2026年01月19日

csv データ、txtデータの取り込みをより簡単に! 「IMPORTTEXT」「IMPORTCSV」という新たな関数が登場

csv データ(カンマ区切りデータ)を、Excel に取り込む作業をより簡単に...

20260118-2-1.jpg

そんな新たな関数「IMPORTTEXT」が導入されることが US時間1月15日付の Microosft 365 Insider Blog にて公開されました。


【「IMPORTTEXT」と「IMPORTCSV」関数】

今回 新たな関数として導入が発表されたのが、
  1. IMPORTTEXT
  2. IMPORTCSV
の2つの関数になります。

csv や txt といった、テキストベースのデータを取り込む際、PowerQuery を使うとなると、本来シンプルな作業のはずがそのUIが重たく感じられるとのフィードバックを受けて、こうしたシンプルなデータを直感的に、より速く取り込むべく導入されたものになります。


1)IMPORTTEXT:

指定されたパスから、〜.txt ファイルを取り込む際に使用します。

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=IMPORTTEXT(パスまたはURL, 区切り記号, スキップする行数, 返す行数, エンコード, ロケール)

引数説明
 パス または URL(必須)インポートするテキスト ベースのファイルのローカル ファイル パスまたは URL を指定します
 区切り記号ファイル内で列を区切る方法を指定する文字または文字列。 省略した場合、関数は区切り記号として tab が使用されます
 スキップする行数スキップする行数を指定する数値。 負の値を指定すると、配列の末尾から行がスキップされます
 返す行数返す行数を指定する数値。 負の値は、配列の末尾から行を受け取ります
 エンコードファイル エンコード。 既定では、UTF-8 が使用されます
 ロケール地域の書式設定 (日付、数値形式など) を決定します。 既定では、OS ロケールが使用されます

なお、Web上のファイルを指定する場合には...

20260118-2-2-4.jpg 20260118-2-2-5.jpg

上記にもあるように、Web からファイルをインポートする場合は、ソース ファイルにアクセスするために資格情報の入力またはサインインが必要になる場合もあるため、その場合についての詳細は「IMPORTTEXT 関数」をご参照ください。

-- 使用例:

20260118-2-2-3.jpg 

実際の事例も上記のように提示されております。上記の「例1」の場合、
  • =IMPORTTEXT("C:\Data\example.txt",,,2)
という数式を設定すると、
元のファイルから、最初の 2 行を取得します。


2)IMPORTCSV:

指定されたパスから、〜.csvファイルを取り込む際に使用します。

20260118-2-3.jpg 20260118-2-3-1.jpg

=IMPORTCSV(パス, スキップする行数, 返す行数, ロケール)

引数説明
 パス または URL(必須)インポートする CSV ファイルのローカル ファイル パスまたは URL
 スキップする行数スキップする行数を指定する数値。 負の値を指定すると、配列の末尾から行がスキップされます
 返す行数返す行数を指定する数値。 負の値は、配列の末尾から行を受け取ります
 ロケール地域の書式設定 (日付、数値形式など) を決定します。 既定では、OS ロケールが使用されます

なお、Web上のファイルを指定する場合には...

20260118-2-3-2.jpg 20260118-2-3-3.jpg

上記にもあるように、Web からファイルをインポートする場合は、ソース ファイルにアクセスするために資格情報の入力またはサインインが必要になる場合もあるため、その場合についての詳細は「IMPORTCSV 関数」をご参照ください。

-- 使用例:

20260118-2-3-4.jpg

実際の事例も上記のように提示されております。上記の「例2」の場合、
  • =IMPORTCSV("C:\Data\example.csv",1)
という数式を設定すると、
元のファイルから、「製品」「カテゴリ」「Price」といった最初の 1 行目の項目名をスキップしてデータを取得します。


-- その他:

IMPORTTEXT関数、IMPORTCSV関数 の特徴を Copilot に整理してもらいました。

特徴IMPORTTEXT 関数IMPORTCSV 関数
 目的.txt、.csv、.tsv ファイルから柔軟にデータを取り込む.csv ファイル専用の簡易インポート
 構文=IMPORTTEXT(ファイルパス, [区切り文字], [スキップ行数], [取得行数], [エンコード], [ロケール])=IMPORTCSV(ファイルパス, [スキップ行数], [取得行数], [ロケール])
 ファイル形式.txt, .csv, .tsv.csv のみ
 柔軟性区切り文字やエンコード、ロケールなど細かく指定可能区切り文字はカンマ、エンコードは UTF-8 に固定(省略可能)
 用途固定幅ファイルや複雑なテキストデータの取り込みに最適シンプルな CSV データの素早い取り込みに最適
 出力形式Excel のセルに動的配列として展開同様に動的配列として展開
 更新[データ] → [すべて更新] で再読み込み可能同様に再読み込み可能

使い分けとしては、「細かく制御したいなら IMPORTTEXT」、「手早く CSV を読み込みたいなら IMPORTCSV」ということのようです。


【利用可能な製品】

さて肝心の利用可能な製品ですが、
  • Windows版 Excel  Ver.2502(ビルド18604.20002)以降
  • ベータチャンネルユーザー
となっております。Web 版や Mac 版では利用できません。

20260118-3-1.jpg

手元の Beta Channel の Excel 365 では利用可能になっておりました。


<参照>




HP Directplus -HP公式オンラインストア-


ソースネクスト


デル株式会社
posted by クリック at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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