。
この他にもグラフ作成での変更点はいくつかありますので、詳細は以下のグラフ作成での変更点をご参照ください。
・自然言語数式(NLF)の利用
聞きなれない言葉ですが、あまり使われないので、Excel2003などでは、標準ではOffの状態でしたが、Excel2007からはこの機能自体が削除されました。
"A1やR1C1のようなセル参照の代わりに行や列の項目名(ラベル)を使用して式を記述することができます。従来のように名前を定義する必要はありません。例えば、「距離」や「時間」のラベルを持つ表では、「速度」を求めるセルに「=距離/時間」と、自然な言葉で計算式を入力することができます。 "(以下のサイトより引用)
「Microsoft(R) Excel 97 for Windows(R)」日本語版3月28日(金)発売

その他、新機能、変更された機能、そして削除された機能の詳細は以下の、"Excel2007での変更点"をご参照ください。


<参照> 2012.01.29 更新
Excel 2007 での変更点
グラフ作成での変更点
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2010年02月10日

Excel2007のデータを上書き保存しようとしたら、共有違反となって上書きができない

Windows7の環境のもと、Excel2007をご利用の際、発生するもののようです。理由はいろいろあるようですが、ウィルスバスター2010との関係でおきるものもあるようで、その場合には修正プログラムをあてることで改善するようです。

Windows 7環境でMicrosoft Excel使用時にファイルの保存ができない/トレンドマイクロ サポートページ

上記サイトから、お問い合わせの上修正プログラムのダウンロードを行ってみてください。

具体的にウィルスバスターのサポートに問い合わされた方が、以下のサイトで手順もご紹介されていましたので、参考まで。

excel2007 共有違反/ZD Net Japan

おそらくそれ以外にもおきているパターンがあるようですが、そちらについては随時確認次第また公開させていただきます。
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2010年02月04日

セルの書式設定からユーザー定義を開いても、"G/標準"という項目が見当たらない

Excelでセルの書式設定ダイアログを開いて、表示形式のところから、ユーザー定義を開いた時、通常は、"G/標準" という項目が一番上に表示されます。
表示方法が変わっている例正常に表示されている例
ただしこれが画像のように表示されなくなってしまうことがあります。これはExcelというよりWindowsの設定によるもの。Excelは、日付情報や通貨情報などの一部の地域情報はWindowsの設定からデータを取得するようになっている関係上、Windows自体の地域情報が変わってしまうと、今回のように表示が変わってしまいます。

この場合、以下の方法で地域オプションを変更します。

<WindowsXPの場合>
地域オプションダイアログ
1) スタート>コントロールパネル>日付、時刻、地域と言語のオプション>数値、日付、時刻の形式を変更する とクリックします

2) 標準と形式の"使う言語を選び、〜" のところの言語が日本語以外のものになっていた場合に、こちらを "日本語" に変更しOKで閉じます。

* ここの説明に、"プログラムが数値、通貨、日付および時刻を表示する形式に影響を及ぼします"とあるように、Excel以外にも、Accessもそうですし、普段画像のキャプチャーリングで利用しているGIMPというソフトもここを参照しているらしく表示が変わるようでした。

OSにより多少地域のオプション設定までのたどり着き方が違いますが、以下のサイトもご参考になってみてください。

ようこそダイアログ内の項目が文字化けします/IBM

質問内容は今回のものとは異なりますが、OS毎に地域のオプションまでのたどり方が表示されていますので参考になるかと思います。
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2010年01月20日

行を基準に並び替える

通常の並び替えならこんな感じです通常データの並び替えを行う場合、列項目を基準に並び替えを行うのが一般的。これを今回行項目を基準に並び替えもできますよという便利な方法が紹介されていましたので、実際に試して見ました。
サンプルデータは、同じパターンのもので、ひとつは、列ごとに項目を表示させ、もうひとつは行ごとに項目を表示させるという方法で試してみました。

Excel2003まででは、列数が256列に限られるため、こうした表を行を基準に作成することはあまりないと思われますが今回は比較のために同じ項目で試しました。
集計表などを作成、集計項目が追加になったケースなどでは、こうして後で追加したものをコード順に並び替えるなどといった遣い方などでは、使えるのかもしれませんね。

並び替えダイアログ並び替えオプションダイアログ設定後

<手 順>
1) データ>並び替え と開いて、"オプション" をクリックします
2) "並び替えオプション"ダイアログの"方向"のところを、"列単位"に変更しOKをクリック
3) "最優先されるキー"のところに、"行1"と表示されるのを確認して、OKをクリックします
*今回のサンプルデータでは、日付(1行目)を基準に並び替えました

<参照>
行方向に並べ替えを行う/即効テクニック(mougモーグ)

今回参考にさせていただいた "moug"。他にもさまざまなTIPやFAQなど役立つ情報が紹介されていますので、ぜひご参考になってみてください。

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2009年11月18日

計算式をドラッグしても計算されない

Excelを利用して数式を作成、ドラッグして数式をコピーしたはずなのに、ワークシート上には、コピー元の数値と同じ値がコピーされているだけで正しい結果が反映されていない。そんなご経験ありませんか?

Excel2003の画面1

これは、オプションの設定で計算方法が自動になっていないため、ドラッグでコピーされて、数式はコピーされたものの、その数式が実行されていないために起きるものです。

以下のところを確認してみましょう

オプションダイアログボックス

1)ツール>オプション>計算方法タブ を開きます
2)"計算方法"のところが、"手動"になっていたら、"自動"に
変更し、OKで閉じます


またちょっと事象は異なりますが、ドラッグしようにもドラッグできない様な場合には、

1)ツール>オプション>編集タブ と開いて
2)"設定"にある"ドラッグ アンド ドロップ編集を行う"のチェックが外れているはずなので、チェックを入れて、OKで閉じます

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2009年11月13日

重複するデータを省いてカウントする

久々に便利だな?と思ったので、紹介いたします。カウント関数などで、リストの中のデータ件数をカウントする場合、通常count関数やcountA関数では単純にカウントしてしまいますのでだぶった分もカウントされてしまいます。

そこで、配列関数(SUMPRODUCT関数)を利用します。
実際にサンプルデータを作成してやって見た例が以下のとおり。
Excel2003の画面
今回参照させていただいたサイトには、他にもピボットテーブルやらCountif飲みで行くような方法も紹介されていますが、Sumproduct関数とCountif関数の合わせ技、結構スマートですね。

<参照>
リストから重複するデータをはぶいた件数(個数)をカウントする/おっルーム より
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2009年09月03日

Excel2010でのグラフの塗りつぶしパターン

Excel2010でグラフを作成した時の画面Excel2007で、利用できなくなったグラフの塗りつぶしパターンですが、現在公開されているのはまだ、TechnicalPreview版ではありますが、この段階では、Excel2010からは再度利用できるように変わっているようです。

Excel2007では、基本的に設定がなくなってしまっていたので、マクロを組んでいくぐらいしか方法がありませんでしたが、再度利用できるようになって多少は使いやすくなったと言えるのかな?

引き続き時間を見てその他の機能について確認していきたいと思います。
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2009年07月09日

ページレイアウトビューで、画像が小さくなる【EX2007】

Excel2007で発生する症状のようです。

幅自体は設定した値で表示あるいは印刷されるようですが、高さについては、設定している値より小さくなってしまうようです。

以下のリンク先にある方法で再現も可能ですが、現状ではマイクロソフトも調査中とのこと。
仮にこちらの症状でお困りの場合には、お待ちいただくぐらいしかなさそうです。

Excel 2007 のページレイアウト ビューで、挿入した画像が縦方向に小さく表示、および印刷される
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2009年06月19日

最後のページに挿入した画像が正しく印刷されない【EX2007】

今回ご紹介するのも、原因としてはServicePack2適用が要因。

具体的にどんな現象か?というと、Excel2007のワークシート上に挿入された画像が仮に印刷される最後のページに配置されているような場合、挿入した画像の一部がプレビュー上でも表示されず、また印刷しても一部が印刷されないということが起きるようです。
ただし使用しているプリンターの機種や解像度の設定によってはそうした現象がおきないこともあるようなので、必ずしも起きるものでもないようです。

MSサイドも現在調査中とのことですが、現状では改ページプレビューなどの表示にした上で図形を印刷可能な範囲までずらすぐらいしかないようです。

<参照>
Office 2007 SP2 を適用後の Excel 2007 で、最終ページに挿入した画像が正しく印刷されない場合がある

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2009年06月13日

挿入された図形オブジェクトの大きさが変わってしまう

互換モードで保存されているExcelデータをExcel2007で開いた際に起きる不具合のようです。
互換モードでの保存直後
実際再現手順に基づいて試してみましたが、挿入された図形オブジェクトが保存したときのサイズよりも大きくなって、さらに場所もちょこっとずれてしまいました。
上書き保存したあとは確かにオブジェクトが大きくなってました
以下のサイトにもありますが、互換モードで保存されたデータを、表示倍率の異なるシートを一度もアクティブにせずに、そのまま上書き保存するとおきるもので、Excel2007形式で保存している場合にはおきない現象のようです。


<参照>
Excel 2007 で表示倍率を変更している Excel 97-2003 ブック形式のファイルを開き上書き保存すると、図形オブジェクトの表示倍率がリセットされる場合がある
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