US時間9月12日に公開された「Expanding model choice in Copilot with Grok」(Microsoft 365 Copilot Blog)によれば、これまで OpenAI のGPT、Anthropicの Claude に加え SpaceXAIの「Grok」が追加されることが明らかになりました。
今後、Microsoft Word、Excel、PowerPointでのMicrosoft Frontierプログラムを通じて、Grokモデルへのアクセスが展開されることになります。
〜 Copilot のマルチモデル戦略を強化:
Microsoft では単一モデルに依存せず、複数の AI モデルから選択できる環境を目指しています。今回の Grok の追加により、ユーザーはタスクや業務内容に応じて、これまで以上に最適なモデルの選択が可能になります。
〜 管理者による制御:
Grok の利用は既定では有効化されず、管理者の明示的な許可が必要となります。なので管理者は、利用対象ユーザーやグループを制限することも可能です。
〜 データ処理に関する注意:
Grok モデルは Microsoft 管理環境の外部でホストされる場合があります。利用時のデータ処理は Microsoft の通常の契約やデータ保護条件ではなく、SpaceXAI の利用規約やデータ処理契約が適用されることになります。
〜 既存利用者への影響:
管理者が有効化しない限り、既存の Copilot 利用環境には変更はありません。なので、現在のエージェントやワークフローはそのまま継続利用できます。
Microsoft としては、「Copilot」を「特定の AI モデルのフロントエンド」ではなく、複数の最先端 AI モデルを選択して利用できる統合プラットフォームへ進化させる方向に進んでいます。
単に「Grok」が使えるようになったということ以上に、Microsoft が Copilot を“マルチ LLM 基盤”として本格展開していることを示す発表と捉えていくことが重要。
今後はモデルの性能差だけでなく、データ保護、コンプライアンス、コスト、用途適性を考慮してモデルを選ぶ時代へと向かっていくんでしょうね。
<参照>
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