2023年09月04日
Excel に Python がやってきた
2023年08月22日
数式バーの新機能.... 等幅フォントに変わる!
2023年08月13日
"手動計算モード" がちょっと変わる!
2023年07月06日
Excel で、セル内に直接画像データを配置・固定できるようになる
2023年06月24日
ピボットテーブルがより視覚的に!
- Windows版:Ver.2307 (ビルド16609.20000) またはそれ以降
- Mac版:Ver.16.74 (ビルド23060401) またはそれ以降
2023年06月06日
先頭の "0" が削除されなくなる! 〜 やっと登場? Automatic Data Conversion
- 先頭のゼロを削除して数値を変換する(Z)
- ロング数値の最初の15桁を保持し、科学的配数法で表示する(I)
- 文字 "E" を囲む数字を科学的配数法に基づく数値に変換する(E)
- .csv ファイルまたは同類のファイルを読み込む際に自動データ変換があれば通知する(N)
2023年03月25日
数式アシスタントカードで関数入力のエラーを軽減
- 説明:関数の説明
- 例:引数を設定した場合の一例と説明
- 検索値
- 範囲
- 列番号
- 検索方法
2023年03月02日
XLL アドインは既定でブロックされます
2023年02月23日
IMAGE 関数を利用してセルに画像を挿入する Part 2
- Windows: Ver.2209(15608.10000)以降
- Mac: 16.65(Build 22080701)以降
- Web: October, 2022 以降
- iOS: Ver.2.65(22080701)以降
- Android: Ver.16.0.15608.10000 以降
- 画像ファイルがサポートされていない形式の場合
- sourceまたはalt_textが文字列でない場合
- サイズ設定が0〜3でない場合
- sizingが3でheightとwidthが空白か1より小さい値を含む場合
- sizingが0、1、または2で、widthまたはheightも指定されている場合
2023年02月03日
Excel の計算式の確認がより分かりやすくなる
Windows 版の場合には、このツールチップをオフにする場合には、CTRL+ALT+Pキーで機能のオン/オフを切り替えることができます。
- 範囲または表の参照を含む数式で、参照を選択。ツールチップに参照されたセルの値が表示されます。
- 1 つまたは複数の関数を含む数式の編集時、関数の括弧内にカーソルを置くと、構文ツールチップが表示されます。
- そしてそこからさらに構文内のパラメータ名のいずれかをクリックして、数式のその部分を選択します。
- 評価できない数式の一部を選択した場合、ツールチップは表示されません。例えば、参照の一部やパラメーターの一部だけを選択した場合、ツールチップは表示されません。
- セル値の一部として計算されない数式の一部には、ツールチップが表示される可能性があります。例えば、数式が「=101+201」の場合、1+20を選択すると、数式全体の計算には関係ない部分でも、21と表示されるツールチップが表示される可能性があります。
- ツールチップが必要な部分を覆っている場合や、別の場所に配置したい場合は、ツールチップを移動させることができます。
- Windows: Ver.2302 (ビルド16116.20000) 以降
- Mac: Ver.16. 70 (ビルド230116) 以降
2022年12月27日
IMAGE 関数で画像を挿入する
- サイズのところで、"0" や "1" を選択した場合には、幅や高さは省略します。
- 仮に、"0" や "1" を選択した際に、"高さ" や "幅" を指定すると "#VALUE!" というエラーになります。
- 2" を選択して、サイズを指定する場合には、"高さ" と "幅" の両方を指定しないと "#VALUE!" というエラーになります。
- Excel for the web 2022/12/22
- Excel for Windows ver.2211(ビルド15831.20190)以降
- Excel for mac ver.16.67(ビルド22102900)以降
2022年10月14日
Ctrl + Shift + "V" が Excel で利用可能になります
- Ctrl + C:コピー
- Ctrl + V:貼り付け
「In response to many requests from Excel fans, we are adding a new keyboard shortcut to make it easier to paste plain text or paste values. You’ll now be able to do this simply by pressing Ctrl+Shift+V on your keyboard.」
Features are released over some time to ensure things are working smoothly. We highlight features that you may not have because they’re slowly releasing to larger numbers of Insiders. Sometimes we remove elements to further improve them based on your feedback. Though this is rare, we also reserve the option to pull a feature entirely out of the product, even if you, as an Insider, have had the opportunity to try it.
2022年09月23日
Excel のデータシートのパフォーマンスチェックをする【Excel for the web】
2022年08月31日
Excel for Mac で、クエリデータ読み込みの際のオプション機能が追加
- テーブル:クエリデータがワークシートに取り込まれます
- ピボットテーブル: クエリデータからPivotTableが作成されます
- ピボットチャート:データからピボットチャートが作成されます
- 接続のみ:接続は作成されますが、ワークシートには何も追加されません
この接続は、後で他のクエリで使用することができます
2022年08月26日
IMAGE 関数を利用してセルに画像を挿入する
- 0:画像をセルにはめ込み、アスペクト比を維持します
- 1:セル内を画像で埋め尽くし、そのアスペクト比は無視されます
- 2:元画像のサイズを維持するものの、セルの境界を越えることがあります
- 3:高さと幅を使用して画像サイズをカスタマイズします
- 使用している画像ファイルのURLが、認証を必要とするサイトの場合、画像はレンダリングされません。
- セル内のイメージでズームイン・ズームアウトすると、イメージが歪むことがあります。
- Windows と Mac などのプラットフォーム間を移動すると、画像のレンダリングが不規則になることがあります。
- Windows: Ver.2209 (ビルド15608.10000) 以降
- Mac: Ver.16.65 (Build 22080701) 以降
- iOS: Ver.2.65 (Build 22080701) 以降
- Android: Ver.16.0.15608.10000 以降
2022年08月14日
Excel で csv ファイルを開いた際に表示された「データ損失の可能性」という警告を再表示する
- Windows 10 21H2(Build19044.1889)
- Excel for Microsoft 365 Ver.2207(Build15427.20210)
- Excelを起動し、ファイル>オプション とクリックして、Excel のオプションダイアログを表示します
- トラストセンター(左ペイン) > トラストセンターの設定(右ペイン)をクリックして開きます
- トラストセンターのダイアログが開いたら、左ペインの "メッセージバー" を開いて設定を変更します
2022年08月09日
テキスト操作 と 配列 に関する関数が Office Insider Current Channel(Previw) の Mac 版 Excel に追加
- TEXTBEFORE
- TEXTAFTER
- TEXTSPLIT
- EXPAND
- TAKE
- DROP
- VSTACK
- HSTACK
- CHOOSEROWS
- CHOOSECOLS
- TOROW
- TOCOL
- WRAPROWS
- WRAPCOLS
2022年07月30日
今後 提供予定の Excel の新機能
2022年07月27日
VBAを含んだシートを開くと「&H80004005(-2147467259)エラーを特定できません」というエラーが表示されて開けない
上記のサイトを参照の上、Office 製品をロールバックします。この際、バージョンとしては、Ver.2205 まで戻す必要があるようなので、
16.0.15225.20288
とすれば、2022年6月14日に提供された Ver.2205(Build15225.20288)まで戻せるはずです。
戻しても、そのままだと、また自動更新がかかってしまいますから、しばらくは、ファイル>アカウント と開いて、更新を無効にしておく必要があります。
「現在のチャネルのリリース ノート」をご覧いただくとおわかりいただけるように、この間に提供されている更新プログラムも様々な既知の問題が修正されています。またセキュリティの問題の修正なども含まれています。なのであくまでも一時的な回避策とご理解ください。
なのでこちらを無効にしたままというのも問題。すでにひと月以上たってはいますが、数週間後に修復ができているかなどを Microsoft コミュニティの掲示板などで確認してみて、修正プログラムがすでに提供されているようであれば、再度自動更新を "有効" にして最新状態にしてご利用いただくことをお勧めいたします。
2022年06月23日
日付を入れてもシリアル値で表示されてしまう
- Excel を起動します
- ファイル > オプション と開いて、"Excelのオプション" ダイアログを表示します
- 左ペインの "詳細設定" をクリックします
- 右ペインの "次のシートで作業するときの表示設定" にある "計算結果の代わりに数式をセルに表示する"が "オン" になっていたら、クリックしてチェックを外して "オフ" に変更し、"OK" をクリックして閉じます
2022年03月30日
Excel for Mac にナビゲーションペインが追加
2022年03月26日
Excel/Excel for the web の新機能
- TEXTBEFORE:文字を区切る前のテキストを返します
- TEXTAFTER:文字を区切った後のテキストを返します
- TEXTSPLIT:区切り文字を使用してテキストを行または列に分割しま
- VSTACK:選択されたデータ配列を垂直方向に配置してくれます
- HSTACK:選択されたデータ配列を水平方向に配置してくれます
- TOROW:配列を1行に配置しなおします
- TOCOL:配列を1つの列に配置しなおします
- WRAPROWS:行配列を2D配列にラップします
- WRAPCOLS:列配列を2D配列にラップします
- TAKE:配列の開始または終了から行または列を返します
- DROP:配列の開始または終了から行または列を削除します
- CHOOSEROWS:配列から指定された行を返します
- CHOOSECOLS:指定された列を配列から返します
- EXPAND:配列を指定された次元に拡張します
- 新しい条件付きフォーマット
- 関数ライブラリ
- 新しいフィルターメニュー
- スライサーの挿入
- オンライン画像の挿入
2022年02月05日
コメントにハイパーリンクを追加する
- Windows Version 2110 (ビルド 14701.20210) またはそれ以降
- Mac Version 16.58 (ビルド 22010904) またはそれ以降
- 2022/02/03 Speed up data entry and validation with AutoComplete for dropdown lists in Excel for Windows
- 2022/02/01 Better insights from Analyze Data feature in Excel
2021年11月28日
rand 関数
-- Excel でも乱数を表示させる代表的な関数:
-- randbetween 関数と何が異なるのか?:
【rand関数の活用法】
今回ご紹介している rand 関数、そして以前にご紹介した randbetween 関数は、Windows でも、Macでも、さらには、Excel for the web でも利用可能な関数です。
2021年11月13日
入力規則のダイアログに、"日本語入力" タブがない!
2021年11月12日
Excel for Mac に、”すべて検索” 機能が追加される!
2021年11月10日
PHONETIC関数がない!
2021年07月21日
Mac 版 Excel の "名前の定義" がより使いやすくなります
2021年07月08日
ランダムな数値を表示してくれる RANDBETWEEN関数
2021年03月19日
Excel for the web で変更内容が確認できるようになりました
2020年07月22日
Excel for the web の最新情報
Web版のOfice製品は、その名称も変わってきています。例えば、出始めのころには、"Office Web Apps" 何ていういい方もしてましたが、その後、"Office Online" になり、現在は、"Office for the web" と呼ばれています。
さて今回注目してみたのは、この中の "Excel for the web"。Web版 Excel です。TechCommunity に、Excelチームが、どれだけ Web 版の Excel に力を注いでいるかが、投稿されております。FY20での目標として、"Customers can use our web app for all their work and should never feel they need to fall back to the rich client" と掲げられております。興味のある方は是非ご覧になってみてください。
2020年04月19日
Excel に加わった新しい機能 "クリックして追加"
2020年03月29日
"画像からのデータ" 挿入に対応。ただし課題もまだまだ
スマホやタブレットなどと異なり、カメラと連動させるということ自体が比較的少ないデスクトップ版の Office なわけなのですが、画像として保存されたデータを読み込んでの利用が可能になっています。
もちろん編集のところで修正すればきちんと取り込めます。但し数が多いとこの作業も大変ですよね?
2020年01月18日
1月に配信された更新プログラムの影響で、Excelの動きがおかしい 〜完結編
2020年01月17日
1月に配信された更新プログラムの影響で、Excelの動きがおかしい
2019年09月01日
新たな関数 "XLOOKUP" が登場!まずは、一部の Office Insider 向けに提供開始
2019年06月25日
Excel for mac(Office Insider Fast Ring) でファイルを開こうとすると応答しなくなる
<参照>
2019年06月11日
計算式は正しいのに、#VALUE! とエラーになる
2019年06月09日
撮影した写真の表を直接 Excel に取り込める新機能が iOS でも利用可能に
Bosnian
Croatian
Czech
Danish
Dutch
Finnish
French
German
Hungarian
Italian
Norwegian
Polish
Portuguese
Romanian
Serbian
Slovak
Slovenian
Spanish
Swedish
Turkish
2019年06月07日
Excel Online で、Pivot Chart が利用可能になりました
2019年06月05日
Excel for Mac で、Power Query の導入に向けてスタート!
2019年04月13日
Mac版 Excel、"令和" に対応
2019年01月05日
KB4461627 が原因で、Excel 2010 が動作を停止してしまう
【更新プログラムの削除】
2018年11月03日
FILTER、UNIQUE、そして SORT.... Excel for Mac に新しく追加された関数
今回、Mac 版 Insider Fast Ring の Excel 向けに提供が開始された関数は、
・FILTER:定義した条件に基づいてリストをフィルター処理
・UNIQUE:リストまたは範囲から一意の値を取得
・SORT:値のリストを並べ替える
といった3つの関数になります。
Office 365 サブスクライバーとして Office を利用するメリットの大きなものに、こうして新しい機能が随時提供されていくことがあげられます。Office Home & Business 2016 for Mac などの永続ライセンス版(買い切り版)にはない機能です。
今年の9月に開催された Microsoft Ignite 2018 での発表を受けて、Mac 版の Office Insider Fast Ring をご利用のMac 版 Excel 向けに提供されました。Windows 版については、まだ、Insider Fast Ring でも提供されておりません。
Microsoft Ignite 2018 にて発表された内容からすると、その他の関数(SORTBY、SEQUENCE、SINGLE、RANDARRAY)といったものについては、現時点ではまだのようですが、順次配信されるものと思われます。(2018/11/4更新)
これらの関数によって、必要なデータ行の抽出、不要データ行の自動削除、該当データの自動並べ替え、重複削除による集約用のキーの自動整列が可能になります。
同様に Microsoft Ignite 2018 で発表された AI を利用した "アイデア" の機能は、更に一つ前の、10月18日に提供された、 バージョン 16.19 (ビルド 181018) より利用が可能になっています。
2018年08月27日
Excel2016 for Mac での印刷時、先頭ページ番号の設定ができない
2018年03月30日
"=" を入力して関数を入れても何も候補が表示されない
本来、セルに "=" を入力して、関数などを入れると、オートコンプリートの機能によって、候補が表示されます。


ちょうど本来は、上記画像でいうと、左のようになるはずですが、これが右の画像のように何も表示されないことがあるということでした。
リリースノートの記事によれば、この場合、Excel の環境設定から、オートコンプリートの設定をするようにとあります。
1) メンニューバーの、Excel をクリックして、 環境設定を開きます

2) オートコンプリートをクリックします

3) "関数と名前付き範囲の入力でオートコンプリートオプションを表示する" にチェックを入れて オン にします

あとは一旦閉じて、Excel の画面に戻れば、通常は再起動などしなくても、設定は有効になっているはずで、きちんと表示されるようになるはずです。ただし表示されない場合には、再起動もお試しください。
この既知の問題ですが、本日 3/30 付けで配信された バージョン: 16.13.0(ビルド18032900) の段階で確認する限りでは最初から有効になっていましたので、特に情報として発信されておりませんので未確認ではありますが、今回の Update にて改善されているものかもしれません。
表示されない場合には、上記部分の確認と、最新状態への Update などをお試しの上、ご確認ください。
<参照>
・Excel 2016 for Mac – Release notes for Insider Fast builds
・Excel 2016 for Mac – Insider ファースト ビルドのリリース ノート
2017年10月19日
Excel 2016 for Mac Ver.16.6(17100100) の新しくなった機能
今回ご紹介するのは、Excel 2016 for Mac です。
メジャーアップデートとして10/2に配信されたのは、Ver.16.6(171001)。
Insider Fast版については、現在その後バージョンアップもあって、Ver.16.7(Build 171008)となっています。
1) 新機能および改善された機能:
・共同作業 - OneDriveとSharePointに格納されたブックを他のユーザーと同時に編集可能になりました。データは自動保存されます。クイック起動ツールバーには、自動保存のON/OFF機能が追加されました。 * O365サブスクライバー限定

・新しい機能 - 新しいIFS関数とSWITCH関数といった関数が利用できるようになりました。
* O365サブスクライバー限定

・ピボットテーブルをデータソースとして使用するグラフとの連携が向上 - ピボットテーブルを更新すると、グラフも更新されます。
・テーブルスライサー - スライサーを追加してテーブルをすばやくフィルターリングできるようになりました。
・新しいグラフの種類 - 箱ひげ図、じょうご、ヒストグラム、パレート、サンバースト、ツリーマップ、ウォーターフォールなどの新しいグラフが利用できるようになりました。
* O365サブスクライバー限定

・Visual Basic for Applications(VBA)を更新 - Windows Officeユーザーが利用できるメソッド、プロパティ、およびオブジェクトの一部が、Macでも動作するようになりました。
2) バグの修正:
・ページレイアウト表示でのパフォーマンスの向上
・特定の状況下でクラッシュする、あるいはフリーズする問題の修正
・CMD + A を含むショートカットキーに関する問題の修正 など
3) 既知の問題点:
現時点でわかっている既知の問題点ついていくつかご紹介します。
既知の問題:
・新しいブックにつけられる既定の名前が、以前の名前とは異なります。以前は "ワークシート1" でしたが、以降 "ブック1" になります。そのため、既定のファイル名を参照するスクリプトまたは VBA マクロを使用している場合、影響が出る可能性があります。
・多数のショートカット キーが期待どおりに動作しないことがあります。
・アプリケーションの起動に時間がかかることがあります。
など
一部のみのご紹介ですので詳細は、"Excel 2016 for Mac – Insider ファースト ビルドのリリース ノート" もご参照ください。
こうした既知の問題は、今後のアップデートで改善されていくものと思います。もちろん、今後広く一般のユーザーの方々が利用しだせば、また新たな問題が見つかるかもしれませんが、そのような場合にはぜひフィードバックして、不具合の修正に協力したいものですね。
<参照>
・Release notes for Insider Fast builds of Office 2016 for Mac
・Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
・Excel 2016 for Mac – Release notes for Insider Fast builds
・Excel 2016 for Mac – Insider ファースト ビルドのリリース ノート
・Excel 2016 for Mac のヘルプ
・Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?
2017年10月01日
Excelを起動しても、スタート画面が表示されない

* ファイル>オプション と開いて、基本設定にある "このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する" をオフにすると直接ワークシートが表示されるようになります。
ところが、Office 2016 C2R版のバージョン 1704(16.0.8067.xxxx) 以降の更新より、これが表示されず、また新規のワークシートも表示されることなく起動してくるという症状が発生しています。
これは、以下のケースで発生します。
・Office 2016 C2R版のバージョン 1704(16.0.8067.xxxx) 以降
・XLL形式のアドインが導入されている
【対処法】
この状態であっても、Excel は起動しますので、ファイル>新規作成 として、スタート画面を出していただければ利用可能です。
なおこちらの症状もすでにMicrosoft側では把握済みで対応を検討中のようです。
今後、"Japan Office Developer Support Blog" でも情報は更新されるはずです。
<参照>
・Excel 2016 バージョン 1704 以降で XLL 形式のアドインを組み込んだ場合の問題について/Japan Office Developer Support Blog
VBAの含まれたExcelデータを開くとエラーになる
以下の、"Japan Office Developer Support Blog" でも随時情報が更新されていますが、現在対応中で、現在のところ有効な修正プログラムはないため、以下のブログなどでも紹介されているように、コマンドプロンプトにより、バージョンを以前の状態に戻すぐらいしかありません。
先ほども書きましたが、既に対応中で、情報も随時更新されておりますので、"Japan Office Developer Support Blog" もご確認ください。
【暫定的な対処法】
1) コマンドプロンプトを管理者として実行し起動します
2) そして以下のコマンドをコピーして貼り付けます
"%programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun\officec2rclient.exe" /update user updatetoversion=16.0.8326.2107
3) バージョンが、Ver1707(ビルド 8326.2107) まで戻ります
4) その後、ファイル>アカウント と開いて、更新を停止しておきます。
* 停止しておかないと、自動更新されてまた利用できなくなってしまいます。
あくまでも暫定的な対処法です。こちらのブログでも随時情報を更新していく予定ですが、"Japan Office Developer Support Blog" も随時ご確認いただき、修正プログラムの配布が開始された場合には、自動更新を有効に戻して更新してください。
【2017/10/06更新】
以下のブログにもありますが、MonthlyChannel(月次チャンネル)および Insider Slowユーザーに向けて更新プログラムの提供が開始されたようです。
ファイル>アカウント>更新オプション と開いて、
"今すぐ更新" をクリックして、手動で更新してみてください。
<参照>
・Office 2016 バージョン 1708 以降で日本語の VBA モジュール名を含むファイルを開くとエラー/Japan Office Developer Support Blog
2017年09月19日
IFS関数やSWITCH関数など利用できない関数がある
そんな事例のご紹介です。
会社や、友達の PC にインストールされている Excel 2016 にはあるのに、自分の PC では利用できない。同じ Excel 2016 なのになぜ??
これまでにも取り上げていますが、まさに先日も以下のところで取り上げた以下の記事によるところです。
・2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office
つまり、サブスクライバーであるか? 否か?
** Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何? をご参照ください
タイトルで取り上げた、IFS関数、SWITCH関数に限らず結構あったりします。
比較的更新内容が一番わかりやすいのが、以下の "Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース" のページになります。
・Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
たとえば今回話題にしている IFS関数については、2016年2月に配信されている機能です。
Current Channelで、2016年2月16日バージョン 1601(ビルド 6568.2025) のところを見ると、Excelに追加された機能としてこの関数が紹介されています。
他にも、MAXIFS関数やMINIFS関数などいくつかあることがご覧いただけると思います。もちろん、この後もサブスクライバー向けには新しい機能が追加されています。
こうして、ここで紹介されている機能はすべてサブスクライバー向けのものになります。
以前にも取り上げましたが、
・Excel 2016 を単体で購入してインストールして利用している
・Office Home and Business 2016 (統合パッケージ)を利用している
・ボリュームライセンス版の Office Standard 2016 などを利用している など
といった場合には、こうした新機能は追加されません。
一般向けのものであれば、Office 365 Solo や Office Premiumシリーズ。法人向けののものであれば、Office 365 ProPlus をご利用のユーザーの皆さんのみ利用可能な機能になります。
参考までに、IFS関数のサポートページにいってみると、小さいですがちゃんと注意書きに、"注: この機能は、Office 365 サブスクリプションを購入しているユーザーのみが使用できます" とありますね。

・IFS 関数

上記のような MAXIFS関数なども同様ですね。
こうして機能の違いがいろいろなところで出てきますので紹介し切れませんが、同じ Word 2016、Excel 2016、PowerPoint 2016 であったとしてもこうした機能の違いがあることには注意したいですね。
【追加情報】
参考までに、Mac版の Excel 2016 の場合でも、この関数に対する対応もまた微妙に変わってきます。
今回ご紹介している、IFS関数や SWITCH関数 については、Mac版の Excel 2016 では対応していませんので、仮にサブスクライバー向けのものを利用していたとしても利用不可になります。
MAXIFS関数などは、Mac版の Excel 2016 でも対応していますが、当然ながら、サブスクライバー向けの新機能になりますので、
・Microsoft Office Home & Student 2016 for Mac
・Microsoft Office Home & Business 2016 for Mac
・Microsoft Office Mac Academic 2016
といった買い切り版の製品をご利用の場合には、やはり利用できない機能になります。
以前からも、Windows 版の Excel では利用できても、Mac 版の Excel では利用できない関数は多々ありますが、同じ Excel 2016 だとしても、Windowsか? Macか? によっても変わってきます。
一例:
・関数が機能しない
<参照>
・2つの Office 〜新機能が追加される Office と 新機能が追加されない Office
・Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース
・IFS 関数
・Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?