PowerPoint を使っていてふと気になったので確認してみました。
新しいプレゼンテーションを開いて、さてどんなテーマを適用しようか?と、テーマの一覧を見てみると何やら同じ名前の物がだぶってあったり、他のPCで同様に開いてみると、表示される数が異なっていたりする...
いったいこのテーマってどこにどんな形で保存されているのか? 今回はそんなところを確認してみました。
【「〜.thmx」がテーマファイル】
新しいプレゼンテーションを作成する際にデザインタブを開くと表示されるテーマ。30〜40種類以上あったりしますが、同も手元の環境で確認してもPCによって表示されるテーマの数はまちまち。もちろんテーマの名称をよくよく見てみると同じ名称のテーマもあったりすします。
しかしさらに背景画像は同じでも、そこで使用される配色が異なるものもあったりと同じ名前でも異なったものがあります。
このテーマファイルには、
- 組み込みテーマ(標準テーマ)
- カスタムテーマ(個人テーマ)
- 組織配布テーマ(企業など)
といったものがあります。そしてそれぞれ保存されている場所が異なります。今回、「組織配布テーマ」については、Microsoft 365 管理者が SharePoint や組織設定で配布しているテーマになるため、一般のユーザーには関係ないので、標準テーマと個人テーマについてみていきます。
1) 組み込みテーマ(標準テーマ):
これは、PowerPoint に最初から標準で入っているテーマになります。
保存場所: C:\Program Files\Microsoft Office\root\Document Themes 16
当然ながらデフォルトでPowerPoint に入っているテーマになるので、Microsoft 365 の入っている何台か?のPCで確認しましたが、すべて26個のテーマが入っていました。Office 2019 など製品が異なると、その数も異なりました。ちなみに Office 2019 LTSC に入っていたものは、11個でした。
さらに PowerPoint が自動的に生成している Live Content にもテーマが保存されています。
保存場所:%APPDATA%\Roaming\Microsoft\Templates\LiveContent\16\User\Document Themes\1041
ここにも23個〜30個ほどテーマがありましたが、一部の物は、標準のテーマと同じもの。PCの使用状況によってもことなるためか?何台かのPCにて確認すると数はまちまちでした。
Designer が内部生成したテーマであったり、テーマのサムネイル(プレビュー画像)を作るために一時的に thmx ファイルが生成されることがありこうしたものが「LiveContent」に保存されます。
日本語環境では「天空」「木漏れ日」「和紙」などといったものは、標準のテーマではなく、この「1041」(日本語環境)にて、日本向けの追加テーマとして存在されていることがあります。
つまり PowerPoint を開いて、組み込みテーマを確認したときには、この2つの場所に保存されているテーマが表示されることになります。
2) カスタムテンプレート(個人テーマ):
自分で標準のテーマをベースに何か?テーマをカスタマイズしてファイルを保存したり、他の人からもらったPowerPoint のデータを自分のPowerPoint で開いて保存したため、保存されたテーマなどがこれに該当します。なのでここはユーザーによっても、さらにはPCによっても異なってきたりするわけです。
保存場所: %APPDATA%\Microsoft\Templates\Document Themes
特にカスタマイズして保存するようなことはしていないので、ここは空の状態でした。
今回わざわざ確認したのは、利用可能なテーマファイルがPCによって異なるためでしたが、PCによって足らないテーマについては、他のPCの該当フォルダからデータをコピーして貼り付けてあげればちゃんとテーマが表示されるようになるわけですね。
<参照>
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