先日、そんな相談がありました。
「フォトアプリで、スライドショーを動画に書き出せると聞いたんだけど...」
えっ?「フォト」アプリにそんな機能があったっけ? もちろんPC内の画像データを管理するアプリなので、スライドショーぐらいはできますが、さらに動画に書き出すって?
確かに Windows 10 についていたフォトアプリは、かつてはビデオエディターの機能もあったので、動画に書き出すなんてこともできたこともあったかもしれませんが、現在のフォトアプリにはそんな機能は ClipChamp に移行されたので、動画に書き出す機能などはないはず。
言われてみて、ネットで確認してみると、古い情報がわんさか出てきました。なるほど... っということで、改めて整理させていただきました。
【2つの「フォト」アプリ】
ご使用環境が、Windows 10 なのか? Windows 11 なのか?さらには定期的にちゃんとアップデートを行っているのか?行っていないのか?によっても変わってくるわけですが、以前、Windows 10 の時に搭載されていた「フォト」アプリには、「ビデオエディター」といった機能もありました。
その後「フォト」アプリは更新され、現在 Windows 11 で利用されている「フォト」アプリからは、従来からあったビデオエディターなくなり、動画の編集の部分は、「ClipChamp」というアプリで行うように変わってきました。
実はこのように一概に「フォト」アプリといっても、
- Windows 11標準搭載の「フォト」アプリ
- 「フォトレガシー」というアプリ
のように2つのアプリがあります。もちろん Windows 11 ユーザーもインストールさえすれば利用可能になっています。
上記の画像にもあるように、フォトアプリを起動し、設定をクリックして開くと、「フォトレガシの取得」と言うリンクが確認いただけるはずです。こちらをクリックすれば、Microsoft Store のアプリが起動しますのでインストールすることが可能です。もちろん無料です。
【動画の編集機能】
従来のフォトレガシーに搭載されていた「ビデオエディター」も実のところそんなにいろいろなことができる動画編集アプリでもなく、せいぜい動画を切り取ったり、くっつけたり、画像データを並べてスライドショーを作成する程度の機能しかありませんでした。
やはり Windows 10 の初期の時代まで使用されていた「Windows Essential 2012」というアプリには、YouTube などへの投稿も可能 Windows Live Movie Maker という動画編集アプリがついていました。「フォト」アプリはこの後継でもあったたわけですが、こと動画編集ということについてみると、Movie Maker よりは数段できることが制限されてしまいました。
最も市販されている動画編集用のアプリも多数ありますので、こうしたものにこだわる必要もなく、また国内のPCメーカーのものであれば、最初から簡単な動画編集ができるようなアプリもついていたりしたので、わざわざこうした機能を持たせる必要もないという背景もあったんでしょうね。
話を戻しましょう。さてその後「フォト」アプリは、写真の管理にとどまり、さらにオーストラリアの ClipChamp というクラウドベースの動画編集アプリが、Microsoft の傘下に入ったことで、こちらを提供することで、再び動画編集について可能になった... 現在はそんな状況です。
-- ClipChamp を利用した動画の作成:
現在の Windows 11 では、動画の編集用に用意されているのが、ClipChamp になります。Microsoft アカウントは必要になりますが、機能制限などはあるものの、無料でも利用は可能です。
「新しいビデオを作成」をクリックして、写真を並べればスライドショーは簡単に作成できてしまいます。詳細は、「Microsoft フォトと Clipchamp を使って AI スライドショー動画を作成する」(ClipChampブログ)を参考にしてみてください。
もちろん、フォトレガシーを利用してビデオエディターを使うのでもOK。どちらがいいのか? は、一度使ってみて、使いやすい方でお試しいただければ問題ないかと思います。
<参照>











