たまたま TechCommunity Blogs で、Outlook Team を見ていたら、ちょうどちょっと前にUPされた「Embracing the future: Transitioning to new Outlook for Windows」な記事がありました。
そんな中でちょっと気になったのが、
- Offline capabilities
- PST capabilities
もちろん、その他のものについても今後の 新しいOutlook を使用する上では気になる記事ではありますが、今回はこの2点について改めて確認してみました。
【オフラインでの使用】
Outlook(new)は、リリース当初より、オフラインでは利用できない状況が続いていました。てっきりそのままかと思いしや、実はオフラインでもメールが見られるようになっていたようです。
当然ながら Outlook(classic)はオフラインでも利用は可能です。これに対して当初はオフラインだとエラーになっていた Outlook(new)ですが、現在手元の Windows 11 の環境で確認してみても、すでに オフラインでの利用は ON になっており利用が可能になっていました。
ただし、「Outlook でオフライン作業する」の中にもありますが、メールなどはご覧になれるようですが、一部またロールアウト中の機能などもあり、オンライン・オフラインと同じように利用できるようにはなっていないようです。
【PSTファイルのインポート】
さて前回対応状況について取り上げたPSTファイルの状況。Microsoft 365 ロードマップをみていると、まだ先なのかな?と思っていましたが、今回のブログの記事を受けて確認してみると、手元の環境では、インポートが可能な状況になっておりました。
手元の、Outlook(new)を改めて確認してみると、設定>全般 と入ると、「Outlookデータファイル」という項目があります。
こちらをクリックして見ると、「ファイルを追加」ボタンが表示されております。ただし現段階では、PSTファイルの中からメッセージデータのみが取り込めるような状況。予定表や、連絡先についてはまだ取り込みは出来ないようなのでご注意ください。
また「新しい Outlookで .pst ファイルを開くには、従来の Outlook もインストールする必要があります」とあることから、Outlook(classic)のない環境では利用できない様なので注意が必要です。
最も全く出来なかったところから、メッセージデータのみであっても取り込みが可能になったのは大きな一歩ですね。
【2025/07/18 更新】
「Embracing the future: Transitioning to new Outlook for Windows」の日本語版が公開されました。
・未来に向けた進化 : 新しい Outlook for Windows への移行(Japan Exchange & Outlook Support Blog)
こちらもぜひご参照ください。
<参照>
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