もし毎度毎度、Excelを起動するたびに同じ書式設定やスタイルの指示をCopilotプロンプトに入力してお作業をしているのであれば、今回新たに公開されたワークブック・ルールを利用した作業の自動化は、あなたの業務の効率化に大きく貢献することになるかもしれません。
US時間6月16日に公開された「New ways to customize how Copilot edits your workbooks」によれば、Copilot in Excel に「パーソナライズ」と「ワークブックルール」が追加され、一般公開に向けて展開がスタートしていることが発表されました。
まずは Office Insider 向けに展開、今後数週間のうちに一般公開される予定のようです。
【Copilot のパーソナライズ化】
今回、新たに導入されるワークブックルールは、あなたの日常の作業を Copilot に覚えさせ、すべてのワークブックに適用する機能。
例えば普段Excelでこんな作業をしていたとしたら、Copilot による自動化が可能になるようです。
- 書式設定のパーソナライズ
・セルは結合しない
・チャートで赤を使わない
・通貨は小数なしの USD - 命名規則のカスタマイズ・テーブル名は 「tbl_」 で始める
・シート名は説明的に - 数式の書き方へのこだわり・セル範囲ではなく構造化参照を使う
- レポートスタイル・太字ヘッダー+小計の標準レイアウトといった構成を使用する
そんな作業がワークブック・ルールによって、毎度毎度プロンプトを実行せずとも Copilot に覚えさせることが可能になります。
【チーム全体で編集スタイルを統一化】
このワークブック・ルールは、特定のファイルに対して “このワークブックではこう編集する” という標準を設定して、ファイルを共有すると、他の人の Copilot も同じルールで動くようになります。
-- 特徴:
- ルールはワークブック内の 「Rules」シート に保存されます
- 共有すると チーム全体で一貫性 を保持することが可能になります
- Excel の計算エンジンを活用でき、動的なルールも可能です
-- 活用例:
- 例を示して「このフォーマットに合わせて」と指示
→ 文章で説明するより正確 - 数式でルールを動的に変更
・予算超過なら赤字強調
・予算内なら通常表示 - Copilot にルールシートを作成・編集させる
・白紙から作成
・既存テンプレートから推論してルール化 - 他のワークブックへ共有して作業の標準化
今回の機能を簡単にまとめると....
| 機能 | 対象 | 効果 |
| パーソナライズ | あなた個人 | すべてのブックで好みを自動適用 |
| ワークブックルール | 特定のファイル | チーム全体で編集スタイルを統一 |
となります。
いずれも “毎回同じ指示を繰り返す必要がなくなる” というのが最大のメリット。Excel での Copilot 体験が、より 一貫性・効率性・再現性 のあるものとなることでしょう。
【利用可能な環境】
今回の機能は、現在、Windows 版、Mac 版の Office Insider 向けに展開がスタートしています。Office Insider においては、順次利用が可能になります。
一般ユーザー向けにも、今後数週間以内に展開が予定されているようです。
<参照>
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