以前「KB5074109 の影響で、Outlook(classic)が正しく動作しない」にてご紹介した Outlook のトラブルですが、その要因は、OneDriveやDropboxなどのクラウドストレージに、Outlookが使用する個人データファイル(PSTファイル)が保存されると発生しているものとのことのようで、これに対する Windows の修正プログラムの提供がスタートしました。
「KB5078127」という更新プログラムで、今回のこのトラブルの修正版となっています。
「KB5074109またはKB5077744が既にインストールされているWindows 11を実行しているデバイスのWindows Updateを通じて提供」されるというもので、これらの更新プログラムを一旦削除した場合には、Windows Update では入手できないので、Microosft Update カタログから、直接入手する必要があります。
【そもそもPSTファイルはクラウドにおいて利用できるものではない】
今回、OneDrive や DropBox に PST ファイルが移動してしまったりしたケースで、トラブルが発生しているケースが多いわけですが、別途取り上げる予定ですが、Outlook(classic)にてPOPアカウントを設定すると生成されるPSTファイルは、クラウドに置くとトラブルが発生するケースは以前から発生していました。
近いうちにこのあたりもご紹介させていただきます。
多くのケースでは意図せず、OneDrive の同期に伴って移動してしまったというケースが多いと思われますが、そうしたトラブルも重なってのことなのでしょうね。
【PCが起動できないトラブルも?】
今回の「KB5074109」については、他にもご利用環境によっては問題が発生するケースも報告されているようなので、この更新プログラムの動向については今後も注意する必要がありそうです。
一部メディアには「Microsoft investigates Windows 11 boot failures after January updates」(BleepingComputer)といった新たな問題が一部の環境で発生していると報道されていますが、こちらの件については、現時点では Microsoft 側からの情報はないようです。
【Windows10向けの KB5078129】
私自身は、Windows 10 上において、Outlook の問題は確認はしておりませんが、一応同様の更新プログラム「KB5073724」が提供されていることもあって、Windows 10 向けにも、KB5078129 という更新プログラムの提供が始まっております。
仮に Windows 10 をご利用の環境で発生している場合には、ご確認ください。
Outlook(classic)については、これで一段落しそうですが、まだちょっと気を許せそうにはないようです。
【2026/01/26 一部加筆修正】
<参照>
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