2025年4月に入って Microsoft Outlook で確認されている既知の問題と、解決した問題についてご紹介させていただきます。
上記のように当然ながらUSサイト以外にも、各国の言語に対応したサイトも用意されているので、日本語サイトもあります。
これまでにも時々触れていましたが、USサイトで情報が公開されても、その情報がすぐに日本語サイトに反映されるわけではないため、Microsoft Edge だったりすると、翻訳機能などを使用して日本語でご覧になっていらっしゃる方も多いかもしれませんね。
さてそんな Microsoft Office に関連した既知の問題についての情報ですが、Microsoft Outlook について、CPU使用率が跳ね上がってしまう問題が紹介されていましたので、その他解決した問題も含めてご紹介します。
【既知の問題】
「Fixes or workarounds for recent issues in classic Outlook for Windows」によれば、解決に至った問題2点と、現在発生している問題1点が紹介されております。
-- 既知の問題:
【症状】Outlook (classic)でメールを作成したときに、CPU の使用率が最大 30% から 50% 急上昇し、電力消費量が増加することがある
【対象製品】Current Channel/Monthly Enterprise Channel/Insider channels で、Ver.2406(ビルド 17726.20126)以降
【状況】現在調査中
【回避策】Enterprise Channel の場合には、問題が観察されていない半期チャネルにバージョンを変更することでも回避できるようですが、一般向けの製品の場合には、回避策は現時点でありません。
-- 解決した問題:
さて一方で解決に至っている問題です。
1) KB5002700 の影響で、Office 2016 が、応答なしになってしまう症状は、「April 10, 2025, update for Office 2016 (KB5002623)」の適用で改善に至っています。
2) 今年から コンシューマー向けの Microsoft 365 には、Microsoft Outlook/Outlook(classic) がついてこなくなった関係で、「新しい Windows PC では従来の Outlook を開くことができません」にあるリンクから、ダウンロードしようとすると、英語版の Outlook 2016 鹿ダウンロードできませんでした。これは、そのダウンロードリンクの設定で、「スタンドアロンのダウンロード リンクで適切なロケールではなく en-us "clcid" が使用されたため」とのことでした。
ただしMicrosoft Storeからのダウンロードの方はいまだ間違った言語のものがダウンロードされるケースがあるようです。こちらについては、2025年4月14日月曜日以降に順次修正に入るようです。
なので当面はご利用の言語環境にあったものをダウンロードするのであれば、Microsoft Store ではなく、ダウンロードリンクの方からダウンロードしてくださいとあります。
<参照>
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