2026年09月09日

同じパスキーなのになぜログインできない? 保存先で変わる認証の仕組み

銀行や証券会社など、最近はいろんなところで、従来のパスワードから、パスキーへと移行しつつあります。パスキーの利用が必須になっているケースもちょくちょく見かけるようになりました。

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さてこの「パスキー」。実は、Windows の PC でパスキーを作成する場合、2通りのものがあります。そしてそれによって、せっかくパスキーを設定してもうまくログインできない... そんなケースがあります。


【2つのパスキー】

パスキーには、
  1. 端末保存型
  2. 同期型
があります。

どちらを利用してパスキーが作成されたかによって、作成したはいいものの、ログインができない... そんなトラブルが発生することがあります。いくつかの金融機関では、同期型ではなく、端末保存型のパスキーの作成が推奨されています。

-- 代表的な例:

保存先性質金融機関との相性
 Windows Hello端末保存型(デバイスバウンド寄り)◎
 Microsoft パスワードマネージャー同期型△
 Google Password Manager同期型△
 1Password など同期型△〜〇


【保存先と利用方法の違い】

2つのパスキーの違いは、その情報の保存先と利用方法の違いになります。例えば、「Chromeだから安心、Edgeだから危険」という意味ではなく、"同期型パスキー" か "Windows Hello型(ローカル保存)" かの違いということになります。

パスキーを推奨する側としては、端末を限定したいので、
  • Windows Hello
  • YubiKeyなどのセキュリティキー
を利用すれば、「どの認証器を使っているか」が比較的明確になります。

一方で、
  • Microsoft Password Manager
  • Google Password Manager
  • iCloudキーチェーン
  • 1Password
などといったものは「同期型パスキー」であり、複数デバイスへ同期される仕組みとなっています。
そのため金融系サービスでは、「同期型パスキーよりWindows Helloの方が検証しやすく、運用上も問題が少ない」という事情がどうも見え隠れしている感じです。この辺りはどこの金融機関も明言はしていないようです。楽天証券やらSBI証券などそうした背景もあってか? Windows Hello を使用した端末型パスキーの作成を推奨しているようです。

金融機関以外だと、どちらでも問題なくても、金融機関だったりするとうまくパスキーでログインができない... そんな場合には、このあたりの問題を確認してみて、端末保存型でパスキーを作成してみてください。

基本的にはご利用になる金融機関やサービスの指示に従って、どの方法を利用するといいのか?確認することをお勧めいたします。


<参照>




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