2025年09月02日

数式の取り扱いが可能に!

Microsoft Word ではおなじみの数式を入力する機能。Microsoft 365 を使用してドキュメント、プレゼンテーション、その他のコミュニケーションに数学を組み込むためのヒント、数学に関する執筆とプレゼンテーションを誰でも簡単に、よりアクセスしやすくするため、この機能の強化が行われます。

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PowerPoint でも、Excelでも今後はこうした数学的な表現が利用しやすくなります。


【「MathML」の活用】

MathML」は、様々なアプリ、Web サイト、支援技術などでサポートされている数学表記を表すための標準ツールともいえるものです。これは、数学的表記を記述する XML ベースのマークアップ言語です。

Web上で表現されている数学的なものは、MathJaxのような数学用の JavaScript 表示エンジンを利用して行われていますが、このコードをコピーする際に、「MathMLコード」としてコピーすることで、PowerPoint にオブジェクトとして貼り付けることが可能になります。

MathJax のページで、そのサンプルで確認してみました。

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ちゃんとオブジェクトとして貼りついてくれました。


【Micorosoft 365 Copilotからの挿入】

同様に、Microosft 365 Copilot で質問して、その回答に表示された数学的表現をコピーしてみます。Webページにもありましたのでせっかくですからそのままやってみました。
Microsoft 365 Copilot を起動し、「長さが3と4の脚を持つ直角三角形の斜辺の長さはどれくらいですか?」と質問。

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Copilot からは上記の様な回答が表示されました。今回はせっかくなので、キャレットブラウズをオンにしてキーボードで範囲指定して試してみました。

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コピーして、PowerPoint に貼り付けると数式がちゃんと表示されます。

※ 「キャレットブラウズ」(Caret Browsing)とは、ブラウザの操作モードの一つで、Microsoft Edge の場合には、F7キーを押すことでON/OFFの切り替えができるようになっています。通常、PCのWebブラウザの場合には、マウス操作でも範囲指定などは可能なわけですが、この機能がONになるとそれ以外のキー操作も可能になります。


【LaTexにも対応】

オブジェクトとして貼り付けた画面をご覧いただければお判りいただけると思いますが、LaTex のサポートも追加されました。

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ただしまだすべての LaTeX 制御ワードがサポートされているわけではなく、方程式内で独自のマクロを定義することはできないようです。


【アクセシビリティの向上】

こうして挿入されたオブジェクトの場合、編集が簡単であるだけでなく、スクリーン リーダーに依存してコンテンツを読むユーザーでもアクセスが可能になります。


【利用可能な製品】

ブログ上ではベータチャンネルユーザーと限定されているものもありますが、ベータチャンネルでなくても利用可能な機能はあるようです。多岐にわたっているようなので整理してみました。

・MathMLの貼り付け
・数学のオートコレクト
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote for Windows
 Ver.2508(ビルド 19220.20000)以降の Beta Channel ユーザー
Word、Excel、PowerPoint、OneNote for Mac
 Ver.16.100 (ビルド 25081948) 以降を実行してい Beta Channelユーザー

・LaTex
Windows 用 Word と Outlook
Mac 用 Word
には既に提供中
Windows 用の Excel と PowerPoint
 Ver.2508 (ビルド 19106.20000) 以降を実行している BetaChannelユーザー
Excel と PowerPoint for Mac
 Ver.16.100 (ビルド 25070600) 以降を実行している BetaChannelユーザー

・数学の音声対応
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote for Windows と Teams の PowerPoint Live で一般提供中
Excel および PowerPoint for Mac
 Ver.16.99 (ビルド 25062900) 以降を実行している Current Channel (preview) ユーザー

・スクリーン リーダー用の MathML
Word for Windows で一般提供中

・PDF の MathML
Word for Mac、Android、iOS、および Web で一般提供中
Word for Windows
 Ver.2506 (ビルド 18925.20000) 以降を実行しているユーザーは使用可能

まずは、Insider 向けにロールアウトがスタートしているようですが、自分のPCではまだ無理みたい.... と言う方は、もうしばらくお待ちください。こうした機能は、順次展開しその利用ユーザーの範囲を広げる形でロールアウトされるので、すべての方が利用できるようになるまでにはしばらく時間がかかります。


<参照>




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デル株式会社

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