Office 2016/Office 2019 のサポートが終了し、さらに世の中はAIの活用がそこここで進み Microsoft Office においても AI の機能なくしては、語れない時代となりつつあります。
そして新たに登場した「Microsoft 365 Premium」という一般向けサブスクリプションの最強プラン。
今回はこの最強プラン「Microsoft 365 Premium」について取り上げてみました。
【「Microosft 365 Premium」とは?】
「Microsoft 365 Premium」は、この秋新たに投入された一般向けのMicrosoft 365 のサブスクリプションプランです。これまでのプラントどう違うのか?
| プラン名 | 年額 (税込) | 月額 (税込) | ユーザー数 | 同時 利用可能台数 | クラウド ストレージ容量 | 主な特徴 |
Microsoft 365 Personal | \21,300 | \2,130 | 1人 | 最大5台 | 1TB | 個人利用向け。 Copilot搭載、画像・動画編集、セキュリティ機能付き。 |
| Microsoft 365 Family | \27,400 | \2,740 | 最大6人 | 各ユーザー最大5台 | 最大6TB (1人あたり1TB) | 家族利用向け。Personalの機能を6人まで共有可能。 |
| Microsoft 365 Premium | \32,000 | \3,200 | 最大6人 | 各ユーザー最大5台 | 最大6TB (1人あたり1TB) | Familyの機能に加え、Copilotの利用上限が最も高く、限定機能も利用可能。 |
概要をまとめてみましたが、内容的には、Microsoft 365 Family + Copilot Pro という感じの内容になっています。もちろん、Microsoft 365 Personal や Microsoft 365 Family でも、Copilot の利用は可能でした。
しかし、
- GPT-4 Turboの利用
- 画像生成機能
- 月60クレジット制限(Pro加入で無制限)
といった制限がありました。さらに、Microosft 365 Family において、Copilot が利用可能なのは、管理者アカウントのみで、サブスクリプションの共有を利用している残り5名のユーザーは利用不可でした。
ただし、例えばAIをバリバリ利用したいと言う方の場合には、Microosft 365 Perosnal+Copilot Pro のサブスクリプションを利用することで、こうした制限がなく利用できるようになっていました。
「Microsoft 365 Premium」の中でもその機能が紹介されています。
2024年1月に一般向けに提供された Microsoft Copilot のサブスクリプションが、「Copilot Pro」だったわけですが、「Microsoft 365 Premium」の登場により、こちらのサービスは終了いたしました。
法人向けには「Microsoft 365 Copilot」にもありますが、引き続き別途サブスクリプションとして提供されています。
-- Copilot の利用はサブスクリプション所有者のみ:
さてここで注意しておきたいポイントが一つあります。Microsoft 365 Family同様、Microsoft 365 Premiumでも、Microsoft 365 Copilot などの高度なAIの活用に関しては、サブスクリプションのオーナーのみになります。
サブスクリプションの共有により、最大6名(所有者+5名)まで、Microsoft 365 のメインアプリとなる Word や Excel、PowerPointなどが利用できたり、OneDrive(1TB) が提供されることになりますが、Copilot の利用はそこには含まれませんのでご注意ください。あくまでもサブスクリプションの所有者のみになります。この点は、Microsoft 365 Family と一緒です。
Microsoft 365 Personal や Microsoft 365 Family でも、Copilot の利用ができるようになってはいますが、あんなのじゃ物足りない...そんな方は、最強プラン「Microsoft 365 Premium」がお薦めです。
<参照>
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