2026年05月10日

「Claude for Microsoft 365」が登場! 〜 Microsoft 365 の新たなAI とのコラボ 展開へ

Microsoft 365 に 「Claude」が組み込まれた「Claude for Microsoft 365」がリリースされました。

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Microsoft 365 といえば、従来であれば「Copilot」(Microsoft 365 Copilot)の一択だったわけですが、今回、「Claude for Microsoft 365」のリリース は、Anthropic の Claude を Excel・PowerPoint・Word・Outlook に組み込み、アプリ間で文脈を保持したまま編集・生成・モデル構築を行えるといったエンタープライズ向け拡張機能として展開されています。

まずは Excel/PowerPoint/Word は一般提供、Outlook はベータとして提供がスタートしました。


【「Claude」とは?】

「Claude」は、Anthropic が開発・提供するAI。Anthropic が開発した「安全性重視の対話型大規模言語モデル(LLM)」。長文処理と企業向け機能に強く、独自の「Constitutional AI(憲法的AI)」で有害出力を抑える設計にもなっていると言われています。

現在、AIの主要モデルとしては次のようなものがあります。

※ 主要モデルと提供会社:

モデル名提供会社備考
GPT 系(例:GPT‑4.1 / GPT‑5 系列)OpenAIAPI とチャット製品で広く利用。
Claude 系(Opus / Sonnet 等)Anthropic安全性重視の設計。
Gemini 系(Gemini 3 等)GoogleDeepMind マルチモーダル展開。
Llama 系(Llama 3 / Llama 4)Meta AI オープン寄りのリリースあり。
Mistral Large / Mistral 系Mistral AI高性能オープンモデルを提供。
Grok 系xAIリアルタイム性や検索統合を重視。
Nemotron 系NVIDIAモデルとハードウェア最適化を連携。
Qwen 系Alibaba中国系大規模モデル。
DeepSeek 系DeepSeekオープンソース寄りの大型モデル群。
NovaAmazonAWS 向けのモデル提供。

これをみて「あれ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、Microsoft が提供している「Copilot」は、こうした独自のAIモデルではありません。

当初は、OpenAIとの独占契約もあって、OpenAI の GPT 系モデルを主要な基盤として使っていましたが、2026年4月27日に契約が終了し、パートナーとして主要クラウド提供者の一つとして、引き続き OpenAI を利用する形に変わりました。なので一部では、 OpenAI の GPT系モデルを活用する一方で、その他の AI も利用するといった自社モデルや複数ベンダーのモデルも組み合わせるマルチモデル戦略をすすめていて、実際、Microsoft 365 Copilot でも、GPT系の他に、Claude系のものも組み込まれています。

もちろん一方では、Microsoft でも独自系の開発にも着手しており、先日もMAI シリーズ(音声・音声合成・画像生成など)を発表しています。
短期的には、マルチモデル戦略。長期的には、最先端モデルの実現を目指しているといったところなんでしょう。

そうしたことからすれば、「Claude for Microsoft 365」の登場は、Microsoft としてもマルチモデル戦略の一つにもなるわけです。


【Claude for Microsoft 365の利用】

Claude」には、無料のプランから有償のプランまでいろいろあります。

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今回新たに提供されることになった「Claude for Microsoft 365」を利用するには有料プランの契約が必要になります。

Microsoft 365 のデスクトップアプリも使えちゃうわけですから、決して高いとは思いませんが、ユーザーとしては新たな選択肢が増えたことになるわけです。

個人向けプランだと $17/月 から、Claude の各機能の他、「Claude for Microsoft 365」も利用可能になるわけです。プランによる利用できる機能の違いの詳細については、「料金プラン/Claude」にてご確認ください。

Claude for Excel、Claude for PowerPoint、そして Claude for Word 一般向けに展開がスタート。Claude for Outlook については現在 Beta 版として提供されているようです。


GPTにしても、Gemini にしても、そして Claude にしても、さらには Microsoft の Copilot にしても 当然ながら膨大な開発費や設備投資などの維持費がかかっているわけですから、何でもかんでも無料ってことはあり得ないわけです。

有料のプランを使ってこそですね。


実際にまだ「Claude for Microsoft 365」に触れる機会がないのであくまでも報道されている内容からみると、Microsoft 365 の各アプリに Copilot が組み込まれてエージェントモードが利用できるようになったのと同じような感じで、Anthropic の 「Claude」が組み込まれているといった感じなのかな?

ちょっと前に「危険すぎて一般公開できない」ということで一般公開が見送られた「Mythos」は、この Antoropic が手掛けたAIモデル。
そんなところが手掛ける Claude なので、今後 Microsoft 365 の中でどんな展開がされるのか?楽しみなところでもあります。

チャンスがあればまたレポートさせていただきます。


<参照>



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