あまり見たことがないエラーメッセージがでてたので、ご紹介することにしました。
Microsoft Outlook/Outlook(classic) を起動すると、送信は早々に完了するものの、受信が全く進まず結果的に表示されたエラーのダイアログボックスに、
「Either there is no defauld mail client or the current mail client cannot fulfill the messaging request.Please run Microsoft Outlook and set it as the default mail client.」
というメッセージが....。
ざくっと翻訳すると「デフォルトのメールクライアントが存在しないか、現在のメールクライアントがメッセージの送信要求を実行できません。Microsoft Outlook を起動して、デフォルトのメールクライアントとして設定してください。」という内容。
【エラー内容だけじゃわからない】
まずは簡単に環境から。今回エラーが発生していた環境は以下の様な状況でした。
- OS:Windows 11 Ver.25H2
- メールクライアント:Microsoft Outlook 2016(ストアアプリ版)
- メールアカウント:Plala
そうなんですよね? Outlook 2016 は当然ながらサポートも終了しているし、ましてやサポート終了以前にトラブルも多くて、とっくに提供が
終了しているストアアプリ版の Office Home & Business 2016 についている「Microsoft Outlook 2016」でした。
-- メールの利用環境:
まずはエラー内容通り、デフォルトのメールクライアントになっていないのかどうか、確認してみました。そしてこれは問題ありませんでした。
一応、Outlook(new)もインストールはされていましたが利用されている形跡はなく、アカウントも設定されておらず、さらに他にはメールクライアントはありませんでした。
-- メールアカウントの設定状況:
続いて確認したのが、アカウントの設定状況。特に、Plala の場合には、
- ぷららメールをメールソフトで利用いただく際の設定確認のお願い
- メールソフト推奨設定の確認および対処方法
- 【重要】ぷららメールのシステム切替に伴うお願い、メールオプションサービス終了のお知らせ【12/11更新】
- ぷららメールにおける送信DMARCポリシー変更のお知らせ
と、2025年は様々なシステム変更もあって、古いままの設定によっては送受信できなくなるという状況が十分考えられたからです。
ですが今回のケースは当てはまりませんでした。
既に secure サーバーの設定になっており、特に間違えは見当たらない。さらにWebメールを確認すると、ちゃんとメールも届いていました。メールサーバーの空き容量にも問題はありませんでした。
【表示されたエラー内容】
次に、冒頭にご紹介した「Either there is no defauld mail client or the current mail client cannot fulfill the messaging request.Please run Microsoft Outlook and set it as the default mail client.」のエラー内容そのもので調べてみました。
Microsoft のサポートページにも同じエラー内容について、「Office プログラムからファイルを送信するときに発生する「既定のメール クライアントが設定されていない」エラー」な情報もありましたが、送信ができないんじゃなくって、受信ができないのでちょっと違う。
上記サイトで紹介されているものも結局レジストリの修復というお話でした。
【「Cドライブ」の空き容量の問題だった】
おそらく今回遭遇したこのエラーは、様々な理由で表示されるものなのでしょう。なので、Webで調べても、
- デフォルトのメールクライアントとして設定する
- アドインを無効にしてみる(セーフモードで起動してみる)
- レジストリの修正
といったことぐらいしか出てこない。
同時にセキュリティソフトが何度やってもエラーで更新ができなかったりするので、ふとエクスプローラーを起動してみると... なんと「Cドライブ」が真っ赤。空き容量が、60Mb(全体:128Gb)しかない。
もともとCドライブが少ないのに、じゃんじゃん保存したり、アプリをインストールしたことで、セキュリティソフトも定義ファイルの更新などができなくなっていたわけですね。
そこで、とりあえずCドライブの不要なファイルや、不要なプログラムを削除し、移動が可能なデータは、一旦Dドライブ(全体:1Tb)に移行し、約30Gbの空き領域を確保。
これでウィルス対策ソフトは正常に定義ファイルも更新が完了。そこで、改めて Microsoft Outlook を起動してみると... あれれ受信がスタートしました。そして無事すべて受信が完了!
ストアプリ版のOutlookなので、Outlookの個人設定ファイル(PSTファイル)は、ドキュメントにはないので、場所(C:\Users<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\Outlook)を確認し一応、Office自体の再インストールも脳裏を横切ったわけですが、そこまでしなくてもよくなったので一安心でした。
こうなるとあらゆる可能性を一つずつチェックしていかないと行けなくなるので、エラーメッセージだけで判断できないのはつらいですね。それにしても、Cドライブの空き容量不足でもこうしたエラーがでてくるのですね...。
<参照>
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