以前にも、「Word で「白紙の文書」を開くと、フォントサイズや行間が広い」という形で Word 起動時に表示される白紙の文書の仕様が変わったことをご紹介しました。「新しい Office のテーマ」とは書きましたが、2024年に公開された時のお話で、今からすれば別段「新しいoffice のテーマ」というわけでもありません。
この変更について、改めて取り上げてみたいと思います。
【これまでにも時々あったその仕様変更】
Word を起動し、「白紙の文書」を開いたときの仕様は、これまでにも何度か変わってきています。
-- 過去の既定フォント変更の歴史(Word):
Word 2007:MS 明朝 → 游明朝(Yu Mincho)
- Windows Vista / Office 2007 で游書体が標準搭載
- Word の既定フォントが MS 明朝から游明朝に変更
Word 2013〜2016:游明朝の改訂版(游明朝 + 游ゴシック)
- 既定テーマの刷新
- Normal.dotm の内部スタイルが変わる
Word 2023〜2024:Aptos(新 Office テーマ)
- 既定フォント Calibri → Aptos
- 既定フォントサイズ 11pt に統一
- 行間・段落後の余白が刷新
2024/8/25 に公開された「Office has a new default theme」の段階では、Office Insider Beta Channel ユーザー向けに展開がスタートしたわけですが、この記事ももとはさらにさかのぼって、2023年7月19日に公開されたものが更新されたものでした。
これ以降順次展開がスタートしていたわけです。
こうした Word の白紙テンプレートの変更は、「仕様変更」というよりもむしろ、「新しいテーマ」の導入に伴う変更というものと認識していかないといけないようですが、利用しているユーザー視点からすれば、「仕様変更」とも言わざるを得ないわけです。
【変更されたポイント】
昨今の Word の場合と、Word 2019 ぐらいまでの場合 と比較すると一目瞭然。Word を開いて、新規文書を選択し、「白紙の文書」をクリックして文字を打ってみると...
上記は、以前にもご紹介していますが、サンプルテキストを入力してみた例です。
これはフォントサイズ以外にも段落の設定の、
- 既定のフォントサイズ:11pt
- インデント:段落後 8pt
- 間隔:倍数 1.08
既定のフォントサイズとともにこの部分が変わったために行間が広がるようになったわけです。
なので、Word を起動する際に、呼び出す「白紙の文書」のテンプレートファイル「Normal.dotm」のこのあたりの設定を調整して上書きしてあげればいいわけです。
実際にはこれ以外にも変わったポイントがあるので、その詳細な手順や、その変わったポイントについては、「Word で「白紙の文書」を開くと、フォントサイズや行間が広い」をご参照ください。
Office 2019 などの古いバージョンから、Office 2024 などに乗り換えた皆さんが、いざ Word を起動して文章を入力しだしたら、「あれ?」ってなってしまうわけです。
不具合なわけでもなくいの、必要に応じてこのあたりの設定を見直してみてください。
<参照>
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