2025年12月14日

Windows 10 と Microsoft Defender Antivirus の定義ファイル

2025年10月14日に Windows 10 のサポートが終了。ESU:Extended Security Update(拡張セキュリティ更新プログラム)を利用されて、引き続き Windwos 10 の更新プログラムを受信されている方も多いかと思います。

さて、Windows には、もともと Microsoft Defender というアンチウィルスアプリがついていますが、Windows 10 のサポートが終了しても、このウィルス対策となる Microsoft Defender の定義ファイルは引き続き更新されていることをご存じでしょうか?

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ESU を適用されているPCであれば、Windows 10 のセキュリティ更新プログラムを引き続き受け取れるようになっていることはご存じかと思いますが、Microsoft Defender の定義ファイルは、ESUの適用・非適用を問わず、引き続き提供されています。

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これは法人向けに提供されている ESU が最大3年までとなっていることから、一般向けには ESU は1年となっていても、最大3年の有償サポート「ESU」に合わせ提供されるようになっているようです。ということで、Windows 10 が完全にサポートが終了する 2028年10月10日 まで提供してくれます。


【ウィルス対策は万全か?】

当然ながら、これで十分というわけでもありません。最低限のウィルス対策ができているという状況です。当然ながら、セキュリティソフトが利用可能であれば利用した方がより安心してご利用いただけることでしょう。

自分の所では、Microsoft Defender によるウィルス対策以外、特にセキュリティ対策ソフトは入れてません。なので、Microsoft Defender ではダメっていうことでもありません。Microsoft 365 を利用しているので、Microsoft Defender for Microsoft 365 なんてのも利用しています。

Microsoft Defender と Microsoft Defender for Microsoft 365 の違いを、Copilotに整理して貰いました。

※ Microsoft Defender と Microsoft Defender for Microsoft 365 の違い

項目Microsoft Defender(旧称:Windows Defender)Microsoft Defender for Microsoft 365
 主な対象個人ユーザーや端末単位のセキュリティ組織全体のMicrosoft 365環境のセキュリティ
 保護対象Windowsデバイス(PC、サーバーなど)Exchange Online、SharePoint、Teams、OneDrive など
 機能の例ウイルス・マルウェア対策、リアルタイム保護、ファイアウォールフィッシング対策、メールの脅威検出、添付ファイルのスキャン、URL保護
 管理方法Windows Security アプリや Microsoft Intune などMicrosoft 365 Defender ポータルから統合管理
 利用対象者一般ユーザー、SMB、エンタープライズ主に企業・組織向け(Microsoft 365 E5などのライセンスが必要)
 料金Windowsに標準搭載(無料)有料(Microsoft 365 E5などに含まれる)

Microsoft Defender は「パソコンを守るボディガード」。これに対して、Microsoft Defender for Microsoft 365 は「会社全体のクラウド環境を守るセキュリティ司令塔」。
ということで、どちらも「Defender」だけど、守る範囲と深さが違うということになります。

さらに法人向けっていうと、Microsoft Defender for Endpoint や Microsoft Defender XDR などもありますが、こちらは今回は省略いたします。


-- Microsoft Defender だけで大丈夫?:

多分無料でついているものだと心配という方も多いかと思いますので、改めて Microsoft Defender の機能について整理してみます。

次の一覧は、やはり Copilot にまとめて貰ったものです。

特徴内容
リアルタイム保護ウイルスやマルウェアをリアルタイムで検出・ブロック
クラウドベースの保護Microsoftのクラウドと連携して最新の脅威に対応
自動スキャン定期的なスキャンやファイルのダウンロード時のチェック
Windowsとの統合OSに組み込まれていて、追加インストール不要
コスト無料で利用可能(Windowsに標準搭載)

基本的な、ウィルス対策機能はちゃんとあります。Copilot も個人・一般家庭向けであればOKかもしれないものの、企業や重要なデータを扱う環境であれば、もう一歩先を考えた方がいいとも。
  • ビジネス用途で機密情報を扱う場合:より高度な脅威対策(EDRやXDR)
  • 複数デバイスを一括管理したい場合:IntuneやDefender for Endpointなどの導入が有効
  • フィッシングやゼロデイ攻撃への強化が必要な場合:サードパーティ製のセキュリティソフトや Microsoft Defender for Endpoint の導入が安心
というポイントを指摘してます。

Kasperskyやら、ウイルスバスター、Norton など総合的なセキュリティソフトなど、個人・法人向けの製品だったりする、こうした部分もある程度カバ−してくれるので、もっと安心な環境で利用したいという場合には、費用はかかりますが、こうしたアプリの利用を検討する必要もあります。
 
--ウィルスの検出率:

AV TESTという第三者機関が、 2025年版として「The best Windows antivirus software for home users」な情報を公開しています。このページを、Copilotが整理してくれました。

製品名リアルタイム保護(ゼロデイ攻撃)既知のマルウェア検出率総合評価(6点満点)
Microsoft Defender 100%100%6.0
Bitdefender Internet Security100%100%6.0
Kaspersky Standard100%100%6.0
Norton 36099.8% 100%6.0
McAfee Total Protection99.7%100%5.5〜6.0
Avast Free Antivirus99.5%100%5.5〜6.0
AVG Antivirus Free99.5%100%5.5〜6.0
Trend Micro Internet Security100%100%6.0

まぁ、他社のセキュリティソフトと比べても、決して見劣りするものではないこともご理解いただけると思います。
ウィルス対策だけなら、無料の Microsoft Defender でも十分だけど、有料ソフトだと、追加機能(VPN、パスワード管理、保護者機能など)が充実していることが多いとも。

この辺はより安心な環境が必要か?否か?ってことに。

私自身も、ちょっと前になりますが Windows Insider MVP もいただいていた時期に、シアトルの Microsoft 本社で開催された Global MVP Summit に参加した際、Microsoft のセキュリティの最前線となる LABO を見学させていただきました。担当の方から様々な説明も受けて、さらにあの現場を実際に見ているからこそ、Microsoft Defender だけでも問題ない... って思えている部分もあるわけです。  
 
 
<参照>




デル株式会社


ソースネクスト

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posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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