2026年08月01日

「systemstructuredquery.virtual.to:」がついて、検索が正しく機能しない

Outlook(classic)で、あて先を検索するとメールアドレスの先頭に「systemstructuredquery.virtual.to:」がついて、検索が正しく機能しないトラブルが一部の環境で発生しています。

Microsoft Q&A にて現在上がっているスレッドを整理してみました。


【対象製品】

現在この症状が確認されている対象製品は、次のものになります。
  • Outlook(classic)Ver.2606(20131.20154)
バージョンからすると「月次エンタープライズチャンネル」向けのもののようです。
ロールバックして「Ver.2606(20026.20166)」にすると、問題は発生しなかったとの報告もあるようです。


現在の法人向け製品の更新状況:
  • 最新チャンネル:Ver.2607 (ビルド 20228.20124)
  • 月次エンタープライズチャンネル:Ver.2605 (ビルド 20026.20236)
  • 半期エンタープライズチャンネル:Ver.2508 (ビルド 19127.20678)
  • 半期エンタープライズチャンネル(プレビュー):Ver.2502 (ビルド 18526.20546)
となっております。


【暫定的な対処法】

Microsoft Q&A に投稿されていたものからは、
  • Outlook(classic)をセーフモードで起動する
  • Windows Searchのサービスをいったん停止する
  • Office をロールバックして、一つ前などに戻す
といった方法が、現段階でできそうな有効な回避策のようです。


【要因と今後の対策】

今回のトラブルですが、すでに Microsoft Q&A に投稿されていた方が Microsoft のサポートに直接相談されて、その内容について公開されています。一般的には、検索インデックスの再構築などが対処法として紹介されている例も多いようですが、今回のトラブルについては、これでは解決しません。

20260801-1.png

その要因については整理してみると、日本語版 propsys.dll.mui において「宛先」という日本語ラベルが 2 つの異なるプロパティに重複割り当てされてしまったため、

英語版であれば:
Virtual.To → "To"
FileOperation.Destination → "Destination"
と明確に区別されているものに対して、

しかし日本語版では:
Virtual.To → 「宛先」
FileOperation.Destination → 「宛先」
と 同じ日本語ラベルが割り当てられてしまった。

その結果:
Outlook が「宛先」を検索しようとすると、
どちらのプロパティを使うべきか判別できず、誤って Virtual.To が露出する
つまり、内部タグである「systemstructuredquery.virtual.to:」がついて検索が正しく機能しないということになっているようです。

すでに開発部門へのフィードバックはされているようですが、日本語環境でのみ発生するものということもあり、プログラムに修正が入るのがいつになるかは未定。今後の更新などを通じて改善されるかどうか?確認してみる必要がありそうです。

法人ユーザーの一部環境で発生するものなので、一般ユーザーの方は問題ないはずですが、仮に同様のトラブルが発生している場合には、一時的な回避策などで対処してみてください。


【2026/08/07更新】

Microsoft Q&A にて正式な情報がUPされてましたのでご紹介させていただきます。


一応現時点での回避策も提示されていますので、ご参照ください。


<参照>




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posted by クリック at 20:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook/New Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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