Word で罫線を引くときに、アイコンが、ペンシルのマークになる時と、毛筆のマークになる時があります。
今回はこの違いについて備忘録として取り上げてみました。
【2つのマウスカーソル】
Word で罫線を太くしたり、二重線に変更したりと罫線を上書きするときのマウスカーソルと、文字通り新規に罫線を引く時のマウスカーソル
が違うのご存じでしょうか?
さりげなく見ているようで、あまり見ていないその違いについて今回はご紹介します。
--- 罫線を引く/罫線を消す:
上記のものは、罫線引くとき、あるいは罫線を削除する際のマウスカーソルの形状です。ペンシルのマークと、消しゴムのマーク。おなじみのものです。
--- 罫線の書式を変更する:
そしてこの毛筆の形をしたカーソルが表示されるケースは、罫線の太さや色、種類などを変更する際に罫線をなぞる場合のアイコンになります。
【罫線の書式を変更するためのもの】
マウスカーソルが毛筆のマークに変わるのは、表ツールのレイアウトタブ、あるいは テーブルレイアウトタブ にある、「罫線の書式設定」が選択されているときにこのマークになります。
つまり書式設定のためのものなので、このアイコンの時には新たに罫線を引くという作業ができません。
罫線を引くには、テーブルレイアウトタブの "罫線を引く" をクリックしなおさないといけないわけですね。マウスカーソルの形がペンシルや毛筆のようなマークになったからと言って、どちらでも罫線が新規に引けるものではないことしっかり覚えておきましょう!
まぁもっとも自分もあまりよくわかっていなかったので備忘録として取り上げたわけですが... (;^_^A
<参照>
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