2008年02月24日

Silverlightプラグインのインストールがうまくいかない

"クロスブラウザ ・ クロスプラットフォームに対応する Web ブラウザのプラグイン" としてマイクロソフトが投入したWebブラウザのプラグイン。
詳細は以下にあるサイトを参考にしてください。

MicrosoftSilverlight
MSNデジタルライフ 〜Silverlight特集
ついに出る、Adobe Flashの対抗馬 - Microsoft Silverlight

さて、このプラグイン。Microsoft Updateなどでいざ導入してみようとしても、インストールがうまくできないというケースがあるようです。マイクロソフトのHPで、動作要件を確認しても.....

Microsft Silverlight System Requirements

上記のように、OSおよびPCのプロセッサ、実装メモリといったことぐらいしか情報として提供されていません。こうした要件をクリアしているにもかかわらず、"Microsoft Silverlight could not be installed on your computer" となって、インストールができないことがあります。その一例として、次のような事例がありました。ユーザが利用しているPCに搭載されているCPUがSSEに対応していないために、インストールできないケースです。

*SSE(Streaming SIMD Extensions)とは

SSEの詳細については上記のリンクを参考にしていただければわかると思いますが、CPUが対応している拡張命令セットのことで、OSというよりもCPUによって、対応しているものが変わります。

CPUとSSEとGPUとSM

AMDのCPUでいえば、AthlonやDuronを搭載しているもの、Intelで言えばPentiumIIIよりも前のものについては対応していません。当然こうしたCPUをつんでいるPCであっても、WindowsXPやWindows2000は動作しますが、Silverlightのインストール自体はうまくいかないようです。

Silverlightのフォーラム(英文)
CPU-Zの起動画面
何度やってもうまくインストールできないという方は、一度ご自身のPCのCPUについてご確認いただくといいかもしれません。
こうしたCPUの拡張命令セットがどこまで対応しているかを調査するようなフリーのツールもいろいろありますので、参考まで。

CPU-Z 1.44.1

* ちなみにこのツールはインストール作業を必要としないので不要になった場合にはフォルダごと削除すればOKです。




posted by クリック at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットワーク/インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック