メールの受信はできるけど、送信ができない... 今回は、Outlook.com など Microsoft の発行するメールアドレスで遭遇したそんな例についてご紹介させていただきます。
エラーで戻ってきたメールを確認してみると、そのエラーにあった「管理者向けの診断情報」には「エラーは次のとおりです: [0x80004005-0x00000b22-0x00000501]」とエラーコードが表示されていました。
どうもこのメッセージが届く場合は、メールアカウントがスパム対策のため本人認証が必要な状態にあることを警告するメッセージのようでした。
【様々なメールアドレス】
Microsoft が一般向けに提供している メールアドレス(Microsoftアカウント)には様々なものがあります。
- outlook.com
- outlook.jp
- hotmail.com
- hotmail.co.jp
- live.com
- msn.com
- msn.co.jp などなど
こう見るといろいろありますね。
最近ではもっぱら outlook.jp や outlook.com などが中心でしょう。ご利用になっているアカウントによって、それを取得された時代背景が何となく浮かんでくる...ってのも面白いところです。
【様々な制限】
outlook.com のメールサービスでは、当然ながら Gmail など他のサービス同様に様々な、受信・送信に関する制限があります。
この辺りを、Copilotに整理してもらいました。
| 項 目 | 制限内容 | 備 考 |
| 1日の送信可能メール数 | 約 300 通(無料アカウント) | Microsoft 365 サブスクリプションで増加の可能性あり |
| 1通あたりの宛先数 | 最大 500 件 | To/Cc/Bcc の合計 |
| 1日の宛先数の上限 | 約 5,000 件 | 同一メールアドレスへの複数送信もカウントされる |
| 添付ファイルの最大サイズ | 20MB(1通あたり) | OneDrive 経由で大きなファイルを共有可能 |
| 受信トレイの容量 | 15GB(無料アカウント) | Microsoft 365 で 50GB 以上に拡張可能 |
| 1日の受信メール数 | 明確な上限は非公開 | スパム対策により一時的な制限がかかる場合あり |
| メールの保存期間 | 無期限(アクティブなアカウント) | 365日以上ログインがないとアカウントが無効化される可能性あり |
| 迷惑メール送信の検出 | 異常な送信活動で一時的に送信停止 | セキュリティ対策として自動検出されることあり |
今回遭遇したエラーでメールが送れなかった... というのは、「迷惑メール送信の検出」のところにあるような「異常な送信活動で一時的に送信停止」ということで止められていたようでした。
【アカウントのロック解除】
実際に、ブラウザから outlook.com (Outlook Web App)にアクセスして、いざサインインしようとすると....「ご使用のアカウントがロックされました」のメッセージが。案の定ロックされてたんですね。
画面に従って、ロック解除の手続きに...
そこでさらなる悲劇が...
-- SMS によるコード送信を繰り返して失敗:
アカウントのロック解除にはアカウントの回復の作業が必要になるわけですが、今回SMSを送ってもらうスマホの電話番号の入力間違いを繰り返してしまったせいで、さらにこちらにもロックがかかってしまいました。
悪いことは続くもんです。
- 自動入力で表示されたもので、よく確認せずにすすんでしまった
- 入力間違いに気づかず進んでしまった
結果的には、これで先に進めず。翌日改めて行うこととなってしまいました。 実際に何回か?は公開されていませんが、数回試したりすると制限がかかってしまい、1日明けないとダメなようでした。
-- 手続きさえすれば問題なし:
今回のエラーで送れなかったものについては、翌日しっかりSMSを利用した本人認証を経て、ロックを解除したら、あたかも何事もなかったようにあっさりと解決。
普通にメールも利用できるようになったことで、めでたし、めでたし...ということで解決に至ったわけです。
結果的にはアカウントのロックを解除すれば問題なかっただけですが、これを機にいろいろ調べてみたら、でてくるでてくる Outlook.com の様々な制限。「参照」のところでは、すべてリンクを貼ってみましたので、関心のあるものについてはリンクをたどって確認してみてください。
2025年4月に公開された「Strengthening Email Ecosystem: Outlook’s New Requirements for High‐Volume Senders」(Microsoft Defender for Office 365 Blog)にもありますが、SPF、DKIM、DMARCの遵守や、5000通/日などの制限強化は、もちろんSPAMメール対策な訳ですが、2025年から強化されたものでしたっけね...。
<参照>
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