Excel における Copilot の役割が、じわりじわりと重みを増しつつあります。
先日公開された Excel チームのブログによると、この度 Excel に次の2つの機能が展開されることが明らかになりました。
- エージェントモード
- Copilotによる数式補完機能
1)エージェントモード:
これまで、Frontier プログラムとして、早期アクセスプログラムの機能として展開されていたエージェントモードですが、いよいよExcelに向けての本格展開、つまり一般公開がスタートします。
まずは、Excel for the webから。
対応言語にも日本語が含まれています。
※ 主なポイントとしては....
- 自然言語での操作が可能に: たとえば「2023年の売上トップ5を教えて」と入力するだけで、Copilot が自動で分析してくれます
- 対話型の作業スタイル: 質問 → 回答 → さらに深掘り、という流れで、まるでアシスタントと会話しながら作業しているような感覚で利用できます
- 複雑な関数やフィルター不要: 数式やピボットテーブルに詳しくなくても、データ分析ができるようになるのがエージェントモードの大きな魅力
- 対象: 現時点では Excel for Web で利用可能。Microsoft 365 Copilot のライセンスが必要。
一般公開が展開はされていますが、まだまだ一気にすべてのユーザーというわけには行かず以下の要件を満たすユーザーになります。
- プラットフォーム:Web用のExcel。1月にWindowsとMac向けのExcelに展開予定
- 言語サポート:英語(米国)、スペイン語(スペイン、メキシコ、日本語、フランス語、カナダ)、ドイツ語、ポルトガル語(ブラジル)、イタリア語、中国語(簡体字);追加言語も後日提供予定
- ウェブ検索:必要に応じて出力はウェブデータに基づいています。ファイルグラウンディングとWork IQのサポートは2026年初頭に予定。これにより豊かな作業コンテキストを可能にしてくれることでしょう
- ライセンス:今回、商用Microsoft 365 CopilotライセンスユーザーおよびMicrosoft 365Premium加入者向けに利用可能になりました。来年の1月には Microsoft 365 Personal/Family のユーザー向けにも展開がスタートの予定
2)Copilotによる数式補完機能:
まだまだ複雑な数式となるとできない部分も多いようですが、Copilotによる数式のアドバイス機能が展開されます。
"=" を入力すると、右下に Ask Copilot for a formula/Copilot に質問して数式を求めて下さい と表示される枠が出てきますので、こちらにプロンプト(説明)を入力します。
手元の環境でもすでに Excel for the web では利用可能でしたので確認してみました。
「Copilot に質問して数式を求めて下さい」と表示されますね。
たとえばここに、自然言語、つまり普段どおりにどのような式をせっていしてもらいたいものか?説明。例えば、「総利益を計算する」などとプロンプトを入力することで、あとは Copilot が数式を提示してくれます。
また既に数式は設定されてても、これをどう修正してどんなデータがほしいのか?をプロンプトに入力することで、適切な数式を提案してくれるようになります。
損益計算書や貸借対照表の別タブから資産回転率を計算するなど、異なる計算表のデータが必要な式でも可能です。
-- 既知の問題点:
この機能は現在、一度に1つの数式または1つの数式の列または範囲をサポートしています。複数の関数への対応も今後のアップデートで検討されているようです。
-- 利用可能なユーザー:
現在、Microsoft 365 Copilotライセンスを持つWebユーザー向けにExcel向けに展開中です
詳細は、「Write formulas with natural language using Copilot in Excel」をご参照ください。
Excel における Copilot の機能。
今後も順次展開されていくのでしょう。来年も、楽しみがいっぱいです。
<参照>











